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Transcription:

拓 殖 大 学 国 際 学 部 大 学 教 育 学 生 支 援 推 進 事 業 大 学 教 育 推 進 プログラム テーマA 文 系 学 生 のグローバル 農 業 人 材 育 成 外 部 評 価 報 告 書 平 成 24 年 3 月 日 本 インフォメーション 株 式 会 社

はじめに 拓 殖 大 学 国 際 学 部 の 文 系 学 生 のグローバル 農 業 人 材 育 成 は 農 業 に 関 する 基 礎 専 門 科 目 の 学 習 と 八 王 子 キャンパスの 学 内 圃 場 や 拓 殖 大 学 北 海 道 短 期 大 学 敷 地 内 の 農 地 などを 活 用 した 栽 培 技 術 の 習 得 や 実 践 的 な 農 業 経 営 の 研 修 が 並 行 して 行 われ 座 学 と 実 習 が 融 合 した 個 性 教 育 として 文 部 科 学 省 大 学 教 育 学 生 支 援 推 進 事 業 テーマ A 大 学 教 育 推 進 プログラム に 選 定 された 本 報 告 書 は 平 成 21 年 度 から 平 成 23 年 度 までの 取 組 内 容 を 対 象 に 関 係 書 類 の 書 類 審 査 八 王 子 キャンパスの 学 内 圃 場 および 半 年 長 期 研 修 の 研 修 地 である 拓 殖 大 学 北 海 道 短 期 大 学 の 実 地 視 察 ( 施 設 設 備 等 )を 踏 まえ 全 5 回 の 外 部 評 価 委 員 会 における 外 部 評 価 委 員 による 大 学 関 係 者 との ヒアリングを 経 て 作 成 されたものである 文 系 学 生 のグローバル 農 業 人 材 育 成 は 平 成 24 年 度 からは 拓 殖 大 学 の 独 自 事 業 農 業 総 合 コ ース として 継 続 的 に 実 施 される 予 定 である 本 報 告 書 によって 本 取 組 の 長 所 や 成 果 を 把 握 すると 共 に 問 題 点 をも 抽 出 しコースの 改 善 に 反 映 することで 学 生 教 育 の 更 なる 充 実 と 発 展 に 繋 げることを 期 待 したい 平 成 24 年 3 月 日 本 インフォメーション 株 式 会 社

目 次 Ⅰ 農 業 総 合 コース 及 び 半 年 長 期 研 修 1. 目 的 1 Ⅱ 農 業 総 合 コース 2 1. 教 員 組 織 2. 教 育 課 程 教 育 内 容 3. 教 育 方 法 4. 教 育 等 環 境 Ⅲ 半 年 長 期 研 修 5 1. 学 生 の 受 け 入 れ 2. 研 修 科 目 の 教 育 内 容 3. 成 果 4. 学 生 支 援 5. 教 育 等 環 境 Ⅳ 総 評 7 Ⅴ 評 価 実 施 体 制 9 1. 外 部 評 価 の 業 務 2. 外 部 評 価 スケジュール 3. 外 部 評 価 点 検 評 価 項 目 4. 外 部 評 価 審 査 委 員 名 簿 及 び 略 歴

Ⅰ 農 業 総 合 コース 及 び 半 年 長 期 研 修 1. 目 的 (1) 本 取 組 の 目 的 は 適 切 に 設 定 されているか 国 際 学 部 の 文 系 学 生 のグローバル 農 業 人 材 育 成 は 教 養 科 目 の 学 習 と 併 行 して 農 業 に 関 する 基 礎 専 門 科 目 の 学 習 農 場 などを 活 用 した 栽 培 技 術 の 習 得 や 実 践 的 な 農 業 経 営 の 研 修 直 面 する 環 境 問 題 と 農 業 との 関 係 さらに 国 際 協 力 へのチャレンジの 仕 方 や 農 業 ビジネスへの 関 心 を 持 たせる 科 目 等 プログラムの 目 的 を 十 分 反 映 したものとなっており 座 学 と 実 習 が 融 合 した 個 性 教 育 として 妥 当 性 適 切 性 が 認 められる 農 業 実 習 を 核 にして 三 つの 知 のコラボレーション( 農 業 ビジネス 資 源 環 境 問 題 国 際 協 力 開 発 問 題 )を 組 み 合 わせた 教 育 課 程 とその 人 材 育 成 は 社 会 的 涵 養 に 資 するが 学 習 した 内 容 が 具 体 的 に 社 会 に 出 てどのように 役 に 立 つのか 貢 献 の 可 能 性 への 言 及 があった 方 がよい ホームページ 等 で 表 した 関 係 図 は 人 材 養 成 と 課 題 解 決 能 力 の 育 成 が 理 解 し 難 い 図 解 になっているため もう 少 し 分 かり やすくした 方 がよい (2) 本 取 組 の 目 的 が 大 学 構 成 員 ( 教 職 員 及 び 学 生 )に 周 知 され 社 会 に 公 表 されているか 農 業 総 合 コース 及 び 半 年 長 期 研 修 については その 概 要 や 進 捗 評 価 結 果 等 が 以 下 の 文 系 学 生 のグローバル 農 業 人 材 育 成 特 設 ホームページに 適 切 に 公 開 され このコースの 特 色 である 拓 殖 大 学 北 海 道 短 期 大 学 での 実 習 に 関 してパンフレット ポスターの 作 成 と 掲 示 説 明 会 での 配 布 等 によっ て 学 内 の 教 職 員 在 学 生 にはもちろんのこと 外 部 の 受 験 生 高 校 生 国 内 外 の 本 学 来 訪 者 マスコミ 等 に 対 してもPRされている http://www.csr.takudai.jp./gp/fis/agriculture/index.html 本 コースの 取 組 は 他 文 系 大 学 にはないユニークな 教 育 課 程 であり 実 践 していることも 上 記 から 読 み 取 れ ホームページ 内 に 学 生 や 近 隣 農 家 との 関 わり 合 いも 載 せておりPR 効 果 が 期 待 される また そのほかの 関 係 者 からの 意 見 なども 取 り 入 れる 質 問 コーナー を 設 け 今 後 の 改 善 に 役 立 てることや 学 生 と 教 職 員 との 協 働 による 実 践 的 教 育 の 先 進 事 例 であることももっとPRするとよい - 1 -

