山 梨 県 市 川 三 郷 町 総 合 戦 略 平 成 27 年 12 月 市 川 三 郷 町 総 合 戦 略
目 次 第 1 章 総 合 戦 略 の 基 本 的 な 考 え 方 1 1 趣 旨 1 2 目 的 ( 将 来 のあるべき 町 の 姿 ) 1 3 総 合 計 画 と 総 合 戦 略 1 4 対 象 期 間 と 計 画 人 口 2 第 2 章 策 定 に 関 する 基 本 方 針 3 1 人 口 減 少 への 考 え 方 3 2 地 域 創 生 に 向 けた 好 循 環 の 確 立 3 3 地 域 住 民 の 声 企 業 団 体 からの 意 見 要 望 の 反 映 5 第 3 章 地 域 課 題 と 基 本 目 標 8 第 4 章 具 体 的 な 施 策 とKPI( 重 要 業 績 評 価 指 標 ) 10 第 5 章 PDCAサイクルによる 検 証 と 改 善 17
第 1 章 総 合 戦 略 の 基 本 的 な 考 え 方 1 趣 旨 市 川 三 郷 町 総 合 戦 略 ( 以 下 総 合 戦 略 という )は 人 口 の 減 少 に 歯 止 めをかけると ともに 東 京 圏 への 過 度 な 人 口 集 中 の 是 正 と 活 力 ある 地 域 社 会 の 維 持 を 目 的 とした ま ち ひと しごと 創 生 法 ( 平 成 26 年 法 律 第 136 号 ) に 基 づき 本 町 が 安 定 した 人 口 構 造 を 保 持 し 若 い 世 代 を 中 心 に 将 来 にわたって 町 民 が 安 心 して 働 き 希 望 に 応 じた 結 婚 出 産 子 育 て 等 ができる 地 域 社 会 の 構 築 に 向 けて 未 来 につなぐ 確 かな 地 域 コミュニテ ィを 維 持 するための 具 体 的 な 施 策 をまとめたものです 特 に 本 町 の 伝 統 ある 歴 史 と 文 化 を 守 り 優 れた 自 然 環 境 を 活 かしながら 今 後 も 住 んで 良 かった 住 み 続 けて 良 かった と 思 える 町 となるよう 従 来 の 行 政 の 役 割 や 考 え 方 にとらわれず 地 域 住 民 や 民 間 事 業 者 の 創 意 工 夫 やノウハウを 活 かしたものとしま す また 行 政 のみならず 産 業 界 教 育 関 係 者 金 融 機 関 マスコミ そして 何 よりも 住 民 と 共 に 一 丸 となって 地 域 における 人 口 減 少 とそれに 伴 う 様 々な 諸 課 題 に 対 して 認 識 を 共 有 し 知 恵 を 出 し 合 い 一 人 ひとり 自 らが 考 え 行 動 するためのものとします 2 目 的 ( 将 来 のあるべき 町 の 姿 ) 本 総 合 戦 略 では 市 川 三 郷 町 人 口 ビジョン( 以 下 人 口 ビジョン という を 踏 ま え 将 来 にわたる 緩 やかな 人 口 の 減 少 と 地 域 の 住 民 が 本 町 を 誇 りに 思 い 本 町 に 住 みた いと 思 えるまちづくりに 向 けて 人 が 減 っても 自 然 と 歴 史 と 文 化 を 活 かしたコンパク トで 住 みよい きらりと 光 るまち 市 川 三 郷 町 への 第 一 歩 を 踏 み 出 します なお 本 年 度 県 下 初 の 市 川 三 郷 町 手 話 言 語 条 例 を 制 定 し 手 話 の 理 解 と 普 及 を 進 め 手 話 を 使 用 しやすい 環 境 の 構 築 により ろう 者 が 安 心 して 暮 らすことができ この 町 に 住 む 全 ての 人 が 相 互 に 人 格 と 個 性 を 尊 重 しあいながら 心 豊 かに 共 生 することができる 地 域 社 会 の 実 現 を 目 指 すこととしています 3 総 合 計 画 と 総 合 戦 略 現 在 の 第 1 次 市 川 三 郷 町 総 合 計 画 (2007~2016) は 人 口 の 減 少 と 高 齢 化 画 一 的 な 教 育 から 地 域 独 自 の 教 育 導 入 へ 心 の 豊 かさを 求 める 時 代 へ 安 全 と 安 心 をもた らす 社 会 に 活 力 のある 社 会 に 暮 らしやすさを 体 感 できる 社 会 自 立 した 社 会 の 創 造 という7つの 時 代 の 潮 流 を 見 据 え 学 ぶまち 暮 らしやすいまち 楽 しむま ち の3つを 柱 として 重 点 プロジェクトである いいじゃん 子 育 て 市 川 三 郷 プロジェク ト と 市 川 三 郷 町 輪 づくりプロジェクト のもと 日 本 一 の 暮 らしやすさを 目 指 して 1
