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3 節 農 業 経 営 体 と 農 業 就 業 者 の 動 向 農 業 就 業 人 口 の 平 均 年 齢 は 多 くの 地 域 において 65 歳 を 超 えていますが 都 道 府 県 別 にみると その 様 相 は 異 なります 広 島 県 (70.4 歳 ) 山 口 県 (70.3 歳 ) 島

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2013.10 No.61 第 5 回 ものづくり 日 本 大 賞 受 賞 報 告 1 受 賞 報 告 2-3 新 事 業 紹 介 4-5 新 設 備 紹 介 お 知 ら せ 6-8 県 内 企 業 と 工 業 技 術 センターが ものづくり 日 本 大 賞 を 受 賞 しました 内 閣 総 理 大 臣 表 彰 ものづくり 日 本 大 賞 は 日 本 の 産 業 文 化 の 発 展 を 支 え 豊 かな 国 民 生 活 の 形 成 に 大 きく 貢 献 してきたものづくりを 顕 彰 する 制 度 です 5 回 目 を 迎 える 本 顕 彰 で 県 内 企 業 の 活 躍 が 目 立 ちました 工 業 技 術 センターが 関 わった 受 賞 を 下 表 にまとめました 優 秀 賞 を 受 賞 した 株 式 会 社 斎 藤 金 型 製 作 所 では 大 きな 開 口 部 から 金 型 内 のガスを 排 気 した 後 樹 脂 圧 によりシャッターが 閉 じて 樹 脂 漏 れを 防 ぐ 機 構 を 開 発 しました 当 所 も 機 能 評 価 について 技 術 協 力 を 行 っています 東 北 経 済 産 業 局 長 賞 を4 社 の 県 内 企 業 が 受 賞 しました テクマン 工 業 株 式 会 社 では 透 明 ペレットはレンズ 様 の 効 果 により 複 雑 な 見 え 方 となるために 検 査 装 置 化 が 実 現 できていなかったものを 独 自 照 明 技 術 を 用 いて 透 明 ペレットの 検 査 装 置 を 開 発 したもの で 光 学 設 計 などを 支 援 した 工 業 技 術 センターと 共 同 受 賞 しました 株 式 会 社 ヒラシオでは ウールの 表 皮 を 残 して 改 質 加 工 を 行 うことで 縮 み と 毛 玉 を 同 時 に 防 ぐと 共 に 極 細 ウールが 本 来 もつ 風 合 いを 損 なうことなく 快 適 に 着 用 することを 可 能 としました 工 業 技 術 センターは 加 工 法 の 提 案 や 評 価 を 実 施 し 共 同 受 賞 者 となっています 他 に 東 北 パ イオニア 株 式 会 社 ( 天 童 市 ) 株 式 会 社 べスト( 鶴 岡 市 )の2 社 が 受 賞 しています 東 北 の 受 賞 数 の 3 分 の 1 を 県 内 企 業 が 占 め 大 健 闘 しました 優 秀 賞 ( 東 北 の 受 賞 3 件 ) 新 構 造 により 従 来 の 100 倍 以 上 の 排 気 効 率 を 実 現 したエコベントシステムの 開 発 株 式 会 社 斎 藤 金 型 製 作 所 ( 長 井 市 ) 東 北 経 済 産 業 局 長 賞 ( 東 北 の 受 賞 12 件 ) 透 明 プラスチックペレット 品 質 検 査 装 置 の 開 発 テクマン 工 業 株 式 会 社 ( 鶴 岡 市 ) 工 業 技 術 センター 防 縮 で 毛 玉 にならないウールニット 糸 の 開 発 株 式 会 社 ヒラシオ( 寒 河 江 市 ) 工 業 技 術 センター 1 1

