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Transcription:

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COP17ダーバン 決 定 (2011) < 新 たな 枠 組 みの 大 枠 > 2020 年 から 発 効 実 施 させる 条 約 の 下 で 全 ての 国 に 適 用 される 議 定 書 他 の 法 的 文 書 又 は 法 的 効 力 を 有 する 合 意 成 果 緩 和 ( 排 出 削 減 ) 適 応 資 金 技 術 行 動 の 透 明 性 能 力 向 上 を 作 業 のスコープに 含 む < 作 業 の 段 取 り> 2015 年 までに 新 たな 枠 組 みを 採 択 新 しい 作 業 部 会 (ADP)を2012 年 前 半 に 立 ち 上 げ 2020 年 までの 排 出 削 減 の 野 心 レベル 向 上 に 関 する 作 業 も 併 せて 進 める 2

ダーバンプロセス:2015 合 意 に 向 けた 進 展 COP17 (2011 年 南 ア ダーバン) COP18 (2012 年 カタール ドーハ) COP19 (2013 年 ポーラン ド ワルシャワ) COP20 (2014 年 ペルー リマ) COP21 (2015 年 フランス パリ) 約 束 草 案 は 緩 和 を 中 心 とし 適 応 についても 含 め ることを 検 討 提 出 できる 情 報 を 決 定 提 出 された 約 束 草 案 のウェブ 掲 載 総 計 された 効 果 に 関 する 報 告 書 の 作 成 2015 合 意 の 要 素 を2014 年 から 検 討 全 ての 国 が COP21に 十 分 先 立 ち( 準 備 ができる 国 は2015 年 第 1 四 半 期 までに) 自 らの 約 束 草 案 を 示 す 約 束 草 案 に 含 めるべき 情 報 をCOP20で 特 定 ADPの 開 始 作 業 計 画 に 合 意 - 少 なくとも 年 2 回 開 催 -2015 年 5 月 までに 合 意 の 交 渉 テキスト 案 を 作 成 2020 年 以 降 の 枠 組 みを2015 年 までに 採 択 交 渉 の 場 として ダーバン プラットフォーム 特 別 作 業 部 会 (ADP) を2012 年 前 半 に 設 置 3

約 束 草 案 (INDC) COP19ワルシャワでの 合 意 : 各 国 は COP21に 十 分 先 立 って( 準 備 ができる 国 は2015 年 第 1 四 半 期 末 までに) 各 国 の 目 標 の 案 (Intended Nationally Determined Contributions: INDC)を 示 す 各 国 の 提 出 するINDCが パリ 合 意 の 鍵 を 握 る すべての 国 の 参 加 を 確 保 するためには 各 国 の 目 標 は 各 国 自 らが 定 める 各 国 提 案 方 式 が 有 効 という 発 想 各 国 の 目 標 を 各 国 が 定 めることにより 自 ずと 差 異 化 が 実 現 される(Selfdifferentiation) それにより 先 進 国 途 上 国 という 従 来 の 二 分 論 的 アプローチを 変 えたいとの 考 え 4

( 参 考 ) 各 国 の 約 束 草 案 の 提 出 状 況 (2015 年 12 月 12 日 時 点 ) 各 国 はCOP21に 十 分 先 立 って 2020 年 以 降 の 約 束 草 案 ( 削 減 目 標 案 )を 提 出 <COP19 決 定 > 188か 国 地 域 ( 欧 州 各 国 含 む)が 提 出 ( 世 界 のエネルギー 起 源 CO2 排 出 量 の95.6%) 先 進 国 ( 附 属 書 Ⅰ 国 )は 提 出 済 み 途 上 国 (( 非 附 属 書 Ⅰ 国 )も 未 提 出 国 は8カ 国 のみ 先 進 国 ( 附 属 書 Ⅰ 国 ) 米 国 2025 年 に 26%~ 28%(2005 年 比 ) 28% 削 減 に 向 けて 最 大 限 取 り 組 む 3 月 31 日 提 出 EU 2030 年 に 少 なくとも 40%(1990 年 比 ) 3 月 6 日 提 出 ロシア 2030 年 に 25~ 30%(1990 年 比 )が 長 期 目 標 となり 得 る 4 月 1 日 提 出 日 本 2030 年 度 に2013 年 度 比 26.0%(2005 年 度 比 25.4%) 7 月 17 日 提 出 カナダ 2030 年 に 30%(2005 年 比 ) 5 月 15 日 提 出 オーストラリア 2030 年 までに 26~28%(2005 年 比 ) 8 月 11 日 提 出 スイス 2030 年 に 50%(1990 年 比 ) 2 月 27 日 提 出 ノルウェー 2030 年 に 少 なくとも 40%(1990 年 比 ) 3 月 27 日 提 出 ニュージーランド 2030 年 に 30%(2005 年 比 ) 7 月 7 日 提 出 途 上 国 ( 非 附 属 書 Ⅰ 国 ) 中 国 2030 年 までにGDP 当 たりCO2 排 出 量 60~ 65%(2005 年 比 ) 2030 年 前 後 にCO2 排 出 量 のピーク 6 月 30 日 提 出 インド 2030 年 までにGDP 当 たり 排 出 量 33~ 35%(2005 年 比 ) 10 月 1 日 提 出 インドネシア 2030 年 までに 29%(BAU 比 ) 9 月 24 日 提 出 ブラジル 2025 年 までに 37%(2005 年 比 ) (2030 年 までに 43%(2005 年 比 )) 9 月 28 日 提 出 韓 国 2030 年 までに 37%(BAU 比 ) 6 月 30 日 提 出 南 アフリカ 2020 年 から2025 年 にピークを 迎 え 10 年 程 度 横 ばいの 後 減 少 に 向 かう 排 出 経 路 を 辿 る 2025 年 及 び2030 年 に398~614 百 万 トン(CO2 換 算 )( 参 考 :2010 年 排 出 量 は487 百 万 トン(IEA 推 計 )) ( 未 提 出 国 : 北 朝 鮮 リビア ネパール ニカラグア パナマ シリア 東 チモール ウズベキスタン) 9 月 25 日 提 出 5

