作 成 年 月 日 平 成 22 年 6 月 28 日 作 成 部 局 企 画 県 民 部 政 策 室 課 室 名 地 域 振 興 課 [ 兵 庫 県 地 域 再 生 構 造 改 革 特 区 推 進 会 議 ( 平 成 22 年 度 第 1 回 )] 構 造 改 革 特 区 ( 第 18 次 ) 及 び 地 域 再 生 ( 第 8 次 )の 提 案 標 記 の 提 案 については 6 月 7 日 から 7 月 6 日 まで 国 において 受 付 が 行 われており 兵 庫 県 ( 県 が 提 案 主 体 のもの)からは 下 記 のとおり 提 案 を 行 う ( 国 による 特 例 措 置 等 の 決 定 は 9 月 を 目 処 に 行 われる 予 定 ) 提 案 項 目 (12 項 目 ) 新 規 提 案 (2 項 目 ) 部 局 名 提 案 事 項 健 康 福 祉 部 外 国 人 患 者 が 日 本 国 内 の 高 度 先 端 的 な 医 療 機 関 等 を 受 診 する 場 合 検 査 か ら 治 療 回 復 に 至 るまで 十 分 滞 在 できる 査 証 ( 医 療 ビザ)を 創 設 し 迅 速 に 発 給 できるようにする ( 対 象 となる 医 療 機 関 ) 一 定 の 条 件 を 満 たすとして 国 の 認 定 を 受 けた 医 療 機 関 ( 認 定 の 条 件 例 ) 1 内 視 鏡 手 術 や 粒 子 線 治 療 などの 先 端 医 療 を 実 施 していること 2 医 療 通 訳 などの 外 国 人 受 け 入 れ 体 制 が 整 っていること 現 行 在 留 資 格 短 期 滞 在 ( 在 留 期 間 上 限 90 日 )で 在 留 ( 出 入 国 管 理 及 び 難 民 認 定 法 ) 農 政 環 境 部 シカによる 農 林 業 被 害 が 著 しい 地 域 において 捕 獲 場 所 射 撃 方 法 射 手 の 技 能 等 の 一 定 の 要 件 を 満 たす 場 合 に 夜 間 ( 日 没 後 から 日 出 前 まで)においても 銃 器 を 使 用 した 鳥 獣 の 捕 獲 を 可 能 とする ( 実 施 条 件 ) 1 安 全 に 射 撃 できる 場 所 時 間 帯 に 対 象 動 物 を 誘 引 できること [ 獲 物 の 背 後 に 安 土 ( 弾 丸 をとめるための 盛 土 )を 確 保 できる 位 置 又 は 上 から 地 面 に 向 けて 射 撃 ができる 場 所 ] 2 予 め 設 定 した 発 砲 位 置 から 設 定 した 射 撃 範 囲 への 射 撃 であること 3 指 揮 者 が 指 揮 したタイミングで 発 砲 すること 4 射 手 は 研 修 等 を 受 け 夜 間 射 撃 の 登 録 した 者 に 限 定 すること 現 行 日 出 前 及 び 日 没 後 に 銃 による 鳥 獣 の 捕 獲 はできない ( 鳥 獣 の 保 護 及 び 狩 猟 の 適 正 化 に 関 する 法 律 ) 1
再 提 案 (10 項 目 ) 部 局 名 提 案 事 項 健 康 福 祉 部 公 立 保 育 所 民 間 立 保 育 所 等 の 一 体 的 な 運 営 を 図 るため 公 立 保 育 所 における 給 食 の 外 部 搬 入 を 特 区 として 認 められている 地 域 において 公 立 保 育 所 だけで なく 民 間 保 育 所 においても 満 3 歳 に 満 たない 児 童 に 対 して 給 食 の 外 部 搬 入 を 可 能 とする 現 行 保 育 所 における 給 食 の 外 部 搬 入 は 満 3 歳 以 上 の 児 童 については 公 立 民 間 立 を 問 わず 外 部 搬 入 が 可 能 ( 児 童 福 祉 施 設 最 低 基 準 H22.6 政 令 改 正 ) 3 歳 に 満 たない 児 童 は 特 区 における 規 制 の 特 例 措 置 として 公 立 保 育 所 のみ 実 施 が 可 能 再 提 案 理 由 本 県 提 案 により 満 3 歳 以 上 の 児 童 について 公 立 民 間 立 を 問 わず 外 部 搬 入 が 可 能 となったが 依 然 として 民 間 立 保 育 所 の2 歳 児 以 下 は 自 園 調 理 が 求 められていることから 再 提 案 する 親 の 就 労 の 有 無 等 によらず 親 の 