整 理 番 号 H-V036-J-16 バタフライバルブ 57 型 ( 手 動 用 ) レバー 式 :40~200mm ギヤ 式 :40~350mm 取 扱 説 明 書 目 次 (ページ) 1. 弊 社 製 品 の 保 証 内 容 について 1 2. 取 扱 い 使 用 上 の 2 3. 運 搬 開 梱 保 管 の 3 4. 各 部 品 の 名 称 4 5. 使 用 圧 力 と 温 度 の 関 係 10 6.リミットスイッチ 仕 様 11 7. 取 付 方 法 12 8.リミットスイッチ 結 線 方 法 15 9. 操 作 方 法 17 10. 部 品 交 換 のための 分 解 及 び 組 立 方 法 19 11.ハンドル 取 付 方 法 21 12.ストッパの 調 整 方 法 22 13. 点 検 項 目 22 14. 不 具 合 の 原 因 と 処 置 方 法 23 15. 残 材 廃 材 の 処 理 方 法 23 バタフライバルブ 57 型 (40~350mm)
本 取 扱 説 明 書 は 弊 社 製 品 を 安 全 にご 使 用 いただくための 重 要 な 事 柄 について 記 載 しています 尚 お 読 みになられた 後 は お 使 いになる 方 がいつでも 見 ることができる 所 に 必 ず 保 管 ください 取 扱 説 明 書 表 示 マーク < 警 告 表 示 > 警 告 取 扱 いを 誤 った 場 合 死 亡 または 重 傷 を 負 うことが 想 定 される 内 容 です < 禁 止 強 制 表 示 > 取 扱 いを 誤 った 場 合 傷 害 を 負 うことが 想 定 されるか または 物 的 損 害 の 発 生 が 想 定 される 内 容 です 製 品 の 取 扱 いにおいて 行 ってはいけない 内 容 で 禁 止 します 製 品 の 取 扱 いにおいて 必 ず 行 っていただく 内 容 で 強 制 します 1. 弊 社 製 品 の 保 証 内 容 について 弊 社 製 品 のご 使 用 に 際 しては 製 品 仕 様 や 事 項 等 の 遵 守 をお 願 い 致 します 弊 社 は 製 品 の 品 質 信 頼 性 の 向 上 に 努 めておりますが その 完 全 性 を 保 証 するものではありません 特 に 人 の 生 命 身 体 または 財 産 を 侵 害 する 恐 れのある 設 備 等 へご 使 用 される 場 合 には 通 常 発 生 し 得 る 不 具 合 を 十 分 に 考 慮 した 適 切 な 安 全 設 計 等 の 対 策 を 施 してください このようなご 使 用 については 事 前 に 仕 様 書 等 の 書 面 による 弊 社 の 同 意 を 得 ていない 場 合 は 弊 社 はその 責 を 負 いかねますのでご 了 承 願 います 弊 社 製 品 の 選 定 施 工 据 付 操 作 メンテナンス 等 の 事 項 は 技 術 資 料 取 扱 説 明 書 等 に 記 載 してありますので 最 寄 りの 販 売 店 弊 社 営 業 所 へお 問 い 合 わせください 弊 社 製 品 の 保 証 期 間 は 納 入 後 1 年 間 とし 保 証 期 間 中 に 不 具 合 が 生 じ 弊 社 に 通 知 された 場 合 は 直 ちに 原 因 究 明 を 行 い 弊 社 製 品 に 欠 陥 が 発 見 された 場 合 には 弊 社 の 責 任 でその 製 品 を 修 理 交 換 致 します 保 証 期 間 経 過 後 の 修 理 交 換 は 有 償 となります ただし 次 に 該 当 する 場 合 は 保 証 の 対 象 外 と 致 します (1)ご 使 用 条 件 が 弊 社 の 定 義 する 保 証 範 囲 を 超 えている 場 合 (2) 施 工 据 付 取 扱 い メンテナンス 等 において 弊 社 の 定 義 する 事 項 等 が 守 られていない 場 合 (3) 不 具 合 の 原 因 が 弊 社 製 品 以 外 の 場 合 (4) 弊 社 以 外 による 製 品 の 改 造 二 次 加 工 による 場 合 (5) 部 品 をその 製 品 の 本 来 の 使 い 方 以 外 にご 使 用 された 場 合 (6) 天 災 災 害 等 の 弊 社 製 品 以 外 の 原 因 による 場 合 * 尚 弊 社 製 品 の 不 具 合 により 誘 発 される 損 害 については 保 証 の 対 象 外 と 致 します この 保 証 は 弊 社 製 品 を 日 本 国 内 で 使 用 される 場 合 に 限 り 適 用 されます 海 外 でご 使 用 される 場 合 には 別 途 弊 社 にお 問 い 合 わせください バタフライバルブ 57 型 (40~350mm) 1
