110 H 指 示 があるまで 開 かないこと 平 成 28 年 月 日 12 時 45 分 14 時 00 分 注 意 事 項 1. 試 験 問 題 の 数 は 38 問 で 解 答 時 間 は 正 味 時 間 15 分 である 2. 解 答 方 法 は 次 のとおりである 各 問 題 にはからまでの つの 選 択 肢 があるので そのうち 質 問 に 適 した 選 択 肢 を つ 選 び 答 案 用 紙 に 記 入 すること 例 101 応 招 義 務 を 規 定 しているのはどれか 刑 法 医 療 法 医 師 法 健 康 保 険 法 地 域 保 健 法 正 解 は であるから 答 案 用 紙 の 答 案 用 紙 1の 場 合 101 粟 101 をマークすればよい 答 案 用 紙 2の 場 合 101 101 或 DKIX-01-HH-1
DKIX-01-HH-2
DKIX-01-HH-3
DKIX-01-HH-4
1 介 入 を 伴 う 臨 床 研 究 について 正 しいのはどれか 倫 理 審 査 委 員 会 の 審 査 は 必 要 ない 被 験 者 は 研 究 計 画 書 を 閲 覧 できる 開 始 した 研 究 は 中 止 することはできない 研 究 に 伴 う 有 害 な 事 象 は 開 示 しなくてもよい 研 究 で 得 られたデータの 部 分 的 改 ざんは 許 容 されている 2 歩 行 時 の 姿 位 を 図 に 示 す この 患 者 の 左 下 肢 に 予 想 されるのはどれか 筋 緊 張 低 下 腱 反 射 減 弱 足 クローヌス 線 維 束 性 収 縮 アステリキシス 1 DKIX-01-HH-5
3 入 院 中 の 高 齢 者 が 夜 間 のせん 妄 を 発 症 したとき せん 妄 を 増 悪 させるのはどれ か 家 族 との 面 会 を 勧 めること 日 中 の 自 然 光 を 採 り 入 れること 夜 間 は 病 室 を 真 っ 暗 にすること 病 室 にカレンダーを 掲 示 すること 時 計 を 大 きな 文 字 盤 のものにすること 4 尿 道 カテーテル 留 置 の 目 的 で 最 も 適 切 なのはどれか 尿 路 感 染 の 予 防 介 護 負 担 の 軽 減 尿 蛋 白 量 の 測 定 患 者 の 長 期 安 静 保 持 水 腎 症 を 伴 う 慢 性 尿 閉 の 治 療 5 微 生 物 検 査 で 塗 抹 鏡 検 に 適 した 品 質 の 良 い 喀 痰 の 好 中 球 の 数 と 平 上 皮 細 胞 の 数 との 組 合 せで 正 しいのはどれか ただし 数 値 は 倍 率 100 倍 で 鏡 検 時 の 視 野 あたりの 細 胞 数 を 表 す 好 中 球 平 上 皮 細 胞 0 0 5 5 5 30 30 5 30 30 2 DKIX-01-HH-6
6 心 音 のⅢ 音 について 正 しいのはどれか 低 調 な 音 である 座 位 で 増 強 する 収 縮 期 に 聴 取 する 大 動 脈 弁 領 域 で 聴 取 しやすい 小 児 で 聴 取 すれば 病 的 である 7 薬 物 と 副 作 用 の 組 合 せで 誤 っているのはどれか ジギタリス 悪 心 オピオイド 下 痢 抗 ヒスタミン 薬 眠 気 副 腎 皮 質 ステロイド 高 血 糖 ベンゾジアゼピン 系 抗 不 安 薬 ふらつき 8 甲 状 腺 の 診 察 で 正 しいのはどれか 頸 部 を 後 屈 して 行 う 甲 状 腺 は 甲 状 軟 骨 と 舌 骨 との 間 に 触 知 する 唾 液 を 嚥 下 すると 甲 状 腺 は 頭 側 へ 移 動 する 甲 状 腺 の 血 管 性 雑 音 は 頸 動 脈 分 岐 部 分 で 聴 取 する 甲 状 腺 を 触 知 すれば 甲 状 腺 腫 大 があると 診 断 する 3 DKIX-01-HH-7
