生 活 困 窮 者 自 立 支 援 法 円 滑 な 施 行 に 向 けて 平 成 26 年 6 月 厚 生 労 働 省 社 会 援 護 局
都 道 府 県 知 事 及 び 市 町 村 長 皆 様 昨 年 12 月 生 活 保 護 法 改 正 と 併 せ 生 活 困 窮 者 自 立 支 援 法 が 成 立 しました 現 在 各 自 治 体 においては 新 法 来 年 4 月 施 行 に 向 け 計 画 的 に 準 備 が 進 められているこ とと 思 います 生 活 困 窮 者 自 立 支 援 法 は 日 本 社 会 経 済 構 造 的 な 変 化 に 対 応 し これまで 制 度 狭 間 に 置 かれてきた 生 活 保 護 受 給 者 以 外 生 活 困 窮 者 に 対 する 支 援 を 強 化 するも です 各 自 治 体 において 生 活 困 窮 者 自 立 支 援 制 度 と 生 活 保 護 制 度 を 一 体 的 に 運 用 していく ことで 生 活 困 窮 者 方 々が 一 人 でも 多 く 早 期 生 活 自 立 につながる 効 果 が 生 まれるも と 期 待 しています 多 様 で 複 合 的 な 課 題 を 抱 える 生 活 困 窮 者 を 支 援 するためには さまざまな 支 援 メニュー を 用 意 し 新 しいネットワークを 構 築 することが 必 要 となります そため 各 自 治 体 におい て 包 括 的 で 分 野 横 断 的 な 取 組 が 不 可 欠 です また 生 活 困 窮 者 多 くは 学 校 職 場 近 隣 といった 人 間 関 係 中 でさまざまな 困 難 を 抱 えています こうした 生 活 困 窮 者 が 次 一 歩 を 踏 み 出 すためには 一 人 ひとりが 社 会 と つながりを 強 め 周 囲 から 承 認 されているという 実 感 を 得 ることが 必 要 です こような 支 援 体 制 を 構 築 することは 容 易 ではないかもしれません しかし これは 一 人 生 活 困 窮 者 を 救 済 するみならず 地 域 で 支 えられていた 人 が 支 える 人 に 回 る ため 必 要 な 仕 組 みであると 考 えます 皆 様 には こような 本 制 度 について 是 非 とも 御 理 解 いただき 地 域 において 大 いに 活 用 できるよう 施 行 に 向 けた 準 備 について 特 段 御 配 慮 をお 願 い 申 し 上 げます 平 成 26 年 6 月 厚 生 労 働 省 社 会 援 護 局 長 岡 田 太 造 1
生 活 困 窮 者 自 立 支 援 法 が 来 年 4 月 に 施 行 されます 生 活 困 窮 者 自 立 支 援 法 が 昨 年 12 月 に 制 定 され 平 成 27 年 4 月 から 全 国 ( 福 祉 事 務 所 を 設 置 する 自 治 体 )で 施 行 されます これは これまで 十 分 ではなかった 生 活 保 護 受 給 者 以 外 生 活 困 窮 者 に 対 する 第 2セー フティネット を 拡 充 するもです 第 1 ネ ッ ト 第 2 ネ ッ ト 第 3 ネ ッ ト 求 職 者 支 援 制 度 (H23.10~) 生 活 保 護 制 度 改 正 全 体 像 社 会 保 険 制 度 労 働 保 険 制 度 制 度 見 直 しと 基 準 見 直 し 生 活 困 窮 者 支 援 これまで 日 本 では 安 定 的 な 雇 用 を 土 台 とした 第 1セーフティネット が 機 能 し また 最 終 的 には 第 3セーフティ ネット である 生 活 保 護 制 度 が 国 民 に 包 括 的 な 安 心 を 提 供 してきました しかし 雇 用 状 況 変 化 中 これら 仕 組 みだけではもはや 国 民 生 活 を 支 えられ ません こため 生 活 保 護 に 至 る 前 段 階 から 早 期 に 支 援 を 行 う 第 2セーフ ティネット 構 築 が 必 要 となっています 生 活 保 護 制 度 見 直 しと 併 せて 生 活 困 窮 者 支 援 制 度 を 創 設 する 2
