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平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

公表表紙

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16 日本学生支援機構

18 国立高等専門学校機構

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別記

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定款

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17

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資料2 利用者負担(保育費用)

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安 芸 太 田 町 学 校 適 正 配 置 基 本 方 針 の 一 部 修 正 について 1 議 会 学 校 適 正 配 置 調 査 特 別 委 員 会 調 査 報 告 書 について 安 芸 太 田 町 教 育 委 員 会 が 平 成 25 年 10 月 30 日 に 決 定 した 安 芸 太 田

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Ⅶ 東 海 地 震 に 関 して 注 意 情 報 発 表 時 及 び 警 戒 宣 言 発 令 時 の 対 応 大 規 模 地 震 対 策 特 別 措 置 法 第 6 条 の 規 定 に 基 づき 本 県 の 東 海 地 震 に 係 る 地 震 防 災 対 策 強 化 地 域 において 東 海 地 震

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                         庁議案件No

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(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 H H H5.4.1 ( 参 考 値 ) 97.1 H H H H5.4.1 H H5.4.1 ( 参 考

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平 成 27 年 11 月 ~ 平 成 28 年 4 月 に 公 開 の 対 象 となった 専 門 協 議 等 における 各 専 門 委 員 等 の 寄 附 金 契 約 金 等 の 受 取 状 況 審 査 ( 別 紙 ) 専 門 協 議 等 の 件 数 専 門 委 員 数 500 万 円 超 の 受

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(4) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている.

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答申第585号

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 級 の 給 料 月 額 最 高 号 級 の 給 料 月 額 1 級 ( 単 位 : ) 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 9 級 1 級 135,6 185,8 222,9 261,

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類 ( 番 号 を 記 載 ) 施 設 名 事 所 名 所 在 事 開 始 年 月 日 事 規 模 ( 定 員 ) 公 益 事 必 要 な 者 に 対 し 相 談 情 報 提 供 助 言 行 政 や 福 祉 保 健 医 療 サービス 事 者 等 との 連 絡 調 整 を 行 う 等 の 事 必 要

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02【発出】280328福島県警察職員男女共同参画推進行動計画(公表版)

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預 金 を 確 保 しつつ 資 金 調 達 手 段 も 確 保 する 収 益 性 を 示 す 指 標 として 営 業 利 益 率 を 採 用 し 営 業 利 益 率 の 目 安 となる 数 値 を 公 表 する 株 主 の 皆 様 への 還 元 については 持 続 的 な 成 長 による 配 当 可

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理化学研究所の役職員への兼業(兼職)依頼について

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福山大学 FUKUYAMA UNIVERSITY 三蔵五訓 真理を探究し 道理を実践する 豊かな品性を養い 不屈の魂を育てる 生命を尊重し 自然を畏敬する 個性を伸展し 紐帯性を培う 未来を志向し 可能性に挑む 学報 114 2 0 0 7. 1 2. 1 0 V. 特集 牟田泰三 学長就任 特集 牟田泰三 学長就任 1 2 2007年 第33回三蔵祭各学部の催し 3 地域連携活動 5 拡がる教育連携 7 キャリア教育 9 研究の今 10 学内トピックス 11 施設のご案内 インフォメーション 13 学内人事 学友会短信 14 国際交流 平成20年度入試始まる 15

福 山 大 学 運 営 に 携 わって1ヶ 月 福 山 大 学 学 長 牟 田 泰 三 10 月 19 日 に 福 山 大 学 学 長 に 就 任 して,はや1ヶ 月 以 上 が 経 過 しました 初 出 勤 の 朝, 福 山 大 学 キャンパス で 最 初 に 出 会 った 学 生 が, 元 気 良 く お 早 うございます と 声 をかけてくれたおかげで, 福 山 大 学 のイメージがぱっと 明 るい ものになりました その 日 は, 一 日 中 爽 快 な 気 分 で 過 ごすことがで きました 学 生 委 員 長 の 澁 谷 博 孝 先 生 から 聞 いたのですが, 福 山 大 学 ではずいぶん 前 からこの 様 な 指 導 をしているのだということで, 初 代 宮 地 茂 総 長 による 建 学 の 理 念 全 人 教 育 が, 脈 々と 受 け 継 が れているなあと 感 じられました これは 何 時 までも 受 け 継 いでいく べき 尊 い 理 念 であると 思 います 私 は, 本 学 のホームページの 冒 頭 を 飾 っている 建 学 の 理 念 大 学 の 価 値 は 入 学 試 験 の 難 易 度 で 示 すのではなく,どのよう な 教 育 を 行 うかによって 評 価 す るべきである 学 問 にのみ 偏 重 するのではなく, 真 理 を 愛 し, 道 理 を 実 践 する 知 行 合 一 の 教 育 によって, 人 間 性 を 尊 重 した 調 和 的 な 全 人 格 陶 冶 を 目 指 す 全 人 教 育 が 必 要 である に 強 く 共 感 を 感 じます 大 学 淘 汰 の 時 代 に 入 りつつある 今, どこの 大 学 でも, 受 験 生 数 の 減 少 に 見 舞 われております この 様 な 時 こそ, 各 大 学 はそれぞれの 特 色 を 明 確 にして, 生 き 残 りを 図 って いく 必 要 があります 福 山 大 学 の 特 色 は,まさにこの 全 人 教 育 にあ ると 思 います さて, 大 学 を 円 滑 に 運 営 するた めには, 先 ず 大 学 の 教 育 研 究 の 現 場 を 知 らねばなりません そこで, 就 任 後, 直 ぐに 取 りかかったのは 各 学 部 訪 問 です 11 月 末 までに, 全 ての 学 部 の 実 情 を 見 せていただ きました 各 学 部 では, 国 際 的 レ ベルの 研 究 が 行 われているのを 見 せていただき, 大 変 心 強 く 感 じま した 個 人 的 には, 生 命 工 学 部 の 魚 類 の 研 究 やダイオキシンと 花 の 色 の 関 連 性 の 研 究, 工 学 部 の 構 造 物 破 壊 の 大 型 の 研 究 など, 大 変 興 味 深 いものだと 思 いました また,どの 学 部 でも, 学 生 の 教 育 に 大 変 熱 心 に 取 り 組 んでおられ, 学 生 諸 君 も 生 き 生 きと 学 習 に 励 ん でいました ただ, 以 前 に 比 べて 学 生 数 が 少 なく,ちょっと 寂 しい かなと 感 じました 福 山 大 学 の 教 育 理 念 は, 教 えるとは, 共 に 希 望 を 語 ること 学 ぶとは 共 に 誠 実 を 胸 に 刻 むこと という 言 葉 で 言 い 表 されています 教 育 現 場 を 見 せていただいて,この 教 育 理 念 が まさに 実 践 されていることを 感 じ ました この1ヶ 月 余 の 私 のスケジュー ルを 振 り 返 ってみますと, 先 ず, 各 方 面 に 新 任 の 挨 拶 に 出 かけてお ります 広 島 県 知 事, 福 山 市 長, 福 山 商 工 会 議 所 会 頭, 東 広 島 市 長, 東 広 島 商 工 会 議 所 会 頭, 福 山 平 成 大 学 長, 福 山 市 立 女 子 短 期 大 学 長, 尾 道 大 学 長, 福 山 大 学 の 理 事 の 皆 さん, 高 等 学 校 長, 文 部 科 学 省 の 関 係 部 署, 等 を 歴 訪 しました ま だまだ, 今 後, 各 高 等 学 校 長 や 企 業 社 長 などにご 挨 拶 をしたいと 思 っています その 上, 私 は, 文 部 科 学 省 の 設 置 審 委 員, 特 色 ある 大 学 教 育 支 援 プログラム の 審 査 委 員, 学 生 支 援 機 構 政 策 企 画 委 員 会 委 員 など をしている 関 係 で, 毎 月 相 当 程 度 出 張 をしており, 大 学 を 留 守 にし ております このため, 用 事 があ ってもなかなか 私 を 捕 まえること ができず, 困 っている 方 もおられ るのではないかと 心 配 しています 今 年 度 内 にこれらの 仕 事 も 整 理 して, 皆 さんに 迷 惑 をかけないようにし たいと 思 っています 福 山 大 学 は, 近 年 急 速 に 国 際 化 を 推 進 しており, 中 国 の 中 山 大 学 と 協 定 を 結 んだり, 孔 子 学 院 を 設 置 する 契 約 を 結 んだりしています 孔 子 学 院 の 世 界 大 会 が 北 京 で 開 催 されますので,12 月 10 日 ( 月 )から 13 日 ( 木 )まで, 私 は 北 京 へ 出 張 し ます 今 後 も, 国 際 化 には 積 極 的 に 取 り 組 み, 中 国 だけでなく, 世 界 の 各 国 と 連 携 していきたいと 思 います 福 山 大 学 については,もっとも っとよく 見 て 学 ばねばならないこ とが 多 いと 思 います この1ヶ 月 余 の 間 に, 私 が 知 り 得 た 限 られた 情 報 をもとに 感 想 を 述 べるとすると, 福 山 大 学 では, 各 学 部 学 科 が 独 立 してそれぞれの 教 育 と 研 究 をし っかりと 行 っているのに 対 して, 大 学 全 体 としての 活 動 や 学 部 間 学 科 間 の 連 携 が 乏 しいのではない かと 思 われます それぞれの 学 部 や 学 科 で 行 われている 優 れた 教 育 と 研 究 が, 大 学 全 体 としての 戦 略 の 中 で 位 置 づけられ, 有 機 的 に 結 びつけば,より 一 層 の 成 果 が 得 ら れるのではないかと 感 じます 福 山 大 学 学 報 V.114

福 山 大 学 に 輝 かしい 未 来 を 就 任 以 来, 福 山 大 学 の 現 状 を 出 来 るだけつぶさに 知 りたいと 考 えて, 学 部 訪 問 や 事 務 機 構 の 勉 強 に 可 能 な 限 りの 時 間 を 費 やしました あ る 程 度 の 現 状 把 握 は 出 来 つつある のではないかと 思 います 近 年, 若 年 人 口 の 急 激 な 減 少 の 結 果, 大 学 受 験 生 の 数 が 大 幅 に 減 っており, 全 国 に700ほどある 大 学 全 体 で 見 れば,ほぼ 全 入 の 状 態 になっています ということは, 競 争 率 数 倍 の 大 学 がある 一 方 で, 定 員 割 れをしている 大 学 が 沢 山 あ るということです 一 昔 前 の 大 学 の 売 り 手 市 場 の 時 代 から, 今 や 買 い 手 市 場 の 時 代 になったのです 皆 さんご 存 知 の 通 り, 福 山 大 学 でも, 学 生 定 員 割 れが 大 きな 問 題 となっています この 傾 向 は, 何 としても,どこかで 押 し 止 め, 逆 転 に 転 じさせなければなりません そこで 先 ず, 現 実 をしっかり 直 視 しましょう 受 験 関 係 データを 十 分 に 集 め,それを 子 細 に 分 析 し, 戦 略 を 立 てねばなりません それ に 基 づいて, 教 員 数 の 適 正 規 模 や 収 支 状 況 についても 検 討 する 必 要 があります しかし,それらの 問 題 に 立 ち 入 る 前 に,もっと 大 学 本 来 のあり 方 に 立 ち 返 って, 将 来 に 向 けた 構 想 を 立 てることが 必 要 だ と 思 います そこで, 大 所 高 所 に 立 って, 福 山 大 学 の 輝 かしい 未 来 を 切 り 開 く ための 考 え 方 をまとめたいと 思 い ます 先 ず 建 学 の 精 神 と 理 念 です それは 既 に 宮 地 茂 初 代 総 長 によっ て 述 べられています 建 学 の 精 神 : 全 人 教 育 理 念 : 三 蔵 五 訓 これらの 理 念 を 高 く 掲 げながら, 福 山 大 学 が 目 指 すべき 目 標 を 設 定 する 必 要 があります 目 標 : 備 後 に 根 ざした 日 本 有 数 の 総 合 大 学 ( 牟 田 私 案 ) この 目 標 を 達 成 するに 当 たっての, 福 山 大 学 としてのコンセプトは, コンセプト: 地 域 に 役 立 つ 国 際 性 をもった 人 材 の 育 成, 研 究 成 果 の 地 域 への 還 元 と 定 めてみましょう その 戦 略 として, 私 は, 福 山 大 学 の 優 れた 教 育 システムを 確 立 し, 研 究 機 能 を 強 化 し,それらが 外 部 から 見 えるようにする こととし たいと 思 います この 戦 略 を 実 施 していく 手 順 が 行 動 計 画 です こ れについては, 新 春 の 全 学 教 授 会 で 詳 しく 述 べたいと 思 っています ここでは, 箇 条 書 きに 止 めておき ます 行 動 計 画 (1) 教 育 システムの 全 学 的 確 立 入 学 者 の 多 様 化 や 入 学 者 の 水 準 の 変 化 に 対 応 するためには, 新 し い 教 育 システムが 必 要 です 新 し い 教 育 システムでは, 全 学 的 教 育 目 標 教 育 方 針 を 策 定 し,それに 基 づいた 学 部 ごとの 教 育 目 標 ( 卒 業 生 に 求 められる 実 力 )を 設 定 ( 出 来 る 限 り 数 値 目 標 )します そして, その 目 標 に 向 けた 教 育 プログラム を 開 発 すると 共 に 目 標 に 向 けた 教 育 方 法 の 開 発 を 進 めます この 計 画 を 実 現 させるために, 教 育 改 革 推 進 プロジェクトチーム を 設 置 したいと 思 います この 計 画 は, できれば, 福 山 平 成 大 学 と 連 携 す べきであると 思 います (2) 研 究 の 活 性 化 必 要 に 応 じて 研 究 グループの 再 編 成 を 行 うなど, 研 究 活 性 化 に 向 福 山 大 学 学 長 牟 田 泰 三 けた 方 策 を 検 討 します 研 究 は, 基 本 的 には, 科 学 研 究 費 補 助 金 等 の 競 争 的 資 金 の 獲 得 によって 行 う ことを 原 則 とすべきだと 思 います 現 存 する 競 争 的 資 金 一 覧 を 全 学 教 授 会 などで 配 布 し, 競 争 的 資 金 へ の 挑 戦 を 奨 励 したいと 思 います このために, 競 争 的 資 金 獲 得 支 援 プロジェクトチーム を 編 成 し, 大 学 として 戦 略 的 に 競 争 的 資 金 獲 得 を 図 りたいと 思 います また, 企 業 等 との 共 同 研 究 を 活 発 化 する ために,などを 通 した 研 究 成 果 の 公 開 を 進 めるべきです (3) 産 業 界 地 域 社 会 との 連 携 教 育 目 標 への 産 業 界 の 要 請 の 組 み 込 み, 産 業 界 との 研 究 協 力, 福 山 駅 前 キャンパスの 利 活 用,キャ ンパスの 地 域 社 会 への 開 放 など, 種 々の 試 みを 進 めたいと 思 います (4) 収 支 バランスの 多 様 化 従 来, 私 学 では, 収 入 の 大 部 分 を 学 生 からの 授 業 料 等 収 入 に 依 存 してきました これからは, 収 入 の 多 角 化 を 図 るべきでしょう 授 業 料 収 入 以 外 にも, 競 争 的 資 金 収 入 ( 間 接 経 費 は 無 視 できない 要 素 です), 産 学 共 同 研 究 経 費 (オー バーヘッド), 事 業 収 入, 寄 付 金 収 入 などなど, 色 んな 工 夫 をする 余 地 があります いずれにせよ, 福 山 大 学 の 輝 か しい 未 来 は, 本 学 で 学 ぶ 学 生 諸 君 が 本 学 の 教 育 に 満 足 しているかど うかにかかっていると 言 えます 学 生 諸 君 に 満 足 感 を 与 え, 自 信 を 持 って 社 会 に 送 り 出 せるような 教 育 システムを 編 み 出 したいものです 福 山 大 学 学 報 V.114

