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Transcription:

平 成 15 年 度 E スクエア アドバンス IT 活 用 教 育 推 進 プロジェクト 子 どもと 大 人 が 集 い 創 る 総 合 学 習 デジタル 博 物 館 実 施 計 画 書 バーチャル 博 物 館 (DKM) 準 備 室 準 備 室 バーチャル 学 芸 員 表 現 技 法 の 指 導 等 バーチャル 管 理 人 子 ども 同 士 の 協 同 学 習 の 企 画 運 営 支 援 和 菓 子 の 部 屋 の 部 屋 オンライン 対 応 タブレットシステム でじキッズ 展 示 室 ファイル 編 集 書 式 表 示 ヘルフ の 部 屋 部 屋 は 複 数 存 在 準 備 室 (オンライン 上 ) Web 公 開 指 導 案 教 材 等 参 加 校 ( 子 ども 達 ) バーチャル 学 芸 員 内 容 の 質 を 高 める 指 導 等 平 成 15 年 7 月 JR 四 国 コミュニケーションウェア

目 次 1. 提 案 プロジェクトの 目 的 1 2. 提 案 プロジェクトの 概 要 3 3. 実 施 授 業 等 の 具 体 的 計 画 5 4. 必 要 な 環 境 と 機 器 類 6 5. スケジュール 7 6. 実 施 体 制 8 7. 成 果 物 9

1. 提 案 プロジェクトの 目 的 (1) 背 景 現 在 学 校 現 場 において 総 合 的 な 学 習 が 実 施 されている 学 習 指 導 要 領 にはねらいのみ が 示 され 目 標 や 内 容 が 示 されていないために 実 に 多 様 な 課 題 についての 取 り 組 みが 全 国 の 小 中 高 等 学 校 で 展 開 されている 子 どもや 教 師 の 多 面 的 な 成 長 学 校 と 家 庭 地 域 との 関 係 の 活 性 化 などの 成 果 がみられる 一 方 で 様 々な 問 題 が 生 じている 例 えば 本 プロジェク ト 企 画 の 背 景 にかかわる 成 果 と 問 題 として 以 下 のようなことが 挙 がっている 1 総 合 的 な 学 習 の 時 間 については 小 中 高 のねらいが 共 通 であり 体 験 活 動 を 重 視 する 趣 旨 から 身 近 な 地 域 を 活 動 の 対 象 フィールドにすることが 多 く 小 中 高 における 活 動 内 容 に 関 して 重 なりが 少 なくない 2 子 どもたちの 取 り 組 む 課 題 は 専 門 的 なことがらが 多 く その 課 題 に 関 する 専 門 家 の 協 力 を 仰 ぐことが 多 い そのことが 子 どもの 活 動 およびその 成 果 の 質 を 高 めることにつながり 様 々な 分 野 で 社 会 的 な 評 価 を 得 ている 3 子 どもたちの 活 動 の 成 果 は 壁 新 聞 や 冊 子 劇 Web ページなど 様 々な 形 態 で 表 現 発 信 され 学 年 や 年 齢 を 越 えて 多 くの 立 場 の 人 からの 反 応 や 評 価 が 成 就 感 をより 高 める 上 で 効 果 的 である 4 総 合 的 な 学 習 の 経 験 や 研 修 が 不 十 分 で 教 師 に 様 々な 面 での 戸 惑 いがみられる また 教 師 としての 新 しい 力 量 ( 例 えば 情 報 リテラシーや 多 様 な 人 との 人 間 関 係 調 整 力 問 題 解 決 力 表 現 力 など)が 求 められ 教 員 養 成 段 階 においてもその 育 成 方 法 に 課 題 がある 5これまでに 開 発 されてきた 子 ども 向 けのデジタルミュージアムに 関 する 取 り 組 みとして は 国 内 外 を 問 わず 数 多 くの 博 物 館 関 係 のサイトが 興 隆 している ただし いずれも 博 物 館 への 子 どもたちの 関 心 を 引 き 起 こすような 刺 激 剤 として 機 能 することに 重 点 が 置 かれ 子 どもたち 自 身 が 学 習 成 果 を 博 物 館 創 造 へと 向 かう 態 度 を 育 てている 例 を 見 いだすこと はできない また 子 ども 同 