- 医 薬 品 の 適 正 使 用 に 欠 かせない 情 報 です 必 ずお 読 み 下 さい - 添 付 文 書 等 改 訂 のお 知 らせ 2010 年 3 月 製 造 販 売 元 コリンエステラーゼ 阻 害 薬 日 本 薬 局 方 ジスチグミン 臭 化 物 錠 毒 薬 安 全 対 策 (コリン 作 動 性 クリーゼの 防 止 )のため 排 尿 困 難 * の 用 法 及 び 用 量 を 変 更 し 警 告 の 追 加 等 使 用 上 の 注 意 を 改 訂 しました *: 手 術 後 及 び 神 経 因 性 膀 胱 などの 低 緊 張 性 膀 胱 による 排 尿 困 難 謹 啓 時 下 益 々ご 清 祥 のこととお 慶 び 申 し 上 げます 平 素 は 弊 社 製 品 につきまして 格 別 のご 高 配 を 賜 り 厚 く 御 礼 申 し 上 げます この 度 安 全 対 策 のため 標 記 製 品 の 用 法 及 び 用 量 の 一 部 変 更 申 請 を 行 い 承 認 されました これに 伴 い 用 法 及 び 用 量 の 変 更 と 共 に 警 告 の 追 加 等 使 用 上 の 注 意 の 改 訂 を 行 いましたので ご 案 内 申 し 上 げます なお 改 訂 後 の 添 付 文 書 を 封 入 した 製 品 がお 手 元 に 届 くまでには 若 干 の 日 数 を 要 すると 存 じますが ご 了 承 下 さいますようお 願 い 申 し 上 げます 謹 白 最 新 の 添 付 文 書 改 訂 情 報 は 医 薬 品 医 療 機 器 情 報 提 供 ホームページ (http://www.info.pmda.go.jp/) に 掲 載 しております また 医 薬 品 安 全 対 策 情 報 (DSU)N0.188 に 掲 載 されますので 併 せてご 参 照 ください 当 社 医 療 関 係 者 向 けホームページにても ウブレチド 錠 5mg の 最 新 の 情 報 を 掲 載 しております (http://www.torii.co.jp/medipro/index.html) お 問 い 合 わせ 先 鳥 居 薬 品 株 式 会 社 お 客 様 相 談 室 東 京 都 中 央 区 日 本 橋 本 町 3-4-1 TEL. 0120-316-834 FAX. 03-5203-7335-1-
Ⅰ. 改 訂 内 容 ( 改 訂 部 分 のみ 抜 粋 ) 及 び 改 訂 理 由 用 法 及 び 用 量 の 改 訂 内 容 用 法 及 び 用 量 1. 手 術 後 及 び 神 経 因 性 膀 胱 などの 低 緊 張 性 膀 胱 による 排 尿 困 難 ジスチグミン 臭 化 物 として 成 人 1 日 5mgを 経 口 する 2. 重 症 筋 無 力 症 ジスチグミン 臭 化 物 として 通 常 成 人 1 日 5~ 20mg を 1~4 回 に 分 割 経 口 する なお 症 状 により 適 宜 増 減 する < 用 法 及 び 用 量 に 関 連 する 使 用 上 の 注 意 > 1. 効 果 が 認 められない 場 合 には 漫 然 と 投 与 せず 他 の 治 療 法 を 検 討 すること 2. 重 症 筋 無 力 症 の 患 者 では 医 師 の 厳 重 な 監 督 下 通 常 成 人 1 日 5mg から を 開 始 し 患 者 の 状 態 を 十 分 観 察 しながら 症 状 により 適 宜 増 減 すること 用 法 及 び 用 量 ジスチグミン 臭 化 物 として 通 常 成 人 1 日 5~ 20mg を 1~4 回 に 分 割 経 口 する なお 症 状 により 適 宜 増 減 する < 用 法 及 び 用 量 に 関 連 する 使 用 上 の 注 意 > コリン 作 動 性 クリーゼを 防 ぐため 医 師 の 厳 重 な 監 督 下 のもとに 通 常 成 人 1 日 5mg から を 開 始 し 患 者 の 状 態 を 観 察 しながら 症 状 により 適 宜 増 減 すること(コリン 作 動 性 クリ ーゼは 開 始 2 週 間 以 内 での 発 現 が 多 く 報 告 されている) なお 効 果 が 認 められない 場 合 には 漫 然 と せず 他 の 治 療 法 を 検 討 すること 用 法 及 び 用 量 の 改 訂 理 由 1. 手 術 後 及 び 神 経 因 性 膀 胱 などの 低 緊 張 性 膀 胱 による 排 尿 困 難 本 適 応 症 において 死 亡 に 至 る 重 篤 なコリン 作 動 性 クリーゼが 発 現 していることから 重 篤 なコリン 作 動 性 クリーゼを 防 止 する 観 点 から 本 適 応 症 については 用 法 及 び 用 量 を ジスチグミン 臭 化 物 として 成 人 1 日 5mg を 経 口 する に 変 更 する 一 部 変 更 申 請 を 行 い 承 認 されました 用 量 を 成 人 1 日 5mg とした 主 な 根 拠 は 以 下 の 通 りです なお 重 症 筋 無 力 症 については 従 来 通 りで 変 更 はございません (1) コリン 作 動 性 クリーゼの 発 現 は 量 に 依 存 して 増 加 する 傾 向 にあり また コリン 作 動 性 クリーゼ により 死 亡 に 至 った 症 例 の 1 日 量 はいずれも 10mg~15mg で 1 日 5mg での 死 亡 症 例 の 発 現 は 認 められていないこと( 次 ページの 表 Ⅰ-1 参 照 ) (2) 再 評 価 申 請 時 (1984 年 承 認 分 )の 情 報 に 基 づき 有 効 性 を 検 討 した 結 果 ウブレチド 錠 全 体 の 有 効 率 は 有 効 以 上 で 62.7% やや 有 効 以 上 で 72.0%であり これに 対 して 5mg における 有 効 率 はそれぞれ 60.3% 68.9%であったこと( 次 ページの 表 Ⅰ-2 参 照 ) -2-
( 参 考 ) 1. 副 作 用 発 現 時 量 別 の 副 作 用 症 例 数 および 推 定 副 作 用 発 現 率 2004 年 4 月 ~2009 年 12 月 におけるコリン 作 動 性 副 作 用 ( 国 内 自 発 報 告 )を 基 に 集 計 推 定 患 者 数 およびコリン 作 動 性 副 作 用 症 例 数 を 基 に 副 作 用 発 現 時 量 別 の 推 定 発 現 率 を 算 出 したところ 重 篤 症 例 ( 死 亡 例 を 含 む)の 発 現 率 は 発 現 時 1 日 量 が 多 いほど 高 い 値 となった 表 Ⅰ- 1 量 別 の 副 作 用 症 例 数 :( ) 内 は 推 定 発 現 率 発 現 用 量 推 定 患 者 数 ** 重 篤 内 :コリン 作 動 性 副 作 用 死 亡 症 例 数 非 重 篤 合 計 ~5mg 22.3 万 人 31(0.014%) 0 39(0.018%) 70(0.031%) 10mg* 33.6 万 人 77(0.023%) 5 44(0.013%) 121(0.036%) 15mg 14.7 万 人 44(0.030%) 5 15(0.010%) 59(0.040%) 20mg~ 0.7 万 人 6(0.090%) 0 1(0.015%) 7(0.105%) 不 明 0.6 万 人 2(0.031%) 0 2(0.031%) 4(0.062%) 合 計 71.9 万 人 160(0.022%) 10 101(0.014%) 261(0.036%) *7.5mg の 2 例 を 含 む ** 売 上 実 績 等 を 基 に 社 内 で 推 定 した 当 該 期 間 合 計 患 者 数 2. 有 効 性 再 評 価 申 請 時 (1984 年 承 認 分 )に 臨 床 試 験 成 績 を 評 価 する 目 的 で 収 集 した 文 献 を 対 象 に 文 献 中 に 記 載 の 個 別 症 例 データについて 有 効 性 を 評 価 した 2.1 用 量 別 有 効 率 排 尿 障 害 におけるウブレチド 錠 全 体 の 有 効 率 は 有 効 以 上 で 62.7% やや 有 効 以 上 で 72.0%であった これに 対 し 5mg における 有 効 率 はそれぞれ 60.3% 68.9%であった なお 20mg における 有 効 率 は 1 例 のみのデータである 表 Ⅰ- 2 用 量 別 有 効 率 ( 文 献 中 に 記 載 された 個 別 データ 518 例 についての 社 内 集 計 ) 症 例 数 有 効 以 上 やや 有 効 以 上 排 尿 障 害 518 325 62.7% 373 72.0% 用 量 別 5mg/ 日 305 184 60.3% 210 68.9% 10mg/ 日 163 108 66.3% 129 79.1% 15mg/ 日 49 32 65.3% 33 67.3% 20mg/ 日 1 1 100.0% 1 100.0% 注 : 評 価 項 目 は 各 論 文 により 異 なるため 1) 残 尿 量 2) 排 尿 尿 失 禁 の 有 無 3) 排 尿 状 態 4) 自 尿 試 験 5) カテーテル 抜 去 6) 自 他 覚 症 状 に 分 類 し 各 評 価 項 目 について 著 者 が 無 効 ( 悪 化 含 む) やや 有 効 有 効 著 効 の 4 段 階 で 評 価 したものを 利 用 した -3-
