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インゲン 豆 ( 三 度 豆 )(マメ 科 ) [つるなし 品 種 つるあり 品 種 がある] H26 年 4 月 講 習 会 資 料 インゲンマメは 豆 を 食 べるよりも 若 い 幼 果 のさやを 食 べます 若 採 りして 柔 らかいさやを 収 穫 します 1 年 に 何 回 か 種 まきすることができるので 三 度 豆 ともよばれています 1. 地 ごしらえ 2 週 間 前 に1m2あたり 苦 土 石 灰 150g を 全 面 に 散 布 して 深 く 耕 す 1 週 間 前 に1m2あたり 堆 肥 3kg 化 成 肥 料 100g を 入 れて 耕 す 畝 を 立 て 上 面 を 平 らにならしておく 2. 種 まき 1 条 間 ( 蒔 く 幅 )30cm 株 間 30cm で3~4 粒 ずつ 点 まきする 2cm ほど 覆 土 する 2 種 が 流 れないように 注 意 して たっぷり 水 やりする 3. 育 て 方 発 芽 して 本 葉 が 出 たら 良 い 苗 を1カ 所 に1 本 残 し 間 引 きする (つるありの 場 合 ) 蔓 が 伸 びてきたら 支 柱 を 左 右 から 合 掌 にたて 蔓 を 誘 引 する(ネットでも 可 ) また つるインゲンは 節 数 が 収 量 を 決 めるので 生 育 初 期 は 水 やりを 控 え 節 間 を 伸 ばさないように 注 意 する (つるあり つるなし 共 通 ) 草 丈 が 30cm 程 になると 1m2あたり 肥 料 を 二 握 りばらまき 土 寄 せもする 雨 が 少 なく 乾 燥 するなら ときどき 水 やりし 根 元 に 敷 きわらをして 乾 燥 を 防 ぐ 4. 収 穫 さやが ふくらみ 始 めたら 若 いうちに 収 穫 する つるなしインゲンの 場 合 収 穫 が 遅 れてマメが 硬 くなると 完 全 に 生 育 を 止 めるので 要 注 意

オクラ(アオイ 科 ) 原 産 地 :アフリカ 北 東 部 H26 年 4 月 講 習 会 資 料 オクラは 未 熟 な 果 実 をサヤごと 食 べます 収 穫 が 早 すぎると 種 ができず ネバネバがありません 収 穫 が 遅 れると 皮 が 硬 くなって 食 用 に 向 きません 1 本 ずつ 植 えると 生 育 が 良 くなりすぎ 実 も 早 く 大 きく 硬 くなってしまい ます 3~4 本 を1 株 にして 競 争 させる 実 も 少 し 柔 らかくなって 食 用 になる 期 間 が 長 くなります 1. 地 ごしらえ 2 週 間 前 に1m2あたり 苦 土 石 灰 100g を 全 面 に 散 布 して 深 く 耕 す 1 週 間 前 に1m2あたり 堆 肥 3kg 化 成 肥 料 100g を 入 れて 耕 す 畝 を 立 て 上 面 を 平 らにならしておく 2. 種 まき 1 株 間 40~50cm で1カ 所 3~4 粒 ずつ 点 まきする 2 粒 ずつ 少 し 離 してまくようにして 発 芽 後 間 引 かないように3~4 本 立 ちにする 2 種 が 流 れないように 注 意 して たっぷり 水 やりする 3. 育 て 方 発 芽 しても 間 引 かず 3~4 本 立 ちにする 開 花 ~ 収 穫 終 了 まで 月 2 回 肥 料 を1m2あたり 一 握 りうねにばらまき 土 寄 せする 夏 は 株 元 に 敷 きわらをして 乾 燥 を 防 ぐ 4. 収 穫 開 花 後 7 日 目 ぐらいが 収 穫 適 期 4 本 立 ちの 場 合 1~2 日 遅 れても 柔 らかい 実 が 収 穫 できる 収 穫 が 終 わった 下 の 節 の 葉 は 摘 み 取 り 風 通 しを 良 くする

ニンジン(セリ 科 ) H26 年 4 月 講 習 会 資 料 日 当 たりがよく 水 はけのよいところを 好 みます 種 子 は 集 団 でまくと 発 芽 率 が 良 くなり 生 育 も 良 くなります すじまきします 1. 地 ごしらえ 2 週 間 前 に1m2あたり 苦 土 石 灰 150g を 全 面 に 散 布 して 深 く 耕 す 1 週 間 前 に1m2あたり 堆 肥 3kg 化 成 肥 料 100g を 入 れて 耕 す 2. 種 まき 1 種 子 をまく 前 日 一 晩 水 につけると 発 芽 しやすくなる 2 条 間 ( 蒔 く 幅 )20cm ですじ 蒔 きする ミニニンジンなら 条 間 10cm で 構 わない 種 子 がやっと 隠 れるぐらい 薄 く 覆 土 する ニンジンの 種 子 は 好 光 性 といって 土 を 厚 く 覆 うと 発 芽 しにくくなる フルイなどを 使 って ごく 薄 く 種 子 が 隠 れるほどでよい その 上 に もみ 殻 や 細 かく 刻 んだ 敷 きわらなどで 薄 く 覆 っておくと 乾 燥 防 止 に なり 発 芽 しやすくなる 3 種 が 流 れないように 注 意 して たっぷり 水 やりする 3. 育 て 方 発 芽 したら 混 み 合 うところから 間 引 きを 始 め 本 葉 5~6 枚 で 12cm ぐらいの 株 間 にする ミニニンジンなら6~8cm の 株 間 にする 月 に1 回 1 m2あたり 50g の 化 成 肥 料 をばらまく また ニンジンの 肩 が 見 えてくると 緑 になるので 土 寄 せをする 種 子 をまいてから 100 日 頃 が 収 穫 の 目 安 ミニニンジンなら 80 日 前 後 (ミニニンジンはサラダでも 食 べることができる) 〇 間 引 いたニンジンは 葉 の 部 分 はニンジン 葉 として サラダや 刻 んで スープの 具 に 利 用 できる < 施 肥 の 目 安 > 堆 肥 :スコップ1 杯 (2kg) 苦 土 石 灰 :1 握 り( 約 40g) 化 成 肥 料 :1 握 り( 約 30g) 1つまみ( 約 2g)

苗 の 購 入 のヒント H26 年 4 月 講 習 会 資 料 〇 春 から 夏 にかけての 作 物 の 苗 を 買 うときの 注 意 4 月 は 一 年 の 中 でいちばん 天 候 の 変 動 の 大 きい 月 といわれています 特 に 寒 の 戻 り 強 風 大 雨 などであり 朝 晩 の 寒 暖 の 差 もいちばん 大 きい 時 期 です 園 芸 店 ホームセンターなどで4 月 中 旬 からすでに 野 菜 苗 を 販 売 している ところもありますが その 時 に 買 ってすぐに 植 えつけると まだまだ 朝 晩 が 冷 えて 全 然 大 きくならなかったり 苗 が 枯 れてしまうことがあります 早 い 時 期 に 店 頭 に 出 てくる 苗 は 温 室 や ビニールハウスなどの 施 設 で 育 て られているのが 大 半 です 朝 夕 の 気 温 の 変 化 にも 慣 れていない 温 室 育 ち です 全 然 大 きくならないと 早 く 育 ってほしい という 親 心 が 働 いて 肥 料 や 水 をやりすぎる 場 合 が 多 く 見 られます それにより 肥 あたり を 起 こし 枯 らしてしまうことも 少 なくありません 苗 は 人 間 でいえば 赤 ちゃん の 状 態 なので 大 事 に 育 ててやらなければなりません 暖 かくしてやらなけれ ばなりません また 根 の 力 がない 時 に 肥 料 をたくさん 施 しても 赤 ちゃ んに ミルクならぬステーキを 食 べさせる のと 同 じです 5 月 になって 暖 かくなってから 苗 を 植 え 付 けると 土 の 温 度 も 上 がって 根 もはやく 元 気 になっていきます 早 く 植 えつけて 失 敗 するより 暖 かくなってから 植 えつけた 方 が 生 育 が よくなります 野 菜 苗 を 買 う 時 期 は 5 月 の 連 休 まで 待 ちましょう!

