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Ⅱ 油糧種子 1 大豆 (1) 国際的な需給の概要 ( 詳細は右表を参照 ) < 米国農務省 (USDA) の見通し> 年度生産量前年度比 前月比 前月に比べ カナダの単収増加により 上方修正された 消費量前年度比 前月比 輸出量前年度比 前月比 前月に比べ カナダの輸出量増加により 上方修正された 期末在庫量前年度比 前月比 年度 2016/17 予測値 生 産 量 348.1 337.5 369.5 0.2 9.5 消 費 量 328.9 336.8 353.0 0.0 4.8 うち搾油用 287.2 294.1 308.2 0.0 4.8 輸 出 量 147.4 153.1 157.4 0.5 2.8 期末在庫量 96.7 96.7 110.0 1.8 13.9 期末在庫率 29.4% 28.7% 31.2% 0.5 2.5 資料 :USDA World Agricultural Supply and Demand Estimates (11 October 2018) ( 百万トン ) 400 200 期末在庫率 ( 右目盛 ) 生産量 消費量 期末在庫量 0 2000/01 05/06 10/11 15/16 資料 :USDA PS&D (2018.10.11) をもとに農林水産省で作成 100% 80% 60% 40% 20% 0% ( 年度 ) 700 650 600 550 500 450 400 350 300 250 200 150 ( ドル / トン ) アルゼンチンの高温 乾燥懸念 米国在庫の下方修正等 南米 米国の高温 乾燥懸念 中国の輸入需要期待等 ブラジル等で豊作見通し 6 月以降米国の作付け進展 生育順調等作付面積減少 世界経済の減速懸念 南米の豊富な供給力等 南米等の豊作見通し等南米の高温 乾燥による作柄懸念等 米国 ブラジル等の豊作見通し等 南米での天候不順 米国 301 条発動を受けた中国の米国産大豆に対する対抗措置等 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 310.5 注 : シカゴ商品取引所による 2018 年 10 月 26 日までの毎週金曜日の期近価格である - 16 -

(2) 国別の大豆の需給動向大豆 - 米国 < 米国 > 生育 生産状況 米国農務省 (USDA) によると 10 月 28 日時点の 大豆の収穫 進捗率は 主要 18 州では収穫率は 72% であり 降雨により過去 5 年平均の 81% と比 べると遅れている 10 月 21 日時点の作柄 ( 良いとやや良いを足したもの ) について は 前年を上回っている 生産量が前月より収穫面積の減少により 下方修正された ものの 127.6 百万トンと史上最高の見込みである 貿易情報 その他 USDA によると 前年と比べ 史上最高の生産量が見込まれる 上 単収が向上し 中国向け輸出量が減少したことから 期末在庫が大幅に増加する 見込みである 輸出量は 前年と比べ 3.3% 減少の見込み 中国向けには減少したもの の 他の主産国と比べ競争力のある価格を反映し EU メキシコ エジプト アル ゼンチン アジア諸国向けには 堅調に推移している 年度 2016/17 予測値 生 産 量 116.9 120.0 127.6 0.1 6.3 消 費 量 55.7 59.0 60.1-1.9 うち搾油用 51.7 55.9 56.3-0.7 輸 出 量 59.0 58.0 56.1-3.3 輸 入 量 0.6 0.6 0.7-15.3 期末在庫量 8.2 11.9 24.1 1.1 102.1 期末在庫率 7.2% 10.2% 20.7% 0.9% 10.5 収穫面積 ( 百万 ha) 33.47 36.23 35.75 0.21 1.3 単収 (t/ha) 3.49 3.31 3.57 0.02 7.9 資料 :USDA World Agricultural Supply and Demand Estimates World Agricultural Production (11 October 2018) 単位 : 百万トン 米国の輸出量と期末在庫量の推移 70 60 50 40 30 20 10 0 2010/11 2011/12 2012/13 2013/14 2014/15 2015/16 2016/17 3 前年前週 2018/10/21 3 3 9 米国の大豆の作柄評価 ( 年度 ) 8 8 27 28 23 23 48 48 13 18 (%) 18 (%) 100 80 60 40 20 0 米国の大豆の収穫の進捗 ( 年度 ) 9 月 23 日 9 月 30 日 10 月 7 日 10 月 14 日 10 月 21 日 10 月 28 日 期末在庫量 輸出量 悪いやや悪い普通やや良い良い 2018 年 2017 年平年 ( 過去 5 年平均 ) 資料 :USDA Oil Crops outlook ( 2018.10.15), PSD 資料 :USDA Crop progress ( 2018.10.21) 資料 :USDA Crop progress ( 2018.10.28) - 17 -

< ブラジル > 生育 生産状況 米国農務省(USDA) によると 適切な降雨があり 土壌水分が豊富で 主産地のパラナ州では 10 月 15 日現在 47% の作付け進捗である また マットグロッソ州では 10 月 19 日までに 50% 作付けが終わり これは過去 5 年平均を 24% 上回っている 需要動向 輸出価格は 外需の拡大により 2018 年 1 月と比べて レアル建てで値上がりしている 貿易情報 その他 輸出量は 9 月時点の累計で 前年の一年分の合計 67.6 百万トンを上回る 69.2 百万トンに達している 輸出先は 中国が大多数を占めており アルゼンチン ヨーロッパ 中近東諸国へも輸出されている USDA によると 輸出が堅調なことから 2016/17 年度と比べ 年度 年度は期末在庫率が低下している オイルワールド誌によると 中国向け大豆輸出の拡大により 農家の作付け意欲が増し 年度の作付面積が拡大する見込みである 大豆 - ブラジル 年度 2016/17 予測値 () は Oil.W 生 産 量 114.6 119.8 120.5 (122.0) - 0.6 消 費 量 43.8 47.1 46.2 ( ) - 1.8 うち搾油用 40.4 43.6 42.7 (44.9) - 2.1 輸 出 量 63.1 76.2 75.0 (73.6) - 1.6 輸 入 量 0.3 0.2 0.4 (0.8) - 84.2 期末在庫量 26.5 23.2 22.9 ( ) 0.2 1.5 期末在庫率 24.7% 18.8% 18.9% ( ) 0.2 0.0 収穫面積 ( 百万 ha) 33.90 35.10 37.50 (36.50) - 6.8 単収 (t/ha) 3.38 3.41 3.21 (3.34) - 5.9 資料 :USDA World Agricultural Supply and Demand Estimates Oilseeds:World Markets and Trade World Agricultural Production (11 October 2018) OIL WORLD OIL WORLD Monthly (21 September 2018) ブラジルのクロップカレンダー ( 年度 )( 中部から南部 ) 15.0 10.0 ブラジルの大豆月別輸出の推移 単位 : 百万トン 2018 年 年度夏とうもろこし 2018 年 2019 年 1 月 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 リオク ランテ ト スル州等 作付 5.08~5.27 ( 百万 ha) 収穫 26.0~27.35 ( 百万 t) 収穫夏冬計 89.73~91.08 5.0 2017 年 冬とうもろこし 作付面積夏冬計 16.61~16.82 作付 11.55 収穫 63.73 0.0 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 大豆 マトグロッソ州 パラナ州等 作付 35.45~36.17 早熟種大豆収穫後冬とうもろこし播種 収穫 117.05~119.43 出典 : ブラジル商工サービス省 (Ministério da Indústria, Comércio Exterior e Serviços) 資料 :CONAB 2018 年 10 月 - 18 -

