ハラスメントの防止等のために認識すべき事項についての指針

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02【発出】280328福島県警察職員男女共同参画推進行動計画(公表版)

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(3) その 他 市 長 が 必 要 と 認 める 書 類 ( 補 助 金 の 交 付 決 定 ) 第 6 条 市 長 は 前 条 の 申 請 書 を 受 理 したときは 速 やかにその 内 容 を 審 査 し 補 助 金 を 交 付 すべきものと 認 めたときは 規 則 第 7 条 に 規 定 す


(4) 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 との 連 携 1 市 は 国 の 現 地 対 策 本 部 長 が 運 営 する 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 に 職 員 を 派 遣 するなど 同 協 議 会 と 必 要 な 連 携 を 図 る

(2) 広 島 国 際 学 院 大 学 ( 以 下 大 学 という ) (3) 広 島 国 際 学 院 大 学 自 動 車 短 期 大 学 部 ( 以 下 短 大 という ) (4) 広 島 国 際 学 院 高 等 学 校 ( 以 下 高 校 という ) ( 学 納 金 の 種 類 ) 第 3 条

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加 算 税 制 度 の 見 直 し 等 1. 現 行 制 度 の 概 要 関 税 においては 国 税 ( 輸 入 貨 物 に 対 する 内 国 消 費 税 を 含 む 以 下 同 じ ) の 制 度 と 同 様 の 過 少 申 告 加 算 税 無 申 告 加 算 税 及 び 重 加 算 税 の 制

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4 参 加 資 格 要 件 本 提 案 への 参 加 予 定 者 は 以 下 の 条 件 を 全 て 満 たすこと 1 地 方 自 治 法 施 行 令 ( 昭 和 22 年 政 令 第 16 号 ) 第 167 条 の4 第 1 項 各 号 の 規 定 に 該 当 しない 者 であること 2 会 社

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ハラスメントの 防 止 等 のために 認 識 すべき 事 項 についての 指 針 平 成 23 年 4 月 1 日 ハラスメント 対 策 委 員 会 この 指 針 は 公 立 大 学 法 人 福 島 県 立 医 科 大 学 ( 以 下 法 人 という )ハラスメント 防 止 規 程 の 目 的 に 基 づき 本 法 人 におけるハラスメントの 防 止 等 のために 本 法 人 の 役 職 員 等 ( 役 員 及 び 職 員 で 常 勤 非 常 勤 を 問 わない ) 及 び 学 生 等 ( 学 部 及 び 大 学 院 の 学 生 研 究 生 科 目 等 履 修 生 特 別 聴 講 学 生 聴 講 生 並 びに 研 修 生 )( 役 職 員 等 及 び 学 生 等 を 合 わせ 以 下 構 成 員 という )が 認 識 すべき 事 項 について 定 めたものである なお 構 成 員 が 関 係 者 ( 関 係 業 者 学 生 の 保 護 者 等 職 務 上 の 関 係 を 有 する 者 等 )や 学 外 者 に 対 してハラスメントをした 場 合 にも この 指 針 に 沿 って 適 切 に 対 処 し 関 係 者 にもこの 指 針 に 沿 って 行 動 することを 求 める また 構 成 員 が 法 人 の 業 務 や 教 育 研 究 に 関 連 して 関 係 者 や 学 外 者 からハラスメントを 受 けた 場 合 等 にも この 指 針 に 沿 って 適 切 に 対 処 する 第 1 ハラスメントを 行 わないために 構 成 員 が 認 識 すべき 事 項 1 意 識 の 重 要 性 ハラスメントをしないようにするために 構 成 員 は 他 の 役 職 員 学 生 等 及 び 関 係 者 と 接 する に 当 たり 次 の 事 項 の 重 要 性 について 十 分 認 識 しなければならない (1)お 互 いの 人 格 を 尊 重 しあうこと (2)お 互 いが 大 切 なパートナーであるという 意 識 を 持 つこと (3) 偏 見 をなくし 一 人 ひとりの 個 性 を 認 め 合 うこと 2 基 本 的 な 心 構 え 構 成 員 は ハラスメントに 関 する 次 の 事 項 について 十 分 認 識 しなければならない (1)ハラスメントの 受 け 止 め 方 には 個 人 間 やその 人 物 の 立 場 等 により 差 があり ハラスメン トに 当 たるか 否 かについては 相 手 の 判 断 が 重 要 であること 具 体 的 には 次 の 点 について 注 意 する 必 要 がある 1 親 しさを 表 すつもりの 言 動 であったとしても 本 人 の 意 図 とは 関 係 なく 相 手 を 不 快 に させてしまう 場 合 がある 2 不 快 に 感 じるか 否 かには 個 人 差 があるので この 程 度 のことは 相 手 も 許 容 するだろう という 勝 手 な 憶 測 をしない 3 相 手 との 良 好 な 人 間 関 係 ができていると 勝 手 な 思 い 込 みをしない 4 独 自 の 教 育 指 導 の 方 針 があったとしても 学 生 や 部 下 の 感 じ 方 やその 効 果 はそれぞ れ 異 なるので 一 つの 手 法 に 固 執 するのは 必 ずしも 良 いとは 限 らない (2) 相 手 が 嫌 がっているかどうかについて 相 手 からいつも 意 思 表 示 があるとは 限 らないこ と また 相 手 が 嫌 がっていることが 分 かった 場 合 には 同 じ 言 動 を 決 して 繰 り 返 さない こと ハラスメントを 受 けた 者 は 上 司 指 導 教 官 等 との 人 間 関 係 を 考 えると 明 確 な 意 思

