DKIX01HH.mcd



Similar documents
図 表 1 1,000 万 円 以 上 高 額 レセプト ( 平 成 25 年 度 ) 順 位 月 額 医 療 費 主 傷 病 名 順 位 月 額 医 療 費 主 傷 病 名 順 位 月 額 医 療 費 主 傷 病 名 順 位 月 額 医 療 費 主 傷 病 名 順 位 月 額 医 療 費 主 傷

5 月 25 日 2 口 腔 咽 頭 唾 液 腺 の 疾 患 2 GIO: 口 腔 咽 頭 唾 液 腺 の 疾 患 を 理 解 する SBO: 1. 急 性 慢 性 炎 症 性 疾 患 を 説 明 できる 2. 扁 桃 の 疾 患 を 説 明 できる 3. 病 巣 感 染 症 を 説 明 できる 4

<96DA8E9F81698D8791CC A2E786C73>

診療行為コード

Microsoft PowerPoint _GP向けGL_final

認 定 看 護 師 専 門 看 護 師 集 中 ケア 新 生 児 集 中 ケア A 呼 吸 ケアチーム 加 算 150 点 呼 吸 ケアチームの 設 置 救 急 看 護 小 児 救 急 看 護 慢 性 呼 吸 器 疾 患 看 護 急 性 重 症 患 者 看 護 A 247 認 知 症

光 輪 はさみこども 園 学 校 保 健 安 全 法 ( 第 19 条 )に 準 ずる(H24.4 改 定 ) 病 名 感 染 しやすい 期 間 登 園 のめやす 症 状 ( 発 熱 全 身 症 状 呼 吸 器 症 状 )がある 期 間 インフルエンザ ( 発 症 前 24 時 間 ~ 発 病 後

Ⅶ 東 海 地 震 に 関 して 注 意 情 報 発 表 時 及 び 警 戒 宣 言 発 令 時 の 対 応 大 規 模 地 震 対 策 特 別 措 置 法 第 6 条 の 規 定 に 基 づき 本 県 の 東 海 地 震 に 係 る 地 震 防 災 対 策 強 化 地 域 において 東 海 地 震

Microsoft Word - 通知 _2_.doc

首 は 下 あ ご の 骨 の 下 か ら 鎖 骨 の 上 ま で 自 分 の 首 を 両 手 で は さ ん で お さ え て み ま し ょ う 師 首 っ て ど ん な 仕 事 を し て い る か な 子 頭 を の せ て い る 頭 を お さ え て い る 頭 を 動 か し

アフターケア.indd

人 間 ドックコース( 脳 検 査 がん 検 査 含 む) 298,000 円 / 税 込 その 他 肥 満 症 やせ 症 高 / 低 血 圧 近 視 乱 視 白 内 障 緑 内 障 網 膜 疾 患 外 部 の 音 を 遮 断 したブースで 音 を 聞 き 取 って 調 難 聴 腹 部 超 音 波

17 外 国 人 看 護 師 候 補 者 就 労 研 修 支 援 18 看 護 職 員 の 就 労 環 境 改 善 運 動 推 進 特 別 20 歯 科 医 療 安 全 管 理 体 制 推 進 特 別 21 在 宅 歯 科 医 療 連 携 室 整 備 22 地 域 災 害 拠 点 病


< F2D F97CC8EFB8F BE8DD78F9192CA926D>

10w.xdw

3 保 険 料 ( 掛 金 )を 納 めていること 原 則 として 初 診 日 月 前 々 月 まで 国 民 年 金 加 入 期 間 全 体 うち 3 分 2 以 上 きち んと 納 めている( 保 険 料 免 除 期 間 も 含 む)ことが 必 要 です 現 在 は 特 例 として 初 診 日 が

栄養管理手順について

Microsoft Word - 1表紙.doc

5 月 27 日 4 子 宮 頸 癌 1 GIO: 子 宮 頸 癌 の 病 態 診 断 治 療 について 理 解 する SBO: 1. 子 宮 頸 癌 の 発 癌 のメカニズムや 発 癌 過 程 について 説 明 できる 2. 子 宮 頸 癌 および 前 癌 病 変 の 分 類 ついて 説 明 でき

平成24年度 福島県患者調査の概況(厚生労働省大臣官房統計情報部人口動態・保健社会統計課 保健統計室:H )

● 外科初期研修プログラム 

2 ペインクリニック ペインクリニック 科 に 関 しては 先 ずは 様 々な 痛 みの 症 例 を 正 確 に 診 断 できる 能 力 の 養 成 を 最 大 の 目 標 にします その 過 程 で 薬 物 療 法 神 経 ブロック( 超 音 波 透 視 下 を 含 む) Intervention

監 修 北 辰 会 有 澤 総 合 病 院 内 科 大 八 木 秀 和 1 時 間 目 子 宮 内 膜 症 名 古 屋 大 学 大 学 院 医 学 系 研 究 科 産 婦 人 科 中 原 辰 夫 NAKAHARA Tatsuo 月 経 困 腎 難 不 を 全 訴 とはどのような えて 来 院 される

( 減 免 の 根 拠 等 ) 第 1 条 こ の 要 綱 は, 地 方 税 法 第 条 の 規 定 に 基 づ く 市 税 条 例 第 6 9 条 の 2 の 規 定 を 根 拠 と す る 身 体 障 害 者 等 に 対 す る 軽 自 動 車 税 の 減 免 の 具 体 的 な 対

ひろっぱ355号2月Web用に.indd

神 経 系 統 の 機 能 神 経 系 統 の 機 能 の 著 しい 障 害 とは 脳 の 器 質 障 害 四 肢 その 他 の 神 経 の 損 傷 によって 生 じる 灼 熱 痛 脳 神 経 及 び 脊 髄 神 経 の 外 傷 その 他 の 原 因 による 神 経 痛 等 により 特 に 軽 易

頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮

ROTA:ロータブレター 件 数 期 間 中 の 実 施 件 数 (K548 算 定 件 数 ) CTO: 慢 性 完 全 閉 塞 件 数 PTA: 経 皮 的 末 梢 動 脈 形 成 術 件 数 期 間 中 の 実 施 件 数 (K616 算

