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江 津 市 住 生 活 基 本 計 画 の 体 系 ( 計 画 期 間 :2010~2018 年 度 ) 住 宅 政 策 のテーマ: 甍 (いらか)が 映 える 住 み 続 けたくなる 江 津 の 住 まいづくり まちづくり 住 宅 政 策 における 課 題 住 宅 政 策 の 目 標 11 の 基 本 施 策 江 津 市 を6 地 区 に 分 けた 展 開 1. 今 ある 住 まいやまちの 改 善 密 集 住 宅 市 街 地 の 住 環 境 改 善 や 道 路 事 情 の 改 善 防 災 上 危 険 な 住 宅 の 解 消 民 間 住 宅 の 建 替 や 住 宅 リフォームへの 支 援 住 宅 の 設 備 水 準 の 向 上 2. 江 津 らしい 住 まいとまちの 継 承 江 津 の 気 候 風 土 にあった 住 まいづくり 瓦 に 代 表 される 家 並 み 景 観 歴 史 的 まち 並 み 景 観 の 継 承 3. 少 子 高 齢 社 会 への 対 応 高 齢 者 や 障 がい 者 等 が 地 域 で 住 み 続 けられ る 生 活 環 境 の 整 備 若 者 定 住 につながる 魅 力 的 な 住 宅 宅 地 の 提 供 4. 市 民 意 識 の 向 上 と 協 働 体 制 の 整 備 市 民 意 識 の 啓 発 地 域 ごとのきめ 細 かなまちづくり 1 安 全 快 適 で 個 性 豊 かな 住 まいづくり まちづくり ~ 江 津 らしさの 継 承 ~ 2 老 若 ともに 住 みやすい 住 まい まちづくり ~ 少 子 高 齢 社 会 への 対 応 ~ 3 住 んでみたい 住 み 続 けたい 住 まい まちづくり ~ 定 住 条 件 の 確 立 ~ 1 既 成 住 宅 市 街 地 における 住 環 境 整 備 の 促 進 2 自 然 災 害 に 弱 い 住 まいの 解 消 3 赤 瓦 のあるまち 並 み 形 成 の 促 進 4 地 域 特 性 を 活 かしたまちづくりの 促 進 5 高 齢 者 等 が 安 心 して 住 める 住 まいづくりの 促 進 6 安 心 して 子 育 てできるまちづくりの 促 進 7 公 共 賃 貸 住 宅 の 計 画 的 な 整 備 8 定 住 促 進 住 宅 宅 地 の 整 備 9 計 画 的 な 市 街 地 整 備 の 誘 導 江 津 中 央 江 津 西 江 津 東 江 津 南 松 平 桜 江 7つの 重 点 施 策 1 狭 あい 道 路 ( 二 項 道 路 )の 拡 幅 整 備 誘 導 2 住 環 境 整 備 の 促 進 3 市 街 地 整 備 と 連 携 した 公 的 住 宅 の 整 備 4まちづくりの 先 導 的 役 割 としての 公 的 宅 地 開 発 の 促 進 5 水 防 災 対 策 事 業 の 推 進 5. 地 域 ごとの 定 住 条 件 の 整 備 市 街 地 の 良 好 な 住 環 境 整 備 への 誘 導 中 心 市 街 地 の 再 活 性 化 郊 外 部 の 若 者 等 の 定 住 促 進 4パートナーシップの 住 まい まちづくり ~ 住 まい 手 つくり 手 との 協 働 ~ 10 市 民 の 手 による 住 まい まちづくりの 活 動 支 援 11 市 民 等 に 対 する 住 情 報 提 供 住 教 育 の 推 進 6 赤 瓦 ( 石 州 瓦 )の 利 用 促 進 7 歴 史 的 まち 並 みの 活 用 二 項 道 路 : 建 築 基 準 法 第 42 条 第 二 項 の 道 路 幅 員 4m 未 満 の 道 路 で 建 築 時 に 道 路 中 心 から2mの 後 退 が 義 務 づけられている

江 津 市 住 生 活 基 本 計 画 ( 概 要 版 ) 目 次 1. 江 津 市 住 生 活 基 本 計 画 策 定 の 目 的 と 位 置 づけ 1 2. 江 津 市 の 現 状 2 (1) 人 口 世 帯 高 齢 化 の 動 向 2 (2) 住 宅 事 情 3 (3) 公 営 住 宅 4 (4)まち 並 み 景 観 5 3. 住 宅 施 策 における 課 題 6 (1) 今 ある 住 まいやまちの 改 善 6 (2) 江 津 らしい 住 まいとまちの 継 承 6 (3) 少 子 高 齢 社 会 への 対 応 7 (4) 市 民 意 識 の 向 上 と 協 働 体 制 の 整 備 7 (5) 地 域 ごとの 定 住 条 件 の 整 備 7 4. 住 宅 施 策 のテーマと 目 標 8 (1) 住 宅 施 策 のテーマ 8 (2) 住 宅 施 策 の 目 標 8 5. 施 策 の 展 開 方 法 11 基 本 施 策 1. 既 成 住 宅 市 街 地 における 住 環 境 整 備 の 促 進 11 基 本 施 策 2. 自 然 災 害 に 弱 い 住 まいの 解 消 13 基 本 施 策 3. 赤 瓦 のあるまち 並 み 形 成 の 促 進 15 基 本 施 策 4. 地 区 特 性 を 生 かしたまちづくりの 促 進 17 基 本 施 策 5. 高 齢 者 等 が 安 心 して 住 める 住 まいづくりの 促 進 19 基 本 施 策 6. 安 心 して 子 育 てできるまちづくりの 促 進 21 基 本 施 策 7. 公 共 賃 貸 住 宅 の 計 画 的 な 整 備 22 基 本 施 策 8. 定 住 促 進 住 宅 宅 地 の 整 備 25 基 本 施 策 9. 計 画 的 な 市 街 地 整 備 の 誘 導 26 基 本 施 策 10. 市 民 の 手 による 住 まい まちづくりの 活 動 支 援 27 基 本 施 策 11. 市 民 等 に 対 する 住 情 報 提 供 住 教 育 の 推 進 29 6. 地 区 別 施 策 の 展 開 方 向 30 7. 重 点 施 策 31

1. 江 津 市 住 生 活 基 本 計 画 策 定 の 目 的 と 位 置 づけ 江 津 市 住 生 活 基 本 計 画 策 定 の 背 景 と 目 的 本 市 は 平 成 16 年 3 月 に 江 津 市 住 宅 マスタープラン( 調 査 編 計 画 編 ストック 活 用 計 画 編 ) を 策 定 し 地 域 の 実 情 に 応 じた 建 築 住 宅 施 策 の 実 施 に 取 り 組 んできました このたび 住 生 活 基 本 法 第 7 条 に 定 める 地 方 公 共 団 体 の 責 務 として 住 生 活 基 本 計 画 の 全 国 計 画 及 び 島 根 県 住 生 活 基 本 計 画 に 即 し 平 成 19 年 3 月 に 策 定 された 第 5 次 江 津 市 総 合 振 興 計 画 を 上 位 計 画 とし 江 津 市 都 市 計 画 マスタープランをはじめとする 関 連 する 江 津 市 の 各 種 計 画 との 整 合 を 保 ち 合 併 した 桜 江 町 を 加 えた 新 江 津 市 の 社 会 情 勢 や 住 宅 事 情 等 を 考 慮 して 今 後 の 住 宅 整 備 の 方 針 や 住 環 境 整 備 の 方 向 などを 計 画 的 総 合 的 に 展 開 していくために 江 津 市 住 生 活 基 本 計 画 を 策 定 し ました 江 津 市 住 生 活 基 本 計 画 の 位 置 づけ 住 生 活 基 本 計 画 は 住 生 活 基 本 法 にもとづく 住 生 活 基 本 計 画 ( 全 国 計 画 ) 島 根 県 住 生 活 基 本 計 画 ( 第 3 次 島 根 県 住 宅 マスタープラン) 及 び 本 市 の 第 5 次 江 津 市 総 合 振 興 計 画 江 津 市 都 市 計 画 マスタープラン 等 の 上 位 関 連 計 画 を 踏 まえ 各 種 住 宅 施 策 の 展 開 方 向 を 示 しており 本 市 の 住 宅 施 策 の 基 本 的 な 考 え 方 を 示 すものと 位 置 づけられます 第 5 次 江 津 市 総 合 振 興 計 画 住 生 活 基 本 法 住 生 活 基 本 計 画 ( 全 国 計 画 ) 住 生 活 基 本 計 画 ( 島 根 県 計 画 ) 江 津 市 住 生 活 基 本 計 画 公 営 住 宅 等 長 寿 命 化 計 画 江 津 市 住 宅 マスタープラン ( 平 成 16 年 3 月 計 画 期 間 15 年 ) 江 津 市 都 市 計 画 マスターフ ラン 江 津 市 耐 震 改 修 促 進 計 画 江 津 市 定 住 促 進 ビジョン 江 津 市 保 健 福 祉 総 合 計 画 江 津 地 区 都 市 再 生 整 備 計 画 計 画 の 期 間 江 津 本 町 街 なみ 環 境 整 備 事 業 江 津 市 住 生 活 基 本 計 画 の 計 画 期 間 は 平 成 22( 西 暦 2010) 年 度 から 平 成 30( 西 暦 2018) 年 度 の 9 年 間 とします なお 計 画 期 間 中 においても 社 会 経 済 情 勢 の 変 化 に 伴 い 住 宅 施 策 の 見 直 しを 必 要 とする 場 合 には 適 宜 計 画 の 見 直 しを 図 ります 1

2. 江 津 市 の 現 状 (1) 人 口 世 帯 高 齢 化 の 動 向 人 口 の 減 少 と 高 齢 化 が 急 速 に 進 行 世 帯 数 も 減 少 傾 向 へ ( 全 市 ) 江 津 市 の 人 口 は 昭 和 60 年 までは 同 じ 水 準 で 推 移 していましたが 昭 和 60 年 より 減 少 傾 向 に 転 じています 世 帯 数 は 平 成 12 年 までは 一 度 減 少 した 時 期 がありながら 全 体 的 に 増 加 傾 向 でし ( 人 ) 人 口 と 世 帯 の 推 移 ( 世 帯 数 ) 40,000 12,000 人 口 30,000 33,479 32,931 32,785 32,937 世 帯 数 31,774 30,740 29,377 27,774 11,000 11,006 10,824 10,600 10,732 10,798 10,769 20,000 9,952 10,262 10,000 た しかし 平 成 12 年 より 再 び 減 少 傾 向 に 転 じています 年 齢 階 層 別 にみると 江 津 市 の 平 成 17 年 の 65 歳 以 上 の 老 年 人 口 割 合 は 31.2%で 10,000 0 9,000 8,000 昭 和 45 年 昭 和 50 年 昭 和 55 年 昭 和 60 年 平 成 2 年 平 成 7 年 平 成 12 年 平 成 17 年 年 齢 階 層 別 人 口 構 成 比 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全 国 平 均 の 20.2%に 比 べ 10 ポイント 以 江 津 市 12.3% 56.5% 31.2% 上 も 高 くなっています 島 根 県 13.6% 59.3% 27.1% ( 地 区 別 ) 全 国 13.8% 66.1% 20.2% 市 街 地 に 比 べて 郊 外 部 の 江 津 南 地 区 松 平 地 区 桜 江 地 区 では 老 年 人 口 比 率 が 高 く 年 少 人 口 (0~14 歳 ) 生 産 年 齢 人 口 (15~64 歳 ) 老 年 人 口 (65 歳 以 上 ) 年 齢 階 層 別 人 口 構 成 比 0% 20% 40% 60% 80% 100% なっています 特 に 松 平 地 区 では 老 年 江 津 中 央 11.5% 58.4% 30.1% 人 口 比 率 が 43.5%を 占 める 一 方 14 歳 以 江 津 西 江 津 東 14.5% 11.8% 59.9% 54.2% 25.6% 33.9% 下 の 年 少 人 口 は 7.2%となっています 江 津 南 9.1% 51.0% 39.9% 松 平 7.2% 49.3% 43.5% 桜 江 12.3% 48.0% 39.8% 市 街 地 郊 外 部 年 少 人 口 (0~14 歳 ) 生 産 年 齢 人 口 (15~64 歳 ) 老 年 人 口 (65 歳 以 上 ) ( 資 料 : 国 勢 調 査 ) 地 区 町 名 地 区 町 名 江 津 町 浅 利 町 江 津 中 央 島 の 星 町 金 田 町 和 木 町 江 津 東 後 地 町 都 治 町 黒 松 町 嘉 久 志 町 波 積 町 渡 津 町 清 見 町 江 津 西 波 子 町 敬 川 町 二 宮 町 江 津 南 井 沢 町 千 田 町 跡 市 町 都 野 津 町 有 福 温 泉 町 松 平 川 平 町 松 川 町 桜 江 町 谷 住 郷 桜 江 町 川 越 桜 江 桜 江 町 川 戸 桜 江 町 市 山 桜 江 町 長 谷 2