受 賞 報 告 日 本 果 汁 協 会 技 術 賞 受 賞 平 成 25 年 度 の 一 般 社 団 法 人 日 本 果 汁 協 会 技 術 賞 を 当 センター 生 活 技 術 部 の 飛 塚 幸 喜 開 発 研 究 専 門 員 が 受 賞 しました 受 賞 課 題 は ラ フランス 果 実 を 活 用 した 新 食 品 素 材 開 発 です 9 月 20 日 にヤクルトホール( 東 京 都 港 区 )で 開 催 された 第 56 回 果 汁 技 術 研 究 発 表 会 において 授 賞 式 ならびに 授 賞 講 演 が 行 われました 日 本 果 汁 協 会 は 飲 料 食 品 および 香 料 などの 分 野 で 日 本 を 代 表 する 企 業 等 から 構 成 され( 会 員 数 は 128 企 業 ) 我 が 国 の 果 汁 および 果 実 飲 料 界 を 代 表 する 団 体 です 地 域 の 特 産 品 であるラ フランス 果 実 から 新 しい 食 品 素 材 (ラ フランスパウダーおよびラ フランスエッセンス 香 料 )を 開 発 し これを 数 多 くの 新 製 品 開 発 に 結 びつ けることにより 地 域 資 源 から 大 きな 価 値 を 生 み 出 し たことが 高 く 評 価 されました 本 研 究 内 容 は 一 般 社 団 法 人 日 本 食 品 工 学 会 からも 産 学 官 連 携 賞 ( 平 成 23 年 度 )を 受 賞 しており 学 会 産 業 界 の 双 方 か ら 高 い 評 価 を 得 ています 受 賞 した 飛 塚 開 発 研 究 専 門 員 県 産 ワイン 初 の 金 賞 受 賞 平 成 25 年 7 月 30 日 ~ 31 日 に 山 梨 県 甲 府 市 で 開 催 された Japan Wine Competition( 国 産 ワインコ ンクール)2013 において 県 産 ワインの 2 社 3 銘 柄 が 初 の 金 賞 を 受 賞 しました 本 コンクールは 国 産 ぶどうを 100% 使 用 した 国 産 ワインのみが 対 象 になっています 今 年 は 過 去 最 多 762 点 のエントリーがあり 入 賞 は 363 点 内 31 点 が 金 賞 に 輝 いてい ます 当 県 は 5 ワイナリー 36 点 が 入 賞 以 上 と 過 去 最 高 の 成 績 で ( 有 ) 朝 日 町 ワインの 国 内 改 良 等 品 種 赤 部 門 1 点 と 高 畠 ワイン ( 株 )のロゼとスパークリング 部 門 の 2 点 が 見 事 金 賞 を 受 賞 しました 先 日 金 賞 受 賞 メーカー 及 びワイン 酒 造 組 合 担 当 者 と 共 に 県 庁 を 訪 問 し 吉 村 知 事 にこれまでの 経 緯 を 報 告 しました( 右 写 真 ) この 結 果 は 若 手 醸 造 家 達 の 自 信 になったことはもちろん 県 産 ぶどうを 生 産 する 栽 培 農 家 の 意 欲 にも 繋 がって 行 くものと 思 われ 知 事 からは 県 産 ワインのさらな る 向 上 を 期 待 されました 当 センターとしても 各 研 修 会 のサポートや 依 頼 分 析 等 これまで 以 上 の 支 援 を 行 いたいと 考 えております 受 賞 経 緯 報 告 の 様 子 2

