変 更 理 由 書 佐 久 都 市 計 画 区 域 の 整 備 開 発 及 び 保 全 の 方 針 は 平 成 16 年 3 月 に 策 定 後 旧 佐 久 市 旧 臼 田 町 旧 浅 科 村 旧 望 月 町 の4 市 町 村 が 合 併 したことに 伴 い 都 市 計 画 区 域 の 拡 大 を

佐 久 都 市 計 画 ( 佐 久 市 御 代 田 町 ) 都 市 計 画 区 域 の 整 備 開 発 及 び 保 全 の 方 針 長 野 県

変 更 理 由 書 佐 久 都 市 計 画 区 域 の 整 備 開 発 及 び 保 全 の 方 針 は 平 成 16 年 3 月 に 策 定 後 旧 佐 久 市 旧 臼 田 町 旧 浅 科 村 旧 望 月 町 の4 市 町 村 が 合 併 したことに 伴 い 都 市 計 画 区 域 の 拡 大 を 行 い 平 成 22 年 1 月 に 部 分 改 訂 を 行 いました 今 般 平 成 21 年 度 ( 佐 久 市 ) 及 び 平 成 23 年 度 ( 御 代 田 町 )に 実 施 した 都 市 計 画 法 第 6 条 の 規 定 に 基 づく 都 市 計 画 に 関 する 基 礎 調 査 の 結 果 を 踏 まえ 当 該 都 市 の 発 展 の 動 向 当 該 都 市 計 画 区 域 に おける 人 口 産 業 の 現 状 及 び 将 来 の 見 通 し 等 を 勘 案 し 主 要 な 土 地 利 用 都 市 施 設 等 についておお むねの 配 置 規 模 等 を 示 し 一 体 の 都 市 としての 整 備 開 発 及 び 保 全 を 図 るため 本 案 のとおり 変 更 するものです

目 次 1. 都 市 計 画 の 目 標 (1) 都 市 計 画 区 域 の 範 囲 と 目 標 年 次 1 ア 都 市 計 画 区 域 の 範 囲 1 イ 目 標 年 次 1 (2) 都 市 づくりの 基 本 理 念 1 (3) 地 域 毎 の 市 街 地 像 3 2. 区 域 区 分 の 決 定 の 有 無 及 び 区 域 区 分 を 定 める 際 の 方 針 (1) 区 域 区 分 の 決 定 の 有 無 6 (2) 区 域 区 分 の 方 針 6 3. 主 要 な 都 市 計 画 の 決 定 の 方 針 (1) 土 地 利 用 に 関 する 主 要 な 都 市 計 画 の 決 定 の 方 針 8 ア 主 要 用 途 の 配 置 の 方 針 8 イ 土 地 利 用 の 方 針 9 (2) 都 市 施 設 の 整 備 に 関 する 主 要 な 都 市 計 画 の 決 定 の 方 針 12 ア 交 通 施 設 の 都 市 計 画 の 決 定 の 方 針 12 イ 下 水 道 及 び 河 川 の 都 市 計 画 の 決 定 の 方 針 14 ウ その 他 の 都 市 施 設 の 都 市 計 画 の 決 定 の 方 針 15 (3) 市 街 地 開 発 事 業 等 に 関 する 主 要 な 都 市 計 画 の 決 定 の 方 針 17 ア 主 要 な 市 街 地 開 発 事 業 の 決 定 の 方 針 17 (4) 自 然 的 環 境 の 整 備 又 は 保 全 に 関 する 都 市 計 画 の 決 定 の 方 針 17 ア 基 本 方 針 17 イ 主 要 な 緑 地 の 配 置 の 方 針 17 ウ 実 現 のための 具 体 の 都 市 計 画 制 度 の 方 針 18 エ 主 要 な 緑 地 の 確 保 目 標 19

佐 久 都 市 計 画 都 市 計 画 区 域 の 整 備 開 発 及 び 保 全 の 方 針 の 変 更 都 市 計 画 区 域 の 整 備 開 発 及 び 保 全 の 方 針 を 次 のように 変 更 する 1. 都 市 計 画 の 目 標 本 計 画 は 都 市 づくりに 対 する 合 意 形 成 の 促 進 を 図 るため 佐 久 都 市 計 画 区 域 を 対 象 として 県 が 広 域 的 見 地 から 関 係 市 町 村 や 住 民 の 意 向 を 反 映 しながら 都 市 計 画 の 目 標 とその 実 現 に 向 けた 都 市 計 画 の 基 本 的 な 方 針 を 示 すものである (1) 都 市 計 画 区 域 の 範 囲 と 目 標 年 次 ア 都 市 計 画 区 域 の 範 囲 都 市 計 画 区 域 の 名 称 : 佐 久 都 市 計 画 区 域 対 象 市 町 村 : 佐 久 市 及 び 御 代 田 町 範 囲 : 佐 久 市 の 一 部 及 び 御 代 田 町 の 一 部 イ 目 標 年 次 都 市 計 画 の 基 本 的 な 方 向 平 成 42 年 都 市 施 設 などの 整 備 目 標 平 成 32 年 ( 中 間 年 平 成 27 年 ) (2) 都 市 づくりの 基 本 理 念 豊 かな 自 然 まちの 歴 史 文 化 交 通 の 拠 点 性 とが 融 合 した 快 適 な 生 活 環 境 の 形 成 を 図 る 佐 久 都 市 計 画 区 域 は 佐 久 市 及 び 御 代 田 町 の2 市 町 から 構 成 されており 当 該 行 政 区 域 は 長 野 県 の 東 端 に 位 置 し 東 は 軽 井 沢 町 と 群 馬 県 西 は 立 科 町 南 は 佐 久 穂 町 と 茅 野 市 北 は 小 諸 市 東 御 市 と 群 馬 県 に 接 している また 平 成 22 年 国 勢 調 査 における 人 口 は 115,290 人 となっている 佐 久 都 市 計 画 区 域 は 佐 久 市 の 東 側 及 び 西 側 御 代 田 町 の 北 側 及 び 南 東 側 の 一 部 を 除 く 区 域 に 設 定 されている また 市 街 地 は しなの 鉄 道 と JR 小 海 線 の 各 駅 の 周 辺 に 形 成 されており 佐 久 平 の 盆 地 上 に 連 担 している 各 市 町 は 中 山 道 における 小 田 井 宿 岩 村 田 宿 塩 名 田 宿 八 幡 宿 望 月 宿 茂 田 井 宿 佐 久 甲 州 街 道 における 野 沢 宿 臼 田 宿 にみられるように 街 道 の 宿 場 町 であり 交 通 の 要 衝 として 形 成 発 展 してきている また 日 本 最 初 の 洋 風 校 舎 旧 中 込 学 校 日 本 に2ヶ 所 しかない 五 つの 稜 が 星 形 に 突 き 出 た 擬 洋 式 城 郭 である 龍 岡 城 跡 国 指 定 登 録 有 形 文 化 財 である 武 重 本 家 酒 造 及 び 武 重 家 住 宅 など 歴 史 文 化 資 産 が 豊 富 な 地 域 であるとともに 豊 かな 自 然 環 境 を 活 かした 別 荘 地 も 形 成 され ている 近 年 では 北 陸 新 幹 線 や 上 信 越 自 動 車 道 の 高 速 交 通 体 系 の 整 備 により 佐 久 平 駅 周 辺 におい て 新 市 街 地 が 形 成 され 大 規 模 小 売 店 舗 などの 立 地 が 数 多 くみられる 一 方 北 は 浅 間 山 を 有 する 上 信 越 高 原 国 立 公 園 の 麓 に 位 置 し 西 は 八 ヶ 岳 中 信 高 原 国 定 公 園 東 は 妙 義 荒 船 佐 久 高 原 国 定 公 園 と 山 々に 囲 まれ 都 市 計 画 区 域 の 中 央 を 千 曲 川 や 湯 川 が 流 れるなど 緑 豊 かな 自 然 環 境 に 恵 まれている このような 豊 かな 自 然 環 境 すばらしい 歴 史 的 文 化 的 遺 産 を 踏 まえるとともに 社 会 情 勢 の 変 化 を 考 慮 し 都 市 の 将 来 像 都 市 計 画 の 目 標 を 以 下 のとおりとす る 1

