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空 気 清 浄 機 の 浮 遊 ウイルスに 対 する 除 去 性 能 評 価 試 験 方 法 1. 目 的 空 気 清 浄 機 を 運 転 することによる 浮 遊 ウイルス 除 去 の 評 価 方 法 を 定 める 2. 対 象 品 目 空 気 清 浄 機 を 対 象 とする 但 し その 他 の 品 目 にも 準 用 することを 妨 げない 3. 試 験 機 関 試 験 は 公 的 機 関 に 依 頼 する 公 的 機 関 の 例 1.( 財 ) 北 里 環 境 科 学 センター 2.( 財 ) 日 本 食 品 分 析 センター 4. 試 験 微 生 物 試 験 に 用 いる 微 生 物 は 下 記 から 選 択 する 下 記 では 例 として 大 腸 菌 ファージおよびインフ ルエンザウイルスを 用 いる 例 を 挙 げる これ 以 外 に 適 切 なものがあれば 追 加 する なお WHO ガイドライン 及 び 国 立 感 染 症 研 究 所 病 原 体 等 安 全 管 理 規 程 においてBS L2(バイオセフティーレベル2;Biosafety Level 2) 以 上 に 区 分 されている 微 生 物 (イ ンフルエンザウイルス 等 )の 使 用 にあたっては 病 原 体 等 の 管 理 と 使 用 に 関 する 現 行 の 法 律 および 指 針 の 順 守 が 必 要 である 1) 大 腸 菌 ファージと 宿 主 菌 :( 下 記 のいずれかを 選 択 ) 1 大 腸 菌 ファージ Escherichia coli phage Phi-X174(ATCC 13706-B1 NBRC 103405 等 ) 宿 主 菌 Escherichia coli (ATCC 13706 NBRC 13898 等 ) 2 大 腸 菌 ファージ Escherichia coli phage MS2 (NBRC 102619 等 ) 宿 主 菌 Escherichia coli (NBRC 3012 同 13965 同 106373 等 ) 2) インフルエンザウイルス A 型 と 宿 主 細 胞 :( 下 記 は 代 表 例 ) 1 Influenza A virus H1N1(A/PR/8/34) ATCC VR-95 等 2 Influenza A virus H3N2 (A/Aichi/2/68) ATCC VR-547 等 宿 主 細 胞 は 発 育 鶏 卵 または 使 用 するウイルス 株 に 感 受 性 がある 培 養 細 胞 (Madin-Darby canine kidney;mdck 細 胞 等 )とする ファージの 種 類 選 択 にあたっては 評 価 目 的 としたヒトウイルスと 代 替 使 用 するファージ が 各 メーカーの 機 器 に 対 して 示 す 感 受 性 をあらかじめ 調 べておく その 結 果 ファージの 感 受 性 がヒトウイルスと 同 等 ないし 低 いファージ 種 を 用 いることとする 5. 試 験 方 法 20m 3 ~32 m 3 の 試 験 チャンバー 内 に 試 験 品 を 設 置 し チャンバー 内 にファージもしくは インフルエンザウイルス 懸 濁 液 を 噴 霧 浮 遊 させる 初 発 (0 時 問 )の 浮 遊 ファージもしく - 1 -

はインフルエンザウイルスをインピンジャーもしくはゼラチンフィルターで 捕 集 後 試 験 品 の 運 転 を 開 始 する その 後 経 時 的 にチャンバー 内 の 浮 遊 ファージもしくはインフルエ ンザウイルスを 捕 集 し ファージ 数 もしくはインフルエンザウイルス 感 染 価 を 測 定 する 試 験 品 の 設 置 位 置 は 取 扱 説 明 書 で 指 定 する 位 置 による 取 扱 説 明 書 に 記 載 がない 場 合 は 卓 上 形 及 び 卓 上 壁 掛 け 兼 用 形 は 壁 よりの 約 70 cm の 台 の 上 かつ 設 置 する 壁 の 中 央 に 置 く 床 置 き 専 用 形 は 壁 よりの 床 上 とする 壁 掛 け 専 用 形 は 下 面 が 床 上 180 cm になるよ うにする いずれの 場 合 も 設 置 する 壁 の 中 央 に 置 く 詳 細 を 以 下 に 示 す 1) 試 験 系 試 験 系 を 図 2 3 に 示 す 