育 児 不 安 等 の 解 消 や 子 供 の 集 団 活 動 等 による 健 全 育 成 を 図 る 場 合 においても 乳 幼 児 が 保 育 所 へ 入 所 することを 可 能 とする 現 行 市 町 村 は 保 護 者 の 労 働 疾 病 等 により 児 童 の 保 育 に 欠 ける 場 合 に 当 該 児 童 を 保 育 所 において 保 育 するものとされている ( 児 童 福 祉 法 ) 再 提 案 理 由 国 において 幼 保 一 体 化 を 含 む 新 たな 次 世 代 育 成 支 援 のための 包 括 的 一 元 的 な 制 度 検 討 の 中 で 22 年 前 半 を 目 処 に 方 向 を 示 すこととされている が 新 制 度 実 現 までの 間 現 行 制 度 の 緩 和 を 求 めるため 再 提 案 する 病 児 緊 急 対 応 強 化 モデル 事 業 ( 旧 緊 急 サポートネットワーク 事 業 )の 実 施 場 所 を 提 供 会 員 利 用 会 員 の 自 宅 に 限 定 せず 保 育 所 児 童 館 学 童 保 育 施 設 など 地 域 の 実 情 に 応 じた 取 組 みを 行 うことを 可 能 とする 現 行 病 児 緊 急 対 応 強 化 モデル 事 業 ( 緊 急 サポートネットワーク 事 業 )の 実 施 場 所 は 提 供 会 員 利 用 会 員 の 自 宅 に 限 定 されている ( 厚 生 労 働 省 指 導 ) 再 提 案 理 由 当 該 事 業 については 平 成 22 年 度 の 国 の 予 算 編 成 スケジュールにあわせ 検 討 される 予 定 であったが 見 直 しがなされなかったため 再 提 案 する 2
産 業 労 働 部 在 留 資 格 特 定 活 動 を 有 する 外 国 人 研 究 者 等 の 親 と 同 様 に 在 留 資 格 投 資 経 営 技 術 人 文 知 識 国 際 業 務 を 有 する 外 国 人 企 業 者 ( 資 本 金 1 億 円 以 上 で 新 規 成 長 事 業 ( 国 際 化 に 関 連 する 分 野 )を 展 開 する 企 業 に 勤 務 する 者 )の 親 につい ても 在 留 資 格 特 定 活 動 ( 在 留 期 間 上 限 3 年 ) 資 格 を 与 える 現 行 本 県 からの 特 区 提 案 により 外 国 人 研 究 者 外 国 人 情 報 処 理 技 術 者 の 親 に ついては 在 留 資 格 特 定 活 動 で 入 国 できることとなったが これら 以 外 の 外 国 人 企 業 者 の 親 は 短 期 滞 在 ( 在 留 期 間 上 限 90 日 ) 資 格 で 在 留 ( 出 入 国 管 理 及 び 難 民 認 定 法 ) 再 提 案 理 由 家 族 滞 在 の 範 囲 を 今 以 上 拡 大 して 受 入 を 行 うことができない と 回 答 されたが 本 提 案 は 適 用 条 件 も 限 定 しており 家 族 滞 在 の 拡 大 を 求 めた ものではなく 一 定 の 条 件 を 満 たす 経 営 者 等 が 親 の 在 留 期 間 が 障 害 と なり 入 国 を 断 念 しないよう 規 制 緩 和 を 求 めるものであるため 再 提 案 す る 農 政 環 境 部 年 々 減 少 している 狩 猟 後 継 者 の 確 保 を 図 るため 銃 器 使 用 の 狩 猟 免 許 試 験 におい て 銃 砲 所 持 許 可 を 有 する 者 について 技 能 試 験 の 一 部 ( 銃 器 の 取 扱 い)を 免 除 し 受 験 負 担 を 軽 減 する 現 行 狩 猟 免 許 ( 銃 猟 免 許 ) 試 験 は 適 性 試 験 知 識 試 験 及 び 技 能 試 験 を 行 うこと とされており 技 能 試 験 は 銃 器 の 取 扱 い 鳥 獣 の 判 別 及 び 距 離 の 目 測 を 実 施 ( 鳥 獣 の 保 護 及 び 狩 猟 の 適 正 化 に 関 する 法 律 及 び 同 法 施 行 規 則 ) 狩 猟 有 害 鳥 獣 駆 除 又 は 標 的 射 撃 の 用 途 に 供 するため 猟 銃 又 は 空 気 銃 を 所 持 しようとする 者 は 各 県 公 安 委 員 会 の 銃 砲 所 持 許 可 が 必 要 ( 銃 砲 刀 剣 類 等 取 締 法 ) 再 提 案 理 由 銃 器 の 基 本 操 作 は 鳥 獣 保 護 法 の 視 点 に 基 づく 項 目 で 当 該 項 目 に 要 する 時 間 等 実 施 者 等 の 負 担 が 多 大 であるとは 認 められない と 回 答 されたが 免 除 しようとする 項 目 は 基 本 操 作 で 狩 猟 時 のみに 特 別 に 行 うものではなく 試 験 時 間 の 短 縮 は 受 験 者 の 負 担 軽 減 につながるもので あり 狩 猟 後 継 者 確 保 のため 再 提 案 する 3