H26 年 5 月 講 習 会 資 料 ナス(ナス 科 ) ナスはインド 東 部 が 原 産 地 とされている 日 本 へは8 世 紀 ごろに は 中 国 を 経 由 してすでに 伝 わってきている 日 当 たりがよく 水 はけのよいところを 好 む 肥 料 と 水 を 多 く 必 要 とするが うまく 栽 培 すると 秋 まで 長 期 に わたり 収 穫 できる 1. 地 ごしらえ 堆 肥 などの 有 機 物 をできるだけ 早 い 時 期 に 施 用 し 深 く 耕 す できれば 定 植 30 日 前 に 元 肥 として1m 2 あたり 苦 土 石 灰 120g 化 成 肥 料 200g 堆 肥 3~4kg をすきこんでおく 2. 植 え 付 け 15 月 上 から 中 旬 が 最 適 苗 は 本 葉 が5~6 枚 に 育 ったものを 植 え 付 ける 2 植 え 付 け 後 15~20 日 後 に 化 成 肥 料 を1m 2 あたり 50g 施 用 する 3. 育 て 方 1 苗 が 根 づいたら 週 に2 回 程 度 液 肥 を 与 え 2 本 葉 が8 枚 に 育 つと8 枚 目 に 一 番 花 が 咲 き 脇 芽 が 出 る 花 のすぐ 下 と もう 一 つ 下 の 脇 芽 を 残 し 主 枝 と 合 わせて3 本 仕 立 てにする それより 下 の 脇 芽 は 取 り 除 く この 時 支 柱 をする 3 残 りの 脇 芽 はそのまま 成 長 させると 多 くの 実 をつける 4. 肥 料 その 他 1 苗 が 根 づいたら 週 に1 回 は 液 肥 を 与 え 肥 ぎれしないようにする 2 夏 の 高 温 乾 燥 時 には 敷 きわらなどをして 乾 燥 を 防 ぐ 支 柱 立 て 整 枝 (3 本 仕 立 て)

H26 年 5 月 講 習 会 資 料 トマト(ナス 科 ) トマトの 原 産 地 は 南 米 のアンデス 山 系 のペルー エクアドル ボリビア 日 当 たりがよく 水 はけのよいところを 好 む 1. 地 ごしらえ 堆 肥 などの 有 機 物 をできるだけ 早 い 時 期 に 施 用 し 深 く 耕 す 2. 植 え 付 け 14 月 下 旬 ~5 月 中 旬 に 植 え 付 ける 苗 は 茎 が 太 くて 節 と 節 の 間 が 短 く 根 張 りがよいものを 選 ぶ 2うね 幅 は 90cm~1m にする 1 条 または2 条 植 えにし 株 間 は 35cm~45cm にする 3 花 房 はすべて 同 じ 側 につくので 花 房 がうねの 外 側 になるように 植 え 付 ける 4 長 さが 1.5mぐらいの 支 柱 を 立 てる 3. 育 て 方 1 植 え 付 け 後 は 十 分 水 やりをする 2 植 え 付 け 後 10 日 ほどで 完 全 に 根 付 き 葉 の 付 け 根 からわき 目 が 伸 び 始 める 脇 芽 は 原 則 とし て 摘 み 取 り 一 本 仕 立 てにする 3 花 房 が4~5 段 ついたらその 上 の 葉 を 2 枚 残 して 生 長 点 を 摘 み 取 る( 芯 とめ) 4. 肥 料 定 植 2 週 間 後 から 化 成 肥 料 を1 回 30g ずつ 施 す 主 枝 の 摘 心 5から6 段 目 まで 花 房 がついた ら その 上 の 本 葉 2 枚 を 残 し 左 記 を 摘 心 します

H26 年 5 月 講 習 会 資 料 エダマメ( 枝 豆 )(マメ 科 )[ 大 豆 の 若 い 実 ] エダマメは 大 豆 の 若 いさやを 枝 つきのまま 塩 ゆでして 食 べるところから 付 けられた 名 前 です タンパク 質 やビタミンA B Cを 多 く 含 みます 1. 地 ごしらえ できるだけ 日 当 たりのよいところを 選 ぶ 2 週 間 前 に1m2あたり 苦 土 石 灰 100g を 全 面 に 散 布 して 深 く 耕 す 1 週 間 前 に1m2あたり 堆 肥 2kg 化 成 肥 料 100g を 入 れて 耕 す 畝 を 立 て 上 面 を 平 らにならしておく 2. 種 まき 1 条 間 ( 蒔 く 幅 )20cm 株 間 25cm で3 粒 ずつ 点 まきする 2cm ほど 覆 土 する 2 種 が 流 れないように 注 意 して たっぷり 水 やりする 3. 育 て 方 発 芽 して 本 葉 が2 枚 になったらよい 株 を2 本 残 し 生 育 のよくないものを 1 本 間 引 きする エ ダマメはさやの 中 に 入 っている 豆 の 数 (2~3 粒 )をまくと 発 芽 とその 後 の 生 育 が 良 くなる そ の 時 に 双 葉 がかくれるぐらいに 土 寄 せする 本 葉 6 枚 のころに 摘 芯 ( 芯 止 め)し わき 芽 を 伸 ばすようにすると 株 がしっかりしてさや 付 き もよくなる その 時 期 にリン 酸 やカリの 多 い 肥 料 を1m2あたりふた 握 り 施 す 4. 収 穫 さやが ふくらみ 押 すと 豆 がとびだす 頃 が 収 穫 どき *ハト 避 けのため 種 まき 後 本 葉 が 出 るまで べた 掛 け 資 材 をかけるか 育 苗 ポットで 育 苗 し 本 葉 が 出 たころに 畑 に 定 植 する この 場 合 も2 粒 まきにして 育 てると 生 育 が 良 くなる ( 施 肥 の 目 安 堆 肥 :スコップ1 杯 :2kg 苦 土 石 灰 1 握 り: 約 40g 化 成 肥 料 1 握 り: 約 30g 1つまみ: 約 2g) 摘 心 の 仕 方 本 葉 5~6 枚 の 頃 摘 心 してわき 芽 の 伸 び を 促 す 摘 心 によりわき 芽 がよく 伸 び さやつきも よくなり 空 ざやが 少 なくなる

H26 年 5 月 講 習 会 資 料 トウモロコシ(イネ 科 ) トウモロコシの 原 産 地 は 中 央 アメリカといわれている 日 本 へはヨーロッパ 経 由 で 中 国 から 16 世 紀 に 伝 わった 日 当 たりがよく 水 はけのよいところを 好 む 1. 地 ごしらえ 堆 肥 などの 有 機 物 をできるだけ 早 い 時 期 に 施 用 し 深 く 耕 す 根 は 土 中 に 深 く 入 る 2. 植 え 付 け 14 月 上 旬 ~5 月 上 旬 一 か 所 に3 粒 ずつ 株 間 を 45cm とって2 列 にまく 苗 を 購 入 した 場 合 も2 列 に 植 え 付 ける 2 列 にするほうが 実 がよくなる 3. 育 て 方 1 発 芽 して 本 葉 が4~5 枚 になったら 間 引 きして1ヶ 所 1 本 にする 倒 れないように 根 基 に 土 を 寄 せる 2 株 元 から 脇 芽 が 出 てきてもそのままにしておく これは 実 をじゅうじつさせる 働 きがある 4. 肥 料 定 植 して 20 日 後 から1m 2 あたり 50g の 化 成 肥 料 を 施 す

H26 年 7 月 講 習 会 資 料 ナス(ナス 科 ) ナスはインド 東 部 が 原 産 地 とされている 日 本 へは8 世 紀 ごろには 中 国 を 経 由 してすでに 伝 わってきている 日 当 たりがよく 水 はけのよいところを 好 む 肥 料 と 水 を 多 く 必 要 とするが うまく 栽 培 すると 秋 まで 長 期 にわたり 収 穫 できる ナスの 夏 場 の 管 理 Ⅰ 収 穫 と 剪 定 1 3 本 仕 立 て または2 本 仕 立 てにしていくと 葉 ごとに 花 が 咲 き 実 が できる 2 実 を 収 穫 すると わき 芽 が 伸 び 出 して 花 が 咲 き 実 ができる 3 実 を 収 穫 した 後 実 の 下 の 葉 を1 枚 残 して 剪 定 する 4 残 した 葉 からわき 芽 が 伸 びてきて 花 が 咲 く そして 実 ができると 収 穫 する 時 実 の 下 の 葉 を1 枚 残 して 剪 定 する あとはそれを 繰 り 返 してい く Ⅱ 切 り 戻 し( 更 新 剪 定 ) 8 月 になり 実 つきが 悪 くなってきたら 思 い 切 って 切 り 戻 す 1 収 穫 の 最 盛 期 を 過 ぎるとわき 芽 が 出 てこなくなるので 花 が 咲 かなく なり 結 局 実 つきが 悪 くなる (8 月 上 旬 頃 ) 2 3 本 仕 立 て(2 本 仕 立 て)の 場 合 各 枝 の 葉 を1~2 枚 残 して 切 り 戻 す 3 地 上 部 を 切 り 戻 したら 株 元 から 約 30cm 離 れたところにスコップを 深 く 差 しこんで 根 を 切 る こうすることによって 地 上 部 と 地 下 部 のバラ ンスをとる 4 スコップを 差 し 込 んだところに 緩 効 性 の 肥 料 を 施 用 する 5 根 を 切 ったところから 新 しい 根 が 出 てくる 地 上 部 はわき 芽 が 伸 びて きて 花 が 咲 く このようにすると 10 月 下 旬 まで 順 次 実 を 収 穫 することができる