< カナダ > 生育 生産状況 カナダ農務農産食品省 (AAFC) によると 年度の収穫面積 は 昨年より減少しているものの 単収は 2.96 トン / ヘクタールと伸びている 生産量は 米国農務省 (USDA) AAFC ともに前年と比べて 0.2 百万トン減少の 7.5 百万トンの見込 みである 主産地における降雪 低温などの天候で 大豆の収穫は遅れている 需要状況 オイルワールド誌によると 搾油需要は 大豆 なたねともに 8 月以降増加 している 主として 輸出向けとなっている 貿易情報 その他 AAFC によると カナダドル安 ( 対米国ドル ) のため カナダ産大 豆は 米国産やブラジル産に競争力を持ち 多様な輸出先を確保できる見通しで 輸出量 は前月より上方修正され 史上最高の 5.7 百万トンで 前年度 (5.0 百万トン ) より増加す る見込み 参考カナダのなたね - 19 - 大豆 - カナダ AAFC によると 生産量は 21 百万トンの見込み 過去 5 年平均の 18.9 百万トンを上回るものの 前年の 21.3 百万トンは下回る見込み これは 収穫面 積の減少による 輸出量は 前年度より 5% 増加の 11.5 百万トンの見込み オイルワールド誌によると その他の主産地である EU オーストラリアの生産 量が伸び悩んでいることから カナダ産なたねの輸出は増加する見込み < アルゼンチン > 生育 生産状況 ブエノスアイレス穀物取引所によると 10 月から植え付けが始まっ た 年度の大豆栽培面積は 17.9 百万ヘクタールであり 前年から約 20 万ヘク タール増加する見込みである 生産量は USDA は 57.0 百万トン オイルワールドでは 52.0 百万トンの見込みである 貿易情報 その他 年度は干ばつにより減産となったことから 前年と比べ て 2018 年のアルゼンチンからの大豆輸出量は少なく 逆に輸入量は増加している 年度 2016/17 大豆 - アルゼンチン 年度 2016/17 予測値 () は AAFC 予測値 () は Oil.W 生 産 量 6.6 7.7 7.5 (7.5) 0.5 2.8 消 費 量 2.5 2.9 2.6 (2.4) - 10.1 うち搾油用 1.9 1.9 2.0 ( ) - 3.3 輸 出 量 4.6 4.9 5.5 (5.7) 0.5 11.6 輸 入 量 0.5 0.5 0.6 (0.4) - 19.1 期末在庫量 0.3 0.6 0.6 (0.5) - 7.1 期末在庫率 3.9% 8.1% 7.2% (5.6%) 0.5 0.8 収穫面積 ( 百万 ha) 2.23 2.94 2.55 (2.54) - 13.3 単収 (t/ha) 2.96 2.63 2.94 (2.96) 0.19 11.8 資料 :USDA Oilseeds:World Markets and Trade World Agricultural Production PS&D (11 October 2018) AAFC Outlook for Principal Field Crops (19 October 2018) 生 産 量 55.0 37.8 57.0 (52.0) - 50.8 消 費 量 47.8 42.2 47.9 ( ) - 13.6 うち搾油用 43.3 37.5 43.0 (24.3) - 14.7 輸 出 量 7.0 2.1 8.0 (5.5) - 281.0 輸 入 量 1.7 4.0 2.2 (3.3) - 44.5 期末在庫量 35.5 33.0 36.3 (31.3) 0.3 10.0 期末在庫率 64.6% 74.4% 64.9% ( ) 0.01 9.6 収穫面積 ( 百万 ha) 17.34 16.30 19.00 (17.50) - 16.6 単収 (t/ha) 3.17 2.32 3.00 (2.97) - 29.3 資料 :USDA World Agricultural Supply and Demand Estimates World Agricultural Production (11 October 2018) OIL WORLD OIL WORLD Monthly (22 September 2018)