受 賞 報 告 第 12 回 山 形 県 科 学 技 術 奨 励 賞 受 賞 当 センターの 鈴 木 庸 久 専 門 研 究 員 による カーボ ンナノチューブを 活 用 した 砥 石 の 長 寿 命 化 と 高 性 能 化 の 技 術 開 発 が 科 学 技 術 奨 励 賞 を 受 賞 し また 試 験 研 究 機 関 優 秀 課 題 としても 表 彰 されました 当 事 業 は 平 成 18 年 平 成 20 年 の 2 度 にわた り NEDO 産 業 技 術 研 究 助 成 事 業 に 採 択 され その 事 業 を 中 心 に 県 内 外 の 企 業 との 共 同 研 究 を 展 開 して 得 られたものです この 研 究 を 通 して 得 られた 成 果 であるカーボンナノ 材 料 の 複 合 めっき 被 膜 は 砥 粒 保 持 力 や 耐 摩 耗 性 潤 滑 性 などに 優 れ また 超 音 波 を 援 用 した 分 散 および 配 列 めっき 技 術 は 砥 石 のみ ならず 前 記 性 能 やその 周 期 構 造 を 有 する 機 能 化 イ ンターフェイスを 創 成 するために 有 用 です 現 在 も 公 益 財 団 法 人 天 田 財 団 平 成 24 年 度 一 般 研 究 助 成 事 業 に 採 択 され カーボンナノ 材 料 複 合 めっき 被 膜 によるナノインプリント 用 金 型 材 料 の 開 発 に 取 り 組 んでいます また 県 内 企 業 とともに 平 成 25 年 度 戦 略 的 基 盤 技 術 高 度 化 支 援 事 業 に 採 択 さ れ 高 硬 度 材 料 の 微 細 加 工 に 向 けて 耐 摩 耗 性 耐 食 性 に 優 れる 砥 石 の 開 発 を 進 めています また 横 山 和 志 研 究 員 による 大 気 圧 マイクロプ ラズマによる 軸 付 電 着 砥 石 の 長 寿 命 化 も 試 験 研 究 機 関 優 秀 研 究 課 題 として 表 彰 されました 当 研 究 は プラズマを 大 気 中 で 局 所 的 に 発 生 させ ることにより 大 幅 に 小 型 化 した 装 置 により 工 具 な どにカーボンなどの 被 膜 を 生 成 する 技 術 を 開 発 した ものです 生 成 した 膜 を 分 析 したところ DLC(ダ イヤモンドライクカーボン) 組 織 となっていること が 確 認 され 工 具 の 長 寿 命 化 や 切 り 屑 排 出 性 の 向 上 が 期 待 できます 受 賞 式 に 臨 む 鈴 木 専 門 研 究 員 鈴 木 専 門 研 究 員 ( 右 )と 横 山 研 究 員 ( 左 ) 山 形 県 溶 接 協 会 より 感 謝 状 を 頂 きました 平 成 25 年 9 月 27 日 に 開 催 された( 一 社 ) 山 形 県 溶 接 協 会 創 立 50 周 年 記 念 式 典 において これま での 協 会 事 業 への 協 力 に 対 し 機 関 施 設 の 部 で 工 業 技 術 センター 審 査 委 員 の 部 で 鈴 木 剛 主 任 専 門 研 究 員 に 感 謝 状 が 授 与 されました これからも 工 業 技 術 センターでは 協 会 とともに 県 内 企 業 における 溶 接 接 合 に 関 する 技 術 の 発 展 と 普 及 に 努 め 地 域 のものづくり 産 業 に 貢 献 して 行 き ます 3

新 事 業 紹 介 超 硬 金 型 材 の 直 彫 加 工 超 硬 金 型 材 の 加 工 データを 構 築 していきます! 硬 さと 耐 磨 耗 性 が 求 められる 鍛 造 金 型 や 成 形 金 型 冶 工 具 等 は 素 材 である 超 硬 合 金 が 切 削 困 難 で あるため 多 くは 研 削 で 加 工 され 研 削 が 難 しい 箇 所 は 放 電 で 加 工 されます 放 電 加 工 面 下 には 寿 命 低 下 の 原 因 となるクラックが 存 在 するため これを 磨 き 落 とすのですが 人 手 がかかり 形 もだれてしま うことが 問 題 とされてきました そのため 近 年 製 品 化 されつつある 小 径 ダイヤモンド 工 具 に 対 し 超 硬 合 金 の 直 彫 り(ミーリング)とそれに 