4 告 発 等 の 受 付 (1) 告 発 等 の 受 付 窓 口 1 研 究 活 動 の 不 正 行 為 に 関 する 告 発 等 を 受 付 ける 窓 口 ( 以 下 通 報 窓 口 という )は 不 正 行 為 に 関 す る 全 学 通 報 窓 口 及 び 不 正 行 為 に 関 する 部



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4 告 発 等 の 受 付 (1) 告 発 等 の 受 付 窓 口 1 研 究 活 動 の 不 正 行 為 に 関 する 告 発 等 を 受 付 ける 窓 口 ( 以 下 通 報 窓 口 という )は 不 正 行 為 に 関 す る 全 学 通 報 窓 口 及 び 不 正 行 為 に 関 する 部 局 通 報 窓 口 である これらの 通 報 窓 口 の 場 所 連 絡 先 は 別 表 のとお りとする 2 本 学 に 所 属 する 研 究 者 による 研 究 活 動 の 不 正 行 為 を 発 見 したり 不 正 行 為 が 存 在 するという 強 い 疑 惑 を 抱 いた 者 は 1に 定 めた 通 報 窓 口 に 相 談 あるいは 告 発 する 相 談 は 書 面 電 話 FAX 電 子 メール 面 談 等 によ り 匿 名 によっても 行 うことができるが 告 発 については 不 正 とする 科 学 的 合 理 的 理 由 が 示 されている 証 拠 を 添 えて 書 面 により 行 う なお 相 談 及 び 告 発 は 本 学 構 成 員 に 限 らず 行 うことができる 3 告 発 等 の 受 付 や 調 査 事 実 確 認 ( 以 下 単 に 調 査 という )においては 調 査 担 当 者 は 自 らが 関 与 する 事 案 に 関 与 してはならない 通 報 窓 口 は 部 局 長 及 び 研 究 担 当 理 事 と 協 力 して 告 発 者 ( 相 談 者 を 含 む) の 主 張 内 容 に 沿 い 告 発 等 の 対 象 となった 不 正 行 為 に 関 与 する 者 が 調 査 手 続 きに 関 与 しないように 取 り 計 ら う (2) 告 発 等 の 取 扱 い 1 告 発 は 顕 名 により 行 われ 不 正 行 為 を 行 ったとする 研 究 者 グループ 不 正 行 為 の 態 様 等 事 案 の 内 容 が 明 示 され かつ 不 正 とする 科 学 的 合 理 的 理 由 が 示 されているもののみを 受 付 ける また 告 発 者 は 本 学 が 行 う 調 査 に 協 力 を 要 請 される 2 5の 定 めにより 本 学 が 調 査 を 行 うべき 機 関 に 該 当 しないときは 調 査 機 関 に 該 当 する 研 究 機 関 等 に 当 該 告 発 を 回 付 する 本 学 が 調 査 を 行 うべき 機 関 に 該 当 する 告 発 が 他 の 研 究 機 関 から 本 学 に 回 付 された 場 合 に は 本 学 に 告 発 があったものとして 当 該 告 発 を 取 り 扱 う 本 学 に 加 え 他 にも 調 査 を 行 う 研 究 機 関 等 が 想 定 される 場 合 は 該 当 する 機 関 に 当 該 告 発 について 通 知 する 3 告 発 の 意 思 を 明 示 しない 相 談 については 通 報 窓 口 は 部 局 長 と 協 力 して その 内 容 に 応 じ 告 発 に 準 じてその 内 容 を 確 認 精 査 し 相 当 の 理 由 があると 認 めた 場 合 は 相 談 者 に 対 して 告 発 の 意 思 があるか 否 か 確 認 するものとする また 告 発 の 意 思 表 示 がなされない 場 合 にも 部 局 長 の 判 断 で 当 該 事 案 の 調 査 を 開 始 することができる この 際 相 談 した 者 は 通 報 窓 口 の 行 う 相 談 内 容 の 確 認 精 査 に 必 要 な 情 報 を 提 供 する など 協 力 をしなければならない 4 通 報 窓 口 は 告 発 者 に 受 付 けたことを 通 知 する 5 報 道 や 学 会 等 の 研 究 者 コミュニティにより 不 正 行 為 の 疑 いが 指 摘 された 場 合 は 指 摘 の 内 容 に 応 じ 部 局 長 の 判 断 で 当 該 事 案 の 調 査 を 開 始 することができる 6 不 正 行 為 が 行 われようとしている あるいは 不 正 行 為 を 求 められているという 告 発 相 談 については 部 局 長 は その 内 容 を 確 認 精 査 し 相 当 の 理 由 があると 認 めたときは 被 告 発 者 に 警 告 を 行 う ただし 被 告 発 者 が 本 学 に 所 属 しないときは 告 発 相 談 を 被 告 発 者 の 所 属 する 機 関 に 回 付 することができる 本 学 に 所 属 しない 被 告 発 者 に 本 学 が 警 告 を 行 った 場 合 には 被 告 発 者 の 所 属 する 機 関 に 警 告 の 内 容 等 について 通 知 する - 2 -

