2013 年 6 月 改 訂 ( 第 2 版 ) 日 本 標 準 商 品 分 類 番 号 :87449 医 薬 品 イ ン タ ビ ュ ー フ ォ ー ム 日 本 病 院 薬 剤 師 会 のIF 記 載 要 領 2008に 準 拠 して 作 成 剤 形 フィルムコート 錠 製 剤 の 規 制 区 分 なし 規 格 含 量 一 般 名 製 造 販 売 承 認 年 月 日 薬 価 基 準 収 載 発 売 年 月 日 開 発 製 造 販 売 ( 輸 入 ) 提 携 販 売 会 社 名 医 薬 情 報 担 当 者 の 連 絡 先 錠 30mg:1 錠 中 に 日 局 フェキソフェナジン 塩 酸 塩 30mg を 含 有 錠 60mg:1 錠 中 に 日 局 フェキソフェナジン 塩 酸 塩 60mg を 含 有 和 名 :フェキソフェナジン 塩 酸 塩 (JAN) 洋 名 :Fexofenadine Hydrochloride(JAN) 承 認 年 月 日 :2012 年 2 月 15 日 薬 価 基 準 収 載 :2013 年 6 月 21 日 販 売 年 月 日 :2013 年 6 月 21 日 製 造 販 売 元 : 日 医 工 サノフィ 株 式 会 社 販 売 元 : 日 医 工 株 式 会 社 問 い 合 わ せ 窓 口 日 医 工 株 式 会 社 お 客 様 サポートセンター TEL:0120-517-215 FAX:076-442-8948 医 療 関 係 者 向 けホームページ http://www.nichiiko.co.jp/ 本 IFは2013 年 6 月 改 訂 ( 第 2 版 )の 添 付 文 書 の 記 載 に 基 づき 作 成 した 最 新 の 添 付 文 書 情 報 は, 医 薬 品 医 療 機 器 情 報 提 供 ホームページ http://www.info.pmda.go.jp/にてご 確 認 下 さい 0
IF 利 用 の 手 引 きの 概 要 日 本 病 院 薬 剤 師 会 1. 医 薬 品 インタビューフォーム 作 成 の 経 緯 医 療 用 医 薬 品 の 基 本 的 な 要 約 情 報 として 医 療 用 医 薬 品 添 付 文 書 ( 以 下, 添 付 文 書 と 略 す)がある 医 療 現 場 で 医 師 薬 剤 師 等 の 医 療 従 事 者 が 日 常 業 務 に 必 要 な 医 薬 品 の 適 正 使 用 情 報 を 活 用 する 際 には, 添 付 文 書 に 記 載 された 情 報 を 裏 付 ける 更 に 詳 細 な 情 報 が 必 要 な 場 合 がある 医 療 現 場 では, 当 該 医 薬 品 について 製 薬 企 業 の 医 薬 情 報 担 当 者 等 に 情 報 の 追 加 請 求 や 質 疑 をし て 情 報 を 補 完 して 対 処 してきている この 際 に 必 要 な 情 報 を 網 羅 的 に 入 手 するための 情 報 リス トとしてインタビューフォームが 誕 生 した 昭 和 63 年 に 日 本 病 院 薬 剤 師 会 ( 以 下, 日 病 薬 と 略 す) 学 術 第 2 小 委 員 会 が 医 薬 品 インタビュ ーフォーム ( 以 下,IFと 略 す)の 位 置 付 け 並 びにIF 記 載 様 式 を 策 定 した その 後, 医 療 従 事 者 向 け 並 びに 患 者 向 け 医 薬 品 情 報 ニーズの 変 化 を 受 けて, 平 成 10 年 9 月 に 日 病 薬 学 術 第 3 小 委 員 会 においてIF 記 載 要 領 の 改 訂 が 行 われた 更 に10 年 が 経 過 した 現 在, 医 薬 品 情 報 の 創 り 手 である 製 薬 企 業, 使 い 手 である 医 療 現 場 の 薬 剤 師, 双 方 にとって 薬 事 医 療 環 境 は 大 きく 変 化 したことを 受 けて, 平 成 20 年 9 月 に 日 病 薬 医 薬 情 報 委 員 会 において 新 たなIF 記 載 要 領 が 策 定 された 2.IF とは IFは 添 付 文 書 等 の 情 報 を 補 完 し, 薬 剤 師 等 の 医 療 従 事 者 にとって 日 常 業 務 に 必 要 な, 医 薬 品 の 品 質 管 理 のための 情 報, 処 方 設 計 のための 情 報, 調 剤 のための 情 報, 医 薬 品 の 適 正 使 用 のため の 情 報, 薬 学 的 な 患 者 ケアのための 情 報 等 が 集 約 された 総 合 的 な 個 別 の 医 薬 品 解 説 書 として, 日 病 薬 が 記 載 要 領 を 策 定 し, 薬 剤 師 等 のために 当 該 医 薬 品 の 製 薬 企 業 に 作 成 及 び 提 供 を 依 頼 し ている 学 術 資 料 と 位 置 付 けられる ただし, 薬 事 法 製 薬 企 業 機 密 等 に 関 わるもの, 製 薬 企 業 の 製 剤 努 力 を 無 効 にするもの 及 び 薬 剤 師 自 らが 評 価 判 断 提 供 すべき 事 項 等 はIFの 記 載 事 項 とはならない 言 い 換 えると, 製 薬 企 業 から 提 供 されたIFは, 薬 剤 師 自 らが 評 価 判 断 臨 床 適 応 するとともに, 必 要 な 補 完 をす るものという 認 識 を 持 つことを 前 提 としている [IFの 様 式 ] 1 規 格 はA4 版, 横 書 きとし, 原 則 として9ポイント 以 上 の 字 体 ( 図 表 は 除 く)で 記 載 し, 一 色 刷 りとする ただし, 添 付 文 書 で 赤 枠 赤 字 を 用 いた 場 合 には, 電 子 媒 体 ではこれに 従 うものと する 2IF 記 載 要 領 に 基 づき 作 成 し, 各 項 目 名 はゴシック 体 で 記 載 する 3 表 紙 の 記 