新 聞 ななめ 読 み グリーン 電 力 インフォメーション 福 岡 市 環 境 保 全 功 労 者 の 表 彰 環 境 アクションレポート 優 良 賞 受 賞 エコ リレー 地 球 環 境 問 題 と 郷 土 愛 -そして 国 際 協 力
環 境 ヘッドラインニュース (5 月 1 日 ~31 日 の 新 聞 各 紙 から) リバーウォーク 北 九 州 河 川 水 で 省 エネ 空 調 リバーウォーク 北 九 州 で 河 川 水 を 利 用 した 省 エネルギー 型 空 調 システムが 始 動 した 河 川 水 と 外 気 の 温 度 差 を 生 かし て 冷 却 水 や 熱 源 水 を 生 産 従 来 の 冷 却 塔 方 式 の 装 置 に 比 べ,7%の 省 エネ 効 果 があるという (5/3 日 経 ) 一 般 廃 棄 物 の 排 出 量, 過 去 最 高 に 家 庭 やオフィスから 出 される 一 般 廃 棄 物 の2000 年 度 の 排 出 量 は 過 去 最 高 に 達 した 総 排 出 量 は 前 年 度 比 1.8% 増 の 5236 万 トンで 東 京 ドーム141 杯 分 増 加 要 因 は, 家 電 リサイクル 法 が 施 行 された2001 年 4 月 直 前 に, 駆 け 込 みの 廃 棄 が 増 えたことや 人 口 微 増 のため とみられる (5/8 日 本 工 業 ) 生 態 系 保 護 へ 水 質 基 準 魚 介 類 やプランクトンなど 水 中 の 生 態 系 を 守 るための 新 しい 環 境 基 準 を 検 討 している 中 環 審 の 専 門 委 員 会 は, 亜 鉛 に ついて 環 境 基 準 を 定 める 報 告 案 をまとめた 人 の 健 康 や 生 活 環 境 だけでなく, 生 態 系 を 守 る 環 境 基 準 ができるのは 初 め て (5/8 朝 日 ) ウスハマグリ, 国 内 50 年 ぶり 長 崎 県 佐 世 保 市 の 海 岸 で, 国 内 ではほぼ 絶 滅 とみられていた2 枚 貝 ウスハマグリ の 生 体 を, 市 内 の 環 境 保 護 団 体 ふるさと 自 然 の 会 副 会 長 の 川 内 野 善 治 さんがみつけた 岡 山 大 学 農 学 部 の 福 田 宏 助 教 授 は 生 きた 状 態 での 発 見 は 国 内 では 約 50 年 ぶりだろう 周 りはきれいな 海 や 干 潟 で, 非 常 に 良 好 な 環 境 が 残 っている 証 拠 と 話 している (5/11 朝 日 ) 燃 料 電 池 車 を 回 収 トヨタ 自 動 車 はリース 方 式 で 販 売 した 燃 料 電 池 車 トヨタFCHV 6 台 のうち, 環 境 省 に 納 めた1 台 で 不 具 合 が 見 つかり,6 台 全 車 の 自 主 回 収 に 乗 り 出 したことを 明 らかにした 同 社 によると, 環 境 省 の 車 の 高 圧 水 素 タンクに 燃 料 の 水 素 を 充 てん 中 に, 注 入 口 からの 水 素 漏 れが 見 つかった 漏 れている 量 は 少 量 で 危 険 性 はないが, 燃 料 の 水 素 が 減 少 するため, 回 収 することにした (5/20 読 売 ) 廃 車 フロン 処 理 平 均 15%どまり 地 球 のオゾン 層 保 護 のため 昨 年 11 月 に 始 まった フロン 券 制 度 が 十 分 に 機 能 していないとされる 問 題 で, 環 境 省 が 都 道 府 県 ごとの 年 間 フロンガス 処 理 割 合 を 推 計 したところ,フロンガスの 処 理 台 数 は 全 国 平 均 で 約 15%にとどまることが 明 らかになった 処 理 割 合 の 最 も 高 かったのは 沖 縄 県 の34.63%で, 最 も 低 かったのは 岐 阜 県 の7.04% (5/21 読 売 ) クラゲは 栄 養 タップリ 神 戸 商 船 大 学 の 