( 震 災 復 旧 のための 公 共 投 資 の 出 動 ) 震 災 以 降 被 災 3 県 における 公 共 投 資 は 震 災 復 旧 関 連 を 中 心 に 大 きく 増 加 している 公 共 工 事 請 負 金 額 の 前 年 同 期 比 の 推 移 を 第 2-3-2 図 でみると 被 災

第 3 節 復 旧 復 興 に 向 けた 動 き 1. 復 旧 に 向 けた 取 組 ( 被 災 地 における 復 旧 の 進 展 ) 震 災 により 甚 大 な 被 害 を 被 った 各 地 域 では 官 民 一 体 となって 復 旧 作 業 に 懸 命 の 努 力 が 傾 けら れている 52 被 災 3 県 の 沿 岸 市 町 村 における 瓦 礫 撤 去 作 業 は 2011 年 度 末 までに 撤 去 率 100%を 目 指 して 進 められており 第 2-3-1 図 に 示 されるように その 進 捗 を 10 月 24 日 現 在 でみる と 岩 手 県 77% 宮 城 県 58% 福 島 県 49%となっており 全 体 では 61%が 完 了 している 53 また 応 急 仮 設 住 宅 の 建 設 も 急 ピッチで 進 められており 10 月 24 日 現 在 で 51,537 戸 が 完 成 し たほか 民 間 賃 貸 住 宅 の 借 上 げや 公 務 員 宿 舎 の 提 供 等 の 対 応 が 行 われている 54 生 活 インフラも 10 月 3 日 現 在 で 約 96% 都 市 ガスは 約 86% 水 道 は 約 98% 復 旧 しており 交 通 インフラは 道 路 ( 直 轄 国 道 )が 約 99% 鉄 道 ( 在 来 幹 線 )が 約 96% 復 旧 済 みとなっている 55 ( 撤 去 率 (%)) 90 80 70 60 50 40 30 第 2-3-1 図 災 害 廃 棄 物 撤 去 率 10 月 24 日 時 点 77% 61% 58% 49% 20 10 0 4 5 6 7 8 9 10 合 計 岩 手 県 宮 城 県 福 島 県 ( 月 ) ( 備 考 ) 1. 環 境 省 沿 岸 市 町 村 の 廃 棄 物 処 理 の 進 捗 状 況 より 作 成 2. 撤 去 率 は2012 年 3 月 目 標 の 達 成 状 況 でがれき 推 計 量 に 対 する 搬 入 済 量 の 割 合 (%) 52 今 回 の 震 災 の 復 旧 復 興 状 況 の 推 移 を 把 握 する 指 標 として 総 合 研 究 開 発 機 構 (2011)では 東 日 本 大 震 災 復 旧 復 興 インデックス を 作 成 し 生 活 基 盤 の 復 旧 状 況 及 び 人 々の 活 動 状 況 を 指 数 化 する 試 みに 取 り 組 んでいる 53 環 境 省 10 月 25 日 公 表 資 料 による 54 東 日 本 大 震 災 復 興 対 策 本 部 事 務 局 10 月 24 日 公 表 資 料 による 55 東 日 本 大 震 災 復 興 対 策 本 部 事 務 局 10 月 17 日 公 表 資 料 による 電 気 都 市 ガスは 東 北 3 県 の 水 道 は 全 国 の 供 給 停 止 最 大 戸 数 に 対 する 復 旧 率 道 路 は 国 道 4 6 45 号 線 鉄 道 ( 在 来 幹 線 )は 東 北 線 常 磐 線 等 で 原 発 警 戒 区 域 等 内 の 区 間 を 除 く 96

( 震 災 復 旧 のための 公 共 投 資 の 出 動 ) 震 災 以 降 被 災 3 県 における 公 共 投 資 は 震 災 復 旧 関 連 を 中 心 に 大 きく 増 加 している 公 共 工 事 請 負 金 額 の 前 年 同 期 比 の 推 移 を 第 2-3-2 図 でみると 被 災 3 県 では 震 災 発 生 後 2か 月 目 の5 月 に 対 前 年 同 月 比 で 9.7% 増 となってから 7 月 以 外 は 高 い 伸 びとなっており 特 に 災 害 復 旧 関 連 の 公 共 投 資 がその 伸 びを 大 きく 支 えている 第 2-3-2 図 震 災 後 の 公 共 投 資 の 動 向 ( 前 年 同 月 比 ( 寄 与 度 ) %) 125 250 100 被 災 3 県 ( 兵 庫 県 ) 東 北 地 域 ( 近 畿 ) 全 国 75 被 災 3 県 災 害 復 旧 50 25 0 25 37.5 32.1 9.7 6.6 被 災 3 県 災 害 復 旧 11.3 9.4 10.2 12.4 2.7 8.7 被 災 3 県 災 害 復 旧 9.0 14.1 3.5 3.3 3.5 3.4 11.2 15.9 50 39.5 37.5 29.9 被 災 3 県 その 他 東 北 地 域 その 他 全 国 その 他 75 1 2 3 4 5 6 7 1 2 3 4 5 6 7 1 2 3 4 5 6 7 発 災 経 過 月 数 発 災 経 過 月 数 発 災 経 過 月 数 合 計 増 減 率 ( 被 災 3 県 ) 合 計 増 減 率 ( 東 北 ) 合 計 増 減 率 ( 全 国 ) 兵 庫 県 ( 阪 神 淡 路 大 震 災 時 ) 近 畿 ( 阪 神 淡 路 大 震 災 時 ) 全 国 ( 阪 神 淡 路 大 震 災 時 ) ( 備 考 ) 1. 北 海 道 建 設 業 信 用 保 証 株 式 会 社 東 日 本 建 設 業 保 証 株 式 会 社 及 び 西 日 本 建 設 業 保 証 株 式 会 社 公 共 工 事 前 払 金 保 証 統 計 より 作 成 2. 少 額 工 事 その 他 保 証 対 象 とならなかった 工 事 は 含 まれない 3. 東 北 の 地 域 区 分 はA 4. 下 軸 の 発 災 経 過 月 数 については 東 日 本 大 震 災 は2011 年 3 月 阪 神 淡 路 大 震 災 は1995 年 1 月 から それぞれ 開 始 2. 復 興 に 向 けた 政 府 の 動 き ( 復 興 構 想 会 議 及 び 復 興 対 策 本 部 の 主 な 動 き) 2011 年 4 月 11 日 には 東 日 本 大 震 災 復 興 構 想 会 議 ( 議 長 : 五 百 旗 頭 真 防 衛 大 学 校 長 )が 発 足 し 4 月 14 日 の 第 1 回 会 議 から 復 興 に 向 けた 指 針 策 定 のための 復 興 構 想 について 議 論 を 開 始 した 全 12 回 にわたって 議 論 を 重 ね その 間 の5 月 10 日 に 復 興 構 想 7 原 則 を 決 定 した 上 で 6 月 25 日 には 復 興 への 提 言 を 取 りまとめた また 東 日 本 大 震 災 復 興 基 本 法 に 基 づき 東 日 本 大 震 災 復 興 対 策 本 部 ( 本 部 長 : 内 閣 総 理 大 臣 ) が 設 置 され それに 合 わせて 岩 手 宮 城 福 島 各 県 に 現 地 対 策 本 部 が 置 かれた 本 部 は6 月 28 日 に 第 1 回 会 合 を 開 催 してスタートし 復 興 構 想 会 議 の 提 言 を 受 けて 政 府 としての 復 興 のため 97

