第 54 号 平 成 27 年 10 月 発 行 発 行 愛 知 県 がんセンター Tel. 052-762-6111 整 形 外 科 部 長 就 任 のあいさつ 平 成 27 年 6 月 1 日 付 けで 整 形 外 科 部 長 を 拝 命 しました 平 成 8 年 に 愛 知 県 がんセンターレジデントとして 腫 瘍 整 形 外 科 医 の 経 歴 をスタートさせ その 後 名 古 屋 記 念 病 院 6 年 と 名 古 屋 大 学 病 院 12 年 を 併 せて20 年 間 臨 床 医 として 研 鑽 を 積 んできました 今 までの 経 験 で 感 じることは 骨 軟 部 腫 瘍 (こつなんぶしゅ よう)を 専 門 とする 医 師 や 施 設 があまりにも 少 ないため 正 し い 情 報 を 得 ることができずに 困 っている 患 者 さんがとても 多 い ということです このような 方 がいかに 当 科 を 受 診 できるよう にするかが 我 々の 使 命 であると 思 っています 1 肉 腫 /サルコー 愛 知 県 がんセンター 中 央 病 院 整 形 外 科 部 長 筑 紫 聡 マと 診 断 された 2 癌 の 骨 転 移 で 骨 が 折 れてしまった 3 脂 肪 腫 と 診 断 されたが 手 術 を 行 うべきか 迷 っている 4 最 近 しこりに 気 づき 大 きくなっている 5けがをしてレントゲンをとったら 骨 に 異 常 があると 指 摘 されたなど このようなことでお 困 りの 方 は 病 診 連 携 室 を 通 じて 迷 うことなく 当 科 を 受 診 していただければ と 思 います 特 に 肉 腫 /サルコーマは その 適 切 な 診 断 と 治 療 には 整 形 外 科 医 病 理 医 薬 物 療 法 医 外 科 医 放 射 線 科 医 形 成 外 科 医 を 含 めた 医 師 が 科 の 枠 を 越 えてチーム 医 療 を 行 う 専 門 施 設 での 集 学 的 治 療 が 必 須 である 疾 患 です 当 科 は 平 成 6 年 の 開 設 以 降 東 海 地 区 の 肉 腫 治 療 のセンター として 活 動 を 続 けています 専 門 性 の 高 い 治 療 こそ 垣 根 のない 病 診 連 携 とわかりやすい 説 明 が 重 要 であると 考 え 患 者 さんに 応 じた 最 適 な 治 療 が 提 供 できるよう 努 めて 参 ります
リハビリテーション 部 長 就 任 のあいさつ 愛 知 県 がんセンター 中 央 病 院 リハビリテーション 部 長 吉 田 雅 博 2015 年 4 月 からリハビリテーション 部 長 を 命 じられました 吉 田 雅 博 で す 前 任 の 杉 浦 英 志 先 生 が 名 古 屋 大 学 医 学 部 保 健 学 科 の 教 授 に 就 任 され 整 形 外 科 は 筑 紫 聡 先 生 リハビリテーション 科 は 私 が 担 当 することになり ました がんセンターにリハビリだけを 目 的 として 入 院 することは 無 いので 当 院 におけるリハビリは 各 科 のサポート 的 な 存 在 です たとえば がんによ り 長 期 臥 床 を 要 して 廃 用 症 候 群 ( 寝 たきりに 近 い 状 態 )となった 場 合 い ざ 退 院 になっても 自 宅 に 歩 いて 帰 れなければ 自 宅 での 介 護 や 施 設 への 入 所 が 必 要 になります また 終 末 期 の 患 者 さんが 少 しでも 高 いQOLを 保 ち 生 きる 価 値 を 維 持 できるようにサポートすることも 重 要 なリハビリの 役 割 です 現 在 理 学 療 法 士 が 1 名 言 語 聴 覚 士 が 1 名 しかいないため ベッドサイドのリハビリや 周 術 期 のリ ハビリが 思 うようにできません