学校跡地・跡施設利用基本計画(素案)



Similar documents
守 口 市 立 東 小 学 校 大 久 保 小 学 校 の 統 合 実 施 計 画 目 次 第 1 守 口 市 における 学 校 統 合 の 背 景 1 第 2 東 小 学 校 と 大 久 保 小 学 校 の 統 合 について 1 第 3 統 合 校 の 学 校 づくりについて 2 第 4 東 小

安 芸 太 田 町 学 校 適 正 配 置 基 本 方 針 の 一 部 修 正 について 1 議 会 学 校 適 正 配 置 調 査 特 別 委 員 会 調 査 報 告 書 について 安 芸 太 田 町 教 育 委 員 会 が 平 成 25 年 10 月 30 日 に 決 定 した 安 芸 太 田

 三郷市市街化調整区域の整備及び保全の方針(案)

1 総 合 設 計 一 定 規 模 以 上 の 敷 地 面 積 及 び 一 定 割 合 以 上 の 空 地 を 有 する 建 築 計 画 について 特 定 行 政 庁 の 許 可 により 容 積 率 斜 線 制 限 などの 制 限 を 緩 和 する 制 度 である 建 築 敷 地 の 共 同 化 や

PowerPoint プレゼンテーション

新 市 建 設 計 画 の 変 更 に 係 る 新 旧 対 照 表 ページ 変 更 後 変 更 前 表 紙 安 中 市 松 井 田 町 合 併 協 議 会 安 中 市 松 井 田 町 合 併 協 議 会 平 成 27 年 3 月 変 更 安 中 市 6 2. 計 画 策 定 の 方 針 (3) 計

Taro-01 議案概要.jtd

東京事務所BCP【実施要領】溶け込み版

<819A955D89BF92B28F BC690ED97AA8EBA81418FA48BC682CC8A8890AB89BB816A32322E786C7378>

<4D F736F F D E598BC68A8897CD82CC8DC490B68B7982D18E598BC68A8893AE82CC8A C98AD682B782E993C195CA915B C98AEE82C382AD936F985E96C68B9690C582CC93C197E1915B927582CC898492B75F8E96914F955D89BF8F915F2E646F6

能勢町市街化調整区域における地区計画のガイドライン

事 業 概 要 利 用 時 間 休 館 日 使 用 方 法 使 用 料 施 設 を 取 り 巻 く 状 況 や 課 題 < 松 山 駅 前 駐 輪 場 > JR 松 山 駅 を 利 用 する 人 の 自 転 車 原 付 を 収 容 する 施 設 として 設 置 され 有 料 駐 輪 場 の 利 用

1 はじめに 計 画 の 目 的 国 は 平 成 18 年 度 に 住 生 活 基 本 法 を 制 定 し 住 まいに 関 する 基 本 的 な 計 画 となる 住 生 活 基 本 計 画 ( 全 国 計 画 )を 策 定 し 住 宅 セーフティネットの 確 保 や 住 生 活 の 質 の 向 上

(3) 調 査 の 進 め 方 2 月 28 日 2 月 28 日 ~6 月 30 日 平 成 25 年 9 月 サウンディング 型 市 場 調 査 について 公 表 松 戸 市 から 基 本 的 な 土 地 情 報 サウンディングの 実 施 活 用 意 向 アイデアのある 民 間 事 業 者 と

平 成 24 年 4 月 1 日 から 平 成 25 年 3 月 31 日 まで 公 益 目 的 事 業 科 目 公 1 公 2 公 3 公 4 法 人 会 計 合 計 共 通 小 計 苦 情 相 談 解 決 研 修 情 報 提 供 保 証 宅 建 取 引 健 全 育 成 Ⅰ. 一 般 正 味 財

4 調 査 の 対 話 内 容 (1) 調 査 対 象 財 産 の 土 地 建 物 等 を 活 用 して 展 開 できる 事 業 のアイディアをお 聞 かせく ださい 事 業 アイディアには, 次 の 可 能 性 も 含 めて 提 案 をお 願 いします ア 地 域 の 活 性 化 と 様 々な 世

6 構 造 等 コンクリートブロック 造 平 屋 建 て4 戸 長 屋 16 棟 64 戸 建 築 年 1 戸 当 床 面 積 棟 数 住 戸 改 善 後 床 面 積 昭 和 42 年 36.00m m2 昭 和 43 年 36.50m m2 昭 和 44 年 36.

(2) 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 保 育 の 必 要 な 子 どものいる 家 庭 だけでなく 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 のために 利 用 者 支 援 事 業 や 地 域 子 育 て 支 援 事 業 な

<4D F736F F D2090BC8BBB959491BA8F5A91EE8A C52E646F63>

災害時の賃貸住宅居住者の居住の安定確保について

官 庁 営 繕 事 業 の 事 後 評 価 表 事 業 名 かいじょうほあんだいがっこう(そうごうじっしゅうとう) 海 上 保 安 大 学 校 ( 総 合 実 習 棟 ) 実 施 箇 所 呉 市 若 葉 町 5-1 該 当 基 準 事 業 完 了 後 3 年 間 が 経 過 した 事 業 事 業 諸

の 提 供 状 況 等 を 総 合 的 に 勘 案 し 土 地 及 び 家 屋 に 係 る 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 を 減 額 せずに 平 成 24 年 度 分 の 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 を 課 税 することが 適 当 と 市 町 村 長 が 認 め

Microsoft Word - 佐野市生活排水処理構想(案).doc

4 松 山 市 暴 力 団 排 除 条 の 一 部 風 俗 営 業 等 の 規 制 及 び 業 務 の 適 正 化 等 に 関 する 法 律 等 の 改 正 に 伴 い, 公 共 工 事 から 排 除 する 対 象 者 の 拡 大 等 を 図 るものです 第 30 号 H H28.1

