企 業 ビジョン カタ 破 りをカタチに 行 動 指 針 一 人 一 人 が 主 人 公 となって 絶 え 間 ない 変 革 をやり 遂 げる 私 たちは 日 本 ビクターのブランドステートメント The Perfect Experience とケンウッ ドの 企 業 ビジョン 新 鮮 な 驚 きや

Annual Report 2 0 0 8 C o m p a n y P ro f i l e S e c t i o n

企 業 ビジョン カタ 破 りをカタチに 行 動 指 針 一 人 一 人 が 主 人 公 となって 絶 え 間 ない 変 革 をやり 遂 げる 私 たちは 日 本 ビクターのブランドステートメント The Perfect Experience とケンウッ ドの 企 業 ビジョン 新 鮮 な 驚 きや 感 動 で 人 々に 幸 せな 気 持 ちを 創 ろう に 共 通 する 概 念 と して 企 業 ビジョンを 定 め それをグループ 全 社 員 が 共 有 し 実 現 していく 規 範 として 行 動 指 針 を 定 めました これらのもとで 新 たな(カタ 破 りな) 付 加 価 値 を 創 造 し これまでに 経 験 し たことのないケタ 違 いの 体 験 をお 客 様 へお 届 けする 企 業 グループへと 進 化 していきます 目 次 グループストラクチャー 1 マネジメントメッセージ 2 経 営 統 合 の 概 要 4 経 営 方 針 と 事 業 戦 略 7 環 境 経 営 活 動 14 社 会 貢 献 文 化 活 動 15 コーポレートガバナンス 16 沿 革 20 ネットワーク 22 会 社 概 要 25

グループストラクチャー 経 営 統 合 のスキーム 日 本 ビクター 株 式 会 社 と 株 式 会 社 ケンウッドは 2008 年 10 月 1 日 付 で 株 式 移 転 により 共 同 持 株 会 社 JVC ケンウッド ホール ディングス 株 式 会 社 を 設 立 し 経 営 統 合 しました これにともない JVC ケンウッド ホールディングスは 同 日 付 で 東 京 証 券 取 引 所 市 場 第 一 部 に 上 場 し 非 上 場 の 事 業 会 社 となった 日 本 ビクターとケン ウッドの 株 式 を100% 保 有 する 完 全 親 会 社 となりました また 両 社 は この 経 営 統 合 に 先 立 ち 共 通 事 業 であるカーエレク トロニクス 事 業 とホームオーディオ 事 業 において 共 同 技 術 開 発 によ るシナジー 効 果 を 具 現 化 するために 2007 年 10 月 1 日 付 で 合 弁 会 社 J&Kテクノロジーズ 株 式 会 社 を 設 立 しましたが この 経 営 統 合 でもっとも 大 きなシナジー 効 果 が 見 込 めるカーエレクトロニクス 事 業 においてシナジー 効 果 の 早 期 最 大 化 をはかるため J&Kテクノロ ジーズの 業 容 を 共 同 技 術 開 発 から 全 面 的 な 開 発 設 計 調 達 生 産 そして 2008 年 10 月 1 日 付 で 会 社 分 割 ( 簡 易 吸 収 分 割 )により 両 社 のカーエレクトロニクス 事 業 のうちコスト 競 争 力 に 直 結 する 開 発 設 計 調 達 生 産 機 能 をJ&Kテクノロジーズに 承 継 させるとと もに 両 社 のカーエレクトロニクス 事 業 関 連 の 開 発 生 産 子 会 社 6 社 をJ&Kテクノロジーズの 子 会 社 に 変 更 し J&Kテクノロジーズを 6,000 人 規 模 の 新 しいカーエレクトロニクス 事 業 会 社 として 再 発 足 させました このように JVC ケンウッドグループは 共 同 持 株 会 社 と3つの 事 業 会 社 からなるグループ 構 造 により これまで 両 社 が 築 いてきた 企 業 基 盤 を デジタル 時 代 を 勝 ち 抜 くための 新 しい 企 業 存 続 基 盤 へと 進 化 させ 競 争 力 収 益 力 の 強 化 をはかるとともに 経 営 統 合 による シナジー 効 果 を 加 えて 企 業 価 値 を 拡 大 創 造 し 世 界 をリードする 専 業 メーカーとしての 地 位 確 立 をめざします へと 拡 大 することとしました Annual Report 2008

マネジメントメッセージ 代 表 取 締 役 会 長 代 表 取 締 役 社 長 社 会 から 信 頼 され 期 待 される 企 業 をめざして 企 業 価 値 の 拡 大 と 新 たな(カタ 破 りな) 付 加 価 値 の 創 造 に 取 り 組 む 日 本 ビクター 株 式 会 社 と 株 式 会 社 ケンウッドは 2008 年 10 月 1 日 に 共 同 持 株 会 社 JVC ケンウッド ホールディングス 株 式 会 社 を 設 立 し 経 営 統 合 しました 日 本 ビクターは81 年 の 歴 史 を 持 つ 映 像 音 響 機 器 メーカーであるとともに 音 楽 ソフトをメインとするエ ンタテインメント 事 業 を 併 せ 持 つ 企 業 であり ケンウッドは62 年 の 歴 史 を 持 つ 音 響 無 線 機 器 メーカーです この 歴 史 ある 二 社 の 経 営 統 合 により 映 像 技 術 音 響 技 術 に 加 え 無 線 技 術 とエンタテインメ ント 事 業 を 併 せ 持 つ ユニークな 専 業 メーカーが 日 本 に 誕 生 したこ この 想 いを 端 的 に 表 したのが カタ 破 りをカタチに というJVC ケンウッドグループの 企 業 ビジョンです これは 日 本 ビクターのブ ランドステートメントである The Perfect Experience とケンウッ ドの 企 業 ビジョン 新 鮮 な 驚 きや 感 動 で 人 々に 幸 せな 気 持 ちを 創 ろ う に 共 通 する 概 念 であり JVC ケンウッドグループの 全 社 員 がこ れを 共 有 し 具 現 化 していくことにより これまでに 体 験 したことのな いケタ 違 いの 驚 きや 感 動 をお 客 様 へお 届 けする 企 業 グループへと 進 化 していきます とになります 経 営 統 合 の 目 的 は 両 社 の 経 営 リソースを 統 合 することでデジタ ル 時 代 を 勝 ち 抜 くための 新 しい 企 業 存 続 基 盤 を 築 き 統 合 効 果 によ る 企 業 価 値 の 拡 大 はもちろん 新 たな 付 加 価 値 を 創 造 し 新 しい 成 長 を 実 現 することにあります 構 造 改 革 から 成 長 戦 略 へ 産 業 の 成 熟 化 にともなって 業 績 が 低 迷 するケースは 数 多 く 見 受 け られますが 本 来 成 熟 産 業 には 安 定 した 大 きなマーケットがすで に 形 成 されており 技 術 設 備 販 売 ネットワーク ブランド プレゼン 2 JVC ケンウッド ホールディングス 株 式 会 社