の 取 組 の 全 体 を 明 らかにするため 地 方 自 治 体 や 与 野 党 の 意 見 を 可 能 な 限 り 反 映 した 上 で 7 月 29 日 に 東 日 本 大 震 災 からの 復 興 の 基 本 方 針 を 決 定 し 基 本 的 考 え 方 とともに 主 な 復 興 施 策 を 明 らかにした(8 月 11 日 改 定 ) ここでは 復 興 期 間 を 10 年 間 とし 当 初 5 年 間 を 集 中 復 興 期 間 と 位 置 付 けるとともに 復 興 特 区 制 度 や 使 い 勝 手 のよい 交 付 金 の 創 設 等 が 示 された また 平 成 27 年 度 末 までの 集 中 復 興 期 間 に 見 込 まれる 復 旧 復 興 対 策 の 事 業 規 模 は 国 地 方 ( 公 費 分 ) 合 わ せて 少 なくとも 19 兆 円 程 度 10 年 間 の 規 模 は 少 なくとも 23 兆 円 程 度 と 見 込 まれた さらに 8 月 26 日 の 本 部 会 合 では 各 府 省 の 事 業 計 画 と 工 程 表 の 取 りまとめが 行 われた ( 震 災 復 旧 復 興 に 向 けた 財 政 措 置 ) 震 災 の 発 生 を 受 けて 3 月 14 日 を 皮 切 りに 2010 年 度 中 に 計 5 回 計 679 億 円 の 予 備 費 の 使 用 が 閣 議 決 定 された( 第 2-3-3 表 ) また 2011 年 度 に 入 り4 月 19 日 にも 503 億 円 の 予 備 費 使 用 が 決 定 された さらに5 月 2 日 には 平 成 23 年 度 第 1 次 補 正 予 算 が 成 立 した これには 災 害 関 連 の 救 助 関 係 経 費 や 廃 棄 物 処 理 事 業 費 公 共 事 業 関 係 費 等 が 盛 り 込 まれ 支 出 総 額 は4 兆 円 で あった 続 いて 7 月 25 日 には 原 子 力 損 害 賠 償 法 等 関 係 経 費 や 二 重 債 務 問 題 対 策 等 被 災 者 支 援 関 係 経 費 震 災 向 け 復 旧 復 興 予 備 費 等 を 含 む 支 出 総 額 2 兆 円 の 第 2 次 補 正 予 算 が 成 立 した 10 月 21 日 には 11.7 兆 円 の 東 日 本 大 震 災 関 係 経 費 を 含 む 第 3 次 補 正 予 算 も 閣 議 決 定 されている 第 2-3-3 表 東 日 本 大 震 災 に 伴 う 予 算 額 2010 年 度 2011 年 度 ( 単 位 : 億 円 ) 予 備 費 302 予 備 費 503 (2011 年 3 月 14 日 閣 議 決 定 ) (2011 年 4 月 19 日 閣 議 決 定 ) 予 備 費 54 第 1 次 補 正 予 算 3,051 (2011 年 3 月 18 日 閣 議 決 定 ) (2011 年 4 月 22 日 閣 議 決 定 2011 年 5 月 2 日 成 立 ) 予 備 費 5 歳 出 歳 入 (2011 年 3 月 22 日 閣 議 決 定 ) 1 東 日 本 大 震 災 関 係 経 費 40,153 1 その 他 収 入 3,051 予 備 費 301 2 その 他 の 経 費 4 2 公 債 金 12,200 (2011 年 3 月 28 日 閣 議 決 定 ) 3 既 定 経 費 の 減 額 29,007 3 特 例 公 債 金 12,200 予 備 費 17 4 経 済 危 機 対 応 地 域 活 性 化 予 備 費 の 減 額 8,100 (2011 年 3 月 30 日 閣 議 決 定 ) 合 計 3,051 合 計 3,051 第 2 次 補 正 予 算 19,988 (2011 年 7 月 5 日 閣 議 決 定 2011 年 7 月 25 日 成 立 ) 歳 出 歳 入 1 原 子 力 損 害 賠 償 法 等 関 係 経 費 2,754 1 前 年 度 剰 余 金 受 入 19,988 2 被 災 者 支 援 関 係 経 費 3,774 3 東 日 本 大 震 災 復 興 対 策 本 部 運 営 経 費 5 4 東 日 本 大 震 災 復 旧 復 興 予 備 費 8,000 5 地 方 交 付 税 交 付 金 5,455 合 計 19,988 合 計 19,988 第 3 次 補 正 予 算 116,832 (2011 年 10 月 21 日 閣 議 決 定 ) 歳 出 歳 入 1 東 日 本 大 震 災 関 係 経 費 117,335 1 復 興 公 債 金 115,500 2 その 他 の 経 費 3,210 2 前 年 度 剰 余 金 受 入 119 3 B 型 肝 炎 関 連 経 費 480 3 その 他 収 入 1,214 4 既 定 経 費 の 減 額 1,850 5 東 日 本 大 震 災 復 旧 復 興 予 備 費 の 減 額 2,343 合 計 116,832 合 計 116,832 2010 年 度 合 計 679 2011 年 度 合 計 140,374 98

3. 復 興 に 向 けた 地 方 自 治 体 の 動 き ( 被 災 3 県 における 復 興 計 画 の 策 定 ) 地 方 自 治 体 でも 復 興 に 向 けた 具 体 的 な 検 討 も 進 められている 岩 手 県 では 8 月 11 日 に 岩 手 県 東 日 本 大 震 災 津 波 復 興 計 画 が 県 議 会 で 可 決 された この 計 画 には 平 成 23~30 年 度 までを 計 画 期 間 とし 復 興 に 向 けての 目 指 す 姿 や 原 則 具 体 的 な 取 組 内 容 等 を 示 す 復 興 基 本 計 画 と 基 盤 復 興 期 間 と 位 置 付 けられる 第 1 期 ( 平 成 23~25 年 度 )にお ける 施 策 や 事 業 工 程 表 等 を 示 す 復 興 実 施 計 画 ( 第 1 期 ) とが 含 まれている 宮 城 県 では 平 成 32 年 度 までの 10 年 間 の 復 興 の 道 筋 を 示 す 宮 城 県 震 災 復 興 計 画 が 8 月 26 日 に 宮 城 県 震 災 復 興 本 部 会 議 で 決 定 され 10 月 18 日 に 県 議 会 で 可 