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1 リーダーシップと 意 思 決 定 1-1 事 業 所 が 目 指 していることの 実 現 に 向 けて 一 丸 となっている 評 価 項 目 事 業 所 が 目 指 していること( 理 念 基 本 方 針 )を 明 確 化 周 知 している 1. 事 業 所 が 目 指 していること

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている 総 合 的

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02【発出】280328福島県警察職員男女共同参画推進行動計画(公表版)

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1.はじめに わが 国 での 急 速 な 少 子 化 の 進 行 等 を 踏 まえ 次 代 の 社 会 を 担 う 子 どもが 健 やかに 生 まれ 育 成 される 環 境 の 整 備 を 目 的 とした 次 世 代 育 成 支 援 対 策 推 進 法 が 平 成 15 年 7 月 に 制 定 され

社会保険加入促進計画に盛込むべき内容

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

第 一 子 ども 子 育 て 支 援 の 意 義 に 関 する 事 項 子 どもの 最 善 の 利 益 が 実 現 される 社 会 を 目 指 すとの 考 え 方 を 基 本 とする 障 害 疾 病 虐 待 貧 困 など 社 会 的 な 支 援 の 必 要 性 が 高 い 子 どもやその 家 族 を

第2分野 男女共同参画の視点に立った社会制度・慣行の見直し、意識の改革

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平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

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頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮

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公表表紙

「一時預かり事業の実態について」の一部改正について

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18 国立高等専門学校機構

(1) 児 童 福 祉 施 設 等 の 職 員 が 出 産 する 場 合 ( 以 下 産 休 の 場 合 という ) 次 のア 又 はイに 掲 げる 期 間 ア その 職 員 の 出 産 予 定 日 の6 週 間 多 胎 妊 娠 の 場 合 は14 週 間 前 の 日 から 産 後 8 週 間 を


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小山市保育所整備計画

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設


とする この 場 合 育 児 休 業 中 の 期 限 付 職 員 が 雇 用 契 約 を 更 新 するに 当 たり 引 き 続 き 育 児 休 業 を 希 望 する 場 合 には 更 新 された 雇 用 契 約 期 間 の 初 日 を 育 児 休 業 開 始 予 定 日 として 育 児 休 業 申

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■認知症高齢者の状況

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母 子 医 療 対 策 費 462 (313,289) 国 4,479 1 不 妊 治 療 助 成 事 業 8,600 不 妊 治 療 費 用 の 一 部 を 助 成 し 経 済 的 負 担 の 軽 減 を 図 る 230, ,608 不 妊 治 療 費 の 増 加 による 増 額 分

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(4) 運 転 する 学 校 職 員 が 交 通 事 故 を 起 こし 若 しくは 交 通 法 規 に 違 反 したことにより 刑 法 ( 明 治 40 年 法 律 第 45 号 ) 若 しくは 道 路 交 通 法 に 基 づく 刑 罰 を 科 せられてから1 年 を 経 過 していない 場 合 同


別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾

25 年 度 アクションプラン 補 助 制 度 目 標 定 住 人 口 :198 人 増 1 九 州 大 学 学 生 への 電 動 バイクレンタル 事 業 学 研 都 市 づくり 課 進 学 糸 島 市 内 に 居 住 する 九 州 大 学 の 学 生 に 民 間 業 者 と 連 携 し て 電 動

資料2 利用者負担(保育費用)

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16 日本学生支援機構

( 新 ) 医 療 提 供 の 機 能 分 化 に 向 けたICT 医 療 連 携 導 入 支 援 事 業 費 事 業 の 目 的 医 療 政 策 課 予 算 額 58,011 千 円 医 療 分 野 において あじさいネットを 活 用 したICT したICT 導 入 により により 医 療 機 能

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就 学 前 教 育 保 育 の 実 施 状 況 ( 平 成 23 年 度 ) 3 歳 以 上 児 の 多 く(4 歳 以 上 児 はほとんど)が 保 育 所 又 は 幼 稚 園 に 入 所 3 歳 未 満 児 (0~2 歳 児 )で 保 育 所 に 入 所 している 割 合 は 約 2 割 就 学

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育児・介護休業等に関する規則

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03 平成28年度文部科学省税制改正要望事項

セルフメディケーション推進のための一般用医薬品等に関する所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

っては 出 産 予 定 日 から 出 生 した 日 から 起 算 して8 週 間 を 経 過 する 日 の 翌 日 までとする ) の 期 間 内 に 当 該 子 に 係 る 最 初 の 育 児 休 業 を 開 始 し かつ 終 了 した 場 合 であって 当 該 子 に 係 る 再 度 の 育 児

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(3) 育 児 休 業 (この 号 の 規 定 に 該 当 したことにより 当 該 育 児 休 業 に 係 る 子 について 既 にし たものを 除 く )の 終 了 後 3 月 以 上 の 期 間 を 経 過 した 場 合 ( 当 該 育 児 休 業 をした 教 職 員 が 当 該 育 児 休 業

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 ( 単 位 : ) 6 級 7 級 8 級 135, , ,900 2

道 内 シ ル バ ー 人 材 セ ン タ ー の 現 状 に つ い て は 契 約 金 額 に お い て は 請 負 契 約 で は 減 少 し た も の の シ ル バ ー 派 遣 事 業 の 大 幅 な 伸 び に よ り 5 年 ぶ り に 前 年 実 績 を 上 回 っ た が 会

制 度 名 制 度 の 主 旨 休 業 等 ( 無 給 短 時 間 勤 務 ( 平 成 21 年 4 月 1 日 施 行 ) 3 歳 未 満 ( 3 歳 に 達 す る 日 ( 誕 生 日 の 前 日 )ま で)の 子 を 養 育 す る 職 員 が 一 定 期 間 休 業 することを 認 め られ

根 本 確 根 本 確 民 主 率 運 民 主 率 運 確 施 保 障 確 施 保 障 自 治 本 旨 現 資 自 治 本 旨 現 資 挙 管 挙 管 代 表 監 査 教 育 代 表 監 査 教 育 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部 市 町 村 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部

学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う文部科学省関係省令の整備に関する省令等について(通知)

Microsoft Word - 【溶け込み】【修正】第2章~第4章

計 画 書 は4 章 立 てで 第 1 章 が 計 画 策 定 にあたって 第 2 章 が 障 がい 者 を 取 り 巻 く 環 境 第 3 章 が 障 がい 者 計 画 第 4 章 が 障 がい 福 祉 計 画 です 第 1 章 計 画 策 定 にあたってについて 説 明 します まず 計 画 策

2 前 項 前 段 の 規 定 にかかわらず 年 俸 制 教 職 員 から 申 し 出 があった 場 合 においては 労 使 協 定 に 基 づき その 者 に 対 する 給 与 の 全 額 又 は 一 部 を 年 俸 制 教 職 員 が 希 望 する 金 融 機 関 等 の 本 人 名 義 の 口

(3) 職 員 の 初 任 給 の 状 況 ( 平 成 5 年 月 日 現 在 ) 決 定 初 任 給 採 用 年 経 過 後 給 料 月 額 大 学 卒 7, 8, 一 般 行 政 職 短 大 卒 9,8 6, 高 校 卒, 8,5 () 職 員 の 経 験 年 数 別 学 歴 別 平 均 給 料

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横浜市障害者ガイドヘルプ事業実施要綱

学校安全の推進に関する計画の取組事例

1 支 給 認 定 新 制 度 では 幼 稚 園 ( 新 制 度 に 移 行 する 幼 稚 園 のことで 以 下 同 じ) を 利 用 する 場 合 には お 住 まいの 市 町 村 から 支 給 認 定 証 の 交 付 を 受 ける 必 要 があります 認 定 の 区 分 は 年 齢 や 保 育

Transcription:

東 御 市 男 女 共 同 参 画 推 進 基 本 計 画 ( 平 成 24 年 度 ~33 年 度 ) 一 人 ひとりが 輝 いて 暮 らせるまちをめざして 東 御 市 - 2 -

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東 御 市 男 女 共 同 参 画 推 進 基 本 計 画 策 定 にあたって 男 女 が 互 いにその 人 権 を 尊 重 しつつ 責 任 も 分 かち 合 い 性 別 にかかわりなく その 個 性 と 能 力 を 十 分 に 発 揮 することができる 男 女 共 同 参 画 社 会 を 実 現 することをめ ざして 国 は 平 成 11 年 に 男 女 共 同 参 画 社 会 基 本 法 を 制 定 しました 東 御 市 では 平 成 18 年 に 東 御 市 男 女 共 同 参 画 プラン を 策 定 するなど 男 女 共 同 参 画 推 進 団 体 と 連 携 しながら 男 女 共 同 参 画 を 推 進 してまいりました 市 民 の 男 女 共 同 参 画 への 理 解 が 確 実 に 深 まってきているなど 一 定 の 前 進 が 見 られるものの 性 別 で 役 割 を 決 めつけてしまう 慣 習 が 残 っていたり 市 の 審 議 会 委 員 や 自 治 会 役 員 など 方 針 決 定 に 関 わる 役 職 への 女 性 の 参 画 が 少 ないなど 課 題 も 多 くあ り 男 女 共 同 参 画 社 会 を 実 現 していくには なお 一 層 の 努 力 が 求 められています こうした 状 況 を 踏 まえて 男 女 共 同 参 画 社 会 の 実 現 を 市 の 最 重 要 課 題 の 一 つに 掲 げ 家 庭 地 域 職 場 教 育 の 場 等 の 社 会 のあらゆる 場 において だれもが 協 力 して 男 女 共 同 参 画 社 会 の 実 現 に 向 け 推 進 するため 平 成 21 年 に 東 御 市 男 女 共 同 参 画 推 進 条 例 を 制 定 しました このたび 推 進 条 例 に 定 める 基 本 計 画 として 東 御 市 男 女 共 同 参 画 推 進 基 本 計 画 を 策 定 いたしました 市 ではこの 基 本 計 画 に 沿 って 男 女 共 同 参 画 の 推 進 に 関 する 施 策 を 総 合 的 かつ 計 画 的 に 実 施 してまいります 男 女 共 同 参 画 社 会 を 実 現 するために 市 と 市 民 地 域 団 体 事 業 者 教 育 関 係 者 が 一 体 となり 推 進 し 男 女 がともに 輝 いて 暮 らせる 活 力 ある 東 御 市 をめざしてまいりますので 皆 様 の 一 層 のご 理 解 とご 協 力 を 心 からお 願 いい たします 結 びに 本 基 本 計 画 の 策 定 にあたり 熱 心 にご 審 議 いただきました 東 御 市 男 女 共 同 参 画 審 議 会 の 委 員 の 皆 様 をはじめ 市 民 アンケートや 意 見 公 募 制 度 で 貴 重 なご 意 見 をいた だきました 市 民 の 皆 様 に 厚 くお 礼 を 申 し 上 げます 平 成 24 年 3 月 東 御 市 長 花 岡 利 夫 - 4 -

目 次 第 1 章 東 御 市 男 女 共 同 参 画 推 進 条 例 の 制 定 と 基 本 計 画 の 策 定 について 第 1 節 東 御 市 男 女 共 同 参 画 推 進 条 例 について 2 1 条 例 制 定 の 趣 旨 2 2 条 例 の 概 要 2 第 2 節 東 御 市 男 女 共 同 参 画 推 進 基 本 計 画 の 策 定 について 8 1 基 本 計 画 の 目 的 8 2 基 本 計 画 の 性 格 と 位 置 付 け 8 3 基 本 計 画 の 期 間 8 第 2 章 基 本 計 画 の 基 本 目 標 と 体 系 1 基 本 計 画 の 基 本 目 標 12 2 基 本 計 画 の 体 系 14 第 3 章 施 策 の 展 開 基 本 目 標 1 両 性 の 尊 重 と 性 差 別 の 根 絶 18 基 本 目 標 2 男 女 共 同 参 画 を 促 進 するための 制 度 の 見 直 しと 改 善 24 基 本 目 標 3 学 習 会 等 の 充 実 30 基 本 目 標 4 家 庭 における 理 解 と 協 力 35 基 本 目 標 5 女 性 の 社 会 参 画 の 促 進 40 基 本 目 標 6 家 庭 生 活 と 社 会 活 動 等 が 両 立 するための 支 援 44 基 本 目 標 7 母 性 の 保 護 と 男 女 の 健 康 の 維 持 49 基 本 目 標 8 国 際 社 会 の 動 向 の 理 解 と 協 調 53 第 4 章 基 本 計 画 の 推 進 1 推 進 体 制 56 2 基 本 計 画 の 進 行 管 理 57 3 基 本 計 画 の 評 価 指 標 57 資 料 男 女 共 同 参 画 社 会 基 本 法 60 東 御 市 男 女 共 同 参 画 推 進 条 例 64 男 女 共 同 参 画 に 関 する 国 内 外 の 動 き 68 東 御 市 男 女 共 同 参 画 推 進 基 本 計 画 策 定 の 経 過 72 東 御 市 男 女 共 同 参 画 審 議 会 委 員 名 簿 73-5 -

第 1 章 東 御 市 男 女 共 同 参 画 推 進 条 例 の 制 定 と 基 本 計 画 の 策 定 について - 1 - - 1 -

第 1 章 東 御 市 男 女 共 同 参 画 推 進 条 例 の 制 定 と 基 本 計 画 の 策 定 について 第 1 節 東 御 市 男 女 共 同 参 画 推 進 条 例 について 1 条 例 制 定 の 趣 旨 人 は 誰 でも 一 人 の 人 間 として 尊 重 され 平 等 であると 日 本 国 憲 法 に 定 めていま す また 平 成 11 年 に 制 定 された 男 女 共 同 参 画 社 会 基 本 法 でも 男 である 女 である に 関 係 なく 互 いに 認 め 合 い 自 分 の 意 思 で それぞれの 持 つ 個 性 と 能 力 を 発 揮 して 社 会 のあらゆる 分 野 で 力 を 合 わせて 参 画 することのできる 男 女 共 同 参 画 社 会 を 目 指 すとしています 東 御 市 では これまで 憲 法 や 男 女 共 同 参 画 社 会 基 本 法 の 理 念 に 基 づき 関 係 諸 団 体 とともに 男 女 共 同 参 画 社 会 の 実 現 のための 様 々な 取 り 組 みを 進 めてきまし た その 主 なものとしては 平 成 17 年 3 月 に 策 定 された 第 1 次 東 御 市 総 合 計 画 の 中 で 男 女 共 同 参 画 の 推 進 を 重 要 施 策 の 一 つと 位 置 付 け 男 女 共 同 参 画 推 進 条 例 の 制 定 に 向 けて 検 討 していくことにしました また 平 成 18 年 3 月 には 男 女 共 同 参 画 社 会 の 実 現 のために 市 が 取 り 組 むべき 具 体 的 な 施 策 を 総 合 的 かつ 計 画 的 に 推 進 す るための 基 本 方 針 として 東 御 市 男 女 共 同 参 画 プラン を 策 定 し 事 業 を 推 進 するこ ととしました これらの 取 り 組 みを 年 々 進 めてきたことにより 市 民 の 男 女 共 同 参 画 に 関 する 意 識 は 徐 々に 高 まってきていますが いまだに 男 はこうあるべきだ 女 はこうあるべ きだ というような 性 別 で 役 割 を 決 めつけてしまう 古 い 考 え 方 や 慣 行 が 残 っていたり 行 政 や 自 治 会 などの 方 針 決 定 の 場 への 女 性 の 参 画 が 不 十 分 であるのも 現 実 で 男 女 共 同 参 画 社 会 の 実 現 にはなお 一 層 の 取 り 組 みが 必 要 だといえます 市 では こうした 背 景 の 中 で 男 女 共 同 参 画 を 更 に 推 進 するためには 市 と 市 民 地 域 団 体 事 業 者 教 育 関 係 者 などが 一 体 となりこの 事 業 を 進 めることが 必 要 で その ためには 男 女 共 同 参 画 推 進 条 例 の 制 定 は 不 可 欠 であるとして その 準 備 を 進 めてきま した その 結 果 平 成 21 年 12 月 に 東 御 市 男 女 共 同 参 画 推 進 条 例 の 制 定 に 至 ったわ けですが このことにより 男 女 共 同 参 画 社 会 の 実 現 に 向 けて 市 と 市 民 が 一 体 となっ て 進 むべき 目 標 が 定 まったといえます 今 後 この 条 例 制 定 を 弾 みに 市 民 の 男 女 共 同 参 画 意 識 が 更 に 高 まり より 効 果 的 な 事 業 が 推 進 されることが 期 待 されます 2 条 例 の 概 要 東 御 市 男 女 共 同 参 画 推 進 条 例 は 男 女 共 同 参 画 社 会 の 実 現 を 図 るための 指 針 とし て 男 女 共 同 参 画 を 推 進 する 上 で 基 本 となる8つの 基 本 理 念 や 市 や 市 民 等 が 果 たす - 2 - - 2 -