<8BB388F58F5A91EE82A082E895FB8AEE967B95FB906A>

市街化調整区域における地区計画の

<4D F736F F D2088C989EA8E738CF68BA48E7B90DD94928F915F8DC58F498D65>

< F31332D91CF906B89BB8C7689E68F912E6A7464>

< E88E68F5A91EE8C7689E68F912E786C73>

<4D F736F F D208FE DC926E8BE6926E8BE68C7689E681408C7689E68F912E646F63>

貸 借 対 照 表 内 訳 表 212 年 3 月 31 日 現 在 公 益 財 団 法 人 神 奈 川 県 公 園 協 会 科 目 公 益 目 的 事 業 会 計 収 益 事 業 等 会 計 法 人 会 計 内 部 取 引 消 去 合 計 Ⅰ 資 産 の 部 1. 流 動 資 産 現 金 預 金

第7章

その 他 事 業 推 進 体 制 平 成 20 年 3 月 26 日 に 石 垣 島 国 営 土 地 改 良 事 業 推 進 協 議 会 を 設 立 し 事 業 を 推 進 ( 構 成 : 石 垣 市 石 垣 市 議 会 石 垣 島 土 地 改 良 区 石 垣 市 農 業 委 員 会 沖 縄 県 農

市街化区域と市街化調整区域との区分

平成24年度税制改正要望 公募結果 153. 不動産取得税

2. 建 築 基 準 法 に 基 づく 限 着 色 項 目 の 地 区 が 尾 張 旭 市 内 にはあります 関 係 課 で 確 認 してください 項 目 所 管 課 窓 口 市 役 所 内 電 話 備 考 がけに 関 する 限 (がけ 条 例 ) 都 市 計 画 課 建 築 住 宅 係 南 庁 舎

目 次 整 備 方 針 の 策 定 目 的 P1 公 民 館 の 現 状 P2~P4 1 公 民 館 の 施 設 概 要 P2~P3 2 施 設 の 老 朽 化 について P3 3 公 民 館 の 耐 震 化 について P3 4 施 設 の 利 便 性 について P3~P4 公 民 館 整 備 の

目 次 第 1. 土 区 画 整 理 事 業 の 名 称 等 1 (1) 土 区 画 整 理 事 業 の 名 称 1 (2) 施 行 者 の 名 称 1 第 2. 施 行 区 1 (1) 施 行 区 の 位 置 1 (2) 施 行 区 位 置 図 1 (3) 施 行 区 の 区 域 1 (4) 施

jissiyouryou

<4D F736F F D20365F335F8FF08C8F90DD92E FC92F994C5382D32816A>

<926E88E68F5A91EE8C7689E E591E48E B A816993C192E88C7689E6816A2E786C73>

1

(危機管理課)0903 放置自転車対策の推進

検 討 検 討 の 進 め 方 検 討 状 況 簡 易 収 支 の 世 帯 からサンプリング 世 帯 名 作 成 事 務 の 廃 止 4 5 必 要 な 世 帯 数 の 確 保 が 可 能 か 簡 易 収 支 を 実 施 している 民 間 事 業 者 との 連 絡 等 に 伴 う 事 務 の 複 雑

Microsoft Word )40期決算公開用.doc

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

長崎市民間建築物耐震化推進事業の概要

<4D F736F F D B8E968BC695E58F CA A2E646F63>

Microsoft Word 印刷ver 本編最終no1(黒字化) .doc

目 次 1 はじめに 1 (1) 施 設 が 抱 える 諸 問 題 (2) 交 付 税 合 併 算 定 替 えの 終 了 (3) ファシリティマネジメントへの 取 組 2 方 針 における3つの 改 革 2 3 実 施 方 法 3 (1) 公 共 施 設 FM 基 本 計 画 の 策 定 (2) 公

スライド 1

(5) 農 地 法 ( 昭 和 27 年 法 律 第 229 号 )による 農 地 転 用 が 許 可 されないと 見 込 ま れる 農 用 地 (6) 森 林 法 ( 昭 和 26 年 法 律 第 249 号 ) 第 25 条 第 1 項 第 25 条 の2 第 1 項 及 び 第 41 条 第

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

目 次 都 市 づくりの 全 体 構 想 偏 1. 都 市 づくりの 理 念 と 目 標 1 1. 都 市 づくりの 理 念 と 将 来 像 1 2. 都 市 づくりの 目 標 とテーマ 2 3. 計 画 期 間 3 4. 将 来 人 口 フレーム 3 2. 将 来 都 市 構 造 4 1. 将 来

Microsoft Word - H25普通会計決算状況 .docx

文化政策情報システムの運用等

Microsoft Word - H27概要版

埼 玉 県 入 間 郡 三 芳 町 大 字 藤 久 保 1100 番 地 1 三 芳 町 役 場 本 庁 舎 4 階 ウ 提 出 方 法 : 持 参 または 郵 送 による 提 出 とする ただし 提 出 期 限 必 着 とし 郵 送 の 場 合 は 必 ず 到 着 を 確 認 するものとする (3

既 存 建 築 物 の 建 替 市 街 化 調 整 区 域 で 許 可 を 不 要 とする 取 扱 いについて 既 存 建 築 物 の 建 替 は 以 下 の1)~3)をすべて 満 たしている 場 合 に 可 能 です 1) 建 替 前 の 建 築 物 ( 以 下 既 存 建 築 物 という )につ

<4D F736F F D C689D789B582B581698AAE90AC92CA926D816A2E646F63>

学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う文部科学省関係省令の整備に関する省令等について(通知)

