資 料 4 基 本 計 画 に 盛 り 込 むべき 事 項 の 検 討 (たたき 台 ) 目 次 掲 載 事 項 備 考 はじめに 1 検 討 の 経 緯 基 本 計 画 の 位 置 づけ 基 本 計 画 検 討 の 経 緯 など (1) 既 存 庁 舎 の 課 題 と 整 備 の 必 要 性 (2)これまでに 行 われた 調 査 取 組 等 (3) 新 市 庁 舎 整 備 基 本 構 想 の 概 要 既 存 庁 舎 等 の 現 状 ( 庁 舎 ごとの 位 置 床 面 積 職 員 数 ) 既 存 庁 舎 等 の 課 題 ( 基 本 構 想 の 内 容 を 簡 潔 に 整 理 ) 災 害 時 における 安 全 性 と 業 務 継 続 性 の 確 保 既 存 庁 舎 の 老 朽 化 分 散 による 機 能 低 下 とランニングコストの 増 大 設 備 機 能 面 での 不 備 既 存 庁 舎 における 狭 あい 化 本 庁 舎 及 び 第 2 庁 舎 の 耐 震 対 策 等 に 関 するこれまでの 調 査 や 取 組 みの 経 緯 を 表 に 整 理 本 庁 舎 第 2 庁 舎 における 抜 本 的 耐 震 対 策 手 法 抜 本 的 耐 震 対 策 は 庁 舎 建 替 新 庁 舎 整 備 の 立 地 場 所 の 検 討 新 庁 舎 の 整 備 は 現 庁 舎 敷 地 での 建 替 え 新 市 庁 舎 整 備 の 基 本 的 な 考 え 方 防 災 危 機 管 理 施 設 機 能 経 済 性 環 境 配 慮 文 化 おもてなし まちづくり 2 新 市 庁 舎 整 備 の 基 本 目 標 基 本 構 想 で 整 理 した5つの 基 本 的 考 え 方 を 基 に 新 庁 舎 整 備 の 基 本 目 標 を 改 めて 設 定 3 新 市 庁 舎 に 集 約 する 機 能 と 規 模 (1) 新 市 庁 舎 に 集 約 する 機 能 4 棟 の 庁 舎 8 棟 の 民 間 賃 借 ビルに 分 散 している 本 庁 機 能 を 新 本 庁 舎 第 3 庁 舎 川 崎 御 幸 ビル に 集 約 (2) 新 市 庁 舎 の 規 模 と 収 容 する 職 員 数 4 配 置 計 画 空 間 構 成 新 本 庁 舎 に 収 容 する 職 員 は 約 2,270 人 と 算 定 (1) 敷 地 条 件 の 整 理 主 な 都 市 計 画 制 限 航 空 法 の 制 限 高 京 急 大 師 線 等 の 敷 地 条 件 の 整 理 (2) 現 在 の 本 庁 舎 の 外 観 の 復 元 についての 考 え 方 現 在 の 本 庁 舎 は 近 代 化 遺 産 としての 価 値 を 有 するため 新 築 復 元 によって 創 建 当 時 の 本 庁 舎 の 姿 を 復 刻 し 記 憶 の 継 承 を 行 う (3) 配 棟 計 画 の 考 え 方 配 棟 パターンの 比 較 検 討 により 新 築 超 高 層 棟 + 既 存 庁 舎 一 部 復 元 + 広 場 ( 第 2 庁 舎 跡 地 ) を 選 定 (4) 空 間 構 成 の 考 え 方 回 遊 性 の 強 化 とにぎわいの 創 出 京 急 通 りの にぎわいの 軸 の 終 点 となる 新 本 庁 舎 敷 地 の 南 西 に にぎわいの 核 を 創 出 JR 川 崎 駅 と 富 士 見 公 園 の 間 にある 第 2 庁 舎 の 跡 地 には うるおいの 核 となる 広 場 を 整 備 敷 地 の 空 間 構 成 超 高 層 棟 と 低 層 棟 の2 棟 を 整 備 し アトリウムで 接 続 超 高 層 棟 は 行 政 機 能 及 び 議 会 機 能 を 配 置 し 最 上 階 に 議 場 及 び 展 望 ロビーを 設 置 する 低 層 棟 は 市 役 所 通 りに 面 する 南 面 については 新 築 復 元 により 昭 和 13 年 当 時 の 外 観 を 再 現 して 創 建 当 時 の 姿 を 復 刻 するが アトリウムに 面 する 北 側 は ガラ ス 等 の 素 材 を 使 った 現 代 的 で 開 