都 市 の 将 来 像 緑 と 文 化 に 満 ちた 交 流 拠 点 医 療 福 祉 都 市 佐 久 都 市 計 画 の 目 標 自 然 田 園 都 市 人 が 共 生 する 持 続 可 能 で 質 の 高 いまちづくり 佐 久 都 市 計 画 区 域 は 北 は 浅 間 山 を 有 する 上 信 越 高 原 国 立 公 園 西 は 蓼 科 山 を 有 する 八 ヶ 岳 中 信 高 原 国 定 公 園 東 は 荒 船 山 を 有 する 妙 義 荒 船 佐 久 高 原 国 定 公 園 に 囲 まれるとともに 地 域 中 央 を 千 曲 川 が 流 れるなど 豊 かな 自 然 環 境 に 恵 まれている また JR 小 海 線 やしなの 鉄 道 沿 い 等 において 御 代 田 駅 周 辺 及 び 岩 村 田 ~ 中 込 原 中 込 野 沢 ~ 臼 田 に 連 続 した 市 街 地 が 形 成 されるとともに 旧 中 山 道 沿 道 に 集 落 が 形 成 されており その 市 街 地 集 落 と 山 々との 間 には 田 園 地 帯 が 広 がっている こうした 中 長 野 県 では 平 成 24 年 2 月 に 生 物 多 様 性 ながの 県 戦 略 を 策 定 しており 人 と 自 然 が 共 生 する 信 州 の 実 現 に 向 け 生 物 多 様 性 の 保 全 や 自 然 と 共 生 した 都 市 の 形 成 等 を 目 指 すこと が 必 要 となっている 佐 久 都 市 計 画 区 域 は これらの 豊 かな 自 然 壮 大 に 広 がる 田 園 空 間 都 市 ( 市 街 地 や 集 落 ) そし て 人 が 共 生 するまちづくりを 目 指 す また 中 心 市 街 地 の 活 性 化 による 都 市 機 能 の 集 約 や 公 共 交 通 機 関 の 活 用 等 により 区 域 内 の 主 要 な 拠 点 に 都 市 機 能 がコンパクトに 集 積 する 都 市 構 造 を 構 築 し 周 囲 に 広 がる 豊 かな 自 然 や 美 しい 景 観 を 身 近 に 感 じることのできる 快 適 で 持 続 可 能 な 質 の 高 いまちづ くりを 目 指 す 交 流 拠 点 として 機 能 するまちづくり 佐 久 都 市 計 画 区 域 には 北 陸 新 幹 線 の 佐 久 平 駅 や 上 信 越 自 動 車 道 の 佐 久 インターチェンジなどの 広 域 交 通 拠 点 を 有 するとともに 一 般 国 道 18 号 一 般 国 道 141 号 一 般 国 道 142 号 などが 交 差 する 交 通 の 要 衝 となっている また 佐 久 市 においては 近 隣 市 町 村 との 数 多 くの 通 勤 通 学 流 動 がみ られるなど 圏 域 における 交 流 拠 点 として 機 能 している さらに 中 部 横 断 自 動 車 道 の 一 部 区 間 が 開 通 し 今 後 は 関 東 大 環 状 連 携 軸 の 一 翼 として 広 域 交 流 の 軸 として 期 待 される このような 地 域 特 性 から 都 市 において 地 域 住 民 のみならず 圏 域 内 外 の 人 々が 訪 れ 楽 しみ 憩 うことができる 都 市 を 創 出 するなど 交 流 拠 点 として 機 能 するまちづくりを 目 指 す 歴 史 文 化 を 継 承 し 安 心 安 全 で 快 適 に 暮 らせるまちづくり 佐 久 都 市 計 画 区 域 は 宿 場 町 としての 名 残 をとどめる 小 田 井 宿 や 岩 村 田 宿 野 沢 宿 塩 名 田 宿 八 幡 宿 望 月 宿 茂 田 井 宿 臼 田 宿 日 本 最 初 の 洋 風 校 舎 旧 中 込 学 校 日 本 に2ヶ 所 しかない 五 つの 稜 が 星 形 に 突 き 出 た 擬 洋 式 城 郭 である 龍 岡 城 跡 など 歴 史 文 化 資 産 が 豊 富 な 地 域 である また 佐 久 市 においてはみんなが 生 涯 現 役 で 住 みよい 健 康 長 寿 のまちの 形 成 を 御 代 田 町 におい ては 2 万 人 公 園 都 市 構 想 を 推 進 している その 一 方 で 全 国 的 な 少 子 高 齢 化 の 進 行 に 対 して 生 活 環 境 や 移 動 環 境 における 安 心 安 全 性 の 確 保 が 求 められている さらに 浅 間 山 における 火 山 災 害 対 策 や 東 日 本 大 震 災 を 教 訓 とした 震 災 土 砂 災 害 等 自 然 災 害 が 発 生 した 場 合 に 被 害 を 最 小 限 にとどめるための 防 災 対 策 を ハード ソフ 2

