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那 覇 市 住 活 基 本 計 画 平 成 25 年 度 改 訂 版 平 成 26 年 度 平 成 35 年 度 平 成 26 年 3 那 覇 市

計 画 策 定 の 目 的 等 序 章 4

目 次 序 章 計 画 策 定 の 目 的 等 1 その1 計 画 策 定 の 背 景 と 目 的 1 その2 計 画 の 位 置 づけ 3 その3 計 画 期 間 3 1 章 現 況 と 課 題 5 その1 住 宅 特 性 等 5 その2 民 間 賃 貸 住 宅 14 その3 市 営 住 宅 20 その4 関 連 計 画 28 その5 現 行 の 那 覇 市 住 生 活 基 本 計 画 44 その6 市 民 の 意 向 49 2 章 将 来 像 と 住 宅 政 策 59 その1 将 来 人 口 等 の 想 定 59 その2 住 宅 政 策 の 方 向 61 3 章 基 本 方 針 等 65 その1 基 本 理 念 65 その2 基 本 方 針 66 その3 基 本 目 標 66 その4 計 画 の 体 系 68 4 章 具 体 施 策 71 その1 具 体 施 策 の 概 要 71 その2 具 体 施 策 72 その3 指 標 88

5 章 市 営 住 宅 の 施 策 91 その1 管 理 戸 数 について 91 その2 入 居 の 適 正 化 94 その3 市 営 住 宅 の 管 理 について 95 その4 市 営 住 宅 ストック 総 合 活 用 計 画 96 6 章 計 画 実 施 に 向 けて 97 資 料 編

序 章 計 画 策 定 の 目 的 等 その 1. 計 画 策 定 の 背 景 と 目 的 P1 その 2. 計 画 の 位 置 づけ P3 その 3. 計 画 期 間 P3

計 画 策 定 の 目 的 等 序 章 4

序 章 計 画 策 定 の 目 的 等 計 画 策 定 の 目 的 等 序 章 その1 計 画 策 定 の 背 景 と 目 的 (1) 計 画 策 定 の 背 景 1 社 会 経 済 情 勢 の 変 化 2 次 世 界 大 戦 後 絶 対 的 な 住 宅 不 足 の 解 消 を 一 の 目 標 として 進 められてき たわが 国 の 住 宅 政 策 は 昭 和 48 年 には 全 都 道 府 県 で 住 宅 数 が 世 帯 数 を 上 回 る 状 況 となり その 後 は 住 宅 の 質 向 上 住 環 境 の 確 保 等 にその 力 点 を 置 き 替 えてきまし た 近 年 は 急 激 な 少 子 高 齢 化 の 進 展 や 住 民 の 住 宅 ニーズの 多 様 化 財 政 再 建 への 対 応 等 による 財 政 制 約 の 高 まりの 中 現 在 将 来 にわたり 住 生 活 の 安 定 の 確 保 及 び 向 上 の 促 進 に 資 する 住 宅 政 策 が 求 められています 2 住 生 活 基 本 法 の 制 定 平 成 17 年 9 月 国 の 社 会 資 本 整 備 審 議 会 は 新 たな 住 宅 政 策 に 対 応 した 制 度 的 枠 組 みについて の 答 申 を 行 い 住 宅 政 策 の 目 標 を 量 から 質 へ の 転 換 を 図 っていくこととしました 具 体 的 には 従 来 のトップダウン 型 の 計 画 体 系 を 見 直 し 国 と 地 方 公 共 団 体 が 相 互 に 連 携 して 住 宅 政 策 を 総 合 的 に 推 進 する 新 たな 計 画 体 系 を 構 築 する 必 要 があるとしました そうした 中 で 平 成 18 年 6 月 には 昭 和 41 年 以 来 住 宅 政 策 の 柱 となっていた 住 宅 建 設 計 画 法 を 廃 止 し 住 生 活 基 本 法 を 制 定 しました 同 法 に 基 づき 同 年 9 月 に 住 生 活 基 本 計 画 ( 全 国 計 画 ) が 閣 議 決 定 され 沖 縄 県 でも 平 成 19 年 3 月 に 沖 縄 県 住 生 活 基 本 計 画 を 策 定 しました その 後 住 生 活 基 本 計 画 ( 全 国 計 画 ) は ソフト 面 の 充 実 による 住 生 活 の 向 上 住 宅 ストックの 管 理 再 生 対 策 の 推 進 既 存 住 宅 流 通 リフォーム 市 場 の 整 備 推 進 等 の 視 点 を 加 え 平 成 23 年 3 月 に 改 定 され 沖 縄 県 でも 平 成 24 年 7 月 に 新 たな 沖 縄 県 住 生 活 基 本 計 画 を 策 定 し その 基 本 方 針 ( 誰 もが 安 心 して 心 地 よく 暮 らせる 美 ら 島 沖 縄 )に 基 づき 住 宅 政 策 を 進 めているところで す 国 土 交 通 大 臣 の 諮 問 に 応 じて 不 動 産 業 宅 地 住 宅 建 築 建 築 士 及 び 官 公 庁 施 設 に 関 する 重 要 事 項 を 調 査 審 議 する 機 関 1

計 画 策 定 の 目 的 等 序 章 3 那 覇 市 住 生 活 基 本 計 画 の 中 間 見 直 しへの 対 応 現 行 の 那 覇 市 の 住 宅 政 策 に 関 する 計 画 である 那 覇 市 住 生 活 基 本 計 画 が 平 成 25 年 度 に 計 画 期 間 の 中 間 年 度 を 迎 えることから この5 年 間 の 住 宅 施 策 の 取 り 組 み 状 況 那 覇 市 を 取 り 巻 く 社 会 経 済 状 況 や 市 民 の 住 宅 ニーズの 変 化 等 を 踏 まえ 計 画 の 見 直 しを 行 う 必 要 があります 4 市 営 住 宅 施 策 への 対 応 那 覇 市 の 住 宅 政 策 の 中 でも 重 要 な 位 置 づけとなる 市 営 住 宅 については 老 朽 化 による 建 替 事 業 を 鋭 意 進 めており 今 後 も 財 源 を 確 保 した 円 滑 な 事 業 の 推 進 が 必 要 となっています また 住 宅 に 困 窮 する 世 帯 に 対 し 住 宅 セーフティネットと しての 役 割 を 担 うために 公 正 かつ 的 確 な 市 営 住 宅 の 管 理 が 求 められています したがって 改 めて 市 営 住 宅 施 策 の 検 証 を 行 い 市 営 住 宅 の 円 滑 な 建 替 えや より 適 切 な 管 理 等 に 向 けた 取 組 方 策 を 検 討 していく 必 要 があります (2) 計 画 策 定 の 目 的 本 計 画 は 住 生 活 基 本 法 ( 平 成 18 年 6 月 8 日 法 律 61 号 )に 定 める 基 本 理 念 にのっとり 市 民 の 住 生 活 の 安 定 の 確 保 及 び 向 上 の 促 進 に 関 する 施 策 の 基 本 的 な 方 針 目 標 具 体 施 策 等 を 定 め もって 市 民 の 豊 かな 住 生 活 の 実 現 及 び 県 都 とし ての 魅 力 ある 地 域 社 会 の 形 成 等 に 資 することを 目 的 とします 2

その2 計 画 の 位 置 づけ 計 画 策 定 の 目 的 等 序 章 本 計 画 は 住 生 活 基 本 法 7 条 に 定 める 地 方 公 共 団 体 の 責 務 として 住 生 活 基 本 計 画 の 全 国 計 画 及 び 沖 縄 県 住 生 活 基 本 計 画 に 即 し 4 次 那 覇 市 総 合 計 画 を 上 位 計 画 とし 那 覇 市 都 市 計 画 マスタープランをはじめとする 関 連 する 那 覇 市 の 各 種 計 画 との 整 合 を 保 ち かつ 那 覇 市 の 住 宅 特 性 等 を 考 慮 し 策 定 するものです 那 覇 市 関 連 計 画 那 覇 市 都 市 計 画 マスタープラン ( 平 成 11 年 度 ~31 年 度 ) 那 覇 市 景 観 計 画 ( 平 成 23 年 度 策 定 ) 2 次 那 覇 市 地 域 福 祉 計 画 ( 平 成 21 年 度 ~25 年 度 ) 5 次 なは 高 齢 者 プラン ( 平 成 24 年 度 ~26 年 度 ) 次 世 代 育 成 支 援 行 動 計 画 ( 平 成 22 年 度 ~26 年 度 ) なは 障 がい 者 プラン ( 平 成 18 年 度 ~23 年 度 ) 中 心 市 街 地 活 性 化 基 本 計 画 ( 平 成 26 年 度 策 定 予 定 ) ほか 4 次 那 覇 市 総 合 計 画 ( 平 成 20 年 度 ~29 年 度 ) 那 覇 市 住 生 活 基 本 計 画 ( 平 成 26 年 度 ~35 年 度 ) 3 次 那 覇 市 市 営 住 宅 ストック 総 合 活 用 計 画 ( 平 成 26 年 度 策 定 予 定 ) 住 生 活 基 本 計 画 ( 全 国 計 画 ) ( 平 成 23 年 度 ~32 年 度 ) 沖 縄 県 住 生 活 基 本 計 画 ( 平 成 23 年 度 ~32 年 度 ) 沖 縄 県 高 齢 者 居 住 安 定 確 保 計 画 ( 平 成 24 年 度 ~29 年 度 ) 地 域 住 宅 計 画 地 域 住 宅 交 付 金 等 を 活 用 した 公 営 住 宅 等 の 整 備 その3 計 画 期 間 本 計 画 の 計 画 期 間 は 平 成 26 年 度 を 初 年 度 とし 平 成 35 年 度 を 目 標 年 度 とする 10 年 計 画 とします なお 社 会 経 済 情 勢 の 変 化 等 を 踏 まえ 必 要 に 応 じて 概 ね5 年 後 に 見 直 し 所 要 の 変 更 を 行 うこととします 3

計 画 策 定 の 目 的 等 序 章 4

1 章 現 況 と 課 題 その 1. 住 宅 特 性 等 P5 その 2. 民 間 賃 貸 住 宅 P14 その 3. 市 営 住 宅 P20 その 4. 関 連 計 画 P28 その 5. 現 行 の 那 覇 市 住 生 活 基 本 計 画 P44 その 6. 市 民 の 意 向 P49

計 画 策 定 の 目 的 等 序 章 4

1 章 現 況 と 課 題 その1 住 宅 特 性 等 (1) 人 口 世 帯 等 1 人 口 平 成 7 年 から 平 成 22 年 までの 人 口 及 び 世 帯 数 を 比 較 すると 人 口 は 約 14,000 人 (4.7%) 世 帯 数 は 約 25,000 世 帯 (24.2%) 増 加 しています 特 に 単 身 世 帯 は 約 18,000 世 帯 (66.5%)と 大 幅 に 増 加 しています また いずれの 値 も 平 成 12 年 から 17 年 にか けて 特 に 増 加 しています 1 世 帯 当 たりの 人 員 数 は 減 少 しており 1 世 帯 あたり 約 0.4 人 (15.4%) 減 少 していま す 現 況 と 課 題 1 章 人 口 世 帯 の 様 子 350,000 300,000 250,000 200,000 150,000 100,000 50,000 0 ( 人 世 帯 ) (1 世 帯 あたり 人 員 数 ) 2.85 2.67 312,393 315,954 301,890 301,032 2.51 2.41 122,185 129,221 104,052 109,440 65,195 66,740 70,741 72,086 39,980 45,895 27,564 32,060 平 成 7 年 平 成 12 年 平 成 17 年 平 成 22 年 世 帯 数 核 家 族 世 帯 単 身 世 帯 人 口 1 世 帯 あたり 人 員 出 典 国 勢 調 査 3.00 2.50 2.00 1.50 1.00 0.50 0.00 5

現 況 と 課 題 1 章 2 年 齢 構 成 平 成 7 年 から 平 成 22 年 の 変 化 をみると 年 齢 階 層 別 人 口 (3 区 分 )では 年 少 人 口 (14 才 以 下 )が 約 9,000 人 (14.9%) 減 少 し 生 産 年 齢 人 口 (15~64 才 )は 約 2,400 人 (1.2%) 減 少 し 高 齢 人 口 (65 才 以 上 )は 約 22,000 人 (64.8%) 増 加 しています また 高 齢 者 世 帯 は 約 9,500 世 帯 (96.5%) 増 加 しています 年 齢 階 層 別 人 口 (3 区 分 ) 350,000 300,000 250,000 ( 人 ) 総 数 301,890 0.2% (487 人 ) 11.2% (33,762 人 ) 総 数 301,032 1.2% (3,558 人 ) 14.0% (42,050 人 ) 総 数 312,393 0.03% (100 人 ) 16.4% (51,356 人 ) 総 数 315,954 1.3% (4,031 人 ) 17.6% (55,644 人 ) 200,000 150,000 68.7% (207,406 人 ) 66.8% (200,988 人 ) 66.6% (207,976 人 ) 64.9% (205,012 人 ) 100,000 50,000 0 20.0% (60,235 人 ) 18.1% (54,436 人 ) 17.1% (52,961 人 ) 16.2% (51,267 人 ) 平 成 7 年 平 成 12 年 平 成 17 年 平 成 22 年 年 少 人 口 生 産 年 齢 人 口 高 齢 人 口 不 詳 高 齢 者 世 帯 数 出 典 国 勢 調 査 20,000 ( 世 帯 ) 19,380 15,000 10,000 5,000 9,863 4,214 5,649 13,330 17,028 9,829 7,665 7,199 5,665 8,013 11,367 0 平 成 7 年 平 成 12 年 平 成 17 年 平 成 22 年 高 齢 夫 婦 世 帯 高 齢 単 身 世 帯 高 齢 者 世 帯 計 高 齢 者 世 帯 = 高 齢 者 夫 婦 世 帯 と 高 齢 者 単 身 世 帯 の 計 とした 高 齢 夫 婦 世 帯 = 夫 65 才 以 上 妻 60 才 以 上 の 夫 婦 一 組 の 一 般 世 帯 高 齢 単 身 世 帯 =65 才 以 上 の 者 一 人 のみの 一 般 世 帯 出 典 国 勢 調 査 6