法 律 概 要 1. 自 立 相 談 支 援 事 業 実 施 及 び 住 居 確 保 給 付 金 支 給 ( 必 須 事 業 ) 福 祉 事 務 所 設 置 自 治 体 は 自 立 相 談 支 援 事 業 ( 就 労 そ 他 自 立 に 関 する 相 談 支 援 事 業 利 用 ため プラン 作 成 等 )を 実 施 する 自 治 体 直 営 ほか 社 会 福 祉 協 議 会 や 社 会 福 祉 法 人 NPO 等 へ 委 託 も 可 能 ( 他 事 業 も 同 様 ) 福 祉 事 務 所 設 置 自 治 体 は 離 職 により 住 宅 を 失 った 生 活 困 窮 者 等 に 対 し 家 賃 相 当 住 居 確 保 給 付 金 ( 有 期 )を 支 給 する 2. 就 労 準 備 支 援 事 業 一 時 生 活 支 援 事 業 及 び 家 計 相 談 支 援 事 業 等 実 施 ( 任 意 事 業 ) 福 祉 事 務 所 設 置 自 治 体 は 以 下 事 業 を 行 うことができる 就 労 に 必 要 な 訓 練 を 日 常 生 活 自 立 社 会 生 活 自 立 段 階 から 有 期 で 実 施 する 就 労 準 備 支 援 事 業 住 居 ない 生 活 困 窮 者 に 対 して 一 定 期 間 宿 泊 場 所 や 衣 食 提 供 等 を 行 う 一 時 生 活 支 援 事 業 家 計 に 関 する 相 談 家 計 管 理 に 関 する 指 導 貸 付 あっせん 等 を 行 う 家 計 相 談 支 援 事 業 生 活 困 窮 家 庭 子 どもへ 学 習 支 援 事 業 そ 他 生 活 困 窮 者 自 立 促 進 に 必 要 な 事 業 3. 都 道 府 県 知 事 等 による 就 労 訓 練 事 業 (いわゆる 中 間 的 就 労 ) 認 定 都 道 府 県 知 事 政 令 市 長 中 核 市 長 は 事 業 者 が 生 活 困 窮 者 に 対 し 就 労 機 会 提 供 を 行 うとともに 就 労 に 必 要 な 知 識 及 び 能 力 向 上 ために 必 要 な 訓 練 等 を 行 う 事 業 を 実 施 する 場 合 そ 申 請 に 基 づき 一 定 基 準 に 該 当 する 事 業 であることを 認 定 する 4. 費 用 自 立 相 談 支 援 事 業 住 居 確 保 給 付 金 : 国 庫 負 担 3/4 就 労 準 備 支 援 事 業 一 時 生 活 支 援 事 業 : 国 庫 補 助 2/3 家 計 相 談 支 援 事 業 学 習 支 援 事 業 そ 他 生 活 困 窮 者 自 立 促 進 に 必 要 な 事 業 : 国 庫 補 助 1/2 施 行 期 日 生 活 困 窮 者 自 立 支 援 法 ( 平 成 25 年 法 律 第 105 号 ) 平 成 27 年 4 月 1 日 国 も 地 方 自 治 体 も 財 政 事 情 が 極 めて 厳 しい 中 双 方 が 新 制 度 重 要 性 を 認 識 し 両 者 で 真 剣 な 協 議 を 行 った 結 果 こ 法 律 が 生 まれたと 言 っても 過 言 ではありません こ 法 律 が 地 域 で 実 際 に 成 果 を 上 げるよう 体 制 整 備 が 必 要 です 3
