2 制 度 の 最 低 基 準 である 子 ども 10 人 に 対 して 指 導 員 等 2 人 という 配 置 では 子 どもた ちへの 支 援 の 質 が 確 保 できないとして 手 厚 い 職 員 配 置 を 行 うと 現 状 の 報 酬 単 価 で は 事 業 所 を 維 持 できなくなる



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(2) 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 保 育 の 必 要 な 子 どものいる 家 庭 だけでなく 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 のために 利 用 者 支 援 事 業 や 地 域 子 育 て 支 援 事 業 な

就 学 前 教 育 保 育 の 実 施 状 況 ( 平 成 23 年 度 ) 3 歳 以 上 児 の 多 く(4 歳 以 上 児 はほとんど)が 保 育 所 又 は 幼 稚 園 に 入 所 3 歳 未 満 児 (0~2 歳 児 )で 保 育 所 に 入 所 している 割 合 は 約 2 割 就 学

代 議 員 会 決 議 内 容 についてお 知 らせします さる3 月 4 日 当 基 金 の 代 議 員 会 を 開 催 し 次 の 議 案 が 審 議 され 可 決 承 認 されました 第 1 号 議 案 : 財 政 再 計 算 について ( 概 要 ) 確 定 給 付 企 業 年 金 法 第

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定款

らの 内 容 について 規 定 することとしております 今 回 お 示 しする 整 理 は 現 時 点 の 案 ですので あらかじめご 承 知 おき 下 さい 同 令 等 の 改 正 規 定 が 確 定 し 次 第 改 めてご 連 絡 をさせていただきます 記 1 軽 減 措 置 の 具 体 的 な

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共 通 認 識 1 官 民 較 差 調 整 後 は 退 職 給 付 全 体 でみて 民 間 企 業 の 事 業 主 負 担 と 均 衡 する 水 準 で あれば 最 終 的 な 税 負 担 は 変 わらず 公 務 員 を 優 遇 するものとはならないものであ ること 2 民 間 の 実 態 を 考

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は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

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目 次 1. 社 会 保 障 分 野 でできること 1 1 高 額 医 療 高 額 介 護 合 算 制 度 の 改 善 2 保 険 証 機 能 の 一 元 化 3 自 己 診 療 情 報 の 活 用 4 給 付 可 能 サービスの 行 政 側 からの 通 知 2. 年 金 分 野 でできること 5

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

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公表表紙

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預 金 を 確 保 しつつ 資 金 調 達 手 段 も 確 保 する 収 益 性 を 示 す 指 標 として 営 業 利 益 率 を 採 用 し 営 業 利 益 率 の 目 安 となる 数 値 を 公 表 する 株 主 の 皆 様 への 還 元 については 持 続 的 な 成 長 による 配 当 可

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象 労 働 者 を 雇 入 れした 事 業 所 を 離 職 した 雇 用 保 険 の 被 保 険 者 である 労 働 者 の 氏 名 離 職 年 月 日 離 職 理 由 が 明 らかにされた 労 働 者 名 簿 等 の 写 し 2 要 綱 第 9 条 第 2 項 第 1 号 アに 該 当 する 労

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2 前 項 前 段 の 規 定 にかかわらず 年 俸 制 教 職 員 から 申 し 出 があった 場 合 においては 労 使 協 定 に 基 づき その 者 に 対 する 給 与 の 全 額 又 は 一 部 を 年 俸 制 教 職 員 が 希 望 する 金 融 機 関 等 の 本 人 名 義 の 口

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「一時預かり事業の実態について」の一部改正について

4 松 山 市 暴 力 団 排 除 条 の 一 部 風 俗 営 業 等 の 規 制 及 び 業 務 の 適 正 化 等 に 関 する 法 律 等 の 改 正 に 伴 い, 公 共 工 事 から 排 除 する 対 象 者 の 拡 大 等 を 図 るものです 第 30 号 H H28.1