9 徒 手 筋 力 テストの 図 を 示 す 矢 印 の 方 向 に 頭 部 を 動 かしている 主 に 働 く 筋 はどれか 三 角 筋 僧 帽 筋 大 胸 筋 肩 甲 挙 筋 胸 鎖 乳 突 筋 4 DKIX-01-HH-8
10 シリンジを 用 いて 静 脈 採 血 を 行 う 手 順 を 示 す 駆 血 帯 を 巻 く 静 脈 怒 張 を 触 知 する 採 血 部 位 を 消 毒 する 1 注 射 針 を 刺 入 し 逆 流 を 確 認 する 2 血 液 を 採 取 する 3 注 射 針 を 抜 く 4 刺 入 部 を 圧 迫 する 5 絆 創 膏 を 貼 る 駆 血 帯 を 外 す 時 点 はどれか 1 2 3 4 5 5 DKIX-01-HH-9
11 基 準 値 が 特 定 の 疾 患 の 有 無 を 判 断 する 目 的 で 設 定 されているのはどれか CK AST PSA CRP 白 血 球 数 12 医 療 チームが 患 者 の QOL を 評 価 する 際 に 誤 っているのはどれか 患 者 の 価 値 観 が 評 価 に 影 響 する 複 数 の 測 定 指 標 が 提 唱 されている 将 来 の 病 状 予 想 により 評 価 が 変 化 する 患 者 の 病 状 理 解 の 程 度 が 評 価 に 影 響 する 個 別 患 者 の 状 況 に 対 する 評 価 は 一 定 である 13 成 人 女 性 の 婦 人 科 診 察 時 の 双 合 診 で 正 しいのはどれか 側 臥 位 で 行 う 外 陰 部 視 診 の 前 に 行 う 膀 胱 に 尿 をためて 行 う Dougls 窩 は 内 診 指 で 触 診 する 正 常 卵 巣 は 外 診 指 で 触 知 できる 6 DKIX-01-HH-10
14 疾 患 とリスクファクターの 組 合 せで 誤 っているのはどれか 口 腔 癌 不 適 合 義 歯 声 帯 麻 痺 音 声 酷 使 下 咽 頭 癌 飲 酒 睡 眠 時 無 呼 吸 肥 満 ポリープ 様 声 帯 喫 煙 15 パルスオキシメトリについて 正 しいのはどれか 使 用 前 に 装 置 の 滅 菌 が 必 要 である 静 脈 血 の 酸 素 飽 和 度 を 計 測 できる 一 酸 化 炭 素 中 毒 の 診 断 に 有 用 である 過 換 気 症 候 群 の 患 者 で 測 定 値 が 低 下 する 麻 酔 中 の 持 続 的 モニターとして 使 用 される 16 前 脊 髄 動 脈 症 候 群 の 急 性 期 にみられない 徴 候 はどれか 下 肢 運 動 麻 痺 下 肢 振 動 覚 消 失 下 肢 温 痛 覚 消 失 下 肢 腱 反 射 消 失 膀 胱 直 腸 障 害 7 DKIX-01-HH-11
17 行 動 変 容 について 正 しいのはどれか モデリングが 有 効 である 行 動 を 変 えて 年 間 は 実 行 期 である 準 備 期 の 次 のステージは 関 心 期 である 強 化 マネジメントは 無 関 心 期 に 重 要 である 環 境 変 化 に 応 じて 反 射 的 に 獲 得 するものである 18 白 内 障 の 初 期 にみられる 症 状 はどれか 虹 視 小 視 羞 明 飛 蚊 症 視 野 狭 窄 19 成 人 に 対 する 全 身 麻 酔 の 急 速 導 入 で 最 初 に 投 与 するのはどれか 純 酸 素 筋 弛 緩 薬 吸 入 麻 酔 薬 静 脈 麻 酔 薬 副 交 感 神 経 刺 激 薬 8 DKIX-01-HH-12