しかし がん 患 者 さんが 増 えるにつれて がんのリハビリテーション (がんリハ)はこれからどんどん 必 要 になってくるため 理 学 療 法 士 作 業 療 法 士 の 増 員 をお 願 いして います リハビリテーション 部 では 患 者 さんおよびご 家 族 の 希 望 を 尊 重 しつつ その 尊 厳 を 保 つこと に 配 慮 した 医 療 を 目 指 します 薬 剤 部 長 就 任 のあいさつ 愛 知 県 がんセンター 中 央 病 院 薬 剤 部 長 岩 田 修 一 本 年 4 月 に 薬 剤 部 長 に 着 任 しました 岩 田 修 一 です よろしくお 願 いします 10 年 以 上 前 に 数 年 間 当 院 に 赴 任 しておりましたが その 当 時 の 薬 剤 部 とはず いぶん 様 変 わりをし 薬 剤 師 に 求 められる 業 務 が 多 岐 にわたるようになりまし た 薬 剤 師 の 人 数 も 約 倍 に 増 え 大 きくなった 組 織 を 率 いることに 責 任 の 重 さ を 痛 感 しています 薬 剤 師 の 代 表 的 な 業 務 といえば 処 方 せんに 基 づき 患 者 さんの 薬 を 作 る 調 剤 業 務 や 注 射 薬 の 払 出 しですが それ 以 外 でもいろいろな 業 務 を 行 っています 抗 がん 剤 注 射 の 混 注 業 務 では 抗 がん 剤 の 投 与 が 適 切 な 量 方 法 投 与 期 間 で 計 画 されているかをチェックした 後 無 菌 的 に 混 合 して 払 い 出 しをします 服 薬 指 導 業 務 では 入 院 患 者 さんのベッドサイドへ 出 向 き 薬 ののみ 方 や 使 い 方 注 意 事 項 の 説 明 をしたり 薬 の 効 果 が 出 ているか 副 作 用 が 出 ていないかなど 確 認 をしたりします 常 用 薬 調 査 では 患 者 さんが 自 宅 で 服 用 していた 薬 の 種 類 薬 効 等 を 鑑 別 のみ 方 を 確 認 し 治 療 計 画 に 役 立 てます 各 チームに 参 加 し 医 師 や 看 護 師 と 連 携 したチーム 医 療 を 実 践 したり 薬 の 情 報 を 収 集 し 院 内 のスタッフや 患 者 さんに 情 報 提 供 をしたりといろいろです 薬 剤 部 では 薬 をとおして 患 者 さんの 体 調 が 良 好 な 状 態 になるよう あるいは 良 好 な 状 態 を 保 つためにいろいろな 手 助 けをし 貢 献 をしたいと 考 え ています
高 校 生 の 一 日 看 護 体 験 研 修 がありました(8 月 5 日 ) 名 古 屋 市 内 の50 名 の 高 校 生 を 迎 えての 研 修 は まず 白 衣 に 着 替 え 写 真 タ イムから 始 まり 病 院 長 から 人 を 支 えたいと 思 える 人 になってください という 応 援 メッセージや 看 護 部 長 からは 患 者 さんを 支 えるためには 多 くの 職 種 が 専 門 性 を 発 揮 しチームで 活 動 しています 生 涯 続 けられる 職 業 なので 是 非 看 護 師 を 目 指 してください という 話 の 後 病 棟 看 護 師 と 食 事 の 配 膳 や 検 温 や 処 置 に 同 行 し 看 護 の 実 際 を 体 験 しました 初 めての 白 衣 は 何 だかそわそわします とやや 緊 張 した 様 子 でしたが 実 習 中 は 真 剣 に 先 輩 看 護 師 の 話 を 聞 き 満 足 そうな 表 情 で 戻 ってみえました その 後 の 質 問 タイムでは 汚 物 の 処 理 も 嫌 な 顔 をせずに 笑 顔 でできるようになるにはど れ 位 かかりますか? 