スといったリソースが 蓄 積 されているなど 大 きな 魅 力 があります ケンウッドは 2002 年 3 月 期 に 債 務 超 過 に 陥 りましたが この 成 熟 産 業 の 魅 力 を 引 き 出 し 経 営 再 建 を 果 たすため 2002 年 7 月 以 降 れら 主 力 ジャンルの 事 業 競 争 力 や 市 場 におけるプレゼンスを 統 合 効 果 によってさらに 高 め 複 数 のジャンルで 世 界 をリードする 強 固 な 収 益 基 盤 を 持 つ 企 業 グループをめざしていきます 財 務 事 業 コスト 経 営 の 4つの 構 造 改 革 に 取 り 組 みました その 結 果 2003 年 3 月 期 には 過 去 最 高 の 当 期 純 利 益 を 計 上 以 後 財 務 基 盤 資 本 構 造 改 革 の 総 仕 上 げを 行 って 復 配 を 果 たし 一 連 の 構 造 改 革 を 完 了 しました さらに 自 力 での 限 界 を 超 えた 戦 略 的 な 成 長 に 向 けて 2007 年 5 月 に 米 国 の 無 線 システム 事 業 会 社 Zetron Inc.を 子 会 社 化 同 年 8 月 には 日 本 ビクターへの 出 資 を 行 うなど 戦 略 的 提 携 やM&Aを 含 む 業 界 構 造 改 革 に 取 り 組 んできました 日 本 ビクターでは 2005 年 3 月 期 以 来 3 期 連 続 で 当 期 純 損 失 を 計 上 したことから 2007 年 8 月 以 降 アクションプラン2007 を 実 行 に 移 し 民 生 用 機 器 事 業 エンタテインメント 事 業 産 業 用 機 器 事 新 たな(カタ 破 りな) 付 加 価 値 の 創 造 に 向 けて 第 五 の 事 業 セグメントの 育 成 さらに JVC ケンウッドグループでは 映 像 音 響 無 線 通 信 技 術 を 高 度 なレベルで 融 合 し 両 社 が 長 年 培 ってきた 数 々のリソースを 活 かした デジタル ネットワーク 時 代 にふさわしい カタ 破 り な 商 品 サービスの 開 発 に 取 り 組 んでいきます その カタ 破 り でユニー クな 発 想 で 人 々の 感 性 を 刺 激 し 潜 在 ニーズを 喚 起 するとともに 世 の 中 のライフスタイルに 驚 きと 変 化 をもたらす 商 品 サービスを 世 に 送 り 出 し 新 たな 付 加 価 値 を 創 造 していきます 業 を 基 幹 事 業 として 強 化 するとともに 非 中 核 事 業 の 譲 渡 終 息 を はじめとする 事 業 構 造 改 革 や 雇 用 構 造 も 含 めた 抜 本 的 改 革 に 取 り 組 みました その 結 果 2008 年 3 月 期 に 営 業 黒 字 化 を 達 成 さらに 2009 年 3 月 期 上 半 期 には 最 大 の 課 題 であったディスプレイ 事 業 や オーディオ 事 業 の 抜 本 的 な 事 業 改 革 に 取 り 組 み 一 連 の 構 造 改 革 にめどをつけました こうして 両 社 は それぞれに 構 造 改 革 を 見 届 け 経 営 統 合 によっ て 新 たな 成 長 戦 略 をめざすステージへと 移 行 しました 社 会 から 信 頼 され 期 待 される 企 業 をめざして 一 人 一 人 が 主 人 公 となって 絶 え 間 ない 変 革 をやり 遂 げる JVC ケンウッドグループでは すべてのステークホルダーの 期 待 に 応 え 社 会 から 信 頼 され 社 会 に 貢 献 することが 企 業 に 課 せられ た 使 命 であり 企 業 が 社 会 の 中 で 継 続 的 な 発 展 を 遂 げるための 必 要 条 件 でもあると 考 えています そのため あらゆる 行 動 においてコ ンプライアンスを 遵 守 するのはもちろんのこと コーポレートガバナ 企 業 価 値 の 拡 大 に 向 けて ジャンルトップ 戦 略 の 推 進 JVC ケンウッドグループでは 両 社 がそれぞれに 手 がけてきた 事 業 を カーエレクトロニクス 事 業 ホーム&モバイルエレクトロニク ス 事 業 業 務 用 システム 事 業 エンタテインメント 事 業 の4つの 事 業 セグメントに 再 編 成 し グローバルに ジャンルトップ 戦 略 を 推 進 していきます ジャンルトップ 戦 略 とは 手 がける 事 業 分 野 即 ちジャンルのそれ ぞれで 強 みを 発 揮 し グローバルトップグループをめざす 戦 略 です 例 えば カーエレクトロニクス 事 業 は 統 合 によって 最 大 の 売 上 規 模 となり もっとも 大 きな 統 合 効 果 が 見 込 めるジャンルですが その 主 力 である 市 販 向 けカーオーディオでJVC ケンウッドグループはグ ローバルリーダーとなります また ホーム&モバイルエレクトロニ クス 事 業 を 構 成 するジャンルの 一 つであるビデオカメラ(カムコー ンスの 充 実 をはかり 透 明 性 の 高 い 経 営 を 推 進 するとともに 次 世 代 のために 環 境 保 全 への 取 り 組 みを 強 化 するなど 事 業 活 動 を 通 じ て 社 会 に 貢 献 することが もっとも 重 要 な 課 題 だととらえています 特 に 事 業 活 動 においては 映 像 音 響 機 器 事 業 やエンタテインメ ント 事 業 が 人 々の 感 性 を 育 む 文 化 活 動 の 一 翼 を 担 い 無 線 事 業 が 必 要 な 情 報 を 人 々に 伝 えるコミュニケーション 活 動 の 一 翼 を 担 う ことから 一 人 一 人 が 主 人 公 となって 絶 え 間 ない 変 革 をやり 遂 げ る という 行 動 指 針 に 則 り グループ 一 丸 となってその 重 責 を 全 う していく 所 存 です このように JVC ケンウッドグループは 日 本 ビクターとケンウッ ド それぞれのDNAを 受 け 継 ぎながら 新 たな 企 業 グループとして の 第 一 歩 を 踏 み 出 しました どうか ご 期 待 ください 今 後 も 皆 様 とともに 歩 んでまいりますので 皆 様 方 の 変 わらぬご 理 解 とご 支 援 を 心 よりお 願 い 申 し 上 げます ダー)や 業 務 用 システム 事 業 を 構 成 する 業 務 用 無 線 機 器 などは いずれもグローバルトップグループのプレゼンスを 有 しています こ Annual Report 2008

経 営 統 合 の 概 要 世 界 をリードする 専 業 メーカーをめざして 経 営 統 合 の 背 景 これと 並 行 して 両 社 は 経 営 統 合 検 討 委 員 会 を 設 置 し 第 二 ス テップとしての 経 営 統 合 に 向 けた 検 討 準 備 を 進 めました そして (i) 日 本 ビクターはディスプレイ 事 業 等 の 改 革 によって 経 専 業 メーカーの 勝 ち 残 りに 向 けて 近 年 のコンシューマーエレクトロニクス 業 界 は デジタル 化 の 進 展 にともなって 企 業 の 設 備 投 資 やソフト 開 発 負 担 が 増 加 する 一 方 汎 用 部 品 による 商 品 化 が 容 易 になり 商 品 の 差 別 化 が 難 しくなっ たことから 韓 国 台 湾 中 国 などのメーカーが 台 頭 し 世 界 市 場 で シェア 競 争 と 価 格 競 争 が 激 化 しています さらにAV 業 界 ではIT 業 界 営 基 盤 の 安 定 化 に 向 けた 主 要 な 構 造 改 革 を 完 了 し ケンウッドは カーエレクトロニクス 事 業 OEM 分 野 の 改 革 によって 民 生 用 機 器 事 業 の 収 益 事 業 化 に 向 けた 構 造 改 革 が 完 了 したこと (ii) 両 社 の 経 営 リソースの 統 合 によって さらに 大 きなシナジー 効 果 が 期 待 でき 新 たな 成 長 戦 略 を 展 望 できるようになったことから 両 社 は2008 年 10 月 1 日 を 期 して 経 営 統 合 を 実 施 することとしました からの 参 入 などもあり 市 場 競 争 が 一 層 熾 烈 なものとなっています 日 本 ビクターとケンウッドは このような 厳 しい 競 争 環 境 を 勝 ち 抜 き 企 業 価 値 の 拡 大 創 造 をはかるためには 日 本 の 専 業 メーカーの 経 営 統 合 の 目 的 再 編 が 不 可 欠 だと 考 えました 経 営 統 合 までの 経 緯 新 しい 企 業 存 続 基 盤 への 進 化 とシナジー 効 果 の 実 現 により 世 界 をリードする 専 業 メーカーとしての 地 位 確 立 をめざす この 経 営 統 合 により 両 社 は これまで 共 通 事 業 であるカーエレ クトロニクスとホームオーディオにおける 開 発 生 産 調 達 面 などに 両 社 それぞれに 構 造 改 革 を 見 届 けて 経 営 統 合 へ このような 背 景 から 日 本 ビクターとケンウッドは 対 等 の 精 神 を もって2007 年 7 月 24 日 に 経 営 統 合 を 目 標 とする 資 本 業 務 提 携 契 約 を 締 結 しました 両 社 ではこれを 日 本 の 専 業 メーカー 再 編 に 向 けた 第 一 ステップと 位 置 づけ 日 本 ビクターは 2007 年 8 月 10 日 にケンウッドとスパー クス インターナショナル(ホンコン)リミテッドが 運 用 する 投 資 ファ ンドに 対 する 第 三 者 割 当 増 資 を 実 施 し 構 造 改 革 を 進 めました また 両 社 は 共 通 事 業 であるカーエレクトロニクスとホームオー ディオにおける 協 業 を 開 始 し 2007 年 10 月 1 日 に 技 術 開 発 合 弁 会 社 J&Kテクノロジーズ 株 式 会 社 を 設 立 したのを 皮 切 りに 両 社 の 商 品 競 争 力 の 強 化 に 取 り 組 みました 限 定 していた 連 携 を 他 の 現 行 事 業 領 域 や 新 事 業 領 域 マーケティン グ 販 売 などの 活 動 領 域 へと 拡 大 します また 共 通 事 業 については J&Kテクノロジーズを 両 社 と 並 ぶ 事 業 会 社 と 位 置 づけ その 役 割 を 全 面 的 な 開 発 設 計 調 達 生 産 分 野 へと 拡 大 することにより カーエレクトロニクス 事 業 を 強 固 な 収 益 の 柱 へと 成 長 させるとともに 統 合 効 果 によってホームオーディオ 事 業 の 早 期 の 収 益 事 業 化 をはかります 両 社 はこうした 取 り 組 みを 通 じて これまで 両 社 が 築 いてきた 企 業 基 盤 を デジタル 時 代 を 勝 ち 抜 くための 新 しい 企 業 存 続 基 盤 へと 進 化 させ 競 争 力 収 益 力 の 強 化 をはかるとともに 経 営 統 合 による シナジー 効 果 を 加 えて 企 業 価 値 を 拡 大 創 造 し 世 界 をリードする 専 業 メーカーとしての 地 位 確 立 をめざします JVC ケンウッド ホールディングス 株 式 会 社