2. 取 扱 い 使 用 上 の 警 告 当 社 樹 脂 製 配 管 材 料 に 陽 圧 の 気 体 をご 使 用 される 場 合 は 水 圧 と 同 値 であっても 圧 縮 性 流 体 特 有 の 反 発 力 により 危 険 な 状 態 が 想 定 されますので 管 を 保 護 資 材 で 被 覆 する 等 周 辺 へ の 安 全 対 策 を 必 ず 施 してご 使 用 願 います 尚 ご 不 明 な 点 はお 手 数 ですが 幣 社 窓 口 へお 問 い 合 せください 配 管 施 工 完 了 後 管 路 の 漏 れ 試 験 を 行 う 場 合 水 圧 にて 確 認 してください 止 むを 得 ず 気 体 にて 試 験 を 行 う 場 合 最 寄 りの 営 業 所 へ 事 前 にご 相 談 ください バルブに 乗 ったり 重 量 物 を 載 せたりしないでください ( 破 損 する 恐 れがあります) 火 気 高 温 な 物 体 に 接 近 させないでください ( 変 形 破 損 火 災 の 恐 れがあります) 使 用 温 度 及 び 使 用 圧 力 は 許 容 範 囲 内 でご 使 用 ください ( 最 高 許 容 圧 力 は 水 撃 圧 を 含 んだ 圧 力 です 許 容 範 囲 外 で 使 用 されますとバルブが 破 損 する 恐 れがあります) 保 守 点 検 が 出 来 るスペースは 十 分 確 保 してください 適 切 な 材 質 を 選 定 してご 使 用 ください ( 薬 液 の 種 類 によって 部 品 が 侵 され 破 損 する 恐 れが あります 詳 細 については 最 寄 の 営 業 所 へ 事 前 にご 相 談 ください) 結 晶 性 物 質 を 含 んだ 流 体 では 再 結 晶 しない 条 件 でご 使 用 ください (バルブが 正 常 に 作 動 しなくなります) 常 時 水 粉 じんなどが 飛 び 散 る 場 所 及 び 直 射 日 光 のあたる 場 所 は 避 けるか 又 は 全 体 を 覆 うカバー 等 を 設 けてください (バルブが 正 常 に 作 動 しなくなります) 定 期 的 なメンテナンスを 行 ってください ( 長 期 保 管 休 転 時 または 使 用 中 の 温 度 変 化 や 経 時 変 化 により 漏 れが 発 生 する 場 合 があります) ハンドルロック(オプション) バタフライバルブ(ギヤ 式 )はセルフロックウォームギヤ 構 造 となっており 通 例 の 使 用 条 件 では 任 意 に 開 度 調 整 を 行 い 流 量 調 整 が 可 能 です 振 動 又 は 流 体 の 影 響 ( 高 流 速 乱 流 等 )によっては 中 間 開 度 でご 使 用 の 場 合 ディスクが 閉 側 に 移 動 する 可 能 性 があります 必 要 に 応 じてオプション の ハンドルロック をご 指 定 ください ハンドルロック 機 構 は 厳 しい 条 件 において 任 意 開 度 で 使 用 するバルブ 開 度 の 変 更 を 防 ぎます バタフライバルブ 57 型 (40~350mm) 2
3. 運 搬 開 梱 保 管 の 警 告 バルブの 吊 り 下 げ 玉 掛 けは 安 全 に 十 分 して 吊 り 荷 の 下 に 立 たないでください 投 げ 出 し 落 下 打 撃 等 による 衝 撃 を 与 えないでください ( 損 傷 や 破 損 の 恐 れがあります) 鋭 利 な 物 体 (ナイフ 手 かぎなど)で 引 っかき 突 き 刺 しなどをしないでください ダンボール 梱 包 は 荷 崩 れしないように 無 理 な 積 み 重 ねをしないでください コールタール クレオソート( 木 材 用 防 腐 剤 ) 白 あり 駆 除 剤 殺 虫 剤 塗 料 などに 接 触 させないで ください ( 膨 潤 により 破 損 する 恐 れがあります) バルブを 運 搬 する 場 合 ハンドル 掛 けはしないでください 配 管 直 前 までダンボールに 入 れたまま 直 射 日 光 を 避 け 屋 内 ( 室 温 )で 保 管 してください 又 高 温 になる 場 所 での 保 管 も 避 けてください (ダンボール 梱 包 は 水 などに 濡 れると 強 度 が 低 下 します 保 管 取 扱 には 十 分 ご ください) 開 梱 後 製 品 に 異 常 がないか また 仕 様 と 合 致 しているかご 確 認 ください バタフライバルブ 57 型 (40~350mm) 3