看 護 師 さんは 常 に 頭 がフル 回 転 していて 驚 きました など 新 鮮 な 目 で 感 じた 声 や 絶 対 看 護 師 に なりたいので 勉 強 頑 張 ります と 力 強 い 感 想 も 頂 き 私 たちにとっても 貴 重 な 時 間 となりました 参 加 して 頂 きありがと うございました 2015 年 度 高 校 生 基 礎 実 験 体 験 講 座 開 催 2015 年 8 月 5 日 愛 知 県 がんセンター 研 究 所 にて 第 74 回 日 本 癌 学 会 学 術 総 会 との 共 催 企 画 高 校 生 向 け 基 礎 実 験 体 験 講 座 がん 細 胞 を 探 し 出 せ! 正 常 細 胞 とがん 細 胞 の 違 いを 観 察 しよう が 開 催 されました 当 日 は 高 校 生 14 名 が 参 加 し 大 腸 がんについて 消 化 器 外 科 の 小 森 医 長 から 講 義 を 受 けた 後 研 究 者 の 指 導 のもと 家 族 性 大 腸 ポリープ 症 のモデルマウスと 大 腸 がんモデルマウスの 組 織 切 片 を 染 色 観 察 し 正 常 細 胞 と 腫 瘍 細 胞 の 違 いを 学 びまし た 参 加 者 のアンケート 調 査 によると 難 しいこともあったけ ど 楽 しく 実 験 できた 学 校 では 体 験 できないような 実 験 だっ た など 大 変 好 評 でした 本 講 座 では 高 校 生 に がん 研 究 に 関 する 実 験 を 自 ら 行 っ てもらい 生 命 科 学 の 面 白 さ 医 学 研 究 がん 研 究 の 重 要 性 を 理 解 してもらうことを 目 的 としています また 研 究 所 内 を 見 学 したり 研 究 者 と 直 接 対 話 したりする 機 会 を 提 供 すること で 彼 らが 研 究 者 という 職 業 を 身 近 に 感 じ 進 路 のひとつとし て 考 える 契 機 になることも 期 待 しています
センター 探 訪 9 薬 剤 部 ( 注 射 室 ) 愛 知 県 がんセンター 中 央 病 院 の 薬 剤 部 には 2 階 の 調 剤 室 と 地 下 1 階 の 注 射 室 があります 今 回 は 日 頃 目 立 ちにく い 部 署 である 地 下 1 階 の 注 射 室 の 紹 介 です 注 射 室 では 院 内 の 注 射 薬 の 管 理 と 供 給 抗 がん 剤 の 調 製 などを 行 って おり お 薬 の 使 用 が 適 正 に 行 われるようお 薬 の 専 門 家 である 薬 剤 師 が 活 動 しています 薬 剤 部 のお 仕 事 注 射 薬 の 保 管 と 在 庫 確 認 注 射 薬 の 払 い 出 し 注 射 室 では 院 内 で 使 用 される 注 射 薬 を 保 管 しており 注 射 薬 の 管 理 在 庫 の 調 整 を 行 っています 注 射 室 から 院 内 へ 払 い 出 される 注 射 薬 は 患 者 さんに 安 全 にお 薬 が 提 供 されるよう 全 て 薬 剤 師 によ る 鑑 査 が 行 われています 注 射 薬 の 鑑 査 注 射 薬 の 鑑 査 を 行 っています 特 に 抗 がん 剤 は 使 用 されるお 薬 の 組 み 合 わせによって 副 作 用 を 予 防 するためのお 薬 などが 変 わってき ます 薬 剤 師 は 使 用 されるお 薬 の 安 全 性 やス ケジュールなどについて 確 認 を 行 っています 抗 がん 剤 の 調 製 抗 がん 剤 の 調 製 を 行 っています 同 じお 薬 でも 患 者 さんごとに 使 用 する 量 が 異 なるため 抗 がん 剤 を 調 製 する 時 は 細 心 の 注 意 を 払 って います 院 内 で 使 用 される 点 滴 の 抗 がん 剤 の ほとんどは 薬 剤 師 が 調 製 を 行 っています 新 しい 治 療 法 が 生 まれていく 中 お 薬 の 種 類 や 使 用 方 法 はますます 複 雑 になり 薬 剤 師 の 役 割 は 大 きく なっています これからも 患 者 さんに 安 全 にお 薬 が 届 けられるよう 日 々 励 んでいきます