決 された 福 島 県 では 対 象 期 間 を 10 年 間 とする 復 興 に 向 けた 基 本 理 念 と 主 要 な 施 策 を 示 す 福 島 県 復 興 ビジョン が8 月 11 日 に 決 定 されており 今 後 このビジョンを 踏 まえて 具 体 的 な 取 組 や 主 要 な 事 業 を 盛 り 込 んだ 復 興 計 画 が 策 定 されることとなっている ( 沿 岸 市 町 村 での 復 興 計 画 の 策 定 ) 被 災 3 県 の 沿 岸 各 市 町 村 においても 復 興 計 画 づくりが 進 められている 岩 手 県 沿 岸 12 市 町 村 のうち6 市 町 村 (10 月 19 日 現 在 ) 宮 城 県 15 市 町 のうち4 市 町 (10 月 14 日 現 在 ) 福 島 県 10 市 町 のうち1 市 町 (10 月 25 日 現 在 )で 復 興 計 画 が 既 に 策 定 されている 56 こうした 復 興 計 画 に 基 づく 官 民 挙 げての 着 実 な 取 組 の 推 進 により 復 旧 復 興 の 動 きが 速 やか に 前 進 することが 求 められている 56 岩 手 県 及 び 宮 城 県 各 市 町 村 公 表 資 料 による 99

付 表 2-1 東 日 本 大 震 災 関 連 年 表 復 興 への 取 組 等 月 日 各 府 省 庁 等 各 自 治 体 及 び 現 地 等 の 動 き 14:50 官 邸 対 策 室 設 置 緊 急 参 集 チーム 召 集 ( 政 府 ) 14:46 三 陸 沖 でマグニチュード(M)9.0の 地 震 発 生 15:14 緊 急 災 害 対 策 本 部 設 置 ( 本 部 長 : 内 閣 総 理 大 臣 )( 政 府 ) 各 県 各 市 町 村 に 災 害 対 策 本 部 設 置 18:42 政 府 調 査 団 を 宮 城 県 に 向 け 派 遣 ( 政 府 ) 14:46 運 転 中 の 東 京 電 力 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 の1~3 号 機 が 地 震 により 自 動 停 止 11 日 14:49 気 象 庁 が 北 海 道 から 青 森 県 岩 手 県 宮 城 県 福 島 県 茨 城 県 千 葉 県 の 太 平 洋 沿 岸 等 に 大 津 波 警 報 15:51 相 馬 検 潮 所 で 最 大 波 9.3m 以 上 の 津 波 を 観 測 19:03 東 京 電 力 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 について 原 子 力 緊 急 事 態 宣 言 を 発 令 21:23 福 島 県 の 東 京 電 力 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 の 半 径 3km 圏 内 の 住 民 に 避 難 指 示 3~ 10km 圏 も 屋 内 退 避 06:00 宮 城 県 に 緊 急 災 害 現 地 対 策 本 部 を 設 置 ( 政 府 ) 3:59 長 野 県 北 部 でマグニチュード(M)6.7( 暫 定 値 )の 強 い 地 震 があり 震 度 6 強 を 観 測 5:44 避 難 指 示 を 東 京 電 力 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 の 半 径 3kmから10km 圏 内 に 拡 大 12 日 15:36 東 京 電 力 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 1 号 機 で 水 素 爆 発 発 生 17:39 東 京 電 力 福 島 第 二 原 子 力 発 電 所 の 半 径 10km 圏 内 の 住 民 に 避 難 指 示 18:25 避 難 指 示 を 東 京 電 力 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 の 半 径 10kmから20km 圏 内 に 拡 大 東 京 電 力 が 電 力 供 給 不 足 のおそれがあると 発 表 13 日 今 回 の 地 震 を 受 けて 福 島 空 港 と 花 巻 空 港 について24 時 間 の 発 着 を 可 能 に( 国 土 交 通 省 ) 17:58 津 波 注 意 報 解 除 14 日 閣 議 により 被 災 地 域 に 対 する 物 資 支 援 について 予 備 費 の 使 用 を 決 定 ( 対 象 地 域 : 岩 手 県 宮 城 県 福 島 県 予 備 費 総 額 : 約 302 億 円 ) 11:01 東 京 電 力 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 3 号 機 の 原 子 炉 建 屋 付 近 で 水 素 爆 発 発 生 東 京 電 力 が 初 の 計 画 停 電 を 実 施 日 銀 が 過 去 最 高 となる15 兆 円 の 即 日 資 金 供 給 オペレーションを 実 施 福 島 原 子 力 発 電 所 事 故 対 策 統 合 連 絡 本 部 を 設 置 ( 政 府 ) 6:10 東 京 電 力 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 2 号 機 の 圧 力 抑 制 室 付 近 で 異 音 発 生 6:14 東 京 電 力 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 4 号 機 で 音 がして 壁 の 一 部 破 損 を 確 認 15 日 11:00 東 京 電 力 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 の 半 径 20~30km 圏 内 の 住 民 に 屋 内 退 避 を 指 示 22:31 静 岡 県 東 部 でマグニチュード(M)6.4( 暫 定 値 )の 強 い 地 震 があり 震 度 6 強 を 観 測 3 月 16 日 東 京 電 力 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 4 号 機 で 火 災 発 生 閣 議 により 災 害 対 策 基 本 法 施 工 令 の 一 部 を 改 正 する 政 令 を 制 定 し 地 方 債 発 行 の 特 東 京 電 力 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 4 号 機 で 再 び 火 災 発 生 例 措 置 ( 発 行 要 件 償 還 期 限 )を 実 施 ( 緊 急 