4. 各 部 品 の 名 称 レバー 式 (40~200mm) ギヤ 式 (40~350mm) [1] ボディ [18] ピン [157] 止 めねじ(F) [2] ディスク [19] スプリング [158] ガスケット(L) [3] シート [21] ボルト(B) [182] O リング(H) [6] O リング(C) [22] ロッキングプレート [183] シートブシュ(A) [7] ステム [23] 止 めねじ(B) [184] シートブシュ(B) [8] ステム 押 え(A) [24] キャップ(A) [185] O リング(I) [16] ハンドル(A) [25] ギヤボックス [186] ゴム 付 ワッシャー [17] ハンドルレバー [28] ボルト(C) バタフライバルブ 57 型 (40~350mm) 4
トップギヤ 式 (40~350mm) No. 名 称 [7a] キー [25] ギヤボックス [25a] 丸 ハンドル(A) [25b] キャップ(B) [25c] 開 閉 方 向 表 示 板 [26] ガスケット(A) [27] ガスケット(B) [29] ボルト(D) [30] 取 付 台 [37] 継 手 (A) [37a] 止 ねじ(C) ギヤ 式 (40~350mm) ハンドルロック 付 (オプション) No. 名 称 [161] ロッキングプレート(A) [162] ロッキングプレート(B) バタフライバルブ 57 型 (40~350mm) 5
ギヤ 式 (40~350mm) チェーン 式 (オプション) No. 名 称 No. 名 称 [62] スプロケットホイール [65] セットピン [63] チェーン(A) [112] 継 手 (B) [64] チェーンカバー バタフライバルブ 57 型 (40~350mm) 6
サイドギヤ(40~350mm) ロングステム 式 (オプション) No. 名 称 No. 名 称 [66] ボルト ナット(B) [75] シャフト [70] ガスケット(C) [77] ボルト(H) [74] 保 護 管 バタフライバルブ 57 型 (40~350mm) 7
レバー 式 (40~200mm) リミットスイッチ(1LS1-J) 付 (オプション) No. 名 称 [45] リミットスイッチ [46] リミットスイッチ 押 え バタフライバルブ 57 型 (40~350mm) 8
サイドギヤ 式 (40~350mm) リミットスイッチボックス(TA2-SB2/TA-200-SB2) 付 (オプション) No. 名 称 [45] リミットスイッチボックス バタフライバルブ 57 型 (40~350mm) 9
5. 使 用 圧 力 と 温 度 の 関 係 バタフライバルブ57 型 呼 び 径 :40mm-150mm 呼 び 径 :200,250mm 1.0 1.0 最 高 許 容 圧 力 (MPa) 0.5 PVDF PP PP PVDF 最 高 許 容 圧 力 (MPa) 0.5 PVDF PP PP PVDF 0.0-40 -20 0 20 40 60 80 100 120 0.0-40 -20 0 20 40 60 80 100 120 温 度 ( C) 温 度 ( C) -40-20 0 20 40 60 80 100 120-40 -20 0 20 40 60 80 100 120 NBR CSM IIR NBR CSM IIR FKM FKM 呼 び 径 :300,350mm 1.0 最 高 許 容 圧 力 (MPa) 0.5 PVDF PP PVDF PP 0.0-40 -20 0 20 40 60 80 100 120 温 度 ( C) -40-20 0 20 40 60 80 100 120 CSM IIR NBR FKM バタフライバルブ 57 型 (40~350mm) 10
6. リミットスイッチ 仕 様 (オプション) 呼 び 径 (mm) 操 作 方 式 型 式 保 護 等 級 40~200 レバー 式 1LS1-J IP67 40~300 サイドギヤ 式 TA2-SB2 IP65 350 サイドギヤ 式 TA-200-SB2 IP55 リミットスイッチ 定 格 型 式 定 格 電 圧 (V) 抵 抗 負 荷 (A) 誘 導 負 荷 (A) AC125 10 6 1LS1-J AC250 10 6 DC115 0.8 0.2 DC230 0.4 0.1 AC125 11 7 TA2-SB2 AC250 11 7 DC125 0.5 - DC250 0.25 - AC125 11 7 TA-200-SB2 AC250 11 7 DC125 0.5 0.1 DC250 0.25 0.04 内 部 回 路 図 ( 中 間 開 度 時 ) 1LS1-J TA2-SB2 NO- 1 COM TA-200-SB2 2 NO SW.1 3 NO SW.2 4 COM バタフライバルブ 57 型 (40~350mm) 11
