府 中 市 の 住 生 活 に 係 る 現 状 課 題 第 1 回 府 中 市 住 宅 マスタープラン 検 討 協 議 会 資 料 資 料 -8 1. 府 中 市 の 人 口 府 中 市 の 人 口 世 帯 数 は 増 加 傾 向 を 維 持 するが 1 世 帯 当 たりの 人 員 数 は 減 少 世 帯 の 核 家 族 化 単 身 化 が 進 んでいるものと 推 察 できる 人 口 世 帯 数 世 帯 人 員 数 の 推 移 人 世 帯 3, 25, 2, 15, 1, 5, 5.3 163,173 29,396 216,211226,769 182,474 192,19821,972 245,623 255,56 人 / 世 帯 6. 126,519 17,695 115,166 82,98 67,529 72,999 81,245 88,36 96,424 2.2 58,937 55,12 45,295 45,324 32,728 8,572 11,78 18,75 S25 S3 S35 S4 S45 S5 S55 S6 H2 H7 H12 H17 H22 人 口 世 帯 世 帯 人 員 出 典 : 国 勢 調 査 ( 各 年 1 月 1 日 ) 5. 4. 3. 2. 1.. 高 齢 化 が 進 む 中 で 高 齢 者 の 単 身 世 帯 や 高 齢 夫 婦 世 帯 z( 夫 65 歳 以 上, 妻 6 歳 以 上 の 夫 婦 のみ の 世 帯 )が 増 加 傾 向 にあり 1 年 前 と 比 較 して 高 齢 者 単 身 世 帯 では 約 2 倍 近 く 高 齢 夫 婦 世 帯 では 約 1.5 倍 の 増 加 となっている 高 齢 者 単 身 高 齢 夫 婦 世 帯 の 推 移 1, 9, 8, 7, 6, 5, 4, 3, 2, 1, 世 帯 3,167 4,594 2,2 6,33 3,457 8,376 5,11 9,515 7,331 H2 H7 H12 H17 H22 9,53 高 齢 者 単 身 高 齢 夫 婦 出 典 : 国 勢 調 査 ( 各 年 1 月 1 日 ) 府 中 市 の 高 齢 化 率 は 約 18%と 1 年 前 に 比 べ 6 ポイントアップ 中 でも 75 歳 以 上 高 齢 者 の 割 合 も 増 加 しており 高 齢 者 の 半 数 近 くにおよぶ 第 6 次 府 中 市 総 合 計 画 策 定 に 係 る 人 口 推 計 によると 本 市 人 口 は 当 面 増 加 を 続 け 平 成 37 年 に 約 26 万 でピークを 迎 えるものと 推 計 されている 高 齢 化 の 推 移 将 来 の 人 口 見 通 し 2.% 18.% 16.% 14.% 13.8% 16.1% 18.1% 人 実 績 値 推 計 値 3, 255,56 26,537 25, 26,339 12.% 1.% 8.% 6.% 4.% 2.%.% 11.2% 8.8% 7.3% 8.3% 6.7% 5.1% 4.1% 3.3% 2.5% S6 H2 H7 H12 H17 H22 65 歳 以 上 人 口 割 合 ( 高 齢 化 率 ) 75 歳 以 上 人 口 割 合 2, 15, 1, 5, 45,295 S25 S3 S35 S4 S45 S5 S55 S6 H2 H7 H12 H17 H22 H27 H32 H37 H42 出 典 : 国 勢 調 査 ( 各 年 1 月 1 日 ) 出 典 : 第 6 次 府 中 市 総 合 計 画 策 定 に 係 る 人 口 推 計 資 料 1
