名 寄 市 特 定 事 業 主 行 動 計 画 ( 第 2 期 前 期 計 画 ) 名 寄 市 長 名 寄 市 議 会 議 長 名 寄 市 選 挙 管 理 委 員 会 名 寄 市 代 表 監 査 委 員 名 寄 市 外 2 組 合 公 平 委 員 会 名 寄 市 農 業 委 員 会 名 寄 市 教 育 委 員 会 名 寄 地 区 衛 生 施 設 事 務 組 合 上 川 北 部 消 防 事 務 組 合 名 寄 市 平 成 28 年 4 月 1
目 次 1 はじめに~ 背 景 と 経 緯 ~ P 2 2 これまでの 取 り 組 み 状 況 P 3 3 計 画 の 目 的 P 3 4 計 画 の 期 間 P 5 5 計 画 の 策 定 主 体 P 5 6 計 画 の 対 象 職 員 P 5 7 計 画 の 推 進 P 5 8 行 動 計 画 の 具 体 的 な 取 り 組 み P 6 1 子 育 てがしやすい 勤 務 環 境 の 整 備 ( 次 世 代 育 成 支 援 対 策 に 関 する 事 項 ) (1) 子 育 てに 関 する 制 度 等 の 周 知 徹 底 P 6 (2) 子 育 てに 関 する 意 識 啓 発 の 促 進 P 6 (3) 妊 娠 中 及 び 出 産 後 における 支 援 配 慮 P 6 (4) 育 児 休 業 等 の 取 得 や 弾 力 的 な 勤 務 がしやすい 環 境 の 整 備 P 6 (5) 産 前 産 後 休 暇 や 育 児 休 業 等 を 取 得 する 職 員 の 所 属 職 場 での 対 応 P 9 (6) 男 性 職 員 の 積 極 的 な 子 育 て( 男 女 共 同 参 画 意 識 の 向 上 ) P 9 (7) 男 性 職 員 の 育 児 休 暇 等 の 取 得 しやすい 職 場 づくり P 9 (8) 時 間 外 勤 務 の 縮 減 P 10 (9) 休 暇 の 取 得 推 進 P 10 2 地 域 や 職 場 を 通 じた 子 育 て 支 援 (その 他 の 次 世 代 育 成 支 援 対 策 に 関 する 事 項 ) (1) 子 どもを 連 れた 方 が 安 心 して 来 庁 できる 市 役 所 であるために( 子 育 てバリアフリー) P 12 (2) 子 どもの 学 習 に 身 近 な 市 役 所 であるために( 学 習 機 会 の 拡 大 ) P 12 (3) 子 どもを 育 む 地 域 の 一 員 としての 役 割 を 果 たすために( 地 域 貢 献 活 動 等 ) P 12 3 女 性 職 員 の 活 躍 推 進 に 向 けた 取 り 組 み( 女 性 活 躍 推 進 法 に 関 する 事 項 ) (1) 女 性 職 員 の 公 平 な 採 用 P 12 (2) 女 性 職 員 の 公 平 な 管 理 職 登 用 P 13 (3) 時 間 外 勤 務 の 縮 減 P 13 (4) 休 暇 の 取 得 推 進 P 13 (5) 各 種 ハラスメントへの 対 策 P 14 (6) 配 偶 者 からの 暴 力 及 びストーカー 行 為 等 の 防 止 と 支 援 P 14 4 その 他 の 取 り 組 み (1) 介 護 を 行 う 職 員 への 両 立 支 援 P 15 (2) 臨 時 非 常 勤 職 員 への 配 慮 P 16 (3) 障 害 者 差 別 解 消 法 に 関 する 事 項 P 16 (4) 健 康 管 理 に 関 する 事 項 P 17 1
名 寄 市 特 定 事 業 主 行 動 計 画 ( 平 成 28 年 4 月 1 日 施 行 ) 1 はじめに~ 背 景 と 経 緯 ~ わが 国 において 急 激 な 少 子 化 が 進 む 中 平 成 15 年 に 次 世 代 育 成 支 援 対 策 推 進 法 が 制 定 され 次 の 世 代 を 担 う 子 どもたちが 健 やかに 生 まれ 育 てられる 社 会 の 実 現 のため 10 年 をかけて 国 地 方 公 共 団 体 企 業 等 が 一 体 と なって 取 り 組 みを 進 めてきました 具 体 的 に この 法 律 は 事 業 主 に 職 員 の 仕 事 と 子 育 ての 両 立 支 援 について 事 業 主 行 動 計 画 の 策 定 を 求 め こ れにより 仕 事 と 子 育 ての 両 立 支 援 の 取 り 組 みが 進 展 し 制 度 整 備 や 利 用 が 進 んできているところです しかしながら 依 然 として 出 産 や 育 児 のためにやむを 得 ず 離 職 する 女 性 は6 割 にのぼり 男 性 の 育 児 への 参 加 は 諸 外 国 に 比 べて 遅 れている 状 況 にあります そのため 仕 事 と 子 育 ての 二 者 択 一 を 迫 られるような 状 況 をさらに 解 消 し 男 女 が 共 に 仕 事 と 子 育 てが 両 立 できる 雇 用 環 境 の 改 善 充 実 を 図 るため 平 成 26 年 3 月 に 法 律 が 改 正 され 取 り 組 み 期 間 も 平 成 37 年 3 月 までの10 年 間 延 長 されることになりました また 近 年 自 らの 意 思 によって 職 業 生 活 を 営 み 又 は 営 もうとする 女 性 が その 個 性 と 能 力 を 十 分 に 発 揮 して 職 業 生 活 において 活 躍 することが 一 層 重 要 となってきていることから 女 性 の 職 業 生 活 における 活 躍 を 推 進 し 豊 かで 活 力 ある 社 会 の 実 現 を 目 的 とした 女 性 の 職 業 生 活 における 活 躍 の 推 進 に 関 する 法 律 ( 以 下 女 性 活 躍 推 進 法 とい う) が 平 成 27 年 9 月 に 施 行 されました このことから 名 寄 市 特 定 事 業 主 行 動 計 画 についても 改 正 次 世 代 育 成 支 援 対 策 推 進 法 並 びに 女 性 活 躍 推 進 法 に 基 づく 仕 事 と 子 育 ての 両 立 や 仕 事 と 生 活 の 調 和 (ワーク ライフ バランス) 女 性 の 職 業 生 活 に おける 活 躍 を 推 進 する 新 たな 行 動 計 画 を 策 定 し 職 場 や 職 員 一 人 ひとりがこの 計 画 を 理 解 しながら 取 り 組 みを 進 めていきます 2
