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(2) 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 保 育 の 必 要 な 子 どものいる 家 庭 だけでなく 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 のために 利 用 者 支 援 事 業 や 地 域 子 育 て 支 援 事 業 な

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預 金 を 確 保 しつつ 資 金 調 達 手 段 も 確 保 する 収 益 性 を 示 す 指 標 として 営 業 利 益 率 を 採 用 し 営 業 利 益 率 の 目 安 となる 数 値 を 公 表 する 株 主 の 皆 様 への 還 元 については 持 続 的 な 成 長 による 配 当 可

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平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

公表表紙

平成21年9月29日

第 一 子 ども 子 育 て 支 援 の 意 義 に 関 する 事 項 子 どもの 最 善 の 利 益 が 実 現 される 社 会 を 目 指 すとの 考 え 方 を 基 本 とする 障 害 疾 病 虐 待 貧 困 など 社 会 的 な 支 援 の 必 要 性 が 高 い 子 どもやその 家 族 を

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とする (1) 多 重 債 務 や 過 剰 債 務 を 抱 え 返 済 が 困 難 になっている 人 (2) 債 務 整 理 を 法 律 専 門 家 に 依 頼 した 直 後 や 債 務 整 理 途 上 の 人 (3) 収 入 よりも 生 活 費 が 多 くお 金 が 不 足 がちで 借 金 に 頼

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国 家 公 務 員 の 年 金 払 い 退 職 給 付 の 創 設 について 検 討 を 進 めるものとする 平 成 19 年 法 案 をベースに 一 元 化 の 具 体 的 内 容 について 検 討 する 関 係 省 庁 間 で 調 整 の 上 平 成 24 年 通 常 国 会 への 法 案 提

2 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 ( 単 位 : ) 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 185,8 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41

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入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入

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Transcription:

相 模 原 市 -20-

目 次 Ⅰ 計 画 の 基 本 的 な 考 え 方 1 1 計 画 策 定 の 趣 旨 1 2 計 画 の 位 置 付 けと 計 画 期 間 2 Ⅱ 保 育 所 の 現 状 と 課 題 3 1 保 育 需 要 の 増 加 3 2 保 育 需 要 の 多 様 化 3 3 地 域 の 子 育 て 支 援 4 4 施 設 老 朽 化 への 対 応 と 近 代 化 4 5 保 育 所 経 費 等 の 増 大 4 6 公 立 保 育 所 の 主 な 課 題 5 Ⅲ 課 題 の 解 決 と 役 割 をはたすために 8 Ⅲ 1 公 立 保 育 所 の 活 性 化 9 1 公 立 保 育 所 の 役 割 9 2 公 立 保 育 所 の 活 性 化 の 方 策 9 Ⅲ 2 民 間 活 力 の 活 用 一 部 の 公 立 保 育 所 民 営 化 13 Ⅲ 3 公 立 保 育 所 の 民 営 化 方 法 14 1 移 管 を 行 う 保 育 所 の 選 定 14 2 民 営 化 の 手 法 15 3 移 管 先 の 選 定 16 4 円 滑 な 移 管 17 Ⅳ 計 画 の 後 期 事 業 等 について 18 Ⅴ 計 画 の 推 進 にむけて 19

Ⅰ 計 画 の 基 本 的 な 考 え 方 1 計 画 策 定 の 趣 旨 21 世 紀 をむかえ 社 会 経 済 情 勢 は 少 子 高 齢 化 の 進 行 をはじめ ライフスタイ ルの 多 様 化 経 済 の 低 成 長 など 大 きく 変 化 してきています このような 時 代 の 流 れの 中 で 明 日 の 社 会 の 基 盤 を 支 える 子 どもたちの 健 やか な 育 成 と 女 性 の 社 会 進 出 就 労 支 援 のため 増 大 多 様 化 する 保 育 需 要 への 対 応 と 子 育 て 支 援 対 策 の 充 実 が 望 まれ 保 育 所 が 担 うべき 役 割 がますます 増 加 してい ます 相 模 原 市 では 充 実 した 保 育 サービスの 提 供 と 子 どもが 健 やかに 育 つ 環 境 づく りの 実 現 をめざして 新 さがみはら 子 どもプラン を 定 め このプランの 中 で 様 々 な 保 育 所 に 係 わる 施 策 を 定 めています この 新 さがみはら 子 どもプラン をはじめとする 保 育 子 育 て 支 援 施 策 を 進 め 保 育 所 に 望 まれる 役 割 を 担 い 長 期 的 な 保 育 需 要 に 応 え より 良 い 保 育 環 境 を 築 いて 行 くためには より 有 効 な 人 材 財 源 の 活 用 を 図 ることが 必 要 になってい ます 様 々な 需 要 に 応 えていくためには 公 立 保 育 所 の 事 業 実 施 率 運 営 経 費 の 公 民 差 などから 公 立 保 育 所 のあり 方 運 営 について 抜 本 的 に 見 直 しが 必 要 となってお り これらの 課 題 解 決 に 向 けて 次 の 視 点 に 立 ち 計 画 を 策 定 しました 1) 子 どもの 健 やかな 育 成 のために 保 育 を 必 要 とする 児 童 に 子 どもの 視 点 に 立 った 適 切 な 保 育 の 場 を 提 供 し 入 所 児 童 を 取 巻 く 生 活 衛 生 環 境 の 向 上 を 図 ると 共 に 在 宅 児 童 を 含 めた 地 域 の 子 育 て 支 援 を 拡 充 します 2) 利 用 者 の 視 点 に 立 つ 保 育 子 どもたちの 家 庭 で 過 ごす 時 間 保 護 者 とのふれあいを 大 切 にしながら 働 く 親 に 子 どもを 安 心 して 預 けられる 場 所 を 提 供 し 子 どもと 親 にとって 利 用 しやすい 保 育 所 を 目 指 します 3) 人 材 と 財 源 の 有 効 活 用 人 材 財 源 を 有 効 に 活 用 することにより 保 育 需 要 の 増 加 多 様 化 に 対 応 する と 共 に 保 育 環 境 の 維 持 向 上 に 努 めます -1-

2 計 画 の 位 置 付 けと 計 画 期 間 1) 計 画 の 位 置 付 け 本 計 画 は 新 さがみはら 子 どもプラン における 保 育 所 に 関 わる 目 標 を 達 成 し 新 相 模 原 市 行 政 改 革 大 綱 実 施 計 画 にもとづく 市 民 サービス 向 上 等 を 図 るために 学 識 経 験 者 等 で 構 成 された 相 模 原 市 公 立 保 育 所 あり 方 検 討 会 の 検 討 結 果 を 踏 まえ 公 立 保 育 所 の 活 性 化 を 図 ると 共 に 一 部 の 公 立 保 育 所 の 運 営 に 民 間 活 力 を 活 用 することなどにより 子 育 て 支 援 保 育 施 策 の 一 層 の 充 実 をめざすものです 相 模 原 市 21 世 紀 総 合 計 画 新 世 紀 さがみはらプラン 新 相 模 原 市 行 政 改 革 大 綱 相 模 原 市 児 童 育 成 計 画 新 さがみはら 子 どもプラン 相 模 原 市 公 立 保 育 所 あり 方 検 討 会 新 相 模 原 市 行 政 改 革 大 綱 実 施 計 画 保 育 時 間 の 延 長 など 市 民 サービ スの 向 上 や 効 率 的 な 施 設 運 営 を 図 るため 公 立 保 育 所 の 管 理 運 営 の 民 間 委 託 や 退 職 職 員 の 再 雇 用 につ いて 検 討 する 相 模 原 市 公 立 保 育 所 活 性 化 民 間 移 管 計 画 2) 計 画 期 間 この 計 画 の 期 間 は 平 成 14 年 度 から 平 成 23 年 度 までの 10 か 年 とします また 新 さがみはら 子 どもプラン の 目 標 年 次 は 平 成 17 年 度 となっているこ となどを 勘 案 し 平 成 14 年 度 から 平 成 17 年 度 までを 前 期 とし 平 成 18 年 度 か ら 平 成 23 年 度 までを 後 期 として 2 期 に 分 けて 計 画 を 進 めます 新 世 紀 さがみはらプラン(11~22 年 度 ) 実 施 計 画 (11~14 年 度 ) 実 施 計 画 (15~18 年 度 ) 実 施 計 画 (19~22 年 度 ) (8~12 年 度 ) 子 どもプラン (13~17 年 度 ) 公 立 保 育 所 活 性 化 民 間 移 管 計 画 前 期 (14~17 年 度 ) 後 期 (18~23 年 度 ) -2-