2. 府 中 市 の 住 宅 < 住 宅 数 > 府 中 市 の 住 宅 数 は 約 12 万 で 増 加 傾 向 世 帯 数 に 対 して 量 的 には 充 足 してお り 約 1 万 3 千 ( 約 1 割 )が 空 き 家 である < 建 て 方 の 状 況 > 府 中 市 の 住 宅 は 約 3 割 が 一 建 て 7 割 弱 が であり 隣 接 市 と 比 べ 平 均 的 な 状 況 持 ち 家 では 約 6 割 が 一 建 て 借 家 では9 割 以 上 が となっている 住 宅 数 と1 世 帯 当 たり 住 宅 数 の 推 移 総 数 14, 12, 1, 8, 6, 4, 2, 67,8.94 77,1.99 87,28 1.1 96,54 16,75 1.4 1.3 12,45 1.8 s58 s63 h5 h1 h15 h2 総 数 1 世 帯 当 たり 住 宅 数 1.2 1.15 1.1 1.5 1..95.9.85.8 1 世 帯 当 た り 住 宅 数 / 世 帯 住 宅 の 建 て 方 別 の 構 成 比 ( 単 位 : ) その 他 2 % 71,2 66% 一 建 33,9 32% 長 屋 建 1,7 2% 所 有 形 態 別 にみる 住 宅 の 建 て 方 構 成 6, 8 8 5, 4, 19,7 その 他 51 3, 47,47 長 屋 建 2, 一 建 3,34 1, 97 2,25 持 ち 家 借 家 出 典 : 住 宅 土 地 統 計 調 査 ( 各 年 1 月 1 日 ) 1 世 帯 当 たり 住 宅 数 は 各 年 の 住 宅 総 数 を 同 日 の 世 帯 数 で 除 算 したもの 世 帯 数 は 東 京 都 の 推 計 人 口 を 用 いた 居 住 世 帯 の 有 無 別 住 宅 数 の 推 移 14, 12, 1, 8, 6, 4, 2, 4,85 62,23 6,39 11,29 7,62 75,99 1,1 86,53 1,22 96,54 13,46 17, s58 s63 h5 h1 h15 h2 居 住 世 帯 あり 居 住 世 帯 なし 出 典 : 住 宅 土 地 統 計 調 査 ( 各 年 1 月 1 日 ) < 所 有 の 状 況 > 府 中 市 の 住 宅 は 持 ち 家 と 借 家 がほぼ 同 数 となっている 借 家 の 中 でも 民 間 の 借 家 が 約 8 割 公 営 住 宅 が 約 1 割 都 市 機 構 公 社 が 3% 程 度 となっている 所 有 形 態 別 の 住 宅 構 成 比 給 与 住 宅 5,5 1% 民 営 38,97 77% 公 営 都 市 機 構 公 社 公 営 5,35 1% 都 市 機 構 公 社 1,39 3% 民 営 不 詳 5,6 5% 給 与 住 宅 借 家 5,8 48% 持 ち 家 5,6 47% 2
< 築 年 数 > 平 成 3~12 年 に 建 築 された 築 1~2 年 程 度 の 住 宅 が 最 も 多 く 約 2 万 8 千 昭 和 55 年 以 前 の 住 宅 が 2 万 以 上 あり 新 耐 震 基 準 の 施 行 前 ( 昭 和 56 年 6 月 ) に 建 てられたことになる 特 に 一 建 ての 約 3% 長 屋 建 ての 2% の 約 14%が 昭 和 55 年 以 前 の 建 築 である < 耐 震 診 断 の 状 況 > 持 ち 家 の 耐 震 診 断 実 績 は 一 建 て 長 屋 建 てでは 約 2,9 ( 約 9%) では 約 7, (35%)で ある その 内 一 建 て 長 屋 建 てでは 約 5 で は 1 で 耐 震 性 が 確 保 されていなかった < 空 き 家 の 状 況 > 空 き 家 数 は 増 加 傾 向 にあり 約 1 万 3 千 その 約 8 割 は で その 約 6 割 は 賃 貸 用 の 住 宅 である 一 建 ての 空 き 家 は 16%あり そのうちの 約 半 数 は 利 活 用 の 意 向 が 定 まっていない 所 有 しているだけの 空 き 家 であるものと 推 察 される 建 築 年 別 住 宅 数 建 て 方 別 にみる 耐 震 診 断 の 状 況 建 て 方 別 にみる 空 き 家 構 成 比 一 建 て 2,1 16% 長 屋 建 て 2 1% h13 年 以 降 h3~h12 年 S56~h2 年 S36~55 年 S35 年 以 前 1,3 19,2 22,4 21,4 27,7 35, 3, 25, 2, 15, 1, 5, ( ) 2,4 計 3,8 27,9 一 建 て 長 屋 建 て 5 計 19,7 