災 害 対 策 本 部 ( 政 府 )) 被 災 者 生 活 支 援 特 別 対 策 本 部 ( 本 部 長 : 松 本 防 災 担 当 大 臣 以 下 本 部 と 記 載 ) 設 置 を 9:48 自 衛 隊 が 東 京 電 力 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 3 号 機 に 散 水 開 始 17 日 緊 対 本 部 で 決 定 ( 被 災 者 生 活 支 援 チーム( 政 府 )) 仙 台 空 港 で 救 援 機 による 物 資 輸 送 が 可 能 に 17:48 原 子 力 安 全 保 安 院 が 東 京 電 力 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 について INES( 国 際 原 子 東 日 本 大 震 災 で 大 きな 被 害 を 受 けた 地 域 を 対 象 に 統 一 地 方 選 を 延 期 するための 特 例 法 が 成 力 放 射 線 事 象 評 価 尺 度 )で レベル5 と 発 表 アメリカのスリーマイル 島 原 発 所 事 故 18 日 立 に 並 ぶ 運 休 していた 秋 田 新 幹 線 が 盛 岡 - 秋 田 間 で 再 開 し 全 線 復 旧 19 日 被 災 者 生 活 支 援 特 別 対 策 本 部 発 足 ( 政 府 ) 20 日 21 日 災 害 廃 棄 物 の 処 理 等 に 係 る 法 的 問 題 に 関 する 検 討 会 議 発 足 ( 被 災 者 生 活 支 援 チーム ( 政 府 )) 0:30 東 京 消 防 庁 のハイパーレスキュー 隊 が 東 京 電 力 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 3 号 機 に 放 水 開 始 福 島 県 飯 舘 村 の 水 道 水 から 放 射 性 物 質 を 検 出 東 北 本 線 の 北 上 ~ 一 ノ 関 間 で 運 行 を 再 開 北 上 線 では 全 区 間 で 運 行 可 能 国 が 定 めた 暫 定 規 制 値 を 超 える 放 射 性 物 質 が 検 出 された 福 島 県 産 のホウレンソウなどの 出 荷 制 限 を 指 示 ( 原 子 力 災 害 対 策 本 部 長 : 内 閣 総 理 大 臣 ) 22 日 被 災 者 生 活 支 援 各 府 省 連 絡 会 議 が 発 足 ( 被 災 者 生 活 支 援 チーム( 政 府 )) 22:46 東 京 電 力 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 3 号 機 の 中 央 制 御 室 の 照 明 が 復 旧 23 日 東 日 本 大 震 災 や 津 波 で 損 壊 した 道 路 や 港 湾 工 場 住 宅 などの 直 接 的 な 被 害 額 が16~25 兆 東 京 都 葛 飾 区 の 金 町 浄 水 場 で 乳 児 の 摂 取 制 限 を 超 える 放 射 性 ヨウ 素 を 検 出 円 と 試 算 ( 内 閣 府 ) 災 害 廃 棄 物 現 地 調 査 団 ( 団 長 : 樋 高 環 境 大 臣 政 務 官 )が 釜 石 市 大 槌 町 を 訪 問 ( 被 災 者 生 東 京 電 力 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 3 号 機 のタービン 建 屋 で 作 業 していた 東 京 電 力 関 係 者 3 名 活 支 援 チーム( 政 府 )) の 被 ばくを 確 認 24 日 東 京 電 力 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 の 共 用 プールに 外 部 電 源 供 給 本 設 系 統 による 冷 却 開 始 東 北 道 の 一 般 車 両 の 通 行 が 可 能 に 災 害 廃 棄 物 の 処 理 等 に 係 る 法 的 問 題 に 関 する 検 討 会 議 にて 損 壊 家 屋 等 の 撤 去 等 に 関 する 25 日 東 京 電 力 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 の 半 径 20~30km 圏 内 にも 自 主 避 難 を 要 請 指 針 を 取 りまとめ( 被 災 者 生 活 支 援 チーム( 政 府 )) 26 日 東 京 電 力 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 近 くの 海 水 から 高 濃 度 の 放 射 性 ヨウ 素 を 検 出 被 災 者 向 けの 住 宅 供 給 の 促 進 等 に 関 する 検 討 会 議 被 災 者 等 就 労 支 援 雇 用 創 出 推 28 日 東 京 電 力 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 の 敷 地 内 からプルトニウムが 検 出 進 会 議 発 足 ( 被 災 者 生 活 支 援 チーム( 政 府 )) 92 兆 4116 億 円 で2011 年 度 予 算 が 成 立 29 日 被 災 地 の 復 旧 に 関 する 検 討 会 議 発 足 ( 被 災 者 生 活 支 援 チーム( 政 府 )) 1 日 3 月 11 日 の 東 北 地 方 太 平 洋 沖 地 震 がもたらした 災 害 の 呼 称 を 東 日 本 大 震 災 に 決 定 4 月 2 日 東 京 電 力 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 2 号 機 で 高 濃 度 汚 染 水 が 海 へ 漏 出 していることが 判 明 4 日 都 道 府 県 単 位 で 実 施 してきた 農 産 物 の 出 荷 停 止 や 解 除 を 市 町 村 単 位 でできると 決 定 ( 政 府 ) 東 京 電 力 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 の 低 濃 度 汚 染 水 を 海 へ 放 出 開 始 100