Ⅱ 保 育 所 の 現 状 と 課 題 1 保 育 需 要 の 増 加 全 国 的 に 少 子 高 齢 化 が 進 む 中 で 就 学 前 児 童 の 増 加 が 続 いていた 相 模 原 市 で も 平 成 11 年 度 以 降 はその 数 が 減 少 していますが 要 保 育 児 童 は 女 性 の 社 会 進 出 などから 増 加 傾 向 にあり 今 後 も 当 面 は 保 育 所 への 入 所 希 望 者 が 増 加 するも のと 見 込 まれています 要 保 育 児 童 の 増 加 に 対 しては 積 極 的 に 保 育 所 の 新 設 分 園 の 設 置 施 設 の 増 改 築 による 入 所 児 童 定 員 の 拡 大 定 員 弾 力 化 ( 待 機 児 童 を 減 少 させるため 一 定 の 範 囲 内 で 定 員 を 超 えて 児 童 が 入 所 できる 制 度 )などの 対 応 策 により 受 入 れ を 拡 大 しているものの 依 然 として 待 機 児 童 が 生 じている 状 況 となっています 平 成 13 年 4 月 現 在 では 457 名 の 待 機 児 童 が 生 じ 今 後 も 保 育 需 要 は 増 加 が 見 込 まれていることから この 状 況 を 改 善 し 保 護 者 の 就 労 を 支 援 するため の 対 策 が 必 要 となっています 待 機 児 童 の 解 消 のため 平 成 14 年 度 には 保 育 所 3 園 を 新 設 するなどの 対 応 を 進 めていますが 保 育 需 要 の 増 加 傾 向 を 考 えると 今 後 も 保 育 所 の 新 設 改 修 などにより 保 育 所 の 受 入 れ 枠 を 拡 大 していくことが 必 要 となっています 2 保 育 需 要 の 多 様 化 女 性 の 社 会 進 出 及 び 就 労 制 限 緩 和 などから 保 護 者 の 雇 用 勤 務 形 態 の 多 様 化 が 進 み 休 日 勤 務 深 夜 当 直 業 務 への 従 事 超 過 勤 務 ( 残 業 )などにより 保 護 者 が 保 育 所 を 利 用 したい 時 間 帯 も 様 々で 通 常 の 保 育 所 の 開 所 時 間 だけで は 対 応 が 困 難 な 状 況 となっています これらの 状 況 から 延 長 保 育 一 時 保 育 夜 間 保 育 休 日 保 育 などを 実 施 し 保 育 所 の 受 入 れ 体 制 を 拡 充 しているところですが 今 後 も 保 育 需 要 の 多 様 化 が 進 展 することが 見 込 まれ 現 行 の 保 育 所 の 体 制 機 能 だけでは 子 どもたちが 適 切 な 保 育 を 受 けられない 状 況 となることが 考 えらます 子 どもたちが 家 庭 で 過 ごす 時 間 保 護 者 とのふれあいを 大 切 にしながら 延 長 保 育 などの 様 々な 時 間 帯 に 対 応 する 保 育 事 業 を 拡 充 し 充 実 した 保 育 環 境 を 提 供 することにより 児 童 の 健 全 な 育 成 と 育 児 の 負 担 がかかりがちな 女 性 の 社 会 進 出 を 支 援 することが 求 められています -3-

3 地 域 の 子 育 て 支 援 児 童 とその 家 庭 を 取 巻 く 環 境 は 都 市 化 少 子 化 核 家 族 化 や 地 域 とのつな がりの 希 薄 化 などにより 家 庭 地 域 での 育 児 機 能 が 低 下 すると 共 に 児 童 が 他 の 子 どもたちと 接 する 場 が 限 られ 社 会 性 などを 学 習 する 機 会 が 減 少 する 傾 向 にあります また 保 護 者 も 身 近 な 相 談 相 手 がいないなど 子 育 てに 対 する 不 安 やストレ スが 解 消 されにくい 状 況 にあり 児 童 の 心 身 の 発 育 に 大 きな 支 障 を 及 ぼす 児 童 虐 待 育 児 ノイローゼの 増 加 などの 一 因 となっていることが 考 えられ 育 児 相 談 育 児 情 報 の 提 供 などの 対 応 が 必 要 となっています 平 成 13 年 度 当 初 では 就 学 前 全 児 童 の 54.1% 3 歳 未 満 児 の 87.6%は 保 育 所 幼 稚 園 等 に 入 所 していない 在 宅 児 童 となっている 状 況 から 保 育 所 に 対 し ては 入 所 乳 幼 児 を 養 育 する という 基 本 的 な 目 的 だけでなく 在 宅 児 童 を 含 む 家 庭 や 地 域 への 子 育 て 支 援 が 望 まれています 4 施 設 老 朽 化 への 対 応 と 近 代 化 相 模 原 市 の 保 育 所 は その 多 くが 昭 和 40 年 代 後 半 から 50 年 代 前 半 に 建 設 さ れ 約 7 割 の 保 育 所 が 建 築 後 20 年 を 超 える 状 況 で 保 育 環 境 を 維 持 するため 改 修 を 重 ねていますが 築 30 年 を 超 える 施 設 については 老 朽 化 が 進 み 改 築 又 は 根 本 的 改 修 が 必 要 となってくることが 見 込 まれています これらの 保 育 所 は 老 朽 化 だけではなく 設 立 当 時 専 用 室 を 要 する 一 時 保 育 実 施 や 乳 児 の 受 入 れ 拡 大 を 想 定 しておらず 現 状 の 保 育 所 施 設 ではこれらの 保 育 施 策 の 拡 充 が 困 難 となるなど 保 育 事 業 推 進 に 支 障 をきたしています また 保 育 環 境 を 向 上 させるための 冷 房 設 備 の 導 入 オープン 保 育 ( 広 いス ペースで 異 年 齢 の 子 どもが 主 体 的 に 活 動 する 等 )の 拡 大 など 近 代 的 保 育 を 実 施 するためにも 施 設 の 改 築 改 修 が 望 まれています 特 に 公 立 保 育 所 は 半 数 が 建 築 後 25 年 を 超 えているため 今 後 改 築 改 修 が 集 中 的 に 必 要 となると 考 えられます 5 保 育 所 運 営 経 費 等 の 増 大 平 成 2 年 度 決 算 の 一 般 会 計 総 額 は 約 1,264 億 円 保 育 の 実 施 に 要 する 経 費 ( 公 立 保 育 所 及 び 民 間 保 育 所 の 保 育 所 運 営 等 経 費 の 総 額 )は 約 47 億 円 で 一 般 会 計 に 占 める 割 合 は 約 3.7%でしたが 入 所 児 童 の 増 大 多 様 化 する 保 育 需 要 に 対 応 す るための 特 別 保 育 事 業 の 拡 充 施 設 改 修 などにより 平 成 13 年 度 当 初 予 算 の 一 -4-