(3) 告 発 者 被 告 発 者 の 取 扱 い 1 告 発 を 受 付 ける 場 合 告 発 状 が 窓 口 の 担 当 職 員 以 外 は 見 聞 できないようにするなど 告 発 内 容 や 告 発 者 ( 相 談 者 を 含 む 以 下 (3)において 同 じ )の 秘 密 を 守 るため 適 切 な 方 法 を 講 じなければならない 2 通 報 窓 口 に 寄 せられた 告 発 の 告 発 者 被 告 発 者 告 発 内 容 及 び 調 査 内 容 について 調 査 結 果 の 公 表 まで 告 発 者 及 び 被 告 発 者 の 意 に 反 して 調 査 関 係 者 以 外 に 漏 洩 しないよう 関 係 者 は 秘 密 保 持 を 徹 底 しなければな らない 3 研 究 担 当 理 事 は 調 査 事 案 が 漏 洩 した 場 合 告 発 者 及 び 被 告 発 者 の 了 解 を 得 て 調 査 中 にかかわらず 調 査 事 案 について 公 に 説 明 することができる ただし 告 発 者 又 は 被 告 発 者 の 責 により 漏 洩 した 場 合 は 当 人 の 了 解 は 不 要 とする 4 悪 意 ( 被 告 発 者 を 陥 れるため あるいは 被 告 発 者 が 行 う 研 究 を 妨 害 するためなど 専 ら 被 告 発 者 に 何 ら かの 損 害 を 与 えることや 被 告 発 者 が 所 属 する 機 関 組 織 等 に 不 利 益 を 与 えることを 目 的 とする 意 思 以 下 同 じ )に 基 づく 告 発 は 決 して 許 されない ただし 不 正 行 為 がないと 判 断 された 場 合 でも 当 然 のことながら それだけでは 告 発 が 悪 意 に 基 づくものとはいえない 悪 意 に 基 づく 告 発 の 認 定 は 告 発 者 に 反 論 の 機 会 を 十 分 に 与 えた 適 正 な 調 査 の 結 果 慎 重 に 行 われなければならず とりわけ 学 生 による 誤 解 に 基 づく 告 発 は 原 則 として 悪 意 に 基 づく 告 発 とは 認 定 されない 悪 意 に 基 づく 告 発 であったことが 判 明 した 場 合 は 告 発 者 の 氏 名 の 公 表 や 懲 戒 処 分 刑 事 告 発 を 行 うことがありうる 5 適 正 な 調 査 の 結 果 悪 意 に 基 づく 告 発 であることが 判 明 しない 限 り 単 に 告 発 したことを 理 由 に 告 発 者 に 対 し 解 雇 や 配 置 転 換 懲 戒 処 分 降 格 減 給 等 を 行 ってはならない 6 相 当 な 理 由 なしに 単 に 告 発 がなされたことのみをもって 被 告 発 者 の 研 究 活 動 を 全 面 的 に 禁 止 しては ならない また 同 様 に 解 雇 や 配 置 転 換 懲 戒 処 分 降 格 減 給 等 を 行 ってはならない 5 告 発 等 に 係 る 事 案 の 調 査 を 行 う 機 関 (1) 本 学 に 所 属 する(どの 研 究 機 関 にも 所 属 していないが 専 ら 本 学 の 施 設 設 備 を 使 用 して 研 究 する 場 合 を 含 む 以 下 同 じ ) 研 究 者 に 係 る 研 究 活 動 の 不 正 行 為 の 告 発 があった 場 合 原 則 として 本 学 が 告 発 され た 事 案 の 調 査 を 行 う (2) 被 告 発 者 が 本 学 以 外 の 研 究 機 関 にも 所 属 する 場 合 原 則 として 被 告 発 者 が 告 発 された 事 案 に 係 る 研 究 を 主 に 行 っていた 研 究 機 関 を 中 心 に 所 属 する 複 数 の 機 関 が 合 同 で 調 査 を 行 うものとする ただし 中 心 と なる 機 関 や 調 査 に 参 加 する 機 関 については 関 係 機 関 間 において 事 案 の 内 容 等 を 考 慮 して 別 の 定 めをする ことがありうる (3) 被 告 発 者 が 所 属 する 本 学 と 異 なる 研 究 機 関 で 行 った 研 究 に 係 る 告 発 があった 場 合 本 学 と 研 究 が 行 わ れた 研 究 機 関 とが 合 同 で 告 発 された 事 案 の 調 査 を 行 う (4) 被 告 発 者 が 告 発 された 事 案 に 係 る 研 究 を 行 っていた 際 に 所 属 していた 本 学 を 既 に 離 職 している 場 合 - 3 -