薬 効 分 類 名 の 改 訂 内 容 コリンエステラーゼ 阻 害 薬 重 症 筋 無 力 症 排 尿 障 害 治 療 剤 薬 効 分 類 名 の 改 訂 理 由 本 剤 の 薬 理 作 用 (コリンエステラーゼ 阻 害 作 用 )を 明 記 し 重 篤 な 副 作 用 である コリン 作 動 性 クリー ゼ の 発 現 の 注 意 喚 起 を 図 りました 警 告 ( 新 設 )の 改 訂 内 容 警 告 本 剤 の により 意 識 障 害 を 伴 う 重 篤 なコリン 作 動 性 クリーゼを 発 現 し 致 命 的 な 転 帰 をたどる 例 が 報 告 されているので に 際 しては 下 記 の 点 に 注 意 し 医 師 の 厳 重 な 監 督 下 患 者 の 状 態 を 十 分 観 察 すること( 慎 重 重 要 な 基 本 的 注 意 重 大 な 副 作 用 及 び 過 量 の 項 参 照 ) 1. 本 剤 中 にコリン 作 動 性 クリーゼの 徴 候 ( 初 期 症 状 : 悪 心 嘔 吐 腹 痛 下 痢 唾 液 分 泌 過 多 気 道 分 泌 過 多 発 汗 徐 脈 縮 瞳 呼 吸 困 難 等 臨 床 検 査 : 血 清 コリンエステラーゼ 低 下 ) が 認 められた 場 合 には 直 ちに を 中 止 すること 2. コリン 作 動 性 クリーゼがあらわれた 場 合 は アトロピン 硫 酸 塩 水 和 物 0.5~1mg( 患 者 の 症 状 に 合 わせて 適 宜 増 量 )を 静 脈 内 する また 呼 吸 不 全 に 至 ることもあるので その 場 合 は 気 道 を 確 保 し 人 工 換 気 を 考 慮 すること 3. 本 剤 の に 際 しては 副 作 用 の 発 現 の 可 能 性 について 患 者 又 はそれに 代 わる 適 切 な 者 に 十 分 理 解 させ 下 記 のコリン 作 動 性 クリーゼの 初 期 症 状 が 認 められた 場 合 には 服 用 を 中 止 す るとともに 直 ちに 医 師 に 連 絡 し 指 示 を 仰 ぐよう 注 意 を 与 えること 悪 心 嘔 吐 腹 痛 下 痢 唾 液 分 泌 過 多 気 道 分 泌 過 多 発 汗 徐 脈 縮 瞳 呼 吸 困 難 警 告 ( 新 設 )の 改 訂 理 由 本 剤 による コリン 作 動 性 クリーゼ を 防 止 するため 警 告 を 新 設 し 注 意 喚 起 を 図 ることとしました なお 要 点 は 以 下 の 通 りです 1. コリン 作 動 性 クリーゼによる 致 命 的 な 転 帰 を 来 す 例 があること 2. コリン 作 動 性 クリーゼを 防 止 する 観 点 から 医 師 の 厳 重 な 監 督 下 で 患 者 の 状 態 を 観 察 すること 3. コリン 作 動 性 クリーゼの 徴 候 ( 初 期 症 状 臨 床 検 査 )を 明 記 し クリーゼ 発 現 の 注 意 喚 起 を 行 った なお 従 来 の 使 用 上 の 注 意 において コリン 作 動 性 クリーゼの 初 期 症 状 として 記 載 の 血 清 コリン エステラーゼの 低 下 を 臨 床 検 査 として 分 類 し 初 期 症 状 と 臨 床 検 査 を 合 わせ 徴 候 と 記 載 を 整 備 した また 初 期 症 状 は 発 現 のし 易 さ その 症 状 を 勘 案 し 整 理 した 4. コリン 作 動 性 クリーゼが 発 現 した 場 合 の 対 処 方 法 について 記 載 した 5. コリン 作 動 性 クリーゼの 初 期 症 状 を 患 者 もしくはその 家 族 などへ 伝 えることを 明 記 した -4-
慎 重 ( 次 の 患 者 には 慎 重 に すること) の 改 訂 内 容 1. 慎 重 ( 次 の 患 者 には 慎 重 に すること) (1) 高 齢 者 高 齢 者 への の 項 参 照 (2) 腎 障 害 のある 患 者 本 剤 は 腎 臓 から 排 泄 されるため 血 中 濃 度 が 上 昇 するおそれがある (3) コリン 作 動 薬 やコリンエステラーゼ 阻 害 薬 を 服 用 している 患 者 相 互 に 作 用 を 増 強 し 副 作 用 が 発 現 しやすくな るおそれがある( 相 互 作 用 の 項 参 照 ) (4) 気 管 支 喘 息 の 患 者 気 管 支 喘 息 の 症 状 を 悪 化 させるおそれがある (5) 甲 状 腺 機 能 亢 進 症 の 患 者 甲 状 腺 機 能 亢 進 症 を 悪 化 させるおそれがある (6) 徐 脈 心 疾 患 ( 冠 動 脈 疾 患 不 整 脈 )のある 患 者 心 拍 数 低 下 冠 動 脈 の 収 縮 冠 れん 縮 に よる 狭 心 症 不 整 脈 の 増 悪 心 拍 出 量 低 下 を 起 こすおそれがある (7) 消 化 性 潰 瘍 の 患 者 消 化 管 機 能 を 亢 進 させ 潰 瘍 の 症 状 を 悪 化 させるおそれがある (8) てんかんの 患 者 てんかんの 症 状 を 悪 化 させるおそれがある (9) パーキンソン 症 候 群 の 患 者 パーキンソン 症 候 群 の 症 状 を 悪 化 させるお それがある 1. 慎 重 ( 次 の 患 者 には 慎 重 に すること) (1) 気 管 支 喘 息 の 患 者 気 管 支 喘 息 の 症 状 を 悪 化 させるおそれが ある (2) 甲 状 腺 機 能 亢 進 症 の 患 者 甲 状 腺 機 能 亢 進 症 を 悪 化 させるおそれが ある (3) 徐 脈 心 疾 患 ( 冠 動 脈 疾 患 不 整 脈 )のある 患 者 心 拍 数 低 下 冠 動 脈 の 収 縮 冠 れん 縮 に よる 狭 心 症 不 整 脈 の 増 悪 心 拍 出 量 低 下 を 起 こすおそれがある (4) 消 化 性 潰 瘍 の 患 者 消 化 管 機 能 を 亢 進 させ 潰 瘍 の 症 状 を 悪 化 させるおそれがある (5) てんかんの 患 者 てんかんの 症 状 を 悪 化 させるおそれがあ る (6) パーキンソン 症 候 群 の 患 者 パーキンソン 症 候 群 の 症 状 を 悪 化 させるお それがある (7) 高 齢 者 高 齢 者 への の 項 参 照 慎 重 ( 次 の 患 者 には 慎 重 に すること) の 改 訂 理 由 (1) 高 齢 者 高 齢 者 への の 項 参 照 従 来 より 慎 重 の 項 に 記 載 していましたが 本 剤 は 高 齢 者 に されることが 多 く また 副 作 用 も 高 齢 者 で 多 く 発 現 していることから より 注 意 喚 起 のため 慎 重 の 最 初 に 記 載 しました (2) 腎 障 害 のある 患 者 本 剤 は 腎 臓 から 排 泄 されるため 血 中 濃 度 が 上 昇 するおそれがある 本 剤 は 腎 排 泄 であるため 腎 障 害 により 血 中 濃 度 が 上 昇 し 重 篤 なコリン 作 動 性 クリーゼの 発 現 の 危 険 性 が 高 まる 事 が 考 えられるため 腎 障 害 患 者 への の 注 意 喚 起 として 慎 重 に 記 載 し ました (3)コリン 作 動 薬 やコリンエステラーゼ 阻 害 薬 を 服 用 している 患 者 相 互 に 作 用 を 増 強 し 副 作 用 が 発 現 しやすくなるおそれがある( 相 互 作 用 の 項 参 照 ) 相 互 作 用 の 併 用 注 意 の 項 にも 記 載 していますが 本 剤 と 同 様 の 作 用 を 有 し また 併 用 によりコリ ン 作 動 性 クリーゼの 発 現 の 危 険 性 が 高 まる 事 が 考 えられるため 注 意 喚 起 のため 慎 重 に 記 載 し ました -5-
