年度経営計画書



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●電力自由化推進法案


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公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について


経 常 収 支 差 引 額 の 状 況 平 成 22 年 度 平 成 21 年 度 対 前 年 度 比 較 経 常 収 支 差 引 額 4,154 億 円 5,234 億 円 1,080 億 円 改 善 赤 字 組 合 の 赤 字 総 額 4,836 億 円 5,636 億 円 800 億 円 減

小 売 電 気 の 登 録 数 の 推 移 昨 年 8 月 の 前 登 録 申 請 の 受 付 開 始 以 降 小 売 電 気 の 登 録 申 請 は 着 実 に 増 加 しており これまでに310 件 を 登 録 (6 月 30 日 時 点 ) 本 年 4 月 の 全 面 自 由 化 以 降 申

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02【発出】280328福島県警察職員男女共同参画推進行動計画(公表版)

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾


(2)大学・学部・研究科等の理念・目的が、大学構成員(教職員および学生)に周知され、社会に公表されているか

Taro-01 議案概要.jtd

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検 討 検 討 の 進 め 方 検 討 状 況 簡 易 収 支 の 世 帯 からサンプリング 世 帯 名 作 成 事 務 の 廃 止 4 5 必 要 な 世 帯 数 の 確 保 が 可 能 か 簡 易 収 支 を 実 施 している 民 間 事 業 者 との 連 絡 等 に 伴 う 事 務 の 複 雑

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

経 常 収 支 差 引 額 等 の 状 況 平 成 26 年 度 予 算 早 期 集 計 平 成 25 年 度 予 算 対 前 年 度 比 較 経 常 収 支 差 引 額 3,689 億 円 4,597 億 円 908 億 円 減 少 赤 字 組 合 数 1,114 組 合 1,180 組 合 66

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

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1. 決 算 の 概 要 法 人 全 体 として 2,459 億 円 の 当 期 総 利 益 を 計 上 し 末 をもって 繰 越 欠 損 金 を 解 消 しています ( : 当 期 総 利 益 2,092 億 円 ) 中 期 計 画 における 収 支 改 善 項 目 に 関 して ( : 繰 越

Microsoft Word - 奨学金相談Q&A.rtf

学校安全の推進に関する計画の取組事例

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文化政策情報システムの運用等

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

1 予 算 の 姿 ( 平 成 25 当 初 予 算 ) 長 野 県 財 政 の 状 況 H 現 在 長 野 県 の 予 算 を 歳 入 面 から 見 ると 自 主 財 源 の 根 幹 である 県 税 が 全 体 の5 分 の1 程 度 しかなく 地 方 交 付 税 や 国 庫 支

(2) 支 状 況 保 育 所 ( 定 員 60 人 以 上 ) 支 状 況 は 次 とおりです 1 総 入 構 成 比 は 割 合 が88.1% 活 動 外 入 が2.1% 特 別 入 が9.8%でした 2 構 成 比 は 運 営 費 入 が80.1% 経 常 経 費 補 助 金 入 が17.8%


課 税 ベ ー ス の 拡 大 等 : - 租 税 特 別 措 置 の 見 直 し ( 後 掲 ) - 減 価 償 却 の 見 直 し ( 建 物 附 属 設 備 構 築 物 の 償 却 方 法 を 定 額 法 に 一 本 化 ) - 欠 損 金 繰 越 控 除 の 更 な る 見 直 し ( 大

参 考 改 正 災 害 対 策 基 本 法 1 ( 災 害 時 における 車 両 の 移 動 等 ) 第 七 十 六 条 の 六 道 路 管 理 者 は その 管 理 する 道 路 の 存 する 都 道 府 県 又 はこれに 隣 接 し 若 しくは 近 接 する 都 道 府 県 の 地 域 に 係

資料 厚生年金基金の今後の方向性について.PDF

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スライド 1

Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt

頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮

スライド 1

平成24年度税制改正要望 公募結果 153. 不動産取得税

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高松市緊急輸送道路沿道建築物耐震改修等事業補助金交付要綱(案)

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私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

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Taro-事務処理要綱250820

弁護士報酬規定(抜粋)

Ⅶ 東 海 地 震 に 関 して 注 意 情 報 発 表 時 及 び 警 戒 宣 言 発 令 時 の 対 応 大 規 模 地 震 対 策 特 別 措 置 法 第 6 条 の 規 定 に 基 づき 本 県 の 東 海 地 震 に 係 る 地 震 防 災 対 策 強 化 地 域 において 東 海 地 震

学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う文部科学省関係省令の整備に関する省令等について(通知)

Microsoft Word 行革PF法案-0概要

第 40 回 中 央 近 代 化 基 金 補 完 融 資 推 薦 申 込 み 公 募 要 綱 1 公 募 推 薦 総 枠 30 億 円 一 般 物 流 効 率 化 促 進 中 小 企 業 高 度 化 資 金 貸 付 対 象 事 業 の 合 計 枠 2 公 募 期 間 平 成 28 年 6 月 20