士 あるいは 子 どもと 大 人 のための 敷 居 の 低 いコラボレーション システムは 開 発 されていない (2) 成 果 目 標 本 プロジェクトでは 研 究 期 間 終 了 時 点 において 以 下 の 成 果 を 達 成 することを 目 標 とす る 1 教 師 と 児 童 生 徒 が 随 時 参 加 し 総 合 的 な 学 習 の 成 果 を 静 止 画 や 動 画 文 書 など 各 種 デー タを 保 存 閲 覧 することができるようにオンライン 上 に 参 加 型 の 博 物 館 を 構 築 する なお 本 プロジェクトにおいて 開 発 運 用 する 博 物 館 は でじたるキッズミュージアム ( 本 提 案 書 で 用 いる 略 称 は DKM)と 呼 ぶ 2DKM にテーマ 別 の 展 示 室 を 開 室 し そのテーマに 関 連 した 総 合 的 な 学 習 の 学 習 成 果 を 展 示 する 展 示 室 は 利 用 者 が 必 要 に 応 じて 新 しく 開 設 できる この 展 示 室 の 部 分

は Web サイトで 公 開 する 3 展 示 室 には 準 備 室 が 併 設 され 情 報 交 換 や 共 同 学 習 を 行 うことができる その テーマに 関 する 専 門 家 や 表 現 技 法 の 専 門 家 であるデザイナーが 学 芸 員 として 加 わること により そのテーマやデザインに 関 しての 専 門 的 な 指 導 助 言 を 得 ることができる そして そのためのタブレットを 利 用 したコラボレーションシステムを 開 発 する 4DKM はネットワーク 上 に 構 築 できるので 開 発 したコラボレーションシステムが 学 校 校 種 地 域 を 越 えての 活 用 や 共 同 学 習 で 有 効 かどうか 検 証 する 5 各 展 示 作 品 ( 総 合 的 な 学 習 の 成 果 )に 関 する 詳 細 な 実 践 的 情 報 ( 指 導 案 や 教 材 ワーク シートなど)については 教 師 ポートフォリオ として 展 示 室 にリンクさせて 保 存 公 開 する 6 管 理 人 および 学 芸 員 が 学 校 と 校 種 を 越 えた 子 ども 同 士 の 共 同 学 習 を 企 画 運 営 支 援 する 例 えば 管 理 人 が 教 員 養 成 段 階 の 学 生 の 場 合 には 日 常 的 継 続 的 に 教 育 実 習 を 行 うことになる 7 教 育 現 場 での 具 体 的 な 活 用 を 通 して 本 システム 全 体 構 想 の 評 価 改 善 を 行 なう (3) 有 効 性 本 プロジェクトにおいて オンライン 上 に 子 どもによる 博 物 館 を 構 築 することで 次 のよう な 効 果 が 期 待 される 1 総 合 的 な 学 習 の 成 果 を そのテーマに 関 する 展 示 室 (テーマ 別 の 展 示 室 は の 部 屋 と 呼 ぶ 例 えば 和 菓 子 の 部 屋 焼 き 物 の 部 屋 ) に 展 示 することで より 高 い 成 就 感 が 得 られる 子 どもたちの 学 習 成 果 の 表 現 の 場 でもある 2 展 示 室 に 併 設 されている 準 備 室 では 同 じようなテーマで 取 り 組 んでいるもの 同 士 地 域 や 学 校 校 種 を 越 えての 情 報 交 換 共 同 学 習 が 可 能 である 自 分 たちの 学 習 の 成 果 に 満 足 せずに お 互 いが 刺 激 しあうことでより 質 の 高 い 学 習 を 目 指 す 3 各 DKM( 場 合 により 各 準 備 室 ごと)に 学 芸 員 ( 各 DKM のテーマや 各 部 屋 の 内 容 や 表 現 に 関 する 専 門 家 )を 置 くことが 可 能 で 専 門 的 な 立 場 から 子 どもたちの 取 り 組 みや 成 果 に 対 して 助 言 や 情 報 を 提 供 できる まさに 隣 にいる 雰 囲 気 でやりとりをするため タブ レットを 利 用 した 新 しいコラボレーションシステムを 開 発 する 4 管 理 人 ( 各 DKM の 管 理 運 用 を 行 うメンター 的 な 立 場 の 人 )が DKM 