7. 取 付 方 法 警 告 バルブの 吊 り 下 げ 玉 掛 けは 安 全 に 十 分 して 吊 り 荷 の 下 に 立 たないでください 使 用 する 機 械 工 具 及 び 電 動 工 具 は 始 業 前 に 必 ず 安 全 点 検 を 行 ってください 配 管 施 工 する 際 は 作 業 内 容 に 応 じた 適 切 な 保 護 具 を 着 用 してください (ケガをする 恐 れがあります) U バンドなどで 配 管 サポートを 取 られる 際 は 締 め 過 ぎにご ください ( 破 損 します) 取 付 けの 際 は 配 管 及 びバルブ 等 に 引 張 り 圧 縮 曲 げ 衝 撃 等 の 無 理 な 応 力 が 加 わらない ように 設 置 してください 接 続 フランジは 全 面 座 のものを 使 用 してください 相 互 のフランジ 規 格 に 違 いがないように 確 認 してください 配 管 取 付 の 際 は 全 閉 状 態 で 取 り 付 けないでください (ディスクがシートへ 噛 み 込 み 操 作 トルクが 重 くなり 開 閉 操 作 ができなくなる 恐 れがあります) ガスケットは 不 要 です (バルブのシート[3]がガスケットの 役 割 をします) 出 荷 時 の 製 品 は 図 の 良 の 状 態 になっていま 図 1. す 配 管 取 付 の 際 バルブを 開 閉 することがあ 不 可 れば 操 作 後 は 必 ずもとの 状 態 ( 図 の 良 )にデ ィスクを 戻 してから 取 り 付 けてください また 図 の 不 可 の 状 態 で 運 搬 取 付 工 事 を 行 いますと ディスクのシール 面 に 傷 をつけるので 絶 対 に 避 けてください シート ディスク 良 ボディ 接 続 部 (フランジ パイプ)の 内 径 が 小 さな 場 合 には バルブディスクと 接 続 部 の 内 面 の 接 触 を 避 けるため に 接 続 部 内 側 の 面 取 りを 行 ってく ださい 図 2. 接 続 フランジまたはパイプ ディスク バタフライバルブ 57 型 (40~350mm) 12
接 続 部 の 内 径 は 下 記 数 値 以 上 にしてください 呼 び 径 (mm) 内 径 D (mm) 40 31 50 43 65 57 80 67 100 91 125 115 150 137 200 179 250 231 300 280 350 333 準 備 するもの トルクレンチ スパナ 通 しボルト ナット ワッシャ( 下 記 寸 法 のもの) 通 しボルト(ボルト A)の 寸 法 JIS10K 呼 び 径 ボルト A 数 量 mm inch D L(mm) S(mm) ボルト A ボルト B ナット ワッシャ 40 1 1/2 115 40 50 2 125 4 8 65 2 1/2 M16 135 80 3 135 45 100 4 145 125 5 165 50 8-16 150 6 M20 175 55 200 8 195 12 24 250 10 225 60 300 12 M22 245 16 32 350 14 255 65 JIS5K 呼 び 径 ボルト A 数 量 Mm inch D L(mm) S(mm) ボルト A ボルト B ナット ワッシャ 40 1 1/2 100 50 2 M12 105 30 65 2 1/2 110 4-8 80 3 120 35 100 4 M16 130 125 5 140 40 150 6 150 8-16 200 8 195 250 10 225 55 M20 300 12 240 12-24 350 14 245 60 バタフライバルブ 57 型 (40~350mm) 13