COP21 交 渉 の 経 過 (1): 第 1 週 日 時 間 会 合 等 11/29( 日 ) 17:00 18:00 ADPプレナリー 会 合 ( ADP:ダーバン プラットフォーム 特 別 作 業 部 会 ) 11/30( 月 ) 10:00 11:00 19:00 21:00 COP21 開 会 式 首 脳 級 セッション: 約 140カ 国 の 首 脳 が 合 意 に 向 けた 政 治 的 意 思 を 確 認 ADPスピンオフ グループ 技 術 能 力 開 発 他 12/1( 火 ) 10:00 COP21 CMP11/ADP 再 開 補 助 機 関 会 合 :SBI 開 会 /SBSTA 開 会 12/2( 水 ) ADP 事 務 方 交 渉 (12/1 4) 全 体 会 合 (コンタクト グループ)と10のスピンオフ グループで 議 論 12/3( 木 ) ( 目 的 緩 和 適 応 資 金 技 術 能 力 開 発 透 明 性 等 ) 12/4( 金 ) 15:00 SBSTA 閉 会 SBI 閉 会 12/5( 土 ) 13:00 18:00 ADP 閉 会 :1 法 的 合 意 案 2COP 決 定 案 及 び3 各 国 のコメント からなる 成 果 文 書 案 Draft Paris Outcome をCOPに 送 ることを 確 認 COPプレナリー 会 合 : 議 長 より 第 2 週 の 進 め 方 (1Open ended contact group( パリ 委 員 会 と 命 名 ) 2 閣 僚 級 非 公 式 協 議 3 法 的 チェックの 専 門 家 会 合 を 設 置 )を 説 明 丸 川 環 境 大 臣 到 着 6

COP21 交 渉 の 経 過 (2): 第 2 週 前 半 日 時 間 会 合 等 12/6( 日 ) 16:00 19:00 非 公 式 閣 僚 級 協 議 支 援 差 異 化 野 心 2020 年 までの 行 動 の 促 進 12/7( 月 ) 10:00 COP 閣 僚 級 セッション1( 閣 僚 等 ステートメント ~8( 火 )まで) 19:00 20:30 12/8( 火 ) 10:00 19:00 20:00 12/9( 水 ) 15:00 15:30 20:00 23:30 パリ 委 員 会 1 COP 閣 僚 級 セッション2 パリ 委 員 会 2 パリ 委 員 会 3: 成 果 文 書 の 議 長 案 第 1 版 (Draft Paris Outcome Version 1)を 提 示 パリ 委 員 会 4 議 長 案 に 対 する 各 国 の 意 見 表 明 10の 非 公 式 協 議 ( 閣 僚 ファシリテーターを 指 名 ) で 議 論 パリ 委 員 会 で 進 捗 報 告 確 認 支 援 差 異 化 野 心 2020 年 までの 行 動 の 促 進 前 文 適 応 ロス&ダメージ 協 力 的 アプローチ 及 び 市 場 メカニズム 森 林 及 びREDD+ 対 応 措 置 遵 守 7

日 時 間 会 合 等 12/10( 木 ) 0:00 4:30 0:45 翌 6:50 COP21 交 渉 の 経 過 (3): 第 2 週 後 半 インダバ(Indaba) 形 式 で 協 議 : 差 異 化 野 心 資 金 平 行 して ロス&ダメージ 協 力 的 アプローチ 及 び 市 場 メカニズ ム 森 林 前 文 の 非 公 式 協 議 ( 約 1 時 間 / 議 題 の 協 議 後 各 々 分 かれて 更 に 議 論 ) 21:00 21:30 パリ 委 員 会 5: 議 長 提 案 第 2 版 (Draft Paris Outcome Version 2) を 提 示 (オプションを 削 減 し 最 終 的 なCOP21 決 定 の 形 式 ) 23:30 翌 5:30 解 決 のためのインダバ(Indaba of Solutions)で 協 議 差 異 化 野 心 資 金 市 場 メカニズム について 別 室 で 議 論 し Indabaへ 報 告 12/11( 金 ) 終 日 議 長 と 各 グループの 協 議 各 グループ 間 の 調 整 12/12( 土 ) 11:30 13:30 パリ 委 員 会 6:オランド 仏 大 統 領 潘 基 文 国 連 事 務 総 長 も 登 壇 し 合 意 を 促 す 最 終 文 書 (Adoption of the Paris Agreement FCCC/CP/2015/L.9) がウェブサイトに 掲 載 19:00 19:30 前 12/13( 日 ) 0:30 COP 終 了 パリ 委 員 会 7( 文 書 L.9への 技 術 的 修 正 を 説 明 ) 引 き 続 きCOP 技 術 的 修 正 を 含 めた 内 容 をCOPで 採 択 ( 文 書 L.9/Rev.1) 8