現 に 所 属 する 研 究 機 関 が 本 学 と 合 同 で 告 発 された 事 案 の 調 査 を 行 う 被 告 発 者 が 本 学 を 離 職 後 どの 研 究 機 関 にも 所 属 していないときは 本 学 が 告 発 された 事 案 の 調 査 を 行 う (5) 上 記 (1)から(4)によって 本 学 が 告 発 された 事 案 の 調 査 を 行 うこととなった 場 合 は 被 告 発 者 が 本 学 に 現 に 所 属 しているかどうかに 拘 らず 誠 実 に 調 査 を 行 う (6) 資 金 配 分 機 関 が 本 学 の 同 意 を 得 て 調 査 を 行 う 場 合 であって 本 学 が 当 該 資 金 配 分 機 関 から 協 力 を 求 め られたときは 当 該 調 査 に 誠 実 に 協 力 する (7) 他 の 研 究 機 関 や 学 協 会 等 の 研 究 者 コミュニティに 調 査 を 委 託 することもしくは 調 査 を 実 施 する 上 で 協 力 を 求 めることができる 6 告 発 等 に 対 する 調 査 体 制 方 法 (1) 予 備 調 査 1 本 学 が 調 査 を 行 う 事 案 については 部 局 長 が 告 発 を 受 付 けた 後 速 やかに 告 発 された 行 為 が 行 われた 可 能 性 告 発 の 際 示 された 科 学 的 合 理 的 理 由 の 論 理 性 告 発 された 研 究 の 公 表 から 告 発 までの 期 間 が 生 デ ータ 実 験 観 察 ノート 実 験 試 料 試 薬 など 研 究 成 果 の 事 後 の 検 証 を 可 能 とするものについての 各 研 究 分 野 の 特 性 に 応 じた 合 理 的 な 保 存 期 間 を 超 えるか 否 かなど 告 発 内 容 の 合 理 性 調 査 可 能 性 等 について 予 備 調 査 を 行 う 部 局 長 が 予 備 調 査 を 行 う 際 は 開 始 時 点 で 研 究 担 当 理 事 に 報 告 し 研 究 担 当 理 事 の 監 督 の 下 に 予 備 調 査 を 行 う 2 部 局 長 は しかるべき 調 査 能 力 を 有 する 者 による 予 備 調 査 委 員 会 を 設 置 する 3 告 発 等 がなされる 前 に 取 り 下 げられた 論 文 等 に 対 する 告 発 等 に 係 る 予 備 調 査 を 行 う 場 合 は 取 り 下 げに 至 った 経 緯 事 情 を 含 め 不 正 行 為 の 問 題 として 調 査 すべきものか 否 か 調 査 し 判 断 する 4 部 局 長 は 予 備 調 査 の 結 果 を 研 究 担 当 理 事 に 報 告 する 研 究 担 当 理 事 は 告 発 を 受 け 付 けた 後 30 日 以 内 に 本 調 査 を 行 うか 否 かを 決 定 しなければならない 但 し 被 告 発 者 が 海 外 出 張 中 や 病 気 療 養 など 正 当 な 理 由 で 本 学 不 在 の 場 合 等 やむを 得 ない 場 合 はこの 限 りではない 本 調 査 を 行 う 場 合 決 定 後 概 ね30 日 以 内 に 本 調 査 が 開 始 される なお 告 発 の 受 付 日 は 告 発 の 内 容 を 記 載 した 書 面 に 添 えて 不 正 とする 科 学 的 合 理 的 理 由 が 示 されている 証 拠 が 通 報 窓 口 に 提 出 され 受 理 された 日 とする 5 研 究 担 当 理 事 は 本 調 査 を 行 わないことを 決 定 した 場 合 その 旨 を 理 由 とともに 告 発 者 に 通 知 する こ の 場 合 部 局 長 は 予 備 調 査 に 係 る 資 料 等 を 保 存 し 資 金 配 分 機 関 や 告 発 者 の 求 めに 応 じ 開 示 する (2) 本 調 査 1 通 知 報 告 ア) 研 究 担 当 理 事 は 本 調 査 を 行 うことを 決 定 した 場 合 告 発 者 及 び 被 告 発 者 に 対 し 本 調 査 を 行 うことを 通 知 し 調 査 への 協 力 を 求 める 告 発 された 事 案 の 調 査 に 当 たっては 告 発 者 が 了 承 したときを 除 き 調 査 関 係 者 以 外 の 者 や 被 告 発 者 に 告 発 者 が 特 定 されないよう 周 到 に 配 慮 する - 4 -

