電 力 設 備 から 発 生 する 磁 界 規 制 の 導 入 等 に 係 る 電 気 設 備 に 関 する 技 術 基 準 を 定 める 省 令 及 び 電 気 設 備 の 技 術 基 準 の 解 釈 の 一 部 改 正 に 対 する 意 見 募 集 について 意 見 箇 所 ご 意 見 内 容 等 回 答 省 令 改 正 案 意 見 内 容 世 界 保 健 機 関 ( 以 下 WHO という )が 2007 年 6 月 に 公 表 した 超 低 周 波 電 磁 第 二 十 七 条 の 二 商 用 周 波 ICNIRPが 公 表 した 改 訂 ガイドラインが 制 限 値 を200μTとしているので それを 電 界 の 健 康 影 響 についての 正 式 見 解 を 示 したファクトシート 322 においては 高 レ 数 において 二 百 マイクロテ 技 省 令 に 規 定 します という 改 定 の 概 要 の 説 明 は いかにも 説 明 不 足 と 思 います ベルの 磁 界 への 短 期 的 曝 露 によって 生 じる 健 康 影 響 に 関 して 国 際 非 電 離 放 射 線 防 スラ 以 下 になるように 従 来 制 限 値 を100μTとしていた 各 国 は 今 後 どうするのか イタリア3μT スイス1 護 委 員 会 ( 以 下 ICNIRP という ) 等 が 示 す 国 際 的 な 曝 露 ガイドラインの 制 限 値 2 商 用 周 波 数 において 二 μt 米 国 は 州 ごとに 異 なる 基 準 値 を 定 めているのはなぜか 予 防 原 則 に 関 する 経 済 産 業 省 の を 規 制 基 準 値 として 採 り 入 れるべきとの 見 解 が 示 されていますが 0.4 μtといった 百 マイクロテスラ 以 下 にな 見 解 等 もっと 詳 しく 一 般 住 民 にもわかりやすく 解 説 したうえ 意 見 募 集 をしてほしいと 思 い 低 レベルの 磁 界 への 長 期 的 曝 露 によって 生 じる 健 康 影 響 に 関 しては その 科 学 的 証 るように ます 拠 が 不 確 かであり 恣 意 的 に 低 い 曝 露 限 度 の 採 用 に 基 づく 政 策 は 是 認 されない 等 の EU 諸 国 が100μTを 継 続 するのであれば 日 本 もそれに 準 じてはどうでしょうか 見 解 が 示 されています 我 が 国 においては 総 合 資 源 エネルギー 調 査 会 原 子 力 安 全 保 安 部 会 電 力 安 全 小 委 員 会 電 力 設 備 電 磁 界 対 策 ワーキンググループ( 以 下 電 力 設 備 電 磁 界 対 策 WG 日 本 でも 京 都 大 学 や 北 里 大 学 で 電 磁 波 の 健 康 への 影 響 に 関 する 疫 学 研 究 がなされている という )が 同 ファクトシートの 見 解 を 踏 まえ 2008 年 6 月 に 報 告 書 を 取 りまと ICNIRPが 必 ずしも 絶 対 正 しいとは 言 い 切 れない めたことを 受 け 2010 年 11 月 に ICNIRP により 発 表 された 最 新 の 国 際 的 な 曝 露 ガ インターネットでも 電 磁 波 による 健 康 被 害 情 報 が 多 数 寄 せられている イドラインの 制 限 値 ( 参 考 レベル)(200 μt)を 基 準 値 として 採 用 することとしま した 暴 露 ガイドラインの 制 限 意 見 内 容 欧 州 主 要 国 においては ICNIRP ガイドラインに 基 づいた 規 制 やガイドラインを 値 について 電 磁 界 対 策 WG が 検 討 する 200 μ T という 暴 露 ガイドラインの 制 限 値 は 本 当 に 安 全 で 妥 当 な 有 している 国 が 多 数 であり 0.4μTを 基 準 値 として 国 内 全 域 で 採 用 している 例 は 承 数 値 なのか 知 していません また 従 来 規 制 値 を100μTとしていた 各 国 が 今 後 どのような 磁 スウェーデンやオランダなどの 国 では 0.4 μ T を 基 準 にしている 場 合 もある 界 規 制 を 行 うのかについては 現 時 点 では 承 知 していません また WHO は 2007 年 6 月 平 均 0.3 ~ 0.4 μ T 以 上 の 低 周 波 磁 界 環 境 では 小 児 白 血 病 の 発 また ご 意 見 の 中 に EHC について 言 及 されているものがありますが EHC は 病 が2 倍 ほど 増 える との 疫 学 研 