Ⅱ 農 業 総 合 コース: 平 成 23 年 度 1. 教 員 組 織 (1) 本 取 組 の 教 育 課 程 に 相 応 しい 教 員 組 織 を 整 備 しているか 農 業 総 合 コース 配 置 科 目 のうち 農 学 に 関 する 専 門 共 通 科 目 2 科 目 コース 基 本 科 目 2 科 目 テー マ 別 選 択 科 目 7 科 目 ゼミナール1 科 目 ( 以 上 1~2 年 次 開 設 科 目 )であり 3 年 次 の 拓 殖 大 学 北 海 道 短 期 大 学 における 農 業 実 習 科 目 等 の 修 学 を 経 て 卒 業 論 文 まで 持 ちあがるカリキュラムとなっている そ れぞれ 国 際 学 部 拓 殖 大 学 北 海 道 短 期 大 学 にはカリキュラムに 対 応 した 教 員 が 編 成 されている 平 成 23 年 度 の 教 員 組 織 において 複 数 の 専 門 科 目 を 担 当 している 教 員 や 実 験 実 習 での 実 技 指 導 する 教 員 が 若 干 不 足 している 面 もあり 適 切 な 教 員 配 置 が 望 まれる 教 員 の 負 担 軽 減 と 学 生 に 対 する 教 育 時 間 の 増 加 による 授 業 の 質 の 向 上 のためにも 専 任 教 員 を 増 やすか 非 常 勤 講 師 で 対 応 できる 科 目 もあり 検 討 すべきである また 今 後 選 択 する 学 生 の 増 加 も 期 待 され 経 験 豊 富 な 実 務 経 験 者 を 活 用 することも 大 切 である 2. 教 育 課 程 教 育 内 容 (1) 本 取 組 の 目 的 に 基 づき 授 業 科 目 を 適 切 に 開 設 し 教 育 課 程 を 体 系 的 に 編 成 しているか 農 業 総 合 コースの 教 育 課 程 は 課 題 探 求 能 力 を 身 につけさせるためのコース 基 本 国 地 域 別 選 択 テーマ 別 選 択 と 演 習 そして 専 門 関 連 科 目 で 構 成 され 座 学 実 習 卒 業 論 文 の 課 程 が 段 階 的 体 系 的 に 編 成 されていることが 認 められる 特 にグローバルな 視 野 に 立 った 人 材 の 育 成 を 図 るため 学 生 の 興 味 関 心 が 深 まるよう 演 習 ( 実 習 ) 科 目 重 視 型 のカリキュラムは 評 価 できる 農 業 ビジネス 資 源 環 境 及 び 開 発 協 力 それぞれに 対 応 する 専 門 科 目 群 を 概 念 図 でわかりや すくすることでコースの 意 味 が 伝 わりやすくなる また 文 系 学 生 が 将 来 農 業 ビジネス や 海 外 青 年 協 力 隊 などに 従 事 する 場 合 に 基 礎 的 な 語 学 能 力 農 業 簿 記 などビジネスや 法 律 関 連 科 目 は 既 に 配 置 されているが 特 に グローバル 農 業 人 材 育 成 には 国 際 的 な 感 覚 を 高 める 実 践 的 科 目 ( 開 発 途 上 国 での 研 修 等 )の 配 置 も 望 まれる (2) 本 取 組 の 教 育 課 程 に 相 応 しい 教 育 内 容 を 提 供 しているか 農 業 総 合 コース の 専 門 科 目 の 教 育 内 容 は 農 業 を 自 然 科 学 的 に 捉 えた 基 礎 的 な 考 え 方 と 実 学 的 な 専 門 知 識 を 組 み 合 わせた 体 系 を 習 得 させる 内 容 であり 充 実 している 特 に 2 年 生 の 演 習 では 環 境 と 開 発 問 題 環 境 問 題 と 農 業 問 題 国 際 協 力 と 経 済 発 展 などの 教 育 内 容 を 中 心 とした 専 門 科 目 の 確 認 と 実 際 の 作 業 や 体 験 談 を 架 橋 した 学 習 に 取 組 んでいることは 学 生 の 関 心 を 高 めることにな る 文 系 学 生 が 初 めて 農 業 に 関 する 専 門 科 目 を 履 修 するため 可 能 な 限 り 前 期 後 期 の 同 一 科 目 の 開 設 で 教 育 内 容 の 理 解 を 深 めることも 一 つのやり 方 である 農 業 ビジネスも 高 度 化 しているため 開 設 され ている IT や 会 計 知 識 等 の 一 層 の 充 実 を 図 ることもこれからの 検 討 課 題 である また 3 年 次 に 実 施 する 北 海 道 への 農 業 留 学 や 八 王 子 キャンパスの 周 辺 で 行 われる 農 業 活 動 と 教 室 での 教 育 内 容 との 関 連 - 2 -

性 を 強 化 し より 革 新 的 な 教 育 内 容 にしてほしい 3. 教 育 方 法 (1) 本 取 組 の 教 育 方 法 及 び 学 習 指 導 は 適 切 か 農 業 総 合 コースには 講 義 形 式 と 演 習 形 式 があり 演 習 形 式 は 前 後 期 合 わせて4 年 間 で12 科 目 配 置 されている 特 に4 年 間 通 した 演 習 主 体 の 教 育 方 法 は 珍 しく 大 学 内 圃 場 及 び 近 隣 農 家 での 体 験 実 習 を 行 う 農 業 入 門 演 習 Ⅰ Ⅱとグループワークや 討 論 AVメディアの 活 用 などによる 演 習 を 組 み 合 わせた 教 育 指 導 を 行 っており 学 生 のモチベーションを 高 める 工 夫 がされている また 学 生 からのコー ス 研 修 中 の 実 習 記 録 ( 最 終 レポートを 含 む)の 作 成 指 導 は 効 果 的 である 八 王 子 キャンパスでの 農 業 体 験 の 観 察 記 録 や 農 業 者 から 具 体 的 な 農 業 や 地 域 の 問 題 についての 意 見 は 演 習 科 目 と 必 修 専 門 科 目 の 中 にフィードバックさせていることは 評 価 できるが 一 般 学 生 の 関 心 を 引 き 出 すためにも 選 択 科 目 の 中 で 取 り 入 れることはできないか また 農 業 総 合 コース 以 外 の 一 部 の 授 業 でディスカッションを 通 じたグループ 単 位 の 学 習 が 行 われており 農 業 総 合 コースでも 双 方 向 的 教 育 の 推 進 を 期 待 したい (2) 本 取 組 の 科 目 のシラバス 内 容 は 充 実 しているか 農 業 総 合 コース 開 講 科 目 ( 八 王 子 キャンパス 北 海 道 キャンパス)のシラバスの 形 式 と 内 容 は 統 一 さ れており 理 解 しやすく 教 科 書 参 考 書 のほか 関 連 科 目 も 載 せられており 学 習 計 画 が 立 てやすくなっ ている また 半 年 長 期 研 修 の 事 前 研 修 で 入 門 的 な 農 業 の 知 識 技 術 等 を 身 につけさせるための 工 夫 がされていることは 学 生 の 心 理 的 側 面 を 支 えるため 評 価 できる 農 業 総 合 コースの 履 修 科 目 とその 内 容 及 び 将 来 の 進 路 等 についてはパンフレットやシラバスで 容 易 に 知 りうるメリットはあるが 農 業 留 学 や 農 業 実 践 の 学 習 内 容 を 関 連 する 科 目 の 中 にも 反 映 できればコ ースの 理 解 が 一 層 深 まるのではないか また シラバスには 農 業 総 合 コースに 関 連 している 学 習 科 目 の 説 明 と 表 示 のほか システム 上 難 しいかもしれないが 科 目 群 として 表 示 できないか (3) 本 取 組 の 成 績 評 価 は 適 切 に 行 われているか 各 科 目 の 成 績 評 価 は 1 年 生 から4 年 生 までの 講 義 科 目 演 習 科 目 は 基 本 的 に 出 席 授 業 態 度 レ ポート 試 験 などによる 評 価 方 法 で 八 王 子 キャンパス 北 海 道 キャンパスともに 評 価 基 準 は 統 一 されて いるためわかりやすい 実 習 においても 実 習 記 録 プレゼンテーション 議 論 レポート 提 出 など 多 面 的 に 公 平 な 評 価 がなされている また 4 年 次 の 演 習 科 目 の 成 績 評 価 は 卒 業 論 文 に 統 一 されており 明 確 である 本 取 組 で 重 要 なのは 文 系 学 生 が 農 学 を 学 び そして 特 に 体 験 学 習 ( 実 習 )に 重 点 を 置 きながら 課 題 発 見 能 力 を 身 につけさせて 農 業 スペシャリストの 人 材 を 育 成 することにある 従 って 体 験 学 習 の 成 績 評 価 においては 観 察 記 録 や 若 干 体 験 レポートによる 評 価 も 取 り 入 れているが レポートの 提 出 を 義 務 付 けることで 学 習 能 力 も 向 上 するのではないか - 3 -