2007 年 第 33 回 福 山 大 学 三 蔵 祭 各 学 部 の 催 し 経 済 学 部 ゼミ 発 表 楽 しい 経 済 学 ザ 福 大 生 プレゼンツ 経 済 の 秘 密 ちょっぴり 教 えます 今 年 は, 昨 年 までのパネル 展 示 だけ ではなく, 各 ゼミの 学 生 たちによるパ ワーポイントを 用 いた 研 究 発 表 も 行 い, 一 般 の 方 々に, 本 学 経 済 学 部 について, より 関 心 を 持 っていただこうとした 全 体 で18のプレゼンテーションを 行 い( 発 表 15 分 程 度, 質 疑 10 分 程 度 ), それとは 別 に 一 つのゼミが 別 教 室 で 公 開 ゼミを 開 いた(60 分 ) 各 ゼミとも, 学 生 を 中 心 にして 発 表 資 料 を 用 意 し, 事 前 に 学 部 HP 上 に 研 究 発 表 のスケジュールを 掲 載 し, 一 部 質 疑 応 答 では 談 笑 するひとコマも 平 田 ゼミは 市 町 村 の 財 政 状 況 について の 高 校 には, 高 校 訪 問 に 際 して, 経 済 学 部 展 示 のビラを 数 部 置 いて 帰 るなど, 宣 伝 に 努 めたが, 研 究 発 表 に 来 場 して いただいた 一 般 の 方 々の 数 は, 多 いと はいえなかった 入 り 口 まで 来 られて,すぐに 出 て 行 かれる 方 が 多 かったことから, 研 究 発 表 という 場 に 入 りづらい 雰 囲 気 があっ たのではないかと 思 われる 実 際, 日 曜 の 午 後 には, 研 究 発 表 終 了 後 に 十 数 人 のパネル 見 学 者 が 来 られた 今 回 使 用 した 教 室 は, 大 学 祭 メイン 会 場 に 近 く, 静 かに 研 究 発 表 を 行 える 環 境 では なかった 来 年 度 もこの 企 画 を 継 続 す るならば,もう 少 しメイン 会 場 から 離 れた 教 室 で 行 いたい また,1 号 館 への 観 客 の 動 きが 見 られ なかったことからも, 研 究 発 表 のよう な 硬 い 内 容 だけでなく, 観 客 参 加 型 の アトラクション 等 のイベントを 用 意 す る 必 要 があることを 強 く 感 じる 経 済 学 部 講 師 鍋 島 正 次 郎 人 間 文 化 学 部 展 示 ミニ 講 演 会 クイズで 知 ろう 備 後 の 文 化 都 の 文 化 欧 米 文 化 見 てきました 発 掘 された 福 山 城 お 堀 の 遺 構 人 間 文 化 学 科 では, 学 科 の 研 究 活 動 として 日 本 文 化 欧 米 文 化 についての フィールドワークを 重 視 しています 大 学 祭 では, 毎 年 その 成 果 をクイズに して, 来 られる 方 々に 楽 しみながら 知 っていただくことにしています その 企 画 も 今 年 で 三 回 目 を 迎 えました 日 本 文 化 研 究 の 分 野 では 毎 年 研 修 旅 行 を 行 い, 地 域 の 文 化, 鞆 の 浦, 神 辺, 加 茂 町 などの 文 化 を 研 修 してきました 今 年 はさらに 京 都 研 修 旅 行 を 行 い, 万 葉 の 時 代 から 大 陸 との 交 易 の 中 継 点 と して,また 政 治 文 化 の 西 の 拠 点 として 重 要 な 位 置 にあった 鞆 の 浦 と 京 都 の 文 化 との 関 係 を 実 地 研 修 しました また, 都 の 文 化 に 対 して 独 自 の 位 置 を 占 めていた 福 山 の 文 化 の 象 徴 が 福 山 城 です 現 在, 福 山 城 のお 堀 の 発 掘 が 進 んでいることは 新 聞 報 道 などで, 周 知 のところです 人 間 文 化 学 科 では, 学 生 たちの 発 案 でその 福 山 城 のお 堀 の 公 開 の 状 況 を 取 材 し,その 保 存 に 向 け て 活 動 をしている 市 民 グループや 福 山 市 文 化 課 の 協 力 を 得 て 大 学 祭 で 展 示 を 行 いました また,その 企 画 の 一 環 と して, 郷 土 史 家, 田 口 義 之 氏 ( 備 陽 史 探 訪 の 会, 会 長 )を 招 いて, 福 山 城 のお 話 と 題 してミニ 講 演 会 を 開 きま した 欧 米 文 化 研 究 の 分 野 では,ヨーロッパ 研 修 旅 行 で 得 たヨーロッパ 文 化 遺 産 に ついて, 美 しい 写 真 の 展 示 とともに 文 化 クイズを 行 いました なお,クイズをしてくださった 方 々に は, 参 加 賞 として 今 回 のクイズの 解 説 を 載 せた 文 化 クイズ 集 と 自 家 製 の 絵 葉 書 セット( 研 修 旅 行 で 撮 影 した 写 真 をプリント)をお 土 産 としてお 持 ち 帰 りいただきました 大 学 祭 会 期 中, 二 日 間 合 わせて150 名 の 方 がこられ, 我 々の 用 意 したお 土 産 はほとんどなく なりました 人 間 文 化 学 部 教 授 青 木 美 保 福 山 大 学 学 報 V.114!

工 学 部 クイズスタンプラリー モノづくりラリー2007 工 学 部 では, 初 めての 試 みとして, 機 械 システム 工 学 科, 電 子 電 気 工 学 科, 情 報 工 学 科 の3 学 科 の 共 催 で モ ノづくりラリー を 行 いました 3 学 科 を 訪 問 し, 簡 単 なクイズに 答 えて 正 解 すると, 光 る 携 帯 ストラップの 部 品 が もらえます 機 械 システム 工 学 科 では ストラップの 本 体, 電 子 電 気 工 学 科 ではLEDおよび 電 池, 情 報 工 学 科 では ストラップに 貼 るシールと 紐 がもらえ ます これらの 部 品 を 組 み 合 わせると オリジナルのストラップが 完 成 します 特 に, 電 子 電 気 工 学 科 では, 来 客 者 が 半 田 ごてを 使 って, 簡 単 な 回 路 を 作 成 しました 3 学 科 共 催 ということで, 来 客 者 の 増 加 にもつながり, 新 しい 試 みとしては 大 成 功 を 納 めました 来 年 も, 工 学 部 でこのような 催 しを 企 画 し たいと 思 います この 他 の 各 学 科 の 主 な 企 画 として, 電 子 電 気 工 学 科 では, 現 代 のテレビ 技 術 のテーマで 地 上 ディジタル 放 送 やワンセグ 放 送 の 展 示 を 行 い, 建 築 建 設 学 科 ( 建 設 環 境 工 学 科 )では, 土 水 橋 構 造 の 魅 力 のテーマで 砂 時 計 の 作 成 などを 行 いま した また, 建 築 建 設 学 科 ( 建 築 学 科 )では, 建 築 はおもしろい のテ ーマで 折 り 紙 を 使 った 建 築, 立 体 の 作 成 を 行 い, 機 械 システム 工 学 科 では, モノづくり と 自 動 車 の 魅 力 の テーマで,ダッヂ 再 生 プロジェクトの 報 告 やペーパークラフトを 行 いました そして, 情 報 工 学 科 では, 学 生 や 教 員 がゲームを 作 成 し, 第 1 回 情 報 工 学 科 杯 ゲームプログラムコンテスト を 開 催 しました 最 後 に 大 学 祭 に 参 加 し た 学 生 およびサポートの 教 職 員 の 皆 さ ん,お 疲 れ 様 でした 工 学 部 准 教 授 尾 関 孝 史 生 命 工 学 部 大 学 祭 は 交 流 の 場 生 命 工 学 部 では, 例 年 の 如 く3 学 科 が 独 自 のスタイルで 企 画 展 示 を 行 っ た 生 物 工 学 科 は お 金 で 買 えない 価 値 がある 生 命 活 動 はP, 応 用 生 物 科 学 科 は 徹 底 解 析! 食 を 科 学 する, 海 洋 生 物 工 学 科 は 海 の 生 きものを 科 学 する!! をテーマに 掲 げ, 大 いに 三 蔵 祭 を 盛 り 上 げた 生 物 工 学 科 では おもしろ 科 学 実 験 と 題 した 体 験 コーナーを 設 け, 工 夫 を 凝 らした 企 画 で 来 客 をもてなした ま た,ハーブの 苗 や 学 生 らが 作 製 したア ロマキャンドルが 来 客 にプレゼントさ れ, 好 評 を 得 た 応 用 生 物 科 学 科 では, 学 科 発 足 当 時 からの 伝 統 であり 三 蔵 祭 の 名 物 とも 謳 われるア イスクリームなどの 試 供 で, 来 客 のお 腹 を しあわせ 気 分 で 満 たした 食 という 身 近 なテーマも, 興 味 を 引 く 内 容 であっ た 海 洋 生 物 工 学 科 では, 学 芸 員 資 格 取 得 志 望 学 生 による 企 画 展 示 おりが み 水 族 館 と 海 をこえてきた 魚 たち に 力 を 注 ぎ,また 海 の 生 き 物 タッチ ングプール や 多 くの 水 棲 生 物 を 展 示 した ミニ 水 族 館 で, 幅 広 い 来 客 層 に 楽 しんで 頂 けた 何 れの 企 画 展 示 においても,それ ぞれの 学 科 に 所 属 する 学 生 が 日 頃 の 勉 学 の 成 果 を 生 かし,また 考 案 から 展 示 作 製 に 至 るまでの 努 力 を 惜 しまず 頑 張 った 結 果 が 随 所 に 見 られた さらに, 学 年 の 壁 を 越 えた 多 くの 学 生 が 参 加 す ることで, 学 年 間 の 交 流 が 密 になる 場 となった 三 蔵 祭 はいわば, 共 同 作 業 を 通 した 学 生 達 の 交 流 の 場 を 創 る 機 会 をも 与 えてくれる 先 輩 は 後 輩 を 指 導 し, 後 輩 は 先 輩 の 背 中 を 見 て 将 来 の 自 分 たちのことを 想 う 人 と 人 と の 交 流 が, 豊 かな 大 学 生 活 を 形 成 する 場 であることを 認 識 できたであろう 来 年 度 以 降 も,それぞれの 学 科 の 学 生 達 がみんなで 試 行 錯 誤 を 繰 り 返 し, 想 像 を 超 えた 素 晴 らしい 交 流 作 品 が 創 造 されることを 心 から 願 っている 生 命 工 学 部 講 師 阪 本 憲 司 薬 学 部 恒 例 12 件 の 催 し 好 評! 薬 学 部 は, 薬 理, 学 生 薬 局, 衛 生, 化 学 班 の4 班 から 各 1 件,そして 薬 学 部 運 営 班 から8 件, 計 12 件 の 催 しが 行 わ れた 薬 理 班 は, 冷 え 性 をテーマに, 改 善 方 法 と 予 防, 学 生 薬 局 は 恒 例 の 入 浴 剤,ハンドクリームの 調 製 体 験 とお 薬 情 報, 衛 生 班 は 嗜 好 品 のコーヒー, 冷 え 性 がテーマの 薬 理 班 紅 茶 がテーマであった いずれの 催 しも 身 近 で, しかも 寒 さに 向 かう 季 節 柄, 訪 れる 方 々に 好 評 のようであった 入 浴 剤 で 一 日 の 疲 れを 癒 し,ハンドクリームで 手 荒 れの 予 防,そして 休 憩 時 のコーヒー 紅 茶 のテーマと 続 いており,これらのテー マを 採 りあげる 薬 学 部 を 身 近 に 感 じて 頂 けたのではないかと 思 う 化 学 班 は,とかく 敬 遠 されがちな 化 学 のイメージを 打 破 しようと 遊 び 心 で 化 学 を 紹 介 しているが, 他 の 催 しに 比 べて 一 般 受 けし 難 いのか, 担 当 の 学 生 諸 君 もアイスクリームを 用 意 するなど, 少 しでも 化 学 に 興 味 をもってもらい たい という 気 遣 いが 窺 えた 化 学 は 薬 学 教 育 の 大 切 な 基 礎 科 目 で, 薬 理 学 や 薬 剤 学 のような 華 々しさはないが, 化 学 班 の 催 しは 薬 学 における 化 学 の 重 要 性 を 理 解 してもらうために 役 立 った のではないだろうか 薬 学 部 運 営 班 は, 毎 年 恒 例 の 催 しで ある ウグイスパウダーの 体 験, 紫 雲 膏 の 調 製, 体 力 改 善,ゲーム 等 に 加 えて はしかや 感 染 症, 健 康 ダイエッ ト について, 最 近 の 気 になる 話 題 を 採 りあげて 紹 介 した 運 営 班 は 毎 年, 先 輩 から 受 け 継 ぐ 恒 例 の 催 しに 加 えて 各 学 年 の 特 色 を 生 かそうと 学 生 諸 君 が 趣 向 を 凝 らしたテーマも 紹 介 している 恒 例 の 紫 雲 膏 は, 訪 れた 方 自 ら 調 製 を 体 験 し, 持 ち 帰 ることができるのが 好 評 で, 体 力 改 善 のコーナーは 体 力 測 定 を 行 うので 定 期 的 な 体 力 検 査 に 役 立 て る 方 もおられるようである 薬 学 部 教 授 藤 岡 晴 人 西 尾 廣 昭 " 福 山 大 学 学 報 V.114