H26 年 7 月 講 習 会 資 料 図 1 ナスの 収 穫 と 剪 定 図 2 更 新 剪 定

ダイコン( 大 根 )(アブラナ 科 ) ダイコンは 土 を 特 に 選 びませんが ふかふかした 水 はけのよいところが 適 しています 特 に 大 切 なことは 深 く 耕 して 土 の 中 の 石 や 木 片 などを 取 り 除 きます こうすることにより 変 形 根 を 防 ぎます また 間 引 きも 大 切 な 作 業 になります H26 年 8 月 講 習 会 資 料 1. 地 ごしらえ 2 週 間 前 に1m2あたり 苦 土 石 灰 100g を 全 面 に 散 布 して 深 く 耕 す この 時 小 石 や 枯 れ 木 などはていねいに 取 り 除 く *ダイコンの 場 合 は 元 肥 を 施 さない 初 めから 土 の 中 に 肥 料 分 があると 枝 根 や 堅 くなる 原 因 となる 2. 種 まき 1 株 間 25 cmで 5~6 粒 ずつ 種 子 をまく( 点 まき) 1 cm ほど 覆 土 をして 種 子 が 流 れないように 注 意 してたっぷり 水 やりをする ダイコンの 種 子 は さみしがり 屋 1 粒 まきより 数 粒 まきのほうが 発 芽 がよい 2 堆 肥 3kg と 化 成 肥 料 100g を 混 ぜて 元 肥 をつくる これを 株 間 に 1 握 りずつ 置 いていく 土 にすきこむと 変 形 根 の 原 因 になる 3. 育 て 方 1 発 芽 したら 双 葉 の 時 に3 本 に 間 引 く 2 本 葉 3~4 枚 の 時 に2 本 にする この 時 化 成 肥 料 を 株 の 周 りに1つまみ 施 す 3 本 葉 6~7 枚 の 時 に1 本 にする この 時 も 株 の 周 りに 化 成 肥 料 を2 3つまみ 施 す 41 本 立 ちにした 半 月 後 に 株 の 片 側 に 化 成 肥 料 を2 3つまみずつ 施 す その 半 月 後 に 反 対 側 に 化 成 肥 料 を 追 肥 として2 3つまみずつ 施 す 1 本 立 ちした 後 は 追 肥 の 都 度 必 ず 土 寄 せをします これをしないと 肩 の 部 分 が 緑 化 する 間 引 いたダイコンは サラダや みそ 汁 の 具 に 利 用 できる ( 施 肥 の 目 安 堆 肥 :スコップ1 杯 :2kg 苦 土 石 灰 1 握 り: 約 40g 化 成 肥 料 1 握 り: 約 30g 1つまみ: 約 2g) 4. 収 穫 葉 が 上 を 向 いて 立 っている 間 はまだ 生 育 中 葉 が 開 いて 平 らになって きたときが 収 穫 適 期

ハクサイ[ 白 菜 ](アブラナ 科 ) H26 年 8 月 講 習 会 資 料 種 まきの 時 期 が 大 事 漬 け 物 鍋 物 炒 め 物 と 何 でも 使 える 冬 野 菜 の 代 表 選 手 です ただ 種 まきの 適 期 が 限 定 されています(8 月 下 旬 ~9 月 下 旬 : 秋 の 彼 岸 まで にまく) この 適 期 を 守 れば 比 較 的 育 てやすく 保 存 もきく 野 菜 です 種 まきはポットで 行 った 方 がいいです 1. 地 ごしらえ 12 週 間 ほど 前 に1m2あたり 苦 土 石 灰 100g を 全 面 に 散 布 しよく 耕 す 21 週 間 ほど 前 に1m2あたり 堆 肥 3kg 化 成 肥 料 100g を 入 れてよく 耕 す 3 幅 60cm 高 さ 15cm ほどの 畝 をつくり 表 面 を 平 らにする 2. 種 まき(ポット 育 苗 :ポットを 育 苗 箱 などに 入 れて 管 理 するとよい) 1ビニールポット(3 号 )に 育 苗 用 土 を 入 れる 24~5 粒 の 点 まきにして 5mm ほど 覆 土 する 3 種 が 流 れないように 注 意 して たっぷり 水 やりする 4 発 芽 したら 不 良 苗 を 順 次 間 引 き 本 葉 2~3 枚 で2 本 5~6 枚 で 1 本 立 ちにする 3. 育 て 方 1 株 間 40~50cm で 植 え 付 け 水 やりし 苗 を 安 定 させる (10 月 10 日 頃 までに 定 植 する それより 遅 れると 結 球 しなくなる) 2 定 植 後 15 日 に 株 まわりに 化 成 肥 料 1 握 りまき 土 寄 せする 3 定 植 後 30 日 の 頃 に 畝 の 肩 に1 握 りまいて 土 寄 せする 4 結 球 始 めのころに 化 成 肥 料 1 握 り 畝 に 肩 にまく( 土 寄 せはしない) 4. 収 穫 品 種 にもよるがハクサイの 頭 を 軽 く 手 で 押 さえ かたくしまっていたら 適 期 < 施 肥 の 目 安 > 堆 肥 :スコップ1 杯 :2kg 苦 土 石 灰 1 握 り: 約 40g 化 成 肥 料 1 握 り: 約 30g)

ホウレンソウ( 法 蓮 草 )(アカザ 科 ) H26 年 9 月 講 習 会 資 料 ホウレンソウはもともと 涼 しい 気 候 を 好 みます 秋 の 彼 岸 を 過 ぎてから 種 を まくと じっくり 育 ち 栄 養 分 が 多 くなります また 酸 性 の 土 を 嫌 います 少 なくとも 種 まきの2 週 間 前 までに 石 灰 を 入 れ 土 づくりをします 葉 ネギと 混 植 すると コンパニオンプランツになります 1. 地 ごしらえ 2 週 間 前 に 1m2あたり 堆 肥 3kg 苦 土 石 灰 150g を 全 面 に 散 布 して よく 耕 す 1 週 間 前 に1m2あたり 化 成 肥 料 100g を 全 面 に 散 布 してよく 耕 す 2. 種 まき 1ホウレンソウの 種 子 は 皮 が 硬 く 特 に 高 温 では 発 芽 しにくい 一 晩 水 に 浸 けておくと 発 芽 しやすくなる また ネイキッドシード という 種 皮 を 取 り 除 いた 種 も 売 られているので それを 使 ってもよい 2 発 芽 がそろうように 板 切 れを 使 って 土 の 表 面 を 滑 らかにし 10cm 間 隔 でまき 溝 をつける ( 深 さ1cm 幅 2cm 程 度 ) 種 子 が 重 ならないように5~10mm 間 隔 で 筋 まきし 覆 土 する(1cm) 3 土 と 種 子 が 密 着 するように 板 などでしっかり 鎮 圧 し たっぷり 水 やり する 3. 育 て 方 発 芽 したら 込 み 入 っているところから 間 引 きして 株 間 を 拡 げ 本 葉 が 6~7 枚 の 頃 に 株 間 10cm にする 間 引 き 後 条 間 (すじ 蒔 きの 間 )に 追 肥 をしておく 間 引 いた 株 はおひたしや 汁 の 具 に 使 える 高 さが 20cm ほどになったら 順 次 抜 き 取 って 収 獲 する ( 施 肥 の 目 安 堆 肥 :スコップ1 杯 :2kg 苦 土 石 灰 1 握 り: 約 40g 化 成 肥 料 1 握 り: 約 30g 1つまみ: 約 2g) 間 引 き 発 芽 したら 混 み 合 っているところから 間 引 いて 株 間 を 広 げ 本 葉 6~7 で 株 間 10cm にします