重 要 な 基 本 的 注 意 の 改 訂 内 容 2. 重 要 な 基 本 的 注 意 (1) 本 剤 の により 意 識 障 害 を 伴 うコリン 作 動 性 クリーゼがあらわれることがあるので 以 下 の 点 に 注 意 すること( 警 告 重 大 な 副 作 用 の 項 参 照 ) 1) 開 始 2 週 間 以 内 での 発 現 が 多 く 報 告 さ れていることから 特 に 開 始 2 週 間 以 内 はコリン 作 動 性 クリーゼの 徴 候 ( 初 期 症 状 : 悪 心 嘔 吐 腹 痛 下 痢 唾 液 分 泌 過 多 気 道 分 泌 過 多 発 汗 徐 脈 縮 瞳 呼 吸 困 難 等 臨 床 検 査 : 血 清 コリンエステラーゼ 低 下 )に 注 意 すること 2) 継 続 服 用 中 においても 発 現 が 報 告 されてい ることから コリン 作 動 性 クリーゼの 徴 候 に 注 意 すること 3) 本 剤 によるコリン 作 動 性 クリーゼの 徴 候 があらわ れた 場 合 は 直 ちに を 中 止 し 適 切 な 処 置 を 行 うこと( 重 大 な 副 作 用 の 項 参 照 ) (2) 重 症 筋 無 力 症 患 者 で ときに 筋 無 力 症 状 の 重 篤 な 悪 化 呼 吸 困 難 嚥 下 障 害 (クリーゼ)をみるこ とがあるので このような 場 合 には 臨 床 症 状 で クリーゼを 鑑 別 し 困 難 な 場 合 には エドロホニウ ム 塩 化 物 2mg を 静 脈 内 し クリーゼを 鑑 別 し 次 の 処 置 を 行 うこと 1) コリン 作 動 性 クリーゼ 悪 心 嘔 吐 腹 痛 下 痢 唾 液 分 泌 過 多 気 道 分 泌 過 多 発 汗 徐 脈 縮 瞳 呼 吸 困 難 等 の 症 状 や 血 清 コリンエステラーゼの 低 下 が 認 められた 場 合 又 はエドロホニウム 塩 化 物 を したとき 症 状 が 増 悪 又 は 不 変 の 場 合 には 直 ちに 本 剤 の を 中 止 し 適 切 な 処 置 を 行 うこと( 重 大 な 副 作 用 の 項 参 照 ) 2) 筋 無 力 性 クリーゼ 呼 吸 困 難 唾 液 排 出 困 難 チアノーゼ 全 身 の 脱 力 等 の 症 状 が 認 められた 場 合 又 は エドロホニウム 塩 化 物 を したとき 症 状 の 改 善 が 認 められた 場 合 は 本 剤 の 量 を 増 加 する 2. 重 要 な 基 本 的 注 意 (1) 本 剤 による 急 性 中 毒 症 状 として 意 識 障 害 を 伴 うコリン 作 動 性 クリーゼがあらわれること があるので 以 下 の 点 に 注 意 すること 1) 開 始 2 週 間 以 内 での 発 現 が 多 く 報 告 さ れていることから 特 に 開 始 2 週 間 以 内 は 初 期 症 状 ( 徐 脈 腹 痛 下 痢 発 汗 唾 液 分 泌 過 多 縮 瞳 呼 吸 困 難 血 清 コリンエ ステラーゼの 低 下 線 維 束 れん 縮 等 重 大 な 副 作 用 の 項 参 照 )の 発 現 に 注 意 するこ と 2) 通 常 成 人 1 日 5mg から を 開 始 し 患 者 の 状 態 を 観 察 しながら 症 状 により 適 宜 増 減 すること 3) 患 者 に 対 し 腹 痛 下 痢 発 汗 唾 液 分 泌 過 多 等 の 異 常 が 認 められた 場 合 には 本 剤 の 服 用 を 中 止 し 速 やかに 医 師 等 に 相 談 する よう 説 明 すること (2) 重 症 筋 無 力 症 患 者 で ときに 筋 無 力 症 状 の 重 篤 な 悪 化 呼 吸 困 難 嚥 下 障 害 (クリーゼ)をみるこ とがあるので このような 場 合 には 臨 床 症 状 で クリーゼを 鑑 別 し 困 難 な 場 合 には エドロホニウ ム 塩 化 物 2mg を 静 脈 内 し クリーゼを 鑑 別 し 次 の 処 置 を 行 うこと 1) コリン 作 動 性 クリーゼ: 徐 脈 腹 痛 下 痢 発 汗 唾 液 分 泌 過 多 縮 瞳 呼 吸 困 難 血 清 コリンエステラーゼの 低 下 線 維 束 れん 縮 等 の 症 状 が 認 められた 場 合 又 はエドロ ホニウム 塩 化 物 を したとき 症 状 が 増 悪 又 は 不 変 の 場 合 には 直 ちに を 中 止 し アトロ ピン 硫 酸 塩 水 和 物 0.5~1mg( 患 者 の 症 状 に 合 わ せて 適 宜 増 量 )を 静 脈 内 する さらに 必 要 に 応 じて 人 工 呼 吸 又 は 気 管 切 開 等 を 行 い 気 道 を 確 保 する 2) 筋 無 力 性 クリーゼ: 呼 吸 困 難 唾 液 排 出 困 難 チアノーゼ 全 身 の 脱 力 等 の 症 状 が 認 められた 場 合 又 はエドロホニウ ム 塩 化 物 を したとき 症 状 の 改 善 が 認 めら れた 場 合 は 本 剤 の 量 を 増 加 する (3) 手 術 後 及 び 神 経 因 性 膀 胱 などの 低 緊 張 性 膀 胱 による 排 尿 困 難 の 患 者 で 本 剤 による 急 性 中 毒 として 意 識 障 害 を 伴 うコリン 作 動 性 クリーゼ( 初 期 症 状 : 徐 脈 腹 痛 下 痢 発 汗 唾 液 分 泌 過 多 縮 瞳 呼 吸 困 難 血 清 コリ ンエステラーゼの 低 下 線 維 束 れん 縮 等 )があらわれる ことがある このような 場 合 には 直 ちに を 中 止 し アトロピン 硫 酸 塩 水 和 物 0.5~1mg( 患 者 の 症 状 に 合 わ せて 適 宜 増 量 )を 静 脈 内 する さらに 必 要 に 応 じ て 人 工 呼 吸 又 は 気 管 切 開 等 を 行 い 気 道 を 確 保 する -6-
重 要 な 基 本 的 注 意 の 改 訂 理 由 本 剤 による コリン 作 動 性 クリーゼ を 防 止 するため 記 載 内 容 を 一 部 変 更 致 しました なお 要 点 は 概 ね 警 告 欄 に 記 載 した 通 りですが 開 始 2 週 間 以 内 でのコリン 作 動 性 クリーゼ の 発 現 が 多 く 報 告 されていること また 継 続 服 用 中 においても 発 現 が 報 告 されていることを 明 記 しまし た 相 互 作 用 の 改 訂 内 容 3. 相 互 作 用 (2) 併 用 注 意 ( 併 用 に 注 意 すること) 薬 剤 名 等 臨 床 症 状 措 置 方 法 機 序 危 険 因 子 コリンエステラーゼ 阻 害 薬 ドネペジル 塩 酸 塩 ネオスチグミン 臭 化 物 ピリドスチグミン 臭 化 物 アンベノニ ウム 塩 化 物 等 相 互 に 作 用 を 増 強 する 可 能 性 が ある 本 剤 のコリン 作 用 と 相 加 相 乗 作 用 が あらわれるこ とが 考 えら れる 3. 相 互 作 用 (2) 併 用 注 意 ( 併 用 に 注 意 すること) 薬 剤 名 等 臨 床 症 状 措 置 方 法 機 序 危 険 因 子 コリンエステラーゼ 阻 害 薬 ドネペジル 塩 酸 塩 等 相 互 に 作 用 を 増 強 する 可 能 性 が ある 本 剤 のコリン 作 用 と 相 加 相 乗 作 用 が あらわれるこ とが 考 えら れる 相 互 作 用 の 改 訂 理 由 本 剤 と 同 様 の 適 応 症 ( 排 尿 困 難 又 は 重 症 筋 無 力 症 )を 有 するコリンエステラーゼ 阻 害 薬 について 併 用 の 可 能 性 があることから 追 記 しました 副 作 用 の 改 訂 内 容 4. 