伴 う 磨 きレ ス 高 精 度 化 が 期 待 されています とはいえ 新 工 具 の 実 力 を 測 りかねている 企 業 様 や 試 作 に 設 備 と 時 間 を 充 てることが 難 しい 企 業 様 があります また 新 工 具 群 を 導 入 するにしても 基 礎 的 な 加 工 データ があれば 各 企 業 様 での 条 件 出 し の 時 間 短 縮 が 期 待 できます 右 図 の 切 りくずからは 条 件 が 合 え ば 鋼 と 同 様 に 流 れ 型 の 切 削 ができることがわかりま す 本 事 業 は そのような 加 工 データを 2 年 をかけ て 当 センターに 蓄 積 し 技 術 相 談 や 共 同 試 作 等 に 活 用 していこうというものです 企 業 様 からお 聞 き した 製 品 例 に 基 づいて 試 作 と 実 験 を 行 い 残 留 応 力 やダメー ジ 層 の 評 価 といった 当 センターの 強 みを 活 か しながら データを 構 50μm 築 していき ます 超 硬 合 金 の 切 りくず MEMS 型 センサ 端 末 の 開 発 環 境 センサを 小 型 化 し 使 いやすくします! 近 年 ビルエネルギーマネジメントのように 多 数 のセンサを 設 置 して 空 間 の 詳 細 な 情 報 を 取 得 し 制 御 等 に 活 用 する センサネットワーク が 注 目 さ れています それにともない 無 線 に 対 応 したセン サ 製 品 が 続 々と 発 表 されていますが 今 後 は バッ テリー 寿 命 の 長 い 低 消 費 電 力 無 線 化 のメリットを 享 受 できるケーブルレス 小 型 で 省 設 置 コストが 実 現 された 製 品 が 普 及 すると 見 込 まれています 一 方 MEMS(Micro Electro Mechanical Systems) 炭 素 のほか 温 度 湿 度 風 量 気 圧 を 測 定 する 端 末 を 開 発 します 二 酸 化 炭 素 濃 度 を 測 定 できる 端 末 は エネルギーマネジメントだけでなく 施 設 園 芸 における 栽 培 条 件 管 理 による 収 量 向 上 福 祉 施 設 の 環 境 維 持 など 成 長 産 業 でのニーズが 高 まっていま す センサ 自 体 の 小 型 化 と バッテリーの 軽 量 化 を 可 能 にする 低 消 費 電 力 化 に 取 り 組 むことで 半 導 体 チップサイズの MEMS 型 センサ 端 末 を 開 発 します 技 術 は 半 導 体 加 工 技 術 を 応 用 した 微 細 加 工 技 術 で あり これまでもセンサの 核 心 部 の 大 量 生 産 に 応 用 されてきましたが 今 後 は 周 辺 回 路 を 含 めパッケー ジ 化 されたセンサの 製 造 技 術 への 応 用 が 期 待 されて 小 型 化 液 滴 センサ 回 路 基 板 ( 無 線 ) います 液 滴 工 業 技 術 センターでは 今 年 度 から 3 ヵ 年 の 計 画 で センサと 回 路 を 集 積 した MEMS 型 センサ 端 末 の 開 発 を 行 います モデルケースとして 二 酸 化 成 形 品 表 面 従 来 接 触 技 角 術 基 板 上 に 部 品 を 実 装 したセンサ 端 末 開 発 目 標 半 導 体 チップサイズの MEMS 型 センサ 端 末 4