べき 役 割 男 女 共 同 参 画 を 推 進 するための 基 本 的 施 策 男 女 共 同 参 画 審 議 会 の 設 置 等 について 規 定 するとともに 市 は 男 女 共 同 参 画 を 推 進 するための 基 本 計 画 を 策 定 した うえで 事 業 を 総 合 的 かつ 計 画 的 に 実 施 することを 定 めています 東 御 市 男 女 共 同 参 画 推 進 条 例 の 概 要 については 以 下 のとおりとなります 第 1 条 ( 目 的 ) 条 例 の 目 的 男 女 共 同 参 画 社 会 をつくるための 基 本 的 な 考 え 方 を 示 し みんなが 目 指 す 方 向 を 共 有 します 市 市 民 地 域 団 体 ( 区 やその 他 の 地 域 社 会 で 活 動 を 行 う 団 体 等 ) 事 業 者 及 び 教 育 関 係 者 が 男 女 共 同 参 画 を 進 めるためにそれぞれの 立 場 で 果 たしていかなけれ ばならない 役 割 をはっきり 示 し みんなで 男 女 共 同 参 画 を 進 めます 男 女 共 同 参 画 社 会 の 実 現 に 向 けて 市 が 行 う 基 本 的 施 策 を 定 め 実 施 します 第 2 条 ( 定 義 ) 男 女 共 同 参 画 とは? この 条 例 で 使 う 言 葉 の 意 味 を 定 めました 男 女 共 同 参 画 とは 男 女 が 社 会 の 対 等 な 構 成 員 として 自 らの 意 思 によっ て 社 会 のあらゆる 場 における 活 動 に 参 画 する 機 会 が 確 保 されること その 結 果 男 女 が 政 治 的 経 済 的 社 会 的 及 び 文 化 的 利 益 やよろこびを 等 しく 受 けることがで き それと 同 時 に 共 に 責 任 を 担 うことをいいます 男 女 共 同 参 画 を 進 める 基 本 的 ( 具 体 的 )な 考 え 方 は 第 3 条 の 基 本 理 念 で 示 して います 参 画 とは 単 なる 参 加 ではなく より 積 極 的 に 意 思 決 定 過 程 へ 加 わること 男 であること 女 であることを 理 由 に 役 割 を 決 める? 性 別 による 固 定 的 な 役 割 分 担 とは 男 であること 女 であることを 理 由 に 役 割 分 担 を 決 めてしまうことをいいます これでは 個 人 の 希 望 や 努 力 能 力 が 活 かされず 男 女 共 同 参 画 推 進 のさまたげになる 場 合 があります 積 極 的 改 善 措 置 とは? 様 々な 活 動 団 体 の 構 成 員 が 男 女 のいずれか 一 方 に 偏 っている 場 合 その 少 ない 一 方 が 参 画 することは 事 実 上 難 しいものです 男 女 のいずれか 少 ない 一 方 の 置 かれ た 状 況 を 考 慮 して それらの 人 にも 現 実 に 参 画 できるようにすることを 積 極 的 改 善 措 置 といいます この 積 極 的 改 善 措 置 は 男 女 どちらの 側 にも 当 てはまります - 3 - - 3 -

第 3 条 ( 基 本 理 念 ) 男 女 共 同 参 画 を 推 進 するための 基 本 的 な 考 え 方 私 たちが 男 女 共 同 参 画 を 推 進 する 上 で 基 本 となる8つの 考 え 方 を 定 めました 1 2 3 4 5 6 7 8 男 女 の 人 権 の 尊 重 男 女 が 個 人 として 尊 重 され 性 別 により 差 別 されることのないようにしましょう 社 会 における 制 度 又 は 慣 行 についての 配 慮 男 だから 女 だから という 性 別 による 固 定 的 な 役 割 分 担 が 地 域 活 動 や 職 場 学 習 の 場 等 における 活 動 のさまたげにならないようにしましょう 男 女 共 同 参 画 についての 学 習 の 推 進 社 会 のあらゆる 場 ( 家 庭 地 域 職 場 教 育 の 場 等 )で 男 女 の 人 権 が 尊 重 され 男 女 共 同 参 画 について 学 ぶことができるようにしましょう 家 庭 生 活 における 共 同 参 画 家 庭 においても 家 族 が 男 女 の 別 なく 互 いに 協 力 し 合 い 社 会 の 支 援 を 受 けなが ら 子 育 てや 介 護 その 他 いろいろな 家 庭 生 活 の 中 でやらなければならないこ とをともに 行 いましょう 政 策 等 の 立 案 及 び 決 定 への 共 同 参 画 市 における 政 策 やその 他 社 会 で 決 める 大 切 なことを 男 女 一 緒 に 考 え 決 めていき ましょう 家 庭 生 活 における 活 動 と 他 の 活 動 との 両 立 家 庭 生 活 を 無 理 なく 送 りながら 私 たち 一 人 ひとりが 持 っている 能 力 を 発 揮 する ことができるように 男 女 が 共 に 地 域 で 活 動 し 職 場 で 働 くことができるようにし ましょう 母 性 の 保 護 と 生 涯 にわたる 健 康 の 尊 重 女 性 には 妊 娠 及 び 出 産 という 大 事 な 役 割 があります この 女 性 の 役 割 を 保 護 する とともに それが 女 性 の 社 会 活 動 を 妨 げることのないよう 配 慮 しなければなりま せん また 男 女 ともに 生 涯 にわたり 健 康 な 生 活 を 営 むことができるようにしま しょう 国 際 社 会 における 取 り 組 みの 理 解 男 女 共 同 参 画 の 推 進 は 世 界 の 動 きや 考 え 方 を 理 解 し 取 り 入 れながら 進 めまし ょう - 4 - - 4 -

第 4~8 条 私 たちの 果 たすべき 役 割 ( 責 務 ) 市 は 第 4 条 国 県 市 民 地 域 団 体 事 業 者 教 育 関 係 者 と 連 携 協 力 しながら 男 女 共 同 参 画 推 進 施 策 を 策 定 し 実 施 します また 自 ら 積 極 的 改 善 措 置 の 推 進 に 努 めます 市 民 は 第 5 条 あらゆる 場 で 男 女 共 同 参 画 について 理 解 を 深 め 積 極 的 に 男 女 共 同 参 画 の 推 進 に 努 めます また 市 が 行 う 男 女 共 同 参 画 推 進 施 策 に 積 極 的 かつ 主 体 的 に 協 力 するよ う 努 めなければなりません 地 域 団 体 は 第 6 条 その 構 成 員 の 性 別 による 固 定 的 な 役 割 分 担 を 解 消 し その 運 営 並 びに 活 動 に 関 す る 大 事 な 方 針 を 立 て 決 定 することに 男 女 が 共 に 関 わり 進 めていけるよう 体 制 づく りと 環 境 づくりを 整 えるように 努 めます また 市 が 行 う 男 女 共 同 参 画 推 進 施 策 に 協 力 するよう 努 めなければなりません 事 業 者 は 第 7 条 男 女 が 共 同 して 仕 事 ができる 体 制 をつくり 仕 事 と 家 庭 が 両 立 できるような 環 境 を 整 備 するよう 努 めます また 市 が 行 う 男 女 共 同 参 画 推 進 施 策 に 協 力 するよう 努 めなければなりません 教 育 関 係 者 は 第 8 条 教 育 が 男 女 共 同 参 画 の 推 進 に 大 きく 影 響 することから 基 本 的 な 考 え 方 に 配 慮 し た 教 育 を 行 うよう 努 めなければなりません 第 9~10 条 してはいけないこと 性 別 による 人 権 侵 害 の 禁 止 等 公 衆 に 表 示 する 情 報 に 関 する 留 意 性 別 による 人 権 侵 害 の 禁 止 第 9 条 すべての 人 は 社 会 のあらゆる 場 で 次 の 行 為 ( 性 別 による 人 権 侵 害 行 為 )を 行 っ てはいけません 1. 性 別 による 差 別 的 な 取 扱 い 2. 男 女 間 における 身 体 的 又 は 精 神 的 な 苦 痛 を 与 える 暴 力 的 行 為 3. 性 的 な 言 動 その 他 性 的 な 嫌 がらせにより 周 りの 者 を 不 快 にし 又 はその 生 活 環 境 及 び 就 業 環 境 を 害 する 行 為 公 衆 に 表 示 する 情 報 に 関 する 留 意 第 10 条 すべての 人 は 印 刷 物 の 掲 示 配 布 や 放 送 等 で 情 報 を 提 供 する 際 次 の 表 現 を 行 わないように 努 めなければなりません 1. 性 別 による 固 定 的 役 割 分 担 を 助 長 し 連 想 させる 表 現 2. 男 女 間 における 暴 力 的 行 為 及 び 性 的 嫌 がらせを 助 長 し 連 想 させる 表 現 3. 過 度 な 性 的 表 現 - 5 - - 5 -

第 11~17 条 市 は 基 本 的 施 策 として 次 のことを 行 います 第 2 章 男 女 共 同 参 画 の 推 進 に 関 する 施 策 1. 男 女 共 同 参 画 基 本 計 画 を 定 めます 第 11 条 基 本 的 な 考 え 方 ( 基 本 理 念 )にのっとり 男 女 共 同 参 画 の 推 進 に 関 する 施 策 を 実 施 するための 基 本 的 な 計 画 を 定 めます その 際 市 民 の 声 や 東 御 市 男 女 共 同 参 画 審 議 会 の 意 見 を 聴 きます 2. 男 女 間 に 格 差 が 生 じている 場 合 は 市 民 等 と 協 力 して 積 極 的 に 格 差 を 改 善 するよ う 努 めます 第 12 条 この 積 極 的 改 善 措 置 は 男 女 どちらの 側 にも 適 用 されます 審 議 会 などの 付 属 機 関 の 委 員 の 委 嘱 任 命 については 男 女 の 登 用 率 の 均 衡 を 図 るよう 積 極 的 に 改 善 措 置 を 講 じます 3. 男 女 共 同 参 画 の 推 進 に 関 する 施 策 の 実 施 状 況 を 男 女 共 同 参 画 審 議 会 に 報 告 し 市 民 に 公 表 します 第 13 条 女 性 の 役 職 登 用 率 や 施 策 の 実 施 状 況 を 皆 さんにお 知 らせします 4. 男 女 共 同 参 画 の 推 進 に 必 要 な 調 査 を 行 い 研 究 並 びに 情 報 の 収 集 及 び 整 備 を 行 うよう 努 めます 第 14 条 男 女 共 同 参 画 を 進 める 上 での 基 礎 となります 5. 苦 情 や 相 談 を 受 け 付 けます 第 15 条 市 が 行 う 男 女 共 同 参 画 についての 施 策 に 意 見 がある 時 や 性 差 別 を 受 けたり 男 女 の 間 で 暴 力 を 受 けて 悩 んでいる 時 などは 申 出 や 相 談 ができます 6. 市 民 団 体 の 活 動 を 支 援 します 第 16 条 市 は 男 女 共 同 参 画 についての 活 動 を 応 援 するため いろいろな 情 報 の 提 供 や 講 師 の 紹 介 等 をします 7. 男 女 共 同 参 画 を 進 めるための 体 制 を 整 えます 第 17 条 市 は 男 女 共 同 参 画 に 関 する 施 策 を 行 うために 市 市 民 が 協 力 できる 体 制 を 整 えます 第 18~23 条 東 御 市 男 女 共 同 参 画 審 議 会 第 3 章 東 御 市 男 女 共 同 参 画 審 議 会 男 女 共 同 参 画 に 関 する 基 本 計 画 の 策 定 変 更 をしたり 重 要 なことを 決 めたりす る 時 は 東 御 市 男 女 共 同 参 画 審 議 会 を 設 けて 専 門 に 調 査 したり 話 し 合 います この 審 議 会 は 男 女 共 同 参 画 を 進 める 上 で 必 要 なことについて 調 査 話 し 合 い 市 長 にアドバイスすることができます 第 18 条 - 6 - - 6 -

東 御 市 男 女 共 同 参 画 推 進 条 例 の 概 要 図 目 的 男 女 共 同 参 画 社 会 の 実 現 ~ 一 人 ひとりが 輝 いて 暮 らせるまちをめざして ~ 推 進 するための 考 え 方 8 つ の 基 本 理 念 1. 男 女 の 人 権 の 尊 重 2. 社 会 における 制 度 又 は 慣 行 についての 配 慮 3. 男 女 共 同 参 画 についての 学 習 の 推 進 4. 家 庭 生 活 における 共 同 参 画 5. 政 策 等 の 立 案 及 び 決 定 への 共 同 参 画 6. 家 庭 生 活 における 活 動 と 他 の 活 動 との 両 立 7. 母 性 の 保 護 と 生 涯 にわたる 健 康 の 尊 重 8. 国 際 社 会 における 取 り 組 みの 理 解 男 女 共 同 参 画 の 推 進 市 民 の 責 務 市 の 責 務 あらゆる 場 における 男 女 共 同 参 画 の 積 極 的 推 進 地 域 団 体 の 責 務 男 女 共 同 参 画 に 関 する 施 性 別 による 役 割 分 担 の 解 消 策 の 総 合 的 計 画 的 実 施 男 女 共 同 参 画 の 体 制 と 環 境 施 策 実 施 にあたっての 男 私 たちの づくり 女 共 同 参 画 への 配 慮 果 たすべき 役 割 教 育 関 係 者 の 責 務 事 業 者 の 責 務 男 女 共 同 参 画 に 配 慮 した 仕 事 と 家 庭 地 域 と 家 庭 における 活 動 が 両 教 育 の 実 施 立 できる 環 境 の 整 備 男 女 が 共 同 して 仕 事 ができる 体 制 づくり してはいけないこと 気 を 付 けること 男 女 共 同 参 画 の 推 進 に 関 する 施 策 性 別 で 差 別 してはいけない 基 本 計 画 の 策 定 積 極 的 改 善 措 置 男 女 間 の 暴 力 的 行 為 や 性 的 な 嫌 がらせをし 施 策 の 実 施 状 況 の 報 告 調 査 研 究 てはいけない 苦 情 や 相 談 の 対 応 市 民 団 体 の 活 動 支 援 性 別 による 固 定 的 役 割 分 担 や 男 女 間 の 暴 力 推 進 体 制 の 整 備 的 行 為 を 助 長 し 連 想 させる 表 現 過 度 な 性 的 表 現 に 気 をつけなければいけない 審 議 会 の 設 置 男 女 共 同 参 画 の 推 進 に 向 けて 調 査 審 議 するため 男 女 共 同 参 画 審 議 会 を 設 置 します - 7 - - 7 -