究 結 果 を 支 持 し 各 国 に 対 策 を 勧 告 した WHO 専 門 家 チームの 見 解 を 取 りまとめた 報 告 書 に 付 される 名 称 であり WHO の 同 じように 日 本 の 国 立 成 育 医 療 センターは 全 国 で 疫 学 調 査 を 行 い 平 均 0.4 μ T 以 上 の 電 決 定 や 方 針 を 必 ずしも 代 表 するものではなく WHO は 専 門 家 チームの 見 解 を 取 り 磁 波 では 小 児 白 血 病 の 発 祥 が2~4 倍 ほど 増 える という 調 査 結 果 を 発 表 している まとめた 報 告 書 を 基 にファクトシートで 正 式 な 見 解 を 示 すこととしていると 承 知 し これをふまえ 送 電 線 周 辺 の 住 民 の 癌 発 症 率 と 健 康 障 害 の 調 査 を 全 国 的 に 行 い その 上 で 暴 露 ています ガイドラインの 制 限 値 を 決 定 すべきだろう なお 電 力 設 備 電 磁 界 対 策 WG は 全 て 公 開 で 行 われ WHO の EHC とファクト 私 の 知 る 限 り ( 特 定 の 住 所 のため 伏 せ 字 にしました )の 送 電 線 付 近 の 住 民 におけ シート 各 国 の 規 制 国 際 がん 研 究 機 関 (IARC)の 見 解 疫 学 研 究 等 について 審 る 癌 の 発 症 率 は 高 い 議 されており 報 告 書 や 同 会 議 等 での 資 料 ( 他 国 の 規 制 値 の 設 定 状 況 を 含 む ) 議 事 録 は 保 安 院 HP(http://www.meti.go.jp/committee/gizi_8/9.html#meti0003380)の 電 本 当 の 安 全 性 が 確 認 できるまでは 安 易 に 制 限 値 を 決 めることは 避 けるべきだ 力 安 全 小 委 員 会 電 力 設 備 電 磁 界 対 策 ワーキンググループでご 覧 頂 けます 国 民 の 健 康 安 全 を 第 一 に 考 えるならば スウェーデンやオランダ 同 様 高 い 値 ではなく 低 い 以 上 のことから 省 令 案 の 規 制 値 については 原 文 のとおりとします 値 を 前 提 にすべき ( 加 えて 人 体 に 最 も 近 い 電 気 毛 布 や 電 気 カーペットの 電 磁 波 量 と 健 康 障 害 の 関 連 調 査 も 実 施 されるべきだろう) 意 見 内 容 電 気 設 備 に 関 する 技 術 基 準 を 定 める 省 令 の 第 二 十 七 条 で 健 康 影 響 の 防 止 のための 基 準 値 が 200 マイクロテスラ 以 下 となっていますが WHO では 以 下 のような 勧 告 を 各 国 に 求 め ています にもかかわらず なぜ 基 準 値 が4ミリガウスではなく その 500 倍 の 2000 ミリガウスなのか 理 解 できません これでは 日 本 の 政 府 は 国 民 の 健 康 を 守 る 気 があるのか 疑 わしいといわざるを 得 ません また この 基 準 値 は 最 も 小 さな 子 どもたちを 守 るものでなければならないのは 言 うまでも ないでしょう もしこのままいって 子 どもたちに 白 血 病 が 発 生 した 場 合 に 葉 当 然 国 はその 責 任 をとらなけ - 1 -
ればなりません WHOは 2007 年 に 以 下 の 発 表 をした 送 電 線 などから 出 る 電 磁 波 について 世 界 保 健 機 関 (WHO)は18 日 新 たな 環 境 保 健 基 準 を 公 表 各 国 での 医 学 的 調 査 を 基 に 平 均 3~4ミリガウス(ガウスは 磁 界 の 強 さの 単 位 ) 以 上 の 磁 界 に 日 常 的 にさらされる 子 どもは もっと 弱 い 磁 界 で 暮 らす 子 どもに 比 べ 小 児 白 血 病 にかかる 確 率 が2 倍 程 度 に 高 まる 可 能 性 を 認 めた WHOは 新 基 準 に 基 づき 各 国 に 予 防 策 をとるよう 勧 めた 超 低 周 波 に 関 する 医 学 的 調 査 は 各 国 で 実 施 されており 総 合 すると 白 血 病 になる 率 が4ミリガウス 以 上 で 約 2 倍 3ミリガウス 以 上 で1.7 倍 になると 分 析 されてい る WHOは 今 回 同 様 の 結 論 に 到 達 しかし 動 物 や 細 胞 の 実 験 では 発 がんが 立 証 されず 電 磁 波 と 発 がんに 因 果 関 係 