3 障 がい 者 障 がい 者 数 ( 手 帳 の 交 付 状 況 )は 平 成 25 年 3 月 現 在 19,828 人 となっています 内 訳 をみると 身 体 障 がい 者 が 約 7 割 (67.7%)を 占 め 最 も 多 く 続 いて 精 神 障 がい 者 が 約 2 割 (19.5%) 知 的 障 がい 者 が 約 1 割 (12.8%)となっています 障 がい 者 数 は 平 成 15 年 より 増 加 傾 向 にあり 10 年 間 で 約 8,200 人 増 加 しており 特 に 精 神 障 がい 者 数 が 著 しく 増 加 しています 障 がい 者 数 の 推 移 ( 手 帳 の 交 付 状 況 ) 現 況 と 課 題 1 章 20,000 ( 人 ) 15,528 19,828 15,000 11,639 11,254 13,426 10,000 8,812 5,000 1,571 1,961 1,256 2,313 2,535 3,867 0 平 成 15 年 平 成 20 年 平 成 25 年 身 体 障 がい 者 知 的 障 がい 者 精 神 障 がい 者 障 がい 者 計 出 典 障 がい 福 祉 課 各 年 3 月 末 日 現 在 4 生 活 保 護 世 帯 生 活 保 護 世 帯 は 平 成 24 年 度 現 在 で 約 8,000 世 帯 を 超 え 世 帯 総 数 に 占 める 割 合 は 5.8%となっています 依 然 として 増 加 傾 向 にあり 10 年 間 で 約 3,400 世 帯 の 増 加 がみ られます 被 保 護 世 帯 世 帯 保 護 率 の 推 移 ( 年 度 平 均 ) 10,000 8,000 6,000 4,000 2,000 ( 世 帯 ) (%) 5.8% 4.6% 8,080 3.9% 5,904 4,655 6.0 4.0 2.0 0 平 成 14 年 度 平 成 19 年 度 平 成 24 年 度 被 保 護 世 帯 数 世 帯 保 護 率 (%) 0.0 出 典 保 護 管 理 課 7

現 況 と 課 題 1 章 5ひとり 親 世 帯 ひとり 親 世 帯 ( 母 子 父 子 世 帯 )は 平 成 22 年 現 在 3,281 世 帯 で 母 子 2,991 世 帯 父 子 290 世 帯 となっています 平 成 7 年 から 平 成 17 年 までは 約 4,000 世 帯 で 推 移 し ていましたが 平 成 22 年 の 調 査 では 減 少 しています ひとり 親 世 帯 の 推 移 ( 世 帯 ) 3,913 3,844 3,994 4,000 3,000 3,501 3,482 3,631 2,991 3,281 2,000 1,000 0 412 362 363 290 平 成 7 年 平 成 12 年 平 成 17 年 平 成 22 年 母 子 世 帯 父 子 世 帯 ひとり 親 世 帯 合 計 出 典 国 勢 調 査 6 年 間 収 入 年 間 収 入 をみると 平 成 20 年 では 200 万 円 未 満 世 帯 が 35.2% 500 万 円 未 満 世 帯 が 76.1%となっています 200 万 円 未 満 と 500 万 円 未 満 の 世 帯 について 那 覇 市 及 び 沖 縄 県 は 全 国 平 均 よりも 割 合 が 高 く 200 万 円 未 満 の 割 合 は 全 国 平 均 の 約 2 倍 となっていま す 年 間 収 入 別 世 帯 の 割 合 ( 平 成 20 年 ) 100.0% 80.0% 80.1% 76.1% 60.0% 57.6% 40.0% 39.5% 35.2% 20.0% 17.6% 0.0% 全 国 沖 縄 県 那 覇 市 200 万 円 未 満 500 万 円 未 満 出 典 住 宅 土 地 統 計 調 査 ( 平 成 20 年 ) 8

平 成 15 年 と 比 較 してみると 全 国 県 那 覇 市 とも 大 きな 違 いはなく 同 じような 割 合 となっています 200 万 未 満 80.0% 60.0% 40.0% 18.4% 17.6% 20.0% 38.8% 39.5% 39.5% 35.2% 500 万 未 満 100.0% 80.0% 60.0% 58.4% 57.6% 40.0% 20.0% 78.9% 80.1% 75.8% 76.1% 現 況 と 課 題 1 章 0.0% 全 国 沖 縄 県 那 覇 市 0.0% 全 国 沖 縄 県 那 覇 市 平 成 15 年 調 査 平 成 20 年 調 査 平 成 15 年 調 査 平 成 20 年 調 査 出 典 住 宅 土 地 統 計 調 査 9

現 況 と 課 題 1 章 (2) 住 宅 特 性 那 覇 市 と 全 国 及 び 沖 縄 県 の 住 宅 特 性 を 比 較 すると 那 覇 市 は 持 家 率 が 低 く(39.8%) 民 営 借 家 率 が 高 く(51.2%)なっています また 那 覇 市 は 県 平 均 と 比 べて 空 き 家 率 が 高 く(12.7%) 空 き 家 総 数 は 平 成 5 年 以 降 一 貫 して 増 加 傾 向 にあります 住 宅 の 広 さをみると 那 覇 市 は 全 住 宅 及 び 民 営 借 家 とも 全 国 及 び 沖 縄 県 の 値 と 比 べて 狭 く したがって 最 低 居 住 面 積 水 準 未 満 の 世 帯 の 割 合 は 全 国 および 沖 縄 県 の 値 と 比 べ て 高 くなっています 住 宅 総 数 / 主 世 帯 総 数 1.20 1.15 1.10 1.15 1.15 1.16 1.16 1.13 1.14 1.15 1.13 1.14 1.12 1.13 1.12 平 成 5 年 平 成 10 年 平 成 15 年 平 成 20 年 那 覇 市 沖 縄 県 全 国 出 典 住 宅 土 地 統 計 調 査 持 家 率 ( 居 住 世 帯 あり 住 宅 数 比 ) 100.0% 80.0% 60.0% 40.0% 20.0% 0.0% 59.8% 60.3% 61.2% 61.1% 55.9% 55.3% 52.3% 50.2% 40.4% 41.1% 41.0% 39.8% 平 成 5 年 平 成 10 年 平 成 15 年 平 成 20 年 那 覇 市 沖 縄 県 全 国 出 典 住 宅 土 地 統 計 調 査 民 営 借 家 率 ( 専 用 住 宅 数 比 ) 80.0% 60.0% 40.0% 20.0% 0.0% 46.3% 48.2% 48.0% 51.2% 35.2% 34.8% 38.2% 40.7% 27.2% 28.1% 27.4% 27.5% 平 成 5 年 平 成 10 年 平 成 15 年 平 成 20 年 那 覇 市 沖 縄 県 全 国 出 典 住 宅 土 地 統 計 調 査 10

公 営 借 家 率 ( 専 用 住 宅 数 比 ) 12.0% 9.0% 8.8% 8.0% 7.3% 7.7% 7.5% 6.7% ( 沖 縄 県 ) 7.4% 7.0% 6.4% ( 那 覇 市 ) 7.1% 6.9% 6.2% ( 全 国 ) 4.0% 0.0% 平 成 5 年 平 成 10 年 平 成 15 年 平 成 20 年 現 況 と 課 題 1 章 那 覇 市 沖 縄 県 全 国 出 典 住 宅 土 地 統 計 調 査 空 き 家 率 16.0% 12.0% 8.0% 4.0% 0.0% 10.2% (43,700 戸 ) 10.1% (11,420 戸 ) 9.8% (4,475,800 戸 ) 11.6% (13,810 戸 ) 11.5% 11.1% (5,764,100 戸 ) (52,100 戸 ) 12.8% (17,550 戸 ) 12.2% (6,593,300 戸 ) 10.0% (51,800 戸 ) ( ) 内 は 空 き 家 総 数 平 成 5 年 平 成 10 年 平 成 15 年 平 成 20 年 13.1% ( 全 国 ) (7,567,900 戸 ) 12.7% ( 那 覇 市 ) (18,550 戸 ) 10.3% ( 沖 縄 県 ) (58,400 戸 ) 那 覇 市 沖 縄 県 全 国 出 典 住 宅 土 地 統 計 調 査 住 宅 の 広 さ( 全 住 宅 ) (m2) 100.00 92.43 80.00 76.80 65.28 60.00 94.85 94.13 77.39 75.90 67.34 63.65 40.00 平 成 10 年 平 成 15 年 平 成 20 年 那 覇 市 沖 縄 県 全 国 出 典 住 宅 土 地 統 計 調 査 住 宅 の 広 さ( 民 営 借 家 ) (m2) 60.00 50.00 40.00 44.32 41.21 46.93 45.77 43.20 43.47 44.31 42.19 30.00 平 成 10 年 平 成 15 年 平 成 20 年 平 成 10 年 以 前 の 那 覇 市 の 値 は 集 計 無 し 那 覇 市 沖 縄 県 全 国 出 典 住 宅 土 地 統 計 調 査 11

現 況 と 課 題 1 章 居 住 水 準 最 低 居 住 面 積 水 準 未 満 世 帯 ( 総 数 ) 20.0% 15.0% 10.0% 5.0% 0.0% 17.5% 13.3% 7.8% 平 成 15 年 以 前 は 旧 最 低 居 住 水 準 による 12.5% 9.3% 5.1% 9.0% 4.2% 7.6% 平 成 5 年 平 成 10 年 平 成 15 年 平 成 20 年 那 覇 市 沖 縄 県 全 国 13.3% 9.5% 6.7% 出 典 住 宅 土 地 統 計 調 査 居 住 水 準 最 低 居 住 面 積 水 準 未 満 世 帯 ( 民 営 借 家 ) 30.0% 20.0% 23.5% 20.2% 16.6% 17.1% 14.1% 12.5% 21.1% ( 那 覇 市 ) 19.6% ( 全 国 ) 18.5% ( 沖 縄 県 ) 10.0% 11.2% 9.8% 11.1% 0.0% 平 成 5 年 平 成 10 年 平 成 15 年 平 成 20 年 平 成 15 年 以 前 は 旧 最 低 居 住 水 準 による 那 覇 市 沖 縄 県 全 国 出 典 住 宅 土 地 統 計 調 査 居 住 水 準 居 住 水 準 とは 国 民 が 安 定 したゆとりある 住 生 活 を 営 むことができるよう 国 土 交 通 省 が 住 宅 建 設 五 箇 年 計 画 で 定 めていた 目 標 です 平 成 18 年 に 住 宅 建 設 五 箇 年 計 画 に 代 わって 住 生 活 基 本 計 画 ( 全 国 計 画 ) が 定 められ 居 住 水 準 の 見 直 しが 行 われました 具 体 的 な 水 準 は 概 ね 下 表 の 通 りです なお 平 成 15 年 以 前 の 住 宅 土 地 統 計 調 査 上 の 居 住 面 積 水 準 は 住 宅 建 設 五 箇 年 計 画 の 居 住 水 準 に 準 じた 値 となっています 最 低 居 住 水 準 ( 住 宅 建 設 五 箇 年 計 画 ) 最 低 居 住 面 積 水 準 ( 住 生 活 基 本 計 画 ( 全 国 計 画 )) 世 帯 人 員 最 低 居 住 水 準 最 低 居 住 面 積 水 準 単 身 18 m2 世 単 身 25 m2 2 人 29 m2 帯 2 人 30 m2 3 人 39 m2 人 3 人 40 m2 4 人 50 m2 員 4 人 50 m2 世 帯 構 成 員 全 員 が 10 歳 以 上 の 場 合 12

高 齢 者 等 のための 設 備 あり 持 ち 家 ( 専 用 住 宅 数 比 ) 80.0% 60.0% 40.0% 20.0% 0.0% 54.1% 63.5% 54.0% 53.7% 39.5% 38.5% 42.9% 36.5% 34.4% 平 成 10 年 平 成 15 年 平 成 20 年 那 覇 市 沖 縄 県 全 国 出 典 住 宅 土 地 統 計 調 査 現 況 と 課 題 1 章 高 齢 者 等 のための 設 備 あり 借 家 ( 専 用 住 宅 数 比 ) 30.0% 25.0% 20.0% 15.0% 10.0% 27.6% 26.4% 22.9% 21.0% 18.1% 22.5% 20.3% 14.8% 14.0% 平 成 10 年 平 成 15 年 平 成 20 年 那 覇 市 沖 縄 県 全 国 出 典 住 宅 土 地 統 計 調 査 住 宅 特 性 等 の 課 題 課 題 として 以 下 の 点 が 上 げられます 1. 単 身 世 帯 の 増 加 少 子 高 齢 化 への 対 応 2. 増 加 する 高 齢 者 障 がい 者 等 の 居 住 安 定 確 保 3. 低 収 入 世 帯 への 対 応 4. 増 加 する 空 き 家 への 対 応 5. 最 低 居 住 面 積 水 準 未 満 世 帯 の 解 消 13

その2 民 間 賃 貸 住 宅 現 況 と 課 題 1 章 1 民 間 賃 貸 住 宅 の 概 要 住 宅 土 地 統 計 調 査 によると 本 市 の 平 成 20 年 の 民 間 賃 貸 住 宅 の 総 数 は 63,890 戸 と なっています 住 宅 の 建 て 方 では 共 同 住 宅 が 約 94% 建 物 の 構 造 は 非 木 造 が 約 97%と なっています また 建 設 時 期 でみると 新 耐 震 基 準 以 前 の 昭 和 56 年 以 前 の 住 宅 が 約 26% となっています 民 間 賃 貸 住 宅 に 住 む 世 帯 の 居 住 世 帯 年 収 をみると 200 万 円 未 満 が 41.8% 500 万 円 未 満 が 84.1%であり 本 市 全 体 より 低 収 入 世 帯 割 合 が 高 くなっています また 平 成 15 年 と 比 較 すると 民 間 賃 貸 住 宅 で 200 万 円 未 満 の 世 帯 が 減 少 しています 民 間 賃 貸 住 宅 の 概 要 住 宅 の 建 て 方 住 宅 の 構 造 住 宅 の 建 築 年 その 他 0% 一 戸 建 4% 長 屋 建 2% 木 造 3% 不 詳 平 成 18 年 8% ~20 年 9 月 9% 昭 和 35 年 以 前 2% 昭 和 36 年 ~45 年 7% 共 同 住 宅 94% 非 木 造 97% 平 成 3 年 ~7 年 6% 平 成 13 年 ~17 年 13% 平 成 8 年 ~12 年 11% 昭 和 46 年 ~55 年 17% 昭 和 56 年 ~ 平 成 2 年 27% 出 典 住 宅 土 地 統 計 調 査 ( 平 成 20 年 ) 居 住 世 帯 年 収 100.0% 80.0% 75.8% 76.1% 84.6% 84.1% 60.0% 40.0% 39.5% 35.2% 50.9% 41.8% 20.0% 0.0% 200 万 円 未 満 500 万 円 未 満 200 万 円 未 満 500 万 円 未 満 那 覇 市 全 域 民 間 賃 貸 住 宅 に 居 住 する 世 帯 平 成 15 年 平 成 20 年 出 典 住 宅 土 地 統 計 調 査 14