20 腎 盂 腎 炎 から 全 身 性 炎 症 反 応 症 候 群 SIRS となった 成 人 患 者 に 補 液 と 抗 菌 薬 投 与 を 開 始 した 治 療 開 始 から 日 後 の 白 血 球 数 は 6,600 であった この 時 点 のバイタルサインで SIRS から 脱 出 できたと 判 断 できるのはどれか 体 温 脈 拍 血 圧 呼 吸 数 / 分 mmhg / 分 35.0 72 94/66 28 37.0 112 94/66 28 37.0 112 120/72 14 39.0 72 120/72 28 39.0 112 94/66 14 21 65 歳 の 女 性 腹 痛 を 主 訴 として 家 族 とともに 緩 和 ケア 外 来 を 受 診 した 年 前 に 進 行 膵 癌 の 診 断 で 膵 体 尾 部 切 除 術 を 受 け か 月 前 から 腹 痛 が 出 現 した 局 所 再 発 肝 転 移 および 腹 膜 播 腫 を 認 め 予 後 は か 月 程 度 と 考 えられる 医 師 が 患 者 に 根 治 は 困 難 であることを 伝 えた 患 者 は 流 涙 したまましばらく 沈 黙 が 続 いた その 後 医 師 が お 話 を 続 けてもよろしいでしょうか と 声 をかけると 患 者 は 頷 いた 次 に 医 師 がかける 言 葉 として 適 切 なのはどれか 何 か 叶 えたい 希 望 はありますか 来 週 落 ち 着 いて 話 し 合 いましょう あまりお 役 にたてることはないようです 残 された 余 命 について 話 し 合 いましょう 今 どのようなお 気 持 ちか 話 していただけますか 9 DKIX-01-HH-13
22 45 歳 の 女 性 腹 部 膨 満 感 と 胆 汁 様 消 化 液 の 嘔 吐 とを 主 訴 に 来 院 した か 月 前 に 胃 癌 による 癌 性 腹 膜 炎 と 診 断 され 本 人 と 家 族 とに 数 か 月 の 予 後 と 告 知 されてい た 週 前 から 腹 痛 に 対 しオピオイドが 投 与 されており 週 前 から 排 便 や 排 ガス がなくなり 時 々 胆 汁 様 消 化 液 の 嘔 吐 がある るいそうが 目 立 ち 腹 部 は 膨 満 し 腸 雑 音 が 減 弱 している 腹 部 エックス 線 写 真 で 小 腸 ガスを 伴 う 腸 管 拡 張 像 が 観 察 され 大 腸 のガス 像 を 認 めない 治 療 方 針 について 緩 和 ケアチームの 中 で 消 化 器 疾 患 の 担 当 医 と 緩 和 ケアの 担 当 医 の 意 見 が 一 致 しない 対 応 として 適 切 なのはどれか 他 院 のセカンドオピニオンを 求 める 緩 和 ケアの 担 当 医 の 意 見 を 優 先 させる 消 化 器 疾 患 の 担 当 医 の 意 見 を 優 先 させる 患 者 家 族 および 緩 和 ケアチームで 話 し 合 う 在 宅 ケア 担 当 のかかりつけ 医 が 単 独 で 方 針 決 定 する 23 指 導 医 研 修 医 および 看 護 師 の 人 が 救 急 外 来 で 夜 間 当 直 中 に 胸 痛 と 呼 吸 困 難 とを 訴 える50 歳 の 男 性 が 搬 入 されてきた 研 修 医 が 心 電 図 モニターの 装 着 静 脈 路 確 保 などの 処 置 を 行 っていたところ 患 者 が 心 肺 停 止 状 態 となり 指 導 医 が 胸 骨 圧 迫 を 開 始 した 心 電 図 モニター 上 心 室 細 動 を 認 めた 一 時 的 な 胸 骨 圧 迫 の 中 断 のもと 研 修 医 が 150 J で 電 気 的 除 細 動 を 行 った 直 後 患 者 の 傍 らにいた 看 護 師 が 突 然 意 識 を 消 失 して 倒 れた 研 修 医 が 確 認 したところ 看 護 師 の 呼 吸 は 停 止 し 脈 を 触 知 しなかった この 看 護 師 の 病 態 として まず 想 起 すべきなのはどれか 心 室 細 動 房 室 ブロック くも 膜 下 出 血 急 性 冠 症 候 群 神 経 失 調 性 失 神 10 DKIX-01-HH-14