2 これまでの 取 り 組 み 状 況 次 世 代 育 成 支 援 対 策 推 進 法 に 基 づく 名 寄 市 の 特 定 事 業 主 行 動 計 画 については 平 成 18 年 3 月 に 旧 風 連 町 と 旧 名 寄 市 とが 合 併 したことから 策 定 作 業 はその 後 において 開 始 され 平 成 25 年 度 から 平 成 26 年 度 の2カ 年 の 計 画 期 間 で 策 定 されてきました 計 画 については 仕 事 と 子 育 ての 両 立 支 援 のため 各 種 休 暇 や 弾 力 的 な 勤 務 形 態 等 の 制 度 化 時 間 外 勤 務 の 縮 減 年 次 有 給 休 暇 の 取 得 推 進 など 職 員 への 周 知 や 配 慮 を 行 いながら 勤 務 環 境 の 整 備 に 取 り 組 んできました 数 値 目 標 を 掲 げた 下 記 表 に 記 した5 項 目 の 取 り 組 みについて 配 偶 者 出 産 休 暇 と 女 性 の 育 児 休 業 の 取 得 について は 達 成 できたものの 時 間 外 勤 務 と 年 次 有 給 休 暇 の 数 値 目 標 の 達 成 には 至 っていない 状 況 にあります これは 国 の 施 策 的 な 組 織 のスリム 化 や 業 務 量 の 増 加 など 職 員 負 担 が 増 加 してきたことが 要 因 と 考 えられます また 育 児 参 加 休 暇 及 び 男 性 の 育 児 休 業 については 取 得 率 が0%となっており 制 度 の 周 知 が 行 き 届 いていな いことも 要 因 と 考 えています 数 値 目 標 の 達 成 状 況 数 値 目 標 とした 項 目 数 値 目 標 平 成 25 年 度 平 成 26 年 度 1 配 偶 者 出 産 休 暇 (3 日 )の 取 得 率 男 性 50% 48.5% 54.2% 2 育 児 参 加 休 暇 (5 日 )の 取 得 率 男 性 50% 0%(0/4) 0%(0/10) 3 育 児 休 業 の 取 得 率 男 性 女 性 女 性 : 概 ね 100% 男 性 : 5% 対 象 者 無 し 0%(0/4) 100%(2/2) 0%(0/10) 4 時 間 外 勤 務 が 1 月 30 時 間 を 超 える 職 員 の 割 合 男 性 女 性 5% 以 内 3.4% 7.2% 5 職 員 一 人 当 たりの 年 次 有 給 休 暇 の 取 得 日 数 男 性 女 性 13 日 9.0 日 8.2 日 病 院 職 員 消 防 職 員 衛 生 施 設 事 務 組 合 職 員 を 除 く 3 計 画 の 目 的 この 行 動 計 画 は 父 親 母 親 として 子 育 てをしながら 働 く 職 員 が 仕 事 と 子 育 ての 両 立 ができるよう 子 育 て しやすい 職 場 環 境 の 整 備 や 職 場 全 体 で 支 援 する 体 制 づくりを 推 進 するものであり 併 せて 全 職 員 の 仕 事 と 生 活 の 調 和 (ワーク ライフ バランス) を 推 進 することにより 少 子 化 対 策 に 資 するだけでなく 家 庭 生 活 の 充 実 を 図 り 仕 事 に 取 り 組 む 意 欲 の 向 上 や 地 域 とのかかわりなど 人 間 性 豊 かな 人 材 の 育 成 を 図 っていくことを 目 的 にし ています また 近 年 一 層 重 要 とされてきている 女 性 の 職 業 生 活 における 活 躍 について 迅 速 に 推 進 し これをもって 男 女 の 人 権 を 尊 重 しながら 公 平 な 女 性 職 員 の 採 用 や 管 理 職 の 登 用 を 図 っていくものです さらには 女 性 のライフス テージやワーク ライフ バランスに 対 応 した 働 きやすい 職 場 環 境 を 整 えるとともに 職 場 のイメージアップを 図 り 有 益 な 人 材 の 確 保 に 繋 げていくことも 目 的 にしています 男 性 も 女 性 も 職 員 一 人 ひとりがこの 計 画 とそれに 基 づく 取 り 組 み 内 容 を 認 識 し お 互 いに 助 け 合 い 支 え 合 う 職 場 づくりに 取 り 組 んでいきましょう 3
部 署 別 男 女 職 員 数 ( 人 )( 平 成 27 年 4 月 1 日 現 在 ) 部 署 全 体 職 員 数 うち 管 理 職 男 性 職 員 数 うち 管 理 職 女 性 職 員 数 うち 管 理 職 女 性 の 割 合 女 性 管 理 職 割 合 総 務 部 38 11 29 9 9 2 23.7% 18.2% 市 民 部 42 5 27 4 15 1 35.7% 20.0% 健 康 福 祉 部 79 13 29 10 50 3 63.3% 23.1% 経 済 部 34 8 29 8 5 0 14.7% 0.0% 建 設 水 道 部 52 10 45 9 7 1 13.5% 10.0% 教 育 委 員 会 40 12 29 10 11 2 27.5% 16.7% 市 立 大 学 ( 事 務 局 ) 16 3 10 3 6 0 37.5% 0.0% 市 立 総 合 病 院 ( 事 務 部 ) 22 4 19 4 3 0 13.6% 0.0% 国 保 診 療 所 ( 事 務 課 ) 2 1 1 1 1 0 50.0% 0.0% 会 計 室 6 2 2 1 4 1 66.7% 50.0% 議 会 事 務 局 4 2 3 2 1 0 25.0% 0.0% 監 査 委 員 事 務 局 2 2 0 0 2 2 100.0% 100.0% 公 平 委 員 会 事 務 局 0 0 0 0 0 0 - - 農 業 委 員 会 事 務 局 4 2 3 2 1 0 25.0% 0.0% 選 挙 管 理 委 員 会 1 0 1 0 0 0 0.0% - 合 計 342 75 227 63 115 12 33.6% 16.0% 大 学 教 員 病 院 診 療 所 の 事 務 職 以 外 の 職 員 消 防 職 員 衛 生 施 設 事 務 組 合 職 員 を 除 く 部 署 全 体 職 員 数 上 川 北 部 消 防 事 務 組 合 ( 名 寄 消 防 署 ) うち 管 理 職 男 性 職 員 数 うち 管 理 職 女 性 職 員 数 うち 管 理 職 女 性 の 割 合 女 性 管 理 職 割 合 61 13 61 13 0 0 0.0% - 名 寄 地 区 衛 生 施 設 事 務 組 合 5 2 5 2 0 0 0.0% - 職 種 ごとの 男 女 職 員 数 ( 人 )( 平 成 27 年 4 月 1 日 現 在 ) 職 種 区 分 職 員 数 男 女 女 性 割 合 一 般 職 事 務 249 174 75 30.1% 専 門 職 93 53 40 43.0% 保 育 士 25 2 23 92.0% 保 健 師 16 1 15 93.8% 栄 養 士 2 0 2 100.0% 技 術 職 員 50 50 0 0.0% 合 計 342 227 115 33.6% 大 学 教 員 病 院 診 療 所 の 事 務 職 以 外 の 職 員 消 防 職 員 衛 生 施 設 事 務 組 合 職 員 を 除 く 4