の やすらぎ づくりを 進 めています 本 総 合 戦 略 は 現 行 の 総 合 計 画 を 尊 重 しつつ 次 年 度 に 策 定 する 第 2 次 市 川 三 郷 町 総 合 計 画 (2017~2026) を 見 据 えた 重 点 施 策 の 芽 だし として 実 施 します 4 対 象 期 間 と 計 画 人 口 本 総 合 戦 略 の 対 象 期 間 は 国 や 県 の まち ひと しごと 創 生 総 合 戦 略 と 同 様 2015( 平 成 27) 年 度 から2019( 平 成 31) 年 度 までの5 年 間 とします また 最 終 年 度 の 2019( 平 成 31) 年 度 の 計 画 人 口 等 については 人 口 ビジョンに 描 く 人 口 の 将 来 展 望 を 実 現 するため 以 下 のとおり 設 定 します 計 画 人 口 : ね 15,800 人 (なお 2060 年 の 目 標 人 口 は14,200 人 ) 2
第 2 章 策 定 に 関 する 基 本 方 針 1 人 口 減 少 への 考 え 方 本 町 の 人 口 は 1947( 昭 和 22) 年 に 合 併 前 の 三 珠 地 区 市 川 大 門 地 区 六 郷 地 区 の 合 計 で 28,372 人 のピークを 迎 えた 以 降 は 現 在 まで 減 少 が 続 いており 2010( 平 成 22) 年 現 在 で 17,111 人 となっています そして 国 立 社 会 保 障 人 口 問 題 研 究 所 によると このままで は2060 年 には 8,039 人 ( 現 在 の 人 口 の5 割 弱 )まで 大 幅 に 減 少 すると 推 計 されています また 総 人 口 に 対 する 人 口 構 成 の 推 移 は 1960 年 時 と 2010 年 において 年 少 人 口 (31.6% 11.7%: 19.9 ホ イント) 生 産 年 齢 人 口 (61.0% 56.0%: 5 ホ イント) 老 年 人 口 (7.4% 32.3%:+24.9 ホ イント)と 年 少 人 口 比 率 の 大 幅 な 減 少 と 老 年 人 口 比 率 の 大 幅 な 増 加 が 顕 著 で あり 2040 年 頃 には 生 産 年 齢 人 口 と 老 年 人 口 の 比 率 が 各 々45%と 同 程 度 と 見 込 まれるなど 地 域 社 会 とりわけ 経 済 の 活 力 衰 退 が 懸 念 されています このため 本 町 では 国 が 目 指 す 2010 年 人 口 の 1 億 2000 万 人 に 対 し 50 年 後 の 2060 年 人 口 を 1 億 人 とする 緩 やかな 人 口 減 少 ( 人 口 の 減 少 率 : 17%)を 見 据 え 住 民 アン ケートで 得 た 将 来 の 希 望 出 生 率 1.93 (*1) と 今 後 の 5 カ 年 間 単 位 での 人 口 の 社 会 増 300 人 ~400 人 程 度 の 実 現 に 向 けて 子 どもの 出 生 数 を 増 やすこと この 町 で 暮 らす 人 を 増 やすこ となどへの 取 組 みを 行 います なお 本 町 では 人 口 の 長 期 的 見 通 しにおいて 生 まれる 人 と 亡 くなる 人 の 差 である 人 口 の 自 然 増 減 と 町 外 へ 出 て 行 く 人 と 町 内 に 来 る 人 の 差 である 人 口 の 社 会 増 減 のどち らの 影 響 度 が 大 きいかを 分 析 (*2) したところ それぞれ5 段 階 中 の 3 と 2 であるた め 緩 やかな 人 口 減 少 に 向 けては 自 然 増 とするための 施 策 と 社 会 増 とするため の 施 策 をバランスよく 実 施 していくことが 必 要 とされます *1 日 本 創 成 会 議 ( 人 口 減 少 問 題 検 討 分 科 会 )が 用 いた [( 既 婚 者 割 合 夫 婦 の 予 定 子 ども 数 )+( 未 婚 者 割 合 未 婚 結 婚 希 望 割 合 希 望 子 ども 数 )] 離 別 等 効 果 により 算 出 した 町 内 在 住 の 20 歳 ~39 歳 の 女 性 アンケートによる 希 望 出 生 率 *2 社 人 研 推 計 に 基 づき まち ひと しごと 創 生 本 部 作 成 の2040 年 推 計 人 口 における 自 然 増 減 社 会 増 減 の 影 響 度 の 分 布 によると 5 段 階 評 価 の 5に 近 づくほど 人 口 増 減 への 影 響 度 が 高 いとされる 2 地 域 創 生 に 向 けた 好 循 環 の 確 立 本 町 は 人 口 の 緩 やかな 減 少 と 人 が 減 っても 住 みやすいまちづくり に 向 けて ひと をつくり その ひと が まち をにぎやかにし しごと を 呼 び 込 む 好 循 環 を 確 立 します (1)ひとづくり 本 町 は 甲 斐 源 氏 発 祥 の 地 であり その 流 れをくむ 郷 土 の 英 雄 である 戦 国 大 名 の 武 田 信 玄 公 には 人 は 城 人 は 石 垣 人 は 堀 情 けは 味 方 仇 は 敵 なり との 名 言 を 残 されたと 云 い 伝 えられるほど 人 こそが 国 の 基 である との 考 え 方 が 存 在 する 風 土 のもと 人 づくり こそが 重 要 であると 考 えます この 総 合 戦 略 では 特 に この 町 の 将 来 を 担 う 小 中 学 生 の 教 育 環 境 の 充 実 などを 行 います 3