24 32 歳 の 女 性 咳 嗽 と 夜 間 の 呼 吸 困 難 とを 主 訴 に 来 院 した か 月 前 から 夜 間 主 体 の 咳 嗽 が 出 現 し 夜 間 の 呼 吸 困 難 も 伴 うようになったため 昼 間 に 来 院 した 冷 気 の 吸 入 や 線 香 の 煙 によっても 咳 が 誘 発 される 喫 煙 歴 はない 意 識 は 清 明 体 温 36.5 脈 拍 76/ 分 整 血 圧 116/68 mmhg 呼 吸 数 14/ 分 SpO 2 97 % room ir 心 音 に 異 常 を 認 めない 呼 吸 音 は 呼 気 終 末 に whzs を 聴 取 する 血 液 所 見 : 赤 血 球 395 万 H 13.6g/L Ht 42 % 白 血 球 4,800 好 中 球 63 % 好 酸 球 15 % 単 球 % リンパ 球 16 % 血 小 板 18 万 IgE 280 IU/mL 基 準 250 未 満 CRP 0.1 mg/l 胸 部 エックス 線 写 真 で 異 常 を 認 めない 最 も 考 えられる 疾 患 はどれか 気 管 支 喘 息 過 敏 性 肺 炎 肺 血 栓 塞 栓 症 副 鼻 腔 気 管 支 症 候 群 びまん 性 汎 細 気 管 支 炎 25 歳 か 月 の 男 児 発 熱 と 活 気 不 良 のため 母 親 に 連 れられて 来 院 した 日 前 か ら38.5 の 発 熱 と 皮 疹 とを 認 め 昨 日 かかりつけ 医 を 受 診 した 咽 頭 ぬぐい 液 の A 群 β 溶 連 菌 迅 速 検 査 は 陰 性 で 解 熱 薬 が 処 方 され 帰 宅 した 本 日 から 活 気 不 良 となり 紹 介 された 体 重 15 kg 体 温 39.2 脈 拍 140/ 分 整 血 圧 88/56 mmhg 活 気 なし 左 頸 部 に 径 1.5 m のリンパ 節 を 個 触 知 する 呼 吸 音 に 異 常 を 認 めない 体 幹 や 四 肢 に 小 紅 斑 が 散 在 し BCG 接 種 部 位 の 発 赤 を 認 める 注 意 すべき 診 察 部 位 はどれか 舌 毛 髪 歯 肉 鼓 膜 眼 瞼 結 膜 11 DKIX-01-HH-15
26 歳 の 男 児 全 身 けいれんが 持 続 するため 救 急 車 で 搬 入 された 昨 日 から 39 以 上 の 発 熱 があったという 食 事 と 水 分 の 摂 取 はやや 低 下 しているが 嘔 吐 や 下 痢 は なく 排 尿 はあったという 今 朝 全 身 けいれんが 始 まり 約 20 分 間 持 続 している ため 母 親 が 救 急 車 を 要 請 した 来 院 時 もけいれんが 持 続 している まず 行 うべき 処 置 として 適 切 でないのはどれか 酸 素 投 与 気 道 確 保 胃 管 挿 入 静 脈 路 確 保 ジアゼパム 投 与 27 70 歳 の 男 性 開 胸 手 術 中 である 全 身 麻 酔 下 に 従 量 式 の 人 工 呼 吸 管 理 をしてい る 喫 煙 歴 は30 本 / 日 を 30 年 間 身 長 160 m 体 重 60 kg 体 温 36.5 換 気 回 数 10/ 分 心 拍 数 80/ 分 整 血 圧 120/80 mmhg 吸 入 酸 素 濃 度 50 % での SpO 2 が 94 % に 低 下 してきた 尿 量 50 ml/ 時 吸 気 性 および 呼 気 性 の ors rkls を 聴 取 する 手 術 開 始 時 および 現 在 の 気 道 内 圧 曲 線 別 冊 No. 1 を 別 に 示 す まず 行 うべき 処 置 はどれか 気 管 内 吸 引 胸 部 エックス 線 撮 影 利 尿 薬 の 静 脈 内 投 与 気 管 支 拡 張 薬 の 吸 入 換 気 法 を 従 量 式 から 従 圧 式 に 変 更 別 冊 No. 1 12 DKIX-01-HH-16