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Microsoft Word )40期決算公開用.doc

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●幼児教育振興法案

定 性 的 情 報 財 務 諸 表 等 1. 連 結 経 営 成 績 に 関 する 定 性 的 情 報 当 第 3 四 半 期 連 結 累 計 期 間 の 業 績 は 売 上 高 につきましては 前 年 同 四 半 期 累 計 期 間 比 15.1% 減 少 の 454 億 27 百 万 円 となり

(別紙3)保険会社向けの総合的な監督指針の一部を改正する(案)

小山市保育所整備計画

(6) 事 務 局 職 場 積 立 NISAの 運 営 に 係 る 以 下 の 事 務 等 を 担 当 する 事 業 主 等 の 組 織 ( 当 該 事 務 を 代 行 する 組 織 を 含 む )をいう イ 利 用 者 からの 諸 届 出 受 付 事 務 ロ 利 用 者 への 諸 連 絡 事 務

1 総 合 設 計 一 定 規 模 以 上 の 敷 地 面 積 及 び 一 定 割 合 以 上 の 空 地 を 有 する 建 築 計 画 について 特 定 行 政 庁 の 許 可 により 容 積 率 斜 線 制 限 などの 制 限 を 緩 和 する 制 度 である 建 築 敷 地 の 共 同 化 や

注 記 事 項 (1) 四 半 期 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 : 無 (2) 会 計 方 針 の 変 更 会 計 上 の 見 積 りの 変 更 修 正 再 表 示 1 会 計 基 準 等 の 改 正 に 伴 う 会 計 方 針 の 変 更 : 無 2 1

セルフメディケーション推進のための一般用医薬品等に関する所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

平成17年度高知県県産材利用推進事業費補助金交付要綱

【労働保険事務組合事務処理規約】

m07 北見工業大学 様式①

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(3) 調 査 の 進 め 方 2 月 28 日 2 月 28 日 ~6 月 30 日 平 成 25 年 9 月 サウンディング 型 市 場 調 査 について 公 表 松 戸 市 から 基 本 的 な 土 地 情 報 サウンディングの 実 施 活 用 意 向 アイデアのある 民 間 事 業 者 と


損 益 計 算 書 自. 平 成 26 年 4 月 1 日 至. 平 成 27 年 3 月 31 日 科 目 内 訳 金 額 千 円 千 円 営 業 収 益 6,167,402 委 託 者 報 酬 4,328,295 運 用 受 託 報 酬 1,839,106 営 業 費 用 3,911,389 一

1 特 別 会 計 財 務 書 類 の 検 査 特 別 会 計 に 関 する 法 律 ( 平 成 19 年 法 律 第 23 号 以 下 法 という ) 第 19 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づき 所 管 大 臣 は 毎 会 計 年 度 その 管 理 する 特 別 会 計 について 資 産

4 参 加 資 格 要 件 本 提 案 への 参 加 予 定 者 は 以 下 の 条 件 を 全 て 満 たすこと 1 地 方 自 治 法 施 行 令 ( 昭 和 22 年 政 令 第 16 号 ) 第 167 条 の4 第 1 項 各 号 の 規 定 に 該 当 しない 者 であること 2 会 社

の 権 限 と 責 任 を 明 確 に 定 め,これを 学 内 外 に 公 表 し, 関 係 者 に 周 知 するものとする ( 不 正 防 止 計 画 ) 第 6 条 最 高 管 理 責 任 者 は, 公 的 研 究 費 の 不 正 使 用 の 防 止 計 画 ( 以 下 不 正 防 止 計 画

公表表紙

4. その 他 (1) 期 中 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 ( 連 結 範 囲 の 変 更 を 伴 う 特 定 子 会 社 の 異 動 ) 無 (2) 簡 便 な 会 計 処 理 及 び 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 有

17 外 国 人 看 護 師 候 補 者 就 労 研 修 支 援 18 看 護 職 員 の 就 労 環 境 改 善 運 動 推 進 特 別 20 歯 科 医 療 安 全 管 理 体 制 推 進 特 別 21 在 宅 歯 科 医 療 連 携 室 整 備 22 地 域 災 害 拠 点 病

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工 事 名 渟 城 西 小 学 校 体 育 館 非 構 造 部 材 耐 震 改 修 工 事 ( 建 築 主 体 工 事 ) 入 札 スケジュール 手 続 等 期 間 期 日 期 限 等 手 続 きの 方 法 等 1 設 計 図 書 等 の 閲 覧 貸 出 平 成 28 年 2 月 23 日 ( 火

預 金 を 確 保 しつつ 資 金 調 達 手 段 も 確 保 する 収 益 性 を 示 す 指 標 として 営 業 利 益 率 を 採 用 し 営 業 利 益 率 の 目 安 となる 数 値 を 公 表 する 株 主 の 皆 様 への 還 元 については 持 続 的 な 成 長 による 配 当 可