イ) 総 長 は 当 該 事 案 に 係 る 研 究 に 配 分 された 競 争 的 資 金 がある 場 合 には その 資 金 配 分 機 関 に 本 調 査 を 行 う 旨 通 知 する 本 調 査 の 結 果 不 正 行 為 ではないと 判 明 する 可 能 性 が 相 当 程 度 ある 場 合 は 被 告 発 者 の 研 究 に 支 障 がないように 当 該 資 金 配 分 機 関 にしかるべく 配 慮 を 求 める 2 調 査 体 制 ア) 本 調 査 に 当 たっては 当 該 研 究 分 野 の 研 究 者 であって 本 学 に 属 さない 者 を 含 む 調 査 委 員 会 を 設 置 する この 調 査 委 員 は 告 発 者 及 び 被 告 発 者 と 直 接 の 利 害 関 係 ( 例 えば 不 正 行 為 を 指 摘 された 研 究 が 論 文 のとおり の 成 果 を 得 ることにより 特 許 や 技 術 移 転 等 に 利 害 があるなど)を 有 しない 者 でなければならない イ) 研 究 担 当 理 事 は 調 査 委 員 会 を 設 置 したときは 調 査 委 員 の 氏 名 や 所 属 を 告 発 者 及 び 被 告 発 者 に 通 知 す る これに 対 し 告 発 者 及 び 被 告 発 者 は 2 週 間 以 内 に 異 議 申 立 てをすることができる 異 議 申 立 てがあっ た 場 合 研 究 担 当 理 事 は 内 容 を 審 査 し その 内 容 が 妥 当 であると 判 断 したときは 当 該 異 議 申 立 てに 係 る 委 員 を 交 代 させるとともに その 旨 を 告 発 者 及 び 被 告 発 者 に 通 知 する ウ) 調 査 委 員 会 は 研 究 担 当 理 事 の 直 轄 組 織 であり 全 学 の 機 関 として 運 営 される 予 備 調 査 を 行 った 部 局 長 は 調 査 委 員 会 の 要 請 に 応 じて 随 時 協 力 する 3 調 査 方 法 権 限 ア) 本 調 査 は 指 摘 された 当 該 研 究 に 係 る 論 文 や 実 験 観 察 ノート 生 データ 等 の 各 種 資 料 の 精 査 や 関 係 者 のヒアリング 再 実 験 の 要 請 などにより 行 われる この 際 被 告 発 者 の 弁 明 の 聴 取 が 行 われなければなら ない イ) 被 告 発 者 が 調 査 委 員 会 から 再 実 験 などにより 再 現 性 を 示 すことを 求 められた 場 合 あるいは 自 らの 意 思 によりそれを 申 し 出 た 場 合 は それに 要 する 期 間 及 び 機 会 ( 機 器 経 費 等 を 含 む )が 保 障 されなければな らない ただし 被 告 発 者 により 同 じ 内 容 の 申 し 出 が 繰 り 返 して 行 われた 場 合 において それが 当 該 事 案 の 引 き 延 ばしや 認 定 の 先 送 りを 主 な 目 的 とすると 調 査 委 員 会 が 判 断 するときは 当 該 申 し 出 を 認 めないこと ができる ウ) 上 記 ア) イ)に 関 する 調 査 委 員 会 は 関 係 者 に 事 情 を 聴 取 するもしくは 各 種 資 料 の 提 出 を 求 める 等 の 調 査 権 限 を 持 つ この 調 査 権 限 に 基 づく 調 査 委 員 会 の 調 査 に 対 し 告 発 者 及 び 被 告 発 者 などの 関 係 者 は 誠 実 に 協 力 するものとする 4 調 査 の 対 象 となる 研 究 調 査 の 対 象 には 告 発 等 に 係 る 研 究 のほか 調 査 委 員 会 の 判 断 により 調 査 に 関 連 した 被 告 発 者 の 他 の 研 究 をも 含 めることができる 5 証 拠 の 保 全 措 置 関 係 部 局 は 本 調 査 に 当 たって 告 発 