第 2 節 東 御 市 男 女 共 同 参 画 推 進 基 本 計 画 の 策 定 について 1 基 本 計 画 の 目 的 (1) 東 御 市 男 女 共 同 参 画 推 進 基 本 計 画 ( 以 下 基 本 計 画 という)は 東 御 市 男 女 共 同 参 画 推 進 条 例 の 制 定 を 受 けて 今 後 東 御 市 が 取 り 組 むべき 目 標 と 施 策 を 明 らかにするために 策 定 されたものです (2)この 基 本 計 画 は 男 女 共 同 参 画 社 会 の 実 現 のために 必 要 な 施 策 を 総 合 化 体 系 化 し 市 が 取 り 組 むべき 課 題 を 明 らかにすることを 目 的 としました (3)この 基 本 計 画 を 定 めて 市 の 施 策 の 方 針 を 明 らかにすることにより 市 民 地 域 団 体 事 業 者 教 育 関 係 者 などの 自 主 的 な 協 力 を 得 ることが 期 待 でき より 効 果 的 な 事 業 の 推 進 が 可 能 になるものと 思 われます 2 基 本 計 画 の 性 格 と 位 置 付 け (1)この 基 本 計 画 は 東 御 市 男 女 共 同 参 画 推 進 条 例 第 11 条 において 市 長 が 定 める ものと 規 定 されており 市 が 男 女 共 同 参 画 の 推 進 に 関 する 施 策 を 総 合 的 かつ 計 画 的 に 実 施 するための 基 本 的 な 計 画 で 男 女 共 同 参 画 社 会 基 本 法 第 14 条 第 3 項 に 規 定 される 市 町 村 男 女 共 同 参 画 計 画 にあたるものです (2)この 基 本 計 画 は 平 成 18 年 3 月 に 策 定 された 東 御 市 男 女 共 同 参 画 プラン の 内 容 を 踏 まえるとともに 平 成 21 年 12 月 に 実 施 した 東 御 市 男 女 共 同 参 画 に 関 する 市 民 意 識 調 査 の 結 果 を 勘 案 して 策 定 するものです なお この 基 本 計 画 の 策 定 に 伴 い 東 御 市 男 女 共 同 参 画 プラン を 廃 止 します (3)この 基 本 計 画 は 第 1 次 東 御 市 総 合 計 画 ( 平 成 16 年 度 ~ 平 成 25 年 度 )と の 整 合 を 図 り 策 定 しました 3 基 本 計 画 の 期 間 この 基 本 計 画 は 平 成 24 年 (2012 年 ) 度 から 平 成 33 年 (2021 年 ) 度 までの 10 年 間 を 計 画 期 間 とし 5 年 後 に 見 直 しを 行 います ただし 社 会 情 勢 の 変 化 や 計 画 の 進 捗 状 況 等 により 必 要 に 応 じ 随 時 見 直 しを 図 っ ていきます - 8 - - 8 -

東 御 市 男 女 共 同 参 画 推 進 基 本 計 画 の 性 格 と 位 置 付 けについての 関 係 図 男 女 共 同 参 画 社 会 基 本 法 ( 国 ) ( 平 成 11 年 ) 第 1 次 東 御 市 総 合 計 画 ( 平 成 16 年 ) 東 御 市 男 女 共 同 参 画 プラン ( 平 成 18 年 ) 東 御 市 男 女 共 同 参 画 に 関 する 市 民 意 識 調 査 ( 平 成 21 年 ) 東 御 市 男 女 共 同 参 画 推 進 条 例 ( 平 成 21 年 ) 男 女 共 同 参 画 社 会 の 実 現 の ために 8つの 基 本 理 念 市 や 市 民 等 の 責 務 と 役 割 施 策 の 内 容 東 御 市 男 女 共 同 参 画 推 進 基 本 計 画 ( 平 成 24 年 ) 男 女 共 同 参 画 社 会 の 実 現 に 向 けた 市 の 取 り 組 み 8つの 基 本 目 標 現 状 と 課 題 施 策 の 方 向 具 体 的 施 策 計 画 の 推 進 - 9 - - 9 -

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第 2 章 基 本 計 画 の 基 本 目 標 と 体 系 - 11 - - 11 -

第 2 章 基 本 計 画 の 基 本 目 標 と 体 系 1 基 本 計 画 の 基 本 目 標 この 基 本 計 画 は 東 御 市 男 女 共 同 参 画 推 進 条 例 第 3 条 に 定 める 基 本 理 念 に 基 づき 以 下 に 掲 げる 8 つの 基 本 目 標 を 定 めました この 基 本 目 標 については 更 に 具 体 的 目 標 を 定 め その 目 標 に 沿 った 施 策 の 方 向 を 決 定 しました 基 本 目 標 1 両 性 の 尊 重 と 性 差 別 の 根 絶 人 権 尊 重 を 基 盤 にした 男 女 平 等 意 識 の 形 成 を 促 進 し 性 差 別 を 許 さない 環 境 づく りと 男 女 間 のあらゆる 暴 力 の 根 絶 に 取 り 組 みます 基 本 目 標 2 男 女 共 同 参 画 を 促 進 するための 制 度 の 見 直 しと 改 善 男 女 共 同 参 画 社 会 の 実 現 を 阻 害 している 社 会 制 度 や 慣 行 を 見 直 し その 改 善 に 努 めます 基 本 目 標 3 学 習 会 等 の 充 実 男 女 共 同 参 画 の 視 点 に 立 った 教 育 を 推 進 するとともに 学 習 会 や 講 座 等 を 開 催 し 男 女 共 同 参 画 意 識 の 啓 発 に 努 めます 基 本 目 標 4 家 庭 における 理 解 と 協 力 家 庭 における 古 い 男 女 の 役 割 分 担 意 識 を 是 正 し 男 女 が 理 解 し 協 力 し 合 う 家 庭 生 活 の 実 現 を 目 指 します 基 本 目 標 5 女 性 の 社 会 参 画 の 促 進 市 やその 他 社 会 のあらゆる 場 において 男 女 が 共 同 して 方 針 の 立 案 や 決 定 に 携 わ れるよう 女 性 の 社 会 参 画 を 促 進 します 基 本 目 標 6 家 庭 生 活 と 社 会 活 動 等 が 両 立 するための 支 援 女 性 が 家 庭 生 活 と 社 会 活 動 等 を 両 立 できるよう 保 育 サービスや 介 護 サービスを 充 実 するとともに それをサポートする 地 域 社 会 を 実 現 します 基 本 目 標 7 母 性 の 保 護 と 男 女 の 健 康 の 維 持 女 性 が 安 心 して 妊 娠 出 産 育 児 ができるよう 母 性 尊 重 の 意 識 を 啓 発 し 母 子 保 健 の 充 実 を 図 ります また 生 涯 を 通 じ 男 女 が 健 康 で 豊 かに 過 ごせるように 健 康 づくりのための 施 策 を 推 進 します - 12 - - 12 -

基 本 目 標 8 国 際 社 会 の 動 向 の 理 解 と 協 調 男 女 共 同 参 画 社 会 の 実 現 に 向 けて 国 際 的 な 視 野 に 立 った 取 り 組 みをし 諸 外 国 との 協 調 を 図 ります 条 例 の 基 本 理 念 と 基 本 計 画 の 基 本 目 標 の 関 係 東 御 市 男 女 共 同 参 画 推 進 条 例 8つの 基 本 理 念 東 御 市 男 女 共 同 参 画 推 進 基 本 計 画 8つの 基 本 目 標 具 体 的 目 標 施 策 の 方 向 東 御 市 男 女 共 同 参 画 推 進 条 例 に 定 める 男 女 共 同 参 画 社 会 実 現 のための 基 本 理 念 に 基 づき 東 御 市 男 女 共 同 参 画 推 進 基 本 計 画 の 8 つの 基 本 目 標 を 定 めました この 基 本 目 標 については 更 に 具 体 的 目 標 を 定 め その 目 標 に 沿 った 施 策 の 方 向 を 決 定 し ました - 13 - - 13 -

2 基 本 計 画 の 体 系 東 御 市 男 女 共 同 参 画 推 進 条 例 基 本 理 念 基 本 目 標 1 男 女 の 人 権 の 尊 重 1 両 性 の 尊 重 と 性 差 別 の 根 絶 2 社 会 における 制 度 又 は 慣 行 に ついての 配 慮 2 男 女 共 同 参 画 を 促 進 するための 制 度 の 見 直 しと 改 善 3 男 女 共 同 参 画 についての 学 習 の 推 進 3 学 習 会 等 の 充 実 4 家 庭 生 活 における 共 同 参 画 4 家 庭 における 理 解 と 協 力 5 政 策 等 の 立 案 及 び 決 定 への 共 同 参 画 5 女 性 の 社 会 参 画 の 促 進 6 家 庭 生 活 における 活 動 と 他 の 活 動 との 両 立 6 家 庭 生 活 と 社 会 活 動 等 が 両 立 する ための 支 援 7 母 性 の 保 護 と 生 涯 にわたる 健 康 の 尊 重 7 母 性 の 保 護 と 男 女 の 健 康 の 維 持 8 国 際 社 会 における 取 り 組 みの 理 解 8 国 際 社 会 の 動 向 の 理 解 と 協 調 - 14 - - 14 - - 14 -

東 御 市 男 女 共 同 参 画 推 進 基 本 計 画 体 系 図 具 体 的 目 標 施 策 の 方 向 (1) 両 性 の 尊 重 と 男 女 の 性 に 関 する 教 育 の 1 互 いの 人 格 を 尊 重 し 合 う 社 会 実 現 の 啓 発 推 進 2 性 差 別 に 関 する 相 談 体 制 の 充 実 (2) 男 女 間 のあらゆる 暴 力 の 根 絶 1 暴 力 根 絶 に 向 けた 啓 発 活 動 の 推 進 2 家 庭 内 暴 力 についての 相 談 窓 口 の 充 実 3 暴 力 を 受 けた 被 害 者 に 対 する 支 援 (1) 男 女 共 同 参 画 の 視 点 に 立 った 社 会 制 度 1 共 同 参 画 意 識 の 啓 発 慣 行 の 見 直 し 2 家 庭 地 域 職 場 における 社 会 制 度 や 慣 習 の 見 直 し 3 広 報 出 版 物 等 における 男 女 共 同 参 画 の 視 点 に 立 った 表 現 の 促 進 (2) 雇 用 における 機 会 均 等 と 就 労 条 件 の 整 備 1 男 女 の 雇 用 機 会 均 等 に 関 する 啓 発 2 働 きやすい 環 境 の 整 備 3 労 働 に 関 する 相 談 の 充 実 及 び 就 業 に 関 する 情 報 の 提 供 (3) 農 業 商 工 業 等 自 営 業 における 男 女 共 同 1やりがいのある 就 業 環 境 の 整 備 参 画 の 確 立 2 女 性 従 事 者 の 経 営 方 針 決 定 の 場 への 参 画 促 進 (1) 共 同 参 画 を 推 進 するための 教 育 学 習 の 1 男 女 共 同 参 画 学 習 会 の 充 実 促 進 2 幼 稚 園 保 育 園 学 校 における 教 育 の 推 進 3リーダーの 養 成 と 活 動 の 支 援 (2) 支 援 団 体 等 との 連 携 と 協 調 1 活 動 団 体 の 育 成 及 び 支 援 2 地 域 の 女 性 団 体 の 実 態 把 握 とネットワーク 化 の 促 進 3 自 主 的 な 活 動 への 支 援 (1) 男 女 が 互 いを 理 解 し 協 力 する 家 庭 の 実 現 1 家 庭 における 古 い 男 女 の 役 割 分 担 意 識 の 是 正 (2) 男 女 が 共 に 関 わる 家 事 育 児 介 護 の 促 進 1 男 女 が 共 に 築 く 家 庭 生 活 の 充 実 2 家 族 が 共 に 関 わる 家 事 育 児 介 護 の 大 切 さの 見 直 し (1) 政 策 方 針 等 の 立 案 及 び 決 定 への 女 性 の 1 審 議 会 等 への 女 性 の 参 画 登 用 の 促 進 参 画 の 拡 大 2 職 場 における 女 性 の 管 理 職 への 積 極 的 登 用 3 女 性 の 人 材 育 成 と 女 性 リーダーの 養 成 (2) 地 域 の 社 会 活 動 への 女 性 の 参 画 の 促 進 1 自 治 会 等 における 女 性 参 画 の 促 進 2 活 動 団 体 の 育 成 及 び 支 援 (1) 仕 事 と 育 児 介 護 の 両 立 のための 社 会 的 1 保 育 サービスの 充 実 支 援 2 子 育 て 支 援 サービスの 充 実 3 介 護 サービスの 充 実 (2) 地 域 社 会 との 連 携 1 地 域 の 多 様 性 に 基 づいたネットワークの 構 築 2 男 女 が 共 に 関 わる 地 域 づくりの 促 進 (1) 母 性 の 尊 重 と 保 護 1 母 性 尊 重 の 意 識 の 啓 発 2 妊 娠 出 産 育 児 の 安 心 3 性 感 染 症 への 取 り 組 み (2) 生 涯 を 通 じた 男 女 の 健 康 支 援 1ライフステージに 応 じた 健 康 支 援 2 相 談 体 制 の 充 実 (1) 国 際 的 視 野 に 立 った 事 業 の 取 り 組 み 1 諸 外 国 の 事 業 把 握 とその 活 用 2 国 際 交 流 の 推 進 と 協 調 - 15 - - 15 -

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第 3 章 施 策 の 展 開 - 17 - - 17 -