第 3 四 半 期 運 用 状 況 の 概 要 第 3 四 半 期 末 の 運 用 資 産 額 は 2,976 億 円 となりました 第 3 四 半 期 の 修 正 総 合 収 益 率 ( 期 間 率 )は +1.79%となりました なお 実 現 収 益 率 は +0.67%です 第 3 四 半 期

Microsoft Word - 03.大和高田市仕様書 介護認定業務委託 H27

「経営者保証に関するガイドライン」に基づく保証債務の整理に係る課税関係の整理

Microsoft Word 緊急アンケート概要.doc

Ⅴ Ⅵ 目 予 算 編 成 のフローチャートと 決 算 書 類 19 図 表 6 予 算 編 成 のフローチャート 20 図 表 7 収 支 報 告 書 貸 借 対 照 表 財 産 目 録 備 品 台 帳 モデル 21 滞 納 金 回 収 に 関 する 管 理 会 社 の 業 務 と 役 割 25

注 記 事 項 (1) 当 四 半 期 連 結 累 計 期 間 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 : 無 (2) 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 : 有 ( 注 ) 詳 細 は 添 付 資 料 4ページ 2.サマリー 情 報 (

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母 子 医 療 対 策 費 462 (313,289) 国 4,479 1 不 妊 治 療 助 成 事 業 8,600 不 妊 治 療 費 用 の 一 部 を 助 成 し 経 済 的 負 担 の 軽 減 を 図 る 230, ,608 不 妊 治 療 費 の 増 加 による 増 額 分

整 備 業 界 については 整 備 技 術 の 高 度 化 人 材 の 確 保 育 成 事 業 の 継 承 存 続 問 題 等 を 抱 えながらも 27 年 度 並 の 検 査 台 数 は 確 保 できる ものと 見 込 まれる 当 会 議 所 の 28 年 度 の 収 益 事 業 は 県 内 自

4 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 若 しくはその 委 任 を 受 けた 者 又 は 監 査 委 員 の 監 査 に 応 じなければ ならない ( 状 況 報 告 ) 第 7 条 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 が 必 要 と 認 めるときは 交 付 金 事 業 の 遂 行 の

工 事 名 能 代 南 中 学 校 体 育 館 非 構 造 部 材 耐 震 改 修 工 事 ( 建 築 主 体 工 事 ) 入 札 スケジュール 手 続 等 期 間 期 日 期 限 等 手 続 きの 方 法 等 1 設 計 図 書 等 の 閲 覧 貸 出 平 成 28 年 5 月 24 日 ( 火

情 報 通 信 機 器 等 に 係 る 繰 越 税 額 控 除 限 度 超 過 額 の 計 算 上 控 除 される 金 額 に 関 する 明 細 書 ( 付 表 ) 政 党 等 寄 附 金 特 別 控 除 額 の 計 算 明 細 書 国 庫 補 助 金 等 の 総 収 入 金 額 不 算 入 に 関

Microsoft Word - 07②-2 補足説明資料1.docx

通 知 カード と 個 人 番 号 カード の 違 い 2 通 知 カード ( 紙 )/H27.10 個 人 番 号 カード (ICカード)/H28.1 様 式 (おもて) (うら) 作 成 交 付 主 な 記 載 事 項 全 国 ( 外 国 人 含 む)に 郵 送 で 配 布 希 望 者 に 交

続 に 基 づく 一 般 競 争 ( 指 名 競 争 ) 参 加 資 格 の 再 認 定 を 受 けていること ) c) 会 社 更 生 法 に 基 づき 更 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなされている 者 又 は 民 事 再 生 法 に 基 づき 再 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなさ

災害時の賃貸住宅居住者の居住の安定確保について

入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入

2000 年 12 月 輸 出 の 減 速 によりテンポはやや 鈍 化 しているものの 緩 やかな 回 復 を 続 けている 2001 年 1 月 緩 やかな 回 復 を 続 けているが そのテンポは 輸 出 の 減 速 により 鈍 化 している 2001 年 2 月 緩 やかな 回 復 を 続 け

新 市 建 設 計 画 の 変 更 に 係 る 新 旧 対 照 表 ページ 変 更 後 変 更 前 表 紙 安 中 市 松 井 田 町 合 併 協 議 会 安 中 市 松 井 田 町 合 併 協 議 会 平 成 27 年 3 月 変 更 安 中 市 6 2. 計 画 策 定 の 方 針 (3) 計

Transcription:

平 成 23 年 度 経 営 計 画 の 評 価 滋 賀 県 信 用 保 証 協 会 は 公 的 な 保 証 機 関 として 中 小 企 業 者 の 資 金 調 達 の 円 滑 化 を 図 り 中 小 企 業 者 の 健 全 な 育 成 と 地 域 経 済 の 発 展 に 貢 献 してきました 平 成 23 年 度 の 年 度 経 営 計 画 に 対 する 実 施 評 価 は 以 下 のとおりです なお 実 施 評 価 にあたりましては 滋 賀 大 学 経 済 学 部 教 授 の 後 藤 實 男 氏 公 認 会 計 士 の 奥 村 隆 志 氏 および 弁 護 士 の 中 睦 氏 により 構 成 される 外 部 評 価 委 員 会 の 意 見 アドバイスを 踏 まえ 作 成 いたしま したので ここに 公 表 いたします 1. 業 務 環 境 (1) 地 域 経 済 及 び 中 小 企 業 の 動 向 上 期 は 東 日 本 大 震 災 の 影 響 により 様 々な 業 種 で 生 産 活 動 が 低 下 しました 下 期 に 入 りサプライチェーンの 復 旧 に 伴 い 生 産 は 回 復 基 調 にありましたが その 後 の 急 激 な 円 高 による 輸 出 の 減 少 等 の 影 響 から 足 踏 み 状 態 が 続 き 総 じて 厳 しい 状 況 となりました (2) 中 小 企 業 向 け 融 資 の 動 向 上 期 は 東 日 本 大 震 災 関 連 の 保 証 申 込 により 承 諾 はやや 上 向 きの 状 況 となりましたが 下 期 に 入 ると 資 金 需 要 は 一 巡 したこともあり 同 制 度 の 申 込 は 急 速 に 落 ち 込 みました 一 方 で 資 金 繰 り 安 定 のための 借 換 えの 申 込 や 返 済 緩 和 の 条 件 変 更 申 込 は 依 然 として 多 く こ の 状 況 は 年 間 を 通 じて 続 きました (3) 県 内 中 小 企 業 の 資 金 繰 り 状 況 年 度 内 9 月 と 2 月 に 実 施 した 中 小 企 業 向 けアンケートの 中 で 資 金 繰 りについて1 年 前 と 比 較 する 問 いに 対 して 悪 化 した と 回 答 した 企 業 が 毎 回 4 割 程 度 ありました 中 小 企 業 金 融 円 滑 化 法 に 基 づく 金 融 機 関 等 の 対 応 が 功 を 奏 し 倒 産 件 数 負 債 総 額 ともに 減 少 が 続 いているものの 中 小 企 業 の 資 金 繰 りは 依 然 として 厳 しい 状 況 が 続 きました (4) 県 内 中 小 企 業 の 設 備 投 資 動 向 設 備 投 資 は 上 期 には 東 日 本 大 震 災 の 影 響 で 資 材 調 達 困 難 等 の 状 態 が 続 き 下 期 に 入 り 一 時 的 に 回 復 したものの 円 高 等 の 影 響 で 業 種 による 投 資 意 欲 の 強 弱 もあり 全 体 的 には 低 水 準 で 推 移 しました (5) 県 内 の 雇 用 情 勢 23 年 度 の 有 効 求 人 倍 率 は 平 均 0.62 倍 で 前 年 度 を 0.08 ポイント 上 回 りましたが 全 国 水 準 に 比 較 すると 0.06 ポイント 下 回 ってお り 引 き 続 き 厳 しい 状 況 となっています 1

2. 事 業 概 況 保 証 承 諾 は 東 日 本 大 震 災 関 連 の 保 証 申 込 が 上 期 に 集 中 し 若 干 の 上 向 き 状 況 がみられたものの 下 期 は 資 金 需 要 が 一 巡 したこと 等 か ら 低 調 となり 1,081 億 円 ( 前 年 度 比 83.3% 計 画 比 90.1%)にとどまりました また 保 証 債 務 残 高 は 3,031 億 円 ( 前 年 度 比 96.4% 計 画 比 101.0%)で 保 証 期 間 の 長 期 化 や 返 済 軽 減 措 置 の 影 響 で 償 還 額 が 少 なくなったものです 一 方 代 位 弁 済 は 県 内 倒 産 件 数 負 債 総 額 の 減 少 等 もあって 67 億 56 百 万 円 ( 前 年 度 比 91.7% 計 画 比 75.1%)と 3 年 連 続 で 前 年 度 を 下 回 りました また 回 収 は 効 率 的 な 回 収 業 務 に 努 めましたが 17 億 45 百 万 円 ( 前 年 度 比 92.5% 計 画 比 79.3%)と 前 年 度 実 績 およ び 計 画 額 ともに 達 しませんでした 平 成 23 度 の 保 証 承 諾 等 の 主 要 業 務 数 値 は 以 下 のとおりです 項 目 件 数 金 額 計 画 値 ( 金 額 ) 計 画 達 成 率 保 証 承 諾 9,242 件 ( 85.4%) 1,081 億 円 (83.3%) 1,200 億 円 90.1% 保 証 債 務 残 高 30,752 件 ( 95.9%) 3,031 億 円 (96.4%) 3,000 億 円 101.0% 代 位 弁 済 612 件 ( 95.9%) 68 億 円 (91.7%) 90 億 円 75.1% 回 収 17 億 円 (92.5%) 22 億 円 79.3% ( ) 内 の 数 値 は 対 前 年 度 比 を 示 す 3. 決 算 概 要 平 成 23 年 度 の 決 算 概 要 ( 収 支 計 算 書 )は 以 下 のとおりです 経 常 収 入 3,900 百 万 円 経 常 支 出 2,468 百 万 円 経 常 収 支 差 額 1,432 百 万 円 経 常 外 収 入 8,173 百 万 円 経 常 外 支 出 8,388 百 万 円 経 常 外 収 支 差 額 215 百 万 円 制 度 改 革 促 進 基 金 取 崩 額 121 百 万 円 当 期 収 支 差 額 1,337 百 万 円 経 常 収 支 は 22 年 度 と 比 べて 責 任 共 有 負 担 金 等 の 減 少 により 1 億 6 百 万 円 減 少 しました 経 常 外 収 支 は 代 位 弁 済 の 大 幅 な 減 少 により 求 償 権 償 却 等 が 減 少 したため 22 年 度 より 赤 字 幅 が 1 億 89 百 万 円 増 加 しました 収 支 差 額 は 制 度 改 革 促 進 基 金 を 取 り 崩 して 13 億 37 百 万 円 となり これを 基 金 準 備 金 (6 億 77 百 万 円 )と 収 支 差 額 変 動 準 備 金 (6 億 60 百 万 円 )に 繰 り 入 れました 2

