特 定 個 人 情 報 委 託 契 約 書 ( 案 ) の 公 表 について 平 成 27 年 1 月 8 日 本 規 定 案 ( 特 定 個 人 情 報 委 託 契 約 書 ( 案 ) )は 行 政 手 続 における 特 定 の 個 人 を 識 別 す るための 番 号 の 利 用 等 に 関 する 法 律 ( 平 成 25 年 法 律 第 27 号 )に 基 づき 特 定 個 人 情 報 の 適 正 な 取 扱 いに 関 するガイドライン( 事 業 者 編 ) 1 の 第 4-2 特 定 個 人 情 報 の 安 全 管 理 措 置 等 の 1 委 託 先 の 監 督 B 必 要 かつ 適 切 な 監 督 ( 下 記 文 参 照 )におい て 事 業 者 が 作 成 することを 要 請 されている 委 託 契 約 書 のモデル 案 です 委 託 契 約 の 締 結 については 契 約 内 容 として 秘 密 保 持 義 務 事 業 所 内 から の 特 定 個 人 情 報 の 持 出 しの 禁 止 特 定 個 人 情 報 の 目 的 外 利 用 の 禁 止 再 委 託 に おける 条 件 漏 えい 事 案 等 が 発 生 した 場 合 の 委 託 先 の 責 任 委 託 契 約 終 了 後 の 特 定 個 人 情 報 の 返 却 又 は 廃 棄 従 業 者 に 対 する 監 督 教 育 契 約 内 容 の 遵 守 状 況 について 報 告 を 求 める 規 定 等 を 盛 り 込 まなければならない また これらの 契 約 内 容 のほか 特 定 個 人 情 報 を 取 り 扱 う 従 業 者 の 明 確 化 委 託 者 が 委 託 先 に 対 して 実 地 の 調 査 を 行 うことができる 規 定 等 を 盛 り 込 むことが 望 ましい 事 業 者 としては 遅 くとも 平 成 27 年 10 月 には 整 備 する 必 要 があるものです 実 務 のお 役 に 立 てればと 考 えまして 不 十 分 不 完 全 な 点 もあろうかとは 思 いますが 公 表 させていた だきました 不 十 分 不 備 な 点 もあろうかと 思 いますが ご 意 見 ご 質 問 等 についてご 連 絡 いただけれ ば 幸 いです 今 後 もアップデートしたものを 公 表 させていただきますのでよろしくお 願 い します また ワードファイルをお 求 めの 場 合 は 下 記 にご 連 絡 ください 弁 護 士 法 人 三 宅 法 律 事 務 所 東 京 事 務 所 弁 護 士 渡 邉 雅 之 TEL:03-5288-1021 Email:m-watanabe@miyake.gr.jp 用 語 行 政 手 続 における 特 定 の 個 人 を 識 別 するための 番 号 の 利 用 等 に 関 する 法 律 番 号 法 個 人 情 報 の 保 護 に 関 する 法 律 個 人 情 報 保 護 法 個 人 情 報 保 護 法 特 定 個 人 情 報 の 適 正 な 取 扱 いに 関 するガイドライン( 事 業 者 編 ) 特 定 個 人 情 報 ガイドライン 特 定 個 人 情 報 ガイドライン の ( 別 添 ) 特 定 個 人 情 報 に 関 する 安 全 管 理 措 置 ( 事 業 者 編 ) 安 全 管 理 措 置 ガイドライン 1 http://www.cao.go.jp/bangouseido/ppc/guideline/pdf/261211guideline2.pdf - 1
特 定 個 人 情 報 委 託 契 約 書 ( 案 ) 株 式 会 社 受 託 者 ( 以 下 甲 という ) 株 式 会 社 委 託 者 ( 以 下 乙 という )とは 第 2 条 に 定 める 業 務 を 乙 が 甲 に 委 託 するにあたり 下 記 の 通 り 業 務 委 託 契 約 ( 以 下 本 契 約 という)を 締 結 する 第 1 条 ( 用 語 の 定 義 ) 本 契 約 において 以 下 に 掲 げる 用 語 の 意 義 は 当 該 各 号 に 定 めるところによるものとする (1) 委 託 業 務 とは 第 2 条 に 規 定 する 乙 が 甲 に 委 託 する 業 務 の 内 容 をいう (2) 個 人 情 報 とは 委 託 業 務 の 対 