部 長 就 任 あいさつを 兼 ねて 研 究 所 遺 伝 子 医 療 研 究 部 遺 伝 子 医 療 研 究 部 長 松 尾 恵 太 郎 ご 縁 あり 再 び 愛 知 県 がんセンターに 赴 任 いたしました これまで なぜがんという 病 気 に 罹 るのか? に 答 えるべく 遺 伝 子 と 生 活 習 慣 などの 環 境 要 因 の 組 合 わせ 効 果 を 評 価 する 研 究 を 中 心 に 当 センター 九 州 大 学 にて 研 究 活 動 を 行 って 参 りました これ までの 研 究 経 験 教 育 経 験 を 元 に 当 センターの 発 展 は 元 より 愛 知 県 民 の 健 康 増 進 に 貢 献 したいと 考 えております 遺 伝 子 医 療 研 究 部 では これまで 中 央 病 院 血 液 細 胞 療 法 部 との 連 携 のもと 白 血 病 リンパ 腫 などの 血 液 悪 性 腫 瘍 の 発 がんメカニズムの 解 明 その 臨 床 応 用 を 目 指 した 研 究 を 実 施 して 参 りました この 度 私 が 合 流 し さらに 遺 伝 子 環 境 などの 個 人 差 を 考 えた 医 療 や 予 防 いわゆるテーラーメード 医 療 予 防 につながる 研 究 を 展 開 していく 予 定 です 本 年 度 はその 皮 切 りとして 国 立 研 究 開 発 法 人 日 本 医 療 研 究 開 発 機 構 の 支 援 の 下 研 究 所 疫 学 予 防 部 中 央 病 院 乳 腺 科 国 立 がん 研 究 センター 鹿 児 島 大 学 との 連 携 による 乳 がんのテーラーメード 予 防 に 関 する 研 究 プロジェクトを 立 ち 上 げます 研 究 員 の 紹 介 研 究 所 感 染 腫 瘍 学 部 私 たちの 体 をつくる 細 胞 では 必 要 なだけ 増 えたり 移 動 したりするために 様 々な 信 号 (シ グナル)のやりとりが 行 われています しかし 遺 伝 子 の 変 異 やウイルス 感 染 などはこの 仕 組 み を 乱 し その 結 果 細 胞 が 本 来 とは 異 なる 場 所 で 無 秩 序 に 増 えるといった 変 化 がおこります が んやその 転 移 の 背 景 には シグナル 異 常 があり ます 私 たちは シグナルを 制 御 している 機 構 を 詳 しく 調 べ がんの 進 行 についてより 深 く 理 解 するとともに 新 たな 治 療 法 につながる 成 果 を 目 指 して 研 究 に 取 り 組 んでいます 後 列 左 から: 二 宮 悠 一 任 意 研 修 生 宮 田 眞 美 子 研 究 技 師 中 洲 章 主 任 研 究 員 前 列 左 から: 神 田 輝 室 長 小 根 山 千 歳 部 長
がん 漢 方 について 中 央 病 院 ~ 循 環 器 科 部 ~ 当 センターの 循 環 器 科 では 循 環 器 病 診 療 以 外 に 漢 方 診 療 も 行 っております 今 回 は がん 漢 方 治 療 について 述 べます 補 剤 に 属 する 漢 方 薬 に 抗 がん 作 用 があるという 報 告 がされて 以 来 補 剤 である 十 全 大 補 湯 人 参 養 栄 湯 補 中 益 気 湯 が 抗 がん 漢 方 薬 として 注 目 されています 1) 補 剤 の 抗 がん 作 用 の 機 序 は 補 剤 がマクロファージ T 細 胞 NK 細 胞 に 作 用 してがん 免 疫 能 を 強 化 する 事 であると 報 告 されています 2,3) 現 在 では 多 くの 施 