4. 重 点 課 題 への 取 り 組 み 状 況 昨 年 度 の 重 点 課 題 として 掲 げた 項 目 への 取 り 組 み 状 況 は 以 下 のとおりです (1) 保 証 部 門 1 経 営 相 談 再 生 支 援 態 勢 の 整 備 と 推 進 担 当 部 署 の 経 営 支 援 室 では 大 口 先 からの 新 規 資 金 申 込 や 返 済 軽 減 に 当 たって 企 業 訪 問 や 事 業 者 と 面 談 を 行 ない 経 営 相 談 指 導 を 行 いました 再 生 事 業 者 に 対 しては バンクミーティングなどにおいて 課 題 解 決 策 等 の 提 案 をし 再 生 支 援 に 努 めました 2 政 策 保 証 の 推 進 東 日 本 大 震 災 の 影 響 を 受 けた 中 小 企 業 者 を 支 援 するため 東 日 本 大 震 災 復 興 緊 急 保 証 ( 国 の 保 証 制 度 ) 震 災 緊 急 対 策 資 金 保 証 ( 県 の 保 証 制 度 ) 等 が 創 設 されました 当 協 会 では 金 融 機 関 への 説 明 会 や 広 報 誌 HPへの 関 連 記 事 掲 載 公 表 を 行 い 同 保 証 制 度 の 利 用 推 進 に 努 めた 結 果 保 証 承 諾 は 合 わせて 445 件 110 億 4 百 万 円 で 全 体 の 10.2%となりました 長 引 く 不 況 のなか セーフティネット 保 証 は 3,498 件 500 億 65 百 万 円 で 全 体 の 46.3%を 占 めています また 借 換 保 証 や 返 済 緩 和 の 条 件 変 更 については 弾 力 的 に 対 応 し 引 き 続 き 保 証 企 業 先 の 資 金 繰 り 支 援 に 努 めました さらに 小 規 模 企 業 者 に 対 して 県 制 度 資 金 の 経 営 支 援 資 金 ( 小 規 模 企 業 者 枠 )の 推 進 を 図 り 225 件 8 億 94 百 万 円 ( 前 年 度 比 225%)の 保 証 承 諾 を 行 いました 3 保 証 制 度 の 多 様 化 への 対 応 金 融 機 関 提 携 ローン 保 証 は 保 証 承 諾 84 億 11 百 万 円 ( 前 年 度 比 110%) 流 動 資 産 担 保 融 資 保 証 の 保 証 承 諾 は 16 件 ( 前 年 度 比 70%) 7 億 4 百 万 円 ( 前 年 度 比 84%) エコ 関 連 保 証 の 保 証 承 諾 は 80 件 ( 前 年 度 比 116%) 3 億 6 百 万 円 ( 前 年 度 比 100%)の 実 績 となりました 何 れの 制 度 保 証 も 利 用 推 進 のために 金 融 機 関 との 勉 強 会 等 を 通 じてアピールしましたが 積 極 的 な 需 要 には 至 りませんでした また 保 証 審 査 担 当 者 の 企 業 訪 問 や 経 営 者 との 面 談 については 207 先 にとどまりました さらに 中 小 企 業 者 の 景 況 と 実 態 を 調 査 するために 上 期 と 下 期 に 保 証 企 業 各 500 先 に 対 してアンケートを 実 施 し 結 果 について 広 報 誌 HPへの 関 連 記 事 掲 載 公 表 を 行 いました 4 利 便 性 の 向 上 への 取 り 組 み リスク 評 価 システム(CRD)を 活 用 して 高 カテゴリ 先 については 迅 速 性 を 重 視 し 審 査 の 合 理 化 を 図 る 一 方 で 大 口 低 カ 3