< 那 覇 市 内 の 民 間 賃 貸 住 宅 の 動 向 ( 不 動 産 事 業 所 ヒアリングより)> 全 般 的 に 空 き 家 が 多 くなっている 特 に 築 25~30 年 の 集 合 住 宅 で 空 き 家 が 目 立 つ 住 宅 情 報 誌 でも 常 時 1,700 件 程 度 の 情 報 がある 賃 貸 住 宅 の 家 主 においては 高 齢 者 や 障 がい 者 等 への 賃 貸 に 対 する 不 安 ( 近 隣 とのト ラブル 家 賃 滞 納 等 )をもつ 方 々も 多 い 現 況 と 課 題 1 章 実 際 に 高 齢 者 障 がい 者 の 民 間 賃 貸 住 宅 の 入 居 については 隣 近 所 とのトラブル 死 亡 による 物 件 価 値 の 低 下 家 賃 滞 納 障 がい 者 への 偏 見 等 により 貸 し 渋 りもみられる 1. 新 築 物 件 について モノレール 沿 線 ( 久 茂 地 牧 志 安 里 ) 新 都 心 真 嘉 比 で 新 築 物 件 が 増 えており 与 儀 タンク 跡 地 付 近 でも 新 築 物 件 がみられる モノレール 沿 線 や 新 都 心 では 単 身 者 向 け1ルーム 1Kで 家 賃 3~4 万 円 程 度 の 物 件 が 多 い 会 社 の 寮 的 な 利 用 も 多 く 出 入 りも 頻 繁 で 空 き 家 ( 短 期 )になるケース も 多 い 1ルームは 供 給 過 剰 気 味 で 空 き 家 も 多 い また 新 都 心 真 嘉 比 与 儀 タンク 跡 地 では 小 学 校 の 近 隣 で 家 族 向 け2LDK 3 LDK リビングを 広 くとった 家 賃 7 万 円 前 後 の 物 件 が 比 較 的 多 い 設 備 としては 空 調 設 備 ウォシュレット カメラ 付 インターフォン セキュリティ システム インターネット 回 線 等 差 別 化 された 物 件 も 増 えている 2. 中 古 物 件 について 松 山 泊 牧 志 与 儀 タンク 跡 地 寄 宮 長 田 識 名 小 禄 等 市 内 各 地 にあるが 首 里 地 区 は 空 き 家 として 流 通 する 物 件 が 少 ない 寄 宮 識 名 等 中 心 市 街 地 から 離 れたと ころで 長 期 間 の 空 き 家 になっている 物 件 がみられる 築 15~20 年 程 度 のもので 空 き 家 が 目 立 つ 間 取 り 等 は 2DK 3DK で バストイレが 一 緒 で 家 賃 2~5 万 円 の 物 件 が 多 い 安 い 物 件 はなかなか 空 かなかったり 空 いてもすぐに 入 居 者 がみつかる 状 況 15

現 況 と 課 題 1 章 2 家 賃 家 賃 の 分 布 をみると 最 も 多 いのは4~6 万 円 で 37.2% 次 いで2~4 万 円 の 29.8% 6~10 万 円 の 20.5%などとなっています また 平 成 15 年 と 比 較 して 4~6 万 円 が 3.7% 減 少 し 1~2 万 円 が 5.9% 増 加 しています 賃 貸 料 金 50 円 未 満 2.6% 2.5% 50 円 以 上 1 万 円 未 満 0.3% 0.9% 1~2 万 円 0.9% 6.8% 2~4 万 円 30.3% 29.8% 4~6 万 円 40.9% 37.2% 6~10 万 円 21.8% 20.5% 10 万 円 以 上 1.4% 1.6% 不 詳 1.9% 0.8% 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 平 成 15 年 平 成 20 年 出 典 住 宅 土 地 統 計 調 査 3 空 き 家 の 状 況 住 宅 土 地 統 計 調 査 より 平 成 15 年 と 平 成 20 年 の 那 覇 市 における 賃 貸 用 の 空 き 家 戸 数 は 11,160 戸 から 13,000 戸 に 増 加 しています これをふまえて 那 覇 市 の 賃 貸 情 報 を 扱 う 物 件 サイトの 情 報 をまとめると 現 在 ( 平 成 25 年 8 月 )の 那 覇 市 の 空 き 家 の 状 況 は 以 下 のようになっています 那 覇 市 の 賃 貸 用 住 宅 の 空 き 家 数 13,500 13,000 12,500 12,000 ( 戸 ) 13,000 11,500 11,000 11,160 10,500 10,000 平 成 15 年 平 成 20 年 出 典 住 宅 土 地 統 計 調 査 16

地 区 ごとの 空 き 家 数 をみると 本 庁 真 和 志 地 区 に 空 き 家 が 多 くみられます また 築 3~22 年 家 賃 4~6 万 円 台 面 積 25 m2 未 満 と 40~60 m2 未 満 の 空 き 家 が 多 くみられます 地 域 別 空 き 家 戸 数 ( 平 成 25 年 8 月 ) 総 計 1,589 本 庁 地 区 506 現 況 と 課 題 1 章 真 和 志 支 所 地 区 445 首 里 支 所 地 区 79 小 禄 支 所 地 区 342 新 都 心 地 区 217 0 200 400 600 800 1,000 1,200 1,400 1,600 ( 戸 ) 出 典 賃 貸 物 件 情 報 サイト 等 ( 建 設 企 画 課 調 べ) 空 き 家 の 状 況 ( 平 成 25 年 8 月 ) 昭 和 45 年 以 前 0.4% 建 築 年 昭 和 56~ 平 成 2 年 14.2% 平 成 3~12 年 19.5% 平 成 13~22 年 46.1% 平 成 23 年 ~ 14.9% 昭 和 46~55 年 3 万 円 未 満 4.8% 0.6% 9 万 円 台 1.8% 家 賃 3 万 円 台 9.0% 4 万 円 台 26.8% 5 万 円 台 21.4% 6 万 円 台 20.6% 7 万 円 台 9.6% 10 万 円 以 上 6.8% 60~70m2 未 満 5.3% 8 万 円 台 3.3% 面 積 25m2 未 満 26.1% 25~30m2 未 満 12.3% 30~40m2 未 満 13.4% 40~50m2 未 満 17.4% 50~60m2 未 満 18.6% 70m2 以 上 7.0% 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% 70.0% 80.0% 90.0% 100.0% 出 典 賃 貸 物 件 情 報 サイト 等 ( 建 設 企 画 課 調 べ) 17

現 況 と 課 題 1 章 間 取 り 別 に 空 き 家 の 状 況 をみると 1ルーム/1K( 平 均 24.4 m2 2.5~8 万 円 )が 40.4% と 特 に 多 いことがわかります 次 いで2LDK( 平 均 49.7 m2 3.6~19 万 円 )の 22.7% 3LDK( 平 均 64.9 m2 5.3~18 万 円 )の 13.2%となっています 空 き 家 の 間 取 り( 平 成 25 年 8 月 ) 1ルーム/1K 40.4% 1DK 2.3% 1LDK 8.1% 2K 1.8% 2DK 7.0% 2LDK 22.7% 3K 0.1% 3DK 3.0% 3LDK 13.2% 4LDK 6LDK その 他 0.1% 0.1% 1.4% 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 出 典 賃 貸 物 件 情 報 サイト 等 ( 建 設 企 画 課 調 べ) 18

4サービス 付 き 高 齢 者 向 け 住 宅 平 成 23 年 10 月 サービス 付 き 高 齢 者 向 け 住 宅 制 度 が 創 設 され 那 覇 市 に 登 録 されて いるサービス 付 き 高 齢 者 向 け 住 宅 は 平 成 25 年 9 月 現 在 12 か 所 557 戸 となっていま す 住 宅 戸 数 についてみると 14 戸 から 121 戸 までと いろいろな 規 模 の 施 設 が 登 録 され ています 家 賃 については 3 万 円 前 後 から 10 万 円 台 と 専 有 面 積 によっても 異 なっ ています 現 況 と 課 題 1 章 那 覇 市 におけるサービス 付 き 高 齢 者 向 け 住 宅 の 登 録 状 況 ( 平 成 25 年 9 月 現 在 ) 所 在 地 登 録 年 月 日 戸 数 家 賃 概 算 ( 万 円 ) 1 戸 当 たりの 専 有 面 積 (m2) 1 曙 2013 年 3 月 25 日 29 戸 6.40~7.20 41.80~47.40 2 松 尾 2012 年 12 月 7 日 44 戸 3.20~8.40 18.02~37.12 3 繁 多 川 2013 年 5 月 7 日 24 戸 2.80~5.20 18.00~24.00 4 首 里 汀 良 町 2013 年 1 月 7 日 32 戸 4 18.11~18.23 5 真 嘉 比 2013 年 5 月 17 日 30 戸 3.2 20.00 6 寄 宮 2013 年 1 月 25 日 50 戸 4 19.18~31.35 7 上 之 屋 2013 年 1 月 25 日 16 戸 3.8 25.00 8 繁 多 川 2012 年 8 月 13 日 59 戸 3.20~6.60 18.60~37.20 9 国 場 2012 年 8 月 31 日 38 戸 3.2 20.30 10 銘 苅 2012 年 8 月 10 日 14 戸 4.6 18.00 11 寄 宮 2012 年 4 月 17 日 121 戸 4.80~5.80 18.00 12 松 川 2012 年 3 月 30 日 100 戸 9.70~10.40 20.51~25.01 出 典 一 般 社 団 法 人 すまいづくりまちづくりセンター 連 合 会 サイト 運 営 民 間 賃 貸 住 宅 の 課 題 課 題 として 以 下 の 点 があげられます 1. 増 加 する 空 き 家 の 有 効 活 用 の 検 討 2. 低 収 入 世 帯 への 対 応 3. 家 主 の 不 安 解 消 19

現 況 と 課 題 1 章 その3 市 営 住 宅 (1) 市 営 住 宅 の 概 要 1 管 理 戸 数 本 市 の 市 営 住 宅 は 平 成 24 年 度 末 現 在 19 団 地 管 理 戸 数 6,392 戸 で 公 的 住 宅 ( 県 営 住 宅 供 給 公 社 含 む) 全 体 では 9,155 戸 となっています 公 的 住 宅 の 戸 数 は 県 内 最 多 で 平 成 24 年 度 末 の 世 帯 数 比 は 約 6.6%と 県 内 11 市 中 5 位 とな っています 市 営 住 宅 の 管 理 戸 数 は 県 外 類 似 団 体 ( 概 ね 2,000~4,000 戸 )に 比 べ 多 く 県 営 住 宅 などの 他 の 公 的 住 宅 との 比 率 が7 対 3( 全 国 平 均 概 ね 5 対 5)と 多 くなっているのが 特 徴 です 公 的 住 宅 の 管 理 戸 数 ( 平 成 25 年 3 月 末 現 在 ) 県 営 住 宅 2,628 戸 (28.7%) 公 社 賃 貸 135 戸 (1.5%) 総 数 9,155 戸 市 営 住 宅 6,392 戸 (69.8%) 出 典 那 覇 市 沖 縄 県 住 宅 課 資 料 県 内 11 市 における 公 的 住 宅 数 及 び 世 帯 数 に 対 する 割 合 ( 戸 ) 10,000 135 8,000 2,628 6,000 4,000 2,000 0 6,392 152 56 1,019 1,871 1,445 988 1,377 80 1,235 1,414 1,129 104 1,128 743 419 793 288 992 596 170 614 268 86 305 宮 古 島 市 豊 見 城 市 名 護 市 糸 満 市 那 覇 市 石 垣 市 沖 縄 市 南 城 市 うるま 市 浦 添 市 宜 野 湾 市 市 営 住 宅 県 営 住 宅 公 社 賃 貸 住 宅 12.0% 10.0% 8.0% 6.0% 4.0% 2.0% 0.0% 9.7% 5.6% 8.3% 1.9% 3.0% 6.7% 6.6% 6.6% 1.2% 4.6% 5.9% 0.8% 5.4% 1.8% 5.2% 0.6% 4.4% 1.3% 3.0% 2.8% 0.6% 0.8% 宮 古 島 市 豊 見 城 市 名 護 市 糸 満 市 那 覇 市 石 垣 市 沖 縄 市 南 城 市 うるま 市 浦 添 市 宜 野 湾 市 (24,045) (22,384) (26,667) (23,180) (139,186) (21,889) (55,775) (15,015) (46,757) (45,949) (40,008) ( 公 的 住 宅 戸 数 / 世 帯 数 ) ( 市 営 住 宅 / 世 帯 数 ) ( )は 世 帯 数 管 理 戸 数 は 市 営 県 営 公 社 賃 貸 ともに 平 成 24 年 度 末 現 在 世 帯 数 は 平 成 25 年 3 月 末 現 在 の 住 民 基 本 台 帳 世 帯 数 ( 宮 古 島 市 は 平 成 25 年 7 月 末 現 在 ) 出 典 各 市 沖 縄 県 住 宅 課 沖 縄 県 住 宅 供 給 公 社 資 料 20

2 建 築 年 本 市 の 市 営 住 宅 建 設 は 昭 和 31 年 から 始 まり 昭 和 30~40 年 代 に 建 設 されたも のを 中 心 に 現 在 建 替 事 業 を 実 施 しています 平 成 24 年 度 末 現 在 昭 和 30~40 年 代 に 建 設 されたもののうち 1,552 戸 ( 市 営 住 宅 総 数 の 約 24%)が 未 だに 建 替 え 待 ちの 状 況 です また 平 成 26 年 には 建 替 えの 目 安 となる 築 35 年 以 上 経 過 する 住 戸 は3 団 地 1,612 戸 ( 約 25%)となります 市 営 住 宅 建 設 の 推 移 ( 平 成 24 年 度 末 現 在 ) 現 況 と 課 題 1 章 出 典 市 営 住 宅 課 資 料 団 地 別 経 過 年 数 団 地 名 総 棟 数 総 戸 数 竣 工 年 度 経 過 年 数 H25(2013) 年 から 起 算 団 地 名 総 棟 数 総 戸 数 竣 工 年 度 経 過 年 数 H25(2013) 年 から 起 算 石 嶺 19 586 S44(1969)~S50(1975) 38~44 10 汀 良 2 144 S61(1986) 27 1 ( 新 ) 石 嶺 5 442 H20(2008)~H23(2011) 2~5 11 小 禄 11 670 S62(1987)~S63(1988) 25~26 宇 栄 原 24 528 S40(1965)~S43(1968) 45~48 12 石 嶺 二 2 30 H1(1989) 24 2 ( 新 ) 宇 栄 原 5 366 H22(2010)~H24(2012) 1~3 13 辻 1 46 H3(1991) 22 3 大 名 13 498 S49(1974)~H50(1975) 38~39 14 安 謝 2 151 H9(1997) 16 4 真 地 12 400 S54(1979)~S55(1980) 33~34 15 末 吉 4 72 H11(1999) 14 5 若 狭 6 240 S54(1979) 34 16 新 都 心 銘 苅 4 135 H14(2002) 11 6 安 謝 一 1 140 S57(1982) 31 17 繁 多 川 2 180 H16(2004) 9 7 銘 苅 1 160 S57(1982) 31 18 ( 新 ) 久 場 川 11 404 H19(2007)~H22(2010) 3~6 8 壺 川 3 434 S59(1984)~S61(1986) 27~29 19 識 名 1 85 H22(2010) 3 9 壺 川 東 8 189 S60(1985)~H4(1992) 21~28 出 典 市 営 住 宅 課 資 料 21