福 士 恵 一 教 授 らは, 漁 業 や 発 電 所 に 被 害 を 与 えるクラゲが 肥 料 に 使 えることを 解 明 した 窒 素,リンな ど 富 栄 養 化 で 増 えたプランクトンをクラゲが 食 べているためで,アカクラゲの 懸 濁 液 をチンゲンサイに 与 えると 市 販 肥 料 よ り 高 い 育 成 効 果 が 得 られた (5/23 日 刊 工 業 ) ビル 緑 化 義 務 づけ 国 土 交 通 省 は 都 市 部 の 緑 化 を 進 めるため, 大 規 模 ビル 建 設 時 に 緑 化 区 域 の 設 置 を 義 務 付 ける 敷 地 の20% 程 度 を 最 低 限 とし, 緑 化 面 積 に 応 じてビルの 容 積 率 を 割 り 出 し, 固 定 資 産 税 の 軽 減 も 検 討 する (5/26 日 経 ) 引 越 しごみゼロ 日 本 通 運 は, 段 ボールやガムテープを 使 わない 引 越 しサービスを 始 めると 発 表 した 独 自 に 開 発 した 再 利 用 可 能 な 梱 包 資 材 を 使 う 作 業 時 間 を 短 縮 でき, 料 金 も 安 くなる 引 越 しにともなって 生 じるゴミを,ほぼゼロに 抑 えられるという (5/28 日 経 ) ディーゼル 排 ガス, 花 粉 症 に 悪 影 響 ディーゼル 車 の 排 出 ガスとスギ 花 粉 症 との 関 連 を 調 べていた 東 京 都 の 調 査 委 員 会 は, 排 ガスに 含 まれる 微 粒 子 が 花 粉 症 の 発 現 や 悪 化 に 影 響 を 及 ぼす 可 能 性 がある との 調 査 報 告 書 をまとめた 排 ガスと 花 粉 症 発 症 メカニズムなどにつ いて 総 合 的 にまとめた 研 究 は 初 めてだという (5/28 日 経 ) 東 電, 生 ゴミ 除 く 事 業 系 一 般 廃 棄 物 100% 再 生 へ 東 京 電 力 は 本 社 の 本 館 と 別 館 を 対 象 に, 生 ゴミを 除 く 事 業 系 一 般 廃 棄 物 の100%リサイクルに 乗 り 出 す 生 ゴミを 含 む 100%リサイクルは05 年 度 までに 実 現, 同 時 に04 年 度 からは 各 支 店 でも100%リサイクルに 向 けた 取 り 組 みを 強 化 する (5/30 日 刊 工 業 )
九 州 グリーン 電 力 基 金 加 入 状 況 (H15.5 月 末 現 在 ) 加 入 口 数 推 移 一 括 入 金 : 口 座 振 替 ではない, 一 次 振 込 による 寄 付 金 ( 当 該 年 度 分 のみ 計 上 ) 支 店 別 加 入 状 況 支 店 北 九 州 福 岡 佐 賀 長 崎 大 分 熊 本 宮 崎 鹿 児 島 全 社 計 加 入 口 数 989 4,096 792 1,497 1,309 916 1,380 1,062 12,041 加 入 率 (%) 0.119 0.264 0.219 0.229 0.217 0.117 0.248 0.119 0.193 加 入 率 = 加 入 口 数 / 電 灯 契 約 口 数 ( 電 灯 契 約 口 数 は,H14 年 度 末 の 従 量 電 灯 契 約 口 数 ) 全 国 各 地 域 の 加 入 状 況 支 店 北 海 道 東 北 関 東 中 部 北 陸 関 西 中 国 四 国 九 州 南 西 加 入 口 数 684 9,007 19,427 1,185 721 2,593 1,960 986 12,041 163 加 入 率 (%) 0.025 0.175 0.095 0.017 0.055 0.027 0.052 0.049 0.193 0.026 加 入 口 数 は, 各 地 域 産 業 活 性 化 センター 発 表 加 入 率 は,H14 年 度 末 電 灯 契 約 口 数 ( 電 気 事 業 連 合 会 統 計 資 料 )を 基 に 算 定 関 西 の 加 入 単 価 は1 口 100 円 のため,1 口 500 円 に 換 算 ( 実 口 数 :12,967 口 )