副 作 用 (1) 重 大 な 副 作 用 ( 自 発 報 告 につき 頻 度 不 明 ) 1) コリン 作 動 性 クリーゼ 本 剤 の により 意 識 障 害 を 伴 うコリン 作 動 性 クリーゼ( 初 期 症 状 : 悪 心 嘔 吐 腹 痛 下 痢 唾 液 分 泌 過 多 気 道 分 泌 過 多 発 汗 徐 脈 縮 瞳 呼 吸 困 難 等 臨 床 検 査 : 血 清 コリンエステラーゼ 低 下 )があらわれるこ とがある(コリン 作 動 性 クリーゼは 開 始 2 週 間 以 内 での 発 現 が 多 く 報 告 されてい る) このような 場 合 には 直 ちに を 中 止 し アトロピン 硫 酸 塩 水 和 物 0.5~1mg( 患 者 の 症 状 に 合 わせて 適 宜 増 量 )を 静 脈 内 投 与 する また 呼 吸 不 全 に 至 ることもあるの で その 場 合 は 気 道 を 確 保 し 人 工 換 気 を 考 慮 すること 4. 副 作 用 (1) 重 大 な 副 作 用 ( 自 発 報 告 につき 頻 度 不 明 ) 1) コリン 作 動 性 クリーゼ 本 剤 による 急 性 中 毒 症 状 として 意 識 障 害 を 伴 うコリン 作 動 性 クリーゼ( 初 期 症 状 : 徐 脈 腹 痛 下 痢 発 汗 唾 液 分 泌 過 多 縮 瞳 呼 吸 困 難 血 清 コリンエステラーゼの 低 下 線 維 束 れん 縮 等 )があらわれることがある こ のような 場 合 には 直 ちに を 中 止 し ア トロピン 硫 酸 塩 水 和 物 0.5~1mg( 患 者 の 症 状 に 合 わせて 適 宜 増 量 )を 静 脈 内 す る さらに 必 要 に 応 じて 人 工 呼 吸 又 は 気 管 切 開 等 を 行 い 気 道 を 確 保 すること(コリン 作 動 性 クリーゼは 開 始 2 週 間 以 内 での 発 現 が 多 く 報 告 されている) -7-
副 作 用 の 改 訂 内 容 (つづき) (2)その 他 の 副 作 用 ( 骨 格 筋 以 外 省 略 ) 骨 格 筋 5% 以 上 又 は 頻 度 不 明 線 維 束 れん 縮 1~5% 未 満 0.5~1% 未 満 自 発 報 告 によるものについては 頻 度 不 明 0.5% 未 満 筋 痙 攣 筋 力 低 下 線 維 性 (ちくでき =クローヌス) (2)その 他 の 副 作 用 ( 骨 格 筋 以 外 省 略 ) 5% 以 上 又 は 頻 度 不 明 1~5% 未 満 0.5~1% 未 満 自 発 報 告 によるものについては 頻 度 不 明 0.5% 未 満 骨 格 筋 筋 痙 攣 筋 力 低 下 線 維 性 (ちくでき =クローヌス) 副 作 用 の 改 訂 理 由 重 大 な 副 作 用 の コリン 作 動 性 クリーゼ について 警 告 欄 の 記 載 に 準 じ 表 現 を 整 理 しました また 従 来 コリン 作 動 性 クリーゼの 初 期 症 状 の 一 つとして 線 維 束 れん 縮 を 記 載 していましたが 初 期 症 状 から 削 除 したため その 他 の 副 作 用 に 記 載 しました 高 齢 者 への の 改 訂 内 容 5. 高 齢 者 への 高 齢 者 では 肝 腎 機 能 が 低 下 していること が 多 く 体 重 が 少 ない 傾 向 があるなど 副 作 用 が 発 現 しやすいので コリン 作 動 性 クリーゼ の 徴 候 ( 初 期 症 状 : 悪 心 嘔 吐 腹 痛 下 痢 唾 液 分 泌 過 多 気 道 分 泌 過 多 発 汗 徐 脈 縮 瞳 呼 吸 困 難 等 臨 床 検 査 : 血 清 コリンエ ステラーゼ 低 下 )に 注 意 し 慎 重 に するこ と( 警 告 重 大 な 副 作 用 の 項 参 照 ) 5. 高 齢 者 への 高 齢 者 では 肝 腎 機 能 が 低 下 していること が 多 く 体 重 が 少 ない 傾 向 があるなど 副 作 用 が 発 現 しやすいので 1 日 5mg から を 開 始 し 特 に 開 始 2 週 間 以 内 はコリン 作 動 性 クリーゼの 初 期 症 状 ( 重 大 な 副 作 用 の 項 参 照 )の 発 現 に 注 意 し 慎 重 に すること 高 齢 者 への の 改 訂 理 由 手 術 後 及 び 神 経 因 性 膀 胱 などの 低 緊 張 性 膀 胱 による 排 尿 困 難 の 用 法 及 び 用 量 の 変 更 に 伴 い 記 載 を 整 理 しました 過 量 の 改 訂 内 容 8. 過 量 (1) 徴 候 症 状 本 剤 の 過 量 により 意 識 障 害 を 伴 うコリン 作 動 性 クリーゼ( 初 期 症 状 : 悪 心 嘔 吐 腹 痛 下 痢 唾 液 分 泌 過 多 気 道 分 泌 過 多 発 汗 徐 脈 縮 瞳 呼 吸 困 難 等 臨 床 検 査 : 血 清 コリンエステ ラーゼ 低 下 )があらわれることがある 8. 過 量 (1) 徴 候 症 状 本 剤 の 過 量 により 意 識 障 害 を 伴 うコリ ン 作 動 性 クリーゼ( 初 期 症 状 : 徐 脈 腹 痛 下 痢 発 汗 唾 液 分 泌 過 多 縮 瞳 呼 吸 困 難 血 清 コリンエステラーゼの 低 下 線 維 束 れん 縮 等 )があらわれることがある -8-
過 量 の 改 訂 内 容 (つづき) (2) 処 置 直 ちに を 中 止 し アトロピン 硫 酸 塩 水 和 物 0.5~1mg( 患 者 の 症 状 に 合 わせて 適 宜 増 量 )を 静 脈 内 する また 呼 吸 不 全 に 至 ることもあるので その 場 合 は 気 道 を 確 保 し 人 工 換 気 を 考 慮 すること (2) 処 置 直 ちに を 中 止 し アトロピン 硫 酸 塩 水 和 物 0.5~1mg( 患 者 の 症 状 に 合 わせて 適 宜 増 量 ) を 静 脈 内 する さらに 必 要 に 応 じて 人 工 呼 吸 又 は 気 管 切 開 等 を 行 い 気 道 を 確 保 するこ と 重 要 な 基 本 的 注 意 の 項 参 照 過 量 の 改 訂 理 由 警 告 の 記 載 に 合 わせ 表 現 を 整 理 しました その 他 の 注 意 の 改 訂 内 容 10.その 他 の 注 意 動 物 実 験 において ジスチグミン 臭 化 物 の 経 口 吸 収 性 に 食 事 の 影 響 が 示 唆 されている ( 薬 物 動 態 の 項 参 照 ) ( 新 設 ) 薬 物 動 態 の 改 訂 内 容 1. ヒト( 外 国 人 )における 薬 物 動 態 (1) 血 漿 中 濃 度 ( 本 文 省 略 ) (2) 排 泄 ( 本 文 省 略 ) 2. ( 参 考 ) 動 物 実 験 の 結 果 食 事 の 影 響 イヌにジスチグミン 臭 化 物 (0.02%w/v 水 溶 液 ) として 1.0mg/kg を 絶 食 時 又 は 給 餌 後 に 単 回 経 口 し 血 漿 中 濃 度 を 測 定 した 際 絶 食 群 は 給 餌 群 に 比 し Cmax が 約 9.4 倍 AUC0-24 が 約 6.6 倍 高 値 であった ヒト( 外 国 人 )における 薬 物 動 態 1. 血 漿 中 濃 度 ( 本 文 省 略 ) 2. 排 泄 ( 本 文 省 略 ) ( 新 設 ) 例 数 絶 食 群 5 給 餌 群 5 C max (ng/ml) 166± 75 17.6± 8.4 T max (hr) 0.8± 0.3 0.9± 0.2 T 1/2 (hr) 2.6± 1.8 4.1± 2.0 AUC 0-24 (ng/ml hr) 539± 187 82.0± 23.8 平 均 ± 標 準 偏 差 2 週 間 以 上 の 休 薬 期 間 を 置 いたクロスオーバー 比 較 試 験 -9-