放 感 のある 空 間 とするとともに アトリウムを 隔 てて 超 高 層 棟 とセキュリティを 分 離 した 上 で カフェ 情 報 発 信 を 行 うスペー スや 夜 間 や 休 日 などの 時 間 帯 に 官 民 協 働 の 会 議 イベントスペースに 転 用 でき る 会 議 室 などを 設 置 し にぎわいの 核 として 市 民 行 政 など 多 様 な 主 体 が 集 い 交 流 する 空 間 を 創 出 する 第 2 庁 舎 跡 地 は 効 果 的 に 高 木 を 配 置 するとともに 本 庁 舎 敷 地 と 一 体 となった イベント 等 の 開 催 が 可 能 なオープンスペースとしての 機 能 も 備 えた 広 場 として 整 備 し うるおいの 核 として 市 民 が 憩 える 空 間 を 創 出 する 現 在 本 庁 舎 と 第 2 庁 舎 とを 分 断 している 道 路 から 右 折 して 進 入 している 来 庁 車 用 駐 車 場 入 口 を 安 全 に 左 折 で 進 入 できる 本 庁 舎 東 側 道 路 又 は 北 側 道 路 に 移 設 し 本 庁 舎 と 第 2 庁 舎 敷 地 とを 一 体 的 な 空 間 として 使 用 できるようにする 敷 地 の 外 周 は 緑 を 配 置 した 快 適 な 歩 行 者 空 間 を 整 備 し 周 辺 環 境 に 配 慮 した 歩 道 状 空 地 を 確 保 する 本 庁 舎 敷 地 の 北 西 の 角 には 敷 地 西 側 街 区 の 既 存 のオープンスペースに 対 応 した 滞 留 空 間 を 整 備 して 北 側 街 区 への 人 の 流 れを 創 出 し 北 側 の 街 区 にも 本 庁 舎 敷 地 に 生 まれるにぎわいを 波 及 させる 曳 家 と 新 築 復 元 の 比 較 表 を 掲 載 第 2 回 委 員 会 ( 参 考 資 料 ) 8パターンの 配 棟 比 較 表 を 掲 載 第 3 回 委 員 会 ( 資 料 2) 川 崎 駅 周 辺 地 区 におけ る 計 画 地 の 位 置 づけ 別 紙 参 照 敷 地 の 空 間 構 成 の 考 え 方 別 紙 参 照 1 1
5 新 市 庁 舎 に 求 められる 性 能 水 準 (1) 災 害 時 における 業 務 継 続 性 耐 震 性 能 の 確 保 構 造 特 性 やコスト 等 を 踏 まえた 上 で 制 振 免 震 等 の 適 正 な 構 造 の 導 入 を 行 い 地 震 の 揺 れによる 建 物 の 損 壊 や 什 器 等 の 転 倒 による 被 害 を 防 ぎ 業 務 継 続 性 を 確 保 する エネルギー 通 信 給 排 水 等 における 自 立 性 非 常 用 電 源 に 加 え ガスコージェネレーションシステム 等 による 供 給 電 源 の 多 重 化 を 図 り 商 用 電 源 のバックアップを 行 い 災 害 支 援 拠 点 としての 業 務 継 続 性 を 確 保 する 情 報 の 収 集 発 信 に 必 要 な 通 信 システムについては 防 災 行 政 無 線 システムの 活 用 に 加 え 異 なる 通 信 事 業 者 から2つのルートでケーブルの 引 き 込 みを 行 うほ か 衛 星 電 話 の 利 用 についても 検 討 する 官 庁 施 設 の 総 合 耐 震 計 画 基 準 及 び 同 解 説 ( 建 設 大 臣 官 房 官 庁 営 繕 部 監 修 ) 及 び 市 の 業 務 継 続 計 画 ( 震 災 対 策 編 ) に 基 づき 災 害 従 事 者 の 初 期 活 動 に 必 要 な 飲 料 水 や 雑 用 水 の 容 量 及 び 排 水 槽 の 容 量 を 確 保 する 災 害 時 に 様 々な 目 的 に 転 用 できるスペースの 確 保 低 層 部 の 会 議 室 は 災 害 発 生 時 に 防 災 関 係 機 関 を 受 け 入 れ 活 動 スペースや 仮 眠 スペースとして 転 用 できるようにする アトリウム 空 間 及 び 広 