タイトル

8. 地 区 内 道 路 整 備 プログラム 8. 地 区 内 道 路 整 備 プログラム (1) 地 区 内 道 路 整 備 プログラムの 検 討 地 区 内 道 路 整 備 プログラムは, 目 指 すべき 地 区 内 道 路 網 の 各 路 線 を 対 象 に, 整 備 の 優 先 度 を 明 示 した もので, 整 備 優 先 度 の 考 え 方 に 基 づき, 優 先 整 備 路 線, 局 所 的 改 良 や 交 通 安 全 の 視 点 も 含 めた 機 能 確 保 のための 総 合 的 な 取 組 箇 所 を 選 定 している 道 路 網 計 画 の 目 標 今 回 の 検 討 の 対 象 地 区 内 道 路 網 計 画 の 検 討 STEP1 目 指 すべき 地 区 内 道 路 網 の 検 討 STEP2 地 区 内 道 路 整 備 プログラム の 検 討 優 先 整 備 路 線 道 路 網 構 築 の 視 点 目 指 すべき 地 区 内 道 路 網 整 備 優 先 度 の 考 え 方 機 能 確 保 のための 総 合 的 な 取 組 必 要 性 が 確 認 されなかった 路 線 計 画 の 位 置 付 けを 廃 止 する 路 線 それ 以 外 の 路 線 計 画 策 定 後 市 が 実 施 する 拡 幅 整 備 また, 都 市 計 画 決 定 して 整 備 することも 視 野 に 入 れる 市 が 主 体 的 に 実 施 する 取 組 部 分 的 な 拡 幅 交 通 規 制 の 変 更 ( 速 度 規 制,ゾーン30の 設 定 範 囲 拡 大 等 ) 既 存 道 路 の 有 効 活 用 ( 空 間 再 配 分, 物 理 的 デバイス 設 置, 交 差 点 改 良 等 ) 長 期 的 に 市 民 や 事 業 者 と 協 力 し, 整 備 を 推 進 ( 自 主 セットバックによる 拡 幅 整 備, 建 替 時 に 拡 幅 整 備 など) 図 地 区 内 道 路 網 計 画 の 検 討 の 流 れ 8-1

8. 地 区 内 道 路 整 備 プログラム (2) 優 先 整 備 路 線 整 備 優 先 度 の 考 え 方 目 指 すべき 地 区 内 道 路 網 から, 現 在, 市 で 重 点 的 に 取 り 組 むべき 視 点 として, 消 防 活 動 困 難 区 域 の 解 消 に 資 する 路 線, 都 市 基 盤 整 備 事 業 の 関 連 路 線 を, 優 先 整 備 路 線 として 選 定 する 消 防 活 動 困 難 区 域 の 解 消 に 資 する 路 線 市 内 には, 消 防 活 動 を 行 うことが 難 しい 消 防 活 動 困 難 区 域 がいまだに 点 在 している 状 況 である 消 防 活 動 を 円 滑 に 行 うために, 消 防 ホースの 曲 折 を 考 慮 し, 震 災 時 に 消 防 自 動 車 が 通 れる 幅 員 6m 以 上 の 道 路 から140m 以 遠 の 消 防 活 動 困 難 区 域 を 解 消 し, 防 災 性 の 向 上 を 図 る 都 市 基 盤 整 備 事 業 の 関 連 路 線 現 在, 市 では 京 王 線 の 地 下 化 が 実 現 し,これに 連 動 する 調 布 布 田 国 領 の 各 駅 前 広 場 の 整 備 が 進 んでいる また, 鉄 道 敷 地 の 利 用 については, 平 成 27 年 度 から 平 成 36 年 度 までの10 年 間 で, 段 階 的 に 整 備 を 進 めることとしており,これらと 連 動 して 整 備 を 進 め ることで, 地 域 の 発 展 の 促 進 や 利 便 性 の 向 上 を 図 る 8-2

8. 地 区 内 道 路 整 備 プログラム (3) 機 能 確 保 のための 総 合 的 な 取 組 機 能 確 保 のための 総 合 的 な 取 組 の 検 討 の 考 え 方 現 在 の 生 活 道 路 網 計 画 とそれに 基 づく 道 路 整 備 は,ほぼ 優 先 度 をつけずに, 全 ての 道 路 の 整 備 を 同 じ 速 度 で 進 めている 状 況 であるが, 問 題 解 決 の 緊 急 性 を 考 えれば,これからは, 地 区 の 課 題 の 解 決 に 役 立 つ 生 活 道 路 の 整 備 に 転 換 し, 道 路 空 間 の 確 保 だけでなく, 局 所 的 改 良 や 交 通 安 全 の 視 点 を 含 む 総 合 的 な 取 組 を 行 うことが 重 要 である そこで, 部 分 的 に 解 決 する 必 要 のある 課 題 として,ボトルネックとなっている 箇 所, 小 学 校 の 周 辺 な どで, 機 能 確 保 のための 総 合 的 な 取 組 を 位 置 付 ける この 取 組 では, 部 分 的 な 拡 幅 や 交 通 規 制 の 変 更 ( 速 度 規 制,ゾーン30の 設 定 等 )や 既 存 道 路 の 有 効 活 用 ( 交 差 点 改 良, 物 理 的 デバイスの 設 置 など)により, 機 能 の 確 保 ができないかなどを 検 討 する ボトルネックとなっている 箇 所 前 後 区 間 が 整 備 済 となっている 区 間 や 広 域 道 路 に 接 続 する 道 路 のうち 部 分 的 に 未 整 備 と なっている 区 間 などを 拡 幅 整 備 することで,アクセス 性 の 向 上 や, 迂 回 による 生 活 道 路 へ の 通 過 交 通 の 抑 制, 事 故 の 削 減 などを 図 る 小 学 校 の 周 辺 小 学 校 の 周 辺 では, 早 急 に 児 童 の 安 全 対 策 を 実 施 することが 必 要 であることから, 短 期 的 に 実 施 可 能 な 方 策 について 地 域 の 方 々と 協 議 し, 安 全 性 の 向 上 を 図 る 8-3