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全設健発第     号

川越市幼稚園就園奨励費補助金交付要綱

Taro-結果概要

年 金 払 い 退 職 給 付 制 度 における 年 金 財 政 のイメージ 積 立 時 給 付 時 給 付 定 基 (1/2) で 年 金 を 基 準 利 率 で 付 利 給 付 定 基 ( 付 与 利 の ) 有 期 年 金 終 身 年 金 退 職 1 年 2 年 1 月 2 月 ( 終 了 )

有 料 老 ホーム ( ) ( 主 として 要 介 護 状 態 にある を 入 居 させるも のに 限 る ) 第 29 条 ( 届 出 等 ) 第 二 十 九 条 有 料 老 ホーム( 老 を 入 居 させ 入 浴 排 せつ 若 しくは 食 事 の 介 護 食 事 の 提 供 又 はその 他 の

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1 平 成 24 年 度 税 制 改 正 の 主 な 内 容 について 改 正 障 害 者 自 立 支 援 法 等 の 平 成 24 年 4 月 施 行 により いずれも 第 1 種 社 会 福 祉 事 業 である1 知 的 障 害 児 施 設 2 知 的 障 害 児 通 園 施 設 3 盲 ろうあ

( 減 免 の 根 拠 等 ) 第 1 条 こ の 要 綱 は, 地 方 税 法 第 条 の 規 定 に 基 づ く 市 税 条 例 第 6 9 条 の 2 の 規 定 を 根 拠 と す る 身 体 障 害 者 等 に 対 す る 軽 自 動 車 税 の 減 免 の 具 体 的 な 対

2 前 項 に 定 める 日 に 支 給 する 給 与 は 総 額 給 与 を12 分 割 した 額 ( 以 下 給 与 月 額 という ) 扶 養 手 当 住 居 手 当 通 勤 手 当 単 身 赴 任 手 当 寒 冷 地 手 当 及 び 業 績 手 当 並 びに 前 月 分 の 超 過 勤 務

17 外 国 人 看 護 師 候 補 者 就 労 研 修 支 援 18 看 護 職 員 の 就 労 環 境 改 善 運 動 推 進 特 別 20 歯 科 医 療 安 全 管 理 体 制 推 進 特 別 21 在 宅 歯 科 医 療 連 携 室 整 備 22 地 域 災 害 拠 点 病

厚 生 年 金 は 退 職 後 の 所 得 保 障 を 行 う 制 度 であり 制 度 発 足 時 は 在 職 中 は 年 金 を 支 給 しないこととされていた しかしながら 高 齢 者 は 低 賃 金 の 場 合 が 多 いと いう 実 態 に 鑑 み 在 職 者 にも 支 給 される 特 別

類 ( 番 号 を 記 載 ) 施 設 名 事 所 名 所 在 事 開 始 年 月 日 事 規 模 ( 定 員 ) 公 益 事 1 必 要 な 者 に 対 し 相 談 情 報 提 供 助 言 行 政 や 福 祉 保 健 医 療 サービス 事 者 等 との 連 絡 調 整 を 行 う 等 の 事 必

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Microsoft Word - 福祉医療費給付要綱

[ 組 合 員 期 間 等 の 特 例 ] 組 合 員 期 間 等 については 年 齢 職 種 などにより 過 去 の 制 度 からの 経 過 措 置 が 設 けられ ており 被 用 者 年 制 度 の 加 入 期 間 ( 各 共 済 組 合 の 組 合 員 期 間 など)については 生 年 月 日

●電力自由化推進法案

平 成 34 年 4 月 1 日 から 平 成 37 年 3 月 31 日 まで 64 歳 第 2 章 労 働 契 約 ( 再 雇 用 希 望 の 申 出 ) 第 3 条 再 雇 用 職 員 として 継 続 して 雇 用 されることを 希 望 する 者 は 定 年 退 職 日 の3か 月 前 まで

の 提 供 状 況 等 を 総 合 的 に 勘 案 し 土 地 及 び 家 屋 に 係 る 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 を 減 額 せずに 平 成 24 年 度 分 の 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 を 課 税 することが 適 当 と 市 町 村 長 が 認 め