場 を 災 害 時 の 避 難 場 所 や 防 災 関 連 機 関 の 活 動 スペース 等 と して 活 用 する (2) 効 率 性 経 済 性 機 能 性 行 政 機 能 と 議 会 機 能 の 効 率 的 な 配 置 本 庁 機 能 を 新 本 庁 舎 第 3 庁 舎 川 崎 御 幸 ビルの 近 接 する3 棟 に 集 約 し 業 務 の 効 率 化 を 行 う 議 会 機 能 を 上 層 部 に 集 約 し 行 政 機 能 と 適 正 に 分 離 独 立 させることにより 機 能 的 な 議 会 スペース 及 び 行 政 執 務 スペースを 確 保 するとともに 一 般 フロア 用 エ レベーターと 議 会 フロア 用 エレベーターを 分 離 することにより 動 線 を 効 率 化 す る 関 連 する 部 局 については 近 接 配 置 を 行 い 執 務 効 率 の 向 上 を 図 る 効 率 的 な 執 務 空 間 将 来 の 組 織 改 正 や 技 術 革 新 社 会 状 況 等 の 変 化 による 職 員 数 の 減 少 など 長 期 的 な 環 境 変 化 にも 柔 軟 に 対 応 できるような 機 能 の 集 約 配 置 を 行 う 具 体 的 には 市 長 関 連 諸 室 議 会 機 能 災 害 対 策 機 能 等 の 特 殊 な 機 能 は 本 庁 舎 に 集 約 し 第 3 庁 舎 及 び 川 崎 御 幸 ビルを 一 般 のオフィス 機 能 のみが 入 居 するビルにすることで 将 来 的 に 職 員 数 が 減 少 した 場 合 には 川 崎 御 幸 ビルを 解 約 するとともに 第 3 庁 舎 の 一 部 又 は 全 部 を 賃 貸 ビル 等 への 転 用 や 処 分 できるようにする 一 般 的 な 執 務 空 間 はユニバーサルレイアウトを 視 野 に 入 れて 組 織 変 更 があって もデスクレイアウトを 変 更 することなく 人 と 書 類 の 移 動 のみで 対 応 できるよう にする 長 寿 命 化 への 配 慮 建 物 の 長 寿 命 化 をはじめ 設 備 機 器 のランニングコスト 削 減 を 図 るなど 長 期 的 な 視 点 から 設 備 機 器 の 導 入 を 検 討 する 環 境 への 負 荷 を 軽 減 する 設 備 システムの 導 入 を 図 ることで ライフサイクルコス トの 削 減 を 図 る セキュリティの 確 保 平 日 昼 間 の 開 庁 時 は 来 庁 者 が 行 政 機 能 の 一 般 フロアに 自 由 に 入 れるものとし 執 務 室 のカウンターでセキュリティを 区 画 する ただし 個 人 情 報 を 扱 うサーバ ー 室 や 市 長 関 連 諸 室 議 会 関 連 諸 室 などについては それぞれのセキュリティ レベルに 応 じて カードリーダーや 生 体 認 証 装 置 等 によるセキュリティラインを 設 ける 平 日 夜 間 は 開 庁 時 のセキュリティラインに 加 え 一 般 フロアへの 動 線 について も 1 階 部 分 でセキュリティを 区 画 し カードリーダー 等 によるセキュリティチ ェックを 受 けるものとする 低 層 棟 のギャラリー 部 分 や 展 望 ロビー 等 は セキュリティ 動 線 を 分 離 し 平 日 の 夜 間 ( 深 夜 を 除 く)や 土 日 休 日 においても 市 民 が 自 由 に 出 入 できるようなセキ ュリティ 区 分 を 設 定 する 誰 もが 利 用 しやすい 環 境 の 整 備 川 崎 市 福 祉 のまちづくり 条 例 整 備 マニュアル における 望 ましい 水 準 を 目 標 に 窓 口 カウンターの 高 さ 形 状 や 車 いす 動 線 に 配 慮 した 通 路 幅 など 利 用 者 の 目 線 によるきめ 細 かな 配 慮 を 行 う 多 目 的 トイレや 授 乳 室 点 字 音 声 案 内 子 どもや 外 国 人 にも 配 慮 したピクトグ ラム 市 政 情 報 災 害 情 報 等 を 