現 況 と 課 題 1 章 3 間 取 り 面 積 平 均 家 賃 間 取 り 面 積 及 び 平 均 家 賃 を 見 ると 復 帰 以 前 の 間 取 りは2DK~3DK 面 積 は 32~40 m2が 多 く 平 均 家 賃 は 約 8,700~12,500 円 となっています 復 帰 後 の 間 取 り は1DK~4LDK 面 積 は 37~80 m2と 多 くの 種 類 の 住 戸 タイプが 供 給 されていま す そのため 平 均 家 賃 でも 約 13,000~40,000 円 と 幅 広 くなっています 市 営 住 宅 の 間 取 り 別 平 均 家 賃 ( 平 成 24 年 12 月 現 在 ) 団 地 名 間 取 り 建 築 初 年 床 面 積 1DK 1LDK 2DK 2LDK 3DK 平 均 家 賃 戸 数 床 面 積 平 均 戸 数 家 賃 床 面 積 平 均 家 賃 戸 数 床 面 積 平 均 家 賃 戸 数 床 面 積 平 均 家 賃 戸 数 床 面 積 3LDK 4DK 4LDK 平 均 家 賃 戸 数 床 面 積 平 均 家 賃 戸 数 床 面 積 平 均 家 賃 戸 数 石 嶺 '69 36.7 9,733 314 40.3 12,572 272 宇 栄 原 '66 32.3 8,634 448 39.6 10,867 8 39.0 9,852 72 大 名 '74 41.9 14,265 498 真 地 '79 55.7 21,459 400 若 狭 '79 65.0 31,035 223 72.3 35,144 17 安 謝 一 '82 62.0 24,544 140 銘 苅 '82 57.7 23,294 160 壷 川 '85 60.4 25,282 434 壷 川 東 '87 45.4 23,010 23 55.5 27,642 22 64.0 31,609 63 65.9 32,953 41 72.5 39,468 22 71.2 35,672 18 汀 良 '86 68.7 27,817 144 小 禄 '87 66.7 30,342 670 石 嶺 二 '90 69.5 22,073 16 61.1 26,250 14 辻 '91 53.2 22,000 6 60.3 24,686 24 67.0 28,075 16 安 謝 '98 37.1 16,374 28 52.6 24,613 48 67.4 31,607 30 67.4 29,821 38 79.9 30,543 7 末 吉 '00 62.0 32,327 16 73.4 36,484 56 新 都 心 銘 苅 '02 60.4 32,322 59 66.8 34,684 76 繁 多 川 '05 56.8 25,882 77 71.0 33,522 103 久 場 川 ( 新 ) '08 43.5 19,200 43 56.6 25,119 33 57.5 25,236 92 65.5 27,362 74 65.3 29,423 79 74.3 38,342 83 石 嶺 ( 新 ) '08 43.3 17,393 46 55.1 19,667 41 55.7 18,758 131 65.0 27,760 10 65.0 23,872 138 75.3 28,145 76 識 名 '10 42.6 16,604 28 55.8 17,849 33 64.1 26,606 16 73.7 31,213 8 宇 栄 原 ( 新 ) '11 43.2 13,278 19 55.1 14,592 48 55.1 15,217 105 65.4 15,767 5 65.4 18,078 126 72.2 19,946 63 平 均 計 42.5 17,643 187 54.5 21,198 176 49.8 17,581 1,145 61.4 25,660 382 57.9 22,828 2,475 69.6 30,814 1,493 71.7 35,408 35 79.9 30,543 7 床 面 積 (m2) 平 均 家 賃 ( 円 )とも 平 成 24 年 度 末 現 在 入 居 中 の 平 均 家 賃 の 住 戸 を 間 取 り 別 に 平 均 した 戸 数 は 全 数 出 典 建 設 企 画 課 資 料 22

(2) 入 居 者 の 概 要 1 世 帯 数 等 世 帯 数 等 をみると 入 居 世 帯 は 5,254 世 帯 ( 約 12,736 名 )で 世 帯 人 員 別 では2 人 世 帯 が 約 33%で 最 も 多 く 次 に1 人 世 帯 29% 3 人 世 帯 約 19%と 続 いています 世 帯 人 員 数 ( 平 成 25 年 3 月 現 在 ) 1.9% 現 況 と 課 題 1 章 28.7% 33.2% 18.5% 10.9% 5.5% 1.3% 0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0% 1 人 世 帯 2 人 世 帯 3 人 世 帯 4 人 世 帯 5 人 世 帯 6 人 世 帯 7 人 以 上 世 帯 出 典 市 営 住 宅 課 資 料 2 年 齢 構 成 年 齢 構 成 を 見 ると 19 才 以 下 が 約 17% 20~59 才 が 約 45% 60 才 以 上 が 約 38% となっています しかし 団 地 によっては 60 才 以 上 が6 割 を 超 える 団 地 もみられ 入 居 者 の 高 齢 化 が 進 んでいる 状 況 もみられます 年 齢 構 成 ( 平 成 25 年 3 月 現 在 ) 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% 70.0% 80.0% 90.0% 100.0% 全 団 地 計 2,126 (16.7%) 5,705(44.8%) 4,905(38.5%) 嶺 238(12.1%) 880(44.8%) 847(43.1%) 宇 栄 原 144(12.3%) 459 (39.1%) 571(48.5%) 名 223(18.9%) 490(41.6%) 465 (39.5%) 真 地 195(18.3%) 540(50.6%) 333(31.2%) 久 場 川 158(17.0%) 407(43.8%) 365(39.2%) 若 狭 109(18.8%) 245 (42.2%) 226(39.0%) 識 名 30(18.9%) 47(29.6%) 82 (51.6%) 安 謝 63(17.5%) 158(43.9%) 139 (38.6%) 銘 苅 34(9.2%) 170(46.2%) 164(44.5%) 壺 川 90(10.0%) 384(42.8%) 423(47.2%) 壺 川 東 48(11.8%) 165(40.5%) 194(47.7%) 汀 良 38(11.6%) 157 (47.9%) 133(40.5%) 禄 344(19.0%) 967(53.5%) 495(27.4%) 嶺 13(17.3%) 42(56.0%) 20(26.7%) 辻 9(12.0%) 21(28.0%) 45(50.0%) 安 謝 38(14.1%) 81(30.0%) 151(55.9%) 末 吉 69(33.0%) 93(44.5%) 47(22.5%) 新 都 銘 苅 129(33.1%) 173(44.4%) 88(22.6%) 繁 多 川 154(31.0%) 226(45.5%) 117(23.5%) 0 19 才 20 59 才 60 才 以 上 出 典 市 営 住 宅 課 資 料 23

3 入 居 期 間 入 居 期 間 については 約 5 割 が 入 居 期 間 20 年 以 上 と 長 期 になっています なかに 現 況 と 課 題 1 章 は 親 から 子 に 居 住 権 が 承 継 された 状 況 もみられます ( 平 成 17 年 度 より 親 から 子 へ の 承 継 は 原 則 できなくなっています) 入 居 期 間 ( 平 成 25 年 3 月 現 在 ): 全 世 帯 に 占 める 割 合 (%) 入 居 期 間 20 年 以 上 52.5% 11.4% 17.3% 8.4% 10.4% 0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0% ~1992 年 1993 年 ~1997 年 1998 年 ~2002 年 2003 年 ~2007 年 2008 年 ~2013 年 出 典 市 営 住 宅 課 資 料 4 収 入 入 居 者 の 収 入 状 況 は 所 得 のない 世 帯 が 2,986 世 帯 ( 約 55%)となっています また 収 入 超 過 世 帯 は 約 240 世 帯 ( 約 4%)となっています ( 所 得 = 収 入 - 必 要 経 費 収 入 超 過 者 = 入 居 資 格 以 上 の 収 入 がある 世 帯 ) 収 入 の 状 況 ( 平 成 25 年 7 月 現 在 ) 合 計 入 居 世 帯 数 所 得 なし 世 帯 数 収 入 超 過 世 帯 数 世 帯 数 5,425 2,986 240 割 合 - 55.0% 4.4% 出 典 市 営 住 宅 課 資 料 5 家 賃 等 未 納 の 現 況 家 賃 等 ( 共 益 費 含 む) 未 納 の 状 況 は 平 成 24 年 度 で 約 5,000 万 円 ( 約 400 世 帯 7.6%) であり 累 計 では 約 1.5 億 円 となっています 6 特 定 目 的 住 宅 等 本 市 では 障 がい 者 や 高 齢 者 子 どもの 多 い 世 帯 が 優 先 的 に 入 居 できるように 特 定 目 的 住 宅 として 障 がい 者 用 75 戸 高 齢 者 用 99 戸 (シルバーハウジング 含 む) 多 子 世 帯 用 96 戸 が 整 備 されています このほか 一 般 住 戸 のうち 3LDK 等 を 多 子 世 帯 用 として 限 定 している 住 戸 もあります さらに 障 がい 者 用 のグループホームとして7 戸 確 保 しており 現 在 21 名 の 方 が 入 居 しています 24

特 定 目 的 住 宅 ( 平 成 25 年 3 月 現 在 ) 団 地 名 障 がい 者 用 高 齢 者 用 多 子 世 帯 用 久 場 川 14 30 11 汀 良 6 - - 小 禄 10-17 壺 川 東 2 - - 安 謝 39 1 末 吉 8 2 銘 苅 新 都 心 14 24 繁 多 川 18 32 識 名 3 4 石 嶺 30 安 謝 一 5 現 況 と 課 題 1 章 合 計 ( 戸 数 ) 75 99 96 出 典 市 営 住 宅 課 資 料 (3) 募 集 の 状 況 1 入 居 倍 率 市 営 住 宅 の 入 居 倍 率 は 平 成 20 21 年 度 40 倍 程 度 で 推 移 していましたが 平 成 22 年 度 から 建 替 事 業 での 仮 住 居 確 保 の 軽 減 新 規 募 集 などで 入 居 戸 数 が 増 えたため 入 居 倍 率 は 下 がっています しかし 平 成 23 年 度 でもなお 10 倍 程 度 の 入 居 倍 率 とな っています 市 営 住 宅 応 募 状 況 4,000 ( 戸 ) ( 倍 率 ) 50.0 3,500 45.0 3,000 44.8 42.1 40.0 35.0 2,500 30.0 2,000 1,844 25.0 1,500 1,383 20.0 1,121 1,138 15.0 1,000 15.8 9.4 10.0 500 25 27 117 147 5.0 0 0.0 H20 H21 H22 H23 申 込 者 数 入 居 者 数 入 居 倍 率 出 典 市 営 住 宅 課 資 料 25

( ) 那 覇 市 住 生 活 基 本 計 画 ( 平 成 25 年 度 改 訂 版 ) 2 優 先 的 選 考 ひとり 親 障 がい 者 高 齢 者 多 子 生 活 保 護 等 の 要 支 援 世 帯 については 入 居 の 確 率 を 現 況 と 課 題 1 章 高 くするため 優 先 的 選 考 を 行 っています 市 営 住 宅 入 居 者 選 考 の 概 要 優 先 的 選 考 世 帯 重 複 含 む 申 込 者 ( 人 ) A H20 年 度 H21 年 度 H22 年 度 H23 年 度 入 居 者 ( 人 ) B 入 居 率 (%) B/A 申 込 者 ( 人 ) A 入 居 者 ( 人 ) B 優 先 的 選 考 世 帯 737 21 2.8% 721 23 3.2% 1204 102 8.5% 895 107 12.0% 障 がい 153 5 3.3% 154 9 5.8% 266 30 11.3% 198 23 11.6% 生 活 保 護 117 3 2.6% 101 2 2.0% 188 16 8.5% 169 23 13.6% 母 子 世 帯 198 3 1.5% 214 4 1.9% 312 17 5.4% 239 22 9.2% 父 子 世 帯 7 0 0.0% 5 0 0.0% 18 2 11.1% 10 1 10.0% 多 子 世 帯 89 5 5.6% 101 5 5.0% 229 23 10.0% 138 19 13.8% 精 神 障 がい 37 2 5.4% 35 3 8.6% 77 3 3.9% 70 6 8.6% 高 齢 と 児 童 78 2 2.6% 91 4 4.4% 152 9 5.9% 146 22 15.1% DV 被 害 8 0 0.0% 8 0 0.0% 8 1 12.5% 11 1 9.1% 公 共 事 業 による 立 ち 退 き 5 0 0.0% 3 0 0.0% 5 1 20.0% 3 0 0.0% 五 回 以 上 の 申 込 者 230 9 3.9% 190 8 4.2% 274 44 16.1% 200 21 10.5% 特 定 目 的 住 戸 124 9 7.3% 124 9 7.3% 287 38 13.2% 165 24 14.5% 一 般 世 帯 384 4 1.0% 417 4 1.0% 640 15 2.3% 488 40 8.2% 合 計 1121 25 2.2% 1138 27 2.4% 1844 117 6.3% 1383 147 10.6% 入 居 率 (%) B/A 申 込 者 ( 人 ) A 入 居 者 ( 人 ) B 入 居 率 (%) B/A 申 込 者 ( 人 ) A 入 居 者 ( 人 ) B 入 居 率 (%) B/A 出 典 市 営 住 宅 入 居 申 込 書 より 集 計 処 理 (4)コストについて 1 建 替 え 事 業 建 替 え1 戸 あたりの 事 業 費 は 約 1,860 万 円 で このうち 本 市 の 負 担 額 は 約 580 万 円 ( 下 図 の 一 般 財 源 と 市 債 )です 現 在 は 老 朽 化 した 市 営 住 宅 の 建 替 え 需 要 が 集 中 し ており 平 成 24 年 度 の 建 替 事 業 費 は4 団 地 で 約 42 億 円 でした 建 替 事 業 費 は 今 後 も 毎 年 平 均 約 44 億 円 が 必 要 です 財 政 負 担 の 平 準 化 を 図 りながら 計 画 的 に 建 替 事 業 を 進 めていく 必 要 があ ります 建 替 え 後 の 収 支 の 試 算 では 市 債 の 返 済 や 維 持 管 理 費 を 含 めて も 家 賃 収 入 などにより 10 年 程 度 で 黒 字 転 換 が 見 込 まれる( 現 行 の 国 庫 補 助 制 度 の 場 合 ) 事 業 です 一 般 財 源 約 50 万 円 2.7% 市 債 約 530 万 円 28.5% 建 替 え 事 業 費 の 財 源 内 訳 建 替 え 事 業 費 1 戸 あたり 約 1,860 万 円 国 庫 約 1,280 万 円 68.8% 出 典 建 設 企 画 課 資 料 26