28 74 歳 の 女 性 下 痢 と 口 渇 とを 主 訴 に 来 院 した 昨 夜 から 水 様 便 が 回 あった 同 居 している 夫 も 日 前 から 下 痢 をしているという 食 欲 が 低 下 し 水 分 も 十 分 とれ ないため 入 院 治 療 を 開 始 した 口 腔 内 は 乾 燥 し 心 窩 部 と 左 下 腹 部 とに 軽 い 圧 痛 を 認 める 入 院 診 療 録 の 問 題 指 向 型 医 療 記 録 POMR において ssssmnt 評 価 の 記 載 に 該 当 するのはどれか 整 腸 薬 を 処 方 する 腹 部 に 圧 痛 を 認 める 昨 夜 から 下 痢 をしている 細 胞 外 液 の 点 滴 静 注 を 行 う ウイルス 性 の 急 性 腸 炎 が 疑 われる 13 DKIX-01-HH-17
29 56 歳 の 男 性 四 肢 の 筋 けいれんを 主 訴 に 来 院 した 炎 天 下 で 道 路 工 事 をしてい た 午 後 になり 気 分 不 快 とふらつきが 出 現 し 四 肢 に 筋 けいれんが 生 じるように なってきたため 同 僚 に 付 き 添 われて 受 診 した 朝 から 尿 が 出 ていないという 意 識 レベルは JCSⅠ- 体 温 37.2 脈 拍 100/ 分 整 血 圧 104/70 mmhg 呼 吸 数 18/ 分 皮 膚 口 腔 粘 膜 舌 および 腋 窩 は 乾 燥 している 頸 静 脈 の 虚 脱 を 認 める 血 液 生 化 学 所 見 : 総 蛋 白 8.3 g/l アルブミン4.5 g/l 血 糖 98 mg/l 尿 素 窒 素 46 mg/l クレアチニン2.0 mg/l 尿 酸 7.8 mg/l N 138 meq/l K 4.8 meq/l Cl 98 meq/l 治 療 として 適 切 なのはどれか 血 液 透 析 ドパミン 投 与 フロセミド 投 与 生 理 食 塩 液 点 滴 重 炭 酸 ナトリウム 投 与 14 DKIX-01-HH-18
30 62 歳 の 男 性 顔 面 の 発 赤 を 主 訴 に 来 院 した 日 前 に 顔 面 の 発 赤 が 出 現 した 37.2 の 発 熱 と 顔 面 の 熱 感 があり 押 さえると 痛 みを 感 じた 症 状 が 改 善 しない ため 受 診 した 顔 面 の 痒 み 日 光 過 敏 関 節 痛 および 筋 肉 痛 は 自 覚 していない 化 粧 品 や 外 用 薬 は 使 用 していない 糖 尿 病 で 治 療 中 である 喫 煙 歴 はなく 飲 酒 は 機 会 飲 酒 兄 が 関 節 リウマチ 意 識 は 清 明 体 温 37.5 脈 拍 96/ 分 整 血 圧 122/64 mmhg 呼 吸 数 14/ 分 眼 瞼 結 膜 と 眼 球 結 膜 とに 異 常 を 認 めない 両 頰 部 に 発 赤 と 圧 痛 とを 認 める 心 音 と 呼 吸 音 とに 異 常 を 認 めない 腹 部 は 平 坦 軟 で 肝 脾 を 触 知 しない 顔 面 の 写 真 別 冊 No. 2 を 別 に 示 す 最 も 適 切 な 治 療 薬 はどれか 抗 真 菌 薬 抗 ウイルス 薬 副 腎 皮 質 ステロイド ペニシリン 系 抗 菌 薬 非 ステロイド 性 抗 炎 症 薬 NSAIDs 別 冊 No. 2 15 DKIX-01-HH-19
次 の 文 を 読 み 31 32 の 問 いに 答 えよ 29 歳 の 女 性 頭 痛 を 主 訴 に 来 院 した 現 病 歴 : か 月 前 から 毎 日 午 後 時 ころになると 頭 が 重 くなり 肩 から 首 にかけ て 固 まってしまうような 違 和 感 を 覚 えるようになった 症 状 は 次 第 に 強 くなり 週 前 からは 常 に 頭 全 体 の 鈍 い 痛 みを 自 覚 し 始 めた 市 販 の 鎮 痛 薬 を 内 服 したが 症 状 は 改 善 せず 頭 痛 のために 仕 事 の 効 率 が 悪 くなり 何 度 