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取 扱 説 明 書 無 線 デジタルI/O FRH20TJ130/140 FRH20TJ130/140をお 買 い 上 げいただきありがとうございます 注 意 本 製 品 をご 使 用 になる 前 に 必 ずこの 取 扱 説 明 書 をよくお 読 みの 上 正 しくお 使 いください この 取 扱 説 明 書 をお 読 みになったあとは いつでもみられる 所 に 必 ず 保 管 してください 本 製 品 を 譲 渡 するときには 必 ず 本 製 品 にこの 取 扱 説 明 書 を 添 付 して 次 の 所 有 者 に 渡 してくださ い 本 製 品 は 日 本 国 内 の 法 規 に 基 づいて 作 製 されていますので 日 本 国 内 のみで 使 用 してください お 客 様 が 本 製 品 を 分 解 して 修 理 改 造 すると 電 波 法 に 基 づいた 処 罰 を 受 けることがありますの で 絶 対 に 行 わないでください 本 製 品 は 技 術 基 準 適 合 証 明 技 術 的 条 件 適 合 認 定 を 受 けた 無 線 設 備 ですので 証 明 認 定 ラベル は 絶 対 にはがさないでください 本 取 扱 説 明 書 は FRH20TJ010~080 には 対 応 しておりません

警 告 表 示 の 用 語 と 説 明 この 取 扱 説 明 書 では 誤 った 取 り 扱 いによる 事 故 を 未 然 に 防 ぐために 以 下 の 表 示 をしています 表 示 の 意 味 は 次 の 通 りです この 表 示 を 無 視 して 誤 った 取 り 扱 いをすると 人 が 傷 害 を 負 ったり 物 的 損 害 の 発 生 が 想 警 告 定 される 内 容 が 記 載 されています 注 意 お 使 いになる 上 での 注 意 や 制 限 です 誤 った 操 作 をしないために 必 ずお 読 みください 警 告 1. 本 製 品 を 搭 載 する 機 器 の 安 全 対 策 を 十 分 行 ってください 電 波 の 性 質 上 到 達 範 囲 内 であってもノイズやマルチパスフェージングなどにより 通 信 不 能 に 陥 る 場 合 が 考 えられます これらを 十 分 考 慮 の 上 でご 使 用 ください 2. 本 製 品 を 保 管 設 置 する 場 合 は 水 油 薬 品 くもなどの 生 物 異 物 ( 特 に 金 属 片 )が 侵 入 しな いようにしてください 本 製 品 内 に 異 物 などが 侵 入 した 場 合 機 器 の 誤 動 作 や 破 損 の 原 因 となります 3. 本 製 品 を 腐 食 性 ガス 雰 囲 気 で 保 管 設 置 しないでください 腐 食 性 ガス 雰 囲 気 では 破 損 や 誤 動 作 の 原 因 になります 4. 本 製 品 を 原 子 力 施 設 など 放 射 線 被 爆 する 環 境 に 保 管 設 置 しないでください 放 射 線 を 被 爆 すると 破 損 や 誤 動 作 の 原 因 になります 5. 本 製 品 を 船 舶 港 湾 設 備 など 塩 害 を 受 ける 環 境 に 保 管 設 置 しないでください 塩 害 を 受 けると 破 損 や 誤 動 作 の 原 因 になります 6. 本 製 品 の 電 源 線 を 配 線 する 時 は 接 続 する 機 器 の 電 源 を 切 ってから 配 線 作 業 を 行 ってください 破 損 および 感 電 の 原 因 となります 7. 誤 配 線 のないように 注 意 してください 機 器 の 破 損 や 誤 動 作 の 原 因 となります 8. 入 力 電 源 電 圧 は 指 定 範 囲 (DC24V±10%) 内 で 供 給 してください 機 器 の 破 損 や 誤 動 作 の 原 因 となります 9. 本 製 品 を 用 いて 移 動 体 や 可 動 機 器 を 制 御 する 場 合 は 機 器 周 辺 の 安 全 確 認 を 行 ってから 電 源 を 入 れて ください けがや 物 的 損 害 の 原 因 となります 10. 本 書 で 指 示 する 安 全 な 操 作 法 および 警 告 に 従 わない 場 合 または 仕 様 ならびに 設 置 条 件 等 を 無 視 し た 場 合 には 動 作 および 危 険 性 を 予 見 できず 安 全 性 を 保 証 することができません 本 書 の 指 示 に 反 することは 絶 対 に 行 わないでください 11. 本 製 品 を 廃 棄 する 場 合 は 産 業 廃 棄 物 として 処 理 してください 注 意 1.この 取 扱 説 明 書 の 内 容 については 万 全 を 期 しておりますが 万 一 ご 不 審 な 点 や 誤 りなどお 気 付 き の 事 柄 がありましたら 弊 社 窓 口 にご 一 報 くださいますようお 願 いいたします 2. 本 製 品 を 医 療 機 器 や 航 空 機 武 器 や 化 学 兵 器 等 には 使 用 しないでください 医 療 機 器 や 航 空 機 の 近 くで 使 用 される 場 合 は それらの 機 器 に 妨 害 を 与 えないように 配 慮 してください 3. 弊 社 指 定 以 外 の 部 品 を 使 用 した 場 合 には 動 作 不 良 および 予 見 不 可 能 な 事 態 を 引 き 起 こす 恐 れがあ ります 予 備 部 品 は 必 ず 弊 社 指 定 の 部 品 をお 使 いください 4. 保 証 期 間 内 に 修 理 依 頼 される 時 は 保 証 書 を 必 ず 添 付 してください 添 付 されないと 保 証 書 に 記 載 されている 保 証 が 受 けられなくなります 保 証 内 容 については 保 証 書 を 参 照 してください 5. 本 書 の 内 容 の 一 部 または 全 部 を コピー 印 刷 あるいは 電 算 機 可 読 型 式 など 如 何 なる 方 法 において も 無 断 で 転 載 することは 著 作 権 法 により 禁 止 されています 6. 運 用 した 結 果 については1 項 にかかわらず 責 任 を 負 いかねますので ご 了 承 ください