表 示 ができない 場 合 もあるが 相 手 からの 意 思 表 示 がないからといってそれを 同 意 合 意 と 一 方 的 に 思 い 込 んではならない (3) 勤 務 時 間 内 又 は 職 場 内 におけるハラスメントにだけ 注 意 するのでは 不 十 分 であること 例 えば 学 内 での 人 間 関 係 がそのまま 持 続 する 歓 迎 会 講 座 の 酒 席 等 の 場 において 役 職 員 が 他 の 役 職 員 学 生 等 にハラスメントを 行 うことについても 同 様 に 注 意 しなけれ ばならない 3 ハラスメントになり 得 る 言 動 ハラスメントになり 得 る 言 動 として 例 えば 次 のようなものがある なお これらの 言 動 がパソコンや 携 帯 電 話 での 電 子 メールの 交 換 や 一 方 的 な 送 りつけにより 行 われた 場 合 にもハラ スメントになり 得 ることを 十 分 認 識 すること (1)セクシュアル ハラスメントの 主 な 事 例 性 的 な 関 心 欲 求 に 基 づくもの 交 際 や 性 的 関 係 を 強 要 する 容 姿 や 体 型 服 装 化 粧 など 身 体 的 特 徴 を 話 題 にする 性 的 な 噂 や 卑 猥 な 冗 談 を 交 わす 身 体 や 髪 服 に 不 必 要 に 接 触 する 身 体 を 執 拗 に 眺 め 回 す 性 別 により 差 別 しようという 意 識 等 に 基 づくもの 男 のくせに 根 性 がない 女 には 仕 事 を 任 せられない 女 性 は 職 場 の 花 であり さえすればいい 女 は 学 問 などしなくても 良 い などと 発 言 する 成 人 に 対 して 男 の 子 女 の 子 僕 坊 や お 嬢 さん おじさん おばさ ん などと 人 格 を 認 めないような 呼 び 方 をする 女 性 であるというだけでお 茶 くみ 掃 除 私 用 等 を 強 要 する 女 性 であるというだけの 理 由 で 仕 事 や 研 究 上 の 実 績 等 を 不 当 に 低 く 評 価 する (2)アカデミック ハラスメント パワー ハラスメントの 主 な 事 例 卒 業 進 級 を 妨 害 するもの(アカデミック ハラスメントのみ) 理 由 を 示 さずに 単 位 を 与 えない 卒 業 修 了 の 判 定 基 準 を 恣 意 的 に 変 更 して 留 年 させる 研 究 成 果 を 搾 取 するもの(アカデミック ハラスメントのみ) 加 筆 訂 正 したというだけなのに 指 導 教 員 が 第 一 著 者 となる 学 生 のアイディアを 盗 用 して 論 文 を 書 く 修 学 研 究 就 業 を 妨 害 するもの 文 献 や 機 器 類 を 使 わせないという 手 段 で 遂 行 を 妨 害 する 正 当 な 理 由 がないのに 研 究 室 や 執 務 室 への 立 ち 入 りを 禁 止 する 選 択 権 を 妨 害 するもの 本 人 の 希 望 に 反 する 研 究 テーマを 押 しつける 家 庭 と 研 究 の 二 者 択 一 を 迫 る 指 導 義 務 の 放 棄 指 導 上 の 差 別 をするもの 放 任 主 義 だ と 言 って 指 導 やアドバイスをしない 嫌 いなタイプの 学 生 や 役 職 員 に 対 して 指 導 を 拒 否 したり 侮 辱 的 言 辞 を 言 ったりす る 精 神 的 虐 待 をするもの お 前 は 馬 鹿 だ ( 論 文 や 決 裁 文 書 を 指 して) 幼 稚 園 児 の 作 文 だ こんなものを 見 るのは 時 間 の 無 駄 だ などと 発 言 する 些 細 なミスを 大 声 で 叱 責 する 誹 謗 中 傷 するもの