テゴリ 先 については 重 点 審 査 を 行 う 等 メリハリのある 審 査 手 法 を 年 度 当 初 に 取 り 入 れました 一 方 で 7 月 の 共 同 システム 移 行 後 事 務 処 理 の 変 更 により 保 証 申 込 から 保 証 書 発 行 までの 所 要 日 数 がやや 長 期 化 したため 内 部 管 理 の 強 化 等 を 実 施 したことから 徐 々に 短 縮 することができました 5 金 融 機 関 および 関 係 機 関 との 連 携 滋 賀 県 信 用 金 庫 協 会 との 意 見 交 換 会 を 立 ち 上 げ 年 度 間 で 3 回 の 開 催 をしました 本 意 見 交 換 会 では 特 に 小 規 模 企 業 者 等 に 対 す る 支 援 等 について 課 題 や 問 題 点 ニーズ 等 を 聴 き 取 りました また 金 融 機 関 営 業 店 での 勉 強 会 を 積 極 的 に 開 催 し 保 証 申 込 の 留 意 点 や 推 進 保 証 制 度 の 説 明 を 行 った 他 共 同 システムへの 参 加 にかかる 事 務 変 更 等 の 説 明 会 を 実 施 しました 商 工 会 は 前 年 度 に 引 き 続 き 商 工 会 議 所 は 新 たに 経 営 指 導 員 を 対 象 とする 勉 強 会 に 職 員 が 講 師 として 出 席 し 推 進 保 証 制 度 や 申 込 時 のポイント 等 について 説 明 を 行 いました また 商 工 会 連 合 会 主 催 のブロックコーディネーター 会 議 に 出 席 し 地 域 動 向 情 報 の 収 集 に 努 めました 6 事 務 管 理 の 強 化 共 同 システムへの 参 加 にあたり 操 作 マニュアルを 作 成 し 正 確 な 処 理 ができるように 担 当 者 の 共 通 認 識 の 徹 底 を 図 りました また システム 入 れ 替 えに 合 わせて 保 証 のてびき 改 訂 版 を 発 刊 配 布 し 金 融 機 関 や 関 係 機 関 に 事 務 の 変 更 を 周 知 しました (2) 期 中 管 理 部 門 1 保 証 部 門 関 係 機 関 との 連 携 強 化 による 早 期 対 応 事 故 報 告 を 受 けた 企 業 は 476 先 ( 前 年 度 475 先 ) 件 数 1,083( 同 1,089 件 ) 金 額 は 110 億 円 ( 同 117 億 円 )で 前 年 度 とほぼ 同 水 準 になりました 初 期 延 滞 先 に 対 しては 早 期 着 手 を 行 い 延 滞 解 消 や 保 証 部 門 において 早 期 条 件 変 更 の 支 援 に 取 り 組 みました 2 調 整 管 轄 先 に 対 する 実 態 把 握 の 強 化 保 証 債 務 残 高 20 百 万 円 以 上 の 調 整 管 轄 先 について 金 融 機 関 と 連 携 を 図 りながら 合 わせて 273 先 ( 前 年 度 比 145.2%)の 現 地 訪 問 および 代 表 者 との 面 談 を 実 施 しました また 正 常 化 となった 調 整 管 轄 解 除 (ランクアップ) 先 数 は 90 先 ( 前 年 度 比 100.0%)となりました 3 企 業 支 援 策 の 拡 充 経 営 支 援 室 との 連 携 先 について 延 べ 16 先 大 口 50 百 万 円 以 上 の 先 について 延 べ 153 先 の 実 地 調 査 等 を 行 い 事 業 継 続 の 可 能 性 4