目 次 1. 概 要 -------------------------------------------------------------------------------- 1 2. 特 徴 -------------------------------------------------------------------------------- 1 3. 製 品 一 覧 ---------------------------------------------------------------------------- 2 4. 各 部 の 名 称 と 機 能 -------------------------------------------------------------------- 2 5. 機 能 -------------------------------------------------------------------------------- 4 5.1. デジタル 入 力 ------------------------------------------------------------------------ 4 5.2. デジタル 出 力 ------------------------------------------------------------------------ 4 5.3. 通 信 テスト-------------------------------------------------------------------------- 4 5.4. ハードウェアの 初 期 化 ( 工 場 出 荷 状 態 ) -------------------------------------------------- 4 6. 動 作 モード -------------------------------------------------------------------------- 5 6.1. 通 常 モード-------------------------------------------------------------------------- 5 6.1.1. ワード 入 力 ------------------------------------------------------------------- 5 6.1.2. ビット 入 力 1( 同 報 通 信 ) -------------------------------------------------------- 5 6.1.3. ビット 入 力 2(ポーリング) ------------------------------------------------------ 6 6.2. 定 期 送 信 モード---------------------------------------------------------------------- 6 7. 設 定 -------------------------------------------------------------------------------- 7 7.1. S1( 周 波 数 設 定 )----------------------------------------------------------------- 7 7.2. S2( 送 信 モード 設 定 ) ------------------------------------------------------------- 8 7.3. S3( アドレス( 自 局 / 宛 先 ) 設 定 ) --------------------------------------------------- 9 7.3.1. ワード 入 力 ------------------------------------------------------------------- 9 7.3.2. ビット 入 力 1( 同 報 通 信 ) -------------------------------------------------------- 9 7.3.3. ビット 入 力 2(ポーリング) ------------------------------------------------------ 9 7.3.4. 定 期 送 信 --------------------------------------------------------------------- 9 8. 電 源 ステータスインジケータ 表 示 ---------------------------------------------------- 10 9. 通 信 テスト ------------------------------------------------------------------------- 10 10. 設 定 例 ----------------------------------------------------------------------------- 11 10.1. 通 常 モード の ワード 入 力 --------------------------------------------------- 11 10.1.1. 運 用 例 ( 工 作 機 械 の I/O 伝 送 )--------------------------------------------------- 11 10.2. 通 常 モード の ビット 入 力 1( 同 報 通 信 ) ---------------------------------------- 12 10.2.1. 運 用 例 ( 同 報 通 信 によるホストからの 問 い 合 わせに 対 する 端 末 からのレスポンス 監 視 )-- 12 10.3. 通 常 モード の ビット 入 力 2(ポーリング) -------------------------------------- 13 10.3.1. 運 用 例 (ポーリングによるホストからの 通 知 に 対 する 端 末 からの 情 報 収 集 ) ----------- 13 10.4. 定 期 送 信 モード --------------------------------------------------------------- 14 10.4.1. 運 用 例 ( 水 位 監 視 ) ------------------------------------------------------------ 14 10.4.2. 運 用 例 ( 稼 動 監 視 ) ------------------------------------------------------------ 14

11. 入 出 力 回 路 ------------------------------------------------------------------------- 15 11.1. 端 子 配 置 ------------------------------------------------------------------------ 15 11.2. 回 路 構 成 ------------------------------------------------------------------------ 15 12. 設 置 上 の 注 意 ----------------------------------------------------------------------- 17 12.1. 他 の 無 線 局 との 混 信 防 止 について --------------------------------------------------- 17 12.1.1. 現 品 表 示 -------------------------------------------------------------------- 17 12.1.2. 屋 外 固 定 設 置 の 場 合 の 現 品 表 示 ------------------------------------------------- 17 12.2. アンテナ 設 置 上 の 注 意 点 ----------------------------------------------------------- 18 12.3. 混 信 妨 害 に 対 する 注 意 点 --------------------------------------------------------- 18 12.4. DIN レールに 取 付 時 の 注 意 --------------------------------------------------------- 19 13. 製 品 仕 様 --------------------------------------------------------------------------- 20 13.1. 無 線 部 仕 様 ( 日 本 仕 様 )------------------------------------------------------------- 20 13.2. 通 信 制 御 ------------------------------------------------------------------------ 20 13.3. 端 子 台 -------------------------------------------------------------------------- 20 13.3.1. デジタル 入 力 ---------------------------------------------------------------- 20 13.3.2. デジタル 出 力 ---------------------------------------------------------------- 20 13.4. アンテナ ------------------------------------------------------------------------ 20 13.5. 電 源 ---------------------------------------------------------------------------- 20 13.6. 環 境 特 性 ------------------------------------------------------------------------ 20 13.7. その 他 -------------------------------------------------------------------------- 21 14. 外 観 寸 法 図 ------------------------------------------------------------------------- 21

1. 概 要 本 製 品 は 2.4GHz SS 無 線 による 8 ビットのデジタル I/O 装 置 です ( 以 降 は FRH20 とします) FRH20 はデジタル 入 力 を 読 み 出 し 無 線 を 通 じて 他 の FRH20 にデジタル 出 力 することができます 設 定 は 3 個 のロータリスイッチだけで 可 能 です 以 下 は 2 台 の FRH20 を 使 い シーケンサと 工 作 機 械 の 間 のデジタルデータをパラレル I/O 伝 送 する 例 です シーケンサ FRH20 FRH20 デジタルデータ (8 点 入 力 8 点 出 力 ) 図 1 工 作 機 械 デジタルデータ (8 点 入 力 8 点 出 力 ) 2. 特 徴 小 型 コンパクトボディな 無 線 I/O 装 置 です 全 ての 設 定 は ロータリスイッチで 行 えます デジタル I/O は フォトカプラで 分 離 されています 接 続 はスクリューレスのプッシュタイプで 特 別 な 工 具 は 不 要 です DIN レール 取 り 付 けタイプで ワンタッチで 取 付 取 外 が 可 能 です ダイバシティ 受 信 が 可 能 で マルチパスフェージングによる 通 信 のデッドポイントを 最 小 にできます 受 信 専 用 のアンテナ 端 子 側 (ANT-B)に 高 利 得 アンテナを 接 続 することで 通 信 エリアを 拡 大 できます 無 線 周 波 数 が 豊 富 で 他 の 無 線 機 との 混 信 を 容 易 に 防 ぐことができます 入 力 の 測 定 は 変 化 を 読 み 取 ってデータを 送 信 する 通 常 モード と 1 秒 間 隔 で 測 定 データを 送 信 す る 定 期 送 信 モード があります 通 常 モード には 全 デジタル 入 力 を 一 括 で 処 理 する ワード 入 力 モード とビット 単 位 で 扱 う ビ ット 入 力 モード があります LED 表 示 による 電 波 測 定 が 可 能 で 設 置 の 手 間 を 省 けます 電 源 は 24VDC±10%または AC アダプタ(9VDC)のいずれかが 利 用 できます 消 費 電 流 が 少 なく 外 部 電 源 を 小 型 に 出 来 ます 海 外 対 応 も 可 能 です (US カナダは 認 証 済 み 順 次 拡 大 予 定 ) 1

