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Q5 育 児 休 業 を 請 求 する 際 の 事 務 手 続 は? A5 育 児 休 業 を 請 求 しようとする 職 員 は, 育 児 休 業 承 認 請 求 書 ( 様 式 第 1 号 )に 子 の 氏 名 や 請 求 する 期 間 等 を 記 入 し, 育 児 休 業 を 始 めようとする1

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(3) 育 児 休 業 (この 号 の 規 定 に 該 当 したことにより 当 該 育 児 休 業 に 係 る 子 について 既 にし たものを 除 く )の 終 了 後 3 月 以 上 の 期 間 を 経 過 した 場 合 ( 当 該 育 児 休 業 をした 教 職 員 が 当 該 育 児 休 業

 

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四 勤 続 20 年 を 超 え30 年 までの 期 間 については 勤 続 1 年 につき100 分 の200 五 勤 続 30 年 を 超 える 期 間 については 勤 続 1 年 につき100 分 の100 2 基 礎 調 整 額 は 職 員 が 退 職 し 解 雇 され 又 は 死 亡 した

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る 等 級 単 価 を 使 用 する ア. 健 康 保 険 料 を 徴 収 する 事 業 者 との 雇 用 関 係 に 基 づき 当 該 補 助 事 業 に 従 事 す る 者 ただし 役 員 及 び 日 額 または 時 給 での 雇 用 契 約 者 については 健 保 等 級 適 用 者 以 外

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2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

2 前 項 前 段 の 規 定 にかかわらず 年 俸 制 教 職 員 から 申 し 出 があった 場 合 においては 労 使 協 定 に 基 づき その 者 に 対 する 給 与 の 全 額 又 は 一 部 を 年 俸 制 教 職 員 が 希 望 する 金 融 機 関 等 の 本 人 名 義 の 口

(2) 懲 戒 については 戒 告 は 3 ヵ 月 減 給 は 6 ヵ 月 停 職 は 9 ヵ 月 4 病 気 休 暇 休 職 欠 勤 により 勤 務 しなかった 職 員 が 再 び 勤 務 するに 至 った 場 合 において 他 の 職 員 との 均 衡 上 必 要 があると 認 められるときは

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該 介 護 休 業 が 終 了 する 日 までに, 当 該 介 護 休 業 に 係 る 対 象 家 族 が 死 亡 したとき 又 は 離 婚, 婚 姻 の 取 消, 離 縁 等 により 当 該 介 護 休 業 に 係 る 対 象 家 族 との 親 族 関 係 が 消 滅 した とき (3) 配 偶

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職 員 の 等 に 関 する 条 例 第 24 条 の 承 認 は 正 規 の 勤 務 時 間 の 始 め 又 は 終 わりにおいて 30 分 を 単 位 として 行 う ものとする 2 育 児 を 原 因 とする 特 別 休 暇 を 承 認 されている 職 員 に 対 する の 承 認 については

●「高齢者医療運営円滑化等補助金」については、なぜ、本日の公開による再仕分けの対象事業に選定されたと認識しているか

平成21年9月29日

5 次 のいずれにも 該 当 する 従 業 員 は 子 が1 歳 6ヶ 月 に 達 するまでの 間 で 必 要 な 日 数 について 育 児 休 業 をするこ とができる なお 育 児 休 業 を 開 始 しようとする 日 は 原 則 として 子 の1 歳 の 誕 生 日 に 限 るものとする (1

とする この 場 合 育 児 休 業 中 の 期 限 付 職 員 が 雇 用 契 約 を 更 新 するに 当 たり 引 き 続 き 育 児 休 業 を 希 望 する 場 合 には 更 新 された 雇 用 契 約 期 間 の 初 日 を 育 児 休 業 開 始 予 定 日 として 育 児 休 業 申

2 前 項 に 定 める 日 に 支 給 する 給 与 は 総 額 給 与 を12 分 割 した 額 ( 以 下 給 与 月 額 という ) 扶 養 手 当 住 居 手 当 通 勤 手 当 単 身 赴 任 手 当 寒 冷 地 手 当 及 び 業 績 手 当 並 びに 前 月 分 の 超 過 勤 務

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Ⅲ 相 続 財 産 の 分 割 に 関 する 確 認 事 項 1 遺 言 がありますか? 有 遺 言 公 正 証 書 又 は 家 公 証 人 役 場 等 要 月 日 無 庭 裁 判 所 の 検 認 を 受 否 ( 通 ) けた 遺 言 書 2 死 因 贈 与 があります 有 贈 与 契 約 書 要

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Q7 従 業 員 に 対 する 現 物 給 付 は 報 酬 給 与 額 に 含 まれます A7 法 人 が 役 員 又 は 使 用 人 のために 給 付 する 金 銭 以 外 の 物 又 は 権 利 その 他 経 済 的 利 益 (いわ ゆる 現 物 給 与 )については 所 得 税 において 給

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( 月 額 で 支 給 されるもの) 扶 養 手 当 住 居 手 当 通 勤 手 当 ( 1 2) 単 身 赴 任 手 当 寒 冷 地 手 当 等 1 傷 病 手 当 金 出 産 手 当 金 又 は 休 業 手 当 金 ( 以 下 傷 病 手 当 金 等 という ) と 報 酬 との 調 整 につい

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となるため 退 職 をし かつ 引 き 続 き 国 家 公 務 員 等 として 在 職 (その 者 が 更 に 引 き 続 き 当 該 国 家 公 務 員 以 外 の 他 の 国 等 の 機 関 に 係 る 国 家 公 務 員 等 として 在 職 した 場 合 を 含 む )した 後 引 き 続 い

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(6) 31 年 以 上 の 期 間 については 1 年 につき100 分 の120 2 前 項 に 規 定 する 者 のうち 負 傷 若 しくは 病 気 ( 以 下 傷 病 という 傷 病 は 国 家 公 務 員 共 済 組 合 法 ( 昭 和 33 年 法 律 第 128 号 ) 第 81 条

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昨 年 今 年 退 職 した< 雇 用 保 険 に 関 すること> 1. 雇 用 保 険 ( 失 業 給 付 )を 受 給 予 定 (または 受 給 している) 雇 用 保 険 受 給 資 格 証 のコピー ( 退 職 日 基 本 日 額 処 理 状 況 のわかる 面 ) 日 額 3,611 円 未

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疑 義 照 会 ( ) 1. 新 規 届 P1 1~5 2. 事 業 所 全 喪 届 P3 1 3. 被 保 険 者 資 格 取 得 届 P4 1~21 4. 被 保 険 者 資 格 喪 失 届 P15 1 5. 被 保 険 者 所 属 選 択 二 以 上 事 業 所 勤 務 届 P16 1~4 6. 資 格 取 得 資 格 喪 失 等 確 認 請 求 書 P18 1 7. 被 保 険 者 資 格 取 得 証 明 書 交 付 申 請 書 P19 1 8. 被 扶 養 者 ( 異 動 ) 届 認 定 P20 1~8 9. 額 変 更 届 P23 1~24

10. 額 算 定 基 礎 届 P34 1~4 11. 育 児 休 業 等 取 得 者 申 出 書 ( 新 規 延 期 ) P37 1~2 12. 育 児 休 業 等 終 了 時 報 酬 月 額 変 更 届 P38 1~4 13. 養 育 期 間 標 準 報 酬 月 額 特 例 申 出 書 P40 1~3 14. 年 金 手 帳 再 交 付 申 請 書 P41 1 15. 被 保 険 者 氏 名 変 更 ( 訂 正 ) 届 P42 1 16. 額 ( 基 準 日 ) 届 ( 月 額 変 更 ) P43 1~2 17. 記 録 問 題 関 係 P44 1~4 18.その 他 P46 1~2

疑 義 照 会 ( ) ( 案 件 ) 名 称 条 文 ) 新 規 届 1 任 意 事 業 所 の 新 規 届 の 添 付 書 類 ( 公 租 公 課 の 領 収 書 )につ いて 昭 和 38 年 7 月 25 日 保 発 第 23 号 任 意 事 業 所 の 保 険 料 の 滞 納 が 生 じるおそれがないかを 確 認 するため 公 租 公 課 の 納 入 状 況 の 確 認 が 必 要 であり 公 租 公 課 とは 所 得 税 ( 国 税 ) 事 業 税 及 び 市 町 村 民 税 ( 地 方 税 ) 国 民 年 金 保 険 料 国 民 健 康 保 険 料 の5 種 類 となりますが 申 請 直 前 まで 事 業 主 が 厚 生 年 金 被 保 険 者 であった 場 合 や 起 業 間 もない 場 合 は 公 租 公 課 の 領 収 書 が 存 在 しない 場 合 があります 確 認 できる 添 付 書 類 が 皆 無 の 場 合 は 年 月 日 は 後 日 とし 事 業 実 績 及 び 公 租 公 課 の 納 入 状 況 を 確 認 した 上 で すべきでしょうか 任 意 事 業 所 の 認 可 については 事 業 所 と 被 保 険 者 となるべき 者 との 使 用 関 係 が 明 確 であり かつ 安 定 しているものについて 認 可 するこ ととし 偽 装 雇 用 等 実 態 的 要 件 を 欠 くものについて 認 可 することのな いよう 注 意 ( 従 業 員 五 人 未 満 の 事 業 所 等 に 使 用 される 者 に 係 る 健 康 保 険 の について ( 昭 和 38 年 7 月 25 日 保 発 第 23 号 ))しなければなら ないため 原 則 3ヵ 月 以 上 の 事 業 実 績 を 確 認 することとしています そして 上 記 通 知 によれば 過 去 における 公 租 公 課 の 納 入 状 況 等 か らみて 保 険 料 の 滞 納 が 生 じるおそれが 大 であると 認 められる 事 業 所 については 認 可 しない ことになっています したがって 任 意 事 業 所 については 事 業 実 態 及 び 明 確 かつ 安 定 した 使 用 関 係 を 確 認 できる 時 点 において することになるため その 時 点 においては 通 常 添 付 書 類 の 確 認 をすることが 可 能 と 考 えられます 事 業 実 態 が 確 認 できる 時 点 において 公 租 公 課 の 納 入 を 証 明 するもの の 一 部 提 出 が 可 能 であり それを 基 に 保 険 料 の 滞 納 が 生 じるおそれ について 確 認 できるならば それにより 認 可 の 判 断 をすることになりま す 新 規 届 2 任 意 事 業 所 の 新 規 時 の 添 付 書 類 ( 公 租 公 課 )について 昭 和 38 年 7 月 25 日 保 発 第 23 号 公 的 機 関 等 の 一 部 ではありませんが 県 や 市 の 補 助 を 受 けて 商 工 会 議 所 が 複 数 の 法 人 を 構 成 員 としてひとつの 協 議 会 を 設 立 したため 社 会 保 険 加 入 の 相 談 がありました 被 保 険 者 となるべき 人 数 は3 名 で 代 表 者 となる 会 長 は 理 事 等 の 互 選 により 選 出 されています この 協 議 会 は 法 人 ではなく 5 名 未 満 のため 任 意 事 業 所 となるため 公 租 公 課 の 納 入 を 証 明 するものを 提 出 してもらうこととなりますが 代 表 者 は 従 来 か ら 法 人 事 業 所 の 事 業 主 であり 今 後 もその 状 況 は 変 わらず 所 得 税 と 市 町 村 民 税 は 勤 務 している 法 人 事 業 所 から 天 引 きされ 国 民 年 金 保 険 料 と 国 民 健 康 保 険 料 は と 全 国 健 康 保 険 協 会 管 掌 健 康 保 険 加 入 のため 存 在 しませ ん また この 場 合 の 代 表 者 は 実 態 としては 純 粋 な 個 人 事 業 所 の 事 業 主 とは 意 味 合 いが 違 うと 思 われます 仮 に 代 表 者 が 経 営 する 事 業 所 が 各 種 税 や 社 会 保 険 料 を 滞 納 していたとしても 協 議 会 を した 後 協 議 会 そのものが 社 会 保 険 料 を 滞 納 する 可 能 性 は 低 いと 思 われます そのため 規 約 等 で 協 議 会 の 設 立 状 況 や 運 営 方 法 等 が 確 認 できれば 名 目 上 の 代 表 者 の 公 租 公 課 の 確 認 は 省 略 する 取 扱 いとして 差 し 支 えないでしょうか 任 意 事 業 所 の 新 規 においては 事 業 実 態 及 び 安 定 した 使 用 関 係 を 確 認 した 上 で 認 可 することになりますが これを 確 認 するための 資 料 ( 例 えば 事 業 所 の 運 営 資 金 の 財 源 などが 確 認 できる 資 料 など)に より 保 険 料 を 滞 納 するおそれがないと 確 認 することができるならば マ ニュアルに 規 定 する 公 租 公 課 の 納 入 を 証 明 する 書 類 を 添 付 できない 又 は 事 業 主 の 公 租 公 課 の 納 入 状 況 では 事 業 所 の 保 険 料 を 滞 納 する おそれがないと 確 認 できない 場 合 においても この 確 認 により 認 可 の 要 否 の 判 断 を 行 うことになります 新 規 届 3 新 規 届 にお ける 年 月 日 の 遡 及 について 昭 和 31 年 6 月 20 日 保 険 発 第 102 号 新 規 年 月 日 については 原 則 として 受 付 日 あるいは 提 出 月 の1 日 となって います 平 成 20 年 11 月 に 法 人 登 記 がされ 平 成 21 年 1 月 より 事 業 を 開 始 した 被 保 険 者 が 代 表 者 のみの 事 業 所 が 2 年 遡 及 しての を 強 く 希 望 し 保 険 料 も 一 括 して 納 付 することを 確 認 しています また 傷 病 手 当 金 等 の 請 求 もないということ ですが 事 業 実 態 報 酬 の 確 認 ができれば 事 業 開 始 時 からの として 差 し 支 えないでしょうか 年 月 日 を 原 則 として 受 付 日 あるいは 提 出 月 の1 日 とするのは 標 準 的 な 取 扱 いを 示 したものです したがって 諸 帳 簿 等 で 確 認 し 事 業 実 態 を 備 えた 日 を 特 定 できるならば その 日 から 事 業 所 としての 要 件 を 満 たすことになるため 確 認 請 求 がなされた 場 合 に 限 らず その 日 (2 年 以 上 遡 及 する 場 合 は2 年 遡 及 する 日 )を 年 月 日 とする 新 規 適 用 を 認 めることになります 新 規 届 4 獣 医 師 の 個 人 事 業 所 にかかる 新 規 について 法 第 6 条 健 康 保 険 法 第 3 条 第 3 項 第 31 条 事 業 所 のうち 法 人 でない 事 業 所 については 常 時 5 人 以 上 の 従 業 員 を 使 用 するもの とされています 今 回 個 人 経 営 である 獣 医 師 の 事 業 所 ( 犬 猫 病 院 )の 事 業 主 より 常 時 5 人 以 上 の 従 業 員 を 使 用 しているものであるが 当 該 事 業 は 強 制 事 業 所 に 該 当 する か との 照 会 がありました 当 該 事 業 は 医 療 業 保 健 衛 生 又 は その 他 のサービス 業 に 分 類 されるもの と 考 えますが 強 制 とすべきかご 教 示 願 います 法 及 び 健 康 保 険 法 の 事 業 所 は 法 第 6 条 第 1 項 及 び 健 康 保 険 法 第 3 条 第 3 項 によりその 事 業 が 定 められて いますが 健 康 保 険 法 の 解 釈 と 運 用 等 によれば 獣 医 師 の 事 業 所 は 法 健 康 保 険 法 の 強 制 の 判 断 をするにあたって は 各 法 に 規 定 されているカ( 疾 病 の 治 療 助 産 その 他 医 療 の 事 業 )に 含 まれると 解 されているため 強 制 事 業 所 として 取 り 扱 うことになり ます 1