ト 両 面 から 進 めていくことが 重 要 である これらのことから 地 域 の 豊 富 な 歴 史 文 化 を 継 承 するとともに 高 齢 者 や 障 害 者 等 誰 もがい きいきと 安 全 で 豊 かに 暮 らせるユニバーサルデザインの 都 市 を 構 築 し 安 心 安 全 で 快 適 に 暮 らせ るまちづくりを 目 指 す (3) 地 域 毎 の 市 街 地 像 都 市 づくりの 基 本 理 念 を 実 現 するための 市 街 地 像 については 以 下 に 示 すとおりとする 市 街 地 ゾーン 1 広 域 交 通 結 節 機 能 を 活 かした 中 心 商 業 業 務 地 区 広 域 拠 点 北 陸 新 幹 線 や 上 信 越 自 動 車 道 中 部 横 断 自 動 車 道 等 の 結 節 点 を 持 つ 佐 久 平 駅 周 辺 及 び 佐 久 イン ターチェンジ 周 辺 は 岩 村 田 地 区 と 連 携 を 図 りつつ 広 域 交 通 拠 点 としての 立 地 特 性 を 活 かした 都 市 的 土 地 利 用 を 図 る 2 個 性 を 活 かした 商 業 地 区 中 心 拠 点 御 代 田 駅 周 辺 岩 村 田 地 区 中 込 地 区 北 中 込 駅 周 辺 野 沢 地 区 臼 田 地 区 の 中 心 市 街 地 は 中 心 拠 点 と 位 置 付 け 地 域 住 民 の 日 常 生 活 に 対 応 した 個 性 ある 商 業 地 を 形 成 する 3 良 好 な 居 住 環 境 の 維 持 改 善 地 区 商 業 地 区 周 辺 や 旧 街 道 沿 いの 集 落 は 基 盤 施 設 の 整 備 を 図 るとともに 低 密 度 な 土 地 利 用 を 図 り 緑 とゆとりある 快 適 な 住 宅 地 を 維 持 する また JR 小 海 線 と 一 般 国 道 141 号 との 間 にある 未 利 用 地 を 中 心 とした 区 域 は 緑 やオープンスペ ースを 配 したゆとりと 潤 いのある 快 適 な 住 宅 地 を 形 成 する 4 緑 に 囲 まれた 別 荘 等 低 層 住 宅 地 区 低 層 を 主 体 としたゆとりある 住 環 境 や 良 好 な 景 観 を 維 持 し 緑 に 囲 まれた 別 荘 等 低 層 住 宅 地 を 形 成 する 5 道 路 沿 道 を 主 体 とした 複 合 市 街 地 地 区 一 般 国 道 18 号 や 一 般 国 道 141 号 の 沿 道 鉄 道 沿 線 は 秩 序 ある 土 地 利 用 を 図 ったうえで 住 宅 工 業 沿 道 型 サービス 業 務 施 設 等 から 構 成 される 複 合 市 街 地 とする 6 既 存 施 設 を 充 実 させた 工 業 地 区 既 存 の 工 業 団 地 への 集 約 充 実 を 図 った 工 業 地 区 を 形 成 する 田 園 保 全 ゾーン 7 農 山 村 の 良 好 な 生 活 環 境 維 持 地 区 < 生 活 中 心 拠 点 > 浅 科 地 区 や 望 月 地 区 は 歴 史 文 化 等 の 個 性 を 活 かしながら 日 常 的 なサービス 機 能 の 向 上 と 景 観 的 に 魅 力 ある 生 活 環 境 づくりを 図 る 8 地 域 振 興 観 光 交 流 地 区 < 地 域 交 流 拠 点 > 中 部 横 断 自 動 車 道 の 佐 久 南 インターチェンジ 周 辺 は 農 地 の 無 秩 序 な 開 発 を 招 かないよう 留 意 しながら 交 通 の 優 位 性 を 活 かし 観 光 客 や 地 域 住 民 等 様 々な 交 流 が 活 発 に 展 開 できるような 土 地 利 用 を 図 るとともに 農 業 の 振 興 を 目 指 す 9 田 園 環 境 保 全 地 区 田 園 地 帯 や 高 原 野 菜 地 帯 における 集 落 地 は 安 全 で 快 適 な 生 活 環 境 づくりを 図 り 併 せて 景 観 と 調 和 した 田 園 風 景 を 保 全 する 3

10 優 良 農 地 保 全 地 区 佐 久 平 の 盆 地 に 広 がる 優 良 農 地 を 保 全 する 自 然 保 全 ゾーン 11 自 然 保 全 地 区 森 林 や 草 原 河 川 等 の 自 然 環 境 を 保 全 する なお 佐 久 高 原 春 日 の 森 などの 観 光 拠 点 につい ては 自 然 環 境 生 物 多 様 性 の 適 切 な 保 全 を 図 りつつ 観 光 レクリエーションゾーンとしての 形 成 活 用 を 図 る 4

都 市 構 造 図 ( 佐 久 都 市 計 画 区 域 ) 5

2. 区 域 区 分 の 決 定 の 有 無 及 び 区 域 区 分 を 定 める 際 の 方 針 (1) 区 域 区 分 の 決 定 の 有 無 本 都 市 計 画 に 区 域 区 分 を 定 めない なお 区 域 区 分 を 定 めないとした 根 拠 は 次 のとおりである ア 県 下 同 一 基 準 での 判 断 結 果 県 では 人 口 の 動 向 土 地 利 用 の 状 況 等 に 着 目 し 県 下 同 一 基 準 に 基 づいて 本 区 域 における 区 域 区 分 の 必 要 性 を 高 いと 判 断 した その 概 要 は 以 下 のとおりである 市 街 地 ( 用 途 地 域 ) 内 の 人 口 増 加 よりも 市 街 地 外 ( 用 途 地 域 外 )の 人 口 増 加 数 の 方 が 多 い ま た 市 街 地 外 での 農 地 転 用 状 況 をみると 長 野 県 の 平 均 よりも 大 きいことから 市 街 地 外 への 宅 地 化 の 拡 散 の 傾 向 がみられる 行 政 人 口 が 伸 びており 第 2 次 第 3 次 産 業 就 業 者 の 伸 び 率 が 長 野 県 の 平 均 以 上 である 市 街 地 内 の 道 路 面 積 率 は 住 宅 地 における 標 準 的 な 目 安 より 小 さい また 市 街 地 内 の 都 市 的 土 地 利 用 率 が 標 準 的 な 目 安 より 小 さい そのため 計 画 的 な 市 街 地 整 備 の 必 要 性 が 高 い イ 地 域 特 性 を 考 慮 した 区 域 区 分 の 検 討 本 区 域 の 市 街 地 外 におけるまとまりのある 優 良 農 地 や 森 林 等 は 農 業 振 興 地 域 の 整 備 に 関 する 法 律 に 定 められた 農 用 地 区 域 森 林 法 に 定 められた 地 域 森 林 計 画 対 象 森 林 保 安 林 等 他 法 令 によって 指 定 されているとともに 御 代 田 町 の 一 部 が 長 野 県 景 観 条 例 に 基 づく 浅 間 山 麓 景 観 育 成 重 点 地 域 に 指 定 されている また 各 市 町 による 佐 久 市 自 然 環 境 保 全 条 例 佐 久 市 開 発 指 導 要 綱 御 代 田 町 環 境 保 全 条 例 御 代 田 町 開 発 指 導 要 綱 などによって 規 制 誘 導 されている また 都 市 計 画 制 度 による 土 地 利 用 の 規 制 誘 導 を 進 め 用 途 地 域 を 市 街 地 整 備 の 中 心 として 位 置 付 け 周 囲 の 田 園 との 土 地 利 用 の 区 分 を 明 確 にし 計 画 的 な 土 地 利 用 を 推 進 してきた これらの 制 度 により 市 街 地 外 の 良 好 な 農 地 や 豊 かな 山 林 が 維 持 保 全 され 自 然 田 園 都 市 人 の 共 生 が 図 られている 今 後 もこのような 方 策 を 継 続 し 自 然 と 調 和 したまちづくりを 進 める 方 針 であるため 急 激 かつ 無 秩 序 な 市 街 化 は 進 行 しないものと 考 えられる また 区 域 区 分 制 度 の 導 入 について その 必 要 性 や 効 果 規 制 内 容 などについて 十 分 な 説 明 と 議 論 が 必 要 であり 地 域 住 民 の 合 意 形 成 が 不 可 欠 である ウ 区 域 区 分 以 外 の 各 種 都 市 計 画 手 法 の 適 用 を 前 提 として 区 域 区 分 は 行 わない 本 区 域 は アでは 区 域 区 分 の 必 要 性 が 高 いと 判 断 されるが イに 示 す 地 域 特 性 を 踏 まえ 区 域 区 分 は 行 わないこととする ただし 区 域 区 分 制 度 は 開 発 許 可 制 度 と 連 動 して 良 好 な 居 住 環 境 や 農 村 環 境 を 形 成 するために 効 果 的 かつ 体 系 化 された 法 制 度 であることから その 活 用 に 向 けて 継 続 的 な 検 討 及 び 地 域 への 働 き かけを 行 うものとする 当 面 は 区 域 区 分 制 度 以 外 の 都 市 計 画 手 法 による 土 地 利 用 規 制 誘 導 を 進 め 必 要 な 都 市 基 盤 の 整 備 充 実 を 図 るとともに 優 良 農 地 や 農 村 環 境 の 保 全 など 周 辺 環 境 と 調 和 した 6

