が, 日 本 が 学 ぶべきことも 見 いだすことができるはずであ 私 は 今 回, 教 師 海 外 研 修 に 参 加 し,ガーナ 共 和 国 で 研 修 することができた 理 数 系 を 中 心 とし た 学 校 教 育 の 遅 れ, 奴 隷 貿 易 の 歴 史, エイズ 対 策, 大 都 市

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(2)大学・学部・研究科等の理念・目的が、大学構成員(教職員および学生)に周知され、社会に公表されているか

Ⅰ 調 査 の 概 要 1 目 的 義 務 教 育 の 機 会 均 等 その 水 準 の 維 持 向 上 の 観 点 から 的 な 児 童 生 徒 の 学 力 や 学 習 状 況 を 把 握 分 析 し 教 育 施 策 の 成 果 課 題 を 検 証 し その 改 善 を 図 るもに 学 校 におけ

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18 国立高等専門学校機構

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●幼児教育振興法案

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一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 (4 年 4 月 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 級 級 級 4 級 5 級 号 給 の 給 料 月 額 5, 85,,9,9 89, 最 高 号 給 の 給 料 月 額 4,7 7,8 54,7 88, 4, ( 注 ) 給 料 月 額 は 給 与

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(3) 職 員 の 初 任 給 の 状 況 ( 平 成 5 年 月 日 現 在 ) 決 定 初 任 給 採 用 年 経 過 後 給 料 月 額 大 学 卒 7, 8, 一 般 行 政 職 短 大 卒 9,8 6, 高 校 卒, 8,5 () 職 員 の 経 験 年 数 別 学 歴 別 平 均 給 料

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(5) 給 与 改 定 の 状 況 該 当 なし ( 事 委 員 会 を 設 置 していないため) 1 月 例 給 事 委 員 会 の 勧 告 ( 参 考 ) 民 間 給 与 公 務 員 給 与 較 差 勧 告 給 与 改 定 率 国 の 改 定 率 A B AB ( 改 定 率 ) 年 度 ( )

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Ⅰ 元 請 負 人 を 社 会 保 険 等 加 入 建 設 業 者 に 限 定 平 成 28 年 10 月 1 日 以 降 に 入 札 公 告 指 名 通 知 随 意 契 約 のための 見 積 依 頼 を 行 う 工 事 から 以 下 に 定 める 届 出 の 義 務 ( 以 下 届 出 義 務 と

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16 日本学生支援機構

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 135,600 円 185,800 円 222,900 円 261,900 円

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1.はじめに わが 国 での 急 速 な 少 子 化 の 進 行 等 を 踏 まえ 次 代 の 社 会 を 担 う 子 どもが 健 やかに 生 まれ 育 成 される 環 境 の 整 備 を 目 的 とした 次 世 代 育 成 支 援 対 策 推 進 法 が 平 成 15 年 7 月 に 制 定 され

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職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 () 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 年 月 日 現 在 ) 一 般 行 政 職 平 均 給 与 月 額 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与 月 額

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70 愛媛大学

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社会保険加入促進計画に盛込むべき内容

Transcription:

1タイトル 国 際 理 解 教 育 から 開 発 教 育 へ 2 氏 名 庄 子 弘 幸 宮 城 県 名 取 市 立 第 一 中 学 校 外 国 語 英 語 3 実 践 教 科 名 学 活 5 時 間 1 年 生 各 クラス1 時 間 5 総 合 的 な 学 習 の 時 間 2 時 間 全 校 集 会 1 時 間, 各 クラス1 時 間 選 択 英 語 2 時 間 3 年 生 4 対 象 生 徒 学 年 1 年 生 175 名 3 年 生 35 名 全 校 生 徒 521 名 5 関 連 する 学 習 指 導 要 領 の 内 容 と 文 言 外 国 語 1 外 国 語 を 通 じて, 言 語 や 文 化 に 対 する 理 解 を 深 め 2 外 国 語 を 通 じて, 積 極 的 にコミュニケーションを 図 ろうとする 態 度 の 育 成 をはか 特 別 活 動 の 目 標 社 会 的 な 資 質 の 育 成 人 間 としての 生 き 方 の 自 覚 と 自 己 を 生 かす 能 力 の 涵 養 総 合 的 な 学 習 の 時 間 の 取 扱 1 自 然 体 験 やボランティア 活 動 などの 社 会 体 験, 観 察 実 験, 見 学 や 調 査, 発 表 や 討 論,もの づくりや 生 産 活 動 など 体 験 的 な 学 習, 問 題 解 決 的 な 学 習 を 積 極 的 に 取 り 入 れること 2 グループ 学 習 や 異 年 齢 集 団 による 学 習 などの 多 様 な 学 習 形 態, 地 域 の 人 々の 協 力 も 得 つつ 全 教 師 が 一 体 となって 指 導 に 当 たるなどの 指 導 体 制, 地 域 の 教 材 や 学 習 環 境 の 積 極 的 な 活 用 な どについて 工 夫 すること Ⅰ. 実 践 の 目 的 名 取 市 では,ALTを 招 いてのティーム ティーチングの 授 業 を 本 格 的 に 始 めるようになって, 15 年 になJTEがおおまかな 流 れを 組 めばALTは 楽 しく 授 業 を 進 めてくれるので, 英 語 圏 の 生 活 について 知 り, 英 語 に 親 しむというねらいは 達 成 していると 思 われそれがそのまま 国 際 理 解 教 育 を 行 っているような 錯 覚 を 私 はもっていたことも 事 実 であ しかし, 日 々の 授 業 実 践 のなかで, 先 進 国 ばかりではなく 発 展 途 上 国 の 様 子 も 知 るべきではない かと 考 えるようになってきた 発 展 途 上 国 の 様 子 については, 社 会 科 の 授 業 で 少 し 取 り 上 げられて いるが,わずかに 学 習 する 程 度 でああるいは, 道 徳 の 授 業 にも 国 際 理 解 に 関 する 資 料 はあるも のの, 他 の 読 み 物 資 料 と 同 様 で, 現 実 味 のないものがほとんどであしたがって 発 展 途 上 国 に 関 心 を 広 げさせようと 思 っても, 時 間 が 十 に 確 保 されず 単 なる 知 識 で 終 わってしまうのが 現 状 であ そもそも 発 展 途 上 国 の 生 活 の 詳 細 については 教 師 サイドでも 情 報 不 足 で,どうしていいのか からない 状 況 であった 私 自 身 がイメージしていた 発 展 途 上 国 は, アフガニスタン 難 民 にかかわる 写 真 や 記 事 であっ た アフガニスタンで 必 要 なのは 水 食 料 平 和 そこで 活 躍 する 中 村 医 師 は 医 療 行 為 より も, 井 戸 掘 りの 作 業 に 重 点 を 置 いていそんな 姿 を 思 い 描 いていた けれども, 不 思 議 なことに, 子 ども 達 の 笑 顔 がひときわ 輝 いていたことも 見 逃 せなかった 粗 末 なものでも 食 事 ができる 喜 び, 遠 いところまで 水 をくみに 行 って 親 からほめられる 喜 び 等 これらは, 貧 しい 生 活 特 有 の 幸 福 とい えつまり, 発 展 途 上 国 というと, 何 か 支 援 活 動 をしなければならないという 考 えに 陥 りやすい

が, 日 本 が 学 ぶべきことも 見 いだすことができるはずであ 私 は 今 回, 教 師 海 外 研 修 に 参 加 し,ガーナ 共 和 国 で 研 修 することができた 理 数 系 を 中 心 とし た 学 校 教 育 の 遅 れ, 奴 隷 貿 易 の 歴 史, エイズ 対 策, 大 都 市 と 地 方 の 収 入 の 格 差, 食 文 化 の 違 い など 生 徒 に 生 きた 資 料 を 提 供 できると 考 えた Ⅱ. 授 業 の 構 成 案 教 科 領 域 テーマ ねらい 等 学 活 5 時 間 1 年 生 各 クラス1 時 間 5 食 文 化 の 違 い 総 合 的 な 学 習 の 時 間 ガーナ 紀 行 1 時 間 方 法 内 容 栄 養 教 諭 とのティーム ティーチング 1 食 事 の 正 しいマナーについて 理 解 させ 2 異 文 化 を 理 解 させ 3クラスメイトの 考 えを 聞 き, 他 者 理 解 を 深 め, 自 の 意 見 を 発 表 させ 全 校 集 会 1ガーナについて 理 解 させ 2 異 文 化 を 理 解 させ 使 用 教 材 写 真 実 物 ハンドアウト 写 真 実 物 総 合 的 な 学 習 の 時 間 ガーナ 紀 行 を 聞 い ての 感 想 1 時 間 選 択 英 語 1 時 間 3 年 生 1クラ ス ガーナの 学 生 への 手 紙 1 時 間 3 年 生 1クラ ス ガーナの 学 生 からの 手 紙 全 学 年 全 クラスでの 担 任 による 授 業 ハンドアウト 1ガーナについての 話 を 聞 いての 感 想 を 書 かせ 2 疑 問 に 思 ったことを 質 問 させ 3 自 の 感 想 を 発 表 させ 英 作 文 ハンドアウト 1 教 師 海 外 研 修 の 意 義 を 理 解 させ, 自 で 和 英 辞 書 できる 書 ける 英 語 の 手 紙 を 書 かせ 英 文 読 解 ガーナからの 1ガーナから 来 た 手 紙 を 配 り, 自 で 英 語 手 紙 の 手 紙 を 読 ませ 英 和 辞 書 2ガーナという 国 や 人 について 理 解 させ