８ 地区内道路整備プログラム (４)地区内道路整備プログラム 東八道路IC(仮称) 21 神代植物公園 味の素スタジアム 1 19 調布IC 20 25 22 2 24 16 23 17 3 4 18 9 5 6 10 7 16 0 500 11 13 14 12 15 8 24 1,000m 凡 例 広域道路と合わせて 今後検討する路線 並行する生活道路 神代植物公園通り の機能改善を 図ることにより 都市計画道路の機能代替の可能性に ついて検討が必要 優先整備路線 機能確保のための総合的な取組 広域道路網と合わせて今後検討する路線 上記以外の地区内道路網の路線 生活道路の位置付けを廃止する路線 広域道路網 広域道路網 廃止候補路線 図 地区内道路整備プログラム 8-4

8. 地 区 内 道 路 整 備 プログラム 表 優 先 整 備 路 線 No 路 線 区 間 延 長 (m) 1 市 道 北 165 号 線 ほか2 路 線 2 市 道 東 81 号 線 ほか2 路 線 調 布 3 4 14 号 線 ~ 調 布 3 4 11 号 線 ( 佐 須 街 道 ) 調 布 3 4 10 号 線 ( 品 川 通 り) ~ 調 布 3 4 17 号 線 表 機 能 確 保 のための 総 合 的 な 取 組 (ボトルネック) 730 900 3 市 道 西 100 号 線 下 石 原 1 丁 目 地 内 70 4 市 道 南 13 号 14 号 線 5 6 7 8 9 市 道 南 15 号 線 ( 調 布 駅 周 辺 地 区 区 画 道 路 7 号 ) 計 画 路 線 ( 調 布 駅 周 辺 地 区 区 画 道 路 9 号 ) 市 道 南 27 号 線 ( 調 布 駅 周 辺 地 区 区 画 道 路 2 号 ) 市 道 南 26 号 線 ( 調 布 駅 周 辺 地 区 区 画 道 路 12 号 ) 市 道 南 26-17 号 線 ( 調 布 駅 周 辺 地 区 区 画 道 路 13 号 ) 10 計 画 路 線 11 市 道 南 139-8 号 線 計 画 路 線 12 計 画 路 線 市 道 南 138 号 線 13 市 道 南 137 号 線 市 道 南 140 号 線 調 布 3 2 6 号 線 ( 鶴 川 街 道 ) ~ 調 布 7 5 1 号 線 ( 市 役 所 前 通 り) 400 市 道 南 17 号 線 ~ 鉄 道 敷 地 80 市 道 南 18 号 線 ~ 調 布 7 5 1 号 線 ( 市 役 所 前 通 り) 150 小 島 町 2 丁 目 地 内 60 調 布 駅 前 広 場 ~ 調 布 3 4 28 号 線 ( 蓮 慶 寺 の 通 り) 200 市 道 南 26 号 線 ~ 市 道 南 22 号 線 40 市 道 南 25 号 線 ~ 調 布 3 4 26 号 線 ( 布 田 南 通 り) 調 布 3 4 26 号 線 ( 布 田 南 通 り) ~ 市 道 南 137 号 線 市 道 南 137 号 線 ~ 調 布 3 4 18 号 線 ( 狛 江 通 り) 都 道 119 号 ( 旧 甲 州 街 道 ) ~ 主 要 市 道 22 号 線 200 350 220 180 14 市 道 南 155-4 号 線 都 道 119 号 ( 旧 甲 州 街 道 )~ 鉄 道 敷 地 140 15 計 画 路 線 ( 国 領 駅 周 辺 地 区 区 画 道 路 2 号 ) 調 布 3 4 7 号 線 ~ 市 道 東 45 号 線 100 合 計 3,820 No 路 線 16 計 画 路 線 17 市 道 南 116 号 線 ( 白 山 通 り) 18 主 要 市 道 20 号 線 ( 三 中 通 り) 19 市 道 北 272 号 線 20 市 道 東 110-3 号 線 表 機 能 確 保 のための 総 合 的 な 取 組 ( 小 学 校 周 辺 ) No 路 線 21 北 ノ 台 小 学 校 周 辺 22 第 三 小 学 校 周 辺 23 多 摩 川 小 学 校 周 辺 24 富 士 見 台 小 学 校 周 辺 25 若 葉 小 学 校 周 辺 ここで 示 す 延 長 は 目 安 であり, 事 業 化 時 の 測 量 延 長 などとは 異 なる 場 合 がある 各 路 線 に 示 した 番 号 は, 整 備 の 優 先 順 位 を 示 すものではない 現 在 事 業 中 の 路 線 については, 引 き 続 き 事 業 が 継 続 される 8-5