キクナ( 菊 菜 )[シュンギク( 春 菊 )](キク 科 ) H26 年 9 月 講 習 会 資 料 ほとんど1 年 中 栽 培 できます 関 西 では 普 通 キクナと 呼 ばれています キクナも 栽 培 しやすい 葉 もの 野 菜 です 日 当 たりがよく 水 はけのよいところを 好 みます アブラナ 科 の 野 菜 と 混 植 すると コンパニオンプランツになります 1. 地 ごしらえ 10 日 ほど 前 に 1m2あたり 堆 肥 3kg 苦 土 石 灰 100g 化 成 肥 料 100g を 全 面 に 散 布 してよく 耕 す 2. 種 まき 1キクナの 種 子 は 種 子 の 表 面 に 発 芽 抑 制 物 質 があるので 種 をまく 前 日 一 晩 水 につけて その 水 を 洗 い 流 し 生 乾 きの 種 子 を 使 います 2 板 切 れで 10cm 間 隔 で 深 さ 約 5mm のまき 溝 をつける まき 溝 に 種 子 が 重 ならないようにすじまきし 薄 く 覆 土 する 3 種 が 流 れないように 注 意 して たっぷり 水 やりする 3. 育 て 方 1 週 間 ほどで 発 芽 する 本 葉 2 枚 ほどで 間 引 きを 始 め 本 葉 が5~6 枚 の 頃 に 株 間 5~6cm になるようにする 葉 が 重 なり 合 ってきたら さらに 間 引 きをして 最 終 的 には 株 間 が 10~ 15cm になるようにする 間 引 いたキクナはおひたしや 汁 の 具 に 使 える 高 さが 15~20cm ほどになったら 順 次 抜 き 取 って 収 獲 する ( 収 穫 の 時 本 葉 を4~5 枚 残 して 摘 み 取 ると 脇 芽 が 出 て 数 回 収 獲 することができます )

チンゲンサイ[ 青 梗 菜 ](アブラナ 科 ) ほぼ 一 年 を 通 じて 栽 培 しやすい 葉 もの 野 菜 です 日 当 たりがよく 水 はけのよいところを 好 みます H26 年 9 月 講 習 会 資 料 1. 地 ごしらえ 12 週 間 ほど 前 に1m2あたり 苦 土 石 灰 100g を 全 面 に 散 布 しよく 耕 す 21 週 間 ほど 前 に1m2あたり 堆 肥 3kg 化 成 肥 料 100g を 入 れてよく 耕 す 3 幅 40cm 高 さ 15cm ほどのうねをつくり 表 面 を 平 らにする 2. 種 まき 1 板 切 れで 畝 に 平 行 に 条 間 15cm 間 隔 で 浅 いまき 溝 (5mm ほど)をつける 2まき 溝 に 種 子 が 重 ならないようにすじまきし 薄 く 覆 土 する 3 種 が 流 れないように 注 意 して たっぷり 水 やりする 3. 育 て 方 1 発 芽 したら 混 み 合 っているところから 間 引 く 本 葉 2~3 枚 ほどで 株 間 7~8cm に 間 引 きする 2 本 葉 4~6 枚 になったら 株 間 20cm になるよう 間 引 きする 3 生 育 期 は2 週 間 に 1 回 1m2あたりに 化 成 肥 料 1 握 りをすじ 間 にまき 土 を 寄 せる 4. 収 穫 株 の 下 の 方 がふくらみ 葉 に 厚 みができたら 収 穫 適 期 種 まき 後 秋 は 50~60 日 春 は 45~55 日 夏 は 35~45 日 で 収 穫 できる ( 施 肥 の 目 安 堆 肥 :スコップ1 杯 :2kg 苦 土 石 灰 1 握 り: 約 40g 化 成 肥 料 1 握 り: 約 30g 1つまみ: 約 2g)

H26 年 9 月 講 習 会 資 料 タマネギ( 玉 葱 )(ユリ 科 ) タマネギは 水 はけのよいところが 適 しています ネギの 仲 間 は さみしがり 屋 でタネまきや 育 苗 は 密 植 させて 育 てるとお 互 い の 生 育 がよくなります 1. 育 苗 (まき 床 ) 12 週 間 前 に1m2あたり 苦 土 石 灰 150g を 全 面 に 散 布 してよく 耕 す 21 週 間 前 に1m2あたり 堆 肥 3kg 化 成 肥 料 100g を 入 れ よくすきこむ 3まき 床 の 表 面 を 平 らにならす 4 種 子 が 重 ならないようばらまきし 5mm 程 度 覆 土 をする その 上 に 細 かくした 腐 葉 土 か もみ 殻 をまいておくと 乾 燥 を 防 ぐことができる 5 種 子 が 流 れないように 注 意 してたっぷり 水 やりをする 6 発 芽 したら 混 み 合 う 部 分 を 間 引 く 2. 定 植 ( 地 ごしらえ) 12 週 間 前 に1m2あたり 苦 土 石 灰 150g を 全 面 に 散 布 してよく 耕 す 21 週 間 前 に1m2あたり 堆 肥 3kg 化 成 肥 料 150g を 入 れ よくすきこむ 3 苗 は 鉛 筆 ぐらいの 太 さのものを 選 ぶ 葉 が 伸 びすぎた 場 合 は 20 cmほどに 刈 り 込 んで 植 えても 問 題 ない 4 株 間 約 10 cmの 間 隔 で 植 え 付 ける 植 えつけ 時 は 苗 がまだ 細 く 根 が あまり 伸 びていないが 根 の 白 い 部 分 が 少 し 埋 まるぐらいの 浅 植 えにする その 方 が 今 後 の 生 育 がよくなる 5 定 植 20 日 後 と 翌 年 生 育 を 始 める 頃 (3 月 中 旬 ) 1m2あたり 化 成 肥 料 50gを 施 す 3. 収 穫 葉 が 黄 色 くなり 自 然 に 倒 れてから 1 週 間 ~10 日 後 が 収 穫 の 適 期 * 倒 伏 してからも 葉 で 作 られた 養 分 が タマ( 球 根 )の 方 に 移 動 します その 期 間 が 球 根 の 充 実 に 大 きく 影 響 します ( 施 肥 の 目 安 堆 肥 :スコップ1 杯 :2kg 苦 土 石 灰 1 握 り: 約 40g 化 成 肥 料 1 握 り: 約 30g 1つまみ: 約 2g)

< 市 民 農 園 講 習 会 資 料 (H26.10)by 春 井 > タマネギの 定 植 ( 玉 葱 )(ユリ 科 ) タマネギは 水 はけのよいところが 適 しています 1. 定 植 ( 地 ごしらえ) 12 週 間 前 に1m2あたり 苦 土 石 灰 150g を 全 面 に 散 布 してよく 耕 す 21 週 間 前 に1m2あたり 堆 肥 3kg 化 成 肥 料 150g を 入 れ よくすきこむ 3 苗 は 鉛 筆 ぐらいの 太 さのものを 選 ぶ 葉 が 伸 びすぎた 場 合 は 20 cmほどに 刈 り 込 んで 植 えても 問 題 ない 4 株 間 約 10 cmの 間 隔 で 植 え 付 ける 植 えつけ 時 は 苗 がまだ 細 く 根 があまり 伸 びていないが 根 の 白 い 部 分 が 少 し 埋 まるぐらいの 浅 植 えにする その 方 が 今 後 の 生 育 がよくなる 5 定 植 20 日 後 と 翌 年 生 育 を 始 める 頃 (3 月 中 旬 ) 1m2あたり 化 成 肥 料 50gを 施 す 冬 の 晴 れた 暖 かい 日 には 水 やりをし 水 分 をたっぷり 与 えてやる タマネギのふるさとは 地 中 海 性 気 候 で 生 育 期 の 冬 は 温 暖 で 比 較 的 雨 がよく 降 る 光 合 成 が 盛 んになり 春 からのタマ( 球 根 )が 肥 大 する * 苗 が 手 に 入 ってからいろんな 事 情 で 直 ぐに 定 植 できない 場 合 苗 床 育 苗 の 場 合 苗 が 伸 びてきたら 上 から3 分 の1ほどのところで 刈 りこむ そして 薄 い 液 肥 (1000 倍 程 度 )を 施 す 購 入 苗 の 場 合 植 える 時 期 が 来 るまでプランターか 植 木 鉢 に 仮 植 えしておく 苗 が 伸 びてきたら 苗 床 育 苗 と 同 様 に 刈 り 込 んで 液 肥 を 施 しておく 2. 収 穫 葉 が 黄 色 くなり 自 然 に 倒 れてから 1 週 間 ~10 日 後 が 収 穫 の 適 期 * 倒 伏 してからも 葉 で 作 られた 養 分 が タマ( 球 根 )の 方 に 移 動 します その 期 間 が 球 根 の 充 実 に 大 きく 影 響 します ( 施 肥 の 目 安 堆 肥 :スコップ1 杯 :2kg 苦 土 石 灰 1 握 り: 約 40g 化 成 肥 料 1 握 り: 約 30g 1つまみ: 約 2g)