新 事 業 紹 介 県 産 資 源 からの 食 品 用 微 生 物 の 分 離 県 産 発 酵 微 生 物 で オール 山 形 食 品 を 目 指 します! 地 域 で 分 離 採 取 した 発 酵 微 生 物 を 活 用 し 地 域 に 特 色 のある 加 工 食 品 開 発 に 成 功 している 事 例 は 白 神 こだま 酵 母 ( 秋 田 ) とかち 野 酵 母 ( 北 海 道 ) さかすけ 菌 K-4( 新 潟 乳 酸 菌 )など 数 多 くありま す また 近 年 は 塩 麹 などに 代 表 される 発 酵 食 品 が 市 場 で 注 目 されています そこで 本 研 究 では 県 内 の 自 然 界 ( 果 実 花 卉 な ど)や 発 酵 食 品 などから 食 品 用 酵 母 麹 菌 を 分 離 し 発 酵 特 性 を 解 明 することで 加 工 食 品 への 応 用 につい て 検 討 します 酵 母 は 糖 耐 性 酸 耐 性 アルコール 耐 性 冷 凍 耐 性 (トレハロース 高 生 産 性 ) 高 発 酵 速 度 などを 指 標 に 麹 菌 は 各 種 酵 素 活 性 色 素 生 産 性 等 を 指 標 に 優 良 株 を 選 抜 し さらに 同 定 を 行 い 安 全 性 を 確 認 します 優 良 株 については さらに 発 酵 物 の 有 機 酸 アミノ 酸 香 気 成 分 等 を 分 析 して 発 酵 特 性 を 解 析 します パン 菓 子 しょうゆ 味 噌 畜 産 食 料 品 飲 料 などから 優 良 株 の 発 酵 特 性 を 生 かせる 加 工 食 品 を 微 生 物 ごとに 選 択 し 試 作 試 験 を 行 う 予 定 です 分 離 した 酵 母 や 麹 菌 を 各 種 加 工 食 品 の 製 造 に 応 用 することで すべての 原 料 を 山 形 県 産 にした オー ル 山 形 食 品 など 県 産 の 地 域 イメージを 強 く 想 起 させる 加 工 食 品 の 開 発 が 可 能 となり 新 しい 高 付 加 価 値 加 工 食 品 の 開 発 が 進 むと 期 待 しています 培 養 中 の 微 生 物 酵 母 の 生 物 顕 微 鏡 写 真 繊 維 製 品 の 縫 い 目 滑 脱 低 減 技 術 の 開 発 縫 い 目 滑 脱 規 格 の クリアー 率 向 上 を 目 指 します! 縫 い 目 滑 脱 とは 繊 維 製 品 の 着 用 中 に 縫 製 部 分 に 無 理 な 力 が 加 えられると 縫 い 目 が 開 く 現 象 で 肩 や おしりの 部 分 に 起 きやすいものです 多 種 素 材 新 規 素 材 を 使 用 した 高 級 織 物 製 造 を 得 意 とする 米 沢 織 物 では 複 雑 で 繊 細 な 織 物 が 多 く 取 引 先 (アパレル)の 縫 い 目 滑 脱 規 格 (3.0mm 以 内 ) のクリアーが 課 題 となっています 本 事 業 では 繊 維 素 材 織 り 組 織 織 り 条 件 等 と 縫 い 目 滑 脱 との 関 係 を 検 証 し 縫 い 目 滑 脱 規 格 をク リアーできない 要 因 を 解 明 し その 防 止 対 策 につい て 検 討 します さらに 要 因 解 析 結 果 を 織 物 企 画 設 計 に 利 用 できるようにデータベース 化 ( 要 因 と 対 策 集 作 成 )します また 織 り 上 がった 生 地 に 対 する 滑 脱 防 止 対 策 と して シリカ 系 樹 脂 系 による 後 加 工 を 行 い 風 合 いを 損 ねず 滑 脱 防 止 効 果 が 得 られる 加 工 法 も 検 討 し ます 米 沢 織 物 の 複 雑 な 織 り 技 術 の 高 さは 国 内 外 共 に 高 位 に 位 置 づけられています 織 り 技 術 に 加 え 消 費 性 能 の 向 上 を 目 指 し 縫 い 目 滑 脱 規 格 のクリアー 率 の 向 上 に 取 り 組 んでいきます 縫 い 目 縫 い 目 滑 脱 発 生 状 態 5