載 は 統 一 し, 表 紙 に 続 けて 日 病 薬 作 成 の IF 利 用 の 手 引 きの 概 要 の 全 文 を 記 載 す るものとし,2 頁 にまとめる [IFの 作 成 ] 1IFは 原 則 として 製 剤 の 投 与 経 路 別 ( 内 用 剤, 注 射 剤, 外 用 剤 )に 作 成 される 2IFに 記 載 する 項 目 及 び 配 列 は 日 病 薬 が 策 定 したIF 記 載 要 領 に 準 拠 する 3 添 付 文 書 の 内 容 を 補 完 するとのIFの 主 旨 に 沿 って 必 要 な 情 報 が 記 載 される 4 製 薬 企 業 の 機 密 等 に 関 するもの, 製 薬 企 業 の 製 剤 努 力 を 無 効 にするもの 及 び 薬 剤 師 をはじめ 医 療 従 事 者 自 らが 評 価 判 断 提 供 すべき 事 項 については 記 載 されない 5 医 薬 品 インタビューフォーム 記 載 要 領 2008 ( 以 下, IF 記 載 要 領 2008 と 略 す)により 作 成 されたIFは, 電 子 媒 体 での 提 供 を 基 本 とし, 必 要 に 応 じて 薬 剤 師 が 電 子 媒 体 (PDF)か ら 印 刷 して 使 用 する 企 業 での 製 本 は 必 須 ではない 1
[IFの 発 行 ] 1 IF 記 載 要 領 2008 は, 平 成 21 年 4 月 以 降 に 承 認 された 新 医 薬 品 から 適 用 となる 2 上 記 以 外 の 医 薬 品 については, IF 記 載 要 領 2008 による 作 成 提 供 は 強 制 されるものでは ない 3 使 用 上 の 注 意 の 改 訂, 再 審 査 結 果 又 は 再 評 価 結 果 ( 臨 床 再 評 価 )が 公 表 された 時 点 並 びに 適 応 症 の 拡 大 等 がなされ, 記 載 すべき 内 容 が 大 きく 変 わった 場 合 にはIFが 改 訂 される 3.IF の 利 用 にあたって IF 記 載 要 領 2008 においては, 従 来 の 主 にMRによる 紙 媒 体 での 提 供 に 替 え,PDFファイル による 電 子 媒 体 での 提 供 を 基 本 としている 情 報 を 利 用 する 薬 剤 師 は, 電 子 媒 体 から 印 刷 して 利 用 することが 原 則 で, 医 療 機 関 でのIT 環 境 によっては 必 要 に 応 じてMRに 印 刷 物 での 提 供 を 依 頼 してもよいこととした 電 子 媒 体 のIFについては, 医 薬 品 医 療 機 器 総 合 機 構 の 医 薬 品 医 療 機 器 情 報 提 供 ホームページに 掲 載 場 所 が 設 定 されている 製 薬 企 業 は 医 薬 品 インタビューフォーム 作 成 の 手 引 き に 従 って 作 成 提 供 するが,IFの 原 点 を 踏 まえ, 医 療 現 場 に 不 足 している 情 報 やIF 作 成 時 に 記 載 し 難 い 情 報 等 については 製 薬 企 業 のMR 等 へのインタビューにより 薬 剤 師 等 自 らが 内 容 を 充 実 させ,IFの 利 用 性 を 高 める 必 要 が ある また, 随 時 改 訂 される 使 用 上 の 注 意 等 に 関 する 事 項 に 関 しては,IFが 改 訂 されるまでの 間 は, 当 該 医 薬 品 の 製 薬 企 業 が 提 供 する 添 付 文 書 やお 知 らせ 文 書 等,あるいは 医 薬 品 医 療 機 器 情 報 配 信 サービス 等 により 薬 剤 師 等 自 らが 整 備 するとともに,IFの 使 用 にあたっては, 最 新 の 添 付 文 書 を 医 薬 品 医 療 機 器 情 報 提 供 ホームページで 確 認 する なお, 適 正 使 用 や 安 全 性 の 確 保 の 点 から 記 載 されている 臨 床 成 績 や 主 な 外 国 での 発 売 状 況 に 関 する 項 目 等 は 承 認 事 項 に 関 わることがあり,その 取 扱 いには 十 分 留 意 すべきである 4. 利 用 に 際 しての 留 意 点 IFを 薬 剤 師 等 の 日 常 業 務 において 欠 かすことができない 医 薬 品 情 報 源 として 活 用 して 頂 きた い しかし, 薬 事 法 や 医 療 用 医 薬 品 プロモーションコード 等 による 規 制 により, 製 薬 企 業 が 医 薬 品 情 報 として 提 供 できる 範 囲 には 自 ずと 限 界 がある IFは 日 病 薬 の 記 載 要 領 を 受 けて, 当 該 医 薬 品 の 製 薬 企 業 が 作 成 提 供 するものであることから, 記 載 表 現 には 制 約 を 受 けざるを 得 ないことを 認 識 しておかなければならない また 製 薬 企 業 は,IFがあくまでも 添 付 文 書 を 補 完 する 情 報 資 材 であり, 今 後 インターネットで の 公 開 等 も 踏 まえ, 薬 事 法 上 の 広 告 規 制 に 抵 触 しないよう 留 意 し 作 成 されていることを 理 解 し て 情 報 を 活 用 する 必 要 がある (2008 年 9 月 ) 2
目 次 [Ⅰ] 概 要 に 関 する 項 目 1 [Ⅱ] 名 称 に 関 する 項 目 2 [Ⅲ] 有 効 成 分 に 関 する 項 目 3 [Ⅳ] 製 剤 に 関 する 項 目 4 [Ⅴ] 治 療 に 関 する 項 目 7 [Ⅵ] 薬 効 薬 理 に 関 する 項 目 8 [Ⅶ] 薬 物 動 態 に 関 する 項 目 9 [Ⅷ] 安 全 性 ( 使 用 上 の 注 意 等 )に 関 する 項 目 13 [Ⅸ] 非 臨 床 試 験 に 関 する 項 目 16 [Ⅹ] 管 理 的 事 項 に 関 する 項 目 17 [ⅩⅠ] 文 献 19 [ⅩⅡ] 参 考 資 料 19 [ⅩⅢ] 備 考 19 [ 付 録 ] 付 表 20 3