学 校 応 援 団 などと 連 携 した 郷 土 愛 教 育 の 実 践 コミュニケーションツールとしての 英 語 教 育 の 推 進 によるグローバル 人 材 の 育 成 などを 行 い 地 域 の 担 い 手 人 材 の 育 成 に 取 り 組 みます また 既 存 の 結 婚 出 産 子 育 て 支 援 に 加 えて 四 季 の 行 事 に 合 わせた 婚 活 イベン トの 実 施 や 新 婚 世 帯 への 家 賃 補 助 SNS (*3) を 活 用 した 子 育 て 情 報 の 発 信 などを 行 い この 町 で 子 育 てする 子 育 てしたいと 思 う 女 性 を 増 やすとともに この 町 に 住 む 女 性 が 活 躍 できる 環 境 整 備 に 取 り 組 みます *3 Social Networking Serviceの 頭 文 字 をとって SNSと 言 う Webサイトを 利 用 したコミュニケーション 手 段 (2)まちづくり 清 流 の 芦 川 が 流 れ 肥 沃 な 大 地 の のっぷい では 甘 々 娘 (とうもろこし)や 大 塚 にんじんなどに 代 表 される 農 産 物 の 恵 みがあり また 県 立 自 然 公 園 四 尾 連 湖 を 有 す るなど 県 内 でも 屈 指 の 自 然 豊 かな 本 町 には 泉 質 と 見 晴 らしに 評 価 の 高 い 温 泉 なども あることから こうした 本 町 の 良 さを 守 りつつ 資 源 を 活 かした まちづくり が 重 要 です この 町 を 知 ってもらい 来 てもらい 暮 らしてもらうことが 必 要 となります この 総 合 戦 略 では 特 に 都 市 生 活 者 や 若 者 との 交 流 から 生 まれる にぎわい や 気 づき により この 町 の 良 さを 知 り この 町 を 誇 りに 思 い この 町 に 住 みたいと 思 う まちづくりを 行 います また 町 内 に 7 か 所 の 駅 がある 身 延 線 の 活 用 2017( 平 成 29) 年 度 の 中 部 横 断 自 動 車 道 の 山 梨 静 岡 区 間 の 全 線 開 通 と 六 郷 IC の 設 置 2027( 平 成 39) 年 のリニア 中 央 新 幹 線 の 品 川 ~ 名 古 屋 開 通 による リニア 甲 府 駅 の 設 置 など これらのインフ ラ 整 備 を 見 据 えたまちづくりを 考 えます フィルムコミッションによる 町 のPRや 身 延 線 を 活 用 した 観 光 キャンペーン 地 域 おこし 協 力 隊 の 積 極 的 な 受 け 入 れと 地 域 コンシェルジュによる 移 住 希 望 者 への 相 談 対 応 若 者 が 定 住 するための 住 宅 確 保 の 支 援 などを 行 い 都 市 との 交 流 を 通 したにぎわ いづくりと 新 たな 視 点 でのまちづくりに 取 り 組 みます (3)しごとづくり 本 町 には 恵 まれた 自 然 や 歴 史 和 紙 花 火 印 章 といった 伝 統 的 な 技 術 に 裏 付 けされた 地 域 伝 統 産 業 肥 沃 な 土 地 から 産 み 出 される 評 価 の 高 い 農 産 物 が あり ます これらの 地 域 素 材 を 組 み 合 わせた 新 たな 観 光 への 取 り 組 みが 必 要 となります この 総 合 戦 略 では 特 に 地 域 資 源 の 観 光 資 源 化 を 推 進 することにより 観 光 農 村 都 市 へのプロデュースのための 種 まき を 行 います のっぷい 野 菜 のブランド 化 新 規 就 農 者 支 援 や 地 域 伝 統 産 業 の 技 術 継 承 への 支 援 これらをビジネス 化 起 業 化 に 繋 げる クラウド ファンディング (*4) 等 の 活 用 に 向 けた 検 討 や 空 き 店 舗 を 活 用 したチャレンジショップへの 支 援 などを 行 い 地 域 資 源 のブランド 化 と 観 光 ビジネス 化 による 雇 用 の 場 づくりに 取 り 組 みます また 地 域 と 大 学 との 協 働 による 地 域 課 題 への 調 査 研 究 や 地 域 活 性 化 への 取 り 組 みを 行 います *4 群 衆 (crowd)と 資 金 調 達 (funding)を 組 み 合 わせた 造 語 で クリエイターや 起 業 家 が 製 品 サービスの 開 発 もしくはアイデアの 実 現 などの ある 目 的 のために インターネットを 通 じて 不 特 定 多 数 の 人 から 資 金 の 出 資 や 協 力 を 募 ること(プロジェクトの 実 施 起 業 やビジネス 化 に 向 けた 新 しい 資 金 調 達 の 手 法 のひとつ) 4