我 が 国 の 主 張 COP21における 我 が 国 の 対 応 (1) 新 たな 枠 組 みは 全 ての 国 が 参 加 する 公 平 かつ 実 効 的 なものであるべきとの 立 場 から 1 長 期 目 標 の 設 定 2 各 国 削 減 目 標 の 提 出 見 直 しのサイクル 取 組 報 告 レビューの 仕 組 みを 法 的 合 意 に 位 置 付 け 3 2020 年 に 官 民 あわせて 年 間 約 1 兆 3 千 億 円 の 気 候 変 動 関 連 の 途 上 国 支 援 の 実 施 4 革 新 的 技 術 開 発 の 強 化 等 を 主 張 した さらに 国 内 における 取 り 組 みとして 5 できるだけ 早 期 に 地 球 温 暖 化 対 策 計 画 を 策 定 6 排 出 削 減 取 組 を 着 実 に 実 行 7 適 応 計 画 に 基 づく 具 体 的 な 適 応 策 の 実 行 についても 発 表 した 各 国 等 との 協 議 丸 川 環 境 大 臣 はCOP21 議 長 国 フランス 米 国 中 国 インド 南 アフリカなどの 主 要 国 の 閣 僚 や 潘 基 文 国 連 事 務 総 長 など 国 際 機 関 の 長 等 合 計 14の 国 国 際 機 関 と 会 談 を 実 施 鬼 木 環 境 大 臣 政 務 官 は OECD 玉 木 事 務 次 長 GEF 石 井 CEO 兼 議 長 などと 会 談 新 たな 枠 組 みのあるべき 姿 それぞれの 主 張 とともに 合 意 に 向 けて 協 調 していくことの 重 要 性 を 確 認 した 国 際 機 関 の 見 解 も 聴 取 しつつ 意 見 交 換 を 行 った パリ 協 定 における 我 が 国 の 成 果 ステートメントを 行 う 丸 川 大 臣 閣 僚 級 会 合 やバイ 会 談 等 を 通 じ 下 記 の 点 で 我 が 国 の 主 張 が 取 り 入 れられた 各 国 削 減 目 標 の 提 出 見 直 しの5 年 毎 サイクル JCMを 含 む 市 場 メカニズムの 活 用 適 応 の 長 期 目 標 の 設 定 各 国 の 適 応 計 画 プロセスや 行 動 の 実 施 適 応 報 告 書 の 提 出 と 定 期 的 更 新 全 ての 国 が 共 通 するやり 方 で 取 組 報 告 レビュー 発 効 要 件 に 国 数 及 び 排 出 量 を 用 いること 等 9 9

各 種 イベント 等 への 参 加 COP21における 我 が 国 の 対 応 (2) リマ パリ アクション アジェンダ(LPAA) 都 市 地 域 をテーマにした 公 式 イベント 等 に 登 壇 日 本 とアジアの 都 市 間 連 携 の 取 組 等 をアピール 二 国 間 クレジット 制 度 (JCM) 署 名 した16か 国 が 一 堂 に 会 する 第 3 回 JCMパートナー 国 会 合 を 開 催 し JCMの 進 捗 を 歓 迎 し 引 き 続 き 協 力 してJCMを 実 施 して いくこと 等 が 表 明 丸 川 環 境 大 臣 とパヘ フィリピン 環 境 天 然 資 源 大 臣 との 間 で JCMパートナー 会 合 両 国 間 のJCMの 構 築 に 向 けて 覚 書 に 署 名 我 が 国 を 含 む18か 国 が 国 際 的 な 市 場 メカニズムの 活 用 について 協 力 していく 意 思 を 示 す 炭 素 市 場 に 関 する 閣 僚 宣 言 に 加 わった 日 仏 環 境 協 力 の 覚 書 丸 川 環 境 大 臣 と 仏 ロワイヤルエコロジー 持 続 可 能 開 発 エネルギー 大 臣 との 間 で 両 国 間 の 友 好 関 係 の 強 化 と 国 際 及 び 国 内 レベルにおける 低 炭 素 社 会 の 構 築 を 目 指 した 日 仏 環 境 協 力 の 覚 書 への 署 名 を 実 施 ジャパン パビリオン : 日 本 政 府 各 種 機 関 組 織 等 の 取 組 の 発 信 丸 川 大 臣 は 適 応 計 画 のアピール 等 第 4 回 東 アジア 低 炭 素 成 長 パートナーシップ 対 話 : 東 アジア 地 域 の 低 炭 素 成 長 について 議 論 する 対 話 を 公 式 サイドイベントとして 開 催 低 炭 素 成 長 の 優 良 事 例 をベトナム カンボ ジア マレーシア 日 本 から 紹 介 した 10

