前 橋 住 生 活 基 本 計 画 概 要 版 平 成 24 年 3 月 前 橋
序 -1 計 画 策 定 の 背 景 目 的 少 子 高 齢 化 が 進 み 価 値 観 やライフスタイルが 多 様 化 する 中 で 人 々が 安 全 に 安 心 して 暮 らし 真 の 豊 かさを 享 受 できる 社 会 を 築 いていくことが 求 められています そうした 中 で 住 宅 施 策 は 住 生 活 基 本 法 により 量 から 質 への 新 たな 施 策 転 換 を 図 り 住 宅 確 保 要 配 慮 者 に 対 する 賃 貸 住 宅 の 供 給 の 促 進 に 関 する 法 律 ( 住 宅 セーフティネット 法 )に ついても 住 宅 困 窮 者 に 対 する 配 慮 を 求 めています 本 においても 民 のニーズに 応 じた 良 質 な 住 宅 の 供 給 や 防 災 防 犯 福 祉 や 環 境 問 題 に 配 慮 した 住 宅 の 供 給 が 必 要 とされています 以 上 のことから 昨 今 の 社 会 経 済 情 勢 や における 住 宅 政 策 の 動 向 等 を 把 握 し 住 生 活 基 本 法 に 基 づく 群 馬 住 宅 マスタープランとの 整 合 を 図 りつつ 本 の 特 性 に 応 じた 総 合 的 かつ 計 画 的 な 住 宅 施 策 を 推 進 するために 前 橋 住 生 活 基 本 計 画 を 策 定 します 序 -2 計 画 の 位 置 づけ 前 橋 住 生 活 基 本 計 画 は 第 六 次 前 橋 総 合 計 画 を 上 位 計 画 とする 住 宅 部 門 の 基 本 計 画 です また 都 計 画 マスタープラン などの 関 連 計 画 群 馬 の 住 宅 計 画 等 とも 連 携 を 図 っていく ものです 序 -3 計 画 期 間 本 計 画 は 今 後 概 ね 10 年 間 で 推 進 を 図 るものとし 目 標 年 度 は 平 成 32 年 度 とします なお 適 正 な 進 行 管 理 を 行 うとともに 必 要 により 見 直 しを 図 るものとします
1-1 人 口 世 帯 (1) 人 口 世 帯 の 推 移 人 口 は 340,291 人 世 帯 数 は 133,322 世 帯 1 世 帯 あたりの 世 帯 人 員 は 2.6 人 (2)5 歳 階 級 別 人 口 団 塊 の 世 代 の 加 齢 により 高 齢 者 数 の 急 激 な 増 加 予 想 0~29 歳 45~54 歳 が 年 々 減 少 傾 向 (3)3 階 級 別 人 口 の 推 移 高 齢 化 率 は 23.4% 本 庁 管 内 地 区 で 高 い 高 齢 化 率 (4) 将 来 推 計 ( 人 口 世 帯 数 平 均 世 帯 人 員 ) 平 成 29 年 度 の 将 来 人 口 は 331,489 人 世 帯 数 は 135,656 世 帯 平 均 世 帯 人 員 は 2.44 人 と 推 計 (5) 人 口 動 態 人 口 動 態 は 社 会 減 自 然 減 で 推 移 合 計 特 殊 出 生 率 は 1.40 人 (6) 世 帯 の 家 族 類 型 親 と 子 からなる 世 帯 が 最 も 多 く 39.4% (7) 障 害 者 数 の 推 移 ( 身 体 障 害 者 ) 身 体 障 害 者 数 ( 手 帳 所 持 者 )は 11,581 人 (8) 外 人 数 外 人 数 は 4,477 人 (9) 収 入 と 支 出 勤 労 世 帯 における 月 平 均 の 実 収 入 は 422,921 円 実 支 出 は 342,277 円 平 均 消 費 性 向 1 は 83.8% 1-2 住 宅 ストック (1) 住 宅 ストック 住 宅 総 数 は 149,870 戸 空 き 家 数 は 19,890 戸 (13.3%)で 増 加 傾 向 持 ち 