か 集 中 力 が 足 りない と 会 社 の 上 司 に 注 意 を 受 けた 上 司 の 勧 めで 脳 神 経 外 科 を 受 診 し 頸 部 単 純 エックス 線 撮 影 と 頭 部 MRIとを 受 けたが 異 常 を 認 めなかった 週 前 からは 痛 みとともに 全 身 のだるさも 出 現 し 家 事 も 含 めたすべてのことがおっくうになっている また 症 状 のために 夜 なかなか 眠 りにつくことができず 一 方 朝 は 時 間 どおりに 起 きる ことができなくなっている この 週 間 のうち 何 度 か 歩 行 中 に 段 差 につまずくこと があった 頭 を 打 った 記 憶 はない 軽 い 吐 き 気 があるが 嘔 吐 はない 便 通 は 日 回 で 変 化 はない 既 往 歴 : 特 記 すべきことはない 生 活 歴 : 喫 煙 歴 と 飲 酒 歴 とはない 夫 と 人 暮 らし 仕 事 は 事 務 職 だが 半 年 前 に 部 署 が 変 わり それまでの 単 純 作 業 から 判 断 の 責 任 を 問 われる 業 務 となり 恒 常 的 に 残 業 をするようになった 最 終 月 経 は10 日 前 から 日 前 までで 妊 娠 の 可 能 性 はないという 家 族 歴 : 特 記 すべきことはない 現 症 : 意 識 は 清 明 身 長 158 m 体 重 46 kg 体 温 37.1 脈 拍 76/ 分 整 血 圧 96/48 mmhg 呼 吸 数 12/ 分 眼 瞼 結 膜 と 眼 球 結 膜 とに 異 常 を 認 めない 視 力 に 異 常 を 認 めない 対 光 反 射 は 正 常 である 顔 面 に 浮 腫 を 認 めない 前 額 部 および 頰 部 に 圧 痛 や 叩 打 痛 を 認 めない う 歯 を 認 めない 甲 状 腺 腫 と 頸 部 リンパ 節 とを 触 知 しない 心 音 と 呼 吸 音 とに 異 常 を 認 めない 神 経 学 的 所 見 に 異 常 を 認 めない 16 DKIX-01-HH-20
31 診 断 に 最 も 有 用 な 質 問 はどれか 異 常 な 光 が 見 えることはありますか 気 持 ちが 落 ち 込 むことはありますか 髪 の 毛 が 異 常 に 抜 けることはありますか 字 を 書 くのが 困 難 と 感 じることはありますか 皮 膚 に 赤 いぶつぶつが 出 ることはありますか 32 面 接 を 進 める 中 での 患 者 と 担 当 医 の 会 話 を 以 下 に 示 す 患 者 最 近 朝 なかなか 起 きることができず 会 社 を 遅 刻 してしまうかもし れないと 心 配 しています 担 当 医 なるほど 朝 が 起 きづらいと 遅 刻 が 心 配 になるのも 無 理 はないです ね 担 当 医 の 言 葉 の 背 景 にあるのはどれか 援 助 的 態 度 解 釈 的 態 度 共 感 的 態 度 調 査 的 態 度 評 価 的 態 度 17 DKIX-01-HH-21
次 の 文 を 読 み 33 34の 問 いに 答 えよ 71 歳 の 男 性 ふらつきを 主 訴 に 来 院 した 現 病 歴 : 週 前 から 朝 の 目 覚 めが 悪 く 散 歩 中 に 気 分 が 悪 くて 座 りこむことが 多 くなった 階 段 を 上 がる 際 に 息 切 れを 自 覚 するようになり 心 配 になったため 受 診 した 週 前 から 便 が 黒 かったという 以 前 から 通 院 中 の 内 科 で 週 前 に 行 った 検 査 結 果 を 持 参 している 既 往 歴 : 高 血 圧 症 と 心 房 細 動 のため 前 述 の 内 科 に 通 院 中 である か 月 前 に 右 膝 を 痛 め 自 宅 近 くの 診 療 所 で 処 方 された 鎮 痛 薬 を 服 用 している 生 活 歴 : 年 前 に 会 社 を 退 