その 他 の 注 意 および 薬 物 動 態 の 改 訂 理 由 動 物 実 験 において 絶 食 時 の が 給 餌 後 の と 比 較 して Cmax 及 び AUC の 大 幅 な 上 昇 が 認 められたため その 他 の 注 意 として 追 加 し そのデータを 薬 物 動 態 の 項 に 追 記 しました ヒトでの 薬 物 動 態 についての 詳 細 は 不 明 ですが 食 事 の 有 無 によって 血 中 濃 度 等 が 変 化 する 可 能 性 があります 特 に 普 段 食 後 に 服 用 している 患 者 さんが 空 腹 時 に 服 用 した 場 合 本 剤 の 血 中 濃 度 が 通 常 より 上 昇 することにより コリン 作 動 性 クリーゼ 等 の 症 状 を 起 こす 可 能 性 があります したがいまして 以 下 の 様 な 場 合 には 特 に 観 察 を 十 分 に 行 って 下 さい 例 1) 普 段 食 後 に 服 用 している 患 者 さんが 検 査 入 院 等 の 前 夜 に 絶 食 による 空 腹 時 に 服 用 する 場 合 例 2) 病 状 の 変 化 等 で 経 路 と 共 に 服 薬 時 刻 を 変 更 する 場 合 例 えば 経 口 から 胃 瘻 による 経 管 へ 変 更 する 場 合 臨 床 成 績 疾 患 別 有 効 率 排 尿 障 害 有 効 率 % 疾 患 名 ( 有 効 例 / 症 例 数 ) 1 日 量 5mg 前 立 腺 症 前 立 腺 肥 大 症 71.0(22/31) 膀 胱 頸 部 硬 化 症 69.2(9/13) 神 経 因 性 膀 胱 72.4(71/98) 神 経 因 性 膀 脳 性 疾 患 50.0(3/6) 胱 機 能 障 害 脊 髄 疾 患 65.4(68/104) 末 梢 神 経 疾 患 76.3(71/93) 手 術 後 の 排 尿 障 害 90.2(119/132) 計 76.1(363/477) 疾 患 名 重 症 筋 無 力 症 1 日 量 別 有 効 率 % ( 有 効 例 / 症 例 数 ) 計 5mg 10mg 15mg 84.8 (56/66) 78.8 (41/52) 93.8 (15/16) 83.6 (112/134) 疾 患 別 有 効 率 1 日 量 有 効 率 %( 有 効 例 / 症 例 数 ) 疾 患 名 5mg 10mg 15mg 20mg 計 重 症 筋 無 力 症 84.8 78.8 93.8 83.6 - (56/66) (41/52) (15/16) (112/134) 前 前 立 腺 肥 71.0 100 100 81.3 立 - 腺 大 症 (22/31) (12/12) (5/5) (39/48) 症 膀 胱 頸 部 69.2 70.6 100 71.0 - 硬 化 症 (9/13) (12/17) (1/1) (22/31) 排 神 神 経 因 性 72.4 69.0 73.3 71.0 - 経 尿 膀 胱 (71/98) (60/87) (11/15) (142/200) 因 障 性 脳 性 疾 50.0 100 100 83.3 膀 - 胱 患 (3/6) (7/7) (5/5) (15/18) 害 機 能 障 害 脊 髄 疾 患 65.4 (68/104) 67.8 (61/90) 50.0 (5/10) 63.2 (12/19) 65.5 (146/223) 末 梢 神 経 疾 患 76.3 (71/93) 84.0 (21/25) 66.7 (2/3) 100 (1/1) 77.9 (95/122) 手 術 後 の 排 尿 障 害 90.2 (119/132) 90.0 (9/10) 75.0 (3/4) 50.0 (1/2) 89.2 (132/148) 計 77.2 74.3 79.7 63.6 76.1 (419/543) (223/300) (47/59) (14/22) (703/924) 臨 床 成 績 の 改 訂 理 由 手 術 後 及 び 神 経 因 性 膀 胱 などの 低 緊 張 性 膀 胱 による 排 尿 困 難 の 用 法 及 び 用 量 を 変 更 に 伴 い 記 載 を 整 理 しました -10-
Ⅱ. 症 例 呈 示 死 亡 に 至 った 症 例 No. 性 年 齢 1 男 60 代 患 者 使 用 理 由 原 疾 患 尿 閉 尿 閉 食 道 癌 1 日 量 期 間 15mg 5 日 間 15mg 10 日 間 コリン 作 動 性 クリーゼ 25 日 前 副 作 用 経 過 及 び 処 置 食 道 癌 手 術 ( 右 開 胸 開 腹 食 道 亜 全 摘 3 領 域 リン パ 節 郭 清 胸 骨 後 経 路 亜 全 胃 再 建 ) 不 整 脈 胸 腔 液 貯 留 術 後 出 血 などあり 開 始 日 ウブレチド 内 服 開 始 2 日 目 下 痢 (これまでは 頑 固 な 便 秘 だった) 喀 痰 増 加 中 断 1 日 後 ( 5 日 目 ) 中 断 2 日 後 ( 6 日 目 ) 再 1 日 目 ( 7 日 目 ) リハビリ 中 に 転 倒 呼 吸 停 止 挿 管 すると 徐 々に 呼 吸 意 識 回 復 脳 心 血 栓 のイベント 否 定 さ れ 起 立 性 低 血 圧 迷 走 神 経 反 射 脱 水 などによ るものと 判 断 された 抜 管 し その 後 問 題 なし 下 痢 に 対 しロペラミド 塩 酸 塩 追 加 するも 著 効 なし ウブレチド 再 開 始 再 3 日 目 ( 9 日 目 ) 再 5 日 目 まで 溶 連 菌 抽 出 物 製 剤 注 入 再 6 日 目 ( 12 日 目 ) 胸 腔 ドレーン 抜 去 その 後 は 貯 留 静 止 中 止 1 日 後 ( 再 11 日 目 ) ( 17 日 目 ) 早 朝 に 流 涎 心 停 止 呼 吸 停 止 の 状 態 で 発 見 さ れた 蘇 生 を 行 うも 死 亡 確 認 された 死 亡 確 認 時 瞳 孔 の 散 大 がみられなかった さかのぼってコリンエステラーゼ 値 測 定 したとこ ろ ウブレチド 開 始 以 降 低 下 が 認 められた 併 用 薬 :ランソプラゾール ベプリジル 塩 酸 塩 ジルチアゼム 塩 酸 塩 ベラパミル 塩 酸 塩 スピロノ ラクトン タムスロシン 塩 酸 塩 酪 酸 菌 製 剤 ロペラミド 塩 酸 塩 検 査 項 目 名 単 位 正 常 域 下 限 正 常 域 上 限 10 日 前 9 日 前 8 日 前 5 日 前 3 日 前 コリンエステラーゼ IU/L 200 460 104 114 167 141 145 検 査 項 目 名 開 始 日 3 日 目 中 断 1 日 後 中 断 2 日 後 再 開 始 日 再 3 日 目 再 5 日 目 再 8 日 目 中 止 1 日 後 コリンエステラーゼ 144 90 16 57 37 36 43 28 13-11-
高 用 量 (20mg) 開 始 により 短 期 間 でクリーゼを 発 現 した 症 例 No. 