(2) 住 宅 事 情 木 造 の 割 合 が 高 く 老 朽 化 が 進 む 住 宅 ストック 空 家 率 も 高 い ( 主 要 指 標 ) 江 津 市 の 住 宅 事 情 をみると 持 家 率 78.9% 一 人 当 たり 延 べ 面 積 56.3 m2と 島 根 県 と 比 較 して 高 い 水 準 となっています しかし 空 家 率 は 17.6%と 高 く また 高 齢 者 のた めの 設 備 がある 住 宅 率 は 62.9%と 低 くな っています 住 宅 の 主 要 指 標 江 津 市 島 根 県 空 家 率 (%) 17.6 15.0 木 造 住 宅 率 (%) 68.8 64.0 持 家 率 (%) 78.9 72.9 高 齢 者 のための 設 備 がある 住 宅 率 (%) 62.9 66.5 耐 震 工 事 実 施 率 (%) 2.2 3.5 1 人 当 たり 延 べ 面 積 (m2) 56.3 50.0 ( 建 築 時 期 ) 住 宅 の 建 築 時 期 でみると 昭 和 35 年 以 前 が 22.0% 昭 和 36~45 年 が 11.3% 昭 和 46~55 年 が 26.5%と 昭 和 55 年 以 前 が 約 6 割 を 占 めており 全 体 的 に 島 根 県 と 比 較 して 建 築 時 期 の 古 い 住 宅 の 割 合 が 高 くなっています ( 構 造 ) 住 宅 の 構 造 別 でみると 木 造 住 宅 が 68.8% と 7 割 近 くを 占 め 鉄 筋 鉄 骨 コンクリー ト 造 鉄 骨 造 の 割 合 は 合 計 で 10% 弱 と 低 く なっています 江 津 市 島 根 県 22.0% 17.9% 9.4% 11.3% 建 築 の 時 期 別 住 宅 数 S35 年 以 前 S36 年 ~45 年 S46 年 ~55 年 S56 年 ~H2 年 H3 年 ~H7 年 H8 年 ~H12 年 H13 年 ~H17 0% 20% 40% 60% 80% 100% 20.4% H18 年 ~H20 年 9 月 26.5% 構 造 別 住 宅 数 18.6% 19.6% 8.8% 7.2% 5.4% 5.3% 2.6% 10.5% 9.7% 4.8% 木 造 防 火 木 造 鉄 筋 鉄 骨 コンクリート 造 鉄 骨 造 その 他 0% 20% 40% 60% 80% 100% ( 耐 震 工 事 実 施 状 況 ) 江 津 市 68.8% 21.2% 8.5% 1.2% 0.3% 木 造 住 宅 の 耐 震 工 事 実 施 率 は 2.2%と 島 根 県 の 3.5%と 比 較 しても 低 い 状 況 です 島 根 県 64.0% 16.9% 14.9% 3.9% 0.3% 一 戸 建 住 宅 の 耐 震 工 事 状 況 ( 木 造 ) 耐 震 工 事 をした 耐 震 工 事 はしていない 0% 20% 40% 60% 80% 100% 江 津 市 2.2% 97.8% 島 根 県 3.5% 96.5% ( 資 料 :H20 住 宅 土 地 統 計 調 査 ) 3

(3) 公 営 住 宅 建 物 の 老 朽 化 入 居 者 の 高 齢 化 が 進 む 公 営 住 宅 ( 公 営 住 宅 ストックの 状 況 ) 平 成 21 年 11 月 現 在 公 営 住 宅 35 団 地 425 戸 を 管 理 しています ( 建 設 年 代 ) 建 設 年 代 別 にみると 昭 和 49 年 以 前 が 40%を 占 めています 平 成 以 降 に 建 設 された 公 営 住 宅 の 割 合 は 20% 程 度 となっています ( 構 造 ) 簡 易 耐 火 造 平 屋 建 て( 木 造 含 む)の 割 合 が 42% 簡 易 耐 火 2 階 建 ての 割 合 が 35% 耐 用 年 限 の 長 い 耐 火 構 造 の 割 合 は 23%に とどまっています 耐 用 年 限 : 公 営 住 宅 法 で 定 められた 管 理 すべき 年 数 耐 火 造 =70 年 簡 易 耐 火 造 平 屋 =30 年 簡 易 耐 火 造 2 階 建 て=45 年 と 構 造 別 に 定 められている ( 入 居 者 ) 世 帯 人 員 では 1 人 が 39% 2 人 が 26% と 小 人 数 の 世 帯 の 割 合 が 高 くなっています 世 帯 主 は 65 歳 以 上 の 割 合 が 27%と 4 分 の 1 を 越 えています (その 他 指 標 ) 空 家 率 は 全 体 で 4.0%であり 最 低 居 住 水 準 未 満 世 帯 率 が 3.9%あります 公 営 住 宅 一 覧 (H21.11 現 在 ) 市 営 住 宅 定 住 促 進 住 宅 公 社 住 宅 6 人 1% 5 人 6% 団 地 名 構 造 戸 数 建 設 年 度 耐 用 年 限 星 島 団 地 簡 平 36 S38~43 超 過 黒 松 団 地 簡 平 6 S43 超 過 嘉 戸 団 地 簡 平 36 S38~45 超 過 浅 利 団 地 簡 平 16 S44 超 過 浅 利 長 者 原 団 地 簡 平 4 S45 超 過 敬 川 団 地 簡 2 42 S46~49 1/2 超 過 尾 浜 団 地 簡 2 20 S49 1/2 超 過 和 木 団 地 簡 2 20 S51~52 1/2 超 過 新 川 団 地 簡 2 10 S53 1/2 超 過 浅 利 旭 団 地 簡 2 20 S54~55 1/2 超 過 浅 利 曙 団 地 中 耐 60 S56~62 1/2 未 超 過 跡 市 団 地 簡 平 4 S59 1/2 超 過 小 田 団 地 簡 2 14 S47 1/2 超 過 大 貫 団 地 簡 2 4 S47 1/2 超 過 渡 団 地 簡 2 4 S47 1/2 超 過 鹿 賀 団 地 簡 2 6 S47 1/2 超 過 市 山 団 地 簡 2 6 S53 1/2 超 過 三 田 地 災 害 特 別 団 地 木 2 1 S58 1/2 超 過 今 田 災 害 特 別 団 地 木 平 1 S58 1/2 超 過 渡 田 災 害 特 別 団 地 木 2 1 S58 1/2 超 過 江 尾 1 号 棟 団 地 コ2 4 S58 1/2 未 超 過 江 尾 2 号 棟 団 地 コ 平 4 S62 1/2 未 超 過 養 路 団 地 簡 2 4 S59 1/2 超 過 今 田 1 号 棟 団 地 中 3 6 S60 1/2 未 超 過 今 田 2 号 棟 団 地 中 3 12 S61 1/2 未 超 過 谷 住 郷 団 地 B 棟 木 2 2 H5 1/2 超 過 谷 住 郷 団 地 C 棟 木 2 8 H5 1/2 超 過 風 の 里 団 地 木 2 4 H13 1/2 未 超 過 江 津 中 央 団 地 中 耐 12 H19 1/2 未 超 過 小 田 中 団 地 木 平 2 H4 1/2 超 過 谷 住 郷 団 地 木 2 4 H5 1/2 超 過 長 尾 団 地 木 2 10 H6~7 1/2 未 超 過 今 田 第 二 団 地 木 2 6 H10 1/2 未 超 過 小 田 第 二 団 地 木 2 12 H13 1/2 未 超 過 長 尾 第 二 団 地 木 2 6 H8 1/2 未 超 過 今 田 第 二 団 地 木 2 6 H9 1/2 未 超 過 和 田 団 地 木 2 8 H12 1/2 未 超 過 風 の 里 団 地 木 2 4 H13 1/2 未 超 過 公 営 住 宅 35 団 地 合 計 (425 戸 ) 建 設 年 代 別 公 営 住 宅 戸 数 割 合 H10 以 降 14% H1~H9 6% S50~ S63 40% S30~49 40% 世 帯 人 員 別 世 帯 数 割 合 4 人 13% 3 人 15% 2 人 26% 1 人 39% 構 造 別 公 営 住 宅 戸 数 割 合 耐 火 構 造 23% 簡 易 耐 火 2 階 建 35% 簡 易 耐 火 平 屋 ( 木 造 含 む) 42% 世 帯 主 の 年 齢 別 世 帯 数 割 合 65 以 上 ( 歳 ) 27% 60-64( 歳 ) 13% 20-29( 歳 ) 7% 50-59( 歳 ) 18% 30-39( 歳 ) 16% 40-49( 歳 ) 19% 4 その 他 主 要 指 標 ( 公 営 住 宅 全 体 )(H21.11 現 在 ) 空 家 率 4.0(%) 最 低 居 住 水 準 世 帯 率 3.9(%) 政 策 空 家 を 含 む 団 地 を 除 いた 集 計 ( 資 料 : 江 津 市 都 市 計 画 課 )

(4)まち 並 み 景 観 赤 瓦 の 家 並 みの 再 評 価 と 歴 史 的 まち 並 みを 活 用 したまちづくり ( 赤 瓦 の 家 並 み) 波 子 町 の 家 並 み 江 津 市 には 昔 ながらの 赤 瓦 の 家 並 みが 残 されている 場 所 が 多 く 存 在 し 波 子 町 都 野 津 町 黒 松 町 は 赤 瓦 の 景 観 が 島 根 県 の 調 査 でも 高 い 評 価 を 受 けています しかし 住 宅 施 策 に 関 するアンケート 調 査 では 高 齢 者 に 比 べて 若 者 の 赤 瓦 の 景 観 に 対 する 評 価 が 低 く 景 観 に 対 する 考 え 方 の 変 化 がみられました そこで 市 民 と 一 体 となった 赤 瓦 利 用 によ るまち 並 み 形 成 促 進 のため 石 州 瓦 利 用 へ の 助 成 制 度 として 平 成 16 年 に 石 州 瓦 利 用 促 進 事 業 が 創 設 ( 平 成 17 年 に 赤 瓦 に 限 定 した 制 度 に 改 正 )され 継 続 的 に 実 施 されています さらに 赤 瓦 の 景 観 形 成 や 住 宅 設 計 での 利 用 に 対 する 表 彰 制 度 と して 平 成 21 年 度 に 赤 瓦 景 観 コンテスト コンクールを 実 施 しました 江 津 町 本 町 地 区 のパンフレット ( 歴 史 的 まち 並 み) 江 津 町 本 町 地 区 では 大 学 の 研 究 者 による まち 並 み 調 査 が 地 元 建 築 士 会 の 協 力 により 行 われ 歴 史 的 なまち 並 みを 残 し 近 世 住 宅 を 代 表 する 建 物 がある との 調 査 結 果 が 報 告 されました これを 受 けて 地 域 住 民 が 歴 史 的 な 建 造 物 を 活 かしたまちづくり 推 進 協 議 会 を 発 足 平 成 16 年 度 には 国 土 交 通 省 などが 進 める 夢 街 道 ルネサンス のモデル 地 区 に 認 定 されました 平 成 17 年 度 には 地 区 施 設 及 び 住 宅 の 整 備 方 針 を 定 めた 街 なみ 環 境 整 備 事 業 整 備 方 針 が 策 定 され 平 成 18 年 度 に 旧 江 津 町 役 場 計 画 など 具 体 的 な 整 備 計 画 の 策 定 平 成 19 年 度 より 事 業 着 手 に 至 っています 5