福 岡 市 環 境 保 全 功 労 者 として 表 彰 される! 6 月 20 日 ( 金 ), 当 社 は, 福 岡 市 環 境 保 全 功 労 者 として 福 岡 市 より 表 彰 されま した 福 岡 市 環 境 保 全 功 労 者 表 彰 制 度 は, 福 岡 市 が, 自 然 保 護 緑 化 の 実 践 活 動, 啓 発 活 動 など 環 境 保 全 に 関 し, 特 に 顕 著 な 功 績 がある 個 人 団 体 等 を 表 彰 することにより,その 功 績 をたたえ, 併 せて 市 民 等 の 自 主 的 な 環 境 保 全 活 動 のより 一 層 の 推 進 を 図 ることを 目 的 として, 平 成 10 年 度 から 実 施 しているもので す 選 考 理 由 九 州 エネルギー 館 での 環 境 教 育 環 境 保 全 に 関 する 講 演 会 の 実 施 など 環 境 教 育 学 習 の 推 進 に 関 する 取 り 組 み, どんぐりの 森 をつくろう 九 州 ふるさとの 森 づくり など 自 然 環 境 保 全 の 取 り 組 み, 再 生 可 能 エネ ルギー 推 進 市 民 フォーラム 西 日 本 カーシェアリング 事 業 への 協 力 支 援 などエネルギー 問 題 への 取 り 組 みなど, 様 々な 環 境 保 全 活 動 を 行 ってい る また, 福 岡 市 における 環 境 保 全 に 関 する 協 議 会 等 の 委 員 として, 環 境 エ ネルギー 問 題 の 専 門 的 な 立 場 で, 建 設 的 な 提 案 など, 環 境 保 全 行 政 に 多 大 なる 功 績 を 挙 げている 平 成 15 年 度 福 岡 市 環 境 保 全 功 労 者 表 彰 状 1 事 業 所 : 九 州 電 力 株 式 会 社 感 謝 状 2 個 人 : 高 田 浩 二 (( 株 ) 海 の 中 道 海 洋 生 態 科 学 館 学 芸 部 長 ) 団 体 : 城 南 区 さわやかの 会 社 団 法 人 福 岡 市 中 央 卸 売 鮮 魚 市 場 協 会 1 : 環 境 保 全 に 関 する 普 及 開 発, 実 践 活 動 等 を 一 定 期 間 継 続 的 に, 積 極 的 に 取 り 組 み, 特 に 優 れた 功 績 があった 者 等 2 : 環 境 の 保 全 に 関 する 活 動 が 他 の 模 範 となり, 推 奨 できるものであり,かつ 貢 献 度 が 高 いと 認 められるもの
2002 九 州 電 力 環 境 アクションレポート 環 境 報 告 書 賞 優 良 賞 を 受 賞 当 社 が 昨 年 9 月 に 発 行 した 2002 九 州 電 力 環 境 アクションレポート が, 東 洋 経 済 新 報 社 とグ リーンレポーティング フォーラムが 主 催 する 第 6 回 環 境 報 告 書 賞 において, 優 良 賞 を 受 賞 し ました この 環 境 報 告 書 賞 は, 企 業 の 環 境 情 報 開 示 に 対 する 認 識 を 高 め, 環 境 報 告 書 が 質 量 とも に 充 実 することを 目 的 に,1998 年 に 創 設 されたもので, 電 力 業 界 からの 受 賞 は, 第 1 回 (1998 年 ) で 優 良 賞 を 受 賞 した 関 西 電 力, 中 部 電 力 に 続 き3 件 目 です 環 境 報 告 書 を 表 彰 する 全 国 的 な 制 度 には,この 環 境 報 告 書 賞 のほか,( 財 ) 地 球 人 間 環 境 フォーラムと( 社 ) 全 国 環 境 保 全 推 進 連 合 が 主 催 する 環 境 レポート 大 賞 がありますが,いずれ の 賞 も 近 年 の 環 境 問 題 への 対 応 の 重 要 性 の 高 まりから, 