6,9 12,7 1 診 断 あり 耐 震 性 が 確 保 され ていた 診 断 あり 耐 震 性 が 確 保 され ていなかった 耐 震 診 断 をしたこと はない 建 て 方 別 にみる 空 き 家 の 状 況 5 6,7 長 屋 建 て 1 1 1,9 83% 3 3,4 不 詳 15,1 一 建 て 3 6 1, 5, 1, 15, 2, 25, 3, % 2% 4% 6% 8% 1% 二 次 的 住 宅 賃 貸 用 の 住 宅 売 却 用 の 住 宅 その 他 の 住 宅 建 て 方 別 にみる 建 築 年 別 住 宅 数.1% 13.8% 21.9% 27.8% 2.1% 16.2% < 中 古 住 宅 の 取 得 状 況 > 市 内 の 取 得 済 み 中 古 住 宅 は 約 8,6 であり 隣 接 市 の 中 で 比 較 的 に 中 古 住 宅 の 取 得 数 が 多 い 建 築 年 別 では 昭 和 55 年 以 前 に 建 築 された 住 宅 が 5 割 以 上 を 占 め 老 朽 化 が 進 んだ 住 宅 が 主 要 な 流 通 物 件 となって いることがうかがえる 建 て 方 別 にみる 中 古 住 宅 数 ( 取 得 済 みのもの 隣 接 都 市 との 比 較 ) 中 古 住 宅 の 建 築 年 構 成 比 ( 取 得 済 みのもの 隣 接 都 市 との 比 較 ) 長 屋 建.% 2.% 6.7% 26.7% 13.3% 33.3% 一 建 3.5% 26.3% 16.5% 22.1% 22.4% 9.1% % 2% 4% 6% 8% 1% S35 年 以 前 S36~55 年 S56~h2 年 h3~h12 年 h13 年 以 降 不 詳 府 中 市 三 鷹 市 調 布 市 小 金 井 市 日 野 市 国 分 寺 市 国 立 市 多 摩 市 稲 城 市 3,57 2,87 3,4 1,48 2,79 2,27 1,4 75 1,4 66 1,96 5,1 2,47 計 5,34 4,97 2,23 計 3,71 2,29 計 5,8 2,12 計 4,39 計 1,78 7,71 計 2,61 計 8,57 計 8,36 計 911 府 中 市 三 鷹 市 調 布 市 小 金 井 市 日 野 市 国 分 寺 市 国 立 市 多 摩 市 稲 城 市 1.2% 2.9% 2.% 2.2% 1.% 2.6% 1.8%.9%.4% 5.5% 42.% 46.6% 49.2% 49.3% 32.4% 4.% 42.3% 59.9% 23.7% 31.5% 2.5% 17.6% 4.1% 6.% 27.4% 18.8% 5.3% 21.5% 2.4% 6.6% 25.3% 17.8% 6.6% 34.% 26.8% 4.2% 23.% 27.3% 7.9% 42.5% 12.1% 2.2% 19.8% 13.5% 6.3% 2, 4, 6, 8, 1, 一 建 長 屋 建 その 他 % 2% 4% 6% 8% 1% S35 年 以 前 S36~55 年 S56~h2 年 h3~h12 年 h13 年 以 降 3
< 分 譲 マンションの 動 向 > 本 市 の 分 譲 マンション 数 は 約 2 万 であり 専 用 住 宅 でのシェアは2 割 近 くと 本 市 の 主 要 な 住 宅 ストックの 一 つと 言 える 8 割 以 上 の 物 件 が 管 理 委 託 をしており 概 ねの 物 件 で 管 理 規 約 を 策 定 している 修 繕 積 立 金 長 期 修 繕 計 画 の 策 定 など 修 繕 に 対 する 取 組 みは 進 んでいるが 建 替 え 積 立 など 建 替 えに 関 する 取 組 みは 少 ない 分 譲 マンション 数 の 推 移 分 譲 マ ン シ ョ ン 数 25, 2, 15, 1, 5, 9.% 6,65 12.5% 1,28 14.7% 13,93 18.6% 19,6 h5 h1 h15 h2 分 譲 マンション シェア 2.% 16.% 12.% 8.% 4.%.