COP21 成 功 の 要 因 ( 私 見 ) パリでの 合 意 が 不 可 との 各 国 の 意 志 初 の 脳 級 会 合 で 確 認 したことは きい 意 味 とりわけ 排 出 国 である 中 の 意 志 が 明 確 背 景 には 危 機 感 の 共 有 ( 気 候 変 動 の 脅 威 に 対 する 危 機 感 + ここを 逃 すと 後 がない との 政 治 的 危 機 感 ) 議 国 フランスの 采 配 全 ての 国 の 意 を 聴 きつつ 議 が 筆 を 執 る 形 を 堅 持 その 上 で できる 限 り 野 的 なパリ 協 定 を 志 向 Indaba 閣 僚 ファシリテーター 登 議 と 各 グループ の 談 など 過 去 のCOPの 経 験 法 をフル 活 南 アなど 鍵 を 握 る 国 と 緊 密 な 連 携 ペルーの 活 ベネズエラ ボリビアも 取 り 込 み 3 回 のテキスト 提 のタイミング 最 後 の 政 治 的 演 出 11

COP21の 成 果 ( 文 書 FCCC/CP/2015/L.9/Rev.1) パリ 協 定 ( 法 的 文 書 ) 前 文 目 的 (2 条 ) 緩 和 (4 条 ) 吸 収 源 (5 条 ) 市 場 メカニズム(6 条 ) 適 応 (7 条 ) ロス&ダメージ(8 条 ) 資 金 (9 条 ) 技 術 (10 条 ) 能 力 開 発 (11 条 ) 教 育 訓 練 啓 発 (12 条 ) 透 明 性 (13 条 ) COP21 決 定 パリ 協 定 の 採 択 約 束 草 案 合 意 を 発 効 するためのCOP 決 定 2020 年 までの 行 動 の 強 化 非 政 府 主 体 行 政 的 予 算 的 事 項 ク ローハ ル ストックテイク(14 条 ) 実 施 と 遵 守 の 促 進 (15 条 ) 組 織 的 手 続 的 事 項 (16~29 条 ) 発 効 要 件 (21 条 ) 12

パリ 合 意 の 概 要 : 目 的 目 標 (2 条 等 ) パリ 協 定 の 目 的 ( 第 2 条 ) 以 下 により 気 候 変 動 の 脅 威 への 世 界 の 対 応 を 強 化 することを 目 的 とする a. 世 界 共 通 の 長 期 目 標 として 産 業 革 命 前 からの 地 球 平 均 気 温 上 昇 を2 より 十 分 下 方 に 保 持 また 1.5 に 抑 える 努 力 を 追 及 b. 気 候 変 動 に 関 する 適 応 能 力 の 拡 充 強 靱 性 及 び 低 排 出 開 発 を 促 進 c. 低 排 出 及 び 強 靱 な 開 発 に 向 けた 経 路 に 整 合 する 資 金 フローを 構 築 緩 和 の 目 標 ( 第 4 条 1 項 ) 2 条 の 目 的 を 達 するため 今 世 紀 後 半 に 温 室 効 果 ガスの 人 為 的 な 排 出 と 吸 収 のバラ ンスを 達 成 するよう 世 界 の 排 出 ピークをできるだけ 早 期 に 迎 え 最 新 の 科 学 に 従 っ て 急 激 に 削 減 する 適 応 の 目 標 ( 第 7 条 1 項 ) 適 応 能 力 を 拡 充 し 強 靱 性 を 強 化 し 脆 弱 性 を 低 減 させる 世 界 全 体 の 目 標 (global goal on adaptation)を 設 定 13