Ⅲ. 授 業 の 詳 細 学 活 食 文 化 の 違 い 段 教 師 の 支 援 留 意 点 資 料 準 学 習 活 動 評 価 の 観 点 階 T1 T2 備 物 導 入 1. 学 習 テ 食 文 化 の 違 い 板 書 す 集 中 して 授 ワーク ーマの 確 認 について 考 え 業 を 聞 いてい シート 3 をす させたい るか 食 文 化 の 違 い ワークシート 配 2.ガーナ の 食 事 風 景 を 見 3.ガーナ 映 像 や 写 真 ガ ーナを 提 示 し, 興 味 を 持 って 聞 く ことができるよう に 話 す 机 間 指 導 発 表 したことを 板 書 す 興 味 を 持 っ て 聞 くことが ガーナと 日 プロジェ クター パソコン の 食 文 化 に ついて 発 表 ガーナの 主 食 は 何 ですか? 等 本 の 食 文 化 の 違 いについて 展 開 す 発 表 者 には, 大 気 付 くことが きな 声 で 発 表 する 板 書 す 3 2 こと, 聞 く 側 はし 4. 日 本 の っかり 聞 き,メモ 食 生 活 につ いて 振 り 返 をとるように 話 す 日 本 の 主 食 は 何 配 膳 の 仕 方, 箸 の 持 ち 方 につい て 説 明 す 料 理 カー ド 配 膳 の 仕 方, 箸 5. 日 本 の 食 事 のマナ ーについて 確 認 す ですか? 等 日 本 には 食 に 関 するどんなものが あるか 発 表 させ 箸 の 持 ち 方 に ついて 確 認 で きたか ま と 6. 今 日 の 授 業 の 感 想 を 書 机 間 指 導 をす ワークシ め 授 業 の 感 想 きましょう はっきりと ート 1 を 書 く 机 間 指 導 す した 声 で 発 表 5 7. 発 表 す 指 名 す 8.まとめ の 話 を 聞 く まとめの 話 をす 食 文 化 につ いて 意 識 を 高 めることがで きたか

ガーナの 食 事 ガーナで 食 事 するときのマナー 等 ガーナと 日 本 の 食 文 化 の 違 い 日 本 の 食 文 化 のまとめ 箸 の 持 ち 方 を 再 確 認 食 文 化 の 違 いをまとめて 感 想 を 書 く 様 子

総 合 的 な 学 習 の 時 間 1 時 間 目 ガーナ 紀 行 全 校 集 会 ガーナで 作 った 布 を 紹 介 する 様 子 ガーナという 国 を 説 明 する 様 子 ガーナという 国 を 説 明 する 様 子 説 明 を 真 剣 に 聞 き 入 る 生 徒 たち 子 どもに 折 り 紙 を 教 える 様 子 豊 かさとは 何 か? と 問 いかける 様 子