3. 製 品 一 覧 表 1 製 品 一 覧 製 品 I/O デジタル 入 力 デジタル 出 力 FRH20TJ130 FRH20TJ140 8 点 入 力 フォトカプラ 電 圧 接 点 + 8 点 出 力 フォトカプラ 無 電 圧 接 点 フォトカプラ(オープンコレクタ) 注 意 1) デジタル 入 力 仕 様 の 電 圧 接 点 (FRH20TJ130)は コモンに 対 して±24V を 給 電 してください 2) デジタル 入 力 仕 様 の 無 電 圧 接 点 (FRH20TJ140)は コモンとショートすると ON になります 3) デジタル 出 力 は NPN のみです 4. 各 部 の 名 称 と 機 能 10アンテナ 端 子 A 7 電 源 インジケータランプ 5ロータリスイッチ 11アンテナ 端 子 B 8ステータスインジ ケータランプ 9 電 源 スイッチ 1DC 電 源 接 続 端 子 6I/O インジケータ ランプ 2AC アダプタ 接 続 端 子 4デジタル 出 力 端 子 12DIN レールストッパ 図 2 3デジタル 入 力 端 子 1DC 電 源 接 続 端 子 24VDC±10%の 電 源 を 接 続 します AC アダプタ 使 用 時 は 接 続 不 要 です 2AC アダプタ 接 続 端 子 EIAJ 規 格 RC-5320A の 電 圧 区 分 3 の 電 源 プラグを 利 用 した 9VDC の 電 源 を 接 続 します DC 電 源 使 用 時 は 接 続 不 要 です 2

3デジタル 入 力 端 子 8 点 のデジタル 入 力 です COM に 対 し±24V(FRH20TJ130)またはショートタイプ(FRH20TJ140)のいずれかを 選 択 できます FRH20TJ130 の ON 電 流 は 5mAtyp です プッシュタイプの 端 子 台 のため 配 線 時 に 特 別 な 工 具 は 不 要 です フォトカプラ 入 力 となっているため 内 部 回 路 と 完 全 に 分 離 されています 使 用 できるワイアは 以 下 のとおりです 単 線 :φ0.4mm(awg26)~φ1.2mm(awg16) 撚 線 :0.3mm 2 (AWG22)~0.75mm 2 (AWG20) 素 線 径 φ0.18mm 以 上 4デジタル 出 力 端 子 デジタル 出 力 は NPN タイプ( 吸 い 込 み 型 )で 50mA(max)です プッシュタイプの 端 子 台 のため 配 線 時 に 特 別 な 工 具 は 不 要 です フォトカプラ 出 力 となっているため 内 部 回 路 と 完 全 に 分 離 されています 使 用 できるワイアは 以 下 のとおりです 単 線 :φ0.4mm(awg26)~φ1.2mm(awg16) 撚 線 :0.3mm 2 (AWG22)~0.75mm 2 (AWG20) 素 線 径 φ0.18mm 以 上 5ロータリスイッチ 無 線 機 を 設 定 します また FRH20 の 初 期 化 通 信 テストが 可 能 です 詳 細 は 7. 設 定 を 参 照 願 います 6I/O インジケータランプ I/O が ON 状 態 時 に 各 I/O に 対 応 した LED が 点 灯 します 通 信 テストでは 電 界 強 度 に 応 じて 出 力 の 8 つの LED を 利 用 したバーグラフ 表 示 をします 第 2 版 7 電 源 インジケータランプ 電 源 が ON 状 態 時 に LED が 点 灯 します 通 信 テストでは ステータスインジケータランプの LED と 組 み 合 わせて 電 界 強 度 の 表 示 をします 8ステータスインジケータランプ 通 常 は ON 状 態 で エラー 時 に 点 滅 します 通 信 テストでは 電 源 インジケータランプの LED と 組 み 合 わせて 電 界 強 度 の 表 示 をします 9 電 源 スイッチ FRH20 の 電 源 を ON/OFF します 10アンテナ 端 子 A 無 線 用 のアンテナ 端 子 で 送 受 信 に 利 用 します アンテナ 1 本 だけで 運 用 する 場 合 は 必 ずこちら 側 に 接 続 してください 11アンテナ 端 子 B 無 線 用 のアンテナ 端 子 で 受 信 専 用 に 利 用 します ダイバシティ 受 信 を 行 う 場 合 または 高 利 得 アンテ ナを 利 用 する 場 合 は 必 ずこちら 側 に 接 続 してください 12DIN レールストッパ ストッパを 下 に 引 くことで FRH20 を DIN レールから 取 り 外 せます 3

5. 機 能 FRH20 には 次 の 機 能 があります 5.1. デジタル 入 力 8 ビットのデジタル 入 力 です ロータリスイッチのモード 設 定 により 動 作 が 異 なります 詳 細 は 6. 動 作 モード を 参 照 願 います 5.2. デジタル 出 力 8 ビットのデジタル 出 力 で 受 信 データに 応 じて 出 力 します 初 期 は 全 て OFF です 出 力 は 次 のデー タを 受 信 するまで 保 持 します 受 信 データにより 8 点 一 括 変 更 する ワード 出 力 と 特 定 の 接 点 のみ 出 力 する ビット 出 力 が あります 5.3. 通 信 テスト ロータリスイッチ S2 を E または F に 設 定 して 電 源 を ON することで FRH20 のデジタル 出 力 用 LED と 電 源 ステータス LED に 電 界 強 度 を 表 示 します このとき ロータリスイッチ S1 で 周 波 数 を 設 定 します 詳 細 は 9. 通 信 テスト を 参 照 願 います 5.4. ハードウェアの 初 期 化 ( 工 場 出 荷 状 態 ) ロータリスイッチ S1 を F にセットして 電 源 を ON することで ハードウェアを 初 期 化 します 通 常 は 利 用 することはありませんが 何 らかの 不 具 合 により 通 信 できなくなったときに 初 期 化 をしてくだ さい 初 期 化 しても 不 具 合 が 解 消 できない 場 合 は 弊 社 窓 口 にお 問 い 合 わせ 願 います 4