地 域 連 携 活 動 地 域 へ の 貢 献 びんご 産 業 市 場 2007 びんご 創 造 力 福 山 大 学 展 示 会 広 島 県 東 部 びんご 地 域 の 産 業, 特 産 物 などを 一 堂 に 集 めて 展 示 し, 地 域 の 活 性 化 状 況 を 知 って 頂 くための びん ご 産 業 市 場 が 今 年 も,11 月 16,17,18 日 ( 金 日 )の3 日 間 に 県 立 ふくやま 産 業 交 流 館 ( 通 称 ビック ローズ)で 行 わ れた この 展 示 会 の 主 催 者 として, 福 山 商 工 会 議 所,( 財 ) 備 後 地 域 地 場 産 業 振 興 センターに 加 えて, 学 校 法 人 福 山 大 学 が 一 員 となってから 今 年 度 で3 年 目 を 迎 えた 開 催 初 日 の16 日 ( 金 )10 時 には,オープンセレモニーがあり, 宮 地 尚 総 長 をはじめ 主 催 者 代 表 者 らによ るテープカットがあり, 続 いて, 福 山 大 学 学 生 による 三 蔵 太 鼓 の 演 奏 があっ て, 会 場 の 華 やいだ 雰 囲 気 を 演 出 して 注 目 を 浴 びた 大 学 関 係 の 出 展 スペースは 企 業 等 に よる 出 展 部 門 の 全 スペースの30%を 閉 めた そのうち, 福 山 大 学 が25ブ ース, 福 山 平 成 大 学 が5ブースを 占 めた 福 山 大 学 としての 本 年 度 は, 来 年 度 か らの 新 設 学 科 や 福 山 大 学 発 のベンチャ ービジネスなど 幅 広 い 出 展 を 試 みたの で,1つのブースに2つの 出 展 をするなど, 少 し 手 狭 になった しかし, 年 々 出 展 の 内 容, 表 現 に 改 良 が 加 えられて, 評 判 は 高 かった 全 体 では, びんご 創 造 力 というテーマの 下 で, 各 学 部 学 科 は,それぞれ 各 テーマ を 掲 げて 展 示 を 行 った 見 学 者 は 子 供 連 れが 多 く, 子 供 が 興 味 を 引 く 試 みが 多 くなされて, 全 体 の 出 展 の 中 で 福 山 大 学 の 出 展 コーナーが 一 番 楽 しめたと 言 う 評 判 を 得 た 例 え ば, 竹 とんぼを 作 ることや, 組 み 立 て おもちゃを 作 るなど, 体 験 型 のものを 提 供 すると,その 間 に 引 率 者 の 親 との 会 話 ができて, 福 山 大 学 をより 良 く 知 って 頂 くことができたようだ また, 説 明 役 に 学 生 の 参 加 協 力 を 得 て 行 った ブースでは 人 だかりが 多 かった 会 場 では, 同 時 に,フードフェスタが 開 催 されていて, 例 年, 人 だかりの 多 くは そちらにいってしまいがちであったが, 今 年 度 は 大 学 の 出 展 コーナーに 人 の 流 れが 多 く 見 学 者 が 倍 増 の 感 があった 入 場 者 総 数 は 天 候 の 関 係 もあってか, 昨 年 よりは 約 2 千 人 多 く, 開 催 期 間 3 日 間 で,3 万 余 人 であった 社 会 連 携 センター 産 官 学 連 携 推 進 部 門 長 工 学 部 教 授 河 野 俊 彦 福 山 大 学 各 出 展 コーナ 全 体 の 入 口 付 近 学 科 説 明 とロボットの 説 明 を 受 ける 母 子 福 山 大 学 学 報 V.114 #

心 理 学 を 生 かした, 親 子 のための 子 育 てワークショップ 開 催 福 山 中 央 ライオンズクラブの 創 立 40 周 年 記 念 事 業 の 一 環 として, 福 山 大 学 心 理 学 科 教 員 が 講 師 となり, 子 育 てに 悩 む 親 子 やよりよい 子 育 てを 目 指 す 親 子 を 対 象 にワークショップを 開 催 中 です 臨 床 心 理 学, 発 達 心 理 学, 健 康 心 理 学, 認 知 心 理 学 などの 心 理 学 領 域 の 知 見 を 生 かした 子 育 て 支 援 を 目 的 に, 子 育 てについての 多 様 で 柔 軟 な 考 え 方 や,ストレスの 上 手 な 解 消 法, 親 子 間 のよりよいコミュニケーションの 習 慣 等 を 身 につけてもらい, 不 安 や 悩 みなどの 軽 減 をめざします 実 施 期 間 は 平 成 19 年 7 月 平 成 20 年 5 月 で, 第 1クールを 平 成 19 年 12 月 に 終 え, 平 成 20 年 2 月 より 第 2クールを 開 催 します 第 2クールの 日 程 は,1 心 と 身 体 を 手 軽 にほぐす 自 律 訓 練 法 (2/9),2 親 子 で 育 む 聴 くスキル (2/23),3ピア サポートで 考 えよう, 親 子 の 気 持 ちの 伝 え 方 受 けとめ 方 (3/8),4もっとコミュニケーション が 上 手 に!(3/15),5 親 と 子 どもの ふりかえり 表 自 分 と 相 手 のクセを 知 ろう (4/26),6 上 手 に 叱 る 幼 児 編 (5/17),7 子 どもって 素 晴 らしい! クイズで 学 ぶ 子 どもの 発 達 (5/24) 会 場 は 福 山 市 緑 町 のウェルサンピア 福 山 時 間 は 午 後 2 時 3 時 半 に 行 います 受 講 料 無 料 です 人 間 文 化 学 部 准 教 授 三 宅 幹 子 東 村 小 学 校 の 陸 上 指 導 を 通 して フォームの 指 導 指 導 経 験 がない 私 たちは,この 依 頼 を 受 けた 時, 正 直, 子 供 たちにどのよ うに 接 し, 教 えたらいいのか 不 安 でし た しかし,その 不 安 を 取 り 除 くよう に, 初 日 から 子 供 たちは 私 たちに 大 き な 声 で 挨 拶 をし, 声 をかけてきてくれ ました 練 習 にも 驚 くほど 純 粋 にまじ めに 取 り 組 んでくれたのです その 姿 を 見 て, 私 たちが 培 った 陸 上 競 技 の 技 術 をできる 限 り 伝 えようとしました そんな 中,ふと 子 供 たちが 楽 しそうに 笑 顔 で 走 っているのが 目 に 留 まりまし た その 時, 技 術 云 々の 前 に 陸 上 競 技 を 純 粋 に 楽 しむという 私 たちの 原 点 を 思 い 出 しました この 陸 上 指 導 を 通 し て 最 終 的 に 教 えられたのは 私 たち 部 員 のほうだったように 思 います 今 回 こ のような 機 会 を 与 えていただき, 陸 上 競 技 に 限 らず, 子 供 たちが 様 々なスポ ーツに 触 れ 合 う 機 会 をもち,スポーツ の 素 晴 らしさ, 楽 しさを 知 ってほしい と 思 いました 経 済 学 部 4 年 小 柳 弘 樹 スポーツで 地 域 貢 献 スポーツを 通 して, 子 供 たちの 新 しい 交 流 を このたび, 経 済 学 部 スポーツマネジ メント 科 学 センターは, 07 福 山 大 学 三 蔵 祭 の 開 催 を 機 に, 地 元 のスポーツ 好 きの 少 年 たちを 大 学 に 招 き, 野 球 教 室 やサッカー 教 室,そして 交 流 試 合 を 行 なうこととなりました このような 機 会 をつくることで, 福 山 大 学 硬 式 野 球 部 やサッカー 部 の 学 生 たちも 参 加 し て, 一 日 スポーツを 楽 しむことは, 大 変 意 義 のあることだと 考 えたからです 2007 年 10 月 28 日 ( 日 ) 福 山 大 学 野 球 場 にて, 第 1 回 福 山 大 学 硬 式 野 球 部 キッ ズベースボール フェスティバルが 開 催 され, 少 年 野 球 チームの 福 山 スワロー ズ 備 前 ディアークラブ ヤングひろ しま 岡 山 MAKIBIクラブの4チーム 約 100 名 が 参 加 しました 優 勝 チーム の 福 山 スワローズには, 優 勝 トロフィー を 差 し 上 げました また, 同 日, 同 球 場 隣 りのサッカー グラウンドにて, 第 4 回 福 山 大 学 サッカー 部 キッズサッカー フェスティバル が 開 催 され,ローザスセレソンフット ボールクラブ サンフレッチェ 常 石 サッ カークラブ その 他 福 山 市 内 のサッカー チーム 約 100 名 が 参 加 しました 野 球 サッカーそれぞれ 概 ね 同 数 の 保 護 者 の 方 々も 参 集 されましたが, 誰 一 人 怪 我 をすることもなく, 無 事, 大 盛 況 のうちに 散 会 となりました 経 済 学 部 准 教 授 上 迫 明 $ 福 山 大 学 学 報 V.114