3 年 生 選 択 英 語 1 時 間 目 段 階 導 入 1 0 展 開 3 7 ま と め 3 学 習 活 動 教 師 の 支 援 留 意 点 評 価 の 観 点 1. 学 習 テ ーマの 確 認 をす ガーナの 友 だちに 手 紙 を 書 こ う 2. 英 語 で 手 紙 を 書 く 3.ガーナ の 食 文 化 に ついて 発 表 す 4. 日 本 の 食 生 活 につ いて 振 り 返 5. 日 本 の 食 事 のマナ ーについて 確 認 す 6. 今 日 の 授 業 の 感 想 を 書 く 7. 発 表 す 8.まとめ の 話 を 聞 く 国 際 理 解 について 話 をす 教 師 海 外 派 遣 研 修 に 行 く 意 義 を 伝 え 黒 板 に 書 き 方 のサンプルを 書 いて 紹 介 す 机 間 指 導 発 表 したことを 板 書 す 板 書 す 配 膳 の 仕 方, 箸 の 持 ち 方 について 説 明 す 授 業 の 感 想 を 書 きましょう 机 間 指 導 す 指 名 す 机 間 指 導 をす まとめの 話 をす 集 中 して 授 業 を 聞 いてい るか 興 味 を 持 っ て 聞 くことが ガーナと 日 本 の 食 文 化 の 違 いについて 気 付 くことが 資 料 準 備 物 本 われら 地 球 家 族 プロジェ クター パソコン 配 膳 の 仕 方, 料 理 カー 箸 の 持 ち 方 に ド ついて 確 認 で 箸 きたか はっきりと ワークシ した 声 で 発 表 ート 食 文 化 につ いて 意 識 を 高 めることがで きたか

ガーナの 学 生 に 手 紙 を 書 く3 年 生 3 年 生 選 択 英 語 2 時 間 目 段 階 学 習 活 動 教 師 の 支 援 留 意 点 評 価 の 観 点 導 入 1. 学 習 テ ガーナへ 行 って 来 た 感 想 を 述 べ 集 中 して 授 ーマの 確 認 業 を 聞 いてい 1 0 をす るか ガーナの 友 だちから の 手 紙 を 読 もう 展 2. 英 語 の 興 味 を 持 っ 開 手 紙 を 読 机 間 指 導 て 英 語 の 手 紙 3 む を 読 むことが 2 Student-teacher を 利 用 す 資 料 準 備 物 写 真 英 和 辞 書 ガーナか らの 手 紙 ま と め 8 3. 今 日 の 授 業 の 感 想 を 発 表 す 4.まとめ 指 名 す まとめの 話 をす はっきりと した 声 で 発 表 異 文 化 につ の 話 を 聞 いて 意 識 を 高 く めることがで きたか

授 業 以 外 の 取 り 組 みや 資 料 等 学 年 通 信 平 成 20 年 8 月 27 日 発 行 私 はこの 夏,ガーナに 行 ってきました ガーナは 西 アフリカの 熱 帯 雨 林 の 国 です ガーナの 人 たちの 生 活 や 学 校 は 日 本 とずいぶん 違 っていました 日 本 人 にとっては, 有 名 な 野 口 英 世 博 士 が, 黄 熱 病 の 研 究 を 行 い, 自 も 黄 熱 病 に 感 染 して しまい, 志 し 半 ばにして 亡 くなった 国 としても 知 られているところです また, ガーナチョコレート という 名 前 が 定 着 しているように,カカオの 産 地 でもあります 写 真 もたくさん 撮 ってきましたので,そのうち 集 会 等 で,お 話 したいと 思 います 学 年 通 信 平 成 20 年 10 月 15 日 発 行 ~ 日 本 人 としての 誇 りを 持 って~ ピエール 先 生 が 今 週 から 閖 上 中 学 校 に 勤 務 することになりました その 次 は 増 田 中 学 校 へ 行 きます 一 中 に 来 て,また 英 語 を 教 えてくださるのは, 来 年 の1 月 になります 一 中 の2 学 期 は 行 事 が 多 く,その 一 つ 一 つに 大 変 感 動 したようです 記 録 写 真 もたくさん 撮 っていました ところで, 今, 廊 下 には 私 がガーナに 行 った 時 の 写 真 を 掲 示 しています また 各 クラスで, 栄 養 教 諭 の 佐 藤 愛 美 先 生 と ティーム ティーチングで 食 文 化 の 違 いの 授 業 を 行 っています 私 はみなさんに 英 語 を 教 えていますが, 英 語 は 今 や 世 界 で 欠 かせないコミュニケーションの 道 具 です ガーナでも 現 地 語 がたくさんありますが, 英 語 が 基 本 でした 私 はガーナにいたときはもちろん,ALTと 話 すときも, 日 本 人 としての 誇 りを 胸 に 意 見 を 言 うようにしています 例 えばピエール 先 生 はフランス 人 の 背 景 を 持 つカナダ 人 です 日 本 で 生 活 をし, 仕 事 をしていると, こうしてはどうか なぜ しないのか というものが 必 ずあります 私 は 多 くの 外 国 人 と 接 し,い ろいろな 体 験 をするうちに, 心 から 日 本 人 の 良 さを 見 直 すことができるようになりました 国 際 的 な 立 場 に 立 ち 会 うほど, その 気 持 ちは 私 の 支 えになっていくと 思 います 英 語 を 学 び 教 えている 私 は, 日 本 人 が 大 好 きです 日 本 人 の 奥 ゆかしさ, 誠 実 さ, 几 帳 面 さ, 繊 細 さ そういうもの が 外 国 の 価 値 観 に 影 響 されて 失 われていくことを 悲 しく 思 います 英 語 教 師 の 私 がこんなことを 書 いていいのかという 気 もしますが,それが 正 直 な 気 持 ちです 英 語 を 勉 強 するのと 同 時 に, 外 国 人 に 対 して 気 後 れしない 日 本 人 としての 誇 りを 持 つ 先 人 たちの 誇 りをけがすような 行 動 を 絶 対 にしない こうしたことをみなさんにわかってほしいと 願 ってい ます