等 に 係 る 研 究 に 関 して 証 拠 となるような 資 料 等 を 保 全 する 措 置 を とる 告 発 等 に 係 る 研 究 が 行 われた 研 究 機 関 が 本 学 でないときは 研 究 担 当 理 事 は 当 該 研 究 機 関 に 対 し 告 発 等 に 係 る 研 究 に 関 して 証 拠 となるような 資 料 等 を 保 全 する 措 置 をとるよう 要 請 する これらの 措 置 に 影 響 しない 範 囲 内 であれば 被 告 発 者 の 研 究 活 動 を 制 限 しない 6 調 査 の 中 間 報 告 総 長 は 告 発 等 に 係 る 研 究 に 対 する 資 金 を 配 分 した 機 関 が 求 めるときは 調 査 の 終 了 前 であっても 調 査 - 5 -

の 中 間 報 告 を 当 該 資 金 配 分 機 関 に 提 出 する 7 調 査 における 研 究 または 技 術 上 の 情 報 の 保 護 調 査 に 当 たっては 調 査 対 象 における 公 表 前 のデータ 論 文 等 の 研 究 または 技 術 上 秘 密 とすべき 情 報 が 調 査 の 遂 行 上 必 要 な 範 囲 外 に 漏 洩 することのないよう 十 分 配 慮 する (3) 認 定 1 認 定 ア) 調 査 委 員 会 は 本 調 査 の 開 始 後 概 ね150 日 内 に 調 査 した 内 容 をまとめ 不 正 行 為 が 行 われたか 否 か 不 正 行 為 と 認 定 された 場 合 はその 内 容 不 正 行 為 に 関 与 した 者 とその 関 与 の 度 合 不 正 行 為 と 認 定 された 研 究 に 係 る 論 文 等 の 各 著 者 の 当 該 論 文 等 及 び 当 該 研 究 における 役 割 を 認 定 する イ) 不 正 行 為 が 行 われなかったと 認 定 される 場 合 であって 調 査 を 通 じて 告 発 が 悪 意 に 基 づくものであるこ とが 判 明 したときは 調 査 委 員 会 は 併 せてその 旨 の 認 定 を 行 うものとする この 認 定 を 行 うに 当 たっては 告 発 者 に 弁 明 の 機 会 を 与 えなければならない ウ) ア) 又 はイ)について 認 定 を 終 了 したときは 調 査 委 員 会 はただちに 研 究 担 当 理 事 に 報 告 する 2 不 正 行 為 の 疑 惑 への 説 明 責 任 ア) 調 査 委 員 会 の 調 査 において 被 告 発 者 が 告 発 に 係 る 疑 惑 を 晴 らそうとする 場 合 には 自 己 の 責 任 におい て 当 該 研 究 が 科 学 的 に 適 正 な 方 法 と 手 続 に 則 って 行 われたこと 論 文 等 もそれに 基 づいて 適 切 な 表 現 で 書 かれたものであることを 科 学 的 根 拠 を 示 して 説 明 しなければならない そのために 再 実 験 等 を 必 要 とする ときには その 機 会 が 保 障 されなければならない イ)ア)の 被 告 発 者 の 説 明 において 被 告 発 者 が 生 データや 実 験 観 察 ノート 実 験 試 料 試 薬 等 の 不 存 在 など 本 来 存 在 するべき 基 本 的 な 要 素 の 不 足 により 証 拠 を 示 せない 場 合 は 不 正 行 為 とみなされる ただし 被 告 発 者 が 善 良 な 管 理 者 の 注 意 義 務 を 履 行 していたにもかかわらず その 責 によらない 理 由 ( 例 えば 災 害 な ど)により 上 記 の 基 本 的 な 要 素 を 十 分 に 示 すことができなくなった 場 合 等 正 当 な 理 由 があると 認 められる 場 合 はこの 限 りではない また 生 データや 実 験 観 察 ノート 実 験 試 料 試 薬 などの 不 存 在 が 各 研 究 分 野 の 特 性 に 応 じた 合 理 的 な 保 存 期 間 を 超 えることによるものである 場 合 についても 同 様 とする ウ) 上 記 ア)の 説 明 責 任 の 程 度 及 びイ)の 本 来 存 在 するべき 基 本 的 要 素 については 研 究 分 野 の 特 性 に 応 じ 調 査 委 員 会 の 判 断 に 委 ねられる 3 不 正 行 為 か 否 かの 認 定 調 査 委 員 会 は 上 記 2ア)により 被 告 発 者 が 行 う 説 明 を 受 けるとともに 調 査 