4 計 画 の 期 間 次 世 代 育 成 支 援 対 策 推 進 法 の 改 正 による 期 間 の 延 長 と 女 性 活 躍 推 進 法 の 施 行 に 伴 い 新 たな 行 動 計 画 を 名 寄 市 特 定 事 業 主 行 動 計 画 ( 第 2 期 ) と 称 し 次 のとおり 計 画 期 間 を 設 定 して 取 り 組 みを 推 進 していきます 第 2 期 計 画 期 間 : 平 成 28 年 4 月 1 日 から 平 成 38 年 3 月 31 日 まで(10 年 間 ) 次 世 代 育 成 支 援 対 策 推 進 法 に 基 づく 行 動 計 画 期 間 は 平 成 37 年 3 月 31 日 まで 前 期 計 画 : 平 成 28 年 4 月 1 日 から 平 成 33 年 3 月 31 日 まで(5 年 間 ) 後 期 計 画 : 平 成 33 年 4 月 1 日 から 平 成 38 年 3 月 31 日 まで(5 年 間 ) 5 計 画 の 策 定 主 体 この 計 画 は 名 寄 市 長 名 寄 市 議 会 議 長 名 寄 市 選 挙 管 理 委 員 会 名 寄 市 代 表 監 査 委 員 名 寄 市 外 2 組 合 公 平 委 員 会 名 寄 市 農 業 委 員 会 名 寄 市 教 育 委 員 会 名 寄 地 区 衛 生 施 設 事 務 組 合 上 川 北 部 消 防 事 務 組 合 の9の 策 定 主 体 が 共 同 で 策 定 するものです 6 計 画 の 対 象 職 員 この 計 画 の 対 象 職 員 は 名 寄 市 長 名 寄 市 議 会 議 長 名 寄 市 選 挙 管 理 委 員 会 名 寄 市 代 表 監 査 委 員 名 寄 市 外 2 組 合 公 平 委 員 会 名 寄 市 農 業 委 員 会 名 寄 市 教 育 委 員 会 名 寄 地 区 衛 生 施 設 事 務 組 合 上 川 北 部 消 防 事 務 組 合 が 任 命 する 全 職 員 を 対 象 とします ただし 上 川 北 部 消 防 事 務 組 合 については 消 防 本 部 及 び 名 寄 消 防 署 職 員 に 限 る また 臨 時 職 員 非 常 勤 職 員 及 び2 事 務 組 合 の 職 員 については 適 用 される 制 度 等 が 異 なる 場 合 があるため この 計 画 の 範 囲 内 で 適 用 される 制 度 等 又 は 各 事 務 組 合 の 制 度 等 において 両 立 支 援 を 行 うこととします 7 計 画 の 推 進 (1) 計 画 の 推 進 体 制 計 画 の 推 進 について 市 長 部 局 においては 名 寄 市 特 定 事 業 主 行 動 計 画 策 定 推 進 委 員 会 ( 以 下 策 定 推 進 委 員 会 という) をはじめ 職 場 全 体 で 取 り 組 みを 進 めるほか 各 策 定 主 体 が 積 極 的 に 取 り 組 みを 進 めること とします (2)PDCAサイクル( 計 画 実 施 評 価 改 善 )の 確 立 計 画 の 維 持 向 上 及 び 取 り 組 みの 改 善 を 推 進 するため 進 捗 状 況 などを 把 握 し 年 度 ごとに 策 定 推 進 委 員 会 等 において 検 討 分 析 し 必 要 に 応 じた 取 り 組 み 計 画 の 見 直 しを 図 っていきます (3) 計 画 の 数 値 目 標 計 画 の 推 進 状 況 を 客 観 的 に 確 認 するため 計 画 期 間 を 前 期 と 後 期 に 区 分 し 平 成 32 年 度 末 を 前 期 計 画 の 目 標 達 成 年 次 として 数 値 目 標 を 設 定 しています ただし 市 立 大 学 教 員 病 院 診 療 所 の 事 務 職 以 外 の 職 員 消 防 職 員 衛 生 施 設 事 務 組 合 職 員 を 除 いた 数 値 目 標 とします (4) 取 組 状 況 の 公 表 年 1 回 各 年 度 の 取 り 組 み 状 況 や 数 値 目 標 に 対 する 達 成 度 を 把 握 し ホームページで 公 表 することとします 5
8 行 動 計 画 の 具 体 的 な 取 り 組 み 1 子 育 てがしやすい 勤 務 環 境 の 整 備 ( 次 世 代 育 成 支 援 対 策 に 関 する 事 項 ) (1) 子 育 てに 関 する 制 度 等 の 周 知 徹 底 子 育 て 中 の 職 員 に 対 しては 育 児 休 業 や 子 の 看 護 休 暇 などの 休 暇 等 制 度 育 児 短 時 間 勤 務 や 早 出 遅 出 勤 務 時 間 外 勤 務 の 制 限 などの 勤 務 時 間 制 度 のほか 出 産 費 用 や 育 児 休 業 への 助 成 などの 福 利 厚 生 制 度 も 設 けられて おり こうした 各 種 制 度 の 内 容 が 職 員 に 周 知 され 正 しく 理 解 された 上 で 効 果 的 に 運 用 されていくことが 子 育 て 支 援 に 関 する 取 り 組 みを 意 義 のあるものとして 実 施 するための 基 本 となることから この 行 動 計 画 を 通 じて 子 育 てに 関 する 制 度 等 の 周 知 徹 底 を 図 っていきます (2) 子 育 てに 関 する 意 識 啓 発 の 促 進 子 育 てに 関 する 制 度 の 趣 旨 内 容 や 職 員 それぞれの 役 割 などについて 職 員 の 意 識 啓 発 を 図 ることが 重 要 で あるため 研 修 会 等 を 実 施 します (3) 妊 娠 中 及 び 出 産 後 における 支 援 配 慮 妊 娠 中 及 び 出 産 後 の 女 性 職 員 については 産 前 産 後 休 暇 をはじめ 母 性 保 護 の 観 点 から 各 種 支 援 制 度 が 設 けら れていますが 所 属 長 や 周 囲 の 職 員 がそれらの 制 度 を 正 しく 理 解 し 活 用 していくことに 努 めます 所 属 長 の 役 割 所 属 長 は 各 種 制 度 を 十 分 理 解 するともに 出 産 を 控 えた 職 員 や 子 育 てをしている 職 員 またその 予 定 の 職 員 が 安 心 して 制 度 を 利 用 できるよう 職 場 の 雰 囲 気 づくりに 努 めまし ょう また 妊 娠 中 や 子 どもの 病 気 などで 職 員 が 急 に 休 暇 を 取 得 するときにフォローできる 体 制 を 整 えましょう (4) 育 児 休 業 等 の 取 得 や 弾 力 的 な 勤 務 がしやすい 環 境 の 整 備 子 育 てに 関 する 各 種 休 暇 休 業 等 の 取 得 や 育 児 短 時 間 勤 務 をはじめとする 弾 力 的 な 勤 務 ( 以 下 各 種 制 度 という )について 子 育 てをする 職 員 が 安 心 して 利 用 できるよう 職 場 環 境 の 整 備 を 図 っていきます また 育 児 休 業 後 の 職 員 が 安 心 して 職 場 復 帰 できるよう 育 児 休 業 中 から 職 場 に 関 する 情 報 提 供 を 行 い 円 滑 な 職 場 復 帰 のためのフォローアップなど 必 要 な 支 援 を 行 うとともに 職 場 復 帰 後 の 職 員 が 自 らのライフスタ イルに 合 わせながら 職 場 での 役 割 を 果 たせるよう 職 場 全 体 で 子 育 ての 支 援 を 行 っていきます 6