パリ 合 意 の 概 要 : 緩 和 1 全 般 (4 条 ) 長 期 目 標 の 下 各 国 は5 年 毎 に 従 来 より 前 進 した 約 束 ( 削 減 目 標 )を 提 出 維 持 し 削 減 目 標 の 目 的 を 達 成 するための 国 内 対 策 を 追 求 また 長 期 の 低 排 出 戦 略 を 策 定 世 界 全 体 の 目 標 各 国 の 削 減 目 標 今 世 紀 後 半 に 温 室 効 果 ガスの 人 為 的 な 排 出 と 吸 収 のバランスを 達 成 するよう 排 出 ピークをできるだけ 早 期 に 迎 え 最 新 の 科 学 に 従 っ て 急 激 に 削 減 各 国 は 約 束 ( 削 減 目 標 )を 作 成 提 出 維 持 する 義 務 (shall) 削 減 目 標 の 目 的 を 達 成 するための 国 内 対 策 をとる 義 務 (shall) (COP 決 定 ): 最 初 の 削 減 目 標 を 協 定 締 結 等 の 前 に 提 出 削 減 目 標 は 従 来 より 前 進 を 示 す(will) 5 年 ごとに 提 出 (shall) (COP 決 定 ):2020 年 までに 削 減 目 標 を 提 出 又 は 更 新 COPの 少 なくとも9~12ヶ 月 前 に 提 出 先 進 国 は 経 済 全 体 の 絶 対 量 目 標 を 設 定 し 主 導 すべき(should) 途 上 国 は 削 減 努 力 を 強 化 すべきであり 経 済 全 体 の 目 標 への 移 行 を 奨 励 長 期 の 戦 略 全 ての 国 が 長 期 の 温 室 効 果 ガス 低 排 出 開 発 戦 略 を 策 定 提 出 する よう 努 めるべき(should) (COP 決 定 ):2020 年 までの 提 出 を 招 請 上 記 の 実 施 に 関 しては 一 部 COP 決 定 に 含 められているが 更 なる 詳 細 は 今 後 議 論 される 14

パリ 合 意 の 概 要 : 市 場 メカニズム(6 条 ) 我 が 国 提 案 の 二 国 間 クレジット 制 度 (JCM)も 含 めた 市 場 メカニズムを 約 束 ( 削 減 目 標 ) 達 成 に 活 用 することが パリ 協 定 6 条 第 2~3 項 に 協 力 的 アプローチとして 位 置 付 けられた この 条 項 は 各 国 がそれぞれ 実 施 する 排 出 量 取 引 をリンクする 場 合 にも 適 用 可 能 また 同 4~7 項 においてCDM 類 似 の 国 連 管 理 型 メカニズムを 設 立 同 8~9 項 では 非 市 場 ア プローチを 規 定 した 協 力 的 アプローチ 国 連 管 理 型 メカニズム 非 市 場 アプローチ 各 国 が 国 際 的 に 移 転 される 緩 和 の 成 果 を 削 減 目 標 に 活 用 する 場 合 持 続 可 能 な 開 発 を 促 進 し 環 境 の 保 全 と 透 明 性 を 確 保 する パリ 協 定 締 約 国 会 議 の 採 択 する 指 針 に 従 い 強 固 な 計 算 ( 特 に 二 重 計 上 の 回 避 )を 適 用 する (COP 決 定 ): 指 針 の 開 発 をSBSTAに 要 請 緩 和 と 持 続 可 能 な 開 発 の 支 援 に 貢 献 する 制 度 を 設 立 当 該 制 度 からの 排 出 削 減 量 は 他 の 締 約 国 が 削 減 目 標 の 達 成 に 活 用 した 場 合 に 受 入 国 の 削 減 目 標 の 達 成 に 活 用 してはならない (COP 決 定 ): 本 制 度 のルール 様 式 及 び 手 続 の 開 発 をSBSTAに 要 請 持 続 可 能 な 開 発 のための 非 市 場 アプローチ( 緩 和 適 応 資 金 技 術 移 転 能 力 構 築 のすべてに 関 連 )の 枠 組 みを 規 定 (COP 決 定 ): 本 枠 組 みの 下 で 作 業 計 画 の 実 施 し 決 定 案 を 得 ることをSBSTA に 要 請 15

パリ 合 意 の 概 要 : 適 応 (7 条 ) 世 界 全 体 の 目 標 の 下 国 際 協 力 ( 脆 弱 国 への 配 慮 )の 重 要 性 を 認 識 し 各 国 が 適 応 計 画 立 案 過 程 行 動 の 実 施 に 取 り 組 み 報 告 書 を 提 出 国 際 支 援 が 途 上 国 に 提 供 全 ての 国 / 各 国 の 行 動 取 り 組 み ( 一 部 途 上 国 への 配 慮 支 援 を 含 む) 世 界 全 体 の 目 標 各 国 の 計 画 立 案 過 程 行 動 の 取 り 組 み 国 際 協 力 支 援 適 応 能 力 を 拡 充 し 強 靱 性 を 強 化 し 脆 弱 性 を 低 減 させる 目 標 を 設 定 各 国 が 適 当 な 場 合 に 適 応 計 画 立 案 過 程 行 動 の 実 施 に 取 り 組 み (shall, as appropriate) 適 応 報 告 書 を 提 出 定 期 的 に 更 新 (should, as appropriate) 途 上 国 の 適 応 努 力 の 認 識 (shall be recognized) (COP 決 定 ): 上 記 認 識 のための 方 法 論 は 適 応 委 員 会 等 の 組 織 で 今 後 検 討 適 応 努 力 における 支 援 と 国 際 協 力 の 重 要 性 と 開 発 途 上 国 気 候 変 動 の 悪 影 響 に 特 に 脆 弱 な 国 々のニーズを 考 慮 する 重 要 性 を 認 識 適 応 に 対 する 行 動 を 強 化 する 協 力 ( 情 報 共 有 組 織 の 強 化 科 学 的 知 見 の 強 化 など)を 強 化 本 条 実 施 のため 継 続 的 な 国 際 支 援 が 途 上 国 に 提 供 (shall) グローバル ストックテイク 1 途 上 国 の 適 応 努 力 の 認 識 2 適 応 とその 支 援 の 妥 当 性 と 効 果 の 検 討 3 世 界 全 体 の 目 標 達 成 のための 全 体 進 捗 を 検 討 (shall) (COP 決 定 ):1~3の 方 法 等 は 今 後 適 応 委 員 会 等 の 組 織 で 検 討 上 記 の 実 施 に 関 しては 一 部 COP 決 定 に 含 められているが 更 なる 詳 細 は 今 後 議 論 される 16