表 示 する 大 型 モニターなど 誰 もが 利 用 しやすい ユニバーサルデザインの 視 点 に 立 った 設 備 の 充 実 に 努 める (3) 環 境 配 慮 等 最 新 の 環 境 配 慮 技 術 の 導 入 や 再 生 可 能 エネルギーの 積 極 的 な 利 用 低 炭 素 社 会 の 構 築 やスマートコミュニティの 実 現 に 向 け 川 崎 市 建 築 物 環 境 配 慮 制 度 (CASBEE 川 崎 )を 考 慮 し 環 境 への 負 荷 を 軽 減 する 環 境 配 慮 技 術 の 導 入 につ いて 費 用 対 効 果 も 含 めて 検 討 し 採 用 する 技 術 について 検 討 する 太 陽 光 による 発 電 設 備 や 雨 水 井 水 利 用 の 衛 生 設 備 屋 上 壁 面 等 の 緑 化 など 自 然 の 力 を 有 効 利 用 した 設 備 の 積 極 的 な 導 入 を 検 討 する 新 庁 舎 にBEMS を 導 入 し 電 力 使 用 量 の 可 視 化 や 効 率 的 な 制 御 による 最 適 な 制 振 免 震 の 比 較 表 を 掲 載 第 3 回 委 員 会 ( 資 料 5) BCP 計 画 イメージ 図 を 掲 載 第 3 回 委 員 会 ( 資 料 6) セキュリティゾーニン グイメージ 図 を 掲 載 第 3 回 委 員 会 ( 資 料 4) 環 境 配 慮 技 術 の 導 入 イ メージ 図 の 掲 載 第 3 回 委 員 会 ( 資 料 7) 2 2
6 機 能 別 整 備 方 針 エネルギーマネジメントを 実 現 するとともに 川 崎 駅 周 辺 のスマートコミュニテ ィ 実 証 事 業 と 連 携 し 川 崎 駅 周 辺 地 区 におけるエネルギー 利 用 の 効 率 化 に 寄 与 す るものとする 新 たな 水 素 社 会 の 実 現 に 向 けた 取 組 を 行 うことができるスペースを 敷 地 内 に 確 保 することなどを 検 討 する 川 崎 市 公 共 建 築 物 等 における 木 材 の 利 用 促 進 に 関 する 方 針 に 基 づき 木 材 を 積 極 的 に 利 用 する CASBEE 川 崎 における 最 高 ランクの 評 価 環 境 品 質 の 向 上 と 外 部 への 環 境 負 荷 低 減 に 努 め 川 崎 市 建 築 物 環 境 配 慮 制 度 (CASBEE 川 崎 )において 最 高 ランクであるS 評 価 をめざす (1) 行 政 機 能 1 事 務 機 能 事 務 室 本 市 の 目 標 としては 総 務 省 基 準 をもとに 補 正 を 行 った 総 務 省 基 準 補 正 値 (8.3 m2/ 人 )を 目 安 として 検 討 していく 事 務 室 附 帯 室 更 衣 室 及 びリフレッシュルームを 各 フロアに 設 ける 会 議 室 ア 共 用 会 議 室 会 議 室 が 慢 性 的 に 不 足 しているため 共 用 会 議 室 は 現 状 の 約 1.5 倍 の 1,800 m2 程 度 とする このうち 第 3 庁 舎 と 川 崎 御 幸 ビルには 350 m2 程 度 を 設 けることとし 新 本 庁 舎 には 1,500 m2 程 度 を 確 保 する これらの 共 用 会 議 室 は 新 本 庁 舎 の 低 層 棟 及 び 超 高 層 棟 の 低 層 階 に 集 中 して 設 置 し 各 室 を 可 動 壁 で 仕 切 ることで 用 途 に 応 じてフレシキブルに 利 用 できるよう にする さらに セキュリティを 他 のフロアと 分 離 しておくことで 夜 間 や 休 日 に 市 民 が 参 加 する 会 議 ワークショップ 等 を 開 催 したり 災 害 発 生 時 に 外 部 の 防 災 関 係 機 関 を 入 れて そこで 会 議 スペースや 仮 眠 スペースとして 活 用 できるよう 検 討 す る イ 各 局 会 議 室 各 局 会 議 室 については 第 3 庁 舎 及 び 川 崎 御 