目 次 1 国 民 健 康 と 国 民 健 康 保 険 税 ------------------------------------------------------ 1 2 基 準 政 令 と 共 通 基 準 -------------------------------------------

参 考 1 国 民 健 康 ( 統 一 方 式 )について 平 成 23 年 8 月 26 日 練 馬 区 区 民 部 国 保 年 金 課

目 次 1 国 民 健 康 と 国 民 健 康 保 険 税 ------------------------------------------------------ 1 2 基 準 政 令 と 共 通 基 準 ------------------------------------------------------ 2 (1) 賦 課 総 額 (2) 賦 課 方 式 (3) 賦 課 割 合 (4) 所 得 割 算 定 方 式 (5) 賦 課 限 度 額 (6) 減 額 賦 課 2 4 5 6 9 10 3 平 成 23 年 度 国 民 健 康 ------------------------------------------------------ 11 4 基 準 政 令 上 の 賦 課 総 額 と 共 通 基 準 の 率 を 用 いて 各 区 が 算 定 した 賦 課 総 額 との 関 係 図 ------------- 12 ( 長 会 事 務 局 作 成 )

1 国 民 健 康 と 国 民 健 康 保 険 税 国 の 制 度 国 保 制 度 発 足 時 ( 昭 和 13 年 )は 料 のみ 昭 和 26 年 度 から 税 創 設 理 1 保 険 者 は 原 則 として 市 町 村 となった(S23~) 2 収 納 率 の 低 下 が 著 しく(80% 程 度 ) 強 力 に 徴 収 できることが 要 請 された 由 3 確 実 に 徴 収 することで 市 町 村 の 財 政 計 画 が 明 確 に 立 てられる 設 立 当 初 は 国 保 組 合 であり 自 治 体 が 設 立 する 普 通 組 合 と 同 業 者 で 組 織 する 特 別 組 合 が 存 在 した どちらの 組 合 も 設 立 加 入 ともに 任 意 であった 国 保 料 税 の 保 険 者 数 ( 平 成 20 年 度 ) 234 保 険 者 13% 保 険 税 1,552 保 険 者 国 保 法 ( 第 76 条 )では を 徴 収 しなければならない ただし 国 民 健 康 保 険 税 を 課 するときには この 87% 限 りでない としており 地 方 税 法 ( 第 703 条 の4)では 国 民 健 康 保 険 税 を 課 することができる としている 市 町 村 合 併 等 により 混 在 広 域 連 合 一 部 事 務 組 合 等 を 保 険 者 とする 場 合 は 課 税 権 がないため 国 保 税 を 課 すことはできない している2 保 険 者 を 除 く 保 険 税 社 会 であり 相 互 扶 助 の 観 点 からは 料 の 方 が 望 ましいとされる 国 保 税 の 料 への 移 行 検 討 会 報 告 書 ( 厚 生 省 H7) 国 保 料 と 国 保 税 の 違 い 根 拠 法 条 例 で の 規 定 方 法 賦 課 権 の 期 間 徴 収 権 の 消 滅 時 効 還 付 請 求 権 の 消 滅 時 効 徴 収 権 の 優 先 順 位 国 民 健 康 国 民 健 康 保 険 税 国 民 健 康 保 険 法 第 76 条 地 方 税 法 第 703 条 の4 国 民 健 康 保 険 条 例 国 民 健 康 保 険 税 条 例 規 定 なし 3 年 ( 地 方 税 法 第 17 条 の5) 2 年 ( 国 保 法 第 110 条 ) 5 年 ( 地 方 税 法 第 18 条 第 18 条 の3) 2 年 ( 国 保 法 第 110 条 ) 5 年 ( 地 方 税 法 第 18 条 第 18 条 の3) 国 税 及 び 地 方 税 に 次 ぐ 国 税 と 同 順 位 全 ての 債 権 公 課 に 優 先 ( 地 方 自 治 法 第 231 条 の3 第 3 項 ) ( 地 方 税 法 第 14 条 ) 国 保 税 は 実 質 は 医 療 保 険 の であるものを 徴 収 の 手 段 として 税 の 手 段 を 採 っているものである 事 務 処 理 体 制 への 影 響 にも 十 分 配 慮 しつつ 制 度 面 も 含 め に 移 行 していくべきものである 1 給 付 と 負 担 の 対 応 : 社 会 であることの 理 解 促 進 2 賦 課 徴 収 と 給 付 の 一 本 化 : 保 険 者 機 能 を 発 揮 するた めに も それぞれの 事 務 は 一 体 であることが 望 ましい 3 料 と 税 の 徴 収 率 の 差 異 の 縮 小 : 国 民 意 識 の 変 化 では 昭 和 56 年 まで 前 年 度 の 住 民 税 を 使 用 して 賦 課 額 を 決 めていた 国 民 健 康 を 採 用 理 1 健 康 保 険 同 様 の 社 会 保 険 であり 相 互 扶 助 を 基 盤 とすることを 認 識 させる 2 国 保 税 とする 場 合 当 該 年 度 の 課 税 総 所 得 金 額 もしくは 住 民 税 を 使 わなければならない 3 国 保 税 を 採 用 した 上 で 所 得 割 算 定 方 式 を 住 民 税 方 式 とする 場 合 市 民 税 所 得 割 方 式 しか 選 べない 4 の 場 合 は 料 率 等 を 条 例 ではなく 告 示 による 規 定 とすることも 可 能 となる 5 国 保 税 ほどの 拘 束 力 がなく 柔 軟 な 対 応 が 図 られる 6 国 保 料 は 時 効 が 短 いため 事 務 処 理 が 煩 雑 にならない 由 1