農 政 環 境 部 農 林 業 被 害 の 防 止 及 び 鳥 獣 の 適 切 な 個 体 数 管 理 を 図 るため 都 道 府 県 知 事 が 指 定 した 鳥 獣 保 護 区 の 全 部 又 は 一 部 区 域 について 特 定 の 鳥 獣 (シカ イノシシ )に 関 し わなによる 捕 獲 等 をすることができることとする 現 行 鳥 獣 保 護 区 においては 狩 猟 を 目 的 とした 鳥 獣 の 捕 獲 等 を 行 うことができ ない ( 鳥 獣 の 保 護 及 び 狩 猟 の 適 正 化 に 関 する 法 律 ) 特 定 鳥 獣 保 護 管 理 計 画 を 策 定 し 農 林 業 被 害 の 顕 著 な 狩 猟 鳥 獣 (シカ イノシシ)を 対 象 とする 再 提 案 理 由 狩 猟 の 禁 止 等 により 鳥 獣 の 保 護 繁 殖 を 図 るという 鳥 獣 保 護 区 の 指 定 目 的 に 支 障 をきたすため 認 められない 農 林 水 産 業 等 に 被 害 がある 場 合 は 現 行 でも 許 可 を 受 け 捕 獲 可 能 と 回 答 されたが 現 行 の 鳥 獣 保 護 区 での 許 可 捕 獲 のみでは 被 害 市 町 の 許 可 対 象 者 に 限 定 されるため 十 分 な 捕 獲 ができていない 農 林 水 産 業 等 に 被 害 がある 場 合 当 該 市 町 外 の 狩 猟 者 についても 知 事 が 指 定 した 地 域 において 許 可 なく 捕 獲 等 をできるようにするため 再 提 案 する なお 本 提 案 による 狩 猟 は 農 林 業 被 害 の 顕 著 な 狩 猟 鳥 獣 をわなに 限 定 して 捕 獲 等 するため 保 護 区 の 目 的 達 成 に 支 障 ない 農 地 転 用 について 知 事 許 可 に 係 る 大 臣 の 事 前 協 議 を 廃 止 するとともに 大 臣 許 可 基 準 (4ha 超 )を8ha 超 に 引 き 上 げる 現 行 4ha を 超 える 場 合 は 大 臣 許 可 4ha 以 下 は 知 事 許 可 ( 農 地 法 ) (2ha を 超 え 4ha 以 下 の 場 合 は 大 臣 への 事 前 協 議 が 必 要 ) 大 臣 許 可 に 係 る 農 地 転 用 許 可 1 件 あたりの 全 国 平 均 面 積 ( 過 去 5 年 (H15~19)):7.2ha 再 提 案 理 由 21 年 12 月 に 改 正 された 農 地 法 施 行 後 5 年 を 目 途 に 必 要 と 認 めるとき は 法 の 規 定 により 検 討 とされており 改 正 間 もない 現 時 点 で 提 案 を 受 け 入 れることは 困 難 と 回 答 されたが 本 県 提 案 に 係 る 改 正 は 見 送 られた 上 5 年 後 移 譲 に 向 けて 対 応 されるか 不 明 であり 速 やかな 移 譲 を 求 めるため 再 提 案 する 国 立 公 園 内 での 風 力 発 電 施 設 設 置 について 風 車 の 設 置 が 周 辺 の 風 致 景 観 と 調 和 すると 認 められる 場 合 ( 山 稜 線 に 設 置 する 場 合 を 除 く)は 自 然 公 園 法 の 風 致 景 観 に 関 する 規 制 の 適 用 を 除 外 する 現 行 国 立 公 園 内 における 風 力 発 電 施 設 の 設 置 は 自 然 公 園 法 により 風 致 景 観 に 関 する 規 制 が 適 用 されている ( 自 然 公 園 法 自 然 公 園 法 施 行 規 則 ) 再 提 案 理 由 地 球 温 暖 化 防 止 の 観 点 を 踏 まえても 大 規 模 風 力 発 電 施 設 は 保 全 すべ き 自 然 景 観 に 大 きな 影 響 を 与 えるため 審 査 基 準 に 基 づき 具 体 的 計 画 に 即 して 個 別 に 判 断 すべき と 回 答 されたが 本 県 提 案 は 風 車 の 設 置 が 周 辺 の 風 致 景 観 と 調 和 すると 認 められる 場 合 としており 25%の 温 室 効 果 ガス 削 減 をめざすには 自 然 エネルギーの 大 幅 導 入 が 必 要 である 自 然 公 園 区 域 は 規 制 除 外 に 係 る 手 続 が 困 難 なため 立 地 が 検 討 されていないこと から 再 提 案 する 4