月 日 4 日 各 府 省 庁 等 復 興 への 取 組 等 各 都 道 府 県 知 事 等 に 対 し 規 制 値 の 設 定 がなかった 魚 介 類 中 の 放 射 性 ヨウ 素 について 野 菜 類 中 と 同 一 の 暫 定 規 制 値 を 準 用 する 旨 通 知 ( 厚 生 労 働 省 ) 海 江 田 経 済 産 業 大 臣 が 今 夏 の 電 力 不 足 の 対 策 について 電 気 事 業 法 に 基 づく 電 力 使 用 制 限 令 を 発 動 する 方 針 を 表 明 ( 経 済 産 業 省 ) 5 日 被 災 者 向 けの 住 宅 供 給 の 促 進 等 に 関 する 検 討 会 議 にて 応 急 仮 設 住 宅 の 供 給 等 に 関 する 当 面 の 取 組 方 針 を 取 りまとめ( 被 災 者 生 活 支 援 チーム( 政 府 )) 被 災 者 等 就 労 支 援 雇 用 創 出 推 進 会 議 にて 当 面 の 緊 急 総 合 政 策 として フェーズ1 を 取 りまとめ( 被 災 者 生 活 支 援 チーム( 政 府 )) 各 自 治 体 及 び 現 地 等 の 動 き 全 国 知 事 会 緊 急 広 域 災 害 対 策 本 部 と 被 災 3 県 との 協 議 に 基 づき 食 料 品 以 外 の 救 援 物 資 6 日 東 京 電 力 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 2 号 機 の 取 水 口 近 くの 高 濃 度 汚 染 水 の 漏 出 が 止 まる の 受 入 れを 一 時 中 止 する 旨 通 知 ( 緊 急 災 害 対 策 本 部 ( 政 府 )) 東 京 電 力 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 1 号 機 の 格 納 容 器 内 へ 窒 素 ガスの 注 入 を 開 始 23:32 宮 城 県 沖 を 震 源 とする 地 震 発 生 マグニチュード(M)7.1( 暫 定 値 ) 7 日 東 日 本 大 震 災 で 被 災 した 市 街 地 に 建 築 基 準 法 に 基 づく 建 築 制 限 をかけると 発 表 ( 宮 城 県 ) イネの 作 付 け 禁 止 について 土 壌 中 の 放 射 性 セシウム 濃 度 が1キロあたり5 千 ベクレルを 東 京 電 力 東 北 電 力 管 内 の 計 画 停 電 の 原 則 終 了 を 宣 言 8 日 超 える 水 田 とする 基 準 を 発 表 ( 政 府 ) 東 日 本 大 震 災 の 被 災 自 治 体 などに 総 額 約 762 億 円 の 特 別 交 付 税 を 交 付 ( 総 務 省 ) 義 援 金 配 分 割 合 決 定 委 員 会 が 発 足 し 第 1 回 配 分 基 準 を 決 定 東 日 本 大 震 災 復 興 構 想 会 議 の 開 催 を 閣 議 決 定 ( 内 閣 官 房 ) 11 日 枝 野 官 房 長 官 が 東 京 電 力 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 から20キロ 圏 外 の 一 部 地 域 を 新 たに 計 画 的 避 難 区 域 に 指 定 し 1か 月 程 度 かけて 住 民 の 域 外 避 難 指 示 を 発 表 4 月 12 日 17:16 福 島 県 浜 通 りを 震 源 とする 地 震 マグニチュード(M)7.0( 暫 定 値 ) 東 京 電 力 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 の 事 故 について 経 済 産 業 省 原 子 力 安 全 保 安 院 と 原 子 力 安 全 委 員 会 が 国 際 的 な 事 故 評 価 尺 度 を 深 刻 な 事 故 とされるレベル7に 引 き 上 げ 14:07 福 島 県 中 通 りを 震 源 とする 地 震 マグニチュード(M)6.4( 暫 定 値 ) 13 日 仙 台 空 港 民 航 機 就 航 再 開 14 日 東 日 本 大 震 災 復 興 構 想 会 議 の 開 催 ( 内 閣 官 房 ) 17 日 東 京 電 力 は 東 京 電 力 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 事 故 の 収 束 に 向 けた 道 筋 を 発 表 自 衛 隊 による 東 京 電 力 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 の 半 径 30キロ 圏 内 での 行 方 不 明 者 の 捜 索 を 18 日 開 始 21 日 在 来 線 のJR 東 北 線 が 仙 台 一 ノ 関 岩 切 利 府 で 運 転 再 開 し 全 線 が 復 旧 東 京 電 力 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 の 半 径 20キロ 圏 内 を 警 戒 区 域 に 指 定 20キロ 圏 外 でも 22 日 計 画 的 避 難 区 域 と 緊 急 時 避 難 準 備 区 域 に 指 定 ( 政 府 ) 牧 草 やトウモロコシなど 家 畜 に 与 える 飼 料 中 の 放 射 性 物 質 の 濃 度 について 安 全 性 の 目 安 を 経 済 産 業 省 の 緊 急 調 査 により 被 災 地 にある 大 企 業 の 生 産 拠 点 の6 割 が 再 稼 働 したことが 26 日 公 表 ( 農 林 水 産 省 ) 判 明 補 正 予 算 法 律 改 正 等 による 総 合 対 策 として 日 本 はひとつ しごとプロジェクト フェーズ2を 取 りまとめる( 被 災 者 生 活 支 援 チーム( 政 府 )) 27 日 東 日 本 大 震 災 の 被 災 者 等 に 係 る 国 税 関 係 法 律 の 臨 時 特 例 に 関 する 法 律 地 方 税 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 が 成 立 海 江 田 経 済 産 業 大 臣 が 東 京 電 力 と 東 北 電 力 管 内 での 今 夏 の 最 大 使 用 電 力 の 削 減 目 標 を 企 業 家 庭 とも 前 年 比 15% 減 とすると 発 表 ( 経 済 産 業 省 ) 28 日 貸 金 業 法 施 行 規 則 の 一 部 を 改 正 被 災 者 の 借 入 手 続 の 弾 力 化 を 盛 り 込 む( 金 融 庁 ) 5 月 29 日 東 北 新 幹 線 一 ノ 関 - 仙 台 間 が 復 旧 し 東 北 新 幹 線 全 線 復 旧 1 日 福 島 県 郡 山 で 下 水 汚 泥 にセシウムが 混 入 し 高 い 放 射 線 量 を 検 出 第 一 次 補 正 予 算 成 立 (3,051 億 円 ) 2 日 東 日 本 大 震 災 に 対 処 するための 特 別 の 財 政 援 助 及 び 助 成 に 関 する 法 律 ( 財 特 法 ) 成 立 公 布 施 行 9 日 静 岡 県 浜 岡 原 発 全 面 停 止 が 決 定 東 日 本 大 震 災 復 興 構 想 会 議 の 開 催 ( 内 閣 官 房 ) 宮 