2 基 準 政 令 と 共 通 基 準 国 制 度 国 民 健 康 保 険 法 施 行 令 第 29 条 の7(= 基 準 政 令 )において 基 礎 分 ( 医 療 分 ) 後 期 高 齢 者 支 援 金 分 介 護 納 付 金 分 それぞれに 係 る 賦 課 総 額 賦 課 方 式 賦 課 割 合 所 得 割 算 定 方 式 賦 課 限 度 額 減 額 賦 課 が 定 められている 基 準 政 令 を 遵 守 する 立 場 を 取 りつつ 独 自 の 方 法 を 組 み 合 わせた 基 準 である 国 民 健 康 保 険 事 業 の 調 整 に 関 する 共 通 基 準 を 定 めている (1) 賦 課 総 額 賦 課 総 額 とは ある 保 険 者 において として 賦 課 する 額 の 総 額 基 礎 分 支 援 金 分 介 護 分 それぞれで 算 定 国 の 制 度 基 礎 分 支 援 金 分 介 護 分 とも 需 要 見 込 額 から 収 入 見 込 額 を 控 除 した 額 とする 予 算 編 成 上 の 留 意 事 項 においては 上 記 の 算 式 で 得 られた 額 を 予 定 収 納 率 で 割 り 戻 して 最 終 的 な 賦 課 総 額 を 求 めることが 示 されている 基 礎 分 ( 療 養 給 付 費 部 分 ) 支 援 金 分 は 需 要 収 入 とも 一 般 被 保 険 者 に 係 る 部 分 のみである 具 体 的 な 賦 課 総 額 のイメージ 図 は3ページへ 基 礎 分 需 要 額 から 前 期 高 齢 者 交 付 金 を 控 除 した 額 の50%( 健 診 保 健 指 導 については 国 の 補 助 基 準 単 価 から 計 算 される 保 険 者 負 担 額 の1/3)とする 支 援 金 分 介 護 分 需 要 額 の50%とする 制 度 値 では 公 費 負 担 分 は 需 要 額 の50%である 残 る 部 分 を で 賄 うとする 考 え 方 である ただし 基 礎 分 の 場 合 がいう 需 要 額 とは 療 養 給 付 費 から 高 額 療 養 費 等 を 除 いた 額 としており 基 準 政 令 の 需 要 額 とは 異 なる 収 納 率 は100%と 仮 定 し 予 定 収 納 率 による 割 り 戻 しは 行 っていない 平 成 12 年 度 制 度 改 革 時 確 認 事 項 高 額 療 養 費 は 将 来 的 には 賦 課 総 額 に 含 めることが 必 要 である 時 期 については 医 療 費 総 体 の 抑 制 や 医 療 制 度 改 革 により の 引 き 下 げが 図 られる 時 を 視 野 に 引 き 続 き 検 討 を 行 う 平 成 21 年 12 月 区 長 会 総 会 確 認 事 項 旧 ただし 書 方 式 への 移 行 に 伴 う 経 過 措 置 自 体 は 一 般 財 源 で 対 応 し その 影 響 額 に 見 合 う 額 について 高 額 療 養 費 の 一 部 を に 算 入 する 2

基 礎 分 賦 課 総 額 1 国 保 事 業 に 係 る 費 用 療 養 給 付 費 ( 一 般 被 保 険 者 に 係 る 法 定 給 付 全 て( 療 養 費 高 額 療 養 費 移 送 費 等 含 む)) 審 査 支 払 手 数 料 各 種 事 務 費 拠 出 金 保 健 事 業 費 ( 健 診 保 健 指 導 除 く) 還 付 金 他 健 診 保 健 指 導 出 産 葬 祭 結 核 精 神 そ の 他 2 国 保 法 施 行 令 に 沿 った 算 定 前 期 高 齢 者 交 付 金 国 庫 負 担 金 ( 療 養 給 付 費 負 担 金 ) 需 要 額 - 収 入 額 ( - )の 額 を 基 にして 算 定 34% 9% 7% 国 調 整 交 付 金 都 調 整 交 付 金 ( 未 交 付 分 ) 交 医 付 高 療 金 額 費 等 健 診 保 健 指 導 に 係 る 国 基 準 単 価 から 自 己 負 担 分 を 除 いた 額 の1/3ずつを 国 及 び 都 道 府 県 が 補 助 する 保 険 者 支 援 分 国 補 助 都 補 助 出 産 都 補 助 一 般 被 保 険 者 における 前 期 高 齢 者 の 割 合 が 全 国 平 均 より 高 い 保 険 者 に 対 して 平 均 を 超 えた 分 を 交 付 する 制 度 出 産 育 児 一 時 金 の2/3 相 当 分 は 一 般 会 計 繰 入 が 認 められている 3 共 通 基 準 による 算 定 高 額 療 養 費 の 一 部 を 除 く 療 養 給 付 費 の50%+ 健 診 保 健 指 導 に 係 る 保 険 者 負 担 分 前 期 高 齢 者 交 付 金 国 庫 負 担 金 ( 療 養 給 付 費 負 担 金 ) 国 調 交 都 調 交 ( 未 交 付 分 ) 高 額 療 養 費 国 補 助 都 補 助 出 産 葬 