Ⅰ. 概 要 に 関 する 項 目 1. 開 発 の 経 緯 本 剤 は,フェキソフェナジン 塩 酸 塩 を 有 効 成 分 とするアレルギー 性 疾 患 治 療 剤 である フェキソフェナジン 塩 酸 塩 錠 30mg/60mg SANIK は, 日 本 においてサノフィグループか ら 特 許 権 等 の 許 諾 を 受 けた 唯 一 の 製 剤 であり, 日 本 初 のオーソライズドジェネリックとし て, 日 医 工 サノフィ 株 式 会 社 が 2012 年 2 月 15 日 に 承 認 を 取 得 し,2013 年 6 月 21 日 から 日 医 工 株 式 会 社 が 販 売 する 運 びとなった 2. 製 品 の 治 療 学 的 製 剤 学 的 特 性 (1) 日 本 初 のオーソライズドジェネリックである (2) 先 発 メーカーが 特 許 権 を 許 諾 した 唯 一 の 製 剤 である (3) 効 能 効 果 はアレルギー 性 鼻 炎, 蕁 麻 疹, 皮 膚 疾 患 ( 湿 疹 皮 膚 炎, 皮 膚 そう 痒 症,ア トピー 性 皮 膚 炎 )に 伴 うそう 痒 で, 先 発 製 剤 と 同 一 である (4) 先 発 製 剤 と 原 薬, 添 加 物, 製 造 方 法 は 同 一 で,オートジェネリックである (5) 成 人 と 小 児 の 血 中 濃 度 推 移 のデータがある (6) 重 大 な 副 作 用 ( 頻 度 不 明 )としてショック,アナフィラキシー, 肝 機 能 障 害, 黄 疸, 無 顆 粒 球 症, 白 血 球 減 少, 好 中 球 減 少 が 報 告 されている 1
Ⅱ. 名 称 に 関 する 項 目 1. 販 売 名 (1) 和 名 フェキソフェナジン 塩 酸 塩 錠 30mg SANIK フェキソフェナジン 塩 酸 塩 錠 60mg SANIK (2) 洋 名 Fexofenadine hydrochloride (3) 名 称 の 由 来 一 般 名 より 2. 一 般 名 (1) 和 名 ( 命 名 法 ) フェキソフェナジン 塩 酸 塩 (JAN) (2) 洋 名 ( 命 名 法 ) Fexofenadine Hydrochloride(JAN) (3)ステム 不 明 3. 構 造 式 又 は 示 性 式 OH N H OH CO 2 H. HCl H 3 C CH 3 及 び 鏡 像 異 性 体 4. 分 子 式 及 び 分 子 量 分 子 式 :C 32 H 39 NO 4 HCl 分 子 量 :538.12 5. 化 学 名 ( 命 名 法 ) 2-(4-{(1RS)-1-Hydroxy-4-[4-(hydroxydiphenylmethyl)piperidin-1-y1]butyl}phenyl) -2-methylpropanoic acid monohydrochloride (IUPAC) 6. 慣 用 名, 別 名, 略 号, 記 号 番 号 別 名 : 塩 酸 フェキソフェナジン 7.CAS 登 録 番 号 153439-40-8 2
Ⅲ. 有 効 成 分 に 関 する 項 目 1. 物 理 化 学 的 性 質 (1) 外 観 性 状 本 品 は 白 色 の 結 晶 性 の 粉 末 である 本 品 は 結 晶 多 形 が 認 められる (2) 溶 解 性 メタノールに 極 めて 溶 けやすく,エタノール(99.5)にやや 溶 けやすく, 水 に 溶 けにくい (3) 吸 湿 性 (4) 融 点 ( 分 解 点 ), 沸 点, 凝 固 点 (5) 酸 塩 基 解 離 定 数 (6) 分 配 係 数 2.0(pH7.0, 水 -オクタノール 系 ) (7)その 他 の 主 な 示 性 値 本 品 のメタノール 溶 液 (3 100)は 旋 光 性 を 示 さない 2. 有 効 成 分 の 各 種 条 件 下 における 安 定 性 3. 有 効 成 分 の 確 認 試 験 法 (1) 紫 外 可 視 吸 光 度 測 定 法 (2) 赤 外 吸 収 スペクトル 測 定 法 (3) 塩 化 物 の 定 性 反 応 (2) 4. 有 効 成 分 の 定 量 法 液 体 クロマトグラフィー 3
Ⅳ. 製 剤 に 関 する 項 目 1. 剤 形 (1) 剤 形 の 区 別, 規 格 及 び 性 状 販 売 名 剤 形 色 調 形 状 フェキソフェナジン 塩 酸 塩 錠 30mg SANIK フィルム コート 錠 うすい だいだい 色 重 量 :0.10g 直 径 :6.4mm 厚 さ:3.4mm フェキソフェナジン 塩 酸 塩 錠 60mg SANIK フィルム コート 錠 うすい だいだい 色 重 量 :0.21g 長 径 :12.1mm 短 径 : 5.6mm 厚 さ: 4.1mm (2) 製 剤 の 物 性 溶 出 性 : Ⅳ-7. 溶 出 性 の 項 目 参 照 (3) 識 別 コード フェキソフェナジン 塩 酸 塩 錠 30mg SANIK フェキソフェナジン 塩 酸 塩 錠 60mg SANIK 本 体 n01 30 n02 60 PTP n01 30 n02 60 (4)pH, 浸 透 圧 比, 粘 度, 比 重, 無 菌 の 旨 及 び 安 定 な ph 域 等 該 当 しない 2. 製 剤 の 組 成 (1) 有 効 成 分 ( 活 性 成 分 )の 含 量 フェキソフェナジン 塩 酸 塩 錠 30mg SANIK : 1 錠 中 に 日 局 フェキソフェナジン 塩 酸 塩 30mg を 含 有 する フェキソフェナジン 塩 酸 塩 錠 60mg SANIK : 1 錠 中 に 日 局 フェキソフェナジン 塩 酸 塩 60mg を 含 有 する (2) 添 加 物 フェキソフェナジン 塩 酸 塩 錠 30mg SANIK フェキソフェナジン 塩 酸 塩 錠 60mg SANIK 結 晶 セルロース, 部 分 アルファー 化 デンプン,クロスカルメロースナトリウム, ステアリン 酸 マグネシウム, 軽 質 無 水 ケイ 酸,ヒプロメロース,ポビドン, 酸 化 チタン,マクロゴール 400, 三 二 酸 化 鉄, 黄 色 三 二 酸 化 鉄 (3)その 他 なし 4