象 となる 乙 の 従 業 者 の 個 人 情 報 ( 個 人 情 報 の 保 護 に 関 する 法 律 ( 平 成 15 年 法 律 第 57 号 以 下 個 人 情 報 保 護 法 という ) 第 2 条 第 1 項 に 規 定 する 個 人 情 報 であって 生 存 する 個 人 に 関 する 情 報 であり 当 該 情 報 に 含 まれる 氏 名 生 年 月 日 その 他 の 記 述 等 により 特 定 の 個 人 を 識 別 することができるも の( 他 の 情 報 と 容 易 に 照 合 することができ それにより 特 定 の 個 人 を 識 別 することが できることとなるものを 含 む )をいう )をいう (3) 個 人 番 号 とは 委 託 業 務 の 対 象 となる 乙 の 従 業 者 の 個 人 番 号 ( 行 政 手 続 におけ る 特 定 の 個 人 を 識 別 するための 番 号 の 利 用 等 に 関 する 法 律 ( 平 成 25 年 法 律 第 27 号 以 下 番 号 法 という ) 第 7 条 第 1 項 または 第 2 項 の 規 定 により 住 民 票 コードを 変 換 して 得 られる 番 号 であって 当 該 住 民 票 コードが 記 載 された 住 民 票 に 係 る 者 を 識 別 するために 指 定 されるものをいう )をいう (4) 特 定 個 人 情 報 とは 個 人 番 号 をその 内 容 に 含 む 個 人 情 報 をいう (5) 特 定 個 人 情 報 ファイル とは 特 定 個 人 情 報 ファイル とは 個 人 番 号 をその 内 容 に 含 む 個 人 情 報 ファイル( 個 人 情 報 を 含 む 情 報 の 集 合 物 であって 特 定 の 個 人 情 報 について 電 子 計 算 機 を 用 いて 検 索 することができるように 体 系 的 に 構 成 したもののほ か 特 定 の 個 人 情 報 を 容 易 に 検 索 することができるように 体 系 的 に 構 成 したものとし て 個 人 情 報 の 保 護 に 関 する 法 律 施 行 令 ( 平 成 15 年 政 令 第 507 号 )で 定 めるものを いう )をいう (6) 個 人 番 号 利 用 事 務 とは 行 政 機 関 地 方 公 共 団 体 独 立 行 政 法 人 等 その 他 の 行 政 事 務 を 処 理 する 者 が 番 号 法 第 9 条 第 1 項 または 第 2 項 の 規 定 によりその 保 有 する 特 定 個 人 情 報 ファイルにおいて 個 人 情 報 を 効 率 的 に 検 索 し および 管 理 するために 必 要 な 限 度 で 個 人 番 号 を 利 用 して 処 理 する 事 務 をいう (7) 個 人 番 号 関 係 事 務 とは 番 号 法 第 9 条 第 3 項 の 規 定 により 個 人 番 号 利 用 事 務 に 関 して 行 われる 他 人 の 個 人 番 号 を 必 要 な 限 度 で 利 用 して 行 う 事 務 をいう (8) 個 人 番 号 利 用 事 務 等 とは 個 人 番 号 利 用 事 務 および 個 人 番 号 関 係 事 務 を 併 せた ものをいう (9) 事 務 取 扱 責 任 者 とは 甲 において 委 託 業 務 に 係 る 特 定 個 人 情 報 の 管 理 に 関 する 責 任 を 担 うものをいう - 2
(10) 事 務 取 扱 担 当 者 とは 甲 において 委 託 業 務 に 係 る 特 定 個 人 情 報 を 取 り 扱 う 事 務 に 従 事 する 者 をいう (11) 役 職 員 とは 当 社 の 組 織 内 にあって 直 接 または 間 接 に 当 社 の 指 揮 監 督 を 受 けて 当 社 の 業 務 に 従 事 している 者 をいい 雇 用 関 係 にある 従 業 者 ( 正 社 員 契 約 社 員 嘱 託 社 員 パート 社 員 アルバイト 社 員 等 )のみならず 当 社 との 間 の 雇 用 関 係 にない 者 ( 取 締 役 監 査 役 等 )を 含 むが 派 遣 社 員 は 含 まないものとする (12) 第 三 者 とは 甲 および 乙 ( 甲 および 乙 の 役 員 従 業 員 を 含 