3. 住 宅 施 策 における 課 題 (1) 今 ある 住 まいやまちの 改 善 密 集 住 宅 市 街 地 の 住 環 境 改 善 や 道 路 事 情 の 改 善 ( 狭 あい 道 路 の 拡 幅 など) 防 災 上 危 険 な 住 宅 の 解 消 旧 市 街 地 の 密 集 住 宅 市 街 地 では 狭 あい 道 路 が 多 いため 緊 急 車 両 等 の 進 入 や 住 宅 の 建 替 えに 支 障 を きたしており 住 宅 の 老 朽 化 の 進 行 や 空 家 の 発 生 という 防 災 上 の 問 題 となっています さらに これ らの 問 題 点 が 若 者 流 出 の 要 因 となり 地 域 コミュニティ 活 力 低 下 の 問 題 につながってきています このような 問 題 点 を 解 決 していくためには 道 路 の 拡 幅 整 備 や 建 物 の 更 新 といったハード 面 に 加 え て 慣 れ 親 しんだ 地 域 コミュニティの 中 で 住 み 続 けることができるようなソフト 面 での 配 慮 が 必 要 で す また 狭 あい 道 路 の 拡 幅 は 私 有 地 の 提 供 が 基 本 となるため 住 民 主 体 のまちづくりとして 推 進 し ていくことが 必 要 です 木 造 住 宅 が 密 集 する 江 津 町 東 高 浜 地 区 では 東 高 浜 地 区 整 備 計 画 が 策 定 され ており この 計 画 にもとづいて 住 環 境 の 改 善 を 進 めていくことが 必 要 です 民 間 住 宅 の 建 替 や 住 宅 リフォームへの 支 援 住 宅 の 設 備 水 準 の 向 上 民 間 住 宅 では 老 朽 化 が 進 みつつあるものも 多 く 耐 震 性 の 向 上 やバリアフリー 等 の 住 宅 改 修 の 必 要 性 が 高 まっています また 水 洗 化 など 住 宅 の 設 備 水 準 の 向 上 も 求 められています このようなこと から 建 替 やリフォーム 等 の 住 宅 改 修 を 円 滑 に 進 めるための 支 援 が 必 要 です 市 営 住 宅 については 耐 用 年 限 を 超 過 しているものから 早 急 に 建 替 や 集 約 化 を 進 め 住 戸 規 模 や 設 備 水 準 の 向 上 を 図 ることが 必 要 です (2) 江 津 らしい 住 まいとまちの 継 承 江 津 の 気 候 風 土 にあった 住 まいづくり 江 津 市 の 気 候 は 海 岸 部 では 比 較 的 温 暖 であるが 内 陸 部 は 冬 季 にかなり 寒 冷 となります この 江 津 の 気 候 特 性 にあった 屋 根 材 である 赤 瓦 ( 石 州 瓦 )は 古 くから 使 われ 江 津 独 特 の 景 観 を 形 成 して います このような 江 津 の 気 候 風 土 市 街 地 特 性 に 応 じた 住 まいに 関 するこれまでの 調 査 研 究 の 成 果 を 活 用 し 江 津 らしい 住 まいづくりを 進 めることが 必 要 です 瓦 に 代 表 される 家 並 み 景 観 歴 史 的 まち 並 み 景 観 の 継 承 都 野 津 町 波 子 町 黒 松 町 等 でみられる 赤 瓦 ( 石 州 瓦 )の 家 並 みは 江 津 の 景 観 特 性 を 代 表 するも のです しかし 近 年 は 特 に 若 い 年 代 において 赤 瓦 の 景 観 に 対 する 評 価 が 低 く 江 津 らしい 景 観 とし ての 評 価 を 再 認 識 していく 方 策 が 必 要 です このため 平 成 16 年 度 には 石 州 瓦 利 用 促 進 事 業 による 瓦 利 用 に 対 する 助 成 制 度 ( 平 成 17 年 度 に 赤 瓦 に 限 定 した 制 度 に 改 正 )が 創 設 され さらに 平 成 21 年 度 には 赤 瓦 景 観 コンテスト コンクールが 実 施 されており これらを 活 用 継 続 して 瓦 の 活 用 を 進 め 江 津 らしい 景 観 を 継 承 していくことが 必 要 です 江 津 町 本 町 地 区 では 歴 史 的 まち 並 みの 評 価 から 地 区 住 民 によるまちづくり 活 動 の 気 運 が 高 まり 平 成 19 年 3 月 には 江 津 本 町 街 なみ 環 境 整 備 事 業 整 備 計 画 が 策 定 されました この 計 画 に 示 されている 助 成 制 度 を 活 用 しながら 住 民 活 動 を 支 援 していくことが 必 要 です 6

(3) 少 子 高 齢 社 会 への 対 応 高 齢 者 や 障 がい 者 等 が 地 域 で 住 み 続 けられる 生 活 環 境 の 整 備 高 齢 者 や 障 がい 者 等 が 自 立 した 生 活 ができるような 住 宅 改 修 の 必 要 性 が 高 まっており ハード 面 の 整 備 だけでなく 慣 れ 親 しんだ 地 域 で 生 活 が 続 けられるようなソフト 面 の 配 慮 も 重 要 です また 地 域 の 実 情 にあった 生 活 環 境 の 整 備 を 行 うためには 地 域 住 民 が 主 体 となった 住 まいづくり やまちづくりを 支 援 することが 必 要 です 若 者 定 住 につながる 魅 力 的 な 住 宅 宅 地 の 提 供 高 齢 者 アンケートで 特 に 高 齢 化 が 著 しい 郊 外 部 で 子 どもとの 同 居 を 望 む 意 見 が 多 くありました また 市 民 ニーズにあった 住 宅 宅 地 供 給 が 行 われていないとの 意 見 もありました そこで 持 家 取 得 支 援 や 親 子 近 居 等 の 市 民 ニーズに 対 応 した 低 廉 な 住 宅 宅 地 の 供 給 などニーズに 対 応 した 住 宅 宅 地 の 供 給 を 検 討 していくことが 必 要 です これは 地 域 コミュニティの 存 続 につなが っていくと 考 えられます (4) 市 民 意 識 の 向 上 と 協 働 体 制 の 整 備 市 民 意 識 の 啓 発 江 津 市 固 有 の 赤 瓦 の 家 並 みや 歴 史 的 まち 並 みなどの 継 承 をはじめ 今 後 の 住 まいづくり まちづく りには その 根 幹 をなす 市 民 意 識 の 醸 成 が 不 可 欠 です このため 住 情 報 提 供 の 充 実 を 進 める 一 方 江 津 市 の 将 来 を 担 う 子 どもたちを 含 めた 住 教 育 が 必 要 です 地 域 ごとのきめ 細 かなまちづくり まちづくりは 地 域 特 性 に 応 じて 行 われることが 重 要 です そのためには そこに 生 活 する 地 域 住 民 の 主 体 的 で 継 続 的 な 関 わりが 求 められます したがって 地 域 ごとのきめ 細 かなまちづくりを 実 現 す るためには 公 民 館 単 位 の 地 域 住 民 が 主 体 となったまちづくりとそれらの 取 り 組 みに 対 する 行 政 の 支 援 が 必 要 です (5) 地 域 ごとの 定 住 条 件 の 整 備 市 街 地 の 良 好 な 住 環 境 整 備 への 誘 導 中 心 市 街 地 の 再 活 性 化 土 地 区 画 整 理 区 域 や 江 津 道 路 のインターチェンジ 周 辺 等 新 たなまちづくりの 動 きがある 地 区 では 良 好 な 市 街 地 整 備 が 進 むよう 誘 導 していくことが 必 要 です また シビックセンターゾーン 整 備 や 空 洞 化 が 進 む 江 津 駅 前 の 商 業 活 性 化 老 朽 住 宅 密 集 市 街 地 の 住 環 境 改 善 などの 取 り 組 みを 進 め 定 住 条 件 の 整 備 を 進 める 必 要 があります 郊 外 部 の 若 者 等 の 定 住 促 進 少 子 高 齢 化 が 著 しい 郊 外 部 では 地 域 コミュニティの 存 続 を 図 るために 定 住 促 進 住 宅 宅 地 の 供 給 による 若 者 ファミリー 世 帯 の 定 住 を 促 進 することが 必 要 です 7

4. 住 宅 施 策 のテーマと 目 標 (1) 住 宅 施 策 のテーマ 江 津 市 においては 旧 桜 江 町 が 合 併 する 前 の 平 成 16 年 3 月 に 江 津 市 住 宅 マスタープランが 策 定 されており 桜 江 町 合 併 後 も 理 念 目 標 についてはその 内 容 を 継 承 するものとします 本 計 画 では 江 津 市 の 地 域 性 個 性 を 生 かした 魅 力 ある 住 まい まちづくりを 目 指 し 住 宅 施 策 のテーマを 以 下 のように 設 定 します 甍 (いらか)が 映 える 住 み 続 けたくなる 江 津 の 住 まいづくり まちづくり 甍 (いらか) 屋 根 瓦 かわらぶきの 屋 根 赤 瓦 ( 石 州 瓦 )の 家 並 みを 江 津 市 独 特 の 景 観 として 活 用 し あらゆる 人 が 住 みたくなる 住 み 続 けたくなるような 江 津 市 の 気 候 風 土 まち 並 みに 調 和 した 住 まいづくり まちづくりを 進 めま す (2) 住 宅 施 策 の 目 標 住 宅 施 策 の 目 標 を 住 宅 施 策 の 課 題 を 踏 まえて 以 下 のように 設 定 します [ 住 宅 施 策 のテーマ] 甍 (いらか)が 映 える 住 み 続 けたくなる 江 津 の 住 まいづくり まちづくり [ 住 宅 施 策 の 目 標 ] 安 全 快 適 で 個 性 豊 かな 住 まい まちづくり ~ 江 津 らしさの 継 承 ~ 老 若 ともに 住 みやすい 住 まい まちづくり ~ 少 子 高 齢 社 会 への 対 応 ~ 住 んでみたい 住 み 続 けたい 住 まい まちづくり ~ 定 住 条 件 の 確 立 ~ パートナーシップの 住 まい まちづくり ~ 住 まい 手 つくり 手 との 協 働 ~ 8

( 目 標 1) 安 全 快 適 で 個 性 豊 かな 住 まい まちづくり ~ 江 津 らしさの 継 承 ~ 市 民 が 安 全 かつ 快 適 に 暮 らせるよう 老 朽 木 造 住 宅 が 密 集 している 既 成 市 街 地 の 住 環 境 改 善 や 自 然 災 害 を 受 ける 可 能 性 が 高 い 住 宅 地 の 解 消 を 市 民 と 協 力 して 促 進 していきます 木 造 住 宅 が 密 集 する 江 津 町 東 高 浜 地 区 では 平 成 19 年 度 より 東 高 浜 地 区 整 備 計 画 が 進 められており この 計 画 に 沿 って 住 環 境 改 善 を 促 進 していきます また 地 区 の 特 性 を 活 かした 個 性 的 なまちづくりを 目 指 します 江 津 町 本 町 地 区 では 平 成 15 年 度 の 本 町 地 区 歴 史 的 建 造 物 を 活 かしたまちづくり 協 議 会 が 結 成 されて 以 降 まちづくりの 機 運 が 高 まり 現 在 は 街 なみ 環 境 整 備 事 業 が 進 められているところです 江 津 市 全 体 としては 全 国 でも 有 名 な 石 州 瓦 の 生 産 地 という 点 を 活 かし 赤 瓦 ( 石 州 瓦 )の 家 並 みを 江 津 らしい 景 観 として 評 価 し 瓦 の 利 用 促 進 を 図 ります 具 体 的 な 方 策 として 平 成 16 年 度 に 着 手 した 石 州 瓦 利 用 促 進 事 業 による 助 成 制 度 ( 平 成 17 年 度 に 赤 瓦 に 限 定 した 制 度 に 改 正 )の 利 用 を 促 進 するとともに 現 代 のニーズにあった 利 用 の 可 能 性 を 建 築 士 会 等 の 協 力 を 得 な がら 探 っていきます また 赤 瓦 景 観 コンテスト コンクールを 継 続 的 に 実 施 していきます < 基 本 施 策 > 既 成 住 宅 市 街 地 における 住 環 境 整 備 の 促 進 自 然 災 害 に 弱 い 住 まいの 解 消 赤 瓦 のあるまち 並 み 形 成 の 促 進 地 区 特 性 を 活 かしたまちづくりの 促 進 ( 目 標 2) 老 若 ともに 住 みやすい 住 まい まちづくり ~ 少 子 高 齢 社 会 への 対 応 ~ 江 津 市 は 全 国 でもっとも 高 齢 化 が 進 行 している 島 根 県 ( 平 成 17 年 国 調 )の 中 でも 大 田 市 雲 南 市 に 続 いて3 番 目 に 高 齢 化 が 進 んでおり( 町 村 を 除 く) 独 居 老 人 の 割 合 も 高 く 高 齢 対 応 は 緊 急 の 課 題 です 今 後 も 高 齢 化 が 進 むことが 予 想 される 中 高 齢 者 が 在 宅 のままでも 安 心 して 暮 らせる 住 環 境 整 備 や 介 護 付 きの 住 宅 整 備 住 宅 改 修 介 護 予 防 が 重 要 となります そこで 福 祉 医 療 保 健 といった 関 連 部 局 と 連 携 を 図 り 住 宅 改 修 に 関 するサポート 体 制 の 整 備 を 進 め 住 宅 改 修 のさらなる 促 進 に 努 めます また 高 齢 社 会 を 支 える 若 者 世 帯 が 安 心 して 子 育 てができるよう 福 祉 等 の 関 連 部 局 と 連 携 し たまちづくりを 進 めます < 基 本 施 策 > 高 齢 者 等 が 安 心 して 住 める 住 まいづくりの 促 進 安 心 して 子 育 てできるまちづくりの 促 進 9