疑 義 照 会 ( ) ( 案 件 ) 名 称 条 文 ) 新 規 届 5 労 働 保 険 事 務 組 合 の 新 規 時 の 取 扱 いについ て - 法 人 格 を 持 たない 労 働 保 険 事 務 組 合 のような 事 業 所 の 新 規 時 の 取 扱 いは どの 様 に 行 えば 良 いでしょうか 通 常 法 人 格 を 持 たないが 実 質 的 には 法 人 と 変 わらない 団 体 を 権 利 能 力 な き 社 団 と 呼 ぶようですが 関 連 性 を 含 めて 以 下 の 観 点 から をお 願 いしま す (1) 権 利 能 力 なき 社 団 は 強 制 事 業 所 になるのか? (2) 労 働 保 険 事 務 組 合 は 権 利 能 力 なき 社 団 に 該 当 するのか? (3) 具 体 的 にどのような 確 認 により 権 利 能 力 なき 社 団 と 判 断 するのか? 権 利 能 力 なき 社 団 は 法 人 格 を 有 していないため 常 時 5 人 以 上 の 従 業 員 を 使 用 している 場 合 を 除 き 強 制 事 業 所 には 該 当 しませ ん 次 に 労 働 保 険 事 務 組 合 が 権 利 能 力 なき 社 団 に 該 当 するか 否 かに なりますが こちらは 組 織 の 外 形 や 名 称 のみによって 判 断 することは できませんので 注 意 が 必 要 となります ( 法 人 格 を 有 している 労 働 保 険 事 務 組 合 もあります) 具 体 的 な 要 件 としては 団 体 としての 組 織 を 備 え 多 数 決 の 原 則 が 行 われ その 構 成 員 の 変 更 にかかわらず 団 体 が 存 続 し その 組 織 にお いて 代 表 の 方 法 総 会 の 運 営 財 産 の 管 理 団 体 としての 主 要 な 点 が 確 定 していることが 過 去 の 最 高 裁 判 例 で 示 されています また 権 利 能 力 なき 社 団 を 判 断 するに 当 たり 最 もわかりやすい 一 例 として 税 法 上 の 人 格 のない 社 団 等 というものがあります 納 税 証 明 書 等 により 確 認 してください なお 権 利 能 力 なき 社 団 に 勤 務 する 従 業 員 の 扱 いについては 昭 和 24 年 7 月 28 日 保 発 第 74 号 通 知 法 人 の 代 表 者 又 は 業 務 執 行 者 の 被 保 険 者 資 格 について に 基 づき 通 常 の 任 意 事 業 所 とは 異 なり 代 表 者 を 含 む 従 業 員 すべてを 被 保 険 者 として することとなります 2

疑 義 照 会 ( ) ( 案 件 ) 名 称 条 文 ) 事 業 所 全 喪 届 1 ホールディングス 設 立 に 伴 う 関 係 について - 既 事 業 所 が 会 社 分 割 しホールディングスとする(ホールディングスの 被 保 険 者 は0 人 )とともに 既 事 業 所 と 全 く 同 じ 商 号 及 び 所 在 地 で 新 会 社 を 設 立 し 新 会 社 に 事 業 ( 従 業 員 権 利 義 務 ただし 一 部 の 資 産 負 債 除 く)を 継 承 して 従 来 どおりの 事 業 を 行 う 今 回 の 案 件 では 従 業 員 全 員 ( 約 1,500 人 )が 新 会 社 ( 商 号 所 在 地 変 更 なし) に 移 行 することになるが 事 業 内 容 や 人 事 労 務 給 与 管 理 等 に 全 く 変 更 がない ため 事 業 所 の 同 一 性 が 実 態 的 に 存 続 すると 認 められるときは 得 喪 処 理 を 行 わ ない 対 応 でよろしいかご 教 示 いただきたい また その 場 合 上 記 内 容 を 確 認 す るために 必 要 な 書 類 等 も 併 せてご 教 示 いただきたい 1: に 関 する 取 扱 い ホールディングス 設 立 前 後 における 分 割 前 の 既 事 業 所 ( 以 下 旧 A 社 という )と 新 設 会 社 ( 以 下 新 A 社 という )について 以 下 の 要 件 等 により 実 態 として 事 業 所 の 同 一 性 継 続 性 が 確 認 できる 場 合 に 限 り 既 事 業 所 が 存 続 しているものとして 取 扱 います ( 旧 A 社 から 新 A 社 への 得 喪 処 理 は 発 生 しません ) 1ホールディングスは 新 設 分 割 ( 1) 以 降 事 業 所 としての 要 件 を 備 えていないこと ( 被 保 険 者 となるべき 者 が 存 在 しない ) 2 新 A 社 に 対 して 旧 A 社 より 債 権 債 務 の 引 継 が 行 われていること ( 一 部 引 き 継 がれる 場 合 は 保 険 料 の 支 払 い 等 社 会 保 険 関 係 の 権 利 義 務 が 引 き 継 がれること ) 3 新 A 社 が 旧 A 社 より 同 一 の 所 在 地 において 従 業 員 を 引 き 継 ぎ 事 業 を 行 うこと 等 により 同 一 事 業 所 としての 外 観 を 備 えていること 2: 具 体 的 事 務 事 業 所 から 事 前 に 具 体 的 な 相 談 があった 際 には 下 表 の 確 認 書 類 によって 事 業 所 の 同 一 性 継 続 性 を 判 断 して 下 さい なお 事 前 確 認 において 疑 義 等 が 生 じた 場 合 は 必 要 に 応 じて 事 後 確 認 を 行 って 下 さい 要 件 確 認 書 類 必 要 に 応 じて 事 後 確 認 1 分 割 法 人 が 事 業 所 としての 要 件 を 備 え ないこと 左 記 要 件 を 確 認 でき る 計 画 ( 予 定 ) 書 類 等 組 織 図 出 向 辞 令 人 件 費 計 上 の 有 無 等 2 債 権 債 務 の 引 継 が 行 われること 3 同 一 事 業 所 としての 外 観 を 備 えること 新 設 分 割 計 画 ( 2) 債 権 債 務 引 継 書 等 取 締 役 会 資 料 等 新 設 分 割 計 画 取 締 役 ( 所 在 地 ) 新 設 の 登 記 簿 会 資 料 社 員 向 け 説 明 ( 従 業 員 ) 出 勤 簿 賃 金 台 帳 資 料 等 ( 事 業 ) 承 認 が 確 認 で きる 資 料 等 確 認 書 類 は 一 例 ですので 各 要 件 が 判 断 できる 書 類 により 確 認 し て 下 さい 事 後 に 相 談 があった 場 合 には 事 後 確 認 の 書 類 によって 判 断 して 下 さい 3: 備 考 当 該 取 扱 いは 今 回 のホールディングス 設 立 に 限 定 したものではな く その 他 の 事 案 においても 上 記 により 実 態 として 事 業 所 の 同 一 性 継 続 性 が 確 認 できる 場 合 は 同 様 の 取 扱 いとなります 1 一 又 は 二 以 上 の 株 式 会 社 又 は 合 同 会 社 がその 事 業 に 関 して 有 する 権 利 義 務 の 全 部 又 は 一 部 を 分 割 により 設 立 する 会 社 に 承 継 させる ことをいう 2 会 社 法 により 新 設 分 割 の 際 に 作 成 を 義 務 付 けられており 承 継 す る 資 産 債 務 雇 用 契 約 その 他 の 権 利 義 務 等 に 関 する 事 項 を 定 めなけ ればならない 3

疑 義 照 会 ( ) ( 案 件 ) 名 称 条 文 ) 被 保 険 者 資 格 取 得 届 1 2 月 以 内 の 期 間 を 定 めて 使 用 され る 者 の 被 保 険 者 資 格 について 法 第 12 条 第 2 号 健 康 保 険 法 第 3 条 第 1 項 第 2 号 職 員 の 採 用 において 常 勤 非 常 勤 に 限 らず 全 ての 職 員 は 2ヵ 月 間 の 雇 用 契 約 を 結 び 2ヵ 月 間 の 契 約 満 了 時 に 本 人 の 意 思 確 認 を 行 い 勤 務 態 度 能 力 業 務 量 などを 勘 案 し 契 約 を 見 直 した 上 で 希 望 者 については 再 契 約 を 行 っていま す こういったケースの 場 合 当 初 2ヵ 月 間 の 有 期 雇 用 契 約 期 間 は 臨 時 に 使 用 される 者 として 社 会 保 険 の 除 外 として 取 り 扱 ってもよいでしょうか 臨 時 に 使 用 される 者 とは 使 用 関 係 の 実 態 が 臨 時 的 である 者 と 解 さ れます 事 業 所 において 継 続 的 な 使 用 関 係 に 入 る 当 初 身 分 的 な 意 味 で 一 定 期 間 を 臨 時 の 使 用 人 あるいは 試 用 期 間 という 取 扱 いをしても ご 照 会 の 場 合 のように 継 続 的 な 使 用 関 係 が 認 められる 場 合 は 採 用 当 初 から 被 保 険 者 として 扱 うことになります 4

疑 義 照 会 ( ) ( 案 件 ) 名 称 条 文 ) 被 保 険 者 資 格 取 得 届 2 法 人 の 代 表 者 の 被 保 険 者 資 格 に ついて 昭 和 27 年 12 月 4 日 保 文 発 第 7241 号 昭 和 32 年 2 月 21 日 保 文 発 第 1515 号 疑 義 照 会 では 法 人 の 経 営 に 対 する 参 画 を 内 容 とする 経 常 的 な 労 務 の 提 供 であり かつ その 報 酬 が 当 該 業 務 の 対 価 として 当 該 法 人 より 経 常 的 に 支 払 い を 受 けるものであるかを 基 準 として 判 断 されたい として 判 断 の 材 料 例 が 示 され ていますが 以 下 の 点 についてご 教 示 ください 1. 代 表 者 は 仮 に 不 定 期 な 出 勤 であっても(どこにいても) 役 員 への 連 絡 や 職 員 へ の 指 揮 命 令 はできると 思 われますが 定 期 的 な 出 勤 がひとつの 条 件 でしょうか 2. 役 員 が 経 営 状 況 に 応 じて 報 酬 を 下 げる 例 は 多 くあり 役 員 報 酬 は 最 低 賃 金 法 に 当 てはまらないため 中 には 数 円 というところもあります 労 務 の 対 価 として 経 常 的 に 受 ける 報 酬 が 月 に 数 円 の 場 合 社 会 保 険 への 加 入 はできないのでしょ うか 報 酬 が 社 会 通 念 上 労 務 の 内 容 に 相 応 しい 金 額 ( 社 会 保 険 へ 加 入 できる 最 低 額 )とは 具 体 的 にいくらでしょうか 3. 実 費 弁 償 程 度 の 水 準 にとどまっていないか とありますが 実 費 弁 償 程 度 とし て 対 象 になるのは 主 に 通 勤 費 ( 手 当 )のことでしょうか 通 勤 手 当 をもって 役 員 報 酬 としている 場 合 通 勤 手 当 は 報 酬 に 含 め 実 費 弁 償 的 なものと 異 なり 報 酬 に 含 める と 解 釈 されていますが ( 上 記 2.と 同 様 ) 社 会 保 険 への 加 入 対 象 にならな いのでしょうか また 加 入 できるとして 通 勤 手 当 ( 役 員 報 酬 )の 額 が 変 更 となった 場 合 は 固 定 給 の 変 動 には 当 たらないのでしょうか 1.については 事 業 所 に 定 期 的 に 出 勤 している 場 合 は 法 人 の 経 営 に 対 する 参 画 を 内 容 とする 経 常 的 な 労 務 の 提 供 であり かつ その 報 酬 が 当 該 業 務 の 対 価 として 当 該 法 人 より 経 常 的 に 支 払 いを 受 けるもの である との 判 断 の 要 素 にはなりますが 本 来 法 人 の 代 表 者 としての 職 務 は 事 業 所 に 出 勤 したうえでの 労 務 の 提 供 に 限 定 されるものではない ことから 定 期 的 な 出 勤 がないことだけをもって 被 保 険 者 資 格 がないと いう 判 断 にはならないと 考 えます 定 期 的 な 出 勤 は 経 常 的 な 労 務 の 提 供 を 判 断 する 一 つの 要 素 であ り 定 期 的 な 出 勤 がないことだけをもって 被 保 険 者 資 格 がないとする ものではありません 2.については 昭 和 24 年 7 月 28 日 保 発 第 74 号 通 知 で 役 員 であっても 法 人 から 労 務 の 対 償 として 報 酬 を 受 けている 者 は 法 人 に 使 用 される 者 として 被 保 険 者 とする とされていますが 一 方 役 員 については ご 照 会 の 事 例 のように 経 営 状 況 に 応 じて 給 料 を 下 げる 例 は 多 く この ような 場 合 は 今 後 支 払 われる 見 込 みがあり 一 時 的 であると 考 えられる ため 低 報 酬 金 額 をもって 資 格 喪 失 させることは 妥 当 でない ことから 総 合 的 な 判 断 が 必 要 であり 最 低 金 額 を 設 定 し その 金 額 を 下 回 る 場 合 は 被 保 険 者 資 格 がないとするのは 妥 当 ではありません また 疑 義 照 会 については 一 般 的 な 例 を 示 しているものであ り 社 会 通 念 上 ご 照 会 の 事 例 のように 業 務 の 内 容 に 対 して 1 円 の 報 酬 しかないなど 内 容 に 相 応 しいものかどうか 疑 わしい 場 合 は 報 酬 決 定 に 至 った 経 過 その 他 常 用 的 使 用 関 係 と 判 断 できる 働 き 方 ( 多 くの 職 を 兼 ねていないかどうか 業 務 の 内 容 等 )であるかなどを 調 査 し 判 断 してください 3.については 実 費 弁 償 程 度 の 水 準 については 主 に 会 議 に 出 席 す るための 旅 費 業 務 を 遂 行 するために 必 要 となった 経 費 について 一 旦 立 替 払 いし これに 対 して 事 業 所 が 弁 償 等 のみのために 支 払 す る 費 用 をもって 報 酬 としている 場 合 を 想 定 しているものであり もともと 報 酬 ではないので 法 人 の 経 営 に 対 する 参 画 を 内 容 とする 労 務 の 対 価 には 該 当 しないと 考 えます ただし この 弁 償 等 行 う 金 額 を 超 え 定 期 的 に 支 払 われているような 場 合 は 報 酬 と 見 るべきと 考 えます 以 上 のことから 疑 義 照 会 の 判 断 の 材 料 例 は 一 例 であり 優 先 順 位 づけはなく 複 数 の 判 断 材 料 により あくまでも 実 態 に 基 づき 総 合 的 に 判 断 してください なお 疑 義 が 生 じた 場 合 は 実 態 を 聞 き 取 ったうえで 具 体 的 事 例 に 基 づき 照 会 してください ご 照 会 の 事 例 においては 常 用 的 使 用 関 係 と 判 断 できる 働 き 方 であれば 被 保 険 者 資 格 を 認 めて 差 し 支 えありませ ん 5