パリ 合 意 の 概 要 :ロス&ダメージ(8 条 ) 適 応 と 別 条 項 で 合 意 ワルシャワ 国 際 メカニズムは 既 存 の 組 織 等 と 協 力 して 活 動 を 実 施 責 任 と 補 償 の 除 外 については 協 定 には 含 まれず COP 決 定 で 同 意 全 ての 国 / 各 国 / 専 門 組 織 (WIM)の 行 動 取 り 組 み L&Dの 重 要 性 の 認 識 L&Dの 理 解 行 動 支 援 の 強 化 ワルシャワ 国 際 メカニズム (WIM)を 通 じた L&Dの 取 り 組 み 極 端 な 気 象 現 象 と 緩 やかに 進 行 する 現 象 を 含 む 気 候 変 動 の 悪 影 響 に 関 連 したL&Dを 低 減 最 小 化 対 処 することの 重 要 性 を 認 識 締 約 国 は 協 力 的 促 進 的 な 形 で WIMを 通 じたものも 含 み 早 期 警 戒 システム 包 括 的 リスク 評 価 管 理 リスク 保 険 等 の 理 解 行 動 支 援 を 強 化 WIMは 協 定 内 外 の 既 存 の 組 織 や 専 門 家 グループと 協 力 (COP 決 定 ):2016 年 のレビューにしたがい WIMの 継 続 を 決 定 (COP 決 定 ):WIMの 執 行 委 員 会 に 対 し 以 下 を 要 請 1. 各 国 が 包 括 的 リスク 管 理 戦 略 を 構 築 実 施 していくために リスク 移 転 のた めのクリアリングハウス( 保 険 やリスク 移 転 についての 情 報 を 蓄 積 )を 設 立 2. 気 候 変 動 の 悪 影 響 に 関 する 移 転 に 対 処 するための 提 言 と 統 合 アプロー チを 開 発 するために 既 存 の 取 り 組 みを 補 完 するタスクフォースを 設 立 責 任 と 補 償 の 除 外 (COP 決 定 ):8 条 の 規 定 は 責 任 (liability)と 補 償 (compensation)の 基 礎 を 提 供 するものではないことに 同 意 上 記 の 実 施 に 関 し 一 部 COP21 決 定 に 含 められているが 更 なる 詳 細 は 今 後 議 論 される 予 定 17

パリ 合 意 の 概 要 : 能 力 開 発 (11 条 ) 途 上 国 の 能 力 開 発 の 課 題 を 解 決 するためのパリ 委 員 会 を 設 置 能 力 開 発 の 取 組 の 支 援 の 拡 充 協 力 先 進 国 は 途 上 国 の 能 力 開 発 の 取 り 組 みの 支 援 を 拡 充 能 力 開 発 の 活 動 を 適 当 な 組 織 的 アレンジメントを 通 じて 拡 充 (COP 決 定 ): 途 上 国 の 能 力 開 発 を 実 施 する 上 でのギャップとニーズを 解 決 す るための キャパシティ ビルディングに 関 するパリ 委 員 会 を 設 置 締 約 国 は 必 要 に 応 じて 気 候 変 動 に 係 る 教 育 訓 練 啓 発 公 衆 の 参 加 及 び 情 報 の 公 開 のための 措 置 をとることにおいて 協 力 能 力 開 発 の 取 組 の 報 告 全 ての 国 は 能 力 開 発 の 取 組 を 報 告 途 上 国 は 能 力 開 発 の 取 組 の 進 捗 を 報 告 上 記 の 実 施 に 関 しては 一 部 COP 決 定 に 含 められているが 更 なる 詳 細 は 今 後 議 論 される 18