文 化 祭 での 掲 示 国 際 協 力 をイメージした 絵 画 1 年 生 学 年 の 廊 下 に 掲 示 Ⅳ. 実 践 の 成 果 今 年 度, 私 が 教 師 海 外 研 修 に 参 加 したことにより, 国 際 理 解 を 推 し 進 めなければならないという 雰 囲 気 は 職 員 にも 出 てきた また, 国 際 理 解 というとアメリカやカナダ,オーストラリアなどの 先 進 国 を 思 い 浮 かべている 生 徒 も 多 かった しかし, 発 展 途 上 国 に 目 を 向 けるきっかけとなったこと は 事 実 であまた, 外 国 人 とコミュニケーションを 図 りたいと 熱 望 し, 英 語 に 対 して 以 前 よりも 興 味 を 示 す 生 徒 も 増 えてきた 1 年 生 の 私 の 生 徒 たちが, 文 化 祭 で 国 際 協 力 をテーマにジャンボ 絵 画 を 制 作 したり,3 年 生 のク ラスの 文 化 祭 の 演 劇 で, 国 際 協 力 について 取 り 扱 ったものがあった 題 名 は グローイング アッ プ 題 名 通 り 成 長 していく 中 で, 忘 れかけていたものを 少 しずつ 取 り 戻 していく 物 語 で,シナリ オもオリジナルであった 日 本 人 がかつて 当 たり 前 に 行 っていた 助 け 合 いの 劇 であ 完 成 度 の 高 さに, 参 観 する 人 々も 涙 していた Ⅴ. 今 後 の 課 題 そんなに 途 上 国 にくれてやるカネがあるんだったら, 俺 たちにくれ 国 会 議 員 の 中 でも 積 極 的 に 政 府 開 発 援 助 ODAの 意 義 を 説 くYさんは,こんな 反 応 が 一 般 的 な 有 権 者 を 前 に, 言 葉 を 詰 まらせてしまうという たしかに, 気 の 遠 くなるような 財 政 赤 字 にもかかわらず, 日 本 の 援 助 関 係 者 は 援 助 はよいこと だ,だから 行 うことは 当 然 だ との 前 提 で, 物 事 を 考 えすぎているのかもしれない なかなか,O