Microsoft Word - 3大疾病保障特約付団体信用生命保険の概要_村上.docx

DKIX01CH.mcd

3 薬 局 サービス 等 (1) 健 康 サポート 薬 局 である 旨 の 表 示 健 康 サポート 薬 局 である 旨 を 表 示 している 場 合 健 康 サポート 薬 局 とは かかりつけ 薬 剤 師 薬 局 としての 基 本 的 な 機 能 に 加 えて 積 極 的 な 健 康 サポート 機

目次

untitled

目  次

毎 月 の 給 与 等 ( )を 一 定 の 等 級 区 分 にあてはめた 標 準 月 額 の 上 限 が 現 行 の47 等 級 から50 等 級 に 改 正 されます ( 別 紙 健 康 保 険 料 額 表 参 照 ) なお 法 改 正 に 伴 い 標 準 月 額 が 改 定 される 方 につい

< E96F28EE892A D A F4390B394C52E786C7378>

Microsoft Word - nagekomi栃木県特定医療費(指定難病)支給認定申請手続きのご案内 - コピー

スライド 1

【不妊外来問診票2012版】

認 し 通 常 の 立 入 検 査 に 際 しても 許 可 内 容 が 遵 守 されていることを 確 認 するこ と 2 学 校 薬 剤 師 業 務 の 兼 任 学 校 薬 剤 師 の 業 務 を 兼 任 する 場 合 の 取 扱 いは 次 のとおりとする (1) 許 可 要 件 1 薬 局 等 の

公 営 企 業 職 員 の 状 況 1 水 道 事 業 1 職 員 給 与 費 の 状 況 ア 決 算 区 分 総 費 用 純 利 益 職 員 給 与 費 総 費 用 に 占 める ( 参 考 ) 職 員 給 与 費 比 率 22 年 度 の 総 費 用 に 占 A B B/A める 職 員 給 与

< F2D874491E682528FCD2091E DF C A2E>

L006 球 後 麻 酔 及 び 顔 面 頭 頸 部 の 伝 達 麻 酔 ( 瞬 目 麻 酔 及 び 眼 輪 筋 内 浸 潤 麻 酔 を 含 む ) 150 点 L007 開 放 点 滴 式 全 身 麻 酔 310 点 L008 マスク 又 は 気 管 内 挿 管 による 閉 鎖 循 環 式 全 身

(Microsoft Word _10\214\216\222\262\215\270\203\212\203\212\201[\203X_\215\305\217I\215e.doc)

全設健発第     号

HIV感染防止マニュアル(出力用).indd

< F2D817995DB94AD D8691E6328D86817A96BE8DD78F91>

tokutei2-7.xls

2-1膠原病.doc

各論_1章〜7章.indd

Microsoft Word - 【溶け込み】【修正】第2章~第4章

Taro-iryouhoken

新ひだか町住宅新築リフォーム等緊急支援補助金交付要綱

(4) 運 転 する 学 校 職 員 が 交 通 事 故 を 起 こし 若 しくは 交 通 法 規 に 違 反 したことにより 刑 法 ( 明 治 40 年 法 律 第 45 号 ) 若 しくは 道 路 交 通 法 に 基 づく 刑 罰 を 科 せられてから1 年 を 経 過 していない 場 合 同

003-00個人の健康増進・疾病予防の推進のための所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

- 1 - 総 控 負 傷 疾 病 療 養 産 産 女 性 責 帰 べ 由 試 ~ 8 契 約 契 約 完 了 ほ 契 約 超 締 結 専 門 的 知 識 技 術 験 専 門 的 知 識 高 大 臣 専 門 的 知 識 高 専 門 的 知 識 締 結 契 約 満 歳 締 結 契 約 契 約 係 始

Microsoft Word - conference

(Microsoft Word - \220V\227v\215j\221S\225\266.DOC)

(2) 特 別 障 害 給 付 金 国 民 年 金 に 任 意 加 入 していなかったことにより 障 害 基 礎 年 金 等 を 受 給 していない 障 がい 者 の 方 に 対 し 福 祉 的 措 置 として 給 付 金 の 支 給 を 行 う 制 度 です 支 給 対 象 者 平 成 3 年 3

①表紙

製 造 業 者 は 製 造 販 売 業 者 の 管 理 監 督 の 下 適 切 な 品 質 管 理 を 行 い 製 品 を 製 造 します なお 製 造 業 は 製 造 に 特 化 した 許 可 となっており 製 造 業 の 許 可 のみでは 製 品 を 市 場 に 出 荷 することはできま せん


大学病院治験受託手順書

 

前橋市軽自動車税減免要綱(案)1

(3) その 他 市 長 が 必 要 と 認 める 書 類 ( 補 助 金 の 交 付 決 定 ) 第 6 条 市 長 は 前 条 の 申 請 書 を 受 理 したときは 速 やかにその 内 容 を 審 査 し 補 助 金 を 交 付 すべきものと 認 めたときは 規 則 第 7 条 に 規 定 す

Microsoft Word - h28rifo

(5 ) 当 該 指 定 居 宅 介 護 事 業 所 の 新 規 に 採 用 し た 全 て の 居 宅 介 護 従 業 者 に 対 し 熟 練 し た 居 宅 介 護 従 業 者 の 同 行 に よ る 研 修 を 実 施 し て い る こ と (6 ) 当 該 指 定 居 宅 介 護 事 業

5 民 間 事 業 者 における 取 扱 いについて( 概 要 資 料 P.17~19) 6 法 人 番 号 について( 概 要 資 料 P.4) (3) 社 会 保 障 税 番 号 制 度 のスケジュールについて( 概 要 資 料 P.20) 1 平 成 27 年 10 月 から( 施 行 日 は

( 医 療 機 器 の 性 能 及 び 機 能 ) 第 3 条 医 療 機 器 は 製 造 販 売 業 者 等 の 意 図 する 性 能 を 発 揮 できなければならず 医 療 機 器 としての 機 能 を 発 揮 できるよう 設 計 製 造 及 び 包 装 されなければならない 要 求 項 目 を

DKIX01HH.mcd

●電力自由化推進法案

<4D F736F F D C93FA967B91E5906B8DD082D682CC91CE899E2E646F6378>

Microsoft Word - 2章.doc

目 次 事 例 法 別 5 法 別 5 70 歳 以 上 ( 患 者 負 担 割 ) 誕 生 が 昭 和 9 年 月 以 降 の 者 3 法 別 5 70 歳 以 上 ( 患 者 負 担 割 ) 特 例 措 置 対 象 者 法 別 歳 以 上 ( 患 者 負 担 割 ) 特 例 措 置

一般用漢方製剤の添付文書等に記載する使用上の注意の一部改正について_3

目 次 1. 社 会 保 障 分 野 でできること 1 1 高 額 医 療 高 額 介 護 合 算 制 度 の 改 善 2 保 険 証 機 能 の 一 元 化 3 自 己 診 療 情 報 の 活 用 4 給 付 可 能 サービスの 行 政 側 からの 通 知 2. 年 金 分 野 でできること 5

5 月 19 日 5 新 生 児 の 呼 吸 障 害 GIO: 新 生 児 期 に 生 じる 呼 吸 障 害 の 病 態 の 特 徴 を 説 明 でき 胸 部 XPから 診 断 できる SBO: 1. 新 生 児 呼 吸 障 害 の 病 態 に 基 づく 症 状 の 特 徴 を 説 明 できる 2.