20m 3 ~32 m 3 の 試 験 チャンバー 内 に 試 験 品 と 攪 拌 ファン( 例 : Yamazen YBR-C-25 BS-B-25 ルーバーon にて 運 転 ) ファージ 液 もしくはインフルエ ンザウイルス 液 噴 霧 器 具 をそれぞれ 設 置 する チャンバーの 一 側 面 には 浮 遊 ファージもし くはインフルエンザウイルス 捕 集 口 を 室 内 の 中 央 部 床 上 120 cm の 1 点 に 設 け 浮 遊 ファー ジもしくはインフルエンザウイルス 捕 集 器 具 を 接 続 する ファージもしくはインフルエン ザウイルス 液 噴 霧 器 具 として ファージ 液 もしくはインフルエンザウイルス 液 を 入 れたジ ェット 式 ネブライザー(オムロン NE-C16 相 当 品 ガラス 製 ネブライザーも 可 )を 使 用 す る 浮 遊 ファージもしくはインフルエンザウイルス 捕 集 器 具 として 捕 集 液 を 入 れたガラ ス 製 ミゼットインピンジャーもしくはゼラチンフィルターを 使 用 する チャンバー 内 の 温 湿 度 条 件 は ファージを 使 用 した 場 合 は 初 期 温 度 は 23±5 初 期 湿 度 は(50±10)%RH とする インフルエンザウイルスを 使 用 した 場 合 は 初 期 温 度 は 20 ±5 初 期 湿 度 は 40%RH 以 下 とする なお 試 験 中 の 温 湿 度 がこの 範 囲 を 越 える 場 合 は コントロールも 同 条 件 に 合 わせる ファージ 液 またはインフルエンザウイルス 液 の 調 製 1ファージ 液 の 調 製 ( 例 ) ホストを 普 通 寒 天 培 地 ( 例 : 日 水 製 薬 社 製 Code.05514) または NA 培 地 ( 例 :Difco) +0.5%NaCl で 前 培 養 した1コロニーを 釣 菌 し 大 腸 菌 用 液 体 培 地 ( 例 :NB 培 地 -Becton Dickinson 社 製 #233000+0.5%NaCl)に 植 菌 して 35±1 で 18±2 時 間 静 置 培 養 する または 35±1 で 100rpm で 5±1 時 間 振 とう 培 養 する 角 型 シャーレ 下 層 培 地 ( 例 : 普 通 寒 天 培 地 または NA 培 地 +0.5%NaCl を 約 60mL)を 作 成 し 培 養 した 大 腸 菌 液 体 培 地 5mL( 約 10 8~9 CFU/mL)(CFU:Colony forming unit)と ファージ 5mL( 約 10 5~6 PFU/mL)(PFU: Plaque forming unit)を 大 腸 菌 とファージの 比 率 がおよそ 1000:1 となるよう 加 えて 混 合 し 35±1 10~20 分 間 静 置 する この 液 に 硬 化 しない 程 度 に 暖 めた( 例 :45~50 ) 軟 NB 寒 天 培 地 (NB 培 地 +0.5%NaCl+0.5% 寒 天 ) 10mL を 添 加 混 合 し 角 型 シャーレ 下 層 培 地 へ 重 層 し 固 定 化 させて 倒 置 せずに 35±1 で 18±2 時 間 程 度 培 養 する 培 養 後 角 型 シャーレ 上 層 をコンラージ 棒 を 用 いて ストマッカ ー 用 袋 ( 例 :seward 社 製 #BA6141 standard bags)に 回 収 し 260RPM で2 分 間 ストマッ キング 後 35±1 で 1 時 間 静 置 する この 液 を 別 の 50mL 遠 沈 管 に 移 し 3500rpm で 10 分 間 遠 心 し 上 澄 みをさらに 別 の 50mL 遠 沈 管 に 移 す この 遠 心 操 作 をさらに 2 回 繰 り 返 した 後 上 澄 みを 孔 径 0.22μm のメンブレンフィルタ ー( 例 :Stericup-MILLIPORE 社 製 #SCGPU02RE)でろ 過 し 試 験 ファージ 原 液 を 得 る フ - 2 -