職 して 妻 長 男 夫 婦 および 小 学 生 の 孫 と 同 居 してい る 喫 煙 は45 歳 まで 15 本 / 日 を 25 年 間 飲 酒 は 機 会 飲 酒 検 査 所 見 持 参 したもの : 血 液 所 見 : 赤 血 球 343 万 H 10.6g/L Ht 33 % 白 血 球 7,300 血 小 板 10 万 PT-INR 1.9 基 準 0.9 1.1 APTT 38.4 秒 基 準 対 照 32.2 血 液 生 化 学 所 見 : 総 蛋 白 6.0 g/l アルブミン3.2 g/l 総 ビリルビ ン1.2 mg/l 直 接 ビ リルビ ン0.3 mg/l AST 33 IU/L ALT 26 IU/L LD 256 IU/L 基 準 176 353 尿 素 窒 素 15 mg/l クレアチニン0.8 mg/l 血 糖 98 mg/l N 131 meq/l K 4.4 meq/l Cl 97 meq/l 現 症 : 意 識 は 清 明 身 長 173 m 体 重 78 kg 体 温 36.2 脈 拍 96/ 分 不 整 血 圧 148/78 mmhg 呼 吸 数 20/ 分 SpO 2 97 % room ir 皮 膚 は 乾 燥 してい る 眼 瞼 結 膜 は 貧 血 様 で 眼 球 結 膜 に 黄 染 を 認 めない 眼 振 を 認 めない 口 腔 内 と 咽 頭 とに 異 常 を 認 めない 頸 静 脈 の 怒 張 を 認 めない 甲 状 腺 腫 と 頸 部 リンパ 節 とを 触 知 しない 心 音 と 呼 吸 音 とに 異 常 を 認 めない 腹 部 は 平 坦 軟 で 肝 脾 を 触 知 しない 浮 腫 を 認 めない 四 肢 の 筋 力 は 保 たれており 起 立 と 歩 行 とに 異 常 を 認 め ない 腱 反 射 に 異 常 を 認 めない 18 DKIX-01-HH-22
33 診 断 のために 再 度 確 認 すべきなのはどれか 食 物 アレルギー 歴 感 染 性 疾 患 の 有 無 週 間 以 内 の 海 外 渡 航 医 療 機 関 での 処 方 内 容 家 庭 でのストレスの 程 度 34 次 に 行 うべきなのはどれか 頭 部 CT 直 腸 鏡 検 査 骨 髄 刺 検 査 血 清 ビタミン B 12 測 定 上 部 消 化 管 内 視 鏡 検 査 19 DKIX-01-HH-23
次 の 文 を 読 み 35 36 の 問 いに 答 えよ 70 歳 の 女 性 発 熱 咳 嗽 喀 痰 および 呼 吸 困 難 を 主 訴 に 来 院 した 現 病 歴 : 日 前 から 咳 嗽 と 喀 痰 とを 自 覚 していた その 後 徐 々に 呼 吸 困 難 を 感 じるようになり 昨 晩 から 発 熱 も 認 めたため 家 族 の 運 転 する 車 で 受 診 した 既 往 歴 : 32 歳 時 に 虫 垂 炎 気 管 支 喘 息 のため 年 前 から 時 々 吸 入 薬 を 使 用 し ている 生 活 歴 : 長 女 夫 婦 と 孫 との 人 暮 らし 喫 煙 歴 と 飲 酒 歴 はない ADL は 自 立 し ている 家 事 を 分 担 しながら 近 所 の 児 童 館 で 読 み 聞 かせのボランティアをしてい る この 年 間 で 特 記 すべき 旅 行 歴 はない 現 症 : 意 識 は 清 明 身 長 153 m 体 重 48 kg 体 温 38.1 脈 拍 92/ 分 整 血 圧 118/62 mmhg 呼 吸 数 24/ 分 SpO 2 93 % room ir 頸 静 脈 の 怒 張 を 認 めな い 心 音 に 異 常 を 認 めない 右 側 の 下 胸 部 で ors rkls を 聴 取 する 下 に 浮 腫 を 認 めない 検 査 所 見 : 血 液 所 見 : 赤 血 球 368 万 H 11.9g/L Ht 36 % 白 血 球 9,800 