パリ 合 意 の 概 要 : 行 動 と 支 援 の 透 明 性 (13 条 ) 柔 軟 性 が 組 み 込 まれた 強 化 された 一 つの 透 明 性 枠 組 みを 設 ける 各 国 は 共 通 し た 方 法 で 実 施 状 況 を 報 告 し 専 門 家 レビュー 等 を 受 ける 透 明 性 の 枠 組 み 各 国 の 取 組 各 国 の 異 なる 能 力 を 考 慮 し 経 験 に 基 づく 柔 軟 性 が 組 み 込 まれた 強 化 された 一 つの 透 明 性 枠 組 み(an enhanced transparency framework)を 設 ける 能 力 に 照 らし 柔 軟 性 を 必 要 とする 途 上 国 には 柔 軟 な 運 用 を 認 める (COP 決 定 ): 報 告 の 範 囲 頻 度 詳 細 さ レビューの 範 囲 等 共 通 の 方 法 手 続 及 び 指 針 を 検 討 (COP 決 定 ):2018 年 までに 作 業 また カンクン 合 意 等 に 基 づき 策 定 され 最 終 的 にはこれを 代 替 各 国 は 以 下 の 情 報 を 提 出 1 排 出 吸 収 目 録 削 減 目 標 の 実 施 達 成 に 関 する 情 報 2 適 当 な 場 合 には 適 応 に 関 する 情 報 ( 7 条 ( 適 応 )を 参 照 ) 3 提 供 された 資 金 受 領 した 資 金 ニーズに 関 する 情 報 各 国 の 情 報 は 専 門 家 レビュー 及 び 促 進 的 多 国 間 検 討 を 受 ける 支 援 本 条 の 実 施 の 支 援 及 び 能 力 開 発 の 支 援 が 開 発 途 上 国 に 提 供 される (COP 決 定 ): 透 明 性 のための 能 力 開 発 イニシアティブ を 設 置 上 記 の 実 施 に 関 しては 一 部 COP 決 定 に 含 められているが 更 なる 詳 細 は 今 後 議 論 される 19

パリ 合 意 の 概 要 :グローバル ストックテイク(14 条 ) 5 年 毎 に 全 体 進 捗 の 評 価 を 行 うため パリ 協 定 の 実 施 を 定 期 的 に 確 認 結 果 は 各 国 の 行 動 支 援 を 更 新 強 化 する 際 の 情 報 となる グローバル ストックテイクの 内 容 結 果 の 活 用 協 定 の 目 的 長 期 目 標 のため5 年 毎 に 全 体 進 捗 を 評 価 するため 本 協 定 の 実 施 を 定 期 的 に 確 認 する (COP 決 定 ): 活 用 する 情 報 源 各 国 が 提 出 する 自 主 的 に 決 定 した 貢 献 ( 削 減 目 標 等 )の 全 体 効 果 適 応 支 援 に 関 する 状 況 支 援 の 動 員 提 供 IPCCの 最 新 報 告 書 補 助 機 関 からの 報 告 (COP 決 定 ):2018 年 に 促 進 的 対 話 を 実 施 し 緩 和 の 長 期 目 標 の 進 展 等 に 関 する 全 体 の 努 力 の 進 捗 を 確 認 世 界 全 体 の 実 施 状 況 の 確 認 の 結 果 は 各 国 の 行 動 及 び 支 援 を 更 新 強 化 する 際 の 情 報 となる(inform) 上 記 の 実 施 に 関 しては 一 部 COP 決 定 に 含 められているが 更 なる 詳 細 は 今 後 議 論 される 適 応 のグローバル ストックテイクについては 適 応 (7 条 )も 参 照 20

パリ 合 意 の 概 要 : 協 定 の 採 択 約 束 草 案 COP 決 定 で パリ 協 定 の 発 効 の 手 続 等 と 約 束 草 案 に 関 する 今 後 のスケジュール 等 を 規 定 パリ 協 定 の 採 択 関 係 (COP 決 定 ) ADP( 強 化 された 行 動 のためのダーバン プラットフォーム 特 別 作 業 部 会 )はそ の 作 業 を 終 了 新 たに ADPパリ 協 定 の 発 効 に 向 けた 準 備 等 を 進 めるため パリ 協 定 に 関 する 特 別 作 業 部 会 (AWG on Paris Agreement:APA)を 設 置 同 作 業 部 会 は 役 員 の 選 任 についてADPと 同 じ 形 (= 先 進 国 途 上 国 の 共 同 議 長 制 ) 2016 年 以 降 の 補 助 機 関 会 合 開 催 時 に 開 催 し パリ 協 定 の 第 1 回 締 約 国 会 合 までに 作 業 を 完 了 その 間 APAは 作 業 の 進 捗 をCOPに 報 告 同 作 業 部 会 は 第 1 回 パリ 協 定 締 約 国 会 合 における 決 定 案 に 関 する 提 案 を 作 成 約 束 草 案 (COP 決 定 ) COP19 決 定 に 基 づき 締 約 国 から 提 出 された 約 束 草 案 を 歓 迎 条 約 事 務 局 に 約 束 草 案 の 統 合 報 告 書 について 2016 年 4 月 4 日 までに 提 出 されたものを 対 象 に 5 月 2 日 までに 更 新 するよう 要 請 緩 和 の 長 期 目 標 の 進 展 等 に 関 する 全 体 の 努 力 の 進 捗 を 確 認 するための 促 進 的 対 話 を2018 年 に 開 催 IPCCに 対 し 1.5 上 昇 の 影 響 及 びそれに 関 する 温 室 効 果 ガス 排 出 経 路 に 関 する 特 別 報 告 書 を2018 年 に 作 成 することを 招 請 上 記 の 実 施 に 関 しては 更 なる 詳 細 は 今 後 議 論 される 21