DAをはじめ 途 上 国 への 援 助 の 真 の 支 持 者 が 増 えないのは,そうした 理 由 がありそうだ 日 本 の 人 々をとりまく 次 のような 状 況 は, 中 央 と 地 方 の 所 得 格 差 の 問 題 であこうした 国 内 の 格 差 はもちろん 深 刻 であり,その 縮 小 が 政 治 の 責 任 であることは 間 違 いないが,30カ 国 ほどの 先 進 国 と,150を 超 える 途 上 国 との 経 済 的 格 差 が, 日 本 国 内 のそれと 比 較 できないほどに 大 きいと いう 点 だ 途 上 国 側 の 責 任 と 言 ってしまえば 議 論 は 進 まないが, 富 の 大 半 は 一 部 富 裕 層 に 偏 在 し, 他 方, 多 くの 国 では,セーフティーネットとしての 生 活 保 護 制 度 すら 整 備 されていない 日 本 では, 大 学 進 学 率 が50%を 超 えようというのに, 途 上 国 では, 小 学 生 でさえ 労 働 力 として 必 要 とされ, 満 足 に 学 校 へ 行 けない 子 供 たちが 多 数 いその 上, 少 なくない 国 々では, 未 だに 戦 火 が 絶 えず, 人 々は 難 民 となって 故 郷 を 離 れてい 途 上 国 の 貧 困 が 内 線 や 地 域 紛 争 によって 助 長 されているのだ 日 本 が 自 己 完 結 の 国 で, 途 上 国 をはじめとした 世 界 各 国 に 依 存 せずに, 現 在 の 生 活 レベルを 維 持 でき るのであれば,これら 貧 困 にあえぐ 途 上 国 に 無 関 心 であってもやむをえない しかし, 説 明 するま でもなく,エネルギー 自 給 率 一 つとっても20% 原 子 力 を 除 くと5%にすぎず, 途 上 国 との 友 好 関 係 なしに 日 本 は 存 在 しえないのだ 草 野 厚 著 日 本 はなぜ 地 球 の 裏 側 まで 援 助 するのか より 抜 粋 新 学 習 指 導 要 領 平 成 21 年 度 移 行 措 置 開 始, 平 成 24 年 度 完 全 実 施 の 道 徳 では 内 容 項 目 4の 10に 世 界 の 中 の 日 本 人 としての 自 覚 をもち, 国 際 的 視 野 に 立 って, 世 界 の 平 和 と 人 類 の 幸 福 に 貢 献 す があしかし,1 年 に35 時 間 の 道 徳 の 授 業 のうち, 年 に 数 回 の 国 際 理 解 に 関 する 授 業 を 行 ってもそれほどの 印 象 は 生 徒 には 残 らない また, 私 たちの 学 校 の 校 務 掌 には 国 際 理 解 教 育 があしかし, 実 際 には 絵 に 描 いた 餅 のごとく,ほとんど 活 動 していないのが 現 状 であ 私 たち 教 員 にとって,あらゆる 場 面 を 見 つけて, 国 際 理 解 について, 考 えさせることは 大 変 重 要 であり,21 世 紀 に 生 きる 生 徒 たちに 考 えさせることこそ 私 たちの 使 命 であ そのために, 前 述 の 草 野 厚 氏 の 言 葉 ではないが, 私 たち 教 師 が 国 際 理 解 について 常 に 考 え, 国 際 的 な 立 場 で 生 徒 に 物 事 を 考 えさせるようにすることが 今 後 ますます 大 切 になってくると 考 え 教 員 の 世 界 は 閉 鎖 的 であり,ややもすると 他 に 授 業 を 見 られるのを 嫌 う 傾 向 もあそこで, 私 たち 教 師 海 外 研 修 を 経 験 した 教 員 が 中 心 となり, 積 極 的 に 授 業 実 践 し, 他 の 教 員 に 提 供 することが 必 要 であまた, 授 業 の 模 様 をDVDにして 保 存 し,いろいろな 人 々に 自 由 に 見 てもらうことも 一 つの 方 法 だと 考 えていそして 一 人 でも 多 くの 教 員 に 国 際 理 解 教 育 を 実 践 してもらうことが 責 務 であ 生 徒 に 国 際 理 解 について 考 えさせることが 普 通 のことになれば, それでは, 自 たちにできる ことは 何 か と 発 展 することになり,それが 開 発 教 育 につながっていくと 思 う また 授 業 だけでなく, 学 校 内 外 で 機 会 を 見 つけて, 保 護 者 や 一 般 の 人 々を 対 象 に 話 をする 場 やワ ークショップする 場 を 設 けて 研 修 し,それを 社 会 に 還 元 させ,あらゆる 日 本 人 が, 国 際 協 力 を 常 に 意 識 することが 理 想 であり, 今 後 の 日 本 のありかたなのではないだろうか Ⅵ. 出 典 日 本 はなぜ 地 球 の 裏 側 まで 援 助 するのか 草 野 厚 著 朝 日 新 書