務 の 相 談 を 受 け 助 言 や 啓 発 などを 行 う 消 費 生 活 センターは 決 して 独 立 行 政 法 人 国 民 生 活 センターの 下 部 組 織 ではありませんが 国 民 生 活 センターで 消 費 生 活 センターの 相 談 員 が 研 修 するなど 両 者 は 不 離 一



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平 成 25 年 06 月 13 消 費 者 問 題 特 別 委 員 会 での 会 議 録 上 西 委 員 日 本 維 新 の 会 上 西 小 百 合 です 通 告 に 従 って 質 問 させていただきます 去 る 六 月 九 日 皇 太 子 殿 下 と 雅 子 妃 殿 下 が 御 成 婚 二 十 周 年 を 迎 えられましたことが 大 きく 報 道 されました ま さに 御 同 慶 の 至 りでございます 御 成 婚 当 時 私 はまだ 小 学 四 年 生 で 突 然 学 校 が 休 日 になってうれしかった 程 度 の 記 憶 しかないのですが 成 人 してさまざま 勉 強 するうちに その 御 成 婚 の 直 後 自 民 党 が 分 裂 し 宮 沢 内 閣 の 不 信 任 決 議 により 衆 議 院 が 解 散 最 後 の 中 選 挙 区 制 度 による 総 選 挙 で 細 川 連 立 内 閣 が 成 立 して 日 本 の 政 治 が 大 きく 変 わる 契 機 となった ころだと 知 りました ちょうどそのころ 日 本 は 政 治 改 革 とともに 製 造 物 責 任 法 いわゆるPL 法 が 話 題 になり 総 選 挙 後 に 可 決 成 立 しているのですが 消 費 者 が 安 心 して 買 い 物 できるように 瑕 疵 があれば 製 造 者 の 責 任 が 追 及 でき 損 害 賠 償 責 任 を 負 わせるように 消 費 者 サイドに 立 つべきか 瑕 疵 担 保 責 任 を 限 りなく 製 造 者 ばかりに 負 わせて いれば 万 が 一 のことがあれば 中 小 企 業 はたちまちに 破 綻 してしまうから 大 企 業 に 限 るべきだなどの 激 論 が 交 わ された 模 様 です 立 法 する 際 には 立 ち 位 置 によりメリット デメリット 表 裏 一 体 であることを 如 実 に 示 す 話 だと 思 います 先 般 の 本 委 員 会 での 審 議 で 日 本 維 新 の 会 が 附 帯 決 議 を 提 案 した 上 で 可 決 成 立 した 食 品 表 示 法 案 も 同 様 でした 国 民 が 安 心 安 全 に 食 生 活 を 送 るには 厳 密 な 食 品 表 示 を 生 産 者 等 に 求 め 厳 しく 対 応 すべきでありますが 過 度 の 要 求 は 小 規 模 な 生 産 者 に 過 酷 になるケースも 考 えられ 消 費 者 と 中 小 業 者 間 のバランスが 問 われた 事 案 でした しかし このたび テーマとなっています 消 費 者 の 財 産 的 被 害 の 集 団 的 な 回 復 のための 民 事 の 裁 判 手 続 の 特 例 に 関 する 法 律 案 は おおむね 善 良 なる 消 費 者 しかも 大 体 がまだ 右 も 左 もわからない 若 年 層 から 高 齢 者 対 悪 徳 業 者 との 闘 いにおいて 弱 者 救 済 すなわち 消 費 者 擁 護 の 面 に 重 きを 置 くべきことは 疑 う 余 地 もあ りません 確 かに この 法 律 が 成 立 すると 消 費 者 訴 訟 が 乱 発 するのではないかと 心 配 する 企 業 の 話 も 伺 いますが やはり 悪 は 眠 らせない 被 害 者 の 泣 き 寝 入 りはさせないとのスタンスで 論 ずるべきだと 思 います 先 ほど 岩 永 委 員 からも 悪 質 業 者 のお 話 がありましたが 私 は 四 月 十 一 日 の 当 委 員 会 で 押 し 買 い オーナー 商 法 などの 数 々の 悪 徳 商 法 を 例 示 し 被 害 弱 者 の 救 済 法 などを 質 問 いたしました そうした 悪 徳 商 法 が 摘 発 され ると 必 ずと 言 ってよいほど ニュースでは 消 費 生 活 センターへの 相 談 件 数 がふえ その 被 害 額 は 円 に 上 るというのが 常 套 句 になっています また 先 般 の 本 会 議 での 我 が 党 重 徳 議 員 の 質 問 の 答 弁 で 森 大 臣 は 消 費 者 被 害 に 対 し 消 費 者 にとって 最 も 身 近 であり 認 知 度 も 高 い 相 談 窓 口 と 消 費 生 活 センターを 位 置 づけていらっしゃいました そこで お 伺 いいたします 地 方 自 治 体 が 設 置 し 消 費 者 の 購 入 した 商 品 販 売 方 法 などの 苦 情 を 受 けたり 商 品 テストをしたり 多 重 債