般 会 計 総 額 は 1,661 億 円 保 育 所 運 営 等 経 費 は 約 99 億 円 で 一 般 会 計 の 約 5.9% を 占 める 状 況 となっており 2 年 度 決 算 と 13 年 度 当 初 予 算 を 比 較 すると 一 般 会 計 が 約 31%の 増 加 にとどまる 中 で 保 育 所 運 営 等 経 費 は 約 110%の 増 加 とな っています 今 後 も 入 所 児 童 数 の 増 加 及 び 特 別 保 育 の 拡 充 による 運 営 経 費 の 増 加 施 設 改 修 に 要 する 経 費 の 増 加 などが 見 込 まれています 図 表 1 入 所 児 童 数 と 一 般 会 計 及 び 保 育 所 運 営 等 経 費 の 推 移 2 年 度 6 年 度 10 年 度 13 年 度 ( 当 初 ) 対 2 年 度 比 較 増 加 率 入 所 児 童 数 ( 人 ) 4,727 4,782 5,307 5,996 26.8% 一 般 会 計 決 算 額 ( 億 円 ) 保 育 所 運 営 等 経 費 ( 億 円 ) 1,263.9 1,562.0 1,628.8 1,661.0 31.4% 47.1 63.4 74.1 98.7 109.6% 構 成 比 3.73% 4.06% 4.55% 5.94% * 保 育 所 運 営 等 経 費 = 民 間 保 育 所 費 -( 家 庭 保 育 福 祉 員 委 託 費 )+ 保 育 所 費 6 公 立 保 育 所 の 主 な 課 題 1) 特 別 保 育 の 実 施 状 況 本 市 では 多 様 な 保 育 需 要 に 対 応 するため 特 別 保 育 事 業 の 充 実 を 進 めており 公 立 民 間 保 育 所 を 合 わせた 市 全 体 の 延 長 保 育 の 実 施 率 は 68% 一 時 保 育 の 実 施 率 は 46%など 各 事 業 の 実 施 率 は 全 国 の 水 準 を 大 きく 上 回 っています その 内 民 間 保 育 所 における 実 施 状 況 は 全 保 育 所 で 延 長 保 育 が 実 施 されて いるほか 一 時 保 育 乳 児 保 育 障 害 児 保 育 などの 既 存 事 業 の 拡 充 夜 間 保 育 休 日 保 育 などの 新 規 事 業 にも 積 極 的 に 取 り 組 んでいます また 公 立 保 育 所 においても 全 国 の 公 立 保 育 所 と 比 較 すると 早 くから 延 長 保 育 一 時 保 育 を 実 施 し 産 休 明 け 保 育 についても 平 成 13 年 度 から 全 園 で 実 施 していますが その 後 延 長 保 育 一 時 保 育 の 実 施 率 があまり 上 昇 していない 状 況 となっています -5-

図 表 2 延 長 保 育 一 時 保 育 の 実 施 状 況 ( 平 成 13 年 度 ) 区 延 長 保 育 分 公 立 保 育 所 ( 全 18 園 ) 民 間 保 育 所 ( 全 32 園 ) 合 計 ( 全 50 園 ) 実 施 園 数 2 32 34 実 施 率 11.1% 100.0% 68.0% 一 時 保 育 実 施 園 数 3 20 23 実 施 率 16.6% 62.5% 46.0% 2) 職 員 配 置 基 準 の 差 異 保 育 の 実 施 には 児 童 の 保 育 環 境 維 持 安 全 管 理 などから 適 切 な 保 育 士 の 配 置 が 必 要 で 国 により 職 員 の 配 置 についての 基 準 が 定 められています また 多 くの 市 町 村 では 通 常 の 保 育 に 関 して 児 童 処 遇 向 上 のため 国 の 基 準 を 上 回 る 職 員 配 置 を 行 っており 相 模 原 市 では 公 立 保 育 所 に 独 自 の 職 員 配 置 基 準 を 設 けると 共 に 民 間 保 育 所 においても 神 奈 川 県 相 模 原 市 独 自 の 各 種 助 成 制 度 を 設 け 国 の 職 員 配 置 基 準 を 上 回 る 保 育 士 を 配 置 しており 通 常 の 保 育 に 関 しては 公 立 保 育 所 と 概 ね 同 水 準 の 正 規 保 育 士 が 配 置 されています また 通 常 の 保 育 以 外 の 特 別 保 育 を 行 う 民 間 保 育 所 に 対 しては 国 の 助 成 制 度 だけでなく 市 独 自 の 助 成 費 への 加 算 を 行 っており 民 間 保 育 所 は この 助 成 制 度 を 基 に 正 規 保 育 士 の 勤 務 ローテーションの 工 夫 や 非 常 勤 保 育 士 を 有 効 に 配 置 し 特 別 保 育 における 保 育 環 境 の 向 上 を 図 っています 一 方 相 模 原 市 の 公 立 保 育 所 では 特 別 保 育 実 施 の 際 に 正 規 保 育 士 を 中 心 と した 職 員 配 置 基 準 を 設 けており 正 規 保 育 士 の 増 員 が 必 要 になるなど 増 大 多 様 化 する 保 育 需 要 に 迅 速 柔 軟 に 対 応 することが 困 難 となっています このため 民 間 保 育 所 と 比 較 すると 延 長 保 育 一 時 保 育 の 実 施 率 が 低 い 状 態 となっています 3) 運 用 の 柔 軟 性 多 様 化 する 保 育 需 要 に 対 して 一 部 の 公 立 保 育 所 では 延 長 保 育 一 時 保 育 な どに 取 り 組 んでいますが その 運 営 については 利 用 者 の 立 場 に 立 った 運 用 が 必 要 です 相 模 原 市 の 民 間 保 育 所 は 様 々な 保 育 需 要 に 柔 軟 な 対 応 が 図 られており 延 長 保 育 では 日 極 め 繁 忙 時 期 年 度 途 中 からの 利 用 が 可 能 であるなど 働 く 親 の 実 態 に 即 した 対 応 が 図 られています -6-