幸 ビルに 配 置 されている 会 議 室 ( 約 400 m2)を 除 く 現 状 の 会 議 室 ( 約 550 m2)の 約 1.2 倍 ( 総 務 省 基 準 補 正 値 による 事 務 室 の 増 加 率 と 同 程 度 の 増 加 率 )の 700 m2 程 度 を 目 標 とする 倉 庫 書 庫 倉 庫 書 庫 については 総 務 省 基 準 補 正 値 以 下 で かつ 必 要 な 規 模 として 現 状 (0.6 m2/ 人 )の 1.5 倍 の 0.9 m2/ 人 とし 3,000 m2 程 度 を 確 保 する 第 3 庁 舎 と 御 幸 ビルには 900 m2 程 度 の 書 庫 倉 庫 を 設 けることとし 新 市 庁 舎 には 2,000 m2 程 度 を 設 ける 2 災 害 対 策 機 能 災 害 対 策 本 部 室 同 事 務 局 室 危 機 管 理 室 の 事 務 室 は 総 務 省 基 準 補 正 値 等 をもとに 必 要 な 規 模 を 算 出 するととも に 災 害 対 策 本 部 室 災 害 対 策 本 部 事 務 局 室 等 の 必 要 規 模 を 含 め 目 標 面 積 は 1,200 m2とする 新 本 庁 舎 の1~3 階 は 業 務 の 性 質 上 低 層 階 に 設 けるべき 部 署 を 配 置 し また 4~5 階 は 機 械 室 を 配 置 する 必 要 があることから 災 害 対 策 機 能 については 6 階 以 上 で かつ 非 常 時 にエレベーターが 停 止 した 場 合 も 比 較 的 アクセスしやすい フロアに 配 置 する 多 目 的 防 災 スペース 災 害 発 生 時 には 低 層 部 に 設 けるセキュリティが 分 離 された 共 用 会 議 室 を 防 災 関 係 機 関 の 受 け 入 れ 等 に 利 用 できる 多 目 的 防 災 スペースに 転 用 する また アトリ ウム 及 び 広 場 についても 災 害 時 における 多 目 的 防 災 スペースとして 活 用 する 宿 直 用 附 帯 室 宿 直 用 の 附 帯 施 設 として 管 理 職 用 の 個 室 2 室 危 機 管 理 情 報 員 用 の 共 同 寝 室 2 室 共 同 シャワー 室 4 基 を 設 置 する ( 上 記 1,200 m2に 含 む ) ヘリポート 新 本 庁 舎 の 最 上 部 にはヘリポート(25m 25m)を 設 け 緊 急 時 の 離 発 着 が 行 え るようにする フロアレイアウトモデ ル 図 を 掲 載 第 4 回 委 員 会 ( 資 料 3) 3 3
3 市 長 関 連 機 能 市 長 室 関 連 諸 室 ア 市 長 室 副 市 長 室 市 長 室 副 市 長 室 の 面 積 は 総 務 省 基 準 補 正 値 以 下 で かつ 必 要 な 機 能 を 確 保 できる 規 模 として 350 m2 程 度 を 目 安 とする 市 長 は 災 害 発 生 時 には 災 害 対 策 本 部 長 となることから 災 害 対 策 本 部 室 に 近 接 したフロアに 配 置 する イ 秘 書 課 特 別 会 議 室 秘 書 課 の 事 務 室 及 び 特 別 会 議 室 は 市 長 室 副 市 長 室 と 同 じフロアに 配 置 する 特 別 会 議 室 の 面 積 は 現 状 と 同 程 度 の 約 100 m2とする ウ 講 堂 市 長 記 者 会 見 室 としての 機 能 は 記 者 会 見 室 (100 m2 程 度 )として 独 立 させる 行 事 用 講 堂 としての 機 能 については 大 規 模 研 修 会 議 機 能 と 合 わせて 研 修 大 会 議 室 (300 m2 程 度 )として 統 合 する エ 報 道 広 報 関 連 諸 室 報 道 広 報 担 当 部 署 の 事 務 室 記 者 クラブ 記 者 会 見 室 等 の 関 連 諸 室 は 市 長 室 関 連 諸 室 に 隣 接 するフロアに 配 置 する 記 者 クラブは 現 状 