む ) 以 外 の 全 ての ものをいう 第 2 条 ( 委 託 業 務 の 内 容 ) 乙 が 甲 に 委 託 する 業 務 の 内 容 は 以 下 の 通 りとする (1) 乙 の 行 う 個 人 番 号 利 用 事 務 等 に 関 して 乙 の 役 職 員 の 特 定 個 人 情 報 の 収 集 すること 2 (2) 上 記 1に 関 して 乙 の 役 職 員 について 別 紙 1の 本 人 確 認 業 務 取 扱 要 領 に 基 づき 番 号 法 第 16 条 に 基 づく 本 人 確 認 を 行 うこと (3) 乙 の 役 職 員 から 収 集 した 特 定 個 人 情 報 を 保 管 すること (4) 乙 に 代 わって 個 人 番 号 利 用 事 務 等 に 関 して 行 政 機 関 等 に 対 して 特 定 個 人 情 報 を 提 供 すること (5) 保 管 している 乙 の 役 職 員 の 特 定 個 人 情 報 を 法 令 上 の 保 存 期 間 の 経 過 後 に 廃 棄 または 削 除 すること 第 3 条 ( 表 明 保 証 ) 1. 甲 は 乙 に 対 し 本 契 約 締 結 にあたり 本 契 約 締 結 日 時 点 および 本 契 約 の 有 効 期 間 中 において 以 下 の 事 項 が 真 実 かつ 正 確 であることを 表 明 し 保 証 する (1) 行 為 能 力 甲 は 適 用 法 令 上 本 契 約 を 締 結 し 本 契 約 に 基 づく 権 利 を 行 使 し 義 務 を 履 行 する 権 利 能 力 および 行 為 能 力 を 有 すること (2) 社 内 手 続 甲 は 本 契 約 を 締 結 し 本 契 約 に 基 づく 権 利 を 行 使 し 義 務 を 履 行 するために 法 令 および 定 款 その 他 の 社 内 規 則 に 基 づき 要 求 される 内 部 手 続 を 適 法 かつ 適 正 に 完 了 して いること (3) 適 法 性 等 本 契 約 を 甲 が 締 結 しまたは 甲 が 本 契 約 に 基 づく 権 利 を 行 使 し もしくは 義 務 を 履 行 す ることは 甲 に 対 して 適 用 のある 一 切 の 法 令 甲 の 定 款 その 他 の 社 内 規 則 に 抵 触 せず 2 委 託 契 約 において 委 託 先 が 委 託 者 の 従 業 員 等 の 特 定 個 人 情 報 を 直 接 収 集 する 旨 定 めれ ば 委 託 先 が 従 業 員 等 の 特 定 個 人 情 報 を 直 接 収 集 することができます (Q&A3-1 1) - 3
甲 を 当 事 者 とする 契 約 の 違 反 または 債 務 不 履 行 事 由 とはならないこと (4) 有 効 な 契 約 本 契 約 は これを 締 結 した 甲 につき 適 法 有 効 かつ 拘 束 力 のある 契 約 であること (5) 非 詐 害 性 甲 は 現 在 債 務 超 過 ではなく 甲 が 本 契 約 を 締 結 することは 詐 害 行 為 取 消 の 対 象 と はならず 甲 の 知 りうる 限 り 本 契 約 について 詐 害 行 為 取 消 その 他 の 異 議 を 主 張 する 第 三 者 は 存 在 しないこと (6) 提 供 情 報 の 正 確 性 甲 が 本 契 約 の 締 結 にあたって 乙 に 提 供 した 情 報 は 重 要 な 点 において 正 確 であり かつ 重 要 な 情 報 は 全 て 乙 に 提 供 されていること 2. 甲 は 乙 に 対 し 本 契 約 締 結 にあたり 甲 ( 甲 の 役 員 従 業 員 を 含 む 以 下 本 項 におい て 同 じ)が 暴 力 団 暴 力 団 員 暴 力 団 員 でなくなった 時 から5 年 を 経 過 しない 者 暴 力 団 準 構 成 員 暴 力 団 関 係 企 業 総 会 屋 等 社 会 運 動 等 標 ぼうゴロまたは 特 殊 知 能 暴 力 集 団 等 その 他 これらに 準 ずる 者 ( 以 下 総 称 して 暴 力 団 員 等 という)または (1)の 各 号 のいずれにも 該 当 しないことを 表 明 保 証 するとともに 将 来 においても 甲 が 暴 力 団 員 等 または(1)の 各 