学校安全の推進に関する計画の取組事例

03 平成28年度文部科学省税制改正要望事項

目 次 第 1 土 地 区 画 整 理 事 業 の 名 称 等 1 1. 土 地 区 画 整 理 事 業 の 名 称 1 2. 施 行 者 の 名 称 1 第 2 施 行 地 区 1 1. 施 行 地 区 の 位 置 1 2. 施 行 地 区 位 置 図 1 3. 施 行 地 区 の 区 域 1 4

送 信 局 を 電 気 通 信 事 業 者 に 貸 し 付 けるとともに 電 気 通 信 事 業 者 とあらかじめ 契 約 等 を 締 結 する 必 要 があること なお 既 に 電 気 通 信 事 業 者 において 送 信 局 を 整 備 している 地 域 においては 当 該 設 備 の 整 備

Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt

4 参 加 資 格 要 件 本 提 案 への 参 加 予 定 者 は 以 下 の 条 件 を 全 て 満 たすこと 1 地 方 自 治 法 施 行 令 ( 昭 和 22 年 政 令 第 16 号 ) 第 167 条 の4 第 1 項 各 号 の 規 定 に 該 当 しない 者 であること 2 会 社

1 変更の許可等(都市計画法第35条の2)

< F2D91E A4A94AD8D7388D782CC8B9689C22E6A7464>

対 象 外 区 域 以 下 の 区 域 は 原 則 として 策 定 区 域 に 含 めないこと (1) 農 業 振 興 地 域 の 整 備 に 関 する 法 律 に 規 定 する 農 用 地 区 域 (2) 優 良 農 地 ( 一 団 のまとまりのある 農 地 や 農 業 水 利 施 設 の 整 備

就 学 前 教 育 保 育 の 実 施 状 況 ( 平 成 23 年 度 ) 3 歳 以 上 児 の 多 く(4 歳 以 上 児 はほとんど)が 保 育 所 又 は 幼 稚 園 に 入 所 3 歳 未 満 児 (0~2 歳 児 )で 保 育 所 に 入 所 している 割 合 は 約 2 割 就 学

は し が き


主要生活道路について

Microsoft Word - 資料3(用途)

<4D F736F F D2088B089AE95F18D908F C8E DA8E9F >

(Microsoft Word - \203A \225\345\217W\227v\227\314 .doc)

総務省は3 月28 日、「地方公共団体における行財政改革の推進のための新たな指針」を公表した

する ( 評 定 の 時 期 ) 第 条 成 績 評 定 の 時 期 は 第 3 次 評 定 者 にあっては 完 成 検 査 及 び 部 分 引 渡 しに 伴 う 検 査 の 時 とし 第 次 評 定 者 及 び 第 次 評 定 者 にあっては 工 事 の 完 成 の 時 とする ( 成 績 評 定

財政再計算結果_色変更.indd

untitled

<4D F736F F D20328FCD5F8F5A82DC82A282DC82BF82C382AD82E882CC89DB91E8>

目 次 1. 方 針 1 2. 市 庁 舎 の 耐 震 化 事 業 計 画 2 [ 参 考 ] 建 物 の 現 状 5

加 古 川 市 市 街 化 調 整 区 域 における 地 区 計 画 制 度 の 運 用 基 準 ( 概 要 ) 第 1 章 総 則 運 用 基 準 の 目 的 地 区 計 画 制 度 の 運 用 により 良 好 な 居 住 環 境 の 維 持 及 び 育 成 を 目 的 とする ( 第 1 条 )

している 5. これに 対 して 親 会 社 の 持 分 変 動 による 差 額 を 資 本 剰 余 金 として 処 理 した 結 果 資 本 剰 余 金 残 高 が 負 の 値 となるような 場 合 の 取 扱 いの 明 確 化 を 求 めるコメントが 複 数 寄 せられた 6. コメントでは 親

<4D F736F F D F8D828D5A939982CC8EF68BC697BF96B38F9E89BB82CC8A6791E52E646F63>

再 生 可 能 エネルギー 等 導 入 推 進 基 金 事 業 計 画 書 ( 各 年 度 計 画 書 ) ( 事 業 計 画 の 概 要 ) 計 画 の 名 称 京 都 府 地 球 温 暖 化 対 策 等 推 進 基 金 計 画 の 期 間 交 付 対 象 京 都 府 府 内 市 町 村 民 間

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

代 議 員 会 決 議 内 容 についてお 知 らせします さる3 月 4 日 当 基 金 の 代 議 員 会 を 開 催 し 次 の 議 案 が 審 議 され 可 決 承 認 されました 第 1 号 議 案 : 財 政 再 計 算 について ( 概 要 ) 確 定 給 付 企 業 年 金 法 第

土師地区地区計画

<4D F736F F D2095CA8E A90DA91B18C9F93A289F1939A8F D8288B3816A5F E646F63>

Microsoft Word - jigyoukeikakusho.docx

容 積 率 制 限 の 概 要 1 容 積 率 制 限 の 目 的 地 域 で 行 われる 各 種 の 社 会 経 済 活 動 の 総 量 を 誘 導 することにより 建 築 物 と 道 路 等 の 公 共 施 設 とのバランスを 確 保 することを 目 的 として 行 われており 市 街 地 環

第316回取締役会議案

庁舎・行政サービスセンターの概要

犬山市公共施設マネジメント基本計画

湯沢町耐震改修促進計画

(3) その 他 市 長 が 必 要 と 認 める 書 類 ( 補 助 金 の 交 付 決 定 ) 第 6 条 市 長 は 前 条 の 申 請 書 を 受 理 したときは 速 やかにその 内 容 を 審 査 し 補 助 金 を 交 付 すべきものと 認 めたときは 規 則 第 7 条 に 規 定 す