によって 得 られた 物 的 科 学 的 証 拠 証 言 被 告 発 者 の 自 認 等 の 諸 証 拠 を 総 合 的 に 判 断 して 不 正 行 為 か 否 かの 認 定 を 行 う 証 拠 の 証 明 力 は 調 査 委 員 会 の 判 断 に 委 ねられるが 被 告 発 者 の 研 究 体 制 データチェックのなされ 方 など 様 々な 点 から 故 意 性 を 判 断 することが 重 要 である なお 被 告 発 者 の 自 認 を 唯 一 の 証 拠 として 不 正 行 為 と 認 定 する ことはできない 被 告 発 者 の 説 明 及 びその 他 の 証 拠 によって 不 正 行 為 であるとの 疑 いが 覆 されず 故 意 によるものと 推 定 されるときは 不 正 行 為 と 認 定 される また 被 告 発 者 が 生 データや 実 験 観 察 ノート 実 験 試 料 試 薬 の 不 存 在 など 本 来 存 在 するべき 基 本 的 な 要 素 の 不 足 により 不 正 行 為 であるとの 疑 いを 覆 すに 足 る 証 拠 を 示 - 6 -

せないとき( 上 記 2イ))も 同 様 とする 4 調 査 結 果 の 通 知 及 び 報 告 ア) 研 究 担 当 理 事 は 調 査 結 果 ( 認 定 を 含 む 以 下 同 じ)を 速 やかに 告 発 者 及 び 被 告 発 者 ( 被 告 発 者 以 外 で 不 正 行 為 に 関 与 したと 認 定 された 者 を 含 む 以 下 457において 同 じ )に 通 知 する 被 告 発 者 が 本 学 以 外 の 機 関 に 所 属 している 場 合 は これらに 加 え 当 該 所 属 機 関 に 当 該 調 査 結 果 を 通 知 する イ) 総 長 は 当 該 事 案 に 係 る 研 究 に 対 する 資 金 を 配 分 した 機 関 に 当 該 調 査 結 果 を 通 知 する 告 発 等 がなさ れる 前 に 取 り 下 げられた 論 文 等 に 係 る 調 査 で 不 正 行 為 があったと 認 定 されたときは 取 り 下 げなど 研 究 者 が 自 ら 行 った 善 後 措 置 や その 措 置 をとるに 至 った 経 緯 事 情 等 をこれに 付 すものとする( 上 記 ア)の 後 段 の 場 合 も 同 様 とする ) ウ) 悪 意 に 基 づく 告 発 との 認 定 があった 場 合 研 究 担 当 理 事 は 告 発 者 の 所 属 部 局 または 告 発 者 が 本 学 以 外 の 機 関 に 所 属 する 場 合 には 当 該 機 関 に 通 知 する 5 不 服 申 立 て ア) 不 正 行 為 と 認 定 された 被 告 発 者 は 認 定 の 通 知 を 受 けてから2 週 間 以 内 に 研 究 担 当 理 事 に 不 服 申 立 て をすることができる ただし その 期 間 内 であっても 同 一 理 由 による 不 服 申 立 てを 繰 り 返 すことはできな い イ) 告 発 が 悪 意 に 基 づくものと 認 定 された 告 発 者 ( 被 告 発 者 の 不 服 申 立 ての 審 査 の 段 階 で 悪 意 に 基 づく 告 発 と 認 定 された 者 を 含 む この 場 合 の 認 定 については 上 記 1イ)を 準 用 する )は その 認 定 について ア) の 例 により 不 服 申 立 てをすることができる ウ) 不 服 申 立 ての 審 査 は 調 査 委 員 会 が 行 う ただし 不 服 申 立 ての 趣 旨 が 調 査 委 員 会 の 構 成 等 その 公 正 性 に 関 わるものである 場 合 には 研 究 担 当 理 事 の 判 断 により 調 査 委 員 会 に 代 えて 他 の 者 に 審 査 させるこ とができる エ) 不 正 行 為 があったと 認 定 された 場 合 に 係 る 被 告 発 者 による 不 服 申 立 てについて 調 査 委 員 会 (ウ)ただ し 書 きの 場 合 は 調 査 委 員 会 に 代 わる 者 )は 不 服 申 立 ての 趣 旨 理 由 等 を 勘 案 し 当 該 事 案 の 再 調 査 を 行 うか 否 かを 速 やかに 決 定 する 当 該 事 案 の 再 調 査 を 行 うまでもなく 不 服 申 立 てを 却 下 すべきものと 決 定 し た 場 合 には ただちに 研 究 担 当 理 事 に 報 告 し 研 究 担 当 理 事 は 