と 同 程 度 の 約 175 m2とし 記 者 会 見 室 については 前 述 のとおり 100 m2 程 度 とする 4 市 民 利 用 機 能 アトリウム( 半 屋 外 空 間 ) 低 層 棟 と 超 高 層 棟 の 間 に 屋 根 の 付 いた 半 屋 外 空 間 のアトリウムを 設 け 市 民 に 開 放 された 空 間 として 活 用 できるようにする 広 場 ( 第 2 庁 舎 跡 地 ) 第 2 庁 舎 跡 地 を 市 民 に 開 放 された 広 場 として 整 備 します また 本 庁 舎 敷 地 と 第 2 庁 舎 敷 地 を 分 断 している 市 道 を 含 めて 本 庁 舎 のアトリウムと 第 2 庁 舎 跡 地 の 広 場 を 一 体 的 に 利 用 できるような 方 策 を 検 討 する 官 民 協 働 の 会 議 イベントスペース 低 層 棟 及 び 超 高 層 棟 低 層 部 の 会 議 室 のセキュリティを 他 の 本 庁 舎 機 能 から 分 離 し 夜 間 や 土 日 休 日 等 も 含 め 官 民 協 働 の 会 議 イベントスペースとして 活 用 で きるようにする 情 報 プラザ アトリウムに 面 する 低 層 棟 の1 2 階 部 分 に 情 報 プラザを 設 置 し 本 市 の 刊 行 物 の 閲 覧 販 売 広 報 機 能 のほか 本 市 の 文 化 歴 史 観 光 などの 情 報 や 本 市 が 取 り 組 んでいる 様 々な 施 策 などのシティプロモーション 的 な 情 報 発 信 を 行 うス ペースとする カフェ アトリウムに 面 する 低 層 棟 の1 階 部 分 にカフェを 設 け 市 民 が 気 軽 に 利 用 できる ような 空 間 とする 展 望 ロビー 議 会 傍 聴 の 待 合 スペースとして 市 民 が 利 用 する 傍 聴 ロビーを 最 上 階 に 設 置 し 展 望 室 を 兼 ねるような 空 間 とし 超 高 層 の 建 物 から 川 崎 市 内 全 域 及 び 東 京 横 浜 方 面 を 一 望 できるようにする ロビーに 面 して カフェスタンドや 自 動 販 売 機 コーナーなどを 設 ける 5その 他 機 能 多 機 能 トイレ 車 いす オストメイト 対 応 の 多 機 能 トイレを 設 置 する 授 乳 室 乳 幼 児 を 連 れた 人 が 安 心 して 来 庁 できるよう 授 乳 室 を 適 切 な 場 所 に 設 置 する サーバー 室 サーバー 室 は 新 市 庁 舎 に 移 転 することが 妥 当 であると 考 えられ 750 m2 程 度 を 想 定 する 機 械 室 機 械 室 は 多 摩 川 の 氾 濫 による 冠 水 の 影 響 を 受 けないようにするため 地 上 階 に 設 置 することとし 低 層 階 に 必 要 な 行 政 機 能 が 配 置 される1~3 階 より 上 で か つ 将 来 の 機 械 のメンテナンス 更 新 時 にクレーンの 届 く4 5 階 のフロアへ 設 置 する 職 員 食 堂 本 庁 舎 周 辺 には 安 価 に 食 事 ができる 様 々な 飲 食 店 があるため 新 本 庁 舎 には 職 員 用 の 厚 生 施 設 としての 食 堂 は 設 置 しない 喫 煙 室 喫 煙 室 は 来 庁 者 が 利 用 可 能 な 場 所 に 設 けることとする 自 転 車 及 び 自 動 二 輪 車 の 駐 車 スペース 適 切 な 台 数 の 自 転 車 及 び 自 動 二 輪 車 の 駐 車 スペースを 確 保 する ごみ 置 き 場 ごみ 置 き 場 を 適 切 な 場 所 に 設 置 する その 他 の 特 殊 機 能 その 他 の 特 殊 機 能 は 今 後 現 状 を 踏 まえながら 必 要 面 積 を 適 宜 算 入 していく 4 4