があるとまでは 言 えないと 指 摘 した その 上 で 予 防 的 考 え 方 に 基 づいて 磁 界 の 強 さについての 安 全 指 針 作 り 予 防 のための 磁 界 測 定 などの 対 策 をとるよう 勧 告 した( 毎 日 新 聞 2007 年 6 月 19 日 ) 日 本 政 府 は 経 済 の 利 益 を 優 先 するべきではなく 国 民 の 利 益 を 最 優 先 に 考 えるべきです 今 までのような 便 利 さを 追 求 するようなやり 方 や 経 済 ***************** ** 日 本 が 先 進 国 ならば 欧 米 の 先 進 国 と 同 じように 予 防 の 法 則 を 取 り 入 れ 4ミリガ ウス 以 下 という 基 準 値 を 採 用 すべきです オランダでは 4ミリガウス 以 下 という 基 準 値 を 採 用 しています オラダンができるのに なぜ 日 本 でできないのでしょうか? http://www.yomiuri.co.jp/feature/kankyo/20061218ft01.htm 基 準 値 は4ミリガウス 以 下 にするべきです (*の 部 分 は 文 字 化 けのため 読 めませんでした ) 改 正 の 概 要 を 読 んで 意 見 内 容 低 レベルの 磁 界 については 因 果 関 係 についての 証 拠 が 弱 く 電 力 設 備 からの 磁 界 を 低 減 することが 健 康 リスクを 低 減 するという 考 えに 科 学 的 根 拠 があるとは 言 えない とされ てい るだけで 低 レベルよりも 高 い 磁 界 とされている1μ T 以 上 の 磁 界 では 健 康 リスクとの 因 果 関 係 があるのかどうかが 議 論 されたのかどうか わかりません そのうえで 一 般 の 人 々がどうして200μTまで 暴 露 していいのか 根 拠 がないと 思 います もっと 厳 しい 基 準 の 先 進 国 があるなか この 1μ T 以 上 の 磁 界 での 健 康 リスクとの 因 果 関 係 について 十 分 に 説 明 し パブリックコメントを 再 度 募 集 すべきだと 思 います 現 状 では 一 般 の 人 々が 判 断 する 材 料 が 十 分 与 えられていないように 思 います 意 見 内 容 に 含 まれます 人 によって 占 められる 空 間 意 見 内 容 に 相 当 する 空 間 の 磁 束 密 度 1 規 制 値 を 二 百 マイロテスタ に 設 定 した 理 由 を 他 国 の 設 定 状 況 も 含 め 公 にしてください の 平 均 値 が 商 用 周 波 数 につ 2 規 制 値 を 二 百 マイロテスタ 以 下 から 0.1 ~ 0.2 マイクロテスタ 以 下 に 変 更 してくだ いて 二 百 マイロテスタ 以 下 さい になるように 施 設 しなけれ ばならない 2006.11.7 読 売 新 聞 - 2 -
http://www.yomiuri.co.jp/feature/kankyo/20061218ft01.htm オランダ 政 府 は 2005 年 10 月 15 歳 以 下 の 子 どもが 長 時 間 過 ごす 学 校 や 保 育 園 で4ミリガウ ス 以 上 の 電 磁 波 が 生 じる 状 況 は 極 力 避 けるべきだ と 地 方 自 治 体 や 電 力 会 社 に 勧 告 した アム ステルダムの 小 学 校 は 勧 告 に 基 づき 自 治 体 が 対 応 した 第 一 号 となった 2007.6.19 毎 日 新 聞 世 界 保 健 機 関 (WHO)が 送 電 線 などから 出 る 電 磁 波 については 新 たな 環 境 保 健 基 準 を 公 表 各 国 での 医 学 的 調 査 を 基 に 平 均 3~4ミリガウス(ガウスは 磁 界 の 強 さの 単 位 ) 以 上 の 磁 界 に 日 常 的 にさらされる 子 どもは もっと 弱 い 磁 界 で 暮 らす 子 どもに 比 べ 小 児 白 血 病 にかかる 確 率 が2 倍 程 度 に 高 まる 可 能 性 を 認 めた WHOは 新 基 準 に 基 づき 各 国 に 予 防 策 をとるよう 勧 めた 超 低 周 波 に 関 する 医 学 的 調 査 は 各 国 で 実 施 されており 総 合 すると 白 血 病 になる 率 が4ミリ ガウス 以 上 で 約 2 倍 3ミリガウス 以 上 で1.7 倍 になると 分 析 されている WHOは 今 回 同 様 の 結 論 に 到 達 しかし 動 物 や 細 胞 の 実 験 では 発 がんが 立 証 