コラボレーションプラットホーム 早わかりガイド
Google Workspace とは 01 新しい働き方が求められる時代に いま ビジネスの世界は ニューノーマル と呼ばれる新しい時代に突入しようとしています ニューノーマル とは これまでの常識がオフィスでの対面業務を中心とする勤務形態であったのに対し 自宅などからのテレワー クにも対応した柔軟な勤務形態を構築するものです 日本企業においてテレワークといえば 従来から 働き方改革 の一環として推進していた企業もありますが どちらかといえば怪我や病気 育児 家族の介護といった事情がある社員向けの補助的な勤務形態という認識が強かったのではないでしょうか? しかし 大規模な自然災害などの緊急事態が発生した際 いつオフィスへ出社できない事態に陥るか分かりません そんなときでも事業継続を可能にしてくれるのが テレワークを柔軟に取り入れたニューノーマルな勤務形態なのです 実際 世界的な脅威となっている 新型コロナウイルス感染症 ( COVID-19 ) の影響により 日本でも 2020 年 4 月から 5 月にかけ 緊急事態宣言が発出 テレワークへの取り組みを急遽開始した企業も多かったと思います しかし たとえ新型コロナウイルスの影響が収まったとしても オフィスへの出勤を主体とした従来の勤務形態に戻すのは危険です 企業のビジネスに悪影響を及ぼす緊急事態がいつ発生するかは予測できないため 日頃から有事を念頭に置いた勤務形態が求められます 不便だから従来の勤務形態に戻す のではなく 不便に感じる部分をなくす より快適な環境を作り上げる ことが重要なのです 02 柔軟 便利 シンプル そして 安全 な業務環境が必要に 実際に会わない 会えない 新しい業務環境においては より積極的なデジタル化の推進が求められます 具体 的には 下記のような要件を満たす環境構築が重要です どこにいても仕事がこなせる柔軟性 最大限に時間を有効活用できる利便性 シンプルにつながることができる連携性 不安なく運用し続けられる安全性 なかには テレワークは不便 と感じる方もいると思います しかしそれは ここであげた要件を満たす環境が 整っていないからではないでしょうか オフィスという場所に依存せず 場所に捉われない働き方を実現するには いつでも簡単かつセキュアに業務ができ コミュニケーションが取れる基盤が必要なのです ニューノーマルに対する不満の多くは デジタルツールの活用によって解消できます ただし 不満に対して個別にツールを導入していくと 今度は 複数のツールを併用するのが面倒 各ツールのデータ連携ができない といった新たな問題が発生してしまいます そんなときにぜひおすすめしたいのが ビジネスに必要な各種機能が統合されたコラボレーションツールです 2
03 業務に必要な機能を 1 ヶ所に これまで Google が提供してきた Gmail Google カレンダー Google ドライブ など 各種ビジネスツールを集約したクラウド型のコラボレーションツールが Google Workspace TM ( 旧 :G Suite ) です 注目していただきたいのは 単純にツールをまとめただけでなく それぞれの連携能力が大幅に向上している点 これにより 企業において必要不可欠なメールの送受信から ファイルの作成 共同編集 共有 スタッフ同士の円滑なコミュニケーション 意思疎通に欠かせない Web 会議に至るまで あらゆる業務をスピーディーにつないでくれます 便利なツール同士が どのような場所からでも柔軟かつシンプル そして安全に連携することで生産性を向上させ さらにはいま企業に求められる新しい働き方 ワークスタイルの確立をも実現できる Google Workspace には そんな数多くの魅力が備わっています Gmail ビジネス用カスタムメール ドキュメント文書作成 Google Keep TM メモとリスト Google Meet TM 音声会議とビデオ会議 スプレッドシート表計算 Apps Script 業務の進め方を最適化 Google Chat TM チームのメッセージのやりとり スライドプレゼンテーション作成ツール Cloud Search TM Google Workspace に含まれる情報をスマートに検索 カレンダー共有カレンダー フォームアンケート作成ツール Currents TM 企業向けの SNS サービス ドライブクラウドストレージ サイトウェブサイト作成ツール 管理コンソールセキュリティと管理機能 エンドポイント組織内のデバイスの管理 Vault TM データの保持 アーカイブ 検索 3
Google Workspace でできること 01 メールの返信を AI がサポート 受信メールの内容に応じた返信文案を AI が提示します ユーザーは返信案を選択して手早くメールの返信ができ ます また 選択した返信案に文章を追加して入力することもできます メールの内容を AI が判断して返信文案を 3 つ提示 02 選択した返信案に文章を追加して入力することも可能 メールをベースにシームレスな コラボレーションを実現 Gmail と同じ画面上で展開できるチャット機能を活用し チャットルーム上でファイル Google ドキュメント Google スプレッドシート Google スライド を作成することができます ここで作成したファイルは 同じく チャットルーム上で共同編集することができ メンバーと内容を確認しながら作成を進めることができます Gmail と同じ画面で展開できるチャットルーム上でファ イルを作成 4 チャットルーム上で開いたファイルはその場で共同編集 が可能
03 ファイル同士の連携で手間と時間を削減 ドキュメント スプレッドシート スライド では 新しいタブを開かずにリンクされたファイルをプレビューできます これにより 資料を確認する際の手間と時間を削減できます ファイル上にリンクされた別のファイルを同一画面上 で閲覧 04 リンクされた別ファイルをウインドウの 拡大 ボタン から別タブ表示も可能 臨場感の高いコラボレーションで生産性を向上 Google Meet のピクチャー イン ピクチャー機能 * を活用することで 参加者の表情を確認しながら資料の説明を したり 共有ファイルの共同編集行うなど 臨場感の高いコラボレーションを実現します * 今後提供予定 2021 年 1 月時点 顔を見ながらのミーティングで言葉以外のサインも 把握 参加者の表情を見ながらファイルの共同編集も可能 5