第 3 章 施 策 の 展 開 基 本 目 標 1 両 性 の 尊 重 と 性 差 別 の 根 絶 人 権 尊 重 を 基 盤 にした 男 女 平 等 意 識 の 形 成 を 促 進 し 性 差 別 を 許 さない 環 境 づくりと 男 女 間 のあらゆる 暴 力 の 根 絶 に 取 り 組 みます 現 状 と 課 題 昭 和 20 年 の 終 戦 後 古 い 家 制 度 が 廃 止 され 新 しい 憲 法 が 公 布 されてから60 年 以 上 が 経 過 し その 間 に 差 別 や 暴 力 のない 社 会 の 実 現 のために 国 や 自 治 体 が 中 心 となり 様 々な 取 り 組 みがなされてきました その 中 で 日 常 生 活 においては 男 女 の 性 差 別 は 減 少 し 時 代 の 経 過 とともに 男 女 間 の 平 等 意 識 はほぼ 定 着 したといえます しかし 一 方 で は 未 だに 男 女 間 の 性 差 別 が 存 在 するのも 事 実 で 暴 力 行 為 や 虐 待 行 為 に 関 する 報 道 が 連 日 マスコミで 取 り 上 げられているのも 現 実 です 平 成 21 年 度 に 市 民 を 対 象 に 実 施 した 人 権 と 暮 らしについての 意 識 調 査 問 7 で 女 性 に 対 する 差 別 偏 見 があると 思 いますか と 尋 ねたところ あると 思 うとする 回 答 が 全 体 の 49.0%で 特 に 女 性 の 回 答 では 59.6%にも 達 しています この 結 果 は 未 だに 女 性 に 対 する 差 別 や 偏 見 が 存 在 していることを 裏 付 けるもので 市 としては 今 後 も 一 層 の 人 権 教 育 人 権 学 習 の 充 実 に 努 める 必 要 があります また 平 成 21 年 度 に 実 施 した 東 御 市 男 女 共 同 参 画 に 関 する 市 民 意 識 調 査 1 ( 以 下 平 成 21 年 度 市 民 意 識 調 査 という) 問 24 では 男 女 間 ( 夫 婦 パートナー 間 ) における 暴 力 を 受 けた 経 験 がありますか と 尋 ねたところ ある という 回 答 が 全 体 の 15.2%で 男 女 別 では 男 性 が 8.6% 女 性 は 20.3%となっています 特 に 40 代 50 代 の 女 性 の 回 答 では 共 に 27% 代 と 高 い 割 合 になっています DV(ドメスティック バイオレンス) 2 やセクシュアル ハラスメント 3 などは 犯 罪 となる 行 為 をも 含 む 場 合 が 多 く 個 人 の 尊 厳 を 害 する 重 大 な 人 権 侵 害 と 言 え どの ような 理 由 があっても 許 されるものではありません 市 では 差 別 のない 社 会 を 実 現 するために 幼 児 期 からの 発 達 段 階 に 応 じた 教 育 の 過 程 の 中 で 人 権 教 育 に 努 めます さらに 男 女 間 ( 夫 婦 パートナー 間 )における 暴 力 を 受 けた 経 験 があると 回 答 した 人 に 対 し 平 成 21 年 度 市 民 意 識 調 査 問 25 において 誰 かに 相 談 しましたか と 尋 ねたところ 相 談 しなかった と 回 答 した 人 が 56.2%に 上 ります 相 談 しなかった 理 由 については たいしたことではなかったから (43.0%) どうしてよいかわから なかったから (16.3%) 相 手 がもっと 怒 るので 後 がこわかったから (15.1%)など と 回 答 していますが これらの 人 たちに 対 する 相 談 窓 口 の 充 実 や 被 害 者 への 支 援 は 欠 くことのできない 事 業 であると 考 えます - 18 - - 18 -

以 上 のことから 市 では 男 女 がお 互 いの 人 権 を 尊 重 し 合 い 暴 力 のない 社 会 の 実 現 の ための 事 業 を 推 進 し 相 談 機 能 等 の 充 実 を 図 ります 1 平 成 21 年 度 東 御 市 男 女 共 同 参 画 に 関 する 市 民 意 識 調 査 : 平 成 21 年 11 月 25 日 から 12 月 15 日 までの 21 日 間 市 内 の 満 20 歳 以 上 の 男 女 1,800 人 を 対 象 に 郵 送 により 男 女 共 同 参 画 に 関 する 意 識 調 査 を 実 施 有 効 回 収 率 は 44.3%( 回 答 者 797 人 女 性 449 人 男 性 348 人 ) 2 DV(ドメスティック バイオレンス): 配 偶 者 等 に 身 体 的 又 は 精 神 的 な 苦 痛 を 与 える 暴 力 的 行 為 のこと 3 セクシュアル ハラスメント: 性 的 な 言 動 又 は 性 別 による 固 定 的 な 役 割 分 担 意 識 から 生 じ た 言 動 により 個 人 に 不 快 感 もしくは 不 利 益 を 与 えたり 又 は 生 活 環 境 を 害 すること 平 成 21 年 度 人 権 と 暮 らしについての 意 識 調 査 問 7 あなたは 女 性 に 対 する 差 別 偏 見 があると 思 いますか 全 体 49.0 24.0 27.0 男 37.7 35.5 26.8 女 59.6 14.4 26.0 0% 20% 40% 60% 80% 100% あると 思 う ないと 思 う どちらとも 言 えない - 19 - - 19 -

平 成 21 年 度 市 民 意 識 調 査 問 24 男 女 間 ( 夫 婦 パートナー 間 )における 暴 力 を 受 けた 経 験 がありますか 全 体 15.2 81.8 3.0 男 8.6 88.5 2.9 女 20.3 76.6 3.1 0% 20% 40% 60% 80% 100% ある ない 無 回 答 男 性 20 代 3.6 96.4 0.0 30 代 6.8 90.9 2.3 40 代 5.6 94.4 0.0 50 代 8.2 90.2 1.6 60 代 11.8 83.5 4.7 70 代 以 上 10.5 84.2 5.3 0% 20% 40% 60% 80% 100% ある ない 無 回 答 女 性 20 代 12.2 83.7 4.1 30 代 18.2 80.5 1.3 40 代 27.3 72.7 0.0 50 代 27.2 70.7 2.2 60 代 20.4 75.5 4.1 70 代 以 上 11.9 80.6 7.5 0% 20% 40% 60% 80% 100% ある ない 無 回 答 - 20 - - 20 -

平 成 21 年 度 市 民 意 識 調 査 24-ア ある と 答 えた 方 は 下 記 の 内 どのような 暴 力 ですか 3.4 3.1 7.2 6.9 26.6 16.6 6.9 28.6 0.7 0% 20% 40% 60% 80% 100% 命 の 危 険 を 感 じるくらいの 暴 力 性 的 な 行 為 の 強 要 何 か 言 っても 無 視 する 言 葉 による 暴 力 無 回 答 医 師 の 治 療 が 必 要 とならない 程 度 の 暴 行 大 声 でどなられる 大 切 にしていた 物 を 壊 したり 捨 てたりする その 他 平 成 21 年 度 市 民 意 識 調 査 問 25 問 24 で ある と 答 えた 方 におたずねします だれかに 相 談 しましたか 42.1 56.2 1.7 0% 20% 40% 60% 80% 100% 相 談 した 相 談 しない 無 回 答 平 成 21 年 度 市 民 意 識 調 査 問 25-ア 相 談 した と 答 えた 方 は だれに 相 談 しましたか 4.6 44.6 47.7 3.1 0.0 0% 20% 40% 60% 80% 100% 家 族 友 人 警 察 民 生 委 員 行 政 ( 相 談 員 ) - 21 - - 21 -

平 成 21 年 度 市 民 意 識 調 査 問 25-イ 相 談 しなかった と 答 えた 方 は なぜですか 全 体 8.1 43.0 16.3 15.1 3.5 12.8 1.2 3.3 3.3 男 13.3 50.0 10.0 20.0 0.0 女 5.4 39.3 23.2 21.4 0.0 8.9 1.8 0% 20% 40% 60% 80% 100% 自 分 が 悪 いと 思 ったから どうしてよいかわからないから 自 分 のことを 愛 しているためだから 無 回 答 たいしたことではなかったから 相 手 がもっと 怒 るので 後 がこわかったから 私 が 相 手 を 守 らないとだめな 人 だから 参 考 日 本 の 男 女 平 等 度 の 順 位 1 国 連 開 発 計 画 の 男 女 不 平 等 指 数 (GII)( 人 間 開 発 報 告 書 2011 より) 146 カ 国 中 14 位 ( 順 位 が 高 いほど 人 間 開 発 が 阻 害 される 要 因 が 少 ない) 妊 産 婦 死 亡 率 や 若 年 女 性 の 出 産 率 を 重 視 (のちに 健 康 重 視 に 変 化 ) 2 世 界 経 済 フォーラムの 世 界 男 女 格 差 指 数 (GGI)( The Global Gender Gap Report 2011 より) 135 カ 国 中 98 位 国 会 議 員 企 業 管 理 職 の 女 性 比 率 など 日 本 は 特 に 政 治 分 野 及 び 経 済 分 野 における 男 女 格 差 が 大 きいため 低 い 順 位 になっている - 22 - - 22 -

具 体 的 目 標 (1) 両 性 の 尊 重 と 男 女 の 性 に 関 する 教 育 の 推 進 施 策 の 方 向 1 互 いの 人 格 を 尊 重 し 合 う 社 会 実 現 の 啓 発 2 性 差 別 に 関 する 相 談 体 制 の 充 実 具 体 的 施 策 事 業 の 内 容 主 な 取 り 組 み 担 当 課 人 権 教 育 人 権 学 習 学 校 などでの 人 権 教 育 を 推 進 するとともに 地 域 に の 充 実 おいても 人 権 啓 発 学 習 等 の 活 動 を 推 進 し 人 権 尊 重 のまちづくりを 進 めます 性 教 育 の 計 画 的 実 践 男 女 が 自 身 の 性 を 前 向 きにとらえ 自 分 らしく 生 き るための 思 春 期 健 康 教 育 などの 学 習 を 進 めます 教 育 計 画 の 中 で 児 童 の 成 長 に 応 じた 性 教 育 を 位 置 づ け 学 習 を 進 めます 社 会 環 境 の 浄 化 男 女 の 人 権 を 侵 害 する 書 籍 類 の 撤 去 活 動 を 行 い 性 の 商 品 化 や 性 差 別 を 助 長 する 環 境 の 浄 化 を 目 指 しま す 相 談 機 能 の 充 実 性 差 別 に 関 する 相 談 機 能 を 充 実 します 人 権 相 談 よろず 相 談 及 び 日 常 的 な 相 談 受 付 教 育 課 人 権 同 和 政 策 課 健 康 保 健 課 教 育 課 生 涯 学 習 課 人 権 同 和 政 策 課 生 涯 学 習 課 関 係 各 課 具 体 的 目 標 (2) 男 女 間 のあらゆる 暴 力 の 根 絶 施 策 の 方 向 1 暴 力 根 絶 に 向 けた 啓 発 活 動 の 推 進 2 家 庭 内 暴 力 についての 相 談 窓 口 の 充 実 3 暴 力 を 受 けた 被 害 者 に 対 する 支 援 具 体 的 施 策 事 業 の 内 容 主 な 取 り 組 み 担 当 課 暴 力 根 絶 のための 啓 発 相 談 機 能 の 充 実 暴 力 を 受 けた 被 害 者 に 対 する 支 援 ポスターの 掲 示 等 により 男 女 の 人 権 に 対 する 意 識 の 啓 発 に 努 め 男 女 間 のあらゆる 暴 力 の 根 絶 のための 意 識 啓 発 に 努 めます 男 女 間 のあらゆる 暴 力 や 家 庭 内 暴 力 の 相 談 に 迅 速 な 対 応 ができるよう 県 男 女 共 同 参 画 センター 県 女 性 相 談 センター 等 の 関 係 機 関 との 連 携 を 強 化 し 相 談 体 制 の 充 実 を 図 ります 緊 急 に 援 助 を 必 要 とする 女 性 などへの 早 急 な 保 護 救 済 を 行 うため 関 係 機 関 との 連 絡 調 整 など 支 援 体 制 の 充 実 を 図 ります 生 涯 学 習 課 人 権 同 和 政 策 課 福 祉 課 生 涯 学 習 課 教 育 課 人 権 同 和 政 策 課 福 祉 課 関 係 各 課 - 23 - - 23 -

基 本 目 標 2 男 女 共 同 参 画 を 促 進 するための 制 度 の 見 直 しと 改 善 男 女 共 同 参 画 社 会 の 実 現 を 阻 害 している 社 会 制 度 や 慣 行 を 見 直 し その 改 善 に 努 めます 現 状 と 課 題 かつて 日 本 相 撲 協 会 の 横 綱 審 議 委 員 に 女 性 はなれないという 慣 例 があるということ が 話 題 になりました また 看 護 保 育 の 世 界 は 女 性 が 担 当 するものだという 認 識 や 男 性 の 育 児 休 暇 取 得 は 非 常 識 である などという 常 識 感 がつい 最 近 まで 存 在 しました このように 極 めて 当 然 だと 思 われていた 制 度 や 慣 行 が 男 女 の 自 由 な 社 会 参 画 を 阻 害 している 現 実 が 未 だに 存 在 するのも 事 実 です このことについて 男 女 の 公 平 感 はどうなのでしょうか 平 成 21 年 度 市 民 意 識 調 査 問 10 で 生 活 を 営 む 上 で 男 女 の 社 会 的 立 場 は 平 等 になっていると 思 いますか と 尋 ねたところ 平 等 であると 回 答 した 人 の 割 合 は 全 体 で 12.5%に 過 ぎず( 男 性 19.8% 女 性 6.9%) どちらかと 言 えば 男 性 が 優 遇 または 男 性 が 優 遇 されていると 回 答 した 人 の 割 合 は 73.0%にのぼり( 男 性 66.3% 女 性 78.2%) 男 女 共 に 男 性 が 優 遇 され ている 社 会 であるという 意 識 が 強 いようです 平 成 21 年 度 市 民 意 識 調 査 問 19 で 女 性 が 働 く 上 での 障 害 は 何 だと 思 います か(3つまで) と 尋 ねたところ 結 婚 出 産 退 職 若 年 定 年 の 慣 行 とする 回 答 が 43.5% 子 育 て 家 事 等 の 両 立 ができない という 回 答 が 37.1%になります この 結 果 は 平 成 17 年 度 に 行 った 東 御 市 男 女 共 同 参 画 についての 意 識 調 査 とほぼ 同 じ 結 果 を 示 しています また 平 成 21 年 度 市 民 意 識 調 査 問 21 で 女 性 が 働 き 続 けるために 最 も 必 要 な 事 はどんな 事 だと 思 いますか(3つまで) と 尋 ねたところ 夫 や 家 族 の 理 解 と 家 事 援 助 という 回 答 が 75.2%で 最 も 多 かったものの 育 児 期 間 終 了 後 の 不 利 のない 再 雇 用 制 度 が 36.4% 育 児 休 業 がきちんと 取 れること が 25.5% 都 合 の 良 い 時 間 に 勤 務 時 間 を 変 更 することが 可 能 な 企 業 の 取 り 組 み が 23.0% それぞれの 人 の 立 場 を 理 解 し 応 援 してくれる 管 理 職 の 姿 勢 が 22.1%となっています このことから 特 に 女 性 の 職 場 環 境 において 見 直 しを 要 する 制 度 や 慣 行 が 存 在 することがうかがえます 以 上 を 踏 まえて 市 では 社 会 の 制 度 の 見 直 しや 改 善 を 図 るとともに 地 域 の 慣 習 など についてもその 見 直 しに 取 り 組 むことにより 女 性 が 働 きやすい 職 場 づくりと 地 域 活 動 への 女 性 の 参 画 の 促 進 を 目 指 し 改 善 に 努 めていきます 具 体 的 には 特 に 雇 用 における 女 性 の 機 会 均 等 や 就 労 条 件 の 整 備 (ポジティブアクシ ョン 4 )を 企 業 や 経 営 者 に 求 める 中 で 農 業 商 工 業 などの 自 営 業 者 においても 男 女 共 同 参 画 意 識 を 定 着 させ 女 性 の 経 営 への 参 画 を 促 進 していきます 同 時 に 女 性 の 就 業 の 支 援 や 相 談 窓 口 の 充 実 も 図 ります また 男 女 共 同 参 画 の 視 点 に 立 った 講 演 会 研 修 会 等 を 開 催 し 市 民 の 意 識 啓 発 を 図 る 中 で 自 治 会 や 各 種 団 体 などと 連 携 し 地 域 の 慣 習 や 慣 行 の 見 直 しや 改 善 をして 地 域 社 会 の 活 性 化 を 図 ります - 24 - - 24 -