生 活 保 護 受 給 者 や 稼 働 年 齢 層 受 給 者 増 加 生 活 保 護 受 給 者 数 は 過 去 最 高 を 更 新 中 また 10 年 前 と 比 較 すると 稼 働 年 齢 層 と 考 えられる そ 他 世 帯 が3 倍 強 増 になっています 平 成 15 年 度 平 成 26 年 3 月 なぜ 生 活 困 窮 者 自 立 支 援 制 度 が 必 要 か 生 活 保 護 受 給 者 数 ( 全 国 ) 1,344,327 人 2,171,139 人 そ 他 世 帯 ( 全 国 ) 平 成 15 年 度 平 成 26 年 3 月 84,941 世 帯 286,003 世 帯 3 倍 強 そ 他 世 帯 とは 高 齢 者 世 帯 母 子 世 帯 傷 病 障 害 者 世 帯 以 外 世 帯 雇 用 状 況 変 化 非 正 規 雇 用 労 働 者 は 平 成 12 年 に26.0%だったもが 平 成 25 年 には 36.7%に 年 収 200 万 円 以 下 給 与 所 得 者 も 平 成 12 年 に18.4%だったも が 平 成 24 年 には 23.9%に 増 加 しています そ 他 困 窮 リスク 高 校 中 退 者 は 約 5.4 万 人 中 高 不 登 校 は 約 15.1 万 人 ニートは 約 60 万 人 引 きこもりは 約 26 万 世 帯 となっています いずれも 人 間 関 係 構 築 がうま くいかず 困 窮 状 態 に 至 るリスクを 抱 えています も が 生 活 困 窮 に 至 る リ ス ク に 直 面 し て い る と い え ま す す こ う し た 経 済 社 会 構 造 的 な 変 化 中 で 個 人 は 今 や 誰 こ ほ か 全 国 的 に 血 縁 や 地 縁 希 薄 化 も 進 ん で い ま
法 対 象 となる 生 活 困 窮 者 とは 法 対 象 者 は 生 活 保 護 受 給 者 以 外 生 活 困 窮 者 です 失 業 者 多 重 債 務 者 ホームレス ニート 引 きこもり 高 校 中 退 者 障 害 が 疑 われる 者 矯 正 施 設 出 所 者 さまざまな 人 たちが 考 えられ こうした 複 合 的 な 課 題 を 抱 え これまで 制 度 狭 間 に 置 かれてきた 人 たちへ 対 応 が 重 要 です 住 居 確 保 給 付 金 や 就 労 準 備 支 援 事 業 等 には 所 得 や 資 産 要 件 が 設 けられます 一 方 自 立 相 談 支 援 事 業 では 相 談 に 来 られた 方 を 広 く 受 け 止 めることが 重 要 です ニーズはど 地 域 にも 存 在 します~ 秋 田 県 藤 里 町 取 組 秋 田 県 最 北 端 に 位 置 する 藤 里 町 は 人 口 3,684 人 ( 平 成 26 年 5 月 末 現 在 ) 小 規 模 な 自 治 体 ですが 平 成 20 年 から 町 社 会 福 祉 協 議 会 が 徹 底 した 個 別 訪 問 調 査 を 行 った 結 果 18 歳 以 上 55 歳 未 満 不 就 労 引 きこもり113 人 を 確 認 (これは 当 時 同 年 代 人 口 1,293 人 うち 約 8.7%に 相 当 ) 小 さな 自 治 体 でも こように 地 域 に 参 加 できないでいる 人 たちが 大 勢 います こうし た 人 たちはどこ 地 域 にも 存 在 すると 考 えられ 全 員 が 参 加 し 生 活 を 続 けられる 地 域 を 維 持 していくためにも こ 新 制 度 を 活 用 することができると 思 います なお 藤 里 町 では 調 査 結 果 を 受 け 就 労 支 援 等 ため 施 設 を 開 設 するとともに 引 きこもり 人 を 一 般 就 労 に 結 びつける 取 組 を 推 進 し 効 果 を 上 げています( 既 に60 人 以 上 が 引 きこもりから 脱 し 35 人 以 上 が 一 般 就 労 を 果 たしている) 5