号 のいずれにも 該 当 しないこと 自 らまたは 第 三 者 を 利 用 して(2)の 各 号 のいずれかに 該 当 する 行 為 を 一 切 行 わないことを 確 約 し 甲 の 故 意 過 失 を 問 わず かかる 表 明 保 証 に 違 反 し あるいはかかる 確 約 に 違 反 した 場 合 に は 本 契 約 に 基 づく 取 引 が 停 止 されることがありえることを 異 議 なく 承 諾 する これ により 甲 に 損 害 が 生 じた 場 合 でも 乙 に 何 らの 請 求 は 行 わず 一 切 甲 の 責 任 とする ま た かかる 表 明 保 証 確 約 に 違 反 して 乙 に 損 害 が 生 じた 場 合 には その 一 切 の 損 害 を 甲 ( 甲 の 役 員 従 業 員 は 含 まない)は 賠 償 しなければならないものとする (1)1 暴 力 団 員 等 が 経 営 を 支 配 していると 認 められる 関 係 を 有 すること 2 暴 力 団 員 等 が 経 営 に 実 質 的 に 関 与 していると 認 められる 関 係 を 有 すること 3 自 己 自 社 もしくは 第 三 者 の 不 正 の 利 益 を 図 る 目 的 または 第 三 者 に 損 害 を 加 える 目 的 をもってするなど 不 当 に 暴 力 団 員 等 を 利 用 していると 認 められる 関 係 を 有 する こと 4 暴 力 団 員 等 に 対 して 資 金 等 を 提 供 し または 便 宜 を 供 与 するなどの 関 与 をしている と 認 められる 関 係 を 有 すること 5 役 員 または 経 営 に 実 質 的 に 関 与 している 者 が 暴 力 団 員 等 と 社 会 的 に 非 難 されるべき 関 係 を 有 すること (2)1 暴 力 的 な 要 求 行 為 2 法 的 な 責 任 を 超 えた 不 当 な 要 求 行 為 3 取 引 に 関 して 脅 迫 的 な 言 動 をし または 暴 力 を 用 いる 行 為 4 風 説 を 流 布 し 偽 計 を 用 いまたは 威 力 を 用 いて 乙 の 信 用 を 毀 損 し または 乙 の 業 務 を 妨 害 する 行 為 5その 他 1ないし4に 準 ずる 行 為 - 4
第 4 条 ( 委 託 料 金 ) 1. 乙 は 第 2 条 の 甲 に 対 する 委 託 項 目 に 関 する 委 託 料 金 については 甲 乙 間 にて 別 途 書 面 にて 合 意 する 2. 前 項 に 係 わる 消 費 税 は 別 途 加 算 する 第 5 条 ( 善 管 注 意 義 務 ) 甲 は 第 2 条 に 定 める 業 務 を 善 良 なる 管 理 者 の 注 意 義 務 をもって 行 うものとする 第 6 条 ( 特 定 個 人 情 報 の 管 理 部 署 責 任 者 従 事 者 ) 3 1. 甲 は 甲 の 部 を 委 託 業 務 を 統 括 管 理 する 部 署 とする 2. 甲 は 部 長 を 事 務 取 扱 責 任 者 とする 3. 甲 は 甲 の 部 の 職 員 の 中 から 事 務 取 扱 担 当 者 を 選 任 する 4. 事 務 取 扱 責 任 者 は 甲 における 特 定 個 人 情 報 の 目 的 外 利 用 または 漏 えい 等 が 発 生 しな いよう 適 切 な 措 置 を 講 ずるものとし 特 定 個 人 情 報 に 関 する 甲 との 連 絡 窓 口 となるも のとする 第 7 条 ( 事 務 取 扱 担 当 者 の 教 育 訓 練 ) 4 甲 は 事 務 取 扱 担 当 者 に 対 して 委 託 業 務 を 行 うために 必 要 な 教 育 及 び 訓 練 をしなければ ならない 第 8 条 ( 本 人 確 認 の 方 法 ) 甲 は 別 紙 1の 本 人 確 認 業 務 取 扱 要 領 に 従 い 乙 の 役 職 員 に 関 して 番 号 法 第 16 条 に 基 づく 本 人 確 認 を 行 うものとする 第 9 条 ( 特 定 個 人 情 報 の 安 全 管 理 ) 甲 は 別 紙 2の 特 定 個 人 情 報 取 扱 規 程 に 従 い 乙 の 役 職 員 に 関 する 特 定 個 人 情 報 の 安 全 管 理 を 行 うものとする 第 10 条 ( 特 定 個 人 情 報 の 持 出 しの 禁 止 ) 5 甲 の 事 務 取 扱 担 当 者 は 特 定 個 人 情 報 等 を 甲 の 事 務 所 内 の 管 理 区 域 又 は 取 扱 区 域 の 外 へ 持 ち 出 してはならない 第 11 条 ( 特 定 個 人 情 報 の 秘 密 保 持 義 務 ) 6 3 特 定 個 人 情 報 を 取 り 扱 う 従 業 者 の 明 確 化 4 従 業 者 に 対 する 監 督 教 育 5 事 業 所 内 からの 特 定 個 人 情 報 の 持 出 しの 禁 止 - 5