2 管 理 コスト 市 営 住 宅 全 体 では 家 賃 などの 収 入 が 年 間 約 18 億 円 あり 管 理 費 用 が 年 間 約 8.1 億 円 ( 修 繕 費 人 件 費 など) 公 債 費 ( 過 去 の 建 設 費 用 の 借 入 金 返 済 分 )が 約 8.1 億 円 計 16.2 億 円 の 支 出 で 単 年 度 で 約 1.8 億 円 の 黒 字 収 支 となっています( 平 成 19 ~24 年 度 決 算 平 均 ) ただし 市 全 体 で 見 ると 市 営 住 宅 が 低 所 得 者 の 住 居 確 保 を 本 来 の 目 的 としている ため 市 税 収 入 への 影 響 は 否 めませんので 一 概 にコストの 優 劣 は 測 れません 現 況 と 課 題 1 章 市 営 住 宅 の 課 題 課 題 として 以 下 の 点 があげられます 1. 適 正 な 管 理 戸 数 の 設 定 老 朽 化 への 対 応 ( 建 替 え 等 ) 2. 入 居 者 の 高 齢 化 への 対 応 (ソーシャルミックス) 家 賃 滞 納 対 策 の 強 化 収 入 超 過 者 の 退 去 促 進 自 力 での 住 宅 確 保 の 促 進 3. 真 に 住 宅 に 困 窮 している 世 帯 等 への 優 先 入 居 及 び 入 居 機 会 拡 大 の 検 討 4. 多 子 世 帯 高 齢 者 及 び 障 がい 者 等 の 特 定 目 的 入 居 枠 の 拡 充 27

その4 関 連 計 画 現 況 と 課 題 1 章 (1) 国 県 の 上 位 関 連 計 画 1 住 生 活 基 本 計 画 ( 全 国 計 画 ) 平 成 18 年 9 月 策 定 平 成 23 年 3 月 改 定 計 画 の 概 要 ( 出 典 : 国 土 交 通 省 ホームページ) 趣 旨 住 生 活 基 本 計 画 ( 全 国 計 画 )( 平 成 18 年 9 月 19 日 閣 議 決 定 )は 住 生 活 基 本 法 に 基 づき 住 生 活 の 安 定 の 確 保 と 向 上 の 促 進 のための 基 本 的 施 策 を 定 めたもの 現 行 計 画 は 平 成 18 年 度 ~27 年 度 までの 10 ヶ 年 の 計 画 で おおむね5 年 毎 に 見 直 すこととされており これに 基 づき 平 成 23 年 3 月 に 改 定 されたもの 計 画 期 間 : 平 成 23 年 度 (2011 年 度 )~ 平 成 32 年 度 (2020 年 度 ) 改 定 の 主 な3つのポイント ハード 面 ( 広 さ 等 )に 加 え ソフト 面 の 充 実 により 住 生 活 を 向 上 老 朽 マンション 対 策 など 住 宅 ストックの 管 理 再 生 対 策 を 推 進 新 築 住 宅 市 場 に 加 え 既 存 住 宅 流 通 リフォーム 市 場 の 整 備 を 推 進 住 生 活 の 安 定 の 確 保 及 び 向 上 の 促 進 に 関 する 施 策 についての 横 断 的 視 点 ストック 重 視 の 施 策 展 開 市 場 重 視 の 施 策 展 開 効 果 的 効 率 的 な 施 策 展 開 地 域 の 実 情 を 踏 まえたきめ 細 かな 施 策 展 開 豊 かな 住 生 活 を 実 現 するための 他 分 野 との 連 携 による 総 合 的 な 施 策 展 開 目 標 1 安 全 安 心 で 豊 かな 住 生 活 を 支 える 生 活 環 境 の 構 築 住 宅 の 品 質 性 能 の 向 上 や 居 住 環 境 の 整 備 を 図 るとともに 住 生 活 の 安 心 を 支 えるサービ スが 提 供 される 環 境 の 実 現 を 図 る 1 住 生 活 の 安 全 を 確 保 する 住 宅 及 び 居 住 環 境 の 整 備 耐 震 診 断 耐 震 改 修 等 の 促 進 密 集 市 街 地 の 整 備 等 ( 指 標 ) 耐 震 性 を 有 する 住 宅 ストックの 比 率 79%(H20) 95%(H32) 等 2 住 生 活 の 安 心 を 支 えるサービスが 提 供 される 環 境 の 整 備 サービス 付 きの 高 齢 者 向 け 住 宅 の 供 給 促 進 公 的 賃 貸 住 宅 団 地 等 における 生 活 支 援 施 設 の 設 置 促 進 等 ( 指 標 ) 高 齢 者 人 口 に 対 する 高 齢 者 向 け 住 宅 の 割 合 0.9%(H17) 3~5%(H32) 等 3 低 炭 素 社 会 に 向 けた 住 まいと 住 まい 方 の 提 案 住 宅 の 省 エネルギー 性 能 の 向 上 地 域 材 を 活 用 した 住 宅 の 新 築 リフォームの 促 進 等 ( 指 標 ) 省 エネ 法 に 基 づく 届 出 がなされた 新 築 住 宅 における 省 エネ 基 準 ( 平 成 11 年 基 準 ) 達 成 率 42%( 注 ) 100%( 平 32) ( 注 ) 平 22 年 4 月 から9 月 までの 数 値 4 移 動 利 用 の 円 滑 化 と 美 しい 街 並 み 景 観 の 形 成 住 宅 及 び 住 宅 市 街 地 のユニバーサルデザイン 化 景 観 計 画 景 観 協 定 等 の 普 及 啓 発 等 目 標 2 住 宅 の 適 正 な 管 理 及 び 再 生 住 宅 ストックの 適 正 な 管 理 の 促 進 特 に 急 増 する 老 朽 マンション 等 の 適 正 な 管 理 と 再 生 を 図 る 28

住 宅 の 維 持 管 理 情 報 の 蓄 積 マンションの 適 切 な 管 理 維 持 修 繕 の 促 進 等 ( 指 標 )25 年 以 上 の 長 期 修 繕 計 画 に 基 づく 修 繕 積 立 金 を 設 定 している 分 譲 マンション 管 理 組 合 の 割 合 37%(H20) 70%(H32) 等 目 標 3 多 様 な 居 住 ニーズが 適 切 に 実 現 される 住 宅 市 場 の 環 境 整 備 国 民 一 人 ひとりが それぞれのライフスタイルやライフステージに 応 じた 住 宅 を 無 理 のな い 負 担 で 安 心 して 選 択 できる 住 宅 市 場 の 実 現 を 図 る 1 既 存 住 宅 が 円 滑 に 活 用 される 市 場 の 整 備 瑕 疵 担 保 保 険 の 普 及 住 宅 履 歴 情 報 の 蓄 積 の 促 進 リフォーム 事 業 者 に 関 する 情 報 提 供 の 促 進 地 域 の 工 務 店 等 のリフォーム 技 術 の 向 上 等 ( 指 標 ) 既 存 住 宅 の 流 通 シェア 14%( 平 成 20 年 ) 25%( 平 32) 等 2 将 来 にわたり 活 用 される 良 質 なストックの 形 成 住 宅 性 能 表 示 制 度 の 見 直 し( 評 価 項 目 の 簡 素 化 ) 長 期 優 良 住 宅 制 度 の 見 直 し( 共 同 住 宅 の 認 定 基 準 の 合 理 化 ) 木 材 の 加 工 流 通 体 制 の 整 備 木 造 住 宅 の 設 計 施 工 に 係 る 人 材 育 成 伝 統 的 な 技 術 の 継 承 発 展 等 ( 指 標 ) 新 築 住 宅 における 長 期 優 良 住 宅 の 割 合 8.8%( 平 21) 20%( 平 32) 等 3 多 様 な 居 住 ニーズに 応 じた 住 宅 の 確 保 の 促 進 と 需 給 の 不 適 合 の 解 消 長 期 固 定 型 住 宅 ローンの 安 定 供 給 税 制 上 の 措 置 住 替 え 支 援 の 推 進 等 現 況 と 課 題 1 章 目 標 4 住 宅 の 確 保 に 特 に 配 慮 を 要 する 者 の 居 住 の 安 定 の 確 保 市 場 において 自 力 では 適 切 な 住 宅 を 確 保 することが 困 難 な 者 ( 高 齢 者 障 がい 者 子 育 て 世 帯 等 )に 対 する 公 的 賃 貸 住 宅 や 民 間 賃 貸 住 宅 による 重 層 的 な 住 宅 セーフティネットの 構 築 を 図 る 公 営 住 宅 等 の 適 切 な 供 給 民 間 賃 貸 住 宅 への 円 滑 な 入 居 を 促 進 する 居 住 支 援 協 議 会 への 支 援 強 化 等 ( 指 標 ) 最 低 居 住 面 積 水 準 未 満 率 4.3%(H20) 早 期 に 解 消 等 改 定 のポイント ハード 面 ( 広 さ 等 )に 加 え ソフト 面 の 充 実 により 住 生 活 を 向 上 老 朽 マンション 対 策 など 住 宅 ストックの 管 理 再 生 対 策 を 推 進 新 築 住 宅 市 場 に 加 え 既 存 住 宅 流 通 リフォーム 市 場 の 整 備 を 推 進 29

2 沖 縄 県 住 生 活 基 本 計 画 平 成 24 年 7 月 計 画 期 間 平 成 23 年 度 (2011 年 度 )~32 年 度 (2020 年 度 )おおむね5 年 後 に 見 直 し 現 況 と 課 題 1 章 基 本 的 な 方 針 誰 もが 安 心 して 心 地 よく 暮 らせる 美 ら 島 沖 縄 目 標 1: 質 の 高 い 住 まいづくり 1. 良 質 な 居 住 性 能 を 有 した 新 規 住 宅 ストックの 形 成 1 住 宅 性 能 表 示 制 度 の 普 及 2 住 宅 の 質 と 安 全 性 の 確 保 3 金 融 機 関 による 良 質 な 住 宅 取 得 への 支 援 の 活 用 4 健 康 で 快 適 な 住 まい 住 環 境 の 整 備 促 進 5 良 質 な 賃 貸 住 宅 ストックの 形 成 ( 指 標 ) 新 築 住 宅 における 住 宅 性 能 表 示 の 実 施 率 4.7%(H22) 50%(H32) 2. 既 存 ストックのリフォームによる 居 住 水 準 住 宅 性 能 の 向 上 1 県 民 に 対 するリフォームの 普 及 2 安 心 してリフォームできる 環 境 づくり 3 金 融 機 関 によるリフォーム 支 援 の 活 用 ( 指 標 ) 住 宅 ストックに 対 するリフォーム 実 施 戸 数 の 割 合 2.1%(H20) 6%(H32) 3. 長 期 利 用 可 能 な 住 宅 の 普 及 1 長 期 優 良 住 宅 等 の 普 及 2 住 宅 の 維 持 管 理 に 関 する 意 識 啓 発 3マンションの 適 正 管 理 の 促 進 ( 指 標 ) 住 宅 の 滅 失 率 6.8%(H15~20) 6%(H27~32) 4. 耐 震 性 の 向 上 1 耐 震 診 断 耐 震 改 修 に 関 する 相 談 体 制 の 確 立 2 既 存 住 宅 の 耐 震 診 断 耐 震 改 修 への 取 り 組 み 3 公 共 空 間 や 屋 外 空 間 の 安 全 性 確 保 4 耐 震 に 関 する 情 報 提 供 と 意 識 啓 発 5 耐 震 改 修 促 進 計 画 の 策 定 ( 指 標 ) 新 耐 震 基 準 が 求 める 耐 震 性 を 有 する 住 宅 ストックの 比 率 81.9%(H20) 95%(H32) 5. 住 まいのユニバーサルデザイン 化 1 新 築 住 宅 におけるユニバーサルデザイン 化 の 促 進 2バリアフリー 住 宅 改 良 の 促 進 3バリアフリー ユニバーサルデザインに 対 する 県 民 の 意 識 啓 発 4 公 的 空 間 のユニバーサルデザイン 化 ( 指 標 )ユニバーサルデザイン 化 率 9.6%(H20) 28%(H32) 目 標 2: 安 全 安 心 な 居 住 環 境 づくり 1. 災 害 に 強 い 居 住 環 境 づくり 1 自 然 災 害 に 備 えた 整 備 対 策 2 住 宅 市 街 地 の 防 災 性 を 高 める 基 盤 整 備 3 迅 速 に 被 災 者 住 宅 を 確 保 する 支 援 体 制 の 充 実 4 地 域 防 災 計 画 と 住 宅 施 策 の 連 携 ( 指 標 ) 地 震 台 風 時 の 住 宅 の 安 全 性 に 対 する 不 満 率 40.6%(H20) 32%(H32) 2. 密 集 市 街 地 の 改 善 1 各 種 事 業 の 導 入 ( 指 標 ) 火 災 地 震 水 害 等 に 対 する 住 環 境 の 安 全 性 の 不 満 率 35.9%(H20) 30%(H32) 3. 防 犯 性 の 向 上 1 防 犯 に 関 する 指 針 条 例 等 の 普 及 2 防 犯 性 に 配 慮 した 公 営 住 宅 整 備 3 防 犯 性 の 高 い 住 宅 地 づくり ( 指 標 ) 沖 縄 県 防 犯 モデル 共 同 住 宅 登 録 棟 数 戸 数 ( 累 計 ) 16 棟 521 戸 (H20) 増 加 (H32) 目 標 3: 社 会 ニーズに 対 応 した 住 まいづくり まちづくり 1. 高 齢 者 世 帯 に 対 応 した 多 様 な 住 まいの 確 保 1 高 齢 者 に 対 応 した 住 宅 の 整 備 促 進 2 高 齢 者 の 入 居 を 拒 否 しない 賃 貸 住 宅 の 普 及 3 高 齢 期 に 適 した 住 まい 方 に 関 する 意 識 啓 発 4 住 宅 施 策 と 福 祉 の 連 携 による 高 齢 者 支 援 体 制 の 確 立 5 高 齢 者 の 持 ち 家 資 産 の 活 用 ( 指 標 ) 高 齢 者 人 口 に 対 する 高 齢 者 向 け 住 宅 の 割 合 2.2%(H23) 3%(H32) 2.ファミリー 世 帯 子 育 て 世 帯 に 適 した 住 まいづくり 1 公 営 住 宅 への 子 育 て 世 帯 ( 多 子 世 帯 )の 優 先 入 居 2 公 営 住 宅 建 て 替 えに 伴 う 子 育 て 支 援 施 設 の 一 体 整 備 3 子 育 て 世 帯 向 けの 住 宅 市 場 の 活 性 化 4 安 心 して 子 育 てができるまちづくり ( 指 標 ) 子 育 て 世 帯 の 誘 導 居 住 面 積 水 準 達 成 率 19.4%(H20) 50%(H32) 3. 離 島 過 疎 地 域 の 定 住 促 進 30