科 売 上 原 価 売 上 総 利 益 損 益 計 算 書 ( 自 平 成 26 年 4 月 1 日 至 平 成 27 年 3 月 31 日 ) 目 売 上 高 販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 営 業 利 益 営 業 外 収 益 受 取 保 険 金 受 取 支 援 金 補 助 金 収 入 保

佐渡市都市計画区域の見直し

Transcription:

学 校 跡 地 跡 施 設 利 用 基 本 計 画 平 成 21 年 3 月 高 松 市

目 次 はじめに 1 1 跡 地 跡 施 設 となる 各 学 校 の 施 設 状 況 について 2 2 高 松 市 としての 利 用 構 想 と 各 地 域 からの 要 望 等 3 (1) 高 松 市 としての 利 用 構 想 3 (2) 各 地 域 の 要 望 4 (3) その 他 4 3 学 校 跡 地 跡 施 設 利 用 の 条 件 等 について 5 (1) 施 設 の 老 朽 化, 耐 震 補 強 の 必 要 性 (2) 跡 地 の 公 共 用 地 としての 利 用 4 学 校 跡 地 跡 施 設 利 用 方 策 検 討 の 考 え 方 について 6 (1) 基 本 方 針 (2) 具 体 的 跡 地 跡 施 設 利 用 方 策 検 討 について (3) 本 計 画 の 位 置 づけ 5 学 校 跡 地 跡 施 設 利 用 の 方 向 性 7 (1) 日 新 小 学 校 7 (2) 四 番 丁 小 学 校 7 (3) 築 地 小 学 校 8 (4) 新 塩 屋 町 小 学 校 9 (5) 城 内 中 学 校 9 6 跡 地 跡 施 設 利 用 に 係 る 経 費 について 10

はじめに 中 心 部 小 中 学 校 の 適 正 配 置 により, 高 松 市 では, 平 成 21 年 3 月 に 城 内 中 学 校 が,22 年 3 月 には, 日 新, 四 番 丁, 築 地, 新 塩 屋 町 の4つの 小 学 校 が 閉 校 となり, 跡 地 跡 施 設 となります これらの 跡 地 跡 施 設 は,いずれも 中 心 部 のまとまった 土 地 あるいは 公 共 的 建 築 物 で, 本 市 の 貴 重 な 財 産 である 一 方, 学 校 は, 地 域 の 身 近 な 公 共 施 設 として,コミュニティ 活 動 等 に 利 用 されてきたことなどから, 地 域 住 民 の 学 校 への 思 いは 非 常 に 強 いものがあります このような 状 況 を 踏 まえ, 高 松 市 では 学 校 跡 地 跡 施 設 利 用 庁 内 検 討 委 員 会 を 設 置 し, 全 市 的 な 視 点 で, 学 校 跡 地 跡 施 設 の 利 用 について 検 討 を 行 い, 跡 地 跡 施 設 利 用 の 基 本 的 な 考 えを 取 りまとめました 今 後, 本 計 画 をもとに, 市 民 全 体 の 意 向 を 踏 まえる 中 で, 実 施 時 期 や 管 理 方 法 等 の 検 討 を 行 い, 学 校 跡 地 跡 施 設 利 用 実 施 計 画 として 取 りまとめる 予 定 です なお,この 素 案 は, 学 校 の 閉 校 に 伴 う 既 存 施 設 の 有 効 利 用 を 図 る 観 点 から 検 討 したもの で, 将 来 の 行 政 需 要 等 に 伴 う 施 策 の 検 討 に 影 響 を 及 ぼすものではありません 1

1 跡 地 跡 施 設 となる 各 学 校 の 施 設 状 況 について 利 用 方 策 を 検 討 する 各 施 設 の 状 況 は, 表 1のとおりです 各 小 中 学 校 の 施 設 は, 老 朽 化 したものが 多 く,また, 耐 震 性 能 に 問 題 がある 建 物 がほ とんどで, 特 に, 四 番 丁 小 学 校 の 北 棟 と 南 北 棟, 築 地 小 学 校 の 校 舎,および 城 内 中 学 校 の 南 棟 は, 築 後 50 年 を 経 過 しているほか,その 他 の 学 校 も 主 たる 校 舎 は, 築 後 40 年 以 上 を 経 過 しています なお, 四 番 丁 小 学 校 の 東 棟 と 新 塩 屋 町 小 学 校 の 中 棟, 南 棟 につ いては, 耐 震 補 強 をせずに 再 利 用 ができます また,4 小 学 校 の 体 育 館 については, 平 成 17 年 12 月 市 議 会 で, 地 域 のスポーツ 施 設,あるいは, 災 害 時 の 避 難 所 として 利 用 することにしていることから, 耐 震 補 強 を 行 っています 表 1 各 施 設 の 現 況 一 覧 ( 平 成 21 年 1 月 現 在 ) 学 校 名 棟 等 の 名 称 経 過 年 階 数 面 積 (m2) 教 室 数 耐 震 評 価 日 新 小 学 校 敷 地 面 積 :7,451 m2 本 館 校 舎 47 3 2,587 23 b 体 育 館 38 3 1,249 - 補 強 済 運 動 場 - - 3,200 - - 北 棟 校 舎 51 3 2,089 18 a,b 四 番 丁 小 学 校 敷 地 面 積 :13,190 m2 東 棟 校 舎 23 3 570 3 補 強 不 要 南 北 棟 校 舎 53 3 1,854 15 b 体 育 館 27 2 863 - 補 強 済 運 動 場 - - 4,800 - - 北 棟 校 舎 55 3 3,055 22 b 築 地 小 学 校 敷 地 面 積 :9,732 m2 南 棟 校 舎 54 3 887 5 b 体 育 館 48 2 861 - 補 強 済 運 動 場 - - 3,200 - - 北 棟 校 舎 41 3 2,419 20 b 新 塩 屋 町 小 学 校 敷 地 面 積 :10,290 m2 中 棟 校 舎 30 3 1,466 7 補 強 不 要 南 棟 校 舎 28 3 788 6 補 強 不 要 体 育 館 49 2 781 - 補 強 済 運 動 場 - - 3,000 - - 2