家 の 戸 建 て の 占 める 割 合 は 60.2% 持 ち 家 の 共 同 住 宅 ( 分 譲 マンション) は 2.6% (2) 住 宅 の 質 昭 和 56 年 の 新 耐 震 基 準 施 行 以 前 に 建 設 された 住 宅 の 占 める 割 合 は 28.9%(37,070 戸 ) 住 宅 総 数 のうち 腐 朽 破 損 あり は 13,370 戸 (11.0%) 最 低 居 住 面 積 水 準 未 満 の 世 帯 の 占 める 割 合 は 4.8%(6,180 世 帯 ) 省 エネルギー 対 策 をしている 住 宅 は 27,690 戸 (21.5%) (3) 高 齢 者 の 住 まい 高 齢 者 のための 設 備 のある 住 宅 は 持 ち 家 で 64.1%(50,690 戸 ) 借 家 で 31.1%(13,390 戸 )
(4) 家 賃 借 家 に 居 住 する 世 帯 の 家 賃 は 40,000~60,000 円 が 40.0% (5) 地 価 平 均 価 格 は 住 宅 地 において 52,700 円 /m2で 内 1 位 商 業 地 において 84,300 円 /m2で 内 2 位 1-3 住 環 境 (1) 土 地 利 用 の 制 限 合 併 したことにより 同 じ 行 政 区 域 内 であっても 異 なる 土 地 利 用 制 限 (2) 地 目 別 土 地 利 用 宅 地 が 24.2%(58.48k m2)と 最 多 (3) 土 地 区 画 整 理 事 業 の 状 況 土 地 区 画 整 理 事 業 の 事 業 化 面 積 は 2,743.6ha (4) 交 通 ( 利 便 性 ) 主 要 道 路 網 高 速 自 動 車 道 として 西 部 を 南 北 に 通 る 関 越 自 動 車 道 南 部 を 東 西 に 通 る 北 関 東 自 動 車 道 道 として 中 心 部 に 道 17 号 及 び 道 50 号 北 部 を 東 西 に 道 353 号 鉄 道 両 毛 線 上 越 線 の JR2 路 線 と 上 毛 電 鉄 1-4 住 宅 供 給 (1) 住 宅 フロー 新 設 住 宅 の 建 て 方 別 では 一 戸 建 住 宅 が 共 同 建 住 宅 に 比 べ 多 数 (2) 住 宅 団 地 27 の 住 宅 団 地 が 造 成 ( 約 375.8ha( 旧 前 橋 域 (147.34k m2)の 約 2.6%)) 1-5 公 的 住 宅 等 (1) 営 住 宅 営 住 宅 は 88 団 地 管 理 戸 数 は 5,460 戸 (2) 営 住 宅 公 社 賃 貸 住 宅 営 住 宅 は 18 団 地 管 理 戸 数 は 2,300 戸 公 社 賃 貸 住 宅 は 3 団 地 (9 棟 ) 管 理 戸 数 は 222 戸 (3)その 他 の 公 的 賃 貸 住 宅 特 定 優 良 賃 貸 住 宅 は 5 物 件 管 理 戸 数 は 74 戸 高 齢 者 向 け 優 良 賃 貸 住 宅 は 1 物 件 29 戸 1-6 その 他 住 まいに 関 する 事 項 (1) 中 心 街 地 の 状 況 人 口 は 減 少 傾 向 (10 年 間 で 8.56% 減 ) 多 くのマンションが 供 給 年 間 商 品 販 売 額 が 顕 著 な 落 ち 込 み(5 年 間 で 53.5% 減 ) (2) 住 まいづくりに 関 する 活 動 (NPO ボランティア 活 動 等 ) 住 まいづくりに 関 する 活 動 を 行 っている 団 体 あり (3) 特 色 あるまちづくり( 地 域 づくり 協 議 会 ) 内 各 地 区 で 特 色 ある 地 域 づくりが 進 行