全 体 および 各 展 示 室 の 管 理 運 用 を 行 なうだけでなく 子 どもの 活 動 を 支 援 したり 子 ども 同 士 の 活 動 を 活 性 化 したり 学 芸 員 と 子 どもたちの 関 係 をつないだりする 5 管 理 人 として 通 常 は 現 場 教 師 に 任 せることが 考 えられるが 例 えば 教 員 養 成 段 階 の 学 生 に 任 せることで 学 生 自 身 が 総 合 的 な 学 習 やその 指 導 支 援 のあり 方 を 学 ぶことがで きる オンライン 上 ではあるが 日 常 的 継 続 的 に 教 育 実 習 を 行 うことになる

2. 提 案 プロジェクトの 概 要 (1) 提 案 プロジェクトの 全 体 像 本 プロジェクトで 開 発 する でじたるキッズミュージアム (DKM)の 全 体 構 想 は 下 図 に 示 す 通 りである バーチャル 博 物 館 (DKM) 準 備 室 準 備 室 バーチャル 学 芸 員 表 現 技 法 の 指 導 等 バーチャル 管 理 人 子 ども 同 士 の 協 同 学 習 の 企 画 運 営 支 援 和 菓 子 の 部 屋 でじキッズ 展 示 室 ファイル 編 集 書 式 表 示 ヘルフ の 部 屋 部 屋 は 複 数 存 在 の 部 屋 オンライン 対 応 タブレットシステム 準 備 室 (オンライン 上 ) Web 公 開 指 導 案 教 材 等 参 加 校 ( 子 どもたち) バーチャル 学 芸 員 内 容 の 質 を 高 める 指 導 等 1オンライン 上 にテーマ 別 の DKM( 現 時 点 では 森 林 防 災 郷 土 などを 計 画 )を 構 築 する 本 プロジェクトでは 各 々の DKM がメンバーおよび 協 力 校 を 対 象 とした 閉 じら れた 参 加 型 の 博 物 館 である メンバーおよび 協 力 校 の 教 師 と 児 童 生 徒 が 随 時 参 加 し 静 止 画 や 動 画 文 書 など 各 種 データを 保 存 閲 覧 することができる 2 各 DKM に 展 示 室 を 開 室 し その 内 容 に 関 連 した 学 年 学 級 グループの 総 合 的 な 学 習 の 成 果 を 展 示 する 展 示 室 は 随 時 新 しく 増 設 可 能 なものとする 各 テーマ 別 の DKM の 管 理 運 用 は 部 屋 の 管 理 人 が 行 う 本 プロジェクトでは 鳴 門 教 育 大 学 の 大 学 生 院 生 および 公 立 はこだて 未 来 大 学 の 大 学 生 が 行 う 完 成 した 作 品 は 展 示 室 にて Web 上 で 公 開 する 3 各 展 示 室 には 準 備 室 を 併 設 する 準 備 室 では 地 域 や 校 種 を 越 えて 子 どもた ちが 情 報 交 換 や 共 同 学 習 を 行 うことができる その 際 ペン 書 きのよさを 生 かしながら 相 互 にリアルタイムにやりとりするためのタブレットを 利 用 したコラボレーションツールを 開 発 する 4 通 常 博 物 館 の 出 品 展 示 においては その 内 容 の 質 や 表 現 技 法 の 高 さが 要 求 される DKM には そのテーマに 関 する 専 門 家 およびデザインの 専 門 家 が 学 芸 員 として 参 画 し 内 容 や 表 現 に 関 するオンライン 指 導 を 行 なう 子 どもたちから 提 出 された 作 品 上 に 赤 ペ ンを 入 れ 修 正 指 導 していくためのネットワーク 上 のタブレットツールが 有 効 になる 5 各 DKM の 管 理 人 が 学 校 と 校 種 を 越 えた 子 ども 同 士 の 共 同 学 習 を 企 画 運 営 支 援 する また 管 理 人 は 学 芸 員 との 連 絡 調 整 を 行 う