経 営 統 合 による 効 果 とともに 生 産 の 相 互 委 託 によって 外 注 加 工 を 減 少 させることによ り 各 事 業 会 社 でキャッシュフローの 改 善 に 取 り 組 みます バランスシート 面 でも 各 事 業 会 社 のキャッシュフロー 改 善 効 果 新 しい 企 業 存 続 基 盤 への 進 化 による 競 争 力 収 益 力 の 強 化 共 同 持 株 会 社 による 統 括 のもと 連 結 企 業 体 として 新 しい 企 業 存 続 基 盤 への 進 化 をはかることにより 競 争 力 収 益 力 を 強 化 すること ができます シナジー 効 果 カーエレクトロニクス 事 業 の 売 上 拡 大 および 新 事 業 の 売 上 創 出 とそれらによる 利 益 貢 献 を 見 込 んでいます また コストシナジーとして 共 同 開 発 による 開 発 負 担 の 軽 減 部 材 の 共 同 調 達 による 調 達 コストの 低 減 生 産 の 相 互 委 託 や 生 産 地 の 最 適 化 および 物 流 網 の 共 有 化 を 通 じた 外 注 加 工 費 や 物 流 費 の 軽 減 知 的 財 産 の 相 互 活 用 による 特 許 料 負 担 の 軽 減 などによる 利 益 増 加 を 見 込 んでいます キャッシュフロー 面 では 共 通 事 業 でスケールメリットを 拡 大 する を 活 かし ネットデットの 圧 縮 に 取 り 組 みます また 生 産 革 新 や 営 業 改 革 の 取 り 組 みをグループ 全 体 で 推 進 することにより 棚 卸 資 産 や 売 掛 金 の 圧 縮 に 取 り 組 みます 財 務 会 計 面 での 効 果 今 回 の 株 式 移 転 は 企 業 結 合 会 計 基 準 における 取 得 に 該 当 し パーチェス 法 を 適 用 するため JVC ケンウッド ホールディングス の 連 結 貸 借 対 照 表 において 負 ののれん が 発 生 し その 償 却 にとも なって 営 業 外 収 益 が 増 加 する 見 込 みです これにより 当 期 純 利 益 やROEなどが 増 加 する 見 込 みです また これまではケンウッドのみに 連 結 納 税 制 度 を 適 用 していま したが 今 後 はJVC ケンウッド ホールディングスで 連 結 納 税 制 度 を 適 用 することから 損 益 の 通 算 効 果 による 税 務 メリットが 増 大 し キャッシュフローや 当 期 純 利 益 の 改 善 が 期 待 されます Annual Report 2008

経 営 統 合 の 概 要 経 営 目 標 この 経 営 統 合 により JVC ケンウッド ホールディングスの 連 結 貸 借 対 照 表 において 負 ののれん が 約 100 億 円 発 生 する 見 込 みで あり 5 年 償 却 を 想 定 して 一 年 当 たり 約 20 億 円 の 負 ののれん 償 却 売 上 高 7,500 億 円 営 業 利 益 率 5.2%を 目 標 に 据 えて 共 同 持 株 会 社 における2011 年 3 月 期 の 経 営 目 標 を 以 下 の 通 りと します ( 米 ドル:105 円 ユーロ:155 円 を 前 提 としています) 売 上 高 7,500 億 円 営 業 利 益 390 億 円 営 業 利 益 率 5.2% 1 会 計 方 針 の 変 更 にともなう 売 上 高 の 減 少 と 売 上 高 利 益 率 の 上 昇 について 日 本 ビクターでは 2008 年 3 月 期 第 2 四 半 期 まで 顧 客 に 対 する 値 引 き 額 の 一 部 を 販 売 費 として 処 理 していましたが 経 営 統 合 にと 額 が 営 業 外 収 益 として 計 上 される 見 込 みです また この 経 営 統 合 により JVC ケンウッド ホールディングスで は 連 結 納 税 制 度 を 適 用 する 予 定 であり JVC ケンウッド ホール ディングスの2011 年 3 月 期 の 納 税 予 想 額 は 両 社 が 経 営 統 合 を 実 施 しない 場 合 に 比 べて 約 25 億 円 少 なくなる 見 込 みです これにより JVC ケンウッド ホールディングスの2011 年 3 月 期 の 当 期 純 利 益 は 両 社 が 経 営 統 合 を 実 施 しない 場 合 に 比 べて 約 45 億 円 増 加 します なお 負 ののれん の 金 額 および 納 税 予 想 額 の 金 額 は 現 時 点 における 試 算 であり 最 終 的 には 変 動 する 可 能 性 があります もない 2008 年 3 月 期 第 3 四 半 期 以 降 はケンウッドと 同 様 に 売 上 高 から 直 接 控 除 するネット 方 式 に 変 更 します これにより 日 本 ビクターの2011 年 3 月 期 の 売 上 高 予 想 は 従 来 配 当 方 針 の 算 定 方 法 に 比 べて700 億 円 程 度 減 少 しますが この 変 更 は 営 業 損 益 に 影 響 しないため 従 来 方 式 に 比 べて 売 上 高 営 業 利 益 率 をは じめとする 売 上 高 利 益 率 は 上 昇 します 2 負 ののれん の 発 生 と 連 結 納 税 制 度 の 適 用 にともなう 当 期 純 利 益 の 増 加 について JVC ケンウッドグループでは 安 定 的 に 利 益 還 元 を 行 うことが 経 営 上 の 最 重 要 課 題 の 一 つと 考 え 収 益 力 および 財 務 状 況 を 総 合 的 に 考 慮 して 剰 余 金 の 配 当 およびその 他 処 分 などを 決 定 することを 基 本 とします JVC ケンウッド ホールディングス 株 式 会 社

経 営 方 針 と 事 業 戦 略 経 営 統 合 を 新 たな 成 長 戦 略 の 出 発 点 として カタ 破 りな 付 加 価 値 の 創 造 をめざす 経 営 方 針 1 統 合 効 果 の 実 現 - 新 しい 企 業 存 続 基 盤 への 進 化 とシナジー 効 果 共 同 持 株 会 社 が 統 括 する 新 しい 枠 組 みの 連 結 経 営 によって これ まで 両 社 が 築 いてきた 企 業 基 盤 を デジタル 時 代 を 勝 ち 抜 くための 統 合 効 果 によって 世 界 をリードするユニークな 専 業 メーカーグループに 生 まれ 変 わり 新 たな(カタ 破 りな) 付 加 価 値 の 創 造 をめざす 日 本 ビクターとケンウッドは それぞれに 構 造 改 革 を 見 届 け こ の 経 営 統 合 を 新 しい 成 長 戦 略 の 出 発 点 として 世 界 をリードするユ ニークな 専 業 メーカーグループに 生 まれ 変 わり 統 合 効 果 による 付 加 価 値 の 拡 大 創 造 をめざします 具 体 的 には 以 下 の 経 営 方 針 に 基 づき JVC ケンウッド ホール ディングスが 統 合 効 果 の 早 期 最 大 化 と 新 事 業 開 発 を 推 進 し 事 業 会 社 である 日 本 ビクター ケンウッド J&Kテクノロジーズは 各 事 業 新 しい 企 業 存 続 基 盤 へと 進 化 させるとともに 共 通 事 業 におけるシ ナジー 効 果 の 早 期 最 大 化 をはかります 2 ジャンルトップ 戦 略 による 成 長 の 加 速 統 合 効 果 によって 主 力 ジャンルの 事 業 競 争 力 を 強 化 し 複 数 の ジャンルで 世 界 をリードする ジャンルトップ 戦 略 により 各 事 業 の 成 長 を 加 速 させます 3 新 たな(カタ 破 りな) 付 加 価 値 の 創 造 連 結 企 業 体 として 両 社 の 技 術 リソースを 高 度 なレベルで 融 合 することにより 新 しい 商 品 やサービスを 生 み 出 し カタ 破 り な 付 加 価 値 を 創 造 します の 執 行 を 担 います コーポレートロゴ 大 きく 上 昇 へと 弧 を 描 く2 本 のラインは 未 来 へと 無 限 にひろがる 成 長 性 と 拡 張 性 を 表 すとともに カタ 破 りをカタチにする 発 想 力 と 実 行 力 で 世 界 を リードするというホールディングスの 強 い 決 意 を 表 現 しています 安 定 感 があり 洗 練 されたロゴタイプには 製 品 やサービスの 提 供 をはじめ とする 様 々な 企 業 活 動 の 品 質 と それらを 通 じてお 客 様 と 築 きたい 信 頼 の 絆 への 願 いを 込 めました ブランドカラーは 知 性 と 品 格 を 表 す インテリジェントブルー と 進 化 し 続 ける 技 術 力 を 表 す テクノグレー です Annual Report 2008

経 営 方 針 と 事 業 戦 略 新 たなグループ 事 業 戦 略 のジャンルからなる ホーム&モバイルエレクトロニクス 事 業 業 務 用 無 線 機 器 プロシステムなどのジャンルからなる 業 務 用 システム 事 業 エンタテインメント 事 業 の4つの 事 業 セグメントに 再 編 成 4つの 事 業 セグメントを 収 益 の 柱 に カタ 破 り な 第 5の 事 業 セグメントを 育 成 日 本 ビクターは ビデオカメラ(カムコーダー) カーエレクトロ ニクス ディスプレイ ホームオーディオ AVアクセサリーなどの B to C 事 業 プロシステムなどのB to B 事 業 音 楽 映 像 コンテンツ を 扱 うエンタテインメント 事 業 を 基 幹 事 業 として ケンウッドは カー エレクトロニクス ホームオーディオのB to C 事 業 無 線 端 末 シス テムなどを 中 心 とするB to B 事 業 を 基 幹 事 業 として それぞれのプ レゼンスを 高 めてきました JVC ケンウッドグループでは 両 社 の 基 幹 事 業 を カーエレクト ロニクス 事 業 ビデオカメラ ディスプレイ ホームオーディオなど し 各 ジャンルでグローバルトップをめざす ジャンルトップ 戦 略 を 推 進 します また 両 社 の 財 産 である 映 像 音 響 無 線 通 信 技 術 を 高 度 なレベ ルで 融 合 し デジタル ネットワーク 時 代 にふさわしい 新 たな 技 術 商 品 開 発 に 取 り 組 むとともに 両 社 が 培 ってきたマーケティング 力 商 品 企 画 開 発 力 を 活 かし 新 しい 企 業 ビジョンのもとで カタ 破 り な 新 事 業 の 開 発 に 注 力 していきます そして 人 々の 感 性 を 刺 激 し 潜 在 ニーズを 喚 起 するとともに 世 の 中 のライフスタイルに 変 化 をもたらす まったく 新 しい 商 品 やサービスを 生 み 出 し 早 期 に 第 5 の 事 業 セグメントに 育 て 新 たな 企 業 価 値 の 創 造 に 取 り 組 んでいき ます 8 JVC ケンウッド ホールディングス 株 式 会 社