学 校 名 棟 等 の 名 称 経 過 年 階 数 面 積 (m2) 教 室 数 耐 震 評 価 北 棟 校 舎 48 4 1,529 6 b 東 棟 校 舎 44 3 188 2 補 強 不 要 城 内 中 学 校 敷 地 面 積 :7,542 m2 西 棟 校 舎 50 4 1,371 12 a 南 棟 校 舎 52 3 1,480 14 b 体 育 館 42 3 1,615 - b 運 動 場 - - 2,800 - - 網 掛 け 部 分 は 耐 震 性 能 に 問 題 がある 施 設 (a,b 評 価 ) 耐 震 評 価 a: 大 地 震 時 に 崩 壊, 脱 落 等 の 危 険 性 が 高 い 建 物 b: 大 地 震 時 に 崩 壊, 機 器 類 の 破 損 等 の 危 険 性 がある 建 物 2 高 松 市 としての 利 用 構 想 と 各 地 域 からの 要 望 等 閉 校 する 学 校 の 跡 地 跡 施 設 の 利 用 方 策 について, 平 成 16 年 8 月 の 高 松 市 小 中 学 校 適 正 配 置 等 審 議 会 の 答 申 では, 跡 地 跡 施 設 は 施 設 の 状 況 や 地 域 住 民 の 意 向 等 も 考 慮 しながら, 新 しい 地 域 づくり,まちづくりに 貢 献 できる 文 教 施 設 を 優 先 して, 有 効 活 用 を 図 っていくこと,また, 従 来 の 避 難 所 としての 機 能 を 確 保 することが 望 ましい と 提 案 されています このことなどから, 高 松 市 においては, 教 育 委 員 会 を 中 心 に, 複 数 の 跡 地 跡 施 設 の 利 用 構 想 が 提 案 されました また, 学 校 が 閉 校 する 地 域 からは, 跡 地 跡 施 設 の 利 用 に 関 する 要 望 書 が 提 出 された ほか, 検 討 委 員 会 においてもヒアリングを 実 施 し, 地 域 の 意 向 の 確 認 や 要 望 の 取 りまと めを 行 いました (1) 高 松 市 としての 利 用 構 想 (ア) 教 育 に 関 する 研 究 研 修 等 の 拠 点 機 能 を 持 つ 教 育 センターの 整 備 (イ) 適 応 指 導 教 室 虹 の 部 屋 の 移 転 (ウ) 埋 蔵 文 化 財 の 保 管 と 収 集 資 料 等 の 展 示 や 学 習 機 能 を 持 つ 文 化 財 センターの 整 備 (エ) 菊 池 寛 記 念 館 の 移 転,または 分 館 機 能 の 整 備 (オ) 校 舎 部 分 を 含 めた 災 害 時 の 避 難 所 機 能 の 確 保 (カ) 豪 雨 災 害 による 浸 水 対 策 計 画 に 基 づく 排 水 処 理 施 設 の 整 備 (キ) 本 庁 舎 や 民 間 施 設 に 入 居 している 各 種 団 体 等 の 事 務 所 スペースの 整 備 (ク) アーティストやデザイナーなどを 対 象 にしたインキュベータールームの 整 備 3

(1) 各 地 域 の 要 望 各 地 域 の 要 望 の 概 要 は, 次 のとおりです ( 複 数 の 地 域 で 共 通 する 要 望 ) 跡 地 は 売 却 しないこと 避 難 所 の 防 災 機 能 の 拡 充 や 防 災 拠 点 として 整 備 地 域 に 対 する 体 育 館 と 運 動 場 の 開 放 の 継 続 コミュニティセンターを 跡 施 設 に 移 転 ( 跡 地 跡 施 設 で 実 施 する 事 業 に 関 する 要 望 ) ベンチャー 企 業 のインキュベータールームとして 活 用 留 守 家 庭 児 童 会 の 施 設 として 活 用 高 松 市 手 をつなぐ 育 成 会 の 事 務 局 として 活 用 子 育 て 高 齢 者 等 の 支 援 の 場 として 活 用 教 育 関 係 施 設 への 転 用 適 応 指 導 教 室 虹 の 部 屋 の 移 転 児 童 館 の 整 備 運 動 場 を 高 松 第 一 学 園 の 部 活 動 に 活 用 ( 施 設 整 備 に 関 する 要 望 ) プレーパークの 整 備 校 舎 の 一 部 を 解 体 し, 施 設 利 用 者 の 駐 車 場 スペースとして 活 用 運 動 場 に 夜 間 照 明 を 設 置 プールを 解 体 して 運 動 場 を 拡 張, 跡 地 を 緑 化 (その 他 の 要 望 ) 校 舎, 体 育 館 は 取 壊 さずに 現 状 有 姿 を 保 存 地 域 のコミュニティによる 跡 地 跡 施 設 の 管 理 地 域 における 学 校 跡 地 跡 施 設 の 検 討 に 対 する, 市 の 支 援 アドバイス (2) その 他 平 成 19 年 12 月 に, 高 松 商 工 会 議 所 から, 統 合 される 小 中 学 校 の 跡 地 跡 施 設 利 用, 活 用 に 関 する 要 望 が 提 出 され, 次 のような 提 案 がありました (ア) 暫 定 利 用 として 避 難 所 としての 機 能 やオープンスペース, 地 域 のスポーツ 施 設 地 域 コミュニティ 支 援 施 設, 地 域 の 楽 器 演 奏 の 場 4