務 の 相 談 を 受 け 助 言 や 啓 発 などを 行 う 消 費 生 活 センターは 決 して 独 立 行 政 法 人 国 民 生 活 センターの 下 部 組 織 ではありませんが 国 民 生 活 センターで 消 費 生 活 センターの 相 談 員 が 研 修 するなど 両 者 は 不 離 一 体 です その 国 民 生 活 センターを 二 〇 〇 七 年 十 月 時 の 福 田 総 理 が 訪 問 し 消 費 者 目 線 の 政 策 を 重 視 したあかしのよ うに 機 能 強 化 構 想 を 打 ち 出 し その 後 二 〇 〇 九 年 四 月 には 重 要 消 費 者 紛 争 を 対 象 に 国 民 生 活 センター 裁 判 外 紛 争 解 決 手 続 の 制 度 が 始 まるなどしています しかしながら 福 田 内 閣 の 前 は 第 一 次 安 倍 内 閣 でした その 安 倍 内 閣 当 時 国 民 生 活 センターのその 後 のあり 方 などを 考 える 検 討 委 員 会 が 設 置 され 国 民 から の 直 接 相 談 受 け 付 けを 廃 止 すること 商 品 テストは 外 部 委 託 すること テストをするための 施 設 や 設 備 そして 測 定 機 器 の 更 新 ストップなど 国 民 生 活 センター の 大 幅 な 機 能 縮 小 を 提 言 されていました 安 倍 総 理 の 突 然 の 退 陣 でその 提 言 は 実 現 せず それに 続 いた 消 費 者 目 線 の 福 田 内 閣 でむしろ 充 実 し 機 能 強 化 したのが 国 民 生 活 センターですが その 数 年 後 民 主 党 政 権 下 では 独 立 行 政 法 人 の 事 業 仕 分 けの 一 環 で 大 幅 な 見 直 しがなされ 現 在 に 至 っています しかし まだ 第 一 次 安 倍 内 閣 当 時 に 出 された 提 言 が 全 て 実 行 されているわけではありません その 安 倍 総 理 が 再 び 登 板 された 今 政 府 は 国 民 生 活 センターを 一 体 どのように 位 置 づけ そしてどのようにされようとしている のか 詳 しい 御 説 明 をお 願 いします また 自 治 体 により 名 称 がさまざまであるため 本 会 議 の 御 答 弁 では 森 大 臣 が 消 費 生 活 センター 等 の 相 談 窓 口 と 等 という 言 葉 を 使 われて その 整 備 を 支 援 し 周 知 を 図 っているとのことでした 既 に 八 一 七 %の 方 が 周 知 しているとも 語 られた 消 費 生 活 センターをどのような 形 でさらに 国 民 消 費 者 に 啓 発 されているのか どのような 支 援 をされているのかを 具 体 的 にお 願 いいたします 委 員 長 退 席 西 川 ( 京 ) 委 員 長 代 理 着 席 森 国 務 大 臣 御 質 問 ありがとうございます 国 民 生 活 センターの それぞれの 内 閣 の 中 で 翻 弄 されてきたかわいそうな 歴 史 を 今 披 瀝 していただきましたけ れども 私 も 弁 護 士 時 代 この 国 民 生 活 センター で 働 いていたこともございまして この 国 民 生 活 センターの 直 接 相 談 機 能 というのがいつも 要 らないと 言 われたり 福 田 内 閣 のときにはそこを 私 が 提 案 して 訪 問 してい ただいて 重 要 性 を 認 識 していただいたんです 直 接 相 談 というのは まず 各 地 の 消 費 生 活 センターに 相 談 窓 口 があるから 要 らないと 言 うような 方 もいらっ しゃるんですけれども 国 民 生 活 センターという のが 委 員 のおっしゃったように 消 費 生 活 センターと 不 離 一 体 です そして 政 府 に 政 策 を 提 言 する 機 能 もあります 直 接 相 談 をすることによって やはり 全 国 の 被 害 をいち 早 く 知 り 消 費 生 活 センターの 方 に 指 導 をしたり 情 報 提 供 したりすることもできますし 政 策 立 案 をして 提 案 をするという 機 能 も 重 要 性 があるん です それから 商 品 テストの 方 も 他 省 庁 に 同 じような 検 査 機 関 があるじゃないかとかもよく 出 される 議 論 なんです