設 で 十 全 大 補 湯 などが 使 われるようになりました しかしながら いい 事 ばかりではありません 十 全 大 補 湯 は 女 性 ホルモンに 関 連 の 強 い 乳 がん 子 宮 体 がん 大 腸 が んなどを 悪 化 させる 可 能 性 があります その 理 由 は 十 全 大 補 湯 に 含 まれる 当 帰 川 芎 に 女 性 ホ ルモンを 増 加 させる 作 用 があるからです したがって これら 疾 患 に 十 全 大 補 湯 を 私 は 原 則 処 方 しません 当 センター 主 催 の 学 術 講 演 会 での 富 山 大 学 の 済 木 先 生 のご 講 演 で 小 青 龍 湯 が 大 腸 が んの 肺 転 移 を 悪 化 させるデータが 示 されておりました このように 漢 方 薬 は 抗 がん 作 用 を 示 循 環 器 科 部 長 波 多 野 潔 す 反 面 悪 化 させる 作 用 も 持 っていますので 怖 い 薬 です がん 漢 方 薬 には 補 剤 以 外 に 多 くの 方 剤 や 生 薬 があります がん 漢 方 治 療 では がん 種 に 合 わせた 処 方 を 細 心 の 注 意 を 払 いながら 精 密 に 選 択 していく 必 要 があります 当 センター 循 環 器 科 では がん 漢 方 に 関 する 多 くの 経 験 に 加 え さらなる 知 識 の 蓄 積 を 行 いながら がん 漢 方 療 法 を 行 っておりますので よろ しくお 願 い 申 し 上 げます 参 考 文 献 1 )Ohnishi Y, et al: Inhibitory effect of a traditional Chinese medicine Juzen-taiho-to on progressive growth of weakly malignant clone cells derived from murine fibrosarcoma. Jpn J Cancer Res 1996; 87: 1039-1044 2 )Saiki I: Review: A Kampo medicine Juzen-taiho-to Prevention of malignant progression and metastasis of tumor cells and the mechanisms of action. Biol Pharm Bull 2000; 23: 677-688 3 )Chino A, et al: Juzentaihoto, a Kampo medicine, enhances IL-12 production by modulating Toll-like receptor 4 signalling pathways in murine peritoneal exudates macrophages. Int Immunopharmacol 2005; 5 : 871-882 スタッフ 紹 介 中 央 病 院 臨 床 検 査 部 患 者 さんの 体 の 状 態 を 調 べるために 血 液 や 尿 などから 色 々な 成 分 を 医 療 機 器 や 測 定 法 を 駆 使 して 分 析 し また 心 電 計 や 超 音 波 測 定 器 などを 使 用 して 心 臓 の 動 きや 臓 器 に 異 常 がないか 検 査 しています できるだけ 迅 速 にしかも 正 確 に 検 査 結 果 を 報 告 するために29 名 の 正 規 職 員 17 名 の 嘱 託 員 と 2 名 の 研 修 生 のスタッフが 日 夜 奮 闘 努 力 しており ます さらに 精 度 を 上 げるために 認 定 技 師 の 資 格 取 得 や 精 度 保 証 にも 力 を 入 れています 所 臨 床 検 査 室 長 と 生 理 化 学 検 査 科 スタッフ 谷 田 部 部 長 と 遺 伝 子 病 理 検 査 科 スタッフ