( 新 ) 医 療 提 供 の 機 能 分 化 に 向 けたICT 医 療 連 携 導 入 支 援 事 業 費 事 業 の 目 的 医 療 政 策 課 予 算 額 58,011 千 円 医 療 分 野 において あじさいネットを 活 用 したICT したICT 導 入 により により 医 療 機 能

Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt

Microsoft Word - 02目次.doc

Microsoft Word - ”‚Š¿…V…−†[…YNo19-7.doc

31.79 気 管 形 成 手 術 ( 管 状 気 管 気 管 移 植 等 )( 頸 部 から) 胸 腔 鏡 下 肺 悪 性 腫 瘍 手 術 (リンパ 節 郭 清 を 伴 う)

<947A957A8E9197BF C E786C73>

届 届 火 葬 費 補 助 金 町 内 に 住 所 を 有 するかたが 死 亡 ( 死 産 も 含 む)し 火 葬 の 許 可 を 受 け 火 葬 をした 場 合 に 申 請 により 火 葬 料 を 補 助 します なお 平 成 28 年 3 月 までに 許 可 された 分 の 申 請 は 従 前

PowerPoint プレゼンテーション

11 切 断 又 は 離 断 変 形 麻 痺 11 切 離 断 部 位 手 関 節 前 腕 肘 関 節 上 腕 肩 関 節 左 リスフラン 関 節 部 位 左 ショパール 関 節 足 関 節 下 腿 膝 関 節 大 腿 股 関 節 左 左 手 ( 足 ) 関 節 手 ( 足 ) 指 の 切 離 断

Microsoft Word - (課×県・指定)【頭紙】「精神障害者保健福祉手帳の診断書の記入に当たって留意すべき事項について」等の一部改正について.rtf

<4D F736F F F696E74202D208D4C94A C BB38EBA814089FC95CF2E B8CDD8AB B83685D>

Taro-条文.jtd

該 介 護 休 業 が 終 了 する 日 までに, 当 該 介 護 休 業 に 係 る 対 象 家 族 が 死 亡 したとき 又 は 離 婚, 婚 姻 の 取 消, 離 縁 等 により 当 該 介 護 休 業 に 係 る 対 象 家 族 との 親 族 関 係 が 消 滅 した とき (3) 配 偶

発 覚 理 由 違 反 態 様 在 日 期 間 違 反 期 間 婚 姻 期 間 夫 婦 間 の 子 刑 事 処 分 等 1 出 頭 申 告 不 法 残 留 約 13 年 9 月 約 9 年 11 月 約 1 年 10 月 2 出 頭 申 告 不 法 入 国 約 4 年 2 月 約 4 年 2 月 約

接 支 払 制 度 を 活 用 するか 意 思 を 確 認 する 確 認 に 当 たっては 次 の 各 号 に 掲 げる 事 項 について 書 面 により 世 帯 主 の 合 意 を 得 て 代 理 契 約 を 締 結 するものとする (1) 医 療 機 関 等 が 本 市 に 対 し 世 帯 主

(2) 職 員 の 初 任 給 の 状 況 ( 平 成 17 年 4 月 1 日 現 在 ) 初 任 給 2 年 後 の 給 料 初 任 給 2 年 後 の 給 料 一 般 行 政 職 技 能 労 務 職 大 学 卒 171,1 151,5 19,2 164,7 17,7 184,4 中 学 卒 1

< F2D D D837C815B B8EC08E7B97768D80>

PowerPoint Presentation

δ

研修計画

13. 四 肢 関 節 観 血 手 術 ( 手 指 足 指 に 対 する 関 節 切 開 術 を 除 きます ) 14. 鎖 骨 肩 甲 骨 胸 骨 肋 骨 観 血 手 術 上 顎 骨 下 顎 骨 顎 関 節 観 血 手 術 ( 歯 歯 周 組 織 の 処 置 に 伴 うもの 慢 性

Transcription:

110 H 指 示 があるまで 開 かないこと 平 成 28 年 月 日 12 時 45 分 14 時 00 分 注 意 事 項 1. 試 験 問 題 の 数 は 38 問 で 解 答 時 間 は 正 味 時 間 15 分 である 2. 解 答 方 法 は 次 のとおりである 各 問 題 にはからまでの つの 選 択 肢 があるので そのうち 質 問 に 適 した 選 択 肢 を つ 選 び 答 案 用 紙 に 記 入 すること 例 101 応 招 義 務 を 規 定 しているのはどれか 刑 法 医 療 法 医 師 法 健 康 保 険 法 地 域 保 健 法 正 解 は であるから 答 案 用 紙 の 答 案 用 紙 1の 場 合 101 粟 101 をマークすればよい 答 案 用 紙 2の 場 合 101 101 或 DKIX-01-HH-1

DKIX-01-HH-2

DKIX-01-HH-3

DKIX-01-HH-4

1 介 入 を 伴 う 臨 床 研 究 について 正 しいのはどれか 倫 理 審 査 委 員 会 の 審 査 は 必 要 ない 被 験 者 は 研 究 計 画 書 を 閲 覧 できる 開 始 した 研 究 は 中 止 することはできない 研 究 に 伴 う 有 害 な 事 象 は 開 示 しなくてもよい 研 究 で 得 られたデータの 部 分 的 改 ざんは 許 容 されている 2 歩 行 時 の 姿 位 を 図 に 示 す この 患 者 の 左 下 肢 に 予 想 されるのはどれか 筋 緊 張 低 下 腱 反 射 減 弱 足 クローヌス 線 維 束 性 収 縮 アステリキシス 1 DKIX-01-HH-5