パリ 協 定 の 特 徴 Applicable to all 全 ての 国 に 適 用 される 枠 組 み 条 約 の 目 的 や 原 則 を 踏 ま えつつ 二 分 論 を 変 化 Durable 2025/2030 年 を 超 えて 長 期 の 取 組 を 視 野 に 入 れ た 永 続 的 な 枠 組 み Comprehensive 緩 和 適 応 資 金 技 術 能 力 構 築 透 明 性 (ダーバ ン 合 意 6 要 素 )をバランス よく 扱 う Progressive 5 年 毎 の 各 目 標 提 出 更 新 実 施 状 況 の 報 告 レビュー 世 界 全 体 の 進 捗 点 検 等 により 前 進 ( 漸 進 ) 向 上 させる 仕 組 み 世 界 の 気 候 変 動 対 策 の 転 換 点 出 発 点 22

今 後 の 対 応 (12 月 22 日 地 球 温 暖 化 対 策 推 進 本 部 決 定 ) Ⅰ. 国 内 対 策 の 取 組 の 方 針 1. 地 球 温 暖 化 対 策 計 画 の 策 定 来 春 までに 地 球 温 暖 化 対 策 計 画 を 策 定 中 央 環 境 審 議 会 産 業 構 造 審 議 会 の 合 同 会 合 を 中 心 に 検 討 2. 政 府 実 行 計 画 の 策 定 政 府 は 来 春 までに 先 導 的 な 対 策 を 盛 り 込 んだ 政 府 実 行 計 画 を 策 定 率 先 して 取 組 を 実 施 3. 国 民 運 動 の 強 化 政 府 が 旗 振 り 役 となって 地 球 温 暖 化 防 止 国 民 運 動 を 強 化 地 方 公 共 団 体 産 業 界 全 国 地 球 温 暖 化 防 止 活 動 推 進 センター NPO 等 多 様 な 主 体 が 連 携 し 情 報 発 信 意 識 改 革 行 動 喚 起 を 進 める Ⅱ. 美 しい 星 への 行 動 2.0(ACE2.0)の 実 施 1. 途 上 国 における 気 候 変 動 対 策 の 実 施 2020 年 に 途 上 国 において 官 民 合 わせて 年 間 約 1 兆 3,000 億 円 ( 現 在 の1.3 倍 )の 気 候 変 動 関 連 事 業 を 実 施 2. エネルギー 環 境 イノベーション 戦 略 の 策 定 春 までに エネルギー 環 境 イノベーション 戦 略 を 策 定 革 新 的 技 術 の 開 発 について 集 中 すべき 有 望 分 野 を 特 定 し 研 究 開 発 を 強 化 Ⅲ.パリ 協 定 の 署 名 締 結 実 施 に 向 けた 取 組 パリ 協 定 の 実 施 に 向 けて 国 際 的 な 詳 細 なルールの 構 築 に 我 が 国 としても 積 極 的 に 貢 献 していくとともに 我 が 国 の 署 名 及 び 締 結 に 向 けて 必 要 な 準 備 を 進 める 23

パリ 協 定 に 関 する 今 後 の 予 定 2015 2016 2017 2018 2020 パリ 協 定 の 締 結 発 効 詳 細 ルール 等 交 渉 その 他 作 業 各 国 の 目 標 の 更 新 等 2016.4/22~2017.4/21 署 名 5 月 作 パ 業 リ 部 協 会 定 特 別 5/2まで INDC 統 合 報 告 書 の 更 新 11 月 特 別 作 業 部 会 パ リ 協 定 5 月 作 パ 業 リ 部 協 会 定 特 別 2020 年 まで 締 結 11 月 特 別 作 C O P 22 C O P 23 業 部 会 パ リ 協 定 発 効? 発 効 要 件 (55か 国 以 上 が 締 結 かつ 締 結 国 の 排 出 量 が 全 体 の55% 以 上 )が 満 たされた30 日 後 に 発 効 IPCC1.5 目 標 特 別 報 告 書 作 成 進 捗 確 認 の ための 促 進 的 対 話 長 期 の 低 排 出 開 発 戦 略 の 提 出 パリ 協 定 発 効 後 最 初 のCOPの 機 会 に 開 催 第 時 期 未 定 1 回 パ リ 協 定 締 約 国 会 合 各 種 詳 細 ルール 等 を 採 択 予 定 2020 年 まで 各 国 の 目 標 の 更 新 提 出 24

まとめ 1. パリ 合 意 は 歴 史 的 転 換 点 世 界 的 な 気 候 変 動 対 策 の 出 発 点 2. 長 期 的 に 脱 炭 素 社 会 経 済 に 向 けた 変 化 を 志 向 ( 長 期 目 標 長 期 低 排 出 開 発 戦 略 の 策 定 ) 3. 約 束 草 案 の 着 実 な 実 施 が 前 提 実 施 国 際 的 な 報 告 レビュー 全 体 進 捗 評 価 目 標 見 直 し のPDCAサイクルで 目 標 対 策 を 向 上 4. 交 渉 は 継 続 実 効 性 ある 詳 細 ルールが 必 要 25