かしわぎ Vol.43



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東 京 医 科 大 学 病 院 総 合 相 談 支 援 センターだより 平 成 25 年 7 月 1 日 43 Vol. CONTENTS 小 児 科 就 任 挨 拶 2 脳 神 経 外 科 就 任 挨 拶 2 腎 臓 内 科 就 任 挨 拶 3 高 齢 診 療 科 就 任 挨 拶 3 神 経 内 科 就 任 挨 拶 4 2013 年 ( 平 成 25 年 ) 東 京 医 科 大 学 病 院 市 民 公 開 講 座 予 定 一 覧 4 トピックス 5 人 事 異 動 ( 退 任 者 ) 5 地 域 医 療 実 習 受 け 入 れのお 願 い 6 ご 紹 介 患 者 の 初 診 時 のご 予 約 について 6 東 京 医 科 大 学 病 院 の 理 念 と 基 本 方 針 理 念 人 間 愛 と 奉 仕 の 精 神 に 基 づいて 良 質 な 医 療 を 実 践 します 基 本 方 針 本 学 の 校 是 である 正 義 友 愛 奉 仕 を 実 践 します 1. 患 者 様 を 中 心 に 信 頼 関 係 を 築 き 安 心 で 開 かれた 医 療 を 提 供 します 2. 地 域 医 療 機 関 と 連 携 して 良 質 で 高 度 な 先 進 医 療 を 提 供 します 3. 人 類 の 福 祉 と 幸 せの 実 現 に 貢 献 できる 優 れた 医 療 人 を 育 成 します ポピー

小 児 科 就 任 挨 拶 この 度 4 月 1 日 付 で 小 児 科 に 就 任 いたしました 当 院 の 小 児 科 は 星 加 前 教 授 から 続 いた ADHD アスペルガー 症 候 群 などの 心 身 症 に 加 えて 小 児 の 神 経 疾 患 感 染 免 疫 膠 原 病 消 化 器 肝 臓 ( 代 謝 異 常 や 慢 性 肝 炎 ) 腎 臓 疾 患 などを 中 心 に 診 療 しております また 新 生 児 未 熟 児 センターは 産 婦 人 科 とともに 安 心 で 高 度 の 医 療 を 提 供 しています 特 に 急 性 脳 症 の 特 殊 治 療 や 肝 臓 腎 臓 生 検 の 症 例 数 は 小 児 科 河 島 尚 志 都 内 でも 有 数 な 件 数 をこなし ミトコンドリア 機 能 検 査 筋 生 検 など 特 殊 検 査 も 行 っており これらに 加 えて 各 種 の 遺 伝 性 疾 患 の 診 断 や 遺 伝 相 談 インターフェロン 治 療 など 高 度 医 療 を 提 供 しています また これまで 私 は 総 合 相 談 支 援 センターと 共 同 で 子 供 支 援 チーム を 立 ち 上 げ 子 供 たちの 健 やかな 成 長 のために 活 動 をしてまいりました 今 後 は 医 局 員 全 員 で 常 に 正 義 友 愛 奉 仕 の 精 神 のもと 診 療 に 全 力 でまい 進 していきますので ご 指 導 ご 鞭 撻 のほど 宜 しくお 願 い 致 します 脳 神 経 外 科 就 任 挨 拶 平 成 25 年 4 月 1 日 より 脳 神 経 外 科 学 講 座 に 就 任 いたし ました 専 門 分 野 は 小 脳 橋 角 部 腫 瘍 ( 聴 神 経 腫 瘍 ) 頭 蓋 底 腫 瘍 の 手 術 脳 血 管 障 害 の 手 術 です これまで 東 京 警 察 病 院 で 科 の 責 任 者 と して 数 多 くの 難 しい 手 術 を 行 ってまいりました 当 科 では 医 療 安 全 を 重 視 した 上 で 小 脳 橋 角 部 腫 瘍 頭 蓋 底 腫 瘍 を 含 めたあらゆる 脳 腫 瘍 に 対 して 先 進 技 術 を 用 いた 手 術 を 行 っております 脳 血 管 障 害 に 脳 神 経 外 科 河 野 道 宏 関 しましても バイパスや 