祭 都 補 助 そ の 他 保 後 険 期 高 料 齢 賦 者 課 支 援 総 金 額 分 1 2 3 国 庫 負 担 金 国 庫 負 担 金 後 期 高 齢 者 支 援 金 ( 概 算 支 援 金 額 + 精 算 額 ) ( + )を 基 礎 国 調 交 都 調 交 34% 9% 7% 国 調 交 都 調 交 保 険 者 支 援 分 未 交 付 分 病 床 転 換 支 援 金 事 務 費 拠 出 金 事 務 費 拠 出 金 1 2 3 を 基 礎 国 庫 負 担 金 国 庫 負 担 金 介 護 納 付 金 ( 概 算 納 付 金 + 精 算 額 ) 国 調 交 都 調 交 34% 9% 7% 国 調 交 都 調 交 保 険 者 支 援 分 未 交 付 分 保 介 険 護 料 納 賦 付 課 総 金 額 分 2は 需 要 額 - 収 入 額 で 算 定 された 額 を 予 定 収 納 率 で 割 り 返 した 額 が 最 終 的 な 賦 課 総 額 と なります 図 の 見 方 ( 共 通 ) 一 般 会 計 繰 入 金 3

(2) 賦 課 方 式 賦 課 方 式 とは 賦 課 総 額 を 按 分 し 被 保 険 者 に 賦 課 する 際 の 方 式 国 の 制 度 所 得 割 被 保 険 者 均 等 割 世 帯 別 平 等 割 資 産 割 の4 種 類 の 組 み 合 わせにより 下 記 の3 方 式 が 定 められている 賦 課 方 式 別 保 険 者 数 ( 平 成 20 年 度 ) 3 方 式 314 保 険 者 17% 2 方 式 45 保 険 者 3% 4 方 式 1,431 保 険 者 80% 4 方 式 3 方 式 2 方 式 1 2 3 2 方 式 : 所 得 割 被 保 険 者 均 等 割 3 方 式 : 所 得 割 被 保 険 者 均 等 割 世 帯 別 平 等 割 4 方 式 : 所 得 割 被 保 険 者 均 等 割 世 帯 別 平 等 割 資 産 割 所 得 割 : 前 年 の 所 得 を 基 礎 とするもの 資 産 割 : 固 定 資 産 税 を 基 礎 とするもの 均 等 割 : 被 保 険 者 個 々に 一 律 に 賦 課 するもの 平 等 割 : 世 帯 人 数 に 関 わらず 世 帯 ごとに 賦 課 するもの 応 能 割 応 益 割 2 方 式 を 採 用 するのは 住 民 税 方 式 を 採 用 している 保 険 者 3 方 式 を 採 用 するのは 旧 ただし 書 方 式 を 採 用 している 都 市 部 の 保 険 者 4 方 式 を 採 用 するのは 旧 ただし 書 方 式 を 採 用 している 土 地 等 所 有 者 の 多 い 保 険 者 旧 ただし 書 方 式 は 扶 養 者 を 多 く 抱 える 者 の が 相 対 的 に 高 くなる したがって 平 等 割 を 入 れることで の 上 昇 を 緩 和 している 所 得 割 と 被 保 険 者 均 等 割 による2 方 式 を 採 用 している としての 取 扱 い 平 成 20 年 度 区 長 会 報 告 時 確 認 事 項 理 由 資 産 割 は 田 畑 が 所 得 の 源 泉 を 示 している 農 山 村 向 きのものであるため 採 用 しない 平 等 割 は 親 族 間 の 相 互 扶 助 と 世 帯 の 連 帯 観 念 が 残 っている 中 都 市 向 きであり ま た 大 都 市 の 世 帯 の 態 様 は 千 差 万 別 で 世 帯 分 離 が 行 われることも 多 いため の 実 情 に 即 さない 平 等 割 の 導 入 については 国 保 事 業 開 始 後 においても 議 論 に 上 がっているが の 1 世 帯 当 たり 国 保 加 入 者 が2 人 未 満 である 実 態 から 見 送 られている 平 成 21 年 2 月 区 長 会 報 告 で23 年 度 実 施 で 旧 ただし 書 方 式 に 移 行 することについては 決 定 されている その 検 討 のなかで 世 帯 平 等 割 については 多 人 数 世 帯 の 負 担 軽 減 にはなるが 単 身 世 帯 の 率 が 高 い においては 負 担 増 の 影 響 が 出 る 者 が 多 いこと また 多 人 数 世 帯 = 扶 養 が 多 い 者 とは 限 らず 的 確 に 措 置 の 効 果 を 発 揮 できないため 導 入 を 見 送 ることを 報 告 した 4

(3) 賦 課 割 合 賦 課 割 合 とは 賦 課 総 額 に 占 める 応 能 割 と 応 益 割 の 比 率 応 能 割 が 高 いほど 負 担 能 力 に 応 じた 賦 課 となり 応 益 割 が 高 いほど 受 益 と 負 担 の 均 衡 が 図 られる 国 の 制 度 応 能 割 : 応 益 割 =50:50を 標 準 割 合 とする 賦 課 方 式 別 の 標 準 割 合 方 式 種 類 標 準 割 合 方 式 2 方 式 所 得 割 50/100 3 方 式 均 等 割 50/100 種 類 標 準 割 合 方 式 種 類 標 準 割 合 所 得 割 50/100 4 方 式 所 得 割 40/100 均 等 割 35/100 資 産 割 10/100 は 応 能 割 平 等 割 15/100 均 等 割 35/100 どの 方 式 であっても 応 能 : 応 益 =50:50 平 等 割 15/100 応 益 割 の 要 素 を 大 