3. 懸 濁 剤, 乳 剤 の 分 散 性 に 対 する 注 意 該 当 しない 1) 4. 製 剤 の 各 種 条 件 下 における 安 定 性 本 品 につき 加 速 試 験 (40, 相 対 湿 度 75%,6 ヵ 月 )を 行 った 結 果,フェキソフェナジン 塩 酸 塩 錠 30mg SANIK 及 びフェキソフェナジン 塩 酸 塩 錠 60mg SANIK は 通 常 の 市 場 流 通 下 において 3 年 間 安 定 であることが 推 測 された フェキソフェナジン 塩 酸 塩 錠 30mg SANIK 試 験 名 保 存 条 件 保 存 形 態 期 間 結 果 長 期 保 存 試 験 加 速 試 験 25 60%RH 40 75%RH PTP 包 装 ( 気 密 ) PTP 包 装 ( 気 密 ) 36 ヵ 月 6 ヵ 月 36 ヵ 月 まで 安 定 水 及 び 類 縁 物 質 がわずかに 増 加 した 6 ヵ 月 まで 安 定 類 縁 物 質 がわずかに 増 加 した 水 分 が 増 加 した フェキソフェナジン 塩 酸 塩 錠 60mg SANIK 試 験 名 保 存 条 件 保 存 形 態 期 間 結 果 長 期 保 存 試 験 25 60%RH PTP 包 装 ( 気 密 ) 36 ヵ 月 36 ヵ 月 まで 安 定 変 化 なし 加 速 試 験 40 75%RH PTP 包 装 ( 気 密 ) 6 ヵ 月 6 ヵ 月 まで 安 定 若 干 の 水 分 増 加 5. 調 製 法 及 び 溶 解 後 の 安 定 性 該 当 しない 6. 他 剤 との 配 合 変 化 ( 物 理 化 学 的 変 化 ) 該 当 しない 7. 溶 出 性 フェキソフェナジン 塩 酸 塩 錠 30mg SANIK 及 びフェキソフェナジン 塩 酸 塩 錠 60mg SANIK は, 日 本 薬 局 方 医 薬 品 各 条 に 定 められたフェキソフェナジン 塩 酸 塩 錠 の 溶 出 規 格 に 適 合 し ていることが 確 認 されている ( 試 験 液 に 水 900mL を 用 い,パドル 法 により, 毎 分 50 回 転 で 試 験 を 行 う) 溶 出 規 格 フェキソフェナジン 塩 酸 塩 錠 (30mg,60mg) 規 定 時 間 溶 出 率 30 分 80% 以 上 8. 生 物 学 的 試 験 法 該 当 しない 5
9. 製 剤 中 の 有 効 成 分 の 確 認 試 験 法 紫 外 可 視 吸 光 度 測 定 法 10. 製 剤 中 の 有 効 成 分 の 定 量 法 液 体 クロマトグラフィー 11. 力 価 該 当 しない 12. 混 入 する 可 能 性 のある 夾 雑 物 特 になし 13. 治 療 上 注 意 が 必 要 な 容 器 に 関 する 情 報 該 当 しない 14.その 他 6
Ⅴ. 治 療 に 関 する 項 目 1. 効 能 又 は 効 果 アレルギー 性 鼻 炎, 尋 麻 疹, 皮 膚 疾 患 ( 湿 疹 皮 膚 炎, 皮 膚 そう 痒 症,アトピー 性 皮 膚 炎 ) に 伴 うそう 痒 2. 用 法 及 び 用 量 通 常, 成 人 にはフェキソフェナジン 塩 酸 塩 として1 回 60mg を 1 日 2 回 経 口 投 与 する 通 常,7 歳 以 上 12 歳 未 満 の 小 児 にはフェキソフェナジン 塩 酸 塩 として 1 回 30mg を 1 日 2 回,12 歳 以 上 の 小 児 にはフェキソフェナジン 塩 酸 塩 として1 回 60mg を 1 日 2 回 経 口 投 与 する なお, 症 状 により 適 宜 増 減 する 3. 臨 床 成 績 (1) 臨 床 データパッケージ (2) 臨 床 効 果 (3) 臨 床 薬 理 試 験 : 忍 容 性 試 験 (4) 探 索 的 試 験 : 用 量 反 応 探 索 試 験 (5) 検 証 的 試 験 1) 無 作 為 化 並 行 用 量 反 応 試 験 2) 比 較 試 験 3) 安 全 性 試 験 4) 患 者 病 態 別 試 験 (6) 治 療 的 使 用 1) 使 用 成 績 調 査 特 定 使 用 成 績 調 査 ( 特 別 調 査 ) 製 造 販 売 後 臨 床 試 験 ( 市 販 後 臨 床 試 験 ) 2) 承 認 条 件 として 実 施 予 定 の 内 容 又 は 実 施 した 試 験 の 概 要 該 当 しない 7
Ⅵ. 薬 効 薬 理 に 関 する 項 目 1. 薬 理 学 的 に 関 連 のある 化 合 物 又 は 化 合 物 群 抗 ヒスタミン 薬 2. 薬 理 作 用 (1) 作 用 部 位 作 用 機 序 抗 原 抗 体 反 応 に 伴 って 起 こる 肥 満 細 胞 からのヒスタミンなどのケミカルメディエーター の 遊 離 を 抑 制 すると 共 に,ヒスタミンのH 1 作 用 に 拮 抗 することにより,アレルギー 症 状 を 緩 和 する (2) 薬 効 を 裏 付 ける 試 験 成 績 (3) 作 用 発 現 時 間 持 続 時 間 8