新 設 備 紹 介 2 種 材 料 3D プリンター Stratasys 社 製 Objet 260 Connex (H24 年 度 補 正 予 算 事 業 地 域 新 産 業 創 出 基 盤 強 化 事 業 ) 3DCAD から 実 際 に 立 体 モデルを 作 製 します 主 な 用 途 使 用 3DCAD データを 基 に 1 層 ずつインクジェット 方 式 でモデル 樹 脂 を 噴 射 し UV ランプで 硬 化 させて 立 体 モデルを 造 形 する 装 置 です 16 ミクロンの 厚 さで 繰 り 返 し 積 層 することで 高 解 像 度 の 立 体 モデルを 短 時 間 で 作 り 上 げることができます また 物 性 の 異 なる 2 種 類 のモデル 樹 脂 を 同 時 に 使 用 することにより 実 製 品 に 非 常 に 近 い 構 造 物 の 製 作 が 可 能 です 積 層 ピッチ:16μm( 高 精 細 モード 時 ) 30μm( 高 速 複 合 樹 脂 モード 時 ) 対 応 データ 形 式 :STL データ 実 質 造 形 サイズ:(X)255mm 252mm (Z)200mm 造 形 解 像 度 :(X)600dpi (Y)600dpi (Z)1600dpi 対 応 モデル 樹 脂 材 料 :13 種 類 ( 硬 化 樹 脂 / 軟 化 樹 脂 白 透 明 黒 等 ) 今 年 度 は 試 用 期 間 のため 1 企 業 100g まで 無 料 で 造 形 できます(そ れ 以 上 ご 希 望 の 場 合 は 別 途 ご 相 談 ください) 来 年 度 以 降 は 受 託 試 験 設 備 使 用 としての 運 用 予 定 です 10/31( 木 )13:00 ~ 16:30 に 山 形 県 高 度 技 術 研 究 開 発 センターで 3D プリンターの 可 能 性 と 今 後 の 展 望 と 題 した 講 演 3D プリンターの 使 用 説 明 デモンストレーションを 予 定 しております 装 置 外 観 お 知 らせ 夏 休 み 親 子 科 学 教 室 が 開 催 されました 将 来 の 科 学 技 術 を 担 う 科 学 する 心 を 持 った 創 造 性 豊 か な 青 少 年 を 育 成 するため 平 成 25 年 度 夏 休 み 親 子 科 学 教 室 が 3 公 所 で 開 催 されました 工 業 技 術 センターは 8/1( 木 ) に 身 近 なもので 作 る 電 池 とそのしくみ 置 賜 試 験 場 は 7/31( 水 )に 色 の 3 原 色 から 虹 の 7 色 をつくってみよう 庄 内 試 験 場 は 7/29( 月 )に 木 材 に 触 れて 学 ぼう~ 木 のお もちゃをつくろう~ をテーマに おもしろい 実 験 楽 しい 工 作 を 行 い 科 学 への 関 心 を 深 めてもらいました 身 近 なもので 作 る 電 池 とそのしくみ の 様 子 ( 山 形 ) 6

お知らせ 第 76 回研究 成果発表会が開催されました 平成 25 年度山形県工業技術センター研究 成果発表会が 7/12 金 多くの方のご来場 ありがとうございま した に高度技術研究開発センターで開催されました 今年は 7 テーマの口 頭発表と 18 テーマのポスター発表 そして 独 産業技術総合研究所 太陽光発電工学研究センター 加藤和彦氏からの特別講演が行われまし た 県内企業を中心に たくさんの方々に来場いただきました ありが とうございました 県内企業による発表 ポスター発表の様子 子ども知事室 の小学生がセンターを見学しました やまがたの未来を担う子供たちに県政や県の事業に関心を持ってもら うため 子ども知事室 が 7/29 月 8/8 木 に開催されました 子ども知事室では 午前中に県庁で知事と会談した後 午後から工業技 術センターの見学を行いました 鉄筋の引張試験 電子顕微鏡観察 子どもたちに 工業技 術センターの役割を見 てもらいました ラ フランスパウダーの研究開発 ハイブリッド自動車の部品展示 有機 EL の展示 を見学し 県内企業にどんな役割を果たしているか を勉強してもらいました 現場見学の様子 概要説明の様子 7