6. 動 作 モード 6.1. 通 常 モード 通 常 モード では デジタル 入 力 のどれか 1 つが 変 化 した 場 合 デジタル 入 力 を 読 み 出 して 無 線 で 送 信 します 送 信 モードには ワード 入 力 ビット 入 力 1( 同 報 通 信 ) ビット 入 力 2(ポーリング) の 3 種 類 があります それぞれ ダイバシティの ON/OFF 再 送 回 数 を 2 回 または 10 回 の 設 定 できま す デジタル 入 力 の 測 定 間 隔 は 再 送 回 数 が 2 回 の 場 合 は 100ms 10 回 の 場 合 は 500ms です 注 意 1) デジタル 入 力 の 測 定 間 隔 より 速 く 入 力 が 変 化 した 場 合 無 線 通 信 は 次 の 測 定 まで 待 たされます 2) デジタル 入 力 に 変 化 が 無 い 場 合 無 線 通 信 はしません 無 線 トラブルを 確 認 したい 場 合 は 定 期 送 信 モード または 特 定 ビットを 定 期 的 に ON/OFF させて 無 線 状 態 を 確 認 するヘルス 処 理 を 行 うことを 推 奨 します 3)パルス 幅 が 測 定 間 隔 より 短 い 場 合 は 無 線 通 信 をしないことがあります そのため 測 定 間 隔 以 上 のパルス 幅 を 入 力 する 必 要 があります 4) 送 信 モードにより デジタル 入 力 が 変 化 しても 無 線 送 信 が 間 に 合 わない 場 合 やデータ 抜 けが 発 生 することがあります 詳 細 は 以 下 の 各 送 信 モードを 参 照 願 います 6.1.1. ワード 入 力 ワード 入 力 は 1 対 1 通 信 で 全 デジタル 入 力 を 読 み 出 し 入 力 に 変 化 があれば 全 ての 入 力 を 読 み 出 して 相 手 側 の FRH20 へ 無 線 送 信 します 受 信 した 側 は 全 出 力 を 受 信 データに 基 づいて ワー ド 出 力 します 6.1.2. ビット 入 力 1( 同 報 通 信 ) ビット 入 力 1( 同 報 通 信 ) は 入 力 が 変 化 したとき その 変 化 したビットデータのみを 送 信 しま す 送 信 形 態 は 1 対 8 1 対 3 1 対 2 の 3 形 態 があります このとき 前 者 が 親 機 後 者 が 子 機 で す 親 機 から 子 機 へは 同 報 で 通 信 し 子 機 から 親 機 へはパケット 通 信 をします 送 信 データは 親 機 子 機 子 機 親 機 ともビット 送 信 となるため 受 信 側 は 特 定 のビットのみ 出 力 する ビット 出 力 となります 注 意 1) 同 報 通 信 は 子 機 からの 受 信 確 認 を 行 わないため 全 ての 子 機 に 正 しく 通 信 できる 保 証 はありま せん 2) 同 報 通 信 は 設 定 された 再 送 回 数 +1 回 の 無 線 送 信 をします 3) ビット 送 信 のため 複 数 の 子 機 が 同 じビット 番 号 を 使 ってしまうと 受 信 側 の 親 機 ではどの 子 機 からなのか ビット 情 報 から 判 断 できなくなります そのため 各 子 機 の 入 力 は 違 う 番 号 を 利 用 してください 5

6.1.3. ビット 入 力 2(ポーリング) ビット 入 力 2(ポーリング) は ビット 入 力 1( 同 報 通 信 ) と 同 様 に 入 力 が 変 化 したとき その 変 化 したビットデータのみを 送 信 します 送 信 形 態 も ビット 入 力 1( 同 報 通 信 ) と 同 様 で 1 対 8 1 対 3 1 対 2 の 3 形 態 があります 親 機 から 子 機 へは 順 次 ポーリングでパケット 通 信 し 子 機 から 親 機 へはパケット 通 信 をします 全 ての 子 機 へ 通 信 が 完 了 すれば 親 機 は 送 信 を 中 止 します 送 信 データは 親 機 子 機 子 機 親 機 ともビット 送 信 となるため 受 信 側 は 特 定 のビットだけ 出 力 する ビット 出 力 となります 注 意 1) 全 ての 子 機 に 対 するポーリングかが 完 了 する 前 にデジタル 入 力 が 変 化 しても そのデータは 送 信 できません そのため 入 力 の 変 化 が 速 い 場 合 は ビット 入 力 1( 同 報 通 信 ) を 使 うことを 推 奨 します 2) ビット 送 信 のため 複 数 の 子 機 が 同 じビット 番 号 を 使 ってしまうと 受 信 側 の 親 機 ではどの 子 機 からなのかビット 情 報 からは 判 断 できなくなります そのため 各 子 機 の 入 力 は 違 う 番 号 を 利 用 してください 6.2. 定 期 送 信 モード 定 期 送 信 モード では 1 秒 間 隔 で 全 デジタル 入 力 を 読 み 出 し 入 力 の 変 化 に 関 わらず 無 線 送 信 し ます 受 信 した 側 は 全 出 力 を 受 信 データに 基 づいて ワード 出 力 します ダイバシティの ON/OFF が 設 定 でき 再 送 回 数 は 10 回 固 定 です 通 信 形 態 は 1 対 1 です 注 意 1) 定 期 送 信 モード では 入 力 の 変 化 によらず 無 線 送 信 をするため 複 数 の 無 線 装 置 があると 混 信 することがあります その 場 合 周 波 数 を 分 ける または 通 常 モード にして 無 線 送 信 の 頻 度 を 下 げることを 推 奨 します 6

7. 設 定 ロータリスイッチは 3 個 (S1,S2,S3)あり S1 は 周 波 数 S2 は 送 信 モード S3 は アドレ ス( 自 局 / 宛 先 ) の 設 定 に 使 用 します また ハードウェアの 初 期 化 ( 工 場 出 荷 状 態 ) 通 信 テスト の 設 定 にも 兼 用 します 7.1. S1( 周 波 数 設 定 ) ロータリスイッチ S1 は 周 波 数 設 定 とハードウェアの 初 期 化 を 行 います 周 波 数 は 1 波 固 定 2 波 グループ 3 波 グループがあり それぞれ 4 通 りを 選 べます 波 数 が 少 ないほど 通 信 レスポンスはよくなりますが 混 信 が 発 生 すると 通 信 できなくなることがありま す そのため 電 波 環 境 に 応 じて 波 数 と 周 波 数 を 選 んでください F にセットして 電 源 を 立 ち 上 げることで ハードウェアを 初 期 化 します 通 常 は 利 用 する ことはありませんが 何 らかの 不 具 合 により 通 信 できなくなったときに 初 期 化 をしてください 初 期 化 しても 不 具 合 が 解 消 できない 場 合 は 弊 社 窓 口 にお 問 い 合 わせ 願 います 表 2 周 波 数 設 定 テーブル 設 定 波 数 周 波 数 値 0 2402MHz - - 1 2424MHz - - 2 1 波 2449MHz - - 3 2473MHz - - 4 2495MHz - - 5 2402MHz 2414MHz - 6 2412MHz 2424MHz - 7 2 波 2437MHz 2449MHz - 8 2461MHz 2473MHz - 9 2483MHz 2495MHz - A 2402MHz 2410MHz 2418MHz B 2408MHz 2416MHz 2424MHz C 3 波 2433MHz 2441MHz 2449MHz D 2457MHz 2465MHz 2473MHz E 2479MHz 2487MHz 2495MHz F ハードウェアリセット 7