3 地 域 住 民 の 声 企 業 団 体 からの 意 見 要 望 の 反 映 (1) 地 域 住 民 の 声 (アンケート 結 果 の 分 析 ) 本 町 では 人 口 ビジョン 及 び 総 合 戦 略 の 策 定 に 際 し 結 婚 出 産 子 育 て 定 住 等 に 関 するアンケート 調 査 ( 以 下 女 性 アンケート 調 査 という ) 将 来 の 夢 ( 進 路 就 職 定 住 等 )に 関 するアンケート 調 査 ( 以 下 高 校 3 年 生 アンケート 調 査 という ) この 町 に 来 ました( 帰 ってきました)アンケート 調 査 などを 行 いました アンケートの 対 象 は 町 内 に 在 住 の20~30 歳 代 の 女 性 町 内 に 在 住 の 高 校 3 年 生 5 年 以 内 に 町 外 から 町 内 に 移 住 した 者 などの 幅 広 い 年 齢 層 から この 町 の 良 いところ 悪 いところ 住 み 良 さ 定 住 促 進 に 向 けた 施 策 結 婚 出 産 子 育 て 支 援 に 関 するご 意 見 をいただき この 町 の 強 み を 次 のとおり 分 析 しました 本 町 の 強 み( 良 いところ)としては 優 れた 自 然 環 境 豊 かな 農 産 物 子 育 て 支 援 の 充 実 との 声 が 多 く 寄 せられました 特 に 本 町 の6 割 超 は 森 林 で 緑 が 多 く また 標 高 1,280mの 御 坂 山 系 の 山 々を 後 背 として 南 東 側 が 高 く 北 西 側 を 流 れる 笛 吹 川 富 士 川 に 向 けて 下 る 北 西 傾 斜 の 地 勢 から 北 に 八 ヶ 岳 西 に 南 アルプスの 峰 々 を 見 渡 すことができる 眺 望 町 内 には 清 流 ( 芦 川 )が 流 れ 景 観 に 優 れた 四 尾 連 湖 を 中 心 とする 県 立 自 然 公 園 が 位 置 し 平 地 では 豊 かな 田 園 風 景 が 広 がることから この 風 景 を 守 り 活 かしたまちづくりへ の 期 待 が 高 いものとなりました また これらの 自 然 環 境 に 加 え 肥 沃 な 土 壌 (のっぷい)からのブランド 農 産 物 (とうもろこし にんじん ごぼう ほうれんそう)の 恵 みと 風 景 四 季 折 々の 草 木 や 花 々の 風 景 ( 桜 梅 牡 丹 芦 川 渓 谷 のミスミソウ カタクリの 群 生 四 尾 連 湖 の 紅 葉 ) 神 明 の 花 火 大 会 など 色 彩 が 豊 かなまち との 意 見 もありました 女 性 アンケートの 調 査 結 果 (n=495)から 1 強 み( 良 いところ) 自 然 環 境 に 恵 まれている(51.1%) 農 産 物 がおいしい(27.5%) 子 育 て 支 援 が 充 実 している(24.6%) 空 気 がきれい 水 がおいしい(17.4%) 自 然 災 害 が 少 ない(17.0%) 人 情 味 がある(15.2%) 伝 統 や 文 化 が 残 っている(13.3%) 通 勤 通 学 に 便 利 (12.5%) 治 安 等 がよい(11.7%) まちのイメージ 雰 囲 気 がよい(10.9%) 5
2 弱 み( 悪 いところ) 魅 力 ある 雇 用 の 場 が 多 い(0.8%) 魅 力 ある 雇 用 の 場 が 少 ない 将 来 発 展 する 可 能 性 がある(1.0%) 将 来 発 展 する 可 能 性 がない 道 路 公 園 等 整 備 環 境 がよい(1.4%) 道 路 公 園 等 整 備 環 境 が 悪 い 文 化 教 育 が 進 んでいる(1.6%) 文 化 教 育 が 遅 れている 交 通 機 関 が 充 実 している(3.4%) 交 通 機 関 が 充 実 していない 買 い 物 に 便 利 (5.3%) 買 い 物 が 不 便 福 祉 や 医 療 が 充 実 している(5.9%) 福 祉 や 医 療 が 充 実 していない 3この 町 に 定 住 するために 必 要 なこと まちに 雇 用 ( 働 く 場 所 )を 増 やす(46.2%) 結 婚 出 産 育 児 介 護 しやすい 環 境 の 整 備 (ソフト 面 の 充 実 )(45.4%) 病 院 公 園 スポーツ 施 設 などの 公 共 施 設 の 整 備 (ハード 面 の 充 実 )(44.3%) 商 店 街 やショッピングセンターの 充 実 (39.8%) 