6 教 育 実 践 がどのように 行 われたのか 教 師 はどのような 支 援 指 導 を 行 ったのか 実 践 に 関 する 詳 細 な 情 報 ( 指 導 案 や 教 材 ワークシートなど)については 教 師 ポートフォリオ として 各 学 校 の 学 習 成 果 物 ( 展 示 物 )にリンクし 公 開 する 7 展 示 室 の 内 容 に 関 するサイトとリンクをはり より 専 門 的 な 情 報 の 検 索 ができるよ うにする (2) 提 案 プロジェクトの 汎 用 性 本 システムは 主 に 小 学 校 や 中 学 校 高 等 学 校 の 総 合 的 な 学 習 の 成 果 の 記 録 保 存 発 表 の 場 交 流 と 共 同 学 習 の 場 を 拡 大 するものである これまで 学 校 単 位 あるいは 単 年 度 にとどまっていた 総 合 的 な 学 習 の 成 果 の 発 信 を ネットワーク 上 に 博 物 館 を 構 築 することにより 学 校 単 位 であっ ても 複 数 年 にわたって 継 続 的 発 展 的 に さらに 学 校 や 校 種 地 域 を 越 えての 共 同 学 習 発 信 を 可 能 にする 本 システムの 利 用 者 の 目 的 および 範 囲 に 応 じて 個 人 レベル 学 校 レベル 地 域 レ ベル 全 国 レベル 地 球 レベル 様 々なレベルにおいての 活 用 が 可 能 である また 教 員 養 成 大 学 で 導 入 し 学 校 現 場 と 連 携 することで 学 校 支 援 のみならず 総 合 的 な 学 習 に 関 する 教 育 実 践 力 向 上 の 場 日 常 的 継 続 的 な 教 育 実 習 の 場 として 活 用 することができる さらに 既 存 の 博 物 館 が 本 システムで 学 校 現 場 と 連 携 することで 博 物 館 への 理 解 活 用 の 機 会 を 拡 大 するとともに 子 どもたちが 自 らの 学 習 成 果 を 体 系 的 な 知 の 中 へと 組 み 込 んでいく 作 業 を 通 して 博 物 学 のもつダイナミックな 世 界 へ 一 歩 を 踏 み 出 すことの 魅 力 を 体 験 することになる (3) 有 効 性 の 検 証 1 本 プロジェクトでは 実 践 授 業 の 具 体 的 計 画 にあるように 開 発 するシステムを 活 用 し て4つの 博 物 館 (DKM)を 同 時 に 開 設 し 開 設 のタイプによる 有 効 性 と 課 題 手 だてを 明 ら かにする 開 設 のタイプとしては 小 中 連 携 での 取 り 組 み 地 域 間 での 取 り 組 み 学 校 単 位 の 取 り 組 み 学 級 単 位 の 取 り 組 み の4つである このことにより 本 システムの 多 面 的 な 活 用 形 態 の 可 能 性 を 明 らかにする 2 本 プロジェクトに 参 加 した 教 師 および 児 童 生 徒 に 対 する 質 問 紙 調 査 および 面 接 調 査 学 習 記 録 と 学 習 成 果 の 分 析 により 本 シ ス テ ム を 活 用 し て 校 種 間 あるいは 地 域 間 で 交 流 したり タブレットツールで 学 芸 員 からの 指 導 を 受 けたり Web 上 で 表 現 したりする 上 での 有 効 性 と 問 題 点 を 明 らかにする 3 管 理 人 である 鳴 門 教 育 大 学 の 大 学 院 生 ならびに 学 部 生 公 立 はこだて 未 来 大 学 の 学 生 およびに 学 芸 員 である 専 門 家 やデザイナーに 対 する 質 問 紙 調 査 および 面 接 調 査 により 本 システムの 有 効 性 と 推 進 していく 上 での 問 題 と 手 だてなどについて 明 らかにする 4また 本 プロジェクトに 余 力 があれば 本 シ ス テ ム の 個 人 利 用 形 態 の 可 能 性 を 追 究 する つまり ある 特 定 のテーマについて 自 主 的 に 研 究 を 進 めている 個 人 が 同 じテーマを 追 究 する 者 と 本 システムを 介 してコラボレーションを 図 り 情 報 交 換 共 同 研 究 を 展 開 し その 成 果 を 博 物 館 開 設 という 形 で 公 開 する 本 システムは 子 どものためのものであるが 大 人 による 利 用 個 人 による 活 用 の 可 能 性 を 同 時 に 探 る