高 大 連 携 について 拡 が る 教 育 連 携 福 山 大 学 は1975 年 に 地 域 社 会 の 熱 い 要 望 と 期 待 を 担 って 創 設 されました 以 来 32 年 の 幾 多 の 変 遷 に 耐 え, 逞 しく 発 展 充 実 して 参 りました 今 日, 少 子 高 齢 化 社 会 を 迎 え, 地 元 企 業 への 就 職 を 希 望 する 学 生 が 増 加 しております こうした 実 態 にしっかりと 応 えていく ためには, 福 山 大 学 が 以 前 にも 増 して 一 層 魅 力 のある, 特 色 のある 大 学 へと 変 身 を 遂 げなければなりません 福 山 大 学 が 有 する 知 的, 物 的, 人 的 財 産 を 地 域 の 高 等 学 校 に 提 供 し, 共 有 することによって 高 大 の 繋 がりを 深 め, 地 域 貢 献 に 尽 くす ことが 重 要 であります 高 等 学 校 と 大 学 が 協 定 書 を 締 結 す ることによって, 両 校 の 教 育 等 の 向 上 に 資 することを 目 的 としています (1) 高 等 学 校 と 大 学 が 連 携 を 図 り, 高 校 生 に 対 して 多 様 な 学 習 機 会 ( 例 えば, 授 業 や 学 部 説 明, 施 設 設 備 の 見 学 など) を 提 供 する このことにより, 高 校 生 が 大 学 教 育 に 触 れ, 学 習 への 動 機 付 けや 幅 広 い 学 力 向 上 を 図 るとともに, 自 らの 適 性 を 見 出 し, 将 来 設 計 やキャ リア 教 育 の 推 進 を 図 る (2) 両 校 は 教 育 に 係 る 相 互 交 流 を 図 る また, 教 員 及 び 学 生 の 交 流 を 図 る その 他, 両 校 が 適 当 と 認 めた 交 流 を 図 る 現 在, 協 定 書 締 結 ができている 高 等 学 校 は, 県 立 公 立 私 立 高 校 を 合 わせ て33 校 に 達 しています 協 定 校 および 多 くの 高 等 学 校 とは, 大 学 のもつ 実 験 実 習 施 設 等 の 開 放 を 行 って おります また, 高 等 学 校 への 出 張 講 義 は 年 々 増 加 の 傾 向 にあり, 定 着 してきて おります 出 張 講 義 の テーマ は 今 の 中 国 を どのように 理 解 したらよいか, 心 理 学 とは 何 か, 自 動 車 の 環 境 対 応, 病 気 と 闘 うくすりの 誕 生 と 人 間 性 豊 かな 実 践 的 薬 剤 師 等 々 盛 りだくさんのテーマを 準 備 しております とりわけ 専 門 高 校 には, 資 格 と 職 業 や 職 業 会 計 人 を 目 指 す 人 のために といっ たテーマで 高 等 学 校 1 2 年 生 を 対 象 に2 時 間 連 続 授 業 に 取 り 組 みました 高 校 生 は ぜ ひ 福 山 大 学 に 進 学 して, 将 来, 税 理 士 や 会 計 士 になりたい と 感 想 を 述 べていました 福 山 大 学 は 昨 年 度 よりセンター 試 験 入 試 を 導 入 しました それに 伴 ってセンター 試 験 会 場 にも 協 力 しました また, 昨 年 は 近 隣 の 高 等 学 校 に 模 擬 試 験 のための 会 場 を 提 供 しました 高 等 学 校 教 員 からは 本 試 験 場 で 模 擬 試 験 を 実 施 することができ たこと,また 高 校 生 からは 本 番 で 慌 てるこ となく 落 ち 着 いて 試 験 に 臨 むことができ たことをそれぞれ 感 謝 されました 学 生 が 抱 える 諸 問 題 に 協 定 校 をはじめ 各 高 等 学 校 と 緊 密 な 連 携 を 図 り, 積 極 的 に 取 り 組 む 姿 勢 が 芽 生 えてきております 色 々な 問 題 に 対 して, 担 任 が 一 人 で 悩 む ことなく, 高 等 学 校 と 積 極 的 に 連 携 を 図 る 姿 勢 が 確 立 しつつあります 経 済 学 部 教 授 小 林 陽 治 本 学 教 員 による 高 校 への 訪 問 授 業 高 等 学 校 では 新 しいカリキュラムの 一 環 として,さまざまな 分 野 の 専 門 家 によ る 授 業 を 企 画 し, 経 験 豊 富 な 講 師 を 求 め ています このような 要 望 に 応 えるため, 本 学 の 教 授 陣 が 各 地 の 高 等 学 校 を 訪 れ, それぞれの 専 門 に 関 する 話 題 をわかりや すく 講 義 する 訪 問 授 業 を, 昨 年 度 に 引 き 続 いて 今 年 度 も 実 施 しています 今 年 度 はこれまでに, 各 地 の 高 等 学 校 8 校 を15 名 の 教 員 が 訪 れ,それぞれの 専 門 分 野 の 話 題 を 紹 介 する 講 義 を 行 いました 平 成 19 年 度 訪 問 授 業 実 施 状 況 5 月 24 日 ( 木 ) 広 島 県 立 福 山 誠 之 館 高 等 学 校 薬 学 部 教 授 福 長 将 仁 6 月 23 日 ( 土 ) 広 島 市 立 沼 田 高 等 学 校 生 命 工 学 部 教 授 山 本 覚 7 月 12 日 ( 木 ) 広 島 県 立 上 下 高 等 学 校 生 命 工 学 部 准 教 授 菊 田 安 至 9 月 5 日 ( 水 ) 広 島 県 立 福 山 工 業 高 等 学 校 工 学 部 教 授 三 谷 康 夫 9 月 25 日 ( 火 ) 山 口 県 立 下 関 南 高 等 学 校 薬 学 部 教 授 吉 富 博 則 10 月 31 日 ( 水 ) 福 山 市 立 福 山 高 等 学 校 人 間 文 化 学 部 講 師 中 橋 雄 工 学 部 准 教 授 田 中 聡 工 学 部 教 授 冨 田 武 満 薬 学 部 教 授 小 野 行 雄 薬 学 部 教 授 冨 田 久 夫 薬 学 部 講 師 秦 季 之 10 月 31 日 ( 水 ) 広 島 県 立 福 山 明 王 台 高 等 学 校 経 済 学 部 教 授 小 林 陽 治 工 学 部 准 教 授 田 中 聡 工 学 部 助 教 佐 川 宏 幸 11 月 28 日 ( 水 ) 広 島 県 立 尾 道 商 業 高 等 学 校 人 間 文 化 学 部 教 授 丹 藤 浩 二 入 試 広 報 室 建 築 建 設 学 科 設 立 記 念 行 事 今 年 度 より 新 設 された 建 築 建 設 学 科 の 設 立 記 念 行 事 が, 去 る10 月 27 日 に 開 催 されました 当 日 は 三 蔵 祭 期 間 中 でもあり, 多 数 来 場 した 卒 業 生 も, 昔 から 変 わらぬ 本 学 の 活 気 を 懐 かしんでいました 記 念 行 事 は, 同 窓 会 組 織 である 福 山 大 学 建 築 会, 福 山 大 学 土 木 会 の 協 力 を 得 ながら, 講 演 会 と 懇 親 会 の2 部 構 成 で 執 り 行 われま した 先 ず 本 学 瀧 光 夫 教 授 の 設 立 記 念 講 演 建 築 と 建 設 のこれから 秩 序 と 調 和 ある 環 境 づくりに 向 けて では, 建 築 と 土 木 が 一 体 となって 環 境 を 創 っていくことの 重 要 性, 本 来 的 な 意 義 が 提 唱 されました 引 き 続 いて 卒 業 生 を 代 表 し, 旧 建 築 学 科 を 1989 年 に 卒 業 し 本 学 非 常 勤 講 師 でもある 建 築 家 長 岡 正 芳 氏, 旧 土 木 工 学 科 を 1987 年 に 卒 業 した 福 山 市 建 設 局 下 水 道 部 次 長 坂 根 和 裕 氏 より, 大 学 時 代 の 思 い 出 と 近 況 の 御 報 告 に 併 せ, 新 学 科 への 期 待 の 言 葉 がありました その 後 の 懇 親 会 は, 同 窓 会 さながらの 和 やかな 雰 囲 気 の 中 で, 参 加 者 一 同 が 親 交 を 深 めるよい 機 会 となりました 本 学 工 学 部 長 小 林 一 夫 教 授 の 挨 拶 に 始 まり, 御 来 賓 の 神 辺 旭 高 等 学 校 校 長 渡 邊 政 則 様, 並 びに 安 藤 建 設 ( 株 ) 広 島 支 店 営 業 部 長 坪 岡 恒 則 様 の 御 祝 辞 も 頂 きました 新 学 科 の 将 来 のさらなる 発 展 へ 向 けて, 全 教 員, 卒 業 生, 高 等 学 校 や 産 業 界 等 の 関 係 各 者 が 一 体 となって, 地 域 の 発 展 に 寄 与 す る 人 材 の 育 成 に 向 けて, 今 後 ますます 努 力 し 協 働 していくことが 確 認 されました 工 学 部 講 師 水 上 優 福 山 大 学 学 報 V.114 %

中 国 との 連 携 福 山 大 学 は,これまで 世 界 の 可 能 性 は アジア,なかでも 中 国 にあり との 認 識 を 持 ち, 中 国 を 核 とした 国 際 交 流 に 積 極 的 に 取 り 組 んできた その 事 業 内 容 は 主 に 以 下 のようにまとめられる 1. 学 校 間 の 学 術 教 育 交 流 2004 年, 中 国 北 京 市 の 重 点 大 学 である 対 外 経 済 貿 易 大 学 と 教 育 交 流 協 定 を 交 わし た その 後, 毎 年, 同 大 学 から 来 る 客 員 教 授 が 講 義 講 演 をし, 中 国 経 済 の 最 新 情 報 を 福 山 大 学 の 学 生 および 地 域 住 民 に 紹 介 し ている その 後,2006 年 から2007 年 にかけて, 首 都 師 範 大 学, 貴 州 師 範 大 学, 上 海 師 範 大 学, 天 淀 科 技 大 学 および 中 山 大 学 など, 中 国 各 地 の 有 名 大 学 と 次 々に 学 術 教 育 交 流 協 定 を 結 ぶに 至 った そして, 地 元 の 私 立 高 校 銀 河 学 院 とともに, 北 京 市 にある 重 点 中 学 である 海 淀 実 験 中 学 とそれぞれ 交 流 協 定 を 交 わし, 日 中 両 国 における 青 少 年 間 の 親 善 交 流 にも 取 り 組 んでいる 2. 学 生 間 の 国 際 交 流 福 山 大 学 は,1996 年 から 中 国 人 留 学 生 を 受 け 入 れはじめ, 現 在 ではすでに100 人 以 上 が 在 籍 している このような 状 況 に 応 じ, 新 たに 留 学 生 センターが 設 置 され, 日 本 語 教 育 はもとより, 生 活 指 導 にも 万 全 を 期 し ている また, 中 国 協 定 大 学 間 の 交 換 留 学 生 や 学 部 編 入 生 の 奨 励, 夏 休 みを 利 用 した 集 中 中 国 語 研 修 の 実 施, 日 本 語 コンテスト の 開 催,そして 本 学 を 中 国 語 検 定 試 験 の 委 託 会 場 とするなど, 日 中 大 学 生 間 の 相 互 理 解 のための 基 礎 固 めが 着 々と 進 められ ている 3. 中 国 での 研 究 拠 点 の 設 置 日 中 間 の 教 育 研 究 交 流 を 推 進 するための 具 体 的 な 活 動 拠 点 として, 首 都 師 範 大 学 内 に 福 山 大 学 教 育 研 究 センター, 貴 州 師 範 大 学 内 に 日 本 学 研 究 センター をそれ ぞれ 設 置 し, 両 国 における 文 化 交 流 の 発 信 源 になろうとしている 4. 福 山 大 学 孔 子 学 院 の 設 立 中 国 語 と 中 国 文 化 を 普 及 させ, 世 界 と 中 国 の 相 互 理 解 と 友 好 を 深 めるために, 中 国 国 家 漢 語 国 際 推 広 領 導 小 組 公 室 が 全 世 界 に 孔 子 学 院 の 建 設 を 提 唱 していることに 応 じて,2007 年 11 月 16 日 に, 孔 子 学 院 本 部 との 間 に 福 山 大 学 孔 子 学 院 の 共 同 設 立 に 関 する 協 定 書 を 締 結 し,2008 年 4 月 から 正 式 に 運 営 開 始 することを 予 定 している このように, 福 山 大 学 は 日 中 両 国 の 架 け 橋 になるべく, 広 い 範 囲 で 尽 力 している 今 後 は 福 山 大 学 孔 子 学 院 を 中 核 に, 福 山 地 区 の 行 政, 企 業 ならびに 高 等 学 校 など と 連 携 をとり, 学 内 外 で 本 格 的 な 中 国 語 教 育 を 展 開 し, 中 国 語 研 修 プログラムを 実 施 すると 同 時 に 中 国 関 連 の 各 種 情 報 を 提 供 す る 地 域 に 根 ざし, 地 域 住 民 とともに 国 際 交 流 を 展 開 していく 所 存 である 経 済 学 部 講 師 許 霽 夏 季 集 中 中 国 語 英 語 研 修 夏 季 集 中 中 国 語 研 修 学 生 諸 君, 今 年 の 夏 休 み, 何 か 思 い 出 に 残 ることがありましたか 本 学 経 済 学 部 の1 年 次 生 6 名 は, 北 京 の 対 外 経 済 貿 易 大 学 (UIBE)の 集 中 中 国 語 研 修 に 参 加 しました 親 元 を 離 れ 一 ヶ 月 間 の,しかも 外 国 での 滞 在 は 学 生 達 にとって 初 めての 経 験 で, 最 初 は 中 国 語 力 やメディ アから 受 ける 中 国 の 情 報 に 不 安 は 隠 せない 様 子 でした UIBEでは 学 生 寮 に 滞 在 し, 平 日 午 前 中 は 中 国 語 の 授 業, 週 末 は 市 内 近 郊 の 見 学 と 日 々 忙 しくも 新 鮮 で 充 実 した 日 々を 送 りま した 中 国 語 と 英 語 を 媒 介 とした 授 業 では, 全 神 経 を 集 中 させ 一 生 懸 命 勉 強 しました 日 が 経 つにつれ, 自 分 達 だけで 町 を 散 策 したり,パンダを 見 に 行 ったりと,あらゆ ることに 積 極 的 に 取 り 組 む 姿 勢 が 見 えてき ました またそんな 毎 日 の 中 で, 共 に 活 動 した 仲 間 やUIBEのスタッフ, 他 大 学 の 人 々, 中 国 人 学 生 のチューターなどとの 多 くの 出 会 いもありました 百 聞 は 一 見 にしかず, これから 中 国 語, 英 語 をもっと 勉 強 したい, また 中 国 に 行 っ て 更 に 自 分 を 成 長 させたい という 感 想 に, この 研 修 が 学 生 達 にとってどれだけ 大 きな 意 味 をもつものであったかを 知 ることがで きます 来 年 は 北 京 でオリンピックも 開 催 されま す 皆 さんも 今 しかできない 貴 重 な 経 験 を してみませんか 万 里 の 長 城 にて 夏 季 集 中 英 語 研 修 南 カリフォルニアの 透 きとおった 青 い 空, グランドキャニオンのとてつもない 雄 大 さ, ラスベガスやハリウッドの 華 やかさに 圧 倒 された 夏 休 み 英 語 集 中 研 修 はカリフォルニア 大 学 リバー サイド 校 (UCR)にて,6 名 が 参 加 して8 月 に 約 1ヶ 月 間 行 いました 授 業 は 月 曜 日 から 金 曜 日 までで,みっち り 英 語 を 勉 強 します 週 末 は 多 彩 なオプショ ナル トリップが 準 備 されており,まさに アメリカを 満 喫 することができます 彼 らの 一 番 の 思 い 出 になったのはホーム ステイでしょう はじめは 慣 れないアメリ カ 家 庭 での 生 活 に 戸 惑 いもあったようです が, 帰 国 の 日,ホストファミリーと 抱 き 合 い 別 れを 惜 しむ 姿 が 印 象 的 でうらやましく もありました アメリカに 新 しい 家 族 ができた 彼 らは, 再 び 家 族 のもとを 訪 れるでしょう そのと き 彼 らは 笑 って W と 迎 え られるはずです 皆 さん, 来 年 の 夏 休 みはアメリカで 輝 い てみませんか? グランドキャニオンにて 留 学 生 センター 長 大 久 保 勲 国 際 交 流 事 業 運 営 委 員 長 赤 健 司 & 福 山 大 学 学 報 V.114