( 目 標 3) 住 んでみたい 住 み 続 けたい 住 まい まちづくり ~ 定 住 条 件 の 確 立 ~ 老 朽 化 が 著 しい 市 営 住 宅 について 公 営 住 宅 等 長 寿 命 化 計 画 を 策 定 し 計 画 的 な 集 約 建 替 維 持 管 理 を 進 めます この 際 居 住 水 準 等 の 向 上 とあわせて 様 々な 住 宅 ニーズに 対 応 できる 計 画 と するとともに 市 営 住 宅 周 辺 の 市 街 地 整 備 との 連 携 に 配 慮 します また 地 区 のコミュニティを 存 続 させるために 市 の 大 きな 施 策 の 柱 である 定 住 促 進 の 観 点 か ら 空 家 や 遊 休 地 等 をUターン Iターン 希 望 者 の 受 け 皿 住 宅 として 活 用 したり 親 子 の 同 居 近 居 を 視 野 に 入 れ 若 者 世 帯 の 住 宅 取 得 を 支 援 する 方 策 を 検 討 します 土 地 開 発 公 社 民 間 による 宅 地 開 発 等 については より 快 適 で 魅 力 的 なものとなるよう 高 水 準 かつ 割 安 感 を 感 じられる 住 宅 の 供 給 を 目 指 し 計 画 的 な 開 発 を 誘 導 します そのため 公 的 宅 地 開 発 が 行 われる 際 には 建 築 協 定 等 のルールの 導 入 や 公 的 な 基 盤 整 備 の 導 入 などにより 計 画 的 な 市 街 地 の 整 備 を 誘 導 するとともに 供 給 価 格 の 割 安 感 を 出 していきます < 基 本 施 策 > 公 共 賃 貸 住 宅 の 計 画 的 な 整 備 定 住 促 進 住 宅 宅 地 の 整 備 計 画 的 な 市 街 地 整 備 の 誘 導 ( 目 標 4) パートナーシップの 住 まい まちづくり ~ 住 まい 手 つくり 手 との 協 働 ~ 住 まい まちづくりは 市 民 が 主 役 です 市 民 ひとりひとりがどのようなまちにしていくのかを 考 えることが 重 要 で その 目 標 づくりからまちづくり 活 動 に 至 るまで 江 津 市 は 市 民 と 一 緒 に 考 えていきます そこで 市 民 による 住 まい まちづくりの 地 域 活 動 を 支 えるため 市 内 のまちづくり 団 体 の 組 織 づくりを 支 援 し その 住 まい まちづくり 活 動 をサポートする 窓 口 体 制 を 整 備 していきます また 住 まいの 情 報 提 供 の 充 実 を 図 るとともに 将 来 の 江 津 市 を 支 える 子 どもたちに 対 する 住 教 育 の 取 り 組 みを 支 援 していきます < 基 本 施 策 > 市 民 の 手 による 住 まい まちづくりの 活 動 支 援 市 民 等 に 対 する 住 情 報 提 供 住 教 育 の 推 進 10

5. 施 策 の 展 開 方 法 基 本 施 策 1. 既 成 住 宅 市 街 地 における 住 環 境 整 備 の 促 進 個 別 施 策 1-1 密 集 住 宅 地 における 住 環 境 改 善 の 促 進 江 津 駅 前 地 区 は 昭 和 40 年 代 には 商 業 業 務 住 宅 などの 諸 機 能 が 集 積 する 江 津 市 の 顔 としてその 個 性 を 発 揮 していました しかし モータリゼーションへの 対 応 の 遅 れや 大 型 店 の 郊 外 出 店 など 商 業 を 取 り 巻 く 環 境 の 変 化 等 を 背 景 に 空 洞 化 が 進 行 しています また 駅 前 地 区 商 店 街 に 隣 接 する 江 津 町 東 高 浜 地 区 では 老 朽 化 した 木 造 住 宅 が 密 集 しているうえに 生 活 道 路 が 狭 く 車 が 進 入 できない 状 況 にあり このような 住 環 境 の 水 準 の 低 さなどから 居 住 人 口 の 流 出 と 高 齢 化 が 進 行 しています このような 背 景 から 江 津 市 では 平 成 18 年 度 に 都 市 再 生 モデル 調 査 を 実 施 し 平 成 21 年 度 より 江 津 駅 前 地 区 再 生 整 備 計 画 の 策 定 を 進 めており 江 津 駅 前 地 区 の 活 性 化 に 向 けて 取 組 んでいるところです 木 造 住 宅 が 密 集 する 東 高 浜 地 区 においては 昭 和 60 年 度 に 住 環 境 整 備 モデル 事 業 の 導 入 を 想 定 した 調 査 等 を 実 施 しています その 後 社 会 経 済 環 境 が 急 激 に 変 わっていることや 住 宅 の 老 朽 化 が 一 層 進 行 しているなど 住 環 境 上 の 問 題 が 大 きくなっていることから 平 成 19 年 度 よ り 東 高 浜 地 区 整 備 計 画 が 進 められています この 計 画 の 中 では 地 区 住 民 が 参 加 するワークシ ョップ 形 式 により 狭 隘 な 市 街 地 を 改 良 する 道 路 整 備 や 共 同 住 宅 の 検 討 が 進 められています 東 高 浜 地 区 整 備 計 画 は 現 在 も 進 められており 最 終 的 な 整 備 計 画 を 踏 まえ 密 集 住 宅 市 街 地 にお ける 住 環 境 改 善 を 段 階 的 に 促 進 していくことが 必 要 です 住 環 境 改 善 の 啓 発 活 動 をより 一 層 進 める 地 区 住 民 と 検 討 した 地 区 の 将 来 像 段 階 的 な 整 備 方 法 等 を 地 区 住 民 と 進 める 11

個 別 施 策 1-2 狭 あい 道 路 ( 二 項 道 路 )の 拡 幅 整 備 誘 導 新 たに 建 物 を 建 設 する 場 合 建 築 基 準 法 上 は 敷 地 が 幅 員 4m 以 上 の 道 路 に 接 している 必 要 があ ります しかし 市 内 には 幅 員 4m 未 満 の 道 路 が 多 く 存 在 している 地 区 があります 道 路 幅 員 が4 m 未 満 の 場 合 将 来 建 替 えができない あるいは 救 急 車 などの 緊 急 車 両 や 入 浴 サービス 等 の 福 祉 車 両 等 が 進 入 できないなど 市 民 サービスにも 影 響 が 生 じます そこで 狭 あい 道 路 の 拡 幅 に 関 する 支 援 制 度 の 創 設 を 検 討 します 狭 あい 道 路 の 拡 幅 は 市 民 の 協 力 が 不 可 欠 であることから 啓 発 活 動 を 行 いながら 全 市 的 な 道 路 拡 幅 を 促 進 します また 都 野 津 町 の 旧 市 街 地 は 広 い 範 囲 にわたって 狭 あい 道 路 が 多 く 存 在 するため 生 活 道 路 網 の 現 状 を 把 握 した 上 で 理 解 が 得 られた 地 区 あるいは 重 要 な 路 線 から 拡 幅 整 備 を 促 進 していきます 狭 あい 道 路 拡 幅 整 備 支 援 制 度 の 創 設 を 検 討 する 建 築 行 為 に 伴 う 狭 あい 道 路 の 拡 幅 を 促 進 する 都 野 津 町 旧 市 街 地 の 生 活 道 路 網 の 現 状 把 握 と 面 的 整 備 を 促 進 する 狭 あい 道 路 の 拡 幅 整 備 イメージ( 都 野 津 町 ) ( 拡 幅 後 ) 道 路 中 心 線 狭 あい 道 路 ( 二 項 道 路 ) (1.8m~4m 未 満 ) ( 拡 幅 後 ) 道 路 後 退 用 地 ( 無 償 提 供 ) 2m 12

基 本 施 策 2. 自 然 災 害 に 弱 い 住 まいの 解 消 個 別 施 策 2-1 災 害 危 険 住 宅 等 の 移 転 促 進 市 街 地 や 集 落 の 背 後 にある 斜 面 で 長 雨 や 集 中 豪 雨 などの 際 に 土 砂 災 害 の 発 生 する 危 険 性 が 高 い 箇 所 は 急 傾 斜 地 崩 壊 危 険 区 域 や 急 傾 斜 地 崩 壊 危 険 箇 所 地 すべり 危 険 箇 所 に 指 定 されています このような 特 定 箇 所 の 住 宅 地 については がけ 地 近 接 等 危 険 住 宅 移 転 事 業 急 傾 斜 地 崩 壊 対 策 事 業 等 の 防 災 対 策 事 業 を 推 進 します がけ 地 近 接 等 危 険 住 宅 移 転 事 業 急 傾 斜 地 崩 壊 対 策 事 業 の 推 進 を 図 り 災 害 危 険 住 宅 の 解 消 を 図 る 個 別 施 策 2-2 水 防 災 対 策 事 業 の 推 進 江 津 市 の 中 心 部 を 流 れる 江 の 川 は 集 中 豪 雨 によってたびたび 氾 らんし 洪 水 による 被 害 が 発 生 しています このため 国 および 島 根 県 によって 河 川 改 修 等 の 治 水 対 策 事 業 が 行 われており 江 津 市 では 川 平 駅 周 辺 地 区 および 近 原 地 区 が 対 象 地 区 となっています この 地 区 では 通 常 の 築 堤 方 式 ではなく 治 水 の 安 全 度 を 確 保 しつつ 山 間 部 の 狭 い 土 地 の 有 効 利 用 を 図 る 水 防 災 対 策 特 定 河 川 事 業 を 進 めます 水 防 災 対 策 特 定 河 川 事 業 により 川 平 駅 周 辺 および 近 原 地 区 の 水 防 災 対 策 を 進 める 水 防 災 対 策 特 定 河 川 事 業 イメージ 図 想 定 される 洪 水 水 位 までかさ 上 げする 13