3. 実 践 授 業 等 の 具 体 的 計 画 でじたるキッズミュージアム (DKM)として, 以 下 の4つの 博 物 館 を 開 設 し, 本 システム の 有 効 性 および 問 題 点 を 明 らかにし,システム 改 善 のために 寄 与 する (1) 防 災 博 物 館 1 高 知 市 立 大 津 小 学 校 6 年 災 害 に 強 いまちづくりプロジェクト ( 岡 敦 子 ほか3 名 ) 数 年 前 の 豪 雨 災 害 により 大 きな 被 害 を 受 けたことから, 防 災 教 育 に 取 り 組 んでいる 10 月 15 日 ( 小 中 連 携 の 日, 中 学 生 に 成 果 発 表 ),11 月 15 日 ( 地 域 に 成 果 発 表 ) 隣 接 の 高 知 市 立 大 津 中 学 校 との 共 同 開 設 が 可 能 である 2 芦 屋 市 立 精 道 小 学 校 6 年 今 人 として 輝 くために ~ 人 として 大 切 にしたいものを 見 つけよう~ ( 万 世 圭 子 金 川 秀 人 乾 芳 ) 阪 神 淡 路 大 震 災 の 際 に 甚 大 な 被 害 を 受 けたことから, 地 震 防 災 教 育 に 取 り 組 んでいる 大 津 小 学 校 との 共 同 開 設 が 可 能 であり, 交 流 学 習 や 情 報 交 換 が 期 待 される 10 月 中 旬 より 大 津 小 学 校 と 大 津 中 学 校 との,11 月 より 精 道 小 学 校 との 共 同 開 設 を 行 う (2) 龍 馬 博 物 館 高 知 市 立 第 四 小 学 校 地 元 出 身 の 坂 本 龍 馬 に 関 する 研 究 に 学 校 全 体 で 取 り 組 んでいる 町 の 記 念 館 開 設 ( 平 成 16 年 3 月 オープン)と 並 行 して, 子 どもによる 坂 本 龍 馬 記 念 館 を Web 上 に 開 設 する 10 月 29 日 の 全 校 研 実 施 に 向 けて, 博 物 館 開 設 を 進 め,その 研 究 会 を 踏 まえてさらに 改 善 を 加 える (3) 森 林 博 物 館 1 高 知 市 立 旭 東 小 学 校 6 年 木 を 活 かしてわたしたちの 学 校 を 快 適 で 楽 しくしよう! ( 上 田 雅 子 松 尾 千 世 安 達 親 弘 森 ふみ 子 ) 高 知 産 の 木 材 を 利 用 したものづくりを 進 めながら, 森 林 についての 研 究 を 行 っている 2 高 知 県 馬 路 小 学 校 ( 前 田 多 栄 ) ゆずと 林 業 の 村 で, 総 合 的 な 学 習 において 森 林 の 学 習 を 進 めてきた 都 会 にある 第 四 小 学 校 と 山 奥 にある 馬 路 小 学 校 との 異 なる 立 場 での 交 流 学 習 が 期 待 できる 10 月 から 11 月 にかけて, 旭 東 小 が 進 める 博 物 館 の 内 容 に 対 して 山 の 立 場 からの 意 見 助 言 を 行 なう 旭 東 小 学 校 の 11 月 の 公 開 研 究 会 を 目 標 に 進 め,その 際 の 評 価 を 受 け 改 善 を 行 う (4) 萩 博 物 館 山 口 県 萩 市 立 明 倫 小 学 校 6 年 創 造 しよう~ 心 のネットワークを 広 げよう!~ ( 藤 本 義 彦 ) 平 成 15 年 度 の 日 本 生 活 科 総 合 的 学 習 教 育 学 会 の 会 場 校 として 公 開 授 業 を 行 った 1 学 期 より 萩 の 調 査 を 進 め, 校 内 で 子 どもによる 博 物 館 開 設 を 行 った 今 後,さらに 調 査 研 究 を 進 め, 本 システムを 活 用 して 博 物 館 を 公 開 する なお, 萩 市 においても 現 在 博 物 館 開 設 準 備 が 進 められている 10 月 から 11 月 にかけて 博 物 館 開 設 準 備 を 進 める