1-7 アンケート 調 査 (1) 調 査 の 概 要 民 の 住 宅 住 環 境 に 関 する 実 態 及 び 意 向 を 把 握 するため 平 成 22 年 9 月 に 調 査 を 実 施 しました 無 作 為 に 抽 出 した 3,000 世 帯 の 世 帯 主 の 方 に アンケート 調 査 表 を 送 付 し 回 収 しました (2) 調 査 の 結 果 1 住 宅 の 満 足 度 満 足 度 高 住 宅 内 部 の 広 さ 部 屋 数 日 当 たりや 風 通 し プライバシー 満 足 度 低 バリアフリーなど 高 齢 者 障 害 者 対 策 ドアや 窓 の 防 犯 対 策 重 要 度 高 ドアや 窓 の 防 犯 対 策 日 当 たりや 風 通 し 台 所 や 風 呂 などの 水 廻 り 設 備 2 周 辺 環 境 の 満 足 度 満 足 度 高 近 隣 の 樹 木 や 生 垣 街 路 樹 等 の 緑 子 育 てしやすい 環 境 満 足 度 低 公 園 広 場 子 どもの 遊 び 場 などの 公 共 空 間 重 要 度 高 医 療 機 関 への 便 利 さ 騒 音 振 動 3 今 後 の 住 まい 方 について 全 体 の 定 住 意 向 は 70.4% 年 齢 別 の 定 住 意 向 は 年 齢 が 高 くなるにつれ 定 住 意 向 が 高 くなる 傾 向 世 帯 構 成 別 の 定 住 意 向 は 単 身 (ひとり 暮 らし) ( 世 帯 主 60 歳 未 満 )は 36.4%と 最 も 低 く 夫 婦 のみ ( 世 帯 主 60 歳 以 上 )78.2% 住 み 続 けたい 理 由 緑 や 空 気 など 自 然 環 境 が 良 いこと 51.1% 日 常 の 買 い 物 に 便 利 なこと 39.0% 4 前 橋 の 中 心 街 地 に 住 む 魅 力 利 点 店 舗 飲 食 店 金 融 機 関 などの 利 便 施 設 が 近 くにある 53.9% 福 祉 医 療 施 設 が 近 くに 多 い 37.4% 公 共 交 通 機 関 が 充 実 している 33.7% 5 の 住 宅 に 対 する 取 り 組 みとして 重 要 と 考 えること 高 齢 者 や 障 害 者 等 が 安 心 して 暮 らせる 住 宅 に 関 する 支 援 56.2% 住 宅 の 建 設 や 建 替 え 改 修 のための 支 援 33.6% 住 宅 に 関 する 融 資 や 助 成 制 度 など 情 報 提 供 の 充 実 26.7% 6 の 住 宅 の 周 辺 環 境 に 対 する 取 り 組 みとして 重 要 と 考 えること バスなどの 公 共 交 通 機 関 の 充 実 39.0% 街 灯 や 防 犯 等 の 整 備 37.2% 子 供 を 安 心 して 育 てられる 環 境 づくり 34.0%
2-1 人 口 世 帯 に 関 わる 課 題 (1)ファミリー 世 帯 の 定 住 の 促 進 中 堅 ファミリー 層 がライフステージ( 新 婚 期 教 育 期 老 夫 婦 期 などの 段 階 ) ライフスタイルの 変 化 にあわせて 内 に 適 切 な 住 まいを 確 保 できるよう 住 まいに 関 わる 適 切 な 情 報 提 供 や 必 要 な 助 成 をあわ せて 行 うなど 定 住 のための 支 援 を 行 うことが 求 められています (2) 急 激 な 高 齢 化 に 対 応 した 居 住 環 境 の 整 備 バリアフリーな 環 境 が 備 わった 住 まいへの 住 み 替 えなどが 身 体 機 能 の 低 下 にあわせて 速 やかに 実 施 さ れ 安 全 安 心 な 生 活 環 境 で 生 活 できるように 誘 導 していくことが 必 要 です また 住 まいの 物 理 的 な 対 応 だけでなく 家 事 等 の 日 常 生 活 のサポートなどを 行 う 福 祉 サービスと 連 携 できる 環 境 を 整 備 することが 求 められています (3) 住 宅 確 保 要 配 慮 者 のためのセーフティネットの 形 成 低 額 所 得 者 被 災 