疑 義 照 会 ( ) ( 案 件 ) 名 称 条 文 ) 被 保 険 者 資 格 取 得 届 3 東 日 本 大 震 災 に より 通 勤 経 路 又 は 通 勤 手 段 が 変 更 となった 場 合 に 支 払 われる 交 通 費 について 法 第 3 条 第 1 項 第 3 号 健 康 保 険 法 第 3 条 第 5 項 昭 和 32 年 2 月 21 日 保 文 発 第 1515 号 東 日 本 大 震 災 の 影 響 による 計 画 停 電 により 通 常 の 通 勤 経 路 により 通 勤 するこ とができなくなったため 別 の 通 勤 経 路 又 は 別 の 通 勤 手 段 により 通 勤 することに なった 場 合 支 払 われる 交 通 費 ( 以 下 代 替 交 通 費 という )は 報 酬 に 含 みます か また 報 酬 に 含 む 場 合 は 本 年 4 5 6 月 に 支 払 われた 場 合 は 通 常 報 酬 として 定 時 決 定 に 算 入 しますか もしくは 賞 与 となりますか なお 代 替 交 通 費 は 当 該 事 業 所 の 社 内 諸 規 定 において 東 日 本 大 震 災 前 から 定 められていました 報 酬 とは 労 働 者 が 自 己 の 労 働 を 提 供 し その 対 償 として 受 けるもの で 常 時 又 は 定 期 に 受 け 労 働 者 の 通 常 の 生 計 に 充 てられるものとさ れ 通 常 の 通 勤 経 路 における 通 勤 手 当 については その 実 体 が 経 常 的 実 質 的 収 入 の 意 義 を 有 するものとして 報 酬 に 含 むものとされていま す また 東 日 本 大 震 災 の 影 響 による 計 画 停 電 は 電 力 需 要 が 気 象 条 件 により 大 きく 左 右 されるため 長 期 間 の 確 実 な 実 施 計 画 を 立 てることが 困 難 であり その 実 施 は 最 小 限 の 範 囲 で 済 むよう 直 前 までの 電 気 の 供 給 力 確 保 や 需 要 の 状 況 により 最 終 的 に 決 定 することとされていま す したがって 計 画 停 電 の 実 施 に 伴 い 通 常 の 通 勤 の 経 路 及 び 手 段 以 外 の 方 法 で 通 勤 した 場 合 に 支 給 される 交 通 費 については 支 給 事 由 の 発 生 が 不 確 定 で 偶 発 的 なものであり また 職 務 を 遂 行 するため 旅 行 した 場 合 に 支 給 される 出 張 旅 費 等 の 実 費 弁 償 的 なものであると 考 えられる ことから 報 酬 に 含 まないものとして 取 り 扱 うことになります 本 件 については 計 画 停 電 の 実 施 に 伴 い 通 常 の 通 勤 の 経 路 及 び 手 段 以 外 の 方 法 で 通 勤 した 場 合 の 交 通 費 と 通 勤 手 当 の 額 を 比 較 し 当 該 交 通 費 が 通 勤 手 当 の 額 を 上 回 った 場 合 に 限 り 差 額 を 支 給 することに していますが この 差 額 の 支 給 事 由 の 発 生 は 計 画 停 電 の 実 施 に 伴 う 不 確 定 で 偶 発 的 なものであり 実 費 相 当 額 の 交 通 費 に 基 づいて 差 額 を 算 定 していることから 実 費 弁 償 的 なものと 考 えられ 報 酬 に 含 まない ものとして 取 り 扱 うことにします 被 保 険 者 資 格 取 得 届 4 一 時 帰 休 中 に 嘱 託 として 再 雇 用 さ れた 者 の 取 得 時 報 酬 月 額 につい て 法 第 22 条 第 1 項 健 康 保 険 法 第 42 条 第 1 項 平 成 8 年 4 月 8 日 保 文 発 第 269 号 庁 文 発 第 1431 号 平 成 22 年 6 月 10 日 保 保 発 年 年 発 年 管 発 0610 第 1 号 昭 和 50 年 3 月 29 日 保 険 発 第 25 号 庁 保 険 発 第 8 号 平 成 21 年 3 月 から 予 定 では 平 成 24 年 2 月 まで 一 時 帰 休 として 被 保 険 者 に 対 して 休 業 手 当 が 支 給 されます この 状 況 で 特 別 支 給 の 老 齢 厚 生 年 金 の 受 給 権 者 であ る 被 保 険 者 が 嘱 託 として 平 成 23 年 5 月 に 再 雇 用 されたことにより 資 格 取 得 届 を 提 出 する 際 雇 用 契 約 上 の 報 酬 月 額 を 記 載 するか 実 際 の 報 酬 に 対 して8 割 休 業 手 当 を 支 給 した 場 合 の 報 酬 月 額 を 記 載 するべきかご 教 示 願 います 法 第 22 条 健 康 保 険 法 第 42 条 により 被 保 険 者 の 資 格 を 取 得 した 日 の 現 在 の 報 酬 の 額 を 基 に 資 格 取 得 時 の 標 準 報 酬 月 額 を 決 定 するとされているため 実 際 に 支 給 される 休 業 手 当 により 決 定 する ことになります 6

疑 義 照 会 ( ) ( 案 件 ) 名 称 条 文 ) 被 保 険 者 資 格 取 得 届 5 最 低 賃 金 法 除 外 者 等 に 係 る 対 応 について 労 働 基 準 法 第 28 条 被 保 険 者 資 格 取 得 届 に 記 載 されている 報 酬 が60,000 円 となっていたため 確 認 最 低 賃 金 とは 最 低 賃 金 法 に 基 づき 国 が 賃 金 の 最 低 限 度 を 定 最 低 賃 金 法 第 2 条 第 したところ1 日 8 時 間 で 月 21 日 出 勤 でした 当 県 の 最 低 賃 金 を 下 回 っていますが め 使 用 者 は その 最 低 賃 金 額 以 上 の 賃 金 を 労 働 者 に 支 払 わなけれ 7 条 届 出 の 者 は 役 員 ではないが 同 居 の 親 族 のみで 事 業 を 行 っている 事 業 所 のた め 最 低 賃 金 法 は されない との 説 明 がありました 被 保 険 者 取 得 届 につい て 最 低 賃 金 より 低 い 報 酬 で 届 出 された 場 合 の 取 扱 いについて 照 会 します ばならないとする です したがって 常 用 的 使 用 関 係 のある 適 正 な 被 保 険 者 として 被 保 険 者 資 格 取 得 届 の 提 出 があり 記 載 された 報 酬 月 額 が 最 低 賃 金 法 に 抵 触 する 疑 いがある 場 合 については 最 低 賃 金 法 に 基 づく 最 低 賃 金 額 以 上 の 適 正 な 賃 金 によって 標 準 報 酬 月 額 を 決 定 すべきであることから 事 業 主 に 最 低 賃 金 の 対 象 となる 賃 金 が 最 低 賃 金 額 を 下 回 っていないか 最 寄 りの 労 働 基 準 監 督 署 にご 確 認 いただくよう 理 解 を 求 め 下 回 ってい ることが 明 らかになれば 労 働 基 準 監 督 署 の 指 導 の 下 に 賃 金 を 是 正 し ていただき 最 低 賃 金 法 に 抵 触 しない 適 正 な 報 酬 月 額 を 設 定 していた だくことになります 仮 に 最 低 賃 金 額 より 低 い 賃 金 を 労 働 者 使 用 者 双 方 の 合 意 のうえで 定 めても それは 法 律 によって 無 効 とされ 最 低 賃 金 額 と 同 額 の 定 めをしたものとされます ただし 同 居 の 親 族 のみを 使 用 する 事 業 又 は 事 務 所 に 使 用 される 者 及 び 家 事 使 用 人 である 場 合 については 最 低 賃 金 法 が される 労 働 者 から 除 かれているため 事 業 主 に 当 該 者 であることの 確 認 を 行 い 確 認 した 事 項 を 被 保 険 者 資 格 取 得 届 の 備 考 欄 等 に 付 記 し 最 低 賃 金 の を 受 けないものとして 取 り 扱 うことにします また 使 用 者 が 都 道 府 県 労 働 局 長 の 許 可 を 受 けることを 条 件 として 個 別 に 最 低 賃 金 の 減 額 の 特 例 が 認 められている 特 定 の 労 働 者 について は 事 業 主 に 当 該 特 定 の 労 働 者 であること 及 び 賃 金 として 支 払 を 予 定 している 額 の 確 認 を 行 い 確 認 した 事 項 を 被 保 険 者 資 格 取 得 届 の 備 考 欄 等 に 付 記 し 最 低 賃 金 の 履 行 が 確 保 されているものとして 取 り 扱 うことにします 被 保 険 者 資 格 取 得 届 6 短 時 間 就 労 者 の について 昭 和 55 年 6 月 6 日 内 か ん 今 後 正 社 員 と 同 じ 仕 事 内 容 のパートタイマーを 雇 う 予 定 です 正 社 員 の 就 業 は 年 間 271 日 出 勤 (1ヵ 月 平 均 22.5 日 )1 日 7.5 時 間 勤 務 で 隔 週 土 曜 日 出 勤 のため 1 週 間 の 勤 務 時 間 は 平 均 39 時 間 になります パートタイマーの1 日 の 勤 務 時 間 は 正 社 員 と 同 じ7.5 時 間 ですが 出 勤 日 数 は 月 により 変 動 し4 分 の3を 前 後 する 日 数 に なる 見 込 みです 年 間 での 月 平 均 出 勤 日 数 で 正 社 員 と 比 べることは 可 能 でしょう か また 4 分 の3を 超 える 月 が 年 間 何 月 以 上 で になり 出 勤 日 数 のおおむね 4 分 の3に 該 当 する 日 数 の 幅 の 目 安 がありましたらご 教 示 願 います 1 日 の 就 業 時 間 が 正 社 員 と 同 じこと また4 分 の3を 前 後 する 日 数 にな ると 見 込 まれていることから おおむね4 分 の3に 該 当 し 被 保 険 者 とし て と 判 断 します 7

疑 義 照 会 ( ) ( 案 件 ) 名 称 条 文 ) 被 保 険 者 資 格 取 得 届 7 季 節 的 業 務 に 使 用 される 者 にか かる 除 外 に ついて 法 第 12 条 季 節 的 業 務 に 使 用 する 者 を 雇 用 している 事 業 所 において 11 月 中 旬 から 翌 年 3 月 10 日 までの 雇 用 契 約 期 間 を 定 めて4ヵ 月 以 内 で 雇 用 される 除 外 の 従 業 員 が 3 月 11 日 以 降 も 引 き 続 き 雇 用 された 場 合 は 被 保 険 者 となるのか また 被 保 険 者 となる 場 合 には 資 格 取 得 日 はいつになるのか ご 教 示 願 います なお 季 節 的 業 務 自 体 の 営 業 期 間 は11 月 から3 月 までの5ヵ 月 間 であるが 従 業 員 の 雇 用 に 当 たって 雇 い 入 れ 時 に4ヵ 月 以 内 の 期 間 を 定 めて 雇 用 契 約 を 締 結 し ており 営 業 期 間 を 考 慮 すれば 雇 用 期 間 は4ヵ 月 以 上 となることが 十 分 考 えられる が 契 約 時 の 雇 用 期 間 を 延 長 して 雇 用 している 状 況 であり 客 観 的 には 逃 れ とも 推 測 できる 季 節 的 業 務 とは 季 節 によりなす 業 務 とされ 季 節 的 業 務 に 使 用 される 者 は 一 般 的 には 被 保 険 者 の 範 囲 から 除 外 されますが その 者 が 当 初 から4ヵ 月 を 超 える 予 定 で 使 用 された 場 合 には その 当 初 から 被 保 険 者 となります しかし 4ヵ 月 以 下 の 期 間 で 使 用 される 予 定 がたまたま4ヵ 月 を 超 えて 引 き 続 き 使 用 されることとなっても 季 節 的 業 務 に 使 用 されて いる 限 りは 被 保 険 者 から 除 外 されます なお 事 業 主 の 意 見 も 参 酌 した 上 で 過 去 の 季 節 的 業 務 自 体 の 期 間 が4ヵ 月 を 超 えているかどうか 使 用 期 間 が4ヵ 月 を 超 えていないか 等 過 去 の 雇 用 や 事 業 実 態 等 の 事 実 確 認 を 行 なった 上 で 保 険 者 において 判 断 することになります 8