4. 教 育 等 環 境 (1) 本 取 組 で 使 用 する 施 設 設 備 等 は 整 備 されているか 大 学 構 内 の 一 部 を 農 地 として 開 設 した 農 業 実 習 地 であり 圃 場 としての 利 用 も1 年 半 が 経 過 し 整 い つつある 近 隣 の 篤 農 家 の 指 導 助 言 もあって 圃 場 管 理 も 行 き 届 いている 特 に 実 習 生 の 施 設 使 用 については 拓 殖 大 学 国 際 学 部 農 園 安 全 委 員 会 の 規 定 の 中 で 農 園 安 全 計 画 が 策 定 され 圃 場 実 習 前 の 健 康 チェックや 服 装 事 故 防 止 対 策 更 に 保 険 制 度 の 導 入 など 具 体 的 な 項 目 の 規 定 を 適 用 し 進 めていることは 評 価 できる 農 業 総 合 コースが 定 着 し 受 講 者 が 増 すことを 予 測 して 農 機 具 庫 や 固 定 した 洗 い 場 の 増 設 更 衣 室 や 圃 場 に 近 接 したシャワー 室 の 新 設 が 必 要 となる 特 に シャワー 室 については 農 作 業 時 の 汚 れ や 気 温 上 昇 に 合 わせて 多 汗 となり そのまま 着 替 えて 実 習 後 の 講 義 科 目 に 出 席 するには 健 康 上 問 題 がある 一 方 総 合 農 業 コースのPRと 農 業 実 習 の 認 識 を 高 める 上 でも 圃 場 隣 接 地 に 看 板 を 設 置 しておくことも 大 切 である (2) 本 取 組 の 教 育 等 を 支 援 する 環 境 や 条 件 は 適 切 に 整 備 されているか 農 業 総 合 コースを 担 当 する 委 員 会 メンバーは9 名 で 構 成 うち 圃 場 の 管 理 運 営 を 担 当 する 専 任 教 員 2 名 が 配 置 されている その 他 補 助 指 導 をする 圃 場 スタッフは2 名 更 に 拓 殖 大 学 北 海 道 短 期 大 学 環 境 農 学 科 で 半 年 間 学 んだ 実 習 修 了 生 を SA として2 名 選 任 し 先 輩 としての 経 験 を 直 接 後 輩 に 伝 える 役 割 を 果 たしている 他 にも 近 隣 農 家 経 営 者 ( 外 部 指 導 員 )1 名 が 栽 培 管 理 や 技 術 指 導 を 行 い 現 時 点 では 教 育 支 援 は 充 実 している 設 置 間 もない 農 業 総 合 コースであり 圃 場 は 手 狭 で 農 業 の 基 礎 的 な 実 験 実 習 の 圃 場 としては 十 分 とは 言 えない しかし 現 存 の 圃 場 と 隣 接 する 構 内 用 地 が 圃 場 用 地 として 確 保 され 早 期 に 圃 場 化 を 推 奨 する 将 来 的 には 圃 場 の 拡 大 と 受 講 生 の 増 加 が 想 定 されるが それに 伴 い 現 体 制 では 指 導 教 員 や 農 業 指 導 者 の 負 担 増 と 効 率 ( 教 育 効 果 )の 低 下 が 予 想 される 今 後 の 検 討 課 題 でもある - 4 -