上 水 呼 び 径 ボルト A 数 量 mm inch D L(mm) S(mm) ボルト A ボルト B ナット ワッシャ 50 2 125 40 80 3 135 4 8 100 4 150 M16 45 125 5 160 6 12 150 6 165-200 8 185 50 8 16 250 10 225 M20 300 12 240 55 10 20 350 14 M22 240 注 記 1. 上 記 数 値 は AVTS フランジを 使 用 した 場 合 のボルト 寸 法 です 注 記 2.ナット ワッシャ 数 量 は 2 組 (ボルト 1 本 /ナット 2 ケ ワッシャ 2 ケ)の 数 量 です 手 順 1) ハンドルでディスク[2]を 微 開 の 状 態 にします *ディスク[2]がシート 面 間 よりはみ 出 さないようにして ください (ディスク[2]が 破 損 する 恐 れがあります) 2) 連 結 フランジ 間 にセットします シート ディスク ボディ バルブをフランジの 間 に 挿 入 する 際 は 面 間 を 十 分 に 広 げてから 挿 入 してください (フランジの 面 間 を 十 分 に 広 げずにバルブを 無 理 に 挿 入 すると シートがめくれてキズが 入 る 可 能 性 があります ) フランジ 面 の 平 行 度 及 び 軸 芯 ズレの 寸 法 は 下 記 の 数 値 以 下 にしてください ( 配 管 に 応 力 が 加 わり 破 損 する 恐 れがあります) ( 軸 芯 ズレ) a ( 平 行 度 ) 表 の 呼 び 径 (mm) 軸 芯 ズレ 平 行 度 (a-b) 40~80 1.0mm 0.8mm 100~150 1.0mm 1.0mm b 200~350 1.5mm 1.0mm 3) 連 結 用 の 通 しボルト ワッシャ ナットで 手 による 仮 のセットを 行 います 4) 徐 々に 規 定 トルク 値 まで 対 角 線 上 にトルクレンチで 締 め 付 けます バタフライバルブ 57 型 (40~350mm) 14
接 続 フランジのボルト ナットは 対 角 線 上 に 規 定 トルクで 締 付 けてください ( 漏 れや 破 損 する 恐 れがあります) 取 扱 説 明 書 規 定 トルク 値 単 位 ;N m{kgf cm} 呼 び 径 (mm) 40 50,65 80,100 125,150 200 250 300~350 トルク 値 20.0 {204} 22.5 {230} 30.0 {306} 40.0 {408} 55.0 {561} 60.0 {612} 8. リミットスイッチ 結 線 方 法 (オプション) 警 告 リミットスイッチへの 結 線 離 線 は 通 電 状 態 では 行 わないでください ( 感 電 したり 機 械 が 突 然 始 動 したりします) カバーを 開 放 して 放 置 または 使 用 しないでください ( 水 塵 埃 などが 浸 入 し 動 作 不 良 になることがあります) 電 線 は 絶 縁 被 覆 付 き 圧 着 端 子 を 用 いて カバー ハウジングに 接 触 しないように 結 線 してください (カバーに 圧 着 端 子 が 接 触 するとカバーが 締 まらなくなったり 地 絡 することがあります) リミットスイッチを 1mA~100mA, 5~30V で 使 用 される 場 合 は 最 寄 りの 営 業 所 へご 相 談 ください カバーは 確 実 に 取 り 付 けてください ( 雨 水 等 が 浸 入 し 故 障 の 原 因 になります ) 準 備 するもの プラスドライバ マイナスドライバ コネクタ(G1/2) ワイヤーストリッパー バタフライバルブ 57 型 (40~350mm) 15
手 順 (1LS1-J) 1) リミットスイッチカバーを 固 定 しているねじ(3 ケ 所 )をプラスドライバで 緩 め カバーを 外 します (ねじはカバーから 抜 け 落 ちない 構 造 になっています) 2) 樹 脂 製 保 護 キャップを 引 っ 張 って 外 します 3) コネクタにケーブルを 通 します 4) ワイヤーストリッパーでケーブルの 外 皮 をむきます 5) 端 子 圧 着 工 具 でリード 線 に 圧 着 端 子 をつけます 6) 端 子 ねじにプラスドライバで 11 頁 の 内 部 回 路 図 に 従 って 結 線 します * ねじはしっかりと 締 めつけてください 7) リミットスイッチカバーを 固 定 しているねじ(3 ヶ 所 )をプラスドライバで 締 めつけ カバーを 取 り 付 けます 8) コネクタでケーブルを 締 め 付 けます 取 扱 説 明 書 手 順 (TA2-SB2/TA-200-SB2) 1) 指 針 を 手 ではずします 2) フタを 固 定 しているねじ(4 ヵ 所 )をプラスドライバで 緩 めて 外 します O リングは 紛 失 しないでください 3) 配 管 口 保 護 キャップを 反 時 計 回 りに 回 して 外 します 4) コネクタにケーブルを 通 します 5) ワイヤーストリッパーでケーブルの 外 皮 をむきます 6) 端 子 ねじにマイナスドライバで 11 頁 の 内 部 回 路 図 に 従 って 結 線 します 7) コネクタを 締 め 付 けてケーブルを 固 定 します 8) フタを 取 り 付 けた 後 ねじ(4 ヵ 所 )をプラスドライバで 交 互 に 均 一 に 締 めます 9) カム 軸 頭 部 のシール 矢 印 方 向 と 指 針 との 向 きが 合 致 する ように 指 針 を 嵌 めこみます バタフライバルブ 57 型 (40~350mm) 16