係 に 提 出 する 2 財 形 担 当 係 は 前 項 の 規 定 による 財 形 貯 蓄 等 の 申 込 みがあった 場 合 には 当 該 申 込 みの 内 容 を 点 検 し 財 形 貯 蓄 等 の 契 約 の 要 件 ( 第 6 条 に 規 定 する 基 準 を 含 む )を 満 たしている

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Transcription:

2016 年 7 月 東 京 都 知 事 選 挙 公 開 質 問 状 東 京 都 知 事 選 挙 立 候 補 者 に 対 する 放 課 後 等 デイサービス 事 業 青 年 成 人 期 支 援 活 動 に 関 する 公 開 質 問 状 2016 年 7 月 日 障 害 児 放 課 後 グループ 連 絡 会 東 京 ( 放 課 後 連 東 京 ) 会 長 村 岡 真 治 事 務 局 114-0034 東 京 都 北 区 上 十 条 1-19-6 NPO 法 人 つみき 内 事 務 局 長 松 尾 芳 郎 東 京 都 知 事 選 挙 立 候 補 者 殿 拝 啓 今 回 の 東 京 都 知 事 選 挙 に 当 たり 立 候 補 された 方 に 対 してこの 質 問 状 をお 送 りしており ます お 忙 しいところ 恐 縮 ではありますが ご 回 答 願 いますよう よろしくお 願 い 申 し 上 げます 私 たちは 障 害 のある 子 どもたち( 小 学 生 から 高 校 生 ( 一 部 二 十 歳 )まで)を 対 象 とし て 放 課 後 や 学 校 休 業 日 に 活 動 を 行 う 東 京 都 内 の 放 課 後 等 デイサービス 事 業 所 ( 児 童 福 祉 法 )の 連 絡 会 です 現 在 全 国 の 70 事 業 所 が 加 盟 し 研 修 会 等 を 通 じての 活 動 実 践 の 共 有 や 制 度 改 善 に 向 けた 東 京 都 担 当 者 との 懇 談 の 開 催 などを 行 っております 放 課 後 等 デイサービス 事 業 は 2012 年 に 児 童 福 祉 法 に 基 づく 事 業 として 創 設 され その 後 急 速 に 事 業 所 数 を 増 やしていきました 現 在 全 国 に 7000 か 所 以 上 の 事 業 所 が 存 在 し 通 所 する 子 どもたちの 数 も 11 万 人 以 上 という 状 況 です これまで 支 援 の 手 が 行 き 届 いていなかった 障 害 児 の 放 課 後 分 野 に 手 が 届 き 生 活 の 場 が 広 がり 家 族 への 支 援 の 充 実 にもつながってきているのは 大 変 喜 ばしいことです しかし 制 度 上 の 問 題 点 に 起 因 する 弊 害 も 生 じています その 弊 害 を 簡 単 に 整 理 すると 以 下 の 4 点 になります 1 営 利 企 業 体 ( 株 式 会 社 )の 参 入 が 可 能 となったことなどから 儲 け 主 義 儲 け 本 位 の 事 業 所 が 急 増 し 子 どもたちへの 支 援 の 質 が 全 体 として 低 下 している 1