甲 は 特 定 個 人 情 報 を 秘 密 として 保 持 し 番 号 法 に 基 づき 委 託 業 務 を 処 理 する 場 合 又 は 第 三 者 に 委 託 業 務 の 全 部 又 は 一 部 を 再 委 託 をする 場 合 を 除 き 第 三 者 に 提 供 開 示 漏 え い 等 をしてはならない 第 12 条 ( 特 定 個 人 情 報 の 目 的 外 利 用 の 禁 止 ) 7 甲 ( 事 務 取 扱 責 任 者 及 び 事 務 取 扱 担 当 者 を 含 む )は 特 定 個 人 情 報 を 第 2 条 に 定 める 委 託 業 務 の 目 的 以 外 の 目 的 に 利 用 してはならないものとする 第 13 条 ( 再 委 託 ) 8 1. 甲 は 以 下 の 観 点 を 含 め 乙 自 らが 果 たすべき 安 全 管 理 措 置 と 同 等 の 措 置 が 講 じられ る 再 委 託 先 に 限 定 して 委 託 業 務 の 全 部 または 一 部 を 再 委 託 するものとし 乙 の 事 前 の 書 面 による 同 意 を 得 るものとする 9 1 委 託 先 の 設 備 2 技 術 水 準 3 従 業 者 に 対 する 監 督 教 育 の 状 況 4その 他 委 託 先 の 経 営 環 境 5 暴 力 団 等 の 反 社 会 的 勢 力 とのかかわり 2. 乙 は 再 委 託 先 との 間 で 本 契 約 と 同 等 の 内 容 の 再 委 託 契 約 を 締 結 しなければならない ものとする また 再 委 託 先 には 別 紙 2の 特 定 個 人 情 報 取 扱 規 程 と 同 等 の 安 全 管 理 義 務 を 課 するものとする 再 委 託 契 約 の 中 には 再 委 託 先 が 更 に 委 託 業 務 の 全 部 ま たは 一 部 を 再 委 託 する 場 合 には 甲 及 び 乙 の 事 前 の 書 面 による 同 意 を 得 るものとする 規 定 を 置 くものとする 10 3. 再 委 託 先 は 委 託 業 務 の 全 部 又 は 一 部 の 委 託 を 受 けた 者 とみなされる 甲 は 乙 が 再 委 託 先 に 対 して 適 切 な 監 督 を 行 っているかどうかを 監 督 するものとする 第 14 条 ( 廃 棄 ) 11 1. 甲 は 乙 の 役 職 員 の 個 人 番 号 が 記 載 された 書 類 等 については 保 存 期 間 経 過 後 1 年 以 内 に 廃 棄 する 旨 の 手 続 を 定 めるものとする 6 秘 密 保 持 義 務 7 特 定 個 人 情 報 の 目 的 外 利 用 の 禁 止 8 再 委 託 における 条 件 9 番 号 法 10 条 1 項 に 基 づき 再 委 託 には 委 託 者 の 許 諾 が 必 要 となります 10 番 号 法 10 条 1 項 に 基 づき 再 委 託 先 が 更 に 再 委 託 する 場 合 も 委 託 者 の 許 諾 が 必 要 とな ります 特 定 個 人 情 報 ガイドライン 第 4-2-⑴では 再 委 託 した 場 合 の 委 託 先 に 対 して 通 知 義 務 等 を 盛 り 込 むことが 望 ましいとされている ここでは 委 託 先 の 事 前 の 書 面 によ る 同 意 が 必 要 な 旨 定 めています 11 安 全 管 理 措 置 ガイドライン2.E.d. 第 5 項 に 規 定 されているとおり 廃 棄 の 作 業 を 委 託 する 場 合 には 委 託 先 が 確 実 に 削 除 又 は 廃 棄 したことについて 証 明 書 等 により 確 認 - 6