阪 神 南 県 民 局 尼 崎 臨 海 部 に 運 河 を 核 としたにぎわいのある 地 域 づくりを 推 進 するため 21 世 紀 の 尼 崎 運 河 再 生 プロジェクト 計 画 地 内 の 工 業 専 用 地 域 においては 喫 茶 レ ストランに 係 わる 用 途 規 制 について その 適 用 を 除 外 する 現 行 工 業 専 用 地 域 内 においては 原 則 として 物 品 販 売 業 を 営 む 店 舗 又 は 飲 食 店 は 建 築 してはならない ( 建 築 基 準 法 ) 再 提 案 理 由 特 定 行 政 庁 の 建 築 基 準 法 第 48 条 ただし 書 き 許 可 地 区 計 画 特 別 用 途 地 区 等 の 活 用 により 現 行 制 度 で 対 応 可 能 と 回 答 されたが 同 法 第 48 条 ただし 書 きでは 立 地 希 望 者 にとって 公 聴 会 での 意 見 聴 取 や 建 築 審 査 会 の 同 意 等 煩 雑 な 手 続 きが 必 要 であり 最 短 でも 約 45 日 を 要 する 等 の 時 間 的 ロスや 建 築 許 可 申 請 費 用 等 の 費 用 負 担 を 伴 うものとなっており こ れらの 負 担 及 びリスクを 回 避 し 民 間 事 業 者 の 運 河 域 への 立 地 意 欲 を 高 めるため 再 提 案 する 丹 波 県 民 局 多 自 然 居 住 地 域 での 都 市 住 民 の 田 舎 暮 らしの 推 進 と 過 疎 化 高 齢 化 が 進 む 集 落 の 活 性 化 を 目 的 に 伝 統 工 芸 品 の 製 造 業 者 又 は 集 落 の 活 性 化 や 空 き 家 活 用 に 取 り 組 むNPO 法 人 が 自 宅 の 一 部 又 は 空 き 家 を 利 用 し 田 舎 暮 らし 体 験 の 機 会 の 提 供 を 条 件 に 小 規 模 な 民 宿 を 開 業 する 場 合 簡 易 宿 所 の 客 室 面 積 の 要 件 (33 m2 以 上 )を 適 用 しない ( 想 定 事 例 : 立 杭 焼 の 窯 元 が 自 宅 を 改 修 し 陶 芸 体 験 できる 民 宿 を 開 業 等 ) 現 行 簡 易 宿 所 営 業 の 施 設 の 構 造 基 準 について 客 室 の 延 べ 床 面 積 は33 m2 以 上 ( 旅 館 業 法 施 行 令 ) 農 業 者 が 開 設 する 農 家 民 宿 に 限 り 客 室 面 積 の 規 制 を 除 外 ( 同 施 行 令 及 び 同 施 行 規 則 ) 再 提 案 理 由 1 農 林 漁 業 者 以 外 の 個 人,NPO 法 人 が 営 む 場 合 は 事 業 性 が 強 く 一 般 の 宿 泊 施 設 と 区 別 して 扱 う 理 由 はない 2 事 業 主 体 となる 個 人 を 当 該 地 域 の 住 民 と 限 定 しても 住 民 票 は 簡 単 に 移 せるため 条 件 とし て 不 十 分 と 回 答 されたため 開 業 者 の 条 件 を1 伝 統 的 工 芸 品 の 製 造 業 者 2 市 と 連 携 し 集 落 の 活 性 化 及 び 空 き 家 活 用 に 取 り 組 むNPO 法 人 に 限 定 し 再 提 案 する なお 事 業 性 が 強 いとしても 多 自 然 地 域 で 実 施 する 体 験 型 民 宿 は 都 市 部 とは 立 地 条 件 やニーズが 異 なり 全 国 一 律 の 基 準 である 必 要 は ない 問 い 合 わせ 先 企 画 県 民 部 政 策 室 地 域 振 興 課 078-341-7711( 内 線 2349) 078-362-9015(ダイヤルイン) 5