頭 蓋 底 手 技 血 管 内 治 療 を 併 せ 持 つ 強 力 な 脳 血 管 障 害 チームを 形 成 し 未 破 裂 脳 動 脈 瘤 や 頸 部 内 頚 動 脈 狭 窄 症 な どを 専 門 的 に 治 療 しております また 脳 卒 中 などの 救 急 疾 患 にも 24 時 間 体 制 で 対 応 しており 教 室 員 一 同 患 者 さまが 安 心 して 治 療 を 受 けられるよう 心 がけております 上 記 のような 専 門 性 の 高 い 分 野 におきましては セカンドオピニオンを 随 時 受 け 入 れておりますので どうかお 気 軽 にご 利 用 ください よろしくお 願 いいたします 2

腎 臓 内 科 就 任 挨 拶 4 月 1 日 付 けで 腎 臓 内 科 の 透 析 センター 部 長 に 就 任 いた しました 近 年 慢 性 腎 臓 病 (CKD)という 概 念 が 定 着 しつつありま すが 健 康 診 断 での 蛋 白 尿 血 尿 egfr の 異 常 値 から 腎 機 能 の 失 わ れた 透 析 移 植 まで 非 常 に 長 い 期 間 と 広 い 範 囲 をカバーする 言 葉 で す 私 ども 腎 臓 内 科 ではこうしたすべてのステージの 腎 臓 病 はもちろ ん その 原 因 としての 高 血 圧 症 も 専 門 医 として 診 療 いたします CKD 腎 臓 内 科 透 析 センター 部 長 菅 野 義 彦 ガイド 2012 には 専 門 医 へ 紹 介 するタイミング として 細 かい 規 準 が 書 いてありますが それには 関 係 なしにどんな 軽 症 でも 一 旦 私 ども が 腎 臓 の 状 態 を 評 価 して 薬 剤 投 与 や 検 査 の 施 行 可 否 など 日 常 診 療 に おける 管 理 の 方 針 を 決 めたほうが 患 者 さんにも 先 生 方 にも 安 心 してい ただけると 考 えています 当 院 の 掲 げる 患 者 とともにある 医 療 の 理 念 のもと 患 者 さんのご 紹 介 をいただき また 診 療 を 進 める 過 程 で 地 域 の 先 生 方 と 二 人 主 治 医 制 を 実 践 していきたいと 考 えております どうぞよろしくお 願 い 申 し 上 げます 高 齢 診 療 科 ( 旧 老 年 病 科 ) 就 任 挨 拶 平 成 25 年 7 月 1 日 付 で 高 齢 診 療 科 ( 高 齢 総 合 医 学 講 座 )の に 就 任 いたしました 地 域 の 皆 様 方 には 旧 老 年 病 科 で 長 年 にわたり ご 指 導 いただいてまいりましたが この 度 新 たな 診 療 科 名 のもとで 教 室 員 一 同 地 域 医 療 連 携 の 促 進 に 尽 力 してまいりたいと 思 います 一 般 に 高 齢 者 は 多 病 であり 多 くの 身 体 疾 患 を 併 せ 持 ち 種 々の 機 能 障 害 を 有 しながら 回 復 の 困 難 な 老 年 症 候 群 へと 進 展 してまいり 高 齢 診 療 科 ( 旧 老 年 病 科 ) 羽 生 春 夫 ます したがって 各 臓 器 ごとの 専 門 的 な 診 療 よりも 身 体 面 精 神 心 理 面 生 活 機 能 面 社 会 環 境 面 から 総 合 的 に 評 価 し 包 括 的 に 診 療 していくことが 有 効 となることが 少 なくありません 私 達 は 大 学 病 院 としての 高 度 急 性 期 医 療 を 中 心 としながら 従 来 から 力 を 入 れてま いりました 認 知 症 や 脳 卒 中 の 医 療 連 携 をさらに 発 展 させてい くとともに 75 歳 以 上 の 高 齢 者 のトータルケアを 目 ざしていきます 高 齢 者 では 多 職 種 協 働 による 医 療 が 不 可 欠 であり 地 域 医 療 関 係 者 の 皆 様 方 にはこれまで 以 上 に 連 携 の 推 進 のために 引 き 続 きご 指 導 い ただけるようお 願 い 申 し 上 げて 新 任 の 挨 拶 とさせていただきます 3