Ⅲ 半 年 長 期 研 修 : 平 成 21~23 年 度 1. 学 生 の 受 け 入 れ (1) 本 取 組 は 公 正 かつ 適 正 に 募 集 および 選 抜 を 行 っているか 国 際 学 部 が 実 施 する 半 年 間 の 長 期 研 修 生 の 学 生 募 集 については 実 施 要 領 を 作 成 して4 回 の 説 明 会 開 催 や 教 員 からの 情 報 提 供 等 によって 行 っている 選 抜 は 連 携 する 拓 殖 大 学 北 海 道 短 期 大 学 の 要 望 と 合 わせ 面 接 試 験 が 行 われている 留 学 生 には 半 年 長 期 研 修 のカリキュラムに 合 わせ 日 本 語 の 能 力 や 研 修 の 適 正 等 を 確 認 して 進 めるなど 評 価 される また 選 抜 後 は6 回 の 研 修 の 実 施 と 農 業 実 習 も 履 修 可 能 とするなど 事 前 指 導 も 適 切 である 半 年 長 期 研 修 の 募 集 に 関 しては 受 け 入 れ 人 数 枠 以 下 の 年 度 もあるが 農 業 総 合 コースが 開 設 間 もないことに 起 因 するものと 思 われる 一 方 この 研 修 を 体 験 した 学 生 は 終 了 後 のアンケートに 多 く のことを 学 び 貴 重 な 体 験 をしたと 高 く 評 価 しているが 近 年 農 業 及 び 環 境 問 題 に 関 心 を 抱 く 学 生 の 体 験 実 習 も 増 加 の 傾 向 があり 学 生 への 働 きかけの 工 夫 や 就 職 に 関 する 情 報 提 供 も 必 要 である 2. 研 修 科 目 の 教 育 内 容 (1) 研 修 生 に 必 要 な 科 目 が 開 設 され 順 次 制 のある 授 業 科 目 の 体 系 となっているか 半 年 長 期 研 修 実 施 前 に 構 内 農 場 や 近 隣 農 家 で 事 前 研 修 を 行 った 後 拓 殖 大 学 北 海 道 短 期 大 学 の 環 境 農 学 科 で 開 設 している 農 業 関 連 選 択 科 目 の 講 義 と 実 習 がある 講 義 内 容 には 実 験 実 習 科 目 も 加 えられ 基 礎 と 応 用 がリンクして 配 置 されている 更 に 夏 季 には 農 家 実 習 ( 約 1 週 間 )で 栽 培 収 穫 選 別 の 仕 方 を 実 践 する また 経 営 経 済 科 の 科 目 選 択 ができるなど 順 次 進 行 科 目 の 履 修 によ って 体 系 化 が 図 られている 圃 場 での 実 技 教 育 や 農 家 での 実 習 は 農 業 技 術 の 習 得 と 同 時 に 農 業 の 専 門 知 識 の 確 認 がなさ れ 教 育 効 果 を 上 げる 方 法 として 有 効 である ただし 農 業 の 問 題 は 日 本 を 超 えて 国 際 的 なテーマに なっており 講 義 や 演 習 の 中 で 農 家 の 方 々や 関 連 の 農 業 団 体 消 費 者 などと 討 論 する 場 を 用 意 するこ とで より 教 育 目 的 である 世 界 に 通 用 する 文 系 学 生 のグローバル 農 業 人 材 育 成 に 近 づけられるので はないか 3. 成 果 (1) 本 取 組 の 目 的 に 沿 った 成 果 が 上 がっているか 農 業 人 材 育 成 プログラムとして 文 部 科 学 省 から 採 択 ( 平 成 21 年 度 )された 半 年 長 期 研 修 は 平 成 23 年 度 が 最 終 年 となる 採 択 前 から 当 制 度 をスタートさせ その 実 績 のもとで 策 定 された 教 育 プログラ ムは 理 論 と 実 習 がバランスよく 配 置 され 教 育 の 成 果 が 現 れている 大 学 と 短 期 大 学 で 相 互 に 取 り 組 んだ 良 きケースであり 参 加 学 生 の 人 生 観 や 世 界 観 を 刺 激 し 評 判 もよい 卒 業 後 の 進 路 も 高 い 割 合 で 進 路 決 定 されている 北 海 道 の 最 も 季 節 の 良 い 時 期 の 前 期 が 履 修 期 間 となっているが 露 地 栽 培 では 収 穫 期 が 夏 を - 5 -

越 えた9 月 となるので 実 習 成 果 を 見 届 けることが 出 来 ず レポート 等 作 成 する 上 で 内 容 が 不 十 分 とな る 一 方 モラトリアムな 学 生 が 多 い 中 で 半 年 長 期 研 修 教 育 プログラムは 積 極 性 や 向 上 心 視 野 の 広 がりなどに 影 響 が 見 られる 社 会 的 涵 養 に 資 する 教 育 として 参 考 になる 4. 学 生 支 援 (1) 本 取 組 は 学 生 の 修 学 支 援 は 適 切 に 行 われているか 本 プログラムの 目 的 を 達 成 するには 参 加 学 生 に 対 する 支 援 は 欠 かせない 参 加 学 生 には 大 学 後 援 会 から 援 助 金 が 一 ヶ 月 2 万 円 五 ヶ 月 分 10 万 円 が 支 給 され 研 修 期 間 中 の 生 活 費 に 充 足 されて いる 男 子 学 生 については 拓 殖 大 学 北 海 道 研 修 所 内 の 宿 泊 施 設 を 利 用 することで 一 ヶ 月 1 万 5 千 円 の 格 安 な 宿 泊 費 として 経 済 的 な 支 援 を 適 切 に 行 っている 女 子 学 生 についても アパートの 斡 旋 な ど 支 援 体 制 がしっかりしている 女 子 学 生 は 市 内 の 貸 家 を 借 りることになり ガス 水 道 電 気 代 等 自 己 負 担 となり 男 子 学 生 に 比 べ 生 活 費 は 割 高 となっているが 大 学 後 援 会 からの 援 助 金 の 支 給 額 は 変 わらないので 多 少 不 公 平 感 はある 本 プログラムの 継 続 と 更 なる 発 展 を 図 るため 女 子 学 生 の 宿 泊 面 で 何 らかの 対 策 が 求 められ る 5. 教 育 等 環 境 (1) 本 取 組 で 使 用 する 施 設 設 備 は 整 備 されているか 農 家 での 農 地 利 用 や 短 期 大 学 内 の 実 験 用 教 育 機 器 ( 顕 微 鏡 モニター 真 空 播 種 機 スプリンクラ ー RQフレックス 糖 度 計 ガス 回 転 窯 等 )は 整 備 され マイクロ 風 力 計 太 陽 発 電 システム と 降 雪 利 用 の 農 作 物 貯 蔵 庫 の 設 備 による 実 験 更 に 実 習 用 圃 場 ( 水 田 畑 ビニルハウス 温 室 )が 十 分 用 意 され 問 題 ない また 施 設 等 の 点 検 管 理 体 制 は 外 部 委 託 し 安 全 衛 生 面 においても 担 当 者 を 常 駐 させている 研 修 地 である 短 期 大 学 と 男 子 学 生 が 宿 泊 する 拓 殖 大 学 北 海 道 研 修 所 との 距 離 が4kmと 離 れてお り 自 転 車 を 貸 与 して 移 動 手 段 としているが 気 候 風 土 に 不 慣 れな 学 生 に 対 しては もう 少 し 利 便 性 を 図 る 手 段 を 検 討 すべきである また 今 後 年 間 を 通 じた 研 修 に 移 行 する 場 合 には 継 続 した 予 算 等 の 支 援 はもとより 受 講 者 が 増 加 した 場 合 に 受 け 入 れを 可 能 とするための 対 策 が 必 要 である - 6 -