9. 今 後 の 課 題 以 下 の 点 については, 今 後 も 引 き 続 き 検 討 を 進 める (1) 自 転 車 利 用 の 環 境 づくり 国 や 東 京 都 の 自 転 車 施 策 安 全 で 快 適 な 自 転 車 利 用 環 境 創 出 ガイドライン( 平 成 24 年 11 月 ) 検 討 委 員 会 ( 平 成 24 年 11 月 )の 提 言 を 踏 まえガイドラインを 策 定 各 地 域 において 道 路 管 理 者 や 都 道 府 県 警 察 が 自 転 車 ネットワーク 計 画 の 作 成 やその 整 備, 通 行 ルールの 徹 底 等 を 進 めることを 目 的 と して, 安 全 で 快 適 な 自 転 車 利 用 環 境 創 出 ガイドライン( 平 成 24 年 11 月 )が 策 定 された 国 土 交 通 省 及 び 警 察 庁 が 国 土 技 術 政 策 総 合 研 究 所 の 調 査 研 究 の 成 果 等 も 踏 まえ, 共 同 で 策 定 している 適 用 の 留 意 点 自 転 車 通 行 空 間 の 計 画 設 計 自 動 車 歩 行 者 と 分 離 された 自 転 車 通 行 空 間 は,わずか 約 3,000Kmである 断 片 的 な 整 備 ではなく,ネットワークとして 機 能 させることが 重 要 であり, 地 域 の 計 画 策 定 を 推 進 す ることとしている 全 ての 道 路 で 自 転 車 通 行 空 間 を 整 備 することは 現 実 的 ではないため, 効 果 的, 効 率 的 に 整 備 すること を 目 的 に, 面 的 な 自 転 車 ネットワークを 構 成 する 路 線 を 選 定 することとしている 今 後 は, 自 転 車 にとって 重 要 な 路 線 などで 車 道 通 行 を 基 本 とする 整 備 を 進 める 方 針 であり, 自 転 車 道, 自 転 車 専 用 通 行 帯 等 に 加 え 車 道 で 自 動 車 と 混 在 する 方 法, 自 動 車 の 規 制 速 度 や 交 通 量 等 に 応 じ, 整 備 形 態 の 選 定 方 法 を 提 示 している 既 存 の 道 路 等 で 整 備 するにあたっては, 道 路 空 間 の 再 配 分 等 を 検 討, 整 備 困 難 な 場 合, 当 面 の 整 備 形 態, 代 替 路 を 検 討 することとしている 9-1

自 転 車 利 用 のルールの 徹 底 総 合 的 な 取 組 安 全 で 快 適 な 自 転 車 利 用 環 境 を 創 出 するため, 自 転 車 通 行 空 間 の 整 備 と 併 せて, 利 用 ルールの 徹 底 を 図 るとともに, 駐 停 車 荷 捌 き 車 両 対 策, 放 置 自 転 車 対 策, 利 用 促 進 等 の 総 合 的 な 取 組 を 実 施 していく ことが 必 要 であるとしている 東 京 都 自 転 車 走 行 空 間 整 備 推 進 計 画 ( 東 京 都, 平 成 24 年 10 月 ) 東 京 都 は, 2020 年 の 東 京 計 画 に 位 置 付 けた 自 転 車 走 行 空 間 を 整 備 するため, 整 備 の 基 本 的 な 考 え 方 や 優 先 整 備 区 間 などを 取 りまとめた 東 京 都 自 転 車 走 行 空 間 整 備 推 進 計 画 を 策 定 した 東 京 都 では, 本 計 画 に 基 づき, 自 転 車 走 行 空 間 の 整 備 を 推 進 し, 誰 もが 安 全 で 安 心 して 利 用 できる 道 路 空 間 を 創 出 することとしている 図 東 京 都 自 転 車 走 行 空 間 整 備 推 進 計 画 ( 整 備 手 法 の 選 定 等 ) 出 典 : 東 京 都 自 転 車 走 行 空 間 整 備 推 進 計 画 ( 平 成 24 年 10 月, 東 京 都 ) 9-2

優 先 整 備 区 間 調 布 市 内 では, 調 布 3 2 6 号 線 ( 武 蔵 境 通 り)が 平 成 23 年 度 までの 整 備 済 み 箇 所 となっている 調 布 市 内 に, 優 先 整 備 区 間 は 存 在 しない 図 東 京 都 自 転 車 走 行 空 間 整 備 推 進 計 画 ( 優 先 整 備 区 間 ) 出 典 : 東 京 都 自 転 車 走 行 空 間 整 備 推 進 計 画 ( 平 成 24 年 10 月, 東 京 都 ) 9-3

市 内 の 自 転 車 走 行 空 間 整 備 の 現 状 調 布 市 総 合 交 通 計 画 調 布 市 総 合 交 通 計 画 では, 交 通 施 策 の 基 本 方 針 として, 歩 行 者 自 転 車 が 安 全 安 心 に 移 動 できる 環 境 の 整 備 が 設 定 されており, 歩 行 者 自 転 車 が 安 全 安 心 に 移 動 できる 環 境 の 整 備 として, 自 転 車 利 用 環 境 の 整 備 が 基 本 交 通 施 策 として 掲 げられている 自 転 車 利 用 の 多 い 地 域 の 状 況 を 踏 まえ, 利 用 実 態 に 合 わせて 市 内 の 安 全 な 自 転 車 ネットワークを 構 築 することで, 日 常 的 な 移 動 での 利 便 性 向 上 を 図 る 品 川 通 りなど 既 に 整 備 済 みの 都 市 計 画 道 路 においては, 道 路 空 間 の 再 配 分 などにより 走 行 空 間 の 確 保 を 検 討 するとともに, 未 整 備 路 線 については 整 備 改 修 にあわせて 効 率 的 な 整 備 を 推 進 図 自 転 車 ネットワークイメージ 出 典 : 調 布 市 総 合 交 通 計 画 9-4