教 育 関 連 施 設, 子 育 て 支 援 施 設 (イ) 公 園, 緑 地 や 景 観 を 考 慮 したものとして 快 適 でゆとりのある 空 間, 憩 いの 場 としての 公 園 や 緑 地 (ウ) 将 来 を 見 据 えたものとして 研 究 開 発 型 企 業 やハイテク 関 連 ベンチャー 企 業,アーティストの 創 作 する 場 等 のインキュベーター 機 能 付 加 施 設 芸 術 文 化 情 報 拠 点 施 設, 地 場 産 品 振 興 施 設, 歴 史 に 関 連 する 施 設 NPOのネットワークの 場,コミュニティカレッジ 等 3 学 校 跡 地 跡 施 設 利 用 の 条 件 等 について (1) 施 設 の 老 朽 化, 耐 震 補 強 の 必 要 性 各 施 設 の 現 況 一 覧 ( 表 1)で 示 すとおり, 小 中 学 校 のほとんどの 施 設 は, 耐 震 性 に 問 題 があり,その 施 設 を 利 用 する 場 合 は, 耐 震 補 強 が 必 要 となります また, 再 利 用 する 部 分 については, 耐 震 補 強 のほか, 関 係 法 令 に 適 合 するための 設 備 機 器 の 改 修 や 内 装 等 の 変 更 が 必 要 となり, 再 利 用 には 多 額 の 経 費 を 要 することから, 校 舎 の 建 築 年 数 と 費 用 対 効 果 を 勘 案 しながら 利 用 方 策 を 検 討 することとしました また, 再 利 用 しない 校 舎 については, 解 体 撤 去 することを 含 めて 検 討 することと しました (2) 跡 地 の 公 共 用 地 としての 利 用 学 校 は, 地 域 に 開 かれた 生 涯 学 習,スポーツ 等 の 活 動 の 場 として 利 用 されており, 体 育 館 や 運 動 場 のみならず 校 舎 も 利 用 して, 様 々なコミュニティ 活 動 が 行 われていま す また, 災 害 時 には 避 難 所 となる 体 育 館 は, 地 域 の 防 災 活 動 の 拠 点 として, 住 民 の 心 の 拠 り 所 にもなっており, 学 校 の 閉 校 後 も 体 育 館, 運 動 場 の 機 能 の 存 続 は,すべて の 地 域 から, 強 く 求 められています さらに, 学 校 は,これまで 地 域 から 数 多 くの 支 援, 協 力 をいただきながら 運 営 され てきた 歴 史 的 な 経 緯 があり, 地 域 住 民 は, 学 校 に 対 して, 地 域 のシンボルという 思 い を 強 く 抱 いています 本 市 では, 跡 地 となる 学 校 跡 地 の 売 却 について, 一 部 分 を 売 却 する 場 合 も 含 めて, 検 討 を 行 いましたが, 今 後, 長 期 的 なまちづくりの 方 向 を 考 える 中 で, 学 校 として 使 わなくなったからという 理 由 で 売 却 することは, 将 来 の 中 心 部 における 公 共 用 地 の 可 能 性 を 無 くしてしまうことになり,また, 安 全 快 適 格 調 のあるまちづくりのため, 5

公 共 空 間 の 積 極 的 な 活 用 が 求 められることから, 跡 地 跡 施 設 は, 売 却 することなく, 中 心 部 の 貴 重 な 公 共 用 地 として, 利 用 する 方 向 で 検 討 することとしました 4 学 校 跡 地 跡 施 設 利 用 方 策 検 討 の 考 え 方 について 高 松 市 では, 跡 地 跡 施 設 利 用 に 係 る 諸 条 件 を 踏 まえ, 全 市 的 な 視 点 に 立 ち, 高 松 市 としての 基 本 方 針 を 明 確 にした 上 で, 地 域 の 要 望 も 加 味 しながら, 具 体 的 な 利 用 方 策 を 検 討 することとしました (1) 基 本 方 針 (ア) 既 存 施 設 を 有 効 活 用 する 跡 地 は 売 却 しない また, 校 舎 を 解 体 して, 新 しい 施 設 整 備 を 行 うことは 前 提 に せず, 既 存 校 舎 に 改 修 を 施 した 利 用 方 策 を 検 討 する なお, 再 利 用 しない 校 舎 は, 解 体 撤 去 することも 検 討 する (イ) 運 動 場, 体 育 館 は, 現 在 の 機 能 を 保 持 する 運 動 場, 体 育 館 の 利 用 については, 災 害 時 の 避 難 所 や 選 挙 時 の 投 票 所 としての 機 能 を, 現 状 で 保 持 する また, 各 校 区 の 共 通 の 要 望 である 体 育 施 設 の 開 放 は, 現 状 を 保 持 することとし, 施 設 管 理 や 地 域 への 開 放 のあり 方 等 を 検 討 する ただし,プ ールは, 学 校 の 閉 校 後 安 全 面 の 問 題 があることから, 解 体 を 前 提 に 検 討 する (ウ) 全 市 的 に 取 り 組 む 重 要 施 策 に 適 った 利 用 方 策 を 検 討 する 文 化 芸 術 の 振 興, 地 球 環 境 への 配 慮 および 都 市 景 観 の 向 上 を 図 るための 緑 地 の 拡 大 など, 総 合 計 画 を 始 めとする 本 市 重 要 施 策 の 方 向 性 に 適 った 利 用 方 策 を 検 討 する (2) 具 体 的 跡 地 跡 施 設 利 用 方 策 検 討 について 基 本 方 針 を 踏 まえ, 具 体 的 な 跡 地 跡 施 設 方 策 は, 次 のような 観 点 で 選 考 すること としました 1 2 3 4 5 6 地 域 要 望 との 合 致 度 費 用 対 効 果 の 高 さ 緊 急 性 の 高 さ 中 心 部 小 中 学 校 の 跡 地 跡 施 設 を 利 用 する 妥 当 性 全 庁 的 な 懸 案 事 項 への 対 応 や 市 の 各 種 計 画 への 貢 献 度 など, 事 業 実 施 の 必 要 性 文 化 振 興, 教 育 行 政 への 貢 献 度 以 上 の6つの 観 点 で 高 松 市 としての 利 用 構 想, 地 域 の 要 望, 高 松 商 工 会 議 所 の 提 案 から 示 された 事 業 の 中 から, 合 致 する 事 業 を 抽 出 し, 学 校 ごとに 事 業 をあて 6