公 立 保 育 所 では 延 長 保 育 を 利 用 する 場 合 に 原 則 として 入 所 時 に 登 録 が 必 要 となっており 年 度 途 中 不 定 期 利 用 などへの 対 応 がとられていないなどの 運 用 上 の 課 題 があります 4) 運 営 経 費 保 育 の 実 施 には 多 くの 経 費 を 要 するため 保 育 所 入 所 児 童 の 増 加 に 伴 い 保 育 所 運 営 経 費 が 大 幅 に 増 加 しています また 特 別 保 育 事 業 の 実 施 に 際 しては 国 の 補 助 制 度 を 基 本 に 相 模 原 市 独 自 の 助 成 制 度 を 設 け 保 育 環 境 の 向 上 に 努 めていますが 事 業 の 拡 充 により 経 費 が 増 加 しています これらの 経 費 は 公 立 保 育 所 では 人 件 費 食 材 教 材 等 の 消 耗 品 費 施 設 維 持 費 などの 経 費 となっていますが 民 間 保 育 所 には 主 に 運 営 費 補 助 金 として 支 出 され 民 間 保 育 所 はこれらを 財 源 として 公 立 保 育 所 と 同 様 に 人 件 費 消 耗 品 費 施 設 維 持 費 等 に 充 当 しています 公 立 保 育 所 と 民 間 保 育 所 の 運 営 経 費 の 差 は 公 立 保 育 所 で 平 成 12 年 度 に 行 った 保 育 と 同 内 容 の 保 育 を 民 間 保 育 所 で 実 施 したと 仮 定 した 場 合 に 支 出 する 経 費 を 比 較 すると 公 立 保 育 所 が 児 童 1 人 月 額 平 均 で 約 2 万 9 千 円 高 く 民 間 保 育 所 の 1.34 倍 となっており 保 育 所 1 か 所 の 年 額 平 均 では 約 4, 700 万 円 高 い 状 況 となっています 保 育 所 運 営 経 費 の 財 源 は 国 県 からの 負 担 金 補 助 金 保 護 者 からの 保 育 料 と 市 の 一 般 財 源 ( 主 に 市 税 など)となっており より 有 効 な 活 用 が 求 められ ています 図 表 3 運 営 経 費 児 童 1 人 当 り 月 額 の 財 源 別 内 訳 (12 年 度 決 算 ) 単 位 ; 円 114,600 円 公 立 運 営 経 費 19,200 75,700 6,700 13,000 保 育 料 市 県 国 仮 定 の 試 算 額 19,200 36,900 14,000 15,700 85,800 円 0 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000 120,000 公 立 保 育 所 が 実 際 に 実 施 した 保 育 内 容 を 民 間 保 育 所 が 実 施 したと 仮 定 した 場 合 の 運 営 経 費 と 財 源 内 訳 の 状 況 を 試 算 した -7-

Ⅲ 課 題 の 解 決 と 公 立 保 育 所 の 役 割 をはたすために 少 子 高 齢 化 を 迎 える 今 日 明 日 の 社 会 の 基 盤 を 支 える 子 どもたちの 健 やかな 育 成 と 女 性 の 社 会 進 出 就 労 支 援 のため 待 機 児 童 の 解 消 特 別 保 育 の 拡 充 地 域 子 育 て 支 援 の 拡 充 老 朽 施 設 の 改 修 近 代 化 など 増 大 多 様 化 する 保 育 需 要 への 対 応 と 子 育 て 支 援 対 策 の 充 実 など 保 育 所 が 担 うべき 役 割 が 大 きくなってい ます これらの 課 題 への 対 応 や 保 育 所 の 役 割 をはたすため 様 々な 保 育 需 要 に 応 える 保 育 事 業 を 拡 充 する 必 要 があり 相 模 原 市 では 平 成 13 年 3 月 に 策 定 された 新 さが みはら 子 どもプラン の 中 で 延 長 保 育 休 日 保 育 などの 特 別 保 育 事 業 の 推 進 コ ミュニティ 保 育 グループ 支 援 など 地 域 子 育 て 支 援 のため 保 育 所 の 機 能 拡 充 を 図 る こととしています このプランを 始 めとして 今 後 の 保 育 施 策 を 進 めていく 上 で 公 立 保 育 所 にお ける 特 別 保 育 事 業 等 の 拡 大 と 民 間 保 育 所 への 助 成 制 度 拡 充 による 特 別 保 育 事 業 等 の 促 進 が 必 要 となっていますが 経 済 の 低 成 長 時 代 への 移 行 により 財 源 人 材 の 制 約 から 保 育 事 業 の 拡 充 が 困 難 となりつつあり より 一 層 の 工 夫 が 求 められてい ます 子 どもたちを 取 巻 く 課 題 の 解 決 保 育 所 の 役 割 を 担 っていくためには 限 られた 人 材 財 源 をより 柔 軟 で 効 果 的 に 運 用 することが 必 要 であり 特 別 保 育 事 業 の 実 施 率 が 低 く 運 営 経 費 を 多 く 要 する 公 立 保 育 所 の 運 営 について 抜 本 的 な 見 直 しを 行 うことが 必 要 です このため 今 後 保 育 所 に 望 まれている 役 割 を 踏 まえながら 公 立 保 育 所 の 運 営 について 次 のような 見 直 しを 図 り 公 立 保 育 所 民 間 保 育 所 が 共 に 保 育 子 育 て 支 援 の 充 実 を 進 めていきます 公 立 保 育 所 の 活 性 化 : 公 立 保 育 所 の 行 政 組 織 の 機 関 としての 機 能 特 色 を 活 か した 在 宅 児 童 を 含 む 地 域 子 育 て 支 援 の 推 進 と 公 立 保 育 所 における 延 長 保 育 等 の 拡 充 を 図 ります 民 間 活 力 の 活 用 : 民 間 保 育 所 は 保 育 需 要 の 増 加 多 様 化 に 対 して 柔 軟 な 対 応 が 可 能 で 公 立 保 育 所 より 低 額 な 保 育 所 運 営 経 費 で 事 業 実 施 が 可 能 であること から 民 間 の 運 営 主 体 に 一 部 の 公 立 保 育 所 の 運 営 等 を 移 管 するなどの 手 法 によ り 民 営 化 を 進 め 保 育 サービスの 充 実 と 人 材 財 源 の 有 効 活 用 による 保 育 環 境 の 向 上 を 図 ります -8-

Ⅲ 1 公 立 保 育 所 の 活 性 化 1 公 立 保 育 所 の 役 割 近 年 の 保 育 需 要 の 増 加 への 対 応 及 び 延 長 保 育 夜 間 保 育 等 利 用 希 望 時 間 帯 の 多 様 化 への 対 応 などには 保 育 事 業 への 柔 軟 性 効 果 的 な 財 源 活 用 から 民 間 保 育 所 を 主 体 とした 展 開 を 進 めることが 有 効 です また 同 様 に 現 行 の 公 立 保 育 所 の 運 営 についても 民 間 活 力 を 活 用 し 社 会 福 祉 法 人 などに 運 営 を 委 ねる 民 営 化 も 保 育 サービス 向 上 の 有 効 な 方 法 です しかしながら 保 育 所 に 対 しては 入 所 乳 幼 児 を 養 育 する と 言 う 基 本 的 な 目 的 だけでなく 多 様 な 保 育 需 要 への 対 応 と 在 宅 児 童 を 含 む 家 庭 や 地 域 の 子 育 て 支 援 が 望 まれています 相 模 原 市 の 保 育 子 育 て 支 援 の 拡 充 については 公 立 保 育 所 民 間 保 育 所 が 共 に 推 進 していますが 地 域 の 子 育 て 支 援 など 従 前 の 保 育 所 の 機 能 を 超 える 需 要 には 行 政 組 織 内 の 公 立 保 育 所 の 特 色 や 機 能 を 活 かすことで より 充 実 が 図 られ る 事 項 があり 地 域 性 を 考 慮 しながら 公 立 保 育 所 はこの 役 割 を 担 っていくこと が 必 要 となっています また 保 育 行 政 の 推 進 には 子 どもや 保 護 者 の 視 点 に 立 ち 保 育 に 対 する 需 要 を 的 確 に 把 握 することが 必 要 で 日 々の 保 育 を 実 施 していく 中 で 子 どもや 保 護 者 と 接 することによる 情 報 が 重 要 な 意 味 を 持 っています 行 政 が 直 接 保 育 所 の 運 営 に 携 ることで 公 立 保 育 所 から 保 育 需 要 の 実 情 や 課 題 などの 的 確 な 把 握 が 行 なわれることにより 需 要 に 即 応 した 保 育 施 策 子 育 て 支 援 施 策 の 推 進 を 図 ることができます 2 公 立 保 育 所 の 活 性 化 の 方 策 1) 公 立 保 育 所 における 子 育 て 支 援 施 策 の 展 開 公 立 保 育 所 は 在 宅 児 童 を 含 む 家 庭 や 地 域 の 子 育 て 支 援 施 策 の 中 で 公 立 である 特 徴 を 活 かし 学 校 福 祉 事 務 所 保 健 所 等 の 公 立 の 組 織 機 関 との 連 携 を 更 に 深 め 保 護 者 の 育 児 不 安 解 消 児 童 虐 待 防 止 など 地 域 の 子 育 て 支 援 へ の 対 応 を 図 っていくことが 必 要 です 相 模 原 市 の 公 立 保 育 所 は 独 自 にコミュニティ 保 育 グループの 支 援 など 地 域 の 育 児 支 援 への 実 績 があり 今 後 も 行 政 組 織 の 機 能 特 色 を 活 かした 業 務 につい て 推 進 します -9-