Ⅳ 総 評 拓 殖 大 学 国 際 学 部 の 文 系 学 生 のグローバル 農 業 人 材 育 成 は 次 代 の 農 業 において 農 業 栽 培 技 術 だけでなく 多 くの 知 とのコラボレーションが 必 要 になってきていることから 文 系 の 学 生 が 農 業 につ いて 学 ぶことができるよう 国 際 学 部 にグローバル 農 業 人 材 育 成 を 目 指 すコースを 設 置 し 座 学 と 実 習 を 結 び 付 けた 幅 広 い 学 びのための 教 育 課 程 を 提 供 する ことを 目 的 に 文 部 科 学 省 大 学 教 育 学 生 支 援 推 進 事 業 の 支 援 を 受 け 平 成 21 年 度 から23 年 度 まで 実 施 された このプログラムは 教 養 科 目 の 学 習 と 併 行 して 農 業 に 関 する 基 礎 専 門 科 目 の 学 習 農 場 などを 活 用 した 栽 培 技 術 の 習 得 や 実 践 的 な 農 業 経 営 の 研 修 直 面 する 環 境 問 題 と 農 業 との 関 係 さらに 国 際 協 力 へのチャレンジの 仕 方 や 農 業 ビジネスへの 関 心 を 持 たせるものとなっており 座 学 と 実 習 が 融 合 し た 個 性 教 育 として 妥 当 適 切 である また 農 業 実 習 を 核 にして 三 つの 知 のコラボレーション( 農 業 ビ ジネス 資 源 環 境 問 題 国 際 協 力 開 発 問 題 )を 組 み 合 わせた 教 育 課 程 を 実 現 している このような 本 プログラムの 趣 旨 進 捗 成 果 は ホームページや 各 種 パンフレットなどを 通 じて 広 く 公 開 され 多 くの 関 係 者 に 周 知 されている 本 取 組 は 主 に 経 験 豊 かな 教 員 および 支 援 組 織 である 農 業 総 合 委 員 会 によって 実 施 され 八 王 子 キャンパス 北 海 道 キャンパスの 大 学 事 務 局 による 支 援 体 制 も 確 立 されている 農 業 総 合 コースの 教 育 課 程 は 課 題 探 求 能 力 を 身 につけさせるためのコース 基 本 国 地 域 別 選 択 テーマ 別 選 択 と 演 習 そして 専 門 関 連 科 目 で 構 成 され 座 学 実 習 卒 業 論 文 の 課 程 が 段 階 的 体 系 的 に 編 成 されている 特 にグロー バルな 視 野 に 立 った 人 材 の 育 成 を 図 るため 学 生 の 興 味 関 心 が 深 まるよう 演 習 ( 実 習 ) 科 目 重 視 型 のカリキュラムとなっている 国 際 学 部 に 開 設 された 農 業 総 合 コース の 専 門 科 目 の 教 育 内 容 は 農 業 を 自 然 科 学 的 に 捉 えた 基 礎 的 な 考 え 方 と 実 際 に 関 する 専 門 知 識 を 組 み 合 わせた 体 系 を 習 得 さ せる 内 容 であり 充 実 している 農 業 総 合 コース 開 講 科 目 のシラバスの 形 式 と 内 容 は 統 一 されており 理 解 しやすく 教 科 書 参 考 書 のほか 関 連 科 目 も 載 せられており 学 習 計 画 が 立 てやすいものになっている また 半 年 長 期 研 修 の 事 前 には 研 修 で 入 門 的 な 農 業 の 知 識 技 術 等 を 身 につけさせるための 工 夫 がカリキュラムの 中 に 位 置 づけられている 各 科 目 の 成 績 評 価 は 1 年 生 から 4 年 生 までの 講 義 科 目 演 習 科 目 は 基 本 的 に 出 席 授 業 態 度 レポート 試 験 などによる 評 価 方 法 で 八 王 子 キャンパス 北 海 道 キャンパスともに 評 価 基 準 は 統 一 されていて 分 かりやすい 実 習 においても 実 習 記 録 プレゼンテーション 議 論 レポート 提 出 など 多 面 的 で 公 平 な 評 価 がなされている また 4 年 次 の 演 習 科 目 の 成 績 評 価 は 卒 業 論 文 に 統 一 されていて 明 確 である 本 取 組 で 使 用 する 拓 殖 大 学 八 王 子 キャンパスの 教 育 環 境 は 大 学 構 内 の 一 部 を 農 地 として 開 設 した 農 業 実 習 地 で 圃 場 としての 利 用 も 1 年 半 が 経 過 し 適 切 に 整 備 されつつある 近 隣 の 篤 農 家 の 指 導 助 言 もあって 圃 場 管 理 も 行 き 届 いている 但 し 設 置 間 もない 農 業 総 合 コースであり 圃 場 は 未 だ 手 狭 で 農 業 の 基 礎 的 な 実 験 実 習 の 圃 場 としては 改 善 が 望 まれる 現 存 の 圃 場 と 隣 接 する 構 内 用 地 が 圃 場 用 地 として 確 保 され これを 圃 場 化 するなどの 対 応 策 が 考 えられる 将 来 的 には 圃 場 の 拡 大 と 受 講 生 の 増 加 が 想 定 されるが 現 体 制 では 指 導 教 員 や 農 業 指 導 者 の 負 担 増 と 効 率 ( 教 育 効 果 )の 低 下 も 予 想 され 今 後 の 検 討 課 題 である 半 年 長 期 研 修 が 実 施 され 今 後 の 農 業 総 合 コース の3 年 次 の 教 育 の 舞 台 となる 拓 殖 大 学 北 海 道 キャンパスは 研 修 科 目 の 教 育 内 容 農 業 の 実 践 教 育 を 行 う 農 園 施 設 共 に 充 実 している 北 海 道 での 半 年 長 期 研 修 農 業 総 合 コース の3 年 次 教 育 を 可 能 にする 学 生 支 援 は 適 切 に 行 われて いる 旧 北 海 道 立 深 川 農 業 高 等 学 校 を 活 用 した 拓 殖 大 学 北 海 道 研 修 所 の 施 設 居 住 環 境 も 適 切 で ある - 7 -

このような 環 境 の 中 で 行 われた 文 系 学 生 のグローバル 農 業 人 材 育 成 プログラムは 理 論 と 実 習 が バランスよく 配 置 され 教 育 の 成 果 が 現 れている 大 学 と 短 期 大 学 の 協 力 で 取 り 組 んだ 優 良 事 例 であ り 参 加 学 生 の 人 生 観 や 世 界 観 に 良 い 影 響 を 与 えている 点 でも 高 く 評 価 できる 同 プログラム 参 加 者 は 卒 業 後 の 進 路 決 定 の 割 合 も 高 い このように 文 系 学 生 のグローバル 農 業 人 材 育 成 プログラム は 北 海 道 での 半 年 長 期 研 修 などを 通 じて 参 加 学 生 に 他 の 文 系 の 学 生 にはない 付 加 価 値 を 与 え 農 業 ビジネス 資 源 環 境 国 際 協 力 などグローバルで 幅 広 い 分 野 に 人 材 を 送 り 出 す 基 礎 を 築 くことに 貢 献 している 文 系 学 生 の 農 業 人 材 育 成 プログラムとして 文 部 科 学 省 から 平 成 21 年 度 に 採 択 された 半 年 長 期 研 修 は 平 成 23 年 度 が 最 終 年 となり 平 成 24 年 度 からは 拓 殖 大 学 の 独 自 事 業 である 農 業 総 合 コース として 継 続 的 に 実 施 される 予 定 で 特 任 教 授 の 採 用 が 確 保 された - 8 -