神 経 内 科 就 任 挨 拶 平 成 25 年 7 月 1 日 付 をもちまして 東 京 医 科 大 学 病 院 神 経 内 科 主 任 教 授 に 就 任 致 しましたので 一 言 ご 挨 拶 申 し 上 げます 東 京 医 科 大 学 病 院 の 神 経 内 科 は 内 科 学 第 三 講 座 の 診 療 科 の 一 つとし て 長 い 歴 史 があります この 伝 統 を 引 き 継 いで スタッフとともに 神 経 内 科 診 療 をより 充 実 向 上 させてゆきたいと 存 じます 神 経 内 科 が 対 応 する 疾 患 は 脳 血 管 障 害 やパーキンソン 病 をはじめとした 神 経 変 性 神 経 内 科 相 澤 仁 志 疾 患 さらに 重 症 筋 無 力 症 多 発 性 硬 化 症 など 多 種 多 様 であります 大 学 病 院 ならではの 先 進 医 療 に 積 極 的 に 取 り 組 み 地 域 の 医 療 施 設 と の 連 携 を 重 視 し 患 者 様 のニーズにこたえて 行 きたいと 存 じます 今 後 とも 総 合 相 談 支 援 センターを 通 して ますます 患 者 様 中 心 の 医 療 連 携 患 者 様 の QOL 向 上 に 貢 献 したいと 存 じますので どうぞ 宜 しくお 願 い 申 し 上 げます 2013 年 ( 平 成 25 年 ) 東 京 医 科 大 学 病 院 市 民 公 開 講 座 予 定 一 覧 開 催 月 日 科 講 師 講 演 テーマ 7 月 25 日 ( 木 ) 循 環 器 内 科 髙 田 佳 史 准 教 授 心 不 全 の 病 態 とその 治 療 9 月 30 日 ( 月 ) 呼 吸 器 甲 状 腺 外 科 梶 原 直 央 准 教 授 肺 がんにおける 低 侵 襲 治 療 ( 仮 ) 10 月 25 日 ( 金 ) 総 合 診 療 科 原 田 芳 巳 講 師 第 1 部 風 邪 病 院 に 受 診 した 方 がよいのは?( 仮 ) 老 年 病 科 馬 原 孝 彦 准 教 授 第 2 部 脳 卒 中 わける 運 命 予 防 と 受 診 11 月 18 日 ( 月 ) 消 化 器 外 科 小 児 外 科 勝 又 健 次 准 教 授 大 腸 癌 について( 仮 ) 12 月 20 日 ( 金 ) 整 形 外 科 宍 戸 孝 明 准 教 授 膝 関 節 痛 とロコモ ティブ シンド ローム( 仮 ) * 講 演 及 び 講 演 テーマにつきましては 変 更 される 事 もございますので 予 めご 了 承 ください 4

東 京 医 科 大 学 病 院 総 合 相 談 支 援 センターだより Vol. 43 トピ ッ クス 第 65 回 東 京 消 防 庁 開 庁 記 念 式 および 表 彰 式 にて 東 京 医 科 大 学 救 急 医 学 講 座 行 岡 哲 男 の 長 年 に 渡 る 消 防 行 政 の 円 滑 な 推 進 と 東 京 消 防 庁 の 発 展 のための 多 大 な 貢 献 に 対 して 消 防 行 政 特 別 協 力 章 を 授 与 されました また 東 京 医 科 大 学 病 院 救 命 救 急 センター 太 田 祥 一 教 授 ( 救 急 医 学 講 座 )の 長 年 にわたる 救 急 行 政 の 円 滑 な 推 進 への 協 力 と 都 民 生 活 の 安 全 と 東 京 消 防 の 発 展 に 寄 与 した 功 績 が 評 価 され 東 京 消 防 庁 消 防 総 監 より 感 謝 状 が 授 与 されました TOPICS 表 彰 状 ( 行 岡 哲 男 ) 東 京 消 防 庁 消 防 総 監 より 感 謝 状 ( 太 田 祥 一 ) 人 事 異 動 の お 知 ら せ 3 月 31 日 付 けで 4 名 12 月 31 日 付 けで 1 名 の 科 長 が 退 任 いたしました 小 児 科 科 長 星 加 明 德 脳 神 経 外 科 科 長 原 岡 襄 老 年 病 科 科 長 岩 本 利 彦 神 経 内 科 科 長 内 海 裕 也 腎 臓 内 科 科 長 中 尾 俊 之 5