所 属 長 の 役 割 所 属 長 は 育 児 をする 職 員 が 各 種 休 暇 休 業 等 の 制 度 を 利 用 しやすい 職 場 の 雰 囲 気 づくりに 努 めるとと もに 育 児 休 業 中 の 職 員 が 安 心 して 休 業 期 間 を 過 ごし 職 場 復 帰 への 意 欲 を 高 めることができるよう 定 期 的 にお 互 いの 近 況 を 報 告 したり 市 政 や 業 務 などに 関 する 情 報 を 知 らせるなど コミュニケーションを 図 りましょう また 復 帰 後 も 仕 事 と 子 育 てを 両 立 させながら 意 欲 的 に 働 けるよう 子 育 てをする 職 員 に 対 して 職 場 全 体 で 支 援 しましょう 数 値 目 標 育 児 休 業 の 取 得 率 について 女 性 概 ね100% 男 性 5%を 目 標 とします ( 女 性 H25 年 度 :0/0 H26 年 度 :2/2)100% ( 男 性 H25 年 度 :0/4 H26 年 度 :0/10) 0% 子 育 てに 関 する 各 種 両 立 支 援 制 度 1 特 別 休 暇 制 度 ( 有 給 ) 女 性 対 象 妊 娠 障 害 (つわり) 休 暇 1 妊 娠 期 間 につき14 日 の 範 囲 内 の 期 間 妊 娠 受 診 休 暇 妊 娠 中 又 は 出 産 後 1 年 以 内 の 保 健 指 導 又 は 健 康 検 査 を 受 ける 場 合 ~23 週 :1 回 /4 週 24 週 ~35 週 :1 回 /2 週 36 週 ~ 出 産 日 :1 回 / 週 出 産 後 1 年 以 内 :1 回 ( 医 師 等 の 特 別 な 指 示 があった 場 合 :いずれの 期 間 においても 指 示 された 回 数 ) 産 前 休 暇 8 週 間 ( 多 胎 妊 娠 14 週 間 ) 以 内 に 出 産 予 定 の 女 性 職 員 が 申 し 出 た 場 合 申 し 出 た 日 から 出 産 日 までの 期 間 産 後 休 暇 女 性 職 員 が 出 産 した 場 合 出 産 日 の 翌 日 から8 週 間 ( 多 胎 出 産 10 週 間 )を 経 過 する 日 までの 期 間 男 性 女 性 対 象 授 乳 等 休 暇 生 後 1 年 未 満 の 子 を 育 てる 職 員 が 保 育 のため 授 乳 等 を 行 う 場 合 1 日 2 回 それぞれ 60 分 以 内 の 期 間 子 看 休 暇 中 学 校 就 学 前 の 子 の 看 護 ( 負 傷 疾 病 の 世 話 予 防 接 種 健 康 診 断 )を 行 う 場 合 1 年 間 で5 日 (2 人 以 上 の 場 合 10 日 )の 範 囲 内 の 期 間 7
2 育 児 休 業 制 度 男 性 女 性 対 象 育 児 休 業 ( 無 給 ) 子 が3 歳 になるまで( 誕 生 日 の 前 日 ) 原 則 1 回 連 続 する 一 の 期 間 で 休 業 することができます 子 が1 歳 に 達 するまで( 配 偶 者 が 育 児 休 業 をしている 場 合 は1 歳 2カ 月 まで 保 育 所 に 入 所 できない 場 合 等 は 1 歳 6カ 月 まで) 共 済 組 合 より 育 児 休 業 手 当 金 ( 土 日 を 除 き1 日 につき 標 準 報 酬 日 額 の50%)が 支 給 されま す ( 休 業 期 間 180 日 までは67%) 育 児 休 業 期 間 の 延 長 : 原 則 1 回 延 長 可 能 予 測 不 可 の 事 情 が 生 じた 場 合 再 延 長 可 能 育 児 休 業 の 再 取 得 : 妻 の 出 産 日 から57 日 間 内 に 夫 が 育 児 休 業 を 開 始 し 終 了 した 場 合 の 夫 の 再 取 得 可 能 また 特 別 な 事 情 で 再 取 得 しないと 子 の 養 育 に 著 しい 支 障 が 生 じる 場 合 も 再 取 得 可 能 育 児 短 時 間 勤 務 小 学 校 就 学 前 の 子 を 養 育 する 場 合 勤 務 形 態 を 選 択 して 職 員 が 希 望 する 日 及 び 時 間 帯 で 勤 務 ができる 連 続 する 一 の 期 間 で 初 日 末 日 勤 務 形 態 勤 務 日 時 間 帯 を 明 示 1 週 間 当 たりの 時 間 数 の 選 択 19 時 間 25 分 19 時 間 35 分 23 時 間 15 分 24 時 間 35 分 育 児 短 期 間 勤 務 の 終 了 日 翌 日 から1 年 間 は 特 別 の 事 情 を 除 き 再 取 得 不 可 部 分 休 業 ( 無 給 ) 小 学 校 就 学 前 の 子 を 養 育 する 場 合 1 日 につき2 時 間 の 範 囲 内 で 正 規 の 勤 務 時 間 の 始 め 又 は 終 わりに30 分 単 位 で 取 得 3 勤 務 時 間 に 配 慮 した 制 度 男 性 女 性 対 象 早 出 遅 出 勤 務 小 学 校 就 学 前 の 子 のある 職 員 又 は 小 学 校 に 就 学 中 の 子 のある 職 員 で 放 課 後 児 童 健 全 育 成 施 設 にその 子 を 送 迎 する 場 合 始 業 及 び 終 業 時 刻 の 繰 り 上 げ 又 は 繰 り 下 げをして 勤 務 することができる 深 夜 勤 務 の 制 限 小 学 校 就 学 前 の 子 を 養 育 する 職 員 で 配 偶 者 が 深 夜 就 労 傷 病 や 障 害 産 前 6 週 間 ( 多 胎 妊 娠 14 週 間 ) 産 後 8 週 間 に 該 当 し 深 夜 に 当 該 子 の 養 育 ができない 場 合 深 夜 勤 務 ( 午 後 10 時 ~ 翌 日 の 午 前 5 時 )をしないことができる 時 間 外 勤 務 の 制 限 3 歳 に 満 たない 子 のある 職 員 が 当 該 子 を 養 育 するために 請 求 した 場 合 時 間 外 勤 務 をしないことができる 小 学 校 就 学 前 の 子 を 養 育 する 職 員 で 配 偶 者 が 就 労 傷 病 や 障 害 産 前 6 週 間 ( 多 胎 妊 娠 14 週 間 ) 産 後 8 週 間 に 該 当 し 当 該 子 の 養 育 ができない 場 合 月 24 時 間 かつ 年 150 時 間 を 超 えて 時 間 外 勤 務 をしないことができる 8
(5) 産 前 産 後 休 暇 や 育 児 休 業 等 を 取 得 する 職 員 の 所 属 職 場 での 対 応 職 場 の 負 担 を 軽 減 するため 職 員 の 産 前 産 後 休 暇 や 育 児 休 業 の 取 得 に 伴 う 代 替 臨 時 職 員 の 任 用 に 当 たっては 各 職 場 と 人 事 担 当 部 局 が 連 携 をとりながら 必 要 に 応 じ 業 務 の 引 継 を 行 えるようにするなど 臨 時 職 員 の 有 効 な 活 用 を 図 ります また 職 場 での 業 務 の 進 行 状 況 等 によって 必 要 に 応 じて 兼 務 等 による 業 務 応 援 を 行 うな ど 部 局 全 体 での 柔 軟 な 対 応 を 図 ります 所 属 長 係 長 等 の 役 割 所 属 長 係 長 等 は 育 児 休 業 や 部 分 休 業 等 を 取 得 する 職 員 と その 周 囲 の 職 員 両 方 に 配 慮 し 職 場 の 雰 囲 気 づくりや 体 制 整 備 に 努 めましょう また 妊 娠 