個 別 施 策 2-3 住 宅 の 耐 震 改 修 の 促 進 江 津 市 の 構 造 別 住 宅 数 ではほぼ 7 割 が 木 造 住 宅 であり 昭 和 56 年 の 新 耐 震 基 準 以 前 に 建 築 さ れた 住 宅 が 6 割 程 度 もあり 島 根 県 平 均 より 高 い 水 準 にあります ( 平 成 20 年 住 宅 土 地 統 計 調 査 ) 江 津 市 の 住 宅 は 総 じて 耐 震 診 断 耐 震 改 修 の 必 要 性 が 高 く 平 成 21 年 3 月 に 策 定 された 江 津 市 耐 震 改 修 促 進 計 画 にもとづき 住 宅 の 耐 震 化 や 多 数 の 人 が 利 用 する 特 定 建 築 物 の 耐 震 改 修 を 進 めて 行 く 必 要 があります 江 津 市 耐 震 改 修 促 進 計 画 にもとづき 木 造 住 宅 の 耐 震 診 断 耐 震 改 修 の 支 援 制 度 の 活 用 を 図 る 阪 神 淡 路 大 震 災 による 倒 壊 状 況 平 成 7 年 の 阪 神 淡 路 大 震 災 では 昭 和 50 年 以 前 に 建 設 された 木 造 軸 組 住 宅 の 半 数 以 上 が 倒 壊 しています これら 住 宅 の 倒 壊 原 因 としては 耐 力 壁 不 足 が 最 も 大 きな 原 因 です 昭 和 56 年 の 新 耐 震 設 計 基 準 以 降 の 建 物 は 必 要 壁 量 と 耐 力 壁 の 建 築 年 代 別 倒 壊 状 況 0 割 2 割 4 割 6 割 8 割 10 割 昭 和 23 年 以 前 約 7 割 昭 和 24~36 年 約 6 割 昭 和 37~49 年 約 5 割 昭 和 50~60 年 約 3 割 倍 率 が 確 保 されているため 倒 壊 に 至 るケ ースは 少 なかったと 考 えられます 昭 和 61 年 以 降 約 1 割 資 料 : 木 造 住 宅 等 震 災 調 査 委 員 会 報 告 書 ( 調 査 対 象 ): 神 戸 市 東 灘 区 での 一 定 区 域 内 での 全 数 調 査 ( 約 80ha 約 2 千 棟 の 木 造 住 宅 ) 14

基 本 施 策 3. 赤 瓦 のあるまち 並 み 形 成 の 促 進 個 別 施 策 3-1 赤 瓦 ( 石 州 瓦 ) 利 用 の 促 進 赤 瓦 のある 家 並 みは 最 も 江 津 らしい 景 観 といえ 波 子 町 や 都 野 津 町 黒 松 町 は 赤 瓦 景 観 が 県 の 調 査 でも 高 く 評 価 されています この 赤 瓦 景 観 を 江 津 のまち 並 みの 個 性 として 活 用 するとともに 江 津 色 として 活 用 することが 求 められています 江 津 市 は 古 くから 石 州 瓦 の 産 地 であり 赤 瓦 ( 石 州 瓦 )は 江 津 独 特 の 景 観 を 形 成 してきました 現 在 では 従 来 の 赤 瓦 だけでなく 銀 黒 等 様 々な 色 の 瓦 が 生 産 されています 近 年 では 建 築 工 法 が 多 様 化 して 選 択 肢 が 広 がり 瓦 そのものの 利 用 も 減 りつつあります そこで これまで 行 ってきた 公 共 建 築 物 等 への 赤 瓦 の 活 用 を 引 き 続 き 推 進 しつつ 新 たに 市 民 と 一 体 となった 赤 瓦 の 利 用 によるまち 並 み 形 成 促 進 のため 石 州 瓦 の 利 用 に 対 する 助 成 制 度 が 平 成 16 年 10 月 に 石 州 赤 瓦 利 用 促 進 事 業 として 創 設 されました この 制 度 については 地 場 産 業 の 促 進 という 面 もあわせもつため 企 画 商 工 建 築 の 各 部 門 の 調 整 を 行 いながら 利 用 促 進 を 図 って 行 く 必 要 があります また 赤 瓦 の 景 観 形 成 や 住 宅 設 計 での 効 果 的 な 利 用 に 対 する 表 彰 制 度 として 平 成 21 年 度 に 赤 瓦 景 観 コンテスト コンクールが 実 施 されており 一 層 の 充 実 が 望 まれます 公 共 建 築 物 への 赤 瓦 の 活 用 を 引 き 続 き 行 う 赤 瓦 ( 石 州 瓦 ) 利 用 に 対 する 石 州 赤 瓦 利 用 促 進 事 業 の 適 用 促 進 を 図 る 赤 瓦 景 観 コンテスト コンクールの 充 実 を 図 る 石 州 赤 瓦 利 用 促 進 事 業 江 津 市 を 中 心 とする 石 見 地 方 の 特 色 ある 景 観 となっています 石 州 赤 瓦 の 家 並 み 景 観 の 保 全 と 創 出 そして 建 築 関 連 産 業 の 活 性 化 を 目 的 に 石 州 瓦 の 資 材 費 の 一 部 を 補 助 する 制 度 です < 補 助 対 象 > 一 般 的 な 地 域 石 州 赤 瓦 使 用 1m2 当 たり 1,000 円 ( 限 度 額 20 万 円 ) 赤 瓦 に 関 する 住 民 協 定 を 締 結 した 地 域 石 州 赤 瓦 使 用 1m2 当 たり 1,500 円 ( 限 度 額 30 万 円 ) 屋 根 の 実 面 積 が 80 m2 以 上 となる 建 築 物 の 新 築 増 築 大 規 模 修 繕 ( 屋 根 替 え)などを 使 用 とする 場 合 の 助 成 制 度 です 使 用 される 瓦 は 島 根 県 内 で 生 産 される 石 州 瓦 の 赤 瓦 来 待 瓦 等 の 茶 系 の 色 彩 であることが 条 件 です 15

個 別 施 策 3-2 現 代 ニーズにあった 赤 瓦 を 使 った 新 江 津 型 住 宅 の 検 討 近 年 住 宅 の 新 築 戸 数 が 減 少 傾 向 にある 中 ハウスメーカーの 比 率 が 大 きくなっています 一 方 で 石 見 地 域 の 気 候 風 土 伝 統 文 化 生 活 習 慣 にふさわしい 住 宅 とはどのようなものかとい う 調 査 研 究 も 行 われており 昭 和 61 年 には 江 津 型 住 宅 ( 地 域 適 合 型 住 宅 )の 検 討 が 行 われ 平 成 11 年 には 石 見 流 の 住 まい 研 究 会 によって 石 見 流 の 住 まい 設 計 チェックリスト が 作 成 されています このような 江 津 にふさわしい 住 宅 に 関 する 調 査 研 究 成 果 を 活 用 し 江 津 の 風 土 と 現 代 ニーズにあった 住 宅 づくりを 促 進 することが 必 要 です そこで これらの 研 究 成 果 を 活 用 しながら 赤 瓦 戸 建 て 住 宅 や 公 共 施 設 の 屋 根 壁 面 等 について の 指 針 となる 江 津 市 景 観 形 成 指 針 の 策 定 を 進 めているところです また 個 人 住 宅 向 けに 江 津 の 気 候 風 土 等 を 考 慮 した 住 宅 づくりのポイントや 赤 瓦 の 利 用 をまとめた 赤 瓦 住 宅 ガイドライ ン の 策 定 を 進 めているところです 江 津 市 景 観 形 成 指 針 の 策 定 を 進 める 赤 瓦 住 宅 ガイドラインの 策 定 を 進 める 赤 瓦 を 使 った 民 間 住 宅 事 例 16

基 本 施 策 4. 地 区 特 性 を 活 かしたまちづくりの 促 進 個 別 施 策 4-1 立 地 特 性 に 応 じたまちづくり 方 針 の 策 定 江 津 市 の 中 でも 人 口 が 集 中 している 市 街 地 ( 江 津 中 央 江 津 西 )とその 郊 外 部 ( 江 津 東 江 津 南 松 平 桜 江 )では 周 辺 環 境 も 異 なり 住 宅 ニーズも 変 わってきます 市 街 地 は 公 共 公 益 施 設 や 店 舗 等 が 整 備 されており その 利 便 性 を 享 受 できる 分 地 価 は 高 くなっ てしまいます そこで 宅 地 規 模 よりも 地 区 計 画 や 緑 化 協 定 等 のルールにより 統 一 感 を 持 つ 計 画 的 な 住 宅 地 が 望 まれます 一 方 郊 外 部 は 市 街 地 と 比 べると 利 便 性 は 劣 りますが 地 価 は 安 くなります そのような 場 所 では 地 区 計 画 等 のルールよりむしろ 市 街 地 と 比 べてゆとりのある 宅 地 規 模 で かつ 低 価 格 に 抑 えた 住 宅 地 の 供 給 が 望 まれます このような 住 宅 地 の 立 地 特 性 に 応 じたまちづくり 住 宅 地 づくりを 進 めるための 方 針 を 策 定 し ます 立 地 特 性 別 ( 市 街 地 郊 外 部 )のまちづくり 住 宅 地 づくりの 方 針 を 策 定 する 市 街 地 の 住 宅 地 イメージ 統 一 感 とうるおいの 住 宅 地 ( 例 ) 地 区 計 画 緑 化 協 定 等 の 導 入 屋 根 は 瓦 屋 根 外 壁 後 退 部 には 生 垣 を 設 置 屋 根 外 壁 の 色 は 刺 激 的 な 原 色 を 避 け 植 栽 と 調 和 する 色 調 にする 等 郊 外 部 の 住 宅 地 イメージ ゆとりのある 住 宅 地 ( 例 ) 敷 地 面 積 :300 m2 以 上 建 ぺい 率 :30% 以 下 容 積 率 :50% 以 下 駐 車 場 は2 台 以 上 道 路 沿 いには 緑 化 ゾーン 家 庭 菜 園 がつくれる 庭 塀 のないオープン 外 構 等 17

個 別 施 策 4-2 歴 史 的 まち 並 みの 活 用 江 津 本 町 では 平 成 15 年 に 本 町 地 区 歴 史 的 建 造 物 を 活 かしたまちづくり 推 進 協 議 会 が 結 成 され 平 成 16 年 には 国 土 交 通 省 などが 進 める 夢 街 道 ルネサンス のモデル 地 区 に 認 定 され 様 々なまちづくり 活 動 が 展 開 されています 平 成 17 年 度 には 街 なみ 環 境 整 備 事 業 整 備 方 針 が 策 定 され 石 州 赤 瓦 と 歴 史 的 な 町 並 みを 大 切 にするまちづくり を 整 備 目 標 にして 地 区 施 設 及 び 住 宅 の 整 備 方 針 が 定 められ 江 津 本 町 地 区 まちづくり 協 定 が 結 ばれています これを 受 け 平 成 18 年 度 には 具 体 的 な 整 備 計 画 として 旧 江 津 町 役 場 計 画 旧 郵 便 局 外 観 修 景 道 路 美 装 化 計 画 小 公 園 計 画 が 検 討 され 江 津 本 町 地 区 まちづくり 協 定 に 適 合 した 住 宅 に 修 景 基 準 にもとづく 街 なみ 整 備 助 成 が 200 万 円 を 限 度 額 として 設 定 されています 平 成 19 年 度 より 事 業 に 着 手 しており 今 後 もこれらの 整 備 方 針 整 備 計 画 にもとづき 歴 史 的 まち 並 みを 活 用 したまちづくりを 促 進 します 本 町 地 区 の 歴 史 的 まち 並 みの 整 備 を 推 進 する 江 津 本 町 地 区 まちづくり 協 定 に 適 合 した 住 宅 の 修 景 整 備 を 促 進 する 街 なみ 環 境 整 備 事 業 による 整 備 のイメージ 道 路 修 景 の 例 < 現 況 > < 整 備 イメージ> 電 線 類 の 地 中 化 街 路 灯 の 整 備 石 畳 舗 装 への 整 備 住 宅 修 景 の 例 18