4.まちなか 居 住 の 促 進 1 市 街 地 活 性 化 と 連 携 したまちなか 居 住 3 地 域 特 性 を 活 かしたまちなか 居 住 支 援 事 業 5 既 存 施 設 のコンバージョンへの 展 開 2 計 画 的 な 住 宅 地 の 形 成 4 民 間 事 業 者 の 中 心 市 街 地 への 住 宅 供 給 6まちなか 居 住 に 資 する NPO 法 人 等 の 活 動 支 援 ( 指 標 ) 居 住 環 境 が 変 化 ( 引 越 し)したことで 日 常 生 活 の 買 い 物 医 療 福 祉 施 設 文 化 施 設 などの 利 便 性 が 向 上 したと 感 じている 世 帯 の 割 合 13.6%(H20) 増 加 (H32) 目 標 4: 沖 縄 の 特 性 を 活 かした 住 まいづくり まちづくり 1. 循 環 と 共 生 の 住 まいづくり 1 住 宅 関 連 資 材 の 有 効 利 用 と 廃 棄 物 の 抑 制 2 沖 縄 型 環 境 共 生 住 宅 の 普 及 3 省 エネルギー 対 策 を 講 じた 住 宅 の 普 及 ( 指 標 )エネルギーの 使 用 の 合 理 化 に 関 する 法 律 に 基 づく 届 け 出 がなされた 新 築 住 宅 における 省 エネ 基 準 ( 平 成 11 年 度 基 準 ) 達 成 率 16.6%(H20) 100%(H32) 2. 沖 縄 の 風 土 に 適 した 住 まいづくり 1 風 土 に 根 ざした 家 づくり 手 引 書 の 普 及 2 蒸 暑 地 における 住 宅 住 宅 地 づくりの 普 及 3 沖 縄 振 興 開 発 金 融 公 庫 の 融 資 制 度 の 活 用 4 駐 留 軍 用 地 跡 地 の 活 用 ( 指 標 ) 住 宅 に 対 する 不 満 率 27.6%(H20) 25%(H32) 3. 良 好 な 住 宅 地 景 観 の 形 成 保 全 1 法 や 条 例 等 の 運 用 強 化 及 びガイドラインの 普 及 2 住 宅 地 における 良 好 な 景 観 形 成 3 地 域 特 性 を 活 かしたまちなみ 整 備 4 景 観 重 要 建 造 物 及 び 景 観 重 要 樹 木 の 指 定 5 住 宅 地 における 屋 外 広 告 物 等 の 指 導 規 制 ( 指 標 )まちの 景 観 に 対 する 不 満 率 26.7%(H20) 20%(H32) 4. 伝 統 的 な 技 術 の 継 承 地 域 素 材 を 活 かした 住 宅 の 普 及 1 伝 統 的 木 造 建 築 技 術 の 継 承 2 沖 縄 の 地 域 素 材 を 活 用 した 住 宅 の 普 及 ( 指 標 ) 赤 瓦 住 宅 建 設 数 192 棟 / 年 (H22) 300 棟 / 年 (H32) 現 況 と 課 題 1 章 目 標 5: 多 様 な 居 住 ニーズが 実 現 される 環 境 づくり 1. 中 古 住 宅 に 関 する 情 報 提 供 1 消 費 者 が 理 解 しやすい 中 古 住 宅 の 情 報 提 供 2 空 き 家 活 用 の 促 進 ( 指 標 ) 既 存 住 宅 の 流 通 シェア 10%(H20) 17%(H32) 2. 定 期 借 地 定 期 借 家 制 度 の 活 用 1 定 期 借 地 定 期 借 家 制 度 の 普 及 2 既 存 ストックの 効 率 的 活 用 ( 指 標 ) 定 期 借 地 権 等 が 設 定 された 敷 地 に 住 む 世 帯 数 3100 世 帯 (H20) 4200 世 帯 (H32) 3. 住 宅 に 関 する 相 談 体 制 と 情 報 提 供 1 市 町 村 住 生 活 基 本 計 画 策 定 の 促 進 2 住 宅 に 関 する 情 報 提 供 の 促 進 3 住 宅 に 関 する 相 談 窓 口 の 設 置 4 適 正 な 住 宅 への 住 み 替 えに 関 する 情 報 提 供 ( 指 標 ) 市 町 村 住 生 活 基 本 計 画 策 定 数 13 市 町 村 (H22) 全 市 町 村 (H32) 目 標 6: 全 ての 県 民 の 居 住 の 安 定 の 確 保 1. 真 に 困 窮 する 低 所 得 者 層 に 対 するセーフティネット 1 民 間 賃 貸 住 宅 では 対 応 が 困 難 な 真 に 住 宅 に 困 窮 する 低 額 所 得 者 への 対 応 2 公 営 住 宅 の 入 居 制 度 の 見 直 し 検 討 4 収 入 超 過 者 や 高 額 所 得 者 等 への 適 切 な 対 応 5 公 営 住 宅 間 の 住 み 替 えに 対 する 仕 組 みづくり ( 指 標 ) 最 低 居 住 面 積 水 準 未 満 率 8.1%(H20) 早 期 に 解 消 (H32) 2. 多 様 な 住 宅 困 窮 世 帯 に 対 応 するセーフティネット 1 賃 貸 住 宅 ストックの 有 効 活 用 2 高 齢 者 に 対 応 した 公 営 住 宅 整 備 3 身 体 障 害 者 等 に 対 応 した 公 営 住 宅 整 備 4DV 被 害 者 等 への 対 応 ( 指 標 ) 県 営 住 宅 のバリアフリー 化 22.8%(H22) 33%(H32) 31

3 沖 縄 県 高 齢 者 居 住 安 定 確 保 計 画 平 成 24 年 現 況 と 課 題 1 章 計 画 の 位 置 づけと 期 間 沖 縄 県 の 住 生 活 基 本 計 画 と 高 齢 者 保 健 福 祉 計 画 を 上 位 計 画 とし 高 齢 者 の 居 住 の 安 定 確 保 に 関 する 法 律 ( 平 成 13 年 法 律 26 条 ) 4 条 に 基 づき 定 める もの 平 成 24 年 度 ~ 平 成 29 年 度 とし 沖 縄 県 高 齢 者 保 健 福 祉 計 画 に 合 わせ 3 年 後 の 平 成 26 年 度 に 見 直 しを 行 う 図 計 画 の 位 置 づけ 沖 縄 県 住 生 活 基 本 計 画 沖 縄 県 高 齢 者 保 健 福 祉 計 画 沖 縄 県 高 齢 者 居 住 安 定 確 保 計 画 市 町 村 住 生 活 基 本 計 画 市 町 村 高 齢 者 居 住 安 定 確 保 計 画 市 町 村 老 人 福 祉 計 画 介 護 保 険 事 業 計 画 目 標 目 標 (1) 多 様 なニーズに 対 応 した 住 まいの 供 給 促 進 目 標 (2) 地 域 で 支 える 居 住 の 安 定 に 向 けた 取 組 み 目 標 (3) 住 宅 施 策 と 福 祉 施 策 の 連 携 施 策 の 展 開 目 標 1: 多 様 なニーズに 対 応 した 住 まいの 供 給 促 進 (1) 高 齢 者 に 対 応 した 公 営 住 宅 の 整 備 1 公 営 住 宅 におけるバリアフリー 化 2 高 齢 者 施 設 を 併 設 した 公 営 住 宅 の 整 備 3シルバーハウジング 4 高 齢 者 に 配 慮 した 住 戸 の 移 転 (2) 多 様 な 住 まい 等 の 供 給 1 高 齢 者 向 け 優 良 賃 貸 住 宅 への 支 援 ( 高 齢 者 向 け 優 良 賃 貸 住 宅 は 高 齢 者 の 居 住 の 安 定 確 保 に 関 する 法 律 ( 高 齢 者 住 まい 法 ) の 平 成 23 年 10 月 20 日 の 改 正 により 法 律 上 の 位 置 付 けは 無 くなりましたが 家 賃 補 助 については 県 の 要 綱 に 基 づき 継 続 して 行 います) 2サービス 付 き 高 齢 者 向 け 住 宅 の 供 給 支 援 (3) 民 間 住 宅 におけるバリアフリー 化 の 支 援 (4) 共 同 住 宅 におけるバリアフリー 化 の 促 進 (5) 老 人 ホーム 等 の 整 備 1 介 護 保 険 事 業 支 援 計 画 ( 福 祉 保 健 部 )に 基 づいた 介 護 保 険 施 設 等 の 計 画 的 整 備 2 軽 費 老 人 ホーム(ケアハウス) 3 養 護 老 人 ホーム 4 有 料 老 人 ホーム 目 標 2: 地 域 で 支 える 居 住 の 安 定 に 向 けた 取 組 み (1) 公 営 住 宅 における 地 域 住 民 とのコミュニティ 形 成 (2) 地 域 包 括 ケアシステムの 実 現 に 向 けた 取 組 み (3) 高 齢 者 の 暮 らしを 支 える 地 域 づくり (4) 離 島 等 におけるサービス 確 保 の 支 援 目 標 3: 住 宅 施 策 と 福 祉 施 策 の 連 携 (1) 高 齢 者 の 多 様 な 住 まい 方 の 支 援 (2) 居 住 支 援 協 議 会 の 設 立 32

居 住 支 援 協 議 会 の 役 割 住 宅 確 保 要 配 慮 者 ( 低 額 所 得 者 被 災 者 高 齢 者 障 害 者 子 どもを 育 成 する 家 庭 その 他 住 宅 の 確 保 に 特 に 配 慮 を 要 する 者 )の 民 間 賃 貸 住 宅 への 円 滑 な 入 居 の 促 進 を 図 るため 地 方 公 共 団 体 や 関 係 業 者 居 住 支 援 団 体 等 が 連 携 し 住 宅 確 保 要 配 慮 者 及 び 民 間 賃 貸 住 宅 の 賃 貸 人 の 双 方 に 対 し 住 宅 情 報 の 提 供 等 の 支 援 その 他 の 措 置 ついて 協 議 するための 組 織 であります 居 住 支 援 協 議 会 は 住 宅 確 保 要 配 慮 者 に 対 する 賃 貸 住 宅 の 供 給 の 促 進 に 関 する 法 律 ( 住 宅 セーフティネット 法 ) 10 条 に 基 づく 協 議 会 居 住 支 援 協 議 会 の 取 組 み 高 齢 者 等 の 住 宅 確 保 要 配 慮 者 に 対 する 民 間 賃 貸 住 宅 等 への 入 居 の 円 滑 化 に 関 すること 財 団 法 人 高 齢 者 住 宅 財 団 による 家 賃 債 務 保 証 制 度 の 利 用 沖 縄 振 興 開 発 金 融 公 庫 のバリアフ リー 対 応 登 録 賃 貸 住 宅 融 資 などを 貸 主 情 報 提 供 すること 高 齢 者 が 終 身 住 み 続 けられ 家 賃 の 前 払 いが 可 能 な 終 身 建 物 賃 貸 借 制 度 の 普 及 を 図 ること 住 み 替 えニーズのある 高 齢 者 の 持 ち 家 についてリバースモーゲージや 子 育 て 世 帯 への 賃 貸 住 宅 化 により 住 み 替 えや 生 活 にかかる 費 用 の 負 担 軽 減 等 を 図 るなど 高 齢 者 の 持 ち 家 資 産 等 の 活 用 に 関 する 情 報 提 供 を 行 うこと 現 況 と 課 題 1 章 図 ネットワーク 構 築 住 宅 確 保 要 配 慮 者 低 額 所 得 者 被 災 者 高 齢 者 障 害 者 子 どもを 育 成 する 家 庭 支 援 居 住 支 援 協 議 会 不 動 産 関 係 団 体 宅 地 建 物 取 引 業 者 賃 貸 住 宅 管 理 業 者 家 賃 債 務 保 証 業 者 家 主 等 連 携 地 方 公 共 団 体 都 道 府 県 市 町 村 連 携 相 談 支 援 事 業 者 居 住 サポート 事 業 者 居 住 支 援 団 体 NPO 法 人 社 会 福 祉 法 人 等 連 携 連 携 地 域 住 宅 協 議 会 生 活 福 祉 就 労 支 援 協 議 会 ネットワーク 構 築 33

現 況 と 課 題 1 章 (2) 那 覇 市 の 上 位 関 連 計 画 1 4 次 那 覇 市 総 合 計 画 平 成 20 年 4 月 計 画 期 間 平 成 23 年 度 (2011 年 度 )~32 年 度 (2020 年 度 )おおむね5 年 後 に 見 直 し 基 本 構 想 基 本 理 念 :なはが 好 き!みんなで 創 ろう 子 どもの 笑 顔 が 輝 くまち 6つの 都 市 像 :1. 心 地 よいつながりでつくる 自 治 協 働 平 和 都 市 2. 地 域 力 を 活 かし 生 きがいをもって 支 えあう 健 康 都 市 3. 人 自 然 地 球 にやさしい 環 境 共 生 都 市 4. 子 どもの 笑 顔 あふれる ゆたかな 学 習 文 化 都 市 5. 人 も まちも 活 きいき 美 ら 島 の 観 光 交 流 都 市 6. 安 心 安 全 で 快 適 な 亜 熱 帯 庭 園 都 市 基 本 計 画 6 章 安 心 安 全 で 快 適 な 亜 熱 帯 庭 園 都 市 6-1 都 市 防 災 と 防 犯 6-2 市 街 地 の 整 備 6-2-1 地 域 特 性 を 活 かした 土 地 利 用 をすすめる 6-2-2 快 適 で 魅 力 ある 市 街 地 をつくる 6-2-2 快 適 に 住 み 続 けられる 住 宅 環 境 を 整 える 民 間 の 住 宅 ストックを 重 視 しながら 住 宅 の 質 の 向 上 や 多 様 な 居 住 ニーズへの 対 応 良 好 な 居 住 環 境 の 形 成 を 図 りつつ 誰 もが 快 適 に 住 み 続 けることができる 住 宅 環 境 を 整 えて いきます 1 住 宅 の 供 給 家 賃 債 務 保 証 制 度 の 案 内 など 高 齢 者 の 民 間 賃 貸 住 宅 入 居 を 支 援 していきます 民 間 住 宅 市 場 と 公 営 住 宅 情 報 の 一 元 化 を 図 り 賃 貸 住 宅 空 き 家 の 活 用 をすすめます 民 間 賃 貸 住 宅 の 利 用 困 難 者 のために 引 き 続 き 市 営 住 宅 を 整 備 管 理 していきます 2 住 宅 環 境 の 改 善 支 援 中 心 市 街 地 などの 建 築 物 の 共 同 化 協 調 建 替 えによる 老 朽 建 築 物 の 整 備 を 支 援 します 住 宅 の 取 得 リフォームの 支 援 をおこなうため 各 種 の 制 度 関 連 機 関 などの 情 報 提 供 や 相 談 の 窓 口 を 設 置 します 3 住 宅 の 安 全 性 の 向 上 旧 耐 震 基 準 で 建 築 した 既 存 住 宅 の 耐 震 改 修 を 促 進 します 市 営 住 宅 の 安 全 性 を 保 全 するために 民 間 活 力 なども 活 用 しながら 建 替 事 業 を 推 進 し ます 6-3 交 通 体 系 の 整 備 6-4 上 下 水 道 の 整 備 6-5 自 然 と 調 和 したまちなみ その 他 の 関 連 施 策 2 章 -5-1 地 域 生 活 を 支 援 する 総 合 的 なサービスを 提 供 する 3 章 -1-3 環 境 に 配 慮 した 行 政 活 動 をすすめる 6 章 -1-1 災 害 に 強 いまちをつくる 6 章 -5-2 地 域 にあったまちなみをつくる 34