ァージ 原 液 濃 度 は Phi-X174 の 場 合 10 9 ~10 10 PFU/mL MS2 の 場 合 10 11 ~10 12 PFU/mL 程 度 とし, 作 成 したファージ 原 液 は 試 験 に 供 すまで 凍 結 保 存 する 噴 霧 試 験 直 前 に 解 凍 し 滅 菌 イオン 交 換 水 で 希 釈 し 液 の 表 面 張 力 を 65~69( 10-3 N/m)に 調 節 し ファ ージ 液 の 濃 度 を Phi-X174 の 場 合 10 8 ~10 9 PFU/mL MS2 の 場 合 10 10 ~10 11 PFU/mlL に 調 製 し 試 験 に 供 する 具 体 的 には ファージ 原 液 を 滅 菌 イオン 交 換 水 にて 10 倍 希 釈 ま たは 100 倍 希 釈 する なお 上 記 方 法 にて 作 成 したファージ 原 液 の 使 用 期 限 は 凍 結 乾 燥 保 存 で ΦX174 は 3 ヶ 月 MS2 は 6 ヶ 月 とし 噴 霧 ファージ 液 は その 日 のうちに 使 い 切 る なお 試 験 で 使 用 するファージは 凍 結 解 凍 標 品 または 乾 燥 標 品 のアンプル(0 代 ) を 上 記 方 法 で 培 養 した 液 (1 代 とする)を 用 い 作 成 すること(2 代 とする) 1 代 および 2 代 を 購 入 または 輸 送 する 場 合 は, 冷 凍 輸 送 とし, 輸 送 時 に 解 凍 されていないことを 確 認 し たもののみ 使 用 可 能 とする 2インフルエンザウイルス 液 の 調 製 ( 例 ) 発 育 鶏 卵 の 漿 尿 膜 腔 に 試 験 インフルエンザウイルスを 接 種 する ふ 卵 器 で 培 養 後 漿 尿 液 を 採 取 しショ 糖 密 度 勾 配 遠 心 法 により 精 製 したインフルエンザウイルス 液 をインフル エンザウイルス 原 液 とする 作 成 したインフルエンザウイルス 原 液 を 滅 菌 イオン 交 換 水 も しくはリン 酸 緩 衝 生 理 食 塩 水 (phosphate buffered saline:pbs)にて 希 釈 し インフルエ ンザウイルス 濃 度 を 10 6 ~10 7 PFU/mL(PFU: Plaque forming unit)もしくは 10 6 ~ 10 7 TCID 50 /ml (TCID50:50%tissue culture infectious dose)に 調 製 し 試 験 に 供 する 3)ファージ 液 もしくはインフルエンザウイルス 液 の 噴 霧 ファージ 液 もしくはインフルエンザウイルス 液 を 入 れたネブライザーに コンプレッサ ーから 圧 縮 空 気 を 送 り 出 し ファージ 液 もしくはインフルエンザウイルス 液 2mL 以 上 を 30 分 以 内 で 噴 霧 してチャンバー 内 に 浮 遊 させる 4) 浮 遊 ファージもしくはインフルエンザウイルスの 捕 集 1ミゼットインピンジャーを 使 用 した 場 合 捕 集 液 として 0.015%チオ 硫 酸 ナトリウム 溶 液 20mL を 入 れたガラス 製 ミゼットインピ ンジャーを 用 いる 1 回 の 捕 集 につき 毎 分 5L で 2 分 間 (=10L)のチャンバー 内 の 空 気 を 吸 引 し 浮 遊 ファージもしくはインフルエンザウイルスを 捕 集 する なお 空 気 中 に 活 性 種 が 含 まれる 可 能 性 がない 場 合 は 上 記 捕 集 液 として 純 水 或 いは 緩 衝 液 を 用 いても 良 い また 回 収 率 を 高 めるために インピンジャーを 複 数 用 い 前 段 での 回 収 よりも 後 段 で の 回 収 量 が 少 なくなる 条 件 ( 例 : 直 列 に 4 本 連 結 )で 浮 遊 ファージもしくはインフルエン ザウイルスを 捕 集 してもよい インピンジャーは 一 試 験 すべてにおいて 同 一 の 本 数 で 行 う 本 試 験 において 使 用 するミゼットインピンジャーは JIS K3800 に 準 じたものとする 2ゼラチンフィルタを 使 用 した 場 合 ゼラチンフィルタにチャンバー 内 の 空 気 を 吸 引 し ゼラチンフィルタ 上 にファージも しくはインフルエンザウイルスを 捕 集 する 1 回 の 捕 集 につき 毎 分 40L で 2 分 間 (= 80L)のチャンバー 内 の 空 気 を 吸 引 し 浮 遊 ファージもしくはインフルエンザウイルスを 捕 集 する 5) 操 作 表 1 の 工 程 ( 例 )に 従 い 試 験 を 実 施 する チャンバー 内 の 撹 拌 ファンを 作 動 させながら - 3 -