2 制 度 の 最 低 基 準 である 子 ども 10 人 に 対 して 指 導 員 等 2 人 という 配 置 では 子 どもた ちへの 支 援 の 質 が 確 保 できないとして 手 厚 い 職 員 配 置 を 行 うと 現 状 の 報 酬 単 価 で は 事 業 所 を 維 持 できなくなる (やむなく 配 置 数 を 減 らす もしくは 職 員 1 人 あたりの 給 与 賃 金 を 低 いレベルにして 配 置 数 を 確 保 するといった 方 法 を 採 らざるを 得 ない ) 3 事 業 所 への 報 酬 の 支 払 われ 方 が その 日 に 通 所 した 子 どもの 分 だけの 支 払 い という 出 来 高 払 いの 日 割 り 報 酬 であるため インフルエンザなどで 子 どもたちが 一 斉 に 休 むと 事 業 所 の 収 入 がなくなり 運 営 が 不 安 定 になる 4 利 用 者 負 担 について 原 則 1 割 負 担 を 課 せられており 世 帯 所 得 に 応 じた 軽 減 策 があ るものの 月 額 上 限 が 37200 円 の 世 帯 では 家 庭 の 負 担 を 考 慮 して 本 来 であれば 通 関 わらず 通 所 を 控 えるという 状 況 が 出 てきている これらの 問 題 については 根 本 的 には 国 が 主 体 となり 改 善 していくべき 問 題 でありま すが 指 定 権 限 が 都 道 府 県 にあり 支 給 決 定 権 限 が 区 市 町 村 にあることを 考 えると 都 道 府 県 を 含 めた 基 礎 自 治 体 においても 以 上 の 問 題 を 認 識 した 上 で 基 礎 自 治 体 が 主 体 的 に 取 り 組 むべき 問 題 でもあると 考 えます また 特 別 支 援 学 校 高 等 部 を 卒 業 し 放 課 後 活 動 事 業 所 からも 卒 会 した 青 年 成 人 期 の 方 たちに 視 点 を 移 すと それらの 活 動 に 対 する 支 援 策 がほとんどない 現 状 が 見 えてきます 現 時 点 で 都 内 でも 障 害 のある 人 たちを 対 象 にして 集 団 的 な 余 暇 支 援 の 活 動 を 自 主 的 に 実 施 しているグループが 多 数 ありますが 支 援 策 が 無 い 中 で 苦 しい 運 営 を 余 儀 なくされてい ます こうした 学 校 卒 業 後 の 余 暇 活 動 は 彼 らの 心 身 の 疲 れをリフレッシュして あした からの 労 働 や 日 中 活 動 への 意 欲 を 高 める 重 要 な 役 割 を 果 たしていますが ほとんどが 公 的 な 支 援 の 対 象 になっておらず 必 要 とされる 条 件 を 整 えることができないでいます そこで 立 候 補 者 の 皆 さまに 以 下 のご 質 問 をさせていただきます お 忙 しいところ 恐 縮 ですが 次 ページの 質 問 にご 回 答 いただいて 2016 年 7 月 24 日 ( 日 ) までにFAXまたはEメールにてご 回 答 いただきますよう 宜 しくお 願 いいたします な お 頂 き ま し た ご 回 答 に つ い て は 順 次 当 会 の ホ ー ム ペ ー ジ (http://www.houkagoren.sakura.ne.jp/index.htm) 会 報 等 にて 公 開 させていただきます 公 開 質 問 状 送 付 先 特 定 非 営 利 活 動 法 人 かるがも 花 々 会 東 久 留 米 市 八 幡 町 2-13-29 TEL : 042-477-6492 Fax : 042-477-6493 Mail : karugamo@iaa.itkeeper.ne.jp 担 当 : 加 辺 紘 樹 敬 具 2

FAX 送 信 先 042-477-6493 放 課 後 等 デイサービスに 関 する 質 問 への 回 答 候 補 者 ご 氏 名 回 答 ご 記 入 者 氏 名 1 障 害 のある 子 どもの 放 課 後 活 動 への 認 識 について 放 課 後 等 デイサービス 事 業 は 障 害 のある 子 どもたちの 放 課 後 夏 休 み 等 の 長 期 休 暇 中 の 生 活 を 支 え 成 長 発 達 を 保 障 し 更 には 家 族 を 支 援 するという 目 的 も 包 含 した 制 度 とし て 創 設 されました 各 事 業 所 は 活 動 内 容 を 考 え 日 々 子 どもたちや 家 族 に 向 き 合 っていま す しかし 事 業 所 数 通 所 する 子 どもの 数 が 急 増 する 中 で 放 課 後 等 デイサービスの 急 増 は 公 的 サービスを 使 ったネグレクトにつながっている といった 意 見 も 聞 かれるようにな っています また 制 度 上 の 問 題 点 も 指 摘 されています 貴 殿 は 障 害 のある 子 どもたちの 放 課 後 余 暇 活 動 保 障 を 目 的 とする 放 課 後 等 デイサー ビス 事 業 に 対 してどのような 認 識 をお 持 ちでしょうか 1 障 害 のある 子 どもたちの 放 課 後 生 活 支 援 は 必 要 がない 2 障 害 のある 子 どもたちの 放 課 後 生 活 支 援 は 必 要 である 該 当 する 選 択 肢 の 内 に をお 入 れください 以 下 同 じ その 理 由 3