Google Workspace パッケージと価格 01 Google Workspace のパッケージ構成 中堅 中小企業向け Business プラン 大企業向け Enterprise プラン Google Workspace には 中堅 中小企業を対象とし 1 ~ 300 ユーザーでの利用に適した Business プランと 300 ユーザーを超える大規模組織に適した Enterprise プランが用意されており ストレージ容量やサポート 面にも違いがあります 02 中堅 中小企業向け Google Workspace Business プラン 最大 300 ユーザーまで利用できる中堅 中小企業向けの Business プラン アプリケーション機能 Business Starter Business Standard Business Plus コミュニケーション Gmail ビジネス用カスタムメール カレンダー Google Chat 共有カレンダー チームのメッセージのやりとり Google Meet 音声会議とビデオ会議 100 人まで参加可能 150 人まで参加可能 250 人まで参加可能 Currents 企業向け SNS サービス ファイル作成 ドキュメント 文書作成 スプレッドシート スライド フォーム 表計算 プレゼンテーション作成ツール アンケート作成ツール サイト ウェブサイト作成ツール Google Keep メモとリスト ストレージ ドライブクラウドストレージ 30GB/ ユーザー Vault Cloud Search データの保持 アーカイブ 検索 Google Workspace に含まれる情報を検索 アーカイブ 検索 2TB/ ユーザー ( プール ) 1 自社データ 5TB/ ユーザー ( プール ) 1 自社データ 1 ドメイン内で共有してご利用いただけます 各エディションの詳細は DIS までお問合せください 6
価格 商品名 参考価格 ( 月額 ) 参考価格 ( 年額 ) Google Workspace Business Starter 680 8,160 Google Workspace Business Standard 1,360 16,320 Google Workspace Business Plus 2,040 24,480 03 大企業向け Google Workspace Enterprise プラン 大企業向けの Enterprise は Business Plus エディション をベースにさらなる機能拡張を実現 ゼロト ラストセキュリティを実現するコンテキストアウェア機能によってセキュリティを強化するほか 各種管理機能 柔軟なストレージオプションなどを備え より安心かつ高品位なコラボレーションを可能にします Enterprise で提供される機能 Gmail :ediscovery( 電子証拠開示手続 ) データ保持 S/MIME 暗号化などを活用したセキュアな運用が可能 Google Meet :250 人まで参加可能なビデオ会議に加えて 出欠状況の確認 ノイズキャンセル ドメイン内ライブストリーミング ドライブでの録画共有を実現 ドライブ : 必要に応じて保存容量を増やすことが可能 セキュリティ :Vault DLP データリージョン エンタープライズエンドポイント管理 コンテキストアウェアアクセスなど充実の制御機能 サポート :24 時間 365 日体制の Enhanced サポート に加え 有料で専任のテクニカルアドバイザーが対応する Premium サポート にアップグレードが可能 Enterprise の詳細については DISまでお問合せください 04 Google Workspace の最新情報 クラウド型サービスの Google Workspace は日々進化を続けており 関連 Web サイト上で各種ツールの更新情報 や新機能などが公開されています また 各企業の導入事例や導入 運用にあたってのお役立ち情報も豊富にそろっ ていますので ぜひ活用してみてください idaten( 韋駄天 )Google Workspace 特設サイト :https://www.idaten.ne.jp/portal/page/out/mss/google/index.html Google Workspace 公式ページ :https://workspace.google.co.jp/ Google Cloud 公式ブログ :https://cloud.google.com/blog/ja Google Workspace 導入事例 :https://workspace.google.co.jp/intl/ja/customers/ Transformation Gallery :https://transformationgallery.withgoogle.com/ Google Workspace ラーニングセンター :https://support.google.com/a/users/ 7
Google Workspace に関するお問い合わせは DIS の各支店もしくは 下記窓口までお問い合わせください TEL:03-4540-6480 Mail:gws-info@pc-daiwabo.co.jp Google Google Workspace G Suite Google カレンダー Google ドライブ Google ドキュメント Google スプレッドシート Google スライド Google サイト Google Meet Google Chat Google Keep Google Currents Cloud Search および Google Vault は Google LLC の商標です