7.2. S2( 送 信 モード 設 定 ) ロータリスイッチS2は 動 作 モードの 設 定 と 通 信 テストを 行 います 動 作 モードの 詳 細 は 6. 動 作 モード を 参 照 願 います ロータリスイッチS1が F 以 外 でS2を E または F に 設 定 して 電 源 を 投 入 すると 通 信 テ ストを 行 います このとき E または F では ダイバシティのON/OFFが 異 なります 通 信 テ ストで 使 用 する 周 波 数 はS1で 設 定 された 周 波 数 を 利 用 します 表 3 送 信 モード 設 定 テーブル 設 定 送 信 モード 動 作 モード ダイバシティ 再 送 回 数 0 ON 2 1 OFF ワード 入 力 2 ON 10 3 OFF 4 ON 2 5 ビット 入 力 1 OFF 通 常 6 ( 同 報 通 信 ) ON 10 7 OFF 8 ON 9 ビット 入 力 2 OFF 2 A (ポーリング) ON B OFF 10 C ON 定 期 送 信 D OFF 10 E ON 通 信 テスト(SW1が F 以 外 ) F OFF - 8

7.3. S3( アドレス( 自 局 / 宛 先 ) 設 定 ) ロータリスイッチ S3 は 無 線 で 使 用 する 自 局 アドレスと 宛 先 アドレスを 設 定 します 表 4 アドレス 設 定 テーブル ビット 入 力 1 ビット 入 力 2 ワード 入 力 定 期 送 信 設 定 ( 同 報 通 信 ) (ポーリング) 自 局 宛 先 自 局 宛 先 自 局 宛 先 0 000 001 000 255 000 001~008をポーリング 1 001 000 001 000 001 000 2 002 003 002 000 002 000 3 003 002 003 000 003 000 4 004 005 004 000 004 000 5 005 004 005 000 005 000 6 006 007 006 000 006 000 7 007 006 007 000 007 000 8 008 009 008 000 008 000 9 009 008 009 255 009 010~012をのポーリング A 010 011 010 009 010 009 B 011 010 011 009 011 009 C 012 013 012 009 012 009 D 013 012 013 255 013 014~015をポーリング E 014 015 014 013 014 013 F 015 014 015 013 015 013 7.3.1. ワード 入 力 ワード 入 力 は 1 対 1 通 信 のため 2 台 がペアとなります ペアとなるのは 0 と 1 から E と F までの 8 組 です 第 2 版 7.3.2. ビット 入 力 1( 同 報 通 信 ) ビット 入 力 1( 同 報 通 信 ) は 1 対 8 1 対 3 1 対 2 の 3 形 態 があります 1 対 8 の 場 合 は 同 報 通 信 する 親 機 は 0 子 機 は 1 から 8 1 対 3 の 場 合 は 親 機 は 9 子 機 は A から C 1 対 2 の 場 合 は 親 機 は D 子 機 は E と F です 7.3.3. ビット 入 力 2(ポーリング) ビット 入 力 2(ポーリング) は ビット 入 力 1( 同 報 通 信 ) と 同 じ 組 み 合 わせです 注 意 1) ビット 入 力 2(ポーリング) で 子 機 台 数 を 4 台 以 上 にする 場 合 は 1 対 8 に 設 定 してくださ い ただし 存 在 しない 子 機 宛 にも 親 機 は 無 線 送 信 をします このとき 存 在 しない 子 機 には 無 条 件 で 再 送 回 数 +1 回 無 線 送 信 をするため 通 信 レスポンスが 低 下 することがあります この 場 合 ビット 入 力 1( 同 報 通 信 ) にすることで 通 信 レスポンスが 改 善 できる 場 合 があります 7.3.4. 定 期 送 信 定 期 送 信 は ワード 入 力 と 同 じ 1 対 1 通 信 で ペアとなるのは 0 と 1 から E と F までの 8 組 です 9

8. 電 源 ステータスインジケータ 表 示 電 源 とステータスの2 個 のLEDを 実 装 し 表 示 パタンにより 機 器 の 状 態 を 示 します エラー 時 は ロータリスイッチ S1 を F にセットして 電 源 を ON し ハードウェアを 初 期 化 するこ とでエラーが 解 消 されることがあります 初 期 化 しても 不 具 合 が 解 消 できない 場 合 は 弊 社 窓 口 にお 問 い 合 わせ 願 います 表 5 電 源 ステータス LED 表 示 状 態 電 源 LED ステータスLED 正 常 動 作 点 灯 点 灯 エラー 時 点 灯 点 滅 初 期 化 完 了 点 滅 点 滅 9. 通 信 テスト ロータリスイッチS2を E または F に 設 定 することにより 2 台 のFRH20 間 で 通 信 を 行 い 受 信 電 波 の 電 界 強 度 を 測 定 できます 電 界 強 度 は 電 源 ステータスまたは デジタル 出 力 1~8のインジケー タ 用 LEDを 使 って 表 6のように 示 されます LEDは2 秒 間 保 持 され 新 しいパケットが 受 信 できなければ 消 灯 します このとき 周 波 数 はロータリスイッチS1で 設 定 します ロータリスイッチS3の 設 定 は 不 要 です 電 源 OFFでモードが 解 除 されます 表 6 電 界 強 度 のインジケータ 電 界 強 度 インジケータ OUT1 OUT2 OUT3 OUT4 OUT5 OUT6 OUT7 OUT8 POWER STATUS 電 源 投 入 時 -60dBm 以 下 -61~-65dBm -66~-70dBm -71~-75dBm -76~-80dBm -81~-85dBm -86~-90dBm -91~-95dBm -96dBm 以 下 : 点 灯 : 消 灯 : 点 滅 10