Annual Report 2008

カーエレクトロニクス 事 業 シナジー 効 果 による 売 上 収 益 成 長 で 市 販 分 野 の グローバルリーダーをめざす 主 な 商 品 カーオーディオ カーAVシステム カーナビゲーションシステム カーエレクトロニクス 事 業 では J&Kテクノロジーズを 核 として 経 営 リソースの 有 効 活 用 やスケールメリットの 拡 大 両 社 のブランド 戦 略 に 基 づくマーケティング 販 売 の 強 化 により 売 上 と 収 益 の 両 面 からシナジー 効 果 を 最 大 化 し 最 大 売 上 のジャンルへと 成 長 させます 特 に 市 販 向 けカーオーディオ 分 野 では 協 業 を 通 じて 両 社 の 強 みをさらに 強 化 する 取 り 組 みを 推 進 した 結 果 米 州 欧 州 日 本 の 主 要 市 場 でマーケットシェアが 拡 大 していますが 今 後 本 格 化 する 共 同 開 発 や 部 材 の 共 同 調 達 などによりコスト 競 争 力 を 強 化 するとともに 成 長 が 期 待 できる 新 興 市 場 での 事 業 強 化 を 連 携 して 進 めることにより グローバルリーダーとして 一 層 の 事 業 競 争 力 の 強 化 をはかります また 市 販 向 けカーマルチメディア 分 野 でも PND* 最 大 手 Garmin Ltdとの 協 業 によるAV 一 体 型 カーナビゲーションシステムが 海 外 市 場 で 売 上 を 大 きく 伸 ばしていますが 今 後 は J&Kテクノロジーズでのナビエンジンの 共 同 開 発 を 活 かすなどしてカーナビゲーションシステ ムの 製 品 ラインアップを 拡 充 し グローバル 市 場 で 一 層 のプレゼンス 拡 大 をはかります *PND Portable/Personal Navigation Device(ポータブル/パーソナル ナビゲーション デバイス) 手 を 近 づけるだけで 起 動 する モーションセンサー 搭 載 DVD/CD/USBレシーバー PND 最 大 手 米 Garmin Ltdとの 協 業 による 海 外 向 けAV 一 体 型 カーナビ デジタルメディアとのシームレス 化 を 進 めたMP3/WMA/AAC 対 応 CD/USBレシーバー 10 JVC ケンウッド ホールディングス 株 式 会 社

ホーム& モバイルエレクトロニクス 事 業 高 付 加 価 値 型 の 総 合 的 なAVエンタテインメント として 収 益 成 長 をめざす ホーム&モバイルエレクトロニクス 事 業 では 不 採 算 事 業 であるディスプレイ 事 業 とホーム オーディオ 事 業 の 抜 本 的 な 損 益 改 善 により ビデオカメラ 事 業 の 高 収 益 性 を 活 かした 収 益 基 盤 の 再 構 築 をはかります 主 な 商 品 ビデオカメラ 液 晶 テレビ プロジェクター ピュアオーディオ ポータブルオーディオ AVアクセサリー 特 にディスプレイ 事 業 では もっとも 採 算 性 の 低 かった 日 本 市 場 での 事 業 を 大 幅 に 絞 り 込 む とともに 欧 州 市 場 では 英 国 での 自 社 生 産 から 東 欧 での 生 産 委 託 に 切 り 替 え 米 州 市 場 では 船 井 電 機 株 式 会 社 との 業 務 提 携 を 活 かして 生 産 付 加 価 値 の 向 上 をはかるなど 抜 本 的 な 事 業 改 革 を 進 めてきましたが 今 後 はこの 事 業 改 革 の 総 仕 上 げを 行 うとともに 独 自 技 術 を 活 かし たユニークでプレミアム 性 の 高 い 商 品 の 投 入 により 早 期 の 収 益 事 業 化 をはかります また ホームオーディオ 事 業 でも 不 採 算 機 種 の 絞 り 込 みを 進 めるとともに 協 業 によるコス ト 競 争 力 の 強 化 や 共 同 開 発 による 製 品 ラインアップの 拡 充 収 益 力 のあるAVアクセサリー 分 野 の 強 化 を 進 めてきましたが 今 後 はこれらを 加 速 させ 早 期 の 収 益 事 業 化 をはかります 大 容 量 HDD 搭 載 で 手 軽 に 長 時 間 撮 影 が 可 能 ハードディスクムービー Everio(エブリオ) チューナー 内 蔵 フルハイビジョン スーパースリム 液 晶 テレビ 限 りなく 原 音 に 近 い 再 生 を 実 現 する ピュアオーディオ Kseries Esule Annual Report 2008 11

業 務 用 システム 事 業 最 大 収 益 のジャンルとして 一 層 の 売 上 収 益 拡 大 をめざす 主 な 商 品 業 務 用 無 線 機 器 業 務 用 映 像 監 視 機 器 業 務 用 ビデオ 機 器 業 務 用 オーディオ 機 器 業 務 用 ディスプレイ 業 務 用 システム 事 業 では 業 務 用 無 線 機 器 分 野 が 米 国 欧 州 中 国 の 各 市 場 で 受 注 を 拡 大 していますが 今 後 は 成 長 余 地 の 大 きいデジタル 業 務 用 無 線 機 器 業 務 用 無 線 システムをさ らに 強 化 するとともに プロシステム 分 野 と 業 務 用 無 線 機 器 分 野 の 両 販 売 ネットワークを 活 か した 新 規 顧 客 の 獲 得 や 技 術 サービスの 共 有 化 により 一 層 の 収 益 力 強 化 をはかって 最 大 収 益 のジャンルへと 成 長 させます Business & Industry( 民 間 産 業 ) 向 けに 開 発 した 新 デジタル 業 務 用 無 線 機 NEXEDGE ( 左 )モービルタイプ ( 右 )ハンディタイプ Zetron 社 の 無 線 電 話 データ ビデオ などあらゆる 回 線 の 操 作 が 可 能 なAcom System (Advanced Communication System) DD(ダイレクトドライブ)メカの 搭 載 で 高 精 度 & 低 振 動 回 転 を 実 現 した コンビネーションドームカメラ 業 界 初 のデジタル 化 による 省 電 力 省 スペース 化 を 実 現 し 地 球 環 境 への 負 担 を 軽 減 した 非 常 業 務 用 放 送 設 備 取 材 からスタジオシステムまで 映 像 制 作 現 場 の 多 様 なニーズに 応 える 業 務 用 HDVカメラレコーダー 12 JVC ケンウッド ホールディングス 株 式 会 社

エンタテインメント 事 業 新 しい 才 能 に 投 資 し コンテンツビジネス の 強 化 をはかる 事 業 内 容 オーディオ ビデオソフトなどの 企 画 制 作 販 売 CD DVD(パッケージソフト)の 製 造 オーディオソフトなどの 物 流 業 務 エンタテインメント 事 業 では 記 録 メディア 事 業 を 譲 渡 し コンテンツ 開 発 からディストリ ビューションまでのフルフィルメントに 集 中 する 体 制 を 構 築 しましたが 今 後 はコンテンツビ ジネスにおいて 新 しい 才 能 の 発 掘 育 成 や 権 利 ビジネスの 拡 大 をはかり 新 たな 成 長 をめざし ます I AM YOUR SINGER サザンオールスターズ super. modern. artistic. performance SMAP 海 雪 ジェロ Dear Friends Ⅳ 岩 崎 宏 美 ALWAYS STARDUST REVUE ライオン May'n/ 中 島 愛 Annual Report 2008 13