性 年 齢 2 女 80 代 患 者 使 用 理 由 原 疾 患 神 経 因 性 膀 胱 脳 梗 塞 2 型 糖 尿 病 腎 盂 腎 炎 1 日 量 期 間 20mg 5 日 間 コリン 作 動 性 クリーゼ 10 日 前 2 日 前 副 作 用 経 過 及 び 処 置 腎 盂 腎 炎 にて 入 院 セフタジジム 水 和 物 開 始 ChE 値 :101IU/L 1 日 前 開 始 日 2 日 目 3 日 目 5 日 目 中 止 1 日 後 改 善 傾 向 あり 原 因 は 神 経 因 性 膀 胱 と 考 えられ バルーン 除 去 前 クランプするも 尿 意 全 く 認 めず 泌 尿 器 科 受 診 泌 尿 器 科 よりウブレチド(10mg 2) ベタネコール 塩 化 物 ウラピジル 処 方 され 内 服 開 始 嘔 吐 (1 回 )するが 塩 酸 メトクロプラミド にて 改 善 その 後 食 事 摂 取 下 痢 も 発 現 ( 昨 日 よりピコ スルファートナトリウム 水 和 物 を 内 服 している ) 再 び 嘔 吐 (1 回 )するが 塩 酸 メトクロプラミド に て 改 善 その 後 食 事 摂 取 腹 部 膨 満 感 の 訴 え 有 り 朝 食 摂 取 後 10:00 頃 より 傾 眠 傾 向 意 識 レベル 低 下 (JCSⅡ-20) 縮 瞳 (1mm) 徐 脈 (50 回 / 分 ) 呼 吸 浅 い アトロピン 硫 酸 塩 水 和 物 0.5mg iv にてレベル 改 善 食 事 摂 取 意 識 障 害 呼 吸 困 難 は 回 復 12:00 頃 再 びレベル 低 下 徐 脈 出 現 したためアト ロピン 硫 酸 塩 水 和 物 0.5mg iv 縮 瞳 徐 脈 は 改 善 アトロピン 硫 酸 塩 水 和 物 0.5mg div( 朝 夕 ) 開 始 中 止 13 日 後 経 口 アトロピン 硫 酸 塩 水 和 物 漸 減 し 中 止 併 用 薬 :ベタネコール 塩 化 物 ウラピジル アスピリン バルサルタン 一 硝 酸 イソソルビド ドネペ ジル 塩 酸 塩 ヒトインスリン 遺 伝 子 組 換 え セフタジジム 水 和 物 検 査 項 目 名 単 位 正 常 域 下 限 正 常 域 上 限 2 日 前 5 日 目 中 止 2 日 後 中 止 4 日 後 中 止 7 日 後 コリンエステラーゼ IU/L 185 431 101 27 63 63 139-12-
長 期 服 用 中 にクリーゼを 発 現 した 症 例 No. 性 年 齢 3 男 70 代 患 者 使 用 理 由 原 疾 患 排 尿 困 難 良 性 前 立 腺 肥 大 症 神 経 因 性 膀 胱 1 日 量 期 間 15mg 1,385 日 間 コリン 作 動 性 クリーゼ 1,334 日 目 副 作 用 経 過 及 び 処 置 夕 食 後 突 然 発 汗 あり このとき 血 糖 値 187mg/dl 体 温 :36.6 度 脈 拍 :84/ 分 血 圧 : 126/77mmHg SpO 2 :92% 特 に 処 置 せず 軽 快 し た 1,385 日 目 老 人 施 設 にて AM7:30 朝 食 7 割 摂 取 後 チアノーゼ 冷 汗 腹 痛 意 識 レベル 低 下 AM8:45 嘔 吐 排 便 ( 有 形 便 )あり AM9:20~ 点 滴 (KN3B 500mL 2 本 ) 施 行 酸 素 2 L 経 鼻 (このときの SpO 2 :76%) AM10:55 血 圧 68/51mmHg 大 量 の 発 汗 あり 下 痢 出 現 AM11:30 本 院 へ 入 院 点 滴 追 加 (KN3B 500mL) PM1:00 チアノーゼ 嘔 気 縮 瞳 SpO 2 低 下 あり 生 理 食 塩 水 500mL 急 速 静 注 アトロピン 硫 酸 塩 水 和 物 0.25mg 側 注 血 圧 上 昇 PM4:00 発 汗 消 失 点 滴 は 続 行 (KN3B 500mL) PM6:30 嘔 気 冷 汗 出 現 血 圧 低 下 はなし 点 滴 続 行 中 止 1 日 後 AM3:00 発 汗 消 失 以 後 縮 瞳 も 改 善 各 種 バイ タルサイン 安 定 した 中 止 3 日 後 昼 食 事 再 開 中 止 4 日 後 正 午 点 滴 中 止 併 用 薬 :タムスロシン 塩 酸 塩 クロルマジノン 酢 酸 エステル ヒトインスリン 遺 伝 子 組 換 え 検 査 項 目 名 単 位 正 常 域 下 限 正 常 域 上 限 1,113 日 目 1,385 日 目 中 止 10 日 後 コリンエステラーゼ IU/L 185 431 122 7 178-13-
Ⅲ. 薬 効 分 類 名 及 び 用 法 及 び 用 量 変 更 に 伴 う 包 装 変 更 等 について 薬 効 分 類 名 及 び 用 法 及 び 用 量 の 変 更 に 伴 い 個 装 箱 の 記 載 を 下 記 のとおり 変 更 致 します 1. 変 更 品 の 識 別 方 法 について 変 更 品 の 個 装 箱 には 当 分 の 間 と 表 示 いたします <PTP100 錠 個 装 箱 天 面 > <PTP100 錠 個 装 箱 集 中 表 示 面 > <PTP500 錠 個 装 箱 天 面 > <500 錠 ( 瓶 ) 個 装 箱 集 中 表 示 面 > = 記 載 変 更 箇 所 ( 変 更 前 : 重 症 筋 無 力 症 排 尿 障 害 治 療 剤 ) 2. 変 更 品 の 製 造 番 号 使 用 期 限 出 荷 時 期 等 について 品 名 包 装 ウブレチド 錠 5mg PTP100 錠 (10 錠 10) 従 来 品 最 終 変 更 品 初 回 製 造 番 号 使 用 期 限 製 造 番 号 使 用 期 限 出 荷 予 定 時 期 BQI286 2014 年 9 月 BQK037 2014 年 11 月 2010 年 3 月 下 旬 ウブレチド 錠 5mg PTP500 錠 (10 錠 50) ウブレチド 錠 5mg 500 錠 ( 瓶 ) BQI196 2014 年 9 月 BQI206 2014 年 9 月 BQI026 2014 年 9 月 BQI296 2014 年 9 月 2010 年 4 月 上 旬 2010 年 4 月 上 旬 なお 従 来 品 には 新 添 付 文 書 を 貼 付 してお 届 けする 予 定 です -14-
3. 患 者 様 への 注 意 事 項 ( 製 品 同 梱 資 料 )について 従 来 同 様 各 包 装 に 患 者 様 向 けの 注 意 喚 起 文 書 を 同 梱 致 します 今 回 医 療 関 係 者 の 方 向 け 部 分 ( 表 紙 : 黄 緑 色 1 枚 )は 下 記 の 様 に 用 紙 の 色 を 藤 色 へ 変 更 すると 共 に 内 容 を 変 更 しておりますが 患 者 様 向 け 部 分 ( 白 紙 )に 変 更 はございません 1 医 療 関 係 者 の 方 向 け 部 分 医 療 関 係 者 の 方 々へ( 表 紙 : 藤 色 1 枚 ) ( 表 面 ) ( 裏 面 ) ウブレチド 錠 5mg を 服 用 される 患 者 様 への 注 意 事 項 下 記 及 び 裏 面 の 医 療 関 係 者 の 方 々へ をご 参 照 ください 医 療 関 係 者 の 方 々へ ウブレチド 錠 5mg を 投 薬 される 際 の 注 意 事 項 本 剤 の により 意 識 障 害 を 伴 うコリン 作 動 性 クリーゼが 発 現 し 致 命 的 な 転 帰 をたどる 例 が 報 告 されております そのため 本 剤 の に 際 しては 患 者 様 又 はそれに 代 わ る 適 切 な 方 にコリン 作 動 性 クリーゼの 初 期 症 状 をご 説 明 い ただき それらが 現 れた 場 合 は を 中 止 し 直 ちに 医 師 に 連 絡 し 指 示 を 仰 ぐようにご 指 導 をお 願 いいたします この 度 手 術 後 及 び 神 経 因 性 膀 胱 などの 低 緊 張 性 膀 胱 による 排 尿 困 難 に 対 する 用 法 及 び 用 量 を 1 日 5mg に 変 更 させていただきました なお 重 症 筋 無 力 症 についての 変 更 はござい ません 2010 年 3 月 本 剤 を 服 用 される 患 者 様 に 対 しては 裏 面 の 事 項 にご 留 意 下 さいますようお 願 い 申 し 上 げ ます 鳥 居 薬 品 株 式 会 社 お 客 様 相 談 室 フリーダイヤル 0120-316-834 コリン 作 動 性 クリーゼの 初 期 症 状 : 悪 心 嘔 吐 腹 痛 下 痢 唾 液 分 泌 過 多 気 道 分 泌 過 多 発 汗 徐 脈 呼 吸 困 難 など コリン 作 動 性 クリーゼの 発 現 においては 特 に 高 齢 者 や 開 始 2 週 間 以 内 での 発 現 が 多 く 報 告 されております が 継 続 服 用 中 においても 発 現 が 報 告 されております 患 者 様 の 状 態 の 確 認 をお 願 いいたします 詳 細 は 製 品 添 付 文 書 等 をご 参 照 ください 警 告 禁 忌 を 含 む 使 用 上 の 注 意 の 改 訂 に 十 分 ご 留 意 くだ さい 2 患 者 様 向 け 部 分 ウブレチドをお 飲 みになる 患 者 様 へ (100 錠 包 装 :5 