きくしている 理 由 1 地 域 保 険 として 住 民 相 互 の 連 帯 意 識 に 支 えられている 2 自 営 業 自 由 業 等 多 岐 にわたる 職 業 従 事 者 が 存 在 し 負 担 能 力 の 正 確 な 測 定 は 困 難 である 23 年 度 については 応 能 : 応 益 = 基 礎 分 59:41 支 援 金 分 61:39 介 護 分 50:50 理 由 ( 応 能 割 の 比 重 が 大 きい 理 由 ) 低 所 得 者 の 負 担 を 軽 減 するため としての 課 題 平 成 12 年 度 制 度 改 革 時 確 認 事 項 賦 課 割 合 の 改 善 は 中 間 所 得 者 層 の 負 担 の 緩 和 を 目 的 として 実 施 しているものである 19 年 度 までは 毎 年 賦 課 割 合 の 改 善 を 行 ってきたが 20 年 度 以 降 については 賦 課 限 度 額 が 引 き 上 げられる 等 により 賦 課 割 合 は 所 得 割 に 偏 っていることで 中 間 所 得 者 層 の 負 担 が 軽 減 されたことから 据 え 置 かれていた(57:43) 中 間 所 得 者 層 の 負 担 が 大 きくなっている 現 状 を 解 消 するため 50:50を 目 指 し 23 年 度 については 旧 ただし 書 方 式 へ 移 行 したこと 賦 課 限 度 額 が 引 き 上 げられたということもあるが 経 済 状 況 を て 今 後 も 改 善 を 進 めていく 勘 案 した 低 所 得 者 対 策 として 均 等 割 額 を 据 え 置 いたため 賦 課 割 合 は 所 得 割 に 傾 くことになった 支 援 金 分 の 賦 課 割 合 は20 年 度 以 降 基 礎 分 と 合 わせてきたが 均 等 割 額 を 据 え 置 いたため 異 なることになった 介 護 納 付 金 分 については 制 度 発 足 以 降 50:50を 維 持 している 5

(4) 所 得 割 算 定 方 式 国 の 制 度 所 得 割 算 定 方 式 とは 所 得 割 を 積 算 する 際 に 基 礎 として 用 いている 前 年 所 得 もしくは 税 の 種 類 下 記 の6つの 方 法 が 認 められているが 原 則 としては1の 旧 ただし 書 方 式 とされている 1によりがたい 場 合 には 2~6の 方 式 が 認 められる 1 旧 ただし 書 方 式 : 所 得 から 基 礎 控 除 を 行 った 額 に 一 定 率 を 乗 じる 2 本 文 方 式 : 所 得 から 基 礎 控 除 を 含 む 各 種 人 的 控 除 を 行 った 額 (= 課 税 標 準 )に 一 定 率 を 乗 じる 3 納 税 者 所 得 方 式 :21 年 度 から 新 設 納 税 者 所 得 方 式 は2 種 類 あり 住 民 税 が 課 税 されている 者 もしくは 住 民 税 所 得 割 が 課 税 されている 者 の 課 税 標 準 額 に 一 定 率 を 乗 じる 4 市 民 税 所 得 割 方 式 : 市 民 税 所 得 割 に 一 定 率 を 乗 じる 5 市 民 税 方 式 : 市 民 税 に 一 定 率 を 乗 じる 6 県 市 民 税 合 算 方 式 : 県 民 税 と 市 民 税 の 合 計 額 に 一 定 率 を 乗 じる 国 保 税 を 採 用 している 保 険 者 は 124のいずれかによらなければならない 所 得 方 式 住 民 税 方 式 所 得 割 算 定 方 式 別 保 険 者 数 ( 平 成 23 年 度 ) 納 税 者 所 得 方 式 1 保 険 者 0% 旧 ただし 書 方 式 1,748 保 険 者 99% 住 民 税 方 式 13 保 険 者 1% 旧 ただし 書 き 方 式 納 税 者 所 得 方 式 住 民 税 方 式 旧 ただし 書 本 文 とも 地 方 税 法 における 住 民 税 課 税 方 法 に 関 する 条 文 を 指 す ただし 書 によ る 課 税 方 法 は 廃 止 されたため 当 該 条 文 ( 第 292 条 第 4 号 ただし 書 き)は 削 除 されている それぞれの 方 式 の 特 徴 等 は7ページへ 1の 旧 ただし 書 方 式 を 採 用 している 理 所 得 に 対 して 賦 課 する 方 式 であるため 税 制 改 正 の 影 響 を 受 けにくく 安 定 している 住 民 税 方 式 のように 中 間 所 得 層 に 負 担 が 偏 らず 所 得 に 応 じて 幅 広 い 世 帯 が 負 担 する 公 平 な 制 度 である 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 も 含 め 全 国 的 に 採 用 されている 方 式 であり 医 療 保 険 制 度 の 広 域 化 の 際 にも 採 用 されることが 見 込 まれる 方 式 である 由 が 国 保 事 業 を 開 始 した 昭 和 34 年 は 5 市 民 税 方 式 であったが 地 方 税 法 の 改 正 に 伴 い 昭 和 41 年 から6の 県 市 民 税 合 算 方 式 に 改 め 平 成 23 年 度 から1の 旧 ただし 書 方 式 に 改 めた 平 成 21 年 度 区 長 会 総 会 決 定 事 項 1 旧 ただし 書 き 方 式 に 平 成 23 年 度 から 移 行 する 2 移 行 に 伴 う 経 過 措 置 については 3 段 階 の 経 過 措 置 を2 年 間 実 施 する 3 経 過 措 置 自 体 は 一 般 財 源 で 対 応 し その 影 響 額 に 見 合 う 額 について 高 額 療 養 費 の 一 部 を 算 入 する 4 経 過 措 置 の 詳 細 は さらに 詰 めた 上 で 23 年 度 の 実 施 の 際 に 改 めて 確 認 する 6