計 画 的 な 土 地 利 用 を 図 る このような 本 区 域 の 状 況 と 考 え 方 を 踏 まえて 以 下 のような 方 針 とする 本 区 域 は 今 後 他 の 法 令 との 適 切 な 連 携 のもとで 各 種 都 市 計 画 手 法 建 築 基 準 法 に 基 づく 制 度 の 活 用 等 により 計 画 的 な 土 地 利 用 の 実 現 を 前 提 として 当 面 区 域 区 分 を 定 めない ( 参 考 ) 区 域 区 分 とは 区 域 区 分 とは 無 秩 序 な 市 街 化 を 防 止 し 計 画 的 な 市 街 化 を 図 るため 都 市 計 画 区 域 を 優 先 的 計 画 的 に 市 街 化 を 図 る 市 街 化 区 域 と 市 街 化 を 抑 制 する 市 街 化 調 整 区 域 とに 区 分 する ことで 一 般 に 線 引 き といわれている 区 域 区 分 を する か しない かは 県 が 判 断 平 成 12 年 5 月 の 改 正 以 前 の 都 市 計 画 法 では 線 引 き をするか しないかは 国 が 法 律 によって 定 め 当 分 の 間 一 定 の 条 件 を 満 たす 都 市 計 画 区 域 を 対 象 として 限 定 的 に 実 施 されてきた しか し 高 度 成 長 期 の 都 市 化 社 会 から 安 定 成 熟 した 都 市 型 社 会 への 移 行 など 近 年 の 社 会 経 済 情 勢 の 大 きな 変 化 を 踏 まえ 平 成 12 年 5 月 の 都 市 計 画 法 の 改 正 により 区 域 区 分 については 広 域 的 な 観 点 から 県 が 地 域 の 状 況 に 応 じて 区 域 毎 に 判 断 することとなった (2) 区 域 区 分 の 方 針 前 項 で 記 述 のとおり 本 区 域 では 区 域 区 分 は 行 わないため 本 項 目 に 対 する 記 述 は 要 しないが 本 区 域 の 基 本 理 念 に 基 づき 計 画 的 なまちづくり 実 現 に 向 け 今 後 の 人 口 産 業 規 模 について 以 下 のと おり 参 考 表 記 する おおむねの 人 口 本 区 域 の 将 来 におけるおおむねの 人 口 を 次 のとおり 想 定 する 区 分 年 次 平 成 17 年 ( 基 準 年 ) 平 成 27 年 ( 中 間 年 ) 平 成 32 年 ( 目 標 年 ) 都 市 計 画 区 域 内 人 口 110 千 人 おおむね110 千 人 おおむね110 千 人 ( 注 ) 平 成 17 年 基 準 年 人 口 は 国 勢 調 査 及 び 都 市 計 画 基 礎 調 査 による 統 計 値 平 成 27 32 年 欄 の 都 市 計 画 区 域 内 人 口 は 国 立 社 会 保 障 人 口 問 題 研 究 所 によるコーホート 要 因 法 により 算 出 した 行 政 区 域 人 口 から 回 帰 式 による 都 市 計 画 区 域 外 人 口 を 減 じて 算 定 7

3. 主 要 な 都 市 計 画 の 決 定 の 方 針 (1) 土 地 利 用 に 関 する 主 要 な 都 市 計 画 の 決 定 の 方 針 ア 主 要 用 途 の 配 置 の 方 針 a. 商 業 地 及 び 業 務 地 佐 久 平 駅 及 び 佐 久 インターチェンジ 周 辺 は 広 域 交 通 拠 点 を 活 かした 商 業 業 務 拠 点 既 存 中 心 市 街 地 は 歴 史 を 活 かした 日 常 生 活 商 業 地 として 各 々の 特 性 を 活 かした 拠 点 の 形 成 充 実 を 図 る 佐 久 平 駅 及 び 佐 久 インターチェンジ 周 辺 佐 久 平 駅 及 び 佐 久 インターチェンジ 周 辺 は 広 域 交 通 結 節 点 としての 立 地 特 性 を 活 かし 佐 久 都 市 計 画 区 域 における 商 業 業 務 拠 点 交 流 拠 点 と 位 置 付 け 今 後 の 市 街 化 動 向 を 勘 案 し 適 切 な 商 業 地 の 配 置 とその 機 能 の 強 化 を 図 る あわせて 交 通 利 便 性 を 活 かした 都 市 居 住 機 能 の 形 成 充 実 を 図 る これらの 機 能 の 形 成 強 化 を 図 るため 周 辺 景 観 に 配 慮 しつつ 中 高 密 度 な 土 地 利 用 を 誘 導 する 既 存 の 中 心 市 街 地 : 岩 村 田 地 区 中 込 地 区 北 中 込 駅 周 辺 野 沢 地 区 臼 田 地 区 御 代 田 駅 周 辺 岩 村 田 地 区 中 込 地 区 北 中 込 駅 周 辺 野 沢 地 区 臼 田 地 区 御 代 田 駅 周 辺 等 の 中 心 市 街 地 にお いては 地 域 における 日 常 的 利 便 性 を 確 保 するための 日 常 的 商 業 地 として また 歴 史 文 化 を 活 か した 観 光 商 業 地 としての 機 能 の 強 化 整 備 を 推 進 する あわせて 恵 まれた 生 活 交 通 施 設 の 利 便 性 を 活 かし 都 市 居 住 とともに 商 業 住 宅 文 化 施 設 等 の 都 市 機 能 が 複 合 し 生 活 の 楽 しさを 享 受 できる 空 間 づくりを 誘 導 する これらの 機 能 の 強 化 充 実 を 図 るため 低 層 から 中 高 層 が 複 合 した 土 地 利 用 を 誘 導 する b. 住 宅 地 低 密 度 を 主 体 とした 緑 豊 かなゆとりある 居 住 環 境 の 維 持 形 成 を 図 る 既 成 市 街 地 : 商 業 地 及 び 業 務 地 の 周 辺 周 辺 市 街 地 や 旧 街 道 沿 いの 集 落 においては 基 盤 施 設 の 整 備 を 図 るとともに 低 密 度 な 土 地 利 用 を 誘 導 し 緑 とゆとりある 快 適 な 居 住 環 境 を 誘 導 する また 街 道 筋 の 面 影 が 残 る 浅 科 地 区 や 望 月 地 区 は 歴 史 を 感 じさせる 街 並 み 保 全 や 景 観 形 成 を 図 る なお 既 成 市 街 地 において 用 途 の 混 在 がみられる 地 区 については 用 途 混 在 の 防 止 と 良 好 な 都 市 環 境 を 維 持 するため 必 要 に 応 じて 用 途 地 域 の 見 直 しを 行 う 新 興 市 街 地 :JR 小 海 線 と 一 般 国 道 141 号 との 間 JR 小 海 線 と 一 般 国 道 141 号 との 間 にある 未 利 用 地 を 中 心 とした 区 域 は 面 的 な 基 盤 整 備 を 推 進 し つつ 低 密 度 な 土 地 利 用 を 図 り 緑 やオープンスペースを 配 した ゆとりと 潤 いのある 快 適 な 居 住 環 境 を 形 成 誘 導 する 低 層 住 宅 地 : 御 代 田 町 の 別 荘 地 及 びその 周 辺 御 代 田 町 の 別 荘 地 及 びその 周 辺 は 低 層 低 密 度 の 住 宅 地 を 主 体 としたゆとりある 土 地 利 用 を 進 8