交 通 機 関 の 充 実 ( 身 延 線 やバスを 使 いやすくする)(23.0%) 住 宅 建 設 のための 補 助 家 賃 補 助 (20.6%) 町 営 住 宅 ( 団 地 )の 整 備 (13.8%) 町 の 積 極 的 なPR(11.2%) 文 化 教 育 環 境 の 充 実 (10.3%) 高 校 3 年 生 アンケートの 調 査 結 果 (n=71)から 1この 町 が 好 きですか はい(70.4%) いいえ(4.2%) どちらとも 言 えない(わからない)(22.5%) 不 明 (2.8%) 2 住 み 場 所 を 選 択 するのに 最 も 重 視 ( 必 要 )とすること 自 然 環 境 に 恵 まれている( 空 気 がきれい 水 がおいしい)(47.9%) 買 い 物 に 便 利 (29.6%) まちのイメージ 雰 囲 気 がよい(29.6%) 通 勤 通 学 に 便 利 (25.4%) 治 安 等 がよい(25.4%) 友 達 がいる(18.3%) 公 共 交 通 機 関 が 充 実 している(14.1%) 魅 力 ある 雇 用 の 場 が 多 い( 会 社 が 多 い)(12.7%) 地 価 物 価 が 安 い(11.3%) 娯 楽 施 設 や 繁 華 街 がある(11.3%) 6
(2) 企 業 団 体 からの 意 見 要 望 (ヒアリング 等 の 分 析 ) 市 川 三 郷 町 を 代 表 する 伝 統 産 業 積 極 的 な 展 開 を 行 う 企 業 のほか 地 元 の 商 工 団 体 まちづくり 団 体 子 育 てサークルなど 合 計 26の 企 業 団 体 等 に 対 しヒアリングを 実 施 したところ 次 のとおり 意 見 要 望 がありました 本 町 の 弱 み( 必 要 なところ)としては このまち( 良 さ)を 知 ってもらうための 効 果 的 な 広 報 地 域 農 産 物 や 地 域 伝 統 産 業 のブランド 化 観 光 推 進 と 町 内 への 宿 泊 施 設 の 整 備 をあげる 声 が 多 くありました 特 に 神 明 の 花 火 大 会 や みたまの 湯 などの 多 数 の 集 客 が 見 込 まれるイベント や 施 設 の 効 果 的 な 活 用 方 法 の 検 討 豊 かな 自 然 歴 史 文 化 産 物 などの 地 域 資 源 を 活 かすことができる 地 域 の 総 合 プロデューサーの 確 保 育 成 への 期 待 が 高 いもので ありました また 都 市 生 活 者 や 若 者 の 積 極 的 な 受 け 入 れによる にぎわい と 地 域 再 生 や 地 域 連 携 の 核 となる 地 域 のリーダー 人 材 の 育 成 が 必 要 であるとの 意 見 が 出 されました しごと 積 極 的 な 海 外 展 開 への 支 援 ( 商 談 会 やビジネスマッチング) 和 紙 などの 伝 統 産 業 のPR 強 化 ( 地 域 認 証 制 度 の 創 設 ) 起 業 のための 支 援 子 育 て 現 行 施 策 への 高 い 評 価 と 情 報 発 信 PR 不 足 (SNS 等 を 活 用 した 情 報 の 発 信 ) カップルや 新 婚 夫 婦 へのイメージ 戦 略 の 必 要 性 ( 子 育 てするなら 市 川 三 郷 町 ) 小 学 生 を 対 象 とした 子 育 て 支 援 の 充 実 強 化 英 語 教 育 の 充 実 ( 保 育 園 幼 稚 園 からの 英 語 教 育 の 実 施 ) みたまの 湯 観 光 拠 点 としての 活 用 促 進 ( 宿 泊 施 設 等 の 充 実 ) 花 火 大 会 地 域 住 民 との 人 的 交 流 が 不 足 地 域 経 済 への 経 済 波 及 が 限 定 花 火 大 会 を 起 点 とした 宿 泊 観 光 への 検 討 空 き 家 空 き 家 の 利 用 の 検 討 (にぎわいのための 創 意 工 夫 防 災 防 犯 での 不 安 解 消 ) 7
第 3 章 地 域 課 題 と 基 本 目 標 本 町 のあるべき 将 来 像 に 向 けて 地 域 課 題 に 対 応 し 緩 やかな 人 口 の 減 少 を 図 りつつ 人 口 が 減 っても 住 み 良 い 地 域 社 会 を 実 現 するため 4つの 大 きな 柱 である 基 本 目 標 に 沿 った この 町 の 実 情 に 応 じた 取 り 組 みを 展 開 します 取 り 組 む 地 域 課 題 ひ と 少 子 高 齢 化 地 域 行 事 への 参 加 機 会 の 減 少 学 力 向 上 や 国 際 化 に 対 応 した 学 校 教 育 への 要 望 など 地 域 リーダーの 高 齢 化 など ま ち にぎわい の 喪 失 伝 統 あ る 歴 史 文 化 と 都 市 生 活 者 (よそ 者 )が 入 りにくい 地 域 性 地 域 間 連 携 