ファージ 液 もしくはインフルエンザウイルス 液 を 噴 霧 終 了 後 2 分 攪 拌 した 後 にチャンバ ー 内 空 気 から 初 発 (0 時 間 )の 浮 遊 ファージもしくはインフルエンザウイルスを 捕 集 する その 後 自 然 減 衰 と 試 験 品 を 運 転 したときのそれぞれの 浮 遊 ファージもしくはインフルエ ンザウイルスを 捕 集 する 捕 集 する 時 間 は 最 大 90 分 サンプリング 間 隔 は 任 意 サンプ リング 回 数 は 初 発 を 含 め 4 回 以 上 とする また 製 品 搭 載 の 放 出 系 デバイスの 評 価 を 行 う 場 合 は フィルタ 有 りでのデバイス 評 価 (フィルタ デバイス+フィルタ)の 試 験 を 追 加 して 実 施 する 6)ファージ 数 もしくはインフルエンザウイルス 感 染 価 の 測 定 1ファージ 数 の 測 定 ( 例 ) 浮 遊 ファージ 捕 集 後 のミゼットインピンジャー 内 の 捕 集 液 もしくはゼラチンフィルタ を 滅 菌 イオン 交 換 水 もしくは MEM(Minimum Essential Medium)か PBS (Phosphate buffered saline)で 溶 かした 液 を 試 料 原 液 とし 滅 菌 イオン 交 換 水 もしくは MEM PBS で 10 倍 段 階 希 釈 列 を 作 製 する その 試 料 原 液 または 希 釈 液 とファージ 液 調 製 時 と 同 様 の 方 法 で 大 腸 菌 を 培 養 した 大 腸 菌 液 体 培 地 を 混 合 し 35±1 10~20 分 間 静 置 する この 液 に 45 の 軟 NB 寒 天 培 地 を 添 加 混 合 し 角 型 シャーレ 下 層 培 地 へ 重 層 し 固 定 化 させて 上 下 逆 さにし 35±1 で 24 時 間 程 度 培 養 する 培 養 後 培 地 上 に 発 生 したプラークを 数 え 空 気 10L あたりの 浮 遊 ファージ 数 を 求 める 2インフルエンザウイルス 感 染 価 の 測 定 ( 例 ) a)プラーク 形 成 法 を 用 いた 場 合 浮 遊 インフルエンザウイルス 捕 集 後 のミゼットインピンジャー 内 の 捕 集 液 もしくはゼ ラチンフィルタを 滅 菌 イオン 交 換 水 もしくは MEM(Minimum Essential Medium)か PBS (Phosphate buffered saline)で 溶 かした 液 を 試 料 原 液 とし 滅 菌 イオン 交 換 水 もしくは MEM PBS で 10 倍 段 階 希 釈 列 を 作 製 する その 試 料 原 液 または 希 釈 液 を MDCK(Madin-Darby canine kidney) 細 胞 に 接 種 する 接 種 した MDCK 細 胞 は 細 胞 培 養 液 と Agarose を 等 量 混 合 したものを 載 せ 37 5%CO 2 下 で 培 養 を 行 う 培 養 後 固 定 染 色 を 行 い 発 生 したプラークを 数 え 空 気 10L あたりの 浮 遊 インフルエンザウイルス 数 を 求 める b)tcid50(50%tissue culture infectious dose) 法 を 用 いた 場 合 浮 遊 インフルエンザウイルス 捕 集 後 のミゼットインピンジャー 内 の 捕 集 液 もしくはゼ ラチンフィルタを 滅 菌 イオン 交 換 水 もしくは MEM(Minimum Essential Medium)か PBS (Phosphate buffered saline)で 溶 かした 液 を 試 料 原 液 とし 滅 菌 イオン 交 換 水 もしくは MEM PBS で 10 倍 段 階 希 釈 列 を 作 製 する その 試 料 原 液 または 希 釈 液 50μL と 5% ウ シ 胎 児 血 清 (FBS:fetal bovine serum)を 含 む DMEM(Dulbecco s modified Eagle's Medium)に 懸 濁 した MDCK 細 胞 50μL を 96 ウエルプレートに 植 え 込 む その 後 炭 酸 ガスふ 卵 器 で 培 養 後 顕 微 鏡 下 で 細 胞 変 性 効 果 (CPE:cytopathogenic effect)を 確 認 し Reed-Muench 法 を 用 いて 空 気 10L あたりの 浮 遊 インフルエンザウイルス 数 を 求 める 6. 結 果 下 記 の 内 容 を 示 す 噴 霧 した 試 験 ファージ 液 もしくはインフルエンザウイルス 液 のファージ 数 もしくはイン - 4 -