4 ポジティブアクション: 積 極 的 改 善 措 置 男 女 があらゆる 分 野 に 参 画 するときに 男 女 間 の 格 差 を 改 善 する 必 要 がある 場 合 に 男 女 のいずれか 一 方 に 対 し 機 会 を 積 極 的 に 提 供 するこ と 平 成 21 年 度 市 民 意 識 調 査 問 10 現 在 生 活 を 営 む 上 で 男 女 の 社 会 的 立 場 は 平 等 になっていると 思 いますか 全 体 12.5 57.7 15.3 3.3 0.8 9.5 0.9 男 19.8 53.7 12.6 4.9 0.9 6.6 1.4 女 6.9 60.8 17.4 2.0 0.7 11.8 0.4 0% 20% 40% 60% 80% 100% 平 等 男 性 が 優 遇 女 性 が 優 遇 無 回 答 どちらかと 言 えば 男 性 が 優 遇 どちらかと 言 えば 女 性 が 優 遇 わからない 平 成 21 年 度 市 民 意 識 調 査 問 19 女 性 が 働 く 上 での 障 害 は 何 だと 思 いますか(3 つまで) 結 婚 出 産 退 職 若 年 定 年 の 慣 行 子 育 て 家 事 等 の 両 立 ができない 出 産 育 児 後 に 復 帰 できないから 育 児 介 護 施 設 の 不 足 賃 金 に 男 女 差 がある 育 児 介 護 休 暇 がとれない 就 業 時 間 が 長 い 残 業 が 多 い 仕 事 の 内 容 に 男 女 差 がある 昇 進 昇 格 に 男 女 差 がある 家 族 の 同 意 協 力 がない 知 識 技 術 の 不 足 就 業 意 識 が 低 い 特 にない その 他 無 回 答 19.9 19.3 20.5 19.8 18.7 20.7 14.4 18.3 21.4 16.7 12.9 19.6 14.8 18.4 12.0 13.3 14.7 12.2 4.6 10.3 14.7 6.6 6.0 7.1 5.8 6.9 4.9 4.3 4.0 4.5 2.3 2.6 2.0 6.0 6.6 5.6 43.5 46.0 41.6 37.1 38.2 36.3 33.9 36.8 31.6 0% 10% 20% 30% 40% 50% 全 体 男 女 - 25 - - 25 -

平 成 21 年 度 市 民 意 識 調 査 問 21 女 性 が 働 き 続 けるために 最 も 必 要 な 事 はどんな 事 だと 思 いますか(3 つまで) 夫 や 家 族 の 理 解 と 家 事 援 助 育 児 期 間 終 了 後 の 不 利 のない 再 雇 用 制 度 長 時 間 保 育 や 病 児 保 育 などの 多 様 なニーズに 応 じた 子 育 て 支 援 があること 育 児 休 業 がきちんととれること 都 合 の 良 い 時 間 に 勤 務 時 間 を 変 更 する 事 が 可 能 な 企 業 の 取 り 組 み それぞれの 人 の 立 場 を 理 解 し 応 援 してくれる 管 理 職 の 姿 勢 放 課 後 や 長 期 休 みの 時 に 子 どもが 安 心 して 過 ごせる 学 童 保 育 施 設 の 充 実 介 護 休 業 がとりやすい 環 境 を 整 備 したり 多 様 な 介 護 サービスの 充 実 企 業 内 保 育 施 設 の 充 実 週 休 2 日 制 休 日 休 暇 の 増 加 その 他 無 回 答 36.4 43.7 30.7 33.2 29.9 35.9 25.5 29.3 22.5 23.0 21.3 24.3 22.1 19.3 24.3 18.3 11.5 23.6 17.7 16.4 18.7 11.2 11.8 10.7 7.2 8.0 6.5 1.9 2.3 1.6 2.1 3.4 1.1 75.2 70.1 79.1 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 全 体 男 女 男 女 共 同 参 画 まちづくり 地 区 懇 談 会 分 散 会 - 26 - - 26 -

具 体 的 目 標 (1) 男 女 共 同 参 画 の 視 点 に 立 った 社 会 制 度 慣 行 の 見 直 し 施 策 の 方 向 1 共 同 参 画 意 識 の 啓 発 2 家 庭 地 域 職 場 における 社 会 制 度 や 慣 習 の 見 直 し 3 広 報 出 版 物 等 における 男 女 共 同 参 画 の 視 点 に 立 った 表 現 の 促 進 具 体 的 施 策 事 業 の 内 容 主 な 取 り 組 み 担 当 課 男 女 共 同 参 画 のため の 講 演 会 等 の 開 催 各 種 講 座 での 男 女 共 同 参 画 啓 発 への 配 慮 市 職 員 の 研 修 会 県 等 主 催 の 研 修 会 へ の 参 加 男 女 共 同 参 画 の 情 報 提 供 地 域 での 男 女 共 同 参 画 の 推 進 地 域 の 慣 習 慣 行 の 見 直 し 男 女 共 同 参 画 の 視 点 による 適 正 な 公 的 広 報 活 動 の 推 進 男 女 共 同 参 画 のための 講 演 会 講 座 等 を 開 催 し 広 く 市 民 の 意 識 啓 発 を 図 ります 女 性 学 級 たけのこ 学 級 などで 男 女 共 同 参 画 に 関 す る 内 容 を 盛 り 込 むとともに 女 性 リーダー 養 成 につ ながるように 運 営 に 配 慮 します 男 女 共 同 参 画 の 啓 発 と 推 進 のため 市 職 員 の 研 修 会 を 開 催 します 国 県 男 女 共 同 参 画 センター(あいとぴあ) 等 の 各 種 講 座 研 修 講 演 会 等 の 参 加 者 を 市 民 からも 募 り 男 女 共 同 参 画 意 識 の 確 立 を 図 ります 男 女 共 同 参 画 の 啓 発 講 演 会 等 について 市 報 ケー ブルテレビ FM とうみ 市 ホームページ 等 を 活 用 して 広 報 し 啓 発 に 努 めます 地 区 懇 談 会 を 開 催 するなど 地 域 に 根 ざした 男 女 共 同 参 画 の 啓 発 推 進 を 図 ります 区 自 治 会 等 と 連 携 し 地 域 における 様 々な 役 職 へ の 女 性 の 参 画 を 進 めるなど 慣 習 慣 行 の 見 直 しに 努 めます 市 報 ケーブルテレビ FM とうみ ホームページ 等 における 広 報 に 際 して 男 女 共 同 参 画 の 視 点 から の 公 的 広 報 の 手 引 き 等 を 参 考 に 性 別 による 固 定 観 念 にとらわれない 対 等 な 表 現 人 権 を 尊 重 した 表 現 を 推 進 します 生 涯 学 習 課 生 涯 学 習 課 総 務 課 生 涯 学 習 課 生 涯 学 習 課 生 涯 学 習 課 関 係 各 課 企 画 課 関 係 各 課 - 27 - - 27 -

具 体 的 目 標 (2) 雇 用 における 機 会 均 等 と 就 労 条 件 の 整 備 施 策 の 方 向 1 男 女 の 雇 用 機 会 均 等 に 関 する 啓 発 2 働 きやすい 環 境 の 整 備 3 労 働 に 関 する 相 談 の 充 実 及 び 就 業 に 関 する 情 報 の 提 供 具 体 的 施 策 事 業 の 内 容 主 な 取 り 組 み 担 当 課 事 業 主 に 対 しての 啓 発 職 場 における 推 進 体 制 の 充 実 女 性 の 就 業 への 支 援 再 就 職 の 支 援 求 人 情 報 の 提 供 労 働 局 ハローワーク 県 等 で 開 催 する 各 種 セミナ ーについて 事 業 主 に 周 知 します 育 児 休 暇 の 取 得 やフレックスタイムなどの 就 労 条 件 の 整 備 や 従 業 員 が 取 得 しやすい 環 境 整 備 の 啓 発 を 行 います 職 場 における 男 女 共 同 参 画 を 進 めるため 職 場 の 問 題 点 などを 話 し 合 う 懇 談 会 を 開 催 します ハローワーク 県 等 で 開 催 する 働 く 女 性 支 援 セミナ ーを 広 報 等 で 周 知 します 女 性 の 就 業 支 援 やスキルアップのための 講 座 を 開 催 します 商 工 観 光 課 生 涯 学 習 課 商 工 観 光 課 生 涯 学 習 課 具 体 的 目 標 (3) 農 業 商 工 業 等 自 営 業 における 男 女 共 同 参 画 の 確 立 施 策 の 方 向 1やりがいのある 就 業 環 境 の 整 備 2 女 性 従 事 者 の 経 営 方 針 決 定 の 場 への 参 画 促 進 具 体 的 施 策 事 業 の 内 容 主 な 取 り 組 み 担 当 課 女 性 対 象 の 企 業 経 営 セミナー 団 体 活 動 の 支 援 女 性 農 業 者 セミナー 等 への 参 加 海 外 派 遣 研 修 への 助 成 時 代 にあったテーマを 見 つけ 経 営 能 力 向 上 のため のセミナーを 開 催 します ネットワークとうみを 母 体 とした 各 団 体 のほか 直 売 団 体 や 生 産 団 体 の 活 動 を 支 援 します 県 等 が 実 施 する 各 種 セミナーについて 情 報 を 提 供 し 農 業 改 良 普 及 センター 主 催 による 情 報 交 換 会 や 大 会 等 への 参 加 を 支 援 します 女 性 農 業 者 の 海 外 視 察 研 修 に 対 する 助 成 を 行 うこと により 世 界 の 女 性 農 業 者 の 社 会 参 画 を 学 んでもら うとともに 地 域 リーダーの 育 成 に 努 めます 商 工 観 光 課 農 林 課 農 林 課 - 28 - - 28 -

マイスターの 育 成 と 活 動 支 援 家 族 経 営 協 定 の 推 進 マイスター 認 定 への 推 薦 により 講 座 への 参 加 を 通 じ 女 性 農 業 者 の 意 識 改 革 を 進 めるとともに マイス ターを 中 心 とした 活 動 を 支 援 します 家 族 みんなが 意 欲 的 に 働 くことができる 環 境 整 備 に ついて 家 族 間 で 十 分 に 話 し 合 い 経 営 の 改 善 につ ながるよう 家 族 経 営 協 定 の 締 結 を 推 進 します 農 林 課 農 林 課 - 29 - - 29 -

基 本 目 標 3 学 習 会 等 の 充 実 男 女 共 同 参 画 の 視 点 に 立 った 教 育 を 推 進 するとともに 学 習 会 や 講 座 等 を 開 催 し 男 女 共 同 参 画 意 識 の 啓 発 に 努 めます 現 状 と 課 題 私 たちの 人 生 観 や 社 会 生 活 における 常 識 観 念 は それぞれ 異 なっているのが 一 般 的 です このことは 日 本 国 憲 法 が 保 障 する 自 由 の 一 部 とも 言 え 異 なることがむしろ 健 全 であるともいえます しかし こと 男 女 共 同 参 画 社 会 の 実 現 という 視 点 に 立 った 場 合 には この 異 なった 認 識 が 弊 害 となる 場 合 があります 現 在 市 では 市 民 有 志 による 男 女 共 同 参 画 推 進 会 議 が 男 女 共 同 参 画 に 関 する 市 民 の 意 識 啓 発 のために 計 画 的 かつ 精 力 的 な 活 動 を 行 い 一 定 の 成 果 を 上 げています そのような 中 で 行 われた 平 成 21 年 度 市 民 意 識 調 査 問 8 において 男 のくせ に 女 のくせに という 言 葉 をつかいますか と 尋 ねたところ よく 使 う という 回 答 は 2.5%でしたが たまに 使 う という 回 答 は 34.6%にのぼりました 年 齢 別 に 見 ると 女 性 は 各 年 代 でほぼ 同 じ 傾 向 ですが 男 性 では 70 代 以 上 と 20 代 において よ く 使 う という 回 答 の 割 合 が 高 くなっています また 男 性 の 60 代 では たまに 使 う の 割 合 が 高 くなっています このことが 固 定 化 した 男 女 の 役 割 分 担 意 識 の 裏 づけであるとすれば 男 女 共 同 参 画 社 会 の 実 現 の 障 害 となることは 明 らかであり 意 識 改 革 が 求 められます 平 成 21 年 度 市 民 意 識 調 査 問 26 では 男 性 と 女 性 が 共 に 活 かしあうにはどん なことが 必 要 だと 思 いますか(3 つまで) と 尋 ねたところ お 互 いに 一 層 の 理 解 と 協 力 に 努 める (56.8%) お 互 いが 家 事 や 育 児 介 護 を 担 い 家 庭 的 責 任 を 負 う (49.8%) 社 会 通 念 しきたりの 差 別 や 偏 見 を 改 める (39.9%) 子 どもの 時 からお 互 いを 大 切 にする 教 育 を 徹 底 する (38.6%)の 順 になっています このことから 市 民 は 男 女 が 共 に 活 かし 合 い 主 体 的 な 社 会 参 画 を 行 うためには 様 々な 意 識 改 革 やそのための 教 育 の 場 が 必 要 であると 考 えていることが 分 かります 市 では 男 女 共 同 参 画 社 会 の 実 現 のためには 市 民 一 人 ひとりが 意 識 の 中 に 持 ってい るジェンダー 5 を 意 識 することが 重 要 だと 考 えます そして 自 身 の 心 や 社 会 の 慣 習 な どの 中 に 潜 む 男 女 共 同 参 画 社 会 の 形 成 を 阻 害 する 性 別 による 固 定 的 な 役 割 分 担 意 識 や 性 差 別 や 偏 見 があることなどを 認 識 し その 解 消 に 努 めることが 重 要 であると 考 えます 以 上 のことから 市 では 男 女 共 同 参 画 意 識 の 啓 発 のための 学 習 会 や 講 座 等 を 積 極 的 に 開 催 していきます また 次 世 代 育 成 のための 学 校 教 育 などにおいても 重 要 なテーマ として 位 置 づけていきます さらに 男 女 共 同 参 画 事 業 等 に 係 る 団 体 やグループの 活 動 の 支 援 を 行 う 中 で 社 会 教 育 の 充 実 を 目 指 しそのリーダーの 養 成 も 図 っていきます - 30 - - 30 -

5 ジェンダー: 社 会 的 文 化 的 に 形 成 された 性 別 のこと 社 会 通 念 や 慣 習 の 中 には 社 会 によって 作 り 上 げられた 男 性 像 女 性 像 があり このような 男 性 女 性 の 別 を 社 会 的 文 化 的 に 形 成 された 性 別 (ジェンダー)という ジェンダーは それ 自 体 に 良 い 悪 い の 価 値 を 含 むものではない ( 例 ) 女 らしさ 男 らしさ 女 の 役 割 男 の 役 割 など 平 成 21 年 度 市 民 意 識 調 査 問 8 男 のくせに 女 のくせに という 言 葉 をつかいますか 全 体 男 女 2.5 34.6 62.1 0.8 3.4 31.0 64.1 1.4 1.8 37.4 60.6 0.2 0% 20% 40% 60% 80% 100% よく 使 う たまに 使 う 使 わない 無 回 答 7.1 男 性 20 代 14.3 78.6 0.0 0.0 30 代 22.7 72.7 4.5 1.0 40 代 20.4 77.8 0.0 0.0 50 代 37.7 60.7 1.6 3.5 60 代 49.4 47.1 0.0 7.9 70 代 以 上 23.7 65.8 2.6 0% 20% 40% 60% 80% 100% よく 使 う たまに 使 う 使 わない 無 回 答 女 性 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 70 代 以 上 4.1 36.7 59.2 0.0 1.3 33.8 64.9 0.0 1.5 39.4 59.1 0.0 1.1 34.8 64.1 0.0 1.0 41.8 57.1 0.0 3.0 37.3 58.2 1.5 0% 20% 40% 60% 80% 100% よく 使 う たまに 使 う 使 わない 無 回 答 - 31 - - 31 -