被 告 発 者 に 当 該 決 定 を 通 知 する このとき 当 該 不 服 申 立 てが 当 該 事 案 の 引 き 延 ばしや 認 定 に 伴 う 各 措 置 の 先 送 りを 主 な 目 的 とすると 調 査 委 員 会 が 判 断 するときは 研 究 担 当 理 事 は 以 後 の 不 服 申 立 てを 受 付 けないことができる 再 調 査 を 行 う 決 定 を 行 った 場 合 には 調 査 委 員 会 は 被 告 発 者 に 対 し 先 の 調 査 結 果 を 覆 すに 足 る 資 料 の 提 出 等 当 該 事 案 の 速 やかな 解 決 に 向 けて 再 調 査 に 協 力 することを 求 める その 協 力 が 得 られない 場 合 には 再 調 査 を 行 わず 審 査 を 打 ち 切 ることができる その 場 合 にはただちに 研 究 担 当 理 事 に 報 告 し 研 究 担 当 理 事 は 被 告 発 者 に 当 該 決 定 を 通 知 す る オ) 被 告 発 者 から 不 正 行 為 の 認 定 に 係 る 不 服 申 立 てがあったときは 研 究 担 当 理 事 は 告 発 者 に 通 知 し 総 長 は 当 該 事 案 に 係 る 研 究 に 対 する 資 金 を 配 分 した 機 関 に 通 知 する 不 服 申 立 ての 却 下 及 び 再 調 査 開 始 の 決 定 をしたときも 同 様 とする - 7 -

カ) 調 査 委 員 会 が 再 調 査 を 開 始 した 場 合 は 概 ね50 日 以 内 に 先 の 調 査 結 果 を 覆 すか 否 かを 決 定 し その 結 果 をただちに 研 究 担 当 理 事 に 報 告 し 研 究 担 当 理 事 は 当 該 結 果 を 被 告 発 者 被 告 発 者 が 所 属 する 部 局 また は 機 関 告 発 者 に 通 知 し 総 長 は 当 該 事 案 に 係 る 研 究 に 対 する 資 金 を 配 分 した 機 関 に 通 知 する キ) 悪 意 に 基 づく 告 発 と 認 定 された 告 発 者 から 不 服 申 立 てがあった 場 合 研 究 担 当 理 事 は 告 発 者 が 所 属 す る 部 局 または 機 関 被 告 発 者 に 通 知 し 総 長 は 当 該 事 案 に 係 る 研 究 に 対 する 資 金 を 配 分 した 機 関 に 通 知 す る ク) キ)の 不 服 申 立 てについては 調 査 委 員 会 (ウ)ただし 書 きの 場 合 は 調 査 委 員 会 に 代 わる 者 )は 概 ね 30 日 以 内 に 再 調 査 を 行 い その 結 果 を 研 究 担 当 理 事 に 報 告 する 研 究 担 当 理 事 は この 審 査 の 結 果 を 告 発 者 告 発 者 が 所 属 する 部 局 または 機 関 被 告 発 者 に 通 知 し 総 長 は 及 び 当 該 事 案 に 係 る 研 究 に 対 する 資 金 を 配 分 した 機 関 に 通 知 する 6 調 査 資 料 の 提 出 資 金 配 分 機 関 から 事 案 の 調 査 が 継 続 中 に 当 該 事 案 に 係 る 資 料 の 提 出 または 閲 覧 が 求 められた 場 合 には 原 則 としてこれに 応 じるが 調 査 に 支 障 がある 等 の 正 当 な 事 由 があれば この 限 りではない 7 調 査 結 果 の 公 表 ア) 総 長 は 不 正 行 為 が 行 われたとの 認 定 があった 場 合 は 速 やかに 調 査 結 果 を 公 表 する 公 表 する 内 容 に は 少 なくとも 不 正 行 為 に 関 与 した 者 の 氏 名 所 属 不 正 行 為 の 内 容 公 表 時 までに 行 った 措 置 の 内 容 に 加 え 調 査 委 員 の 氏 名 所 属 調 査 の 方 法 手 順 等 が 含 まれるものとする ただし 告 発 等 がなされる 前 に 取 り 下 げられた 論 文 等 において 不 正 行 為 があったと 認 定 されたときは 不 正 行 為 に 係 る 者 の 氏 名 所 属 を 公 表 しないことができる イ) 不 正 行 為 が 行 われなかったとの 認 定 があった 場 合 は 被 告 発 者 からの 要 請 がある 場 合 を 除 き 原 則 とし て 調 査 結 果 を 公 表 しない ただし 公 表 までに 調 査 事 案 が 外 部 に 漏 洩 していた 場 