2 障 害 児 福 祉 事 業 所 の 労 働 者 の 労 働 状 況 について 厚 労 省 が 調 査 した 平 成 26 年 度 障 害 福 祉 サービス 経 営 実 態 調 査 によると 放 課 後 等 デ イサービスの 常 勤 率 は 児 童 指 導 員 または 指 導 員 で 50.8%となっており 同 じ 障 害 児 通 所 支 援 事 業 である 児 童 発 達 支 援 事 業 の 64.7%を 下 回 っており その 給 与 も 常 勤 で 257 万 8 千 円 非 常 勤 で 168 万 5 千 円 となっており 児 童 発 達 支 援 事 業 の 常 勤 322 万 3 千 円 非 常 勤 170 万 6 千 円 を 下 回 っています このような 放 課 後 等 デイサービス 事 業 の 職 員 労 働 状 況 に 対 し て 貴 党 のお 考 えをお 聞 かせください (1) 常 勤 職 員 率 について 1 改 善 の 必 要 はない 2 改 善 すべき その 理 由 とお 考 えになっている 改 善 策 (2) 常 勤 非 常 勤 の 給 与 賃 金 水 準 について 1 改 善 する 必 要 はない 2 改 善 すべき その 理 由 とお 考 えになっている 改 善 策 4

3 平 成 30 年 度 報 酬 改 定 について 昨 年 9 月 以 降 財 務 省 厚 生 労 働 省 から 出 されている 資 料 ( 下 記 参 考 資 料 参 照 )を 見 ると 平 成 30 年 度 報 酬 改 定 は 厳 しい 見 通 しであることがうかがえます 国 の 社 会 保 障 分 野 への 財 政 支 出 が 増 大 する 中 放 課 後 等 デイサービス 事 業 を 含 む 障 害 児 者 福 祉 サービスへ の 支 出 を 抑 制 する 方 向 で 検 討 が 進 められようとしています 放 課 後 等 デイサービス 事 業 の 報 酬 単 価 改 定 についての 貴 殿 のお 考 えをお 聞 かせください 1 報 酬 単 価 は 引 き 下 げるべき 2 報 酬 単 価 は 引 き 下 がるのはやむを 得 ない 3 現 状 の 報 酬 単 価 を 維 持 するのが 妥 当 4 報 酬 単 価 は 引 き 上 げるべき その 理 由 参 考 資 料 財 務 省 財 政 制 度 等 審 議 会 財 政 制 度 分 科 会 平 成 27 年 10 月 9 日 資 料 2 財 政 制 度 等 審 議 会 財 政 制 度 分 科 会 平 成 27 年 10 月 9 日 議 事 厚 労 省 平 成 26 年 障 害 福 祉 サービス 等 経 営 実 態 調 査 社 会 保 障 審 議 会 障 害 者 部 会 平 成 27 年 9 月 25 日 資 料 2-1 社 会 保 障 審 議 会 障 害 者 部 会 平 成 27 年 11 月 9 日 資 料 1 社 会 保 障 審 議 会 障 害 者 部 会 平 成 27 年 11 月 9 日 障 害 者 部 会 からの 意 見 5