あの 人 は 頭 がおかしい 学 を 専 攻 する 者 にたいした 人 はいない などと 発 言 する 職 務 上 知 り 得 た 学 生 や 役 職 員 の 個 人 情 報 を 濫 用 したり 虚 偽 の 噂 を 流 したりする 不 適 切 な 環 境 下 での 指 導 を 強 制 するもの 必 要 のない 徹 夜 や 休 日 の 実 験 や 仕 事 を 強 要 する 他 人 の 目 が 行 き 届 かない 状 況 で 個 人 指 導 を 行 う 権 力 を 濫 用 するもの 研 究 データや 書 類 のねつ 造 改 ざんを 強 要 する 常 識 的 に 不 可 能 な 課 題 達 成 を 強 要 する 正 当 な 理 由 なく 特 定 の 教 員 に 授 業 を 担 当 させない 仕 事 を 回 さない (3)その 他 のハラスメントの 主 な 事 例 アルコール ハラスメント 飲 酒 を 強 要 したり 一 気 飲 みをさせたりする モラル ハラスメント 年 齢 出 身 心 身 の 傷 害 疾 病 容 姿 性 格 等 の 個 人 的 な 属 性 を 理 由 に 差 別 し たり 排 除 したりする 誹 謗 中 傷 する 内 容 の 手 紙 や 電 子 メールを 送 りつける 4 懲 戒 処 分 ハラスメントの 態 様 等 によっては 信 用 失 墜 行 為 構 成 員 たるにふさわしくない 非 行 等 に 該 当 して 懲 戒 処 分 に 付 されることがあることを 十 分 認 識 すること 第 2 就 労 上 又 は 修 学 上 の 適 正 な 環 境 を 確 保 するために 構 成 員 が 認 識 すべき 事 項 就 労 上 又 は 修 学 上 の 環 境 は 役 職 員 学 生 等 及 び 関 係 者 の 協 力 の 下 に 形 成 される 部 分 が 大 きいことから ハラスメントにより 就 労 上 又 は 修 学 上 の 環 境 が 害 されることを 防 ぐため 構 成 員 は 次 の 事 項 について 積 極 的 に 意 識 するように 努 めなければならない 1 ハラスメントについて 問 題 提 起 をする 役 職 員 学 生 等 及 び 関 係 者 をいわゆるトラブルメー カーと 見 たり ハラスメントに 関 する 問 題 を 当 事 者 間 の 個 人 的 な 問 題 として 片 づけたりせず 大 学 全 体 の 問 題 として 捉 え 就 労 修 学 環 境 の 改 善 のために 必 要 な 行 動 をとること ミーティングを 活 用 することなどにより 解 決 することができる 問 題 については 問 題 提 起 を 契 機 として 就 労 上 又 は 修 学 上 の 適 正 な 環 境 の 確 保 のために 皆 で 取 り 組 むことを 日 頃 から 心 がけることが 必 要 である 2 ハラスメントに 関 する 問 題 の 加 害 者 や 被 害 者 を 出 さないようにするために 周 囲 に 対 する 気 配 りをし 必 要 な 行 動 をとること 具 体 的 には 次 の 事 項 について 十 分 留 意 して 必 要 な 行 動 をとる 必 要 がある (1)ハラスメントが 見 受 けられる 場 合 は 注 意 を 促 すこと ハラスメントを 契 機 として 就 労 上 又 は 修 学 上 の 環 境 に 重 大 な 悪 影 響 が 生 じたりしな いうちに 機 会 をとらえて 注 意 を 促 すなどの 対 応 をとることが 必 要 である (2) 被 害 を 受 けていることを 見 聞 きした 場 合 には 声 をかけて 相 談 に 乗 ること