けれども 消 費 者 目 線 で 中 立 的 な 立 場 で 商 品 テス トができる そして あそこに 行 ってみればわかりますけれ ども 非 常 にしっかりした 設 備 でできるということは ほかの 省 庁 にはなかなかない 施 設 でございま す 例 え ば 赤 ちゃんがベビーカーに 乗 っていて ベビーカーを 畳 むときに 手 が 挟 まれて 指 が 切 断 されてしまう そうい うものを しっかり 実 物 をもって 商 品 テ ストをする 機 能 を 備 えております そのように 国 民 生 活 センターは 消 費 者 行 政 における 中 核 的 な 実 施 機 関 として 四 十 年 以 上 にわたり 消 費 者 行 政 の 推 進 に 当 たって 極 めて 重 要 な 役 割 を 果 たしてきたところです 今 後 も 国 民 生 活 センターについてはその 機 能 をさらに 充 実 強 化 させていくことが 重 要 でございます 国 民 生 活 センターのあり 方 については 消 費 者 庁 消 費 者 委 員 会 の 機 能 の 充 実 といった 消 費 者 行 政 全 体 のあり 方 を 検 討 する 中 で 消 費 者 庁 創 設 時 の 理 念 に 立 ち 返 りつつ しかるべき 時 間 をかけてしっかりと 検 討 をしてい くことが 必 要 と 私 は 考 えまして 大 臣 就 任 後 に 平 成 二 十 五 年 度 については 民 主 党 政 権 下 に 決 まって いたこと を 一 旦 凍 結 させていただいてこのまま 活 躍 をしていただくこととしまして しかし 一 方 で さまざまな 問 題 がご ざいますので 一 年 かけてしっかりと 検 討 をした 後 結 論 を 出 していくということで 三 月 より 消 費 者 行 政 の 体 制 整 備 のための 意 見 交 換 会 を 開 催 いたしまして 私 も 毎 回 参 加 をいたしまして さまざまな 立 場 の 率 直 な 御 意 見 を 伺 っているところです あらゆる 選 択 肢 を 排 除 せずに 検 討 した 上 で 今 言 いました 国 民 生 活 センターの 持 つ 機 能 の 重 要 性 一 体 性 を 確 保 しつつ その 機 能 を 充 実 させていく 形 で 結 論 を 出 してまいりたいと 思 います また もう 一 つの 御 質 問 の 消 費 生 活 センターの 方 ですけれども 私 が 消 費 生 活 センター 等 というふうにつけま したのは 役 場 等 にもこの 消 費 者 の 相 談 窓 口 がご ざいます また 弁 護 士 会 にもございます 消 費 者 庁 では ど こに 住 んでいても 消 費 生 活 相 談 を 受 けられる 体 制 づくりを 目 指 しており その 一 環 として 消 費 生 活 センター 等 の 認 知 度 を 高 めていくことが 重 要 であります このため 自 治 体 の 消 費 生 活 センター 等 をより 一 層 国 民 に 周 知 し 活 用 していただくため 全 国 共 通 の 電 話 番 号 で 地 域 の 消 費 生 活 相 談 窓 口 を 消 費 者 に 案 内 する 消 費 者 ホットラインを 運 営 しております また 地 方 消 費 者 行 政 活 性 化 基 金 これは 私 になりましても 積 み 増 しをさせていただきました これによって 自 治 体 によるホットラインや 相 談 窓 口 の 周 知 啓 発 活 動 のほか 消 費 生 活 センターやその 窓 口 の 新 設 拡 充 消 費 生 活 相 談 員 の 処 遇 改 善 やレベルアップを 支 援 しております また 消 費 者 教 育 推 進 法 が 成 立 いたしましたので それに 基 づく 消 費 者 教 育 を 展 開 して こういう 相 談 窓 口 の 周 知 も 図 ってまいりたいと 思 います 上 西 委 員 ありがとうございます 周 知 徹 底 を 今 後 してくださるということですが 八 一 七 % この 数 値 は 五 人 に 一 人 は 知 らないという 状 況 であります 知 らないとこの 制 度 は 意 味 がありませんので ぜひともそういった 対 策 をお 願 いしたいと 思 います 次 の 質 問 に 移 ります