中 の 職 員 の 健 康 に 配 慮 した 適 切 な 業 務 分 担 を 行 いましょう (6) 男 性 職 員 の 積 極 的 な 子 育 て( 男 女 共 同 参 画 意 識 の 向 上 ) 固 定 的 な 性 別 役 割 分 担 意 識 にとらわれず 父 親 も 母 親 も 互 いに 協 力 して 子 育 てすることは 母 親 の 負 担 軽 減 はもとより 父 親 としての 自 覚 の 高 まりや 業 務 面 での 効 率 化 意 識 の 向 上 につながり 仕 事 と 家 庭 の 両 面 におい て 有 意 義 です また 女 性 の 社 会 参 加 に 伴 い 共 働 き 世 帯 が 増 え さらに 女 性 の 活 躍 が 期 待 される 現 代 において 女 性 が 仕 事 を 続 け 能 力 を 発 揮 するためには 育 児 における 男 性 の 役 割 が 大 きくなりつつあり 父 親 である 男 性 職 員 が 積 極 的 に 育 児 に 参 加 できるよう 研 修 やその 他 の 機 会 を 通 じて 男 女 共 同 参 画 意 識 の 向 上 を 図 っていきます (7) 男 性 職 員 の 育 児 休 暇 等 の 取 得 しやすい 職 場 づくり 母 親 である 女 性 職 員 の 休 暇 等 の 取 得 は 進 んでいる 一 方 父 親 である 男 性 職 員 においては 依 然 として 取 得 が 進 んでいない 状 況 にあることから 男 性 が 子 どもの 出 生 時 や 育 児 のために 休 暇 や 育 児 休 業 を 取 得 することへの 理 解 を 深 め これらの 休 暇 等 を 希 望 する 男 性 職 員 が 気 兼 ねなく 安 心 して 取 得 できる 職 場 づくりに 努 めます 男 性 の 子 育 てに 関 する 各 種 制 度 特 別 休 暇 制 度 ( 有 給 ) 男 性 対 象 配 偶 者 出 産 休 暇 妻 が 出 産 する 場 合 3 日 の 範 囲 内 の 期 間 (1 日 又 は1 時 間 単 位 ) 育 児 参 加 休 暇 妻 が 出 産 する 場 合 で 出 産 予 定 日 の 8 週 間 ( 多 胎 妊 娠 14 週 間 ) 前 から 出 産 日 後 8 週 間 ( 多 胎 妊 娠 10 週 間 )の 期 間 中 に 当 該 出 産 の 子 又 は 小 学 校 就 学 前 の 子 の 養 育 のため 勤 務 しないことが 相 当 と 認 め られる 場 合 当 該 期 間 内 で 5 日 の 範 囲 内 の 期 間 (1 日 又 は1 時 間 単 位 ) 数 値 目 標 配 偶 者 出 産 休 暇 (3 日 ) 育 児 参 加 休 暇 (5 日 )の 積 極 的 な 取 得 を 促 し 取 得 率 50%を 目 標 とします ( 配 偶 者 出 産 休 暇 H25 年 度 :48.5% H26 年 度 :54.2% 育 児 参 加 休 暇 H25 26 年 度 :0%) 9
(8) 時 間 外 勤 務 の 縮 減 子 どもを 健 やかに 育 てるためには 家 庭 で 過 ごす 時 間 を 増 やし 子 どもと 接 する 機 会 を 多 く 持 つことが 大 切 であり 就 学 前 の 子 どもを 育 てる 職 員 に 対 し 仕 事 と 家 庭 の 両 立 について 配 慮 していきます また 子 育 て 期 にある 職 員 のみならず 職 員 一 人 ひとりの 健 康 管 理 や ワーク ライフ バランス( 仕 事 と 生 活 の 調 和 )の 観 点 から 時 間 外 勤 務 の 縮 減 に 向 けた 取 り 組 みがより 重 要 となっており 全 職 員 に 時 間 外 勤 務 縮 減 の 意 義 について 周 知 し 意 識 啓 発 を 図 りながら 取 り 組 みを 進 めていきます 所 属 長 の 役 割 所 属 長 は 時 間 外 勤 務 を 減 らそうという 職 場 の 雰 囲 気 づくりに 努 めましょう さらに 時 間 外 勤 務 を 減 らす 工 夫 も 職 場 長 の 責 務 であることを 強 く 認 識 し 職 員 の 業 務 量 に 偏 りがな いか 業 務 の 進 み 具 合 はどうかなどを 常 に 把 握 するとともに 事 務 の 簡 素 合 理 化 を 推 進 し 業 務 の 効 率 化 はも ちろん 職 場 の 事 務 処 理 体 制 の 強 化 や 部 内 の 臨 時 職 員 の 有 効 活 用 などを 積 極 的 に 進 めましょう 数 値 目 標 1 人 当 たり1カ 月 平 均 時 間 外 勤 務 を 8 時 間 以 内 を 目 標 とします (H25 年 度 :8.3 時 間 H26 年 度 :11.3 時 間 ) 数 値 目 標 に 対 する 事 業 主 の 取 り 組 み ア 時 間 外 勤 務 の 縮 減 意 義 の 周 知 イ 一 斉 退 庁 日 の 実 施 毎 週 水 曜 日 を 早 帰 りの 日 とし 業 務 上 やむを 得 ない 場 合 を 除 き 全 職 員 原 則 午 後 7 時 までの 退 庁 に 努 めることとします 職 場 により 水 曜 日 の 実 施 が 困 難 な 場 合 は 別 に 定 めることとします (9) 休 暇 の 取 得 推 進 子 育 てをする 職 員 は 仕 事 と 子 育 ての 両 方 の 負 担 から 身 体 的 精 神 的 疲 労 が 溜 まりがちです 時 間 外 勤 務 の 縮 減 だけでなく 休 暇 の 取 得 によって 健 康 面 の 保 持 やストレスの 解 消 を 図 り 再 び 気 持 ちを 高 めていくことが 大 切 で 子 育 てに 限 らず 生 活 との 調 和 を 図 っていくことも 必 要 です また ワーク ライフ バランスの 実 現 や 健 康 管 理 については 子 育 て 期 にある 職 員 以 外 にとっても 非 常 に 大 切 なことから 全 職 員 が 休 暇 取 得 の 意 義 を 理 解 しながら 計 画 的 な 年 次 有 給 休 暇 の 取 得 に 向 けた 取 り 組 みを 進 めていきます 年 次 有 給 休 暇 取 得 の 効 果 1 仕 事 への 意 欲 生 産 性 向 上 2ストレス 解 消 リフレッシュ 3 自 身 のキャリアアップ 4 職 場 の 雰 囲 気 悪 化 の 防 止 5 家 庭 や 私 生 活 の 充 実 6 地 域 活 動 への 参 加 など 10