環 境 経 営 活 動 持 続 的 発 展 が 可 能 な 社 会 の 実 現 に 向 けて グリーン 企 業 としての 社 会 的 責 任 を 果 たす 企 業 は 法 的 責 任 社 会 的 責 任 環 境 的 責 任 を 果 たし 社 会 のニー ズに 応 え 自 ら 掲 げた 高 い 目 標 に 向 かって 責 任 をもって 事 業 運 営 に 取 り 組 み 新 たな 付 加 価 値 を 生 み 出 し 続 けなければなりません そ れによって 社 会 から 愛 され 存 続 を 望 まれる 企 業 になると 考 えます JVC ケンウッドグループは 持 続 的 発 展 が 可 能 な 社 会 の 実 現 と 地 球 環 境 の 保 全 に 向 けて 環 境 に 配 慮 した 商 品 開 発 の 推 進 など グリーン 企 業 としての 社 会 的 責 任 を 果 たすために さまざまな 環 製 品 における 取 り 組 み 機 能 価 値 に 加 え 環 境 価 値 の 要 求 が 高 まっている 中 で 企 画 設 計 段 階 から 環 境 評 価 手 法 を 導 入 して 有 害 物 質 不 使 用 省 エネおよび 資 源 有 効 活 用 に 視 点 を 置 き グローバルな 環 境 法 規 制 に 対 応 した 商 品 の 開 発 や 3R 設 計 に 取 り 組 んでいます こうした 取 り 組 みの 成 果 は 製 品 の 環 境 性 能 を 表 すものとしてマークやラベルで 表 示 しています 境 経 営 活 動 を 推 進 していきます 環 境 経 営 活 動 の 推 進 体 制 JVC ケンウッドグループの 環 境 経 営 活 動 は 意 思 決 定 機 関 である 環 境 会 議 各 種 課 題 別 に 設 けられた 専 門 委 員 会 にて 推 進 して 欧 州 において 日 本 ビクターの SUPER SLIM LCD TV LT-42S90 がそのエコロジ ー 性 能 を 評 価 され EISAのEUROPEAN GREEN TV 2008-2009を 受 賞 しました EISA:European Imaging and Sound Association いきます 環 境 会 議 で 採 択 された 施 策 方 針 は 事 業 責 任 者 レベルで 実 務 への 導 入 をはかり 各 専 門 委 員 会 で 具 体 的 な 活 動 に 展 開 しま す それら 活 動 を 確 実 に 進 めるため 環 境 自 主 行 動 計 画 を 策 定 し 積 極 的 に 取 り 組 んでいきます 2010 年 へ 向 けた 環 境 活 動 の 目 標 として 日 本 ビクターでは グ リーンプラン2010 として 自 主 行 動 計 画 を 策 定 し 2004 年 から 継 続 した 取 り 組 みを 行 っています また ケンウッドでは グリーン 製 品 推 進 活 動 と 環 境 保 全 推 進 活 動 の3カ 年 計 画 を 策 定 し 活 動 を 継 事 業 活 動 における 取 り 組 み 事 業 における 全 過 程 での 省 エネ 省 資 源 などの 環 境 負 荷 低 減 活 動 はもとより 商 品 寿 命 到 達 後 の 廃 棄 リサイクルについて 責 任 が 求 められています 地 域 社 会 と 一 体 となった 環 境 活 動 にも 積 極 的 に 取 り 組 み 社 会 貢 献 を 進 めてまいります 続 中 です 地 球 温 暖 化 防 止 や 有 害 化 学 物 質 の 環 境 影 響 排 除 という 方 針 のも とで 行 政 や 電 機 電 子 業 界 団 体 から 示 される 法 規 制 や 目 標 世 の 中 の 要 求 変 化 に 対 応 し これら 計 画 については 随 時 見 直 しを 行 い 推 進 していきます ISO14001システムは 全 事 業 所 で 取 得 しており 本 システムの 適 正 廃 棄 物 の 徹 底 した 分 別 リサイクルが 認 められ 横 浜 市 から2007 年 度 分 別 優 良 事 業 所 の 表 彰 を 受 けました 左 :ケンウッド 横 浜 事 業 所 右 : 日 本 ビクター 本 社 工 場 運 用 で 製 品 事 業 活 動 の 両 面 から 社 会 への 貢 献 を 確 実 なものとします 詳 しくはWebサイトを ご 覧 ください 日 本 ビクター 環 境 経 営 活 動 http://www.jvc-victor.co.jp/company/environ/index.html ケンウッド 社 会 環 境 活 動 (CSR) http://www.kenwood.co.jp/j/eco/activity/index.html 14 JVC ケンウッド ホールディングス 株 式 会 社

社 会 貢 献 文 化 活 動 スポーツ 音 楽 芸 術 といった 広 範 囲 な 社 会 貢 献 活 動 に 積 極 的 に 取 り 組 み よき 企 業 市 民 をめざす 日 本 ビクターの 取 り 組 み ケンウッドの 取 り 組 み ビクター JVCは 湧 き 上 がる 感 動 や 興 奮 をより 多 くの 人 々と 共 有 していきたい と 考 え スポーツ 音 楽 芸 術 といった 文 化 貢 献 活 動 を 続 け また 企 業 にとって 真 の 意 味 での 地 域 社 会 とのかかわり ケンウッドでは 商 品 サービスを 通 じた 社 会 活 動 スポーツ 文 化 振 興 を 中 心 に 地 域 に 根 付 いたよき 企 業 市 民 をめざして 地 域 と の 連 携 交 流 を 深 め 社 会 貢 献 活 動 を 進 めています とは 何 かを 考 え 幅 広 い 取 り 組 みを 進 めています 商 品 を 通 じた 社 会 貢 献 活 動 スポーツと 音 楽 の 感 動 スポーツの 感 動 や 興 奮 を 世 界 中 の 多 くの 人 々が 共 感 できるよう さまざまなスポーツを 応 援 しています UEFAヨーロッパサッカー 選 手 権 もその 一 つ 1980 年 よりオフィシャルパートナーとして 音 響 映 像 機 材 の 提 供 など 大 会 をサポートしてきました また 音 楽 を 愛 する 心 を 大 切 に というポリシーのもと JVCジャ ズフェスティバルを 世 界 各 地 で 後 援 し 音 楽 文 化 をサポートしてき 公 共 インフラに 頼 らずに 交 信 が 可 能 な 無 線 機 器 は 大 地 震 などで 大 きな 被 害 を 受 けた 国 や 地 域 での 被 災 者 救 援 や 被 災 地 復 興 に 役 立 てられています 特 に 被 害 の 大 きい 災 害 が 発 生 した 際 には 無 線 機 器 を 無 償 提 供 しています また 高 い 性 能 と 信 頼 性 が 認 められた 結 果 デジタル 業 務 用 無 線 システム NEXEDGE が 北 海 道 洞 爺 湖 サミットにおける 外 務 省 の 一 斉 同 報 通 信 の 手 段 として 使 用 されました ました 今 後 も さらなる 感 動 のステージをお 届 けしていきます モータースポーツへのサポート 活 動 協 賛 UEFA EURO2008 TM Photo by Action Images / John Sibley Lee Konitz at JVC Jazz Festival 2007 (Carnegie Hall, NY) F1 マクラーレン チームへの 無 線 機 供 給 によるサポート 活 動 F1の 名 門 チームであるボーダフォン マクラーレン メルセデスの オフィシャルサプライヤーとして 過 酷 な 環 境 の 中 で 使 用 できる 専 用 デジタル 無 線 システムを 開 発 し 独 占 供 給 してチームの 勝 利 に 貢 献 しています 社 会 貢 献 活 動 日 本 ビクターは 国 際 社 会 から 信 頼 される 企 業 市 民 をめざし 様 々な 活 動 を 展 開 しています オランダでは 小 児 癌 撲 滅 キャンペー ンに 参 加 アメリカでは 長 年 にわたり 全 米 癌 協 会 のチャリティー ボランティア 活 動 や 学 校 教 育 ボランティアに 参 加 また マイノリ ケンウッド 製 デジタル 無 線 機 を 装 着 してピッ ト 作 業 をするマクラーレン チームのスタッフ 2008 年 からマクラーレン チームに 供 給 して いる 新 型 デジタル 無 線 機 とヘッドセット ティー 支 援 活 動 も 行 っています 日 本 でも 四 川 大 地 震 をはじめ 各 国 の 災 害 被 害 の 支 援 を 行 ってきました NASCARレースに 出 場 しているPenske Racingチームを 協 賛 全 米 で 絶 大 な 人 気 を 誇 るモータースポーツ NASCARレースの トップチームの 一 つであるPenske Racingチームにレース 時 の 通 信 手 段 として 使 用 される 無 線 機 を 提 供 してサポートしています Annual Report 2008 15

コーポレートガバナンス 透 明 性 の 高 い 経 営 と スピーディーな 意 思 決 定 をめざして 経 営 の 透 明 性 を 高 め グループ 全 体 のガバナンスを 強 化 するた め 代 表 取 締 役 を 含 む 取 締 役 総 数 7 人 に 対 して 社 外 取 締 役 3 人 監 査 役 総 数 5 人 に 対 して 社 外 監 査 役 3 人 を 置 きます 最 高 経 営 責 任 者 である 代 表 取 締 役 会 長 は 財 務 人 事 などのコー ポレート 機 能 M&Aを 含 む 資 本 戦 略 グループ 構 造 改 革 技 術 生 産 戦 略 などを 統 括 し 代 表 取 締 役 社 長 は グループ 事 業 新 事 業 開 発 J&Kテクノロジーズを 含 む 協 業 事 業 グループマーケティング 戦 略 などを 統 括 します また 戦 略 的 かつスピーディな 意 思 決 定 と 問 題 解 決 を 可 能 にする ため 共 同 持 株 会 社 には 執 行 役 員 体 制 を 導 入 し 経 営 と 事 業 戦 略 執 行 を 分 けるとともに 共 同 持 株 会 社 の 統 括 下 にある3つの 事 業 会 社 は 取 締 役 会 体 制 に 一 本 化 します さらに 組 織 体 制 は 達 成 責 任 を 明 確 にしたシンプルなものとし 下 図 のとおり 8つの 部 門 と4つの 直 轄 部 署 を 置 く 体 制 とします 16 JVC ケンウッド ホールディングス 株 式 会 社