福 田 内 閣 の 機 能 強 化 構 想 を 受 けても 相 談 に 来 られた 方 すなわち 被 害 者 の 相 手 方 である 事 業 者 には あっせ んや 手 続 に 応 じるつもりなど 毛 頭 ない 例 が 多 く 現 行 法 では 呼 び 出 しをすることさえもできない それゆえに 被 害 者 が 泣 き 寝 入 りをしないで 済 む 法 改 正 が 必 要 で 今 回 この 裁 判 手 続 特 例 法 がまとめられたのだ と 認 識 して います しかし 政 府 は 本 当 にこの 法 案 を 成 立 させる 意 欲 があるのか 私 にはその 真 剣 さが 正 直 余 り 見 受 けられません その 証 拠 に この 法 案 は 四 月 十 九 日 には 既 に 閣 議 決 定 されていながら 本 会 議 で 趣 旨 説 明 があったのは 会 期 が 残 り 三 週 間 余 りに 迫 った 六 月 四 日 のことでし た 重 要 法 案 ですから 今 後 もこの 委 員 会 でも 慎 重 な 審 議 が 続 けられ 可 決 されても 参 議 院 の 審 議 時 間 などを 考 えると 延 長 の 可 能 性 は 薄 いと 言 われる 今 国 会 中 に 成 立 する のは 物 理 的 に 難 しいという 声 さえ 聞 こえます これだけの 重 要 法 案 を 一 カ 月 半 も 審 議 しないままにしていた こ れは 理 解 に 苦 しむところです そのあたりの 経 緯 と そして もう 一 度 森 大 臣 のこの 法 案 成 立 への 意 気 込 みをお 聞 かせください 森 国 務 大 臣 上 西 委 員 の 応 援 の 質 問 であると 理 解 をさせていただきます 上 西 委 員 も 国 会 議 員 でございますので 国 会 のシステムはよく 御 存 じのことでございましょうけれども 私 は 消 費 者 大 臣 として この 法 案 の 成 立 を 心 から 願 っておりますし それに 向 けて 全 力 を 尽 くしてまいりました 四 月 十 九 日 に 閣 議 決 定 をしまして 国 会 に 提 出 をしたんです この 国 は 三 権 分 立 でございまし て 国 会 があっ て 内 閣 があります もう 一 つは 裁 判 所 です 内 閣 から 国 会 へ 法 案 を 提 出 したら あとは その 審 議 は 国 会 の 責 任 によって 行 われるものでござい ます ですから 私 は この 場 で 上 西 委 員 にお 願 いをいたします 私 は 法 案 を 提 出 し そして 早 期 の 審 議 入 りをお 願 いしてきました ぜひ 国 会 の 側 で 努 力 をしていただいて この 法 案 が 早 期 に 成 立 をいただきますように 御 努 力 をいただきますようにお 願 いをいたします 上 西 委 員 私 も この 法 案 は 今 国 会 での 最 重 要 法 案 だと 認 識 しております 一 日 も 早 く 可 決 成 立 させるべき だと 思 います 次 の 質 問 に 参 ります 訴 訟 大 国 アメリカのクラスアクションとは 似 て 非 なる 独 自 の 制 度 設 計 をされていることに 非 常 に 注 目 してい ます この 法 案 では 裁 判 の 原 告 や 損 害 賠 償 額 の 算 定 を 相 当 限 定 したものとなっていますが 国 が 認 定 する 特 定 適 格 消 費 者 団 体 が 企 業 を 相 手 にした 訴 訟 を 第 一 段 として 提 起 し そこで 勝 てば 第 二 段 目 から 初 めて 消 費 者 が 訴 訟 に 参 加 する 二 段 階 方 式 をとり 消 費 者 の 敗 訴 リスクを 低 くし 訴 えやすくしているものだと 評 価 していま す しかし 訴 訟 要 件 は 相 当 多 数 の 消 費 者 に 生 じた 財 産 的 被 害 を 対 象 とし 最 低 でも 数 十 人 規 模 の 被 害 者 がいな いと 救 済 の 対 象 にならない 模 様 です しかし 例 えば 大 阪 で 元 タレントやプロボクサーにより 行 われた 上 場 の 見 込 みの 薄 い 未 公 開 株 売 買 事 件