単位 : 千トン 2000 アルゼンチンの大豆輸入量と輸出量の推移 1500 1000 500 0 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 資料 :USDA PS&D (2018.10.11) をもとに農林水産省で作成 2018 年輸入量 2017 年輸入量 2018 年輸出量 2017 年輸出量 < 中国 > 生産 生育状況 中国気象台によると 主産地の気象条件が良好であり 既に収穫に入っている 米国農務省 (USDA) によると 生産量は前月と変わらず 15 百万トンの見込み 需要状況 オイルワールド誌によると 年度 (10~9 月 ) の大豆搾油量は 食用油の輸入増加による搾油需要の減少から 5 百万トン以上減少する見込みとのこと 貿易情報 その他 報道によると 中国税関が 10 月 12 日に発表した 9 月分の通関統計では 輸入量は 8.01 百万トンで前年同期の 8.11 百万トンを下回っている オイルワールド誌によると 年度 中国は 94 百万トンの輸入量の見込み 今年度についても同様に輸入したとすると 米国以外の大豆生産国からの輸入に限ると 国内の需要を満たすことはできないであろうと予測している 大豆 - 中国 年 度 2016/17 予測値 () は Oil.W 生 産 量 12.9 14.2 15.0 (14.8) - 5.6 消 費 量 102.8 106.0 110.6 ( ) - 4.3 うち搾油用 88.0 90.0 93.5 (84.0) - 3.9 輸 出 量 0.11 0.14 0.10 (0.1) - 28.6 輸 入 量 93.5 94.0 94.0 (93.0) - - 期末在庫量 20.4 22.5 20.8 (14.9) - 7.6 期末在庫率 19.8% 21.2% 18.8% ( ) - 2.4 収穫面積 ( 百万 ha) 7.20 7.85 8.40 (7.40) - 7.0 単収 (t/ha) 1.79 1.81 1.79 (2.00) - 1.1 資料 :USDA World Agricultural Supply and Demand Estimates World Agricultural Production (11 October 2018) OIL WORLD OIL WORLD Monthly (21 September 2018) - 20 -

ハ ラク アイ 3% イント 3% 中国 4% アルセ ンチン 15% 資料世界の大豆生産量と輸出量 / 日本の輸入量 (2018 年 10 月現在 ) 世界の大豆生産量 カナタ 2% その他 6% 予測値 3.7 億トン フ ラシ ル 33% 米国 35% 日本の国別大豆輸入量 (2017 年 ) 輸入量合計 3.2 百万トン カナダ 0.3 百万トン (10.0%) 米国 2.3 百万トン (73.0%) ブラジル 0.5 百万トン (16.2%) ハ ラク アイ 4% アルセ ンチン 5% 世界の大豆輸出量 カナタ 3% 米国 36% その他 4% 予測値 1.6 億トン フ ラシ ル 48% < 参考 > 世界の大豆輸入国 () - 世界の 6 割以上を中国が輸入 - 中国 60.9 EU 10.2 エシ フ ト 2.1 タイ 2.1 ( 単位 :%) その他 19.3 資料 : 財務省 貿易統計 を基に農林水産省で作成注 :( ) は輸入量のシェア 日本の大豆生産量 2015 年 :0.24 百万トン 2016 年 :0.24 百万トン 2017 年 :0.25 百万トン ( 資料 : 農林水産統計 ) 資料 :USDA PS&D (2018 年 10 月 11 日 ) を基に農林水産省にて作成 -21- メキシコ 3.2 日本 2.1

本レポートに使用されている各国の穀物年度について ( 年度 ) 小麦とうもろこし米大豆なたね米国 18 年 6 月 ~19 年 5 月 18 年 9 月 ~19 年 8 月 18 年 8 月 ~19 年 7 月 18 年 9 月 ~19 年 8 月カナダ 18 年 8 月 ~19 年 7 月 18 年 8 月 ~19 年 7 月 18 年 8 月 ~19 年 7 月 豪州 EU 18 年 10 月 ~19 年 9 月 18 年 7 月 ~19 年 6 月 中国 18 年 7 月 ~19 年 6 月 18 年 10 月 ~19 年 9 月 18 年 7 月 ~19 年 6 月 18 年 10 月 ~19 年 9 月 ロシア 18 年 7 月 ~19 年 6 月 ブラジル 19 年 3 月 ~20 年 2 月 19 年 4 月 ~20 年 3 月 18 年 10 月 ~19 年 9 月 アルゼンチン 19 年 3 月 ~20 年 2 月 18 年 10 月 ~19 年 9 月 タイ インド ベトナム 19 年 1 月 ~12 月 18 年 10 月 ~19 年 9 月 19 年 1 月 ~12 月 注市場年度は おおむね各国で作物が収穫される時期を期首として各国ごとに設定されているため 国 作物によって年度の開始月は異なります 例えば 年度は 米国の小麦では 2018 年 6 月 ~2019 年 5 月 ブラジルのとうもろこしでは 2019 年 3 月 ~2020 年 2 月です なお 各国別 作物別の市場年度は 米国農務省によります https://apps.fas.usda.gov/psdonline/app/index.html#/app/downloads?tabname=default