されず 電 磁 波 と 発 がんに 因 果 関 係 があるとまで は 言 えないと 指 摘 した その 上 で 予 防 的 考 え 方 に 基 づいて 磁 界 の 強 さについての 安 全 指 針 作 り 予 防 のための 磁 界 測 定 などの 対 策 をとるよう 勧 告 した その 他 イギリス 子 どもは 携 帯 電 話 を 使 うべきではない と 勧 告 ( 英 政 府 スチュアート 報 告 ) スペイン パリャドリッド 市 の 小 学 校 で 白 血 病 悪 性 リンパ 腫 が 多 発 小 学 校 屋 上 の 通 信 ア ンテナが 原 因 であると 裁 判 で 勝 訴 アンテナは 発 信 を 中 止 スウェーデン 規 制 値 2 ミリガウス コンピュータは 30cm 離 れて 2 ミリガウスいかになるよう 防 止 器 具 電 線 は 人 口 密 集 地 で 1 ミリガウス 郊 外 で 2 ミリガウスを 目 標 高 圧 電 線 は 撤 去 移 転 地 下 埋 設 付 近 は 住 宅 の 建 設 禁 止 子 ども 施 設 の 移 転 イタリア 学 校 付 近 の 送 電 線 の 規 制 値 を 2 ミリガウスで 検 討 中 アメリカ 放 射 線 防 護 委 員 会 は 規 制 値 2 ミリガウスを 勧 告 電 力 会 社 が 自 主 的 ( 予 防 的 )に 高 圧 電 線 の 移 設 などをはじめる 学 校 病 院 の 300m 以 内 に 高 圧 線 を 建 設 しないなど テネシー 州 やカリフォルニア 州 では 4 ミリガウス 規 制 高 圧 電 線 の 近 くは 住 宅 や 子 ども 施 設 の 建 設 禁 止 国 や 電 力 会 社 などが 対 策 をとるように 勧 告 (ラピッド 計 画 ) 電 気 設 備 に 関 する 技 術 基 準 意 見 内 容 を 定 める 省 令 の 一 部 を 改 正 電 磁 波 の 健 康 被 害 がマスコミでほとんど 伝 えられていないにもかかわらず 健 康 被 害 の 原 因 が する 省 令 案 新 旧 対 照 条 文 電 磁 波 であることをつきとめた 事 例 が 全 国 各 地 で 発 生 しているという 情 報 があります 電 気 設 備 に 関 する 技 術 電 磁 波 の 健 康 被 害 を 知 らない 人 が 圧 倒 的 なので 知 らずに 苦 しんでいる 人 が 多 数 いることが 推 基 準 を 定 める 省 令 ( 平 成 九 定 されます 年 三 月 二 十 七 日 通 商 産 業 省 世 界 的 にも 疫 学 調 査 などで 健 康 被 害 が 認 められてきています 令 第 五 十 二 号 ) 人 類 がかつて 経 験 したことのない 人 為 的 な 電 磁 波 のとびかう 環 境 に 対 し その 疑 いある 健 康 被 第 27の 二 害 を 疫 学 調 査 で 調 べ 世 界 各 地 の 対 策 先 進 地 のとりくみを 参 考 にして 基 準 を 厳 しくして あらゆる 電 磁 波 発 生 源 で 電 磁 波 による 健 康 被 害 をもたらさない 対 策 をとることが 今 後 の 関 連 業 界 ( 電 力 業 界 電 気 機 器 業 界 携 帯 電 話 ブロードバンドの 業 界 など)が 国 際 競 争 で 勝 ち 抜 く 力 となるに 違 いありません - 3 -
過 去 の 公 害 による 健 康 被 害 の 対 策 が 後 手 に 回 った 場 合 の 被 害 拡 大 対 策 費 高 騰 の 経 験 逆 に 環 境 対 策 を 先 んじて 進 めたために 有 利 になった 経 験 に 学 ぶべきです 案 として 出 ている 基 準 を500 倍 以 上 厳 しくするべきだと 思 います 出 典 電 磁 波 問 題 市 民 研 究 会 電 磁 波 から 健 康 を 守 る 全 国 連 絡 会 ガウスネットワーク 等 ホームページと 電 磁 波 をとりあげている 本 公 明 新 聞 など 意 見 内 容 意 見 させていただきます 200 μtという 値 についてその 値 を 適 応 するのは 不 適 当 と 考 えます 理 由 としていくつかあげます カロリンスカ 兜 研 究 等 多 くの 疫 学 調 査 で 0. 