調 布 3 4 10 号 線 調 布 3 4 10 号 線 ( 品 川 通 り)では, 平 成 26 年 度 に 自 転 車 歩 行 者 道 として, 自 転 車 走 行 空 間 を 設 置 している 標 準 幅 員 16mのうち, 幅 員 21.5~25.5m, 延 長 約 300mの 区 間 について, 自 転 車 歩 行 者 道 内 に 走 行 空 間 を 設 置 している 図 調 位 布 置 3 4 10 図 ( 調 布 3 4 10 号 線 号 線 ) 写 真 自 転 車 走 行 空 間 ( 調 布 3 4 10 号 線 ) 9-5

最 近 の 動 向 2020 年 東 京 オリンピック パラリンピック 競 技 大 会 に 向 けた 自 転 車 推 奨 ルートの 取 組 ( 東 京 都, 平 成 27 年 4 月 ) 東 京 都 は, 東 京 都 自 転 車 走 行 空 間 整 備 推 進 計 画 ( 平 成 24 年 10 月 ) 等 に 基 づき, 都 道 において, 自 転 車 走 行 空 間 の 整 備 を 進 めている 2020 年 東 京 オリンピック パラリンピック 競 技 大 会 の 開 催 時 に, 外 国 からの 来 訪 者 も 含 めて 誰 も が, 大 会 の 雰 囲 気 や 観 光 地 のにぎわいを 自 転 車 で 楽 しめるよう, 取 組 を 進 めていく 自 転 車 推 奨 ルート( 武 蔵 野 の 森 周 辺 地 区 ) 調 布 市 内 では, 自 転 車 推 奨 ルートとして, 武 蔵 野 の 森 周 辺 地 区 が 指 定 されており, 天 文 台 通 り,スタ ジアム 通 り, 武 蔵 境 通 り, 東 八 道 路 がルートとして 指 定 されている 図 自 転 車 推 奨 ルート 出 典 :2020 年 東 京 オリンピック パラリンピック 競 技 大 会 に 向 けた 自 転 車 推 奨 ルートの 取 組 について( 平 成 27 年 4 月, 東 京 都 ) 安 全 で 快 適 な 自 転 車 利 用 環 境 創 出 の 促 進 に 関 する 検 討 委 員 会 平 成 24 年 11 月 に 策 定 した 安 全 で 快 適 な 自 転 車 利 用 環 境 創 出 ガイドライン を 踏 まえた 安 全 で 快 適 な 自 転 車 利 用 環 境 を 早 期 に 創 出 するために, 安 全 で 快 適 な 自 転 車 利 用 環 境 創 出 の 促 進 に 関 する 検 討 委 員 会 を 開 催 自 転 車 ネットワーク 計 画 策 定 の 早 期 進 展 と 安 全 な 自 転 車 通 行 空 間 の 早 期 確 保 に 向 けた 提 言 を 取 りまとめる 予 定 9-6

道 路 網 計 画 への 反 映 今 後 の 自 転 車 走 行 空 間 の 考 え 方 広 域 道 路 ( 都 市 計 画 道 路 )の 新 規 整 備 の 際 は, 交 通 管 理 者 協 議 の 中 で, 自 転 車 の 走 行 空 間 に 関 する 協 議 が 不 可 欠 である このため, 自 転 車 レーンなどの 自 転 車 走 行 空 間 の 設 置 の 考 え 方 の 整 理 が 必 要 である 地 区 内 道 路 ( 生 活 道 路 )については, 自 転 車 走 行 空 間 の 設 置 するには 幅 員 が 限 られている 場 合 が 多 い が, 市 民 からの 要 望 や, 駅 周 辺 の 自 転 車 等 駐 車 場 との 連 携 も 含 めて, 路 面 表 示 等 の 設 置 を 検 討 する 必 要 がある また, 安 全 な 自 転 車 利 用 にあたっては, 自 転 車 の 正 しいルールやマナーの 浸 透 を 図 ること, 自 転 車 走 行 空 間 ネットワークについては, 東 京 都 の 動 向 等 から, 今 後, 検 討 が 必 要 である 上 記 を 踏 まえ, 調 布 市 道 路 網 計 画 に 以 下 を 記 載 することとする 自 転 車 利 用 の 環 境 づくり 調 布 市 内 の 移 動 は, 徒 歩 や 自 転 車 が 多 く 利 用 されていますが, 安 全 に 利 用 できる 空 間 は 十 分 では ありません みちの 井 戸 端 会 議 や 道 路 に 関 するアンケートでは 歩 道 を 安 全 に, 快 適 に 歩 けるよう にしてほしい や 自 転 車 を 安 全 に 利 用 できるようにしてほしい という 意 見 を 多 くいただいてい ます これは, 自 転 車 の 走 行 空 間 が 明 確 になっていないために, 結 果 として, 歩 行 者 や 車 と 自 転 車 利 用 者 が 混 在 している 道 路 利 用 の 現 状 を 示 していると 考 えられます 道 路 を 利 用 する 誰 もが 安 全 で 快 適 に 通 行 できるようにするには, 自 転 車 利 用 の 環 境 づくりが 必 要 です すなわち, 自 転 車 が 安 全 に 利 用 できる 環 境 を 整 えることにより, 歩 行 者 や 車 も, 道 路 を 安 全 に 利 用 出 来 るようになると 考 えられます 今 後, 自 転 車 の 日 常 的 な 移 動 の 安 全 性 及 び 利 便 性 向 上 を 図 るため, 高 齢 者 や 子 どもなど, 誰 もが 安 全 かつ 快 適 に 移 動 できるような 環 境 づくりを 推 進 していきます < 広 域 道 路 網 計 画 > 広 域 道 路 を 新 規 整 備 する 場 合 には, 交 通 管 理 者 との 協 議 を 踏 ま え, 車 道 通 行 を 原 則 とした 自 転 車 走 行 空 間 の 設 置 を 検 討 する 既 存 道 路 において 自 転 車 走 行 空 間 を 設 置 する 場 合 には, 交 通 管 理 者 との 協 議 を 踏 まえ, 緊 急 性 などを 考 慮 したうえで, 順 次 車 道 にピクトグラムなどの 路 面 表 示 を 検 討 する また, 道 路 の 機 能 や 役 割 に 応 じて, 道 路 空 間 の 再 配 分 等 により 自 転 車 走 行 空 間 の 確 保 を 検 討 する 2020 年 東 京 オリンピック パラリンピック 競 技 大 会 に 向 け た 自 転 車 推 奨 ルートに 指 定 されている 地 区 では, 車 道 の 利 用 を 基 本 とした 整 備 方 針 に 基 づき, 整 備 を 進 めていく < 地 区 内 道 路 網 計 画 > 地 区 内 道 路 については, 自 転 車 等 駐 車 場 の 周 辺 や 人 が 集 まる 駅 前 など, 道 路 の 機 能 や 役 割 に 応 じて, 順 次 車 道 の 左 側 端 へ 自 転 車 を 誘 導 するため,ピクトグラムなどの 路 面 表 示 の 設 置 を 検 討 し, 自 転 車 走 行 空 間 の 明 確 化 に 努 める 鉄 道 敷 地 に 沿 って 計 画 されている 地 区 内 道 路 では, 自 転 車 走 行 空 間 の 明 確 化 と 連 続 性 を 創 出 す 9-7 図 自 転 車 のピクトグラムの 例 出 典 : 安 全 で 快 適 な 自 転 車 利 用 環 境 創 出 の 促 進 に 関 する 検 討 委 員 会 資 料