めるとともに 用 途 地 域 や 開 発 指 導 要 網 景 観 条 例 風 致 地 区 などにより 緑 に 囲 まれた 良 好 な 住 環 境 や 景 観 の 維 持 を 図 る 混 在 住 宅 地 : 幹 線 道 路 沿 道 と 鉄 道 沿 線 一 般 国 道 18 号 や 一 般 国 道 141 号 の 沿 道 鉄 道 沿 線 においては 住 宅 と 工 業 沿 道 型 サービス 業 務 施 設 が 混 在 していることから 住 宅 とそれらのバランスを 図 りながら 緑 豊 かな 住 環 境 の 創 出 を 図 る c. 工 業 地. 住 宅 地 周 辺 環 境 に 配 慮 しながら 既 存 工 業 団 地 の 充 実 及 び 集 約 を 図 る 既 存 の 工 業 団 地 への 集 約 を 図 るとともに その 充 実 整 備 を 推 進 する また 工 業 地 においては 周 辺 地 域 に 配 慮 して 積 極 的 な 緑 化 を 進 める イ 土 地 利 用 の 方 針 a. 居 住 環 境 の 改 善 又 は 維 持 に 関 する 方 針 本 区 域 において 木 造 建 築 物 や 狭 小 宅 地 が 比 較 的 多 い 区 域 があり 防 災 上 及 び 良 好 な 居 住 環 境 の 形 成 上 問 題 があるものと 考 えられるため 土 地 区 画 整 理 事 業 を 推 進 するとともに 地 区 計 画 等 の 適 用 に 向 けて 検 討 を 進 める b. 都 市 内 の 緑 地 又 は 都 市 の 風 致 の 維 持 に 関 する 方 針 自 然 景 観 や 寺 社 地 史 跡 等 の 緑 地 の 積 極 的 な 保 全 を 図 り 住 民 の 集 う 緑 地 空 間 の 確 保 を 図 る あわせて 全 域 的 な 緑 化 推 進 のさきがけとして 公 共 施 設 や 道 路 の 緑 化 事 業 の 推 進 を 図 る 防 災 景 観 騒 音 防 止 大 気 汚 染 防 止 等 の 観 点 から 良 好 な 環 境 を 確 保 するため 適 切 な 公 共 施 設 の 配 置 整 備 を 図 ると 共 に 街 区 公 園 都 市 緑 地 の 整 備 を 推 進 し バランスのとれた 都 市 内 オープンスペースの 整 備 を 図 る さらに 都 市 公 園 風 致 地 区 千 曲 川 や 湯 川 の 河 川 緑 地 丘 陵 樹 林 地 などの 保 全 を 図 るとと もに これら 緑 地 をウォーキングコースなどによる 整 備 により 各 空 間 の 特 色 を 活 かしながら 相 互 連 携 を 図 る c. 優 良 な 農 地 との 健 全 な 調 和 に 関 する 方 針 農 業 振 興 地 域 の 整 備 に 関 する 法 律 に 基 づく 農 用 地 区 域 は 本 区 域 の 農 業 生 産 基 盤 として 欠 くことのできない 資 源 であり 産 業 の 一 翼 を 担 っている そのため 農 業 振 興 地 域 の 整 備 に 関 する 法 律 による 長 野 県 農 業 振 興 地 域 整 備 基 本 方 針 に 基 づく 取 り 組 み 及 び 農 地 法 の 適 切 な 運 用 を 通 じ 今 後 ともその 保 全 を 図 る 特 に 浅 間 山 麓 地 帯 の 高 原 地 帯 や 佐 久 平 の 盆 地 中 山 間 地 帯 等 に 広 がる 優 良 農 地 を 保 全 活 用 する また 良 好 な 生 産 環 境 の 整 備 を 図 り 高 原 野 菜 地 帯 を 保 全 するとともに 農 村 景 観 の 保 全 を 図 る 9

d. 災 害 防 止 の 観 点 から 必 要 な 市 街 化 の 抑 制 に 関 する 方 針 急 傾 斜 地 の 崩 壊 土 石 流 地 すべりといった 土 砂 災 害 の 恐 れのある 区 域 において 住 民 の 生 命 及 び 身 体 を 保 護 するため 土 砂 災 害 警 戒 区 域 等 における 土 砂 災 害 防 止 対 策 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 土 砂 災 害 特 別 警 戒 区 域 内 の 特 定 開 発 行 為 を 抑 制 する また 砂 防 法 地 すべり 等 防 止 法 急 傾 斜 地 崩 壊 防 止 法 により 指 定 された 区 域 内 において は 土 地 の 形 質 変 更 等 土 砂 災 害 を 誘 発 する 行 為 を 制 限 する e. 自 然 環 境 形 成 の 観 点 から 必 要 な 保 全 に 関 する 方 針 高 原 や 山 岳 の 自 然 環 境 については 森 林 法 に 基 づく 保 安 林 農 業 振 興 地 域 の 整 備 に 関 する 法 律 に 基 づく 農 用 地 区 域 自 然 公 園 法 に 基 づく 自 然 公 園 特 別 地 域 などによって 保 全 する また 市 街 地 周 辺 において 生 活 環 境 保 全 機 能 の 高 い 森 林 など 自 然 環 境 形 成 上 特 に 必 要 な 区 域 については 公 園 緑 地 風 致 地 区 等 として 保 全 を 図 る 一 方 佐 久 高 原 春 日 の 森 などの 観 光 拠 点 については 森 林 草 原 河 川 等 の 自 然 環 境 の 適 切 な 保 全 を 図 りつつ 観 光 レクリエーションゾーンとしての 形 成 活 用 を 図 る 特 に 無 秩 序 な 開 発 整 備 や 里 山 の 管 理 放 棄 による 荒 廃 外 来 生 物 の 影 響 などに 留 意 し レッ ドデータブックの 公 表 や 環 境 アセスメント 補 助 金 制 度 有 害 鳥 獣 の 捕 獲 等 を 通 して 生 物 多 様 性 ながの 県 戦 略 が 目 指 す 生 物 多 様 性 と 人 の 暮 らしの 関 わりをより 良 くしていく 取 り 組 み を 推 進 する f. 計 画 的 な 都 市 的 土 地 利 用 の 実 現 に 関 する 方 針 用 途 地 域 外 の 白 地 地 域 については 基 本 的 に 農 業 等 との 健 全 な 調 和 を 図 りながら 地 域 の 土 地 利 用 状 況 に 応 じた 容 積 率 等 の 建 築 形 態 制 限 等 により 適 切 に 規 制 誘 導 する おもに 用 途 地 域 に 隣 接 する 区 域 については 中 高 層 に 見 合 った 建 ぺい 率 容 積 率 とし さらにその 周 辺 地 域 は 低 層 に 見 合 った 建 ぺい 率 容 積 率 と 同 等 程 度 とし 建 築 物 の 形 態 制 限 を 図 る さらに 旧 佐 久 市 と 旧 臼 田 町 間 の 一 般 国 道 141 号 沿 いや 佐 久 インターチェンジ 周 辺 岩 村 田 地 区 や 中 込 地 区 の 東 側 などの 市 街 化 圧 力 が 高 い 地 区 や 中 部 横 断 自 動 車 道 のインターチェン ジ 周 辺 等 新 たな 開 発 需 要 が 見 込 まれる 区 域 に 対 しては 都 市 施 設 の 整 備 状 況 を 勘 案 しながら 関 係 機 関 と 調 整 を 図 りつつ 特 定 用 途 制 限 地 域 や 地 区 計 画 などの 都 市 計 画 制 度 建 築 基 準 法 に 基 づく 建 築 協 定 等 による 土 地 利 用 の 適 正 な 規 制 誘 導 を 図 る 特 に 佐 久 南 インターチェンジ 周 辺 においては 特 定 用 途 制 限 地 域 等 を 検 討 し 地 域 交 流 拠 点 として 都 市 的 土 地 利 用 と 農 業 的 土 地 利 用 との 調 和 に 留 意 しつつ 地 域 振 興 や 観 光 交 流 農 業 の 振 興 に 資 する 計 画 的 な 土 地 利 用 を 図 る 10