平 成 21 年 度 市 民 意 識 調 査 問 26 男 性 と 女 性 が 共 に 活 かしあうにはどんなことが 必 要 だと 思 いますか(3 つまで) お 56.8 互 いに 一 層 の 理 解 と 協 力 に 努 める 58.0 55.9 お 49.8 互 いが 家 事 や 育 児 介 護 を 担 い 家 庭 的 責 任 を 負 う 44.0 54.3 社 39.9 会 通 念 しきたりの 差 別 や 偏 見 を 改 める 40.5 39.4 32.2 38.6 子 どもの 時 からお 互 いを 大 切 にする 教 育 を 徹 底 する 43.7 お 互 いが 意 欲 を 持 ち 能 力 の 向 上 を 図 る 35.9 31.0 42.2 家 計 についてお 互 いに 話 し 合 って 決 める 24.7 27.7 30.1 お 互 いが 積 極 的 に 社 会 の 意 思 決 定 の 場 に 参 画 する 12.0 15.2 9.6 その 他 2.1 2.0 2.3 無 回 答 2.3 2.3 2.2 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 全 体 男 女 男 女 共 同 参 画 講 演 会 - 32 - - 32 -

具 体 的 目 標 (1) 共 同 参 画 を 推 進 するための 教 育 学 習 の 促 進 施 策 の 方 向 1 男 女 共 同 参 画 学 習 会 の 充 実 2 幼 稚 園 保 育 園 学 校 における 教 育 の 推 進 3リーダーの 養 成 と 活 動 の 支 援 具 体 的 施 策 事 業 の 内 容 主 な 取 り 組 み 担 当 課 講 演 会 や 講 座 等 の 開 女 性 のエンパワーメント 6 やメディア リテラシー 7 生 涯 学 習 課 催 の 向 上 性 別 による 固 定 的 役 割 分 担 意 識 の 是 正 のた めの 講 演 会 講 座 等 を 開 催 し 市 民 の 理 解 を 深 め 啓 発 に 努 めます 各 種 学 習 会 今 まで 実 施 している 女 性 学 級 たけのこ 学 級 高 齢 生 涯 学 習 課 者 大 学 市 民 大 学 等 に 男 女 共 同 参 画 の 視 点 からの 学 習 内 容 も 加 味 し 充 実 します 家 庭 地 域 における 家 庭 教 育 や 地 域 における 学 習 活 動 を 促 進 するため 生 涯 学 習 課 学 習 の 推 進 に 各 種 講 座 の 開 催 や 地 域 における 学 習 会 への 支 援 等 を 促 進 します 人 権 啓 発 学 習 会 各 区 ごとに 人 権 啓 発 学 習 会 を 開 催 します 教 育 課 人 権 まちづくり 市 民 人 権 をテーマとしたつどいを 開 催 します 人 権 同 和 政 策 課 のつどい 男 女 平 等 教 育 の 充 実 幼 児 期 から 男 女 共 同 参 画 意 識 を 育 むことができるよ うに 幼 稚 園 保 育 園 学 校 における 男 女 平 等 観 に 根 ざした 教 育 を 推 進 します 教 育 課 子 育 て 支 援 課 指 導 者 に 対 する 研 修 の 充 実 各 種 学 習 会 の 企 画 運 営 への 参 加 リーダーの 養 成 と 活 動 の 支 援 推 進 体 制 の 充 実 指 導 にあたる 幼 稚 園 教 諭 保 育 士 教 職 員 や PTA を 生 涯 学 習 課 対 象 にした 研 修 の 中 に 男 女 共 同 参 画 の 視 点 に 立 っ た 研 修 の 機 会 を 取 り 入 れるように 依 頼 します 女 性 学 級 たけのこ 学 級 等 の 講 座 学 級 の 運 営 委 員 生 涯 学 習 課 会 実 行 委 員 会 の 活 動 を 通 し 地 域 のリーダーを 養 成 します 男 女 共 同 参 画 の 視 点 を 持 った 団 体 やグループに 対 し 生 涯 学 習 課 て 学 習 の 場 や 情 報 を 提 供 し 地 域 でリーダーとな り 活 動 できるように 支 援 します 学 習 会 研 修 会 などの 各 種 活 動 を 通 じて 市 民 の 意 識 生 涯 学 習 課 啓 発 を 図 り 男 女 共 同 参 画 を 推 進 するため 男 女 共 同 参 画 推 進 委 員 会 の 設 置 の 検 討 など 推 進 体 制 の 整 備 を 進 めます - 33 - - 33 -

6 女 性 のエンパワーメント: 女 性 の 政 治 経 済 社 会 家 庭 など 社 会 的 地 位 の 向 上 を 目 指 し て 個 々の 女 性 が 経 済 活 動 や 社 会 に 参 画 するために 必 要 な 知 識 や 能 力 を 身 につけ 自 分 で 意 思 決 定 し 行 動 できる 能 力 を 身 につけること 7 メディア リテラシー:メディアからの 情 報 を 主 体 的 に 読 み 解 き 必 要 な 情 報 を 引 き 出 し て 活 用 する 能 力 のこと ジェンダーの 視 点 からのメディア リテラシーとは 性 別 による 役 割 を 固 定 化 した 表 現 や 女 性 に 対 する 差 別 を 含 めて 差 別 を 見 抜 き 読 み 解 く 力 のことです 具 体 的 目 標 (2) 支 援 団 体 等 との 連 携 と 協 調 施 策 の 方 向 1 活 動 団 体 の 育 成 及 び 支 援 2 地 域 の 女 性 団 体 の 実 態 把 握 とネットワーク 化 の 促 進 3 自 主 的 な 活 動 への 支 援 具 体 的 施 策 事 業 の 内 容 主 な 取 り 組 み 担 当 課 活 動 団 体 の 育 成 支 援 男 女 が 共 に 関 わる 生 涯 学 習 活 動 等 の 推 進 女 団 連 活 動 の 支 援 男 女 共 同 参 画 推 進 に 関 わる 活 動 の 支 援 自 主 的 活 動 団 体 の 育 成 支 援 に 努 めます 文 化 活 動 スポーツ 活 動 各 生 涯 学 習 講 座 等 を 通 し て 互 いの 連 携 促 進 が 図 れるように 支 援 します 女 性 団 体 連 絡 協 議 会 の 組 織 づくり 及 び 活 動 を 支 援 し ます 東 御 市 男 女 共 同 参 画 推 進 会 議 等 の 男 女 共 同 参 画 推 進 関 連 団 体 の 自 主 的 活 動 を 支 援 します 関 係 各 課 生 涯 学 習 課 生 涯 学 習 課 生 涯 学 習 課 男 女 共 同 参 画 推 進 会 議 による 朗 読 劇 の 発 表 - 34 - - 34 -

基 本 目 標 4 家 庭 における 理 解 と 協 力 家 庭 における 古 い 男 女 の 役 割 分 担 意 識 を 是 正 し 男 女 が 理 解 し 協 力 し 合 う 家 庭 生 活 の 実 現 を 目 指 します 現 状 と 課 題 社 会 生 活 の 中 で 様 々な 役 割 を 担 う 男 女 も 家 庭 においては 家 族 の 一 員 としてその 責 任 を 負 うことになります 特 に 夫 婦 間 においては 家 事 育 児 介 護 と 様 々な 役 割 を 分 担 することになります 家 庭 生 活 が 円 満 でかつ 家 族 の 理 解 と 協 力 があってこそ それぞれ が 社 会 生 活 において 責 任 ある 立 場 を 担 うことができるといえます 平 成 21 年 度 市 民 意 識 調 査 問 6 において 男 は 仕 事 女 は 家 庭 という 考 え 方 についてどう 思 いますか と 尋 ねたところ 賛 成 または どちらかと 言 えば 賛 成 とする 回 答 が 38.7%( 男 性 49.1% 女 性 30.5%)であったのに 対 し 反 対 または ど ちらかと 言 えば 反 対 とする 回 答 が 48.9%( 男 性 38.5% 女 性 57.0%)になっていま す 男 女 別 の 回 答 では 女 性 がこの 考 え 方 に 否 定 的 であることが 顕 著 に 現 れています 平 成 21 年 度 市 民 意 識 調 査 問 7 において 家 庭 生 活 における 状 況 について と 尋 ねた 回 答 を 見 ると 共 働 きの 家 庭 でも どちらかといえば 家 事 育 児 は 女 性 に 負 担 がかかっている という 意 識 を 多 くの 男 女 が 持 っていますが 男 性 より 女 性 の 方 がそう した 意 識 が 強 いことがうかがえます また 家 庭 内 における 大 事 なことはよく 話 し 合 って 決 めている という 認 識 を 半 数 の 人 が 持 っていますが 男 性 では 60.6%なのに 対 して 女 性 は 46.8%と 開 きがあり 家 庭 生 活 についての 男 女 の 認 識 には 違 いがあるこ とが 分 かります 昨 今 の 経 済 情 勢 や 仕 事 と 私 生 活 に 対 する 価 値 観 の 変 化 女 性 の 社 会 進 出 に 対 する 意 識 の 変 容 により 職 業 を 持 つ 女 性 が 増 加 し 全 国 の 共 働 き 世 帯 は 年 々 増 えています( 平 成 22 年 度 版 男 女 共 同 参 画 白 書 ( 共 働 き 等 世 帯 数 の 推 移 )より) 一 方 で 平 成 21 年 度 市 民 意 識 調 査 問 7 の 結 果 から 家 事 育 児 等 の 負 担 が 女 性 に 偏 っている 傾 向 がある ので 早 急 な 改 善 が 求 められます 家 族 の 中 で 家 庭 における 仕 事 の 役 割 分 担 の 話 し 合 いを 持 ち それぞれが 家 族 の 一 員 として 家 事 等 を 担 って 協 力 し 合 うことが 必 要 です それ は 子 どものころから 男 女 共 同 参 画 意 識 を 育 んでいく 上 でもとても 好 ましいことと 言 え ます 平 成 21 年 度 市 民 意 識 調 査 問 14 において 男 性 が 育 児 休 暇 を 取 るには 何 が 必 要 だと 思 いますか(3 つ 以 内 ) と 尋 ねたところ 多 い 回 答 の 順 は 育 児 休 業 制 度 職 場 の 仲 間 の 助 言 と 理 解 そして 育 児 休 業 復 帰 のための 支 援 制 度 となっていま す 男 性 の 育 児 休 暇 取 得 を 進 めるには 国 による 制 度 面 の 充 実 や 雇 用 主 の 理 解 意 識 改 革 また 職 場 の 仲 間 の 理 解 や 協 力 などが 欠 かせないことが 読 み 取 れます 最 近 は 組 織 のトップにいる 男 性 が 育 休 を 取 ることが 話 題 になっています 実 際 に 若 い 男 性 の 育 休 取 得 が 徐 々に 増 加 しているのは 事 実 で いわゆる イクメン 8 という 男 性 も 増 えてき ていることは 好 ましい 流 れと 言 えます - 35 - - 35 -

我 が 国 では 少 子 高 齢 化 が 進 み 人 口 が 減 少 に 転 じるなかで 労 働 力 の 確 保 が 課 題 と されるようになってきました こうしたなかで 女 性 や 多 様 な 人 材 を 確 保 するとともに 社 員 の 働 きやすさと 生 産 性 の 向 上 を 両 立 させ 活 力 ある 社 会 を 維 持 していくための 方 策 としてワーク ライフ バランス 9 の 考 え 方 が 少 しずつ 広 まってきました ワーク ライフ バランスの 実 現 のためには 社 会 や 企 業 の 理 解 を 深 めることが 一 番 のポイント ですが 働 き 方 や 家 庭 生 活 地 域 との 関 わりなどを 人 それぞれに 見 直 していくことも 必 要 です 以 上 のことから 市 では 学 習 会 などを 開 催 する 中 で 個 人 が 自 立 して 社 会 に 参 画 する ためには 家 庭 における 家 族 間 の 理 解 と 協 力 が 最 も 重 要 であるという 認 識 を 深 めてもら い 男 女 共 同 参 画 社 会 の 実 現 を 目 指 していきます 8 イクメン: 育 児 に 積 極 的 にかかわる 父 親 のこと 9 ワーク ライフ バランス( 仕 事 と 生 活 の 調 和 ): 仕 事 と 家 庭 生 活 や 地 域 活 動 などの 仕 事 以 外 の 活 動 が 自 ら 希 望 するバランスで 展 開 でき 多 様 な 働 き 方 や 生 き 方 が 選 択 できるよ うにすること 個 人 の 生 活 の 充 実 とともに 企 業 の 生 産 性 向 上 さらには 社 会 経 済 の 活 性 化 に 寄 与 するといわれる 平 成 21 年 度 市 民 意 識 調 査 問 6 男 は 仕 事 女 は 家 庭 という 考 え 方 についてどう 思 いますか 全 体 5.8 32.9 20.7 28.2 11.0 1.4 男 8.6 40.5 16.7 21.8 11.5 0.9 女 3.6 26.9 23.8 33.2 10.7 1.8 0% 20% 40% 60% 80% 100% 賛 成 どちらかと 言 えば 賛 成 反 対 どちらかと 言 えば 反 対 わからない 無 回 答 - 36 - - 36 -

平 成 21 年 度 市 民 意 識 調 査 問 7 家 庭 生 活 において 下 記 のような 状 況 があると 思 われるものをお 選 びください(2 つ 以 内 で) 共 働 きの 家 庭 でも どちらかといえば 家 事 育 児 は 女 性 に 負 担 がかかっている 70.0 66.7 72.6 家 庭 内 における 大 事 なことはよく 話 し 合 って 決 めている 地 域 活 動 にお 互 い 出 やすい 状 況 にある 26.2 25.3 26.9 52.8 46.8 60.6 その 他 無 回 答 4.9 5.2 4.7 4.3 4.9 3.8 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 全 体 男 女 平 成 21 年 度 市 民 意 識 調 査 問 14 男 性 が 育 児 休 暇 をとるには 何 が 必 要 だと 思 いますか(3 つ 以 内 で) 育 児 休 業 制 度 職 場 の 仲 間 の 助 言 と 理 解 育 児 休 業 復 帰 のための 支 援 制 度 地 域 の 理 解 周 囲 の 精 神 的 支 援 男 性 育 児 休 業 取 得 者 のネットワーク 在 宅 型 モバイル 勤 務 制 度 (ネットを 通 じて 在 宅 で 仕 事 に 従 事 する) その 他 わからない 無 回 答 3.3 3.4 3.1 5.4 4.9 5.8 3.3 3.4 3.1 21.6 18.4 24.1 21.5 21.0 21.8 15.9 17.8 14.5 13.2 12.4 13.8 44.4 48.0 41.6 65.9 67.0 65.0 61.4 55.7 65.7 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 全 体 男 女 - 37 - - 37 -