支 援 体 制 構 築 に 必 要 なことは 何 か こ 制 度 が 機 能 するためには 包 括 的 な 支 援 早 期 的 な 支 援 創 造 的 な 支 援 などを 実 現 することが 必 要 です 包 括 的 な 支 援 生 活 困 窮 者 は 心 身 状 況 低 下 借 金 家 庭 人 間 関 係 問 題 など 複 合 的 で 多 様 な 課 題 を 抱 えています こうした 生 活 困 窮 者 に 対 応 するため さまざまな 支 援 メュー を 用 意 することが 必 要 です 自 治 体 における 総 合 的 な 取 組 が 必 要 になります 早 期 的 な 支 援 生 活 困 窮 者 多 くは 地 域 から 孤 立 し 支 援 が 必 要 な 人 ほど 自 らSOSを 発 すること ができません しかし 支 援 が 遅 れるほど 状 況 は 複 雑 化 し 解 決 が 難 しくなります そこでこ 制 度 では 待 ち 姿 勢 ではなく 必 要 があれば 積 極 的 なアウトリーチ( 出 向 いていく 支 援 )も 行 って 生 活 困 窮 者 早 期 把 握 早 期 発 見 に 努 めます 創 造 的 な 支 援 こ 制 度 では 相 談 窓 口 という 入 り 口 整 備 だけでなく 働 く 場 や 参 加 する 場 といっ た 出 口 を 創 っていくことが 鍵 となります これは 委 託 した 一 法 人 だけで 行 うことは 難 しく 地 域 で 官 民 協 働 により 行 っていきます こうした 支 援 を 実 現 するためには 地 域 さまざまな 社 会 資 源 に 働 きかけることが 必 要 になります 発 見 や 支 援 ネットワークを 構 築 し 社 会 資 源 が 不 足 すれば 創 造 してい くという 新 しい 形 地 域 づくり がこ 制 度 目 標 一 つです 6
こ 制 度 を 機 能 させるために 必 要 なも 就 労 支 援 については 近 年 ハローワークによる 取 組 も 進 展 してきました しかし 複 合 的 な 課 題 を 抱 える 生 活 困 窮 者 には 生 活 面 で 支 援 やもっと 基 礎 的 な 就 労 支 援 が 必 要 です 新 制 度 を 最 大 限 活 用 することで 本 人 ステージに 応 じたきめ 細 かな 支 援 策 実 施 が 可 能 となりま す 就 労 訓 練 事 業 (いわゆる 中 間 的 就 労 ) 場 提 供 等 直 ちに 一 般 就 労 を 目 指 すことが 困 難 な 人 に 対 して 支 援 付 き 就 業 機 会 提 供 などを 行 う 就 労 訓 練 事 業 場 提 供 等 を 支 援 認 定 制 度 創 設 一 般 就 労 就 労 訓 練 事 業 日 常 生 活 自 立 社 会 参 加 就 労 準 備 支 援 事 業 就 労 体 験 等 を 通 じた 訓 練 事 業 創 設 生 活 習 慣 確 立 ため 指 導 や 地 域 活 動 へ 参 加 等 日 常 社 会 生 活 自 立 ため 訓 練 自 立 相 談 支 援 事 業 就 労 支 援 員 による 就 労 支 援 事 業 創 設 と 支 援 員 配 置 自 信 を 失 っている 生 活 困 窮 者 は 次 ステップに 向 かうことができません 自 尊 感 情 回 復 醸 成 を 図 りながら 支 援 することが 効 果 的 です 取 組 進 んだ 自 治 体 では 人 材 確 保 に 悩 む 中 小 企 業 事 業 主 から 市 役 所 が 就 労 支 援 に 乗 り 出 してくれて 助 かる という 声 も 出 ています