血 小 板 23 万 血 液 生 化 学 所 見 : 尿 素 窒 素 22 mg/l クレアチニン1.2 mg/l CRP 5.2 mg/l その 後 の 経 過 : 酸 素 投 与 を 開 始 し 胸 部 エックス 線 撮 影 を 行 った 撮 影 室 から 車 椅 子 で 救 急 外 来 に 戻 ったところで 突 然 意 識 レベルが JCSⅡ-30 に 低 下 した 橈 骨 動 脈 の 脈 拍 は 触 知 不 能 すぐにベッドに 移 した 脈 拍 頸 動 脈 124/ 分 整 20 DKIX-01-HH-24
35 直 ちに 行 うべきなのはどれか β 遮 断 薬 急 速 静 注 ブドウ 糖 液 急 速 輸 液 生 理 食 塩 液 急 速 輸 液 重 炭 酸 ナトリウム 静 注 副 腎 皮 質 ステロイド 静 注 その 後 の 経 過 : 適 切 な 治 療 により 状 態 は 安 定 し 肺 炎 の 診 断 で 入 院 となった 喀 痰 の Grm 染 色 で 好 中 球 による Grm 陽 性 双 球 菌 の 貪 食 像 を 認 めたため 酸 素 投 与 に 加 えてペニシリン 系 抗 菌 薬 の 点 滴 静 注 が 開 始 された 日 後 喀 痰 は 減 り 呼 吸 状 態 も 改 善 して 酸 素 も 不 要 となったが 38 台 の 発 熱 が 再 燃 するとともに 頻 回 の 下 痢 が 出 現 した 36 まず 行 うべき 検 査 はどれか 抗 核 抗 体 注 腸 造 影 腹 部 造 影 CT 上 部 消 化 管 内 視 鏡 検 査 便 中 Clostriium iffiil 毒 素 21 DKIX-01-HH-25
次 の 文 を 読 み 37 38 の 問 いに 答 えよ 75 歳 の 男 性 尿 が 出 ないことと 腹 部 の 膨 満 感 とを 主 訴 に 来 院 した 現 病 歴 : 日 前 からくしゃみと 鼻 汁 のため 市 販 の 総 合 感 冒 薬 を 内 服 していた 昨 夜 から 尿 が 出 なくなり 下 腹 部 の 膨 満 感 と 痛 が 出 現 した 以 前 から 尿 が 出 にくく 残 尿 感 があったという 既 往 歴 : 10 歳 時 に 虫 垂 切 除 術 生 活 歴 : 無 職 妻 と 人 暮 らし 喫 煙 は45 歳 まで 20 本 / 日 を 25 年 間 飲 酒 は 機 会 飲 酒 家 族 歴 : 特 記 すべきことはない 現 症 : 意 識 は 清 明 身 長 175 m 体 重 80 kg 体 温 36.7 脈 拍 88/ 分 整 血 圧 120/84 mmhg 呼 吸 数 20/ 分 SpO 2 98 % room ir 皮 膚 は 乾 燥 眼 瞼 結 膜 と 眼 球 結 膜 とに 異 常 を 認 めない 口 腔 内 と 咽 頭 とに 異 常 を 認 めない 甲 状 腺 腫 と 頸 部 リンパ 節 とを 触 知 しない 心 音 と 呼 吸 音 とに 異 常 を 認 めない 下 腹 部 は 緊 満 して おり 恥 骨 上 に 圧 痛 を 認 める 22 DKIX-01-HH-26
37 この 患 者 に 直 腸 指 診 を 行 った 際 の 前 立 腺 所 見 はどれか 圧 痛 熱 感 一 部 が 石 様 硬 可 動 性 の 消 失 弾 性 硬 の 腫 大 38 この 患 者 に 尿 道 カテーテルを 留 置 する 際 の 手 順 で 正 しいのはどれか 清 潔 操 作 は 不 要 である 患 者 に 砕 石 位 をとってもらう 陰 茎 を 十 分 に 牽 引 して 挿 入 する 留 置 したカテーテルは 皮 膚 に 固 定 しない 挿 入 中 に 抵 抗 を 感 じたところで 先 端 のバルーンを 膨 らませる 23 DKIX-01-HH-27
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