応 募 企 業 数 が 増 加 してきています 今 回 の 環 境 報 告 書 賞 では, 応 募 総 数 281 社 の 中 から, 最 優 秀 賞 が1 社, 優 秀 賞 が2 社, 優 良 賞 が 当 社 を 含 め13 社 の 受 賞 となり,6 月 19 日 ( 木 )には, 東 洋 経 済 新 報 社 において 表 彰 式 が 行 われました 表 彰 式 では,グリーンレポーティング フォーラム 代 表 の 國 部 克 彦 神 戸 大 学 大 学 院 教 授 から 講 評 が 行 われ, エネルギー 関 係 で, 九 州 電 力 については, 環 境 保 全 活 動 全 般 をわかりやすく 解 説 する 工 夫 が 見 られる 報 告 書 として 電 力 業 界 から 久 し ぶりに 入 賞 とのコメントをいただきました 今 年 発 行 予 定 の 2003 九 州 電 力 環 境 アクションレポート は, 現 在 原 稿 作 成 の 真 っ 最 中 ですが, 今 回 の 受 賞 を 励 みにするとともに,より 分 かりやすく, 九 州 らしさ あふれるものにしていきたいと 考 えています
財 団 法 人 オイスカ 西 日 本 研 修 センター ラブ グリーン 推 進 室 *** 市 川 泰 士 (いちかわ やすし)*** 昭 和 48 年 7 月 高 知 県 高 知 市 生 まれ 平 成 9 年 3 月 京 都 外 国 語 大 学 英 米 語 学 科 卒 平 成 11 年 2 月 中 野 学 園 オイスカ 開 発 教 育 専 門 学 校 卒 福 岡 市 環 境 元 年 プラス10 市 民 協 議 会 委 員 福 岡 市 立 脇 山 小 学 校 サポーター 趣 味 : 音 楽 鑑 賞, 楽 器 演 奏 (ドラム,ギター 弾 き 語 り), 作 曲 平 和 を 愛 し 世 界 を 変 えた 偉 人 ジョンレノンと, 世 界 を 見 つめ 日 本 を 変 えた 郷 土 の 英 雄, 坂 本 龍 馬 を 目 指 しています 地 球 環 境 問 題 と 郷 土 愛 そして 国 際 協 力 1. 途 上 国 の 森 林 再 生 支 援 に 携 わるきっかけ 途 上 国 問 題 の 多 くは,そのほとんどが 貧 困 に 根 ざしています 大 人 達 は 将 来 養 ってもらうために 多 くの 子 どもを 作 り, 人 口 増 加 に 繋 がります 子 供 達 の 多 くは 学 校 に 行 くこともできず,お 金 を 稼 ぐため 売 春 や 身 売 りに 出 されることもありま す エイズなどの 病 気 に 対 する 知 識 も 乏 しいため, 常 に 身 の 危 険 にさらされています 教 育 の 欠 如 は 職 業 選 択 の 自 由 も 狭 め, 多 くの 者 が 家 の 農 業 を 継 ぎます 正 しい 指 導 も 受 けず 近 代 農 業 を 導 入 した 結 果, 農 薬 と 化 学 肥 料 を 使 いすぎて 農 薬 被 害 や 土 壌 汚 染 を 招 いています 森 林 破 壊 もその 例 にもれません 人 口 が 膨 れ 上 がり, 自 然 の 回 復 力 以 上 の 焼 畑 を 行 ってしまうことにより, 森 が 失 われ ています 違 法 伐 採 も 後 を 絶 ちません 彼 らは10 年 20 年 後 を 見 越 しての 森 林 保 全 より, 今 日 明 日 の 現 金 収 入 を 得 るため に 伐 採 する 道 を 選 ぶのです そうした 木 材 の 多 くが 日 本 に 輸 出 され, 国 内 林 業 の 衰 退 を 招 いています 平 成 10 年, 当 時 学 生 であった 私 はフィリピンの 首 都 マニラからバスで9 時 間 ほど 北 上 し 山 岳 地 帯 を 訪 れる 機 会 があり ました 道 中 の 景 色 は, 深 刻 な 森 林 破 壊 の 現 場 そのものでした かつて 豊 かな 森 林 に 