Ⅶ. 薬 物 動 態 に 関 する 項 目 1. 血 中 濃 度 の 推 移 測 定 法 (1) 治 療 上 有 効 な 血 中 濃 度 (2) 最 高 血 中 濃 度 到 達 時 間 ( 臨 床 試 験 で 確 認 された 血 中 濃 度 の 項 参 照 ) (3) 臨 床 試 験 で 確 認 された 血 中 濃 度 1) 成 人 (フェキソフェナジン 塩 酸 塩 60mg) 健 康 成 人 男 子 8 例 にフェキソフェナジン 塩 酸 塩 カプセル60mgを 空 腹 時 単 回 経 口 投 与 した とき, 血 漿 中 フェキソフェナジン 濃 度 は,すみやかに 上 昇 し, 投 与 後 2.2 時 間 で 最 高 血 漿 中 濃 度 248ng/mLに 達 した 血 漿 中 濃 度 消 失 半 減 期 は9.6 時 間 であった 反 復 投 与 時 に は 蓄 積 傾 向 はみられなかった フェキソフェナジン 塩 酸 塩 カプセル 単 回 投 与 後 のフェキソフェナジンの 血 漿 中 濃 度 血 漿 中 濃 度 パラメータ AUC 投 与 量 0- (ng hr/ml) tmax (hr) Cmax (ng/ml) t 1/2 (hr) CL/F (L/hr) 60mg 1445±517 2.2±0.8 248±112 9.6±5.7 44.4±18.2 120mg 3412±969 1.9±0.7 564±221 13.8±8.9 35.0± 9.3 ( 平 均 ±SD) 9
2) 小 児 (フェキソフェナジン 塩 酸 塩 30mg,60mg) 小 児 の 通 年 性 アレルギー 性 鼻 炎 患 者 にフェキソフェナジン 塩 酸 塩 錠 30mg(7~11 歳 :50 例 ) 及 び60mg(12~15 歳 :19 例 )を1 日 2 回 28 日 間 反 復 経 口 投 与 したとき, 最 終 回 投 与 時 のフェキソフェナジンのAUC 0- はそれぞれ851ng hr/ml 及 び1215ng hr/ml,cmax は 150ng/mL 及 び185ng/mL であった 小 児 アレルギー 性 鼻 炎 患 者 にフェキソフェナジン 塩 酸 塩 を 投 与 したときのフェキソフェナジンの 血 漿 中 濃 度 血 漿 中 濃 度 パラメータ 対 象 患 者 日 本 人 a) 小 児 患 者 外 国 人 小 児 患 者 ( 参 考 ) b) ( 日 本 人 :シミュレーション, 外 国 人 : 実 測 平 均 値 ) 年 齢 ( 歳 ) 投 与 量 症 例 数 ( 注 ) 各 パラメータの 算 出 方 法 AUC 0- (ng hr/ml) Cmax (ng/ml) t 1/2 (hr) CL/F (L/hr) 7-11 30mg 50 851±325 150±77 15.8±10.8 40.1±14.6 12-15 60mg 19 1215±269 185±77 12.3± 9.2 51.6±10.9 7-12 30mg 14 1091±400 184±88 8.8± 3.0 29.1±10.5 a:nonmem によるベイズ 推 定,b:ノンコンパートメント 解 析 (4) 中 毒 域 (5) 食 事 併 用 薬 の 影 響 (6) 母 集 団 (ポピュレーション) 解 析 により 判 明 した 薬 物 体 内 動 態 変 動 要 因 ( 平 均 ±SD) 10
2. 薬 物 速 度 論 的 パラメータ (1)コンパートメントモデル (2) 吸 収 速 度 定 数 (3)バイオアベイラビリティ (4) 消 失 速 度 定 数 (5)クリアランス (6) 分 布 容 積 (7) 血 漿 蛋 白 結 合 率 3. 吸 収 4. 分 布 (1) 血 液 - 脳 関 門 通 過 性 (2) 血 液 - 胎 盤 関 門 通 過 性 (3) 乳 汁 への 移 行 性 ( Ⅷ.-10. 妊 婦, 産 婦, 授 乳 婦 等 への 投 与 の 項 参 照 ) (4) 髄 液 への 移 行 性 (5)その 他 の 組 織 への 移 行 性 5. 代 謝 (1) 代 謝 部 位 及 び 代 謝 経 路 (2) 代 謝 に 関 与 する 酵 素 (CYP450 等 )の 分 子 種 (3) 初 回 通 過 効 果 の 有 無 及 びその 割 合 (4) 代 謝 物 の 活 性 の 有 無 及 び 比 率 11
(5) 活 性 代 謝 物 の 速 度 論 的 パラメータ 6. 排 泄 (1) 排 泄 部 位 及 び 経 路 (2) 排 泄 率 (3) 排 泄 速 度 7. 透 析 等 による 除 去 率 12
Ⅷ. 安 全 性 ( 使 用 上 の 注 意 等 )に 関 する 項 目 1. 警 告 内 容 とその 理 由 該 当 記 載 事 項 なし 2. 禁 忌 内 容 とその 理 由 禁 忌 ( 次 の 患 者 には 投 与 しないこと) 本 剤 の 成 分 に 対 し 過 敏 症 の 既 往 歴 のある 患 者 3. 効 能 又 は 効 果 に 関 連 する 使 用 上 の 注 意 とその 理 由 該 当 しない 4. 用 法 及 び 用 量 に 関 連 する 使 用 上 の 注 意 とその 理 由 該 当 しない 5. 慎 重 投 与 内 容 とその 理 由 該 当 記 載 事 項 なし 6. 重 要 な 基 本 的 注 意 とその 理 由 及 び 処 置 方 法 (1) 本 剤 を 季 節 性 の 患 者 に 投 与 する 場 合 は, 好 発 季 節 を 考 えて,その 直 前 から 投 与 を 開 始 し, 好 発 季 節 終 了 時 まで 続 けることが 望 ましい (2) 本 剤 の 使 用 により 効 果 が 認 められない 場 合 には, 漫 然 と 長 期 にわたり 投 与 しないように 注 意 すること 7. 相 互 作 用 (1) 併 用 禁 忌 とその 理 由 該 当 記 載 事 項 なし (2) 併 用 注 意 とその 理 由 併 用 注 意 ( 併 用 に 注 意 すること) 薬 剤 名 等 臨 床 症 状 措 置 方 法 機 序 危 険 因 子 本 剤 の 作 用 を 減 弱 させる ことがあるので, 同 時 に 服 用 させないなど 慎 重 に 投 与 すること と 推 定 される 制 酸 剤 ( 水 酸 化 アルミ ニウム 水 酸 化 マグネ シウム 含 有 製 剤 ) エリスロマイシン 本 剤 の 血 漿 中 濃 度 を 上 昇 させるとの 報 告 がある 水 酸 化 アルミニウム 水 酸 化 マグネシ ウムが 本 剤 を 一 時 的 に 吸 着 することに より 吸 収 量 が 減 少 することによるもの P 糖 蛋 白 の 阻 害 による 本 剤 のクリアラ ンスの 低 下 及 び 吸 収 率 の 増 加 に 起 因 す るものと 推 定 される 13