事 件 そのものは 恐 喝 でしたが その 発 端 は 不 条 理 な 株 売 買 事 件 でした その 未 上 場 株 式 会 社 一 社 当 たりの 被 害 者 も 加 害 者 も 少 なく 類 似 事 案 の 被 害 者 加 害 者 を 合 わせると 社 会 問 題 化 するぐらい 莫 大 な 被 害 者 を 生 んだ 事 案 でした パチンコ 必 勝 法 競 馬 の 勝 ち 馬 予 想 など 同 業 者 が 個 人 情 報 を 共 有 して 一 つの 業 者 で 損 をした 方 に その 穴 埋 めをしましょうと 次 のインチキ 話 を 持 ちかけ さらに 大 損 をさせる 一 種 のシンジケートがあるようですが そのような 場 合 訴 訟 要 件 を 満 たすのでしょうか また 相 当 の 数 については 本 会 議 の 森 大 臣 答 弁 のように 裁 判 所 の 判 断 に 頼 っていては 訴 えの 利 益 なしとし て 門 前 払 いをされる 可 能 性 もあります 一 定 の 数 や 被 害 のボリュームなどを 具 体 的 に 規 定 するべきだと 思 います が いかがでしょうか また 未 公 開 株 やゴルフ 会 員 権 の 預 託 金 集 団 食 中 毒 による 人 身 被 害 等 々 消 費 者 被 害 は 山 ほどあるものの 今 回 の 法 案 の 対 象 か 否 かの 線 引 きが 実 に 曖 昧 な 気 がいたします どのように 識 別 区 分 されるのか 御 説 明 をお 願 いいたします 西 川 ( 京 ) 委 員 長 代 理 退 席 委 員 長 着 席 川 口 政 府 参 考 人 お 答 え 申 し 上 げます 本 制 度 では 法 律 の 中 で 多 数 性 共 通 性 等 の 訴 訟 要 件 を 明 定 いたしまして その 上 で 対 象 となる 請 求 また は 損 害 につきまして 具 体 的 に 列 挙 をいたしております その 対 象 となる 請 求 または 損 害 の 該 当 性 を 満 たすものに 限 り 対 象 となるということにしております これらの 訴 訟 要 件 や 対 象 となる 請 求 や 損 害 の 考 え 方 につきましては 具 体 的 に 一 体 何 を 意 味 するのかというこ とにつきましては 本 委 員 会 でしっかり 御 審 議 い ただいた 上 で それを 踏 まえ 逐 条 解 説 等 において 法 解 釈 を 明 らかにするとともに わかりやすい 資 料 もつくりまして 消 費 者 や 事 業 者 に 対 する 説 明 会 を 開 催 す るなどし て 制 度 が 安 定 的 に 運 用 されるよう 周 知 を 図 ってまいりたいと 思 います それから 質 問 の 中 で 御 指 摘 がございました 本 制 度 は 消 費 者 被 害 の 救 済 を 目 指 したものでございますが 多 数 の 事 業 者 によって 同 種 の 被 害 がもたらされ ているというような 場 合 でございますが 本 法 案 においては 特 定 の 事 業 者 ごとに 相 当 多 数 の 消 費 者 が 存 在 す ることが 必 要 という 考 え 方 をとっておりまして 複 数 の 事 業 者 による 同 種 の 行 為 によって 似 たような 被 害 が 生 じている 事 例 であっても 各 事 業 者 の 被 害 者 が 少 数 であるというときには 多 数 性 の 要 件 を 満 たさない そうい う 考 え 方 でございます ただ 消 費 者 庁 としては 複 数 の 事 業 者 による 同 種 の 行 為 によって 被 害 が 生 じているという 場 合 においては 消 費 者 に 対 する 注 意 喚 起 等 をしっかりいたしまして 被 害 の 拡 大 の 防 止 に 努 めてまいりたいと 考 えております 上 西 委 員 ありがとうございます

御 回 答 いただいたのですが 対 象 要 件 がちょっと 曖 昧 で 裁 判 所 の 判 断 に 頼 る これはやはりいささか 無 責 任 な 気 がいたしますので 改 めてこの 部 分 の 検 討 をお 願 いしたいと 思 います 今 差 しとめ 請 求 訴 訟 を 行 う 認 定 消 費 者 団 体 は 全 国 でわずか 十 一 団 体 しかございません それが 本 法 で 定 める 特 定 適 格 消 費 者 団 体 はさらに 減 ると 予 測 され ています ただでさえ 十 一 団 体 と 少 なく しかも 東 北 や 四 国 には 存 在 しないなど 地 域 間 のアンバランスが 甚 だしく 果 たして 実 効 力 が 発 揮 できるのか その 疑 問 もあ りますが 時 間 となりましたので 私 の 質 問 をこれで 終 わらせていただきます ありがとうございました