ることとしている < 自 転 車 利 用 者 のルールやマナーの 啓 発 > 自 転 車 の 安 全 な 走 行 に 関 する 啓 発 については, 自 転 車 利 用 者 の 目 につきやすい 自 転 車 等 駐 車 場 の 看 板 へのポスターの 掲 示 を 行 うとともに, 年 2 回 の 交 通 安 全 のつどいや 自 転 車 安 全 教 室 など, 交 通 管 理 者 や 交 通 安 全 協 会 と 連 携 して,さまざまな 年 代 に 対 応 した 形 で 各 種 啓 発 活 動 を 実 施 し ている 引 き 続 き, 交 通 管 理 者 等 と 連 携 をし, 自 転 車 の 正 しいルールやマナーの 浸 透 を 図 る < 今 後 の 検 討 > 平 成 28 年 度 からの2か 年 で, 利 用 実 態 を 把 握 したうえで, 市 内 の 自 転 車 ネットワーク 計 画 に ついて 検 討 を 行 う 予 定 9-8

(2) 道 路 整 備 にあわせたまちづくり 調 布 市 のまちづくりの 現 状 調 布 市 都 市 計 画 マスタープラン( 平 成 26 年 9 月 改 定 ) 土 地 利 用 の 方 針 調 布 市 の 地 域 特 性 を 生 かしつつ,にぎわいのあるまちづくりと 暮 らしやすい 住 環 境 づくりの 調 和 を 図 るため, 土 地 利 用 について, 次 のように 方 向 づけられている 1 業 務 商 業 地 区 業 務 商 業 地 区 は, 駅 周 辺 地 区 において, 広 域 交 通 の 利 便 性 を 生 かしながら, 魅 力 的 で 活 気 のあ る 業 務 商 業 施 設 の 重 点 的 な 集 積 を 誘 導 するとともに, 既 存 商 店 街 の 活 性 化 を 図 ります また,バリアフリー 化 の 促 進 や 交 通 結 節 機 能 の 充 実 を 図 り, 駅 前 市 街 地 の 利 便 性 向 上 を 図 ります 2 業 務 商 業 系 沿 道 地 区 業 務 商 業 系 沿 道 地 区 は, 主 要 幹 線 道 路 沿 道 において, 広 域 交 通 の 利 便 性 を 生 かしながら, 生 活 サービス 施 設 等 の 業 務 商 業 機 能 の 立 地 を 誘 導 しつつ,これと 調 和 した 住 居 の 環 境 を 保 全 します また, 沿 道 建 築 物 の 不 燃 化 による 防 災 性 の 向 上 を 図 るとともに, 歩 行 者 や 自 転 車 の 安 全 な 通 行 に 配 慮 しながら, 地 区 計 画 等 による 都 市 計 画 制 度 等 を 活 用 し, 周 辺 の 住 宅 地 等 との 調 和 を 図 ります 3 低 密 度 住 宅 地 区 低 層 住 宅 を 主 とした 市 街 地 として, 狭 あい 道 路 の 改 善 などの 安 全 な 住 環 境 への 改 善 を 図 りながら, 緑 豊 かなゆとりある 安 全 安 心 な 住 環 境 を 維 持 形 成 します 農 地 や 屋 敷 林 が 多 く 残 る 地 域 においては, 住 宅 開 発 に 対 する 適 切 な 土 地 利 用 を 図 っていくため, 営 農 環 境 や 住 宅 地 と 調 和 した 土 地 利 用 を 誘 導 するとともに, 崖 線 周 辺 の 住 宅 地 においては, 崖 線 の 緑 と 連 続 した 住 環 境 を 形 成 し, 緑 豊 かでうるおいとくつろぎのある 住 環 境 を 保 全 します 4 中 密 度 住 宅 地 区 共 同 住 宅 や 戸 建 て 住 宅 等 を 主 とした 市 街 地 として,ゆとりある 都 市 型 住 宅 と 日 常 生 活 に 必 要 な 生 活 利 便 施 設 が 調 和 した, 緑 豊 かで 秩 序 ある 住 環 境 を 形 成 成 熟 化 します 老 朽 化 が 進 む 住 宅 団 地 では, 施 設 の 更 新 改 善 に 向 けたまちづくりを 検 討 推 進 します 住 宅 市 街 地 を 抜 ける 幹 線 道 路 や 主 要 な 生 活 道 路 沿 道 においては, 後 背 地 の 低 層 住 宅 地 の 住 環 境 と の 調 和 を 図 りながら, 日 常 生 活 サービスなどを 扱 う 生 活 利 便 施 設 の 立 地 を 誘 導 します 5 住 工 共 存 地 区 工 場 等 の 立 地 誘 導 や 広 域 交 通 の 利 便 性 を 生 かした 流 通 業 務 等 の 促 進 を 基 本 としつつ, 社 会 経 済 情 勢 の 変 化 に 伴 う 土 地 利 用 転 換 に 当 たっては, 地 区 計 画 や 特 別 用 途 地 区 等 の 制 度 を 活 用 し, 適 切 な 土 地 利 用 を 誘 導 します 既 に 工 場 と 住 宅 が 混 在 している 地 区 は, 既 存 工 場 と 住 環 境 が 調 和 した 市 街 地 環 境 へ 改 善 を 図 りま す 9-9