将 来 土 地 利 用 構 想 図 ( 佐 久 都 市 計 画 区 域 ) 11

(2) 都 市 施 設 の 整 備 に 関 する 主 要 な 都 市 計 画 の 決 定 の 方 針 ア 交 通 施 設 の 都 市 計 画 の 決 定 の 方 針 a. 基 本 方 針 1 交 通 体 系 の 整 備 の 方 針 都 市 計 画 区 域 内 の 各 市 町 を 連 携 する 南 北 軸 東 西 軸 の 強 化 充 実 を 図 る 佐 久 都 市 計 画 区 域 には 北 陸 新 幹 線 及 びしなの 鉄 道 が 東 西 に 横 断 するとともに JR 小 海 線 が 南 北 に 縦 断 しており 北 陸 新 幹 線 の 乗 換 駅 である 佐 久 平 駅 の 乗 降 客 数 は 平 成 9 年 度 の 開 設 から 年 々 増 加 している 状 況 である また 北 陸 新 幹 線 は 平 成 26 年 度 に 金 沢 までの 延 伸 が 予 定 されており 北 陸 関 西 へのアクセス 性 向 上 による 地 域 間 交 流 の 拡 大 等 が 期 待 される しかし 岩 村 田 駅 中 込 駅 臼 田 駅 等 の 既 存 中 心 市 街 地 最 寄 り 駅 の 乗 降 客 数 は 減 少 傾 向 にあり 御 代 田 町 の 中 心 市 街 地 最 寄 り 駅 である 御 代 田 駅 では 横 ばいとなっている 今 後 とも 住 民 のモビリティの 確 保 向 上 を 図 るため 交 通 施 設 の 整 備 とその 運 用 面 での 充 実 並 びに 交 通 機 関 相 互 の 連 携 強 化 を 促 進 する 等 総 合 的 な 交 通 体 系 の 確 立 を 図 るものとする 道 路 網 としては 上 信 越 自 動 車 道 中 部 横 断 自 動 車 道 を 県 内 外 との 広 域 連 携 軸 として 位 置 付 け 一 般 道 路 では 東 西 方 向 の 一 般 国 道 18 号 や 一 般 国 道 142 号 南 北 方 向 の 一 般 国 道 141 号 を 中 心 に 各 市 町 との 連 携 強 化 を 図 る 広 域 交 通 体 系 ネットワークを 構 築 する さらに 都 市 内 では 良 好 な 居 住 地 と して 沿 道 の 環 境 に 配 慮 した 道 路 管 理 を 行 い 快 適 な 歩 行 空 間 の 確 保 のための 歩 道 歩 車 共 存 道 路 バリアフリー 化 等 の 整 備 を 推 進 し 快 適 な 歩 行 者 ネットワークを 形 成 する 特 に 交 通 施 設 は 様 々な 人 が 利 用 する 場 であることから 誰 もが 使 いやすいユニバーサルデザイ ンの 考 え 方 を 取 り 入 れた 施 設 整 備 の 推 進 を 図 る これらの 交 通 体 系 の 連 携 強 化 により 低 炭 素 社 会 の 構 築 に 向 けた 集 約 型 都 市 構 造 への 転 換 を 目 指 し 公 共 交 通 の 活 用 や 歩 いて 暮 らせる 環 境 づくりの 実 現 を 目 指 す 2 整 備 水 準 の 目 標 将 来 交 通 量 の 需 要 バランスのとれた 道 路 網 を 構 築 するため 都 市 計 画 道 路 の 見 直 しを 行 い 各 市 町 により 都 市 計 画 道 路 整 備 プログラムを 策 定 し 整 備 の 推 進 を 図 る b. 主 要 な 施 設 の 配 置 の 方 針. 基 本 方 針 道 路 南 北 軸 中 部 横 断 自 動 車 道 一 般 国 道 141 号 主 要 地 方 道 佐 久 軽 井 沢 線 主 要 地 方 道 佐 久 小 諸 線 主 要 地 方 道 川 上 佐 久 線 一 般 県 道 香 坂 中 込 線 12

東 西 軸 上 信 越 自 動 車 道 一 般 国 道 18 号 一 般 国 道 142 号 一 般 国 道 254 号 主 要 地 方 道 下 仁 田 浅 科 線 南 北 軸 としては 中 部 横 断 自 動 車 道 一 般 国 道 141 号 を 北 側 の 東 西 軸 として 上 信 越 自 動 車 道 一 般 国 道 18 号 を 中 央 の 東 西 軸 として 一 般 国 道 254 号 一 般 国 道 142 号 を 位 置 付 け これら 路 線 の 充 実 を 図 り 広 域 交 通 の 利 便 性 向 上 を 図 る また これらを 補 完 する 軸 として 主 要 地 方 道 佐 久 軽 井 沢 線 一 般 県 道 香 坂 中 込 線 主 要 地 方 道 川 上 佐 久 線 及 び 主 要 地 方 道 佐 久 小 諸 線 を 位 置 付 け これら 路 線 の 機 能 充 実 を 図 る さらに 都 市 内 幹 線 道 路 は 社 会 情 勢 の 変 化 を 踏 まえ 都 市 計 画 道 路 の 見 直 しを 行 ったうえで 整 備 を 促 進 する 鉄 道 南 北 軸 JR 小 海 線 東 西 軸 北 陸 新 幹 線 しなの 鉄 道 鉄 道 に 関 しては 既 存 の 鉄 道 の 有 効 活 用 により 交 通 の 円 滑 化 を 図 る その 他 の 施 設 道 路 網 の 整 備 とあわせて 臼 田 駅 では 駅 前 広 場 等 の 整 備 を 促 進 することで 公 共 交 通 の 利 便 性 を 向 上 させるなど 効 率 的 な 交 通 体 系 の 確 立 を 図 る また 生 活 に 密 着 したきめ 細 かなサービスの 提 供 自 動 車 交 通 による 市 街 地 の 環 境 負 荷 を 軽 減 するために 市 町 を 主 体 に 関 係 機 関 との 連 携 のもと 高 齢 者 や 環 境 に 配 慮 したバスの 導 入 バス 路 線 道 路 の 交 通 渋 滞 解 消 や 拡 幅 整 備 コミュニティバスや 福 祉 乗 合 バスの 運 行 などの 施 策 によっ て バスの 定 時 制 確 保 やバス 交 通 の 利 便 性 向 上 を 図 る c. 主 要 な 施 設 の 整 備 目 標 おおむね 10 年 以 内 に 整 備 を 予 定 する 施 設 は 次 のとおりとする 種 別 道 路 名 称 等 中 部 横 断 自 動 車 道 一 般 国 道 141 号 一 般 国 道 142 号 都 市 計 画 道 路 3 4 5 号 堰 端 線 都 市 計 画 道 路 3 5 20 号 跡 部 臼 田 線 都 市 計 画 道 路 3 5 30 号 原 南 部 線 主 要 地 方 道 佐 久 小 諸 線 13