キ ャ リ ア 教 育 3 年 次 生 就 職 ガイダンス 佳 境 に 入 り 進 行 中 今 年 5 月 からスタートした3 年 次 生 に 対 する 就 職 ガイダンスは, 下 記 に 示 すよう, 現 在 佳 境 に 入 っています 昨 年 に 比 較 して, 今 年 は 盛 りだくさんの 就 職 ガイダンスが 計 画, 実 行 されてい ます 3 年 次 生 就 職 に 向 けてのガイダンス 第 1 回 第 8 回 就 職 ガイダンス( 就 職 活 動 に 向 けて 一 般 常 識 テスト 一 般 常 識 フォ ローアップ 講 座 S P I 適 正 検 査 SPIフォ ローアップ 講 座 企 業 の 採 用 活 動 の 現 状 就 職 活 動 の 手 順 と 内 容 就 職 対 策 と 準 備 卒 業 生 及 び4 年 次 生 による 就 職 活 動 体 験 発 表 等 )5 月 12 月 資 格 取 得 をめざして 第 1 回 就 職 に 関 する 意 識 開 発 セミナー 10 月 23 日 若 手 社 員 との 交 流 会 第 2 回 就 職 に 関 する 意 識 開 発 セミナー 12 月 6 日 採 用 担 当 者 との 交 流 会 ( 広 島 県 商 工 労 働 部 主 催 : 厚 生 労 働 省 所 管 ) 文 章 の 書 き 方 新 聞 の 読 み 方 講 座 ( 中 国 新 聞 社 ) 11 月 30 日 就 職 戦 線 に 生 かす 文 章 の 書 き 方 12 月 11 日 就 職 戦 線 を 勝 ち 抜 く 新 聞 の 読 み 方 大 学 におけるミニ 企 業 説 明 会 ( 広 島 県 商 工 労 働 部 主 催 : 経 済 産 業 省 所 管 ) 11 月 12 月 チャレンジ チャレンジ 各 学 部 学 科 では, 教 員 免 許 状 の 取 得 の 他, 専 門 の 内 容 に 関 連 の 深 い 資 格 のためのカリキュラムを 組 むとともに, 指 定 の 資 格 試 験 合 格 者 には 関 連 科 目 の 単 位 を 認 定 する 制 度 を 設 けている ( 大 学 案 内 要 覧 学 生 便 覧 を 参 照 )その 他, 補 習 や 課 外 講 座 にも 力 を 入 れている 大 学 全 体 としては 資 格 取 得 総 合 センターを 設 置 し, 資 格 を 取 るための ガイダンスを 企 画, 立 案, 情 報 収 集 もしている その 中 で, 大 学 が 受 験 に 便 宜 を 図 っているものもある 英 語 検 定, 簿 記 検 定 などの 受 験 手 続 き は 教 務 課 窓 口 で 行 い, 漢 字 検 定, 中 国 語 検 定,TOEICはその 上 で 大 学 内 に 受 験 会 場 を 設 けている 4 年 間 の 在 学 中 に 資 格 を 手 に 入 れ,キャリアアップをめざしてほしい 学 務 部 教 務 課 公 務 員 講 座 はじまる 卒 業 生 及 び4 年 次 生 による 就 職 体 験 発 表 合 同 企 業 説 明 会 2 月 19 日 ( 学 校 法 人 福 山 大 学 主 催 :ニュー キャッスルホテル) 3 月 10 日 11 日 ( 福 山 大 学 主 催 : 福 山 大 学 大 学 会 館 ) 就 職 委 員 長 廣 瀬 順 造 チャンス 到 来 団 塊 の 世 代 が 退 職 期 を 迎 えて, 公 務 員 の 採 用 も 増 えて いる 今 まさにチャンス 到 来 というところである 講 座 は 基 礎 講 座, 本 講 座, 直 前 対 策 講 座 からなる 本 来 は 6 月 から9 月 にかけて 基 礎 講 座 を 開 講 するところが 今 年 は 麻 しん(はしか)のために9 月 中 旬 からの 開 講 となり,10 月 から 本 講 座 がスタートした 現 在 は 一 般 知 能 コースを 開 講 中 である また, 受 験 のこと, 勉 強 の 仕 方 など, 個 別 ガイダンスを 行 い, 公 務 員 としての 心 構 えについての 指 導 も 行 っている 特 別 クラス 編 成 の 講 座 も 始 まった 受 講 者 の 奮 闘 を 祈 ります 学 務 部 教 務 課 薬 学 部 卒 後 教 育 研 修 会 高 度 医 療 社 会 での 薬 剤 師 の 役 割 を 求 めて 第 28 回 福 山 大 学 薬 学 部 卒 後 教 育 研 修 会 ( 本 研 修 会 )を11 月 17 日 ( 土 )に 本 学 キャンパス1 号 館 1 階 大 講 義 室 で 開 催 しました 本 研 修 会 は6 月 に 開 催 予 定 でしたが, 麻 疹 による 大 学 閉 鎖 のため 延 期 となっていました 秋 の 行 楽 シーズンの 土 曜 の 午 後 にも 拘 わらず 約 170 名 の 参 加 がありました 本 研 修 会 開 催 にあたり,ご 後 援 頂 いております 福 山 大 学 薬 友 会 に 深 く 感 謝 致 します 1. 臨 床 に 役 立 つ 緩 和 ケアの 知 識 について 福 山 市 民 病 院 緩 和 ケア 科 科 長 古 口 契 児 先 生 緩 和 ケアはがん 疼 痛 に 対 するだけ でなく 治 療 に 反 応 しなくなった 患 者 さんへの 精 神 的, 社 会 的 苦 痛 なども 含 めた 全 人 的 な 苦 痛 に 対 しての ものであるというお 話 から 始 まり, 臨 床 現 場 での 具 体 的 な 取 り 組 みにつ いて,ご 解 説 いただきました 緩 和 ケアにおけるモルヒネや 他 の 鎮 痛 薬 などによる 薬 物 療 法 の 実 際 について もわかりやすくご 講 述 いただきました 特 に, 緩 和 ケア 医 と 薬 剤 師 が 同 行 し て 施 行 している 院 内 のオピオイド 回 診 や 医 師 と 薬 剤 師 の 有 志 により 設 立 された がん 疼 痛 症 状 緩 和 に 関 する 多 施 設 共 同 臨 床 研 究 会 についてもご 紹 介 いただき, 薬 剤 師 が 医 療 チームの 一 員 として,どのように 緩 和 ケアに 取 り 組 んで いくべきかということについても 具 体 的 にご 教 授 していた だきました 2. 薬 物 アレルギーを 極 める 最 近 の 知 見 を 踏 まえて 本 学 薬 学 部 宇 野 勝 次 教 授 薬 剤 有 害 反 応 は 避 けて 通 れない 問 題 であり,その 有 害 反 応 は 中 毒 性 副 作 用 と アレルギー 性 副 作 用 ( 薬 物 アレルギー) に 大 別 される 宇 野 教 授 は, 新 潟 県 の 病 院 から 本 年 4 月 に 本 学 に 赴 任 され,つい 最 近 まで 臨 床 現 場 でかかわっておられた 薬 物 アレルギーに 関 する 深 い 見 識 をご 披 露 いただきました 忙 しい 業 務 の 中, データ 収 集 によるアレルギーと 薬 物 の 因 果 関 係 を 検 討 したり, 新 しい 視 点 での 薬 物 アレルギー の 検 査 を 開 発 して 臨 床 応 用 されたお 話 しなど 大 変 興 味 深 い 内 容 でした 特 に,アレルギー 起 因 薬 の 約 4 割 が 抗 菌 薬, 約 3 割 が 中 枢 神 経 用 薬 であり 両 薬 剤 群 で3 分 の2 以 上 を 占 め るという 知 見 は 印 象 に 残 りました 薬 剤 師 が 薬 の 安 全 管 理 者 として 果 たすべき 役 割 について 具 体 的 にご 教 授 いた だきました 薬 学 部 卒 後 教 育 委 員 会 副 委 員 長 片 山 博 和 福 山 大 学 学 報 V.114 '

研 究 余 滴 推 敲 現 在, 研 究 者 の 道 を 歩 んでいる 私 で はあるが, 不 思 議 に 思 う 時 がある 私 の 両 親 はともに 教 師 であった 仕 事 が 忙 しく, 家 に 帰 ってからは 私 の 質 問 に 答 える 元 気 も 余 裕 もなくなってい た そして 私 はというと, 一 人 で 一 生 懸 命 に 勉 強 し, 良 い 成 績 を 取 ったとし ても, 先 生 の 子 供 だから 成 績 優 秀 は 当 たり 前, 先 生 といつも 一 緒 だか らすぐに 教 えてもらえていいね と 言 われる 度 に, 両 親 が 教 師 でなかった らどんなに 良 かったことかと 思 ってい た 自 分 を 無 にし, 実 の 子 を 困 らせる 教 師 という 職 のどこが 良 いのだろうか 教 師 にだけは 絶 対 になりたくないと 毎 回 思 ったものだ しかしその 思 いを 変 えてくれたのは, 日 本 留 学 で 出 会 った 恩 師 である 大 学 学 部 時 代, この 先 生 は 厳 しそうだし, 自 分 にとって 良 いプレッシャーになる のではないか という 安 易 な 気 持 ち でゼミの 門 を 叩 き, 先 生 の 論 文 のパソ コン 入 力 などのお 手 伝 いをするまでに 至 った そして,どのような 文 書 であ っても 十 数 回 にわたり 訂 正 を 行 われる 先 生 の 研 究 姿 勢 を 目 の 当 たりにし,ま た, 学 生 である 私 にも 意 見 を 求 められ る 姿 に, 初 めは 戸 惑 いと 驚 きでいっぱ いであった 当 時 の 私 からしてみれば 完 璧 のように 思 われる 文 書 を,なぜ 繰 り 返 し 繰 り 返 し 訂 正 されるのか なぜ 会 計 学 界 の 泰 斗 であられる 先 生 が 未 熟 な 私 に 問 いかけられるのか そのよう な 中, 推 敲 という 言 葉 にまつわる 故 事 が 脳 裏 をよぎる 中 国 唐 代 の 有 名 な 詩 人 僧 侶 である 賈 島 は, 驢 馬 に 乗 り, 旅 をしている 途 中 で,ある 名 句 がひらめいた 鳥 宿 池 辺 樹, 僧 推 月 下 門 ( 鳥 は 宿 る 池 辺 の 樹, 僧 は 推 す 月 下 の 門 )しかし 賈 島 はふと 考 える 静 まりかえり, 月 明 かりだけがあたりを 照 らす 夜 に, 友 人 宅 を 訪 れる 時, 門 を 推 (おす) とし た 方 が 良 いのか,それとも 敲 (たたく) とした 方 が 良 いのか 彼 は 手 でその 動 作 を 幾 度 となく 繰 り 返 し,どちらの 方 が 適 切 なのかを 考 えあぐねていた そ のような 折, 偶 然, 高 官 である 韓 愈 の 行 列 にぶつかってしまう 当 時, 高 官 に 無 礼 を 働 くと, 重 罪 は 免 れない し かし 幸 いにもその 韓 愈 も 有 名 な 詩 人 で とが あり, 理 由 を 聞 いた 韓 愈 は 非 礼 を 咎 め るどころか, 賈 島 に 助 言 をしたのであ る そして 身 分 の 差 も 忘 れ, 馬 を 並 べ て 詩 作 について 語 り 合 ったという まさに 勉 学 はこのようなものなので はないだろうか 老 若 男 女, 人 種, 民 族 を 超 え, 対 等 に 語 り 合 い,お 互 いに 切 磋 琢 磨 し,より 高 度 なものに 研 鑽 し ていく この 過 程 は 辛 く, 厳 しく, 逃 げ 出 したい 時 も 多 々ある 大 半 がそう なのかもしれない しかし,その 中 で 得 られる 喜 びは 何 物 にも 代 えがたい そして 今 だからこそ,なぜ 両 親 が 大 変 な 職 業 であるにもかかわらず, 教 師 の 道 を 選 んだのかがよくわかる 私 はまだまだ 研 究 者 として 一 歩 を 踏 み 出 したばかりである 賈 島 による 別 の 詩 にもあるように 十 年 磨 一 剣 ( 十 年 一 剣 を 磨 く), 時 間 がかかろうとも 一 歩 一 歩 着 実 に 足 を 踏 み 出 していきた い 後 ろを 振 り 返 った 時, 太 い 道 が 描 かれているように 経 済 学 部 講 師 許 霽 研 究 余 滴 宇 宙,およびタンパク 質 の 構 造 と 機 能 を 解 く 鍵 プレアデス 星 団 ではなく,タンパク 質 分 子 の 電 子 密 度 図 先 の 牟 田 学 長 による 講 話 を 楽 しく, また 懐 かしく 拝 聴 させて 頂 いた 懐 かしく という 部 分 は 少 々 説 明 が 必 要 なので, 時 間 軸 を 少 し 遡 ることにする まだ 十 代 だったある 夜, 何 気 なくテ レビを 見 ているとBBC 製 作 の 宇 宙 を 解 く 鍵 という 科 学 番 組 が 放 映 されて いた 断 片 的 な 記 憶 をたどると, 自 ら の 口 で 話 すホーキングや,ファインマ ン,ディラックらが 出 演 し, 学 長 講 話 にもあったCERNやF,スタン フォードのSLACなどが 紹 介 されていた 当 時 は(そして 今 も)ほとんど 内 容 は 理 解 できなかったが, 素 粒 子 研 究 から 宇 宙 の 謎 を 解 き 明 かそうという 壮 大 な スケールに 強 い 衝 撃 を 受 けた 高 校 時 代 は 物 理 が 好 きだった 大 学 進 学 時 に 物 理 学 に 進 まなかったのは, 物 理 では 教 員 ぐらいしか 就 職 の 見 込 みが ない という 先 生 の 助 言 や, 実 家 がも ともと 造 り 酒 屋 で, 父 親 が 醸 造 発 酵 学 を 専 攻 していたことに 加 え, 物 理 学 で 何 かができるほど 頭 がよいとは 思 え なかったことが 大 きい そのころは, ライフサイエンスやバイオが 現 在 のよ うに 大 きく 発 展 するとは 夢 にも 思 わな かった 大 学 院 では 素 粒 子 ではなくタンパク 質 という 微 粒 子 について 研 究 した 生 物 材 料 から 酵 素 を 精 製 し,その 性 質 や 構 造 機 能 を 調 べるというな 世 界 である ただ 共 同 研 究 を 通 じて 多 くの 理 論 系, 数 物 系 の 方 と 交 流 できたのは よかった 実 際 にタンパク 質 を 見 た ことがない とおっしゃる 理 論 タンパ ク 質 研 究 者 もおられた( 水 晶 体 自 体 が クリスタリンというタンパク 質 ) 若 手 の 会 で 宇 宙 論 の 佐 藤 文 隆 先 生 に 講 師 をお 願 いしたところ,なかなか 要 旨 を 書 いて 頂 けないので 押 しかけて 行 った 何 枚 書 けばいいの? と 訊 かれ A4 で3,4 枚 ほど と 答 えると,やおら 筆 を 取 り 出 し,1 枚 目 に 宇 宙,2 枚 目 に 人 間,3 枚 目 に 素 粒 子 と 見 事 に 墨 書 された 要 旨 集 にはそのまま 載 せた アメリカでは,タンパク 質 のX 線 結 晶 構 造 解 析 を 行 った 単 結 晶 が 入 った 液 体 窒 素 タンクを 抱 えて,Hか ら 約 20 時 間 運 転 してC 近 郊, Fにほど 近 いAPS( 放 射 光 施 設 ) に 通 った ここは 直 径 2のF に 比 べると, 貯 蔵 リングの 一 周 が 約 1 強 という 小 型 の 施 設 である こうして 振 り 返 ると 高 校 の 先 生 の 予 言 通 り,これだけはないと 思 っていた 教 員 になり, 現 代 物 理 学 の 恩 恵 に 浴 し, 素 粒 子 研 究 者 を 学 長 に 戴 くこととなっ た 全 く 別 の 世 界 に 進 んだはずが, 十 代 のあの 時 点 を 中 心 に, 何 の 謎 も 解 け ぬままただ 衛 星 のように 周 回 している 気 がする 生 命 工 学 部 准 教 授 岩 本 博 行 福 山 大 学 学 報 V.114