基 本 施 策 5. 高 齢 者 等 が 安 心 して 住 める 住 まいづくりの 促 進 個 別 施 策 5-1 バリアフリー 化 の 促 進 民 間 住 宅 において 介 護 保 険 認 定 外 の 高 齢 者 についても 介 護 予 防 という 視 点 に 立 ち 保 健 福 祉 部 局 と 連 携 して 住 宅 改 修 支 援 策 の 検 討 を 図 ります また 住 宅 の 改 修 にあたっては 長 寿 社 会 の 住 まいづくり 相 談 員 制 度 の 活 用 を 積 極 的 に 進 めます 平 成 21~22 年 度 にかけて JR 江 津 駅 シビックセンターゾーン グリーンモールの 3 拠 点 を 重 点 整 備 地 区 として 移 動 円 滑 化 を 目 指 した 江 津 市 バリアフリー 基 本 構 想 を 策 定 することとし ており 重 点 地 区 の 生 活 関 連 経 路 準 生 活 関 連 経 路 のバリアフリー 化 を 進 めます 介 護 保 険 認 定 外 の 高 齢 者 を 対 象 とした 住 宅 改 修 支 援 策 を 検 討 する 長 寿 社 会 の 住 まいづくり 相 談 員 制 度 の 活 用 を 図 る 重 点 地 区 の 生 活 関 連 経 路 準 生 活 関 連 経 路 のバリアフリー 化 の 推 進 医 療 福 祉 等 の 機 能 が 集 積 した 地 域 への 高 齢 者 障 がい 者 に 配 慮 した 住 宅 の 整 備 を 進 める(シルバーハウジング 等 ) 個 別 施 策 5-2 ユニバーサルデザインの 導 入 促 進 老 朽 化 した 住 宅 の 更 新 にあたって 身 体 障 がい 者 や 子 どもを 含 めて 誰 もが 使 いやすいようなユ ニバーサルデザインの 導 入 が 必 要 です これは 将 来 住 民 が 高 齢 者 になったときに 自 立 した 生 活 を 送 るための 支 援 策 としても 有 効 と 考 えられます また 市 営 住 宅 の 集 約 建 替 においては ユニバーサルデザインの 導 入 とともにシルバーハウ ジング 等 の 高 齢 者 向 け 住 宅 の 整 備 を 検 討 する 必 要 があります 市 営 住 宅 の 集 約 建 替 にあたっては ユニバーサルデザインの 導 入 を 検 討 する シルバーハウジング 等 高 齢 者 向 け 住 宅 の 整 備 を 検 討 する 一 般 の 住 宅 におけるユニバーサルデザインの 導 入 指 針 を 検 討 する ユニバーサルデザインの 考 え 方 バリアフリーは 高 齢 者 や 障 がい 者 にとってバリア( 障 壁 )となっているものを 取 り 除 こうとする 考 え 方 で バリアがあることが 前 提 となっています これをさらに 一 歩 進 めて 最 初 から 誰 もが 最 初 か ら 使 いやすいようなものとすることです ユニバーサルデザイン universal design 障 がい 者 高 齢 者 健 常 者 の 区 別 なしに,すべての 人 が 使 いやすいように 製 品 建 物 環 境 など をデザインすること 1974 年,アメリカのメースによって 提 唱 された 概 念 バリアフリー barrier free 障 壁 のない の 意 建 築 設 計 において, 段 差 や 仕 切 りをなくすなど 高 齢 者 や 障 害 者 に 配 慮 を すること 製 品 設 計 にも 応 用 されている 19

個 別 施 策 5-3 福 祉 医 療 保 健 と 連 携 した 相 談 窓 口 設 置 の 検 討 高 齢 社 会 に 向 けた 住 宅 改 修 の 内 容 について 関 連 部 局 と 意 見 交 換 の 場 を 設 け 市 民 の 相 談 に 対 応 できるよう 体 制 づくりを 進 めます また 市 民 のニーズを 把 握 した 上 で 市 営 住 宅 の 社 会 福 祉 施 設 との 併 設 や 福 祉 サービスを 導 入 したグループホームの 整 備 を 関 連 部 局 と 協 議 します 福 祉 医 療 保 健 との 連 携 体 制 及 び 総 合 相 談 窓 口 の 設 置 を 検 討 する 市 営 住 宅 と 社 会 福 祉 施 設 の 併 設 福 祉 サービスを 導 入 したグループホームの 整 備 に ついて 関 連 部 局 と 協 議 する 関 連 部 局 と 連 携 した 総 合 相 談 窓 口 のイメージ 市 民 ( 高 齢 者 等 ) < 福 祉 > 社 会 福 祉 課 (アドバイス) (アドバイス) < 建 築 > 都 市 計 画 課 < 医 療 保 健 > 健 康 長 寿 課 地 域 包 括 支 援 センター ( 介 護 保 険 対 象 で な い 場 合 ) ( 住 宅 改 修 の 相 談 ) 総 合 相 談 窓 口 ( 介 護 保 険 対 象 の 場 合 ) 地 域 包 括 支 援 センター ケアマネージャー 等 20

基 本 施 策 6. 安 心 して 子 育 てできるまちづくりの 促 進 個 別 施 策 6-1 子 育 て 環 境 の 充 実 高 齢 社 会 を 支 える 若 者 世 帯 の 子 育 て 支 援 の 一 環 として 市 営 住 宅 と 子 育 て 支 援 施 設 の 併 設 近 接 整 備 等 を 検 討 します 市 営 住 宅 の 更 新 にあたっては 子 育 て 支 援 施 設 等 の 併 設 近 接 を 検 討 する シビックセンターゾーンにおける 市 営 住 宅 と 保 育 所 の 近 接 整 備 江 津 駅 前 地 区 で 整 備 進 行 中 のシビックセンターゾーンでは ゾーン 内 に 市 営 住 宅 と 保 育 所 が 近 接 して 整 備 されています <ゾーン 内 の 市 営 住 宅 > <ゾーン 内 の 保 育 園 > 個 別 施 策 6-2 若 年 ファミリー 向 け 賃 貸 住 宅 の 供 給 若 年 ファミリー 世 帯 の 住 居 費 負 担 の 軽 減 策 として 市 営 住 宅 の 建 替 えや 定 住 促 進 賃 貸 住 宅 の 導 入 によるファミリー 向 け 住 戸 の 供 給 を 図 ります また 市 営 住 宅 において 単 身 者 が 結 果 的 に 広 い 住 宅 に 居 住 するなど 住 戸 規 模 と 家 族 人 数 のミスマッチがある 場 合 適 正 な 広 さの 住 戸 への 住 み 替 え 方 策 を 検 討 します 市 営 住 宅 の 建 替 え 定 住 促 進 賃 貸 住 宅 の 導 入 によるファミリー 向 け 住 戸 を 供 給 する 家 族 人 数 に 応 じた 適 正 な 広 さの 住 戸 への 住 み 替 え 方 策 を 検 討 する 若 者 の 定 住 化 を 促 進 するため 市 内 の 適 地 へ 若 者 定 住 住 宅 を 建 設 する 21

基 本 施 策 7. 公 共 賃 貸 住 宅 の 計 画 的 な 整 備 個 別 施 策 7-1 市 営 住 宅 の 計 画 的 な 更 新 今 後 15 年 間 における 市 営 住 宅 の 建 替 え 改 善 事 業 を 計 画 的 に 行 うため 公 営 住 宅 等 長 寿 命 化 計 画 を 策 定 し これに 従 って 市 営 住 宅 の 計 画 的 な 更 新 を 進 めます なお この 計 画 は 社 会 経 済 状 況 の 変 化 等 に 柔 軟 に 対 応 するため 概 ね5 年 以 内 ごとに 見 直 しを 行 います 公 営 住 宅 等 長 寿 命 化 計 画 に 従 って 市 営 住 宅 の 更 新 を 行 う 22 公 営 住 宅 等 長 寿 命 化 計 画 の 方 針 活 用 手 法 別 管 理 戸 数 団 地 名 建 設 年 度 構 造 活 用 方 法 維 持 管 理 うち 修 繕 対 応 うち 改 善 対 応 小 計 建 替 用 途 廃 止 星 島 団 地 昭 和 38 年 度 1 ( 非 現 地 ) 建 替 12 昭 和 39 年 度 簡 平 1 ( 非 現 地 ) 建 替 16 昭 和 43 年 度 1 ( 非 現 地 ) 建 替 8 黒 松 団 地 昭 和 43 年 度 簡 平 2 ( 非 現 地 ) 建 替 6 嘉 戸 団 地 昭 和 38 年 度 建 替 4 昭 和 43 年 度 建 替 4 昭 和 44 年 度 建 替 4 簡 平 昭 和 45 年 度 建 替 8 昭 和 43 年 度 建 替 4 昭 和 45 年 度 建 替 12 浅 利 団 地 2 昭 和 44 年 度 ( 非 現 地 ) 建 替 4 簡 平 2 昭 和 44 年 度 ( 非 現 地 ) 建 替 12 浅 利 長 者 原 団 地 昭 和 45 年 度 簡 平 2 ( 非 現 地 ) 建 替 4 敬 川 団 地 昭 和 46 年 度 建 替 12 昭 和 47 年 度 建 替 12 簡 2 昭 和 48 年 度 建 替 12 昭 和 49 年 度 建 替 6 尾 浜 団 地 昭 和 50 年 度 簡 2 建 替 20 和 木 団 地 1 昭 和 51 年 度 ( 非 現 地 ) 建 替 10 簡 2 1 昭 和 52 年 度 ( 非 現 地 ) 建 替 10 市 新 川 団 地 昭 和 53 年 度 簡 2 1 ( 非 現 地 ) 建 替 10 浅 利 旭 団 地 昭 和 54 年 度 建 替 10 簡 2 営 昭 和 55 年 度 建 替 10 浅 利 曙 団 地 昭 和 57 年 度 維 持 管 理 ( 修 繕 ) 12 12 住 昭 和 58 年 度 維 持 管 理 ( 修 繕 ) 12 12 宅 昭 和 60 年 度 中 耐 維 持 管 理 ( 修 繕 ) 12 12 昭 和 61 年 度 維 持 管 理 ( 修 繕 ) 12 12 昭 和 63 年 度 維 持 管 理 ( 修 繕 ) 12 12 跡 市 団 地 昭 和 60 年 度 簡 平 建 替 4 小 田 団 地 昭 和 47 年 度 簡 2 建 替 14 大 貫 団 地 昭 和 47 年 度 簡 2 建 替 4 渡 団 地 昭 和 47 年 度 簡 2 建 替 4 鹿 賀 団 地 昭 和 47 年 度 簡 2 建 替 6 市 山 団 地 昭 和 53 年 度 簡 2 建 替 6 三 田 地 災 害 特 別 団 地 昭 和 58 年 度 木 2 用 途 廃 止 1 今 田 災 害 特 別 団 地 昭 和 58 年 度 木 平 用 途 廃 止 1 渡 田 災 害 特 別 団 地 昭 和 58 年 度 木 2 用 途 廃 止 1 江 尾 1 号 棟 団 地 昭 和 58 年 度 コ2 建 替 4 江 尾 2 号 棟 団 地 昭 和 62 年 度 コ 平 建 替 4 養 路 団 地 昭 和 59 年 度 簡 2 維 持 管 理 ( 改 善 ) 4 4 今 田 1 号 棟 団 地 昭 和 60 年 度 中 3 維 持 管 理 ( 修 繕 ) 6 6 今 田 2 号 棟 団 地 昭 和 61 年 度 中 3 維 持 管 理 ( 修 繕 ) 12 12 谷 住 郷 団 地 B 棟 平 成 5 年 度 木 2 維 持 管 理 ( 改 善 ) 2 2 谷 住 郷 団 地 C 棟 平 成 5 年 度 木 2 維 持 管 理 ( 改 善 ) 8 8 風 の 里 団 地 平 成 13 年 度 木 2 維 持 管 理 ( 修 繕 ) 4 4 江 津 中 央 団 地 中 耐 維 持 管 理 ( 修 繕 ) 8 8 平 成 19 年 度 中 耐 維 持 管 理 ( 修 繕 ) 4 4 小 田 中 団 地 平 成 4 年 度 木 平 維 持 管 理 ( 改 善 ) 2 2 定 谷 住 郷 団 地 平 成 5 年 度 木 2 維 持 管 理 ( 改 善 ) 4 4 住 長 尾 団 地 平 成 6 年 度 維 持 管 理 ( 改 善 ) 4 4 促 木 2 平 成 7 年 度 維 持 管 理 ( 改 善 ) 進 6 6 住 今 田 第 二 団 地 平 成 10 年 度 木 2 維 持 管 理 ( 修 繕 ) 6 6 宅 小 田 第 二 団 地 維 持 管 理 ( 修 繕 ) 8 8 平 成 13 年 度 木 2 維 持 管 理 ( 修 繕 ) 4 4 長 尾 第 二 団 地 平 成 8 年 度 木 2 維 持 管 理 ( 修 繕 ) 2 2 公 維 持 管 理 ( 修 繕 ) 4 4 社 今 田 第 二 団 地 平 成 9 年 度 木 2 維 持 管 理 ( 修 繕 ) 住 6 6 宅 和 田 団 地 平 成 12 年 度 木 2 維 持 管 理 ( 修 繕 ) 8 8 風 の 里 団 地 平 成 13 年 度 木 2 維 持 管 理 ( 修 繕 ) 4 4 市 営 住 宅 26 団 地 ( 江 津 13 団 地 桜 江 13 団 地 ) 94 16 110 256 3 定 住 促 進 住 宅 5 団 地 ( 江 津 なし 桜 江 5 団 地 ) 18 14 32 0 0 公 社 住 宅 4 団 地 ( 江 津 なし 桜 江 4 団 地 ) 24 0 24 0 0 公 営 住 宅 合 計 (425 戸 ) 136 30 166 256 3 1:シビックセンターゾーンへの 集 約 再 配 置 2: 江 津 東 小 学 校 周 辺 地 区 への 集 約 再 配 置