4. 必 要 な 環 境 と 機 器 類 (1) 開 発 環 境 [ 開 発 マシン] PC/AT 互 換 機 (PentiumⅢ 500MHz 以 上 メモリ 256MB 以 上 HDD10GB 以 上 の 空 き) OS Windows 2000 Professional Windows XP Professional 開 発 用 ソフトウェア IBM ホームページビルダー7 Microsoft Visual C++ 6.0 (2) 授 業 に 必 要 な 環 境 でじたるキッズミュージアム の 学 芸 員 管 理 人 と 各 学 校 の 教 師 や 子 どもたち が 具 体 的 な 画 像 データを 介 してコミュニケーションを 図 るための 液 晶 ペンタブレットは IT 環 境 での 授 業 用 機 器 として 今 までにない 優 位 性 を 発 揮 する またタブレットによる 自 然 な PC 操 作 は ソフトの 機 能 を 最 大 限 に 活 用 することが 可 能 となる [サーバー] PC/AT 互 換 機 PentiumⅣ 1.6GHz 以 上 メモリ 512MB 以 上 HDDは10GB 以 上 の 空 き OSはWindows 2000 Server わいわいレコーダーサーバーシステム Server 高 速 インターネット Internet 学 校 Client Client Client Client Client タブレット < 学 芸 員 > タブレット < 管 理 人 > タブレット タブレット タブレット < 教 師 生 徒 > [クライアント] PC/AT 互 換 機 CPU PentiumⅢ 500MHz 以 上 メモリ 128MB 以 上 HDDは500MB 以 上 の 空 き OSは Windows XP Professional など わいわいレコーダークライアントシステム [タブレット] 電 磁 誘 導 方 式 コードレス& 電 池 レスペン 操 作 方 式 学 芸 員 管 理 人 教 師 用 には 15 型 TFT 液 晶 ディスプレイ 搭 載 モデル

5.スケジュール (1) 全 体 スケジュール 第 1 回 推 進 会 議 (プロジェクトの 全 体 企 画 ) (2003 年 8 月 24 日 ) システムの 設 計 開 発 (2003 年 8 月 ~9 月 ) 研 究 協 力 校 との 実 践 計 画 (2003 年 8 月 ~9 月 ) 第 2 回 推 進 会 議 (システムの 検 討 実 践 授 業 計 画 ) (2003 年 9 月 29 日 ) 実 践 授 業 の 実 施 評 価 (2003 年 10 月 ~12 月 ) システムの 形 成 的 評 価 改 善 (2003 年 10 月 ~12 月 ) システムの 総 括 的 評 価 (2003 年 12 月 ~ 翌 年 1 月 ) 第 3 回 推 進 会 議 ( 実 践 授 業 評 価 システム 評 価 ) (2003 年 12 月 6 日 ) プロジェクトの 総 括 的 評 価 (2003 年 12 月 ~ 翌 年 1 月 ) 第 4 回 推 進 会 議 ( 報 告 書 の 作 成 打 合 せ) (2004 年 1 月 10 日 ) 報 告 書 の 作 成 (2004 年 1 月 ~2 月 ) 報 告 書 の 完 成 (2004 年 2 月 6 日 ) 成 果 物 報 告 書 の 納 品 (2004 年 2 月 13 日 ) (2) 個 別 スケジュール 1システム 開 発 グループ システムの 設 計 開 発 (2003 年 8 月 ~9 月 ) システムの 試 行 形 成 的 評 価 改 善 (2003 年 10 月 ~12 月 ) システムの 総 括 的 評 価 改 善 (2003 年 12 月 ~ 翌 年 1 月 ) 成 果 物 の 納 品 (2004 年 2 月 13 日 ) 2 博 物 館 活 用 グループ 研 究 協 力 校 との 実 践 計 画 (2003 年 8 月 ~9 月 ) 第 1 回 推 進 会 議 (プロジェクトの 全 体 企 画 ) (2003 年 8 月 24 日 ) 実 践 授 業 の 実 施 評 価 (2003 年 10 月 ~12 月 ) 旭 東 小 ( 森 林 博 物 館 )と 馬 路 小 の 交 流 (2003 年 10 月 ~11 月 ) 明 倫 小 ( 萩 博 物 館 )の 博 物 館 開 設 準 備 活 動 (2003 年 10 月 ~11 月 ) 大 津 小 ( 防 災 博 物 館 )の 成 果 発 表 ( 大 津 中 対 象 ) (2003 年 10 月 15 日 ) 大 津 小 と 大 津 中 の 共 同 開 設 (2003 年 10 月 ~11 月 ) 第 四 小 ( 龍 馬 博 物 館 )の 途 中 経 過 発 表 (2003 年 10 月 29 日 ) 大 津 小 ( 防 災 博 物 館 )の 成 果 発 表 ( 地 域 対 象 ) (2003 年 11 月 15 日 ) 第 3 回 推 進 会 議 ( 実 践 授 業 評 価 システム 評 価 ) (2003 年 12 月 6 日 ) 実 践 記 録 関 連 資 料 の 収 集 整 理 (2003 年 12 月 ~1 月 ) 第 4 回 推 進 会 議 ( 報 告 書 の 作 成 打 合 せ) (2004 年 1 月 10 日 )

6. 実 施 体 制 (1) 体 制 図 西 森 プロジェクト 推 進 グループ リーダー 村 川 森 田 (JRSCOM) 美 馬 事 務 局 平 尾 博 物 館 運 用 グループ 萩 防 災 龍 馬 森 林 システム 開 発 グループ 野 本 (JRSCOM) 榊 ( 日 文 ) 時 津 (WACOM) 二 宮 ( 岡 山 DM) 野 口 岡 本 河 野 渡 邉 大 津 小 明 倫 小 精 道 小 ほか 旭 東 小 第 四 小 馬 路 小 ほか 中 川 大 学 側 現 場 側 企 業 など

7. 成 果 物 (1) 納 品 物 件 本 システムの 目 標 と 概 要 本 システムにより 構 築 された でじたるキッズミュージアム (DKM)の 各 展 示 室 に 公 開 している 作 品 並 びに 準 備 室 における 学 芸 員 の 指 導 による 子 どもたちの 活 動 の 変 化 DKM 活 用 形 態 のタイプによる 管 理 人 と 学 芸 員 担 当 教 師 の 役 割 や 課 題 の 違 い 必 要 となる 手 だてなどを 整 理 した 報 告 書 を 納 める 報 告 書 は 印 刷 物 と CD の 両 方 の 形 態 で 納 める 報 告 書 の 構 成 内 容 は 以 下 のようなものが 予 定 される 1 本 プロジェクトの 目 的 と 概 要 2システムの 仕 様 と 必 要 な 活 用 環 境 3 本 システムの 活 用 事 例 と 成 果 4 活 用 形 態 の 違 いによる 成 果 と 課 題 手 だて 5 本 システムの 大 学 での 活 用 事 例 その 成 果 と 課 題 6 本 プロジェクト 本 システムの 総 括 と 課 題 (2) 成 果 の 普 及 方 策 本 システムで 構 築 された でじたるキッズミュージアム の 各 展 示 室 は 本 プロジェク ト 終 了 後 においても Web 上 に 公 開 する 誰 でも 展 示 室 に 展 示 されている 子 どもたちの 学 習 の 成 果 とそれにリンクされている 実 践 授 業 に 関 する 情 報 を 検 索 することができる また でじたるキッズミュージアム はそのシステム 自 体 で 活 用 でき 博 物 館 を 開 設 した り 交 流 活 動 や 共 同 学 習 を 行 うことが 可 能 である しかし 本 プロジェクトにおいて 開 発 す るオンライン 対 応 タブレットシステム(タブレットを 含 む)を 活 用 することで Web 上 にお いて 遠 く 離 れた 専 門 家 からさらに 具 体 的 で 質 の 高 い 指 導 助 言 を 得 ることができる また 子 ども 同 士 の 協 同 学 習 の 企 画 運 営 を 支 援 する 管 理 人 の 存 在 も 重 要 な 位 置 を 占 める 本 プロジェクト 終 了 後 1 年 間 の 限 定 付 きではあるが 実 践 を 希 望 する 学 校 地 域 については 5 件 (5 博 物 館 )に 限 り 期 間 規 模 を 選 定 した 上 で タブレットシステムの 貸 し 出 しおよ び 今 年 度 管 理 人 を 体 験 した 現 職 教 員 の 支 援 を 受 けることを 可 能 にする 本 プロジェクトの 目 的 と 概 要 については 平 成 15 年 度 の 日 本 教 育 工 学 会 全 国 大 会 において 本 プロジェクトの 成 果 と 課 題 については 平 成 16 年 度 の 日 本 教 育 工 学 会 全 国 大 会 において 報 告 する