取 締 役 河 原 春 郎 佐 藤 国 彦 尾 高 宏 足 立 元 美 代 表 取 締 役 会 長 河 原 春 郎 ( 前 : 株 式 会 社 ケンウッド 代 表 取 締 役 会 長 ) 代 表 取 締 役 社 長 佐 藤 国 彦 ( 前 : 日 本 ビクター 株 式 会 社 代 表 取 締 役 社 長 ) 取 締 役 副 社 長 尾 高 宏 ( 元 : 第 一 化 成 株 式 会 社 代 表 取 締 役 社 長 ) 取 締 役 足 立 元 美 ( 前 : 日 本 ビクター 株 式 会 社 取 締 役 ) 取 締 役 [ 社 外 取 締 役 ] 柏 谷 光 司 ( 元 : 世 界 銀 行 副 総 裁 ) 柏 谷 光 司 松 尾 眞 岩 﨑 二 郎 取 締 役 [ 社 外 取 締 役 ] 松 尾 眞 ( 現 : 日 本 ビクター 株 式 会 社 社 外 監 査 役 ) 取 締 役 [ 社 外 取 締 役 ] 岩 﨑 二 郎 ( 元 :TDK 株 式 会 社 取 締 役 専 務 執 行 役 員 ) 監 査 役 常 勤 監 査 役 土 谷 繁 晴 ( 現 : 日 本 ビクター 株 式 会 社 監 査 役 ) 常 勤 監 査 役 加 藤 英 明 ( 現 : 株 式 会 社 ケンウッド 監 査 役 ) 土 谷 繁 晴 加 藤 英 明 庄 山 範 行 監 査 役 [ 社 外 監 査 役 ] 庄 山 範 行 ( 現 : 日 本 ビクター 株 式 会 社 社 外 監 査 役 ) 監 査 役 [ 社 外 監 査 役 ] 鷲 田 彰 彦 ( 前 : 株 式 会 社 ケンウッド 社 外 監 査 役 ) 鷲 田 彰 彦 齋 藤 憲 道 監 査 役 [ 社 外 監 査 役 ] 齋 藤 憲 道 ( 現 :パナソニック 株 式 会 社 法 務 本 部 審 議 役 ) 会 社 法 第 2 条 第 16 号 に 定 める 社 外 監 査 役 です Annual Report 2008 17

コーポレートガバナンス 執 行 役 員 ( 兼 )は 取 締 役 との 兼 務 ( 兼 ) 執 行 役 員 最 高 経 営 責 任 者 (CEO) 河 原 春 郎 ( 兼 ) 執 行 役 員 経 営 責 任 者 佐 藤 国 彦 ( 兼 ) 執 行 役 員 最 高 財 務 責 任 者 (CFO) 兼 企 業 戦 略 部 長 尾 高 宏 河 原 春 郎 佐 藤 国 彦 尾 高 宏 足 立 元 美 ( 兼 ) 執 行 役 員 事 業 推 進 担 当 兼 事 業 戦 略 推 進 部 長 足 立 元 美 執 行 役 員 財 務 戦 略 部 長 武 田 雅 亮 執 行 役 員 コーポレート 戦 略 部 長 水 野 直 正 武 田 雅 亮 水 野 直 正 上 田 治 多 木 宏 行 執 行 役 員 コーポレート 戦 略 部 副 部 長 上 田 治 執 行 役 員 統 合 シナジー 推 進 部 長 多 木 宏 行 執 行 役 員 新 事 業 開 発 センター 長 前 田 悟 執 行 役 員 新 事 業 開 発 センター 副 長 土 井 敬 一 郎 前 田 悟 土 井 敬 一 郎 18 JVC ケンウッド ホールディングス 株 式 会 社

事 業 会 社 代 表 取 締 役 日 本 ビクター 株 式 会 社 代 表 取 締 役 社 長 吉 田 秀 俊 代 表 取 締 役 副 社 長 中 沢 隆 平 吉 田 秀 俊 中 沢 隆 平 河 原 春 郎 塩 畑 一 男 代 表 取 締 役 河 原 春 郎 株 式 会 社 ケンウッド 代 表 取 締 役 社 長 塩 畑 一 男 J&Kテクノロジーズ 株 式 会 社 代 表 取 締 役 塩 畑 一 男 前 田 信 夫 代 表 取 締 役 前 田 信 夫 事 業 会 社 の 経 営 体 制 日 本 ビクター 株 式 会 社 代 表 取 締 役 社 長 吉 田 秀 俊 ( 昇 格 ) 代 表 取 締 役 副 社 長 中 沢 隆 平 ( 昇 格 ) 代 表 取 締 役 河 原 春 郎 ( 新 任 ) 常 務 取 締 役 武 倉 弘 幸 常 務 取 締 役 土 井 敬 一 郎 常 務 取 締 役 武 田 雅 亮 取 締 役 皆 川 弘 美 取 締 役 山 本 義 和 取 締 役 鶴 田 雅 彦 取 締 役 斉 藤 学 取 締 役 堀 伸 生 取 締 役 米 光 信 彦 ( 新 任 ) 常 勤 監 査 役 末 竹 和 夫 監 査 役 土 谷 繁 晴 監 査 役 ( 社 外 監 査 役 ) 松 尾 眞 監 査 役 ( 社 外 監 査 役 ) 庄 山 範 行 株 式 会 社 ケンウッド 代 表 取 締 役 社 長 塩 畑 一 男 取 締 役 佐 藤 国 彦 ( 新 任 ) 常 務 取 締 役 相 神 一 裕 常 務 取 締 役 江 口 祥 一 郎 ( 新 任 ) 取 締 役 坂 本 隆 義 取 締 役 田 中 俊 太 郎 ( 新 任 ) 取 締 役 ( 社 外 取 締 役 ) 瀬 尾 信 雄 常 勤 監 査 役 浜 田 修 監 査 役 加 藤 英 明 監 査 役 ( 社 外 監 査 役 ) 黒 崎 功 一 監 査 役 ( 社 外 監 査 役 ) 浅 井 彰 二 郎 JVC ケンウッド ホールディングスに 執 行 役 員 制 度 を 導 入 したことにともない ケンウッド の 執 行 役 員 制 は 解 消 し 取 締 役 制 に 一 本 化 し ました J&Kテクノロジーズ 株 式 会 社 代 表 取 締 役 塩 畑 一 男 代 表 取 締 役 前 田 信 夫 取 締 役 中 沢 隆 平 取 締 役 犬 飼 真 取 締 役 小 宮 山 正 前 取 締 役 阿 部 重 徳 取 締 役 吉 村 具 彦 監 査 役 藤 田 聡 監 査 役 久 保 田 隆 博 Annual Report 2008 19

沿 革 日 本 ビクター 1927 日 本 ビクター 蓄 音 器 株 式 会 社 設 立 1939 日 本 初 のテレビジョン 受 像 機 完 成 1954 EPレコード 国 産 第 1 号 発 売 1956 45/45ステレオ 方 式 開 発 1958 ステレオLPレコード 国 産 第 1 号 国 産 初 の45/45ステレオ 再 生 装 置 STL-1S 発 売 [ 写 真 1] 1960 ビクターカラーテレビ 第 1 号 21CT-11B 発 売 1963 世 界 最 小 2ヘッド 業 務 用 VTR KV-200 発 売 1971 4チャンネルステレオレコード CD-4 発 売 1976 家 庭 用 VHSビデオカセッター 第 1 号 機 HR-3300 発 売 [ 写 真 2] 1978 第 1 回 東 京 ビデオフェスティバル 開 催 1980 UEFA 欧 州 サッカー 選 手 権 大 会 スポンサー 開 始 1984 第 1 回 JVCジャズフェスティバル 開 催 カメラ 一 体 型 VHSビデオムービー GR-C1 発 売 1986 世 界 最 小 最 軽 量 VHSビデオムービー GR-C7 発 売 1987 S-VHSビデオデッキ HR-S7000 発 売 1990 世 界 初 VHSコンパチブルビデオデッキ HR-SC1000 発 売 1991 業 界 初 16:9マルチワイドビジョン AV-36W1 発 売 1993 ハイビジョンテレビ 発 売 世 界 初 家 庭 用 W - V H S 規 格 ハイビジョンビデオデッキ HR-W1 発 売 1995 世 界 初 ポケットサイズデジタルムービー GR-DV1 発 売 [ 写 真 3] 1998 フルS-XGAの 高 解 像 度 D-ILAマルチメディアプロジェクター DLA-G10 発 売 2002 高 画 質 デジタルテレビ 技 術 DET 搭 載 テレビ1500iシリーズ AV-36/32Z1500 発 売 2003 世 界 初 家 庭 用 デジタルハイビジョンビデオカメラ GR-HD1 発 売 ウッドコーン スピーカー 搭 載 コンパクトコンポーネントシス テム EX-A1 発 売 2004 ハ ードディスクム ー ビ ー E v e r i o(エブリオ) G Z- MC100/MC200 発 売 2005 ハードディスクムービー Everio GZ-MG70/50/40 発 売 業 務 用 HDVカメラレコーダー GY-HD100 発 売 圧 縮 音 源 の 高 音 質 化 技 術 net K2 をビクターエンタテインメ ントと 共 同 開 発 業 界 初 の 倍 速 液 晶 ドライバー 搭 載 37V 型 液 晶 テレビ LT- 37LC70 発 売 2006 ハードディスクムービー Everio GZ-MG77/67 および 専 用 DVDライター CU-VD10 発 売 VHSビデオが 権 威 ある IEEEマイルストーン に 認 定 2007 家 庭 用 ビデオカメラで 世 界 初 1920フルハイビジョンを 実 現 した ハイビジョンハードディスクムービー Everio GZ- HD7 発 売 株 式 会 社 ケンウッドとの 資 本 業 務 提 携 および 経 営 統 合 の 検 討 発 表 D-ILAホームシアタープロジェクター DLA-HD100 発 売 2008 UEFA EURO 2008 TM オフィシャルパートナー 株 式 会 社 ケンウッドとの 共 同 持 株 会 社 設 立 による 経 営 統 合 で 合 意 世 界 最 長 1920フルハイビジョンで 最 長 約 50 時 間 記 録 を 実 現 したハイビジョンハードディスクムービー Everio GZ- HD40 発 売 [ 写 真 4] 世 界 で 初 めてブラウン 管 に 映 し 出 されたイの 字 1 STL-1S 2 HR-3300 3 GR-DV1 4 GZ-HD40 20 JVC ケンウッド ホールディングス 株 式 会 社