被 害 者 は 恥 ずかしい トラブルメーカーとのレッテルを 貼 られたくない 仕 返 しが 怖 い などの 考 えから 他 の 人 に 対 する 相 談 をためらうことがある 被 害 を 深 刻 に しないように 気 が 付 いたことがあれば 声 をかけて 気 軽 に 相 談 に 乗 ることが 大 切 であ る 3 ハラスメントがある 場 合 には 第 三 者 として 気 持 ちよく 就 労 や 修 学 ができる 環 境 づくり をするために 上 司 相 談 員 等 に 相 談 するなどの 方 法 をとることをためらわないこと 第 3 ハラスメントに 起 因 する 問 題 が 生 じた 場 合 において 構 成 員 に 望 まれる 事 項 1 基 本 的 な 心 構 え 構 成 員 は ハラスメントを 受 けた 場 合 にその 被 害 を 深 刻 にしないために 次 の 事 項 について 認 識 しておくことが 望 まれる (1) 一 人 で 我 慢 しているだけでは 問 題 は 解 決 しないこと ハラスメントを 無 視 したり 受 け 流 したりしているだけでは 必 ずしも 状 況 は 改 善 さ れないということをまず 認 識 することが 大 切 である (2)ハラスメントに 対 する 行 動 をためらわないこと 被 害 を 深 刻 なものにしない 他 に 被 害 者 をつくらない さらにはハラスメントをなく すことは 自 分 だけの 問 題 ではなく 就 労 上 又 は 修 学 上 の 適 正 な 環 境 の 形 成 に 重 要 であると の 考 えに 立 って 勇 気 を 出 して 行 動 することが 求 められる 2 ハラスメントの 被 害 を 受 けたと 思 うときに 望 まれる 対 応 構 成 員 はハラスメントを 受 けた 場 合 次 のような 行 動 をとるよう 努 めることが 望 まれる (1) 嫌 なことは 相 手 に 対 して 明 確 に 意 思 表 示 をすること ハラスメントに 対 しては はっきりと 自 分 の 意 思 を 相 手 に 伝 えることが 重 要 である しかし 背 景 に 上 下 関 係 等 が 存 在 する 場 合 には 直 接 相 手 に 言 いにくい 場 合 が 考 えられ そうした 場 合 には 手 紙 等 の 手 段 をとるという 方 法 もある (2)ハラスメント 相 談 員 に 相 談 すること まず 同 僚 や 友 人 等 身 近 な 信 頼 できる 人 に 相 談 することが 大 切 である そこで 解 決 す ることが 困 難 な 場 合 には ハラスメント 相 談 員 ( 以 下 相 談 員 という )に 相 談 する 方 法 を 考 える なお 相 談 するに 当 たっては ハラスメントが 発 生 した 日 時 内 容 等 につ いて 記 録 したり 第 三 者 の 証 言 を 得 ておくことが 望 ましい 3 ハラスメントの 被 害 を 受 けているのを 見 た 知 った 場 合 に 望 まれる 対 応 構 成 員 はハラスメントを 受 けているのを 見 た 又 は 知 った 場 合 次 のような 行 動 をとるよう 努 めることが 望 まれる (1) 相 談 員 に 相 談 するよう 勧 めること 相 談 窓 口 へ 相 談 するよう 勧 める 本 人 がどうしても 相 談 窓 口 に 相 談 することができない 場 合 は 本 人 の 同 意 を 得 て 代 わりに 相 談 窓 口 で 相 談 することができる (2) 被 害 を 最 小 限 にとどめるよう 努 力 すること ハラスメント 行 為 をしたとの 指 摘 を 受 けた 者 ( 以 下 指 摘 を 受 けた 者 という )に

