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東 京 女 子 医 科 大 学 雑 誌 第 53 巻 ( 第 l 号 ~12 号 )




~ 第 日 ~ 隆 子 1038~ 建 次 1044~ 小 坂 博 美 1053~ 篤 子 桐 淵 和 子 伊 藤 景 子 1064~ 忠 倉 光 秀 麿 織 畑 秀 夫 1069~ 誠 佐 藤 昭 人 藤 波 睦 代 1074~1079 飯 田 富 雄 松 本 紀 夫 梶 原 哲 郎 1080~


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Ⅰ. 改訂内容 ( 部変更 ) ペルサンチン 錠 12.5 改 訂 後 改 訂 前 (1) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本剤の作用が増強され, 副作用が発現するおそれがあるので, 併用しないこと ( 過量投与 の項参照) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本

ジーラスタを使用される患者さんへ:がん化学療法による「発熱性好中球減少症」の発症を抑えるために<お薬説明書>

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使用上の注意 1. 慎重投与 ( 次の患者には慎重に投与すること ) 1 2X X 重要な基本的注意 1TNF 2TNF TNF 3 X - CT X 4TNFB HBsHBcHBs B B B B 5 6TNF 7 8dsDNA d

減量・コース投与期間短縮の基準


タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg タペンタ 錠 100mg に係る 販売名 タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 有効成分 タペンタ 錠 100mg 製造販売業者 ヤンセンファーマ株式会社 薬効分類 821 提出年月 平成 30 年


スライド 1

フィルグラスチムBS注75μgシリンジ「モチダ」フィルグラスチムBS注150μgシリンジ「モチダ」フィルグラスチムBS注300μgシリンジ「モチダ」

医師主導治験 急性脊髄損傷患者に対する顆粒球コロニー刺激因子を用いたランダム化 プラセボ対照 二重盲検並行群間比較試験第 III 相試験 千葉大学大学院医学研究院整形外科 千葉大学医学部附属病院臨床試験部 1



1. 医薬品リスク管理計画を策定の上 適切に実施すること 2. 国内での治験症例が極めて限られていることから 製造販売後 一定数の症例に係るデータが集積されるまでの間は 全 症例を対象に使用成績調査を実施することにより 本剤使用患者の背景情報を把握するとともに 本剤の安全性及び有効性に関するデータを


●70974_100_AC009160_KAPヘ<3099>ーシス自動車約款(11.10).indb

「ガスメット錠10mg・20mg」「ガスメットD錠10mg・20mg」使用上の注意改訂のお知らせ

添付文書情報 の検索方法 1. 検索条件を設定の上 検索実行 ボタンをクリックすると検索します 検索結果として 右フレームに該当する医療用医薬品の販売名の一覧が 販売名の昇順で表示されます 2. 右のフレームで参照したい販売名をクリックすると 新しいタブで該当する医療用医薬品の添付文書情報が表示され

改訂後 ⑴ 依存性連用により薬物依存を生じることがあるので 観察を十分に行い 用量及び使用期間に注意し慎重に投与すること また 連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により 痙攣発作 せん妄 振戦 不眠 不安 幻覚 妄想等の離脱症状があらわれることがあるので 投与を中止する場合には 徐々に

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スライド 1


Microsoft Word - オーソ_201302_Final.docx

用法 用量 発作性夜間ヘモグロビン尿症における溶血抑制 mg mg mg mg kg 30kg 40kg 20kg 30kg 10kg 20kg 5kg 10kg 1900mg mg mg mg

鑑-H リンゼス錠他 留意事項通知の一部改正等について


改訂前 用法 用量 多発性骨髄腫デキサメタゾンとの併用において 通常 成人にはレナリドミドとして 1 日 1 回 25 mg を 21 日間連日経口投与した後 7 日間休薬する これを 1 サイクルとして投与を繰り返す なお 患者の状態により適宜減量する 5 番染色体長腕部欠失を伴う骨髄異形成症候群

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モビコール 配合内用剤に係る 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 モビコール 配合内用剤 有効成分 マクロゴール4000 塩化ナトリウム 炭酸水素ナトリウム 塩化カリウム 製造販売業者 EA ファーマ株式会社 薬効分類 提出年月 平成 30 年 10 月 1.1. 安全