Ⅴ 評 価 実 施 体 制 - 9 -

1. 外 部 評 価 の 業 務 1. 目 的 外 部 評 価 の 実 施 により 文 系 学 生 のグローバル 農 業 人 材 育 成 の 取 組 における 長 所 と 問 題 点 を 把 握 すると 共 に この 結 果 を 取 組 の 改 善 に 反 映 し 学 生 教 育 の 更 なる 充 実 と 発 展 に 繋 げることを 目 的 と する 2. 評 価 対 象 平 成 21 年 度 から 平 成 23 年 度 までの 取 組 内 容 を 対 象 とする 3. 外 部 評 価 の 内 容 等 5 月 上 旬 委 託 業 者 は 評 価 関 係 資 料 を 大 学 から 受 け 取 る 5 月 中 旬 委 託 業 者 は 外 部 評 価 委 員 (3 名 )に 書 類 審 査 を 依 頼 する 委 託 業 者 は 外 部 評 価 委 員 (3 名 )に 外 部 評 価 委 員 会 委 員 の 委 嘱 状 を 送 る 5 月 下 旬 委 託 業 者 は 各 外 部 評 価 委 員 から 書 類 審 査 評 価 結 果 ( 案 )を 受 け 取 る 不 備 等 がある 場 合 は 評 価 委 員 と 調 整 する 委 託 業 者 は 書 類 審 査 評 価 結 果 ( 案 )を 大 学 及 び 評 価 委 員 に 送 る 委 託 業 者 は 第 1 回 評 価 委 員 会 の 開 催 通 知 を 評 価 委 員 に 送 る 6 月 上 旬 委 託 業 者 は 第 1 回 評 価 委 員 会 を 開 催 ( 八 王 子 キャンパス)する 書 類 審 査 評 価 結 果 ( 案 )の 意 見 交 換 調 整 を 行 う 書 類 審 査 評 価 結 果 ( 案 )の 内 容 を 踏 まえ ヒアリングでの 質 問 事 項 を 決 める 書 類 審 査 評 価 結 果 北 海 道 キャンパス 実 地 視 察 評 価 結 果 及 び 八 王 子 キャンパス 実 地 視 察 評 価 結 果 の 取 りまとめ 担 当 者 を 決 める 評 価 委 員 及 び 委 託 業 者 は 大 学 関 係 者 とのヒアリングを 行 う 委 託 業 者 は 外 部 評 価 委 員 に 交 通 費 ( 実 費 )を 支 給 する 7 月 上 旬 書 類 審 査 評 価 結 果 取 りまとめ 担 当 者 は 大 学 関 係 者 とのヒアリングでの 意 見 等 を 踏 まえ 書 類 審 査 評 価 結 果 を 作 成 する 書 類 審 査 評 価 結 果 の 取 りまとめ 担 当 者 は 他 2 名 の 評 価 委 員 と 調 整 し 承 諾 を 得 てから 委 託 業 者 に 書 類 審 査 評 価 結 果 を 提 出 する 委 託 業 者 は 評 価 委 員 間 の 調 整 承 諾 の 手 続 きがスムーズに 流 れるよう 事 務 補 佐 をす ると 共 に 結 果 内 容 に 誤 り 不 備 等 がないように 随 時 確 認 調 整 を 行 う 委 託 業 者 は 書 類 審 査 評 価 結 果 を 大 学 及 び 評 価 委 員 に 送 る 委 託 業 者 は 外 部 評 価 委 員 に 書 類 審 査 の 謝 礼 金 を 支 払 う 7 月 中 旬 委 託 業 者 は 北 海 道 キャンパスの 出 張 手 配 ( 航 空 チケット 及 び 宿 泊 施 設 の 予 約 及 び 評 価 委 員 への 連 絡 )を 行 う - 10 -

出 張 者 : 評 価 委 員 3 名 及 び 委 託 業 者 ( 若 干 名 ) 委 託 業 者 は 第 2 回 評 価 委 員 会 の 開 催 通 知 を 評 価 委 員 に 送 る 9 月 中 旬 委 託 業 者 は 大 学 と 連 携 し 北 海 道 キャンパスの 実 施 視 察 ( 施 設 設 備 見 学 等 )を 実 施 する (2 泊 3 日 ) 委 託 業 者 は 第 2 回 評 価 委 員 会 を 開 催 ( 北 海 道 キャンパス)する 実 地 視 察 を 踏 まえ ヒアリングでの 質 問 事 項 を 決 める 委 託 業 者 及 び 評 価 委 員 は 大 学 短 大 関 係 者 とのヒアリングを 行 う 委 託 業 者 は 第 3 回 評 価 委 員 会 の 開 催 通 知 を 評 価 委 員 に 送 る 委 託 業 者 は 外 部 評 価 委 員 に 交 通 費 ( 実 費 )を 支 給 する 10 月 上 旬 委 託 業 者 は 大 学 と 連 携 し 八 王 子 キャンパスの 実 施 視 察 ( 施 設 設 備 見 学 等 )を 実 施 する 委 託 業 者 は 第 3 回 評 価 委 員 会 を 開 催 ( 八 王 子 キャンパス)する 実 地 視 察 を 踏 まえ ヒアリングでの 質 問 事 項 を 決 める 評 価 委 員 及 び 委 託 業 者 は 大 学 関 係 者 とのヒアリングを 行 う 委 託 業 者 は 外 部 評 価 委 員 に 交 通 費 ( 実 費 )を 支 給 する 11 月 上 旬 委 託 業 者 は 各 外 部 評 価 委 員 から 実 地 視 察 評 価 結 果 ( 案 )を 受 け 取 る 不 備 等 がある 場 合 は 評 価 委 員 と 調 整 する 委 託 業 者 は 実 地 視 察 評 価 結 果 ( 案 )を 大 学 及 び 評 価 委 員 に 送 る 委 託 業 者 は 第 4 回 評 価 委 員 会 の 開 催 通 知 を 評 価 委 員 に 送 る 12 月 上 旬 委 託 業 者 は 第 4 回 評 価 委 員 会 を 開 催 ( 八 王 子 キャンパス)する 実 地 視 察 評 価 結 果 ( 案 )の 意 見 交 換 調 整 を 行 う 実 地 視 察 評 価 結 果 ( 案 )を 踏 まえ ヒアリングでの 質 問 事 項 を 決 める 評 価 報 告 書 の 総 評 取 りまとめ 担 当 者 を 決 める 評 価 委 員 及 び 委 託 業 者 は 大 学 関 係 者 とのヒアリングを 行 う 委 託 業 者 は 外 部 評 価 委 員 に 交 通 費 ( 実 費 )を 支 給 する 12 月 中 旬 実 地 視 察 評 価 結 果 取 りまとめ 担 当 者 は 大 学 関 係 者 とのヒアリングでの 意 見 等 を 踏 まえ 実 地 視 察 評 価 結 果 を 作 成 する 実 地 視 察 評 価 結 果 の 取 りまとめ 担 当 者 は 他 2 名 の 評 価 委 員 と 調 整 し 承 諾 を 得 てから 委 託 業 者 に 実 地 視 察 評 価 結 果 を 提 出 する 委 託 業 者 は 評 価 委 員 間 の 調 整 承 諾 の 手 続 きがスムーズに 流 れるよう 事 務 補 佐 をす るとともに 結 果 内 容 に 誤 り 不 備 等 がないように 随 時 確 認 調 整 を 行 う 委 託 業 者 は 実 地 視 察 評 価 結 果 を 大 学 及 び 評 価 委 員 に 送 る 委 託 業 者 は 外 部 評 価 委 員 に 実 地 視 察 の 謝 礼 金 を 支 払 う 1 月 中 旬 委 託 業 者 は 各 外 部 評 価 委 員 から 評 価 結 果 の 総 評 ( 案 )を 受 け 取 る 不 備 等 がある 場 合 は 評 価 委 員 と 調 整 する 委 託 業 者 は 各 外 部 評 価 委 員 の 総 評 を 含 む 評 価 報 告 書 ( 案 ) を 大 学 及 び 評 価 委 員 に - 11 -