推 進 策 次 のような 子 育 て 支 援 業 務 などについて 公 立 保 育 所 の 特 色 機 能 を 活 用 す る 事 業 の 具 体 化 について 検 討 と 推 進 を 図 ります 児 童 虐 待 防 止 のための 保 育 相 談 等 の 支 援 乳 児 検 診 時 への 応 援 等 母 子 保 健 事 業 との 連 携 による 保 護 者 への 助 言 指 導 の 充 実 アレルギー 乳 幼 児 突 然 死 症 候 群 への 対 応 策 等 の 情 報 収 集 と 公 立 民 間 保 育 所 保 護 者 への 情 報 提 供 子 育 て 支 援 事 業 に 関 連 する 行 政 機 関 の 情 報 各 種 イベントを 中 心 とした 情 報 の 収 集 と 地 域 の 保 護 者 への 提 供 コミニュニティ 保 育 グループの 活 動 支 援 感 染 症 対 策 に 関 する 調 査 研 究 への 協 力 等 市 関 連 機 関 への 協 力 アトピー 性 皮 膚 炎 などアレルギーを 持 つ 児 童 多 動 児 要 導 尿 児 等 の 保 育 への 対 応 小 中 学 校 の 適 応 指 導 教 室 ( 不 登 校 児 童 生 徒 の 受 入 れ)への 対 応 保 育 所 施 設 の 地 域 開 放 と 来 園 保 護 者 への 助 言 の 充 実 による 児 童 保 護 者 の 交 流 促 進 と 育 児 不 安 の 解 消 各 種 育 児 教 室 の 実 施 など 在 宅 児 世 帯 への 育 児 支 援 の 拡 充 保 育 実 習 生 中 高 校 生 保 育 体 験 の 受 入 れ 等 人 材 育 成 の 促 進 認 可 外 保 育 所 への 訪 問 による 実 態 把 握 と 助 言 などを 実 施 による 認 可 外 保 育 所 の 児 童 処 遇 向 上 の 促 進 事 業 目 標 : 平 成 14 年 度 に 保 育 士 を 含 めた 庁 内 検 討 組 織 を 設 置 し 検 討 を 進 めます 2) 公 立 保 育 所 における 特 別 保 育 への 対 応 保 育 需 要 の 多 様 化 に 応 えるため 相 模 原 市 では 特 別 保 育 の 拡 充 に 努 めている 中 で 民 間 保 育 所 では 延 長 保 育 を 全 園 で 実 施 しているなど 社 会 福 祉 法 人 が 保 育 サービスの 向 上 に 大 きく 貢 献 していますが 近 年 は 特 別 保 育 に 対 する 需 要 も 更 に 増 加 し 現 行 の 民 間 保 育 所 だけでは 需 要 に 十 分 な 対 応 ができない 地 域 が 生 じ てきています このため 今 後 も 公 立 として 運 営 を 継 続 する 保 育 所 においては 地 域 子 育 て 支 援 に 重 点 を 置 きながら 時 代 の 変 化 と 共 に 多 様 化 する 保 育 需 要 に 応 えていく ことが 望 まれています -10-

1 事 業 の 拡 充 と 職 員 配 置 基 準 の 見 直 し 延 長 保 育 一 時 保 育 など 特 別 保 育 の 実 施 には 正 規 保 育 士 の 増 員 勤 務 ロー テーションの 工 夫 非 常 勤 職 員 を 有 効 に 活 用 するなど 内 容 に 応 じた 適 切 な 職 員 配 置 が 必 要 です 相 模 原 市 の 公 立 保 育 所 は 全 国 の 公 立 保 育 所 の 中 でも 早 期 に 延 長 保 育 一 時 保 育 を 実 施 し 産 休 明 け 保 育 を 全 園 で 実 施 するなどの 実 績 がありますが 公 立 保 育 所 は 正 規 保 育 士 の 増 員 を 主 体 とする 本 市 独 自 の 職 員 配 置 基 準 が 設 けられ ていることから 特 別 保 育 の 拡 充 を 進 めることが 困 難 な 状 況 となっています 今 後 公 立 保 育 所 における 特 別 保 育 を 拡 充 していくためには より 実 態 に 即 した 職 員 配 置 に 努 め 人 材 を 有 効 に 活 用 することが 必 要 です 推 進 策 特 別 保 育 を 実 施 するために 職 員 の 加 配 を 行 う 際 は 特 別 保 育 の 内 容 利 用 者 の 状 況 保 育 士 の 配 置 状 況 などから 総 合 的 に 判 断 し 勤 務 ローテーション の 工 夫 再 任 用 職 員 の 活 用 など 様 々な 手 法 を 検 討 し 保 育 環 境 を 維 持 しなが ら 職 員 配 置 基 準 の 見 直 しを 検 討 し 特 別 保 育 事 業 の 推 進 を 図 ります 事 業 目 標 1 延 長 保 育 実 施 園 の 拡 大 勤 務 ローテーションの 工 夫 非 常 勤 保 育 士 の 活 用 などを 踏 まえ 配 置 基 準 について 見 直 しを 検 討 し 平 成 17 年 度 までに 公 立 保 育 所 における 午 後 6 時 以 降 の 1 時 間 延 長 保 育 を 新 たに 5 園 程 度 実 施 します 2 一 時 保 育 実 施 園 の 拡 大 定 年 退 職 保 育 士 等 の 再 任 用 による 経 験 豊 富 な 保 育 士 の 活 用 を 図 るなど 平 成 17 年 度 までに 公 立 保 育 所 における 一 時 保 育 を 新 たに 5 園 程 度 実 施 します 3 乳 児 保 育 の 拡 充 公 立 保 育 所 の 民 営 化 などにより 生 じる 職 員 を 活 用 し 年 度 当 初 から 乳 児 受 入 れ 枠 の 拡 大 に 努 めます 4 地 域 担 当 の 機 能 集 約 地 域 性 を 考 慮 し 地 域 子 育 て 支 援 の 中 心 となる 保 育 所 に 機 能 を 集 約 した 中 で 担 当 保 育 士 の 配 置 の 見 直 しを 行 い 一 時 保 育 乳 児 保 育 を 拡 充 するため の 要 員 として 活 用 を 図 ります -11-