対 して 当 該 行 為 がハラスメントに 当 たるとして 止 めるように 注 意 する 同 時 に 指 摘 を 受 けた 者 の 部 局 長 等 に 知 らせることで 被 害 を 最 小 限 にとどめるよう 努 力 する 第 4 ハラスメントに 関 する 相 談 対 応 及 び 問 題 解 決 について 1 相 談 対 応 機 能 相 談 は ハラスメント 相 談 苦 情 受 付 票 ( 別 記 様 式 1) により 相 談 員 又 はハラス メント 対 策 委 員 会 ( 以 下 対 策 委 員 会 という )が 設 置 したハラスメント 相 談 メールボ ックスで 受 け 付 ける ( 面 会 電 話 又 は 書 面 ( 封 書 又 は 電 子 メール)) 実 名 を 秘 匿 して 相 談 及 び 申 立 てをし 又 は 相 談 及 び 申 立 ての 際 に 明 らかにした 実 名 の 秘 匿 取 扱 いを 希 望 することができる なお ハラスメント 相 談 メールボックスにより 相 談 を 受 け 付 けた 場 合 直 接 の 対 応 は 相 談 員 に 委 ねるため 相 談 案 件 により 相 談 員 を 紹 介 することとなる 1 相 談 員 は 相 談 者 の 名 誉 やプライバシーを 守 る 2 相 談 は 被 害 者 本 人 以 外 にも 友 人 などの 代 理 の 人 が 行 うこともできる 3 相 談 する 際 は 友 人 などの 付 き 添 いの 方 が 同 行 することもできる 4 相 談 員 は 相 談 者 が 当 事 者 間 での 話 し 合 いでの 解 決 を 希 望 している 場 合 には 話 し 合 いで 円 満 に 解 決 するためのサポートをする 5 相 談 員 は 相 談 内 容 を 書 面 に 記 録 し 総 務 課 長 に 報 告 したうえで 指 摘 を 受 けた 者 等 から 事 実 の 確 認 をすることがある なお この 事 実 確 認 は 相 談 対 応 機 能 として 行 う ものであり 対 策 委 員 会 が 行 う 事 実 関 係 の 調 査 ではない 6 総 務 課 長 は 相 談 員 から 報 告 を 受 けた 相 談 内 容 を 対 策 委 員 会 委 員 長 に 報 告 する 7 総 務 課 長 が 対 策 委 員 会 においての 事 実 関 係 の 調 査 や 調 整 等 の 必 要 があると 判 断 し 相 談 者 が 対 策 委 員 会 においての 事 実 関 係 の 調 査 や 調 整 等 の 対 応 を 了 承 する 場 合 に は ハラスメント 申 立 書 ( 別 記 様 式 2)( 以 下 申 立 書 という ) により 申 立 てる 8 相 談 員 は 相 談 の 途 中 又 は 最 後 に 相 談 の 内 容 を 復 唱 するなどして 相 談 者 に 確 認 し て 書 面 に 記 録 する なお 相 談 員 は 相 談 に 応 じるとともに 問 題 解 決 に 必 要 な 援 助 ( 申 立 書 の 記 載 方 法 を 含 む ) や 情 報 を 相 談 者 に 提 供 するが 申 立 書 の 作 成 は 相 談 者 本 人 の 責 任 で 行 うものであることに 留 意 する 申 立 てが 行 われた 後 は 申 立 書 に 基 づき 対 策 委 員 会 による 当 事 者 及 び 関 係 者 に 対 する 調 査 調 整 が 行 われることや 申 立 書 及 び 申 立 て 以 降 の 記 録 については 訴 訟 が 提 起 され た 場 合 など 証 拠 資 料 として 提 出 することもあるため 相 談 者 はそのことを 理 解 したうえで 申 立 てを 行 うものである 2 問 題 解 決 機 能 (1)ハラスメント 対 策 委 員 会 対 策 委 員 会 委 員 長 は 総 務 課 長 から 対 処 要 請 があった 場 合 には ハラスメント 対 策 委 員 会 を 開 催 する