3 入 院 中 の 高 齢 者 が 夜 間 のせん 妄 を 発 症 したとき せん 妄 を 増 悪 させるのはどれ か 家 族 との 面 会 を 勧 めること 日 中 の 自 然 光 を 採 り 入 れること 夜 間 は 病 室 を 真 っ 暗 にすること 病 室 にカレンダーを 掲 示 すること 時 計 を 大 きな 文 字 盤 のものにすること 4 尿 道 カテーテル 留 置 の 目 的 で 最 も 適 切 なのはどれか 尿 路 感 染 の 予 防 介 護 負 担 の 軽 減 尿 蛋 白 量 の 測 定 患 者 の 長 期 安 静 保 持 水 腎 症 を 伴 う 慢 性 尿 閉 の 治 療 5 微 生 物 検 査 で 塗 抹 鏡 検 に 適 した 品 質 の 良 い 喀 痰 の 好 中 球 の 数 と 平 上 皮 細 胞 の 数 との 組 合 せで 正 しいのはどれか ただし 数 値 は 倍 率 100 倍 で 鏡 検 時 の 視 野 あたりの 細 胞 数 を 表 す 好 中 球 平 上 皮 細 胞 0 0 5 5 5 30 30 5 30 30 2 DKIX-01-HH-6

6 心 音 のⅢ 音 について 正 しいのはどれか 低 調 な 音 である 座 位 で 増 強 する 収 縮 期 に 聴 取 する 大 動 脈 弁 領 域 で 聴 取 しやすい 小 児 で 聴 取 すれば 病 的 である 7 薬 物 と 副 作 用 の 組 合 せで 誤 っているのはどれか ジギタリス 悪 心 オピオイド 下 痢 抗 ヒスタミン 薬 眠 気 副 腎 皮 質 ステロイド 高 血 糖 ベンゾジアゼピン 系 抗 不 安 薬 ふらつき 8 甲 状 腺 の 診 察 で 正 しいのはどれか 頸 部 を 後 屈 して 行 う 甲 状 腺 は 甲 状 軟 骨 と 舌 骨 との 間 に 触 知 する 唾 液 を 嚥 下 すると 甲 状 腺 は 頭 側 へ 移 動 する 甲 状 腺 の 血 管 性 雑 音 は 頸 動 脈 分 岐 部 分 で 聴 取 する 甲 状 腺 を 触 知 すれば 甲 状 腺 腫 大 があると 診 断 する 3 DKIX-01-HH-7

9 徒 手 筋 力 テストの 図 を 示 す 矢 印 の 方 向 に 頭 部 を 動 かしている 主 に 働 く 筋 はどれか 三 角 筋 僧 帽 筋 大 胸 筋 肩 甲 挙 筋 胸 鎖 乳 突 筋 4 DKIX-01-HH-8

10 シリンジを 用 いて 静 脈 採 血 を 行 う 手 順 を 示 す 駆 血 帯 を 巻 く 静 脈 怒 張 を 触 知 する 採 血 部 位 を 消 毒 する 1 注 射 針 を 刺 入 し 逆 流 を 確 認 する 2 血 液 を 採 取 する 3 注 射 針 を 抜 く 4 刺 入 部 を 圧 迫 する 5 絆 創 膏 を 貼 る 駆 血 帯 を 外 す 時 点 はどれか 1 2 3 4 5 5 DKIX-01-HH-9

11 基 準 値 が 特 定 の 疾 患 の 有 無 を 判 断 する 目 的 で 設 定 されているのはどれか CK AST PSA CRP 白 血 球 数 12 医 療 チームが 患 者 の QOL を 評 価 する 際 に 誤 っているのはどれか 患 者 の 価 値 観 が 評 価 に 影 響 する 複 数 の 測 定 指 標 が 提 唱 されている 将 来 の 病 状 予 想 により 評 価 が 変 化 する 患 者 の 病 状 理 解 の 程 度 が 評 価 に 影 響 する 個 別 患 者 の 状 況 に 対 する 評 価 は 一 定 である 13 成 人 女 性 の 婦 人 科 診 察 時 の 双 合 診 で 正 しいのはどれか 側 臥 位 で 行 う 外 陰 部 視 診 の 前 に 行 う 膀 胱 に 尿 をためて 行 う Dougls 窩 は 内 診 指 で 触 診 する 正 常 卵 巣 は 外 診 指 で 触 知 できる 6 DKIX-01-HH-10

14 疾 患 とリスクファクターの 組 合 せで 誤 っているのはどれか 口 腔 癌 不 適 合 義 歯 声 帯 麻 痺 音 声 酷 使 下 咽 頭 癌 飲 酒 睡 眠 時 無 呼 吸 肥 満 ポリープ 様 声 帯 喫 煙 15 パルスオキシメトリについて 正 しいのはどれか 使 用 前 に 装 置 の 滅 菌 が 必 要 である 静 脈 血 の 酸 素 飽 和 度 を 計 測 できる 一 酸 化 炭 素 中 毒 の 診 断 に 有 用 である 過 換 気 症 候 群 の 患 者 で 測 定 値 が 低 下 する 麻 酔 中 の 持 続 的 モニターとして 使 用 される 16 前 脊 髄 動 脈 症 候 群 の 急 性 期 にみられない 徴 候 はどれか 下 肢 運 動 麻 痺 下 肢 振 動 覚 消 失 下 肢 温 痛 覚 消 失 下 肢 腱 反 射 消 失 膀 胱 直 腸 障 害 7 DKIX-01-HH-11

17 行 動 変 容 について 正 しいのはどれか モデリングが 有 効 である 行 動 を 変 えて 年 間 は 実 行 期 である 準 備 期 の 次 のステージは 関 心 期 である 強 化 マネジメントは 無 関 心 期 に 重 要 である 環 境 変 化 に 応 じて 反 射 的 に 獲 得 するものである 18 白 内 障 の 初 期 にみられる 症 状 はどれか 虹 視 小 視 羞 明 飛 蚊 症 視 野 狭 窄 19 成 人 に 対 する 全 身 麻 酔 の 急 速 導 入 で 最 初 に 投 与 するのはどれか 純 酸 素 筋 弛 緩 薬 吸 入 麻 酔 薬 静 脈 麻 酔 薬 副 交 感 神 経 刺 激 薬 8 DKIX-01-HH-12