数 μtの 常 時 暴 露 で 小 児 白 血 病 や 癌 関 連 の 発 症 増 加 が 報 告 されました IARCでも 低 周 波 磁 界 について 発 がん 性 があるかもしれない とクラス 2 Bとしていま す WHOの EHC238 より The evidence is not strong enough to be considered causal, but sufficiently strong to remain a concern. の 一 文 があります 関 係 性 を 疑 い 続 ける 必 要 があるということです VDT 関 係 になりますがスウェーデンのMPR-ⅡやTCOでは 機 器 前 面 30 cmで 0.25 μ T 以 下 (MPR-Ⅱ)とするという 値 が 採 用 され 様 々な 弱 電 製 造 会 社 がこの 値 に 従 っていま す ( 最 近 はこの 値 を 下 回 ることが 通 常 ですので 規 格 自 体 をとっていない 会 社 も 多 いですが ディスプレー 関 係 では 取 得 するのが 通 常 です ) 特 にこの 場 合 VDTという 電 気 機 器 を 使 用 す るという 状 態 のため 通 常 よりも 強 い 強 度 の 低 周 波 電 磁 界 に 暴 露 した 状 態 と 考 えられます その 状 態 でも 0.25 μt 程 度 を 限 度 としているわけです 繰 り 返 しますが この 規 制 は 多 くの 弱 電 会 社 が 取 り 入 れてきたものです 0. 数 μt 程 度 の 強 度 環 境 ではヨーロッパの 教 育 施 設 では 児 童 を 避 難 させるという 処 置 をと っているという 情 報 を 何 度 も 見 かけております 以 上 より 低 周 波 磁 界 (0. 数 μt 程 度 の 強 度 )と 小 児 白 血 病 や 癌 関 連 疾 患 は 関 係 性 を 疑 う 必 要 が あり 経 産 省 が 掲 げようとしている 200 μtという 値 は 上 記 の 0. 数 μtの 約 1000 倍 も 強 い 強 度 です 正 直 に 申 し 上 げてこの 値 採 用 を 推 進 する 気 がしれません 数 倍 程 度 であれば( 例 えば 1 μt 程 度 ) 予 防 面 よりやや 一 歩 利 益 面 を 優 先 しているといった 印 象 に 落 ち 着 くかもしれませんが 200 μtという 値 は 信 じられません ICNIRPの 規 制 値 は 予 防 的 ではなく 現 状 の 利 益 問 題 を 考 慮 してステイした 状 態 であると 思 います 海 外 の 予 防 的 な 立 場 をとっている 地 方 自 治 体 の 規 制 を 是 非 参 考 になさって 慎 重 な 値 を 採 用 さ れることを 祈 ります また 送 電 線 技 術 として 電 線 をヨリ 線 にすると 低 周 波 磁 界 の 値 が 非 常 に 低 くなることは 常 識 と 思 います 多 少 手 がかかってもそのような 対 応 を 標 準 にされることも 加 えて 要 望 いたします よろしくお 願 いいたします - 4 -
全 体 意 見 内 容 電 力 設 備 から 発 生 する 磁 界 に 規 制 を 行 うのは 良 いが 制 限 値 の200μ T は 人 体 への 長 期 的 な 影 響 を 最 優 先 に 考 えて 出 来 る 限 り 低 い 値 として 欲 しい ICNIRPのガイドラインは 短 期 的 影 響 を 評 価 したものであり 制 限 値 を200μ T と することによる 長 期 的 な 影 響 ( 小 児 白 血 病 を 始 めとした 人 体 への 影 響 )が 完 全 には 払 しょくさ れていない 人 体 への 長 期 的 な 影 響 を 最 優 先 に 考 えてほしい ICNIRP 等 の 国 際 的 なガイドラインの 制 限 値 200μ T を 全 面 的 に 採 用 するのではな く 人 口 密 度 の 高 い 我 が 国 の 実 態 に 即 した 検 討 を 行 ってほしい 標 記 省 令 改 正 案 第 27 条 の 意 見 内 容 2 第 1 項 および 第 2 項 標 記 省 令 ( 案 )では 規 制 値 を200μTとしているが 電 気 機 械 器 具 等 または 変 電 所 等 を 新 設 する 場 合 については0.4μTとするとの 規 程 を 追 加 する 2007 年 6 月 にWHOが 公 表 した 超 低 周 波 電 磁 波 の 環 境 保 健 基 準 ( 以 下 EHC という ) は 急 性 的 な 健 康 影 響 を 引 き 起 こさない 程 度 の 超 低 周 波 磁 界 (0.3~0.4μTを 上 回 る) への 長 期 的 曝 露 と 小 児 白 血 病 のリスク 増 加 について 因 果 関 係 ありとするには 充 分 強 固 では ないものの 懸 念 を 抱 き 続 けるには 充 分 強 固 である (1.1.11 健 康 リスク 評 価 )と 評 価 防 護 手 段 として 予 防 的 方 策 を 採 用 することが 必 要 であり 電 力 による 健 康 上 社 会 的 経 済 的 利 益 ( 略 )が 損 なわれないという 前 提 で 曝 露 を 低 減 するために 予 防 的 手 続 き を 実 行 することは 合 理 的 であり 正 当 化 される (1.1.12 防 護 手 段 )と 明 記 している これに 対 し 原 子 力 安 全 保 安 院 総 合 資 源 エネルギー 調 査 会 原 子 力 安 全 保 安 部 会 電 力 安 全 小 委 員 会 電 力 設 備 電 磁 界 対 策 ワーキンググループ( 以 下 WG という ) は W HOがEHCと 同 日 に 発 表 した ファクトシートNo.322( 以 下 FS という ) に 着 目 (EHCは)WHOの 見 解 と 完 全 に 一 致 しないこともあり 一 致 しない 部 分 はWHO の 見 解 としてファクトシートを 示 す 1 との 前 提 のうえで 両 者 の 記 述 内 容 の 相 違 点 をことさ らに 取 り 上 げ それらの 相 違 点 を 根 拠 として WHOは 磁 界 低 減 策 については( 略 ) 非 常 に 消 極 的 な 姿 勢 を 打 ち 出 していると 考 えられる 2 とWHOの" 真 意 "を 解 説 してみせた EHCとFSの 違 いをことさらに 取 り 上 げ 相 違 点 についてはFSのほうを 優 先 させるとい う 上 記 の 通 りの 基 本 姿 勢 に 基 づいてまとめられたWGの 報 告 書 には 急 性 影 響 は 引 き 起 こさな い 程 度 の 電 磁 波 の 長 期 的 曝 露 から 市 民 の 健 康 を 守 るための 防 護 策 について 何 も 記 載 されなか った しかし 世 界 各 国 の 専 門 家 で 構 成 されたWHO 電 磁 界 プロジェクトが10 年 以 上 かけてまと めたEHCの 記 載 よりも WHOの 事 務 方 がまとめた 広 報 資 料 であるファクトシートの 記 載 の ほうを 優 先 すべき(すなわち ファクトシートに 書 かれていないことについては 政 策 的 な 優 先 度 を 下 げるべき)とするWGの 基 本 姿 勢 は 合 理 的 とは 言 いがたい WHO 国 際 電 磁 界 プロジェクトの 元 責 任 者 であるマイク レパチョリ 氏 も 2010 年 6 月 4 日 に 東 京 都 内 で 行 った 講 演 の 中 で (EHCとFSは 国 の 政 策 決 定 にあたって) 同 等 の 優 先 度 を 持 っている 3 と 明 言 し WGによる 上 記 基 本 姿 勢 はWHOの 考 え 方 とは 異 なってい ることを 示 した EHCでその 必 要 性 が 指 摘 され 市 民 からの 要 望 も 強 い 予 防 原 則 の 考 え 方 を 導 入 し WHO の 考 え 方 に 基 づき 予 防 的 方 策 を 採 用 すべきである 海 外 においては 電 磁 波 の 規 制 値 または 指 針 値 等 について 既 に 予 防 的 方 策 を 採 用 している 国 等 も 多 い 4 日 本 においても 疫 学 調 査 結 果 が 示 している 科 学 的 データに 基 づき0.4μT - 5 -
を 規 制 値 とするべきである しかしながら 現 時 点 ではデータは 因 果 関 係 ありとするには 充 分 強 固 ではない ため 当 面 の 合 理 的 な 対 応 として 電 気 機 械 器 具 等 または 変 電 所 等 を 新 設 す る 場 合 に 限 りこの 規 制 値 を 適 用 すべきと 考 える 1 WG( 第 2 回 ) 議 事 録 http://www.meti.go.jp/committee/summary/0003380/gijiroku02.html 2 WG 報 告 書 9 頁 3 電 磁 界 情 報 センター 特 別 講 演 電 磁 界 の 健 康 リスクとコミュニケーション の 記 録 16~ 18 頁 http://www.jeic-emf.jp/pdf/meeting/20090604kiroku.pdf 4 WG 報 告 書 資 料 3 意 見 内 容 第 27 条 の 人 の 健 康 影 響 の 規 制 値 は 200マイクロテスラではなく0.3 以 下 にしてくださ い 0.3~0.4マイクロテスラで 小 児 白 血 病 倍 増 傾 向 という 調 査 を 2007 年 WHO