6 産 業 観 光 交 流 地 区 地 域 の 環 境 を 保 全 しつつ, 歴 史 的 資 源 や 撮 影 所 等 の 地 域 資 源 を 生 かしながら, 産 業 振 興 観 光 交 流 の 拠 点 として, 土 地 利 用 を 推 進 します 7 公 園 緑 地 地 区 良 好 な 都 市 環 境 を 形 成 するうえで 重 要 な 要 素 として, 各 種 制 度 を 活 用 しながら, 積 極 的 な 保 全 に 努 めます 都 市 計 画 公 園 緑 地 等 が 計 画 されている 地 区 は, 地 元 意 向 等 を 踏 まえ 柔 軟 に 整 備 を 推 進 します 8 文 教 研 究 施 設 地 区 地 域 固 有 の 資 源 として 周 辺 環 境 と 調 和 した 秩 序 ある 公 共 的 な 土 地 利 用 を 推 進 します 9スポーツ レクリエーション 地 区 広 域 的 な 憩 い 親 しみの 場 として 活 用 保 全 を 推 進 します 10 大 規 模 公 共 利 用 施 設 周 辺 環 境 に 配 慮 しながら, 公 共 的 な 施 設 の 機 能 の 維 持 適 正 な 配 置 を 推 進 します 11 処 理 施 設 周 辺 環 境 に 配 慮 しながら, 都 市 生 活 を 支 える 処 理 施 設 の 機 能 の 維 持 適 正 な 配 置 を 推 進 します 9-10

土 地 利 用 方 針 図 図 土 地 利 用 方 針 図 出 典 : 調 布 市 都 市 計 画 マスタープラン( 平 成 26 年 9 月, 東 京 都 ) 9-11

用 途 地 域 等 指 定 方 針 及 び 指 定 基 準 ( 平 成 26 年 9 月 ) 用 途 地 域 等 の 変 更 及 び 決 定 にあたって 留 意 すべき 事 項 ( 抜 粋 ) (1) 用 途 地 域 等 の 適 時 適 切 な 見 直 し 目 標 とする 市 街 地 像 を 実 現 するため, 社 会 状 況 の 変 化 による 土 地 利 用 の 動 向, 都 市 計 画 事 業 等 の 進 捗 状 況, 都 市 基 盤 等 の 公 共 公 益 施 設 の 整 備 状 況 等 に 応 じ, 適 時 適 切 に 用 途 地 域 等 を 見 直 す (2) 地 区 計 画 の 原 則 化 用 途 地 域 等 の 変 更 にあたっては, 都 市 機 能 の 更 新, 住 環 境 の 保 全 など 地 区 の 課 題 にきめ 細 かく 対 応 し, 地 域 の 特 性 に 応 じためざすべき 市 街 地 像 を 実 現 するため, 必 要 な 事 項 を 原 則 として 地 区 計 画 に 定 める ただし, 下 記 に 示 す 容 積 率 や 建 ぺい 率 の 低 減 や, 地 形 地 物 の 変 化 による 用 途 地 域 の 変 更 など 市 街 地 環 境 に 及 ぼす 影 響 が 想 定 されない 場 合 は 地 区 計 画 を 定 めないことができるものとする 1 地 区 計 画 を 伴 わない 用 途 地 域 の 変 更 について ある 一 定 の 条 件 のもと, 以 下 に 示 す 地 区 で 周 辺 の 環 境 に 大 きな 影 響 を 与 えないものについては, 地 区 計 画 を 定 めることなく 用 途 地 域 の 変 更 を 行 うことができる (ア) 用 途 地 域 の 境 界 の 基 準 としていた 地 形 地 物 が 変 更 した 地 区 建 築 物 の 用 途 の 制 限 や 斜 線 制 限 による 形 態 規 制 などの 集 団 規 定 が 緩 和 される 場 合 は, 周 辺 環 境 に 与 える 影 響 が 軽 微 であること (イ) 再 開 発 等 促 進 区 を 定 める 地 区 計 画 に 基 づき 土 地 利 用 転 換 が 完 了 した 地 区 (ウ) 事 業 中 又 は 整 備 が 完 了 した 都 市 計 画 道 路 等 の 沿 道 地 区 目 標 とする 市 街 地 像 の 実 現 手 段 が 都 市 計 画 マスタープランなどの 上 位 計 画 に 明 記 されており, 地 区 計 画 によらず 他 の 都 市 計 画 によって, 目 標 とする 市 街 地 像 の 実 現 が 担 保 できること また, 都 市 計 画 道 路 等 の 整 備 を 契 機 に 市 街 地 環 境 が 改 善 するなど, 地 区 計 画 により 地 区 施 設 を 定 める 必 要 がないこと 従 来 は, 概 ね8 年 ごとに 一 斉 見 直 しを 実 施 ( 東 京 都 ) (エ) 都 市 計 画 を 伴 わずに 土 地 利 用 が 転 換 した 地 区 土 地 利 用 転 換 の 方 針 が 都 市 計 画 マスタープランなどの 上 位 計 画 に 明 記 されており, 建 築 物 の 用 途 の 制 限 や 斜 線 制 限 による 形 態 規 制 などの 集 団 規 定 が 強 化 され, 市 街 地 環 境 の 悪 化 を 伴 わな いこと 9-12