20 腎 盂 腎 炎 から 全 身 性 炎 症 反 応 症 候 群 SIRS となった 成 人 患 者 に 補 液 と 抗 菌 薬 投 与 を 開 始 した 治 療 開 始 から 日 後 の 白 血 球 数 は 6,600 であった この 時 点 のバイタルサインで SIRS から 脱 出 できたと 判 断 できるのはどれか 体 温 脈 拍 血 圧 呼 吸 数 / 分 mmhg / 分 35.0 72 94/66 28 37.0 112 94/66 28 37.0 112 120/72 14 39.0 72 120/72 28 39.0 112 94/66 14 21 65 歳 の 女 性 腹 痛 を 主 訴 として 家 族 とともに 緩 和 ケア 外 来 を 受 診 した 年 前 に 進 行 膵 癌 の 診 断 で 膵 体 尾 部 切 除 術 を 受 け か 月 前 から 腹 痛 が 出 現 した 局 所 再 発 肝 転 移 および 腹 膜 播 腫 を 認 め 予 後 は か 月 程 度 と 考 えられる 医 師 が 患 者 に 根 治 は 困 難 であることを 伝 えた 患 者 は 流 涙 したまましばらく 沈 黙 が 続 いた その 後 医 師 が お 話 を 続 けてもよろしいでしょうか と 声 をかけると 患 者 は 頷 いた 次 に 医 師 がかける 言 葉 として 適 切 なのはどれか 何 か 叶 えたい 希 望 はありますか 来 週 落 ち 着 いて 話 し 合 いましょう あまりお 役 にたてることはないようです 残 された 余 命 について 話 し 合 いましょう 今 どのようなお 気 持 ちか 話 していただけますか 9 DKIX-01-HH-13

22 45 歳 の 女 性 腹 部 膨 満 感 と 胆 汁 様 消 化 液 の 嘔 吐 とを 主 訴 に 来 院 した か 月 前 に 胃 癌 による 癌 性 腹 膜 炎 と 診 断 され 本 人 と 家 族 とに 数 か 月 の 予 後 と 告 知 されてい た 週 前 から 腹 痛 に 対 しオピオイドが 投 与 されており 週 前 から 排 便 や 排 ガス がなくなり 時 々 胆 汁 様 消 化 液 の 嘔 吐 がある るいそうが 目 立 ち 腹 部 は 膨 満 し 腸 雑 音 が 減 弱 している 腹 部 エックス 線 写 真 で 小 腸 ガスを 伴 う 腸 管 拡 張 像 が 観 察 され 大 腸 のガス 像 を 認 めない 治 療 方 針 について 緩 和 ケアチームの 中 で 消 化 器 疾 患 の 担 当 医 と 緩 和 ケアの 担 当 医 の 意 見 が 一 致 しない 対 応 として 適 切 なのはどれか 他 院 のセカンドオピニオンを 求 める 緩 和 ケアの 担 当 医 の 意 見 を 優 先 させる 消 化 器 疾 患 の 担 当 医 の 意 見 を 優 先 させる 患 者 家 族 および 緩 和 ケアチームで 話 し 合 う 在 宅 ケア 担 当 のかかりつけ 医 が 単 独 で 方 針 決 定 する 23 指 導 医 研 修 医 および 看 護 師 の 人 が 救 急 外 来 で 夜 間 当 直 中 に 胸 痛 と 呼 吸 困 難 とを 訴 える50 歳 の 男 性 が 搬 入 されてきた 研 修 医 が 心 電 図 モニターの 装 着 静 脈 路 確 保 などの 処 置 を 行 っていたところ 患 者 が 心 肺 停 止 状 態 となり 指 導 医 が 胸 骨 圧 迫 を 開 始 した 心 電 図 モニター 上 心 室 細 動 を 認 めた 一 時 的 な 胸 骨 圧 迫 の 中 断 のもと 研 修 医 が 150 J で 電 気 的 除 細 動 を 行 った 直 後 患 者 の 傍 らにいた 看 護 師 が 突 然 意 識 を 消 失 して 倒 れた 研 修 医 が 確 認 したところ 看 護 師 の 呼 吸 は 停 止 し 脈 を 触 知 しなかった この 看 護 師 の 病 態 として まず 想 起 すべきなのはどれか 心 室 細 動 房 室 ブロック くも 膜 下 出 血 急 性 冠 症 候 群 神 経 失 調 性 失 神 10 DKIX-01-HH-14

24 32 歳 の 女 性 咳 嗽 と 夜 間 の 呼 吸 困 難 とを 主 訴 に 来 院 した か 月 前 から 夜 間 主 体 の 咳 嗽 が 出 現 し 夜 間 の 呼 吸 困 難 も 伴 うようになったため 昼 間 に 来 院 した 冷 気 の 吸 入 や 線 香 の 煙 によっても 咳 が 誘 発 される 喫 煙 歴 はない 意 識 は 清 明 体 温 36.5 脈 拍 76/ 分 整 血 圧 116/68 mmhg 呼 吸 数 14/ 分 SpO 2 97 % room ir 心 音 に 異 常 を 認 めない 呼 吸 音 は 呼 気 終 末 に whzs を 聴 取 する 血 液 所 見 : 赤 血 球 395 万 H 13.6g/L Ht 42 % 白 血 球 4,800 好 中 球 63 % 好 酸 球 15 % 単 球 % リンパ 球 16 % 血 小 板 18 万 IgE 280 IU/mL 基 準 250 未 満 CRP 0.1 mg/l 胸 部 エックス 線 写 真 で 異 常 を 認 めない 最 も 考 えられる 疾 患 はどれか 気 管 支 喘 息 過 敏 性 肺 炎 肺 血 栓 塞 栓 症 副 鼻 腔 気 管 支 症 候 群 びまん 性 汎 細 気 管 支 炎 25 歳 か 月 の 男 児 発 熱 と 活 気 不 良 のため 母 親 に 連 れられて 来 院 した 日 前 か ら38.5 の 発 熱 と 皮 疹 とを 認 め 昨 日 かかりつけ 医 を 受 診 した 咽 頭 ぬぐい 液 の A 群 β 溶 連 菌 迅 速 検 査 は 陰 性 で 解 熱 薬 が 処 方 され 帰 宅 した 本 日 から 活 気 不 良 となり 紹 介 された 体 重 15 kg 体 温 39.2 脈 拍 140/ 分 整 血 圧 88/56 mmhg 活 気 なし 左 頸 部 に 径 1.5 m のリンパ 節 を 個 触 知 する 呼 吸 音 に 異 常 を 認 めない 体 幹 や 四 肢 に 小 紅 斑 が 散 在 し BCG 接 種 部 位 の 発 赤 を 認 める 注 意 すべき 診 察 部 位 はどれか 舌 毛 髪 歯 肉 鼓 膜 眼 瞼 結 膜 11 DKIX-01-HH-15