< 市 民 農 園 講 習 会 資 料 (H26.10)by 春 井 > 植 物 は 光 があることによって 発 芽 が 促 進 される 種 類 があります これを 好 光 性 種 子 といいます < 好 光 性 種 子 > シソ セロリ ニンジン ミツバ キクナ インゲン レタス ゴボウ ツケナ 〇 好 光 性 種 子 は 非 常 に 細 かい 種 子 が 多 く 播 種 する 時 は 覆 土 をせず まいた 後 上 から 薄 く 土 をまいたり 敷 きわらをします そうすると 適 当 に 光 が 届 き 発 芽 がそろいます 反 対 に 光 に 当 たると 発 芽 しにくくなるものもあります これを 嫌 光 性 種 子 といいます < 嫌 光 性 種 子 > ダイコン タマネギ ネギ ニラ カボチャ スイカ トマト ナス 〇 嫌 光 性 種 子 は まき 穴 やまき 溝 をつくり タネをまいてからしっかり 覆 土 します タネが 発 芽 するとき 光 があった 方 が 発 芽 が 促 進 されるタネを 好 光 性 種 子 と 呼 び 反 対 に 光 に 当 たると 発 芽 が 抑 制 されるタネを 嫌 光 性 種 子 と 呼 びますが この 中 間 で 光 の 影 響 を 全 く 受 けない 中 間 性 のタネも 存 在 します

< 市 民 農 園 講 習 会 資 料 (H26.10)by 春 井 > コンパニオンプランツとは 野 菜 と 花 野 菜 同 士 それぞれ 生 育 を 助 け 合 うもの 同 士 を コンパニオン プランツ( 共 栄 植 物 ) といいます 生 育 の 補 助 を 行 うことが 出 来 ると ともに 病 害 虫 の 害 を 減 らすことにも 役 立 ちます < 材 料 > トマト(ナス 科 ) ねぎ(ユリ 科 ネギ 属 ) パセリ(セリ 科 ) 赤 じそ(シソ 科 ) サニーレタス(キク 科 ) みずな(アブラナ 科 ) ラディッシュ(アブラナ 科 ) 植 物 バジル 豆 類 ( 蔓 なし) 相 性 の 良 い 植 物 胡 椒, トマト, マリーゴールド キャベツ ニンジン セロリ トウモロコシ キュウリ ナス レタス エンドウ ラディッシュ イチゴ マリーゴールド 相 性 の 良 くない 植 物 タマネギ ニンジン トウモロコシ キュウリ ナス 豆 類 ( 蔓 あり) レタス エンドウ ラディッシュ, ビート タマネギ ビート アブラナ 科 植 物 豆 類 ( 蔓 なし) キャベツ タマネギ セージ 豆 類 ( 蔓 なし) ビート セロリ タマネギ トマト ハーブ 類 (シソ) マリーゴールド ナスタチウム イチゴ ニンジン 豆 類 ( 蔓 なし) 豆 類 ( 蔓 あり) レタス セージ タマネギ エンドウ ラディッシュ トマト ディル セロリ 豆 類 ( 蔓 なし) キャベツ タマネギ ホウレンソウ タマネギ トマト トウモロコシ 豆 類 ( 蔓 なし) 豆 類 ( 蔓 あり) キュウリ エンドウ カボチャ メロン トマト

< 市 民 農 園 講 習 会 資 料 (H26.10)by 春 井 > 植 物 キュウリ 相 性 の 良 い 植 物 豆 類 ( 蔓 なし) 豆 類 ( 蔓 あり) トウモロコシ レタス タマネギ エンドウ ラディッシュ ナスタチウム マリーゴールド 相 性 の 良 くない 植 物 ナス レタス 豆 類 ( 蔓 なし) 豆 類 ( 蔓 あり) カボチャ 豆 類 ( 蔓 なし) 豆 類 ( 蔓 あり) ニンジン キュウリ タマネギ ラディッシュ イチゴ メロン タマネギ パセリ エンドウ トウモロコシ ナスタチウム ラディッシュ ビート キャベツ ニンジン セロリ キュウリ レタス コショウ カボチャ イチゴ トマト トマト 豆 類 ( 蔓 なし) 豆 類 ( 蔓 あり) ニンジン カブ トウモロコシ キュウリ ラディッシュ 豆 類 ( 蔓 あり 蔓 なし エンドウ) タマネギ コショウ タマネギ ラディッシュ 豆 類 ( 蔓 なし) 豆 類 ( 蔓 あり) ニンジン キュウリ ヒソップ レタス メロン エンドウ カボチャ ホウレンソウ セロリ ナス カリフラワー カボチャ イチゴ トマト (メモ) トウモロコシ タマネギ ラディッシュ 豆 類 ( 蔓 なし) レタス タマネギ カボチャ キャベツ ニンジン セロリ タマネギ ミント キャベツ トウモロコシ フェンネル

ホウレンソウ( 法 蓮 草 )(アカザ 科 ) < 市 民 農 園 講 習 会 資 料 (H26.11)by 春 井 > ホウレンソウはもともと 涼 しい 気 候 を 好 みます 秋 の 彼 岸 を 過 ぎてから 種 を まくと じっくり 育 ち 栄 養 分 が 多 くなります また 酸 性 の 土 を 嫌 います 少 なくとも 種 まきの2 週 間 前 までに 石 灰 を 入 れ 土 づくりをします 葉 ネギと 混 植 すると コンパニオンプランツになります 1. 地 ごしらえ 2 週 間 前 に 1m2あたり 堆 肥 3kg 苦 土 石 灰 150g を 全 面 に 散 布 してよく 耕 す 1 週 間 前 に1m2あたり 化 成 肥 料 100g を 全 面 に 散 布 してよく 耕 す 2. 種 まき 1ホウレンソウの 種 子 は 皮 が 硬 く 特 に 高 温 では 発 芽 しにくい 一 晩 水 に 浸 けて おくと 発 芽 しやすくなる また ネイキッドシード という 種 皮 を 取 り 除 いた 種 も 売 られているので それを 使 ってもよい 2 発 芽 がそろうように 板 切 れを 使 って 土 の 表 面 を 滑 らかにし 10cm 間 隔 で まき 溝 をつける ( 深 さ1cm 幅 2cm 程 度 ) 種 子 が 重 ならないように5~10mm 間 隔 ですじまきし 覆 土 する(1cm) 3 土 と 種 子 が 密 着 するように 板 などでしっかり 鎮 圧 し たっぷり 水 やりする 3. 育 て 方 発 芽 したら 込 み 入 っているところから 間 引 きして 株 間 を 拡 げ 本 葉 が 6~7 枚 の 頃 に 株 間 10cm にする 間 引 き 後 条 間 (すじ 蒔 きの 間 )に 追 肥 を しておく 間 引 いた 株 はおひたしや 汁 の 具 に 使 える 高 さが 20cm ほどになったら 順 次 抜 き 取 って 収 獲 する ( 施 肥 の 目 安 堆 肥 :スコップ1 杯 :2kg 苦 土 石 灰 1 握 り: 約 40g 化 成 肥 料 1 握 り: 約 30g 1つまみ: 約 2g) ( 公 財 ) 尼 崎 緑 化 公 園 協 会 ホームページ URL:http://www.amaryoku.or.jp/

ミズナ[ 水 菜 ](アブラナ 科 ) < 市 民 農 園 講 習 会 資 料 (H26.11)by 春 井 > ミズナは 水 だけで 栽 培 できるのでこの 名 前 がつけられました 冬 の 低 温 に 遭 うと 糖 分 が 葉 に 集 積 して 葉 色 が 淡 くなります また 低 温 条 件 でじっ くり 育 てると やわらかくて 甘 くなります 葉 色 が 濃 いと 硝 酸 塩 濃 度 が 高 く えぐみがあり 糖 分 も 低 くなるので 甘 くありません 元 肥 をやらずに 栽 培 した 方 が いいです 1. 地 ごしらえ 12 週 間 ほど 前 に1m2あたり 苦 土 石 灰 100g を 全 面 に 散 布 しよく 耕 す 21 週 間 ほど 前 に1m2あたり 堆 肥 3kg を 入 れてよく 耕 す * 元 肥 の 肥 料 は 入 れない 2. 種 まき 1 株 間 30cm で4~5 粒 ずつ 点 まきし 5mm ほど 覆 土 する 2 種 が 流 れないように 注 意 して たっぷり 水 やりする 3. 育 て 方 1 発 芽 したら 本 葉 1~2 枚 の 頃 に2 本 にする 2 本 葉 3~4 枚 になったら 1 本 にする 3 種 まきから 1 ヶ 月 後 をめやすに 株 間 に 油 粕 か ぼかし 肥 料 を1m2たり 1 握 り 施 し 土 となじませる 4さらに3 週 間 ほどしたら 同 じように 油 粕 かぼかし 肥 料 を1 握 り 施 し 土 となじませる 4. 収 穫 下 葉 の 色 が 薄 くなったら 収 穫 適 期 大 株 の 場 合 は1kg にもなる 密 植 栽 培 にして 小 株 どりする 方 法 もある スジまきし 数 回 間 引 きして 株 間 が 5cm ほどにする 草 丈 が 30cm ほどに なれば 収 穫 適 期 株 間 が 混 み 合 いシャキ シャキした 食 感 になりサラダとして 利 用 できる ( 施 肥 の 目 安 堆 肥 :スコップ1 杯 :2kg 苦 土 石 灰 1 握 り: 約 40g 化 成 肥 料 1 握 り: 約 30g 1つまみ: 約 2g) ( 公 財 ) 尼 崎 緑 化 公 園 協 会 ホームページ URL:http://www.amaryoku.or.jp/