2. 甲 は 乙 の 役 職 員 の 特 定 個 人 情 報 を 取 り 扱 う 情 報 システムにおいて 保 存 期 間 経 過 後 1 年 以 内 に 個 人 番 号 を 削 除 する 情 報 システムを 構 築 するものとする 3. 甲 は 乙 の 役 職 員 の 特 定 個 人 情 報 が 記 載 された 書 類 等 を 廃 棄 する 場 合 焼 却 又 は 溶 解 等 の 復 元 不 可 能 な 手 段 を 採 用 するものとする 4. 甲 は 乙 の 役 職 員 の 特 定 個 人 情 報 が 記 録 された 機 器 及 び 電 子 媒 体 等 を 廃 棄 する 場 合 専 用 のデータ 削 除 ソフトウェアの 利 用 又 は 物 理 的 な 破 壊 等 により 復 元 不 可 能 な 手 段 を 採 用 するものとする 5. 甲 は 乙 の 役 職 員 に 関 する 特 定 個 人 情 報 ファイル 中 の 個 人 番 号 又 は 一 部 の 特 定 個 人 情 報 等 を 削 除 する 場 合 容 易 に 復 元 できない 手 段 を 採 用 するものとする 6. 甲 は 乙 の 役 職 員 の 個 人 番 号 もしくは 特 定 個 人 情 報 ファイルを 削 除 した 場 合 または 電 子 媒 体 等 を 廃 棄 した 場 合 には 削 除 又 は 廃 棄 した 記 録 を 保 存 するものとすると 共 に 乙 に 対 して 削 除 又 は 廃 棄 したことに 関 する 証 明 書 を 交 付 するものとする 第 15 条 ( 本 契 約 終 了 後 の 特 定 個 人 情 報 の 返 却 廃 棄 ) 12 甲 は 本 契 約 が 終 了 した 場 合 は 直 ちに 乙 の 役 職 員 の 特 定 個 人 情 報 を 乙 に 返 却 するも のとする 但 し 乙 の 指 示 があるときは その 指 示 内 容 に 従 い 返 却 廃 棄 またはその 他 の 処 分 をするものとする 第 16 条 ( 漏 えい 事 案 等 が 発 生 した 場 合 ) 13 1. 甲 は 特 定 個 人 情 報 を 漏 えい 滅 失 毀 損 ( 以 下 漏 えい 等 という )することが ないよう 必 要 な 措 置 を 講 ずるものとし 甲 の 支 配 が 可 能 な 範 囲 において 特 定 個 人 情 報 の 漏 えい 等 に 関 し 責 任 を 負 うものとする 2. 甲 およびその 役 員 従 業 員 が 本 契 約 に 違 反 して 特 定 個 人 情 報 を 本 契 約 に 定 める 業 務 目 的 外 に 利 用 した 場 合 または 第 三 者 に 提 供 開 示 漏 えい 等 した 場 合 には 甲 は 直 ちに 乙 に 報 告 しなければならない この 場 合 甲 は 速 やかに 必 要 な 調 査 を 行 うとと もに 再 発 防 止 策 を 策 定 するものとし 乙 に 対 し 調 査 結 果 および 再 発 防 止 策 の 内 容 を 報 告 する 3. 特 定 個 人 情 報 の 漏 えい 等 に 関 し 乙 の 役 職 員 を 含 む 第 三 者 から 訴 訟 上 または 訴 訟 外 において 乙 に 対 する 損 害 賠 償 請 求 等 の 申 立 がされた 場 合 甲 は 当 該 申 立 の 調 査 解 決 等 につき 乙 に 合 理 的 な 範 囲 で 協 力 するものとする 4. 前 項 の 第 三 者 からの 乙 に 対 する 申 立 が 第 1 項 に 定 める 甲 の 責 任 範 囲 に 属 するときは 甲 は 乙 が 当 該 申 立 を 解 決 するのに 要 した 一 切 の 費 用 を 負 担 する 5. 特 定 個 人 情 報 の 漏 えい 等 に 関 し 乙 の 役 職 員 を 含 む 第 三 者 から 訴 訟 上 または 訴 訟 外 において 甲 に 対 する 損 害 賠 償 請 求 等 の 申 立 がされた 場 合 甲 は 申 立 を 受 け それ することとされています 12 委 託 契 約 終 了 後 の 特 定 個 人 情 報 の 返 却 又 は 廃 棄 13 漏 えい 事 案 等 が 発 生 した 場 合 の 委 託 先 の 責 任 - 7