26 歳 の 男 児 全 身 けいれんが 持 続 するため 救 急 車 で 搬 入 された 昨 日 から 39 以 上 の 発 熱 があったという 食 事 と 水 分 の 摂 取 はやや 低 下 しているが 嘔 吐 や 下 痢 は なく 排 尿 はあったという 今 朝 全 身 けいれんが 始 まり 約 20 分 間 持 続 している ため 母 親 が 救 急 車 を 要 請 した 来 院 時 もけいれんが 持 続 している まず 行 うべき 処 置 として 適 切 でないのはどれか 酸 素 投 与 気 道 確 保 胃 管 挿 入 静 脈 路 確 保 ジアゼパム 投 与 27 70 歳 の 男 性 開 胸 手 術 中 である 全 身 麻 酔 下 に 従 量 式 の 人 工 呼 吸 管 理 をしてい る 喫 煙 歴 は30 本 / 日 を 30 年 間 身 長 160 m 体 重 60 kg 体 温 36.5 換 気 回 数 10/ 分 心 拍 数 80/ 分 整 血 圧 120/80 mmhg 吸 入 酸 素 濃 度 50 % での SpO 2 が 94 % に 低 下 してきた 尿 量 50 ml/ 時 吸 気 性 および 呼 気 性 の ors rkls を 聴 取 する 手 術 開 始 時 および 現 在 の 気 道 内 圧 曲 線 別 冊 No. 1 を 別 に 示 す まず 行 うべき 処 置 はどれか 気 管 内 吸 引 胸 部 エックス 線 撮 影 利 尿 薬 の 静 脈 内 投 与 気 管 支 拡 張 薬 の 吸 入 換 気 法 を 従 量 式 から 従 圧 式 に 変 更 別 冊 No. 1 12 DKIX-01-HH-16

28 74 歳 の 女 性 下 痢 と 口 渇 とを 主 訴 に 来 院 した 昨 夜 から 水 様 便 が 回 あった 同 居 している 夫 も 日 前 から 下 痢 をしているという 食 欲 が 低 下 し 水 分 も 十 分 とれ ないため 入 院 治 療 を 開 始 した 口 腔 内 は 乾 燥 し 心 窩 部 と 左 下 腹 部 とに 軽 い 圧 痛 を 認 める 入 院 診 療 録 の 問 題 指 向 型 医 療 記 録 POMR において ssssmnt 評 価 の 記 載 に 該 当 するのはどれか 整 腸 薬 を 処 方 する 腹 部 に 圧 痛 を 認 める 昨 夜 から 下 痢 をしている 細 胞 外 液 の 点 滴 静 注 を 行 う ウイルス 性 の 急 性 腸 炎 が 疑 われる 13 DKIX-01-HH-17

29 56 歳 の 男 性 四 肢 の 筋 けいれんを 主 訴 に 来 院 した 炎 天 下 で 道 路 工 事 をしてい た 午 後 になり 気 分 不 快 とふらつきが 出 現 し 四 肢 に 筋 けいれんが 生 じるように なってきたため 同 僚 に 付 き 添 われて 受 診 した 朝 から 尿 が 出 ていないという 意 識 レベルは JCSⅠ- 体 温 37.2 脈 拍 100/ 分 整 血 圧 104/70 mmhg 呼 吸 数 18/ 分 皮 膚 口 腔 粘 膜 舌 および 腋 窩 は 乾 燥 している 頸 静 脈 の 虚 脱 を 認 める 血 液 生 化 学 所 見 : 総 蛋 白 8.3 g/l アルブミン4.5 g/l 血 糖 98 mg/l 尿 素 窒 素 46 mg/l クレアチニン2.0 mg/l 尿 酸 7.8 mg/l N 138 meq/l K 4.8 meq/l Cl 98 meq/l 治 療 として 適 切 なのはどれか 血 液 透 析 ドパミン 投 与 フロセミド 投 与 生 理 食 塩 液 点 滴 重 炭 酸 ナトリウム 投 与 14 DKIX-01-HH-18

30 62 歳 の 男 性 顔 面 の 発 赤 を 主 訴 に 来 院 した 日 前 に 顔 面 の 発 赤 が 出 現 した 37.2 の 発 熱 と 顔 面 の 熱 感 があり 押 さえると 痛 みを 感 じた 症 状 が 改 善 しない ため 受 診 した 顔 面 の 痒 み 日 光 過 敏 関 節 痛 および 筋 肉 痛 は 自 覚 していない 化 粧 品 や 外 用 薬 は 使 用 していない 糖 尿 病 で 治 療 中 である 喫 煙 歴 はなく 飲 酒 は 機 会 飲 酒 兄 が 関 節 リウマチ 意 識 は 清 明 体 温 37.5 脈 拍 96/ 分 整 血 圧 122/64 mmhg 呼 吸 数 14/ 分 眼 瞼 結 膜 と 眼 球 結 膜 とに 異 常 を 認 めない 両 頰 部 に 発 赤 と 圧 痛 とを 認 める 心 音 と 呼 吸 音 とに 異 常 を 認 めない 腹 部 は 平 坦 軟 で 肝 脾 を 触 知 しない 顔 面 の 写 真 別 冊 No. 2 を 別 に 示 す 最 も 適 切 な 治 療 薬 はどれか 抗 真 菌 薬 抗 ウイルス 薬 副 腎 皮 質 ステロイド ペニシリン 系 抗 菌 薬 非 ステロイド 性 抗 炎 症 薬 NSAIDs 別 冊 No. 2 15 DKIX-01-HH-19