10. 設 定 例 この 章 では FRH20 の 各 使 い 方 について 具 体 的 な 設 定 例 を 説 明 します 10.1. 通 常 モード の ワード 入 力 この 設 定 は 1 対 1 で 全 ての 入 力 データを 相 手 側 にワード 出 力 する 場 合 に 使 用 します 10.1.1. 運 用 例 ( 工 作 機 械 の I/O 伝 送 ) シーケンサ FRH201 FRH202 工 作 機 械 デジタルデータ (8 点 入 力 8 点 出 力 ) デジタルデータ (8 点 入 力 8 点 出 力 ) 図 3 図 3 は シーケンサと 工 作 機 械 間 のデータをパラレル I/O 伝 送 する 例 です 表 7 では 電 波 状 況 を 考 慮 した 3 波 モード ダイバシティ ON 再 送 回 数 10 回 にしました ただし 通 信 レスポンスは 多 少 犠 牲 となります 各 設 定 につきましては 7. 設 定 の 表 2~4 を 参 照 ください ( 以 下 10. 設 定 例 各 項 目 で 同 様 ) 表 7 ワード 入 力 の 設 定 例 設 定 項 目 FRH201 FRH202 備 考 S1 A A 2402 2410 2418MHz の 3 波 モード S2 2 2 ワード 入 力 ダイバシティ ON で 再 送 回 数 は 10 回 S3 5 6 無 線 アドレス 005 と 006 11

10.2. 通 常 モード の ビット 入 力 1( 同 報 通 信 ) この 設 定 は 特 定 ビットのデジタル 入 力 に 変 化 があった 場 合 そのビット 情 報 を 親 機 から 全 て 子 機 に 通 知 する 場 合 に 使 用 します 10.2.1. 運 用 例 ( 同 報 通 信 によるホストからの 問 い 合 わせに 対 する 端 末 からのレスポンス 監 視 ) ホストから O1 全 端 末 宛 I1~I8 FRH201 ホスト 宛 I1 無 線 アドレス 001 端 末 1 ホスト 端 末 1 から O1 FRH20 8 台 端 末 8 から O8 無 線 アドレス 000 O8 FRH208 I8 ホストから ホスト 宛 端 末 8 図 4 無 線 アドレス 008 図 4 はホストから 各 端 末 へ 問 い 合 わせを 行 い そのレスポンスをホストが 受 信 する 例 です この 場 合 ホストは 端 末 ごとに 入 力 を 分 け 入 力 1 が 端 末 1 入 力 2 が 端 末 2 に 対 応 するようにします ホストから 入 力 を 受 けた 親 機 は 同 報 通 信 で 子 機 の FRH201~FRH208へ 無 線 送 信 し 端 末 側 へ 変 化 し たビットだけを 出 力 します データを 受 信 した 端 末 は 自 分 宛 のビットデータならばそのレスポンスとしてそれぞれにつながっ ている 子 機 に 入 力 します 親 機 は 子 機 からデータを 受 信 すると 受 信 データのビットデータだけ 出 力 します これにより ホ ストと 端 末 間 が 通 信 できたことが 確 認 できます 利 用 方 法 として 各 端 末 の 動 作 が 正 しく 動 作 しているかを 監 視 する ヘルス 信 号 などに 利 用 できま す 設 定 項 目 FRH20 親 機 FRH20 子 機 1 表 8 ビット 入 力 1 の 設 定 例 FRH20 子 機 8 備 考 S1 5 5 5 2402 2414MHz の 2 波 モード S2 6 6 6 ビット 入 力 1 ダイバシティ ON で 再 送 回 数 は 10 回 S3 0 1 ~ 8 ビット 入 力 1 1 対 8 で 運 用 12

10.3. 通 常 モード の ビット 入 力 2(ポーリング) この 設 定 は 端 末 から 1 台 ずつの 情 報 をポーリングで 受 信 する 場 合 に 使 用 します 第 2 版 10.3.1. 運 用 例 (ポーリングによるホストからの 通 知 に 対 する 端 末 からの 情 報 収 集 ) ホストから O1~O8 状 態 監 視 端 末 1 から I1~I8 FRH201 ホスト 宛 11 無 線 アドレス 001 端 末 1 ホスト O1 FRH20 8 台 端 末 8 から O8 無 線 アドレス 000 O1~O8 FRH208 I8 ホストから ホスト 宛 端 末 8 図 5 無 線 アドレス 008 図 5 はホストからの 情 報 を 各 端 末 へ 順 次 通 知 するし そのレスポンスをホストが 受 信 する 例 です 親 機 はホストからデータが 入 力 されると その 情 報 をまず 子 機 1に 送 信 し 端 末 1 へ 出 力 します 引 き 続 き 親 機 は FRH202に 送 信 します これを 順 次 FRH208まで 繰 り 返 して 送 信 を 完 了 します 端 末 は 必 要 があればデータを 返 送 し 各 子 機 を 経 由 してホストに 通 知 します 設 定 項 目 FRH20 親 機 FRH20 子 機 1 表 9 ビット 入 力 1 の 設 定 例 FRH20 子 機 8 備 考 S1 E E E 2479 2487 2495MHz の 3 波 モード S2 9 9 9 ビット 入 力 2 ダイバシティ OFF で 再 送 回 数 は 2 回 S3 0 1 ~ 8 ビット 入 力 2 1 対 8 で 運 用 13

10.4. 定 期 送 信 モード この 設 定 は 1 秒 間 隔 で 入 力 を 読 み 出 し 変 化 が 有 る/ 無 いに 関 わらず 子 機 に 無 線 送 信 をする 例 です 最 新 の 情 報 を 更 新 する トレンド 測 定 などで 使 用 します 10.4.1. 運 用 例 ( 水 位 監 視 ) 水 位 計 水 位 データ I1~I8 水 位 データ FRH201 O1~O8 FRH202 11~I8 放 水 データ センター 放 水 弁 放 水 データ O1~O8 無 線 アドレス 000 無 線 アドレス 001 図 6 図 6 は ダムなどの 水 位 を 一 定 に 保 つ 例 です 水 位 計 からの 出 力 は FRH201に 入 力 され 1 秒 間 隔 で 読 み 出 して FRH202へ 送 信 します 同 様 に センターからは 放 水 量 を 制 御 するデータを 1 秒 間 隔 で 送 信 し 水 位 を 一 定 に 保 ちます 設 定 項 目 FRH20 親 機 FRH20 子 機 1 表 10 ビット 入 力 2 の 設 定 例 備 考 S1 4 4 2495MHz の 1 波 固 定 モード S2 D D 定 期 送 信 ダイバシティ OFF で 再 送 回 数 は 10 回 S3 E F 無 線 アドレス 014 と 015 10.4.2. 運 用 例 ( 稼 動 監 視 ) デジタルデータ (8 点 入 力 ) コンプレッサ FRH202 ホスト 最 大 8 台 コンプレッサ FRH201 無 線 アドレス 001 デジタルデータ (8 点 出 力 ) 無 線 アドレス 000 図 7 図 7 は 複 数 あるエアコンのコンプレッサの 稼 動 状 況 を 把 握 し エネルギーの 無 駄 が 発 生 していな いか 監 視 する 例 です これにより 不 要 なコンプレッサを 停 止 させるなどが 可 能 です ホスト 側 では 最 新 の 状 態 がわかればよいので 表 11 のように 通 信 レスポンスを 重 視 して 周 波 数 は 1 波 固 定 とししました 表 11 稼 動 監 視 での 設 定 例 設 定 項 目 FRH201 FRH202 備 考 S1 4 4 2495MHz の 1 波 固 定 モード S2 C C 定 期 送 信 ダイバシティ ON S3 0 1 無 線 アドレス 000 と 001 14