(2) 議 会 機 能 議 場 議 場 ( 傍 聴 席 含 む )については 議 場 部 分 が 狭 く 傍 聴 席 についても 車 いすの 方 や 親 子 連 れが 使 いづらいなどの 課 題 があることから 議 員 1 人 あたり 10 m2( 現 在 の 1.46 倍 )を 確 保 することとし 10 m2/ 人 60 人 =600 m2を 確 保 する また 議 場 は 構 造 上 の 制 約 を 受 けにくい 高 層 部 に 配 置 する 議 会 関 連 諸 室 議 会 諸 室 の 面 積 については 総 務 省 基 準 に 基 づき 50 m2/ 人 60 人 =3,000 m2( 現 状 の 1.27 倍 )を 確 保 する 議 会 関 連 諸 室 は 議 場 に 近 接 して 高 層 部 に 配 置 し 行 政 事 務 機 能 との 動 線 分 離 等 に 配 慮 する (3) 施 設 配 置 イメージ 機 能 別 整 備 方 針 等 を 踏 まえると 新 本 庁 舎 の 施 設 配 置 空 間 構 成 のイメージは 図 のようになる なお 具 体 的 な 建 築 デザインは 現 時 点 で 確 定 したものではないた め 今 後 基 本 設 計 を 行 う 中 で 検 討 を 行 うこととする 7 本 庁 舎 の 規 模 及 び 概 算 事 業 費 事 業 手 法 スケジュール (1) 本 庁 舎 の 規 模 新 本 庁 舎 の 面 積 必 要 な 機 能 を 精 査 し 設 計 に 関 する 諸 条 件 を 踏 まえたうえで 面 積 規 模 を 算 定 し 第 5 回 本 庁 舎 等 建 替 基 本 計 画 検 討 委 員 会 に 提 示 する 予 定 (2) 概 算 事 業 費 金 額 に 関 しては 現 在 精 査 中 であり 想 定 される 床 面 積 や 建 築 設 備 仕 様 を 反 映 さ せた 事 業 費 を 第 5 回 本 庁 舎 等 建 替 基 本 計 画 検 討 委 員 会 に 提 示 する 予 定 なお 基 本 構 想 を 策 定 する 中 で 平 成 24 年 度 に 事 業 手 法 のシミュレーションを 行 った 際 は 新 本 庁 舎 の 床 面 積 や 建 築 設 備 仕 様 などが 未 定 だったため 一 般 的 なオフィスの 実 績 等 から 建 築 工 事 費 解 体 費 調 査 費 移 転 費 等 を 含 む 事 業 費 ( 民 間 ビルの 賃 料 を 除 く)を 約 370 億 円 と 設 定 していたが その 後 建 設 物 価 が 14% 程 度 上 昇 しており また 消 費 税 が5%から8%になっているため これらを 加 味 すると 事 業 費 は 相 当 程 度 増 加 することが 想 定 される (3) 事 業 手 法 従 来 方 式 DB 方 式 ( 設 計 施 工 一 括 発 注 方 式 ) PFI 方 式 の 比 較 に より 従 来 方 式 がメリットが 多 いと 考 えられるが 最 終 的 な 結 論 については 第 5 回 本 庁 舎 等 建 替 基 本 計 画 検 討 委 員 会 で 決 定 する 予 定 (4) 事 業 スケジュール 最 も 速 く 事 業 が 進 捗 した 場 合 には 新 本 庁 舎 の 完 成 は 平 成 34 年 度 第 2 庁 舎 跡 地 広 場 の 完 成 は 平 成 35 年 度 となるが 建 築 工 事 には 多 額 の 費 用 を 要 するため 仕 様 工 法 等 を 精 査 しながら 設 計 及 び 環 境 影 響 評 価 手 続 を 進 めたうえで 建 築 市 場 の 動 向 等 を 踏 まえ 適 切 な 進 捗 管 理 を 行 う 施 設 配 置 計 画 イメージ 図 を 掲 載 別 紙 参 照 5 5
別 紙 0 ( 6
施設配置計画イメージ図 ミニ広場 この図面は基本計画で想定されている施設配置やフロア構成等の考え方を基に 1つの例として示したモデルスタディであり 実際の建築計画は基本計画に示した範囲の中で今後検討していきます パースの建築デザインは建物を配置した場合の空間構成をイメージできるように作成した仮のデザインであり 実際のデザインは今後の検討とします 7