を 認 識 した 日 から5 日 以 内 に 乙 に 対 し 申 立 の 事 実 および 内 容 を 書 面 で 通 知 するもの とする 6. 乙 が 必 要 と 判 断 するときは 乙 は 甲 に 対 し 相 当 かつ 合 理 的 と 認 められる 範 囲 で 前 項 の 申 立 の 解 決 に 関 する 指 示 または 援 助 を 行 なうことができる 7. 本 条 の 定 めは 本 契 約 終 了 後 も 有 効 とする 第 17 条 ( 委 託 業 務 の 遵 守 状 況 についての 報 告 ) 14 1. 甲 は 乙 が 要 求 した 場 合 は 年 1 回 ( 特 に 必 要 がある 場 合 はそれ 以 上 ) 委 託 業 務 の 遵 守 状 況 特 定 個 人 情 報 の 安 全 管 理 体 制 等 を 書 面 で 報 告 するものとし 乙 は 甲 に 対 し 書 面 により 委 託 業 務 の 遵 守 状 況 等 について 確 認 することができる 2. 甲 および 乙 は 前 項 の 確 認 の 結 果 を 踏 まえ 委 託 業 務 における 特 定 個 人 情 報 の 安 全 管 理 体 制 の 改 善 要 否 を 協 議 し 改 善 が 必 要 と 判 断 した 場 合 は 双 方 協 力 のうえ 対 応 するもの とする 第 18 条 ( 監 査 検 査 行 政 庁 等 への 協 力 等 ) 15 1. 乙 または 乙 の 指 定 した 者 は 甲 に 事 前 に 通 知 し 甲 の 承 諾 を 得 た 上 でいつでも 甲 の 業 務 に 支 障 を 生 じさせない 範 囲 内 において 甲 の 施 設 への 立 入 り 必 要 な 書 類 の 閲 覧 複 写 甲 の 役 員 従 業 員 への 事 情 聴 取 など 委 託 業 務 の 処 理 状 況 等 について 監 査 検 査 を 実 施 することができる 甲 は 合 理 的 事 由 のある 場 合 を 除 き 乙 または 乙 の 指 定 した 者 の 監 査 検 査 に 協 力 しなければならない 2. 前 項 の 監 査 検 査 の 結 果 甲 の 特 定 個 人 情 報 の 安 全 管 理 体 制 の 改 善 が 必 要 と 乙 が 判 断 した 場 合 乙 は 甲 に 対 し その 改 善 を 要 請 することができる 3. 甲 は 乙 が 要 求 した 場 合 は 年 1 回 ( 特 に 必 要 がある 場 合 はそれ 以 上 ) 甲 の 費 用 で 乙 が 指 定 または 認 める 外 部 機 関 によるセキュリティ 検 査 を 受 け 乙 の 要 求 する 基 準 を 満 たさなければならない 4. 甲 は 乙 の 監 督 当 局 に 対 する 義 務 の 履 行 等 ( 乙 を 対 象 とした 監 督 当 局 による 検 査 報 告 命 令 記 録 の 提 出 要 求 に 対 する 対 応 その 他 乙 の 監 督 当 局 に 対 する 義 務 の 履 行 等 ) を 妨 げることがないよう 乙 に 対 する 情 報 提 供 資 料 提 出 等 必 要 な 協 力 を 行 わなけれ ばならない 第 19 条 ( 損 害 賠 償 ) 甲 の 責 めに 帰 すべき 理 由 により 乙 が 損 害 を 受 けたとき 甲 はその 損 害 額 を 賠 償 するものと する 本 条 の 定 めは 本 契 約 終 了 後 も 有 効 とする 第 20 条 ( 苦 情 等 への 対 応 ) 14 契 約 内 容 の 遵 守 状 況 について 報 告 を 求 める 規 定 15 委 託 者 が 委 託 先 に 対 して 実 地 の 調 査 を 行 うことができる 規 定 - 8