11. 入 出 力 回 路 11.1. 端 子 配 置 11.2. 回 路 構 成 1デジタル 出 力 図 8 OUT1 OUT2 ポリスイッチ ポリスイッチは 出 力 2 点 で 1 個 付 きます OUT8 ポリスイッチ COM 2デジタル 入 力 (FRH20TJ130) 図 9 COM IN1 IN2 IN8 図 10 15

3デジタル 入 力 (FRH20TJ140) 内 部 電 圧 IN1 IN2 IN8 COM 図 11 16

12. 設 置 上 の 注 意 12.1. 他 の 無 線 局 との 混 信 防 止 について 本 無 線 モデムの 使 用 する 周 波 数 帯 域 では 電 子 レンジなどの 産 業 科 学 医 療 用 機 器 のほか 工 場 の 製 造 ラインなどで 使 用 されている 移 動 体 識 別 用 の 構 内 無 線 局 ( 免 許 を 要 する 無 線 局 )および 特 定 小 電 力 無 線 局 ( 免 許 を 要 しない 無 線 局 ) 並 びにアマチュア 無 線 局 ( 免 許 を 要 する 無 線 局 )が 運 用 されています (1) 本 無 線 モデムを 使 用 する 前 に 近 くで 移 動 体 識 別 用 の 構 内 無 線 局 および 特 定 小 電 力 無 線 局 並 びに アマチュア 無 線 局 が 運 用 されていないことを 確 認 してください (2) 万 一 本 無 線 モデムから 移 動 体 識 別 用 の 構 内 無 線 局 に 対 して 電 波 干 渉 の 事 例 が 発 生 した 場 合 は 速 やかに 使 用 周 波 数 を 変 更 するかまたは 電 波 の 発 射 を 停 止 した 上 弊 社 窓 口 へご 連 絡 いただき 混 信 防 止 のための 処 置 等 (たとえばパーティションの 設 置 など)についてご 相 談 ください (3) そのほか 本 無 線 モデムから 移 動 体 識 別 用 の 特 定 小 電 力 無 線 局 あるいはアマチュア 無 線 局 に 対 し て 電 波 干 渉 の 事 例 が 発 生 した 場 合 などでお 困 りの 場 合 は 弊 社 窓 口 へご 相 談 ください 12.1.1. 現 品 表 示 各 記 号 の 意 味 は 以 下 のとおりです 1 2.4 :2.4GHz 帯 の 電 波 を 使 用 しています 2 DS : 変 調 方 式 は 直 接 拡 散 方 式 です 3 4 : 想 定 される 与 干 渉 距 離 は40mです 4 バー 記 号 : 全 帯 域 を 使 用 し かつ 移 動 体 識 別 装 置 の 帯 域 を 回 避 可 能 です 1 2 3 2.4 D S 4 4 図 12 12.1.2. 屋 外 固 定 設 置 の 場 合 の 現 品 表 示 本 無 線 モデムを 組 み 込 んだ 設 備 を 屋 外 に 固 定 して 設 置 する 場 合 は 以 下 のような 当 該 無 線 設 備 の 所 有 者 名 または 事 業 者 名 と 連 絡 先 を 表 示 してください 表 示 方 法 に 特 段 の 定 めはありませんが 屋 外 で 長 期 間 放 置 に 耐 える 方 法 とし 見 やすい 位 置 に 表 示 してください 2.4GHz 帯 小 電 力 データ 通 信 システムの 無 線 局 運 用 者 **** 通 信 株 式 会 社 IP 事 業 部 お 客 様 相 談 室 連 絡 先 TEL 03-****-**** URL http://www.****.co.jp 1 2 3 図 13 1 2.4GHz 帯 小 電 力 データ 通 信 システムの 無 線 局 であることを 明 示 してください 2 所 有 運 用 する 事 業 者 名 と 担 当 部 署 名 または 担 当 者 氏 名 を 表 示 してください 3 電 話 番 号 またはEメールアドレスもしくはホームページアドレスを 表 示 してください 4 その 他 必 要 に 応 じて 電 波 干 渉 回 避 に 有 用 な 情 報 があれば 表 示 してください 上 記 の 説 明 はARIB STD-T66によるものです 詳 細 については 弊 社 窓 口 へお 問 合 せください 17

R 12.2. アンテナ 設 置 上 の 注 意 点 (1) 本 無 線 モデムは2.4GHzの 電 波 を 使 用 していますが 2.4GHzの 電 波 は 直 進 性 が 強 く 反 射 しやすい 特 長 があります 特 に 金 属 製 の 物 体 が 近 くにあると 通 信 距 離 が 短 くなったり 極 端 な 指 向 性 がでたりすることがあります 従 ってアンテナは 周 囲 の 物 体 からできるだけ 離 して 設 置 してください (2) 2.4GHzの 電 波 はマルチパスが 発 生 しやすい 特 長 があります マルチパスが 発 生 するとアン テナを 数 10cm 動 かしただけで 通 信 できなくなる 場 合 もありますので マルチパス 対 策 として ダイバシティ 動 作 することを 推 奨 します ダイバシティ 動 作 する 場 合 は 効 果 を 高 めるために2 本 のアンテナはできるだけ 離 して 設 置 してください (3) ハンディ 機 器 に 組 み 込 む 場 合 は 人 体 の 影 響 でアンテナの 指 向 性 が 乱 れます このような 場 合 の 指 向 性 改 善 としてもダイバシティ 動 作 は 有 効 です (4) オプションで 用 意 しているつば 付 きアンテナは 室 内 で 使 用 するように 設 計 されています 屋 外 で 使 用 する 場 合 は 防 水 ケースに 入 れるなどの 対 策 が 必 要 です (5) 詳 しくは 別 冊 アンテナ 設 置 マニュアル を 参 照 してください 12.3. 混 信 妨 害 に 対 する 注 意 点 (1) 本 無 線 モデムを 同 一 エリアで 複 数 グループを 設 置 する 場 合 は 干 渉 を 回 避 するため 使 用 する 周 波 数 を 変 更 し 異 なるグループの 無 線 モデム 及 びアンテナ 同 士 はおよそ2m 以 上 離 して 設 置 して ください (2) 無 線 LANの 普 及 により 無 線 LANとの 干 渉 が 生 じやすくなっています 本 無 線 モデムを 設 置 す る 前 に 無 線 LANが 使 用 されていないか 調 査 してください 使 用 されている 場 合 は 干 渉 が 生 じな い 様 に 周 波 数 を 適 切 に 設 定 してください 18