エンドウ(マメ 科 ) 原 産 地 : 中 央 アジア 中 近 東 < 市 民 農 園 講 習 会 資 料 (H26.12)by 春 井 > 若 い 莢 (さや)を 食 べるサヤエンドウ 実 だけを 食 べる 実 エンドウ 実 が 大 きく なってもさやが 柔 らかく さやごと 食 べられるスナックエンドウがあります 冷 涼 な 気 候 を 好 むので 耐 寒 性 は 強 く 小 さい 期 間 は0 以 下 でも 耐 えることが できます 尼 崎 なら 12 月 に 蒔 いても 育 ちます 1. 地 ごしらえ できるだけ 日 当 たりのよいところを 選 ぶ 1 2 週 間 前 に1m2あたり 苦 土 石 灰 100g を 全 面 に 散 布 して 深 く 耕 す 21 週 間 前 に1m2あたり 堆 肥 3kg 化 成 肥 料 100g を 入 れて 耕 す 畝 を 立 て 上 面 を 平 らにならしておく 2. 種 まき 1うねの 中 央 に 株 間 30cm で 1 カ 所 に3 粒 ずつまき 2cm ほど 覆 土 する 2 種 が 流 れないように 注 意 して たっぷり 水 やりする 3. 育 て 方 発 芽 して 本 葉 が3 枚 になったらよい 株 を2 本 残 し 1 本 を 間 引 きする 冬 の 間 は 小 さいままであまり 大 きくならない が 耐 寒 性 が 強 いので 問 題 ない 株 元 に 敷 きわらをして 防 寒 してやるとよい 春 (3 月 上 旬 )になると 生 育 が 盛 んになってくる ので リン 酸 やカリの 多 い 肥 料 ( 草 木 灰 )を 株 元 に 一 握 り 施 す 支 柱 を 立 てて 誘 引 してやる 4. 収 穫 サヤエンドウはさやが 平 らで 実 の 小 さい 時 に 実 エンドウは 中 の 実 が 充 実 し さやが 膨 れて 表 面 の 光 沢 が 無 くなり ざらつくようになった 頃 が 収 穫 適 期 * 育 苗 ポットで 育 苗 し 本 葉 が 出 たころに 畑 に 定 植 する この 場 合 も2 粒 まきにして 育 てる と 生 育 が 良 くなる ( 施 肥 の 目 安 堆 肥 :スコップ1 杯 :2kg 苦 土 石 灰 1 握 り: 約 40g 化 成 肥 料 1 握 り: 約 30g 1つまみ: 約 2g) ( 公 財 ) 尼 崎 緑 化 公 園 協 会 ホームページ URL:http://www.amaryoku.or.jp/

植 物 に 必 要 な 栄 養 < 市 民 農 園 講 習 会 資 料 (H26.12)by 春 井 > < 三 要 素 > 私 たち 人 間 に 必 要 な 栄 養 分 にたんぱく 質 脂 肪 炭 水 化 物 のほかに 各 種 ビタミ ンがあります 植 物 にも 同 じように 必 要 な 栄 養 素 があります その 代 表 的 なものが 窒 素 (N) リン 酸 (P 2 O 5 ) カリ(K 2 O)です これを 三 要 素 といいます このほかにもマグネシウム(Mg) カルシウム(Ca) 硫 黄 (S) 鉄 (Fe)なども 必 要 とされます 特 に 三 要 素 は 最 も 多 く 吸 収 されるので 不 足 す るとたちまち 栄 養 障 害 を 起 こします それで 肥 料 として 補 給 してやる 必 要 が あります 光 合 成 ( 炭 酸 同 化 作 用 ) 窒 素 リン 酸 カリ それと 多 くの 微 量 要 素 は 植 物 体 では 水 に 溶 けて 葉 に 送 ら れます 葉 には 葉 緑 素 があり 空 気 中 に 含 まれている 二 酸 化 炭 素 ( 炭 酸 ガス)を 吸 収 して 太 陽 の 光 と 熱 の 働 きにより 炭 酸 同 化 作 用 を 行 います その 結 果 炭 水 化 物 (でんぷんや 糖 類 )を 合 成 し 植 物 体 の 各 部 分 に 送 り 生 命 活 動 を 行 います また 動 物 の 生 命 活 動 に 欠 かすことのできない 酸 素 (O 2 )を 生 産 しています 炭 酸 同 化 作 用 ( 光 合 成 )の 式 6CO 2 + 12H 2 O + 光 エネルギー C 6 H 12 O 6 + 6H 2 O + 6O 2 (ブドウ 糖 ) < 三 要 素 のはたらき> 窒 素 (N) 植 物 のたんぱく 質 や 葉 緑 素 をつくる 葉 の 色 を 濃 くしたり 葉 や 茎 を 生 長 させます リン 酸 (P2O5) 細 胞 分 裂 を 盛 んにしたり 茎 や 葉 を 多 くして 果 実 の 実 りを 良 くしたり 花 の 色 やつやを 良 くします カリ 肥 料 (K2O) 水 に 溶 けやすい 成 分 です 糖 やでんぷん たんぱく 質 をつくったり それら を 移 動 蓄 積 する 働 きがあります また 植 物 繊 維 を 丈 夫 にしたり 根 の 肥 大 や 耐 寒 力 を 増 すためにも 役 立 ちます その 他 の 栄 養 素 カルシウム( 石 灰 ): 植 物 組 織 を 強 くし 葉 緑 素 の 生 成 根 の 発 育 有 害 物 質 の 中 和 マグネシウム( 苦 土 ): 葉 緑 素 の 生 成 体 内 物 質 の 移 動 硫 黄 鉄 銅 亜 鉛 なども 総 合 的 に 有 効 な 働 きをする ( 公 財 ) 尼 崎 緑 化 公 園 協 会 ホームページ URL:http://www.amaryoku.or.jp/

< 市 民 農 園 講 習 会 資 料 (H26.12)by 春 井 > ( 公 財 ) 尼 崎 緑 化 公 園 協 会 ホームページ URL:http://www.amaryoku.or.jp/

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2014 年 の 野 菜 づくりから p. 1 H27 年 1 月 市 民 農 園 講 習 会 資 料 ( 春 井 ) 1 タネについて--- タネの 選 び 方 性 質 タネの 寿 命 2 苗 について つくり 方 選 び 方 ( 買 いかた) 3 土 づくりについて 栄 養 分 肥 料 について 肥 料 効 き 方 やり 方 4 病 気 害 虫 について 1 タネについて-タネの 知 識 - 1)タネの 寿 命 品 目 によって 異 なるが 3~4 年 でも 発 芽 する 長 命 なもの 梅 雨 を 越 すと 1 年 で 発 芽 しない 短 命 なものもある タネは 貯 蔵 中 でも 少 しずつ 呼 吸 して いるので 夏 の 高 温 多 湿 を 経 過 すると 消 耗 が 激 しくなり 発 芽 率 が 極 端 に 悪 く なるものもあります 寿 命 の 短 いもの(1~2 年 経 つと 発 芽 しない) ネギ タマネギ ニラ レタス ゴボウ ニンジン ホウレンソウ ミツバ 古 いタネは 使 わない やや 長 寿 なもの(2~3 年 ) ダイコン カブ ハクサイ キクナ エンドウ スイカ インゲン 残 りのタネは 貯 蔵 して 翌 年 使 用 する 長 命 なもの(3~4 年 ) キュウリ カボチャ ナス トマト 貯 蔵 して 翌 年 使 用 2)タネの 保 存 のしかた 低 い 温 度 で 乾 燥 したところ コーヒーの 空 き 瓶 かお 茶 の 缶 がよい タネを 紙 袋 に 入 れ 名 前 を 書 いておく 乾 燥 剤 ( 生 石 灰 )かシリカゲルを 入 れ 密 閉 して 冷 蔵 庫 に 入 れる または 比 較 的 涼 しいところに 置 く 3)タネの 発 芽 には 光 が 必 要 か? 植 物 は 種 類 によって 光 があったほうが 発 芽 が 促 進 されるものがあります これを 好 光 性 種 子 といいます 好 光 性 種 子 :シソ セロリ ニンジン ミツバ キクナ インゲン レタス ゴボウ ツケナ 好 光 性 種 子 は 非 常 に 細 かい 種 子 が 多 く 播 種 する 時 は 覆 土 をせず まいた 後 上 から 薄 く 土 をまいたり 敷 きわらをします そうすると 適 当 に 光 が 届 き 発 芽 がそろいます