8. 副 作 用 (1) 副 作 用 の 概 要 本 剤 は 使 用 成 績 調 査 等 の 副 作 用 発 現 頻 度 が 明 確 となる 調 査 を 実 施 していない (2) 重 大 な 副 作 用 と 初 期 症 状 1)ショック,アナフィラキシー( 頻 度 不 明 ):ショック,アナフィラキシーがあらわれ ることがあるので, 観 察 を 十 分 に 行 い, 呼 吸 困 難, 血 圧 低 下, 意 識 消 失, 血 管 浮 腫, 胸 痛, 潮 紅 等 の 過 敏 症 状 があらわれた 場 合 には 投 与 を 中 止 し, 適 切 な 処 置 を 行 うこと 2) 肝 機 能 障 害, 黄 疸 ( 頻 度 不 明 ):AST(GOT),ALT(GPT),γ GTP,Al P,LDH の 上 昇 等 の 肝 機 能 障 害, 黄 疸 があらわれることがあるので, 観 察 を 十 分 に 行 い 異 常 が 認 め られた 場 合 には, 投 与 を 中 止 し, 適 切 な 処 置 を 行 うこと 3) 無 顆 粒 球 症, 白 血 球 減 少, 好 中 球 減 少 ( 頻 度 不 明 ): 無 顆 粒 球 症, 白 血 球 減 少, 好 中 球 減 少 があらわれることがあるので, 観 察 を 十 分 に 行 い, 異 常 が 認 められた 場 合 には 投 与 を 中 止 し, 適 切 な 処 置 を 行 うこと (3)その 他 の 副 作 用 頻 度 不 明 精 神 神 経 系 頭 痛, 眠 気, 疲 労, 倦 怠 感,めまい, 不 眠, 神 経 過 敏, 悪 夢, 睡 眠 障 害, しびれ 感 消 化 器 嘔 気, 嘔 吐, 口 渇, 腹 痛, 下 痢, 消 化 不 良, 便 秘 過 敏 注 1) 症 血 管 浮 腫,そう 痒, 蕁 麻 疹, 潮 紅, 発 疹 肝 注 2) 臓 AST(GOT) 上 昇,ALT(GPT) 上 昇 腎 臓 泌 尿 器 排 尿 困 難, 頻 尿 循 環 器 動 悸, 血 圧 上 昇 そ の 他 呼 吸 困 難, 味 覚 異 常, 浮 腫, 胸 痛, 月 経 異 常 注 1) このような 症 状 があらわれた 場 合 には, 投 与 を 中 止 すること 注 2) このような 異 常 があらわれた 場 合 には, 減 量, 休 薬 等 の 適 切 な 処 置 を 行 うこと (4) 項 目 別 副 作 用 発 現 頻 度 及 び 臨 床 検 査 値 異 常 一 覧 (5) 基 礎 疾 患, 合 併 症, 重 症 度 及 び 手 術 の 有 無 等 背 景 別 の 副 作 用 発 現 頻 度 (6) 薬 物 アレルギーに 対 する 注 意 及 び 試 験 法 1) 禁 忌 : 本 剤 の 成 分 に 対 し 過 敏 症 の 既 往 歴 のある 患 者 には 投 与 しないこと 2) 重 大 な 副 作 用 ( 頻 度 不 明 ):ショック,アナフィラキシーがあらわれることがあるの で, 観 察 を 十 分 に 行 い, 呼 吸 困 難, 血 圧 低 下, 意 識 消 失, 血 管 浮 腫, 胸 痛, 潮 紅 等 の 過 敏 症 状 があらわれた 場 合 には 投 与 を 中 止 し, 適 切 な 処 置 を 行 うこと 3)その 他 の 副 作 用 : 過 敏 症 ( 血 管 浮 腫,そう 痒, 蕁 麻 疹, 潮 紅, 発 疹 ) 症 状 があらわれ た 場 合 には, 投 与 を 中 止 すること 14
9. 高 齢 者 への 投 与 高 齢 者 では 腎 機 能 が 低 下 していることが 多 く, 腎 臓 からも 排 泄 される 本 剤 では 血 中 濃 度 が 上 昇 する 場 合 があるので, 異 常 が 認 められた 場 合 には 適 切 な 処 置 を 行 うこと 10. 妊 婦, 産 婦, 授 乳 婦 等 への 投 与 (1) 妊 婦 又 は 妊 娠 している 可 能 性 のある 婦 人 には, 治 療 上 の 有 益 性 が 危 険 性 を 上 回 ると 判 断 される 場 合 にのみ 投 与 すること [ 妊 娠 中 の 投 与 に 関 する 安 全 性 は 確 立 していない ] (2) 授 乳 中 の 婦 人 には 本 剤 投 与 中 は 授 乳 を 避 けさせること [ 動 物 実 験 (ラット)で 乳 汁 中 へ 移 行 することが 報 告 されている ] 11. 小 児 等 への 投 与 低 出 生 体 重 児, 新 生 児, 乳 児, 幼 児 に 対 する 安 全 性 は 確 立 していない [ 使 用 経 験 が 少 ない ] 12. 臨 床 検 査 結 果 に 及 ぼす 影 響 本 剤 は,アレルゲン 皮 内 反 応 を 抑 制 するため,アレルゲン 皮 内 反 応 検 査 を 実 施 する 3~5 日 前 から 本 剤 の 投 与 を 中 止 すること 13. 