合 及 び 論 文 等 に 故 意 による ものでない 誤 りがあった 場 合 は 調 査 結 果 を 公 表 する 公 表 する 場 合 その 内 容 には 不 正 行 為 は 行 われな かったこと( 論 文 等 に 故 意 によるものでない 誤 りがあった 場 合 はそのことも 含 む ) 被 告 発 者 の 氏 名 所 属 に 加 え 調 査 委 員 の 氏 名 所 属 調 査 の 方 法 手 順 等 が 含 まれる 悪 意 に 基 づく 告 発 の 認 定 があったとき は 原 則 として 告 発 者 の 氏 名 所 属 及 び 悪 意 に 基 づく 告 発 と 認 定 した 理 由 を 併 せて 公 表 する 7 告 発 者 及 び 被 告 発 者 に 対 する 措 置 告 発 者 及 び 被 告 発 者 等 に 対 する 調 査 中 あるいは 認 定 から 資 金 配 分 機 関 による 措 置 等 がなされるまでの 間 などにおいて 本 学 がとる 措 置 は 以 下 のとおりとする ただし 不 正 行 為 との 告 発 等 がなされる 前 に 取 り 下 げた 論 文 等 に 係 る 被 告 発 者 については これ 以 外 の 措 置 をとることを 妨 げない (1) 調 査 中 における 一 時 的 措 置 本 調 査 を 行 うことが 決 まった 後 調 査 委 員 会 の 調 査 結 果 の 報 告 を 受 けるまでの 間 告 発 された 研 究 に 係 る 研 究 費 の 支 出 を 停 止 することができる (2) 不 正 行 為 が 行 われたと 認 定 された 場 合 の 緊 急 措 置 等 1 競 争 的 資 金 の 使 用 中 止 - 8 -

不 正 行 為 が 行 われたとの 認 定 があった 場 合 不 正 行 為 への 関 与 が 認 定 された 者 及 び 関 与 したとまでは 認 定 されていないが 不 正 行 為 が 認 定 された 論 文 等 の 内 容 について 責 任 を 負 う 者 として 認 定 された 著 者 ( 以 下 被 認 定 者 という )が 本 学 に 所 属 する 場 合 は 当 該 被 認 定 者 に 対 し ただちに 当 該 競 争 的 資 金 の 使 用 中 止 を 命 ずる 2 その 他 の 処 置 本 学 に 所 属 する 被 認 定 者 に 対 し 国 立 大 学 法 人 東 北 大 学 職 員 就 業 規 則 国 立 大 学 法 人 東 北 大 学 職 員 の 訓 告 等 に 関 する 規 程 国 立 大 学 法 人 東 北 大 学 職 員 の 懲 戒 に 関 する 規 程 に 基 づき 適 切 な 処 置 をとるととも に 不 正 行 為 と 認 定 された 論 文 等 の 取 り 下 げを 勧 告 する (3) 不 正 行 為 は 行 われなかったと 認 定 された 場 合 の 措 置 1 不 正 行 為 は 行 われなかったと 認 定 された 場 合 本 調 査 に 際 してとった 研 究 費 支 出 の 停 止 や 採 択 の 保 留 等 の 措 置 を 解 除 する 証 拠 保 全 の 措 置 については 不 服 申 立 てがないまま 申 立 て 期 間 が 経 過 した 後 または 不 服 申 立 ての 審 査 結 果 が 確 定 した 後 すみやかに 解 除 される 2 当 該 事 案 において 不 正 行 為 が 行 われなかった 旨 を 調 査 関 係 者 に 対 して 周 知 する また 当 該 事 案 が 調 査 関 係 者 以 外 に 漏 洩 している 場 合 は 調 査 関 係 者 以 外 にも 周 知 する 3 その 他 不 正 行 為 を 行 わなかったと 認 定 された 者 の 名 誉 を 回 復 する 措 置 及 び 不 利 益 が 生 じないための 措 置 を 講 じる 4 告 発 が 悪 意 に 基 づくものと 認 定 された 場 合 告 発 者 が 本 学 に 属 する 者 であるときは 当 該 者 に 対 し 国 立 大 学 法 人 東 北 大 学 職 員 就 業 規 則 国 立 大 学 法 人 東 北 大 学 職 員 の 訓 告 等 に 関 する 規 程 国 立 大 学 法 人 東 北 大 学 職 員 の 懲 戒 に 関 する 規 程 に 基 づき 適 切 な 処 置 を 行 う - 9 -

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