2 那 覇 市 都 市 計 画 マスタープラン 平 成 11 年 策 定 平 成 24 年 改 定 位 置 づけ 計 画 都 市 計 画 法 18 条 の2に 創 設 された 市 町 村 の 都 市 計 画 に 関 する 基 本 的 な 方 針 期 間 など の 役 割 を 担 う 総 合 計 画 に 基 づき 主 にハード 面 の 都 市 整 備 に 関 する 基 本 方 針 とまちづくりの 具 体 的 な 方 向 を 提 示 するもの 平 成 11 年 度 (2011 年 度 )~おおむね 20 年 都 市 づくりの なはが 好 き!みんなで 創 ろう 子 どもの 笑 顔 が 輝 くまち 理 念 ( 4 次 那 覇 市 総 合 計 画 まちづくりの 基 本 理 念 ) 都 市 づくりの 基 本 目 標 と 都 市 づくりの 方 針 現 況 と 課 題 1 章 那 覇 市 4 次 総 合 計 画 人 口 フレーム 31 万 8 千 人 ( 平 成 29 年 ) < 将 来 的 都 市 構 造 > 1) 住 宅 地 都 心 部 においては 都 市 居 住 の 魅 力 である 利 便 性 の 高 い 居 住 環 境 を 形 成 するため 土 地 の 有 効 利 用 を 図 り 職 住 が 近 接 した 商 業 業 務 用 途 と 住 宅 用 とが 共 存 する 中 高 層 の 共 同 住 宅 を 基 調 とした 都 市 型 住 宅 地 を 構 成 していく 都 心 部 周 辺 おいては 中 規 模 の 低 中 層 共 同 住 宅 と 戸 建 住 宅 の 調 和 した 良 好 な 低 中 層 住 宅 地 を 構 成 していく 首 里 真 和 志 地 区 などの 郊 外 部 においては 地 域 特 性 を 活 かしたみどり 豊 かで 快 適 な 戸 建 て 住 宅 を 基 調 とした 低 層 住 宅 地 を 構 成 していく 35

現 況 と 課 題 1 章 < 土 地 利 用 の 方 針 > 低 層 住 宅 地 区 低 層 戸 建 専 用 住 宅 地 区 一 般 低 層 住 宅 地 区 みどり 豊 かな 良 好 な 住 宅 地 区 の 形 成 中 層 住 宅 地 区 高 層 住 宅 地 区 低 中 層 住 宅 地 区 中 高 層 住 宅 地 区 住 宅 団 地 地 区 1.みどり 豊 かな 良 好 な 住 宅 地 区 の 形 成 (1) 低 層 住 宅 地 区 1) 低 層 戸 建 専 用 住 宅 地 区 良 好 な 集 落 形 態 が 残 っている 旧 集 落 及 び 民 間 宅 地 開 発 外 人 住 宅 跡 地 などで 低 層 戸 建 住 宅 が 特 化 し 良 好 な 住 宅 地 が 形 成 されている 地 区 においては 今 後 とも 土 地 の 細 分 化 の 防 止 生 垣 の 設 置 宅 地 内 緑 化 などを 促 進 し 低 層 の 住 宅 が 立 地 するみどり 豊 かな 低 層 戸 建 専 用 住 宅 地 区 として 位 置 づけ 保 全 誘 導 を 図 る 2) 一 般 低 層 住 宅 地 区 首 里 識 名 仲 井 真 などの 市 の 縁 辺 部 に 位 置 する 戸 建 住 宅 を 中 心 とした 低 密 度 の 住 宅 地 にお いては 今 後 もゆとりある 戸 建 住 宅 及 び 周 辺 環 境 に 調 和 した 低 層 の 共 同 住 宅 が 立 地 する 一 般 低 層 住 宅 地 区 として 位 置 づけ 保 全 育 成 を 図 る 36

一 般 低 層 住 宅 地 区 の 大 半 で 基 盤 整 備 が 立 ち 遅 れ 無 秩 序 に 市 街 地 が 形 成 されていることか ら 地 域 特 性 に 応 じた 住 環 境 を 整 備 し 緑 豊 かな 住 宅 地 としての 形 成 を 図 る 少 子 高 齢 化 ヘの 対 応 や 車 に 頼 りすぎない 社 会 の 実 現 に 向 けて 徒 歩 圏 での 生 活 サービス 施 設 の 立 地 が 可 能 な 土 地 利 用 の 誘 導 を 図 る (2) 中 層 住 宅 地 区 1) 低 中 層 住 宅 地 区 中 心 市 街 地 からのスプロールにより 市 街 化 が 進 んだ 大 道 松 川 三 原 寄 宮 一 帯 の 住 宅 地 や 那 覇 新 都 心 地 区 及 び 小 禄 の 住 宅 地 などの 新 市 街 地 の 住 宅 地 においては 戸 建 住 宅 と 調 和 を 図 り 良 好 な 中 層 の 共 同 住 宅 が 立 地 する 低 中 層 住 宅 地 区 として 位 置 づけるとともに 商 業 業 務 機 能 などとの 用 途 混 在 を 抑 制 する 地 区 とする (3) 高 層 住 宅 地 区 1) 中 高 層 住 宅 地 区 那 覇 市 の 都 心 部 において 都 市 型 住 宅 地 としての 特 性 を 活 かしながら 土 地 の 有 効 利 用 を 進 め オープンスペースを 確 保 しつつ 周 辺 の 居 住 環 境 に 配 慮 した 中 高 層 の 共 同 住 宅 などが 立 地 する 中 高 層 住 宅 地 区 として 位 置 づける また 商 業 業 務 機 能 の 無 秩 序 な 進 出 が 懸 念 されるこ とから ある 程 度 の 秩 序 を 保 ちながら 共 存 していく 地 区 とする (4) 住 宅 団 地 地 区 公 営 の 住 宅 団 地 などが 集 積 する 地 区 においては みどり 豊 かな 住 宅 団 地 地 区 として 位 置 づけ 土 地 の 高 度 利 用 と 併 せたゆとりあるオープンスペースの 創 出 周 辺 地 区 への 環 境 防 災 に 配 慮 した 良 好 な 住 宅 が 供 給 されるように 誘 導 する < 地 域 区 分 > 都 市 全 体 の 構 想 だけでなく 地 域 別 の 構 想 を 描 き 全 体 構 想 とのフィードバック( 全 体 構 想 の 詳 細 化 と 地 域 まちづくり 方 針 の 積 み 上 げ)を 行 いながら 基 本 方 針 を 定 める 現 況 と 課 題 1 章 37

3 那 覇 市 景 観 計 画 ( 新 規 計 画 ) 平 成 23 年 現 況 と 課 題 1 章 計 画 の 理 念 景 観 づくり の 基 本 目 標 景 観 づくり の 取 り 組 み の 柱 類 型 別 エリ アの 設 定 住 居 系 みんなで 継 承 みんなでつくる 亜 熱 帯 庭 園 都 市 なはの 景 観 基 本 目 標 1 固 有 の 風 土 ( 亜 熱 帯 固 有 の 水 緑 微 地 形 変 化 など)をいかした 景 観 をつくる 2 固 有 の 歴 史 文 化 ( 王 都 )を 守 り いかす 景 観 をつくる 3 国 際 的 な 交 流 交 易 観 光 都 市 機 能 を 持 つ 県 都 として 風 格 のある 景 観 をつくる 4 地 域 の 資 源 や 生 活 文 化 などをいかした 景 観 をつくる 5 市 民 との 協 働 による 景 観 づくりの 活 動 を 広 げる 1 景 観 の 骨 格 づくり( 土 台 顔 づくり) 那 覇 市 の 景 観 形 成 においてその 骨 格 を 形 成 する 景 観 要 素 資 源 などを 位 置 づ け その 共 通 認 識 を 図 り 各 主 体 において 骨 格 を 生 かしていく 景 観 づくり を 進 めていきます 2 地 域 地 区 の 身 近 な 景 観 づくりと 協 働 活 動 の 展 開 ( 表 情 づくり) 地 域 地 区 といった 身 近 なわがまちの 景 観 づくりの 基 本 的 な 考 え 方 を 示 し 景 観 づくりのさまざまな 活 動 に 応 じて 市 民 事 業 者 行 政 等 が 協 働 する 景 観 づくりを 行 っていきます 3 景 観 配 慮 の 仕 組 みづくり( 動 き 手 足 づくり) 那 覇 市 の 景 観 づくりの 考 え 方 を 実 現 するためには 事 前 に 景 観 への 配 慮 を 促 すことが 大 切 です それを 担 保 していくため 景 観 法 や 条 例 等 により 那 覇 市 にふさわしい 仕 組 みと 制 度 を 確 立 していきます 4 章 3-2 類 型 別 エリアの 設 定 1 低 層 住 居 エリア ( 低 層 住 居 エリア 1= 首 里 北 低 層 住 居 エリア 2= 上 間 仲 井 真 真 地 国 場 ) 市 域 北 東 部 の 末 吉 や 首 里 識 名 一 帯 は 概 ね 低 層 の 住 宅 地 景 観 が 展 開 しています ( 主 として 一 種 低 層 住 居 専 用 地 域 ) それらの 個 性 ある 景 観 をひとつのエリア として 区 分 します 2 住 居 エリア ( 住 居 エリア 1= 那 覇 北 安 謝 川 沿 い 住 居 エリア 2= 真 和 志 地 区 一 部 住 居 エ リア 3= 小 禄 地 区 一 部 ) 姫 百 合 通 り( 国 道 330 号 )から 東 の 大 道 三 原 寄 宮 与 儀 一 帯 また 小 禄 の 国 道 331 号 から 東 一 帯 は 概 ね 中 低 層 の 住 宅 地 景 観 が 展 開 し ています( 主 として 一 種 中 高 層 住 居 専 用 地 域 ) 一 方 臨 港 道 路 と 国 道 58 号 に 挟 まれた 安 謝 地 区 一 帯 も 概 ね 中 低 層 の 住 宅 地 景 観 が 展 開 しています( 主 として 一 種 住 居 地 域 ) それらの 個 性 ある 景 観 をひとつ のエリアとして 区 分 します 3 都 心 住 居 エリア ( 都 心 住 居 エリア 1= 国 際 通 り 以 北 国 道 58 号 と 新 都 心 に 囲 まれた 範 囲 都 心 住 居 エリア 2= 国 道 58 号 以 西 都 心 住 居 エリア 3= 牧 志 壺 屋 一 帯 都 心 住 居 エリア 4= 松 尾 泉 崎 樋 川 楚 辺 壷 川 一 帯 ) 西 の 港 ( 臨 港 地 区 )と 姫 百 合 通 り( 国 道 330 号 )に 挟 まれた 中 心 市 街 地 は 中 高 層 の 商 業 業 務 住 居 の 混 在 した 景 観 が 展 開 しています ( 主 として 一 種 住 居 地 域 並 びに 商 業 地 域 ) それらの 個 性 ある 景 観 をひとつのエリアとして 区 分 しま す 38

4 2 次 那 覇 市 地 域 福 祉 計 画 平 成 22 年 3 月 改 正 ( 平 成 26 年 度 策 定 予 定 ) 計 画 の 期 間 平 成 21 年 度 (2009 年 度 )~ 平 成 25 年 度 (2013 年 度 ) 計 画 の 基 本 理 念 住 宅 住 環 境 関 連 施 策 赤 ちゃんからお 年 寄 り みんなが 主 役 なはのまち ~ 支 え 合 い あんしん 育 む ゆいまーる~ 目 標 1 住 民 による 支 え 合 いで 地 域 力 を 育 む 支 え 合 いの 推 進 支 え 合 いの 輪 づくりの 推 進 民 生 委 員 児 童 委 員 と 自 治 会 NPO 健 康 福 祉 団 体 の 連 携 強 化 活 動 の 場 の 充 実 既 存 施 設 の 有 効 活 用 世 代 を 超 えて 誰 もが 集 える 場 づくりの 支 援 目 標 2 地 域 で 必 要 な 人 に 最 適 な 支 援 が 届 く 仕 組 みをつくる 相 談 支 援 体 制 の 整 備 地 域 における 相 談 支 援 体 制 の 充 実 目 標 3 安 心 安 全 で 快 適 なまちづくりを 推 進 する ユニバーサルデザインのまちづくり 福 祉 のまちづくり 推 進 体 制 の 充 実 バリアフリー 情 報 の 発 信 住 民 主 体 によるユニバーサルデザインの 推 進 現 況 と 課 題 1 章 5 5 次 なは 高 齢 者 プラン< 那 覇 市 高 齢 者 保 健 福 祉 計 画 ( 平 成 24 年 度 改 定 ) 及 び 介 護 保 険 事 業 計 画 ( 5 期 )> 平 成 24 年 3 月 計 画 の 期 間 平 成 24 年 度 (2012 年 度 )~ 平 成 26 年 度 (2014 年 度 ) 計 画 の 基 本 的 な 考 え 方 住 宅 住 環 境 関 連 施 策 地 域 に 暮 らす 高 齢 者 がまちづくりの 様 々な 場 面 に 参 画 し 高 齢 者 自 身 も 共 に 地 域 を 支 える 中 で 生 きがいと 活 力 に 満 ちた 日 々を 過 ごしていける 社 会 の 構 築 を めざしていくとともに たとえ 介 護 を 必 要 とする 状 態 になっても 地 域 や 地 域 の 人 々に 見 守 られ 支 えられながら 自 分 らしく 安 心 して 長 生 きできる 地 域 社 会 の 実 現 をめざす 支 えあい 私 らしく ちゃーがんじゅう 基 本 目 標 1 地 域 での 支 えあいづくりの 推 進 2 健 康 づくり 支 援 3 生 きがいづくり 支 援 の 充 実 4 介 護 保 険 サービス 及 び 介 護 予 防 の 充 実 5 地 域 での 生 活 支 援 サービスの 充 実 目 標 1 地 域 での 支 えあいづくりの 推 進 1. 地 域 支 えあい 活 動 の 支 援 充 実 地 域 づくりの 支 援 充 実 地 域 におけるネットワークの 構 築 目 標 4 介 護 保 険 サービス 及 び 介 護 予 防 の 充 実 4. 介 護 保 険 サービスの 充 実 居 宅 サービスの 充 実 促 進 ( 福 祉 用 具 貸 与 購 入 の 適 正 利 用 の 促 進 / 適 正 な 住 宅 改 修 の 促 進 ) 目 標 5 地 域 での 生 活 支 援 サービスの 充 実 1. 在 宅 福 祉 サービスの 充 実 在 宅 サービスの 充 実 2. 身 近 な 生 活 環 境 の 充 実 高 齢 者 対 応 型 住 宅 の 確 保 ( 公 営 住 宅 における 高 齢 者 世 帯 向 け 小 規 模 住 宅 の 設 備 促 進 / 民 間 借 家 の 活 用 による 住 宅 の 確 保 / 暮 らしやすい 住 まいづくりの 推 進 (バリアフリー 住 宅 の 整 備 等 ) 高 齢 者 に 配 慮 した 住 環 境 の 充 実 ( 福 祉 のまちづくり 条 例 の 適 正 運 用 及 び 普 及 活 動 / 公 共 空 間 の 整 備 推 進 ) 移 動 支 援 の 充 実 39