過 量 投 与 過 量 投 与 に 関 する 報 告 は 限 られており, 外 国 での 過 量 服 用 症 例 報 告 には 用 量 が 不 明 な 症 例 が 多 いが, 最 も 高 用 量 を 服 用 した 2 例 (1800~3600mg)では, 症 状 はないかあるいはめまい, 眠 気 及 び 口 渇 が 報 告 されている 過 量 投 与 例 においては, 吸 収 されずに 残 っている 薬 物 を 通 常 の 方 法 で 除 去 すること 及 び,その 後 の 処 置 は 対 症 的, 補 助 的 療 法 を 検 討 すること なお, 本 剤 は 血 液 透 析 によって 除 去 できない 14. 適 用 上 の 注 意 薬 剤 交 付 時 :PTP 包 装 の 薬 剤 は PTP シートから 取 り 出 して 服 用 するように 指 導 すること [PTP シートの 誤 飲 により, 硬 い 鋭 角 部 が 食 道 粘 膜 へ 刺 入 し, 更 には 穿 孔 を 起 こして 縦 隔 洞 炎 等 の 重 篤 な 合 併 症 を 併 発 することが 報 告 されている ] 15.その 他 の 注 意 該 当 記 載 事 項 なし 16.その 他 該 当 記 載 事 項 なし 15
Ⅸ. 非 臨 床 試 験 に 関 する 項 目 1. 薬 理 試 験 (1) 薬 効 薬 理 試 験 ( Ⅵ. 薬 効 薬 理 に 関 する 項 目 参 照 ) (2) 副 次 的 薬 理 試 験 (3) 安 全 性 薬 理 試 験 (4)その 他 の 薬 理 試 験 2. 毒 性 試 験 (1) 単 回 投 与 毒 性 試 験 (2) 反 復 投 与 毒 性 試 験 (3) 生 殖 発 生 毒 性 試 験 (4)その 他 の 特 殊 毒 性 16
Ⅹ. 管 理 的 事 項 に 関 する 項 目 1. 規 制 区 分 製 剤 フェキソフェナジン 塩 酸 塩 錠 30mg SANIK フェキソフェナジン 塩 酸 塩 錠 60mg SANIK なし なし 有 効 成 分 フェキソフェナジン 塩 酸 塩 なし 2. 有 効 期 間 又 は 使 用 期 限 外 箱 等 に 表 示 の 使 用 期 限 内 に 使 用 すること (3 年 : 安 定 性 試 験 結 果 に 基 づく) 3. 貯 法 保 存 条 件 室 温 保 存 4. 薬 剤 取 扱 い 上 の 注 意 点 (1) 薬 局 での 取 り 扱 いについて 特 になし (2) 薬 剤 交 付 時 の 注 意 ( 患 者 等 に 留 意 すべき 必 須 事 項 等 ) ( Ⅷ. 安 全 性 ( 使 用 上 の 注 意 等 )に 関 する 項 目 の 項 参 照 ) 5. 承 認 条 件 等 なし 6. 包 装 PTP 包 装 フェキソフェナジン 塩 酸 塩 錠 30mg SANIK 100 錠 (10 錠 10) 100 錠 (10 錠 10) フェキソフェナジン 塩 酸 塩 錠 60mg SANIK 140 錠 (14 錠 10) 500 錠 (10 錠 50) 7. 容 器 の 材 質 フェキソフェナジン 塩 酸 塩 錠 30mg SANIK,フェキソフェナジン 塩 酸 塩 錠 60mg SANIK PTP:ポリ 塩 化 ビニル,ポリエチレン,ポリ 塩 化 ビニリデン,アルミニウム 箔 PTPバンド:ポリプロピレン 外 装 ファイル( 樹 脂 フィルム):ポリエチレン,ポリプロピレン 箱 : 紙 8. 同 一 成 分 同 効 薬 同 一 成 分 :アレグラ 錠 30mg,アレグラ 錠 60mg 9. 国 際 誕 生 年 月 日 1996 年 3 月 11 日 10. 製 造 販 売 承 認 年 月 日 及 び 承 認 番 号 承 認 年 月 日 承 認 番 号 フェキソフェナジン 塩 酸 塩 錠 30mg SANIK 2012 年 2 月 15 日 22400AMX00343000 フェキソフェナジン 塩 酸 塩 錠 60mg SANIK 2012 年 2 月 15 日 22400AMX00342000 17
11. 薬 価 基 準 収 載 年 月 日 フェキソフェナジン 塩 酸 塩 錠 30mg SANIK フェキソフェナジン 塩 酸 塩 錠 60mg SANIK 薬 価 基 準 収 載 年 月 日 2013 年 6 月 21 日 2013 年 6 月 21 日 12. 効 能 効 果 追 加, 用 法 用 量 変 更 追 加 等 の 年 月 日 及 びその 内 容 該 当 しない 13. 再 審 査 結 果, 再 評 価 結 果 公 表 年 月 日 及 びその 内 容 該 当 しない 14. 再 審 査 期 間 該 当 しない 15. 投 与 期 間 制 限 医 薬 品 に 関 する 情 報 本 剤 は, 投 薬 期 間 制 限 の 対 象 となる 医 薬 品 ではない 16. 各 種 コード 販 売 名 フェキソフェナジン 塩 酸 塩 錠 30mg SANIK フェキソフェナジン 塩 酸 塩 錠 60mg SANIK 薬 価 基 準 収 載 医 薬 品 コード 17. 保 険 給 付 上 の 注 意 本 剤 は 保 険 診 療 上 の 後 発 医 薬 品 である レセプト 電 算 コード HOT(9 桁 ) コード 4490023F2098 622249001 122490001 4490023F1091 622249101 122491701 18
ⅩⅠ. 文 献 1. 引 用 文 献 1) 日 医 工 サノフィ 株 式 会 社 社 内 資 料 ( 安 定 性 試 験 ) 2.その 他 の 参 考 文 献 なし ⅩⅡ. 参 考 資 料 1. 主 な 外 国 での 発 売 状 況 なし 2. 海 外 における 臨 床 支 援 情 報 なし ⅩⅢ. 備 考 その 他 の 関 連 資 料 なし 19