疑 義 照 会 ( ) ( 案 件 ) 名 称 条 文 ) 被 保 険 者 資 格 取 得 届 8 報 酬 の 範 囲 につ いて 法 第 3 条 第 1 項 第 3 号 健 康 保 険 法 第 3 条 第 5 項 昭 和 23 年 7 月 12 日 保 発 第 1 号 通 知 通 常 大 入 袋 は 臨 時 に 受 けるもの として 報 酬 に 含 まない 取 扱 いとしていま すが 以 下 の 事 例 についても 報 酬 に 含 まないとしてよいでしょうか 事 例 支 払 項 目 大 入 袋 支 払 金 額 1 万 円 給 与 支 払 にかかる 社 内 規 定 なし 賃 金 台 帳 記 載 あり 日 本 年 金 機 構 のホームページでも 報 酬 としない 例 として 大 入 袋 の 記 載 がありますが これは 大 入 袋 のもつ 本 来 の 性 質 1. 発 生 が 不 定 期 であること 2. 中 身 が 高 額 でなく 縁 起 物 なので 極 めて 恩 恵 的 要 素 が 強 いこと からすると 生 計 にあてられる 実 質 的 収 入 とは 言 い 難 く 報 酬 及 び 賞 与 としないとしています 法 第 3 条 第 1 項 第 3 号 及 び 健 康 保 険 法 第 3 条 第 5 項 で 報 酬 とは 賃 金 給 料 俸 給 手 当 賞 与 その 他 いかなる 名 称 であるか を 問 わず 労 働 者 が 労 働 の 対 償 として 受 けるすべてのものをいう た だし 臨 時 に 受 けるもの 及 び 三 月 を 超 える 期 間 ごとに 受 けるものはこの 限 りではない と 規 定 され 賞 与 に 関 しても 法 第 3 条 第 1 項 第 4 号 及 び 健 康 保 険 法 第 3 条 第 6 項 で 賃 金 給 料 俸 給 手 当 賞 与 その 他 いかなる 名 称 であるかを 問 わず 労 働 者 が 労 働 の 対 償 として 受 けるすべてのもののうち 三 月 を 超 える 期 間 ごとに 受 けるものをいう と 規 定 されています 法 第 3 条 1 項 第 3 号 及 び 健 康 保 険 法 第 3 条 第 5 項 におけ る 臨 時 に 受 けるもの とは 昭 和 23 年 7 月 12 日 保 発 第 1 号 通 知 におい て 被 保 険 者 が 常 態 として 受 ける 報 酬 以 外 のもので 狭 義 に 解 するもの とすること とされており 通 常 の 生 計 に 充 てられる 収 入 の 性 質 が 報 酬 であり 臨 時 的 なものは 報 酬 とはなりません また 労 働 の 対 償 とは 昭 和 32 年 2 月 21 日 保 文 発 第 1515 号 からす ると 被 保 険 者 が 事 業 所 で 労 務 に 服 し その 対 価 として 事 業 主 より 受 ける 報 酬 や 利 益 などをいい 1. 過 去 の 労 働 と 将 来 の 労 働 とを 含 めた 労 働 の 対 価 2. 事 業 所 に 在 籍 することにより 事 業 主 ( 事 業 所 )より 受 ける 実 質 的 収 入 と 考 えられます ただし 昭 和 18 年 1 月 27 日 保 発 第 303 号 により 事 業 主 が 恩 恵 的 に 支 給 する 見 舞 金 は 通 常 の 報 酬 ではないとされ 結 婚 祝 金 や 慶 弔 費 なども 報 酬 や 賞 与 とはなりません ご 照 会 の 事 例 においては 大 入 袋 の 支 給 原 因 条 件 等 が 不 明 なた め 臨 時 的 であるかの 判 断 ができず 報 酬 かどうかの 一 律 な 判 断 はで きません 仮 に 臨 時 的 であれば 金 額 の 大 小 に 関 係 なく 報 酬 としない 取 扱 いが 妥 当 となります 臨 時 的 かどうかの 判 断 は 支 給 事 由 の 発 生 原 因 が 不 確 定 なもので あり 極 めて 狭 義 に 解 するものとすることとされていますので 例 年 支 給 されていないか 支 払 われる 時 期 が 決 まっていないかで 判 断 してくださ い 次 に 臨 時 的 でないとすれば 報 酬 又 は 賞 与 となるのか 判 断 すること になりますが 前 述 したように 事 業 主 が 恩 恵 的 に 支 給 するものは 報 酬 又 は 賞 与 から 除 かれます 恩 恵 的 かどうかの 判 断 は 社 会 通 念 上 での 判 断 となりますが ご 照 会 の 事 例 は( 大 入 袋 に 関 しては) 賃 金 台 帳 に 記 載 があること 金 額 が1 万 円 であること これに 加 え 支 給 事 由 が 業 績 達 成 や 営 業 成 績 に 連 動 し ているものであれば 本 来 の 大 入 袋 のもつ 性 質 とは 異 にし 恩 恵 的 で はないと 判 断 するのが 妥 当 となります 9

疑 義 照 会 ( ) ( 案 件 ) 名 称 条 文 ) 被 保 険 者 資 格 取 得 届 9 現 物 給 与 ( 住 宅 ) について - 既 に 事 業 主 から 社 宅 を 提 供 されている 従 業 員 Aが 同 事 業 所 で 働 く 従 業 員 Bと 結 婚 し 社 宅 に 同 居 する 場 合 ( 退 職 はしない) 現 物 給 与 の 報 酬 は 今 までどおり 従 業 員 Aに 算 入 するのか それともAとBに1/2ずつ 算 入 するのか 照 会 します 健 康 保 険 法 第 46 条 及 び 法 第 25 条 において 報 酬 又 は 賞 与 の 全 部 又 は 一 部 が 通 貨 以 外 のもので 支 払 われる 場 合 において は その 価 額 は その 地 方 の 時 価 によって 厚 生 労 働 大 臣 が 定 める と されており 平 成 21 年 3 月 31 日 厚 生 労 働 省 告 示 第 231 号 によって 住 宅 で 支 払 われる 報 酬 等 に 関 しては 一 人 一 月 当 たりの 住 宅 の 利 益 の 額 を 定 めています したがって 事 業 所 から 住 宅 の 提 供 を 受 けている 者 の 報 酬 に 当 該 告 示 により 示 された 標 準 価 額 を 上 乗 せする 取 扱 いとなります ご 照 会 の 件 に 関 しては 二 人 で 利 用 する 住 宅 であってもその 住 宅 が 元 々 A に 対 して 提 供 されており 今 後 も 引 き 続 き A に 対 して 提 供 さ れているものであると 考 えられることから Aの 報 酬 に 標 準 価 額 を 上 乗 せすればよく Bについては 標 準 価 額 を 上 乗 せする 必 要 はありません 被 保 険 者 資 格 取 得 届 10 定 年 再 雇 用 に 平 成 22 年 6 月 10 日 保 対 する 取 扱 いに 保 発 0610 第 1 号 年 年 ついて 発 0610 第 1 号 年 管 発 0610 第 1 号 就 業 規 則 上 定 年 を 従 業 員 の 定 年 は 満 60 歳 とし 誕 生 日 の 属 する 月 の 賃 金 締 切 日 をもって 退 職 とする ( 賃 金 締 切 日 は 毎 月 20 日 )と 定 める 事 業 所 から 従 業 員 の 定 年 再 雇 用 による 同 日 付 の 取 得 喪 失 届 が 提 出 されました 今 回 提 出 された 従 業 員 の 生 年 月 日 は 昭 和 26 年 2 月 25 日 生 まれの 方 なので 就 業 規 則 どおり 平 成 23 年 2 月 21 日 付 の 得 喪 が 提 出 されました ここで 問 題 となるのが この 得 喪 日 が 当 該 被 保 険 者 の60 歳 到 達 前 になってお り 通 知 で 定 義 されている 特 別 支 給 の 老 齢 厚 生 年 金 の 受 給 権 者 である 被 保 険 者 ではないことです この 場 合 は 通 知 に 基 づくと 同 日 得 喪 ではなく 随 時 改 定 と して 取 り 扱 わざるをえないと 考 えます 同 一 事 業 所 に 勤 務 する 同 一 誕 生 月 の 方 の 取 扱 いについて60 歳 到 達 日 が 給 与 締 日 の 前 後 で 異 なることになります しかしながら 同 一 事 業 所 内 において 年 金 支 給 開 始 月 が 同 じ 者 でありながら 得 喪 で 処 理 する 者 と 月 変 で 処 理 する 者 が 混 在 するのは 不 公 平 であるた め 退 職 日 において60 歳 に 到 達 していない 場 合 であっても 同 一 受 発 月 となること から 定 年 再 雇 用 による 同 日 付 の 得 喪 として 取 り 扱 えないでしょうか この 被 保 険 者 については 通 知 による 取 扱 いの 対 象 者 にはなりませ ん 被 保 険 者 資 格 取 得 届 11 嘱 託 として 再 雇 用 平 成 22 年 6 月 10 日 保 された 者 の 取 扱 保 発 0610 第 1 号 年 年 いについて 発 0610 第 1 号 年 管 発 0610 第 1 号 下 記 の 事 例 について 再 雇 用 の 取 扱 いが 可 能 かどうかお 尋 ねします < 事 例 > 事 業 所 に 勤 務 している 被 保 険 者 について 現 在 のポストが 管 理 職 員 となってい るが 組 織 改 編 により 本 年 3 月 末 をもって 管 理 職 のポストが 廃 止 となる 当 人 につ いては 3 月 末 で 退 職 扱 いとなり 4 月 以 降 嘱 託 職 員 として 引 続 き 勤 務 してもらう 予 定 であり 4 月 1 日 付 で1 年 間 の 雇 用 契 約 書 を 締 結 することになっている 給 与 につ いては 月 給 から 日 給 に 変 更 となり 諸 手 当 も 無 く 標 準 報 酬 も5 等 級 以 上 下 が る なお 本 人 は 昭 和 26 年 4 月 2 日 生 で 雇 用 契 約 日 に60 歳 になり 特 別 支 給 の 老 齢 厚 生 年 金 の 受 給 権 が 発 生 する この 場 合 退 職 再 雇 用 に 該 当 するのか 月 額 変 更 届 となるのか 嘱 託 として 再 雇 用 された 者 の 被 保 険 者 資 格 の 取 扱 いについては 嘱 託 として 再 雇 用 された 者 の 被 保 険 者 資 格 の 取 扱 いについて( 通 知 ) の 一 部 改 正 について ( 平 成 22 年 6 月 10 日 保 保 発 0610 第 1 号 年 年 発 0610 第 1 号 年 管 発 0610 第 1 号 )により 高 齢 者 の 継 続 雇 用 をさらに 支 援 していくため として 定 年 制 の 定 めのない 事 業 所 においても 同 様 に 特 別 支 給 の 老 齢 厚 生 年 金 の 受 給 権 者 である 被 保 険 者 が 退 職 後 継 続 して 再 雇 用 された 場 合 について 使 用 関 係 が 一 旦 中 断 したものと みなし 事 業 主 から 被 保 険 者 資 格 喪 失 届 及 び 被 保 険 者 資 格 取 得 届 を 提 出 させる 扱 いとして 差 し 支 えないこととされています 本 件 については 退 職 日 においては 特 別 支 給 の 老 齢 厚 生 年 金 の 受 給 権 者 ではありませんが 翌 日 の 再 雇 用 日 において 受 給 権 者 となり 同 時 に 資 格 取 得 するものですので 当 該 取 扱 いの 対 象 者 になります 10

疑 義 照 会 ( ) ( 案 件 ) 名 称 条 文 ) 被 保 険 者 資 格 取 得 届 12 カフェテリアプラン の 取 扱 いについ て 健 康 保 険 法 第 3 条 5 項 法 第 3 条 従 業 員 が 住 宅 補 助 医 療 費 補 助 などの 福 利 厚 生 的 な 手 当 てを 一 定 のポイント の 範 囲 で 設 定 されたメニューから 自 由 に 選 べる (カフェテリアプラン)を 事 業 所 が 採 用 している 場 合 の 報 酬 の 取 扱 いについて ご 教 示 願 います カフェテリアプランのメニューは 多 種 多 様 でありますが 給 与 規 定 等 に 基 づいて 使 用 者 が 経 常 的 ( 定 期 的 )に 被 用 者 に 支 払 うもの また 恩 恵 的 に 支 給 するものであっても 労 働 協 約 等 に 基 づいて 支 給 されるもの で 経 常 的 ( 定 期 的 )に 支 払 われる 場 合 は 報 酬 等 に 該 当 することから 当 該 カフェテリアプランが 労 働 者 に 対 して 就 業 規 則 や 労 働 協 約 等 によ りあらかじめ 定 められたプラン 及 びポイントに 基 づき 給 付 が 行 われたも のであれば その 給 付 は 報 酬 に 含 まれるものとなります なお サービスを 受 けた 場 合 における 報 酬 への 算 入 は 一 般 的 にポイ ントを 金 額 に 換 算 して 費 用 を 算 出 することとなりますが ポイントを 金 額 に 換 算 できなければ 具 体 的 な 事 例 により その 時 々において 一 般 に 取 引 されている 実 際 の 価 格 ( 市 場 価 格 等 )を 用 いることとなります 被 保 険 者 資 格 取 得 届 13 報 酬 の 範 囲 につ いて(ガソリン 代 ) 健 康 保 険 法 第 3 条 第 5 項 昭 和 32 年 2 月 21 日 保 文 発 第 1515 号 事 業 所 から 自 家 用 車 で 検 査 に 赴 く 際 のガソリン 代 を 現 在 は 実 費 支 給 していま すが 通 勤 手 当 をなくし 代 替 としてガソリン 代 1kmあたりの 定 額 を 定 め 通 勤 出 張 分 を 合 わせて 支 給 する 方 法 に 変 更 する 予 定 です 出 張 に 係 るキロ 数 は 従 業 員 から 報 告 を 求 めますが 自 宅 から 直 行 する 場 合 もあ り この 場 合 は 自 宅 から 出 張 先 までの 距 離 を 報 告 します 私 用 で 使 ったガソリン 代 については 支 払 わない 取 扱 いになっています 通 勤 手 当 分 と 出 張 旅 費 分 は 個 別 に 計 算 することは 可 能 ですが 給 料 明 細 には 支 給 合 計 のガソリン 代 のみ 計 上 され ます この 場 合 のガソリン 代 は 報 酬 としてどのように 取 り 扱 うべきでしょうか (この は 既 に 済 みの 明 確 に がない 場 合 は 報 酬 として 取 り 扱 うことが 妥 当 という 前 提 があっての です ) ガソリン 代 については 目 的 に ない 場 合 や 明 確 に されていな い 場 合 は 通 常 の 生 計 に 充 てられているものとして 報 酬 として 取 り 扱 っているところですが 給 料 明 細 にガソリン 代 のみ 計 上 されていても 通 勤 手 当 分 と 出 張 旅 費 分 が 明 確 に できるのであれば ガソリン 代 のうち 出 張 旅 費 分 を 差 し 引 いた 金 額 を 報 酬 に 含 める 扱 いで 差 し 支 え ありません 11