の 不 足 な ど しごと 地 域 伝 統 産 業 の 衰 退 耕 作 放 棄 地 の 増 加 事 業 所 の 減 少 後 継 者 問 題 な ど 取 り 組 む 重 点 項 目 (1) 将 来 の 担 い 手 となる 児 童 生 徒 の 教 育 環 境 の 充 実 と 子 育 て 支 援 郷 土 愛 教 育 ( 地 域 を 知 る 体 験 する)の 推 進 英 語 教 育 の 充 実 とグローバル 人 材 の 育 成 に 向 けた 取 り 組 み 女 体 性 験 が 型 安 義 心 務 して 教 育 産 校 み の 育 設 てるための 置 に 向 けた 子 検 育 討 て 支 援 など (2) 情 報 の 発 信 と 交 流 による にぎわい の 創 造 観 光 資 源 を 活 用 した 情 報 発 信 の 強 化 都 市 との 交 流 による にぎわい の 創 造 など (3) 若 者 を 核 とした 地 域 の 活 性 化 都 市 生 活 者 若 者 の 積 極 的 な 受 け 入 れと 定 住 対 策 空 き 家 などを 活 用 した 移 住 促 進 など (4) 地 域 資 源 の 観 光 ブランド 化 と 起 業 支 援 による 雇 用 創 出 地 域 資 源 の 観 光 ブランド 化 への 取 り 組 み 空 き 店 舗 などを 活 用 したチャレンジによる 起 業 支 援 など 8
目 指 す 基 本 目 標 基 本 目 標 1 将 来 の 担 い 手 の 育 成 に 向 けて 子 育 て 支 援 の 充 実 と 郷 土 愛 教 育 により まちを 誇 りに 思 える 児 童 生 徒 を 増 やす 数 値 目 標 : 合 計 特 殊 出 生 率 1.50 結 婚 出 産 子 育 てを 支 援 する 基 本 目 標 2 情 報 の 発 信 と 交 流 の 推 進 により 知 ってもらい 来 てもらい 住 んでもらえる まちづくりを 進 める 数 値 目 標 : 交 流 人 口 (*5) の 増 3,400 人 *5 特 定 施 設 (みたまの 湯 つむぎの 湯 大 門 碑 林 公 園 歌 舞 伎 文 化 公 園 )の 入 込 客 数 の 1% 増 基 本 目 標 3 若 者 の 積 極 的 な 受 け 入 れと 定 住 の 促 進 により 地 域 の 核 となる 人 材 の 育 成 を 進 める 数 値 目 標 : 町 外 からの 移 住 世 帯 数 20 世 帯 まちへの 新 しい 人 の 流 れをつくる 安 全 に 暮 ら すための 地 域 連 携 と 定 住 促 進 基 本 目 標 4 地 域 資 源 ( 自 然 歴 史 文 化 産 物 )のブラン ド 化 と 観 光 への 取 組 により このまちでの 起 業 と 就 労 を 支 援 する 数 値 目 標 : 新 規 就 労 者 数 50 人 安 心 して 働 けるための 産 業 振 興 と 雇 用 の 創 出 目 指 す 町 の 将 来 像 こんな 町 に なって 欲 しい 自 然 と 歴 史 と 文 化 を 活 かした コンパクトで 住 みよい きらりと 光 るまち 市 川 三 郷 町 9
第 4 章 具 体 的 な 施 策 とKPI( 重 要 業 績 評 価 指 標 ) 基 本 目 標 1 将 来 の 担 い 手 の 育 成 に 向 けて 子 育 て 支 援 の 充 実 と 郷 土 愛 教 育 により まちを 誇 りに 思 える 児 童 生 徒 を 増 やす 数 値 目 標 合 計 特 殊 出 生 率 1.50 2019(H31) 1-1 安 心 して 産 み 育 てるための 子 育 て 支 援 要 出 産 や 子 育 てをするため この 町 に 移 住 したいと 思 えるような 環 境 の 整 備 を 図 る 施 策 内 容 出 会 いの 場 と 婚 活 の 推 進 出 産 や 子 育 てに 係 る 費 用 負 担 の 軽 減 保 育 などに 関 するSNSを 活 用 した 多 様 な 情 報 提 供 共 働 き 夫 婦 が 安 心 して 働 けるための 支 援 生 涯 設 計 をサポートするセミナーなどの 開 催 など 主 な 事 業 1. 市 川 三 郷 町 婚 活 支 援 事 業 2. 新 婚 世 帯 家 賃 助 成 事 業 3. 子 育 てに 効 く!! 市 川 三 郷 町 子 育 て 定 期 便 事 業 KPI (*6) カップル 成 立 組 数 35 組 受 給 新 婚 世 帯 数 30 世 帯 1-2 特 色 ある 教 育 プログラムの 実 施 要 小 中 学 校 での 英 語 教 育 の 推 進 とグローバル 人 材 の 育 成 に 向 けた 教 育 プログラム を 開 発 する 施 策 内 容 小 中 学 校 における 英 語 教 育 の 推 進 異 文 化 理 解 とコミュニケーションツールと して 英 語 力 の 習 得 に 向 けたイングリッシュキャンプの 実 施 など 主 な 事 業 1. 国 際 交 流 英 語 強 化 事 業 K P I 児 童 生 徒 の 参 加 者 数 330 名 10