枚 綴 り 500 錠 包 装 :20 枚 綴 り 内 容 は 変 更 なし) ( 表 面 ) ( 裏 面 ) ウブレチド 錠 をお 飲 みになる 患 者 様 へ -お 飲 みになる 前 に 必 ずお 読 みください- (ご 家 族 の 方 もお 読 みください) ウブレチド 錠 は 膀 胱 の 筋 肉 の 働 きを 強 め 排 尿 障 害 を 改 善 します 全 身 の 筋 肉 の 働 きを 強 め 重 症 筋 無 力 症 における 症 状 を 改 善 します しかし 患 者 さんによっては 目 的 の 効 果 以 外 に 望 ま しくない 作 用 が 出 る 場 合 があります 下 記 のような 症 状 に 気 づいたら この 薬 を 飲 むのをやめ すぐに 医 師 または 薬 剤 師 に 相 談 してください おなかが 痛 くなったり 下 痢 が 続 く 汗 をたくさんかく つばや 涙 が 多 くなる 息 が 苦 しく 感 じる きもちが 悪 くなる 吐 き 気 がする 力 がはいらない 体 がだるい など 飲 みはじめの2 週 間 は 特 に 気 をつけてください また この 薬 を 長 い 間 飲 まれている 方 でも 体 調 の 変 化 によって このような 症 状 がみられることがあり ます ( 裏 面 もお 読 みください ) お 薬 をお 飲 みになる 前 に 過 去 に この 薬 に 含 まれる 成 分 で 過 敏 な 反 応 を 経 験 したことがある 人 消 化 管 または 尿 路 に 閉 塞 のある 人 迷 走 神 経 緊 張 症 の 人 は 医 師 や 薬 剤 師 にお 伝 えください お 飲 みになってからは 飲 み 忘 れても 後 からまとめて 飲 むのはおやめくださ い 何 かわからないこと 気 になることがありましたら 医 師 または 薬 剤 師 におたずねください 病 医 院 薬 局 名 なお 錠 剤 写 真 イラスト 入 りのご 案 内 もご 用 意 しておりますので ご 希 望 の 場 合 には お 手 数 ですが 弊 社 医 薬 情 報 担 当 者 又 はお 客 様 相 談 室 までご 連 絡 をお 願 い 致 します -15-
ウブレチド 錠 5mg 改 訂 後 の 使 用 上 の 注 意 ( 下 線 部 追 加 改 訂 箇 所 ) 2010 年 3 月 改 訂 ( 第 9 版 ) 警 告 本 剤 の により 意 識 障 害 を 伴 う 重 篤 なコリン 作 動 性 クリーゼを 発 現 し 致 命 的 な 転 帰 をたどる 例 が 報 告 されているので に 際 しては 下 記 の 点 に 注 意 し 医 師 の 厳 重 な 監 督 下 患 者 の 状 態 を 十 分 観 察 すること( 慎 重 重 要 な 基 本 的 注 意 重 大 な 副 作 用 及 び 過 量 の 項 参 照 ) 1. 本 剤 中 にコリン 作 動 性 クリーゼの 徴 候 ( 初 期 症 状 : 悪 心 嘔 吐 腹 痛 下 痢 唾 液 分 泌 過 多 気 道 分 泌 過 多 発 汗 徐 脈 縮 瞳 呼 吸 困 難 等 臨 床 検 査 : 血 清 コリンエス テラーゼ 低 下 )が 認 められた 場 合 には 直 ちに を 中 止 すること 2. コリン 作 動 性 クリーゼがあらわれた 場 合 は アトロピン 硫 酸 塩 水 和 物 0.5~ 1mg( 患 者 の 症 状 に 合 わせて 適 宜 増 量 )を 静 脈 内 する また 呼 吸 不 全 に 至 ることもあるので その 場 合 は 気 道 を 確 保 し 人 工 換 気 を 考 慮 すること 3. 本 剤 の に 際 しては 副 作 用 の 発 現 の 可 能 性 について 患 者 又 はそれに 代 わる 適 切 な 者 に 十 分 理 解 させ 下 記 のコリン 作 動 性 クリーゼの 初 期 症 状 が 認 められた 場 合 には 服 用 を 中 止 するとともに 直 ちに 医 師 に 連 絡 し 指 示 を 仰 ぐ よう 注 意 を 与 えること 悪 心 嘔 吐 腹 痛 下 痢 唾 液 分 泌 過 多 気 道 分 泌 過 多 発 汗 徐 脈 縮 瞳 呼 吸 困 難 禁 忌 ( 次 の 患 者 には しないこと) 1. 消 化 管 又 は 尿 路 の 器 質 的 閉 塞 のある 患 者 消 化 管 機 能 を 亢 進 させ 症 状 を 悪 化 させるおそれがある また 尿 の 逆 流 を 引 き 起 こすおそれがある 2. 迷 走 神 経 緊 張 症 のある 患 者 迷 走 神 経 の 緊 張 を 増 強 させるおそれがある 3. 脱 分 極 性 筋 弛 緩 剤 (スキサメトニウム)を 中 の 患 者 相 互 作 用 の 項 参 照 4. 本 剤 の 成 分 に 対 し 過 敏 症 の 既 往 歴 のある 患 者 効 能 又 は 効 果 1. 手 術 後 及 び 神 経 因 性 膀 胱 などの 低 緊 張 性 膀 胱 による 排 尿 困 難 2. 重 症 筋 無 力 症 用 法 及 び 用 量 1. 手 術 後 及 び 神 経 因 性 膀 胱 などの 低 緊 張 性 膀 胱 による 排 尿 困 難 ジスチグミン 臭 化 物 として 成 人 1 日 5mg を 経 口 する 2. 重 症 筋 無 力 症 ジスチグミン 臭 化 物 として 通 常 成 人 1 日 5~20mg を 1~4 回 に 分 割 経 口 す る なお 症 状 により 適 宜 増 減 する < 用 法 及 び 用 量 に 関 連 する 使 用 上 の 注 意 > 1. 効 果 が 認 められない 場 合 には 漫 然 と せず 他 の 治 療 法 を 検 討 すること 2. 重 症 筋 無 力 症 の 患 者 では 医 師 の 厳 重 な 監 督 下 通 常 成 人 1 日 5mg から 投 与 を 開 始 し 患 者 の 状 態 を 十 分 観 察 しながら 症 状 により 適 宜 増 減 すること 使 用 上 の 注 意 1. 慎 重 ( 次 の 患 者 には 慎 重 に すること) (1) 高 齢 者 高 齢 者 への の 項 参 照 (2) 腎 障 害 のある 患 者 本 剤 は 腎 臓 から 排 泄 されるため 血 中 濃 度 が 上 昇 するおそれがある (3) コリン 作 動 薬 やコリンエステラーゼ 阻 害 薬 を 服 用 している 患 者 相 互 に 作 用 を 増 強 し 副 作 用 が 発 現 しやすくなるおそれがある( 相 互 作 用 の 項 参 照 ) (4) 気 管 支 喘 息 の 患 者 気 管 支 喘 息 の 症 状 を 悪 化 させるおそれがある (5) 甲 状 腺 機 能 亢 進 症 の 患 者 甲 状 腺 機 能 亢 進 症 を 悪 化 させるおそれがある (6) 徐 脈 心 疾 患 ( 冠 動 脈 疾 患 不 整 脈 )のある 患 者 心 拍 数 低 下 冠 動 脈 の 収 縮 冠 れん 縮 による 狭 心 症 不 整 脈 の 増 悪 心 拍 出 量 低 下 を 起 こすおそれがある (7) 消 化 性 潰 瘍 の 患 者 消 化 管 機 能 を 亢 進 させ 潰 瘍 の 症 状 を 悪 化 させるおそれがある (8) てんかんの 患 者 てんかんの 症 状 を 悪 化 させるおそれがある (9) パーキンソン 症 候 群 の 患 者 パーキンソン 症 候 群 の 症 状 を 悪 化 させるおそれがある 2. 