次 の 文 を 読 み 31 32 の 問 いに 答 えよ 29 歳 の 女 性 頭 痛 を 主 訴 に 来 院 した 現 病 歴 : か 月 前 から 毎 日 午 後 時 ころになると 頭 が 重 くなり 肩 から 首 にかけ て 固 まってしまうような 違 和 感 を 覚 えるようになった 症 状 は 次 第 に 強 くなり 週 前 からは 常 に 頭 全 体 の 鈍 い 痛 みを 自 覚 し 始 めた 市 販 の 鎮 痛 薬 を 内 服 したが 症 状 は 改 善 せず 頭 痛 のために 仕 事 の 効 率 が 悪 くなり 何 度 か 集 中 力 が 足 りない と 会 社 の 上 司 に 注 意 を 受 けた 上 司 の 勧 めで 脳 神 経 外 科 を 受 診 し 頸 部 単 純 エックス 線 撮 影 と 頭 部 MRIとを 受 けたが 異 常 を 認 めなかった 週 前 からは 痛 みとともに 全 身 のだるさも 出 現 し 家 事 も 含 めたすべてのことがおっくうになっている また 症 状 のために 夜 なかなか 眠 りにつくことができず 一 方 朝 は 時 間 どおりに 起 きる ことができなくなっている この 週 間 のうち 何 度 か 歩 行 中 に 段 差 につまずくこと があった 頭 を 打 った 記 憶 はない 軽 い 吐 き 気 があるが 嘔 吐 はない 便 通 は 日 回 で 変 化 はない 既 往 歴 : 特 記 すべきことはない 生 活 歴 : 喫 煙 歴 と 飲 酒 歴 とはない 夫 と 人 暮 らし 仕 事 は 事 務 職 だが 半 年 前 に 部 署 が 変 わり それまでの 単 純 作 業 から 判 断 の 責 任 を 問 われる 業 務 となり 恒 常 的 に 残 業 をするようになった 最 終 月 経 は10 日 前 から 日 前 までで 妊 娠 の 可 能 性 はないという 家 族 歴 : 特 記 すべきことはない 現 症 : 意 識 は 清 明 身 長 158 m 体 重 46 kg 体 温 37.1 脈 拍 76/ 分 整 血 圧 96/48 mmhg 呼 吸 数 12/ 分 眼 瞼 結 膜 と 眼 球 結 膜 とに 異 常 を 認 めない 視 力 に 異 常 を 認 めない 対 光 反 射 は 正 常 である 顔 面 に 浮 腫 を 認 めない 前 額 部 および 頰 部 に 圧 痛 や 叩 打 痛 を 認 めない う 歯 を 認 めない 甲 状 腺 腫 と 頸 部 リンパ 節 とを 触 知 しない 心 音 と 呼 吸 音 とに 異 常 を 認 めない 神 経 学 的 所 見 に 異 常 を 認 めない 16 DKIX-01-HH-20

31 診 断 に 最 も 有 用 な 質 問 はどれか 異 常 な 光 が 見 えることはありますか 気 持 ちが 落 ち 込 むことはありますか 髪 の 毛 が 異 常 に 抜 けることはありますか 字 を 書 くのが 困 難 と 感 じることはありますか 皮 膚 に 赤 いぶつぶつが 出 ることはありますか 32 面 接 を 進 める 中 での 患 者 と 担 当 医 の 会 話 を 以 下 に 示 す 患 者 最 近 朝 なかなか 起 きることができず 会 社 を 遅 刻 してしまうかもし れないと 心 配 しています 担 当 医 なるほど 朝 が 起 きづらいと 遅 刻 が 心 配 になるのも 無 理 はないです ね 担 当 医 の 言 葉 の 背 景 にあるのはどれか 援 助 的 態 度 解 釈 的 態 度 共 感 的 態 度 調 査 的 態 度 評 価 的 態 度 17 DKIX-01-HH-21

次 の 文 を 読 み 33 34の 問 いに 答 えよ 71 歳 の 男 性 ふらつきを 主 訴 に 来 院 した 現 病 歴 : 週 前 から 朝 の 目 覚 めが 悪 く 散 歩 中 に 気 分 が 悪 くて 座 りこむことが 多 くなった 階 段 を 上 がる 際 に 息 切 れを 自 覚 するようになり 心 配 になったため 受 診 した 週 前 から 便 が 黒 かったという 以 前 から 通 院 中 の 内 科 で 週 前 に 行 った 検 査 結 果 を 持 参 している 既 往 歴 : 高 血 圧 症 と 心 房 細 動 のため 前 述 の 内 科 に 通 院 中 である か 月 前 に 右 膝 を 痛 め 自 宅 近 くの 診 療 所 で 処 方 された 鎮 痛 薬 を 服 用 している 生 活 歴 : 年 前 に 会 社 を 退 職 して 妻 長 男 夫 婦 および 小 学 生 の 孫 と 同 居 してい る 喫 煙 は45 歳 まで 15 本 / 日 を 25 年 間 飲 酒 は 機 会 飲 酒 検 査 所 見 持 参 したもの : 血 液 所 見 : 赤 血 球 343 万 H 10.6g/L Ht 33 % 白 血 球 7,300 血 小 板 10 万 PT-INR 1.9 基 準 0.9 1.1 APTT 38.4 秒 基 準 対 照 32.2 血 液 生 化 学 所 見 : 総 蛋 白 6.0 g/l アルブミン3.2 g/l 総 ビリルビ ン1.2 mg/l 直 接 ビ リルビ ン0.3 mg/l AST 33 IU/L ALT 26 IU/L LD 256 IU/L 基 準 176 353 尿 素 窒 素 15 mg/l クレアチニン0.8 mg/l 血 糖 98 mg/l N 131 meq/l K 4.4 meq/l Cl 97 meq/l 現 症 : 意 識 は 清 明 身 長 173 m 体 重 78 kg 体 温 36.2 脈 拍 96/ 分 不 整 血 圧 148/78 mmhg 呼 吸 数 20/ 分 SpO 2 97 % room ir 皮 膚 は 乾 燥 してい る 眼 瞼 結 膜 は 貧 血 様 で 眼 球 結 膜 に 黄 染 を 認 めない 眼 振 を 認 めない 口 腔 内 と 咽 頭 とに 異 常 を 認 めない 頸 静 脈 の 怒 張 を 認 めない 甲 状 腺 腫 と 頸 部 リンパ 節 とを 触 知 しない 心 音 と 呼 吸 音 とに 異 常 を 認 めない 腹 部 は 平 坦 軟 で 肝 脾 を 触 知 しない 浮 腫 を 認 めない 四 肢 の 筋 力 は 保 たれており 起 立 と 歩 行 とに 異 常 を 認 め ない 腱 反 射 に 異 常 を 認 めない 18 DKIX-01-HH-22