所 属 長 の 役 割 所 属 長 は 業 務 の 計 画 的 な 執 行 管 理 や 相 互 協 力 体 制 の 整 備 を 図 り 職 員 が 効 率 的 に 仕 事 をして 休 暇 を 取 得 できる 職 場 づくりに 取 り 組 みましょう また 職 員 が 互 いに 気 兼 ねなく 必 要 な 休 暇 を 取 得 できるよう 職 場 全 体 の 雰 囲 気 づくりに 努 めましょう 所 属 職 員 の 役 割 年 次 有 給 休 暇 の 取 得 にためらいを 感 じている 職 員 も 多 いことから 子 育 て 中 の 職 員 をはじめ お 互 い 周 囲 の 職 員 をサポートするなど 休 暇 を 取 得 しやすい 環 境 づくりに 努 めましょう 数 値 目 標 積 極 的 な 休 暇 取 得 を 図 ることにより 職 員 一 人 当 たりの 年 次 有 給 休 暇 取 得 日 数 12 日 を 目 標 とします (H25 年 :9.0 日 H26 年 :8.2 日 ) 数 値 目 標 に 対 する 事 業 主 の 取 り 組 み 年 次 有 給 休 暇 の 取 得 が 低 調 な 理 由 に 業 務 が 忙 しくて 取 得 できないというのもありますが 上 司 や 周 囲 の 目 を 気 にして 取 得 しづらいというのが 全 国 的 に 約 7 割 を 占 めています このため 次 の2 点 について 実 施 します ア 年 次 有 給 休 暇 の 取 得 の 推 進 イ 連 続 休 暇 等 の 取 得 の 促 進 プラスワン 休 暇 を 実 施 し 年 次 有 給 休 暇 の 取 得 拡 大 を 図 っていきます 年 間 で 最 低 1 回 の 連 続 休 暇 取 得 に 心 がけましょう! 推 進 月 間 は 毎 年 10 月 ~12 月 の3カ 月 間 原 則 連 続 休 暇 としますが 忙 しい 職 場 においても 互 いにカバーするなど 職 場 全 体 で 努 力 願 います 推 進 月 間 内 での 取 得 が 困 難 な 場 合 でも 年 間 を 通 して 最 低 1 回 の 連 続 休 暇 の 取 得 に 心 がけてください 土 日 祝 日 に+1 日 以 上 の 年 次 有 給 休 暇 を 組 み 合 わせて 連 続 休 暇 を 取 得 しましょう 11
2 地 域 や 職 場 を 通 じた 子 育 て 支 援 (その 他 の 次 世 代 育 成 支 援 対 策 に 関 する 事 項 ) (1) 子 どもを 連 れた 方 が 安 心 して 来 庁 できる 市 役 所 であるために( 子 育 てバリアフリー) 子 どもを 連 れた 方 が 安 心 して 来 庁 できるよう 声 をかけたり 必 要 な 手 助 けを 行 うとともに 庁 舎 や 施 設 内 でベビーベッド おむつ 替 えや 授 乳 に 利 用 できるスペース 等 を 適 宜 設 けるなど 温 かくお 迎 えしましょう (2) 子 どもの 学 習 に 身 近 な 市 役 所 であるために( 学 習 機 会 の 拡 大 ) 市 役 所 が 子 どもの 学 習 に 役 立 ち 身 近 な 存 在 として 親 しまれるよう 各 職 場 において 小 中 学 生 や 高 校 生 の 社 会 科 見 学 等 の 職 場 訪 問 や 学 校 からの 講 師 依 頼 を 歓 迎 するなど 子 どもや 学 校 と 積 極 的 に 関 わりましょう (3) 子 どもを 育 む 地 域 の 一 員 としての 役 割 を 果 たすために( 地 域 貢 献 活 動 等 ) 職 員 は 地 域 の 一 員 として 地 域 の 子 どもや 子 育 てを する 家 庭 を 温 かく 見 守 り 必 要 に 応 じた 気 遣 いや 手 助 け を 行 うとともに 地 域 活 動 等 ( 子 どもの 体 験 行 事 交 通 安 全 防 犯 少 年 非 行 防 止 学 校 行 事 PTA 活 動 そ の 他 町 内 会 活 動 等 )に 積 極 的 な 参 加 支 援 するよう 心 掛 けましょう 3 女 性 職 員 の 活 躍 推 進 に 向 けた 取 り 組 み( 女 性 活 躍 推 進 法 に 関 する 事 項 ) 女 性 職 員 の 活 躍 を 推 進 していくため 女 性 職 員 がその 個 性 と 能 力 を 十 分 に 発 揮 できるための 職 場 環 境 や 意 欲 を 引 き 出 すキ ャリア 形 成 支 援 妊 娠 出 産 育 児 等 によるキャリアの 中 断 を 防 ぐための 支 援 など 女 性 職 員 が 働 きやすい 職 場 環 境 の 整 備 に 努 めていく 必 要 があります (1) 女 性 職 員 の 公 平 な 採 用 行 政 サービスは 子 育 て 教 育 介 護 医 療 まちづくり 等 多 くの 市 民 を 対 象 にしており 近 年 女 性 の 質 の 高 いきめ 細 やかな 対 応 や 女 性 の 柔 軟 な 発 想 が 求 められてきていることから 組 織 全 体 や 職 場 に 占 める 女 性 の 割 合 を 考 慮 しながら 職 員 採 用 に 努 めていきます 平 成 27 年 度 当 初 の 当 市 正 規 職 員 ( 大 学 教 員 病 院 診 療 所 の 事 務 職 以 外 の 職 員 消 防 及 び 衛 生 事 務 組 合 を 除 く)の 女 性 割 合 は 33.6%(うち 一 般 事 務 職 の 女 性 割 合 :30.1%)となっており 臨 時 非 常 勤 職 員 を 含 めると 全 体 の 半 数 以 上 を 女 性 が 占 めている 状 況 となっています 今 後 も 組 織 全 体 や 各 職 場 の 男 女 割 合 の 均 衡 に 努 めながら 性 別 にとらわれない 人 材 重 視 の 公 平 な 採 用 に 努 め ていきます 参 考 平 成 20 年 度 当 初 女 性 割 合 31.5%(うち 一 般 事 務 職 の 女 性 割 合 :26.4%) 12
(2) 女 性 職 員 の 公 平 な 管 理 職 登 用 多 くの 企 業 で 女 性 の 管 理 職 登 用 により 業 績 を 上 げていますが 女 性 特 有 のライフイベントや 家 庭 生 活 の 事 情 などから 意 欲 的 になりきれず 管 理 職 を 目 指 す 女 性 が 少 ないのも 現 状 です 優 秀 にもかかわらず 管 理 職 への 意 欲 が 低 い 方 には 期 待 や 要 望 に 対 する 不 安 負 担 や 成 功 不 安 など 成 功 に 導 くキャリア 形 成 支 援 が 必 要 であり 女 性 の 活 躍 を 推 進 する 上 で 管 理 職 レベルで 活 躍 する 先 輩 女 性 職 員 から 歩 んできたキャリアパスの 事 例 や 経 験 談 を 通 じて 意 欲 の 向 上 ができる 環 境 づくりが 必 要 です このため 性 別 にとらわれない 公 平 な 管 理 職 登 用 に 努 め 女 性 の 管 理 職 を 確 保 していきます (3) 時 間 外 勤 務 の 縮 減 女 性 職 員 が 活 躍 できる 安 心 して 働 ける 職 場 の 確 保 には 男 女 双 方 の 働 き 方 改 革 によるワーク ライフ バランスの 実 現 が 不 可 欠 です 日 本 人 男 性 の 長 時 間 労 働 中 でも 時 間 外 勤 務 は 男 性 職 員 の 家 事 等 の 分 担 を 困 難 にし 配 偶 者 である 女 性 の 負 担 を 大 きくしており 女 性 の 活 躍 の 障 壁 となっています このため 時 間 に 制 約 のある 職 員 を 含 む 全 職 員 が 十 分 な 能 力 を 発 揮 できるよう 男 女 とも 