H27 年 1 月 市 民 農 園 講 習 会 資 料 ( 春 井 ) 反 対 に 光 に 当 たると 発 芽 しにくくなるものもあります これを 嫌 光 性 種 子 と いいます 嫌 光 性 種 子 :ダイコン タマネギ ネギ ニラ カボチャ スイカ トマト ナス 嫌 光 性 種 子 は まき 穴 やまき 溝 をつくり タネをまいてからしっかり 覆 土 します 2 苗 について - 苗 の 購 入 のヒント- 春 から 夏 にかけての 作 物 の 苗 を 買 うときの 注 意 4 月 は 一 年 の 中 でいちばん 天 候 の 変 動 の 大 きい 月 といわれています 特 に 寒 の 戻 り 強 風 大 雨 などであり 朝 晩 の 寒 暖 の 差 もいちばん 大 きい 時 期 です 園 芸 店 ホームセンターなどで4 月 中 旬 からすでに 野 菜 苗 を 販 売 しているとこ ろもありますが その 時 に 買 ってすぐに 植 えつけると まだまだ 朝 晩 が 冷 えて 全 然 大 きくならなかったり 苗 が 枯 れてしまうことがあります 早 い 時 期 に 店 頭 に 出 てくる 苗 は 温 室 や ビニールハウスなどの 施 設 で 育 てら れているのが 大 半 です 朝 夕 の 気 温 の 変 化 にも 慣 れていない 温 室 育 ち です 全 然 大 きくならないと 早 く 育 ってほしい という 親 心 が 働 いて 肥 料 や 水 をやりすぎる 場 合 が 多 く 見 られます それにより 肥 あたり を 起 こし 枯 らし てしまうことも 少 なくありません 苗 は 人 間 でいえば 赤 ちゃん の 状 態 なの で 大 事 に 育 ててやらなければなりません 暖 かくしてやらなければなりませ ん また 根 の 力 がない 時 に 肥 料 をたくさん 施 しても 赤 ちゃんに ミルク ならぬステーキを 食 べさせる のと 同 じです 5 月 になって 暖 か くなってから 苗 を 植 え 付 けると 土 の 温 度 も 上 がって 根 もはやく 元 気 に なっていきます 早 く 植 えつけて 失 敗 するより 暖 かくなってから 植 えつけた 方 が 生 育 が よくなります 野 菜 苗 を 買 う 時 期 は 5 月 の 連 休 まで 待 ちましょう! p. 2

H27 年 1 月 市 民 農 園 講 習 会 資 料 ( 春 井 ) 3 土 づくりについて 1)よい 土 とは 植 物 がよく 育 つ 土 をつくること 土 の 役 割 植 物 体 を 支 える 植 物 が 根 を 十 分 に 伸 ばして 水 や 養 分 しっかり 吸 収 する 十 分 に 体 を 大 きくし 花 を 咲 かせ 実 を 成 らせる 根 は 表 面 の 細 胞 ( 表 皮 細 胞 )から 土 の すき 間 にある 酸 素 を 直 接 取 り 込 む 土 のすき 間 が 狭 すぎると 空 気 が 入 りにくくなってうまく 呼 吸 ができない ある 程 度 のすき 間 が 必 要 団 粒 構 造 団 粒 構 造 小 さな 土 の 粒 子 が 集 まって 団 子 のような 構 造 になったもの 団 子 と 団 子 の( 団 粒 構 造 )の 間 にはほどよい 空 気 のすき 間 ができる 呼 吸 団 粒 の 中 には 肥 料 分 や 適 度 な 水 分 を 取 り 込 むことができる 団 粒 と 団 粒 を 結 びつける 糊 のようなものが 必 要 になります (ミミズのいる 土 ) これが 有 機 物 ( 完 熟 たい 肥 や 腐 葉 土 )の 役 目 をする 有 機 物 の 入 った 柔 らかな 土 通 気 性 これらがよくなると 作 物 が 立 派 に 育 つ 排 水 性 保 水 性 保 肥 性 2) 栄 養 分 土 壌 の ph(ペーハー)と 各 種 養 分 の 効 き 方 と 作 物 に 適 する ph ph は0~14 まであり ph が 7.0 を 中 性 といい ph が 7.0 より 小 さいと 酸 性 大 きいとアルカリ 性 といいます 土 が 極 端 に 酸 性 になっていくと 土 壌 中 の 微 生 物 の 活 性 が 低 くなり 硝 酸 化 作 用 ( 窒 素 肥 料 分 が 微 生 物 の 力 によって アンモニア 態 窒 素 硝 酸 態 窒 素 になり p. 3

H27 年 1 月 市 民 農 園 講 習 会 資 料 ( 春 井 ) 植 物 の 作 物 の 根 から 吸 収 される)が 悪 くなり 作 物 ができにくくなります また 土 壌 中 の 成 分 はpH によって 水 に 溶 けやすくなったり 溶 けにくくなったりします 酸 性 が 強 くなるとアルミニウムやマンガン 銅 が 水 に 溶 けやすくなり 作 物 が 吸 収 するが これらの 成 分 が 多 くあっても 大 丈 夫 な 作 物 が 酸 性 に 強 い 作 物 といいます 酸 性 に 弱 い 作 物 はアルカリ 性 になると 水 によく 溶 けるカルシウムや マグネシウムを 多 く 必 要 とする 作 物 です 4 病 気 害 虫 について 1) 植 物 の 病 気 植 物 の 病 気 の 原 因 は 次 のものがあります カビ 高 温 多 湿 風 通 しの 悪 さなどによりカビが 生 えて 病 気 になります 灰 色 かび 病 うどんこ 病 疫 (えき) 病 べと 病 さび 病 など 多 くあります 細 菌 大 風 に 吹 かれて 作 物 に 傷 ができたり 雨 に 叩 かれて 土 がはね 返 り 傷 ができ たところから 細 菌 が 植 物 体 内 に 侵 入 して 病 気 を 引 き 起 こします また 害 虫 が 食 害 した 傷 口 から 細 菌 が 侵 入 して 発 病 します 軟 腐 病 青 枯 れ 病 などがあります ウイルス アブラムシが 植 物 の 汁 を 吸 ったときに アブラムシの 体 内 にいるウイルスが 植 物 体 に 移 り 感 染 します また タバコモザイクウイルス 病 (TMV)はタバ コを 吸 う 人 がトマトの 作 業 を 行 ったときに 手 から 移 ることもあります ウイルス 病 にかかると 有 効 な 薬 剤 はないので 株 ごと 抜 き 取 って 焼 却 する 必 要 があります ウイルスに 感 染 しないように ウイルスを 媒 介 する 昆 虫 などを 駆 除 する 必 要 があります 害 虫 作 物 を 食 害 したり 吸 汁 したりして 作 物 をヒトが 食 べられなくします 見 つけ 次 第 補 殺 するか 薬 剤 を 施 用 します ( 例 )アブラムシの 場 合 薬 剤 散 布 も 効 果 がありますが アブラムシを 寄 せ 付 けにくくすることが できます アブラムシは 春 先 は 翅 が 生 えていて 空 中 を 浮 遊 しています 作 物 の あるところに 降 りて そこで 吸 汁 し 環 境 がよければ 卵 を 産 まないで 直 接 翅 がないメスの 幼 虫 を 産 みます( 卵 胎 生 ) 生 まれたアブラムシは メスばかりで7 日 ほどで 大 人 になり 交 尾 をしないでまた 直 接 メスの 幼 虫 を 産 みます そして 一 カ 所 で 爆 発 的 に 増 殖 します ただ 春 先 の 翅 の 生 えている 浮 遊 しているアブラムシはキラキラする ものを 嫌 います( 逆 に 黄 色 いものに 引 き 寄 せられます) p. 4

H27 年 1 月 市 民 農 園 講 習 会 資 料 ( 春 井 ) そこで キラキラ 光 るテープをうねに 沿 って 張 っておくとアブラムシの 飛 来 を 防 ぐことができます 病 期 と 害 虫 を 防 ぐため コンパニオンプランツの 栽 培 (キュウリ vs.ネギ 等 )や 天 敵 動 物 (クモやテントウムシ)を 利 用 します コンパニオンプランツ ( 例 :キュウリとネギ) 天 敵 : 害 虫 を 餌 にして 繁 殖 する 虫 です テントウムシ カマキリ ヒラタアブ 寄 生 蜂 クサカゲロウ ハネカクシ クモ などが 自 然 界 に います p. 5