者 高 齢 者 障 害 者 子 育 て 家 庭 などが 適 切 な 性 能 の 住 まいで 生 活 できるように 営 住 宅 を 確 保 するだけでなく 民 間 賃 貸 住 宅 の 事 業 者 等 と 連 携 を 図 り 支 援 していく 必 要 があります 2-2 住 宅 ストックに 関 わる 課 題 (1) 老 朽 化 した 住 宅 の 安 全 性 の 確 保 老 朽 木 造 住 宅 及 び 新 耐 震 設 計 基 準 に 適 合 しない 非 木 造 の 住 宅 について 建 替 えや 耐 震 改 修 など により 災 害 に 対 して 安 全 で 安 心 な 生 活 のための 住 宅 性 能 の 向 上 が 求 められています (2) 住 宅 性 能 の 向 上 低 炭 素 化 社 会 への 対 応 に 向 け 新 たに 住 まいを 建 設 する 際 には 長 期 的 な 住 まいのニーズに 対 応 した 品 質 の 住 宅 供 給 を 誘 導 するような 支 援 が 必 要 です また 既 存 住 宅 においては 計 画 的 な 修 繕 によりできるだけ 長 く 活 用 できるように 誘 導 していくことが 求 められます (3) 空 き 家 の 有 効 活 用 空 き 家 の 現 状 を 的 確 に 把 握 し 良 質 な 住 宅 については 適 切 な 住 宅 の 確 保 に 困 っている 世 帯 が 容 易 に 取 得 できるよう 有 効 に 活 用 していくことが 求 められます (4) 急 増 する 分 譲 マンションの 維 持 管 理 現 段 階 で 問 題 が 顕 在 化 してはいませんが 多 様 な 所 有 者 が 存 在 する 中 で 合 意 形 成 を 図 りなが ら 適 切 な 維 持 管 理 を 進 めることが 求 められています
2-3 地 域 住 環 境 に 関 わる 課 題 (1) 中 心 街 地 のにぎわいに 寄 与 する 定 住 人 口 の 確 保 中 心 街 地 の 再 生 に 向 け 居 住 性 向 上 の 支 援 策 の 検 討 など 中 心 街 地 の 定 住 人 口 確 保 のための 取 り 組 みが 進 められており 多 く 存 在 する 空 き 家 の 有 効 活 用 とあわせ まちづくりと 連 動 した 定 住 を 支 援 する 必 要 があります (2) 住 宅 団 地 開 発 地 における 建 設 の 誘 導 定 期 借 地 権 の 活 用 や 産 材 等 地 場 産 材 の 活 用 促 進 のための 優 遇 措 置 による 住 宅 取 得 価 格 の 低 減 など 地 域 の 住 宅 地 としての 魅 力 の 向 上 のための 施 策 展 開 により 建 設 を 誘 導 することが 必 要 です (3) 豊 かな 自 然 と 地 域 特 性 が 活 きる 住 環 境 の 形 成 地 域 の 個 性 を 守 り 育 むことで 多 くの 人 々が 住 み 続 けたくなるような 愛 着 のある 住 まい 環 境 を 形 成 して いくことが 望 まれます 2-4 公 的 住 宅 に 関 わる 課 題 (1) 老 朽 住 宅 の 建 替 え 維 持 管 理 の 推 進 老 朽 化 が 著 しい 営 住 宅 の 建 替 え 及 び 用 途 廃 止 を 推 進 するとともに その 他 の 既 存 営 住 宅 について 適 切 な 維 持 管 理 を 行 いながら 安 全 に 長 期 間 活 用 できるようにしていくことが 求 められています (2) 他 の 公 的 住 宅 との 連 携 強 化 収 入 超 過 者 等 の 住 み 替 え 誘 導 や 建 替 え 等 の 事 業 の 円 滑 化 等 営 営 特 定 優 良 賃 貸 住 宅 等 を 有 効 に 活 用 できるよう 各 種 の 公 的 住 宅 の 連 携 強 化 が 