イ 下 水 道 及 び 河 川 の 都 市 計 画 の 決 定 の 方 針 a. 基 本 方 針 1 下 水 道 及 び 河 川 の 整 備 の 方 針 下 水 道 の 整 備 及 び 河 川 環 境 整 備 については 市 街 化 の 動 向 等 を 見 据 えつつ 市 街 地 等 の 生 活 環 境 の 改 善 を 図 るとともに 健 全 な 都 市 環 境 を 形 成 するため 計 画 的 に 進 める 必 要 がある 下 水 道 計 画 では 生 活 環 境 の 改 善 河 川 などの 水 質 汚 濁 防 止 のため 汚 水 処 理 を 推 進 し さらに 市 街 地 における 浸 水 防 止 等 を 図 るため 河 川 計 画 と 相 互 に 整 合 のとれた 雨 水 の 適 切 な 排 水 処 理 を 推 進 する 必 要 がある 佐 久 都 市 計 画 区 域 における 公 共 下 水 道 は おおよそ 用 途 地 域 を 中 心 に 計 画 区 域 が 設 定 されて いる 今 後 汚 水 雨 水 対 策 事 業 の 進 捗 を 図 るとともに 将 来 土 地 利 用 にあわせた 公 共 下 水 道 区 域 の 見 直 しの 検 討 を 行 う また 河 川 計 画 としては 北 佐 久 圏 域 河 川 整 備 計 画 の 策 定 を 行 い 千 曲 川 流 域 の 未 改 修 部 分 の 河 川 整 備 を 推 進 し 河 川 環 境 の 整 備 と 保 全 を 図 りながら 水 害 防 止 等 に 努 める また 自 然 的 環 境 が 多 く 残 されている 河 川 では 特 徴 のある 水 辺 空 間 や 現 状 を 極 力 損 なわないように 配 慮 した 河 川 整 備 を 行 い 都 市 内 河 川 においても 護 岸 の 緑 化 等 による 自 然 的 な 河 川 環 境 景 観 を 創 出 し 人 々に 安 らぎと 憩 いの 場 を 与 える 河 川 の 環 境 整 備 に 努 める 2 整 備 水 準 の 目 標 下 水 道 ( 汚 水 ) 現 在 の 計 画 を 推 進 しつつ 今 後 計 画 区 域 内 の 面 整 備 を 完 了 する また 佐 久 市 におい ては 経 営 の 効 率 化 に 向 けて 処 理 施 設 の 統 廃 合 を 推 進 する ( 雨 水 ) 計 画 区 域 の 岩 村 田 排 水 区 中 込 排 水 区 の 整 備 を 推 進 する 河 川 治 水 の 安 全 度 をより 高 めるための 段 階 的 な 河 川 整 備 を 継 続 するとともに 利 水 や 環 境 面 に 配 慮 した 潤 いのある 美 しい 水 辺 空 間 の 創 造 を 推 進 する また 河 川 清 掃 や 生 活 排 水 対 策 及 び 不 法 投 棄 対 策 の 啓 発 活 動 等 を 進 め 環 境 美 化 及 び 水 質 浄 化 に 努 める b. 主 要 な 施 設 の 配 置 の 方 針 下 水 道 公 共 下 水 道 の 計 画 に 基 づき 汚 水 対 策 として 佐 久 公 共 下 水 道 佐 久 処 理 区 御 代 田 町 公 共 下 水 道 御 代 田 処 理 区 御 代 田 町 特 定 環 境 保 全 公 共 下 水 道 塩 野 処 理 区 南 佐 久 公 共 下 水 道 南 佐 久 処 理 区 雨 水 排 水 対 策 として 佐 久 公 共 下 水 道 岩 村 田 排 水 区 佐 久 公 共 下 水 道 中 込 排 水 区 を 整 備 する 河 川 現 在 進 められている 治 水 対 策 や 河 川 環 境 の 整 備 保 全 を 推 進 するとともに 北 佐 久 圏 域 河 川 整 備 計 画 の 策 定 を 行 い 計 画 的 な 河 川 整 備 を 推 進 する 14

c. 主 要 な 施 設 の 整 備 目 標 おおむね 10 年 以 内 に 整 備 を 予 定 する 施 設 は 次 のとおりとする 種 別 名 称 等 下 水 道 ( 汚 水 ) 佐 久 公 共 下 水 道 佐 久 処 理 区 御 代 田 町 公 共 下 水 道 御 代 田 処 理 区 御 代 田 町 特 定 環 境 保 全 公 共 下 水 道 塩 野 処 理 区 南 佐 久 公 共 下 水 道 南 佐 久 処 理 区 ( 雨 水 ) 佐 久 公 共 下 水 道 岩 村 田 排 水 区 佐 久 公 共 下 水 道 中 込 排 水 区 河 川 千 曲 川 片 貝 川 湯 川 ( 御 代 田 町 ) ウ その 他 の 都 市 施 設 の 都 市 計 画 の 決 定 の 方 針 a. 基 本 方 針 1ごみ 処 理 施 設 及 び 火 葬 場 施 設 整 備 の 方 針 佐 久 市 において 佐 久 市 軽 井 沢 町 立 科 町 御 代 田 町 及 び 南 佐 久 郡 6 町 村 に 係 る 可 燃 ごみ を 処 理 するため 平 成 29 年 度 を 目 途 に 既 存 のごみ 焼 却 施 設 である 佐 久 クリーンセンター 川 西 清 掃 センター 両 施 設 を 統 合 した 新 クリーンセンター(ごみ 処 理 施 設 )を 佐 久 市 等 で 構 成 する 新 たな 一 部 事 務 組 合 ( 平 成 26 年 4 月 設 立 予 定 )で 整 備 を 推 進 する また 佐 久 広 域 連 合 が 運 営 する2つの 火 葬 場 ( 高 峯 苑 豊 里 苑 )の 老 朽 化 が 進 むとともに 交 通 の 利 便 性 が 悪 い 等 の 状 況 にあることから 新 たな 斎 場 ( 火 葬 場 )の 整 備 を 推 進 する 2 整 備 水 準 の 目 標 ごみ 処 理 施 設 年 間 ごみ 処 理 量 の 算 定 に 基 づく 適 切 な 規 模 となるごみ 処 理 施 設 の 整 備 を 行 う 火 葬 場 佐 久 広 域 圏 全 体 の 利 用 が 可 能 な 新 たな 斎 場 ( 火 葬 場 )の 整 備 を 行 う b. 主 要 な 施 設 の 配 置 の 方 針 ごみ 処 理 施 設 佐 久 市 平 根 地 区 において 整 備 を 推 進 する 火 葬 場 佐 久 市 長 土 呂 上 北 原 地 区 において 整 備 を 推 進 する c. 主 要 な 施 設 の 整 備 目 標 おおむね 10 年 以 内 に 整 備 を 予 定 する 施 設 は 次 のとおりとする 種 別 名 称 等 ごみ 処 理 施 設 ごみ 処 理 施 設 ( 焼 却 施 設 ) 火 葬 場 斎 場 ( 火 葬 場 ) 15