お 知 らせ 山 形 エクセレントデザイン 2013 製 品 募 集 デザインとは モノの 色 だけでなく 問 題 解 決 のために 計 画 を 立 て いろいろと 創 意 工 夫 する 行 為 です 山 形 エクセレントデザインでは この 視 点 に 基 づき 広 く 製 品 を 募 集 しています =エクセレントデザインの 選 考 ポイント= 自 社 の 強 み 技 術 素 材 を 生 かし 新 たな 価 値 を 生 み 出 している 地 域 の 生 活 文 化 に 根 ざし 豊 かな 暮 らしを 提 案 している これからの 地 域 の 問 題 解 決 につながる 全 体 的 に 調 和 がとれて 美 しく 完 成 度 が 高 い 募 集 対 象 過 去 5 年 以 内 に 県 内 で 企 画 開 発 生 産 された 製 品 ( 試 作 品 を 含 む) BtoB( 法 人 顧 客 ) 製 品 過 去 選 定 外 品 をリニューアルした 製 品 の 再 応 募 も 可 能 です 応 募 資 格 応 募 製 品 を 開 発 製 造 した 県 内 企 業 及 び 個 人 応 募 方 法 所 定 の 応 募 申 込 書 に 必 要 事 項 を 記 入 し 応 募 製 品 の 写 真 を 添 えて 申 込 み 先 に 提 出 募 集 締 切 平 成 25 年 10 月 31 日 ( 木 ) 申 込 み お 問 合 わせ 先 山 形 デザイン 実 行 委 員 会 事 務 局 山 形 県 工 業 技 術 センター 企 画 調 整 室 月 本 大 場 990-2473 山 形 市 松 栄 2-2-1 TEL023-644-3222 FAX023-644-3228 山 形 県 製 造 企 業 技 術 者 研 修 プラスチック 材 料 の 評 価 技 術 のご 案 内 本 研 修 では プラスッチク 分 野 でのもづくりの 生 産 現 場 で 役 立 つ 技 術 知 識 を 習 得 していただけるような 内 容 を 準 備 しております 企 業 の 皆 様 に ご 参 加 下 さいますようご 案 内 申 し 上 げます 日 時 平 成 25 年 度 11 月 予 定 申 込 み お 問 合 わせ 先 ( 公 財 ) 山 形 県 産 業 技 術 振 興 機 構 研 修 課 森 谷 小 林 990-2473 山 形 市 松 栄 2-2-1( 山 形 県 高 度 技 術 研 究 開 発 センター 内 ) TEL 023-647-3154 FAX 023-647-3139 詳 細 は 調 整 中 のため 山 形 県 工 業 技 術 センターホームページにて 随 時 お 知 らせいたします 山 形 県 工 業 技 術 センター http://www.yrit.pref.yamagata.jp/ 990-2473 山 形 市 松 栄 2-2-1 TEL 023-644-3222 FAX 023-644-3228 置 賜 試 験 場 TEL 0238-37-2424 FAX 0238-37-2426 庄 内 試 験 場 TEL 0235-66-4227 FAX 0235-66-4430 技 術 ニュース No.61(2013.10) 平 成 25 年 度 10 月 11 日 発 行 編 集 発 行 : 山 形 県 工 業 技 術 センター 企 画 調 整 室 8 8