用 途 地 域 等 地 域 地 区 の 見 直 しの 検 討 について ( 平 成 27 年 度 第 1 回 調 布 市 都 市 計 画 審 議 会 資 料 ) 平 成 27 年 度 を 初 年 度 とし,3か 年 で, 用 途 地 域 等 地 域 地 区 の 見 直 し 検 討 を 実 施 している 目 的 調 布 市 都 市 計 画 マスタープランで 示 した 市 の 地 域 特 性 を 生 かし, 賑 わいのあるまちづくりと 暮 らしやすい 住 環 境 づくりの 調 和 を 図 るための 土 地 利 用 方 針 を 踏 まえ, 平 成 29 年 度 の 用 途 地 域 等 地 域 地 区 の 見 直 しに 向 けて 検 討 を 行 うことを 目 的 とする 見 直 しの 背 景 用 途 地 域 の 一 斉 見 直 し(H16)から10 年 余 りが 経 過 用 途 地 域 決 定 権 限 の 東 京 都 から 市 へ 移 譲 (H24.4) 都 市 計 画 マスタープランの 改 定 (H26.9) 用 途 地 域 等 に 関 する 指 定 方 針, 指 定 基 準 の 策 定 (H26.9) まちの 状 況 の 変 化 街 づくりの 進 捗 都 市 計 画 道 路 の 整 備 に 対 応 した 適 正 な 沿 道 土 地 利 用 の 誘 導 等 土 地 利 用 の 変 化 工 場 の 撤 退 による 土 地 利 用 転 換, 準 工 業 地 域 における 住 工 混 在 用 途 地 域 の 境 界 基 準 としていた 地 形 地 物 等 の 変 更 等 参 考 : 土 地 利 用 方 針 図 参 考 : 工 業 流 通 計 施 設 の 集 積 参 考 : 都 市 計 画 道 路 の 整 備 市 が 独 自 性 をもって 都 市 づくりに 取 り 組 むことのできる 環 境 が 整 った ( 地 域 のまちづくり 対 応 した 見 直 し) 土 地 利 用 の 変 化,まちづくりの 進 捗 等 の 変 化 により 生 じた 都 市 の 課 題 に 即 した 検 討 が 必 要 三 か 年 の 検 討 イメージ 参 考 都 市 計 画 事 業 の 進 捗 に 合 わせた 変 更 用 途 地 域 等 の 見 直 しの 基 本 的 な 考 え 方 となる 用 途 地 域 等 の 見 直 し 方 針 を 決 定 する 方 針 に 基 づき, 用 途 地 域 等 の 地 域 地 区 の 見 直 しを 検 討 する 都 市 計 画 法 に 基 づく 法 定 手 続 きや 条 例 改 正 を 行 う 平 成 27 年 度 ( 仮 称 ) 用 途 地 域 等 見 直 し 方 針 の 策 定 用 途 地 域 等 地 域 地 区 見 直 し 検 討 地 区 の 選 定 布 田 駅 平 成 28 年 度 用 途 地 域 等 地 域 地 区 見 直 し 箇 所 の 選 定 都 市 計 画 の 素 案 の 作 成 ( 駅 前 広 場 整 備 に 合 わせた 検 討 ) 参 考 都 市 計 画 事 業 の 進 捗 に 合 わせた 変 更 佐 須 町 4 丁 目 平 成 29 年 度 用 途 地 域 等 地 域 地 区 の 都 市 計 画 手 続 き 柴 崎 1 丁 目 決 定 告 示 ( 都 市 計 画 道 路 の 事 業 の 進 捗 に 合 わせた 検 討 ) 9-13

まちづくりの 検 討 課 題 事 例 1 道 路 整 備 に 合 わせた 沿 道 土 地 利 用 道 路 整 備 に 連 携 した 土 地 利 用 の 適 正 な 誘 導 が 図 られない さらに, 道 路 整 備 効 果 が 早 期 に 発 現 できな い 都 施 行 調 布 3 4 18 号 線 ( 事 業 中 路 線 ) 市 施 行 調 布 3 4 28 号 線 ( 事 業 中 路 線 ) 凡 例 事 例 2 道 路 整 備 と 連 携 したまちづくり 道 路 計 画 を 契 機 としてまちづくりの 機 運 が 高 まった 地 区 は, 地 区 計 画 を 検 討 するなど 地 元 と 協 働 して まちづくりを 進 めている 市 施 行 調 布 3 4 32 号 線 ( 事 業 中 路 線 ) 住 み 続 けたい 緑 につつまれるまち 調 布 を より 一 層 具 現 化 するために 調 布 市 ほっとするふるさとをはぐくむ 街 づくり 条 例 ( 平 成 17 年 4 月 施 行 ) 凡 例 計 画 ( 都 市 マス)と 法 規 範 ( 条 例 )の 両 面 から 住 民 発 意 の まちづくりを 推 進 9-14