% 対 専 用 住 宅 シ ェ ア 出 典 : 住 宅 土 地 統 計 調 査 ( 各 年 1 月 1 日 ) 持 ち 家 かつ を 分 譲 マンションとして 集 計 した シェアは 専 用 住 宅 総 数 に 対 するもの 建 替 え 積 立 の 有 無 無 記 入 11.1% 持 っている 12.2% 今 はない が 今 後 は 必 要 だと 考 えている 23.3% 考 えていな い 53.3% (N=9) 出 典 : 府 中 市 分 譲 マンション 実 態 調 査 府 中 市 平 成 22 年 3 月 < 高 齢 期 の 住 まい> 高 齢 夫 婦 世 帯 の 住 まいは 持 ち 家 一 建 て 長 屋 建 てが 最 も 多 く 45 世 帯 である 高 齢 単 身 世 帯 の 住 まいは 持 ち 家 一 建 て 長 屋 建 て 共 同 住 宅 民 営 借 家 が 約 2 千 世 帯 ずつである 住 宅 数 の 約 5 割 で 何 かしらの 高 齢 者 の 為 の 設 備 を 設 置 し ており 手 すり 屋 内 のバリアフリー 化 浴 槽 での 対 応 が 比 較 的 多 い 所 有 形 態 建 て 方 別 にみる 高 齢 者 単 身 世 帯 高 齢 夫 婦 世 帯 数 ( ) 持 ち 家 一 建 て 長 屋 建 て 持 ち 家 借 家 公 営 借 家 都 市 再 生 機 構 公 社 借 家 民 営 借 家 給 与 住 宅 2, 4, 6, 2 2 1,3 8 9 2,2 2,2 1,9 1,9 4,5 65 歳 以 上 の 単 身 高 齢 夫 婦 分 譲 マンションの 状 況 高 齢 者 等 のための 設 備 の 設 置 状 況 管 理 の 状 況 管 理 規 約 の 策 定 状 況 ( ) 手 すりがある 34,8 自 主 管 理 5.6% 無 記 入 11.1% 一 部 委 託 管 理 1.% 管 理 規 約 はない 管 理 組 合 で 作 成 した 規 約 がある 1(1.1%) 29(32.2%) (N=9) またぎやすい 高 さの 浴 槽 廊 下 などの 幅 が 車 椅 子 で 通 行 可 能 19, 24,4 分 譲 会 社 が 作 成 した 規 約 がある 41(45.6%) 段 差 のない 屋 内 25,2 全 部 委 託 管 理 73.3% (N=9) 管 理 会 社 が 作 成 した 規 約 がある その 他 無 記 入 15(16.7%) 1(1.1%) 3(3.3%) 5 1 15 2 25 3 35 4 45 道 路 から 玄 関 まで 車 椅 子 で 通 行 可 能 5,5 世 帯 (47.2%) 17,2 出 典 : 府 中 市 分 譲 マンション 実 態 調 査 府 中 市 平 成 22 年 3 月 出 典 : 府 中 市 分 譲 マンション 実 態 調 査 府 中 市 平 成 22 年 3 月 4
3.まちづくり < 環 境 配 慮 の 状 況 > 省 エネルギー 設 備 等 の 設 置 状 況 をみると 二 重 サッシや 複 層 ガラス 窓 の 設 置 が 比 較 的 進 ん でいるものの 太 陽 光 太 陽 熱 の 活 用 については あわせて 約 1,4 であり 住 宅 数 の 約 8%に 留 まる < 土 地 利 用 の 状 況 > 住 宅 用 地 は 拡 大 傾 向 にあり 住 宅 商 業 工 業 農 業 用 地 の 構 成 比 において 平 成 14 年 度 から 平 成 19 年 度 にかけて 約 3 ポイント 増 加 し 一 方 で 農 業 用 地 は 3 ポイント 減 少 した 土 地 利 用 の 構 成 ( 住 宅 商 業 工 業 農 業 用 地 の 構 成 比 ) 経 年 比 較 省 エネルギー 設 備 等 の 設 置 状 況 二 重 サッシ 又 は 複 層 ガラスの 窓 ( 一 部 の 窓 含 む) 18,29 h14 58.3% 13.8% 12.8% 15.1% 太 陽 光 を 利 用 した 発 電 機 器 32 h19 61.4% 13.7% 12.3% 12.6% 太 陽 熱 を 利 用 した 温 水 機 器 等 1,1 % 2% 4% 