1 対 策 委 員 会 委 員 長 は 必 要 があると 認 めた 場 合 は ハラスメント 調 査 小 委 員 会 を 設 置 し 事 実 関 係 の 調 査 を 進 める 2 対 策 委 員 会 委 員 長 は 事 実 関 係 の 調 査 を 進 めると 同 時 に 緊 急 避 難 的 に 被 害 者 を 救 済 する 必 要 があると 判 断 した 場 合 には 関 係 部 局 等 と 協 力 して 被 害 者 救 済 に 必 要 な 措 置 を 講 じる 3 対 策 委 員 会 委 員 長 は 調 査 結 果 を 理 事 長 に 報 告 し また 必 要 な 改 善 措 置 を 関 係 部 局 等 の 長 に 要 請 する 4 対 策 委 員 会 委 員 長 は 調 査 結 果 がまとまった 場 合 には 講 じた 改 善 措 置 の 内 容 を 含 め て 相 談 者 に 連 絡 する (2)ハラスメント 調 査 小 委 員 会 ハラスメント 調 査 小 委 員 会 ( 以 下 調 査 小 委 員 会 という )は 客 観 的 な 立 場 から 公 正 公 平 に 対 応 するために 対 策 委 員 会 委 員 長 が 設 置 することができる 1 調 査 小 委 員 会 は 当 事 者 との 間 において 利 害 関 係 がある 者 を 委 員 としない なお 調 査 を 進 める 過 程 で 委 員 と 当 事 者 の 間 において 利 害 関 係 があることが 明 らかになった 場 合 には 直 ちにその 委 員 を 解 任 する 2 調 査 小 委 員 会 は 中 立 性 公 正 性 を 保 証 するために 委 員 の 所 属 部 局 及 び 委 員 の 男 女 比 にも 配 慮 して 構 成 する 3 プライバシーの 厳 守 と 被 害 者 の 保 護 (1) 相 談 員 及 び 対 策 委 員 会 委 員 等 相 談 に 携 わる 者 は 関 係 者 の 名 誉 プライバシーその 他 の 人 格 権 を 侵 害 することのないよう 慎 重 に 行 動 しなければならない また その 任 務 遂 行 上 知 り 得 た 秘 密 を 漏 らすことを 厳 しく 禁 止 する (2) 対 策 委 員 会 は プライバシーを 漏 洩 した 者 不 利 益 や 二 次 被 害 を 与 えた 者 がいる 場 合 に は 直 ちに 事 実 調 査 を 行 い その 事 実 があったときには 厳 正 な 処 分 を 行 うよう 理 事 長 に 報 告 する (3) 対 策 委 員 会 は 被 害 者 に 対 して 心 理 的 なケアが 必 要 であると 判 断 した 場 合 には 直 ち に 可 能 な 援 助 を 行 う 4 加 害 者 に 対 して 対 策 委 員 会 は 事 実 関 係 を 調 査 した 結 果 指 摘 を 受 けた 者 によるハラスメントがあったと 判 断 した 場 合 には その 者 に 対 し 強 く 反 省 を 求 め かつ 厳 正 な 処 分 を 含 めた 必 要 な 措 置 をとる よう 理 事 長 に 報 告 する 5 虚 偽 の 申 立 ての 禁 止 対 策 委 員 会 は ハラスメントに 関 する 虚 偽 の 申 し 立 てや 証 言 を 行 った 者 に 対 しては 強 く 反 省 を 求 め かつ 厳 正 な 処 分 を 行 うよう 理 事 長 に 報 告 する 6 記 録 の 保 管 対 策 委 員 会 として 保 管 する 記 録 の 種 類 は ハラスメント 申 立 書 及 び 申 立 て 以 降 の 記 録 ( 資 料 等 を 含 む )とし 調 査 の 際 の 筆 記 メモ 又 は 録 音 媒 体 とともに 事 務 局 において 厳 重 に 保 管 する また これらの 記 録 の 保 存 期 間 は10 年 とするが 就 業 規 則 に 基 づく 懲 戒 処 分 の 対 象 となる