も 認 め 国 際 がん 研 究 機 関 (IARC)も 0.4マイクロテスラ~ 環 境 を 発 がんの 可 能 性 あり と2 B に 指 定 しています 福 島 原 発 でも 明 らかなように 経 済 産 業 省 原 子 力 安 全 保 安 院 が 安 全 宣 言 していた 原 発 が 取 り 返 しのつかない 事 態 になっています この 緊 急 時 に 締 め 切 りを 迎 えるパブコメも 意 見 がなかったから 法 案 が 通 ったとなるかと 思 う と 悔 しいです 経 済 でなく 人 の 命 に 忠 実 な 仕 事 をしてください 全 体 意 見 内 容 電 力 設 備 から 発 生 する 磁 界 規 制 を 行 うのは 良 い しかし 制 限 値 の200μ T は 人 体 への 長 期 的 な 影 響 を 最 優 先 に 考 え 他 国 にさきがけて 出 来 る 限 り 低 い 値 として 欲 しい また IS OやJIS 規 格 でも 磁 界 規 制 をかけれるようにすべき 平 成 19 年 6 月 から6 回 開 催 された 電 力 設 備 電 磁 界 対 策 ワーキンググループで 提 言 された 100μ T の 値 でなく いとも 簡 単 に200μ T 採 用 したのか 理 由 を 明 らかにすべき 平 成 22 年 11 月 にICNIRPは 改 訂 ガイドラインを 公 表 した 制 限 値 ( 参 考 レベル)を2 00μTとしているが 日 本 からの 代 表 委 員 が 電 力 設 備 や 送 電 線 が 国 内 至 る 所 に 張 り 巡 らせて いる 現 状 を 元 に 低 減 化 すべきと 発 言 したのか 肯 定 的 な 発 言 をしたのであればどういう 資 格 権 限 で 発 言 したのか 調 査 すべき ICNIRPのガイドラインは 短 期 的 影 響 を 評 価 したものであり 制 限 値 を200μ T と することによる 長 期 的 な 影 響 ( 小 児 白 血 病 を 始 めとした 人 体 への 影 響 )が 完 全 には 払 しょくさ れていない 人 体 への 長 期 的 な 影 響 を 最 優 先 に 考 えてほしい 意 見 内 容 省 令 改 正 に 反 対 する 電 磁 波 から 健 康 を 守 る 百 万 人 署 名 連 絡 会 議 は2008 年 6 月 集 まった8 万 4500 筆 の 署 名 を 紹 介 議 員 18 名 によって 衆 議 院 議 長 ならびに 参 議 院 議 長 宛 に 提 出 した 紹 介 議 員 は 次 の 通 り 阿 部 知 子 社 民, 衆 議 院 岩 國 哲 人 民 主, 衆 議 院 - 6 -
大 河 原 雅 子 民 主, 参 議 院 笠 井 亮 共 産, 衆 議 院 紙 智 子 共 産, 参 議 院 川 内 博 史 民 主, 衆 議 院 木 村 勉 自 民, 衆 議 院 末 松 義 規 民 主, 衆 議 院 高 井 美 穂 民 主, 衆 議 院 谷 博 之 民 主, 参 議 院 谷 岡 郁 子 民 主, 参 議 院 辻 元 清 美 社 民, 衆 議 院 寺 田 学 民 主, 衆 議 院 平 野 達 男 民 主, 参 議 院 藤 村 修 民 主, 衆 議 院 保 坂 展 人 社 民, 衆 議 院 円 より 子 民 主, 参 議 院 吉 田 泉 民 主, 衆 議 院 この 署 名 は WHOが0.3~0.4マイクロテスラで 小 児 白 血 病 が 約 2 倍 に 増 加 するとい う 疫 学 調 査 結 果 を 支 持 したことを 受 け 日 本 でも 送 電 線 配 電 線 変 圧 器 変 電 所 などの 電 力 設 備 からの 極 低 周 波 磁 場 について 設 備 の 新 規 建 設 または 更 新 の 場 合 は0.4マイクロテスラ 以 下 に 法 規 制 するよう 求 めていた しかし 経 済 産 業 省 は ICNIRP が2010 年 11 月 にガイドラインを 改 定 し200マイクロ テスラとしたことをそのまま 受 けて 省 令 にしようという その 決 定 過 程 は 当 初 のワーキンググ ループの 議 論 の 内 容 と 切 断 された 新 しい 判 断 がなされている ワーキンググループでは リスクコミュニケーション が 唱 えられたが 実 施 されたのは 電 力 事 業 者 の 組 織 である 電 気 安 全 環 境 研 究 所 の 中 に 作 られた 電 磁 界 情 報 センター であり 中 立 と 称 しながら 全 国 で 電 磁 界 安 全 宣 伝 活 動 ばかりをしてきたものであった このまま2 