ケンウッド 1946 有 限 会 社 春 日 無 線 電 機 商 会 設 立 1947 高 性 能 ラジオパーツ( 高 周 波 コイル)の 製 造 に 成 功 1949 高 周 波 コイルがコイルとしては 日 本 で 初 めてNHK 認 定 規 格 に 合 格 1950 春 日 無 線 工 業 株 式 会 社 に 社 名 変 更 1957 日 本 メーカーとして 初 めてFMチューナーの 輸 出 を 開 始 [ 写 真 1] 1960 トリオ 株 式 会 社 に 社 名 変 更 1962 業 界 初 のトランジスタアンプを 発 売 1963 米 国 販 売 会 社 を 設 立 し 本 格 的 な 海 外 展 開 を 開 始 1966 業 界 で 初 めて 音 響 製 品 を 完 全 トランジスタ 化 1978 日 本 で 業 務 用 無 線 機 分 野 に 参 入 1979 シンガポールに 当 社 初 の 海 外 生 産 会 社 を 設 立 1980 米 国 でカーオーディオ 分 野 に 参 入 [ 写 真 2] 1981 KENWOOD をコーポレートブランドに 決 定 1982 FMラジオを 発 売 し ポータブルオーディオ 分 野 に 参 入 1983 米 国 で 業 務 用 無 線 機 分 野 に 本 格 参 入 [ 写 真 3] 1986 株 式 会 社 ケンウッド に 社 名 変 更 1991 F-1 用 無 線 機 システムを 開 発 し マクラーレンチームとオフィ シャル サプライヤー 契 約 を 開 始 1992 業 界 初 の1DINサイズGPSカーナビゲーションシステムを 発 売 し カーナビゲーション 分 野 に 参 入 [ 写 真 4] 1997 スバル フォレスター 二 代 目 レガシー にリアルフォーカス サウンドシステムを 供 給 し OEM 事 業 基 盤 を 確 立 2001 総 額 71 億 円 の 第 三 者 割 当 増 資 を 実 施 2002 2002 年 3 月 期 決 算 で 債 務 超 過 に 陥 り 抜 本 再 建 計 画 発 表 抜 本 再 建 計 画 アクションプラン 策 定 総 額 20 億 円 の 第 三 者 割 当 増 資 を 実 施 総 額 250 億 円 の 債 務 の 株 式 化 を 実 施 し 債 務 超 過 を 解 消 2003 2003 年 3 月 期 決 算 で 連 結 当 期 純 利 益 が 過 去 最 高 を 更 新 し V 字 回 復 を 実 現 2004 東 洋 通 信 機 株 式 会 社 から 無 線 事 業 を 譲 受 新 財 務 戦 略 を 完 了 し 繰 越 損 失 の 一 掃 第 一 回 A 種 優 先 株 式 の 消 却 金 融 協 定 の 終 了 と 有 利 子 負 債 の 大 幅 削 減 を 実 現 2005 デジタル 無 線 通 信 機 の 技 術 仕 様 標 準 化 の 共 同 研 究 に 関 して アイコム 株 式 会 社 と 資 本 技 術 提 携 を 締 結 6 期 ぶりの 復 配 を 実 施 第 一 回 B 種 優 先 株 式 を 焼 却 し 債 務 の 株 式 化 で 発 行 した 優 先 株 式 を 完 全 消 却 2007 欧 州 航 空 宇 宙 防 衛 大 手 EADSグループとデジタル 業 務 用 無 線 機 器 の 相 互 供 給 に 関 する 提 携 を 開 始 欧 州 のデジタル 業 務 用 無 線 システム 標 準 規 格 制 定 に 向 けて 任 意 団 体 を 発 足 米 国 無 線 通 信 システム 事 業 会 社 Zetron 社 を 子 会 社 化 日 本 ビクターと 資 本 業 務 提 携 を 締 結 日 本 ビクターの 第 三 者 割 当 増 資 ( 新 株 式 発 行 )に 対 する 払 込 と 株 式 取 得 を 完 了 日 本 ビクターとの 共 同 出 資 により 技 術 開 発 合 弁 会 社 J&Kテ クノロジーズ 株 式 会 社 を 設 立 新 デジタル 業 務 用 無 線 端 末 を 開 発 し 北 米 で 発 売 [ 写 真 5] 米 国 PND 大 手 ガーミン 社 と 市 販 向 けAV 一 体 型 カーナビゲー ションシステムの 独 占 販 売 協 定 を 締 結 2008 日 本 ビクターと 共 同 持 株 会 社 設 立 による 経 営 統 合 で 合 意 米 州 のデジタル 業 務 用 無 線 システム 標 準 規 格 の 普 及 推 進 活 動 を 目 的 に 任 意 団 体 を 発 足 1FMチューナー 2 米 国 で 販 売 した カーオーディオ 3 米 国 で 販 売 した 業 務 用 無 線 機 4GPSカーナビゲーション システム 5 新 デジタル 業 務 用 無 線 端 末 Annual Report 2008 21

ネットワーク( 海 外 ) 海 外 生 産 拠 点 会 社 名 所 在 地 主 要 生 産 品 目 JVC America, Inc. JVC Industrial de Mexico, S.A. de C.V. JVC Electronics Singapore Pte. Ltd. JVC Manufacturing Malaysia Sdn. Bhd. JVC Manufacturing (Thailand)Co., Ltd. JVC Optical Components (Thailand)Co., Ltd. P.T. JVC Electronics Indonesia JVC Beijing Electronic Industries Co., Ltd. Kenwood Electronics Bretagne S.A. Kenwood Electronics Technologies (S)Pte. Ltd. Kenwood Electronics Technologies (M)Sdn. Bhd. Shanghai Kenwood Electronics Co. Ltd. Tuscaloosa, Alabama, U.S.A. Tijuana, Mexico Singapore Selangor, Malaysia Navanakorn, Thailand Nakhonratchasima,Thailand West Java, Indonesia Beijing, China Janze, France Singapore Johor Bahru, Malaysia Shanghai, China CD DVDディスク(パッケージソフト) テレビ カーエレクトロニクス ビデオカメラ ホームオーディオ テレビ 業 務 用 機 器 部 品 ( 光 ピックアップ 他 ) ホームオーディオ カーエレクトロニクス ビデオカメラ カーエレクトロニクス 無 線 機 器 カーエレクトロニクス ホームオーディオ カーエレクトロニクス 無 線 機 器 ホームオーディオ 部 品 ( 光 ディスクドライブ) J&Kテクノロジーズの 子 会 社 22 JVC ケンウッド ホールディングス 株 式 会 社

地 域 本 社 販 売 会 社 : 欧 州 会 社 名 JVC Europe Ltd.( 日 本 ビクター 地 域 本 社 ) JVC (U.K.)Ltd. JVC Professional Europe Ltd. JVC France S.A.S. JVC Deutschland GmbH JVC Professional Europe Ltd. Frankfurt Branch JVC Italia S.p.A. JVC Professional Europe Ltd. Milano Branch JVC Espana, S.A. JVC Benelux B.V. JVC Professional Belgium S.A. / N.V. JVC Danmark A/S JVC Svenska AB JVC Norge A/S JVC Schweiz AG JVC International (Europe)GmbH JVC Polska Sp. Zo. o. JVC Czech spol. s.r.o. OOO JVC CIS Kenwood Electronics Europe B.V. Kenwood Electronics Belgium N.V. Kenwood Electronics UK Limited Kenwood Electronics Deutschland GmbH Kenwood Electronics France S.A. Kenwood Electronics Italia S.p.A. Kenwood Iberica, S.A. 地 域 本 社 販 売 会 社 : 米 州 会 社 名 JVC Americas Corp.( 日 本 ビクター 地 域 本 社 ) JVC Company of America JVC Professional Products Company JVC Mobile Company of America JVC Canada Inc. JVC Latin America, S.A. JVC do Brasil Ltda. Kenwood U.S.A. Corporation Kenwood U.S.A. Corporation Communications Sector Kenwood Electronics Canada Inc. Kenwood Electronics Latin America S.A. Kenwood Electronics Brasil Ltda. 所 在 地 United Kingdom United Kingdom United Kingdom France Germany Germany Italy Italy Spain The Netherlands Belgium Denmark Sweden Norway Switzerland Austria Poland Czech Republic Russia The Netherlands Belgium United Kingdom Germany France Italy Spain 所 在 地 U.S.A. U.S.A. U.S.A. U.S.A. Canada Panama Brazil U.S.A. U.S.A. Canada Panama Brazil 地 域 本 社 販 売 会 社 :アジア オセアニア 中 東 アフリカ 会 社 名 所 在 地 JVC Asia Pte. Ltd.( 日 本 ビクター 地 域 本 社 ) Singapore JVC ASIA Pte. Ltd. Sales & Service Division Singapore JVC Sales & Service (Malaysia)Sdn. Bhd. Malaysia JVC Sales & Service (Thailand)Co., Ltd. Thailand JVC (Philippines), Inc. Philippins JVC Vietnam Limited Vietnam JVC Taiwan Corp. Taiwan JVC Gulf FZE U.A.E. Kenwood Electronics Singapore Pte Ltd. Singapore Kenwood Electronics Australia Pty. Ltd. Australia Kenwood Electronics (Malaysia)Sdn. Bhd. Malaysia Kenwood Electronics (Thailand)Co., Ltd. Thailand Kenwood Electronics Gulf Fze U.A.E. 統 括 会 社 販 売 会 社 : 中 国 会 社 名 JVC (China)Investment Co., Ltd. Kenwood Electronics (Hong Kong)Ltd. Kenwood Electronics Trading (Shanghai) Co. Ltd. その 他 の 主 要 海 外 関 係 会 社 会 社 名 JVC Forex (U.K.)Limited JVC Logistics Europe N.V. JVC Industrial America, Inc. JVC Finance of America JVC Trading (Shanghai)Co., Ltd. Beijing JVC AV Equipment Co., Ltd. Beijing Kelin JVC Electronic System Engineering Co., Ltd. JVC Purchasing Center (H.K.), Ltd. Kuang Yuan Co., Ltd. JVC Procurement Asia (A Division Company of JVC Electronics Singapore Pte. Ltd.) Zetron, Inc. Zetron, Uk Ltd. Zetron Australasia Pty Ltd., Zetron Australasia Air Systems Pty Ltd. 所 在 地 China China China 所 在 地 United Kingdom Belgium U.S.A. U.S.A. China China China Hong Kong Taiwan Singapore U.S.A. United Kingdom Australia Australia Annual Report 2008 23