6 那 覇 市 次 世 代 育 成 支 援 行 動 計 画 後 期 平 成 22 年 3 月 現 況 と 課 題 1 章 計 画 の 位 置 づけ 次 世 代 育 成 支 援 行 動 計 画 は 次 世 代 育 成 対 策 推 進 法 8 条 1 項 に 基 づく 法 定 計 画 4 次 那 覇 市 総 合 計 画 を 踏 まえ 那 覇 市 地 域 福 祉 計 画 並 びにその 他 関 連 福 祉 計 画 等 との 整 合 を 図 る 計 画 期 間 平 成 22 年 度 (2010 年 度 )~ 平 成 26 年 度 (2014 年 度 ) 計 画 の 対 象 及 び 範 囲 行 動 計 画 の 基 本 視 点 すべての 子 どもと 子 育 てを 行 う 家 庭 地 域 企 業 行 政 等 の 個 人 と 団 体 1. 子 どもの 視 点 2. 利 用 者 の 立 場 に 立 つ 視 点 3. 次 代 の 親 を 育 成 する 視 点 4. 社 会 全 体 で 子 育 てをする 支 援 5. 那 覇 市 の 特 性 を 活 かす 視 点 基 本 理 念 と 基 本 目 標 住 宅 住 環 境 関 連 施 策 子 どもの 笑 顔 が 輝 き 子 育 てに 夢 が 広 がるまち 基 本 目 標 1 安 心 して 子 育 てができるまち 基 本 目 標 2 社 会 全 体 で 子 育 てを 支 えあうまち 基 本 目 標 3 子 どもが 明 るく 心 豊 かに 育 つまち 基 本 目 標 4 親 と 子 が 健 やかに 暮 らせるまち 基 本 目 標 1 安 心 して 子 育 てができるまち 施 策 1 子 育 て 家 庭 への 支 援 子 育 て 相 談 情 報 提 供 の 充 実 ひとり 親 家 庭 等 の 支 援 基 本 目 標 2 社 会 全 体 で 子 育 てを 支 えあうまち 施 策 2 子 育 て 家 庭 への 支 援 地 域 社 会 地 域 コミュニティ 意 識 の 形 成 と 地 域 活 動 の 推 進 子 どもの 健 全 育 成 環 境 づくり 施 策 3 子 育 てにやさしい 生 活 環 境 の 整 備 ゆとりある 居 住 環 境 の 確 保 < 取 り 組 みの 方 針 > 子 育 て 家 庭 等 に 配 慮 した 快 適 でゆとりある 住 宅 環 境 や 家 族 構 成 等 に 応 じて 住 み 替 えを 容 易 にする 住 宅 情 報 の 提 供 に 努 めるとともに ひとり 親 家 庭 等 の 社 会 的 自 立 を 促 進 するため 住 宅 確 保 対 策 を 推 進 します < 施 策 の 方 向 性 > 1 子 育 て 家 庭 等 に 配 慮 した 住 環 境 の 整 備 2ひとり 親 世 帯 等 の 公 営 住 宅 における 優 先 入 居 子 育 てバリアフリーの 推 進 子 どもの 安 全 対 策 子 どもの 遊 び 場 公 園 等 の 整 備 40

7なは 障 がい 者 プラン 平 成 19 年 3 月 ( 平 成 26 年 度 策 定 予 定 ) 計 画 期 間 平 成 18 年 度 (2006 年 度 )~ 平 成 23 年 度 (2011 年 度 ) 基 本 方 針 住 宅 住 環 境 関 連 施 策 1. 推 進 基 盤 の 整 備 2. 自 立 生 活 の 支 援 3. 一 人 ひとりのニーズに 対 応 した 保 育 教 育 の 推 進 4. 働 く 場 の 確 保 活 動 の 場 の 充 実 5. 交 流 の 場 づくり 6. 文 化 スポーツ レクリエーション 活 動 の 推 進 7. 住 まいの 確 保 8. 暮 らしやすいまちづくり 9. 情 報 とコミュニケーション 10. 保 健 医 療 の 充 実 11. 経 済 的 援 助 の 周 知 基 本 方 針 7 住 まいの 確 保 障 がいのある 市 民 が 地 域 の 中 で 快 適 な 住 宅 生 活 をおくることができる 住 ま いの 確 保 が 重 要 です このため 障 がいに 配 慮 した 住 宅 整 備 のための 普 及 啓 発 を 行 うとともに 住 宅 確 保 に 関 わる 多 様 な 支 援 を 確 立 していきます 1) 障 がいに 配 慮 した 公 営 住 宅 の 整 備 推 進 新 たに 建 設 される 公 営 住 宅 においては 障 がいに 配 慮 した 住 宅 整 備 を 推 進 す るとともに 既 に 入 居 している 障 がいのある 市 民 の 要 請 にこたえられるよう 居 住 環 境 の 改 善 に 対 処 します また グループホームの 場 を 確 保 していきます 2) 障 がいに 配 慮 した 民 間 住 宅 整 備 の 促 進 及 び 入 居 支 援 障 がいのある 市 民 が 安 心 してくらせる 住 宅 を 整 備 するため 既 存 住 宅 の 改 善 に 対 する 普 及 啓 発 活 動 や 相 談 などの 支 援 に 努 め 既 設 民 間 住 宅 のバリアフリ ーを 推 進 します また 民 間 賃 貸 住 宅 への 入 居 がスムーズに 行 えるよう 支 援 し ていきます 住 まいの 確 保 障 がいに 配 慮 した 公 営 住 宅 の 整 備 推 進 障 がいのある 市 民 等 に 配 慮 した 公 営 住 宅 の 建 設 既 存 公 営 住 宅 の 改 善 グループホームの 場 の 確 保 現 況 と 課 題 1 章 障 がいに 配 慮 した 民 間 住 宅 整 備 の 普 及 啓 発 グループホーム 及 びケアホームの 整 備 支 援 住 宅 改 造 費 助 成 事 業 の 推 進 住 宅 整 備 マニュアルの 作 成 バリアフリー 住 宅 の 普 及 啓 発 民 間 住 宅 における 障 がいのある 市 民 の 入 居 支 援 ( 居 住 サポート 事 業 ) 基 本 方 針 8 くらしやすいまちづくり くらしやすい まちづくり 生 活 環 境 基 盤 の 整 備 拡 充 那 覇 市 福 祉 のまちづくり 条 例 に 基 づく 環 境 整 備 の 推 進 すべての 人 が 利 用 しやすい 公 共 施 設 の 整 備 既 存 公 共 施 設 のバリアフリーの 推 進 すべての 人 にわかりやすい 案 内 表 示 の 整 備 災 害 や 緊 急 時 へのサポート 那 覇 市 防 災 計 画 と 整 合 した 支 援 体 制 づくり 移 動 支 援 の 充 実 リフト 付 きバス 運 行 事 業 の 効 率 化 福 祉 バス 運 行 の 利 便 性 向 上 公 共 交 通 の 充 実 多 様 な 交 通 の 活 用 観 光 客 の 移 動 支 援 41

8 那 覇 市 中 心 市 街 地 活 性 化 基 本 計 画 平 成 26 年 度 作 成 予 定 現 況 と 課 題 1 章 9 2 次 那 覇 市 市 営 住 宅 ストック 総 合 活 用 計 画 平 成 20 年 3 月 ( 平 成 26 年 度 策 定 予 定 ) 計 画 策 定 の 目 的 計 画 の 位 置 づけ 計 画 期 間 基 本 理 念 < 基 本 目 標 > 一 定 期 間 を 対 象 として 建 て 替 え 全 面 的 改 善 個 別 改 善 維 持 保 全 用 途 廃 止 を 位 置 づけ 円 滑 な 事 業 推 進 にむけた 事 業 手 法 事 業 スケジュール 仮 住 居 移 転 の 対 策 方 法 を 定 めるもの 4 次 那 覇 市 総 合 計 画 を 上 位 計 画 とし 那 覇 市 住 生 活 基 本 計 画 の 具 体 施 策 の 一 部 として 策 定 平 成 20 年 度 ~ 平 成 29 年 度 ( 平 成 24 年 度 までを 前 期 平 成 25 年 度 から 29 年 度 までを 後 記 とする) 安 全 性 少 子 高 齢 化 環 境 問 題 への 対 応 等 時 代 の 要 請 に 応 じたストックの 活 用 本 市 の 住 宅 住 環 境 の 向 上 に 資 するストックの 活 用 団 地 を 含 め 地 域 コミュニティの 活 性 化 に 資 するストックの 活 用 1) 安 全 性 の 向 上 確 保 1 耐 震 性 能 の 向 上 2 避 難 経 路 の 確 保 3 防 犯 対 策 の 充 実 2) 少 子 高 齢 化 への 対 応 1 高 齢 者 に 配 慮 した 住 宅 住 環 境 の 整 備 2 少 子 化 に 対 応 した 住 宅 住 環 境 の 整 備 3) 環 境 資 源 問 題 への 対 応 1 自 然 資 源 の 有 効 活 用 2 長 寿 命 建 築 物 の 整 備 3リサイクルの 推 進 4) 居 住 環 境 の 向 上 1 住 宅 の 質 向 上 の 推 進 2 団 地 の 利 便 性 向 上 の 推 進 5) 土 地 の 有 効 利 用 市 営 住 宅 敷 地 の 有 効 利 用 を 図 るため 効 率 的 な 土 地 利 用 を 進 める 効 率 的 な 土 地 利 用 によっ て 生 み 出 された 用 地 について 民 間 活 用 等 有 効 的 な 活 用 を 図 る 6) 団 地 コミュニティの 活 性 化 促 進 団 地 の 集 会 所 等 を 地 域 住 民 に 開 放 し 団 地 内 外 の 交 流 を 図 り 団 地 コミュニティの 活 性 化 を 図 る 周 辺 地 域 への 働 きかけを 行 う 等 により 周 辺 地 域 を 含 めたコミュニティ 形 成 を 促 進 する 7) 民 間 活 用 の 検 討 建 替 事 業 等 をより 円 滑 に 進 めることができるよう 民 間 の 技 術 資 金 等 の 活 用 について さ らに 検 討 を 深 める < 整 備 水 準 の 目 標 > 1. 住 棟 新 耐 震 設 計 法 をクリアしたものとします 二 方 向 避 難 及 び 防 火 区 画 を 確 保 したものとします 42

耐 久 性 の 高 い 構 造 体 とします 共 用 部 分 の 階 段 廊 下 は 手 すりの 設 置 等 高 齢 者 等 に 配 慮 したものとします 可 能 な 限 り 死 角 を 発 生 させないなど 防 犯 面 に 配 慮 します 屋 上 緑 化 等 環 境 負 荷 の 低 減 に 配 慮 したものとします 2. 住 戸 1 規 模 都 市 居 住 型 誘 導 居 住 面 積 水 準 を 目 安 に 居 住 者 ニーズを 踏 まえて 設 定 します 2 設 備 給 湯 は 台 所 洗 面 所 浴 室 の 3 箇 所 で 使 用 可 能 なものとします 専 用 の 浴 室 を 確 保 します 3 高 齢 者 等 への 対 応 住 戸 内 は 手 すりの 設 置 段 差 解 消 等 高 齢 者 等 に 配 慮 したもの もしくは 改 善 が 容 易 なも のとします 現 況 と 課 題 1 章 3. 附 帯 施 設 1 駐 車 場 1 世 帯 当 たり 1 台 の 駐 車 場 確 保 は 団 地 居 住 者 の 特 性 団 地 の 立 地 及 び 公 共 交 通 機 関 の 利 用 促 進 等 を 考 慮 し 維 持 又 は 減 を 検 討 します 介 護 等 のサービス 車 両 についても 考 慮 します 2オートバイ 自 転 車 置 き 場 敷 地 内 にオートバイ 自 転 車 置 き 場 を 設 置 します 4. 共 同 施 設 敷 地 内 に 集 会 所 児 童 遊 園 広 場 を 設 けます 共 同 施 設 は 手 すりの 設 置 段 差 解 消 等 高 齢 者 等 に 配 慮 したものとします 5. 併 設 施 設 福 祉 等 との 連 携 により 可 能 な 限 り 福 祉 施 設 等 の 併 設 を 図 り 地 域 の 交 流 空 間 の 形 成 に 努 めます 6. 屋 外 環 境 緑 地 等 オープンスペースの 確 保 に 努 めます 太 陽 光 等 自 然 エネルギーの 活 用 に 努 めます 雨 水 の 有 効 利 用 に 努 めます < 計 画 期 間 における 管 理 戸 数 > 現 状 ( 平 成 19 年 年 度 ) 平 成 24 年 度 管 理 戸 数 平 成 29 年 度 6,597 6,392 6,392 43