甲 は 委 託 業 務 に 関 し 会 員 等 から 苦 情 等 を 受 けた 場 合 乙 に 対 し 遅 滞 なく 連 絡 を 行 うと 共 に 当 該 苦 情 等 に 関 する 会 員 等 から 乙 への 直 接 の 連 絡 体 制 を 整 備 するものとする 第 21 条 ( 契 約 上 の 地 位 の 譲 渡 禁 止 ) 甲 および 乙 は 相 手 方 の 事 前 の 書 面 による 承 諾 なく 本 契 約 上 の 地 位 または 本 契 約 上 の 地 位 に 基 づく 権 利 もしくは 義 務 の 全 部 または 一 部 を 第 三 者 に 譲 渡 その 他 の 処 分 をしてはなら ないものとする 第 22 条 ( 有 効 期 間 解 約 ) 1. 本 契 約 の 有 効 期 間 は 契 約 締 結 日 から1 年 間 とし 甲 または 乙 いずれか 一 方 が 期 間 満 了 の3ヶ 月 前 までに 別 段 の 書 面 による 意 思 表 示 をしないときは さらに1 年 間 自 動 延 長 するものとし 以 後 も 同 様 とする 2. 甲 および 乙 は 本 契 約 の 有 効 期 間 中 において 本 契 約 を 解 約 しようとする 場 合 には 相 手 方 と 誠 実 に 協 議 を 行 うものとし 協 議 が 整 わないと 合 理 的 に 判 断 したときは 相 手 方 に1ヶ 月 前 までに 書 面 による 通 知 を 行 なうことにより 本 契 約 を 解 約 できる 第 23 条 ( 契 約 解 除 等 ) 1. 乙 は 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 するときは 甲 に 何 らの 催 告 をすることなく 直 ちに 本 契 約 を 解 除 することができるものとする (1) 甲 が 本 契 約 の 内 容 に 違 反 し 本 契 約 に 基 づく 業 務 の 遂 行 が 困 難 となるような 事 態 に 至 ったときまたは 自 らが 甲 の 本 契 約 違 反 により 損 害 を 被 ったとき (2) 甲 の 故 意 または 過 失 により 損 害 を 被 ったとき (3) 甲 の 故 意 または 過 失 により 特 定 個 人 情 報 の 漏 えい 事 案 が 発 生 したとき (4) 甲 が 監 督 官 庁 から 営 業 の 取 消 または 停 止 処 分 を 受 けたとき (5) 甲 が 受 ける 自 ら 振 り 出 しもしくは 引 き 受 けた 手 形 または 小 切 手 につき 不 渡 り 処 分 を 受 ける 等 支 払 停 止 状 態 に 至 ったとき (6) 甲 が 差 押 仮 差 押 仮 処 分 租 税 滞 納 処 分 を 受 けまたは 民 事 再 生 手 続 会 社 更 生 手 続 の 開 始 破 産 手 続 の 開 始 その 他 類 似 する 倒 産 手 続 の 開 始 もしくは 競 売 を 申 立 てら れまたは 自 ら 民 事 再 生 手 続 会 社 更 生 手 続 の 開 始 もしくは 破 産 手 続 の 開 始 その 他 類 似 する 倒 産 手 続 の 申 立 てをしたとき (7) 甲 が 事 業 の 廃 止 または 解 散 の 決 議 をしたとき (8)その 他 甲 の 財 産 状 態 が 悪 化 しまたはその 恐 れがあると 認 められる 相 当 の 事 由 があると き (9) 甲 ( 甲 の 役 員 従 業 員 を 含 む 以 下 本 号 および 次 号 において 同 じ)が 暴 力 団 員 等 に 該 当 したとき または 第 3 条 第 2 項 (1)に 該 当 したことが 判 明 したとき (10) 甲 が 自 らまたは 第 三 者 を 利 用 して 第 3 条 第 2 項 (2)に 該 当 する 行 為 をしたとき 2. 前 1 項 による 解 除 は 乙 が 甲 に 対 して 損 害 賠 償 の 請 求 を 行 うこと 妨 げるものではない - 9
第 24 条 ( 管 轄 裁 判 所 ) 本 契 約 に 関 する 甲 乙 間 の 紛 争 については 東 京 地 方 裁 判 所 を 第 一 審 の 専 属 的 合 意 管 轄 裁 判 所 とするものとする 第 25 条 ( 準 拠 法 ) 本 契 約 は 日 本 法 に 従 って 解 釈 され 本 契 約 に 関 する 紛 争 は 日 本 法 に 従 って 処 理 されるも のとする - 10
本 契 約 の 証 として 正 本 2 通 を 作 成 し 甲 乙 記 名 捺 印 のうえ 各 1 通 を 保 有 する 平 成 年 月 日 甲 住 所 株 式 会 社 代 表 者 名 乙 住 所 株 式 会 社 代 表 者 名 - 11
別 紙 1 本 人 確 認 業 務 取 扱 要 領 別 紙 2 特 定 個 人 情 報 取 扱 規 程 - 12