疑 義 照 会 ( ) ( 案 件 ) 名 称 条 文 ) 被 保 険 者 資 格 取 得 届 14 所 定 の 期 間 を 超 法 第 12 え 引 き 続 き 使 用 条 の2 される 者 の 除 外 について 2ヵ 月 以 内 の 期 間 を 定 めて 使 用 される 者 と 所 定 の 期 間 を 超 えて 引 き 続 き 使 用 される 場 合 は その 日 から 被 保 険 者 資 格 を 取 得 する の 解 釈 について 照 会 しま す 従 来 から 所 定 の 期 間 とは 雇 用 するとき 契 約 により 定 めた 雇 用 期 間 であり 所 定 期 間 終 了 後 引 き 続 き 使 用 されるとは 単 に 所 定 の 期 間 を 超 えればただちに 強 制 被 保 険 者 に 移 行 すると 解 すべきではなく その 使 用 関 係 の 実 態 が 常 用 労 働 者 の 性 格 を 帯 びたか 否 かという 点 から 引 き 続 き 使 用 されるという 継 続 性 を 認 定 す る 必 要 があると 解 釈 されていますが 継 続 性 を 認 定 する 必 要 という 判 断 の 目 安 が 結 果 として 2ヵ 月 2 月 以 内 と 解 釈 してよいでしょうか 臨 時 に 使 用 される 者 であっても その 使 用 される 状 態 が 常 用 化 したと きは 被 保 険 者 として 取 り 扱 うことになります 2 月 以 内 の 期 間 を 定 めて 使 用 される 者 であれば 所 定 の 期 間 を 超 えて 引 き 続 き 使 用 される 場 合 は 常 用 的 使 用 関 係 となったとして その 超 えるに 至 った 日 から 被 保 険 者 に なるものとされています つまり 引 き 続 き 使 用 されるという 継 続 性 の 認 定 は 一 時 的 に2 月 以 内 の 期 間 を 定 めて 使 用 される 日 雇 特 例 被 保 険 者 又 は 日 雇 特 例 被 保 険 者 の 除 外 を 受 けた 者 が その 所 定 の 期 間 経 過 後 において 臨 時 的 使 用 関 係 から 常 用 的 使 用 関 係 に 移 行 したか 否 かにより 判 断 するこ とになり 使 用 関 係 の 実 態 に 即 して 実 質 的 に 判 断 することになります したがって 本 件 については 引 き 続 き 使 用 されるという 継 続 性 を 画 一 的 に 当 初 の 雇 用 期 間 と 延 長 期 間 により 判 断 するものではなく あくまで も 雇 用 契 約 における 使 用 関 係 の 実 態 から 常 用 的 使 用 関 係 に 移 行 した か 否 かを 判 断 することになります 例 えば 当 初 2ヵ 月 以 内 の 雇 用 契 約 であった 者 が その 雇 用 期 間 経 過 後 海 外 転 居 するまでの1ヵ 月 間 に 限 って 臨 時 的 に 雇 用 契 約 が 更 新 され その 後 は 契 約 更 新 されない 場 合 には 引 き 続 き 使 用 されるという 継 続 性 は 認 められず 常 用 的 使 用 関 係 に 移 行 していないことから 被 保 険 者 として しないことになります なお 臨 時 的 名 目 によって 使 用 されていても 当 初 から 使 用 関 係 の 実 態 が 一 定 期 間 ごとに 雇 用 契 約 を 更 新 させるような 状 態 であって その 実 態 が 常 用 的 であれば 臨 時 に 使 用 される 者 とは 認 められず 雇 入 れの 当 初 から 被 保 険 者 となります 被 保 険 者 資 格 取 得 届 被 保 険 者 資 格 取 得 届 15 看 護 学 生 時 に 貸 与 された 奨 学 金 の 返 還 が 勤 務 期 間 中 に 免 除 され る 場 合 の 報 酬 に ついて 16 労 働 基 準 法 第 41 条 第 3 号 の 労 働 時 間 等 に 関 する 規 定 の 除 外 の 許 可 を 受 けて いる 者 の 健 康 保 険 厚 生 年 金 保 険 の につい て 健 康 保 険 法 第 3 条 第 5 項 法 第 3 条 第 1 項 第 3 号 昭 和 32 年 2 月 21 日 保 文 発 第 1515 号 健 康 保 険 法 第 3 条 第 1 項 第 35 条 第 48 条 法 第 9 条 第 13 条 第 27 条 健 康 保 険 法 施 行 規 則 第 24 条 法 施 行 規 則 第 15 条 ある 医 療 機 関 において 勤 務 する 医 療 従 事 職 員 が 医 療 技 術 養 成 施 設 ( 看 護 学 月 々 受 ける 債 務 の 免 除 も 被 保 険 者 が 事 業 所 で 労 務 に 服 し その 対 校 等 )に 入 学 した 場 合 本 人 の 申 請 により 在 学 期 間 に 応 じた 奨 学 金 が 本 人 へ 貸 価 として 事 業 主 より 受 け 得 る 利 益 ( 昭 和 32 年 2 月 21 日 保 文 発 第 1515 与 される 規 程 があります (なお 資 格 取 得 後 も 引 き 続 き 医 療 機 関 に 勤 務 する 旨 号 )に 該 当 するので 労 働 の 対 償 になります また 債 務 の 免 除 は 奨 学 の 誓 約 書 を 同 時 に 提 出 します ) 金 の 貸 与 規 程 に 基 づき 行 われること 等 から これを 任 意 的 恩 恵 的 と 考 奨 学 金 は 看 護 学 校 等 に 入 学 した 時 点 で 定 められた 在 学 期 間 に 対 する 金 額 を えることはできず 報 酬 に 該 当 します 決 定 し 一 括 して 貸 与 されます 医 療 技 術 養 成 施 設 を 卒 業 した 後 も 奨 学 金 を 受 け た 医 療 機 関 に 引 き 続 き 勤 務 する 場 合 は 奨 学 金 の 償 還 ( 返 還 )が 月 々 免 除 されま す ただし 引 き 続 き 勤 務 しない 場 合 は 一 括 して 償 還 することになります 卒 業 後 に 引 き 続 き 勤 務 する 場 合 は 在 学 期 間 と 同 じ 期 間 で 奨 学 金 を 償 還 してい くことになりますが 毎 月 の 免 除 される 償 還 額 は 報 酬 に 含 めるのかご 教 示 願 いま す 労 働 基 準 法 第 41 条 第 3 号 の 労 働 時 間 等 に 関 する 規 定 の 除 外 の 許 可 を 受 け ている 者 の 健 康 保 険 及 び の について ご 教 示 願 います < 事 例 > 職 務 内 容 葬 儀 会 社 の 電 話 番 ( 顧 客 からの 葬 儀 等 の 申 込 対 応 ) 以 下 の 時 間 帯 は 拘 束 されるが 電 話 を 取 ることのみが 業 務 で それ 以 外 は 何 を してもよい 自 由 時 間 である 仮 に1 本 も 電 話 が 無 い 場 合 であっても 日 給 は 保 証 さ れる 月 間 勤 務 日 数 15 日 ~18 日 ( 一 般 社 員 のおおむね4 分 の3を 上 回 る) 勤 務 時 間 18:00~ 翌 朝 8:00 休 憩 時 間 等 労 働 基 準 法 第 41 条 第 3 号 の 労 働 時 間 等 に 関 する 規 定 の 除 外 により 断 続 的 労 働 従 事 者 として 管 轄 労 働 基 準 監 督 署 の 許 可 を 得 ている よって 休 憩 時 間 の 定 めなし 給 与 日 額 7,000 円 都 道 府 県 労 働 基 準 局 長 あて 労 働 次 官 通 達 昭 和 22 年 9 月 13 日 発 基 第 17 号 によると 断 続 的 労 働 に 従 事 する 者 とは 休 憩 時 間 は 少 ないが 手 持 時 間 が 多 い 者 の 意 であり また 同 通 達 において 休 憩 時 間 とは 単 に 作 業 に 従 事 しない 手 持 時 間 を 含 まず 労 働 者 及 び 権 利 として 労 働 から 離 れることを 保 障 されて 居 る 時 間 の 意 であつて その 他 の 拘 束 時 間 は 労 働 時 間 として 取 り 扱 うこと とされています したがって 当 該 者 の 労 働 時 間 は 手 持 時 間 を 含 めて 捉 えることにな り その 結 果 通 常 の 就 労 者 の 所 定 労 働 時 間 及 び 所 定 労 働 日 数 のお おむね4 分 の3 以 上 である 就 労 者 であるならば 原 則 として 健 康 保 険 及 び の 被 保 険 者 として 取 り 扱 います 12

疑 義 照 会 ( ) ( 案 件 ) 名 称 条 文 ) 被 保 険 者 資 格 取 得 届 17 常 用 的 使 用 関 係 にあるかの 判 断 基 準 について 昭 和 55 年 6 月 6 日 内 か ん 短 時 間 就 労 者 に 係 る 被 保 険 者 資 格 の 取 扱 いについては 短 時 間 就 労 者 (いわ ゆるパートタイマー)にかかる 健 康 保 険 及 び の 被 保 険 者 資 格 の 取 扱 いについて ( 昭 和 55 年 6 月 6 日 内 かん)において 1 日 又 は1 週 の 所 定 労 働 時 間 及 び1 月 の 所 定 労 働 日 数 が 当 該 事 業 所 において 同 種 の 業 務 に 従 事 する 通 常 の 就 労 者 の 所 定 労 働 時 間 及 び 所 定 労 働 日 数 のおおむね4 分 の3 以 上 である 就 労 者 に ついては 原 則 として 健 康 保 険 及 び の 被 保 険 者 として 取 り 扱 うべき ものであることとされています 事 業 所 において 正 社 員 の 雇 用 がなく 就 業 規 則 が 作 成 されていない 場 合 におい て 上 記 4 分 の3 以 上 についてどのように 判 断 するのかご 教 示 願 います 本 件 では 具 体 的 な 勤 務 形 態 の 詳 細 が 不 明 ですが 昭 和 55 年 6 月 6 日 内 かんにおいて 1 日 又 は1 週 の 所 定 労 働 時 間 及 び1 月 の 所 定 労 働 日 数 が 当 該 事 業 所 において 同 種 の 業 務 に 従 事 する 通 常 の 就 労 者 の 所 定 労 働 時 間 及 び 所 定 労 働 日 数 のおおむね4 分 の3 以 上 である 就 労 者 に 該 当 する 者 以 外 の 者 であっても 被 保 険 者 として 取 り 扱 うことが 適 当 な 場 合 があると 考 えられるので その 認 定 に 当 たっては 当 該 就 労 者 の 就 労 の 形 態 等 個 々 具 体 的 事 例 に 即 して 判 断 すべきである とされていること から その 事 業 所 の 営 業 時 間 や 稼 働 時 間 に 対 する 勤 務 時 間 など その 方 の 具 体 的 な 勤 務 状 況 をよく 把 握 した 上 で 総 合 的 に 判 断 してください 被 保 険 者 資 格 取 得 届 18 現 物 支 給 (フリー 昭 和 32 年 2 月 21 日 保 パス 券 )について 文 発 第 1515 号 鉄 道 事 業 を 運 営 する 事 業 所 において 入 社 と 同 時 に 自 社 が 運 営 する 区 間 フリーパス 券 を 通 勤 に 使 用 する 方 の 場 合 同 券 は 通 勤 定 期 券 として 全 てで 乗 降 が 可 能 なフリーパス 券 を 支 給 しています そのため 通 勤 手 当 につい の 側 面 があることから 自 宅 と 勤 務 地 の 最 寄 り 駅 の 区 間 の 定 期 代 金 分 ては 自 社 運 営 区 間 についての 交 通 費 を 支 給 していません この 場 合 フリーパ を 支 給 していると 考 え 報 酬 に 含 めてください ス 券 を 現 物 支 給 していると 考 えるのか もしくは 交 通 費 を 支 給 していると 考 えるの かをご 教 示 願 います なお 区 間 全 てで 使 用 できる 定 期 券 等 は 販 売 していないため フリーパス 券 を 通 勤 定 期 券 等 とみなして 金 額 に 換 算 することはできません 被 保 険 者 資 格 取 得 届 19 国 民 健 康 保 険 組 合 に 係 る 除 外 の 取 扱 いにつ いて 健 康 保 険 法 第 3 条 第 1 項 第 8 号 平 成 17 年 12 月 15 日 保 国 発 第 1215001 号 庁 保 険 発 第 1215003 号 平 成 23 年 12 月 1 日 付 で 法 人 設 立 により 新 規 となる 事 業 所 において 平 成 22 年 6 月 1 日 より 国 民 健 康 保 険 組 合 の 被 保 険 者 である 事 業 主 Aと 従 業 員 B 以 前 より 国 民 健 康 保 険 組 合 の 被 保 険 者 ではない 従 業 員 Cの3 名 がいる 場 合 には 前 日 以 前 から 国 民 健 康 保 険 組 合 の 被 保 険 者 であるA 及 びBは 国 民 健 康 保 険 組 合 の 行 う 国 民 健 康 保 険 の 被 保 険 者 に 係 る 全 国 健 康 保 険 協 会 管 掌 健 康 保 険 の 除 外 について ( 平 成 17 年 12 月 15 日 保 国 発 第 1215001 号 庁 保 険 発 第 1215003 号 以 下 平 成 17 年 通 知 という )の2の(2)に 該 当 することにより 除 外 承 認 が 可 能 となりますが 新 規 と 同 日 で 新 たに 使 用 されることになった 従 業 員 Cについ て 除 外 承 認 は 可 能 でしょうか 1. 本 件 については 以 下 のような 考 え 方 から 平 成 17 年 通 知 の2の(3) (1) 又 は(2)に 該 当 することにより 除 外 の 承 認 を 受 けたものを 使 用 する 事 業 所 に 新 たに 使 用 されることとなった 者 に 該 当 するものとし 法 人 設 立 前 に 国 民 健 康 保 険 組 合 の 被 保 険 者 ではない 者 ( 従 業 員 C)に ついても 国 民 健 康 保 険 組 合 の 被 保 険 者 となることができると 解 釈 するこ とが 妥 当 と 考 えます 1 国 民 健 康 保 険 組 合 被 保 険 者 である 事 業 主 Aが 法 人 化 して 健 康 保 険 の 事 業 所 となったこと 2A Bは 法 人 設 立 前 は 国 民 健 康 保 険 組 合 の 被 保 険 者 であり 1の 後 同 日 に 除 外 承 認 を 受 けているものであること 3 健 康 保 険 の 除 外 承 認 の 申 請 は 当 然 のことながら 健 康 保 険 の 加 入 資 格 が 生 じた 時 点 で 除 外 承 認 の 申 請 の 可 否 を 判 断 すること になる 4 今 回 の 場 合 のCは 勤 務 している 事 業 所 が 法 人 化 することにより 1 の 時 点 以 降 に 健 康 保 険 の 加 入 資 格 を 満 たすことになるが その 時 点 に おいてCは 除 外 の 承 認 を 受 けたものを 使 用 する 事 業 所 に 新 たに 使 用 されることとなった 者 に 該 当 すると 考 えられる 2. したがって 仮 にCが 新 規 と 同 時 に 当 該 事 業 所 に 入 社 したような 場 合 についても 上 記 と 同 様 に 解 釈 して 差 し 支 えないものと 考 えます 13