33 診 断 のために 再 度 確 認 すべきなのはどれか 食 物 アレルギー 歴 感 染 性 疾 患 の 有 無 週 間 以 内 の 海 外 渡 航 医 療 機 関 での 処 方 内 容 家 庭 でのストレスの 程 度 34 次 に 行 うべきなのはどれか 頭 部 CT 直 腸 鏡 検 査 骨 髄 刺 検 査 血 清 ビタミン B 12 測 定 上 部 消 化 管 内 視 鏡 検 査 19 DKIX-01-HH-23

次 の 文 を 読 み 35 36 の 問 いに 答 えよ 70 歳 の 女 性 発 熱 咳 嗽 喀 痰 および 呼 吸 困 難 を 主 訴 に 来 院 した 現 病 歴 : 日 前 から 咳 嗽 と 喀 痰 とを 自 覚 していた その 後 徐 々に 呼 吸 困 難 を 感 じるようになり 昨 晩 から 発 熱 も 認 めたため 家 族 の 運 転 する 車 で 受 診 した 既 往 歴 : 32 歳 時 に 虫 垂 炎 気 管 支 喘 息 のため 年 前 から 時 々 吸 入 薬 を 使 用 し ている 生 活 歴 : 長 女 夫 婦 と 孫 との 人 暮 らし 喫 煙 歴 と 飲 酒 歴 はない ADL は 自 立 し ている 家 事 を 分 担 しながら 近 所 の 児 童 館 で 読 み 聞 かせのボランティアをしてい る この 年 間 で 特 記 すべき 旅 行 歴 はない 現 症 : 意 識 は 清 明 身 長 153 m 体 重 48 kg 体 温 38.1 脈 拍 92/ 分 整 血 圧 118/62 mmhg 呼 吸 数 24/ 分 SpO 2 93 % room ir 頸 静 脈 の 怒 張 を 認 めな い 心 音 に 異 常 を 認 めない 右 側 の 下 胸 部 で ors rkls を 聴 取 する 下 に 浮 腫 を 認 めない 検 査 所 見 : 血 液 所 見 : 赤 血 球 368 万 H 11.9g/L Ht 36 % 白 血 球 9,800 血 小 板 23 万 血 液 生 化 学 所 見 : 尿 素 窒 素 22 mg/l クレアチニン1.2 mg/l CRP 5.2 mg/l その 後 の 経 過 : 酸 素 投 与 を 開 始 し 胸 部 エックス 線 撮 影 を 行 った 撮 影 室 から 車 椅 子 で 救 急 外 来 に 戻 ったところで 突 然 意 識 レベルが JCSⅡ-30 に 低 下 した 橈 骨 動 脈 の 脈 拍 は 触 知 不 能 すぐにベッドに 移 した 脈 拍 頸 動 脈 124/ 分 整 20 DKIX-01-HH-24

35 直 ちに 行 うべきなのはどれか β 遮 断 薬 急 速 静 注 ブドウ 糖 液 急 速 輸 液 生 理 食 塩 液 急 速 輸 液 重 炭 酸 ナトリウム 静 注 副 腎 皮 質 ステロイド 静 注 その 後 の 経 過 : 適 切 な 治 療 により 状 態 は 安 定 し 肺 炎 の 診 断 で 入 院 となった 喀 痰 の Grm 染 色 で 好 中 球 による Grm 陽 性 双 球 菌 の 貪 食 像 を 認 めたため 酸 素 投 与 に 加 えてペニシリン 系 抗 菌 薬 の 点 滴 静 注 が 開 始 された 日 後 喀 痰 は 減 り 呼 吸 状 態 も 改 善 して 酸 素 も 不 要 となったが 38 台 の 発 熱 が 再 燃 するとともに 頻 回 の 下 痢 が 出 現 した 36 まず 行 うべき 検 査 はどれか 抗 核 抗 体 注 腸 造 影 腹 部 造 影 CT 上 部 消 化 管 内 視 鏡 検 査 便 中 Clostriium iffiil 毒 素 21 DKIX-01-HH-25

次 の 文 を 読 み 37 38 の 問 いに 答 えよ 75 歳 の 男 性 尿 が 出 ないことと 腹 部 の 膨 満 感 とを 主 訴 に 来 院 した 現 病 歴 : 日 前 からくしゃみと 鼻 汁 のため 市 販 の 総 合 感 冒 薬 を 内 服 していた 昨 夜 から 尿 が 出 なくなり 下 腹 部 の 膨 満 感 と 痛 が 出 現 した 以 前 から 尿 が 出 にくく 残 尿 感 があったという 既 往 歴 : 10 歳 時 に 虫 垂 切 除 術 生 活 歴 : 無 職 妻 と 人 暮 らし 喫 煙 は45 歳 まで 20 本 / 日 を 25 年 間 飲 酒 は 機 会 飲 酒 家 族 歴 : 特 記 すべきことはない 現 症 : 意 識 は 清 明 身 長 175 m 体 重 80 kg 体 温 36.7 脈 拍 88/ 分 整 血 圧 120/84 mmhg 呼 吸 数 20/ 分 SpO 2 98 % room ir 皮 膚 は 乾 燥 眼 瞼 結 膜 と 眼 球 結 膜 とに 異 常 を 認 めない 口 腔 内 と 咽 頭 とに 異 常 を 認 めない 甲 状 腺 腫 と 頸 部 リンパ 節 とを 触 知 しない 心 音 と 呼 吸 音 とに 異 常 を 認 めない 下 腹 部 は 緊 満 して おり 恥 骨 上 に 圧 痛 を 認 める 22 DKIX-01-HH-26

37 この 患 者 に 直 腸 指 診 を 行 った 際 の 前 立 腺 所 見 はどれか 圧 痛 熱 感 一 部 が 石 様 硬 可 動 性 の 消 失 弾 性 硬 の 腫 大 38 この 患 者 に 尿 道 カテーテルを 留 置 する 際 の 手 順 で 正 しいのはどれか 清 潔 操 作 は 不 要 である 患 者 に 砕 石 位 をとってもらう 陰 茎 を 十 分 に 牽 引 して 挿 入 する 留 置 したカテーテルは 皮 膚 に 固 定 しない 挿 入 中 に 抵 抗 を 感 じたところで 先 端 のバルーンを 膨 らませる 23 DKIX-01-HH-27

DKIX-01-HH-28

DKIX-01-HH-29

DKIX-01-HH-30

DKIX-01-HH-31

DKIX-01-HH-32