送 る 委 託 業 者 は 第 5 回 評 価 委 員 会 の 開 催 通 知 を 評 価 委 員 に 送 る 1 月 下 旬 委 託 業 者 は 第 5 回 評 価 委 員 会 を 開 催 ( 八 王 子 キャンパス)する 総 評 を 含 む 評 価 報 告 書 ( 案 ) の 意 見 交 換 調 整 を 行 う 総 評 を 含 む 評 価 報 告 書 ( 案 ) の 内 容 を 踏 まえ ヒアリングでの 質 問 事 項 を 決 める 評 価 委 員 及 び 委 託 業 者 は 大 学 関 係 者 とのヒアリングを 行 う 委 託 業 者 は 外 部 評 価 委 員 に 交 通 費 ( 実 費 )を 支 給 する 2 月 上 旬 総 評 取 りまとめ 担 当 者 は 大 学 関 係 者 とのヒアリングでの 意 見 等 を 踏 まえ 評 価 報 告 書 を 作 成 する 総 評 取 りまとめ 担 当 者 は 他 2 名 の 評 価 委 員 と 調 整 し 承 諾 を 得 てから 委 託 業 者 に 評 価 報 告 書 を 提 出 する 委 託 業 者 は 評 価 委 員 間 の 調 整 承 諾 の 手 続 きがスムーズに 流 れるよう 事 務 補 佐 をす るとともに 結 果 内 容 に 誤 り 不 備 等 がないように 随 時 確 認 調 整 を 行 う 2 月 中 旬 委 託 業 者 は 評 価 報 告 書 を 大 学 及 び 評 価 委 員 に 送 る 委 託 業 者 は 外 部 評 価 委 員 に 評 価 報 告 書 作 成 の 謝 礼 金 を 支 払 う 3 月 上 旬 大 学 の 確 認 を 得 てから 評 価 報 告 書 を 印 刷 製 本 (300 部 )し 大 学 に 納 品 する - 12 -

2. 外 部 評 価 業 務 スケジュール 平 成 23 年 委 託 業 務 内 容 備 考 4 月 1. 評 価 項 目 案 の 作 成 (1) 書 類 審 査 評 価 項 目 (2) 実 地 視 察 評 価 項 目 (3) 評 価 報 告 書 の 様 式 2. 外 部 評 価 委 員 の 候 補 者 ( 招 聘 ) 3 名 5 月 16 日 3. 書 類 審 査 評 価 関 係 資 料 を 外 部 評 価 委 員 に 郵 送 5 月 30 日 6 月 3 日 4. 書 類 審 査 評 価 結 果 ( 案 )の 提 出 ( 各 評 価 委 員 より 提 出 ) 5. 第 1 回 評 価 委 員 会 の 開 催 ( 八 王 子 キャンパス) 及 び 大 学 関 係 者 とのヒアリング 7 月 1 日 6. 書 類 審 査 評 価 結 果 の 提 出 (まとめ) 9 月 17 日 ~18 日 7. 北 海 道 キャンパスの 実 地 視 察 ( 施 設 設 備 見 学 等 ) 8. 第 2 回 評 価 委 員 会 の 開 催 ( 北 海 道 キャンパス) 及 び 短 大 大 学 関 係 者 とのヒアリング 10 月 7 日 10 月 7 日 9. 八 王 子 キャンパスの 実 地 視 察 ( 施 設 設 備 見 学 学 生 インタビュー 授 業 見 学 ) 10. 第 3 回 評 価 委 員 会 の 開 催 ( 八 王 子 キャンパス) 及 び 大 学 関 係 者 とのヒアリング 11 月 1 日 11. 実 地 視 察 評 価 結 果 ( 案 )の 提 出 ( 各 評 価 委 員 より 提 出 ) 12 月 2 日 12 月 19 日 12. 第 4 回 評 価 委 員 会 の 開 催 ( 八 王 子 キャンパス) 及 び 大 学 関 係 者 とのヒアリング 13. 実 地 視 察 評 価 結 果 の 提 出 (まとめ) 1 月 13 日 1 月 26 日 14. 評 価 報 告 書 ( 案 )の 提 出 ( 総 評 : 各 評 価 委 員 より 提 出 ) 15. 第 5 回 評 価 委 員 会 の 開 催 ( 八 王 子 キャンパス) 及 び 大 学 関 係 者 とのヒアリング 2 月 20 日 16. 評 価 報 告 書 の 提 出 (まとめ) 3 月 5 日 17. 評 価 報 告 書 の 印 刷 製 本 - 13 -