必 要 です (3) 地 域 の 居 住 環 境 への 寄 与 営 住 宅 は 福 祉 的 なサポート 地 域 コミュニティの 場 など 地 域 に 開 かれた 場 を 提 供 するとともに 周 辺 の 街 並 み 景 観 へ 与 える 影 響 を 考 慮 し 景 観 及 び 緑 化 への 十 分 な 寄 与 が 求 められます 2-5 良 質 な 住 宅 の 供 給 に 関 わる 課 題 (1) 適 切 な 住 宅 情 報 の 提 供 住 まいに 関 わる 課 題 や その 課 題 解 決 のための 施 策 を 各 世 帯 が 自 ら 選 択 できるような 住 宅 情 報 の 提 供 を 行 い 併 せて 住 まいに 関 わる 総 合 的 な 相 談 を 受 けるような 仕 組 みが 必 要 です さらに 民 が 主 体 的 に 現 状 の 課 題 を 認 識 し 的 確 な 住 宅 施 策 を 選 択 できるよう 住 生 活 の 課 題 や 対 処 の 方 策 などについての 理 解 を 深 めるための 知 識 の 向 上 に 向 けた 支 援 が 重 要 です (2) 民 住 宅 関 連 団 体 等 との 連 携 行 政 と 関 係 事 業 者 の 協 力 のもとに 良 質 な 住 宅 を 供 給 していくための 情 報 を 共 有 化 する 仕 組 みづくりが 必 要 です また 民 のまちづくり 活 動 など 自 らの 手 による 愛 着 の 持 てる 地 域 づくりを 推 進 していくことが 必 要 です
3-1 基 本 理 念 基 本 理 念 本 は 赤 城 山 に 代 表 される 豊 かな 自 然 が 内 各 所 に 点 在 しています この 恵 まれた 地 域 資 源 の 中 で 民 がいきいきと 活 動 することが 都 の 成 長 を 促 し 都 の 新 たな 個 性 へとつながっていき ます 都 の 成 長 は 民 の 心 の 豊 かさを 育 み 心 の 豊 かさが 膨 らむことによって 日 常 の 暮 らし にうるおいが 生 まれ 快 適 な 暮 らしの 実 現 へと 結 びつくことになります このようなことから 基 本 理 念 とテーマを 以 下 のように 設 定 します < 基 本 理 念 > 恵 み 豊 かな 自 然 と 調 和 した 個 性 の 中 で 豊 かな 心 を 育 み すべての 民 が 元 気 で 快 適 に 暮 らすことができる 住 生 活 を 実 現 する <テーマ> ~ 環 境 と 人 へのやさしさに 包 まれた 豊 かな 心 を 育 む 住 まい まちづくり~
3-2 3 基 本 目 標 基 本 方 針 基 本 理 念 及 びテーマを 踏 まえ 以 下 の3つの 基 本 目 標 と8つの 基 本 方 針 を 設 定 します 基 本 目 標 1 安 全 快 適 で 良 質 な 住 まい まちづくり 住 まいの 耐 震 性 耐 久 性 健 康 の 安 全 性 などを 確 保 し 安 全 快 適 で 良 質 な 住 まい まちづくりの 実 現 をめざします 住 まいは 災 害 や 気 候 の 変 化 などの 生 命 の 脅 威 から 人 々の 生 命 を 守 る 重 要 な 生 活 基 盤 であり すべて の 民 が 最 低 限 の 文 化 的 な 社 会 生 活 を 送 るために 不 可 欠 なものです 都 の 活 力 の 源 である 民 生 活 の 活 力 は 安 定 した 日 常 生 活 が 確 保 されて 始 めて 実 現 されるもので す 住 まいは 不 慮 の 災 害 にも 耐 え 長 い 風 雪 にも 耐 え 常 に 民 が 不 安 を 感 じない 日 常 生 活 を 送 れる ことが 必 要 です 1 災 害 に 強 い 住 宅 住 環 境 の 実 現 2 住 み 続 けられる 良 質 な 住 まいの 供 給 促 