柔 道 整 復 師 国 民 年 金 基 金 柔 道 整 復 師 は その 多 くが 個 人 単 位 での 自 営 業 者 であり 国 民 年 金 加 入 者 で あると 思 われます そのため 国 民 年 金 に 上 乗 せして 厚 生 年 金 に 加 入 している サラリーマンなどの 給 与 所 得 者 と 国 民 年 金 だけにしか 加 入 していない 自 営 業 者 などとでは 将 来 受 け 取 る 年 金 額 に 大 きな 差 が 生 じます そこでこの 差 を 補 うために 我 々 柔 道 整 復 師 には 日 本 柔 道 整 復 師 国 民 年 金 基 金 という 職 能 型 基 金 があります 掛 金 の 全 額 が 社 会 保 険 料 控 除 として 認 めら れ 税 制 面 でも 優 遇 されるこの 年 金 基 金 について 福 利 厚 生 充 実 策 のひとつとし て 特 集 します 国 民 年 金 基 金 とは サラリーマン 等 の 方 との 年 金 額 の 差 を 解 消 するため 公 的 な 年 金 制 度 として 平 成 3 年 に 創 設 国 民 年 金 基 金 制 度 は 国 民 年 金 法 の 規 定 に 基 づく 公 的 な 年 金 であり 国 民 年 金 ( 老 齢 基 礎 年 金 )とセットで 自 営 業 者 など 国 民 年 金 の 第 1 号 被 保 険 者 の 老 後 の 所 得 保 障 の 役 割 を 担 うものです 長 期 化 する 老 後 にそなえ 国 民 年 金 基 金 でゆとりの 生 活 設 計 国 民 年 金 基 金 は 自 営 業 者 など 国 民 年 金 の 第 1 号 被 保 険 者 の 方 々の 多 様 化 するニ ーズに 応 え より 豊 かな 老 後 を 過 ごすことができるよう 国 民 年 金 ( 老 齢 基 礎 年 金 )に 上 乗 せした 年 金 を 受 け 取 るための 公 的 な 年 金 制 度 です 長 期 化 する 老 後 日 本 は 男 女 ともに 世 界 一 の 平 均 寿 命 を 誇 っており 老 後 が 長 期 化 しているため 生 活 設 計 を 立 て 計 画 的 に 老 後 に 備 えることが 必 要 となってきています 平 成 19 年 簡 易 生 命 表 ( 厚 生 労 働 省 統 計 情 報 部 )によると 65 歳 の 平 均 余 命 は 男 性 が 約 18 年 女 性 が 約 23 年 老 後 に 必 要 な 生 活 費 一 方 老 後 に 必 要 な 生 活 費 は 平 成 19 年 家 計 調 査 ( 総 務 省 統 計 局 )によれば 高 齢 者 夫 婦 の 世 帯 の 支 出 は 月 額 約 27 万 円 高 齢 者 の 世 帯 が 必 要 とする 生 活 費 65 歳 からの 18 年 間 ( 男 性 の 平 均 余 命 )を 単 純 計 算 すると 約 5,800 万 円 の 生 活 費 が 必 要 となります 一 方 国 民 年 金 は 夫 婦 2 人 で 満 額 約 2,800 万 円 であり より 豊 かな 老 後 生 活 を 確 保 するために 国 民 年 金 基 金 が 重 要 となります 1
厚 生 年 金 に 40 年 間 加 入 したサラリーマンの 場 合 夫 婦 の 年 金 額 は 老 齢 基 礎 年 金 も 合 わせて 月 額 約 25 万 円 です 一 方 自 営 業 の 方 の 場 合 は 老 齢 基 礎 年 金 のみなので 夫 婦 の 年 金 額 は 月 額 約 13 万 円 となります ( 平 成 20 年 度 価 格 国 民 年 金 に 40 年 間 加 入 の 場 合 ) 国 民 年 金 基 金 は 自 営 業 の 方 がこの 差 をうめるための 国 民 年 金 の 上 積 み 年 金 です 基 金 を 活 用 すれば サラリーマン 以 上 の 豊 かな 保 証 も 可 能 です 自 営 業 者 が 老 後 にサラリーマンや 公 務 員 などと 同 じ 水 準 の 年 金 を 受 けるための 制 度 です 柔 道 整 復 師 国 民 年 金 基 金 に 加 入 できる 方 柔 道 整 復 師 柔 道 整 復 師 の 配 偶 者 柔 道 整 復 業 で 働 いている 従 業 員 の 方 満 20 歳 以 上 60 歳 未 満 の 方 国 民 年 金 の 第 1 号 被 保 険 者 で 保 険 料 を 納 めている 方 地 域 型 や 他 の 職 能 型 国 民 年 金 基 金 に 加 入 していない 方 加 入 できない 方 国 民 年 金 に 加 入 されていない 方 配 偶 者 の 場 合 厚 生 年 金 や 共 済 年 金 の 被 保 険 者 となっている 方 農 業 者 年 金 に 加 入 されている 方 国 民 年 金 保 険 料 を 滞 納 免 除 されている 方 2