個 別 施 策 7-2 市 街 地 整 備 と 連 携 した 公 的 住 宅 の 整 備 江 津 市 の 新 たな 拠 点 地 区 として 計 画 が 進 んでいるシビックセンターゾーンやこれに 隣 接 する 蛭 子 北 地 区 また 住 宅 市 街 地 総 合 整 備 事 業 として 取 り 組 んでいる 東 高 浜 密 集 地 の 整 備 に 合 わせて 県 営 住 宅 及 びコミュニティ 住 宅 の 建 設 を 促 進 する あるいは 江 津 東 小 学 校 周 辺 地 区 や 江 津 西 イン ターチェンジ 周 辺 など 市 街 地 整 備 の 見 込 まれる 地 区 では 周 辺 の 施 設 整 備 状 況 を 踏 まえて 市 営 住 宅 の 更 新 の 際 に 併 せ 市 営 住 宅 の 整 備 や 県 営 住 宅 の 整 備 を 進 めて 行 きます 市 街 地 整 備 と 連 携 した 公 的 住 宅 の 整 備 を 推 進 する シビックセンターゾーンでの 市 営 住 宅 建 替 シビックセンターゾーン 内 に 老 朽 化 した 市 営 住 宅 を 集 約 再 配 置 東 高 浜 地 区 の 公 営 住 宅 建 設 イメージ 23

個 別 施 策 7-3 多 様 な 公 的 住 宅 供 給 の 促 進 市 営 住 宅 の 建 替 えにあたっては 様 々な 入 居 者 ニーズへの 対 応 を 図 るべく 多 様 な 住 戸 タイプを 供 給 します また 郊 外 部 では 定 住 促 進 賃 貸 住 宅 の 建 設 等 市 営 住 宅 以 外 の 公 的 住 宅 供 給 を 検 討 します 地 域 特 性 に 応 じて 定 住 促 進 賃 貸 住 宅 等 の 導 入 も 検 討 する 市 営 住 宅 の 建 替 えにあたっては 様 々な 住 戸 タイプを 供 給 する ( 参 考 ) 島 根 県 定 住 促 進 賃 貸 住 宅 建 設 事 業 [ 目 的 ] 過 疎 化 や 市 街 地 の 空 洞 化 の 進 展 が 著 しい 本 県 において U Ⅰターン 者 や 親 世 帯 から 独 立 する 若 者 等 を 対 象 に 地 域 の 定 住 を 促 進 するため 県 市 町 村 民 間 事 業 者 及 び 県 住 宅 供 給 公 社 ( 以 下 公 社 という )が 連 携 を 図 り 良 質 で 低 家 賃 の 賃 貸 住 宅 の 建 設 を 推 進 する [ 特 徴 ] 1) 市 町 村 の 総 合 的 な 定 住 施 策 を 支 援 するため 賃 貸 住 宅 の 整 備 を 行 う 市 町 村 に 対 し 県 が 当 該 経 費 の 一 定 割 合 を 補 助 する 2) 地 域 の 事 情 に 応 じ 住 宅 供 給 方 式 の 多 様 化 を 図 る 1 民 間 事 業 者 建 設 方 式 ( 土 地 所 有 者 企 業 等 ) 島 根 県 中 山 間 地 域 活 性 化 基 本 条 例 の 指 定 地 域 においてのみ 実 施 可 能 2 公 社 建 設 方 式 3 市 町 村 建 設 方 式 ( 民 間 事 業 者 の 確 保 が 困 難 な 場 合 等 ) 3) 入 居 者 の 収 入 制 限 は 設 けず U Ⅰターン 者 や 若 者 等 を 優 先 的 に 入 居 させる 4) 民 間 事 業 者 が 負 担 する 空 家 等 によるリスクを 軽 減 し 入 居 者 の 安 定 的 確 保 を 図 るため 原 則 と して 市 町 村 が 一 定 期 間 賃 貸 住 宅 を 借 り 上 げる 5) 一 定 水 準 の 賃 貸 住 宅 とするため 最 小 限 の 整 備 基 準 を 設 けるものとし 建 設 費 については 極 力 低 廉 化 に 努 めるものとする ( 面 積 :25 m2~125 m2 構 造 建 方 型 式 は 問 わない ) 6) 市 町 村 の 直 接 建 設 方 式 を 除 き 原 則 として 住 宅 建 設 に 係 る 市 町 村 の 当 初 負 担 は 生 じない 事 業 着 手 にあたっては 市 町 村 と 住 宅 建 設 事 業 者 は 基 本 協 定 を 締 結 する 24

基 本 施 策 8. 定 住 促 進 住 宅 宅 地 の 整 備 個 別 施 策 8-1 空 き 家 や 遊 休 地 等 を 活 用 した 定 住 住 宅 宅 地 整 備 の 検 討 平 成 19 年 12 月 に 江 津 市 定 住 促 進 ビジョン( 都 市 との 共 生 対 流 の 実 現 に 向 けて)が 策 定 さ れています この 中 で Uターン Iターン 者 の 確 保 のため 住 む 働 く 暮 らしを 楽 しむ が 重 点 施 策 のひとつとなっています このため 郊 外 部 の 空 き 家 や 遊 休 地 等 の 登 録 を 既 に 開 設 さ れている 石 見 暮 らし( 定 住 情 報 ) に 積 極 的 に 登 録 することなどにより Uターン Iターン 希 望 者 への 受 け 皿 住 宅 として 活 用 を 図 るとともに 地 区 コミュニティの 存 続 を 図 ります 郊 外 部 の 空 き 家 遊 休 地 を 石 見 暮 らし( 定 住 情 報 ) に 積 極 的 に 登 録 する 登 録 した 空 き 家 の 修 繕 について( 財 )ふるさと 島 根 定 住 財 団 の 助 成 事 業 を 活 用 する 個 別 施 策 8-2 郊 外 部 における 定 住 施 策 の 推 進 郊 外 部 では 土 地 開 発 公 社 による 宅 地 開 発 事 業 が 行 われていますが 定 住 施 策 の 推 進 のためこ の 事 業 を 着 実 に 進 めます また 川 平 駅 周 辺 は 江 の 川 の 水 防 対 策 特 定 河 川 事 業 によって 一 時 的 に 移 転 等 が 必 要 となります が 地 区 外 に 人 口 が 流 出 することのないよう 定 住 促 進 を 図 ります 阿 刀 ヶ 丘 塩 田 の 各 土 地 開 発 公 社 団 地 の 事 業 促 進 を 図 る 川 平 駅 周 辺 および 近 原 地 区 の 水 防 災 対 策 事 業 と 連 動 して 定 住 促 進 を 図 る 個 別 施 策 8-3 若 者 世 帯 の 住 宅 取 得 の 支 援 土 地 開 発 公 社 の 新 規 住 宅 地 開 発 では 近 隣 市 町 村 と 比 べて 割 高 な 価 格 となっています そこで 計 画 的 な 市 街 地 整 備 の 誘 導 と 組 み 合 わせて 幹 線 道 路 については 市 道 として 整 備 するなど 公 的 な 基 盤 整 備 と 一 体 となった 開 発 を 誘 導 して 供 給 価 格 の 割 安 感 を 出 していくことが 必 要 です また 郊 外 部 では 親 世 帯 との 同 居 近 居 に 対 する 支 援 が 求 められています そこで 現 代 の 生 活 様 式 にあった 住 宅 改 修 や 在 宅 介 護 を 目 的 とした 住 宅 改 修 に 対 する 支 援 策 を 検 討 します 同 様 に 近 居 に 対 しても 住 宅 取 得 の 支 援 策 を 検 討 します 計 画 的 な 市 街 地 整 備 においては 公 的 な 基 盤 整 備 を 導 入 し 宅 地 供 給 の 低 廉 化 を 図 る 親 子 の 同 居 近 居 を 視 野 に 入 れた 住 宅 改 修 等 の 支 援 策 を 検 討 する 25

基 本 施 策 9. 計 画 的 な 市 街 地 整 備 の 誘 導 個 別 施 策 9-1 まちづくりの 先 導 的 役 割 としての 公 的 宅 地 開 発 の 促 進 土 地 開 発 公 社 の 事 業 及 び 土 地 区 画 整 理 事 業 等 の 公 的 宅 地 開 発 については 建 築 協 定 や 緑 化 協 定 等 のルールを 積 極 的 に 導 入 するとともに 幹 線 道 路 の 整 備 や 緑 化 等 について 積 極 的 に 支 援 するな ど 計 画 的 な 市 街 地 整 備 を 誘 導 し まちづくりの 先 導 的 役 割 を 果 たしていきます 公 的 開 発 では 建 築 協 定 や 緑 化 協 定 等 の 導 入 を 促 し 計 画 的 な 市 街 地 の 整 備 を 誘 導 する 幹 線 道 路 の 整 備 緑 化 等 の 支 援 を 行 う 個 別 施 策 9-2 まちづくりに 配 慮 した 民 間 開 発 の 誘 導 民 間 による 一 定 規 模 以 上 の 宅 地 開 発 については 最 低 敷 地 規 模 等 の 宅 地 開 発 指 針 の 策 定 を 検 討 し 江 津 らしいまち 並 みの 形 成 への 協 力 を 仰 ぐこととします 一 定 規 模 以 上 の 民 間 宅 地 開 発 について 宅 地 開 発 指 針 の 策 定 に 向 けた 検 討 を 進 める 26

基 本 施 策 10. 市 民 の 手 による 住 まい まちづくりの 活 動 支 援 個 別 施 策 10-1 公 民 館 単 位 でのまちづくり 団 体 の 組 織 づくりと 活 動 の 支 援 江 津 町 本 町 地 区 の 歴 史 的 建 造 物 を 活 かしたまちづくり 推 進 協 議 会 波 子 町 都 治 町 等 の ま ちづくり 委 員 会 等 市 民 によるまちづくり 活 動 の 機 運 が 高 まりつつあります これらの 地 域 活 動 は 公 民 館 単 位 で 組 織 されるまちづくり 団 体 が 中 心 となって 活 動 していますが まだ 一 部 の 地 域 での 取 り 組 みにとどまっています 市 民 のまちづくり 活 動 を 全 市 に 展 開 していくために このようなまちづくり 委 員 会 の 組 織 づく りを 支 援 することから 始 めます 次 いで まちづくり 委 員 会 等 の 組 織 に 対 して 活 動 を 支 援 できるよう 専 門 家 による ( 仮 )ま ちづくりアドバイザー 派 遣 制 度 や まちづくり 出 前 講 座 等 のまちづくり 活 動 を 支 援 する 体 制 づくりを 進 めます 公 民 館 単 位 でのまちづくり 団 体 の 組 織 づくりを 支 援 する まちづくり 委 員 会 等 の 地 域 のまちづくり 活 動 を 支 援 する 体 制 づくりを 行 う 地 域 のまちづくり 活 動 支 援 イメージ < 公 民 館 単 位 > まちづくり 委 員 会 まちづくり 協 議 会 等 住 ま い ま ち づ く り に 関 す る 相 談 ( 仮 )まちづくりアドバイザー 建 築 士 コンサルタント 等 派 遣 要 請 アドバイス アドバイザー 登 録 江 津 市 27