1)~ 2) 3) 近位筋脱力 CK(CPK) 高値 炎症を伴わない筋線維の壊死 抗 HMG-CoA 還元酵素 (HMGCR) 抗体陽性等を特徴とする免疫性壊死性ミオパチーがあらわれ 投与中止後も持続する例が報告されているので 患者の状態を十分に観察すること なお 免疫抑制剤投与により改善がみられた

清水新二教授 略歴



より詳細な情報を望まれる場合は 担当の医師または薬剤師におたずねください また 患者向医薬品ガイド 医療専門家向けの 添付文書情報 が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています

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査を実施し 必要に応じ適切な措置を講ずること (2) 本品の警告 効能 効果 性能 用法 用量及び使用方法は以下のとお りであるので 特段の留意をお願いすること なお その他の使用上の注意については 添付文書を参照されたいこと 警告 1 本品投与後に重篤な有害事象の発現が認められていること 及び本品


改訂後改訂前 << 効能 効果に関連する使用上の注意 >> 関節リウマチ 1. 過去の治療において 少なくとも1 剤の抗リウマチ薬 ( 生物製剤を除く ) 等による適切な治療を行っても 疾患に起因する明らかな症状が残る場合に投与すること 2. 本剤とアバタセプト ( 遺伝子組換え ) の併用は行わな

医薬品の添付文書等を調べる場合 最後に 検索 をクリック ( 下部の 検索 ボタンでも可 ) 特定の文書 ( 添付文書以外の文書 ) の記載内容から調べる場合 検索 をクリック ( 下部の 検索 ボタンでも可 ) 最後に 調べたい医薬品の名称を入力 ( 名称の一部のみの入力でも検索可能

(2) レパーサ皮下注 140mgシリンジ及び同 140mgペン 1 本製剤については 最適使用推進ガイドラインに従い 有効性及び安全性に関する情報が十分蓄積するまでの間 本製剤の恩恵を強く受けることが期待される患者に対して使用するとともに 副作用が発現した際に必要な対応をとることが可能な一定の要件

社 内 資 料 ムルキナ 点 眼 液 0.1%の 生 物 学 的 同 等 性 について Ⅰ. 要 旨 プラノプロフェン 0.1% 含 有 点 眼 液 ムルキナ 点 眼 液 0.1%について 他 社 市 販 品 (ニフラン 点 眼 液 千 寿 製 薬 株 式 会 社 )を 対 照 製 剤 とし 薬 理

クラリチンドライシロップ 1% クラリチン錠 10mg クラリチンレディタブ錠 10mg 第 1 部申請書等行政情報及び添付文書に関する情報 (7) 同種同効品一覧 シェリング プラウ株式会社

食欲不振 全身倦怠感 皮膚や白目が黄色くなる [ 肝機能障害 黄疸 ] 尿量減少 全身のむくみ 倦怠感 [ 急性腎不全 ] 激しい上腹部の痛み 腰背部の痛み 吐き気 [ 急性膵炎 ] 発熱 から咳 呼吸困難 [ 間質性肺炎 ] 排便の停止 腹痛 腹部膨満感 [ 腸閉塞 ] 手足の筋肉の痛み こわばり

「             」  説明および同意書

AD / HD支援の現在と「臨床社会学」の可能性

オクノベル錠 150 mg オクノベル錠 300 mg オクノベル内用懸濁液 6% 2.1 第 2 部目次 ノーベルファーマ株式会社

ハイゼントラ20%皮下注1g/5mL・2g/10mL・4g/20mL

資料 3 1 医療上の必要性に係る基準 への該当性に関する専門作業班 (WG) の評価 < 代謝 その他 WG> 目次 <その他分野 ( 消化器官用薬 解毒剤 その他 )> 小児分野 医療上の必要性の基準に該当すると考えられた品目 との関係本邦における適応外薬ミコフェノール酸モフェチル ( 要望番号