城 県 知 事 漁 業 特 区 案 により 民 間 資 本 の 参 入 を 容 認 ( 宮 城 県 ) 10 日 福 島 県 川 内 村 の 住 民 が 防 護 服 線 量 計 付 け 一 時 帰 宅 13 日 電 力 需 給 緊 急 対 策 本 部 において 夏 期 の 電 力 需 給 対 策 が 取 りまとめられる 東 日 本 大 震 災 に 係 る 災 害 廃 棄 物 処 理 指 針 (マスタープラン) を 公 表 ( 環 境 省 ) 16 日 応 急 仮 設 住 宅 の 完 成 見 通 し 等 について を 作 成 ( 国 土 交 通 省 ) 第 17 回 緊 急 災 害 対 策 本 部 会 議 開 催 20 日 東 日 本 大 震 災 に 係 る 被 災 地 における 生 活 の 平 常 化 に 向 けた 当 面 の 取 組 方 針 を 決 定 ( 緊 急 災 東 京 電 力 最 終 赤 字 1 兆 円 害 対 策 本 部 ( 政 府 )) 福 島 県 内 農 林 漁 業 者 へ 東 京 電 力 仮 払 い 開 始 31 日 中 国 電 力 津 波 対 策 などで 島 根 原 子 力 発 電 所 3 号 機 運 転 再 開 を 延 期 1 日 茨 城 県 と 福 島 県 の 一 部 ホウレンソウの 出 荷 制 限 解 除 ( 政 府 ) 3 日 復 興 計 画 案 公 表 ( 宮 城 県 ) 復 興 構 想 会 議 開 催 4 日 産 業 振 興 再 生 エネルギー 活 用 を 盛 り 込 む 復 興 費 10~15 兆 円 見 込 む( 内 閣 府 ) 仮 設 住 宅 建 設 用 地 (1 万 4 千 戸 分 )を 確 保 ( 岩 手 県 ) 6 月 6 日 集 団 避 難 の 福 島 県 双 葉 町 などの 町 民 が 一 時 帰 宅 10 日 関 西 電 力 供 給 地 域 の 企 業 や 家 庭 を 対 象 に15% 節 電 要 請 14 日 防 災 白 書 ( 防 災 に 関 してとった 措 置 の 概 況 平 成 23 年 度 の 防 災 に 関 する 計 画 )が 閣 議 決 定 国 会 に 報 告 本 白 書 に 被 災 者 支 援 関 連 の 記 載 が 盛 り 込 まる( 内 閣 府 ) 101

月 6 月 日 各 府 省 庁 等 復 興 への 取 組 等 各 自 治 体 及 び 現 地 等 の 動 き IMFは 今 年 の 日 本 の 成 長 率 予 測 をマイナス0.7%に 下 方 修 正 17 日 日 本 赤 十 字 は 第 2 次 義 援 金 1,446 億 円 を 被 災 地 へ 送 金 一 括 配 分 19 日 高 速 道 路 料 金 1000 円 の 最 終 日 20 日 東 北 地 方 の 高 速 道 路 (20 路 線 ) 証 明 書 提 示 による 無 料 化 開 始 22 日 東 日 本 大 震 災 に 対 処 するための 金 融 機 能 強 化 法 等 改 正 法 成 立 東 日 本 大 震 災 復 興 基 本 法 施 行 ( 内 閣 官 房 ) 小 笠 原 ( 東 京 都 )が 世 界 遺 産 に 24 日 東 日 本 大 震 災 復 興 対 策 本 部 及 び 岩 手 宮 城 福 島 県 現 地 対 策 本 部 設 置 復 興 構 想 会 議 が 復 興 への 提 言 を 決 定 ( 東 日 本 大 震 災 復 興 対 策 本 部 ) 復 興 へ 臨 時 増 25 日 税 土 地 利 用 手 続 き 一 本 化 等 を 提 言 26 日 平 泉 ( 岩 手 県 )が 世 界 遺 産 に 27 日 復 興 対 策 本 部 事 務 局 が 活 動 開 始 ( 東 日 本 大 震 災 復 興 対 策 本 部 ) 岩 手 宮 城 福 島 の3 県 の 現 地 対 策 本 部 事 務 局 が 活 動 開 始 ( 東 日 本 大 震 災 復 興 対 策 本 部 ) 1 日 東 京 電 力 及 び 東 北 電 力 管 内 で 原 則 15%の 節 電 目 標 を 課 した 電 力 使 用 制 限 令 が 発 効 5 日 JR 東 日 本 が 東 日 本 大 震 災 で 津 波 の 被 害 を 受 けた 被 災 地 沿 岸 の7つの 線 区 の 復 旧 に1000 億 円 強 の 費 用 がかかることを 発 表 6 日 8 日 海 江 田 経 済 産 業 大 臣 が 原 子 力 発 電 所 に 係 るストレステスト( 耐 性 調 査 )の 全 国 実 施 を 表 明 東 日 本 大 震 災 からの 復 興 計 画 の 第 2 次 案 を 公 表 水 産 業 拠 点 に5 漁 港 を 整 備 する を 盛 ( 経 済 産 業 省 ) り 込 む( 宮 城 県 ) 閣 僚 懇 談 会 において 菅 総 理 から 復 興 基 本 方 針 策 定 のための 検 討 項 目 案 を 指 示 ( 東 日 本 3~5 月 の 被 災 3 県 からの 転 出 超 過 数 が3 万 人 超 ( 総 務 省 ) 大 震 災 復 興 対 策 本 部 ) 東 京 都 内 で 福 島 県 南 相 馬 市 の 緊 急 時 避 難 準 備 区 域 内 から 東 京 都 中 央 卸 売 市 場 に 出 荷 され た 肉 牛 11 頭 のうち 1 頭 の 肉 から 食 品 衛 生 法 の 暫 定 規 制 値 を 上 回 る 放 射 性 セシウムが 検 出 9 日 10 日 福 島 県 南 相 馬 市 から 東 京 都 中 央 卸 売 市 場 に 出 荷 された 肉 牛 で 残 り10 頭 の 肉 からも 食 品 衛 生 法 の 暫 定 規 制 値 を 上 回 る 放 射 性 セシウムが 検 出 肉 用 牛 の 出 荷 を 南 相 馬 市 全 域 で 自 粛 するよう 市 に 要 請 ( 福 島 県 ) 岩 手 県 陸 前 高 田 市 の 気 仙 大 橋 の 仮 橋 が 開 通 し 三 陸 沿 岸 部 を 縦 断 する 国 道 45 号 は 全 線 で 通 行 可 能 に 7 月 福 島 県 南 相 馬 市 から 都 中 央 卸 売 市 場 に 出 荷 された 肉 牛 で 福 島 県 が 出 荷 元 である 農 家 の 飼 原 子 力 発 電 所 の 再 稼 働 に 関 する 統 一 見 解 を 発 表 新 たな 安 全 評 価 を2 段 階 で 行 う( 政 府 ) 11 日 料 のわらから 高 濃 度 の 放 射 性 セシウムが 検 出 県 全 域 で 肉 用 牛 農 家 に 対 する 緊 急 立 入 調 査 を 実 施 ( 福 島 県 ) 12 日 宮 城 県 石 巻 市 の 魚 市 場 が 約 4か 月 ぶりに 再 開 14 日 東 京 電 力 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 