時 間 外 勤 務 の 縮 減 の 意 義 を 理 解 するとともに 勤 務 時 間 内 において 集 中 的 効 果 的 な 業 務 遂 行 に 努 める 必 要 があり 業 務 改 善 の ほか 価 値 観 意 識 の 改 革 を 図 っていきます 所 属 長 の 役 割 所 属 長 は 女 性 職 員 が 安 心 して 働 ける 職 場 環 境 づくりを 意 識 し 男 女 双 方 のワーク ライフ バランス の 実 現 のため 時 間 外 勤 務 を 減 らす 雰 囲 気 づくりや 家 庭 の 役 割 等 に 配 慮 した 業 務 量 の 調 整 及 び 職 場 内 の 応 援 体 制 を 整 えましょう また 男 性 職 員 の 家 事 等 参 加 を 促 すとともに 職 場 全 体 で 時 間 外 勤 務 を 縮 減 す るための 業 務 改 善 や 効 率 化 を 積 極 的 に 進 めましょう 数 値 目 標 ( 次 世 代 育 成 支 援 対 策 推 進 法 に 関 する 事 項 の 時 間 外 勤 務 の 縮 減 に 向 けた 数 値 目 標 に 同 じ) 1 人 当 たり1カ 月 平 均 時 間 外 勤 務 を 8 時 間 以 内 を 目 標 とします (H25 年 度 :8.3 時 間 H26 年 度 :11.3 時 間 ) (4) 休 暇 の 取 得 推 進 時 間 外 勤 務 の 縮 減 と 同 様 に ワーク ライフ バランスの 実 現 へ 向 け 男 女 ともに 年 次 有 給 休 暇 を 取 得 するこ とによって 時 間 の 余 裕 を 男 性 は 子 育 てや 家 事 をはじめ 自 分 の 趣 味 や 地 域 活 動 等 に 費 やすことができ 女 性 の 負 担 軽 減 への 貢 献 や 心 のゆとりから 夫 婦 円 満 な 家 庭 環 境 を 築 くことに 繋 がります また 女 性 にとっても 時 間 のゆとりから 心 身 ともにリフレッシュでき 仕 事 や 生 活 に 対 する 意 欲 だけでなく 自 己 啓 発 や 新 たな 発 想 の 展 開 など 知 識 能 力 を 身 につけ 自 信 に 繋 げることによって 仕 事 や 職 場 での 不 安 が 解 消 され 活 躍 する 女 性 としてのキャリアデザインをもつ 女 性 職 員 の 育 成 にも 寄 与 するものであり これら 休 暇 取 得 の 意 義 を 周 知 しながら 取 り 組 みを 推 進 していきます 数 値 目 標 ( 次 世 代 育 成 支 援 対 策 推 進 法 に 関 する 事 項 の 時 間 外 勤 務 の 縮 減 に 向 けた 数 値 目 標 に 同 じ) 積 極 的 な 休 暇 取 得 を 図 ることにより 職 員 一 人 当 たりの 年 次 有 給 休 暇 取 得 日 数 12 日 を 目 標 とします (H25 年 :9.0 日 H26 年 :8.2 日 ) 13
(5) 各 種 ハラスメントへの 対 策 女 性 職 員 が 安 心 して 働 ける 職 場 環 境 であるためには セクシュアル ハラスメントをはじめパワー ハラス メントやモラル ハラスメントなどの 各 種 ハラスメントの 行 為 を 禁 止 し 防 止 に 努 める 必 要 があります また パワーハラスメントなどハラスメントは 女 性 だけでなく 職 場 環 境 を 悪 化 させ 職 員 の 能 力 発 揮 や 公 務 の 能 率 的 な 遂 行 を 阻 害 するものであることから これらの 行 為 を 禁 止 し 防 止 を 図 るため 名 寄 市 ハラスメント の 防 止 等 に 関 する 指 針 に 基 づき 啓 発 研 修 等 を 実 施 していくとともに 事 案 が 発 生 したときは 速 やかに 適 切 な 措 置 をとります 所 属 長 の 役 割 職 員 がその 能 力 を 十 分 に 発 揮 することのできるよう 円 滑 なコミュニケーションがとれる 良 好 な 職 場 環 境 の 確 保 に 努 めながら ハラスメントの 防 止 に 関 し 必 要 な 措 置 を 講 ずるとともにハラスメントに 起 因 す る 問 題 が 生 じた 場 合 には 迅 速 かつ 適 切 な 対 応 を 講 ずること また 職 員 を 指 導 育 成 する 立 場 にある 自 らの 責 任 と 権 限 を 自 覚 し 自 らの 言 動 がハラスメントに 当 た ることのないよう 注 意 すること (6) 配 偶 者 からの 暴 力 及 びストーカー 行 為 等 の 防 止 と 支 援 女 性 の 職 業 生 活 における 活 躍 が 阻 害 されることのないよう 被 害 の 防 止 及 び 被 害 者 に 対 する 相 談 や 支 援 に ついて 関 係 機 関 等 と 連 携 しながら 取 り 組 んでいきます また 被 害 者 だけでなく 加 害 者 にならないための 意 識 啓 発 のための 周 知 を 行 っていきます 所 属 長 の 役 割 被 害 者 本 人 からの 申 し 出 や 周 囲 の 職 員 外 部 の 者 からの 情 報 提 供 があった 場 合 被 害 者 本 人 に 状 況 の 確 認 を 行 うとともに 被 害 者 から 防 止 等 の 依 頼 があった 場 合 には 総 務 課 へ 連 絡 し 関 係 機 関 等 との 連 携 を 図 ることとします また 本 人 に 危 険 が 及 ぶと 判 断 される 場 合 は 直 ちに 警 察 へ 連 絡 し 必 要 な 防 止 策 を 講 じ た 上 で 総 務 課 へ 報 告 すること 相 談 窓 口 被 害 者 の 相 談 窓 口 については 所 属 長 とし 必 要 に 応 じて 個 人 情 報 の 取 得 閲 覧 制 限 や 心 の 支 援 を 行 うた め 総 務 課 に 報 告 し 市 役 所 内 部 や 社 会 福 祉 協 議 会 など 外 部 機 関 との 連 携 した 支 援 や 警 察 と 連 携 した 防 止 措 置 をとることとします 14