第 46 回 日 本 膵 臓 学 会 大 会 を 終 えて 中 央 病 院 ~ 消 化 器 内 科 部 ~ 消 化 器 内 科 部 長 山 雄 健 次 平 成 27 年 6 月 19 日 20 日 に 名 古 屋 国 際 会 議 場 にて 第 46 回 日 本 膵 臓 学 会 大 会 を 開 催 させて 戴 きました 病 院 を 始 め 愛 知 県 医 師 会 中 日 新 聞 など 各 方 面 から 多 大 なるご 支 援 ご 協 力 を 戴 き 大 きな 成 果 をあげて 無 事 終 了 できまし たことをご 報 告 し 感 謝 を 申 し 上 げます この 学 会 大 会 は 伝 承 と 変 革 をテーマに 先 達 の 豊 富 な 経 験 と 知 識 は 講 演 を 通 じてご 提 供 戴 き 一 方 で 若 き 研 究 者 臨 床 医 からは 革 新 的 な 内 容 のご 発 表 を 戴 きました 今 までに 類 を 見 ない1,164 名 と 多 数 の 参 加 者 がありました また 学 会 前 の13 日 午 前 中 には 名 古 屋 城 を 周 回 するコースでパープルストライド イン 名 古 屋 を 午 後 からは 市 民 公 開 講 座 を 開 催 し それぞれ257 名 383 名 が 参 加 され 膵 がんに 対 する 知 識 を 深 めて 戴 きました また 学 会 翌 日 のチャリィティゴルフも 企 画 し110 名 余 が 参 加 され 集 まった 寄 付 金 は 膵 がんの 患 者 家 族 団 体 (パンキャ ンジャパン)に 寄 付 をさせて 戴 きました 今 回 の 学 会 開 催 を 機 に 当 科 では 今 後 も 膵 がんに 対 する 高 いレベルの 内 視 鏡 的 診 断 治 療 をご 提 供 すると 共 に 最 新 の 抗 がん 剤 治 療 を 実 施 し 最 大 の 難 治 癌 と 言 われる 膵 がんの 予 後 改 善 に 努 力 していきたいと 考 えています 診 療 医 の 紹 介 中 央 病 院 整 形 外 科 部 整 形 外 科 部 は 3 名 の 医 師 で 骨 軟 部 腫 瘍 (こつ なんぶしゅよう)の 診 断 と 治 療 を 行 っています 骨 軟 部 腫 瘍 とは 骨 や 軟 部 組 織 ( 主 に 筋 肉 や 脂 肪 組 織 や 神 経 )に 発 生 する 腫 瘍 のことです 骨 軟 部 腫 瘍 は 希 少 (まれ)な 病 気 であるため 専 門 に 診 療 する 医 師 や 施 設 が 少 なく 診 断 や 治 療 が 難 しいと 言 われています チームワークを 第 一 に 考 え 患 者 さんにわかりやすい 医 療 を 提 供 でき るように 努 めています 左 から: 長 谷 川 弘 晃 整 形 外 科 医 長 筑 紫 聡 整 形 外 科 部 長 吉 田 雅 博 リハビリテーション 部 長
シヴァナンダヨガを 開 催 しました 平 成 27 年 8 月 7 日 ( 金 )に 国 際 医 学 交 流 センター 大 会 議 室 で ボランティアによる 患 者 さんのためのヨガを 開 催 しま した 患 者 さんの 体 への 負 担 を 考 慮 しながら 講 師 の 先 生 の 動 きにあわせて 無 理 のないように 様 々な 動 きをしてもらいま した 参 加 された 方 からは 参 加 してよかった などの 感 想 をいただきました 今 後 も 患 者 さんに 満 足 していただける よう 患 者 さんのためのイベントを 開 催 していきたいと 思 い ます 対 応 時 間 電 話 F A X 9 後 7 土 曜 日 9 後 1 ホームページ 受 付 時 間 休 診 日 診 療 科 外 来 診 療 担 当 医 一 覧 休 診 情 報