12.4. DIN レールに 取 付 時 の 注 意 FRH20 を DIN レールに 取 り 付 ける 際 振 動 のある 場 所 では FRH20 が DIN レールに 対 して 横 滑 りする ことがあります その 場 合 下 図 のようなエンドプレートを 付 けていただくと 横 滑 りの 防 止 が 出 来 ます オムロン 製 形 PFP-M 図 14 19

13. 製 品 仕 様 13.1. 無 線 部 仕 様 ( 日 本 仕 様 ) 技 術 基 準 :ARIB 標 準 規 格 STD-33, STD-T66 適 合 ( 認 証 番 号 01NYCA1012 01GZCA1007) 電 気 通 信 事 業 法 端 末 設 備 等 規 則 技 術 基 準 適 合 ( 認 定 番 号 D01-0454JP) :5mW 以 下 :スペクトル 拡 散 直 接 拡 散 方 式 : 単 信 通 信 方 式 :2402~2495MHz : 固 定 モードまたは 2 波 または 3 波 グループモード :51.9kbps :PLL シンセサイザ 方 式 空 中 線 電 力 電 波 形 式 通 信 方 式 無 線 周 波 数 帯 周 波 数 運 用 形 態 データ 変 調 速 度 発 振 方 式 受 信 アンテナダイバシティ :2 系 統 受 信 アンテナダイバシティ 方 式 サービスエリア : 屋 内 環 境 半 径 60m 以 上 ( 設 置 環 境 により 異 なる) 屋 外 環 境 300m 以 上 ( 見 通 し 距 離 ) 13.2. 通 信 制 御 無 線 回 線 制 御 誤 り 検 出 機 能 謝 り 訂 正 マルチアクセス 機 能 :コマンド 認 識 による 接 続 / 切 断 :CRC-CCITT(16 ビット) :ARQ :グループ 内 の 良 好 な 周 波 数 チャンネルで 回 線 を 接 続 13.3. 端 子 台 13.3.1. デジタル 入 力 物 理 インタフェース :サトーパーツ ML-1900-H(9 ピン 2)[スクリューレス 端 子 台 ] 仕 様 :プラス マイナスコモン 対 応 のフォトカプラ 耐 圧 :±50V[コモンを 基 準 ] [FRH20TJ130] ±24V[コモンを 基 準 ] [FRH20TJ140] 電 流 : 各 端 子 5mA typ. (24V 時 ) 適 用 線 材 : 単 線 φ0.4mm(awg26)~φ1.2mm(awg16) : 撚 線 0.3mm 2 (AWG22)~0.75mm 2 (AWG20) 素 線 径 φ0.18mm 以 上 13.3.2. デジタル 出 力 物 理 インタフェース :サトーパーツ ML-1900-H(9 ピン 2)[スクリューレス 端 子 台 ] 仕 様 :オープンコレクタ(NPN 出 力 ) [フォトカプラで 分 離 ] 耐 圧 :35V 電 流 : 各 端 子 50mA Max. 適 用 線 材 : 単 線 φ0.4mm(awg26)~φ1.2mm(awg16) : 撚 線 0.3mm 2 (AWG22)~0.75mm 2 (AWG20) 素 線 径 φ0.18mm 以 上 13.4. アンテナ アンテナ 端 子 :SMA FEMALE 13.5. 電 源 電 源 電 圧 :24VDC±10%[DC 電 源 ] 9VDC±10%[AC アダプタ] 消 費 電 流 : 全 入 力 ON, 無 線 通 信 時 (24VDC±10%) 100mA 以 下 : 全 入 力 OFF, 無 線 停 止 時 (24VDC±10%) 70mA 以 下 13.6. 環 境 特 性 使 用 温 度 範 囲 :-10~+50 保 存 温 度 範 囲 :-20~+60 使 用 湿 度 範 囲 :90%RH 以 下 ( 結 露 無 きこと) 保 存 湿 度 範 囲 :90%RH 以 下 ( 結 露 無 きこと) 耐 振 動 性 : 50m/s 2 JIS-C-60068-2-6 準 拠 耐 衝 撃 性 :500m/s 2 JIS-C-60068-2-27 準 拠 20

13.7. その 他 ケース 材 質 :ポリカーボネート( 本 体 ) :ポリアセタール(DIN レールストッパ) :アクリル(LED レンズ) 外 形 寸 法 :120(W) 70(H) 30(D) mm ( 突 起 部 を 除 く) 重 量 : 約 160g 第 2 版 14. 外 観 寸 法 図 図 15 注 意 取 付 金 具 を 取 り 付 けない 場 合 には 取 付 金 具 用 穴 にはねじを 取 り 付 けないでください 故 障 の 原 因 となります 21

故 障 修 理 依 頼 される 時 は 長 くご 愛 用 の 結 果 または 突 発 的 な 事 故 および 自 然 故 障 などのトラブルにより 故 障 修 理 を 依 頼 される 場 合 は その 故 障 状 況 をできるだけ 詳 しくレポートしてください 修 理 箇 所 のポイントを 早 く 確 実 に 知 ることができますので 修 理 期 間 が 短 くなります 機 器 に 手 を 加 えたり 分 解 したりしないでください 仕 様 及 び 外 観 は 改 良 のため 予 告 なく 変 更 する 事 がありますのでご 了 承 願 います 本 製 品 を 無 断 改 造 でご 使 用 になりトラブルが 発 生 した 場 合 弊 社 では 責 任 を 負 いかねますのでご 了 承 願 います 不 明 な 点 は 下 記 へお 問 い 合 わせください 無 線 機 器 営 業 グループ 営 業 第 二 ユニット 299-4395 千 葉 県 長 生 郡 長 生 村 薮 塚 1080 TEL (0475)32-6173 FAX (0475)32-6179 ホームページアドレス http://www.futaba.co.jp 1M36Q03701