利用上の注意 海外食料需給レポート (Monthly Report) は 在外公館からの情報 農林水産省が独自に各国の現地コンサルタント等を通じて入手した情報 公的機関 ( 各国政府機関 FAO IGC 等 ) の公表資料 Oil World 等民間の調査会社から購入した資料 その他 商社情報や新聞情報等から入手した情報を農林水産省の担当者において検証 整理 分析したものです 海外食料需給レポート (Monthly Report) で使用している統計数値は 主に米国農務省が 2018 年 10 月下旬までに発表した情報を引用しています さらに詳細なデータ等が必要な場合は 米国農務省のホームページを参照願います http://www.usda.gov/wps/portal/usda/usdahome?navid=agency_reports 主な参考資料 World Agricultural Supply and Demand Estimates http://www.usda.gov/oce/commodity/wasde/ Grain:World Markets and Trade http://usda.mannlib.cornell.edu/mannusda/viewdocumentinfo.do?documentid=1487 Oilseeds:World Markets and Trade http://usda.mannlib.cornell.edu/mannusda/viewdocumentinfo.do?documentid=1490 World Agricultural Production http://usda.mannlib.cornell.edu/mannusda/viewdocumentinfo.do?documentid=1860 PS&D https://apps.fas.usda.gov/psdonline/app/index.html#/app/advquery など データは予測値であり 毎月各種データの更新を受けて改訂されますので留意して ください 資料原典で表示されるブッシェル及びエーカー等の単位は それぞれトン及びヘク タールに換算して記載しています 資料原典において現地通貨で表示される金額を円換算するにあたっては 日本銀行 国際局 財務大臣公示の基準外国為替相場及び裁定外国為替相場 ( 平成 30 年 5 月中に おいて適用される ) 等の換算レートを用いています 市場年度は おおむね各国で作物が収穫される時期を期首として各国ごとに設定されているため 国 作物によって年度の開始月は異なります なお 各国別 作物別の市場年度は 米国農務省によります https://apps.fas.usda.gov/psdonline/app/index.html#/app/downloads?tabname=default

期末在庫率の対前年度増減率の欄は 前年度とのポイント差 なお 表示単位以下 の数値により計算しているため 表上では合わない場合があります 本資料の引用等につきましては 出所 ( 農林水産省発行 海外食料需給レポート (Monthly Report) ) を併記願います 〇本文中の略称については以下の通りです FAO 国連食糧農業機関 IGC 国際穀物理事会 USDA 米国農務省 AAFC カナダ農務農産食品省 ABARES 豪州農業資源経済科学局 CONAB ブラジル食料供給公社 なお 生産見通し等の予測は 各国際機関及び各国の農業機関によりそれぞれの分析手法に基 づき行われるため 機関によってデータの相違がある場合があります また 各国の農業機関の 公表を受けて 国際機関の見通しが改訂される場合があります 本レポートの電子版は下記アドレスでご覧になれます 農林水産省海外食料需給レポート http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/jki/j_rep/index.html 本資料に関するご質問 ご意見等は 下記までお願いします 連絡先 農林水産省大臣官房政策課食料安全保障室 TEL:03-3502-8111( 内線 3805) FAX:03-6744-2396