疑 義 照 会 ( ) ( 案 件 ) 名 称 条 文 ) 被 保 険 者 資 格 取 得 届 20 報 酬 及 び 賞 与 の 範 囲 ( 財 形 奨 励 金 )について 法 第 3 条 健 康 保 険 法 第 3 条 第 5 項 第 6 項 財 形 貯 蓄 をしている 被 保 険 者 に 対 して 毎 月 給 与 と 併 せて 福 利 厚 生 費 として 財 形 奨 励 金 が 支 給 されている 財 形 奨 励 金 は 給 与 所 得 として 課 税 対 象 であり 賃 金 台 帳 に 計 上 し 給 与 明 細 には 財 形 奨 励 金 と 表 示 されている この 場 合 財 形 奨 励 金 は 健 康 保 険 法 第 3 条 第 5 項 及 び 法 第 3 条 に 規 定 する 報 酬 もしくは 健 康 保 険 法 第 3 条 第 6 項 及 び 法 第 3 条 に 規 定 する 賞 与 にあたるかご 教 示 願 います 報 酬 とは 被 保 険 者 が 事 業 主 から 労 働 の 対 償 として 受 けるすべてのも のをいい 労 働 の 対 償 とは 労 務 を 提 供 することを 前 提 として 事 業 主 が 被 保 険 者 に 支 払 うものであれば その 支 給 形 態 や 名 称 を 問 わず 経 常 的 実 質 的 収 入 であれば 報 酬 に 含 むこととなります 財 形 とは 勤 労 者 の 財 産 形 成 のための 貯 蓄 であり これに 対 する 補 助 として 事 業 主 から 支 給 される 財 形 奨 励 金 は 被 保 険 者 に とって 明 らかに 実 質 的 な 収 入 となります この 奨 励 金 は 給 与 規 定 等 に 基 づいて 使 用 者 から 経 常 的 に 支 払 われ るものと 考 えられるため 労 務 の 対 償 として 報 酬 となります 被 保 険 者 資 格 取 得 届 21 雇 入 れ 日 が 公 休 日 である 場 合 の 被 保 険 者 資 格 取 得 日 の 取 扱 いに ついて 法 第 13 条 第 1 項 健 康 保 険 法 第 35 条 昭 和 3 年 11 月 17 日 付 保 発 第 751 号 社 会 局 保 険 部 長 通 知 製 糸 工 場 等 ニ 使 用 セラル ル 者 ノ 被 保 険 者 ノ 資 格 ニ 関 スル 件 マニュアルⅡ-1-5において 事 実 上 使 用 関 係 が 発 生 した 日 が 資 格 取 得 の 日 となる とされているが 以 下 の 事 例 について 資 格 取 得 日 をA B 案 のいず れにすべきか ご 教 示 願 います 事 例 給 与 支 払 体 系 日 給 雇 用 契 約 開 始 日 平 成 24 年 4 月 1 日 ( 日 曜 日 ) 勤 務 開 始 日 平 成 24 年 4 月 2 日 ( 月 曜 日 ) 当 該 事 業 所 の 公 休 日 土 曜 日 日 曜 日 当 該 事 業 所 においては 本 来 雇 用 契 約 開 始 日 と 勤 務 開 始 日 が 同 日 となる が この 事 例 では 雇 用 契 約 開 始 日 が 公 休 日 に 該 当 したため 勤 務 開 始 日 がずれ ている A 案 報 酬 の 支 払 いの 対 象 となった 初 日 に 事 実 上 使 用 関 係 が 発 生 したと 考 え 平 成 2 4 年 4 月 2 日 とする B 案 偶 然 雇 用 契 約 開 始 日 が 公 休 日 に 該 当 したのであって 公 休 日 でなければ 雇 用 契 約 開 始 日 から 勤 務 するのであるから 事 実 上 使 用 関 係 が 発 生 した 日 は 平 成 24 年 4 月 1 日 とする ご 照 会 の 事 例 においては 資 格 取 得 日 は 平 成 24 年 4 月 1 日 となりま す 健 康 保 険 法 法 では 事 業 所 に 使 用 される 日 が 資 格 取 得 日 となりますが この 使 用 される 日 とは 事 実 上 の 使 用 関 係 が 発 生 した 日 として 取 扱 い 資 格 取 得 日 を 決 定 しているところです 通 常 雇 用 契 約 開 始 日 は 勤 務 開 始 日 と 一 致 し その 日 に 事 実 上 の 使 用 関 係 が 発 生 すると 考 えられますが 一 致 しない 場 合 においては 報 酬 の 支 給 開 始 を 参 考 に 事 実 上 の 使 用 関 係 が 発 生 した 日 を 決 定 しま す 事 務 手 続 きにおいて 示 しているのは 月 給 制 の 場 合 月 の 勤 務 日 数 に 関 わらず 報 酬 は 一 定 の 金 額 となるところ 勤 務 開 始 前 の 期 間 の 報 酬 が 控 除 されるのであれば 労 務 の 提 供 が 開 始 され 報 酬 支 払 の 対 象 期 間 の 初 日 が 事 実 上 の 使 用 関 係 の 発 生 日 とするのが 妥 当 という 例 で す しかしながら 日 給 制 においては 公 休 日 は 労 務 の 提 供 がなく 報 酬 の 支 払 いがないのは 当 然 であり 公 休 日 でなければ 雇 用 契 約 開 始 日 が 勤 務 開 始 日 と 一 致 すると 想 定 されることから 事 実 上 の 使 用 関 係 の 発 生 日 は 雇 用 契 約 開 始 日 となります 14

疑 義 照 会 ( ) ( 案 件 ) 名 称 条 文 ) 被 保 険 者 資 格 喪 失 届 1 休 職 中 の 被 保 険 者 資 格 について 昭 和 26 年 3 月 9 日 保 文 発 第 619 号 被 保 険 者 が 看 護 学 校 に 通 うため 休 職 となり 無 報 酬 となりますが 人 材 育 成 の 一 環 として 事 業 所 側 の 指 示 により 事 業 所 に 籍 を 置 いたまま 看 護 学 校 に 通 学 させる 場 合 でも 被 保 険 者 資 格 を 喪 失 させる 取 扱 いが 妥 当 でしょうか なお 事 業 所 が 学 費 を 奨 学 金 で 貸 付 し 復 職 後 返 済 していただくか もしくは 看 護 学 校 への 在 学 期 間 分 勤 務 した 場 合 は 奨 学 金 の 返 済 を 免 除 する 旨 の 規 定 が 設 けられており 通 学 期 間 について 出 席 証 明 等 で 出 席 の 確 認 を 行 います また 事 業 所 としては 資 格 を 存 続 させて 人 材 を 育 成 したい 意 向 があり 保 険 料 負 担 につい ても 事 業 所 及 び 被 保 険 者 ともに 了 承 しています 健 康 保 険 法 第 3 条 において 被 保 険 者 とは 事 業 所 に 使 用 され る 者 及 び 任 意 継 続 被 保 険 者 とされており 事 実 上 の 使 用 関 係 が 認 めら れたときに 使 用 される 者 に 該 当 することとなります 本 件 においては 事 業 所 を 休 職 したうえで 看 護 学 校 に 通 いその 間 は 無 報 酬 となる 者 との 間 に 事 実 上 の 使 用 関 係 が 認 められるか 否 かが 問 題 となりますが 看 護 学 校 に 通 う 間 については 通 常 の 労 務 の 提 供 は 行 われず かつ 相 当 期 間 休 職 が 続 くことが 予 想 され またその 間 の 給 与 の 支 給 が 行 われないことから 賃 金 の 支 払 停 止 は 一 時 的 なものとは 判 断 できず 事 実 上 の 使 用 関 係 があると 認 めることは 困 難 です したがって 本 件 に 関 しては 資 格 喪 失 させる 取 扱 いとなります 15

疑 義 照 会 ( ) ( 案 件 ) 名 称 条 文 ) 被 保 険 者 所 属 選 択 二 以 上 事 業 所 勤 務 届 1 二 以 上 事 業 所 勤 務 被 保 険 者 の 随 時 改 定 について - 二 以 上 事 業 所 勤 務 被 保 険 者 について 月 額 変 更 不 該 当 の 処 分 後 に 新 たに 随 時 改 定 の 要 件 に 該 当 した 際 の 報 酬 について 次 の 事 例 について 照 会 します < 事 例 > 1.9 月 算 定 は 健 :1,210 千 円 厚 :620 千 円 で 決 定 2.B 事 業 所 において 7 月 に 固 定 的 賃 金 の 変 動 が 生 じたため 10 月 を 改 定 とする 月 額 変 更 届 が 提 出 されましたが 改 定 後 の 報 酬 も 健 保 年 金 とも 標 準 報 酬 月 額 には 変 更 がないため 不 該 当 となりました 3.10 月 にA 事 業 所 において 固 定 的 賃 金 の 変 動 が 生 じたため 1 月 を 改 定 とする 月 額 変 更 届 が 提 出 されますが この 際 のB 事 業 所 の 報 酬 はどの 時 点 での 報 酬 をみ ることになるのでしょうか A 事 業 所 B 事 業 所 合 計 4 月 700,000 700,000 1,400,000 5 月 700,000 700,000 1,400,000 6 月 700,000 700,000 1,400,000 7 月 700,000 500,000 1,200,000 8 月 700,000 500,000 1,200,000 9 月 700,000 500,000 1,200,000 10 月 500,000 500,000 1,000,000 11 月 500,000 500,000 1,000,000 12 月 500,000 500,000 1,000,000 同 時 に 二 以 上 の 事 業 所 で 報 酬 を 受 ける 被 保 険 者 について 報 酬 月 額 を 算 定 する 場 合 においては 健 康 保 険 法 第 43 条 第 1 項 及 び 法 第 23 条 1 項 の 規 定 により 各 事 業 所 について 随 時 改 定 の 要 件 に 該 当 するかどうか 判 断 することになります 本 件 の 場 合 は 10 月 を 改 定 とする 随 時 改 定 及 び1 月 を 改 定 とする 随 時 改 定 を 行 うことになり 新 たに 標 準 報 酬 月 額 を 改 定 することになります ので 合 算 した 等 級 の 変 更 があるなしにかかわらず それぞれの 事 業 所 が 納 める 保 険 料 の 按 分 割 合 を 変 更 することになります 被 保 険 者 所 属 選 択 二 以 上 事 業 所 勤 務 届 2 選 択 事 業 所 と 非 選 択 事 業 所 を 入 替 変 更 した 場 合 の 標 準 報 酬 月 額 について - < 事 例 > A 社 ( 基 金 未 加 入 の 選 択 事 業 所 : 報 酬 月 額 30 万 円 )とB 社 ( 基 金 加 入 の 非 選 択 事 業 所 : 報 酬 月 額 20 万 円 )に 平 成 20 年 10 月 1 日 から 二 以 上 事 業 所 勤 務 被 保 険 者 とし て 加 入 していましたが 平 成 22 年 10 月 1 日 にB 社 を 選 択 事 業 所 に 変 更 し 同 時 に 給 与 改 定 により 報 酬 月 額 が20 万 円 から50 万 円 に 引 き 上 げられました (A 社 を 非 選 択 事 業 所 に 変 更 しましたが 報 酬 月 額 は 変 わりませんでした ) 上 記 事 例 について 使 用 関 係 が 継 続 している 場 合 は 選 択 の 変 更 を 行 った 月 ( 平 成 22 年 10 月 )の 報 酬 月 額 の 合 算 (50 万 円 +30 万 円 )により 決 定 するのではな く 給 与 改 定 前 の 報 酬 月 額 の 合 算 (20 万 円 +30 万 円 )により 決 定 し 4 月 目 に 随 時 改 定 を 行 うことになりますか システム 上 は 資 格 喪 失 資 格 取 得 の 処 理 を 行 うことになりますが 各 事 業 所 とも 報 酬 の 改 定 を 行 う 契 機 ( 資 格 取 得 )になりませんので 従 前 に 算 定 した 報 酬 月 額 を 基 に 決 定 することになり 4 月 目 に 随 時 改 定 を 行 うことになります 被 保 険 者 所 属 選 択 二 以 上 事 業 所 勤 務 届 3 同 時 に 二 以 上 の 厚 生 年 金 基 金 加 入 事 業 所 に 勤 務 した 場 合 の 取 扱 いについて 法 第 126 条 厚 生 年 金 基 金 令 第 15 条 同 時 に 二 以 上 の 厚 生 年 金 基 金 加 入 事 業 所 に 勤 務 した 場 合 の 取 扱 いについて 照 会 します < 事 例 > A 事 業 所 (X 厚 生 年 金 基 金 ) 平 成 19 年 6 月 18 日 取 得 ~ 平 成 22 年 9 月 1 日 喪 失 報 酬 30 万 円 B 事 業 所 (Y 厚 生 年 金 基 金 ) 平 成 22 年 8 月 16 日 取 得 ~ 平 成 22 年 9 月 1 日 喪 失 報 酬 20 万 円 X 厚 生 年 金 基 金 の 免 除 保 険 料 率 4/100 本 件 の 場 合 法 第 126 条 に 基 づき 選 択 した 事 業 所 の 厚 生 年 金 基 金 の 加 入 員 となり 非 選 択 の 厚 生 年 金 基 金 の 加 入 員 とはな りません 選 択 をしなかった 時 は 厚 生 年 金 基 金 令 第 15 条 により 最 も 高 い 月 額 の 給 与 に 係 る 基 金 を 選 択 したものとみなします (A 事 業 所 のX 厚 生 年 金 基 金 の 加 入 員 となります ) 保 険 料 の 計 算 方 法 は 以 下 のとおりです A 事 業 所 500 千 円 (15.704%-4%) 300 千 円 500 千 円 =35,112 円 B 事 業 所 500 千 円 (15.704%-4%) 200 千 円 500 千 円 =23,408 円 X 厚 生 年 金 基 金 500 千 円 4%=20,000 円 A 事 業 所 分 12,000 円 B 事 業 所 分 8,000 円 16