4 その 他 の 取 り 組 み (1) 介 護 を 行 う 職 員 への 両 立 支 援 家 族 等 の 介 護 を 担 う 割 合 が 女 性 方 が 高 いのは 子 育 てや 家 事 等 と 同 様 ですが 近 年 男 性 の 伸 びが 大 きく20 年 前 の3 割 から4 割 にまで 上 昇 しています これは 女 性 の 社 会 進 出 の 影 響 もありますが 支 援 制 度 の 充 実 や 男 性 職 員 の 意 識 が 高 まってきていることにもあります また 介 護 については 子 育 てと 違 い 身 体 介 助 など 男 性 の 力 が 必 要 とされる 場 面 があります このため 管 理 職 にある 職 員 の 意 識 改 革 を 図 り 男 性 職 員 の 親 の 介 護 等 への 参 加 を 促 すとともに 休 暇 制 度 な どの 周 知 を 行 い 家 族 等 の 介 護 を 実 施 する 職 員 の 職 場 と 家 庭 の 両 立 支 援 に 努 めていきます 1 休 暇 制 度 ( 無 給 ) 男 性 女 性 対 象 介 護 休 暇 配 偶 者 父 母 子 等 で 負 傷 疾 病 老 齢 により2 週 間 以 上 にわたり 日 常 生 活 に 支 障 がある 者 を 介 護 するため 勤 務 しないことが 相 当 と 認 められた 場 合 1つの 継 続 状 態 ごと 連 続 する6 月 の 期 間 内 において 必 要 と 認 められる 期 間 ( 時 間 単 位 の 取 得 は 1 日 のうち 始 業 から 又 は 終 業 までの 連 続 4 時 間 の 範 囲 内 ) 共 済 組 合 より 介 護 休 業 手 当 金 (1 日 につき 標 準 報 酬 日 額 100 分 の 40)が 支 給 されます 2 特 別 休 暇 制 度 ( 有 給 ) 男 性 女 性 対 象 短 期 介 護 休 暇 ( 有 給 ) 配 偶 者 父 母 子 等 で 負 傷 疾 病 老 齢 により2 週 間 以 上 にわたり 日 常 生 活 に 支 障 が ある 者 を 介 護 及 び 通 院 等 の 付 添 い 介 護 サービスの 手 続 き 等 必 要 な 世 話 を 行 うため 勤 務 しないことが 相 当 と 認 められた 場 合 1 年 間 に5 日 ( 要 介 護 者 が2 人 以 上 は10 日 )の 範 囲 内 の 期 間 )(1 日 又 は1 時 間 単 位 ) 3 勤 務 時 間 に 関 する 制 度 男 性 女 性 対 象 早 出 遅 出 勤 務 配 偶 者 父 母 子 等 で 負 傷 疾 病 老 齢 により2 週 間 以 上 にわたり 日 常 生 活 に 支 障 がある 者 を 介 護 する 場 合 始 業 及 び 終 業 時 刻 の 繰 り 上 げ 又 は 繰 り 下 げをして 勤 務 することができる 深 夜 勤 務 の 制 限 配 偶 者 父 母 子 等 で 負 傷 疾 病 老 齢 により2 週 間 以 上 にわたり 日 常 生 活 に 支 障 がある 者 を 介 護 する 場 合 深 夜 勤 務 ( 午 後 10 時 ~ 翌 日 の 午 前 5 時 )をしないことができる 時 間 外 勤 務 の 制 限 配 偶 者 父 母 子 等 で 負 傷 疾 病 老 齢 により2 週 間 以 上 にわたり 日 常 生 活 に 支 障 がある 者 を 介 護 する 場 合 月 24 時 間 かつ 年 150 時 間 を 超 えて 時 間 外 勤 務 をしないことができる 15
(2) 臨 時 非 常 勤 職 員 への 配 慮 近 年 の 組 織 のスリム 化 により 正 規 職 員 の 人 数 が 減 少 している 反 面 臨 時 非 常 勤 職 員 は 増 加 している 傾 向 に あります 仕 事 の 内 容 や 立 場 の 違 いはありますが 業 務 を 遂 行 する 上 で 必 要 とされる 知 識 等 の 習 得 のため 正 規 職 員 と 同 様 に 各 種 職 場 内 研 修 への 参 加 を 促 していきます また 共 に 同 じ 職 場 で 働 く 職 員 として 差 別 した 対 応 や 業 務 の 押 し 付 けなど 立 場 の 悪 用 や 不 適 切 な 扱 いの ないよう 職 場 への 周 知 の 徹 底 を 図 っていきます 臨 時 非 常 勤 職 員 の 子 育 て 等 に 関 する 休 暇 制 度 男 性 女 性 対 象 年 次 有 給 休 暇 ( 任 用 期 間 が6 月 以 上 の 職 員 に 限 る) 付 与 日 数 は 別 に 定 められた 日 数 特 別 休 暇 制 度 子 看 休 暇 ( 有 給 ) 中 学 校 就 学 前 の 子 の 看 護 ( 負 傷 疾 病 の 世 話 予 防 接 種 健 康 診 断 )を 行 う 場 合 1 年 間 で5 日 (2 人 以 上 の 場 合 10 日 )の 範 囲 内 の 期 間 病 気 休 暇 ( 無 給 ) 一 の 任 用 期 間 において30 日 以 内 で 必 要 と 認 められる 期 間 (3) 障 害 者 差 別 解 消 法 に 関 する 事 項 障 害 者 差 別 解 消 法 が 平 成 28 年 4 月 1 日 から 施 行 されました この 法 律 は すべての 国 民 が 障 害 の 有 無 によ って 分 け 隔 てられることのなく 相 互 に 人 格 と 個 性 を 尊 重 し 合 いながら 共 生 する 社 会 を 実 現 することを 目 的 に 制 定 されたもので 日 常 生 活 や 社 会 生 活 における 障 害 者 の 活 動 を 制 限 したり 社 会 への 参 加 を 制 約 している 社 会 的 障 壁 を 取 り 除 くことが 求 められています このため 職 員 採 用 の 選 考 や 職 場 で 働 いている 障 害 者 への 対 応 など 職 場 環 境 での 差 別 や 偏 見 をはじめ 日 頃 の 住 民 サービスや 日 常 の 私 生 活 においても 普 段 から 障 害 者 への 差 別 や 偏 見 のないよう 職 員 一 人 ひとりが 認 識 しながら 障 害 者 にやさしい 行 政 職 場 を 目 指 していきます 16
(4) 健 康 管 理 に 関 する 事 項 市 民 への 窓 口 応 対 をはじめ 行 政 サービスの 質 の 向 上 には 職 員 の 能 力 向 上 ばかりではなく 職 員 の 健 康 維 持 が 不 可 欠 です このため 過 度 な 時 間 外 勤 務 の 排 除 やリフレッシュ 休 暇 の 取 得 推 進 などに 取 り 組 むほか 健 康 診 断 や 人 間 ドック 脳 ドックの 受 診 を 推 奨 するとともに 近 年 のメンタル 事 情 に 対 応 するためストレスチェッ クを 実 施 し 職 員 の 健 康 管 理 に 努 めていきます 健 康 不 良 時 における 各 種 制 度 病 気 休 暇 ( 有 給 ) 公 務 通 勤 によらない 負 傷 又 は 疾 病 で 療 養 する 場 合 療 養 のため 休 暇 を 必 要 とする 最 小 限 度 の 期 間 ( 連 続 して90 日 以 内 ) 休 職 ( 無 給 ) 心 身 の 故 障 のため 長 期 の 休 養 を 要 する 場 合 休 職 の 期 間 は 3 年 を 超 えない 期 間 公 務 によらない 病 気 又 は 負 傷 で 休 職 する 場 合 共 済 組 合 より 傷 病 手 当 金 が 支 給 されます (1 日 につき 標 準 報 酬 日 額 の2/3 1 年 6カ 月 限 度 結 核 性 :3 年 限 度 ) 勤 務 軽 減 慢 性 腎 疾 患 等 で 人 工 透 析 を 受 ける 場 合 や 産 業 医 等 が 勤 務 軽 減 を 要 する 疾 病 等 と 認 めた 場 合 人 工 透 析 に 必 要 な 期 間 内 で 1 日 につき4 時 間 30 分 の 範 囲 内 の 人 工 透 析 に 必 要 な 時 間 その 他 産 業 医 が 必 要 と 認 めた 期 間 内 で 1 日 につき4 時 間 30 分 の 範 囲 内 17