収 入 から 住 民 税 額 を 算 出 するまでの 流 れ この 額 で 所 得 割 非 課 税 の 判 定 が 行 われる 各 収 入 収 入 の 内 容 別 に 10 種 類 に 分 類 収 収 入 入 各 所 得 割 算 定 方 式 について 根 拠 ( 国 保 法 施 行 令 ) 1 旧 ただし 書 き 方 式 A- 純 損 失 の 繰 越 控 除 -33 万 円 第 29 条 の72 四 2 本 文 方 式 B 各 必 要 各 所 得 損 益 通 算 合 計 所 繰 越 損 失 総 所 得 所 得 控 除 課 税 標 準 税 率 税 額 控 除 所 得 割 - 経 費 = - = 得 金 額 - = 金 額 等 - = - = 住 民 税 第 29 条 の72 六 イ 第 29 条 の72 六 ロ 保 険 者 2~5を 除 く 全 て なし 5 市 1 町 5 市 民 税 方 式 D ( 国 民 健 康 の 保 険 者 のみ) 第 29 条 の72 六 ハ 6 県 市 民 税 合 算 方 式 E ( 国 民 健 康 の 保 険 者 のみ) 第 29 条 の72 六 ニ 各 収 入 別 に 定 めら れている 給 与 所 得 控 除 年 金 所 得 控 除 も 必 要 経 費 の 一 種 必 要 経 費 必 要 経 費 3 市 4 市 必 要 経 費 控 除 後 の 金 額 所 所 得 得 プラスの 所 得 か らマイナスの 所 得 を 減 額 ( 控 除 できないマイ ナスの 所 得 もあ る) 損 益 通 算 特 徴 総 所 得 金 額 から 全 ての 所 得 控 除 を 減 じた 後 の 額 に 対 し て 賦 課 する 3 納 税 者 所 得 方 式 B (CもしくはDが 0 である 者 のB) ( 国 民 健 康 の 保 険 者 のみ) 納 税 者 所 得 方 式 にも2 種 類 被 保 険 者 の 住 民 税 課 税 状 況 及 び 所 得 控 除 ( 人 的 1 市 ある 住 民 税 が 課 税 されて 控 除 )を 配 慮 しつつ 寄 附 金 控 除 をはじめとす ホを21 いる 者 もしくは 住 民 税 所 第 29 条 の72 六 ホ へ る 税 額 控 除 の 影 響 を 排 除 することができる 年 度 から 得 割 が 課 税 されている 者 の 採 用 現 在 規 定 されている 全 ての 方 式 のうち 最 も 課 税 標 準 額 を 基 準 に 所 得 割 所 得 割 の 賦 課 対 象 者 が 少 なくなる を 賦 課 する 4 市 民 税 所 得 割 方 式 C 市 民 税 所 得 割 均 等 割 のう ち 所 得 割 のみを 算 定 基 礎 として 賦 課 する 市 民 税 所 得 割 均 等 割 の 両 方 を 算 定 基 礎 として 賦 課 す る 平 成 23 年 度 の 各 方 式 別 保 険 者 数 残 ったプラスの 所 得 を 全 て 合 計 A 合 計 所 得 金 額 3 年 以 内 の 雑 損 失 及 び 純 損 失 の 金 額 繰 越 損 失 控 除 総 所 得 金 額 は 総 合 課 税 に 係 る 部 分 分 離 課 税 部 分 は 等 この 額 で 非 課 税 の 判 定 が 行 われる 総 所 得 金 額 等 メリット 人 的 控 除 のこ と 配 偶 者 控 除 医 療 費 控 除 等 所 得 控 除 広 い 所 得 階 層 に 対 して 賦 課 する 方 式 であるた 合 計 所 得 金 額 から 基 礎 控 除 め 相 互 扶 助 の 理 念 に 適 い 公 平 性 が 保 たれ と 純 損 失 の 繰 越 控 除 のみを る 減 じた 額 に 対 して 賦 課 する 税 制 改 正 の 影 響 を 受 けにくく 安 定 している 課 税 総 所 得 金 額 等 に 対 する 賦 課 であるため 低 所 得 者 の 広 範 囲 にわたり 所 得 割 が 発 生 し ない 住 民 税 均 等 割 のみ 賦 課 されている 者 について は 所 得 割 の 対 象 とならないため 低 所 得 者 の 広 範 囲 にわたり 所 得 割 が 発 生 しない 住 民 税 均 等 割 も 含 めて 非 課 税 であれば 所 得 割 の 対 象 とならないため 低 所 得 者 への 負 担 が 軽 減 される 市 民 税 県 民 税 それぞれの 住 民 税 均 等 割 も 含 めて 非 課 税 であれば 所 得 割 所 得 割 均 等 割 の 両 方 を 算 の 対 象 とならないため 低 所 得 者 への 負 担 が 定 基 礎 として 賦 課 する 軽 減 される 住 民 税 所 得 割 額 算 定 基 礎 と なる 額 B 課 税 標 準 総 合 課 税 は 19 年 度 から 都 区 民 税 合 計 で 10% 分 離 課 税 は 所 得 によっ て 異 なる 区 民 税 率 都 民 税 率 フラット 化 に 伴 う 調 整 控 除 