疑 義 照 会 ( ) ( 案 件 ) 名 称 条 文 ) 被 保 険 者 所 属 選 択 二 以 上 事 業 所 勤 務 届 4 国 民 健 康 保 険 組 合 に 加 入 中 の 二 以 上 事 業 所 に 勤 務 した 場 合 の 取 扱 いについて 健 康 保 険 法 第 7 条 健 康 保 険 法 施 行 規 則 第 1 条 第 2 条 第 37 条 国 民 健 康 保 険 法 第 6 条 第 21 条 平 成 17 年 12 月 15 日 保 国 発 第 1215001 号 庁 保 険 発 第 1215003 号 全 国 健 康 保 険 協 会 管 掌 健 康 保 険 の 除 外 の 承 認 を 受 けて 国 民 健 康 保 険 組 合 に 加 入 中 の 被 保 険 者 ( 事 業 主 )が 新 規 に 事 業 所 を 設 立 し 新 規 事 業 所 におい ても 被 保 険 者 ( 事 業 主 ) 資 格 を 有 することになりました 新 規 事 業 所 の 業 種 が 国 民 健 康 保 険 組 合 の 業 種 と 同 一 でないときは 二 以 上 事 業 所 勤 務 はどのようにし て 取 り 扱 うのでしょうか 国 民 健 康 保 険 組 合 に 加 入 している 方 が 新 たに 全 国 健 康 保 険 協 会 管 掌 の 事 業 所 の 勤 務 となった 場 合 は 健 康 保 険 法 の 被 保 険 者 となり ますので 国 民 健 康 保 険 法 第 6 条 及 び 第 21 条 に 基 づき 国 民 健 康 保 険 の 資 格 は 喪 失 することになります よって 全 国 健 康 保 険 協 会 管 掌 の 二 以 上 事 業 所 勤 務 被 保 険 者 として 取 り 扱 うことになります 17

疑 義 照 会 ( ) ( 案 件 ) 名 称 条 文 ) 資 格 取 得 資 格 喪 失 等 確 認 請 求 書 1 資 格 取 得 喪 失 等 確 認 請 求 書 に ついて 厚 年 指 2011-38 資 格 取 得 喪 失 確 認 請 求 書 を 請 求 する 際 被 扶 養 者 からの 請 求 時 は 委 任 欄 の 記 入 が 不 要 になりましたが 被 保 険 者 から 委 任 が 受 けられない( 被 保 険 者 死 亡 離 婚 等 ) 被 扶 養 者 が 請 求 する 場 合 で 被 扶 養 者 が 複 数 いる 場 合 の 請 求 は 被 扶 養 者 一 人 一 人 がそれぞれ 請 求 書 を 提 出 するようになるのでしょうか また 被 扶 養 者 が 小 学 生 や 乳 幼 児 の 場 合 請 求 書 を 記 入 するのは 難 しいと 思 われます が 親 等 が 請 求 してもよいのでしょうか 資 格 取 得 喪 失 等 確 認 請 求 書 については 原 則 として 被 保 険 者 が 請 求 するものです ただし 本 件 のように 被 保 険 者 から 委 任 欄 の 記 入 を 受 けることが 困 難 な 場 合 で 被 扶 養 者 が 請 求 する 場 合 には 戸 籍 謄 本 等 に より 身 分 関 係 や 死 亡 離 婚 の 事 実 を 確 認 の 上 当 該 通 知 を 発 行 するこ とになりますが 被 扶 養 者 が 請 求 したときには 個 人 情 報 保 護 の 観 点 から 請 求 者 自 身 についてのみ できることになりますので 原 則 とし て 一 人 一 人 請 求 することとなり その 身 分 関 係 については 戸 籍 謄 本 等 により 確 認 することになります ただし 被 扶 養 者 が 小 学 生 や 乳 幼 児 などで 請 求 書 を 記 載 することが 困 難 と 認 められる 場 合 には 戸 籍 謄 本 等 により 身 分 関 係 を 確 認 のうえ 親 等 が 請 求 することも 可 能 とします なお 当 該 申 請 書 について 夫 が 被 保 険 者 妻 が 被 扶 養 者 のケースで 妻 が 夫 から 委 任 を 受 けずに 申 請 した 場 合 妻 は 自 身 についての 証 明 の み 受 けることができ 夫 に 関 する 証 明 に 関 しては 受 けることができない のでご 留 意 願 います 18

疑 義 照 会 ( ) ( 案 件 ) 名 称 条 文 ) 被 保 険 者 資 格 取 得 証 明 書 交 付 申 請 書 1 東 北 地 方 太 平 洋 沖 地 震 被 災 者 に 係 る 被 保 険 者 資 格 証 明 書 交 付 申 請 書 の 取 扱 いに ついて 健 康 保 険 法 施 行 規 則 第 50 条 の2 厚 年 指 2011-82 マニュアルにおいて 被 保 険 者 資 格 証 明 書 交 付 申 請 書 の 提 出 者 は 事 業 主 とさ れていますが 被 保 険 者 から 直 接 申 請 を 受 付 しても 差 し 支 えないでしょうか 被 保 険 者 資 格 証 明 書 交 付 申 請 書 の 申 請 者 については 平 成 20 年 9 月 30 日 庁 保 険 発 第 0930001 号 被 保 険 者 資 格 証 明 書 について に 取 扱 い が 定 められており 事 業 主 から 求 めがあった 場 合 において 交 付 すること としていたところですが 被 保 険 者 の 利 便 性 を 考 慮 し 被 保 険 者 から 直 接 申 請 があった 場 合 でも 受 付 して 差 し 支 えありません 19

疑 義 照 会 ( ) ( 案 件 ) 名 称 条 文 ) 被 扶 養 者 ( 異 動 ) 届 認 定 1 扶 養 認 定 日 につ いて - 子 が18 歳 に 到 達 したことにより 3 月 31 日 をもって 障 害 年 金 の 加 給 金 がなくなり 180 万 円 未 満 になる 場 合 の 扶 養 認 定 日 はいつになるでしょうか 1. 子 の18 歳 到 達 年 度 最 終 日 の 翌 日 の4 月 1 日 2. 実 際 加 給 年 金 が 支 払 われなくなった 年 金 振 込 日 の6 月 15 日 上 記 の 場 合 扶 養 認 定 は 1.の4 月 1 日 からの 認 定 で 差 し 支 えないか ご 教 示 願 います 本 件 においては 18 歳 到 達 したことにより3 月 31 日 をもって 加 給 金 がな くなるのは 明 らかであるため その 結 果 180 万 円 未 満 になるのであれ ば 4 月 1 日 から 認 定 して 差 し 支 えありません 被 扶 養 者 ( 異 動 ) 届 認 定 2 健 康 保 険 被 扶 養 者 ( 異 動 ) 届 の 添 付 書 類 及 び 事 業 主 の 確 認 欄 の 取 扱 いについて 昭 和 24 年 4 月 16 日 保 発 第 25 号 次 の 事 例 1.から4.の 方 について 健 康 保 険 被 扶 養 者 ( 異 動 ) 届 において 収 入 に 関 する 添 付 書 類 の 要 否 と 添 付 書 類 が 省 略 されている 場 合 の 事 業 主 確 認 の 要 否 を ご 教 示 ください < 事 例 > 1. 収 入 のない 者 ( 学 生 及 び 未 就 学 児 ) 2. 収 入 のある 者 ( 学 生 及 び 未 就 学 児 ) 3. 収 入 のない 者 ( 学 生 以 外 未 就 学 児 以 外 ) 4. 収 入 のある 者 ( 学 生 以 外 未 就 学 児 以 外 ) 被 扶 養 者 の 認 定 は 主 としてその 被 保 険 者 により 生 計 を 維 持 するも の とされており 16 歳 以 上 60 歳 未 満 の 者 は 労 働 年 齢 に 属 し 労 働 能 力 を 有 し 業 務 に 就 き 報 酬 を 得 ることも 可 能 と 考 えられる 者 であるの で 特 に 慎 重 に 就 労 の 事 実 収 入 の 有 無 を 調 査 して 認 定 することと 通 知 されています ( 健 康 保 険 被 保 険 者 証 の 改 正 等 に 関 する 件 ( 昭 和 24 年 4 月 16 日 保 発 第 25 号 )) 被 扶 養 対 象 者 に 収 入 があるときは 添 付 書 類 が 必 要 である の 意 は 被 扶 養 対 象 者 に 収 入 がない 場 合 との 添 付 書 類 ( 又 は 事 業 主 確 認 ) の 要 否 を 区 別 しているものではなく 収 入 のない 場 合 であっても 上 記 通 知 の 主 旨 に 照 らし 添 付 書 類 ( 又 は 事 業 主 確 認 )は 必 要 となります 収 入 確 認 の 添 付 書 類 についての 説 明 は 健 康 保 険 被 扶 養 者 ( 異 動 ) 届 に 記 載 されている 健 康 保 険 被 扶 養 者 ( 異 動 ) 届 及 び 国 民 年 金 第 3 号 被 保 険 者 に 係 る 届 書 の 記 入 にあたって も 確 認 してください 被 扶 養 者 ( 異 動 ) 届 認 定 3 合 併 に 伴 う 扶 養 異 動 届 添 付 書 類 について - 事 業 所 の 吸 収 合 併 に 伴 い 従 業 員 を 存 続 事 業 所 に 移 管 するための 取 得 届 及 び 扶 養 異 動 届 の 提 出 を 予 定 しています その 際 移 管 先 事 業 所 より 扶 養 実 態 の 変 更 が 無 い 場 合 扶 養 異 動 届 の 添 付 書 類 を 省 略 したい との 要 請 があ りました 本 件 では 通 常 どおり 添 付 書 類 をすべて 求 めるべきか 又 は 一 部 に 関 しては 省 略 が 可 能 かどうかご 教 示 願 います 合 併 に 伴 って 資 格 取 得 届 被 扶 養 者 異 動 届 の 提 出 を 要 する 場 合 であ り 改 めて 被 扶 養 者 の 認 定 を 行 うことから 原 則 どおり 添 付 書 類 を 求 め る 取 扱 いとします 被 扶 養 者 ( 異 動 ) 届 認 定 4 被 扶 養 者 の 認 定 について 健 康 保 険 法 第 3 条 第 7 項 外 国 籍 (アフガニスタン 国 籍 )の 被 保 険 者 で 同 国 籍 の 妻 が 被 扶 養 配 偶 者 として 健 康 保 険 法 における 被 扶 養 者 の 取 扱 いについても 国 民 年 金 第 3 号 既 に 認 定 されていますが 母 国 (アフガニスタン)で 多 妻 制 を 採 用 しており 新 たに 被 保 険 者 の 取 扱 いと 同 様 民 法 を 前 提 としていると 考 えるのが 妥 当 で 入 国 した 別 の 妻 についても 被 扶 養 配 偶 者 として 認 定 できるかご 教 示 ください ま あり 一 夫 多 妻 制 が 認 められている 場 合 の 配 偶 者 に 関 しては 最 も 先 た 認 定 が 可 能 な 場 合 オンラインの 登 録 上 支 障 がないかどうかも 併 せてご 教 示 行 する1 名 を 被 扶 養 者 とすることを 原 則 とします ただし 被 保 険 者 と 当 ください 該 被 扶 養 配 偶 者 との 関 係 が 形 骸 化 している 場 合 は それに 続 く 配 偶 者 なお いずれの 妻 も 日 本 国 内 で 被 保 険 者 と 同 居 しており 外 国 人 登 録 原 票 記 載 を 被 扶 養 者 とすることになります 事 項 証 明 書 の 続 柄 は 両 名 とも 妻 と 記 載 されています 20