6% 8% 1% 住 宅 用 地 商 業 用 地 工 業 用 地 農 業 用 地 5, 1, 15, 2, 出 典 : 平 成 14 年 度 平 成 19 年 度 土 地 利 用 現 況 調 査 結 果 府 中 市 < 自 動 火 災 感 知 設 備 の 設 置 状 況 > 自 動 火 災 感 知 設 備 ( 火 災 報 知 機 )の 設 置 状 況 をみると 一 建 てでは 約 3 割 で は6 割 近 くで 設 置 されており 住 宅 全 体 では 約 5 割 の 設 置 状 況 となっている 自 動 火 災 感 知 設 備 の 設 置 状 況 < 市 街 地 整 備 > 市 内 には 三 本 木 西 部 地 区 東 部 地 区 の3 地 区 で 土 地 区 画 整 理 事 業 の 都 市 計 画 決 定 近 年 では 日 新 町 四 丁 目 ( 西 部 地 区 内 )や 西 府 駅 設 置 を 契 機 としたまちづくりに 取 り 組 む 西 府 地 区 が 事 業 中 となっている 市 街 地 再 開 発 事 業 については 府 中 駅 南 口 地 区 において3 街 区 が 実 施 されたほか 中 河 原 駅 北 口 地 区 において 実 施 済 み 7.% 6.% 5.% 49.4% 58.6% < 大 規 模 土 地 利 用 の 動 向 > 近 年 では 法 務 局 関 連 施 設 等 の 移 転 が 計 画 されており 新 町 栄 町 や 晴 見 町 において 移 転 後 に 施 設 跡 地 の 利 活 用 に 伴 うまちづくりが 進 む 可 能 性 がある 住 宅 団 地 では 建 替 え 時 期 を 迎 えている 地 区 がみられ 今 後 建 替 えに 伴 い 住 宅 団 地 を 中 心 としたまちづくりが 進 む 可 能 性 がある 4.% 3.% 2.% 31.3% 23.8% 36.8% <まちづくり 条 例 を 活 用 した 取 り 組 み> 府 中 市 地 域 まちづくり 条 例 を 平 成 15 年 9 月 に 制 定 平 成 16 年 1 月 1 日 に 施 行 当 条 例 にもとづくまちづくり 誘 導 地 区 が 市 内 6 地 区 に 指 定 され それぞれ 誘 導 計 画 が 策 定 済 みとなっており 地 区 計 画 や 景 観 協 定 の 活 用 に 向 けた 検 討 が 進 められている 1.%.% 住 宅 数 一 建 長 屋 建 その 他 < 景 観 法 を 活 用 した 取 り 組 み> 景 観 法 の 制 定 に 伴 い 平 成 2 年 1 月 に 本 市 は 景 観 行 政 団 体 に 移 行 し 平 成 2 年 4 月 1 日 に 府 中 市 景 観 計 画 を 策 定 した これらの 条 例 および 計 画 にもとづき 景 観 協 定 が 市 内 16 地 区 ( 旧 条 例 にもとづく 都 市 景 観 協 定 地 区 はうち 7 地 区 )で 締 結 されている 5
地区計画 ① 小柳町六丁目西武住宅地区地区計画 ② 日鋼町地区地区計画 ③ 多磨町一丁目住宅地区地区計画 ④ 西府駅周辺地区地区計画 ⑤ 府中アゼリア台住宅地区地区計画 ⑥ 住吉町五丁目地区地区計画 ⑦ 若松町二丁目地区地区計画 ⑧ 幸町二丁目地区地区計画 ⑨ 朝日町三丁目地区地区計画 ⑩ 多磨駅東地区地区計画 ⑪ 天神町一丁目地区地区計画 ⑫ 日新町四丁目地区地区計画 土地区画整理事業 ① 三本木 ② 東部地区 ③ 西部地区 景観協定 ① コスモアベニュー府中幸町景観協定 ② コスモアベニュー府中浅間町景観協定 ③ 府中インテリジェントパーク景観協定 ④ コモンステージ武蔵府中 杜季の街 景観協定 ⑤ プラウド府中天神町エアリーレジデンス景観協定 ⑥ プラウド府中天神町ブライトレジデンス景観協定 ⑦ プラウド府中天神町カームレジデンス景観協定 ⑧ ザ ミレニアムフォート府中御殿坂景観協定 ⑨ ソーラータウン府中美好町景観協定 都市景観協定 ① 小田急コートアベニュー府中町都市景観協定 ② エルフィールド都市景観協定 ③ ハートフルタウン白糸台都市景観協定 ④ パークサイド郷土の森都市景観協定 ⑤ ハートフルタウン府中浅間町都市景観協定 ⑥ コスモアベニュー府中武蔵野台都市景観協定 ⑦ プラウドシーズン府中武蔵野都市景観協定 まちづくり誘導地区 ① 天神町地区まちづくり誘導計画 ② 浅間山周辺地区まちづくり誘導計画 ③ 晴見町地区まちづくり誘導計画 ④ 本宿町地区まちづくり誘導計画 ⑤ 多磨駅西地区まちづくり誘導計画 ⑥ 新町 栄町地区まちづくり誘導計画 まちづくり提案 ① 北山地区まちづくり提案 ② 分倍河原駅周辺地区まちづくり提案 ③ 是政6丁目地区まちづくり提案 ④ 多磨駅周辺まちづくり提案 建築協定 ① 府中リバーサイド住宅地建築協定 ② 府中市住吉町三丁目住宅地建築協定 ③ 府中市本宿町四丁目住宅地建築協定 ④ 府中市みずきが丘西原住宅地建築協定 ⑤ 府中パークサイドアベニュー武蔵野台住宅地建築協定 ⑥ 府中市若松町三丁目住宅地建築協定 ⑦ 府中ピュアタウン武蔵野台住宅地建築協定 ⑧ 府中アゼリア台建築協定 ⑨ プラウドタウン武蔵野台住宅地建築協定 ⑩ 仮称 ネオパス府中多磨住宅地建築協定 6
4. 市 民 意 識 第 3 次 計 画 策 定 の 市 民 意 識 にかかわる 基 礎 的 資 料 として 市 民 約 2 千 人 を 対 象 としたアンケート 調 査 を 実 施 した < 実 施 概 要 > 配 付 日 : 平 成 24 年 8 月 27 日 回 収 期 間 :~9 月 21 日 ( 金 ) 対 象 :2 歳 以 上 の 市 民 抽 出 方 法 : 無 作 為 抽 出 抽 出 数 は 圏 域 ごとの 人 口 比 に 応 じて 設 定 配 付 数 :1977 通 回 収 数 :117 通 回 収 率 51.4% 質 問 の 趣 旨 現 在 の 住 環 境 の 満 足 度 現 在 の 住 まいの 満 足 度 今 後 の 住 まいについてなど 今 後 の 住 まいの 意 向 ( 建 替 え 購 入 修 繕 移 転 ) 住 み 替 え 機 会 / 住 み 替 え 先 リフォーム 意 向 重 点 的 に 取 り 組 むべき 住 生 活 施 策 フェイスシート 回 答 者 属 性 年 齢 / 家 族 構 成 / 同 居 する 高 齢 者 の 有 無 / 居 住 年 数 / 地 域 < 現 在 のお 住 まいの 住 環 境 の 総 合 的 な 満 足 度 > 満 足 とする 回 答 が 約 15%あり まあ 満 足 とあわせて8 割 近 くが 住 まいに 対 して 肯 定 的 な 回 答 をしている < 現 在 のお 住 まいの 総 合 的 な 満 足 度 ( 項 目 別 )> 現 在 の 住 まいについて 居 間 など 主 たる 居 住 室 の 採 光 外 部 からのプライバシーの 確 保 住 宅 の 広 さや 間 取 り 水 害 時 の 住 宅 の 安 全 性 について 満 足 度 が 高 い 一 方 で 冷 暖 房 の 費 用 負 担 などの 省 エネルギー 対 応 高 齢 者 等 への 配 慮 ( 段 差 がないなど) での 満 足 度 は 低 い (1) 住 宅 の 広 さや 間 取 り (2) 収 納 の 多 さ 使 い 易 さ (3) 台 所 トイレ 浴 室 等 の 使 いやすさ 広 さ (4) 地 震 時 の 住 宅 の 安 全 性 (5) 台 風 時 の 住 宅 の 安 全 性 (6) 水 害 時 の 住 宅 の 安 全 性 (7) 火 災 時 の 非 難 の 安 全 性 (8) 住 宅 の 防 犯 性 (9) 住 宅 のいたみの 少 なさ (1) 住 宅 の 維 持 や 管 理 のしやすさ (11) 住 宅 の 断 熱 性 や 気 密 性 (12) 冷 暖 房 の 費 用 負 担 などの 省 エネルキ ー 対 応 (13) 高 齢 者 等 への 配 慮 ( 段 差 がないなど) (14) 換 気 性 能 ( 臭 気 や 煙 などの 残 留 感 がない) (15) 居 間 など 主 たる 居 住 室 の 採 光 (16) 外 部 からの 騒 音 などに 対 する 遮 音 性 (17) 上 下 階 や 隣 からの 騒 音 などに 対 する 遮 音 性 % 2% 4% 6% 8% 1% (18) 外 部 からのフ ライハ シーの 確 保 3% 満 足 まあ 満 足 多 少 不 満 非 常 に 不 満 22% 15% 6% 満 足 まあ 満 足 多 少 不 満 非 常 に 不 満 満 足 まあ 満 足 多 少 不 満 非 常 に 不 満 94 374 133 17 15.2% 6.5% 21.5% 2.8% 満 足 まあ 多 少 非 常 に 不 満 足 不 満 満 (1) 住 宅 の 広 さや 間 取 り 26 486 253 49 (2) 収 納 の 多 さ 使 い 易 さ 154 393 359 82 (3) 台 所 トイレ 浴 室 等 の 使 いやすさ 広 さ 182 479 269 7 (4) 地 震 時 の 住 宅 の 安 全 性 96 446 331 114 (5) 台 風 時 の 住 宅 の 安 全 性 117 51 293 69 (6) 水 害 時 の 住 宅 の 安 全 性 169 512 243 55 (7) 火 災 時 の 非 難 の 安 全 性 7 454 367 94 (8) 住 宅 の 防 犯 性 86 58 334 63 (9) 住 宅 のいたみの 少 なさ 12 475 295 99 (1) 住 宅 の 維 持 や 管 理 のしやすさ 111 551 252 61 (11) 住 宅 の 断 熱 性 や 気 密 性 128 469 294 9 (12) 冷 暖 房 の 費 用 負 担 などの 省 エネルキ ー 対 応 6 398 394 119 (13) 高 齢 者 等 への 配 慮 ( 段 差 がないなど) 84 39 38 126 (14) 換 気 性 能 ( 臭 気 や 煙 などの 残 留 感 がない) 132 514 268 7 (15) 居 間 など 主 たる 居 住 室 の 採 光 218 528 22 45 (16) 外 部 からの 騒 音 などに 対 する 遮 音 性 125 455 299 115 (17) 上 下 階 や 隣 からの 騒 音 などに 対 する 遮 音 性 124 471 297 97 (18) 外 部 からのフ ライハ シーの 確 保 146 571 214 58 7
4. 計 画 検 討 のポイント 整 理 分 析 した 本 市 の 現 状 を 踏 まえ 次 期 計 画 を 策 定 するにあたり 以 下 の 視 点 が 重 要 と 考 える これらの 視 点 についてご 意 見 いただき 次 回 以 降 の 討 議 に 活 かしたい 暮 らしやすさについて 市 民 意 識 調 査 において 約 9 割 の 市 民 が 本 市 を 住 みやすいまち として 認 識 しており 住 ま いの 場 として 基 本 的 に 満 足 度 が 高 い 暮 らしやすさが 特 徴 の 本 市 では 暮 らしやすさの 維 持 や 向 上 に 向 けて どのような 取 り 組 み が 必 要 か 分 譲 マンションについて 市 内 の 持 家 住 宅 の 約 4 割 は 分 譲 マンションであり 本 市 の 主 要 な 住 宅 ストックの 一 つを 担 っ ている 分 譲 マンション 数 は 増 加 傾 向 にある 今 後 分 譲 マンションの 老 朽 化 が 進 む 中 で どのような 問 題 が 起 こると 考 えられるか 分 譲 マンションの 日 常 管 理 や 修 繕 改 修 建 替 えなどにあたり 分 譲 マンション 固 有 の 問 題 とはどのようなものか 高 齢 化 への 対 応 について 府 中 市 においても 高 齢 化 は 進 行 しており 特 に 単 身 高 齢 世 帯 や 高 齢 夫 婦 世 帯 が 増 加 している 府 中 市 高 齢 者 保 健 福 祉 計 画 介 護 保 険 事 業 計 画 ( 第 5 期 ) 策 定 のためのアンケート 調 査 報 告 書 によれば 介 護 や 最 期 を 自 宅 で 迎 えたいとする 意 向 が 回 答 者 の 概 ね5 割 あり 高 