はめ, 概 算 事 業 費 を 試 算 した 上 で, 実 施 の 是 非 や, 他 の 事 業 への 振 替 等 も 含 めて 検 討 を 行 いました (3) 本 計 画 の 位 置 づけ この 基 本 計 画 は, 校 舎, 体 育 館 等 現 在 の 学 校 施 設 を 補 強, 改 修 して 再 利 用 することを 基 本 としています この 基 本 計 画 に 基 づく 施 設 の 利 用 が 終 了 した 場 合 は, 新 たに,そ の 時 点 で 跡 地 の 利 用 方 策 を 検 討 することとしており, 将 来 にわたって,この 基 本 計 画 により 利 用 を 固 定 するものではありません 5 学 校 跡 地 跡 施 設 利 用 の 方 向 性 第 4 章 で 示 した 跡 地 跡 施 設 利 用 方 策 検 討 の 考 え 方 に 基 づいて 取 りまとめた, 各 学 校 の 利 用 方 策 素 案 は, 次 のとおりです (1) 日 新 小 学 校 日 新 小 学 校 については, 体 育 館 棟 1 階 のプール 跡 の 床 面 の 改 修 等 を 行 い, 軽 運 動 場 として 整 備 するとともに, 避 難 所 の 機 能 充 実 を 図 ります 校 舎 棟 は, 閉 鎖 (1 階 の 一 部 は 地 域 のコミュニティ 活 動 にも 利 用 できる 場 として 活 用 )し, 体 育 館, 運 動 場 は 学 校 跡 施 設 として, 地 域 開 放 を 継 続 します 施 設 管 理 は 教 育 委 員 会 が 所 管 します なお, 将 来 的 には, 運 動 場, 体 育 館 機 能 を 保 持 した 上 で, 跡 地 の 一 部 に 豪 雨 災 害 に よる 浸 水 対 策 計 画 に 基 づく 排 水 処 理 施 設 の 整 備 を 検 討 します 校 舎 棟 日 新 小 学 校 利 用 方 策 閉 鎖 (1 階 の 一 部 は 地 域 のコミュニティ 活 動 にも 利 用 で きる 場 として 活 用 ) 1 階 (プール 跡 ): 軽 運 動 場 に 整 備 体 育 館 棟 2 階 : 体 育 施 設 として 現 状 維 持 避 難 所 機 能 の 充 実 地 域 開 放 事 業 の 継 続 運 動 場 体 育 施 設 として 現 状 維 持 地 域 開 放 事 業 の 継 続 7

(2) 四 番 丁 小 学 校 四 番 丁 小 学 校 については, 本 庁 舎 に 隣 接 する 利 便 性 の 良 さから, 文 教 施 設 の 移 転 と 市 民 の 利 便 性 向 上 を 念 頭 に 検 討 しました まず, 南 北 棟 校 舎 については, 耐 震 補 強 と 校 舎 の 改 修 を 行 い,1 階 にクリエーター や 芸 術 家 の 支 援 施 設 として,インキュベータールームや 工 房 として 貸 し 出 す 部 屋 を 整 備 するほか, 現 在, 民 間 施 設 や 本 庁 舎 を 利 用 しているボランティア 市 民 活 動 センタ ー, 連 合 自 治 会 連 絡 協 議 会,コミュニティ 協 議 会 連 合 会 の 事 務 所 を 移 転 します また,1 階 の 一 部 と2,3 階 に 埋 蔵 文 化 財 整 理 事 務 所 を 移 転 し, 菊 池 寛 や 向 田 邦 子 等 の 展 示 コーナーや 学 習 室 作 業 場, 整 理 倉 庫 等 の 機 能 を 持 つ 文 化 財 センター( 仮 称 ) として 整 備 します また, 東 棟 校 舎 は 地 域 のコミュニティ 活 動 にも 利 用 できる 場 として 整 備 します 北 棟 校 舎 とプールは, 解 体 撤 去 し, 跡 地 に 緑 地 帯 等 を 整 備 します 運 動 場 は, 夜 間 照 明 を 設 置 し, 体 育 館 とともに 地 域 開 放 を 継 続 します これらの 施 設 の 主 たる 管 理 は 文 化 財 センター( 仮 称 ) が 行 います 四 番 丁 小 学 校 利 用 方 策 耐 震 補 強 の 実 施 1 階 :インキュベータールーム, 工 房 として 貸 し 出 す 部 南 北 棟 校 舎 屋 の 整 備 ボランティア 市 民 活 動 センター,コミュニティ 協 議 会 連 合 会, 連 合 自 治 会 連 絡 協 議 会 の 事 務 所 2,3 階 : 文 化 財 センター( 仮 称 )の 整 備 東 棟 校 舎 北 棟 校 舎 プール 体 育 館 運 動 場 地 域 のコミュニティ 活 動 にも 利 用 できる 場 として 整 備 解 体, 撤 去 跡 地 に 緑 地 帯 等 を 整 備 体 育 施 設 として 現 状 維 持 地 域 開 放 事 業 の 継 続 夜 間 照 明 の 設 置 地 域 開 放 事 業 の 継 続 8