を 見 極 め 代 位 弁 済 回 避 に 努 めました その 結 果 代 位 弁 済 額 は 67 億 円 ( 前 年 度 比 91.7%)になりました 4 早 期 代 位 弁 済 の 実 行 中 小 企 業 者 の 実 態 を 早 期 に 把 握 し 事 業 継 続 が 困 難 で 債 務 履 行 が 不 能 と 見 込 まれる 企 業 に 対 しては 早 期 に 代 位 弁 済 を 実 行 し 債 権 管 理 と 回 収 に 着 手 できるように 努 めました 5 事 務 管 理 の 強 化 共 同 システムのマニュアルの 整 備 を 行 い 担 当 者 の 事 務 処 理 の 平 準 化 を 図 り 正 確 な 事 務 処 理 の 遂 行 に 努 めました (3) 回 収 部 門 1 求 償 債 権 回 収 策 の 早 期 着 手 代 位 弁 済 後 の 早 期 回 収 のため 特 に 大 口 有 担 保 債 権 については 毎 月 進 捗 確 認 と 方 針 の 再 協 議 を 行 って きめ 細 かな 管 理 と 進 捗 管 理 の 徹 底 等 に 努 めました また 推 進 月 間 を 設 け 定 期 入 金 先 に 対 する 一 括 返 済 督 促 による 回 収 促 進 を 図 りました しかし 無 担 保 無 保 証 人 の 増 加 と 不 動 産 市 況 の 低 迷 等 回 収 環 境 は 依 然 として 厳 しく 回 収 額 は 17 億 45 百 万 円 ( 目 標 達 成 率 79.3% 前 年 度 比 92.5%)となりました 2 担 保 不 動 産 処 分 による 大 口 回 収 の 促 進 不 動 産 業 者 の 有 効 活 用 や 金 融 機 関 との 情 報 交 換 を 強 化 し とりわけ 大 口 有 担 保 債 権 については 毎 月 進 捗 会 議 を 行 い 早 期 処 分 に 努 めましたが 有 担 保 案 件 の 減 少 と 不 動 産 市 況 低 迷 の 影 響 を 受 け 不 動 産 処 分 による 回 収 額 は 8 億 84 百 万 円 ( 前 年 度 比 95.7%)と なりました 3サービサーへの 委 託 拡 大 と 連 携 体 制 強 化 新 たに 201 先 38 億 3 百 万 円 ( 前 年 度 比 63.4%)を 委 託 したことで 委 託 求 償 権 は 合 計 2,636 先 303 億 44 百 万 円 となり 委 託 率 は 企 業 先 数 で 45.4% 金 額 では 41.4%となりました また 共 同 システムへの 参 加 に 伴 い 代 位 弁 済 後 の 即 時 委 託 を 実 施 しました 情 報 交 換 や 効 果 的 な 回 収 促 進 に 努 めた 結 果 回 収 額 は 3 億 63 百 万 円 ( 目 標 達 成 率 84.4% 前 年 度 比 100.5%)となり サービサ ーの 回 収 寄 与 度 (サービサーの 回 収 額 / 協 会 全 体 回 収 額 )は 20.8%( 前 年 度 比 108.9%)でした 4 債 務 者 保 証 人 との 面 談 機 会 の 拡 大 債 務 者 保 証 人 の 実 態 把 握 を 進 めるため 1,223 件 ( 前 年 度 比 136.2%)の 訪 問 督 促 を 行 いました 5

5 管 理 事 務 停 止 求 償 権 整 理 の 促 進 求 償 債 権 を 合 理 的 効 率 的 に 管 理 するため 174 先 21 億 76 百 万 円 の 管 理 事 務 停 止 を 行 いました また 管 理 事 務 停 止 審 議 会 を 開 催 して 債 権 回 収 が 困 難 であることを 客 観 的 に 決 定 しました 求 償 権 整 理 は 37 先 2 億 37 百 万 円 ( 前 年 度 比 411.0%)を 実 施 しました なお 求 償 権 整 理 については 損 失 補 償 付 求 償 権 の 整 理 が 早 期 に 実 施 できるよう 滋 賀 県 と 体 制 整 備 に 向 け 協 議 中 です 6 事 務 管 理 の 強 化 共 同 システムへの 参 加 に 伴 い 操 作 研 修 の 実 施 やマニュアル 等 の 整 備 を 行 ないました また ゆうちょ 銀 行 のデータ 通 知 サービス 利 用 開 始 等 事 務 の 合 理 化 を 進 めるとともに 回 収 担 当 者 が 直 接 回 収 に 専 念 できるよう に サービサー 委 託 案 件 の 訴 訟 申 立 書 に 係 る 入 力 事 務 を 関 連 会 社 に 委 託 するなど 事 務 の 効 率 化 を 図 り 事 務 管 理 の 強 化 に 努 めました (4)その 他 間 接 部 門 1コンプライアンスの 強 化 コンプライアンスプログラムに 沿 って 会 議 研 修 等 を 行 い 意 識 の 向 上 に 努 めました また 上 期 には 内 部 通 報 取 扱 規 程 を 制 定 し 体 制 を 整 備 し 周 知 しました 下 期 は コンプライアンス 委 員 会 や 同 担 当 者 会 議 で 身 近 な 事 例 等 による 議 論 や 意 見 交 換 を 行 うとともに 管 理 職 研 修 も 実 施 しま した また 個 人 情 報 保 護 のビデオによる 全 体 研 修 や 外 部 講 師 を 招 いて 人 権 教 育 の 全 体 研 修 を 実 施 しました 2 経 営 管 理 の 強 化 9 月 末 の 数 値 を 基 に 平 成 23 年 度 末 収 支 の 中 間 予 測 を 行 い 12 月 末 からは 毎 月 末 の 数 値 により 精 度 を 高 めていくよう 努 めました さらに 次 期 中 期 事 業 計 画 の 策 定 作 業 に 併 せて 行 った 24~26 年 度 の 収 支 予 測 には 国 損 失 補 償 金 の 受 領 不 能 発 生 (4 倍 ルール)や 責 任 共 有 負 担 金 の 還 流 といった 収 支 に 大 きな 影 響 を 及 ぼす 事 象 を 特 に 分 析 して 織 り 込 みました 一 方 事 務 管 理 においては 引 き 続 きダブルチェックを 徹 底 しミスの 防 止 に 努 めました 3 組 織 の 効 率 化 と 強 化 7 月 の 共 同 システム 稼 動 に 伴 う 業 務 の 変 更 により 人 事 異 動 を 行 い 現 業 体 制 を 整 えました また システム 部 門 と 他 部 門 の 連 絡 を 円 滑 化 するためにシステム 運 営 委 員 会 を 設 置 しました 電 算 部 門 では 夜 間 バッチ 処 理 の 開 始 に 伴 い 10 月 から 時 差 出 勤 制 を 導 入 し 夜 間 の 拘 束 時 間 増 加 に 対 応 することとしました 6