フルエンザウイルス 数 [ 単 位 :PFU/mL]を 示 す 図 1 の 様 に 浮 遊 ファージもしくはインフルエンザウイルスに 対 する 試 験 結 果 を 示 す 参 考 データとして 試 験 時 におけるチャンバー 内 の 浮 遊 粒 子 数 および 温 湿 度 を 示 す 浮 遊 ファージもしくはインフルエンザウイルス 数 について 図 1 に 近 似 式 の 傾 き(=1 分 間 当 たりに 変 化 する 浮 遊 ファージもしくはインフルエンザウイルス 数 ( 対 数 値 )の 変 化 ) を 示 す 対 数 値 は 浮 遊 ファージもしくはインフルエンザウイルス 数 の 桁 数 の 変 動 と 読 みかえるこ とができる よって 初 期 から t 分 間 で 減 少 した 浮 遊 ファージもしくはインフルエンザウ イルス 数 から 1コントロール 2 試 験 品 運 転 で 何 桁 ( 何 %) 違 うかを 求 める 近 似 式 を コントロール:y=-a 1 x+b 1 試 験 品 運 転 :y=-a 2 x+b 2 y:log( 浮 遊 菌 数 (PFU/10L-air)) x: 試 験 品 の 運 転 時 間 ( 分 ) t 分 後 のコントロールと 試 験 品 運 転 でのウイルスの 減 少 桁 数 の 違 いΔy は Δy=t(a 2 -a 1 ) 注 : 1 桁 減 少 は 90% 減 少 2 桁 減 少 は 99% 減 少 である 計 算 式 は 以 下 のようになる 何 桁 ( 何 %) 違 うか 求 める 場 合 は 測 定 した 時 間 内 で 行 うものとし 近 似 式 の 外 挿 に よって 求 めた 数 値 での 判 断 は 行 わないこと 7. 除 去 効 果 本 試 験 方 法 によって 得 られる 対 数 減 少 値 が 2.0 以 上 のとき 空 気 清 浄 機 の 浮 遊 ウイルスに 対 する 除 去 効 果 があるものと 判 断 する - 5 -

Log[ 浮 遊 菌 数 (PFU/10L-air)] 6 j] 5 ir L a / 1 0 4 U F (P 3 ロ V 2 [ L o g 1 0 0 10 20 30 40 50 60 試 験 品 の 運 転 時 間 [ 分 ] 1 自 然 減 衰 2 試 験 品 運 転 1 y = 0.0074x + 4.55 R 2 =0.64 2 y= 0.0938x+4.91 R 2 =0.99 図 1. 浮 遊 ウイルスに 対 する 除 去 性 能 評 価 試 験 結 果 - 6 -

表 1. 試 験 工 程 表 ( 例 ) 試 験 操 作 使 用 機 器 0 試 験 品 の 運 転 時 間 ( 分 ) 90 試 験 チャンバー 内 空 気 の 均 質 化 攪 拌 ファン 試 験 ウイルスの 噴 霧 ネブライザー 30 分 以 内 2 分 攪 拌 試 験 品 の 運 転 試 験 品 浮 遊 ウイルスの 捕 集 ミゼット インピンジャー 2 分 2 分 2 分 2 分 2 分 10L 10L 10L 10L 10L - 7 -

図 2.20m 3 ~32 m 3 試 験 チャンバーの 外 観 ( 平 面 図 ) 120cm 図 3.20m 3 ~32 m 3 試 験 チャンバーの 外 観 ( 側 面 図 ) - 8 -

空 気 清 浄 機 の 浮 遊 ウイルスに 対 する 除 去 性 能 評 価 試 験 方 法 解 説 1. 目 的 制 定 の 趣 旨 空 気 清 浄 機 の 浮 遊 ウイルスに 対 する 除 去 性 能 評 価 については 国 際 規 格 JIS 等 の 規 格 も 無 い 状 況 から 各 社 にて 第 三 者 試 験 機 関 の 協 力 も 交 えつつ 独 自 の 試 験 方 法 により その 評 価 を 行 って 来 た しかし その 試 験 方 法 等 が 各 社 で 統 一 されていないためその 効 果 が 比 較 しにくく またインフルエンザの 流 行 により 空 気 清 浄 機 のウイルスに 対 する 除 去 または 抑 制 性 能 が 社 会 的 に 注 目 される 様 になった そのため その 評 価 を 業 界 で 統 一 して 行 える 様 に 本 除 去 性 能 評 価 試 験 方 法 を 定 め 日 本 電 機 工 業 会 会 員 各 社 の 評 価 / 訴 求 の 適 正 化 を 図 る 2. 