2 事 業 への 柔 軟 な 対 応 特 別 保 育 の 実 施 に 際 しては 延 長 保 育 一 時 保 育 などの 実 施 保 育 所 の 拡 充 を 図 るだけではなく その 運 用 についても 保 護 者 の 利 便 性 向 上 と 児 童 への 適 切 な 保 育 の 場 を 提 供 するため 利 用 者 の 視 点 に 立 つ 柔 軟 性 をもつことが 必 要 です 働 く 親 にとっては 残 業 などやむを 得 ず 通 常 の 保 育 時 間 を 超 えることや 在 宅 児 童 世 帯 でも 乳 児 を 連 れての 外 出 が 困 難 な 場 合 もあり 実 態 に 即 した 対 応 が 望 まれています 推 進 策 公 立 保 育 所 においても 保 護 者 の 残 業 変 則 勤 務 時 などに 必 要 な 保 育 を 受 ける ことができない 児 童 に 保 育 の 場 を 提 供 できるよう 対 応 を 図 ります 1 延 長 保 育 日 極 め 繁 忙 時 期 の 期 間 的 利 用 年 度 途 中 からの 利 用 など 様 々な 利 用 形 態 への 対 応 を 図 ります 2 一 時 保 育 保 育 需 要 を 勘 案 しながら 土 曜 日 の 実 施 について 検 討 を 進 めます また 一 時 保 育 負 担 金 ( 利 用 料 金 )の 支 払 いが 保 育 所 でできるよう 対 応 を 図 ります * 民 間 保 育 所 を 含 めた 一 時 保 育 の 利 用 条 件 の 緩 和 ( 保 護 者 のリフレッシュ 買 い 物 時 等 による 一 時 保 育 利 用 )について 検 討 を 進 めます 3) 施 設 老 朽 化 と 近 代 化 への 対 応 一 時 保 育 乳 児 保 育 の 拡 充 のためには 専 用 室 の 設 置 乳 児 室 の 拡 張 などが 必 要 となりますが 従 前 の 保 育 所 では 保 育 需 要 の 多 様 化 を 想 定 しておらず 施 設 的 な 対 応 が 困 難 で これらの 保 育 事 業 拡 充 に 支 障 をきたすことがあります また 近 年 では 衛 生 環 境 保 育 環 境 の 向 上 のため 冷 房 設 備 の 設 置 子 どもの 情 操 社 会 性 を 養 うためのオープン 保 育 など 近 代 的 保 育 を 進 めると 共 に 地 域 子 育 て 支 援 施 策 の 展 開 をしていくための 施 設 整 備 など 施 設 の 改 修 が 必 要 とな っています 民 間 保 育 所 では 建 築 後 25 年 を 超 える 施 設 の 改 築 が 進 んでいますが 公 立 保 育 所 は 半 数 が 建 築 後 25 年 を 超 えているため 保 育 需 要 への 対 応 近 代 的 保 育 へ の 対 応 を 含 めた 増 改 築 大 規 模 改 修 が 必 要 となっています -12-

推 進 策 冷 房 設 備 の 設 置 改 築 改 修 など 計 画 的 な 公 立 保 育 所 の 再 整 備 を 進 めます 事 業 目 標 : 建 築 後 年 数 施 設 の 状 況 などを 考 慮 しながら 増 改 築 大 規 模 改 修 及 び 全 室 冷 房 設 備 設 置 を 進 めます 14 年 度 15 年 度 16 年 度 17 年 度 冷 房 設 備 3 園 3 園 5 園 改 築 改 修 ( 着 工 ) *2 園 1 園 * 移 管 時 の 改 築 改 修 1 園 を 含 む Ⅲ-2 民 間 活 力 の 活 用 一 部 の 公 立 保 育 所 民 営 化 相 模 原 市 には 認 可 保 育 所 は 50 か 所 あり この 内 民 間 保 育 所 は 32 か 所 で 入 所 児 童 は 全 体 の 約 60%を 占 める 状 況 です 民 間 保 育 所 は 特 別 保 育 の 実 施 についても 延 長 保 育 一 時 保 育 乳 児 保 育 障 害 児 保 育 などの 拡 充 と 共 に 夜 間 保 育 休 日 保 育 などの 新 たな 保 育 事 業 への 取 組 み により 本 市 保 育 施 策 に 大 きく 貢 献 しています また 運 営 に 要 する 経 費 についても 公 立 保 育 所 の 約 7~ 8 割 程 度 となっていま す 延 長 保 育 休 日 保 育 など 特 別 保 育 事 業 を 実 施 するには 職 員 配 置 の 対 応 などに 柔 軟 な 運 営 が 必 要 となっており 特 別 保 育 事 業 等 の 推 進 に 貢 献 している 民 間 保 育 所 の 実 績 から 民 間 活 力 の 活 用 を 図 ることが 有 効 です また 待 機 児 童 の 解 消 特 別 保 育 事 業 の 拡 充 等 の 課 題 解 決 には 施 設 新 設 改 修 及 び 事 業 実 施 に 係 る 助 成 制 度 の 充 実 など 多 くの 支 出 が 見 込 まれ 財 源 を 有 効 に 活 用 する 観 点 からも 一 部 の 公 立 保 育 所 を 社 会 福 祉 法 人 等 へ 移 管 するなどの 民 営 化 に より 経 費 の 軽 減 を 図 り これらの 事 業 を 更 に 推 進 していきます 公 立 保 育 所 の 民 営 化 による 効 果 公 立 保 育 所 の 民 営 化 に 伴 い 財 源 人 材 を 活 用 し 次 のような 事 業 などを 進 め 保 育 環 境 の 向 上 を 図 ります 民 営 化 する 保 育 所 の 受 入 れ 枠 を 拡 大 すると 共 に 軽 減 される 経 費 を 充 当 し 他 の 保 育 所 においても 受 入 れ 枠 を 拡 大 し 待 機 児 童 の 解 消 に 努 めます 民 営 化 する 保 育 所 において 2 時 間 以 上 の 延 長 保 育 一 時 保 育 を 実 施 する と 共 に 助 成 事 業 拡 大 による 民 間 保 育 所 の 特 別 保 育 事 業 促 進 を 図 ります -13-