具 体 的 目 標 (1) 男 女 が 互 いを 理 解 し 協 力 する 家 庭 の 実 現 施 策 の 方 向 1 家 庭 における 古 い 男 女 の 役 割 分 担 意 識 の 是 正 具 体 的 施 策 事 業 の 内 容 主 な 取 り 組 み 担 当 課 各 種 学 習 会 の 開 催 男 女 共 同 参 画 の 視 点 に 立 った 内 容 の 学 習 会 開 催 に 努 めます 生 涯 学 習 課 具 体 的 目 標 (2) 男 女 が 共 に 関 わる 家 事 育 児 介 護 の 促 進 施 策 の 方 向 1 男 女 が 共 に 築 く 家 庭 生 活 の 充 実 2 家 族 が 共 に 関 わる 家 事 育 児 介 護 の 大 切 さの 見 直 し 具 体 的 施 策 事 業 の 内 容 主 な 取 り 組 み 担 当 課 仕 事 と 生 活 の 調 和 の 意 識 啓 発 男 性 の 参 画 促 進 子 育 て 講 座 学 習 会 等 の 開 催 子 育 て 支 援 団 体 等 の 育 成 支 援 家 庭 教 育 通 信 家 庭 教 育 学 級 もうすぐママパパ 学 級 男 性 料 理 教 室 ワーク ライフ バランスを 啓 発 し 家 庭 生 活 にお いて 男 女 が 互 いに 協 力 し 合 う 環 境 づくりを 促 進 しま す 家 庭 における 男 性 の 家 事 育 児 介 護 への 参 画 を 促 進 するため 各 種 講 座 を 開 催 します 男 女 が 子 育 てに 関 わることの 大 切 さを 学 習 し 家 庭 で の 育 児 力 を 高 めるための 体 験 型 育 児 講 座 学 習 会 等 を 開 催 します 乳 幼 児 児 童 の 保 護 者 の 子 育 てを 支 援 するボランテ ィア 団 体 等 の 育 成 支 援 を 行 います 育 児 情 報 の 送 付 及 び PTA への 講 演 会 開 催 等 への 助 成 を 行 います 妊 産 婦 の 健 康 と 出 産 の 正 しい 知 識 を 学 習 するもうす ぐママパパ 学 級 を 開 催 します 父 親 等 の 参 加 を 促 進 し 父 親 の 役 割 や 家 族 の 協 力 体 制 を 学 び 子 育 てな どを 支 援 します 男 性 料 理 教 室 を 開 催 し 家 事 参 加 のためや 自 立 し て 生 活 していくための 基 本 的 料 理 技 術 を 教 えます 生 涯 学 習 課 生 涯 学 習 課 子 育 て 支 援 センター 福 祉 課 子 育 て 支 援 センター 子 育 て 支 援 センター 生 涯 学 習 課 健 康 保 健 課 生 涯 学 習 課 - 38 - - 38 -

もうすぐママパパ 学 級 - 39 - - 39 -

基 本 目 標 5 女 性 の 社 会 参 画 の 促 進 市 やその 他 社 会 のあらゆる 場 において 男 女 が 共 同 して 方 針 の 立 案 や 決 定 に 携 われるよ う 女 性 の 社 会 参 画 を 促 進 します 現 状 と 課 題 男 である 女 であるということには 関 係 なく 互 いに 認 め 合 い 自 分 の 意 思 で それ ぞれの 持 つ 個 性 と 能 力 を 発 揮 して 社 会 のあらゆる 分 野 で 力 を 合 わせて 参 画 すること のできる 男 女 共 同 参 画 社 会 を 目 指 すとして 男 女 共 同 参 画 社 会 基 本 法 が 平 成 11 年 に 制 定 されました それから 10 年 以 上 が 経 過 し 国 や 地 方 公 共 団 体 企 業 などの 重 要 なポストにおいて 女 性 が 活 躍 する 場 面 が 多 く 見 られるようになりました 平 成 24 年 3 月 現 在 東 御 市 においても 3 名 の 女 性 議 会 議 員 が 活 躍 しています 市 の 管 理 職 ( 課 長 以 上 )についても 平 成 23 年 度 では 女 性 は 3 名 で 10.0%の 割 合 となっています また 市 内 7 小 中 学 校 のうち 23 年 度 現 在 2 名 の 女 性 校 長 2 名 の 女 性 教 頭 が 在 職 してい ます 平 成 21 年 度 市 民 意 識 調 査 問 16 において 女 性 がもっと 審 議 会 や 委 員 会 などの 政 策 方 針 決 定 の 場 に 参 画 する 必 要 があると 思 いますか と 尋 ねたのに 対 して 全 体 の 52.9%の 人 が 必 要 がある と 回 答 しています 男 女 別 に 見 ても 必 要 がある とする 回 答 が 過 半 数 を 占 めていますが その 必 要 性 については 男 性 が 55.5%であるのに 対 し 女 性 は 51.0%という 数 値 になっています また 平 成 21 年 度 市 民 意 識 調 査 問 17 において 区 の 役 員 やPTAの 役 員 に 推 薦 されたらどうしますか と 尋 ねたところ 推 薦 に 応 じる と 15.2%が 回 答 しています しかし 男 女 の 内 訳 を 見 ると 男 性 が 23.3% であったのに 対 して 女 性 は 8.9%に 止 まりました これらの 結 果 を 見 ると 男 性 と 女 性 の 参 画 意 識 との 間 に 多 少 のギャップが 存 在 するといえます 平 成 21 年 度 市 民 意 識 調 査 問 20 では 女 性 の 管 理 職 が 少 ないのは 何 故 だと 思 い ますか(3つまで) と 尋 ねたところ 子 育 てで 仕 事 を 中 断 する 女 性 が 多 い からとす る 回 答 が 64.6%になりました 次 に 上 げた 理 由 は 女 性 はだめだという 慣 習 や 考 え 方 があり 正 しく 評 価 されない (41.9%) 能 力 がありながら 親 の 介 護 等 で 早 く 退 職 し てしまう 人 がいる (35.3%)の 順 になっていますが このような 意 識 は 男 性 より 女 性 のほうが 強 いことが 分 かります 以 上 から 女 性 が 主 体 的 に 社 会 参 画 をする 上 で 子 育 てや 介 護 などが 負 担 となってい る 実 態 や 女 性 を 受 け 入 れない 古 い 慣 習 や 社 会 制 度 が 存 在 することが 分 かります 市 では 現 状 を 認 識 した 上 で 健 全 で 豊 かな 社 会 を 構 築 し 維 持 するためには 女 性 の 意 識 や 感 性 をあらゆる 場 面 に 取 り 入 れていかなければならないと 考 え そのために 女 性 の エンパワーメント ( P34 6 ) の 支 援 を 充 実 させ より 積 極 的 に 女 性 の 社 会 参 画 を 促 進 して いきます 条 例 においても 積 極 的 改 善 措 置 の 規 定 を 置 いているとおり 行 政 の 場 における 審 議 会 委 員 会 への 女 性 の 参 画 を 促 進 するとともに 企 業 や 事 業 所 等 に 対 しても 女 性 が 意 欲 - 40 - - 40 -

を 持 って 働 ける 環 境 の 整 備 を 求 めて 行 きます このことは 地 域 社 会 の 活 動 においても 同 様 で 女 性 があらゆる 場 において 責 任 ある 立 場 を 担 えるよう その 環 境 の 整 備 を 促 すとともに 女 性 の 活 動 を 支 援 していきます 平 成 21 年 度 市 民 意 識 調 査 問 16 女 性 がもっと 審 議 会 や 委 員 会 などの 政 策 方 針 決 定 の 場 に 参 画 する 必 要 があると 思 いますか 全 体 52.9 2.5 31.1 10.8 2.6 男 55.5 2.3 29.9 8.9 3.4 女 51.0 2.7 32.1 12.2 2.0 0% 20% 40% 60% 80% 100% 必 要 がある 必 要 がない どちらとも 言 えない わからない 無 回 答 平 成 21 年 度 市 民 意 識 調 査 問 17 区 の 役 員 や PTA の 役 員 に 推 薦 されたらどうしますか 全 体 15.2 43.7 26.9 10.2 4.1 男 23.3 39.9 21.8 9.8 5.2 女 8.9 46.5 30.7 10.5 3.3 0% 20% 40% 60% 80% 100% 推 薦 に 応 じる 応 じたくない 無 回 答 分 野 によっては 推 薦 に 応 じる わからない - 41 - - 41 -

平 成 21 年 度 市 民 意 識 調 査 問 20 女 性 の 管 理 職 が 少 ないのは 何 故 だと 思 いますか(3 つまで) 子 育 てで 仕 事 を 中 断 する 女 性 が 多 い 64.6 58.9 69.0 女 性 はだめだという 慣 習 や 考 え 方 があり 正 しく 評 価 さ れない 能 力 がありながら 親 の 介 護 等 で 早 く 退 職 してしまう 人 が いる 企 業 側 の 理 解 がない 本 人 が 望 まない 女 性 はあまり 研 修 の 機 会 が 与 えられない 女 性 は 仕 事 に 対 する 厳 しさが 足 りない 女 性 は 管 理 職 に 向 いていない その 他 無 回 答 41.9 36.2 46.3 35.3 30.2 39.2 33.5 38.2 29.8 21.8 26.7 18.0 20.5 21.3 19.8 12.3 14.7 10.5 8.4 9.5 7.6 3.5 4.3 2.9 3.6 3.7 3.6 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 全 体 男 女 男 女 共 同 参 画 行 政 推 進 会 議 - 42 - - 42 -

具 体 的 目 標 (1) 政 策 方 針 等 の 立 案 及 び 決 定 への 女 性 の 参 画 の 拡 大 施 策 の 方 向 1 審 議 会 等 への 女 性 の 参 画 登 用 の 促 進 2 職 場 における 女 性 の 管 理 職 への 積 極 的 登 用 3 女 性 の 人 材 育 成 と 女 性 リーダーの 養 成 具 体 的 施 策 事 業 の 内 容 主 な 取 り 組 み 担 当 課 審 議 会 委 員 会 等 へ の 女 性 の 参 画 の 促 進 市 の 女 性 職 員 の 登 用 促 進 事 業 所 等 における 方 針 等 の 決 定 への 女 性 の 参 画 促 進 女 性 の 人 材 育 成 女 性 の 意 見 が 広 く 行 政 に 反 映 できるように 審 議 会 等 の 女 性 委 員 の 割 合 の 向 上 に 努 めます 性 別 に 関 係 なく 適 材 適 所 の 職 員 配 置 に 努 めるととも に 能 力 に 応 じ 女 性 職 員 の 管 理 職 への 登 用 を 促 進 し ます 企 業 経 営 者 管 理 者 等 を 対 象 に 事 業 所 等 における 女 性 の 参 画 促 進 について 理 解 を 深 めるため 広 報 啓 発 活 動 を 行 います まちづくりの 現 代 的 課 題 などの 学 習 会 や 能 力 向 上 を 目 的 とした 講 座 を 開 催 し 人 材 育 成 を 図 ります 関 係 各 課 総 務 課 生 涯 学 習 課 関 係 各 課 生 涯 学 習 課 具 体 的 目 標 (2) 地 域 の 社 会 活 動 への 女 性 の 参 画 の 促 進 施 策 の 方 向 1 自 治 会 等 における 女 性 参 画 の 促 進 2 活 動 団 体 の 育 成 及 び 支 援 具 体 的 施 策 事 業 の 内 容 主 な 取 り 組 み 担 当 課 自 治 会 等 における 女 性 参 画 の 促 進 活 動 団 体 の 育 成 及 び 支 援 自 治 会 等 における 各 種 役 員 への 女 性 の 参 画 を 推 進 す るため 女 性 の 登 用 を 働 きかけ 規 約 や 役 割 分 担 の 見 直 し 検 討 を 促 します 各 種 活 動 団 体 の 育 成 支 援 に 努 めます 企 画 課 生 涯 学 習 課 関 係 各 課 - 43 - - 43 -

基 本 目 標 6 家 庭 生 活 と 社 会 活 動 等 が 両 立 するための 支 援 女 性 が 家 庭 生 活 と 社 会 活 動 等 を 両 立 できるよう 保 育 サービスや 介 護 サービスを 充 実 す るとともに それをサポートする 地 域 社 会 を 実 現 します 現 状 と 課 題 我 が 国 の 出 生 率 は ここ 数 年 若 干 の 回 復 傾 向 が 見 られますが 依 然 として 低 い 水 準 で 推 移 しています 一 方 先 進 国 の 中 でも 女 性 の 働 く 比 率 が 高 く 出 生 率 も 比 較 的 高 いノ ルウェー デンマーク 等 の 国 もあります 我 が 国 も 女 性 が 子 どもを 産 み 育 てることを あまり 負 担 に 感 じないで 社 会 参 画 ができる 社 会 にしていくことが 理 想 だと 言 えます 平 成 21 年 度 市 民 意 識 調 査 問 12 において 子 どもの 出 生 率 が 減 少 傾 向 にあり ますが その 理 由 は 何 だと 思 われますか(3つ 以 内 ) と 尋 ねました これに 対 して 回 答 は 経 済 的 に 余 裕 がないから (57.3%) 仕 事 をしながら 子 育 てするのが 困 難 だか ら ( 56.6%) 子 どもの 教 育 にお 金 がかかるから (52.2%)の 順 になりました 経 済 的 に 余 裕 がないから と 子 どもの 教 育 にお 金 がかかるから という 理 由 については 時 代 を 反 映 したものですが 仕 事 をしながら 子 育 てするのが 困 難 だから という 理 由 については 何 としても 解 決 を 図 る 必 要 があります また 平 成 21 年 度 市 民 意 識 調 査 問 13 において 男 女 共 に 働 きながら 子 育 てす るには 何 が 必 要 だと 思 いますか(3 つ 以 内 ) と 尋 ねたものがあります その 回 答 で は 育 児 休 業 制 度 が 必 要 だとするものが 40.3%で 一 番 多 く 次 いで 家 族 の 協 力 とするものが 37.1% 再 雇 用 制 度 とするものが 34.1%の 順 になっています また 平 成 21 年 度 市 民 意 識 調 査 問 23 において あなたは 現 在 誰 かの 介 護 をし ていますか と 尋 ねたところ 介 護 している と 回 答 した 人 は 全 体 の 14.7%でした この 介 護 している と 回 答 した 人 を 男 女 の 年 代 別 で 見 ると 50 代 女 性 で 28.3%と 特 に 多 くなっています 男 女 が 社 会 において 責 任 ある 活 動 をするためには 家 事 や 子 育 て 介 護 などの 負 担 を 家 族 で 話 し 合 い 分 担 することが 大 切 ですが ここまでの 現 状 分 析 から その 負 担 が 特 に 女 性 に 重 くなっている 実 態 が 分 かりました 市 では これらの 負 担 を 抱 えた 人 たち 特 に 女 性 が 自 立 して 社 会 参 画 ができるよう 保 育 子 育 て 介 護 分 野 の 支 援 に 努 めていきます また 少 子 高 齢 化 社 会 が 進 行 する 中 で 高 齢 者 夫 婦 独 居 老 人 の 支 援 にも 務 め 年 齢 に 係 わらない 男 女 共 同 参 画 社 会 を 実 現 していきます さらに これらのサービスは 行 政 だけでは 限 界 があるため 地 域 社 会 ボランティア 団 体 を 含 めた 各 種 団 体 と 連 携 し ネットワークを 構 築 して 対 応 していきま す - 44 - - 44 -