学 内 T O P I C S 第 2 回 広 島 平 和 記 念 公 園 清 掃 活 動 プロジェクト 昨 年 の5 月 27 日 ( 土 )の 第 1 回 に 引 き 続 いて 行 われた 第 2 回 目 の 行 事 である 広 島 平 和 記 念 公 園 清 掃 活 動 プロジェクト は, 広 島 地 域 留 学 生 会 主 催, 広 島 地 域 留 学 生 交 流 推 進 会 議, 広 島 地 域 学 生 団 体 育 成 支 援 協 議 会 の 後 援 によるもので, 平 成 19 年 10 月 20 日 ( 土 )に 実 施 された その 計 画 案 には 核 兵 器 だけでは なくて,あらゆる 形 の 暴 力 や 戦 争 に 反 対 します このボランティア 活 動 を 通 じて, 在 日 の 留 学 生 からの 平 和 への 祈 りを 伝 えると 同 時 に, 留 学 生 の 団 結 力 の 強 化 も 図 りたいと 考 えています ま た, 日 本 の 若 者 と 交 流 しながら, 祈 る 平 和 から 作 る 平 和 に 向 けて 努 力 するこ とが 私 たちの 世 代 の 責 務 であると 思 っ ています とその 趣 旨 が 述 べられ ている 福 山 大 学 関 係 の 参 加 者 は, 留 学 生 19 名, 引 率 教 員 2 名 ( 趙, 三 浦 ), 奉 仕 作 業 を 通 して 交 流 を 楽 しんだ 全 体 参 加 者 は, 県 内 在 住 留 学 生 54 名, 日 本 人 学 生 31 名, 大 学 関 係 者 7 名, 計 92 名 であった 往 復 には 福 山 大 学 の 大 型 のスクールバスを 運 行 し, 午 前 8 時 に 福 山 駅 北 口 を 出 発, 松 永 駅 福 山 大 学 行 ターミナル 経 由,10 時 に 広 島 平 和 記 念 資 料 館 集 合 の 計 画 に 従 った 10 時 10 分, セレモニー 及 び 活 動 内 容 説 明 11 時, 平 和 学 習 ( 広 島 平 和 記 念 資 料 館 見 学 被 爆 者 講 話 ) 12 時, 広 島 平 和 記 念 公 園 清 掃 活 動 開 始 14 時, 交 流 会 ( 広 島 工 業 大 学 広 島 校 舎 自 由 参 加 で69 名 ) 2 時 間 の 予 定 で 大 学 別 に 活 動 の 紹 介 な どがあり,ビンゴゲームも 行 われたÿ16 時, 閉 会 式 終 了 後 全 員 で 片 づけ 18 時 頃 福 山 駅 北 口 に 無 事 帰 着 した 晴 天 に 恵 まれ, 他 団 体 による 清 掃 活 動 が 行 われていると 思 われる 平 和 公 園 を 中 心 に, 趣 旨 で 述 べられている 平 和 学 習 や 平 和 への 努 力 はこのプロジェク トではどのようにすればよいかが 今 後 の 課 題 として 残 るかも 知 れない 国 際 交 流 委 員 会 三 浦 省 五 福 山 大 学 福 山 暁 の 星 女 子 中 学 高 等 学 校 連 携 S L 遺 伝 子 から 宇 宙 開 発 まで 福 山 暁 の 星 女 子 中 学 高 等 学 校 と 連 携 したSL 遺 伝 子 から 宇 宙 開 発 まで が, 本 学 理 系 学 部 の 教 員 の 協 力 により, 表 に 示 したスケジュールで 順 調 に 展 開 されている 本 支 援 事 業 の 目 的 は, 女 子 中 学 高 校 生 を 対 象 に 理 科 教 育 を 支 援 し, 理 系 領 域 への 女 性 進 出 を 図 ることにある SLの 実 施 計 画 は, 本 学 から60に 及 ぶテーマが 提 案 され, 福 山 暁 の 星 女 子 の 理 科 担 当 教 諭 が 学 習 状 況 にあった 内 容 を 選 択 し て 策 定 された 昨 今, 理 科 離 れが 問 題 となっている 背 景 には, 実 験 を 通 して 学 ぶ 機 会 が 少 ないことが 挙 げられる そこで,SLは, 理 科 の 楽 しさ 面 白 さ,そして 神 秘 さを 実 験 により 体 験 することを 趣 旨 としている 前 半 第 4 回 までの 参 加 人 数 は 中 学 生 79 名, 高 校 生 70 名 であり, 毎 回, 暁 の 星 から は 高 い 評 価 を 得 て いる また, 第 4 回 は, 講 演 会 と 共 に, 福 山 市 内 の 中 学 高 等 学 校 6 年 一 貫 校 の 理 科 担 当 教 諭 による 見 学 会 を 開 催 した 今 後 は 本 学 教 員 からの 幅 広 い 協 力 の 下 に, 備 後 地 域 の 理 科 教 育 を 広 く 支 援 して いきたいと 考 えて いる 薬 学 部 准 教 授 杉 原 成 美 高 校 生 と 大 学 生 の 英 語 日 本 語 スピーチコンテスト 平 成 19 年 10 月 27 日 ( 土 ) 午 後 1 時 か ら1 号 館 の 大 講 義 室 で 第 5 回 広 島 県 東 部 高 校 生 英 語 スピーチコンテスト が 開 催 された これは 平 成 15 年 以 来 の 行 事 で, 近 年 の 国 際 交 流 の 中 で, 国 際 的 な 視 野 の 育 成, 英 語 力 の 促 進 の 一 助 とな ることを 期 待 して 開 催 するものである 今 回 は, 福 山 暁 の 星 女 子, 県 立 福 山 葦 陽, 県 立 尾 道 商, 市 立 福 山, 如 水 館, 県 立 総 合 技 術, 県 立 大 門, 県 立 忠 海, 県 立 福 山 明 王 台 高 等 学 校 の9 校 から19 名 が 参 加 して, 友 情 青 春 思 い 出 などの 中 から1 点 を 選 び 題 名 をつけて5 分 以 内 のスピーチをするもの その 結 果, 大 賞 の 瀧 川 京 子 さん( 暁 の 星 女 子 )には, 賞 状, トロフィー, 副 賞 としてカリフォルニ ア 大 学 リバーサイド 校 から4 週 間 の 短 期 留 学 奨 学 金 が 授 与 され,さらに 福 山 松 永 ライオンズクラブから 渡 航 費 用 の 一 部 が 援 助 された 準 大 賞 は, 松 村 麗 奈 ( 尾 道 商 ) 岩 石 歩 ( 如 水 館 ), 優 秀 賞 は, 河 原 弥 生 ( 如 水 館 ) 重 吉 美 咲 ( 忠 海 ) 妹 尾 実 咲 ( 暁 の 星 女 子 ), 審 査 員 特 別 賞 は, 今 村 恵 理 子 ( 暁 の 星 女 子 ) 米 村 麻 実 子 ( 総 合 技 術 )のみなさんに 授 与 された コン テスト 開 催 にあたり, 福 山 市 教 育 委 員 会, ふくやま 国 際 交 流 協 会, 福 山 大 学 留 学 生 教 育 振 興 協 会 の 後 援, 福 山 商 工 会 議 所, 福 山 松 永 ライオンズクラブ, 松 永 ロー タリークラブからの 協 賛 を 得 た ご 協 力 に 対 しお 礼 を 申 し 上 げたい 福 山 大 学 三 蔵 祭 のもう 一 つの 主 要 イ ベントである 第 14 回 スピーチコンテス トは,10 月 28 日 ( 日 ) 午 後 1 時 から,1 号 館 大 講 義 室 で 開 催 された 第 1 部 の 外 国 人 留 学 生 による 日 本 語 スピーチの 部 では, 10 名 の 出 場 者 の 中 から 関 天 夫 さんが 最 優 秀 賞 を 受 賞 した 優 秀 賞 は, 徐 海 萍, 奨 励 賞 は 姚 亜 君, 審 査 員 特 別 賞 は, 烏 都 格 奇 のみなさん 第 2 部 の 英 語 スピーチ の 部 では11 名 の 出 場 者 があり, 最 優 秀 賞 は 小 川 哲 矢, 優 秀 賞 は 牛 波, 奨 励 賞 は 宮 下 恵 里 奈, 審 査 員 特 別 賞 は 寺 岡 麻 耶 さんらで, 表 彰 状 ならびに 記 念 のトロ フィーが 贈 られた 国 際 交 流 委 員 会 三 浦 省 五 福 山 大 学 学 報 V.114

メディア 情 報 文 化 学 科 開 設 記 念 第 2 回 高 校 生 CMコンテスト 全 52 作 品 から 受 賞 作 品 が 決 定! 人 間 文 化 学 部 メディア 情 報 文 化 学 科 では, 昨 年 度 に 引 き 続 き, 高 校 生 CMコンテスト を 開 催 した このコ ンテストは, 映 像 メディアに 対 する 高 校 生 の 豊 かな 才 能 を 開 花 させ,その 才 能 を 支 援 することを 目 的 としている 全 国 の 高 校 生 を 対 象 として, あなた の まち を 全 国 にアピールしよう! というテーマで 募 集 したところ, 映 像 作 品 の 部 に38 作 品, 絵 コンテに 企 画 をまとめる 企 画 コンテの 部 に 14 作 品 と, 昨 年 度 を 大 きく 上 回 る 応 募 をいただいた 10 月 下 旬,( 株 ) 電 通 のシニア ク リエーティブ ディレクター 川 野 康 之 氏 と,( 株 )サン アドのチーフ プ ロデューサーである 藤 森 益 弘 先 生 ( 本 キッズサッカーフェスティバル 開 催 学 客 員 教 授 )を 審 査 員 に 迎 えて, 厳 正 な 審 査 をおこなった 白 熱 した 議 論 の 末, 映 像 作 品 の 部 のグランプリには, 広 島 県 立 尾 道 商 業 高 等 学 校 の 越 智 みは るさんによる 観 光 して 下 さい と なりました この 映 像 は, 尾 道 の 風 景 を 撮 影 した 静 止 画 を 背 景 に, 猫 に 誘 われて/ 入 った 道 には/ 歴 史 を 感 じる 景 色 と/ 現 代 を 感 じる 景 色 が 共 存 して た というフレーズが,ピアノの 穏 やかなメロディとともに 心 に 強 く 刻 ま れる 作 品 なお, 企 画 コンテの 部 のグランプリは, 大 阪 市 立 扇 町 高 等 学 校 の 奥 田 弘 之 さんによる 商 都 大 阪 プ ロジェクト2007 年 だった そして10 月 27 日, 三 蔵 祭 開 催 中 の 福 山 大 学 で 表 彰 をおこなった 藤 森 客 員 教 授 の 講 評 と 川 野 氏 のビデオメッセー ジを 真 剣 に 聴 き 入 っていた 受 賞 者 のま なざしが 印 象 的 だった ウェブサイトでは 映 像 作 品 の 部 の 受 賞 作 品 を 公 開 しているので, 是 非 ご 覧 いただきたい 人 間 文 化 学 部 講 師 飯 田 豊 ://.. -..///2007/ 移 動 10 月 28 日 ( 日 )すばらしい 青 空 の もと, 第 4 回 福 山 大 学 キッズサッカー フェスティバル を 開 催 しました 近 隣 の150 人 近 くの 子 供 たちが 集 い,サッ カー 場 周 辺 は 一 日 中 笑 顔 の 満 ちあふれ た 素 晴 らしい 空 間 になりました このイベントは 最 新 の 人 工 芝 グラン ドの 完 成 を 記 念 し, 地 域 の 子 供 たちに も 緑 の 芝 生 の 上 を 思 いっきり 走 り 回 っ てほしいという 思 いを 込 め 三 蔵 祭 のイ ベントの 一 環 として 開 催 しています 当 日 は, 対 象 とした 幼 稚 園 児 から 小 学 校 3 年 生 までを 年 齢 別 に 分 け,それ ぞれサッカー 部 員 と 一 緒 にアイスブレー クから 練 習, 試 合 と 展 開 していきまし た 初 めて 会 う 子 供 同 士 で 仲 良 くでき るか 心 配 でしたがそこはやはり 子 供 た ち あっという 間 に 新 しい 友 達 をつく り,すぐに 仲 良 く 走 り 回 っていました さらには 小 学 校 低 学 年 とは 思 えないほ どのテクニックを 持 った 子 供 もおり, あらためてキッズ 年 代 の 指 導 の 大 切 さ を 認 識 しました サッカー 部 員 たちも 普 段 の 選 手 から コーチへ 立 場 を 変 え, 戸 惑 いながらも 積 極 的 に 指 導 に 励 みました 子 供 たち の 笑 顔 に 支 えられ, 改 めてサッカーの 楽 しさ, 仲 間 とふれあえる 喜 びを 感 じ たことでしょう 現 在, 日 本 サッカー 協 会 ではキッズ 年 代 のサッカーの 普 及 に 力 を 入 れています 福 山 大 学 サッカー 部 としても 地 域 貢 献 をふまえ, 定 期 的 なサッカースクールの 開 設 を 実 現 した いと 考 えています 最 後 になりましたが,このイベント を 開 催 するにあたり 協 力 していただい た 皆 様 にお 礼 を 申 し 上 げるともに, 参 加 してくれた 子 供 たち 保 護 者 の 皆 様 に は 感 謝 の 気 持 ちでいっぱいです ぜひ 来 年 も 参 加 してください 経 済 学 部 講 師 吉 田 卓 史 笑 顔 いっぱいの 子 供 たち 福 山 大 学 学 報 V.114