重 要 な 基 本 的 注 意 (1) 本 剤 の により 意 識 障 害 を 伴 うコリン 作 動 性 クリーゼがあらわれることがある ので 以 下 の 点 に 注 意 すること( 警 告 重 大 な 副 作 用 の 項 参 照 ) 1) 開 始 2 週 間 以 内 での 発 現 が 多 く 報 告 されていることから 特 に 開 始 2 週 間 以 内 はコリン 作 動 性 クリーゼの 徴 候 ( 初 期 症 状 : 悪 心 嘔 吐 腹 痛 下 痢 唾 液 分 泌 過 多 気 道 分 泌 過 多 発 汗 徐 脈 縮 瞳 呼 吸 困 難 等 臨 床 検 査 : 血 清 コ リンエステラーゼ 低 下 )に 注 意 すること 2) 継 続 服 用 中 においても 発 現 が 報 告 されていることから コリン 作 動 性 クリーゼの 徴 候 に 注 意 すること 3) 本 剤 によるコリン 作 動 性 クリーゼの 徴 候 があらわれた 場 合 は 直 ちに を 中 止 し 適 切 な 処 置 を 行 うこと( 重 大 な 副 作 用 の 項 参 照 ) (2) 重 症 筋 無 力 症 患 者 で ときに 筋 無 力 症 状 の 重 篤 な 悪 化 呼 吸 困 難 嚥 下 障 害 (クリーゼ)をみることがあるので このような 場 合 には 臨 床 症 状 でクリーゼを 鑑 別 し 困 難 な 場 合 には エドロホニウム 塩 化 物 2mg を 静 脈 内 し クリーゼを 鑑 別 し 次 の 処 置 を 行 うこと 1) コリン 作 動 性 クリーゼ 悪 心 嘔 吐 腹 痛 下 痢 唾 液 分 泌 過 多 気 道 分 泌 過 多 発 汗 徐 脈 縮 瞳 呼 吸 困 難 等 の 症 状 や 血 清 コリンエステラーゼの 低 下 が 認 められた 場 合 又 はエド ロホニウム 塩 化 物 を したとき 症 状 が 増 悪 又 は 不 変 の 場 合 には 直 ちに 本 剤 の を 中 止 し 適 切 な 処 置 を 行 うこと( 重 大 な 副 作 用 の 項 参 照 ) 2) 筋 無 力 性 クリーゼ 呼 吸 困 難 唾 液 排 出 困 難 チアノーゼ 全 身 の 脱 力 等 の 症 状 が 認 められた 場 合 又 はエドロホニウム 塩 化 物 を したとき 症 状 の 改 善 が 認 められた 場 合 は 本 剤 の 量 を 増 加 する 3. 相 互 作 用 (1) 併 用 禁 忌 ( 併 用 しないこと) 薬 剤 名 等 臨 床 症 状 措 置 方 法 機 序 危 険 因 子 脱 分 極 性 筋 弛 緩 剤 スキサメトニウム 塩 化 物 水 和 物 スキサメトニウム 注 AS レラキシン 注 脱 分 極 性 筋 弛 緩 剤 の 作 用 を 増 強 する 1) 脱 分 極 性 筋 弛 緩 剤 はコリンエステラーゼ により 代 謝 されるため 本 剤 により 代 謝 が 阻 害 されることが 考 えられる 2) 本 剤 による 直 接 ニコチン 様 作 用 には 脱 分 極 性 筋 弛 緩 作 用 がある (2) 併 用 注 意 ( 併 用 に 注 意 すること) 薬 剤 名 等 臨 床 症 状 措 置 方 法 機 序 危 険 因 子 副 交 感 神 経 抑 制 剤 アトロピン 硫 酸 塩 水 和 物 等 相 互 に 作 用 を 拮 抗 する 本 剤 のムスカリン 様 作 用 と 拮 抗 することが 考 えられる コリン 作 動 薬 ベタネコール 塩 化 物 等 コリンエステラーゼ 阻 害 薬 ドネペジル 塩 酸 塩 ネオスチグミン 臭 化 物 ピリド スチグミン 臭 化 物 アンベノニウム 塩 化 物 等 相 互 に 作 用 を 増 強 する 相 互 に 作 用 を 増 強 する 可 能 性 が ある 本 剤 のコリン 作 用 と 相 加 相 乗 作 用 があ らわれることが 考 え られる 4. 副 作 用 総 症 例 1,034 例 中 143 例 (13.8%)に 副 作 用 が 認 められ 主 な 副 作 用 は 下 痢 54 件 (5.2%) 腹 痛 34 件 (3.3%) 発 汗 20 件 (1.9%) 尿 失 禁 13 件 (1.3%)であった ( 再 評 価 結 果 ) (1) 重 大 な 副 作 用 ( 自 発 報 告 につき 頻 度 不 明 ) 1) コリン 作 動 性 クリーゼ 本 剤 の により 意 識 障 害 を 伴 うコリン 作 動 性 クリーゼ( 初 期 症 状 : 悪 心 嘔 吐 腹 痛 下 痢 唾 液 分 泌 過 多 気 道 分 泌 過 多 発 汗 徐 脈 縮 瞳 呼 吸 困 難 等 臨 床 検 査 : 血 清 コリンエステラーゼ 低 下 )があらわれることがある(コリン 作 動 性 クリ ーゼは 開 始 2 週 間 以 内 での 発 現 が 多 く 報 告 されている) このような 場 合 に は 直 ちに を 中 止 し アトロピン 硫 酸 塩 水 和 物 0.5~1mg( 患 者 の 症 状 に 合 わ せて 適 宜 増 量 )を 静 脈 内 する また 呼 吸 不 全 に 至 ることもあるので その 場 合 は 気 道 を 確 保 し 人 工 換 気 を 考 慮 すること 2) 狭 心 症 不 整 脈 狭 心 症 不 整 脈 ( 心 室 頻 拍 心 房 細 動 房 室 ブロック 洞 停 止 等 )があらわれるこ とがある このような 場 合 には 直 ちに を 中 止 し 適 切 な 処 置 を 行 うこと (2)その 他 の 副 作 用 5% 以 上 又 は 頻 度 不 明 1~5% 未 満 0.5~1% 未 満 0.5% 未 満 骨 格 筋 線 維 束 れ ん 縮 筋 痙 攣 筋 力 低 下 線 維 性 (ちくでき=クローヌス) 消 化 器 下 痢 腹 痛 悪 心 不 快 感 嘔 気 嘔 吐 腹 鳴 胃 腸 症 状 便 失 禁 心 窩 部 不 快 感 流 唾 テネ スムス(しぶり 腹 ) 口 渇 精 神 神 経 系 めまい 頭 痛 睡 眠 障 害 泌 尿 器 尿 失 禁 頻 尿 尿 道 痛 肝 臓 AST(GOT) ALT(GPT)の 上 昇 その 他 血 清 コ リ ン 発 汗 動 悸 流 涙 全 身 倦 怠 感 神 経 痛 エステラー 悪 化 舌 のしびれ 発 熱 自 律 神 経 ゼ 値 低 下 失 調 瘡 胸 部 圧 迫 感 耳 鳴 自 発 報 告 によるものについては 頻 度 不 明 5. 高 齢 者 への 高 齢 者 では 肝 腎 機 能 が 低 下 していることが 多 く 体 重 が 少 ない 傾 向 があるな ど 副 作 用 が 発 現 しやすいので コリン 作 動 性 クリーゼの 徴 候 ( 初 期 症 状 : 悪 心 嘔 吐 腹 痛 下 痢 唾 液 分 泌 過 多 気 道 分 泌 過 多 発 汗 徐 脈 縮 瞳 呼 吸 困 難 等 臨 床 検 査 : 血 清 コリンエステラーゼ 低 下 )に 注 意 し 慎 重 に すること( 警 告 重 大 な 副 作 用 の 項 参 照 ) 6. 妊 婦 産 婦 授 乳 婦 等 への (1) 妊 婦 産 婦 等 に 対 する 安 全 性 は 確 立 していない (2) 授 乳 中 の 婦 人 には しないことが 望 ましいが やむを 得 ず する 場 合 には 授 乳 を 避 けさせること 授 乳 中 の に 関 する 安 全 性 は 確 立 していない 7. 小 児 等 への 小 児 等 に 対 する 安 全 性 は 確 立 していない( 使 用 経 験 が 少 ない) 8. 過 量 (1) 徴 候 症 状 本 剤 の 過 量 により 意 識 障 害 を 伴 うコリン 作 動 性 クリーゼ( 初 期 症 状 : 悪 心 嘔 吐 腹 痛 下 痢 唾 唾 液 分 泌 過 多 気 道 分 泌 過 多 発 汗 徐 脈 縮 瞳 呼 吸 困 難 等 臨 床 検 査 : 血 清 コリンエステラーゼ 低 下 )があらわれることがある (2) 処 置 直 ちに を 中 止 し アトロピン 硫 酸 塩 水 和 物 0.5~1mg( 患 者 の 症 状 に 合 わせ て 適 宜 増 量 )を 静 脈 内 する また 呼 吸 不 全 に 至 ることもあるので その 場 合 は 気 道 を 確 保 し 人 工 換 気 を 考 慮 すること 9. 適 用 上 の 注 意 薬 剤 交 付 時 PTP 包 装 の 薬 剤 は PTP シートから 取 り 出 して 服 用 するよう 指 導 すること PTP シー トの 誤 飲 により 硬 い 鋭 角 部 が 食 道 粘 膜 へ 刺 入 し 更 には 穿 孔 を 起 こして 縦 隔 洞 炎 等 の 重 篤 な 合 併 症 を 併 発 することが 報 告 されている 10.その 他 の 注 意 動 物 実 験 において ジスチグミン 臭 化 物 の 経 口 吸 収 性 に 食 事 の 影 響 が 示 唆 されて いる( 薬 物 動 態 の 項 参 照 ) -16-