対 象 品 目 本 除 去 性 能 評 価 試 験 方 法 を 空 気 清 浄 機 以 外 のその 他 の 品 目 にも 準 用 する 事 は 妨 げないが 対 象 とする 品 目 の 特 性 を 考 慮 して 試 験 チャンバーの 大 きさ 及 び 測 定 時 間 については 品 目 毎 に 設 定 する 3. 試 験 機 関 本 除 去 性 能 評 価 試 験 方 法 はウイルスの 除 去 や 抑 制 を 評 価 することから 家 庭 電 気 製 品 製 造 業 における 表 示 に 関 する 公 正 競 争 規 約 に 準 拠 し 公 的 機 関 とする 4. 試 験 微 生 物 これまでウイルスに 対 する 性 能 検 証 は インフルエンザウイルスを 指 標 ウイルスとして 容 積 1m 3 等 の 密 閉 空 間 を 用 いて 実 施 されてきたが 微 生 物 的 リスクの 観 点 から インフル エンザウイルスを 広 い 空 間 に 噴 霧 する 性 能 検 証 方 法 は 国 内 の 評 価 機 関 で 実 施 困 難 な 状 況 で ある 社 会 的 な 関 心 の 高 まりもあることから 本 来 は 対 象 とするウイルスを 用 いて 性 能 評 価 を 行 なうべきではあるが 上 記 のような 背 景 により 第 三 者 機 関 での 性 能 評 価 が 実 施 困 難 であるため 本 規 定 ではファージ MS2 と Phi-X174 をインフルエンザウイルスの 代 替 ウ イルスと 位 置 づけ 試 験 微 生 物 に 加 えている ファージは 細 菌 に 感 染 するウイルスの 総 称 であり 人 に 対 して 感 染 せず 病 原 性 を 有 し ないウイルスである ファージのなかには 様 々なタイプが 存 在 するが 大 腸 菌 に 感 染 する MS2 と Phi-X174 は 環 境 中 において 比 較 的 安 定 であり すでに JIS として 制 定 されている 試 験 法 においても 指 標 ウイルスとして 用 いられている これらのファージの 大 きさは 直 径 20~40nm 程 度 ( 正 20 面 体 構 造 )であり インフルエ ンザウイルスの 100nm と 比 べて 小 さいため ウイルスを 微 粒 子 としてみた 場 合 でも フィ ルタへの 捕 集 効 果 において 過 大 評 価 されることがない ファージとインフルエンザウイルスの 感 受 性 について 比 較 検 証 した 結 果 ファージの 感 受 性 は インフルエンザウイルスの 感 受 性 に 比 べて 同 等 以 下 であることが 確 認 されている - 9 -

場 合 において 殺 滅 効 果 においても 過 大 評 価 されることはないと 考 えられる 5. 試 験 方 法 1) 試 験 系 試 験 空 間 および 試 験 品 設 置 は JEM1467( 家 庭 用 空 気 清 浄 機 )の 試 験 空 間 および 試 験 品 設 置 に 合 わせることとする 設 定 するチャンバー 内 の 温 湿 度 条 件 は 使 用 するウイルス がその 条 件 によって 死 滅 するなどの 影 響 を 与 えない 条 件 とする コントロール 環 境 ( 自 然 減 衰 等 )での 評 価 を 行 い ウイルスの 死 滅 がないことを 確 認 すること 2) 操 作 空 気 清 浄 機 の 適 用 床 面 積 は 自 然 換 気 回 数 1(1 回 /h)の 条 件 において 粉 じん 濃 度 が 1.25mg/m3の 空 気 の 汚 れを 30 分 間 で ビル 衛 生 管 理 法 に 定 める 0.15 mg/m3( 初 期 濃 度 の 12%)まで 清 浄 出 来 る 室 の 大 きさを 算 出 しているが ウイルスを 扱 う 場 合 初 期 濃 度 の 1%( 除 去 率 99%)のため 捕 集 する 時 間 は 30 分 より 延 長 し 最 大 90 分 と 規 定 した 3) 参 考 文 献 ファージがインフルエンザウイルスの 代 替 となる 根 拠 の 資 料 APIC guideline for selection and use disinfectant 以 上 - 10 -