ロー ン 控 除 寄 附 金 税 額 控 除 (21 年 度 から) 等 税 額 控 除 税 額 控 除 デメリット C 区 民 税 所 得 割 額 都 民 税 所 得 割 額 区 民 税 均 等 割 額 都 民 税 均 等 割 額 住 民 税 非 課 税 でも 所 得 割 が 発 生 する 場 合 がある 特 に 所 得 125 万 円 以 下 の 非 課 税 特 例 者 ( 障 害 者 等 )は 負 担 増 となる 所 得 控 除 がないため 住 民 税 方 式 に 比 べて 被 扶 養 者 の 多 い 世 帯 の 負 担 が 大 きい 所 得 割 賦 課 対 象 者 は4とほぼ 同 様 であり 非 常 に 狭 くなる ため 所 得 割 がかかる 者 の 負 担 が 著 しく 大 きくなる 非 課 税 特 例 者 にも 所 得 割 は 賦 課 される 少 数 の 所 得 割 賦 課 者 の 負 担 が 大 きくなる 税 額 控 除 の 影 響 は 排 除 できるので ふるさと 納 税 への 対 策 としては 有 効 だが 所 得 控 除 等 に 係 る 改 正 があった 場 合 は 影 響 は 避 けられないため 根 本 的 な 対 策 とはならない 所 得 割 賦 課 対 象 者 が 非 常 に 狭 いため 所 得 割 がかかる 者 の 負 担 が 著 しく 大 きくなる 税 制 改 正 の 影 響 が 直 接 反 映 されるため 不 安 定 である 所 得 割 賦 課 対 象 者 が 狭 いため 所 得 割 がかかる 者 の 負 担 が 大 きい 税 制 改 正 の 影 響 が 直 接 反 映 されるため 不 安 定 である 所 得 割 賦 課 対 象 者 が 狭 いため 所 得 割 がかかる 者 の 負 担 が 大 きい 税 制 改 正 の 影 響 が 直 接 反 映 されるため 不 安 定 である 均 等 割 + 住 民 税 額 住 民 税 額 = 区 民 税 3,000 円 都 民 税 1,000 円 D 区 民 税 額 都 民 税 額 E 所 得 割 賦 課 者 (イメージグラフ) 7

旧 ただし 書 方 式 移 行 に 伴 う 経 過 措 置 について 旧 ただし 書 方 式 への 移 行 に 伴 う 経 過 措 置 として 国 民 健 康 所 得 割 額 の 算 定 基 礎 となる 旧 ただし 書 所 得 について 次 の 減 額 計 算 を 行 う 1 住 民 税 非 課 税 者 については 旧 ただし 書 所 得 から その75%を 減 額 する 2 課 税 標 準 額 が100 万 円 以 下 で 旧 ただし 書 所 得 が 課 税 標 準 額 の1.5 倍 を 超 える 者 については 旧 ただし 書 所 得 から 課 税 標 準 額 の1.5 倍 を 超 える 部 分 の50%を 減 額 する 3 課 税 標 準 額 が100 万 円 超 で 旧 ただし 書 所 得 が 課 税 標 準 額 の1.5 倍 を 超 える 者 については 旧 ただし 書 所 得 から 課 税 標 準 額 の1.5 倍 を 超 える 部 分 の25%を 減 額 する 非 自 発 的 失 業 者 の 場 合 旧 ただし 書 所 得 及 び 課 税 標 準 額 は 給 与 所 得 を100 分 の30として 算 定 したものとする 減 額 計 算 の 対 象 となる 旧 ただし 書 所 得 基 礎 分 後 期 高 齢 者 支 援 金 分 介 護 納 付 金 分 の 各 所 得 割 額 の 算 定 基 礎 となる 旧 ただし 書 所 得 ( 算 定 に 使 用 する 旧 ただし 書 所 得 や 給 付 の 判 定 等 に 使 用 する 所 得 については 対 象 としない) 高 額 療 養 費 の 賦 課 総 額 への 算 入 と 経 過 措 置 実 施 のイメージ 賦 課 限 度 額 住 民 税 方 式 保 軽 減 措 置 適 用 の 判 定 単 位 被 保 険 者 単 位 に 判 定 する 旧 ただし 書 き 方 式 ( 高 額 療 養 費 算 入 前 ) 険 旧 ただし 書 き 方 式 ( 高 額 療 養 費 算 入 後 ) 料 高 額 療 養 費 の 算 入 による 上 昇 所 実 施 期 間 2 年 間 実 施 する( 平 成 23 24 年 度 ) 旧 ただし 書 き 方 式 ( 経 過 措 置 実 施 ) 得 財 源 旧 ただし 書 方 式 への 移 行 に 伴 う 経 過 措 置 自 体 は 一 般 財 源 で 対 応 し その 影 響 額 に 見 合 う 額 に ついて 高 額 療 養 費 の 一 部 を に 算 入 する ( 平 成 21 年 12 月 区 長 会 確 認 事 項 ) 経 過 措 置 による 軽 減 割 収 入 8