植 物 に 必 要 な 栄 養 H27 年 1 月 市 民 農 園 講 習 会 資 料 ( 春 井 ) 三 要 素 私 たち 人 間 に 必 要 な 栄 養 分 にたんぱく 質 脂 肪 炭 水 化 物 のほかに 各 種 ビタミン があります 植 物 にも 同 じように 必 要 な 栄 養 素 があります その 代 表 的 なものが 窒 素 (N) リン 酸 (P 2 O 5 ) カリ(K 2 O)です これを 三 要 素 と いいます このほかにもマグネシウム(Mg) カルシウム(Ca) 硫 黄 (S) 鉄 (Fe) なども 必 要 とされます 特 に 三 要 素 は 最 も 多 く 吸 収 されるので 不 足 するとたち まち 栄 養 障 害 を 起 こします それで 肥 料 として 補 給 してやる 必 要 があります 光 合 成 ( 炭 酸 同 化 作 用 ) 窒 素 リン 酸 カリ それと 多 くの 微 量 要 素 は 植 物 体 では 水 に 溶 けて 葉 に 送 られ ます 葉 には 葉 緑 素 があり 空 気 中 に 含 まれている 二 酸 化 炭 素 ( 炭 酸 ガス)を 吸 収 して 太 陽 の 光 と 熱 の 働 きにより 炭 酸 同 化 作 用 を 行 います その 結 果 炭 水 化 物 (でんぷん や 糖 類 )を 合 成 し 植 物 体 の 各 部 分 に 送 り 生 命 活 動 を 行 います また 動 物 の 生 命 活 動 に 欠 かすことのできない 酸 素 (O 2 )を 生 産 しています 炭 酸 同 化 作 用 ( 光 合 成 )の 式 6CO 2 + 12H 2 O + 光 エネルギー C 6 H 12 O 6 + 6H 2 O +6O 2 (ブドウ 糖 ) 三 要 素 のはたらき 窒 素 (N) : 植 物 のたんぱく 質 や 葉 緑 素 をつくる 葉 の 色 を 濃 くしたり 葉 や 茎 を 生 長 させます リン 酸 (P 2 O 5 ) : 細 胞 分 裂 を 盛 んにしたり 茎 や 葉 を 多 くして 果 実 の 実 りを 良 く したり 花 の 色 やつやを 良 くします カリ 肥 料 (K2O): 水 に 溶 けやすい 成 分 です 糖 やでんぷん たんぱく 質 をつくった り それらを 移 動 蓄 積 する 働 きがあります また 植 物 繊 維 を 丈 夫 にしたり 根 の 肥 大 や 耐 寒 力 を 増 すためにも 役 立 ちます その 他 の 栄 養 素 カルシウム( 石 灰 ) : 植 物 組 織 を 強 くし 葉 緑 素 の 生 成 根 の 発 育 有 害 物 質 の 中 和 マグネシウム( 苦 土 ): 葉 緑 素 の 生 成 体 内 物 質 の 移 動 硫 黄 鉄 銅 亜 鉛 なども 総 合 的 に 有 効 な 働 きをする

H27 年 1 月 市 民 農 園 講 習 会 資 料 ( 春 井 )

H27 年 1 月 市 民 農 園 講 習 会 資 料 ( 春 井 )

< 市 民 農 園 講 習 会 資 料 (H26.10)by 春 井 > コンパニオンプランツとは 野 菜 と 花 野 菜 同 士 それぞれ 生 育 を 助 け 合 うもの 同 士 を コンパニオン プランツ( 共 栄 植 物 ) といいます 生 育 の 補 助 を 行 うことが 出 来 ると ともに 病 害 虫 の 害 を 減 らすことにも 役 立 ちます < 材 料 > トマト(ナス 科 ) ねぎ(ユリ 科 ネギ 属 ) パセリ(セリ 科 ) 赤 じそ(シソ 科 ) サニーレタス(キク 科 ) みずな(アブラナ 科 ) ラディッシュ(アブラナ 科 ) 植 物 バジル 豆 類 ( 蔓 なし) 相 性 の 良 い 植 物 胡 椒, トマト, マリーゴールド キャベツ ニンジン セロリ トウモロコシ キュウリ ナス レタス エンドウ ラディッシュ イチゴ マリーゴールド 相 性 の 良 くない 植 物 タマネギ ニンジン トウモロコシ キュウリ ナス 豆 類 ( 蔓 あり) レタス エンドウ ラディッシュ, ビート タマネギ ビート アブラナ 科 植 物 豆 類 ( 蔓 なし) キャベツ タマネギ セージ 豆 類 ( 蔓 なし) ビート セロリ タマネギ トマト ハーブ 類 (シソ) マリーゴールド ナスタチウム イチゴ ニンジン 豆 類 ( 蔓 なし) 豆 類 ( 蔓 あり) レタス セージ タマネギ エンドウ ラディッシュ トマト ディル セロリ 豆 類 ( 蔓 なし) キャベツ タマネギ ホウレンソウ タマネギ トマト トウモロコシ 豆 類 ( 蔓 なし) 豆 類 ( 蔓 あり) キュウリ エンドウ カボチャ メロン トマト

< 市 民 農 園 講 習 会 資 料 (H26.10)by 春 井 > 植 物 キュウリ 相 性 の 良 い 植 物 豆 類 ( 蔓 なし) 豆 類 ( 蔓 あり) トウモロコシ レタス タマネギ エンドウ ラディッシュ ナスタチウム マリーゴールド 相 性 の 良 くない 植 物 ナス レタス 豆 類 ( 蔓 なし) 豆 類 ( 蔓 あり) カボチャ 豆 類 ( 蔓 なし) 豆 類 ( 蔓 あり) ニンジン キュウリ タマネギ ラディッシュ イチゴ メロン タマネギ パセリ エンドウ トウモロコシ ナスタチウム ラディッシュ ビート キャベツ ニンジン セロリ キュウリ レタス コショウ カボチャ イチゴ トマト トマト 豆 類 ( 蔓 なし) 豆 類 ( 蔓 あり) ニンジン カブ トウモロコシ キュウリ ラディッシュ 豆 類 ( 蔓 あり 蔓 なし エンドウ) タマネギ コショウ タマネギ ラディッシュ 豆 類 ( 蔓 なし) 豆 類 ( 蔓 あり) ニンジン キュウリ ヒソップ レタス メロン エンドウ カボチャ ホウレンソウ セロリ ナス カリフラワー カボチャ イチゴ トマト (メモ) トウモロコシ タマネギ ラディッシュ 豆 類 ( 蔓 なし) レタス タマネギ カボチャ キャベツ ニンジン セロリ タマネギ ミント キャベツ トウモロコシ フェンネル

タマネギ( 玉 葱 )の 追 肥 ~ 収 穫 について(ユリ 科 ) H2703- 市 民 農 園 講 習 会 資 料 ( 春 井 ) 〇 タマネギのふるさとは 地 中 海 性 気 候 で 生 育 期 の 冬 は 温 暖 で 比 較 的 雨 がよく 降 ります 日 本 では3 月 になると 日 差 しが 長 くなり 光 の 量 が 増 えてきます そうなると 光 合 成 が 盛 んになり 生 育 を 始 め タマ( 球 根 )が 肥 大 していきます 1. 追 肥 3 月 中 旬 ~ 下 旬 に 1m2あたり 化 成 肥 料 50gを 施 します(1 株 あたり1つまみ[ 約 2g]) 2. 収 穫 収 穫 する 時 期 が 梅 雨 入 りの 時 期 と 重 なる 場 合 が 多 いので 葉 が 黄 色 くなり 自 然 に 倒 れてから 1 週 間 ~10 日 後 が 収 穫 の 適 期 * 倒 伏 してからも 葉 で 作 られた 養 分 が タマ( 球 根 )の 方 に 移 動 します その 期 間 が 球 根 の 充 実 に 大 きく 影 響 します 施 肥 の 目 安 堆 肥 :スコップ1 杯 :2kg 苦 土 石 灰 1 握 り: 約 40g 化 成 肥 料 1 握 り: 約 30g 1つまみ: 約 2g)

H2703- 市 民 農 園 講 習 会 資 料 ( 春 井 ) 春 夏 野 菜 の 育 苗 春 夏 野 菜 の 準 備 の 時 期 になってきました! 苗 を 自 分 で 育 てる 場 合 これから 準 備 にかかります ( 下 図 ) キュウリ(ナス 科 ) ナス トマト ピーマン(ナス 科 )など 1. タネをビニールポットに3~4 粒 ずつまきます 2. 双 葉 がのうちから 間 引 きはじめ 本 葉 3 枚 の 頃 に1 本 にします ( オクラを 育 苗 する 時 は 間 引 きせず 3~4 本 立 ちのまま 定 植 するとよい) 苗 を 購 入 する 場 合 5 月 の 連 休 まで 待 ちましょう! 5 月 になって 暖 かくなってから 苗 を 植 え 付 けると 土 の 温 度 も 上 がって 根 もはやく 元 気 になっていきます 早 く 植 えつけて 失 敗 するより 暖 かくなって から 植 えつける 方 が 生 育 がよくなります