の3 号 機 に 窒 素 の 注 入 を 開 始 16 日 東 北 六 魂 祭 が 仙 台 市 で 開 催 19 日 福 島 県 産 肉 牛 の 出 荷 制 限 を 同 県 知 事 に 指 示 したと 発 表 ( 政 府 ) 政 府 と 東 京 電 力 東 京 電 力 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 の 事 故 収 束 に 向 けた 工 程 表 と 原 子 力 被 災 者 への 対 応 をまとめた 工 程 表 の 各 改 訂 版 を 公 表 20 日 電 力 需 給 に 関 する 会 合 を 開 き 西 日 本 の 企 業 や 家 庭 に 節 電 を 求 めることを 正 式 に 決 定 関 西 電 力 管 内 では 昨 夏 のピーク 比 で10% 以 上 の 節 電 を 要 請 ( 政 府 ) 東 日 本 大 震 災 復 興 対 策 本 部 ( 第 2 回 ) 開 催 基 本 方 針 骨 子 作 成 ( 東 日 本 大 震 災 復 興 対 21 日 策 本 部 ) 24 日 被 災 3 県 を 除 き テレビのアナログ 放 送 番 組 が 終 了 地 上 デジタル 放 送 に 移 行 東 日 本 大 震 災 の 追 加 復 旧 策 を 盛 り 込 んだ 総 額 1 兆 9988 億 円 の2011 年 度 第 2 次 補 正 予 算 が 成 25 日 仙 台 空 港 国 内 線 が 被 災 前 の 便 数 にほぼ 回 復 立 26 日 放 射 性 物 質 で 汚 染 された 牛 肉 について 緊 急 対 応 策 を 発 表 ( 農 林 水 産 省 ) 岩 手 県 から 自 衛 隊 が 撤 収 27 日 各 県 から 出 荷 される 牛 の 全 頭 検 査 を 実 施 すると 発 表 ( 岩 手 県 宮 城 県 群 馬 県 新 潟 県 ) 28 日 宮 城 県 全 域 の 肉 牛 の 出 荷 を 制 限 するよう 同 県 に 指 示 ( 政 府 ) 適 切 な 出 荷 時 期 を 逃 した 肉 牛 を 団 体 等 が 全 頭 買 い 上 げるための 経 費 を 県 が 補 助 すると 発 表 ( 福 島 県 ) 東 日 本 大 震 災 復 興 対 策 本 部 ( 第 4 回 ) 開 催 基 本 方 針 決 定 ( 東 日 本 大 震 災 復 興 対 策 本 29 日 部 ) 1 日 放 射 性 汚 染 物 質 汚 染 問 題 で 岩 手 県 全 域 を 対 象 に 牛 の 出 荷 を 制 限 ( 政 府 ) 宮 城 県 から 自 衛 隊 が 撤 収 2 日 栃 木 県 全 域 を 対 象 に 牛 の 出 荷 制 限 を 公 表 ( 政 府 ) 被 災 地 で 延 期 している 地 方 選 の 実 施 期 限 を12 月 末 まで 再 延 期 するための 改 正 特 例 法 が 成 立 ( 政 府 ) 3 日 東 京 電 力 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 事 故 の 損 害 賠 償 を 国 が 支 援 する 枠 組 みを 定 めた 原 子 力 損 害 賠 償 支 援 機 構 法 が 成 立 ( 政 府 ) 8 月 東 日 本 大 震 災 に 伴 う 津 波 被 害 の 実 地 調 査 結 果 を 発 表 浸 水 した 総 面 積 は535 平 方 km( 国 土 交 通 省 ) 4 日 東 京 電 力 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 の 事 故 における 緊 急 防 護 措 置 の 削 除 に 関 する 考 え 方 につい て 発 表 ( 原 子 力 安 全 委 員 会 ) 汚 染 した 稲 わらを 食 べた 可 能 性 がある 牛 の 肉 を 食 肉 流 通 団 体 が 実 質 買 い 上 げる 追 加 支 援 策 5 日 を 発 表 ( 農 林 水 産 省 ) 9 日 東 京 電 力 が4~6 月 期 の 連 結 決 算 を 発 表 最 終 損 益 は5,717 億 円 の 赤 字 11 日 東 日 本 大 震 災 復 興 対 策 本 部 ( 第 5 回 ) 開 催 基 本 方 針 改 定 ( 東 日 本 大 震 災 復 興 対 策 本 部 ) 岩 手 県 が 東 日 本 大 震 災 津 波 復 興 計 画 を 策 定 福 島 県 が 復 興 ビジョンを 策 定 15 日 原 子 力 安 全 規 制 に 関 する 組 織 等 の 改 革 の 改 革 の 基 本 方 針 を 閣 議 決 定 ( 内 閣 府 ) 16 日 19 日 宮 城 県 に 対 する 牛 の 出 荷 停 止 を 解 除 ( 政 府 ) 福 島 県 会 津 若 松 市 の 敷 地 内 にある 側 溝 の 一 部 で 採 取 された 汚 泥 から 1kg 当 たり 約 18 万 6 千 ベクレルの 放 射 性 セシウムが 検 出 角 田 市 で 捕 獲 された 野 生 のイノシシの 肉 から 食 肉 の 暫 定 規 制 値 (1kg 当 たり500ベクレ ル)を 超 える 放 射 性 セシウムを 検 出 ( 宮 城 県 ) 102

復 興 への 取 組 等 月 日 各 府 省 庁 等 各 自 治 体 及 び 現 地 等 の 動 き 19 日 岩 手 宮 城 福 島 3 県 に 含 まれるヒ 素 などの 有 害 物 質 のモニタリング 調 査 を 開 始 全 78 地 点 のうち 計 20 地 点 で 土 壌 溶 出 量 基 準 値 を 上 回 る 値 を 確 認 ( 環 境 省 ) 8 月 放 射 性 物 質 に 汚 染 された 稲 わらを 食 べた 肉 牛 が 流 通 した 問 題 で 出 荷 を 停 止 していた 岩 25 日 手 栃 木 福 島 県 の 出 荷 停 止 を 一 部 解 除 ( 政 府 ) 復 興 庁 設 置 準 備 室 を 設 置 菅 首 相 が 退 陣 を 表 明 除 染 に 関 する 緊 急 実 施 基 本 方 針 を 決 定 ( 政 府 ) 宮 城 県 が 震 災 復 興 計 画 ( 案 )を 公 表 東 京 電 力 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 から 半 径 5km 圏 内 の 福 島 県 双 葉 大 熊 両 町 の 住 民 の 一 時 帰 平 成 23 年 度 における 公 債 の 発 行 の 特 例 に 関 する 法 律 案 を 参 議 院 で 議 決 ( 政 府 ) 宅 が 実 施 26 日 平 成 23 年 度 における 子 ども 手 当 の10 月 以 降 の 支 給 等 