4 放 課 後 等 デイサービス 事 業 の 拡 充 について 平 成 30 年 度 から 都 道 府 県 には 障 害 児 福 祉 計 画 の 策 定 が 義 務 付 けられることになり ます その 計 画 に 従 って 都 道 府 県 知 事 は 新 規 事 業 者 を 指 定 しない という 権 限 を 行 使 できることが 規 定 されました( 第 190 回 国 会 閣 第 三 九 号 障 害 者 の 日 常 生 活 及 び 社 会 生 活 を 総 合 的 に 支 援 するための 法 律 及 び 児 童 福 祉 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 第 2 条 参 照 衆 議 院 平 成 28 年 5 月 15 日 可 決 参 議 院 平 成 28 年 5 月 25 日 可 決 ) これは 放 課 後 等 デ イサービス 事 業 所 の 抑 制 政 策 として 採 用 されたものです 需 要 と 供 給 のバランスの 問 題 を 解 決 することが 期 待 される 政 策 ではありますが 事 業 所 数 と 活 動 の 質 は 別 の 問 題 であると 考 えます 数 を 抑 制 しても 質 の 担 保 につながら ない 可 能 性 が 高 いのです 私 たちが 懸 念 するのは 活 動 の 質 が 良 くない 既 存 の 事 業 所 が 残 り 新 規 の 質 の 良 い 事 業 所 が 指 定 を 受 けられない 事 態 が 生 じるおそれです 現 在 東 京 都 内 には 600 を 超 える 事 業 所 が 存 在 していますが 今 後 この 数 を 抑 制 するこ とについて 貴 殿 のお 考 えをお 聞 かせください 1 事 業 所 数 を 抑 制 すべき 2 事 業 所 数 を 抑 制 すべきではない 3 活 動 支 援 の 質 の 確 保 を 前 提 にして 事 業 所 数 を 適 正 化 すべき 4 その 他 その 理 由 など 6

5 障 害 のある 人 たちの 青 年 成 人 期 余 暇 活 動 について 私 たちの 連 絡 会 には 高 校 を 卒 業 した 障 害 のある 青 年 成 人 に 対 する 余 暇 支 援 活 動 に 取 り 組 む 事 業 所 もあります しかし 障 害 のある 青 年 成 人 の 余 暇 支 援 は 公 的 な 支 援 制 度 が なく 各 事 業 所 では 保 護 者 のバザーによる 資 金 作 りなどにより 事 業 を 継 続 させている 状 況 です そういった 状 況 を 改 善 するため 私 たちは 長 年 障 害 のある 青 年 成 人 の 余 暇 活 動 の 制 度 化 を 訴 えてきました 先 般 私 たちは 都 議 会 に 対 して 障 害 のある 青 年 成 人 の 余 暇 活 動 に 関 する 請 願 を 提 出 し 平 成 28 年 第 1 回 定 例 議 会 において 採 択 されました(27 第 46 号 ) 請 願 項 目 は 以 下 の 2 点 でした 1 障 害 のある 青 年 成 人 期 の 日 中 活 動 や 就 労 後 に 障 害 者 相 互 地 域 住 民 や 学 生 等 様 々 な 人 々と 交 流 し 集 団 活 動 を 行 う 事 業 を 障 害 者 総 合 支 援 法 の 地 域 生 活 支 援 事 業 とし て 明 確 に 位 置 付 けるとともに 十 分 な 予 算 措 置 を 講 ずるよう 国 に 対 し 意 見 書 を 提 出 すること 2 都 において 青 年 成 人 期 の 障 害 者 が 様 々な 人 々と 交 流 し 集 団 活 動 を 行 う 区 市 町 村 の 取 組 に 対 し 積 極 的 に 支 援 すること 私 たちは 障 害 のある 青 年 成 人 に 対 する 余 暇 活 動 は 重 要 な 活 動 であると 考 えています この 活 動 に 対 する 貴 殿 のお 考 えをお 聞 きしたいと 思 います 1 必 要 ない 2 現 状 の 政 策 で 十 分 3 都 の 独 自 の 施 策 として 拡 充 すべき 4 その 他 その 理 由 以 上 7