掛 金 が 安 い 営 利 を 目 的 としない 公 的 な 年 金 制 度 なので 安 心 ですし 利 益 を 上 げ る 必 要 がない 分 だけ 掛 金 が 安 くなります 加 入 者 本 位 の 優 位 なシステム 加 入 者 の 豊 かな 老 後 の 保 障 が 目 的 なので 国 庫 補 助 や 税 制 上 の 優 遇 措 置 が 行 われるなど 全 てに 加 入 者 本 位 です 税 制 面 でもお 得 掛 金 の 全 額 が 必 要 経 費 ( 社 会 保 険 料 控 除 )として 認 められ 受 け 取 る 年 金 が 公 的 年 金 等 控 除 の 対 象 となるなど 加 入 者 にとって 税 制 面 で 優 遇 されます 自 由 なプラン 設 計 自 由 に 加 入 口 数 を 増 減 できるので 所 得 の 変 動 にも 柔 軟 に 対 応 で きます 掛 け 捨 てなし 加 入 口 数 を 減 らしたり 掛 金 を 納 められなくなった 場 合 でも 納 めた 掛 金 に 応 じた 年 金 は 確 実 に 受 け 取 れます ( 掛 け 捨 てなし) いつでも 自 由 に 増 減 口 国 民 年 金 基 金 ではいつでも 自 由 に 増 減 口 ができますから 収 入 が 増 えて 余 裕 があるときには 口 数 を 増 やして 受 け 取 る 年 金 額 を 多 く 3
することができます 逆 に 納 めるのが 困 難 になった 場 合 は いつで も 自 由 に 減 口 できます 掛 け 捨 てになりません 加 入 口 数 を 減 らしたり 途 中 で 掛 金 を 納 められなくなった 場 合 でも 払 い 込 んだ 掛 金 に 応 じた 年 金 は 確 実 に 受 給 できます 税 制 上 でも 優 遇 されています 国 民 年 金 基 金 は 掛 金 の 全 額 が 社 会 保 険 料 控 除 として 所 得 から 控 除 されます しかも ご 夫 婦 で 加 入 されますと 奥 様 の 掛 金 も 全 額 が 控 除 対 象 となり 節 税 効 果 も 二 人 分 です 参 考 資 料 日 本 柔 道 整 復 師 国 民 年 金 基 金 ホームページ 国 民 年 金 基 金 ホームページ 4
日 本 柔 道 整 復 師 国 民 年 金 基 金 Q&A 1. 国 民 年 金 基 金 の 特 色 加 入 者 のメリットをお 教 えください * 国 民 年 金 基 金 制 度 は 国 民 年 金 法 の 規 定 に 基 づく 公 的 な 年 金 であり 国 民 年 金 ( 老 齢 基 礎 年 金 )の 上 乗 せ 年 金 として 自 営 業 者 などの 老 後 の 所 得 保 障 の 役 割 を 担 うものです * 国 民 年 金 基 金 の3 大 メリットとして ラク トク ナットク が 上 げられます 1 ラク 月 々の 掛 金 は 将 来 も 一 定 少 ない 掛 金 でも 始 められる 自 由 なプラン ライフサイクルに 応 じ て 月 々の 掛 金 を 口 数 単 位 で 増 減 することもできます 2 トク 掛 金 は 全 額 所 得 控 除 で 税 金 が 有 利 掛 金 は 全 額 所 得 控 除 の 対 象 となり 所 得 税 や 住 民 税 が 安 くなります 他 の 個 人 年 金 が5 万 円 までしか 所 得 控 除 されないのに 比 べて 断 然 有 利 です 3 ナットク 年 金 額 が 今 からわかる 加 入 したときに 将 来 受 け 取 れる 年 金 額 が 確 定 します (60 歳 まで 完 納 時 ) * その 中 でも 税 制 面 の 優 遇 が 大 きく 例 えば 課 税 所 得 金 額 400 万 円 くらいで 掛 金 が 年 額 30 万 円 の 場 合 なら 所 得 税 だけでも 約 6 万 円 軽 減 され 掛 金 は 実 質 約 24 万 円 となります 2. 地 域 型 基 金 と 職 能 型 基 金 の 違 いは 何 があるのでしょうか? * 国 民 年 金 基 金 は 厚 生 大 臣 ( 当 時 )の 認 可 を 受 けた 公 的 な 法 人 で 4 7 都 道 府 県 に 設 立 された 地 域 型 基 金 と25の 職 種 別 に 設 立 された 職 能 型 基 金 の2 種 類 があります * 国 民 年 金 基 金 制 度 はすべて 同 一 掛 金 同 一 給 付 であり 地 域 型 基 金 と 職 能 型 基 金 で 有 利 不 利 等 の 違 いはありません (いずれか1つの 基 金 にしか 加 入 できません ) * 職 能 型 基 金 は 職 種 単 位 で 全 国 に1つ 設 立 されており 25の 団 体 に のみ 認 められた 一 種 のステータスでもあるので 柔 道 整 復 師 の 皆 様 は 是 非 とも 職 能 型 基 金 をお 選 びください 5