ものについては 文 書 管 理 規 程 の 定 めるところによる なお 相 談 員 が 相 談 を 受 けた 際 に 作 成 したハラスメント 聴 取 書 及 びその 他 の 記 録 等 は 相 談 員 限 りにおいて 取 り 扱 うものであるが その 保 管 は 事 務 局 において 行 うものとし 対 策 委 員 会 の 記 録 とは 別 に 厳 重 に 保 管 する 7 手 続 きの 流 れ

ハラスメント 相 談 から 問 題 解 決 までの 手 続 きの 流 れ 相 談 対 応 機 能 相 談 者 相 談 ア ド バ イ ス 相 談 員 ( 相 談 専 用 mail box) 相 談 報 告 申 立 て 総 務 課 長 指 摘 を 受 けた 者 事 実 確 認 助 言 その 他 関 係 者 事 実 確 認 解 決 相 談 者 ハラスメント 行 為 をしたとの 指 摘 を 受 けた 者 その 他 関 係 者 から 客 観 的 に 事 実 状 況 の 確 認 をし ハラスメント 対 策 委 員 会 による 対 応 が 必 要 な 場 合 には 相 談 者 の 了 解 を 得 てハラスメント 対 策 委 員 会 に 申 立 てます ハラスメント 対 策 委 員 会 問 題 解 決 機 能 調 整 当 事 者 双 方 の 主 張 を 公 平 な 立 場 で 調 整 し 環 境 改 善 などの 措 置 により 問 題 解 決 を 図 る ( 例 ) 研 究 室 就 業 場 所 の 変 更 等 調 査 依 頼 調 査 ハラスメントの 認 定 解 決 理 事 長 相 談 者 加 害 者 結 果 報 告 結 果 報 告 審 査 会 協 力 委 員 部 局 長 ハラスメント 調 査 小 委 員 会 役 員 会 設 置 要 請 ( 懲 戒 審 査 会 ) ハラスメント 対 策 委 員 会 は 必 要 に 応 じて 事 案 ごとに 当 事 者 間 の 調 整 又 は 調 査 委 員 会 による 調 査 を 行 い 適 正 公 正 な 措 置 をとります 救 済 措 置 例 良 好 な 修 学 就 労 環 境 の 回 復 加 害 者 謝 罪 不 利 益 回 復 被 害 救 済 指 導 注 意 懲 戒 処 分 など 相 談 者 のプライバシーは 必 ず 守 ります また 苦 情 相 談 をしたこと ハラスメント 申 し 立 てをしたこと 調 査 に 協 力 したことを 理 由 とした 不 利 益 的 な 取 扱 いはされません