1-3 郷 土 愛 教 育 の 実 践 要 地 域 の 歴 史 や 文 化 を 知 り 地 域 の 伝 統 行 事 や 伝 統 産 業 を 体 験 するなかでこの 町 を 誇 りに 思 う 児 童 生 徒 を 育 成 する 施 策 内 容 地 域 学 習 や 地 域 体 験 などを 通 じた 愛 町 心 教 育 の 実 践 地 域 住 民 による 学 校 教 育 への 参 画 など 主 な 事 業 1. 愛 町 心 育 成 事 業 K P I 学 校 応 援 団 の 組 織 化 3 団 体 ( 旧 町 単 位 ) *6 Key Performance Indicatorsの 日 本 語 訳 頭 文 字 をとって KPI とも 言 う 組 織 の 目 標 達 成 の 度 合 いを 定 義 する 補 助 とな る 計 量 基 準 群 である 11
基 本 目 標 2 情 報 の 発 信 と 交 流 の 推 進 により 知 ってもらい 来 てもらい 住 んでもらえる まちづくりを 進 める 数 値 目 標 交 流 人 口 ( 特 定 施 設 )の 増 3,400 人 2019(H31) 2-1 戦 略 的 なまち 情 報 の 発 信 要 町 の 魅 力 を 効 果 的 に 伝 えるための 情 報 発 信 を 図 る 施 策 内 容 観 光 大 使 の 委 嘱 や 花 火 などを 活 用 したプロスポーツイベントなどでの 市 川 三 郷 町 のPRの 実 施 フィルムコミッションへの 取 り 組 み など 主 な 事 業 1. 応 援 花 火 でPR 事 業 2. 観 光 大 使 事 業 K P I 町 ホームページのアクセス 数 10% 増 ( 対 前 年 度 比 ) 2-2 身 延 線 を 活 用 した 観 光 キャンペーン 要 近 隣 市 町 村 との 連 携 による 観 光 PR 身 延 線 を 活 用 した 観 光 キャンペーンを 実 施 する 施 策 内 容 JR 身 延 線 各 駅 の 利 用 者 に 対 する 観 光 施 設 や 特 産 品 などのPRと 住 民 交 流 事 業 の 実 施 など 主 な 事 業 1.ぶらり 身 延 線 の 旅 事 業 K P I 交 流 参 加 者 数 ( 甲 斐 上 野 駅 市 川 大 門 駅 甲 斐 岩 間 駅 )450 名 12
2-3 交 流 による にぎわい の 創 造 要 都 市 との 交 流 を 促 進 し 町 に にぎわい を 作 りだす 施 策 内 容 フィルムコミッションへの 積 極 的 な 対 応 神 明 の 花 火 大 会 や 市 川 三 郷 四 尾 連 稜 線 トレイルランなどでの 交 流 事 業 の 実 施 など 主 な 事 業 1. 市 川 三 郷 フィルムコミッション 事 業 2. 市 川 三 郷 町 へ 呼 ぼうプロジェクト 事 業 K P I フィルムコミッションに 関 する 取 材 等 誘 致 35 件 13
基 本 目 標 3 若 者 の 積 極 的 な 受 け 入 れと 定 住 の 促 進 により 地 域 の 核 となる 人 材 の 育 成 を 進 める 数 値 目 標 町 外 からの 移 住 世 帯 数 20 世 帯 2019(H31) 年 3-1 都 市 生 活 者 の 受 け 入 れの 推 進 要 都 市 生 活 者 の 受 け 入 れや 移 住 を 推 進 するとともに 新 たな 視 点 での 地 域 課 題 へ の 対 応 や 地 域 情 報 の 発 信 などを 通 じて 地 域 住 民 との 協 働 による 新 たなまちづ くりを 図 る 施 策 内 容 地 域 おこし 協 力 隊 の 受 け 入 れ 移 住 者 や 移 住 希 望 者 に 対 する 相 談 窓 口 の 整 備 など 主 な 事 業 1. 地 域 おこし 協 力 隊 事 業 2. 地 域 の 世 話 人 事 業 K P I 県 外 からの 移 住 者 8 名 3-2 若 者 の 定 住 対 策 要 管 内 小 学 校 の 児 童 数 の 確 保 若 者 の 定 住 を 促 進 するための 宅 地 分 譲 及 び 定 住 促 進 を 図 る 施 策 内 容 大 塚 地 区 六 郷 地 区 等 の 宅 地 分 譲 及 び 町 内 全 域 での 定 住 促 進 定 住 促 進 事 業 に 対 応 した 金 利 優 遇 制 度 など 町 内 金 融 機 関 と 連 携 など 主 な 事 業 1. 市 川 三 郷 町 若 者 定 住 促 進 事 業 K P I 大 塚 小 学 校 六 郷 小 学 校 への 入 学 児 童 確 保 数 40 名 14