3. 各 基 金 独 自 の 運 営 なのでしょうか? * 国 民 年 金 基 金 ( 以 下 国 年 基 金 という)の 加 入 掛 金 納 付 年 金 支 払 等 に 関 する 記 録 は 国 民 年 金 基 金 連 合 会 ( 以 下 連 合 会 とい う)と 国 年 基 金 を 結 ぶオンラインシステムにより 本 体 の 国 民 年 金 の 記 録 とは 別 に 連 合 会 において 一 元 管 理 されています * 皆 様 の 掛 金 は 全 基 金 共 通 で1 口 めは 連 合 会 で 運 用 し 2 口 め 以 降 は 自 主 運 用 する 基 金 と 1 口 め 同 様 連 合 会 へ 委 託 する 基 金 に 分 かれます ( 当 基 金 では 自 主 運 用 をしており 信 託 銀 行 投 資 顧 問 生 命 保 険 会 社 に 分 散 委 託 しております ) * 予 算 決 算 等 は 各 基 金 個 別 に 行 っており 特 に 基 金 運 営 に 要 する 費 用 ( 業 務 経 理 )は 基 金 によって 異 なります( 年 2 回 の 理 事 会 代 議 員 会 において 承 認 を 受 けております) 4. 現 在 職 能 型 基 金 内 での 貴 基 金 の 運 用 実 績 はどの 程 度 なのでしょうか? * 年 金 資 産 の 運 用 は 長 期 的 観 点 から 各 基 金 とも 内 外 の 債 券 及 び 株 式 に 分 散 投 資 を 行 っており 市 場 の 騰 落 を 受 けるのは 同 様 であり 資 産 配 分 割 合 により 多 少 の 差 異 はありますが 大 きな 差 異 はありません 正 直 なところ 昨 今 の 運 用 はみな 苦 しい 状 況 にあります * むしろ 差 が 出 る 要 因 としては 基 金 の 成 熟 度 により 運 用 効 率 に 影 響 が 生 じてきます 当 基 金 は お 蔭 様 で 加 入 員 が 若 く 成 熟 度 も 低 い ので 他 の 基 金 に 対 し 比 較 優 位 にあります 5. 運 用 実 績 によって 受 け 取 り 年 金 額 は 変 動 するのでしょうか? * 国 民 年 金 基 金 は 公 的 な 年 金 制 度 であり 法 令 上 確 定 給 付 型 年 金 で すので 単 年 度 の 運 用 結 果 が 年 金 額 に 直 接 影 響 することはありません ( 日 本 版 401K と 言 われている 確 定 拠 出 型 年 金 の 場 合 は 運 用 結 果 次 第 で 年 金 額 が 変 動 し 元 本 割 れが 生 じることもあります ) * 年 金 資 産 の 時 価 評 価 が 下 落 し 将 来 の 給 付 予 測 値 である 責 任 準 備 金 に 対 しては 不 足 が 生 じておりますが 基 金 発 足 以 来 の 基 礎 収 支 ( 掛 金 等 給 付 等 )は 十 分 上 回 っており 現 状 でも 元 本 割 れにはなっておりま せん * 当 基 金 は 平 均 年 齢 が46 歳 と 若 く 成 熟 度 が 低 いので 給 付 のピーク (15~20 年 先 )までにはかなりの 猶 予 があり その 間 には 景 気 循 環 等 により 時 価 の 下 落 分 は 十 分 取 り 戻 せるものと 確 信 しております 6
6. 加 入 途 中 で 国 民 年 金 をやめて 厚 生 年 金 に 切 り 替 えた 場 合 などは すでに 支 払 った 掛 金 は 掛 け 捨 てとなるのでしょうか? * それまでに 掛 けられた 掛 金 は 掛 け 捨 てにはなりません * 納 付 の 割 合 に 応 じて 支 給 開 始 年 齢 から 年 金 でお 支 払 いいたします * ただし 脱 退 される 際 に 脱 退 一 時 金 等 お 預 かりした 加 入 期 間 に 係 る 掛 金 をお 返 しすることはできませんので ご 注 意 ください 7