(5) 賦 課 限 度 額 賦 課 限 度 額 とは 世 帯 ごとに 定 められる 額 の 上 限 基 礎 分 支 援 金 分 介 護 分 それぞれに 設 定 国 の 制 度 中 間 所 得 者 層 の 負 担 軽 減 を 図 るため 協 会 けんぽの 最 高 額 程 度 まで 段 階 的 に 引 き 上 げる ( 平 成 21 年 度 までは 賦 課 限 度 額 に 達 する 世 帯 の 割 合 が 全 国 平 均 で4% 以 下 になるように 設 定 ) 1 基 礎 分 :51 万 円 2 支 援 金 分 :14 万 円 3 介 護 分 :12 万 円 賦 課 限 度 額 が 設 定 されているのは 国 保 料 が 社 会 であり 一 般 的 な 租 税 とは 異 なる 性 質 のものであるからである 国 保 料 ( 税 )は 総 額 按 分 方 式 を 採 用 しているため 所 得 割 と 各 保 険 者 は この 上 限 を 超 えない 範 囲 で 条 例 において 限 度 額 を 定 めることとなるが 限 度 しての 賦 課 総 額 が 変 わらない 限 り 賦 課 限 度 額 と 所 得 割 率 額 を 引 き 下 げることは 所 得 割 率 を 引 き 上 げる 要 因 となるため 厚 生 労 働 省 では 基 準 政 令 に は 反 比 例 の 関 係 をたどる すなわち 限 度 額 の 変 動 は 均 等 沿 った 設 定 を 奨 励 している 割 額 には 何 らの 影 響 をも 与 えない 平 成 20 年 度 以 降 基 準 政 令 に 定 められた 額 とすることとした ( 平 成 19 年 度 までは 前 年 4 月 1 日 現 在 の 基 準 政 令 に 定 められた 額 としていた ) 理 20 年 度 については 支 援 金 分 の 創 設 及 びそれに 伴 う 基 礎 分 の 限 度 額 減 により 前 年 度 4 月 1 日 の 施 行 令 にならうことができなくなった 賦 課 限 度 額 を 施 行 令 より 低 く 設 定 することは そのまま 所 得 割 率 の 上 昇 につながり 中 間 所 得 者 層 への 負 担 増 を 強 いることになるため 施 行 令 通 りの 額 とした 由 これまで 当 該 年 度 ではなく 前 年 度 の 基 準 政 令 に 準 じた 額 としてきた 理 由 施 行 令 改 正 は 改 正 年 度 の 前 年 度 2~3 月 頃 に 公 布 される 平 成 11 年 度 以 前 は 都 の 国 保 事 業 調 整 条 例 と 各 区 の 国 保 条 例 双 方 に 限 度 額 の 規 定 があったため 都 議 会 で 議 決 後 区 議 会 で 議 決 をとる 必 要 があり 当 該 年 度 の 施 行 令 の 内 容 を 反 映 させることが 日 程 的 に 厳 しい 状 況 があった 12 年 度 以 降 は その 状 況 は 解 消 されたものの 日 程 的 に 厳 しいことには 変 わりがなかったため そのままとしていた 9

(6) 減 額 賦 課 減 額 賦 課 とは 世 帯 主 と 国 保 加 入 者 の 合 計 所 得 が 一 定 以 下 の 世 帯 に 対 して 応 益 割 の 減 額 を 行 うこと 国 の 制 度 特 定 同 一 世 帯 所 属 者 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 加 入 5 年 以 内 でかつ 加 入 前 までその 世 帯 で 国 保 に 加 入 していた 者 次 の 基 準 に 従 い 当 該 世 帯 の 所 得 に 応 じ 応 益 割 ( 被 保 険 者 均 等 割 世 帯 平 等 割 )を 減 額 する 減 額 判 定 基 準 所 得 は 世 帯 主 及 び 被 保 険 者 と 特 定 同 一 世 帯 所 属 者 の 前 年 中 の 総 所 得 金 額 及 び 山 林 所 得 金 額 等 の 合 算 額 1 当 該 所 得 が33 万 円 以 下 の 世 帯 2 当 該 所 得 が33 万 円 +( 世 帯 主 以 外 の 被 保 険 者 数 + 特 定 同 一 世 帯 所 属 者 数 )*24 万 5 千 円 以 下 の 世 帯 3 当 該 所 得 が33 万 円 +( 被 保 険 者 数 + 特 定 同 一 世 帯 所 属 者 数 )*35 万 円 以 下 の 世 帯 7 割 減 額 5 割 減 額 2 割 減 額 ただし 上 記 によることが 困 難 な 場 合 は 16 割 減 額 24 割 減 額 または15 割 減 額 23 割 減 額 とすることも 可 能 賦 課 期 日 ( 原 則 として4 月 1 日 ) 現 在 の 世 帯 の 状 況 で 判 定 し 年 度 途 中 で 世 帯 員 変 更 があっても 再 判 定 は 行 わない 平 成 21 年 度 までは 基 礎 分 応 益 割 の 賦 課 割 合 に 応 じて 減 額 割 合 も 決 まっていた 45% 以 上 55% 未 満 17 割 減 額 25 割 減 額 32 割 減 額 35% 未 満 15 割 減 額 23 割 減 額 その 他 16 割 減 額 24 割 減 額 平 成 22 年 度 以 降 一 律 で17 割 減 額 25 割 減 額 32 割 減 額 を 適 用 している 平 成 21 年 度 までは 基 礎 分 応 益 割 の 賦 課 割 合 に 応 じた 取 り 扱 いをしていた 45% 以 上 55% 未 満 の 区 17 割 減 額 25 割 減 額 32 割 減 額 ( 平 成 21 年 度 は7 区 ) 上 記 以 外 の 区 16 割 減 額 24 割 減 額 のところ 1 割 上 乗 せし 17 割 減 額 25 割 減 額 としていた ( 平 成 21 年 度 は16 区 1 割 上 乗 せ 分 については 各 区 の 一 般 財 源 からの 繰 入 れで 対 応 ) 10