平 成 21 年 度 市 民 意 識 調 査 問 12 子 供 の 出 生 率 が 減 少 傾 向 にありますが その 理 由 は 何 であると 思 われますか 次 の 中 からあなたのお 考 えに 近 いものを 選 んでください(3 つ 以 内 で) 経 済 的 に 余 裕 がないから 仕 事 をしながら 子 育 てするのが 困 難 だから 子 どもの 教 育 にお 金 がかかるから 結 婚 年 齢 が 上 がっているから 結 婚 する 人 が 少 ないから. 育 児 に 心 理 的 肉 体 的 負 担 がかかるから 自 分 の 趣 味 やレジャーと 両 立 しないから 子 どもがほしくないから 結 婚 しないで 子 どもを 持 ちたいが 社 会 的 抵 抗 感 が 強 いから 家 が 狭 いから その 他 わからない 無 回 答 6.4 7.2 5.8 4.5 4.3 4.7 2.3 2.6 2.0 0.6 0.6 0.7 3.8 4.6 3.1 3.0 3.7 2.4 2.4 3.2 1.8 31.4 30.7 31.8 29.2 32.5 26.7 20.3 16.7 23.2 57.3 57.2 57.5 56.6 52.9 59.5 52.2 50.0 53.9 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 全 体 男 女 - 45 - - 45 -

平 成 21 年 度 市 民 意 識 調 査 問 13 男 女 共 に 働 きながら 子 育 てするには 何 が 必 要 だと 思 いますか(3 つ 以 内 で) 育 児 休 業 制 度 家 族 の 協 力 再 雇 用 制 度 育 児 休 業 復 帰 のための 支 援 制 度 40.3 40.5 40.1 37.1 33.9 39.6 34.1 35.9 32.7 30.1 32.8 28.1 育 児 授 業 参 観 子 どもの 病 気 のための 休 暇 制 度 22.7 29.7 35.2 保 育 施 設 の 充 実 ( 企 業 内 保 育 保 育 施 設 の 増 設 など). 保 育 内 容 の 充 実 ( 延 長 保 育 病 児 保 育 乳 児 保 育 など) 労 働 時 間 の 短 縮 やフレックスタイム 制 の 導 入 などの 促 進 27.0 27.0 26.9 26.5 26.1 26.7 22.8 23.6 22.3 安 心 できる 保 育 者 の 確 保 12.3 10.1 14.0 在 宅 型 モバイル 勤 務 制 度 (ネットを 通 じて 在 宅 で 仕 事 に 従 事 する) 周 囲 の 精 神 的 支 援 その 他 わからない 5.9 6.0 5.8 5.1 5.7 4.7 1.8 2.3 1.3 1.4 0.6 2.0 無 回 答 2.9 3.4 2.4 0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35% 40% 45% 全 体 男 女 - 46 - - 46 -

平 成 21 年 度 市 民 意 識 調 査 問 23 あなたは 現 在 誰 かの 介 護 をしていますか 全 体 14.7 男 14.1 女 15.1 0% 20% 40% 60% 80% 100% 介 護 している 男 性 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 70 代 以 上 10.7 6.8 16.7 18.0 20.0 7.9 0% 20% 40% 60% 80% 100% 介 護 している 女 性 20 代 4.1 30 代 2.6 40 代 13.6 50 代 28.3 60 代 70 代 以 上 16.3 19.4 0% 20% 40% 60% 80% 100% 介 護 している - 47 - - 47 -

具 体 的 目 標 (1) 仕 事 と 育 児 介 護 の 両 立 のための 社 会 的 支 援 施 策 の 方 向 1 保 育 サービスの 充 実 2 子 育 て 支 援 サービスの 充 実 3 介 護 サービスの 充 実 具 体 的 施 策 事 業 の 内 容 主 な 取 り 組 み 担 当 課 保 育 環 境 の 整 備 子 育 て 支 援 環 境 の 整 備 子 育 て 相 談 介 護 支 援 と 相 談 機 能 の 充 実 家 庭 介 護 者 の 講 習 介 護 保 険 制 度 の 円 滑 な 実 施 特 別 保 育 など 保 育 サービスの 充 実 を 図 り 女 性 の 社 会 進 出 職 場 復 帰 を 支 援 します 低 学 年 児 童 の 放 課 後 対 策 のため 児 童 館 放 課 後 児 童 クラブを 開 館 し 子 育 てを 支 援 します 子 育 て 支 援 センター 及 び 各 保 育 園 で 子 育 て 相 談 を 行 います 介 護 情 報 の 周 知 に 努 め 介 護 サービスが 円 滑 に 利 用 できるように 支 援 します また 地 域 包 括 支 援 セン ターを 拠 点 に 介 護 相 談 の 充 実 を 図 ります 介 護 を 行 っている 家 族 が 知 識 技 術 を 習 得 するため の 教 室 を 開 催 します 介 護 保 険 制 度 の 目 的 を 踏 まえ 制 度 を 円 滑 に 実 施 し 家 族 の 介 護 負 担 の 軽 減 を 図 ります 子 育 て 支 援 課 子 育 て 支 援 センター 子 育 て 支 援 センター 子 育 て 支 援 課 福 祉 課 福 祉 課 福 祉 課 具 体 的 目 標 (2) 地 域 社 会 との 連 携 施 策 の 方 向 1 地 域 の 多 様 性 に 基 づいたネットワークの 構 築 2 男 女 が 共 に 関 わる 地 域 づくりの 促 進 具 体 的 施 策 事 業 の 内 容 主 な 取 り 組 み 担 当 課 ボランティア 団 体 の 育 成 支 援 ネットワークの 構 築 への 支 援 女 性 の 地 域 づくりの 促 進 地 域 の 生 活 課 題 への 女 性 の 参 画 促 進 市 民 一 人 ひとりが 地 域 社 会 へ 参 画 するためボランテ ィア 団 体 の 育 成 支 援 に 努 めます ボランティア 団 体 など 地 域 で 活 動 する 各 種 団 体 のネ ットワークの 構 築 地 域 活 動 を 支 援 します 地 域 づくり まちづくりに 男 女 が 対 等 な 立 場 で 活 動 できるよう 女 性 の 参 画 を 促 進 します 防 災 環 境 問 題 等 の 生 活 課 題 に 関 する 地 域 活 動 への 女 性 の 参 画 を 促 します 関 係 各 課 関 係 各 課 関 係 各 課 関 係 各 課 - 48 - - 48 -

基 本 目 標 7 母 性 の 保 護 と 男 女 の 健 康 の 維 持 女 性 が 安 心 して 妊 娠 出 産 育 児 ができるよう 母 性 尊 重 の 意 識 を 啓 発 し 母 子 保 健 の 充 実 を 図 ります また 生 涯 を 通 じ 男 女 が 健 康 で 豊 かに 過 ごせるように 健 康 づくりのた めの 施 策 を 推 進 します 現 状 と 課 題 社 会 においては 女 性 が 男 性 と 肩 を 並 べて 自 由 に 活 躍 する 姿 が 理 想 といえます 女 性 は 母 性 を 持 ち 次 世 代 に 命 をつなぐというきわめて 大 切 な 役 割 を 担 っています 妊 娠 出 産 育 児 等 について 女 性 が 安 心 して 担 える 環 境 を 整 備 していくことが 必 要 です 今 では 女 性 のタバコやアルコールの 愛 好 者 は 珍 しくありませんが このタバコやア ルコール 並 びに 妊 娠 中 絶 薬 物 使 用 性 感 染 症 等 が 胎 児 に 及 ぼす 影 響 について 正 しく 学 習 する 必 要 があります 特 に 学 校 等 で 年 齢 に 応 じた 母 性 保 護 についての 教 育 を 進 め ていくことが 大 切 です 最 近 では 女 性 が 妊 娠 中 や 出 産 後 にも 職 場 等 で 働 き 続 けることが 増 えています 平 成 17 年 度 に 実 施 した 東 御 市 企 業 アンケート( 女 性 の 就 業 状 況 等 ) 問 3 において 企 業 に 各 種 制 度 はありますか と 尋 ねたところ 回 答 では 健 康 診 断 が 一 番 多 く 続 いて 産 前 産 後 休 暇 週 休 二 日 制 育 児 休 業 生 理 休 暇 介 護 看 護 休 暇 再 雇 用 の 順 になっ ていました これらの 制 度 の 充 実 や 妊 娠 中 や 出 産 後 の 仕 事 量 の 軽 減 や 通 院 授 乳 など への 配 慮 は 雇 用 主 の 意 識 や 職 場 全 体 の 認 識 によるため 母 性 保 護 の 観 点 から 職 場 で の 健 康 管 理 対 策 や 労 働 条 件 の 改 善 などについて 企 業 や 雇 用 主 等 に 引 き 続 き 協 力 を 求 め 理 解 を 得 ていく 必 要 があります 以 上 のことから 市 では 母 性 尊 重 の 意 識 について 広 く 啓 発 を 図 るとともに 女 性 の 妊 娠 出 産 育 児 等 について 検 査 および 相 談 体 制 を 充 実 させ 女 性 が 安 心 して 日 々の 生 活 を 送 れるように 努 めます また 母 性 保 護 とともに 男 女 が 自 立 した 健 全 な 社 会 を 構 築 していくためには 男 女 の 生 涯 を 通 じた 健 康 は 欠 かすことができません 平 成 21 年 度 市 民 意 識 調 査 問 22 では 自 分 の 老 後 に 不 安 がありますか(3 つ まで) と 尋 ねました それに 対 して 健 康 に 過 ごせるか どうかが 不 安 であるとする 回 答 が 65.9%で 一 番 多 く 経 済 的 にやっていけるか どうかが 不 安 であるとする 回 答 が 59.8%と 2 番 目 を 占 めました 表 には 出 ていませんが 年 代 別 で 見 たところ 若 い 世 代 が 経 済 的 な 問 題 に 不 安 を 感 じる 傾 向 が 強 く 年 輩 者 では 健 康 に 不 安 を 持 っているこ とが 分 かります この 他 に 配 偶 者 ( 夫 妻 )に 先 立 たれること への 不 安 があるとい う 回 答 も 30.9%と 高 い 割 合 になっています 平 成 21 年 度 の 特 定 健 診 の 結 果 を 県 内 19 市 で 比 べると 肥 満 と 糖 尿 病 予 備 群 がワー スト 1 位 となるなど 東 御 市 民 の 健 康 状 況 は 他 の 市 町 村 と 比 較 して あまり 良 くない 結 果 となっており 生 活 習 慣 病 の 予 防 が 課 題 となっています - 49 - - 49 -

こうしたことから 市 では 市 民 の 健 康 調 査 や 健 診 を 充 実 することによって 生 涯 にわ たる 健 康 支 援 をして 行 きます また 市 民 意 識 調 査 の 結 果 でも 分 かりますが 老 後 の 健 康 に 関 する 不 安 は 家 族 間 だけの 問 題 ではなくなってきています 独 居 老 人 世 帯 の 増 加 や 孤 独 死 自 殺 など 無 縁 社 会 が 起 因 すると 思 われる 問 題 の 解 決 については 行 政 及 び 地 域 が 一 体 となって 取 り 組 みます 平 成 17 年 度 東 御 市 企 業 アンケート 問 3 各 種 制 度 はありますか(3つまで) ( 調 査 対 象 96 社 うち 回 答 46 社 ) 健 康 診 断 43 産 前 産 後 休 暇 33 週 休 二 日 制 30 育 児 休 業 28 生 理 休 暇 27 介 護 看 護 休 業 23 再 雇 用 23 妊 娠 中 の 仕 事 の 軽 減 18 短 時 間 勤 務 18 セクシャルハラスメントの 相 談 18 妊 娠 中 の 通 院 休 暇 16 授 乳 時 間 の 確 保 ( 就 業 時 間 中 ) 13 旧 姓 使 用 10 フレックスタイム 9 産 業 カウンセラー 等 の 設 置 5 企 業 内 保 育 0 在 宅 勤 務 0 0 社 10 社 20 社 30 社 40 社 50 社 - 50 - - 50 -

平 成 21 年 度 市 民 意 識 調 査 問 22 自 分 の 老 後 に 不 安 がありますか(3つまで). 健 康 に 過 ごせるか 経 済 的 にやっていけるか 65.9 66.4 65.5 59.8 58.0 61.2 配 偶 者 ( 夫 妻 )に 先 立 たれること 面 倒 をみてくれる 人 がいるか 生 きがいをみつけられるか 30.9 35.6 27.2 24.8 23.6 25.8 20.8 19.8 21.6 漠 然 と 身 近 に 話 や 相 談 ができる 相 手 がいるか 特 に 不 安 はない 住 居 が 高 齢 者 向 けでない その 他 無 回 答 7.9 7.8 8.0 4.5 2.6 6.0 1.9 2.0 1.8 1.3 2.0 0.7 12.7 11.8 13.4 10.7 11.2 10.2 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 全 体 男 女 - 51 - - 51 -

具 体 的 目 標 (1) 母 性 の 尊 重 と 保 護 施 策 の 方 向 1 母 性 尊 重 の 意 識 の 啓 発 2 妊 娠 出 産 育 児 の 安 心 3 性 感 染 症 への 取 り 組 み 具 体 的 施 策 事 業 の 内 容 主 な 取 り 組 み 担 当 課 妊 婦 保 健 指 導 等 流 産 や 早 産 を 防 ぎ 未 熟 児 の 出 産 を 防 止 するための 指 導 を 妊 娠 届 時 やもうすぐママパパ 学 級 で 行 い 母 性 保 護 の 重 要 性 を 啓 発 します 母 子 保 健 の 充 実 妊 婦 保 健 指 導 もうすぐママパパ 学 級 訪 問 事 業 乳 幼 児 健 診 等 により 母 子 保 健 の 充 実 を 図 り 健 康 管 理 などの 相 談 に 努 めます 安 心 安 全 な 出 産 安 心 安 全 な 出 産 ができる 体 制 の 整 備 維 持 に 努 め ます 相 談 事 業 エイズやその 他 の 性 感 染 症 についての 正 しい 知 識 情 報 を 提 供 し 自 分 の 身 体 を 大 切 にする 知 識 の 高 揚 を 図 り 健 康 相 談 に 対 応 します 性 感 染 症 教 育 小 学 校 中 学 校 において 性 感 染 症 についての 正 しい 知 識 情 報 を 学 習 し 自 分 の 体 を 大 切 にする 知 識 の 高 揚 を 図 ります 健 康 保 健 課 健 康 保 健 課 市 民 病 院 助 産 所 とうみ 健 康 保 健 課 教 育 課 具 体 的 目 標 (2) 生 涯 を 通 じた 男 女 の 健 康 支 援 施 策 の 方 向 1ライフステージに 応 じた 健 康 支 援 2 相 談 体 制 の 充 実 具 体 的 施 策 事 業 の 内 容 主 な 取 り 組 み 担 当 課 ライフステージに 応 じた 健 康 支 援 食 育 の 推 進 相 談 体 制 の 充 実 各 種 検 診 健 康 相 談 の 実 施 や 健 康 づくり 教 室 の 開 催 などにより 乳 幼 児 期 から 高 齢 期 までライフステー ジに 応 じ 健 康 の 維 持 増 進 を 支 援 します 生 涯 を 通 じた 健 全 な 食 生 活 の 実 現 健 康 の 確 保 が 図 れるように 食 育 を 推 進 します 乳 幼 児 期 から 高 齢 期 まで 様 々な 相 談 に 対 応 し 健 康 な 生 活 づくりを 支 援 します 健 康 保 健 課 健 康 保 健 課 教 育 課 子 育 て 支 援 課 健 康 保 健 課 - 52 - - 52 -