地 域 医 療 実 習 受 け 入 れのお 願 い 平 素 より 地 域 医 療 機 関 の 先 生 方 におかれましては ご 指 導 を 賜 り 誠 にありがとうございます 2023 年 より 米 国 医 師 国 家 試 験 の 受 験 資 格 が 厳 格 化 されることが 発 表 されて 以 来 本 邦 では 医 学 教 育 のグローバルスタンダード 化 が 求 められ 全 国 の 大 学 医 学 部 医 科 大 学 で カリキュラム 改 編 が 進 行 しています 本 学 においても 昨 年 6 月 に カリキュラム 改 編 に 関 する 大 綱 を 掲 げ 臨 床 実 習 の 期 間 を 延 長 させ 診 療 参 加 型 の 実 習 の 拡 充 を 目 指 しております これまでに 本 学 では 第 5 学 年 において 地 域 医 療 実 習 を 実 施 して いますが 今 後 は 第 3 学 年 においても 地 域 医 療 機 関 での 見 学 実 習 の 導 入 を 予 定 しています 早 期 より 医 療 現 場 に 触 れることにより 医 師 になる 自 覚 を 持 ち 地 域 と 連 携 して 社 会 に 貢 献 できる 医 師 の 東 京 医 科 大 学 医 学 教 育 学 講 座 教 授 泉 美 貴 育 成 を 目 標 としています つきましては 本 学 の 地 域 医 療 実 習 をお 引 受 け 下 さる 地 域 医 療 機 関 の 先 生 方 を 募 集 致 します ご 協 力 頂 ける 先 生 方 には 本 学 規 定 に 基 づき 地 域 医 療 指 導 教 授 地 域 医 療 指 導 准 教 授 を 委 嘱 致 します 良 医 の 育 成 のために ご 協 力 を 賜 りますよう 何 とぞ 宜 しくお 願 い 申 し 上 げます 学 生 のご 指 導 にご 理 解 とご 協 力 を 頂 ける 先 生 方 は まず 下 記 にご 連 絡 下 さい 地 域 医 療 実 習 に 関 する 問 い 合 わせ 先 東 京 医 科 大 学 医 学 教 育 学 講 座 直 通 電 話 :03-3342 - 6200 こもだ 助 教 : 菰 田 孝 行 メール:mededu@tokyo-med.ac.jp ご 紹 介 患 者 の 初 診 時 のご 予 約 について 総 合 相 談 支 援 センターで 初 診 患 者 さんのご 予 約 の 対 応 を 行 っております ご 紹 介 の 際 には 医 療 機 関 様 より 医 療 連 携 担 当 にお 電 話 でご 相 談 下 さい 初 診 予 約 をお 取 りしていない 科 もございます また 患 者 さんからのお 電 話 での 初 診 のご 予 約 は 原 則 お 取 りしておりません 総 合 相 談 支 援 センター 医 療 連 携 担 当 ダイヤルイン 03-5339 - 3808 代 表 03-3342- 6111 FAX 03-3342- 6203 時 間 8:30 16:30( 土 11:30)( 休 診 日 を 除 く) 東 京 医 科 大 学 病 院 総 合 相 談 支 援 センター 東 京 都 新 宿 区 西 新 宿 6 丁 目 7 番 1 号 TEL 03-3342-6111( 代 表 ) http://hospinfo.tokyo-med.ac.jp/ 発 行 責 任 者 土 田 明 彦 より 多 くの 人 へ 適 切 に 情 報 を 伝 えられるよう 配 慮 したユニバーサルデザインフォントを 採 用 しています 6