Ⅰ 農 業 総 合 コース 及 び 半 年 長 期 研 修 ( 平 成 21~23 年 度 ) 3. 外 部 評 価 点 検 評 価 項 目 評 価 項 目 評 価 の 視 点 対 応 資 料 書 類 審 査 実 地 視 察 評 価 報 告 備 考 1. 目 的 (1) 本 取 組 の 目 的 は 適 切 に 設 定 されているか 1 目 的 の 明 確 化 2 適 切 性 3 個 性 化 の 対 応 21 年 度 実 績 報 告 書 (P3~38 参 照 ) (2) 本 取 組 の 目 的 が 大 学 構 成 員 ( 教 職 員 及 び 学 生 )に 周 知 され 社 会 に 公 表 されているか 1 構 成 員 への 周 知 方 法 と 有 効 性 2 社 会 への 公 表 方 法 22 年 度 実 績 報 告 書 ( 4. 本 事 業 の 公 表 と 他 大 学 等 への 普 及 の 推 進 参 照 ) Ⅱ 農 業 総 合 コース: 平 成 23 年 度 評 価 項 目 評 価 の 視 点 対 応 資 料 書 類 審 査 実 地 視 察 評 価 報 告 備 考 1. 教 員 組 織 本 取 組 の 教 育 課 程 に 相 応 しい 教 員 組 織 を 整 備 しているか 1 取 組 目 的 に 沿 った 教 員 組 織 の 整 備 農 業 総 合 コース 科 目 担 当 者 一 覧 23 年 度 教 員 紹 介 2. 教 育 課 程 教 育 内 容 1 必 要 な 授 業 科 目 の 開 設 状 況 23 年 度 履 修 要 項 講 義 要 項 (1) 本 取 組 の 目 的 に 基 づき 授 業 科 目 を 適 切 に 開 設 し 2 順 次 性 のある 授 業 科 目 の 体 系 的 配 置 教 育 課 程 を 体 系 的 に 編 成 しているか (2) 本 取 組 の 教 育 課 程 に 相 応 しい 教 育 内 容 を 提 供 して 1 学 士 課 程 教 育 に 相 応 しい 教 育 内 容 の 提 供 いるか 2 専 門 分 野 の 高 度 化 に 対 応 した 教 育 内 容 の 提 供 3 理 論 と 実 践 との 架 橋 を 図 る 教 育 内 容 の 提 供 3. 教 育 方 法 1 目 的 の 達 成 に 向 けた 授 業 形 態 ( 講 義 演 習 等 )の 採 用 (1) 本 取 組 の 教 育 方 法 及 び 学 習 指 導 は 適 切 か 2 学 習 指 導 の 充 実 (ヒアリングで 確 認 ) 3 学 生 の 主 体 的 参 加 を 促 す 授 業 方 法 (ヒアリングで 確 認 ) (2) 本 取 組 の 科 目 のシラバスの 内 容 は 充 実 しているか 1シラバスの 作 成 と 内 容 の 充 実 (3) 本 取 組 の 成 績 評 価 は 適 切 に 行 われているか 1 厳 格 な 成 績 評 価 ( 評 価 方 法 評 価 基 準 の 明 示 ) 4. 教 育 等 環 境 1 施 設 設 備 等 の 状 況 (1) 本 取 組 で 使 用 する 施 設 設 備 等 は 整 備 されているか 2 施 設 設 備 等 の 維 持 管 理 安 全 衛 生 の 確 保 22 年 度 実 績 報 告 書 農 園 安 全 計 画 (2) 本 取 組 の 教 育 等 を 支 援 する 環 境 や 条 件 は 適 切 に 整 備 されているか 1SA 実 技 スタッフなどの 教 育 支 援 体 制 の 整 備 農 園 スタッフ SA 名 簿 農 園 業 務 日 誌 印 : 書 類 ヒアリング 審 査 の 実 施 印 : 八 王 子 キャンパスの 実 地 視 察 - 14 -

Ⅲ 半 年 長 期 研 修 : 平 成 21~23 年 度 ( 北 海 道 キャンパス 実 地 視 察 ) 評 価 項 目 評 価 の 視 点 対 応 資 料 書 類 審 査 実 地 視 察 評 価 報 告 備 考 1. 学 生 の 受 け 入 れ 1 学 生 募 集 方 法 選 抜 の 適 切 性 21 22 年 度 実 績 報 告 書 本 取 組 の 目 的 に 沿 った 公 正 かつ 適 正 に 募 集 および 選 抜 を 行 っているか 2. 研 修 科 目 の 教 育 内 容 1 必 要 な 授 業 科 目 の 開 設 状 況 22 年 度 実 績 報 告 書 研 修 生 に 必 要 な 科 目 が 開 設 し 順 次 性 のある 授 業 科 目 の 体 2 順 次 性 のある 授 業 科 目 の 体 系 的 配 置 環 境 農 学 科 講 義 要 項 及 び 履 修 要 項 系 となっているか 23 年 度 半 年 長 期 研 修 科 目 一 覧 3. 成 果 本 取 組 の 目 的 に 沿 った 成 果 が 上 がっているか 1 卒 業 後 の 進 路 ( 就 職 先 等 ) 半 年 長 期 研 修 生 の 就 職 先 一 覧 4. 学 生 支 援 本 取 組 は 学 生 の 修 学 支 援 は 適 切 に 行 われているか 1 奨 学 金 等 の 経 済 的 支 援 措 置 の 適 切 性 半 年 長 期 研 修 生 の 支 援 金 制 度 拓 殖 大 学 北 海 道 研 修 所 の 使 用 料 割 引 制 度 5. 教 育 等 環 境 本 取 組 で 使 用 する 施 設 設 備 は 整 備 されているか 1 施 設 設 備 等 の 状 況 2 施 設 設 備 等 の 維 持 管 理 安 全 衛 生 の 確 保 21 22 年 度 実 績 報 告 書 印 : 北 海 道 キャンパスの 実 地 視 察 - 15 -

4. 外 部 評 価 審 査 委 員 ( 氏 名 五 十 音 順 ) 氏 名 現 職 所 属 職 名 生 年 月 年 齢 備 考 むなかた 宗 像 あきら 朗 国 際 協 力 機 構 (JICA) 国 際 協 力 人 材 部 国 際 協 力 専 門 員 S36.7 50 歳 もたい 罍 しょうきち 昭 吉 実 践 女 子 大 学 人 間 社 会 学 部 教 授 S20.7 66 歳 や た べ 矢 田 部 まさあき 正 照 全 国 国 際 教 育 協 会 理 事 長 S15.11 71 歳 略 歴 宗 像 朗 氏 独 立 行 政 法 人 国 際 協 力 機 構 (JICA) 国 際 協 力 人 材 部 専 門 員 支 援 調 整 課 国 際 協 力 専 門 員 主 な 職 歴 :JICA 専 門 家 バグラデシュ チーフアドバイザー アジア 生 産 性 機 構 コロンボプラン 事 務 局 FAOネパール JICA 国 際 協 力 研 究 所 JICAフィリピン 事 務 所 JICA 林 業 開 発 課 罍 昭 吉 氏 実 践 女 子 大 学 人 間 社 会 学 部 教 授 特 色 ある 大 学 教 育 支 援 プログラム 審 査 委 員 第 三 セクター 研 究 学 会 副 会 長 日 本 経 済 政 策 学 会 産 業 学 会 アジア 政 経 学 会 等 会 員 主 な 業 績 :( 著 書 ) 国 際 化 時 代 の 街 づくり 中 央 経 済 社 1993 英 文 経 済 学 入 門 洋 販 出 版 1994 新 しい 経 済 学 を 求 めて NEC クリエイティブ 1999 観 光 万 華 鏡 鉱 脈 社 2002 最 近 のテーマ: 中 小 企 業 と 地 域 経 済 台 湾 の 工 業 矢 田 部 正 照 氏 特 定 非 営 利 活 動 法 人 全 国 国 際 教 育 協 会 理 事 長 元 東 京 都 立 農 芸 高 等 学 校 長 東 京 都 立 農 産 高 等 学 校 長 元 全 国 高 等 学 校 農 場 協 会 長 元 財 団 法 人 全 国 学 校 農 場 協 会 理 事 長 元 全 国 高 等 学 校 国 際 教 育 研 究 協 議 会 長 元 全 国 農 業 高 等 学 校 長 協 会 理 事 長 元 全 国 高 等 学 校 長 協 会 常 務 理 事 元 財 団 法 人 産 業 教 育 振 興 会 中 央 会 常 務 理 事 - 16 -