施設 の ご 案 内 保健管理室から 平成19年度の春期健康診断は 1年次生 2年次生 4年次生 大学院2年生を対象に 4月4日 火 9日 月 から12日 木 15日 月 の6日間 例年よりも1日延長 して実施しました 学生の受診率はほぼ昨 年どおり 全体として80 弱の学生が受 診しました また 尿検査の所見があった 人は 昨年よりも減少し10 弱となり 再検査の結果では所見がある人は随分減少 しています しかし 生活面での疲労の蓄 積が影響を及ぼしていることが懸念されま す 特に1年次生は全学部で受診率が低下 しています 自分の健康は自分で守ること しかできません 健康診断を必ず受けて 自分の健康管理に関心をもってもらえるこ とを期待しています また 今年度も有機溶剤 特定化学物質 春期健康診断の報告 を実験で取り扱う学生の特別検診も実施し ました 昨年度よりも大幅に増加して163 名の人が受診し 結果については本人宛に 連絡しています 教職員の健康診断も5月22日 火 から 24日 木 に実施しました 新看護師 着任 9月上旬の保健管理室看護師の退職に伴い 開室時間が限定されていましたが 11月か ら新しく金田看護師が着任し 通常に復し ました 金田看護師は救命救急センター8年 慢性期病棟8年 吉備国際大学保健科学部 看護学科の助手3年という経歴で 幅広く 看護を体験していますので 学生 教職員 の健康相談にも対応していけるものと思っ ています 保健管理室には学生 教職員自身による 平成19年度の福山大学公開講座は 安心 安全な暮らし 2 と題して 次の通り実施 されました 第1話 安心できるライフプラン 社会 保障について 経済学部 小林 正和 講師 第2話 メディア社会の安全と未来 マス コミ報道からケイタイ利用まで 人間文化学部 飯田 豊 講師 第3話 安全 安心な住まい 工学部 中山 昭夫 教授 第4話 食品の安全性について 生命工学部 倉掛 昌裕 准教授 第5話 薬の効き目はヒトによって違う 代謝の個人差について 薬学部 五郎丸 毅 教授 第6話 情報革命と安全な暮らし 工学部 小林 富士男 教授 なお 閉講式においては 6回中5回以 上の出席者に修了証書を授与しました それぞれの会場の申込者数 受講者数 修了者数は 次の通りです 福 山 三 原 申込者 203 74 受講者 188 72 修了者 106 51 また 申込者の年齢は 60歳以上の方が大 半を占め ベテラン主婦や退職者の方が多 かったようです 受講者へのアンケートによれば 両会場 とも よくわかった わかった を合わせ て70 を占め 概ね好評であったと言えま す 来年度に開講を希望する分野としては 両会場とも健康と薬 政治と経済が多く そ の他環境と生活 資源とエネルギーがこれ につぎ 福祉 生涯教育 文化芸術 国際関 係などへの希望も少なからずあり その内 容は多様です 来年度もこれらの結果を講 座の内容に反映させていきたいと思います 公開講座委員長 井上 矩之 パソコン体験講座始まる 公開講座に引き続き 年賀状をつくろ う と題して パソコンの体験講座が 本 学1号館第1情報科学実習室において開 催されました 第1回 11月17日 土 パソコンを操作しよう 工学部 三谷 康夫 教授 第2回 11月24日 土 イメージをさがそう 工学部 千葉 利晃 教授 第3回 12月1日 土 宛名書きをしよう 経済学部 石丸 敬二 講師 福山大学 学報 V.114 医師による健康相談日 毎月2回相談日を開設しています 日時 掲示で案内 場所 大学会館 保健管理室 担当 末丸紘三医師 カウンセラーによる健康相談日 毎週2回相談日を開設しています 日時 火曜日 10 00 13 00 金曜日 13 00 17 00 場所 大学会館 保健管理室 担当 藤居尚子カウンセラー いずれも予約が必要です 保健管理室にご相談ください 保健管理室長 田中 正孝 図書館だより INFORMATION 2007 年公開講座終わる 健康管理の基盤となる 血圧計 体温計 体脂肪計 身長計 体重計を設置していま す 十分に活用してください 神 ンジ精 チャレ 皆さんは現在の図書館をどう感じている のでしょうか 学生の関心の変化に伴い 図書館のあり方も変化しています そこで 本学図書館の 最近の変化についてお知ら せします 先ず 4月に入り 図書館の入 り口に癒し効果のある観葉植物を配置 図 書館利用ガイド を配布 貸し出し図書に 挟み込む貸し出し期間記載用の 栞 しおり の作成 開館カレンダー の作成 貸し 出し用傘 の設置 本年7月サービス開始 10月末まで利用件数27件 図書購入 希望ボックス の設置 本年4月 10月末 までに43冊購入 など ここ数年わずかず つですが 利用者へのサービス改革に努め ています 図書館は みなさんの研究活動のお役に 立てるよう常にスタンバイしています 研 究の仕方がわからない 関連する資料にど ういうものがあるか それがどこにあるか 手にするにはどういう方法があるかなど 何でも構いません 疑問をぶつけてみて下 さい そのような通常業務の他 各種チャレン ジをしていこうと思います 利用者の声 ボックスやメールにてご意見をお聞かせく ださい 第4回 12月8日 土 年賀状を完成しよう 経済学部 筒本 和広 准教授 本講座は 誰もが楽しみ 苦しみ にし ている年賀状づくりを通して パソコンの 基本操作 インターネットからのイメージ 画像の入手 その画像を加工した文書の作成 宛名書き 印刷などの技術を習得していた だくものです 公開講座委員長 井上 矩之! 附属図書館 事務長心得 桑田 成年

学 内 人 事 教 員 辞 職 学 長 宮 地 尚 (10 月 18 日 付 ) 工 学 部 助 手 坪 岡 淳 (9 月 10 日 付 ) 経 済 学 部 准 教 授 園 弘 子 (9 月 30 日 付 ) 生 命 工 学 部 講 師 山 田 隆 志 (10 月 8 日 付 ) 採 用 学 長 牟 田 泰 三 (10 月 19 日 付 ) 工 学 部 助 手 山 下 稔 (9 月 16 日 付 ) 薬 学 部 教 授 大 修 (11 月 5 日 付 ) 教 育 懇 談 会 終 わる 12 会 場 で1,163 名 の 出 席 夏 季 休 業 期 間 中, 開 催 している 教 育 懇 談 会 今 年 も8 月 25 日 ( 土 ) 9 月 2 日 ( 日 )の 中 8 日 間, 名 古 屋 福 岡 の12の 会 場 で, 行 われました 開 学 以 来, 継 続 しています 昨 年 も 実 施 しましたアンケートや 今 年 出 欠 の 回 答 をいただいた 時 のアンケートを 参 考 に, 改 善 を 加 え 実 施 しました 土 日 開 催 地 の 増, 学 科 教 員, 担 任 との 懇 談 とりわけ 地 方 会 場 へ 当 該 学 科 の 教 員 がい ない 場 合 は 担 任 のコメント での 対 応 等 その 結 果, 各 会 場 ごとの 保 証 人 の 出 席 者 数 は,ご 両 親 で 出 席 された 場 合 も1 名 と 数 えまして, 次 の 通 りでした 陸 上 競 技 部 9 月 23 日 第 39 回 全 日 本 大 学 駅 伝 対 校 選 手 権 大 会 中 国 四 国 地 区 最 終 選 考 会 第 3 位 10 月 8 日 第 19 回 出 雲 全 日 本 大 学 選 抜 駅 伝 競 走 出 場 正 木 彬 ( 工 学 研 究 科 1 年 ) 石 原 泰 樹 ( 経 済 4 年 ) 東 克 幸 ( 経 済 3 年 ) 10 月 19 日 21 日 第 30 回 中 国 四 国 学 生 陸 上 競 技 選 手 権 大 会 5000 優 勝 正 木 彬 ( 工 学 研 究 科 1 年 ) 第 3 位 石 原 泰 樹 ( 経 済 4 年 )10000 第 3 位 石 原 泰 樹 ( 経 済 4 年 ) 9 月 20 日 10 月 26 日 東 村 小 学 校 へ 講 師 として 派 遣 12 月 2 日 中 国 四 国 学 生 駅 伝 競 走 大 会 準 優 勝 硬 式 野 球 部 6 月 22 日 24 日 第 21 回 中 国 地 区 大 学 野 球 新 人 戦 出 場 9 月 2 日 10 月 14 日 平 成 19 年 度 中 国 六 大 学 野 球 秋 季 リーグ 戦 第 4 位 サッカー 部 6 月 23 日 8 月 26 日 2007 年 度 全 広 島 サッ カー 選 手 権 決 勝 大 会 準 優 勝 9 月 9 日 11 月 11 日 2007 年 度 中 国 大 学 サッカーリーグ(1 部 ) 第 6 位 剣 道 部 11 月 3 日 福 山 市 長 杯 剣 道 居 合 道 選 手 権 大 会 優 勝 11 月 4 日 第 1 回 広 島 県 学 生 剣 道 選 手 権 大 会 第 3 位 客 員 教 授 原 田 伸 之 ( 経 済 学 部 ) 水 越 敏 行 ( 人 間 文 化 学 部 ) 池 田 達 哉 ( 生 命 工 学 部 ) 西 田 清 徳 ( 生 命 工 学 部 ) 渕 上 倫 子 ( 生 命 工 学 部 ) ( 以 上 9 月 16 日 付 ) 職 員 辞 職 保 健 管 理 室 技 術 職 員 ( 看 護 師 ) 石 井 邦 恵 (9 月 15 日 付 ) 任 期 満 了 国 際 交 流 課 参 事 ( 事 務 嘱 託 員 ) 上 泰 二 (7 月 31 日 付 ) 配 置 換 昇 任 文 書 課 長 江 里 口 武 和 ( 庶 務 課 文 書 課 ) (10 月 1 日 付 ) 8/25( 土 ) 福 岡 :98 名, 松 山 :40 名 8/26( 日 ) 岡 山 :88 名, 高 松 :42 名 8/27( 月 ) 大 阪 :36 名 8/29( 水 ) 姫 路 :31 名, 小 郡 :45 名 8/30( 木 ) 松 江 :59 名, 名 古 屋 :23 名 8/31( 金 ) 広 島 :77 名 9/1( 土 ) 本 学 :254 名 9/2( 日 ) 本 学 :370 名 で 出 席 総 数 は1,163 名 昨 年 に 比 べて 土 日 開 催 地 は 出 席 率 も 増 加 しています また 担 任 コメント は 大 変 好 評 でした また 逆 に 土 日 開 催 地 の 増 加, 懇 談 会 当 日 のスケジュール, 待 ち 時 間 の 工 夫, 欠 席 者 学 友 会 短 信 柔 道 部 8 月 24 日 26 日 平 成 19 年 度 中 国 四 国 学 生 柔 道 体 重 別 団 体 優 勝 大 会 出 場 硬 式 庭 球 部 9 月 23 日 28 日 平 成 19 年 度 全 日 本 大 学 対 校 テニス 王 座 決 定 試 合 中 国 四 国 地 区 大 会 出 場 ソフトテニス 部 9 月 23 日 24 日 平 成 19 年 度 広 島 県 学 生 ソフトテニス 秋 季 大 学 対 抗 戦 Bチーム ベスト8 10 月 28 日 平 成 19 年 度 広 島 県 学 生 ソフ トテニス 新 人 戦 ベスト8 水 津 整 ( 経 済 1 年 ) 瀬 良 友 秀 ( 人 文 1 年 ) 男 子 バレーボール 部 第 7 回 広 島 県 大 学 バレーボール 選 手 権 大 会 出 場 軟 式 野 球 部 10 月 22 日 26 日 平 成 19 年 度 西 日 本 地 区 学 生 軟 式 野 球 秋 季 1 部 リーグ 戦 第 4 位 卓 球 部 10 月 26 日 27 日 第 29 回 中 国 学 生 卓 球 連 盟 会 長 杯 争 奪 卓 球 大 会 出 場 合 気 道 部 10 月 20 日 第 35 回 中 国 四 国 学 生 合 気 道 演 武 大 会 出 場 ボート 部 10 月 19 日 第 51 回 中 国 学 生 ボート 選 手 権 大 会 準 優 勝 北 条 正 人 ( 海 洋 1 年 ) 空 手 道 部 10 月 28 日 第 34 回 広 島 県 大 学 空 手 道 選 手 権 大 会 出 場 兼 務 薬 学 部 附 属 薬 局 設 置 準 備 室 主 幹 後 藤 哲 男 孔 子 学 院 設 置 準 備 室 主 幹 江 里 口 武 和 ( 以 上 10 月 1 日 付 ) 免 兼 務 文 書 課 長 松 岡 哲 衛 (10 月 1 日 付 ) 採 用 保 健 管 理 室 技 術 職 員 ( 看 護 師 ) 金 田 静 (11 月 1 日 付 ) 栄 誉 牟 田 泰 三 学 長 が 第 64 回 中 国 文 化 賞 を 受 賞 (11 月 14 日 付 ) 大 川 秀 郎 教 授 ( 生 命 工 学 部 応 用 生 物 科 学 科 )が 第 4 回 JICA 理 事 長 表 彰 を 受 賞 (10 月 3 日 付 ) 秘 書 室 への 資 料 の 送 付 などの 要 望 もありました 近 年 は 平 日 でもご 両 親 でお 見 えになる 方 が 増 えています 教 育 に 対 する 関 心 と 大 学 に かける 期 待 の 現 れだと 思 います 出 席 され た 保 証 人 の 皆 様 からは 懇 談 会 に 来 てよか った 続 けてほしい また 大 学 のきめ 細 かい 対 応 を 評 価 している とも 言 っていた だきました この 声 をありがたく,また 真 摯 に 受 け 止 め, 努 力 していきたいと 思 います 更 に 一 人 でも 多 くの 保 証 人 の 方 に 出 席 して いただけるよう,また 保 証 人 の 皆 様 から 辛 辣 な 声 をお 聞 かせいただけるよう 努 力 して いきたいと 思 います 学 務 部 教 務 課 弓 道 部 10 月 4 日 7 日 第 52 回 中 四 国 学 生 弓 道 選 手 権 大 会 出 場 吹 奏 楽 部 11 月 18 日 第 29 回 定 期 演 奏 会 ( 大 学 会 館 ) ボウリング 部 8 月 21 日 23 日 第 40 回 西 日 本 学 生 ボウ リング 選 手 権 大 会 優 勝 12 月 6 日 8 日 第 45 回 全 日 本 大 学 ボウ リング 選 手 権 大 会 第 4 位 ダンス 部 第 3 回 JCDA 関 西 チアダンス 大 会 第 3 位 三 蔵 太 鼓 を 打 つ 会 9 月 19 日 東 村 小 学 校 へ 講 師 として 派 遣 11 月 16 日 びんご 産 業 市 場 オープニング セレモニー 演 奏 ユースホステル 部 8 月 19 日 サマーキャンプ (45 名 参 加 ) 躰 道 同 好 会 10 月 18 日 22 日 第 41 回 全 国 学 生 躰 道 優 勝 大 会 第 3 位 大 本 雄 介 ( 情 報 2 年 ) ビリヤード 同 好 会 平 成 19 年 度 中 国 地 区 学 生 ビリヤード 連 合 会 定 例 会 個 人 戦 ベスト8 平 木 雄 二 ( 機 械 4 年 ) 藤 岡 要 彰 ( 薬 学 1 年 ) ロボット 研 究 会 9 月 15 日 モノづくり 教 室 ( 土 堂 小 学 校 ) 学 友 会 執 行 部 11 月 26 日 秋 の 献 血 キャンペーン 学 務 部 学 生 課 " 福 山 大 学 学 報 V.114