基 本 目 標 4 地 域 資 源 ( 自 然 歴 史 文 化 産 物 )のブランド 化 と 観 光 への 取 組 により このまちでの 起 業 と 就 労 を 支 援 する 数 値 目 標 新 規 就 労 者 数 50 人 2019(H31) 年 4-1 農 業 の6 次 産 業 化 要 新 規 就 農 者 の 積 極 的 な 受 け 入 れや 既 存 農 家 の 後 継 者 を 支 援 するとともに 戦 略 的 な 広 報 販 売 活 動 と 新 たな 商 品 開 発 等 により NOPPUI ブランドの 強 化 を 図 る 施 策 内 容 地 域 おこし 協 力 隊 の 活 用 と 農 業 生 産 法 人 ( 株 )アグリ 甲 斐 での 新 規 就 農 者 の 受 け 入 れ 支 援 NOPPUI ブランドの 認 証 化 への 支 援 など 主 な 事 業 1. 農 機 具 バンク 事 業 2.NOPPUIブランド 事 業 3. 新 規 就 農 総 合 支 援 事 業 ( 青 年 就 農 給 付 金 ) K P I 新 規 就 農 者 18 名 4-2 地 域 資 源 の 観 光 資 源 化 への 取 り 組 みと 起 業 支 援 要 地 域 資 源 の 掘 り 起 こしを 図 るとともに 農 業 や 地 域 伝 統 産 業 と 観 光 とを 結 びつけた 新 たな 起 業 に 向 けた 取 り 組 みを 支 援 する 施 策 内 容 地 域 資 源 の 観 光 資 源 化 への 対 応 町 商 工 会 等 によるクラウド ファンディ ング 等 の 活 用 に 向 けた 検 討 や 空 き 店 舗 を 活 用 したチャレンジショップの 運 営 など 主 な 事 業 1. 空 き 店 舗 を 活 用 したチャレンジショップ 事 業 2.サテライトオフィス 等 誘 致 事 業 3. 特 産 品 事 業 拡 大 及 び 雇 用 促 進 事 業 K P I 出 店 舗 数 4 件 15
4-3 地 域 伝 統 産 業 の 継 承 支 援 要 地 域 伝 統 産 業 の 円 滑 な 後 継 を 支 援 する 施 策 内 容 手 漉 き 和 紙 印 章 に 関 する 技 術 の 伝 承 ( 後 継 者 の 育 成 ) など 主 な 事 業 1. 手 漉 き 和 紙 継 承 者 育 成 事 業 K P I 手 漉 き 和 紙 印 章 継 承 者 など2 名 4-4 将 来 を 見 据 えたマーケティング 要 2018 年 の 中 部 横 断 自 動 車 道 の 全 線 開 通 2020 年 の 東 京 五 輪 の 開 催 及 び 2027 年 のリニア 中 央 新 幹 線 開 通 を 見 据 え 観 光 農 村 都 市 を 視 野 に 中 長 期 的 な 観 光 戦 略 を 検 討 する また 地 域 と 大 学 との 協 働 による 地 域 課 題 への 調 査 研 究 や 地 域 活 性 化 への 取 り 組 みを 行 う 施 策 内 容 中 長 期 的 な 観 光 戦 略 の 策 定 に 向 けた 研 究 会 の 立 ち 上 げ(インバウンド 観 光 や 滞 在 型 観 光 の 開 発 地 域 農 産 物 を 活 かした 商 品 開 発 ) など 主 な 事 業 1. 市 川 三 郷 町 へ 呼 ぼうプロジェクト 事 業 K P I 観 光 戦 略 会 議 の 設 置 16
第 5 章 PDCAサイクルによる 検 証 と 改 善 この 総 合 戦 略 では 住 み 良 いまちづくりに 向 けて PDCAサイクル (*7) により 施 策 事 業 の 効 果 を 検 証 し 必 要 に 応 じた 戦 略 施 策 の 見 直 しを 行 っていきます このため 外 部 有 識 者 等 で 構 成 する 総 合 戦 略 検 証 委 員 会 を 組 織 し 数 値 目 標 やKPI ( 重 要 業 績 評 価 指 標 )などの 客 観 的 指 標 の 達 成 度 を 通 じて 成 果 の 検 証 を 行 い 毎 年 度 戦 略 の 練 り 直 しや 改 善 を 図 ります *7 事 業 活 動 における 生 産 管 理 や 品 質 管 理 などの 管 理 業 務 を 円 滑 に 進 める 手 法 の 一 つ Plan( 計 画 ): 従 来 の 実 績 や 将 来 の 予 測 などをもとにして 業 務 計 画 を 作 成 する Do( 実 施 実 行 ): 計 画 に 沿 って 業 務 を 行 う Check( 点 検 評 価 ): 業 務 の 実 施 が 計 画 に 沿 っているかどうかを 確 認 する Action( 処 置 改 善 ): 実 施 が 計 画 に 沿 っていない 部 分 を 調 べて 処 置 をする この 4 段 階 を 繰 り 返 すことによって 業 務 を 継 続 的 に 改 善 すること 17
市 川 三 郷 町 総 合 戦 略 きらりと 光 るまち いちかわみさと