進 3 分 譲 マンションの 管 理 の 適 正 化 基 本 目 標 2 すべての 民 にやさしい 住 まい まちづくり 低 額 所 得 者 高 齢 者 障 害 者 子 育 て 家 庭 など さまざまな 状 況 を 抱 えて 適 切 な 住 宅 を 確 保 できない 世 帯 のための 住 まいを 確 保 し すべての 民 が 安 心 して 生 活 できる 民 にやさしい 住 まい まちづくり の 実 現 をめざします 住 宅 が 不 足 する 時 代 から 余 る 時 代 に 入 ったことで 住 まいは 場 の 中 で 個 人 のニーズに 合 わせて 自 由 に 選 択 できるようになりました しかし 長 期 的 に 続 く 経 済 情 勢 の 低 迷 状 況 による 失 業 率 の 上 昇 など 格 差 社 会 の 拡 大 が 見 られ 最 低 限 の 文 化 的 な 生 活 を 送 るのに 必 要 な 住 まいを 確 保 できない 世 帯 も 存 在 し ています また 少 子 高 齢 化 は 一 層 進 行 し 高 齢 単 身 夫 婦 世 帯 が 増 加 する 中 で 自 立 した 生 活 が 不 安 な 高 齢 者 が 増 加 しつつあり 障 害 者 とともに 日 常 生 活 の 支 援 が 求 められるようになっています 4 すべての 民 が 安 心 快 適 に 暮 らせる 住 まいの 確 保 5 高 齢 者 等 の 安 全 安 心 な 暮 らしの 支 援 基 本 目 標 3 豊 かな 自 然 環 境 と 地 域 特 性 を 活 かした 住 まい まちづくり 民 の 主 体 的 な 取 り 組 みによる 豊 かな 自 然 環 境 と 地 域 特 性 を 活 かした 住 まい まちづくりの 実 現 をめ ざします 本 には 赤 城 山 に 代 表 される 豊 かな 自 然 が 備 わるとともに 様 々な 歴 史 的 資 源 が 点 在 し 魅 力 的 な 地 域 特 性 を 有 しています 人 々の 生 活 は 安 全 安 心 な 住 まいの 確 保 が 最 低 限 満 たされている 必 要 があり 愛 着 の 持 てる 地 域 の 住 環 境 が 一 層 の 豊 かさを 与 えるものと 考 えます 地 域 への 愛 着 は 与 えられるもので はなく 自 らの 主 体 的 な 取 り 組 みによって 育 まれるものです 6 自 然 環 境 との 調 和 に 配 慮 した 住 環 境 の 形 成 7 地 域 特 性 を 活 かした 愛 着 の 持 てる 住 環 境 の 形 成 8 民 の 協 働 による 持 続 可 能 な 住 環 境 の 形 成
3-4 成 果 指 標 基 本 目 標 1 安 全 快 適 で 良 質 な 住 まい まちづくり 指 標 名 称 データ 根 拠 現 状 値 目 標 値 住 宅 の 耐 震 化 率 住 宅 改 修 の 実 施 率 応 急 危 険 度 判 定 士 数 認 定 長 期 優 良 住 宅 の 割 合 新 耐 震 基 準 以 降 に 建 てられた 住 宅 ストックの 比 率 ( 前 橋 耐 震 改 修 促 進 計 画 より) 前 橋 耐 震 改 修 促 進 計 画 では 目 標 値 を 85% ( 平 成 27 年 度 )としているが の 住 宅 マスタ ープランに 従 い 90% を 設 定 ( 住 宅 土 地 統 計 調 査 ) リフォーム 実 施 戸 数 の 住 宅 ストック 戸 数 に 対 する 割 合 の 住 生 活 基 本 計 画 の 目 標 値 に 従 い 6% を 設 定 大 規 模 な 災 害 が 発 生 した 場 合 に 被 災 地 に 赴 き 建 物 の 安 全 性 を 判 定 する 活 動 を 行 う 資 格 者 数 の 住 宅 マスタープランの 目 標 値 に 見 合 う 本 の 目 標 値 を 設 定 新 