齢 期 の 住 まい 方 として 在 宅 意 向 が 強 い 今 後 さらに 高 齢 化 が 進 む 中 で 住 環 境 面 でどのような 問 題 が 起 こると 考 えられるか 高 齢 期 の 住 まいづくりでは どのようなことが 必 要 か 大 規 模 な 都 市 機 能 の 転 換 更 新 への 対 応 について 本 市 の 土 地 利 用 の 特 徴 として 大 規 模 な 工 場 や 住 宅 団 地 公 的 施 設 が 立 地 していることがあげ られる 社 会 経 済 情 勢 の 変 化 等 に 伴 いこれらの 施 設 が 移 転 し 跡 地 が 住 宅 地 などへ 土 地 利 用 が 転 換 す る 可 能 性 がある 実 際 に 移 転 の 計 画 があがっている 地 区 も 生 じている また 住 宅 団 地 の 老 朽 化 が 進 み 更 新 時 期 を 迎 えている 団 地 もあり 建 替 え 等 の 検 討 が 進 め られている 大 規 模 な 都 市 機 能 の 転 換 更 新 にあたって 住 まいづくりにはどのようなことが 望 まれる か 防 災 意 識 の 高 まりへの 対 応 について 東 日 本 大 震 災 を 経 験 し また 首 都 直 下 型 等 の 大 規 模 地 震 の 発 生 が 予 測 される 中 で 耐 震 診 断 助 成 件 数 の 増 加 にみるように 近 年 市 民 の 防 災 意 識 が 高 まっている 防 災 意 識 の 高 まりをうまく 活 かすためには どのような 取 り 組 みが 考 えられるか 災 害 に 強 い 住 宅 住 環 境 づくりに 向 けた 取 り 組 みとはどのようなものか ( 建 住 宅 や 分 譲 マンション 等 によって 取 り 組 みは 違 ってくるか) 住 生 活 施 策 担 い 手 について 住 まいづくりには 市 民 をはじめ 様 々な 事 業 者 や 行 政 が 携 わっている 今 後 の 住 まいづくりでは 高 齢 化 への 対 応 や 低 炭 素 社 会 の 実 現 災 害 に 強 いまちづくりの 実 現 など 住 宅 だけでなく 商 業 等 の 生 活 サービスや 福 祉 環 境 防 災 都 市 計 画 都 市 整 備 な ど 生 活 に 係 る 各 分 野 が 連 携 し 住 生 活 として 総 合 的 に 取 り 組 むことが 求 められる 住 まいづくりに 係 る 事 業 者 市 民 行 政 に 求 められることは 何 か 環 境 意 識 の 高 まりへの 対 応 について 既 存 の 住 宅 ストックについて エコ 助 成 件 数 の 増 加 にみるように 市 民 の 環 境 意 識 は 高 まりつつあり また 東 日 本 大 震 災 後 の 電 力 不 足 を 背 景 に その 傾 向 がさらに 強 まったと 考 えられる 環 境 意 識 の 高 まりをうまく 活 かすためには どのような 取 り 組 みが 考 えられるか 住 まいから 発 生 する 二 酸 化 炭 素 は 約 28%を 占 めるとされる 中 で 低 炭 素 社 会 の 実 現 に 向 け た 住 宅 住 環 境 づくりの 取 組 みとはどのようなものか ( 建 住 宅 や 分 譲 マンション 等 によ って 取 り 組 みは 違 ってくるか) 府 中 市 公 共 施 設 マネジメント 基 本 方 針 の 中 で 公 共 施 設 の 既 存 ストックを 有 効 活 用 してい くことが 示 されており 市 営 住 宅 についても 公 共 施 設 の 一 つとして 適 正 な 管 理 長 寿 命 化 を 進 め 既 存 の 市 営 住 宅 を 最 大 限 に 有 効 活 用 していくことが 求 められる また 本 市 の 住 宅 のほとんどは 民 間 の 住 宅 である 近 年 老 朽 化 や 空 き 家 の 増 加 が 懸 念 されて いる そのため 民 間 住 宅 においても 本 市 のまちを 構 成 する 重 要 なストックとして どのような 取 り 組 みが 求 められるか 8