4 人 材 の 育 成 と 働 きがいのある 職 場 づくり 研 修 計 画 の 中 に セミナー 等 への 参 加 希 望 者 受 付 や 研 修 受 講 後 の 発 表 会 を 組 み 入 れ 研 修 効 果 の 向 上 と 情 報 共 有 を 図 りました 保 証 協 会 検 定 受 検 を 奨 励 した 結 果 複 数 名 が 合 格 し 中 小 企 業 診 断 士 資 格 取 得 を 目 指 す 職 員 については 引 き 続 き 支 援 しました 衛 生 委 員 会 の 提 言 で 行 った 職 場 環 境 の 改 善 意 見 聴 取 により レコロの 運 用 改 善 等 を 実 施 しました メンタルヘルス 自 己 診 断 につ いては 継 続 して 実 施 しました また 金 融 機 関 の 役 員 や 企 業 経 営 者 等 を 講 師 とする 勉 強 会 を 5 回 実 施 し 若 手 職 員 の 現 場 力 向 上 に 努 めました 5 広 報 の 充 実 と 透 明 性 信 頼 性 の 確 保 広 報 は 広 報 誌 とホームページおよびパブリシティを 基 本 として 金 融 機 関 関 係 機 関 中 小 企 業 者 を 対 象 に 適 時 性 のある 情 報 を 発 信 しました 情 報 の 公 表 では ディスクロージャー 誌 とホームページを 活 用 して 平 成 22 年 度 の 活 動 状 況 収 支 状 況 経 営 計 画 の 評 価 平 成 23 年 度 経 営 計 画 などを 公 表 しました 中 小 企 業 者 に 向 けたアンケート 調 査 は 景 気 動 向 調 査 の 色 合 いを 濃 くして 9 月 と 2 月 の 2 回 実 施 しました 集 計 結 果 は 広 報 誌 に 掲 載 しました 6 共 同 システムへの 確 実 な 移 行 と 運 用 4 月 以 降 のシステム 移 行 作 業 はテストやリハーサルの 繰 り 返 しとなり 最 後 に 共 同 システム 協 議 会 の 稼 動 判 定 をクリアして 7 月 19 日 に 共 同 システム(COMMON システム)を 稼 動 しました 金 融 機 関 を 中 心 とする 説 明 会 は 移 行 完 了 前 から 行 い 広 報 も 含 めて 十 分 に 周 知 し 保 証 申 込 時 等 の 大 きな 混 乱 を 防 ぎました 5. 外 部 評 価 委 員 会 の 意 見 等 当 協 会 では 外 部 評 価 委 員 会 の 意 見 アドバイスを 踏 まえ 今 般 この 平 成 23 年 度 業 務 運 営 報 告 を 作 成 いたしました 外 部 評 価 委 員 会 の 意 見 アドバイスは 以 下 のとおりです (1) 東 日 本 大 震 災 関 連 保 証 やセーフティネット 保 証 等 の 政 策 保 証 について 迅 速 かつ 積 極 的 な 取 り 組 みを 評 価 します 一 方 で 金 融 機 関 との 責 任 共 有 保 証 の 構 成 比 が 低 下 しており 今 後 政 策 保 証 による 支 援 体 制 を 継 続 しながら 工 夫 によりひずみの 是 正 を 図 る 必 要 が あります 7

(2) 保 証 先 企 業 の 資 金 繰 り 支 援 のため 返 済 緩 和 の 条 件 変 更 に 柔 軟 に 取 り 組 み 代 位 弁 済 の 減 少 等 効 果 を 上 げているものの 正 常 返 済 に 戻 すことが 困 難 な 企 業 が 多 く 存 在 することも 事 実 です 今 後 は 支 援 体 制 を 継 続 する 一 方 で 代 位 弁 済 の 予 測 と 増 加 に 備 えての 十 分 な 対 策 を 講 じる 必 要 があります (3)コンプライアンス 対 策 は 年 間 プログラムを 確 実 に 実 行 しており また 研 修 内 容 等 にも 工 夫 を 加 え 職 員 の 意 識 向 上 に 向 けて 真 面 目 に 取 り 組 んでいることを 評 価 します さらに 風 通 しの 良 い 職 場 環 境 にするため 引 き 続 き 内 部 通 報 制 度 等 の 充 実 周 知 により 機 能 が 発 揮 されるよう 努 めてください 8