付 表 1 1 薬 食 発 第 0331015 号 ( 平 成 17 年 3 月 31 日 )に 基 づく 承 認 申 請 時 に 添 付 する 資 料 別 表 1 及 び 別 表 2-(1) 医 療 用 医 薬 品 より 改 変 添 付 資 料 の 内 容 新 有 効 成 分 含 有 製 剤 ( 先 発 医 薬 品 ) その 他 の 医 薬 品 ( 後 発 医 薬 品 ) 剤 形 追 加 に 係 る 医 薬 品 ( 後 発 医 薬 品 ) イ 起 源 又 は 発 見 の 1 起 源 又 は 発 見 の 経 経 緯 及 び 外 国 に 緯 おける 使 用 状 況 2 外 国 における 使 用 等 に 関 する 資 料 状 況 3 特 性 及 び 他 の 医 薬 品 との 比 較 検 討 等 ロ 製 造 方 法 並 びに 規 1 構 造 決 定 及 び 物 理 格 及 び 試 験 方 法 等 化 学 的 性 質 等 に 関 する 資 料 2 製 造 方 法 3 規 格 及 び 試 験 方 法 ハ 安 定 性 に 関 する 資 1 長 期 保 存 試 験 料 2 苛 酷 試 験 3 加 速 試 験 二 薬 理 作 用 に 関 する 1 効 力 を 裏 付 ける 試 資 料 験 2 副 次 的 薬 理 安 全 性 薬 理 3 その 他 の 薬 理 ホ 吸 収, 分 布, 代 謝, 1 吸 収 排 泄 に 関 する 資 料 2 分 布 3 代 謝 4 排 泄 5 生 物 学 的 同 等 性 6 その 他 の 薬 物 動 態 へ 急 性 毒 性, 亜 急 性 1 単 回 投 与 毒 性 毒 性, 慢 性 毒 性, 2 反 復 投 与 毒 性 催 奇 形 性 その 他 の 3 遺 伝 毒 性 毒 性 に 関 する 資 料 4 がん 原 性 5 生 殖 発 生 毒 性 6 局 所 刺 激 性 7 その 他 の 毒 性 ト 臨 床 試 験 の 成 績 に 関 する 資 料 臨 床 試 験 成 績 : 添 付, : 添 付 不 要, : 個 々の 医 薬 品 により 判 断 される 20
付 表 1 2 医 薬 発 第 481 号 ( 平 成 11 年 4 月 8 日 )に 基 づく 承 認 申 請 時 に 添 付 する 資 料 別 表 1 及 び 別 表 2-(1) 医 療 用 医 薬 品 より 改 変 添 付 資 料 の 内 容 新 有 効 成 分 含 有 製 剤 ( 先 発 医 薬 品 ) その 他 の 医 薬 品 ( 後 発 医 薬 品 ) 剤 形 追 加 に 係 る 医 薬 品 ( 後 発 医 薬 品 ) イ 起 源 又 は 発 見 の 1 起 源 又 は 発 見 の 経 経 緯 及 び 外 国 に 緯 おける 使 用 状 況 2 外 国 における 使 用 等 に 関 する 資 料 状 況 3 特 性 及 び 他 の 医 薬 品 との 比 較 検 討 等 ロ 物 理 的 化 学 的 性 質 1 構 造 決 定 並 びに 規 格 及 び 試 2 物 理 的 科 学 的 性 質 験 方 法 等 に 関 する 等 資 料 3 規 格 及 び 試 験 方 法 ハ 安 定 性 に 関 する 資 1 長 期 保 存 試 験 料 2 苛 酷 試 験 3 加 速 試 験 二 急 性 毒 性, 亜 急 性 1 単 回 投 与 毒 性 毒 性, 慢 性 毒 性, 2 反 復 投 与 毒 性 催 奇 形 性 その 他 3 生 殖 発 生 毒 性 の 毒 性 に 関 する 4 変 異 原 性 資 料 5 がん 原 性 6 局 所 刺 激 性 7 その 他 の 毒 性 ホ 薬 理 作 用 に 関 する 1 効 力 を 裏 付 ける 資 料 試 験 2 一 般 薬 理 へ 吸 収, 分 布, 代 1 吸 収 謝, 排 泄 に 関 する 2 分 布 資 料 3 代 謝 4 排 泄 5 生 物 学 的 同 等 性 ト 臨 床 試 験 の 成 績 に 関 する 資 料 臨 床 試 験 成 績 : 添 付, : 添 付 不 要, : 個 々の 医 薬 品 により 判 断 される 21
付 表 1 3 薬 発 第 698 号 ( 昭 和 55 年 5 月 30 日 )に 基 づく 承 認 申 請 時 に 添 付 する 資 料 別 表 1 及 び 別 表 2-(1) 医 療 用 医 薬 品 より 改 変 添 付 資 料 の 内 容 新 有 効 成 分 含 有 製 剤 ( 先 発 医 薬 品 ) その 他 の 医 薬 品 ( 後 発 医 薬 品 ) 剤 形 追 加 に 係 る 医 薬 品 ( 後 発 医 薬 品 ) イ 起 源 又 は 発 見 の 1 起 源 又 は 発 見 の 経 経 緯 及 び 外 国 に 緯 おける 使 用 状 況 2 外 国 における 使 用 等 に 関 する 資 料 状 況 3 特 性 及 び 他 の 医 薬 品 との 比 較 検 討 等 ロ 物 理 的 化 学 的 性 1 構 造 決 定 質 並 びに 規 格 及 2 物 理 的 化 学 的 性 質 び 試 験 方 法 等 に 等 関 する 資 料 3 規 格 及 び 試 験 方 法 ハ 安 定 性 に 関 する 1 長 期 保 存 試 験 資 料 2 苛 酷 試 験 3 加 速 試 験 二 急 性 毒 性, 亜 急 性 1 急 性 毒 性 毒 性, 慢 性 毒 性, 2 亜 急 性 毒 性 催 奇 形 性 その 他 3 慢 性 毒 性 の 毒 性 に 関 する 4 生 殖 に 及 ぼす 影 響 資 料 5 依 存 性 6 抗 原 性 7 変 異 原 性 8 がん 原 性 9 局 所 刺 激 ホ 薬 理 作 用 に 関 す る 資 料 へ 吸 収, 分 布, 代 謝, 排 泄 に 関 する 資 料 ト 臨 床 試 験 の 試 験 成 績 に 関 する 資 料 1 効 力 を 裏 付 ける 試 験 2 一 般 薬 理 1 吸 収 2 分 布 3 代 謝 4 排 泄 5 生 物 学 的 同 等 性 臨 床 試 験 の 試 験 成 績 : 添 付, : 添 付 不 要, : 個 々の 医 薬 品 により 判 断 される 22