9. 操 作 方 法 流 体 にゴミなどの 異 物 の 混 入 した 状 態 でバルブを 開 閉 しないでください バルブ 取 付 後 においても 砂 等 の 異 物 がパイプラインに 残 る 恐 れがありますので 配 管 内 を 洗 浄 した 後 バルブの 開 閉 をしてください バルブを 全 閉 全 開 する 際 は ハンドルを 過 度 の 力 で 必 要 以 上 に 回 さないでください ( 破 損 する 恐 れがあります) ハンドル 操 作 は 必 ず 手 で 行 ってください ( 器 具 などを 使 用 すると 破 損 する 恐 れがあります) 静 かに 回 転 させて 開 閉 操 作 を 行 います レバー 式 (40~200mm)の 場 合 ハンドルとディスクの 向 きが 同 一 となっていますので 全 閉 時 は ハンドルが 通 液 方 向 と 直 角 になります 全 開 時 は ハンドルが 通 液 方 向 と 平 行 になります 全 閉 状 態 全 開 状 態 〇 ギヤ 式 (40~350mm)の 場 合 ギヤボックス 最 上 部 の 開 度 指 示 の 動 きを 確 認 してください 全 閉 時 は 開 度 表 示 が S (SHUT)の 位 置 を 向 きます 全 開 時 は 開 度 表 示 が O (OPEN)の 位 置 を 向 きます 全 閉 状 態 全 開 状 態 バタフライバルブ 57 型 (40~350mm) 17
全 閉 状 態 全 開 状 態 ギヤ 式 は 無 段 階 調 整 式 となっており ディスク[2]の 締 め 込 みを 深 くしたいときは ギヤボックス [27]のストッパーボルトの 調 整 で 行 ってください 操 作 力 呼 び 径 ステムトルク (N m) mm (inch) シール レバー 式 レバー 長 さ 及 びハンドル 直 径 (mm) サイド ギヤ 式 トップ ギヤ 式 レバー 式 操 作 力 (N) サイド ギヤ 式 40 (1 1 / 2 ) 5 220 160 140 23 3 4 50 ( 2 ) 10 220 160 140 46 5 8 トップ ギヤ 式 65 (2 1 / 2 ) 15 220 160 140 68 8 11 80 ( 3 ) 20 250 160 140 80 11 15 100 ( 4 ) 30 250 160 140 120 16 22 125 ( 5 ) 40 320 160 200 125 21 20 150 ( 6 ) 65 320 160 200 205 34 33 200 ( 8 ) 165 400 160 200 415 87 83 250 (10) 300-160 200-158 125 300 (12) 330-300 250-74 83 350 (14) 400-300 250-90 100 上 記 値 は 参 考 値 です ( 標 準 状 態 での 測 定 値 であり 種 々 条 件 で 異 なります) ギヤ 式 の 操 作 力 (N)は 両 手 でハンドルを 操 作 する 場 合 の 値 です バタフライバルブ 57 型 (40~350mm) 18
10. 部 品 交 換 のための 分 解 及 び 組 立 方 法 警 告 流 体 圧 力 がかかった 状 態 でも ハンドル[16]やギヤボックス[25]の 交 換 は 可 能 ですが ステム 押 さえは 外 さないでください ステムが 飛 び 出 す 恐 れがあり 危 険 です 配 管 施 工 する 際 は 作 業 内 容 に 応 じた 適 切 な 保 護 具 を 着 用 してください (ケガをする 恐 れがあります) 取 付 の 際 は 配 管 及 びバルブ 等 に 引 張 り 圧 縮 曲 げ 衝 撃 等 の 無 理 な 応 力 が 加 わらないよう に 設 置 してください バルブの 取 替 えや 部 品 交 換 の 際 には 配 管 内 の 流 体 を 完 全 に 抜 いてください 又 流 体 が 抜 け ない 場 合 は 流 体 の 圧 力 をゼロにしてください 準 備 するもの 保 護 手 袋 保 護 眼 鏡 ソケットレンチ スパナ ジャッキ プレート プライヤ スラストベアリング シリコングリス