個 別 施 策 10-2 限 定 特 定 行 政 庁 への 移 行 検 討 現 在 江 津 市 は 建 築 主 事 を 配 置 しておらず 建 築 確 認 等 は 県 が 行 っています 今 後 狭 あい 道 路 の 拡 幅 や 景 観 等 のまち 並 み 形 成 等 の 建 築 施 策 に 主 体 的 に 取 り 組 んでいくには 限 定 特 定 行 政 庁 ( 木 造 住 宅 など 小 規 模 な 建 築 物 についてのみ 建 築 確 認 申 請 を 審 査 する 建 築 主 事 を 置 く 市 区 町 村 ) として 建 築 主 事 をおくことが 有 効 な 方 策 のひとつと 考 えられます このことから 限 定 特 定 行 政 庁 としての 建 築 主 事 の 配 置 を 実 現 するために 検 討 を 進 めていきま す これは 建 築 確 認 関 連 業 務 が 市 内 で 行 えるという 市 民 サービスにもつながります 限 定 特 定 行 政 庁 への 移 行 の 実 現 に 向 けて 検 討 を 進 める 限 定 特 定 行 政 庁 の 概 要 < 主 旨 意 義 > 市 民 サービスの 向 上 住 所 地 の 近 くで 手 続 きできるなど 文 書 送 付 や 実 態 把 握 等 に 要 する 事 務 処 理 の 時 間 短 縮 を 図 り 市 民 負 担 を 軽 減 できる 市 行 政 の 充 実 二 項 道 路 の 整 備 等 地 域 の 実 情 に 即 した 的 確 な 対 応 が 可 能 で これまでの 権 限 と 併 せてより 総 合 的 な 行 政 を 展 開 できる < 権 限 内 容 > 建 築 確 認 申 請 中 間 完 了 検 査 建 築 許 可 相 談 等 : 建 基 法 第 6 条 第 1 項 第 4 号 の 木 造 住 宅 等 小 規 模 な 建 築 物 (その 建 築 に 関 して 知 事 の 許 可 が 必 要 なものを 除 く) 建 設 資 材 廃 棄 物 : 上 記 小 規 模 な 建 築 物 の 分 別 解 体 等 の 届 出 の 受 理 審 査 改 善 命 令 県 が 受 理 す る 届 出 及 び 通 知 の 当 該 市 町 村 経 由 住 宅 金 融 公 庫 融 資 に 係 る 設 計 審 査 現 場 審 査 等 その 他 優 良 宅 地 の 認 定 都 計 法 29 条 等 の 開 発 許 可 ( 開 発 面 積 1ha 以 下 ) 等 < 課 題 > 財 源 負 担 手 数 料 等 で 賄 うものの 他 は ソフト ハードの 諸 経 費 の 負 担 増 加 人 的 負 担 事 務 処 理 量 の 増 加 専 門 的 知 識 技 術 を 持 つ 人 材 の 確 保 28

基 本 施 策 11. 市 民 等 に 対 する 住 情 報 提 供 住 教 育 の 推 進 個 別 施 策 11-1 住 情 報 提 供 の 充 実 現 在 市 民 への 住 情 報 提 供 の 手 段 として 市 広 報 とホームページがあります これに 加 えてケー ブルテレビジョンの 活 用 を 検 討 します 住 情 報 の 内 容 としては 現 在 の 手 続 き 関 係 に 加 えて 性 能 表 示 制 度 やシックハウス 等 の 住 宅 に 関 する 情 報 や 近 所 づきあいのルールや 住 まい 方 のマナー 維 持 管 理 等 の 住 まい 方 融 資 や 税 金 に 関 する 資 金 税 金 などが 考 えられます さらに 市 営 住 宅 の 空 家 情 報 アパート 民 間 の 宅 地 情 報 住 まいに 関 する 助 成 制 度 と 内 容 の 充 実 を 図 り Uターン Iターン 希 望 者 への 情 報 提 供 としても 活 用 できるようにします 江 津 市 からの 住 情 報 提 供 の 方 法 としてケーブルテレビジョンの 活 用 を 検 討 する 住 宅 に 関 する 新 たな 制 度 住 まい 方 資 金 税 金 等 の 情 報 提 供 を 実 施 する Uターン Iターン 希 望 者 への 住 まいの 情 報 等 の 提 供 を 検 討 する 個 別 施 策 11-2 住 教 育 の 推 進 支 援 将 来 の 江 津 市 を 支 える 子 どもたちに 江 津 市 の 住 まい まちづくりに 興 味 関 心 を 持 ってもらう よう 住 教 育 の 分 野 の 取 り 組 みも 重 要 です 例 えば 現 在 小 中 学 校 では 従 来 の 教 科 にとらわれない 総 合 的 な 学 習 の 時 間 が 設 けられて います この 時 間 を 活 用 して 自 分 の 家 や 住 んでいる 地 区 江 津 市 の 歴 史 赤 瓦 等 について 調 べ るなど 住 教 育 の 取 り 組 みに 向 けて 関 係 各 機 関 と 協 議 調 整 していきます 江 津 市 の 住 まい まちづくりに 興 味 関 心 を 持 ってもらえるよう 住 教 育 の 取 り 組 みに 対 して 支 援 していく 総 合 的 学 習 でのテーマ 例 まちの 生 い 立 ち こんなまち 住 まいに 住 みたい 安 全 なまちとは みんなが 気 持 ちよく 住 めるまちとは 29

6. 地 区 別 施 策 の 展 開 方 向 江 津 市 を 以 下 のように6つの 地 区 に 区 分 し 地 区 の 特 性 に 応 じた 個 別 施 策 を 展 開 します 地 区 区 分 図 市 街 地 郊 外 部 地 区 名 江 津 中 央 江 津 西 江 津 東 江 津 南 松 平 桜 江 施 策 の 内 容 密 集 住 宅 地 における 住 環 境 改 善 の 促 進 ( 江 津 町 東 高 浜 地 区 ) 狭 あい 道 路 ( 二 項 道 路 )の 拡 幅 整 備 誘 導 ( 渡 津 町 塩 田 地 区 他 ) 歴 史 的 まち 並 みの 活 用 ( 江 津 町 本 町 地 区 ) 市 営 住 宅 の 計 画 的 な 更 新 ( 魚 見 山 新 川 和 木 星 島 嘉 戸 団 地 ) 市 街 地 整 備 と 連 携 した 公 的 住 宅 の 整 備 (シビックセンターゾーン 東 高 浜 ( 県 住 )) ( 郊 外 部 における) 定 住 施 策 の 推 進 ( 土 地 開 発 公 社 塩 田 住 宅 団 地 の 第 2 期 事 業 他 ) まちづくりの 先 導 的 役 割 としての 公 的 宅 地 開 発 の 促 進 ( 蛭 子 北 土 地 区 画 整 理 事 業 新 川 東 土 地 区 画 整 理 事 業 ) バリアフリー 化 の 推 進 ( 江 津 駅 周 辺 地 区 ) 赤 瓦 ( 石 州 瓦 ) 利 用 の 促 進 狭 あい 道 路 ( 二 項 道 路 )の 拡 幅 整 備 誘 導 ( 波 子 町 都 野 津 町 旧 市 街 地 ) 赤 瓦 ( 石 州 瓦 ) 利 用 の 促 進 市 営 住 宅 の 計 画 的 な 更 新 ( 敬 川 団 地 ) まちづくりに 配 慮 した 民 間 開 発 の 誘 導 ( 江 津 西 インターチェンジ 周 辺 ) 狭 あい 道 路 ( 二 項 道 路 )の 拡 幅 整 備 誘 導 ( 浅 利 町 黒 松 町 ) 市 営 住 宅 の 計 画 的 な 更 新 ( 浅 利 浅 利 長 者 原 黒 松 尾 浜 浅 利 旭 浅 利 曙 ) 空 き 家 や 遊 休 地 等 を 活 用 した 定 住 住 宅 宅 地 整 備 の 検 討 郊 外 部 における 定 住 施 策 の 推 進 まちづくりの 先 導 的 役 割 としての 公 的 宅 地 開 発 の 促 進 ( 江 津 東 小 学 校 周 辺 ) 赤 瓦 ( 石 州 瓦 ) 利 用 の 促 進 空 き 家 や 遊 休 地 等 を 活 用 した 定 住 住 宅 宅 地 整 備 の 検 討 ( 旧 跡 市 中 学 校 跡 地 ) 市 営 住 宅 の 計 画 的 な 更 新 ( 跡 市 団 地 ) 郊 外 部 における 定 住 施 策 の 推 進 ( 土 地 開 発 公 社 阿 刀 ヶ 丘 団 地 の 第 2 期 事 業 ) 赤 瓦 ( 石 州 瓦 ) 利 用 の 促 進 水 防 災 対 策 事 業 の 推 進 ( 川 平 駅 周 辺 地 区 ) 空 き 家 や 遊 休 地 等 を 活 用 した 定 住 住 宅 宅 地 整 備 の 検 討 郊 外 部 における 定 住 施 策 の 推 進 ( 川 平 駅 周 辺 地 区 の 水 防 災 対 策 事 業 と 連 動 した 定 住 促 進 ) 赤 瓦 ( 石 州 瓦 ) 利 用 の 促 進 市 営 住 宅 の 計 画 的 な 更 新 ( 小 田 大 貫 渡 鹿 賀 市 山 ) 水 防 災 対 策 事 業 の 推 進 ( 近 原 地 区 ) 空 き 家 を 活 用 した 定 住 施 策 の 推 進 赤 瓦 ( 石 州 瓦 ) 利 用 の 促 進 魚 見 山 新 川 和 木 星 島 団 地 の 集 約 建 替 として シビックセンターゾーンに 江 津 中 央 団 地 が 整 備 中 (H23 完 了 予 定 ) 30

7. 重 点 施 策 基 本 施 策 の 具 体 的 内 容 としてあげた 個 別 施 策 の 中 から 緊 急 性 実 現 性 の 高 いものとして 以 下 の 7つの 施 策 を 重 点 施 策 として 位 置 付 け 平 成 26 年 までの 5 年 間 で 実 現 化 に 向 けた 取 り 組 みを 推 進 します ( 重 点 施 策 -1) 狭 あい 道 路 ( 二 項 道 路 )の 拡 幅 整 備 誘 導 狭 あい 道 路 ( 二 項 道 路 )の 拡 幅 整 備 助 成 制 度 の 検 討 都 野 津 旧 市 街 地 の 生 活 道 路 網 整 備 計 画 の 検 討 ( 重 点 施 策 -2) 住 環 境 整 備 の 促 進 東 高 浜 密 集 市 街 地 整 備 事 業 の 促 進 ( 重 点 施 策 -3) 市 街 地 整 備 と 連 携 した 公 的 住 宅 の 整 備 シビックセンターゾーン 整 備 と 連 携 した 市 営 住 宅 建 替 事 業 の 促 進 ( 重 点 施 策 -4) まちづくりの 先 導 的 役 割 としての 公 的 宅 地 開 発 の 促 進 シビックセンターゾーン 整 備 と 連 動 した 蛭 子 北 土 地 区 画 整 理 事 業 の 促 進 市 営 住 宅 の 集 約 配 置 を 前 提 とした 江 津 東 小 学 校 周 辺 土 地 区 画 整 理 事 業 の 検 討 ( 重 点 施 策 -5) 水 防 災 対 策 事 業 の 推 進 川 平 駅 周 辺 および 近 原 地 区 の 水 防 災 対 策 特 定 河 川 事 業 の 推 進 と 定 住 促 進 ( 重 点 施 策 -6) 赤 瓦 ( 石 州 瓦 )の 利 用 促 進 石 州 赤 瓦 利 用 助 成 制 度 の 利 用 促 進 及 び 赤 瓦 景 観 コンテスト コンクールの 充 実 赤 瓦 のまち 並 み 住 民 協 定 の 促 進 赤 瓦 住 宅 ガイドラインの 策 定 ( 新 江 津 型 住 宅 の 検 討 ) ( 重 点 施 策 -7) 歴 史 的 まち 並 みの 活 用 江 津 町 本 町 地 区 における 街 なみ 環 境 整 備 事 業 の 推 進 魚 見 山 新 川 和 木 星 島 団 地 の 集 約 建 替 として シビックセンターゾーンに 江 津 中 央 団 地 が 整 備 中 (H23 完 了 予 定 ) 31

江 津 市 住 生 活 基 本 計 画 ~ 甍 (いらか)が 映 える 住 み 続 けたくなる 江 津 の 住 まいづくり まちづくり~ ( 発 行 ) 江 津 市 建 設 経 済 部 都 市 計 画 課 695-8501 江 津 市 江 津 町 1525 番 TEL 0855-52-2501 ( 平 成 22 年 3 月 )