都 市 施 設 整 備 方 針 図 ( 佐 久 都 市 計 画 区 域 ) 16

(3) 市 街 地 開 発 事 業 等 に 関 する 主 要 な 都 市 計 画 の 決 定 の 方 針 ア 主 要 な 市 街 地 開 発 事 業 の 決 定 の 方 針 市 街 地 開 発 事 業 としては 佐 久 市 において 土 地 区 画 整 理 が 進 められている 施 行 済 みは 12 地 区 で 138ha 施 行 中 は 1 地 区 で 5.5ha である 都 市 計 画 決 定 されているものは 10 地 区 143ha であ る これまで 進 めてきた 佐 久 平 駅 周 辺 における 新 市 街 地 の 市 街 地 開 発 事 業 と 整 合 を 図 りつつ 既 存 の 中 心 市 街 地 においては 歴 史 文 化 を 活 かしながら 優 良 な 住 宅 地 の 供 給 がなされるよう 計 画 的 な 市 街 地 整 備 を 図 る また 古 い 木 造 住 宅 の 密 集 が 多 くみられる 中 心 市 街 地 等 では 火 災 等 により 大 火 を 招 く 恐 れが ある 地 域 住 民 の 理 解 と 協 力 のもと 再 開 発 事 業 土 地 区 画 整 理 事 業 等 の 推 進 により 密 集 した 市 街 地 の 解 消 を 図 ること 及 び 建 築 物 の 不 燃 化 を 促 進 することによって 災 害 に 強 い 市 街 地 の 形 成 を 図 る (4) 自 然 的 環 境 の 整 備 又 は 保 全 に 関 する 都 市 計 画 の 決 定 の 方 針 ア 基 本 方 針 a. 自 然 的 環 境 の 特 徴 と 現 況 整 備 又 は 保 全 の 必 要 性 佐 久 都 市 計 画 区 域 は 浅 間 山 を 有 する 上 信 越 高 原 国 立 公 園 蓼 科 山 を 有 する 八 ヶ 岳 中 信 高 原 国 定 公 園 荒 船 山 を 有 する 妙 義 荒 船 佐 久 高 原 国 定 公 園 と 山 々に 囲 まれるとともに 佐 久 圏 域 の 中 央 を 南 北 方 向 に 流 れる 千 曲 川 や 湯 川 など 豊 かな 自 然 環 境 優 れた 自 然 景 観 を 形 成 しており 市 街 地 の 環 境 保 全 に 大 きな 役 割 を 果 たしている 特 に 佐 久 高 原 や 浅 間 高 原 は 自 然 公 園 の 中 核 として 保 護 保 全 されるとともに 観 光 資 源 としても 利 用 されている また この 広 く 豊 かな 自 然 環 境 は 住 民 が 生 活 を 営 む 上 で 心 にやすらぎと 潤 いを 与 えるものであり かけがえのない 財 産 として 後 世 へ 引 き 継 いでいくものである 様 々な 主 体 が 生 物 多 様 性 の 保 全 と 持 続 可 能 な 利 用 を 地 域 レベルで 実 践 していくことで 持 続 的 で 豊 かな 地 域 づくりが 可 能 となる そのため これら 豊 かな 自 然 環 境 を 保 全 し 都 市 と 自 然 との 調 和 のとれた 個 性 豊 かな 都 市 づ くりを 地 域 住 民 参 加 のもとで 推 進 する b. 緑 地 の 確 保 目 標 水 準 都 市 にやすらぎと 潤 いをもたらす 公 園 等 緑 地 の 計 画 的 な 整 備 を 図 る イ 主 要 な 緑 地 の 配 置 の 方 針 a. 環 境 保 全 系 統 郷 土 の 自 然 を 代 表 するものとして 上 信 越 高 原 国 立 公 園 八 ヶ 岳 中 信 高 原 国 定 公 園 妙 義 荒 船 佐 久 高 原 国 定 公 園 における 樹 林 地 を 保 全 する 緑 の 帯 として 重 要 な 役 割 を 成 している 浅 間 山 麓 の 丘 陵 地 における 樹 林 地 の 保 全 を 図 る 水 と 緑 の 骨 格 を 形 成 する 千 曲 川 湯 川 を みどりのシンボル 軸 に 位 置 づけ 河 川 緑 地 の 保 全 を 図 る 17

b.レクリエーション 系 統 小 学 校 区 幹 線 道 路 河 川 等 を 参 考 として 設 定 された 住 区 について 少 子 高 齢 化 の 進 行 等 に よる 利 用 者 のニーズの 変 化 や 小 学 校 の 統 廃 合 などを 勘 案 しながら 住 区 基 幹 公 園 の 適 正 配 置 を 図 り 子 供 の 遊 び 場 高 齢 者 をはじめとした 住 民 の 身 近 な 運 動 及 び 休 養 の 場 の 整 備 を 図 る 休 養 休 息 運 動 に 資 するように 佐 久 総 合 運 動 公 園 ( 運 動 公 園 )の 整 備 促 進 を 図 る c. 防 災 系 統 地 震 及 び 火 災 時 の 避 難 地 として 地 区 公 園 及 び 総 合 公 園 の 適 正 配 置 を 図 るとともに 河 川 緑 地 等 の 大 規 模 な 緑 地 にも 避 難 地 としての 機 能 を 持 たせ その 整 備 と 保 全 を 図 る また これ らの 避 難 地 への 避 難 路 のネットワークを 図 るため 水 路 河 川 等 を 利 用 した 緑 道 の 整 備 を 図 る 都 市 的 災 害 を 含 めた 総 合 防 災 の 観 点 から 避 難 地 避 難 路 を 確 保 するための 防 災 機 能 を 有 す る 公 園 広 場 等 の 整 備 を 図 る d. 景 観 構 成 系 統 浅 間 山 麓 等 の 丘 陵 樹 林 地 佐 久 平 の 田 園 景 観 千 曲 川 や 湯 川 などの 河 川 景 観 など 特 色 ある 水 と 緑 を 守 り 育 て 適 切 に 維 持 管 理 するとともに 市 街 地 の 身 近 な 緑 との 連 続 性 を 保 つ ことにより みどりのシンボル 軸 の 保 全 育 成 を 図 る 旧 中 込 学 校 旧 街 道 沿 いにある 歴 史 的 建 築 物 等 を 保 全 活 用 し 趣 のある 歴 史 文 化 景 観 の 形 成 を 図 る 道 路 や 橋 梁 公 共 施 設 といった 建 築 物 の 景 観 形 成 市 街 地 における 緑 の 保 全 及 び 緑 化 の 推 進 を 図 る 郷 土 的 意 義 の 高 い 場 所 である 社 寺 林 等 を 郷 土 景 観 を 構 成 する 緑 地 として 保 全 を 図 る ウ 実 現 のための 具 体 の 都 市 計 画 制 度 の 方 針 a. 公 園 緑 地 等 の 整 備 目 標 及 び 配 置 方 針 公 園 緑 地 等 の 種 別 配 置 の 方 針 住 区 基 幹 公 園 住 区 の 人 口 規 模 等 に 応 じ 各 住 区 に 適 正 に 配 置 する 都 市 基 幹 公 園 佐 久 総 合 運 動 公 園 ( 運 動 公 園 )の 整 備 促 進 を 図 る そ の 他 公 園 緑 地 等 緑 地 として 千 曲 川 や 湯 川 の 河 川 緑 地 を 位 置 付 け 親 水 機 能 屋 外 レクリエーション 機 能 の 整 備 を 図 る 18

b. 緑 地 保 全 地 域 等 の 決 定 目 標 及 び 方 針 本 区 域 では 概 ね 10 年 以 内 に 緑 地 保 全 地 域 等 を 新 たに 決 定 する 予 定 はない なお 現 在 の 決 定 状 況 は 以 下 のとおりである 種 別 地 区 名 面 積 風 致 地 区 久 保 沢 風 致 地 区 約 176.9ha 風 致 地 区 一 里 塚 風 致 地 区 約 116.2ha 風 致 地 区 雪 窓 風 致 地 区 約 59.5ha 風 致 地 区 十 二 の 森 風 致 地 区 約 15.8ha エ 主 要 な 緑 地 の 確 保 目 標 おおむね 10 年 以 内 に 整 備 することを 予 定 する 公 園 等 の 公 共 空 地 は 次 のとおりとする 種 別 運 動 公 園 名 称 等 佐 久 総 合 運 動 公 園 19

自 然 環 境 整 備 保 全 方 針 図 ( 佐 久 都 市 計 画 区 域 ) 20