乳 児 保 育 一 時 保 育 などの 公 立 保 育 所 における 特 別 保 育 拡 充 及 び 保 育 所 の 栄 養 管 理 保 健 衛 生 を 更 に 向 上 させるため 民 営 化 時 に 生 じる 人 材 を 必 要 に 応 じて 活 用 し 事 業 の 推 進 を 図 ります 建 築 後 経 過 年 数 の 長 い 保 育 所 を 中 心 に 保 育 所 施 設 近 代 化 のための 改 築 改 修 に 努 めます Ⅲ 3 公 立 保 育 所 の 民 営 化 方 法 1 民 営 化 を 行 う 保 育 所 の 選 定 1) 選 定 の 考 え 方 現 在 公 立 保 育 所 は 本 庁 地 区 及 び 全 出 張 所 所 管 区 域 に 配 置 され 本 庁 地 区 橋 本 地 区 大 野 中 地 区 は 2 か 所 大 野 南 地 区 は 3 か 所 に 複 数 配 置 されています 公 立 保 育 所 は 地 域 に 密 着 した 地 域 子 育 て 支 援 の 拠 点 としての 役 割 を 担 って いくため 原 則 として 全 出 張 所 区 への 1 施 設 の 配 置 を 基 本 として 地 域 子 育 て 支 援 機 能 の 強 化 集 中 化 を 図 り 公 立 保 育 所 が 複 数 配 置 されている 地 区 を 優 先 し て 民 営 化 を 進 めます 民 営 化 を 行 う 際 には 当 該 保 育 所 での 延 長 保 育 の 開 始 など 特 別 保 育 の 拡 充 が 進 められることから 利 便 性 の 向 上 経 費 的 効 果 等 を 考 慮 し 通 常 保 育 特 別 保 育 の 需 要 が 将 来 的 にもより 見 込 まれる 保 育 所 を 優 先 します なお 本 庁 地 区 に 設 置 されている 2 か 所 の 公 立 保 育 所 については 就 学 児 童 数 等 が 他 地 区 の 2 倍 以 上 であること 等 の 状 況 を 勘 案 して 本 計 画 では 民 営 化 の 対 象 とせず 取 扱 いについて 継 続 して 検 討 していきます 以 上 のことから 本 計 画 においては 橋 本 地 区 大 野 中 地 区 の 各 1 保 育 所 と 大 野 南 地 区 の 2 保 育 所 の 計 4 保 育 所 について 民 営 化 を 進 めます 2) 民 営 化 を 行 う 保 育 所 橋 本 地 区 大 野 中 地 区 大 野 南 地 区 の 3 地 区 の 中 では 橋 本 地 区 の 保 育 需 要 が 最 も 高 く 同 地 区 内 には 平 成 14 年 度 に 民 間 保 育 所 が 新 設 されますが 就 学 前 児 童 数 の 増 加 傾 向 など 今 後 も 最 も 保 育 需 要 の 拡 大 が 見 込 まれ 早 期 の 保 育 需 要 への 対 応 が 必 要 となっています また 大 野 南 地 区 では 当 面 保 育 所 の 新 設 等 の 計 画 がないことから 定 員 増 などを 含 め 保 育 需 要 への 対 応 を 図 ることが 必 要 となります 大 野 中 地 区 は 当 面 の 保 育 需 要 の 増 加 に 対 しては 平 成 14 年 度 における 民 間 -14-

保 育 所 の 新 設 大 沼 保 育 園 の 定 員 30 名 拡 大 により 対 応 が 可 能 と 考 えられ 近 年 中 には 就 学 前 児 童 数 も 安 定 していくものと 見 込 まれていますが 将 来 的 な 保 育 需 要 の 多 様 化 の 傾 向 は 進 むものと 思 われます よって 前 記 の 地 域 的 状 況 を 踏 まえ 保 育 需 要 施 設 老 朽 化 に 伴 う 改 築 改 修 時 期 などを 考 慮 し 民 営 化 する 公 立 保 育 所 を 選 定 します 推 進 策 公 立 保 育 所 の 民 営 化 を 次 のとおり 進 めます 実 施 年 度 出 張 所 区 対 象 保 育 所 保 育 所 選 定 の 主 な 理 由 17 年 度 橋 本 地 区 橋 本 保 育 園 20 年 度 大 野 南 地 区 南 大 野 保 育 園 22 年 度 大 野 南 地 区 駅 に 至 近 で 保 護 者 の 利 便 性 が 高 く 今 後 も 保 育 需 要 の 増 加 が 見 込 まれている 入 所 児 童 待 機 児 童 が 最 も 多 い 対 象 地 区 の 保 育 所 の 中 で 最 も 古 く 施 設 の 改 修 後 経 過 年 数 も 最 も 長 い 児 童 定 員 入 所 児 童 数 が 最 も 多 い 鉄 骨 造 りで 早 期 の 改 修 又 は 改 築 が 必 要 で ある 保 育 需 要 の 変 動 を 考 慮 し 後 期 計 画 として 平 成 17 年 度 に 以 降 大 野 中 地 区 別 途 選 定 します * 民 営 化 時 の 事 業 充 実 内 容 保 育 所 の 改 築 ( 冷 暖 房 整 備 オープン 保 育 対 応 30 名 定 員 増 一 時 保 育 室 設 置 乳 児 室 拡 張 等 ) 一 時 保 育 2 時 間 延 長 保 育 の 実 施 など 2 民 営 化 の 手 法 公 立 保 育 所 を 民 営 化 する 場 合 には 新 たな 運 営 主 体 について 広 く 市 外 の 団 体 等 も 選 考 の 対 象 とするなど 範 囲 を 広 げると 共 に 資 産 などの 有 無 や 経 済 力 の 差 異 ではなく 保 育 所 運 営 上 の 内 容 を 基 準 とした 評 価 により 優 良 な 運 営 主 体 を 選 択 することが 必 要 です また 民 営 化 の 大 きな 目 的 の 一 つである 柔 軟 な 運 営 のため 現 在 の 民 間 保 育 所 同 様 施 設 管 理 を 含 め 施 設 の 改 修 及 び 維 持 管 理 に 対 しても 法 人 等 の 自 主 性 を 尊 重 できるような 配 慮 が 必 要 です なお 保 育 所 の 運 営 だけを 民 間 に 移 管 する 公 設 民 営 の 保 育 所 では 国 によ る 運 営 費 の 一 部 ( 民 間 施 設 給 与 等 改 善 費 = 民 改 費 )が 支 給 対 象 外 となるなどの 制 約 があります これらのことを 考 慮 して 民 営 化 の 手 法 については 保 育 所 の 設 置 主 体 運 -15-

営 主 体 ともに 民 間 に 移 行 する 民 間 移 管 を 基 本 とします この 場 合 の 保 育 所 用 地 については 移 管 先 法 人 等 へ 無 償 貸 与 とします また 保 育 所 建 物 については 新 たな 運 営 主 体 が 老 朽 化 定 員 増 などに 対 応 するため に 必 要 な 施 設 整 備 を 行 うものとし その 経 費 については 原 則 として 国 市 の 補 助 制 度 により 助 成 を 行 います 3 移 管 先 の 選 定 1) 運 営 主 体 の 考 え 方 平 成 12 年 3 月 の 児 童 福 祉 法 の 改 正 により これまで 原 則 地 方 公 共 団 体 社 会 福 祉 法 人 に 限 られていた 保 育 所 の 運 営 主 体 が 企 業 学 校 法 人 NPO 等 の 団 体 個 人 でも 認 可 の 対 象 となりましたが 社 会 福 祉 法 人 以 外 の 運 営 主 体 では 施 設 整 備 に 関 する 補 助 金 の 支 出 制 限 があること 規 制 緩 和 後 の 実 施 例 が 少 なく 保 育 所 運 営 の 実 績 評 価 が 定 まっていないなどの 課 題 があり 公 立 保 育 所 の 移 管 先 とする 運 営 主 体 については 福 祉 の 専 門 的 な 非 営 利 の 組 織 として 多 くの 実 績 を 有 する 社 会 福 祉 法 人 を 移 管 先 の 対 象 とします なお 社 会 福 祉 法 人 以 外 の 運 営 主 体 に 対 しては 新 たな 発 想 による 保 育 サー ビスの 実 施 事 業 運 営 ノウハウの 活 用 運 営 経 費 節 減 などが 期 待 されることか ら 前 記 の 課 題 が 改 善 された 段 階 において 幼 稚 園 等 の 運 営 実 績 のある 学 校 法 人 優 良 な 認 可 外 保 育 所 を 運 営 している 個 人 NPO 企 業 法 人 などについても 公 立 保 育 所 の 移 管 先 の 対 象 として 改 めて 検 討 を 行 います 2) 運 営 に 関 する 条 件 公 立 保 育 所 の 移 管 は 保 育 サービスの 向 上 を 図 ることが 目 的 であり 移 管 先 法 人 は 各 種 保 育 サービスの 拡 充 保 育 環 境 の 維 持 向 上 を 図 る 体 制 をもつことが 必 要 です 応 募 の 条 件 1 職 員 配 置 など 保 育 環 境 の 維 持 向 上 が 図 られる 体 制 が 確 保 できること 2 多 様 な 保 育 需 要 に 対 応 することため 市 が 指 定 する 特 別 保 育 事 業 を 実 施 すること 3 保 護 者 の 意 向 を 尊 重 し 事 業 の 継 続 性 を 保 てること -16-