道 路 網 計 画 への 反 映 事 例 を 踏 まえ, 調 布 市 道 路 網 計 画 に 以 下 を 記 載 することとする < 地 域 の 個 性 を 生 かしたまちづくり> 調 布 市 では, 調 布 市 ほっとするふるさとをはぐくむ 街 づくり 条 例 に 基 づき, 住 民 発 意 によるま ちづくりを 推 進 しています 話 し 合 いの 場 が 一 定 の 要 件 を 満 たす 場 合 には, 調 布 市 が 街 づくり 協 議 会, 街 づくり 準 備 会 として 認 定 し,まちづくり 活 動 に 対 する 支 援 を 行 います 観 光 拠 点 であ る 深 大 寺 の 周 辺 地 区 では, 豊 かな 自 然 や 歴 史 的 な 景 観 を 生 かした 活 発 なまちづくり 活 動 が 行 われて います また, 老 朽 化 した 大 規 模 住 宅 の 建 替 えを 契 機 に 活 動 している 地 区 があります まちづくり 活 動 は, 地 域 住 民 の 共 通 の 思 いをきっかけに 始 まることがほとんどであり, 道 路 の 大 半 が 住 宅 地 に 計 画 されている 調 布 市 では, 道 路 の 計 画 を 契 機 としてまちづくりの 機 運 が 高 まる 可 能 性 があります このような 機 会 を 捉 え, 地 域 のまちづくりの 熟 度 に 応 じて, 沿 道 の 街 並 み 形 成 の 促 進 などについて, 地 域 住 民 と 協 働 で 検 討 を 進 めていくことが 重 要 と 考 えています < 今 後 の 検 討 > 平 成 27 年 度 からの3か 年 で, 地 域 の 個 性 を 生 かしたまちづくりの 進 捗 や 土 地 利 用 の 変 化 に 対 応 するため, 都 市 計 画 マスタープラン 及 び 用 途 地 域 の 指 定 方 針 及 び 指 定 基 準 を 踏 まえた 用 途 地 域 の 見 直 し 検 討 を 行 う 予 定 9-15

参 考. 検 討 体 制 都 市 計 画 道 路, 生 活 道 路 などの 整 備 を 計 画 的 かつ 効 率 的 に 推 進 することを 目 的 として 策 定 する 道 路 網 計 画 の 公 平 性 及 び 客 観 性 を 確 保 するため, 調 布 市 道 路 網 計 画 有 識 者 委 員 会 を 設 置 するとともに, 道 路 網 計 画 の 円 滑 な 策 定 に 資 するため, 調 布 市 道 路 網 計 画 庁 内 調 整 会 議 を 設 置 し, 調 査 検 討 を 進 めた 調 布 市 長 計 画 決 定 付 議 報 告 調 布 市 道 路 網 計 画 有 識 者 委 員 会 調 布 市 道 路 網 計 画 庁 内 調 整 会 議 情 報 提 供 技 術 的 助 言 情 報 提 供 調 整 ニーズ 把 握 意 見 調 布 市 街 づくり 事 業 課 道 路 網 計 画 の 検 討 主 体 情 報 提 供 ニーズ 把 握 市 民, 団 体 庁 内 既 存 会 議 の 活 用 企 画 会 議 調 布 市 都 市 整 備 対 策 協 議 会 情 報 提 供 意 見 図 検 討 体 制 < 調 布 市 道 路 網 計 画 有 識 者 委 員 会 委 員 > 所 属 氏 名 委 員 長 東 京 工 業 大 学 大 学 院 総 合 理 工 学 研 究 科 教 授 屋 井 鉄 雄 副 委 員 長 日 本 大 学 理 工 学 部 准 教 授 大 沢 昌 玄 東 洋 大 学 理 工 学 部 教 授 野 澤 千 絵 埼 玉 大 学 大 学 院 理 工 学 研 究 科 助 教 小 嶋 文 委 員 東 京 都 都 市 整 備 局 都 市 基 盤 部 街 路 計 画 課 課 長 佐 久 間 巧 成 東 京 都 建 設 局 道 路 管 理 部 安 全 施 設 課 課 長 周 郷 友 義 調 布 市 都 市 整 備 部 長 岩 本 宏 樹 委 員 < 調 布 市 道 路 網 計 画 庁 内 調 整 会 議 委 員 > 所 属 行 政 経 営 部 政 策 企 画 課 長 ( 副 会 長 ) 行 政 経 営 部 財 政 課 長 都 市 整 備 部 都 市 計 画 課 長 都 市 整 備 部 街 づくり 事 業 課 長 ( 会 長 ) 都 市 整 備 部 用 地 課 長 都 市 整 備 部 道 路 管 理 課 長 都 市 整 備 部 交 通 対 策 課 長 都 市 整 備 部 建 築 指 導 課 長 参 考 -1

お 問 い 合 わせ 先 調 布 市 都 市 整 備 部 街 づくり 事 業 課 TEL:042-481-7587( 直 通 ) FAX:042-481-6800 登 録 番 号 ( 刊 行 物 番 号 ) 2015-274