実 施 体 制 整 備 に 向 けたポイント 庁 内 体 制 構 築 体 制 整 備 はまずは 庁 内 から 包 括 的 な 支 援 を 行 うため 全 庁 的 な 体 制 を 構 築 することが 必 要 です 担 当 部 局 整 備 と 併 せ 自 治 体 トップ 皆 様 リーダーシップを 是 非 お 願 いします 関 係 機 関 と 連 携 体 制 確 保 庁 内 体 制 次 は 外 部 機 関 と 連 携 体 制 構 築 です さまざまな 関 係 機 関 と 連 携 ほか 自 治 会 や 商 店 街 といったインフォーマルな 部 門 と 協 働 も 大 切 になります 自 立 相 談 支 援 機 関 福 祉 事 務 所 ハローワーク3 者 で 連 携 体 制 を 構 築 し 更 に 関 係 機 関 と 連 携 体 制 を 一 つひとつ 充 実 させていきます 滋 賀 県 野 洲 市 庁 内 体 制 づくり 滋 賀 県 野 洲 市 では 関 係 課 が 連 携 して 問 題 を 解 決 するため 34 課 センターからなる 野 洲 市 市 民 相 談 総 合 推 進 委 員 会 を 設 置 しています 市 民 生 活 相 談 課 に 相 談 機 能 を 集 約 し 各 課 情 報 共 有 を 図 ることで 市 民 にとっては ワン ストップで 困 りごと 解 決 が 図 られることになります 本 当 に 困 っている 相 談 者 は 自 ら 相 談 に 来 ることができません そこで 住 民 税 や 国 民 健 康 保 険 税 ( 料 ) 給 食 費 など 滞 納 情 報 を 糸 口 とし 多 重 債 務 等 困 窮 状 態 を 発 見 して 市 民 生 活 相 談 課 につなぎます 市 民 生 活 相 談 課 は 複 雑 に 絡 まった 課 題 を 整 理 し さまざまな 支 援 サー ビスを 関 係 機 関 と 一 緒 に 提 供 することで 生 活 再 建 が 進 み 公 租 公 課 充 当 にもつながります 8
生 活 困 窮 者 支 援 を 通 じた 地 域 づくり 新 制 度 は 生 活 困 窮 者 個 人 を 救 済 することに 加 え 地 域 で 支 えられていた 人 が 支 える 人 に 回 るため 仕 組 みとして 各 自 治 体 創 意 工 夫 により 活 用 できます 中 間 的 就 労 場 として 漁 網 づくり( 北 海 道 釧 路 市 取 組 ) 釧 路 市 厚 岸 町 基 幹 産 業 である 漁 業 を 下 支 えする 漁 網 業 界 現 場 では 高 齢 化 に 伴 う 担 い 手 不 足 により 業 界 存 在 が 危 惧 されています 整 網 作 業 は 機 械 化 するが 困 難 であり 手 作 業 に 頼 るしかなく 大 変 手 間 かかる 作 業 です そこで 釧 路 市 では 生 活 困 窮 者 中 間 的 就 労 場 として 整 網 作 業 に 取 り 組 みまし た 生 活 困 窮 者 支 援 と 同 時 に 地 域 課 題 解 決 を 図 る 取 組 です 地 域 によっては 農 業 担 い 手 不 足 や 荒 れた 山 林 保 全 といった 地 域 課 題 解 決 に 更 には 高 齢 者 見 守 りや 買 い 物 支 援 など 増 大 する 要 介 護 ニーズへ 対 応 として 生 活 困 窮 者 力 を 活 用 することも 考 えられます これらは 福 祉 分 野 だけ 取 組 ではうまくいきません 農 林 水 産 業 と 福 祉 連 携 高 齢 者 支 援 と 生 活 困 窮 者 支 援 政 策 統 合 など これから 自 治 体 は 総 合 力 が 問 われる 時 代 であると 考 えます 新 制 度 は そため 一 つ 試 金 石 にもなり 得 ます 是 非 とも 全 庁 的 な 取 組 へ 配 慮 をお 願 い 申 し 上 げます 9
こ 新 しい 生 活 困 窮 者 支 援 制 度 は まったく 新 しい 仕 組 みであるだけに 国 自 治 体 民 間 団 体 など 関 係 者 が 皆 で 協 働 して 創 っていくことが 必 要 です 今 後 厚 生 労 働 省 においては 更 に 制 度 詳 細 について 自 治 体 皆 様 と 一 緒 に 検 討 し 全 国 さまざまな 好 事 例 をできるだけお 伝 えするなどにより 自 治 体 を 支 援 していきますで 引 き 続 き 宜 しくお 願 いします 10