呉 静 怡 さん( 人 間 文 化 4 年 中 国 )ら13 名 が 07 学 習 奨 励 費 受 給 者 に 決 定 (6 月 27 日 ) 孫 さん( 国 際 経 済 2 年 中 国 )ら7 名 が 07 年 度 HIC 奨 学 金 受 給 者 に 採 用 決 定 (6 月 28 日 ) 坊 康 平 さん( 応 用 生 物 2 年 )ら4 名 の 日 本 人 学 生 と 馮 熙 さん( 国 際 経 済 4 年 中 国 ) ら4 名 の 中 国 人 留 学 生 がUCRのIEPに 参 加 (8 月 1 日 9 月 2 日 ) 上 田 宏 人 さん( 経 済 1 年 )ら6 名 が 対 外 経 済 貿 易 大 学 夏 期 集 中 中 国 語 研 修 に 参 加 (8 月 1 日 8 月 30 日 ) 熱 烈 歓 迎! 交 流 協 定 校 である 北 京 市 海 淀 実 験 中 学 ( 中 国 )から 教 員, 学 生, 保 護 者 が12 名 訪 問, 学 内 施 設 見 学 (8 月 8 日 ) MTさん( 人 間 文 化 3 年 タイ) 日 タイ 修 好 120 周 年 記 念 料 理 交 流 国 際 交 流 瓦 版 会 に 参 加 (8 月 25 日 ) 牛 波 さん, 叶 磊 さん(いずれも 中 国 貴 州 師 範 大 学 2 年 )が 短 期 交 換 留 学 を 修 了, 帰 国 の 途 に (8 月 末 日 ) 鄒 莉 さん( 人 間 文 化 1 年 中 国 )が 広 島 地 域 留 学 生 進 学 説 明 会 で 福 山 大 学 のガイ ド 役 を 務 めた (9 月 4 日 ) 張 暁 崢 さん( 建 築 2 年 中 国 )が 秋 入 学 ( 編 入 学 ) 第 2 号 として 来 日 (9 月 13 日 ) 関 天 夫 さん, 徐 一 敏 さん, 莫 欣 さん( 中 国 対 外 経 済 貿 易 大 学 3 年 )が 交 換 留 学 生 と して 来 日 (9 月 14 日 ) 大 竹 薫 さん( 国 際 経 済 2 年 )がJASSO 短 期 留 学 推 進 制 度 奨 学 生 に 決 定, 本 学 第 1 号 としてUCRに 短 期 留 学 中 (2007 年 9 月 2008 年 3 月 ) 斉 超 蘭 さん( 人 間 文 化 1 年 中 国 )が 府 中 市 教 委 主 催 インターナショナル クッ キング で 福 建 省 の 家 庭 料 理 の 講 師 (10 月 20 日 ) 熱 烈 歓 迎! 交 流 協 定 校 である 上 海 師 範 大 学 ( 中 国 )から 李 学 長, 夏 教 授 が 訪 問, 学 内 施 設 見 学 (10 月 22 日 ) 経 済 産 業 省 文 部 科 学 省 アジア 人 財 資 金 構 想 プロジェクト 中 国 地 域 における 高 度 実 践 留 学 生 育 成 事 業 へ 実 践 留 学 生 と して 秦 永 恒 さん( 機 械 3 年 中 国 ) 採 用 決 定! (10 月 24 日 ) 第 33 回 大 学 祭 へ 福 山 大 学 留 学 生 会 ( 会 長 趙 文 岐 さん, 副 会 長 王 毅 さん(いず れも 国 際 経 済 3 年 中 国 ), 姚 遠 さん( 国 際 経 済 4 年 中 国 )らを 中 心 に) 模 擬 店 を 出 店, 羊 肉 串 焼 きを 販 売 (10 月 27 日 28 日 ) ( 学 務 部 国 際 交 流 課 ) 平 成 20 年 度 入 学 試 験 はじまる 平 成 20 年 度 (2008) 入 学 試 験 の 指 定 校 入 試 は, 福 山 大 学 福 山 平 成 大 学 とも,10 月 14 日 に 実 施 し,10 月 17 日 に 合 格 者 を 発 表 しました AO 入 試 は, 福 山 大 学 では 第 Ⅰ 期 を10 月 13 日 に 実 施 し,10 月 17 日 に 合 格 者 を 発 表 し, 第 Ⅱ 期 を11 月 17 日 に 実 施 し,11 月 21 日 に 合 格 者 を 発 表 しました 第 Ⅲ 期 は12 月 15 日, 第 Ⅳ 期 は1 月 17 日, 第 Ⅴ 期 は2 月 16 日, 第 Ⅵ 期 は3 月 15 日 に 実 施 します 福 山 平 成 大 学 は, 第 Ⅰ 期 を 10 月 13 日 に 実 施 し,10 月 17 日 に 合 格 者 を 発 表 しました 第 Ⅱ 期 は12 月 15 日 に 実 施 します 指 定 校 (スポーツ) 入 試 は, 福 山 大 学 福 山 平 成 大 学 とも, 第 1 回 を8 月 25 日 に 実 施 し,8 月 29 日 に 合 格 者 を 発 表 し, 第 2 回 を10 月 13 日 に 実 施 し,10 月 17 日 に 合 格 者 を 発 表 しました 第 3 回 は12 月 15 日, 第 4 回 は1 月 26 日 に 実 施 します 推 薦 入 試 (A 日 程 )は, 福 山 大 学 福 山 平 成 大 学 とも,11 月 7 日 8 日 の2 日 間 にわたり, 大 阪, 福 岡 など13 会 場 で 実 施 し,11 月 14 日 に 合 格 者 を 発 表 しました 推 薦 入 試 (B 日 程 )は, 福 山 大 学 福 山 平 成 大 学 とも, 平 成 19 年 12 月 12 日 に 行 います 合 格 発 表 は12 月 15 日 です 前 期 入 試 (A 日 程 )は, 福 山 大 学 福 山 平 成 大 学 とも, 平 成 20 年 1 月 31 日 2 月 3 日 の4 日 間 で 行 います 合 格 発 表 は,いずれも2 月 8 日 です 前 期 入 試 (B 日 程 )は, 福 山 大 学 福 山 平 成 大 学 とも, 平 成 20 年 2 月 17 日 に 行 います 合 格 発 表 は2 月 20 日 です 後 期 入 試 は, 福 山 大 学 福 山 平 成 大 学 とも,3 月 14 日 と15 日 に 行 います また, 福 山 大 学 福 山 平 成 大 学 とも, 大 学 入 試 センター 試 験 利 用 入 学 試 験 を 実 施 します 出 願 期 間 は, 前 期 入 試 が 平 成 20 年 1 月 5 日 1 月 29 日 ( 消 印 有 効 ), 後 期 入 試 が2 月 22 日 から3 月 10 日 ( 消 印 有 効 )です 両 大 学 とも 大 学 独 自 の 個 別 学 力 試 験 は 課 しません 入 試 広 報 室 から 入 試 説 明 会 高 校 進 路 指 導 担 当 者 を 対 象 に, 福 山 大 学 および 福 山 平 成 大 学 の 入 試 説 明 会 を6 月 18 日 から22 日 まで, 各 地 の12 会 場 で 開 催 しました 高 校 からの 参 加 者 は,151 校 158 名 でした 大 学 参 観 を 兼 ねた 入 試 説 明 会 9 月 21 日, 福 山 大 学 および 福 山 平 成 大 学 の 大 学 参 観 を 兼 ねた 入 試 説 明 会 を 合 同 開 催 しました 参 加 教 員 の 事 前 希 望 であ った 両 大 学 の 施 設 設 備 の 見 学 後, 福 山 市 内 のホテルで 両 大 学 の 入 試 説 明, 質 疑 応 答 が 行 われました 参 加 者 は9 府 県 の 38 校 からの47 名 でした 進 学 相 談 会 ( 業 者 主 催 ) 業 者 主 催 の 進 学 相 談 会 において, 本 年 度 は 広 島 など28 都 市 58 会 場 で 高 校 生 保 護 者 教 員, 総 計 623 名 の 進 学 相 談 に 応 じました 福 山 大 学 見 学 会 体 験 入 学 会 毎 年 恒 例 の 見 学 会 を6 月 30 日,7 月 21 日,9 月 8 日, 体 験 入 学 会 を8 月 4 日,8 月 26 日 に 開 催 しました 見 学 会 の 参 加 者 は6 月 30 日 は 高 校 生 35 名, 保 護 者 8 名, 計 43 名,7 月 21 日 は 高 校 生 97 名, 保 護 者 43 名, 計 140 名,9 月 8 日 は 高 校 生 75 名, 保 護 者 25 名, 計 100 名 でした 体 験 入 学 会 の 参 加 者 は,8 月 4 日 は 高 校 生 366 名, 保 護 者 84 名, 計 450 名,8 月 26 日 は 高 校 生 207 名, 保 護 者 103 名, 計 310 名 でした 福 山 平 成 大 学 では,6 月 30 日,7 月 21 日,9 月 8 日 に 見 学 会,8 月 4 日,8 月 26 日 に 体 験 入 学 会 を 開 催 しました 見 学 会 の 参 加 者 は6 月 30 日 は 高 校 生 39 名, 保 護 者 16 名, 計 55 名,7 月 21 日 は 高 校 生 56 名, 保 護 者 21 名, 計 77 名,9 月 8 日 は 高 校 生 55 名, 保 護 者 10 名, 計 65 名 でした 体 験 入 学 会 の 参 加 者 は,8 月 4 日 は 高 校 生 189 名, 保 護 者 50 名, 計 239 名,8 月 26 日 は 高 校 生 122 名, 保 護 者 32 名, 計 154 名 でした 高 校 PTA 教 員 生 徒 の 本 学 訪 問 4 月 下 旬 から 福 山 大 学 および 福 山 平 成 大 学 への 訪 問 は, 高 校 18 校 1,947 名 でした 編 集 後 記 12 月 初 旬, 久 し 振 りに 県 北 の 比 婆 山 へ 行 きました 木 々は 完 全 に 落 葉 し 冬 木 立 ふと 見 ると, 小 さな 枝 はもう 芽 を 出 して 春 の 準 備 をしている, 思 いがけない 発 見 でした そして 我 が 身 は, 相 変 わらず 計 画 のない 忙 殺 の 日 々 に 反 省 しきり,,, 発 行 福 山 大 学 編 集 福 山 大 学 広 報 委 員 会 729-0292 広 島 県 福 山 市 学 園 町 1 番 地 三 蔵 TEL(084)936-2111 FAX(084)936-2213 http://www.fukuyama-u.ac.jp