マイナスドライバ プラスドライバ 分 解 手 順 1) 管 内 の 流 体 を 完 全 に 抜 き バルブを 微 開 の 状 態 にします 2) 連 結 ボルト ナットをスパナで 緩 めます 3) バルブを 配 管 から 外 します 4) レバー 式 の 場 合 ハンドル[16]はマイナスドライバでキャップ[24]を 外 し ソケットレ ンチでボルト[21]を 緩 め ハンドルレバー[17]を 押 さえ 上 に 引 き 抜 いて 取 り 外 します ロッキングプレート[22]はプラスドライバで 小 ねじ[23](4 ヶ 所 )を 緩 めて ステム 押 さえ[8]を 取 ります ギヤ 式 の 場 合 ギヤボックス[25]は ボルト[28]を 緩 めて 上 に 引 き 抜 き 取 り 外 します 5) 呼 び 径 40mm~100mm の 場 合 ステム[7]をプライヤまたは 手 で 抜 きます 呼 び 径 125mm~350mm の 場 合 ジャッキ スラストベアリング プレート パイプをバルブに 取 りつけて ジャッキ 軸 をステム[7]にねじ 込 み ジャッキのハンドルを 回 してステム [7]を 抜 きます 6) ボディ[1]とシート[3]の 間 をマイナスドライバでめくり 隙 間 をつくり 隙 間 部 分 にマイナスドライバ 又 は プラスドライバを 挿 入 し シート[3]およ びディスク[2]を 押 し 出 すように 外 します 7) シート[3]からディスク[2] シートブシュ(A)[183] シートブシュ(B)[184]を 取 り 外 します 8) O リング(C)[6] O リング(I)[185]を 取 り 外 します シート ディスク ボディ バタフライバルブ 57 型 (40~350mm) 19
組 立 手 順 1) 組 立 てる 前 に O リング(C)[6] O リング(I)[185]にシリコングリ < 組 立 >4) 参 考 図 スを 塗 布 します ボディ シート シートブシュ(A) 2) ステム[7]に O リング(C)[6]を シートブシュ(A)[183] シートブシ ュ(B)[184]に O リング(I)[185]を 装 着 してください 3) シリコングリスをディスク[2] シート[3]( 摺 動 部 )に 塗 布 してく ださい 4) シート[3]の 内 側 にディスク[2]を 装 着 し 外 側 にシートブシュ ディスク (A)[183]およびシートブシュ(B)[184]を 装 着 してください ( 装 着 したものを 以 下 シート ディスクセットと 称 します ) シートブシュ(B) *シート[3]を 楕 円 に 変 形 すると スムーズに 装 着 できます 5) シート ディスクセットのディスク[2]を 半 開 の 状 態 にし ボディ[1]のステム 孔 とシート ディスクセットのステム 孔 を 合 致 させ シート[3]をボディ[1]の 内 側 へ 収 めます シート ディスクセットのシートブシュ(A)[183]およびシートブシュ(B)[184]は 軸 穴 の 大 きさが 異 なりますのでご ください シートブシュ(A)[183]( 軸 穴 大 )が 上 部 となります 上 下 逆 に 組 立 てると ステム[7]は 挿 入 することができません 軸 穴 大 が 上 部 となります 軸 穴 小 が 下 部 となります ボディに 挿 入 後 シート 軸 穴 凸 部 とシートブシュ 凸 部 が 離 脱 していないことをご 確 認 ください シート 軸 穴 凸 部 シートブシュ 凸 部 バタフライバルブ 57 型 (40~350mm) 20
6) ステム[7]を 挿 入 します 7) ステム 押 さえ[8]は 平 らな 側 を 下 向 きにし ボディ[1]の 溝 にはめ 止 めネジ(F)にて 締 め 付 けます 8) レバー(ギヤボックス)を 取 付 けます レバー(ギヤ 式 の 場 合 は 開 度 表 示 )とディスクの 方 向 が 平 行 になっていることを 確 認 してください 9) 組 立 が 完 了 したら 手 動 操 作 を 行 い ディスク[2]がシート[3]に 十 分 フィットするか 確 認 してください 11. ハンドル 取 付 方 法 準 備 するもの プラスチックハンマー ソケットレンチ マイナスドライバ 保 護 眼 鏡 防 護 手 袋 取 付 手 順 1) ハンドルをステムに 取 付 けます ステム 上 部 の 指 示 線 にハンドルの 向 きを 合 わせて 下 さい 2) ソケットレンチを 用 いて 付 属 のボルト ワッシャーで ハンドルをステム 上 部 に 固 定 します 