3 平 成 23 年 度 国 民 健 康 基 礎 分 後 期 高 齢 者 支 援 金 分 ( 平 成 20 年 度 ~) 介 護 納 付 金 分 ( 平 成 12 年 度 ~) 所 得 割 率 均 等 割 額 ともに23 区 統 一 均 等 割 額 と 各 区 の 賦 課 割 合 を23 区 統 一 統 一 方 式 (1) 賦 課 総 額 1 基 礎 分 療 養 給 付 費 23 年 3 月 ~ 24 年 2 月 分 ( 5,041 億 - 1,405 億 ) / 2 + 17 億 + 97 億 = 2 後 期 高 齢 者 支 援 金 分 - 前 期 高 齢 者 交 付 金 23 年 3 月 ~ 24 年 2 月 分 / 2 + 健 診 保 健 指 導 上 乗 せ 分 基 本 単 価 から 自 己 負 担 額 を 除 いた1/3 + 高 額 療 養 費 経 過 措 置 費 用 相 当 額 1,932 億 円 3 介 護 納 付 金 分 所 得 割 で1,137 億 円 均 等 割 で 795 億 円 を 賦 課 することになる 所 得 割 均 等 割 各 130 億 円 を 賦 課 することになる 後 期 高 齢 者 支 援 金 23 年 3 月 ~ 24 年 2 月 分 + 病 床 転 換 支 援 金 23 年 3 月 ~ 24 年 2 月 分 / 2 所 得 割 で351 億 円 均 等 割 で222 億 円 を 賦 課 することになる 概 算 納 付 金 - 精 算 分 / 23 年 度 分 21 年 度 確 定 と 概 算 金 額 の 差 ( 1,145 億 + 負 担 なし ) / 2 = 573 億 円 ( 536 億 - 16 億 ) / 2 = 2 260 億 円 (2) 平 成 23 年 度 国 保 ( 一 般 ) 被 保 険 者 数 2,548 千 人 平 成 23 年 度 介 護 2 号 被 保 険 者 数 990 千 人 (3) 平 成 23 年 度 国 保 被 保 険 者 旧 ただし 書 所 得 推 計 24,508 億 円 (4) 平 成 23 年 度 基 準 率 (23.1.17 区 長 会 了 承 事 項 ) 基 礎 分 所 得 割 率 6.13% 均 等 割 額 31,200 円 賦 課 限 度 額 510,000 円 後 期 高 齢 者 支 援 金 分 所 得 割 率 1.96% 均 等 割 額 8,700 円 賦 課 限 度 額 140,000 円 介 護 納 付 金 分 所 得 割 率 ( 各 区 ) 均 等 割 額 13,200 円 賦 課 限 度 額 120,000 円 計 算 方 法 所 得 割 所 得 割 賦 課 総 額 / 一 般 被 保 険 者 旧 ただし 書 所 得 ( 限 度 額 超 過 分 を 除 く) 均 等 割 均 等 割 賦 課 総 額 / 一 般 被 保 険 者 数 11

4 基 準 政 令 上 の 賦 課 総 額 と 共 通 基 準 の 率 を 用 いて 各 区 が 算 定 した 賦 課 総 額 との 関 係 図 基 礎 分 を 例 とする 全 国 市 町 村 基 準 政 令 共 通 基 準 保 険 者 ( 各 区 ) B 平 成 23 年 度 統 一 率 D 平 成 23 年 度 賦 課 総 額 A 需 要 額 負 国 担 等 か 補 ら 助 の C 賦 課 保 険 料 需 要 額 の 内 限 定 した 算 定 対 象 項 目 の23 区 総 体 の50% を 賦 課 総 額 とする 健 診 保 健 指 導 に 係 る 費 用 については 1/3に 相 当 する 額 賦 課 割 合 59:41 所 得 割 料 率 6.13% 均 等 割 額 31,200 円 各 区 ( 保 険 者 )は 条 例 で 定 める 率 を 統 一 率 に 一 致 させて 運 用 し 条 例 改 正 や 予 算 化 を 行 う 1 所 得 割 額 国 保 加 入 者 旧 ただし 書 所 得 6.13% 2 均 等 割 額 被 保 険 者 数 31,200 円 1 + 2 = 各 区 における 賦 課 総 額 区 によって 旧 ただし 書 所 得 や 被 保 険 者 数 が 異 なる ため 賦 課 割 合 は 各 区 の 実 情 によって 相 違 が 生 じる 必 ずしも59:41になる 訳 ではない 所 得 水 準 の 高 い 保 険 者 算 定 対 象 項 目 に 高 額 療 所 得 割 部 分 の 賦 課 総 額 が 高 くなる A-B=C( 賦 課 総 額 ) 養 費 の 一 部 葬 祭 費 等 が 含 まれ 賦 課 割 合 が 応 能 割 ( 所 得 割 )に 偏 る 各 区 が 政 令 に 基 づき 条 例 に 規 定 している ていない 統 一 率 の 算 定 方 法 は 共 通 基 準 に 規 定 している 所 得 水 準 の 低 い 保 険 者 所 得 割 部 分 の 賦 課 総 額 が 低 くなる 共 通 基 準 と 比 較 して 賦 課 割 合 が 応 益 割 ( 均 等 割 ) に 偏 る 各 区 が 政 令 に 基 づき 条 例 で 規 定 している 賦 課 総 額 (C)よりも 共 通 基 準 を 用 いて 算 出 した 賦 課 総 額 (D)の 方 が 上 回 ってしまう 場 合 は 政 令 違 反 となる 財 源 超 過 を 判 断 する 基 準 に 基 づき (C) (D)であることを 確 認 する (C)<(D)となる 場 合 は 当 該 区 の 所 得 割 率 を 独 自 設 定 することが 可 能 となる 12