00マイクロテスラの 制 限 値 を 決 めれば 電 力 事 業 者 にこの 数 値 以 下 は 住 民 に 浴 びせてもよい というお 墨 付 きを 与 え これによって 電 力 設 備 建 設 事 業 をスムースに 進 行 させることができる まさに 住 民 のためでなく 事 業 者 のために この 省 令 はまとめられた ということが 明 らかにな った WHO が 提 唱 している 予 防 原 則 の 考 え 方 も 否 定 したことになる WHO の 勧 告 に 従 って いるように 言 いながら 一 方 では WHO の 勧 告 も 否 定 している 今 回 の 省 令 による 数 値 の 改 訂 の 判 断 は 不 法 である 署 名 した 84500 名 の 人 たちは 誰 一 人 納 得 していない 上 記 署 名 提 出 の 期 日 は 自 民 党 政 権 の 時 代 だった 最 終 的 判 断 がおこなわれようとしている 現 在 紹 介 議 員 になっていただいた 方 々は 政 権 党 に 所 属 している この 議 員 の 方 々については この 省 令 改 定 について 合 法 であるとの 了 承 を 得 て その 合 意 過 程 を 経 ているのかどうか 確 認 い ただきたい 以 上 これまでの 経 緯 として 経 済 産 業 省 原 子 力 安 全 保 安 院 が 住 民 の 安 全 と 健 康 を 基 本 にこ の 省 令 を 定 めようとしているとは 到 底 考 えられない このような 数 値 での 規 制 値 はないほうが よい よって 今 回 省 令 により 電 磁 界 の 制 限 数 値 を 定 めることは 許 されず そのことは8450 0 人 の 認 識 を 背 景 として 本 案 の 省 令 改 定 に 反 対 する ( 第 27 条 の2) 意 見 内 容 二 百 マイクロテスラ 以 下 に 基 準 値 として 高 すぎるので 下 げていただきたい せめて 0.4マイクロテスラ 以 下 に なるように 動 物 実 験 等 では 電 磁 波 と 発 がんに 因 果 関 係 は 認 められないとされているが WHO は 平 均 0. 3~0.4マイクロテスラ 以 上 の 磁 界 に 日 常 的 にさらされると 小 児 白 血 病 にかかる 確 率 が2 倍 程 度 に 高 まることも 認 めている 国 民 の 健 康 に 関 わる 重 大 なもので 予 防 的 な 考 え 方 を 取 り 入 - 7 -
れて 基 準 値 は0.4マイクロテスラ 以 下 にしていただきたい 省 令 27 条 の2 意 見 内 容 この 省 令 の 施 行 の 際 現 に 設 置 され 又 は 設 置 のための 工 事 に 着 手 している 設 備 につ 現 有 設 備 もしくは 発 注 済 設 備 に 対 し この 技 術 基 準 が10 月 に 施 行 された 後 に 基 準 オーバし いては 適 用 しないこととしています たことがわかった 場 合 の 対 策 期 限 などが 必 要 と 考 える 意 見 内 容 ご 意 見 として 承 りました この 法 律 は これまで 規 定 を 行 っていなかった 電 力 設 備 から 発 生 する 超 低 周 波 磁 界 に 関 し 電 力 安 全 小 委 員 会 電 力 設 備 電 磁 界 対 策 ワーキンググループがとりまとめた 報 告 書 を 受 け 平 成 2 2 年 11 月 に 国 際 非 電 力 放 射 線 防 護 委 員 会 により 発 表 されたガイドラインに 基 づき 新 たに 規 制 を 策 定 するため 電 気 設 備 に 関 する 技 術 基 術 を 定 める 省 令 及 び 電 気 設 備 の 技 術 基 準 の 解 釈 につ いで 所 要 の 改 正 を 行 うというものです 世 界 保 健 機 関 は 送 電 線 や 家 電 製 品 といった 電 気 の 流 れ る 機 器 等 から 発 生 する 電 磁 界 への 短 期 間 曝 露 については 健 康 への 悪 影 響 があることが 科 学 的 に 解 明 されており 政 策 決 定 者 は 労 働 及 び 一 般 人 をこれらの 影 響 から 防 護 すべきとの 公 式 見 解 を 発 表 しました 僕 はこの 法 令 に 賛 成 です なぜならこの 法 令 によって 送 電 線 や 家 電 製 品 から 発 生 する 人 体 に 悪 影 響 を 及 ぼすものから 多 くの 人 を 防 護 することができ 国 民 の 生 活 が 安 全 になると 思 うか らです - 8 -