(3) 築 地 小 学 校 築 地 小 学 校 については, 南 棟 校 舎 を 地 域 のコミュニティ 活 動 にも 利 用 できる 場 とし て, 耐 震 補 強 を 施 し,1,2 階 に 限 定 して 活 用 します 北 棟 校 舎 とプールは, 解 体 撤 去 し, 緑 地 帯 等 を 整 備 します 体 育 館, 運 動 場 は, 地 域 開 放 を 継 続 します なお, 施 設 管 理 は 教 育 委 員 会 が 所 管 します 築 地 小 学 校 利 用 方 策 耐 震 補 強 の 実 施 南 棟 校 舎 北 棟 校 舎 プール 体 育 館 運 動 場 1,2 階 : 地 域 のコミュニティ 活 動 にも 利 用 できる 場 と して 整 備 解 体, 撤 去 跡 地 に 緑 地 帯 等 を 整 備 体 育 施 設 として 現 状 維 持 地 域 開 放 事 業 の 継 続 (4) 新 塩 屋 町 小 学 校 新 塩 屋 町 小 学 校 については, 耐 震 補 強 の 必 要 のない 中 棟 校 舎 と 南 棟 校 舎 を 利 用 して 教 職 員 のための 研 究 研 修 施 設 として 利 用 する 教 育 センター( 仮 称 ) として 整 備 し, 不 登 校 児 童 のための 適 応 指 導 教 室 虹 の 部 屋 を 併 設 します なお, 中 棟 校 舎 1 階 の 給 食 場 部 分 を, 地 域 のコミュニティ 活 動 にも 利 用 できる 場 として 整 備 します 北 棟 校 舎 とプールは, 解 体 撤 去 し, 跡 地 に 緑 地 帯 等 を 整 備 します 体 育 館, 運 動 場 は, 地 域 開 放 を 継 続 します なお, 施 設 管 理 は 教 育 センター( 仮 称 ) が 行 います 新 塩 屋 町 小 学 校 中 棟 校 舎 南 棟 校 舎 北 棟 校 舎 プール 体 育 館 運 動 場 利 用 方 策 適 応 指 導 教 室 を 併 設 した 教 育 センター( 仮 称 )の 整 備 1 階 給 食 場 跡 を 地 域 のコミュニティ 活 動 にも 利 用 できる 場 として 整 備 解 体, 撤 去 跡 地 に 緑 地 帯 等 を 整 備 教 育 センター( 仮 称 )の 施 設 として 現 状 維 持 地 域 開 放 事 業 の 継 続 9

(5) 城 内 中 学 校 城 内 中 学 校 については, 平 成 8 年 度 に 策 定 された 史 跡 高 松 城 跡 保 存 整 備 基 本 計 画 において, 遺 構 の 保 存 や 大 手 前 跡 の 広 場 として 修 景 を 含 む 整 備 が 予 定 されており, 堀 跡 の 遺 構 があると 推 測 されていることから, 将 来 的 な 史 跡 の 追 加 指 定 も 踏 まえた 上 で, 暫 定 的 な 跡 地 利 用 策 を 講 じる 必 要 があります こうした 中, 平 成 21 年 夏 頃 までは, 工 事 の 関 係 で 高 松 第 一 中 学 校 の 運 動 場 が 手 狭 となり, 部 活 動 の 練 習 場 所 等 に 不 足 が 生 じることが 見 込 まれております また, 高 松 市 では, 中 心 市 街 地 の 浸 水 対 策 のため, 城 内 中 学 校 周 辺 において 中 部 バイパス 第 2 幹 線 工 事 を 予 定 しており, 平 成 25 年 度 まで, 工 事 ヤードの 確 保 が 必 要 となっています このようなことから, 城 内 中 学 校 の 跡 地 については, 平 成 21 年 夏 頃 まで, 高 松 第 一 中 学 校 の 第 二 運 動 場 として 利 用 した 後, 中 部 バイパス 第 2 幹 線 工 事 の 工 事 ヤード として 暫 定 利 用 します なお, 建 物 については, 耐 震 性 に 懸 念 があるほか, 老 朽 化 していることから, 当 分 の 間 は 閉 鎖 管 理 とし,その 後, 適 当 な 時 期 に 解 体 することとします 6 跡 地 跡 施 設 利 用 に 係 る 経 費 について 第 5 章 で 示 した 利 用 方 策 の 計 画 の 実 施 には,12 億 円 強 の 経 費 が 必 要 と 見 込 んでいま す そのため, 今 後 検 討 する 実 施 計 画 において, 財 政 負 担 の 平 準 化 の 観 点 にも 考 慮 しながら, 実 施 時 期 等 の 検 討 を 行 います 学 校 跡 地 跡 施 設 利 用 に 係 る 概 算 事 業 費 の 内 訳 項 目 概 算 事 業 費 ( 単 位 : 千 円 ) 建 物 等 の 解 体 582,000 耐 震 補 強 83,000 建 物 等 の 改 修 354,000 緑 地 帯 の 整 備 72,000 運 動 場 の 附 帯 設 備 等 の 整 備 41,000 委 託 料 等 108,000 合 計 1,240,000 10