恵 まれていた 山 々が,ラワン 材 の 伐 採 などにより, 山 という 山 すべてに 木 が 無 く, 崖 崩 れの 無 残 な 跡 がいたるところで 発 生 するという 絶 望 的 な 状 態 になっ ていました ただ,そこに 一 つだけ 緑 のある 山 がありました そこは,オイスカで 研 修 を 受 けたフィリピン 人 スタッフが 指 揮 を 取 り, 現 地 の 子 どもや 大 人 が 日 本 から 派 遣 されたボランティア 達 とともに 植 林 した 山 でした 森 林 を 再 生 させる 過 程 で 住 民 の 収 入 源 を 得 るため, 木 々の 間 にパイナップルなどの 換 金 作 物 を 育 てるアグロフォレストリーという 森 林 再 生 方 法, 押 しつけでなく 地 元 住 民 を 説 得 し 協 力 を 得 るやり 方, 次 世 代 を 担 う 子 供 達 自 身 が 木 を 育 てるという 実 践 的 環 境 教 育 そ の 全 てが, 私 が 理 想 と 考 える 草 の 根 国 際 協 力 の 実 践 でした 自 分 も 何 かしなければならない 帰 国 後 迷 わずオイス カに 入 りました 2. 国 際 NGOオイスカの 国 内 活 動 とその 役 割 オイスカは,NGOという 言 葉 も 無 い1961 年, 外 務 省 をはじめとする4 官 庁 の 認 可 を 受 けスタートし, 個 人 法 人 からの 寄 付 や 会 費 で 運 営 されている 民 間 団 体 です 九 州 では,オイスカ 西 日 本 研 修 センター( 福 岡 市 早 良 区 )を 拠 点 に, 海 外 研 修 生 の 受 入 れて 有 機 栽 培 などの 環 境 に 優 しい 農 業 技 術 の 指 導, 途 上 国 への 緑 化 活 動 ボ ランティア 派 遣 などを 行 っています 現 在 まで 九 州 だけで22カ 国 1000 名 以 上 の 海 外 青 年 を 受 入 れ,3000 名 以 上 の 日 本 人 ボランティアを 海 外 に 派 遣 しています 昨 年 からは, 環 境 問 題 国 際 理 解 農 業 体 験 をテーマとした 体 験 学 習 プログラム 集 まれ! 地 球 体 験 村 を 実 施 しています 子 供 達 は, 無 我 夢 中 で 土 にまみれ 有 機 野 菜 を 収 穫 し, 研 修 生 に 国 の 踊 りを 習 い, 地 元 のお 年 寄 りにわらじ 作 りを 教 わり ます こうした 体 験 により 子 供 達 は 日 本 というふるさとに 自 分 が 生 まれ 育 ってい ること,ふるさとの 自 然 の 恵 みに 生 かされていることを 意 識 するようになります こ うした 健 全 な 郷 土 愛 があれば, 他 人 を 思 いやることができます 他 人 を 思 いやる 心 があれば, 遠 くの 国 の 問 題 も 自 分 の 物 として 感 じることができます それが 真 の 国 際 理 解 であり, 国 際 協 力 を 推 進 する 源 なのです 私 のふるさとは, 坂 本 龍 馬 を 輩 出 した 高 知 です フィリピンから 帰 国 し 最 初 に 訪 れたのが, 高 知 で 月 の 名 所 として 知 られる 桂 浜 でした 龍 馬 をはじめとする 維 新 の 志 士 たちは,ここで 日 本 の 危 機 に 立 ち 向 かう 誓 いを 立 てたと 言 われています 現 在, 地 球 は 環 境 問 題 に 瀕 しています 私 達 一 人 一 人 が 対 岸 の 火 事 のように 構 えず に,できることから 始 めなければなりません 私 はこれからもオイスカでの 活 動 を 通 じ,ふるさとを 愛 する 人 材 づくりと 国 際 協 力 に 努 めていきたいとおもいます オイスカ(OISCA)の 紹 介 はこちらから >> ホームページ:http://oisca.org/