推 進 策 移 管 先 となる 社 会 福 祉 法 人 の 条 件 移 管 時 及 び 移 管 後 の 運 営 に 関 する 条 件 な どの 詳 細 については 別 途 に 定 めます 3) 選 定 時 の 評 価 より 良 い 移 管 先 法 人 を 選 定 し 保 育 環 境 の 向 上 に 資 するためには 保 育 内 容 事 業 内 容 社 会 福 祉 法 人 の 安 定 性 など 各 方 面 からの 評 価 を 行 うことが 必 要 です また 評 価 については 各 分 野 の 専 門 的 判 断 が 求 められることから 専 門 的 知 識 を 有 する 者 の 意 見 を 求 め より 適 正 公 平 な 選 定 を 行 うことが 必 要 です 評 価 の 主 な 項 目 1 保 育 の 内 容 に 関 すること( 保 育 方 針 職 員 配 置 等 ) 2 事 業 内 容 に 関 すること( 特 別 保 育 行 事 の 実 施 内 容 等 ) 3 運 営 主 体 に 関 すること( 保 育 福 祉 に 対 する 法 人 の 理 念 等 ) 推 進 策 移 管 先 法 人 を 選 定 するための 基 準 並 びに 各 分 野 の 専 門 的 知 識 を 有 する 者 で 構 成 される 選 考 組 織 の 設 置 について 定 めます 4 円 滑 な 移 管 移 管 を 行 なう 際 には 児 童 が 安 心 して 身 を 委 ねられるよう 保 育 士 等 職 員 が 入 れ 替 わることによる 入 所 児 童 への 影 響 を 解 消 することが 必 要 で 事 前 に 移 管 先 法 人 の 職 員 が 児 童 の 状 況 を 把 握 すると 共 に 児 童 保 護 者 と 保 育 者 が 面 識 を 持 つことにより 移 管 当 初 から 円 滑 な 保 育 が 実 施 されることが 必 要 です そのために 移 管 先 法 人 の 職 員 を 移 管 前 の 公 立 保 育 所 に 受 入 れ 保 育 園 業 務 に 従 事 しながら 業 務 の 引 継 ぎを 行 うなどの 対 応 が 必 要 です また 移 管 先 の 保 育 実 施 者 移 管 対 象 保 育 所 の 保 護 者 及 び 市 との 相 互 理 解 を 深 め 意 思 疎 通 を 図 りより 良 い 保 育 所 運 営 をめざします -17-

推 進 策 1 移 管 円 滑 化 のための 助 成 制 度 移 管 先 法 人 が 円 滑 な 引 継 ぎをするため 職 員 を 移 管 前 の 公 立 保 育 所 において 研 修 が 受 けられる 制 度 を 定 め その 経 費 についての 助 成 制 度 を 設 けます 2 三 者 懇 談 会 移 管 対 象 保 育 所 の 保 護 者 移 管 先 法 人 相 模 原 市 の 三 者 による 懇 談 の 場 を 設 けます Ⅳ 計 画 の 後 期 事 業 等 について 本 市 の 就 学 前 児 童 数 は 減 少 傾 向 となっていますが 女 性 の 社 会 進 出 等 の 社 会 経 済 事 情 の 変 化 により 当 面 は 増 加 が 見 込 まれる 保 育 需 要 も 長 期 には 流 動 的 に 変 化 して いくものと 考 えられることから 基 本 的 な 計 画 期 間 は 10 年 間 としています また 新 さがみはら 子 どもプラン の 目 標 年 度 は 17 年 度 となっていることな どから 本 計 画 については 17 年 度 までを 前 期 18 年 度 以 降 を 後 期 として 2 期 に 分 けて 計 画 を 進 め 本 計 画 の 主 な 事 業 目 標 等 の 目 標 年 度 は 17 年 度 としています 本 計 画 の 後 期 となる 18 年 度 にむけて 保 育 需 要 の 変 動 など 社 会 情 勢 の 変 化 を 踏 まえ 次 の 事 項 について 改 めて 検 討 を 進 め 後 期 事 業 目 標 の 再 設 定 計 画 推 進 方 法 の 再 確 認 などを 行 います 1 公 立 保 育 所 における 延 長 保 育 などの 特 別 保 育 事 業 実 施 保 育 所 の 改 築 改 修 など 新 さがみはら 子 どもプラン の 計 画 期 間 終 了 後 の 目 標 の 再 設 定 をおこな います 2 22 年 度 以 降 に 移 管 を 行 う 大 野 南 地 区 大 野 中 地 区 の 移 管 保 育 所 選 定 及 び 移 管 先 法 人 等 の 選 定 を 行 います また 社 会 福 祉 法 人 以 外 の 移 管 先 の 適 否 本 庁 地 区 保 育 所 の 民 営 化 実 施 有 無 についての 検 討 と 方 向 性 を 定 めます -18-

Ⅴ 計 画 の 推 進 にむけて 本 計 画 は 増 大 多 様 化 する 保 育 需 要 への 対 応 子 育 て 支 援 施 策 の 充 実 のため 公 立 保 育 所 のあり 方 運 営 について 抜 本 的 な 見 直 しの 方 策 を 位 置 付 けたものです が この 計 画 の 目 標 が 単 に 公 立 保 育 所 における 保 育 施 策 子 育 て 支 援 施 策 の 拡 充 に 留 まるものではなく 公 立 民 間 を 問 わず 子 どもの 最 善 の 利 益 を 優 先 した 上 で 全 ての 保 育 所 の 保 育 サービスの 向 上 と 子 育 て 支 援 事 業 の 拡 充 にあることか ら 本 計 画 の 推 進 にあたっては 次 のことに 留 意 することとします 1 公 立 保 育 所 の 活 性 化 地 域 子 育 て 支 援 事 業 については 民 間 保 育 所 と 共 に 推 進 すべき 事 業 も 多 く 公 立 保 育 所 の 特 色 機 能 を 活 用 する 事 業 の 具 体 化 を 進 める 中 で 民 間 保 育 所 における 拡 充 についても 検 討 を 進 めます 公 立 保 育 所 における 特 別 保 育 への 対 応 は 保 育 需 要 や 利 用 者 の 利 便 性 に 配 慮 した 運 営 が 必 要 となりますが そのためには 保 育 を 実 施 する 側 の 主 体 的 な 取 組 み 意 識 の 改 革 も 重 要 な 要 素 となり その 構 築 にも 努 めます 2 公 立 保 育 所 の 民 営 化 公 立 保 育 所 の 民 営 化 の 目 的 は 財 源 人 材 の 有 効 活 用 による 保 育 環 境 の 向 上 で すが 対 象 となる 保 育 所 の 園 児 保 護 者 の 不 安 感 にも 配 慮 し 説 明 会 等 の 開 催 を 十 分 に 行 い 円 滑 な 移 行 に 努 めます -19-