に 関 する 特 別 措 置 法 が 成 立 ( 政 府 ) 東 日 本 大 震 災 復 興 対 策 本 部 ( 第 6 回 ) 開 催 ( 緊 急 災 害 対 策 本 部 原 子 力 災 害 対 策 本 部 と 合 同 ) 各 府 省 の 事 業 計 画 と 工 程 表 のとりまとめ 等 ( 東 日 本 大 震 災 復 興 対 策 本 部 ) 29 日 東 京 電 力 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 から 半 径 100km 圏 内 の 土 壌 に 含 まれる 放 射 性 セシウムの 濃 度 の 調 査 結 果 を 発 表 ( 文 部 科 学 省 ) 30 日 東 京 電 力 は 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 事 故 に 伴 う 損 害 賠 償 金 の 算 定 基 準 や 支 払 い 日 程 を 発 表 31 日 自 衛 隊 の 大 規 模 震 災 災 害 派 遣 終 了 1 日 原 子 力 損 害 賠 償 紛 争 解 決 センターの 開 設 ( 文 部 科 学 省 ) 2 日 野 田 内 閣 発 足 9 日 政 府 が 東 京 電 力 と 東 北 電 力 管 内 で 原 則 15%の 節 電 目 標 を 課 した 電 力 使 用 制 限 令 が 終 了 11 日 13 日 東 日 本 大 震 災 復 興 対 策 本 部 ( 第 7 回 ) 開 催 ( 緊 急 災 害 対 策 本 部 原 子 力 災 害 対 策 本 部 と 合 同 ) 復 旧 の 現 状 と 主 な 課 題 への 取 組 等 について 報 告 ( 東 日 本 大 震 災 復 興 対 策 本 部 ) 原 子 力 災 害 からの 福 島 復 興 再 生 協 議 会 幹 事 会 ( 第 1 回 ) 開 催 ( 東 日 本 大 震 災 復 興 対 策 本 部 ) 東 日 本 大 震 災 及 び 平 成 23 年 (2011 年 ) 台 風 第 12 号 により 多 大 な 被 害 を 受 けた 地 方 公 共 団 体 に 対 し 普 通 交 付 税 の 一 部 を 繰 り 上 げて 交 付 ( 総 務 省 ) 9 月 16 日 政 府 税 制 調 査 会 は 東 日 本 大 震 災 の 復 興 費 に 充 てる 臨 時 増 税 案 を 取 りまとめ 増 税 額 を 当 初 想 定 の13.2 兆 円 から11~12 兆 円 に 圧 縮 軸 となる 所 得 税 の 定 率 増 税 は 名 称 を 復 興 貢 献 特 別 所 得 税 ( 仮 称 )とする( 政 府 ) 債 務 の 返 済 停 止 条 件 変 更 被 災 地 3 県 で6 月 末 までの 債 権 総 額 6000 億 円 を 公 表 ( 金 融 庁 ) 20 日 経 済 情 勢 に 関 する 検 討 会 合 を 開 催 円 高 対 策 の 中 間 報 告 をとりまとめ( 政 府 ) 23 日 東 北 新 幹 線 が 震 災 前 の 通 常 ダイヤに 戻 る 25 日 仙 台 空 港 が25 日 国 際 定 期 便 の 運 航 が 再 開 し 空 港 が 全 面 復 旧 26 日 東 京 電 力 福 島 第 一 原 子 力 発 電 所 の 事 故 被 害 の 賠 償 を 支 援 する 原 子 力 損 害 賠 償 支 援 機 構 が 本 格 稼 働 ( 政 府 ) 応 急 仮 設 住 宅 の 居 住 環 境 等 に 関 するPT( 第 2 回 ) 開 催 設 備 等 の 居 住 環 境 や 心 配 事 等 につ いてのアンケート 結 果 の 報 告 書 発 表 ( 厚 生 労 働 省 東 日 本 大 震 災 復 興 対 策 本 部 ) 30 日 緊 急 時 避 難 準 備 区 域 の 解 除 ( 原 子 力 災 害 対 策 本 部 ) 2012 年 度 予 算 概 算 要 求 を 締 切 り 7 日 臨 時 閣 議 で2011 年 度 第 3 次 補 正 予 算 と 東 日 本 大 震 災 の 復 興 財 源 に 関 する 基 本 方 針 を 決 定 補 正 規 模 は12 兆 円 程 度 10 月 原 子 力 被 災 者 への 対 応 に 関 する 当 面 の 取 組 のロードマップの 進 捗 状 況 について 公 表 ( 原 子 17 日 力 災 害 対 策 本 部 ) 19 日 宮 城 県 復 興 計 画 正 式 決 定 21 日 2011 年 度 第 3 次 補 正 予 算 について 閣 議 決 定 103

付 図 2-3 観 光 入 込 客 数 の 推 移 ( 神 戸 市 ) 3,500 ( 万 人 ) 3,000 2,500 うち 神 戸 ルミナリエ( 復 興 特 定 事 業 ) 主 目 的 客 492 486 424 461 423 456 492 395 419 368 336 319 302 2,000 309 396 1,500 1,000 2,440 194 1,753 1,880 2,036 2,107 2,095 2,277 2,183 2,213 2,320 2,335 2,501 2,473 2,525 2,696 2,877 500 880 0 1994 95 96 97 98 99 2000 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 ( 年 ) ( 備 考 ) 1. 神 戸 市 HP 観 光 に 関 する 統 計 調 査 より 作 成 2. 神 戸 ルミナリエは 犠 牲 者 の 鎮 魂 と 都 市 の 復 興 再 生 を 目 指 して1995 年 12 月 から 開 催 されている 夜 間 のイルミ ネーションイベント( 約 2 週 間 )であり 総 来 場 者 数 のうち 神 戸 ルミナリエが 主 目 的 で 来 場 した 人 数 の 割 合 を 乗 じた 数 を 計 上 している 104

付 図 2-4 被 災 3 県 の 完 全 失 業 率 (%) 8.0 7.0 6.0 5.0 4.0 7.0 6.5 宮 城 県 福 島 県 5.9 4.5 4.6 4.2 岩 手 県 全 国 5.7 5.6 5.3 4.7 4.3 3.6 3.0 2.0 1.0 0.0 2011 年 5 月 6 月 7 月 8 月 ( 備 考 )1. 総 務 省 労 働 力 調 査 ( 基 本 集 計 ) より 作 成 2. 全 国 値 は 岩 手 県 宮 城 県 福 島 県 を 除 く 数 値 季 節 調 整 済 3. 各 県 の 値 は 標 本 数 が 少 ないことなどから 参 考 値 4.5 6 月 は 岩 手 県 宮 城 県 のみ 7 月 は 宮 城 県 のみ 105