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ヒアルロン酸ナトリウム架橋体製剤 特定使用成績調査

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10,000 L 30,000 50,000 L 30,000 50,000 L 図 1 白血球増加の主な初期対応 表 1 好中球増加 ( 好中球 >8,000/μL) の疾患 1 CML 2 / G CSF 太字は頻度の高い疾患 32


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3. 安全性本治験において治験薬が投与された 48 例中 1 例 (14 件 ) に有害事象が認められた いずれの有害事象も治験薬との関連性は あり と判定されたが いずれも軽度 で処置の必要はなく 追跡検査で回復を確認した また 死亡 その他の重篤な有害事象が認められなか ったことから 安全性に問

2. 研 究 内 容 本 研 究 は 高 齢 者 施 設 に 入 所 する 高 齢 者 ( 平 均 年 齢 85 歳 )72 名 および 職 員 ( 平 均 年 齢 37 歳 )20 名 をそれぞれ 無 作 為 に2 群 に 分 け L. casei シロタ 株 を 含 むプロバイオティクス 飲 料

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未承認薬 適応外薬の要望に対する企業見解 ( 別添様式 ) 1. 要望内容に関連する事項 会社名要望された医薬品要望内容 CSL ベーリング株式会社要望番号 Ⅱ-175 成分名 (10%) 人免疫グロブリン G ( 一般名 ) プリビジェン (Privigen) 販売名 未承認薬 適応 外薬の分類

BLF57E002C_ボシュリフ服薬日記_ indd

23103.indd

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蜘蛛<女>への洗礼 : J.ゴットヘルフ「黒い蜘蛛」におけるスイス村落共同体


Transcription:

Title 表 紙, 目 次, 奥 付 等 Author(s) Journal 東 京 女 子 医 科 大 学 雑 誌, 85( 臨 時 増 刊 1( 医 学 部 外 科 学 ( 第 2) 講 座 亀 岡 信 悟 教 授 退 任 記 念 特 別 2)), 2015 URL http://hdlhandlenet/10470/31036 Twinkle:Tokyo Women's Medical University - http://irtwmuacjp/dspace/

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~JINOMOTO@ モピ"a,,J~ 配 合 内 用 剤

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- :I:ti"J 佐 ~~ 岡 田 悶 悶 翻 ~"~~~ 聞 自 悶 悶 抑 liil'l 酒 - :I:ti"~ r: 坦 町 罰 官 m コü 〆 ヲ~~プ 注 腸 20mg - :J:I ::t'nni ::ti~ 佐 冒 事 情 需 I'lIJI'l 冒 ~