築 時 における 認 定 長 期 優 良 住 宅 の 割 合 の 目 標 値 20% をすでに 上 回 っているため 本 としては 30% を 設 定 70.7% 74.8% ( 平 成 22 年 度 ) 79% 3.4% ( 平 成 16~20 年 度 ) 3.7% ( 平 成 16~20 年 度 ) 3.5% ( 平 成 16~20 年 度 ) 316 名 ( 平 成 22 年 度 ) 1,383 名 ( 平 成 22 年 度 ) 90% 90% 95% 6% 6% 6% 450 名 2,000 名 - - 26.7% ( 平 成 22 年 度 ) 30% - - 8.8% ( 平 成 21 年 度 ) 20% 基 本 目 標 2 すべての 民 にやさしい 住 まい まちづくり 指 標 名 称 データ 根 拠 現 状 値 目 標 値 共 同 住 宅 のうち 道 路 から 各 戸 の 玄 関 まで 車 椅 子 ベビーカーで 通 行 可 能 な 住 宅 スト ックの 比 率 最 低 居 住 面 積 水 準 未 満 率 高 齢 者 (65 歳 以 上 の 者 )の 居 住 する 住 宅 の ハ リアフリー 化 率 ( 一 定 の ハ リアフリー 化 率 2 ) ( 住 宅 土 地 統 計 調 査 ) の 住 宅 マスタープランの 目 標 値 に 従 い 18% を 設 定 ( 住 宅 土 地 統 計 調 査 ) の 住 宅 マスタープランでは 目 標 値 を 早 期 に 解 消 としているため 本 計 画 でも 早 期 に 解 消 を 設 定 ( 住 宅 土 地 統 計 調 査 ) の 住 生 活 基 本 計 画 の 目 標 値 に 従 い 75% を 設 定 4.5% 4.8% 16% 4.8% 2.7% 4.3% 36.6% 35.8% 37% 18% 18% 28% 早 期 に 解 消 早 期 に 解 消 早 期 に 解 消 75% 75% 75%
指 標 名 称 データ 根 拠 現 状 値 目 標 値 高 齢 者 (65 歳 以 上 の 者 )の 居 住 する 住 宅 の ハ リアフリー 化 率 ( 高 度 の ハ リアフリー 化 率 3 ) 暮 らしやすいと 思 う 民 の 割 合 ( 住 宅 土 地 統 計 調 査 ) の 住 生 活 基 本 計 画 の 目 標 値 に 従 い 25% を 設 定 ( 前 橋 民 意 識 調 査 : 概 ね 2 年 に 1 回 実 施 ) 住 みやすい まあまあ 住 みやすい と 応 えた 人 の 割 合 を 上 昇 を 設 定 7.7% 25% - - 9.5% 84.2% ( 平 成 19 年 度 ) 25% 上 昇 基 本 目 標 3 豊 かな 自 然 環 境 と 地 域 特 性 を 活 かした 住 まい まちづくり 指 標 名 称 データ 根 拠 現 状 値 目 標 値 一 定 のエネルギ ー 対 策 中 心 街 地 4 の 世 帯 数 ( 住 宅 土 地 統 計 調 査 ) 全 部 又 は 一 部 の 窓 に 二 重 サッシ 又 は 複 層 ガラスを 使 用 の 住 宅 マスタープランに 従 い 46% を 設 定 ( 第 六 次 前 橋 総 合 計 画 における 世 帯 推 計 ) の 住 宅 マスタープランの 目 標 値 に 見 合 う 本 の 目 標 値 を 設 定 21.5% 23.8% 46% 46% - - 7,692 世 帯 ( 平 成 22 年 度 ) 27,899 世 帯 ( 平 成 22 年 度 ) 8,400 世 帯 30,700 世 帯 - -
前 橋 住 生 活 基 本 計 画 概 要 版 平 成 24 年 3 月 策 定 編 集 発 行 : 前 橋 建 設 部 建 築 住 宅 課 371-8601 前 橋 大 手 町 二 丁 目 12 番 1 号 電 話 027-224-1111( 代 表 )