ネットワーク( 国 内 ) 国 内 R&Dセンター 事 業 所 拠 点 名 所 在 地 主 要 研 究 開 発 品 目 日 本 ビクター 本 社 ( 横 浜 ) 工 場 日 本 ビクター 久 里 浜 技 術 センター ケンウッド 八 王 子 事 業 所 ケンウッド 横 浜 事 業 所 神 奈 川 県 横 浜 市 神 奈 川 県 横 須 賀 市 東 京 都 八 王 子 市 神 奈 川 県 横 浜 市 ビデオカメラ テレビなど ビデオカメラ テレビ プロジェクターなど カーエレクトロニクス ホームオーディオ 無 線 機 器 国 内 主 要 生 産 拠 点 拠 点 名 所 在 地 主 要 生 産 品 目 日 本 ビクター 横 須 賀 工 場 日 本 ビクター 前 橋 工 場 日 本 ビクター 大 和 工 場 日 本 ビクター 八 王 子 工 場 ビクタークリエイティブメディア( 株 ) 林 間 工 場 ビクターインテリア( 株 ) ( 株 ) 山 形 ケンウッド ( 株 ) 長 野 ケンウッド ( 株 )ケンウッド デバイス 神 奈 川 県 横 須 賀 市 群 馬 県 前 橋 市 神 奈 川 県 大 和 市 東 京 都 八 王 子 市 神 奈 川 県 大 和 市 静 岡 県 袋 井 市 山 形 県 鶴 岡 市 長 野 県 伊 那 市 神 奈 川 県 横 浜 市 ビデオカメラ プロジェクター D-ILAデバイス 部 品 ( 基 板 ) ホームオーディオ DVDディスク(パッケージソフト) 部 品 ( 光 ピックアップ) 金 型 業 務 用 機 器 教 育 用 機 器 情 報 機 器 CD DVD(パッケージソフト) インテリア 家 具 カーエレクトロニクス カーナビゲーション 無 線 機 器 ホームオーディオ カーエレクトロニクス カーナビゲーション 光 ディスクメカなど 部 品 J&Kテクノロジーズの 子 会 社 国 内 主 要 連 結 子 会 社 拠 点 名 所 在 地 事 業 内 容 山 陰 ビクター 販 売 ( 株 ) 沖 縄 ビクター 販 売 ( 株 ) ビクターアークス( 株 ) ビクターエンタテインメント( 株 ) ( 株 )テイチクエンタテインメント JVCエンタテインメント( 株 ) 日 本 レコードセンター( 株 ) ビクタークリエイティブメディア( 株 ) ビクターファイナンス( 株 ) ビクターファシリティマネジメント( 株 ) ビクターサービスエンジニアリング( 株 ) ビクターロジスティクス( 株 ) ビクターパーツ&テクニカルサポート( 株 ) ( 株 )ケンウッド ケネックス ( 株 )ケンウッド ジオビット ( 株 )ケンウッド コア ( 株 )ケンウッド サービス ( 株 )ケンウッド デザイン ( 株 )ケンウッド アドミ ( 株 )ケンウッド パーソネル ( 株 )ケンウッド エンジニアリング 島 根 県 松 江 市 沖 縄 県 宜 野 湾 市 東 京 都 港 区 東 京 都 港 区 東 京 都 渋 谷 区 東 京 都 港 区 神 奈 川 県 厚 木 市 神 奈 川 県 大 和 市 神 奈 川 県 横 浜 市 東 京 都 港 区 千 葉 県 浦 安 市 神 奈 川 県 横 浜 市 神 奈 川 県 横 浜 市 東 京 都 目 黒 区 東 京 都 渋 谷 区 神 奈 川 県 横 浜 市 神 奈 川 県 横 浜 市 東 京 都 目 黒 区 東 京 都 八 王 子 市 東 京 都 八 王 子 市 東 京 都 八 王 子 市 卸 売 卸 売 業 務 用 音 響 映 像 機 器 の 販 売 オーディオ ビデオソフト 等 の 企 画 制 作 販 売 オーディオ ビデオソフト 等 の 企 画 制 作 販 売 コンテンツの 開 発 企 画 制 作 ネット 配 信 など オーディオソフト 等 の 物 流 業 務 CD DVD(パッケージソフト)の 製 造 金 融 および 経 営 コンサルティング 不 動 産 の 管 理 売 買 および 賃 貸 民 生 業 務 用 機 器 のアフターサービス 等 物 流 業 務 補 修 部 品 の 販 売 物 流 音 響 機 器 通 信 機 器 の 販 売 等 携 帯 電 話 機 の 販 売 代 理 業 務 ソフトバンク 専 売 ショップの 運 営 等 各 種 通 信 機 器 の 製 造 販 売 ソフトウェアの 開 発 販 売 等 音 響 機 器 通 信 機 器 などのアフターサービス 等 音 響 機 器 通 信 機 器 などの 工 業 デザインの 企 画 製 作 総 務 人 事 経 理 業 務 等 の 受 託 人 材 派 遣 人 材 紹 介 等 技 術 者 派 遣 および 技 術 関 連 受 託 等 24 JVC ケンウッド ホールディングス 株 式 会 社

会 社 概 要 (2008 年 10 月 1 日 現 在 ) 共 同 持 株 会 社 商 号 JVC ケンウッド ホールディングス 株 式 会 社 ( 英 文 名 :JVC KENWOOD Holdings, Inc.) 事 業 内 容 カーエレクトロニクス 事 業 ホーム&モバイルエレクトロニクス 事 業 業 務 用 システム 事 業 エンタテインメント 事 業 等 を 営 む 会 社 の 株 式 または 持 分 を 保 有 することによる 当 該 会 社 の 事 業 活 動 の 管 理 設 立 2008 年 10 月 1 日 本 店 所 在 地 神 奈 川 県 横 浜 市 神 奈 川 区 守 屋 町 三 丁 目 12 番 地 上 場 取 引 所 東 京 証 券 取 引 所 市 場 第 一 部 証 券 コード 6632 従 業 員 数 654 人 (グループ 全 体 23,089 人 ) 資 本 金 100 億 円 純 資 産 未 定 総 資 産 未 定 決 算 期 3 月 末 日 URL http://www.jk-holdings.com/ 事 業 会 社 商 号 事 業 内 容 設 立 本 店 所 在 地 従 業 員 数 日 本 ビクター 株 式 会 社 ( 英 文 名 :Victor Company of Japan, Limited) オーディオ ビジュアル コンピュータ 関 連 の 民 生 用 業 務 用 機 器 並 びに 磁 気 テープ ディスク 等 の 研 究 開 発 製 造 販 売 1927 年 9 月 13 日 神 奈 川 県 横 浜 市 神 奈 川 区 守 屋 町 三 丁 目 12 番 地 単 体 3,594 人 連 結 13,936 人 商 号 株 式 会 社 ケンウッド ( 英 文 名 :Kenwood Corporation) 事 業 内 容 カーエレクトロニクス 関 連 コミュニケーションズ 関 連 およびホームエレクトロニクス 関 連 の 製 造 販 売 並 びにこれに 附 帯 関 連 する 事 業 設 立 1946 年 12 月 21 日 本 店 所 在 地 東 京 都 八 王 子 市 石 川 町 2967 番 地 3 従 業 員 数 単 体 708 人 連 結 2,198 人 商 号 J&Kテクノロジーズ 株 式 会 社 ( 英 文 名 :J&K Technologies Corp.) 事 業 内 容 自 動 車 用 電 装 品 その 他 の 自 動 車 用 部 品 音 響 機 器 映 像 機 器 電 気 電 子 機 械 器 具 の 研 究 開 発 設 計 および 製 造 並 びにこれらに 付 帯 する 一 切 の 業 務 設 立 2007 年 10 月 1 日 本 店 所 在 地 東 京 都 八 王 子 市 石 川 町 2967 番 地 3 従 業 員 数 単 体 894 人 連 結 6,301 人 Annual Report 2008 25