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平成二十七年三月三十一日発行(偶数月二十五日発行) 東京女子医科大学雑誌 2 骨髄中の芽球が十分減少していない骨髄性白血病の患者及び末 梢血液中に骨髄芽球の認められる骨髄性白血病の患者[芽球が U 重要な基本的注意j I 重大な副作用jの項 増加することがある l 参照) がん化学療法による発熱性好中球減少症の発症抑制 i < 効能 効果に関連する使用上の注意> :1海床試験に組み入れられた患者における発熱性好中球減少症発現のリスク等について 臨床 1 1 成績 の項の内容を熟知し 本剤の有効性及び安全性を十分理解した上で 適応患者の選択を l i 行うこと i 2 本剤を使用する際には 国内外の最新のガイドライン等を参考にする乙と :<用法 用量に関連する使用上の注意> ;がん化学療法剤の投与開始 14日前から投与終了後 24時間以内に本剤を投与した場合の安全 l ;性は確立していない その他の詳細は製品添付文書をご参照ください 禁忌を含む使用上の注意の改訂に十分ご注意ください 製造販売元 干 100 8185 持続型G CSF 製剤 ヨーラスヲ⑮皮下注 36mg 園 盟国置園盟国富" 1 注)注意ー医師等の処方護により使用する乙と 置冨I J $ & " I 冨置置璽醤盟国 2014年 1 1月作成 ⑮登録商標 東京女子医科大学学会 協和発酵ヰリン株式会社 東京都千代田区大手町一丁目 6番 1号 発行所 1慎重投与(次の患者には慎重に投与すること) (1)薬物過敏症の既往歴のある患者 ( 2 )アレルギー素因のある患者 2 重要な基本的注意 ( 1 )ショック アナフィラキシ一等が起こることがあるので このような場合には本剤の投与を中止する などの適切な処置を行うこと また 過敏症等の反応 を予測するために 使用に際しては十分 な問診を行うとともに あらかじめ本剤による皮膚反応試験を行うことが望ましい ( 2 )本剤投与により骨痛 背部痛等が起こることがあるので このような場合には非麻薬性鎮痛剤を 投与するなどの適切な処置を行うこと ( 3 )急性骨髄性白血病患者では本剤投与により芽球の増加を促進させることがあるので 定期的 に血液検査及ひ号骨髄検査を行い 芽球の増加が認められた場合には本剤の投与を中止するなど の適切な処置を行うこと 圏内臨床試験の安全性評価対象例 632 例中 副作用(臨床検査値異常を含む)の発現例は 474 例( 7 5 0 )であった 主な副作用 ( 5 0 以上)は LDH上昇 162 例( 2 5 6 ) 背部痛 1 2 1例 ( 1 9 1 ) 発熱9 1例 ( 1 44) 関節痛 90 例( 1 4 2 ) 倦怠感 65 例(10 3 ) ALT(GPT)上昇 6 1例 ( 9 7 ) Al-P上昇 6 1例 ( 9 7 ) 頭痛 5 3例 ( 84) 筋肉痛 5 1例 ( 8 1 ) AST(GOT)上 昇 45 例( 7 1 ) 白血球増加45 例( 7 1 ) 好中球増加 4 1例 ( 6 5 ) 発疹 37 例( 5 9 ) リンパ球 減少 35 例( 5 5 )等で あった [承認時] (1)重大な副作用 1 )ショック アナフィラキシー(頻度不明):ショッ夕 アナフィラキシーを起こすことがあるので 観 察を十分に行い 異常が認められた場合には 本剤の投与を中止するなどの適切な処置を 行うこと 2 )間質性肺疾患 (05):肺臓炎 肺障害等の間質性肺疾患が発現又は増悪することがあ るので 観察を十分に行い 発熱 咳験 呼吸困難及び胸部X線検査異常等が認められた 場合には 副腎皮質ホルモン剤の投与等を考慮し 本剤の投与を中止するなどの適切な処 置を行うこと 3 )急性呼吸窮迫症候群(頻度不明):急性呼吸窮迫症候群が発現することがあるので 観 察を十分に行い 急速に進行する呼吸困難 低酸素血症 両側性びまん性肺浸潤影等 の胸部X線異常等が認められた場合には 呼吸管理等の実施を考慮し 本剤の投与を中 止するなどの適切な処置を行うこと 4 )芽球の増加(頻度不明):急性骨髄性白血病において 芽球の増加を促進させることが あるので 観察を十分に行い 芽球の増加が認められた場合には 本剤の投与を中止する などの適切な処置を行う乙と 5 )牌腫 (03) 牌破裂(鎮度不明):牌腫 牌破裂が発現することがあるので 血液学的検 査値の推移に留意するとともに 腹部超音波検査等により観察を十分に行い 牌臓の急激 な腫大が認められた場合には 本剤の投与を中止するなどの適切な処置を行うこと 6 )毛細血管漏出症候群(鏡度不明):毛細血管漏出症候群が発現することがあるので 観察 を十分に行い 低血圧 低アルブミン血症 浮躍 肺水腫 胸水 腹水 血液濃縮等が認めら れた場合には 本剤の投与を中止するなどの適切な処置を行うこと 7)Sweet 症候群(頻度不明):Sweet症候群が発現することがあるので 観察を十分に行 い 異常が認められた場合には 本剤の投与を中止するなどの適切な処置を行う乙と 8 )皮膚血管炎(類度不明):皮膚血管炎が発現することがあるので 観察を十分に行い 異常が 認められた場合には 本剤の投与を中止するなどの適切な処置を行うこと 臨時増刊1号 1 本剤の成分又は他の頼粒球コロニー形成刺激因子製剤に過敏症 の患者 m w巻 3 副作用 禁忌(次の患者には投与しないこと)