3) キャップの 側 面 の 凸 部 とハンドル 側 の 凹 部 を 合 わせて プラスチックハンマーにて 軽 く 叩 いてキャップをはめ 込 みます キャップ ボルト ゴム 付 ワッシャー ハンドル 指 示 線 ソケットレンチ 用 ソケットのサイズ バルブ 呼 び 径 40-100 mm 125-200 mm ボルト 寸 法 M6 15L M8 15L ソケット 呼 び 10 13 取 外 し 手 順 1) マイナスドライバにて キャップを 側 面 から 押 し 上 げて 取 り 外 します 2) ソケットレンチを 用 いてボルト ワッシャーを 緩 めて ハンドルを 取 り 外 します キャップの 取 付 け 取 外 しの 際 は キャップに 無 理 な 力 を 加 えないで 下 さい ( 破 損 する 恐 れがあります) バタフライバルブ 57 型 (40~350mm) 21
12. ストッパの 調 整 方 法 準 備 するもの 保 護 手 袋 六 角 レンチ(サイドギヤ 式 に 使 用 ) スパナ(トップギヤ 式 に 使 用 ) 1) サイドギヤ 式 の 場 合 ギヤボックス[25]の 全 閉 側 ( 又 は 全 開 側 )キャップを 手 で 取 り 外 します トップギヤ 式 の 場 合 ギヤボックス[25]の 全 閉 側 ( 又 は 全 開 側 )ロックナットをスパ ナで 緩 めます 2) 六 角 レンチ 又 はスパナでストッパを 緩 めます 3) バルブの 手 動 操 作 を 行 い ディスクを 任 意 の 開 度 に 移 動 さ せます 4) 六 角 レンチ 又 はスパナでストッパを 締 め 付 けます 5) サイドギヤ 式 の 場 合 ギヤボックス[25]の 全 閉 側 ( 又 は 全 開 側 )キャップを 手 で 取 り 付 けます トップギヤ 式 の 場 合 ギヤボックス[25]の 全 閉 側 ( 又 は 全 開 側 )ロックナットをスパ ナで 固 定 します サイドギヤ 式 開 側 閉 側 トップギヤ 式 ロックナット ストッパ 閉 側 開 側 13. 点 検 項 目 定 期 的 なメンテナンスを 行 ってください ( 長 期 保 管 休 転 時 または 使 用 中 の 温 度 変 化 や 経 時 変 化 に より 漏 れが 発 生 する 恐 れがあります) (1) 外 観 にキズ ワレ 変 形 はないか (2) 外 部 への 漏 れはないか (3) シートつば 部 の 極 端 なはみ 出 しや 引 き 込 みはないか (4) ハンドル( 手 動 ) 操 作 はスムーズに 行 えるか バタフライバルブ 57 型 (40~350mm) 22
14. 不 具 合 の 原 因 と 処 置 方 法 状 態 原 因 処 置 方 法 全 閉 にしても 流 体 が 止 まらない ストッパの 調 整 不 良 シートのキズつき 又 は 摩 耗 異 物 のかみ 込 み ディスクのキズつき 又 は 摩 耗 連 結 ボルトの 片 締 め 又 は 締 め 過 ぎ ストッパの 再 調 整 (22 頁 参 照 ) シート( 部 品 )の 交 換 (19 頁 参 照 ) 分 解 して 洗 浄 (19 頁 参 照 ) ディスク( 部 品 )の 交 換 (19 頁 参 照 ) バルブの 再 取 り 付 け (12 頁 参 照 ) 外 部 漏 れがある シートのめくれ 又 はキズつき シートの 交 換 (19 頁 参 照 ) ハンドル 操 作 が 重 い 開 閉 出 来 ない 異 物 の 付 着 ギヤボックスの 故 障 連 結 ボルトの 締 め 過 ぎ ギヤボックスの 故 障 ステムの 故 障 バルブの 再 取 り 付 け (12 頁 参 照 ) ギヤボックス( 部 品 )の 交 換 (19 頁 参 照 ) バルブの 再 取 り 付 け (12 頁 参 照 ) 修 理 または 交 換 (19 頁 参 照 ) ステムの 交 換 (19 頁 参 照 ) 15. 残 材 廃 材 の 処 理 方 法 警 告 廃 棄 される 場 合 は 各 自 治 体 の 指 針 に 従 い 廃 棄 専 門 業 者 に 処 理 をお 願 いしてください ( 燃 やすと 有 毒 ガスが 発 生 します) バタフライバルブ 57 型 (40~350mm) 23
バタフライバルブ 57 型 (40~350mm) 旭 有 機 材 ホームページ http://www.asahi-yukizai.co.jp/ 本 書 内 容 につきましては 製 品 改 良 の 為 予 告 なく 変 更 する 場 合 がありますのでご 了 承 ください 2016.4 バタフライバルブ 57 型 (40~350mm)