疑 義 照 会 ( ) ( 案 件 ) 名 称 条 文 ) 被 扶 養 者 ( 異 動 ) 届 認 定 5 夫 婦 共 同 扶 養 の 平 成 16 年 6 月 17 日 庁 当 初 は 夫 の 両 親 2 人 と 子 3 人 が 夫 の 被 扶 養 者 でしたが 子 3 人 を 夫 の 扶 養 から 妻 夫 婦 が 共 同 して 扶 養 している 場 合 における 被 扶 養 者 の 認 定 に 当 たっ 場 合 の 被 扶 養 者 保 険 発 第 0617001 号 の 扶 養 へ 異 動 することとした 異 動 届 が 提 出 されました 夫 婦 夫 の 両 親 子 3 人 は ては 夫 婦 いずれの 被 扶 養 者 にするかについて 年 間 収 入 の 多 少 を 認 の 認 定 について 夫 婦 共 同 扶 養 の 場 合 の 健 康 保 険 被 扶 養 者 認 定 に 係 る 取 扱 い の 見 直 し ( 平 成 15 年 5 月 19 日 総 務 省 行 政 評 価 局 長 から 社 会 保 険 庁 長 官 へのあっせん) 同 居 しています この 場 合 夫 婦 間 で 両 親 と 子 3 人 を 分 けて 扶 養 することになりま すが 認 定 は 可 能 でしょうか 定 に 当 たっての 判 断 材 料 として 家 計 の 実 態 社 会 通 念 等 を 総 合 的 に 勘 案 して 行 うことと 通 知 ( 以 下 夫 婦 共 同 扶 養 取 扱 い 通 知 という )され ています ( 夫 婦 共 同 扶 養 の 場 合 における 被 扶 養 者 の 認 定 について ( 昭 和 60 年 6 月 13 日 保 険 発 第 66 号 庁 保 険 発 第 22 号 ) 政 府 管 掌 健 康 保 険 における 夫 婦 共 同 扶 養 の 場 合 の 被 扶 養 者 の 認 定 に 係 る 取 扱 いに ついて ( 平 成 16 年 6 月 17 日 庁 保 険 発 第 0617001 号 )) また 家 計 とは 一 家 の 生 計 を 維 持 するために 行 われる 家 政 経 済 の 経 営 及 びその 秩 序 であると 定 義 され 家 庭 経 済 の 単 位 であり 日 常 の 消 費 生 活 単 位 であるとされています 本 件 については 同 居 する 被 扶 養 者 を 夫 婦 が 共 同 で 扶 養 しているな らば 夫 婦 として 一 つの 家 計 を 維 持 していることになり 一 つの 家 計 の 単 位 で 家 族 の 生 計 を 主 として 維 持 する 者 を 決 定 すべきであることから 夫 婦 共 同 扶 養 取 扱 い 通 知 により 被 扶 養 者 とすべき 者 の 員 数 にかかわ らず 原 則 夫 婦 いずれか 一 方 を 家 族 の 生 計 を 主 として 維 持 する 者 とし て 取 り 扱 うことになります したがって それぞれの 被 扶 養 者 が 夫 婦 いずれか 一 方 の 収 入 で 生 活 を 営 み 明 らかにその 生 計 の 基 礎 をいずれか 一 方 に 置 いていると 認 め られる 場 合 を 除 き 夫 妻 双 方 に 分 けて 被 扶 養 者 を 認 定 することはできま せん 被 扶 養 者 ( 異 動 ) 届 認 定 6 生 活 保 護 受 給 世 帯 の 被 扶 養 者 の 認 定 における 収 入 要 件 について 健 康 保 険 法 第 3 条 第 7 項 生 活 保 護 法 31 条 昭 和 52 年 4 月 6 日 保 発 第 9 号 庁 保 発 第 9 号 昭 和 61 年 4 月 1 日 庁 保 険 発 第 18 号 生 活 保 護 受 給 世 帯 の 扶 養 認 定 における 収 入 要 件 についてご 教 示 願 います < 事 例 > 生 活 保 護 を 受 給 している 世 帯 の 構 成 が 世 帯 主 である 妻 障 害 者 である 夫 小 学 生 である 子 1 名 の3 人 で 同 居 しています また 妻 には 就 労 により 年 1,305,600 円 の 収 入 があり 夫 には 就 労 により 年 48,000 円 の 収 入 があります な お 世 帯 に 対 して 生 活 保 護 費 が 年 間 1,680,000 円 支 給 されており その 支 給 対 象 者 は 世 帯 主 である 被 保 険 者 ( 妻 )とされています 健 康 保 険 法 第 3 条 第 7 項 において 被 保 険 者 の 直 系 尊 属 配 偶 者 子 孫 及 び 弟 妹 であって 主 としてその 被 保 険 者 により 生 計 を 維 持 するもの と 被 扶 養 者 の 定 義 がされています この 場 合 被 保 険 者 である 妻 の 年 収 を 超 える 生 活 保 護 費 が 支 給 されており 被 保 険 者 が 夫 子 の 生 計 を 主 として 維 持 しているとは 言 えないため 扶 養 認 定 でき ないと 考 えてよいでしょうか 健 康 保 険 の 被 扶 養 者 の 認 定 は 主 としてその 被 保 険 者 により 生 計 を 維 持 するもの ( 健 康 保 険 法 第 3 条 第 7 項 )であるかを 判 定 することになり ます その 判 定 について 収 入 がある 者 についての 被 扶 養 者 の 認 定 につ いて ( 昭 和 52 年 4 月 6 日 保 発 第 9 号 庁 保 発 第 9 号 )により 収 入 基 準 を 定 めているところであり 収 入 の 算 定 については 国 民 年 金 法 における 被 扶 養 配 偶 者 の 認 定 基 準 の 運 用 について ( 昭 和 61 年 4 月 1 日 庁 保 険 発 第 18 号 )に 基 づいた 取 扱 いをしているところです ここでいう 収 入 とは 恒 常 的 な 収 入 であり どこから 支 給 されている かは 問 題 ではなく 認 定 対 象 者 の 収 入 と 被 保 険 者 の 収 入 とは 同 じ 内 容 の 収 入 を 意 味 することになります また 生 活 保 護 法 第 31 条 に 居 宅 において 生 活 扶 助 を 行 う 場 合 の 保 護 金 品 は 世 帯 単 位 に 計 算 し 世 帯 主 又 はこれに 準 ずる 者 に 対 して 交 付 するものとする 但 し これによりがたいときは 被 保 険 者 に 対 して 個 々に 交 付 するものとする とあることから 本 件 においては 世 帯 主 である 妻 の 収 入 として 取 り 扱 うことが 妥 当 です よって 被 保 険 者 である 妻 が 夫 子 の 生 計 を 主 として 維 持 していると 考 えられるので 夫 子 を 被 扶 養 者 として 認 定 することになります 21

疑 義 照 会 ( ) ( 案 件 ) 名 称 条 文 ) 被 扶 養 者 ( 異 動 ) 届 認 定 7 貸 与 制 に 移 行 す る 司 法 修 習 生 の 被 扶 養 者 認 定 に ついて 健 康 保 険 法 第 3 条 第 7 項 健 康 保 険 法 施 行 規 則 第 38 条 裁 判 所 法 第 67 条 の2 昭 和 61 年 4 月 1 日 庁 保 険 発 第 18 号 昭 和 52 年 4 月 6 日 保 発 第 9 号 庁 保 発 第 9 号 司 法 改 革 により 司 法 修 習 生 については 従 来 給 費 制 であった 給 与 が 貸 与 制 の 修 習 資 金 に 変 更 されました 貸 与 制 の 修 習 資 金 は 月 額 23 万 円 の 基 本 額 を 無 利 子 で 貸 付 け 修 習 終 了 後 5 年 間 は 返 還 を 据 え 置 き その 後 10 年 間 の 年 賦 により 返 還 することとされていま す この 修 習 資 金 を 受 けている 者 の 被 扶 養 者 認 定 の 取 扱 いについてご 教 示 願 い ます 健 康 保 険 法 第 3 条 第 7 項 において 被 扶 養 者 は 主 としてその 被 保 険 者 により 生 計 を 維 持 するもの と 規 定 されており 被 扶 養 者 の 認 定 に 当 たっては その 者 の 収 入 及 び 被 保 険 者 との 関 連 における 生 活 の 実 態 に より 判 断 されます 裁 判 所 法 第 67 条 の2に 規 定 される 貸 与 制 の 修 習 資 金 については 定 期 的 に 貸 与 単 位 期 間 の1ヵ 月 ごと23 万 円 ( 最 低 18 万 円 ) 貸 与 されるた め 修 習 資 金 の 目 的 と 貸 与 額 からも その 貸 与 を 受 けている 司 法 修 習 生 がそれ 以 外 の 者 の 収 入 により 生 計 を 維 持 されているとは 言 い 難 く 被 保 険 者 との 関 連 における 生 活 の 実 態 からも 被 扶 養 者 として 取 り 扱 うこ とは 妥 当 ではありません このため 貸 与 制 の 修 習 資 金 を 受 けている 者 については 被 扶 養 者 と して 認 定 することはできません 被 扶 養 者 ( 異 動 ) 届 認 定 8 自 営 業 者 等 収 入 がある 者 の 健 康 保 険 被 扶 養 者 の 認 定 について 健 康 保 険 法 第 3 条 第 7 項 健 康 保 険 法 施 行 規 則 第 38 条 昭 和 52 年 4 月 6 日 保 発 第 9 号 庁 保 発 第 9 号 昭 和 61 年 4 月 1 日 庁 保 険 発 第 18 号 認 定 対 象 者 が 自 営 業 を 行 っている 場 合 直 近 の 確 定 申 告 書 のコピーにより 収 入 金 額 から 当 該 遂 行 のための 必 要 経 費 を 控 除 した 額 で 健 康 保 険 被 扶 養 者 の 認 定 の 可 否 を 判 断 しています 確 定 申 告 書 の 収 支 内 訳 書 の 経 費 に 計 上 される 減 価 償 却 費 について 当 該 遂 行 のための 必 要 経 費 に 該 当 するのか 否 かの 判 断 について ご 教 示 ください 健 康 保 険 の 扶 養 認 定 基 準 については 昭 和 52 年 4 月 6 日 保 発 第 9 号 庁 険 発 第 9 号 により 収 入 基 準 を 定 めているところであり 収 入 の 算 定 については 昭 和 61 年 4 月 1 日 庁 保 険 発 第 18 号 と 同 様 の 扱 いをしている ところです 通 知 において 年 間 収 入 とは 認 定 対 象 者 が 被 扶 養 配 偶 者 に 該 当 する 時 点 での 恒 常 的 な 収 入 の 状 況 により 算 定 することと されており ま た 収 入 の 算 定 に 当 たっては 恒 常 的 な 収 入 のうち 資 産 所 得 事 業 所 得 などで 所 得 を 得 るために 経 費 を 要 するものについては 社 会 通 念 上 明 らかに 当 該 所 得 を 得 るために 必 要 と 認 められる 経 費 に 限 りその 実 額 を 総 額 控 除 し 当 該 控 除 後 の 額 をもって 収 入 とすること とされてい ます ご 照 会 の 減 価 償 却 費 の 計 算 の 基 となる 資 産 に 対 する 支 出 が 必 要 な 経 費 かどうか 具 体 的 な 内 容 についての 記 載 がないため 一 概 に 判 断 でき ませんが 仮 に 必 要 な 経 費 と 認 められる 場 合 においても 確 定 申 告 書 上 に 項 目 がある 減 価 償 却 費 は 社 会 通 念 上 明 らかに 当 該 所 得 を 得 る ために 必 要 と 認 められる 経 費 の 実 額 ではないため 恒 常 的 な 収 入 から 控 除 することはできません 確 定 申 告 書 のコピーが 添 付 されている 場 合 は 控 除 額 の 所 得 を 判 断 するのでなく 総 収 入 から 売 上 原 価 を 差 し 引 いた 項 目 を 基 準 とし そこ から 社 会 通 念 上 明 らかに 当 該 所 得 を 得 るための 必 要 経 費 を 控 除 した 額 により 判 断 してください (なお 当 該 所 得 を 得 るための 必 要 経 費 については 事 業 等 が 異 なる ため 一 律 な には 馴 染 みませんが 必 要 経 費 について 疑 義 が 生 じ た 場 合 は 実 態 を 聞 き 取 ったうえで 具 体 的 事 例 に 基 づきご 照 会 くださ い ) 22

疑 義 照 会 ( ) ( 案 件 ) 名 称 条 文 ) 額 変 更 届 1 非 固 定 的 な 単 価 の 変 更 に 伴 う 月 額 変 更 届 につい て 健 康 保 険 法 第 43 条 ある 通 販 会 社 に 勤 務 する 時 間 給 の 被 保 険 者 は 当 月 の 業 務 成 績 により 毎 月 の 時 給 (680 円 ~2,000 円 )を 決 定 し その 時 給 に 基 づき 基 本 給 を 計 算 しています 単 価 が 毎 月 変 動 しても 固 定 的 賃 金 の 変 動 として 取 り 扱 う 場 合 がありますが こ のケースも 同 様 に 扱 う 必 要 があるかご 教 示 願 います 基 本 給 が 毎 月 変 更 される 場 合 でも 固 定 的 賃 金 の 変 動 に 該 当 するた め それぞれの 月 の 賃 金 変 動 を 契 機 として 随 時 改 定 の 可 否 について 判 断 することになります ご の 場 合 においても 単 価 の 変 動 は 固 定 的 賃 金 の 変 動 となりま すので 同 様 に 扱 うことになります 額 変 更 届 2 月 額 変 更 届 につ いて(2ヵ 月 遅 れで 支 払 われる 手 当 の 取 扱 い) 法 第 21 条 第 23 条 第 24 条 法 施 行 規 則 第 18 条 第 19 条 健 康 保 険 法 第 41 条 第 43 条 第 44 条 健 康 保 険 法 施 行 規 則 第 25 条 第 26 条 通 勤 手 当 を2ヵ 月 遅 れで 支 払 う 事 業 所 において 育 児 休 業 の 終 了 後 就 業 開 始 と 同 時 に 勤 務 時 間 短 縮 に 雇 用 契 約 が 変 更 になりました 月 額 変 更 届 を 提 出 する 場 合 の 起 算 月 と 各 月 の 報 酬 についてご 教 示 ください < 事 例 > 育 児 休 業 開 始 日 :21 年 11 月 1 日 育 児 休 業 終 了 日 :22 年 3 月 31 日 勤 務 時 間 契 約 変 更 :22 年 4 月 1 日 より6 時 間 勤 務 ( 従 前 8 時 間 勤 務 ) 基 本 給 : 末 日 締 め 当 月 20 日 払 い 通 勤 手 当 : 翌 々 月 20 日 払 い 育 児 休 業 の 終 了 後 就 業 開 始 と 同 時 に 雇 用 契 約 を 変 更 し 勤 務 時 間 を 短 縮 していますが 変 更 された 基 本 給 の 支 給 実 績 については 4 月 時 点 で 確 保 されているため 勤 務 形 態 の 変 更 のあった4 月 を 起 算 月 とし 通 勤 手 当 については 実 支 給 額 で 算 定 することになります 額 変 更 届 3 随 時 改 定 につい て - 通 勤 費 について 下 記 の 支 払 方 法 となりました 随 時 改 定 の 起 算 月 については 支 払 が 実 績 として 確 保 された 月 ( 実 際 に 支 給 された 月 )をもって 随 時 改 定 の 起 算 月 とすることになります この < 事 例 > 通 常 は6 月 12 月 に 翌 月 以 降 の 半 年 分 の 定 期 代 を 払 っている 期 の 途 中 (8 月 )で 勤 務 先 が 変 わったため それまでの 金 額 を 精 算 した 上 で8 月 と 9 月 の 途 中 までがA 地 ( 遠 方 ) その 後 B 地 への 勤 務 が 決 まっているため 8 月 に 次 の 支 払 分 の 計 算 がされる12 月 分 まで(5ヵ 月 分 )の 交 通 費 を 次 の 計 算 でまとめて 支 払 った 1.8 月 はA 地 への1ヵ 月 の 定 期 代 2.9 月 はA 地 への 日 割 りによる 切 符 代 とB 地 への 日 割 りによる 切 符 代 3.10 月 から12 月 まではB 地 への3ヵ 月 の 定 期 代 場 合 実 際 に 支 給 された 月 は8 月 のみであるため 随 時 改 定 は 実 際 に 支 給 された 月 をもって 起 算 月 とすることから 起 算 月 は8 月 です まとめて 支 払 われた 通 勤 費 のB 地 の 定 期 代 への 変 更 が10 月 分 から 行 われてい ますが この 場 合 10 月 を 起 算 月 として 随 時 改 定 できるかご 教 示 ください 額 変 更 届 4 定 期 券 が 現 物 支 給 された 際 の 随 時 改 定 の 取 扱 い について 健 康 保 険 法 第 43 条 法 第 23 条 平 成 23 年 2 月 に 平 成 23 年 4 月 からの6ヵ 月 分 の 定 期 券 を 現 物 で 支 給 します 平 成 23 年 4 月 から 住 所 が 変 わる 予 定 であり 通 勤 経 路 が 変 更 となるため 平 成 23 年 2 月 支 給 分 の 定 期 券 から 額 面 金 額 が 変 更 となります 変 更 後 の 金 額 で 初 めて 支 給 されるのは2 月 であり 随 時 改 定 の 起 算 月 としては 平 成 23 年 2 月 となると 考 えます が 随 時 改 定 において 算 定 すべき 各 月 の 通 勤 費 をどのようにとらえるか 照 会 いた します < 考 え 方 1> 通 勤 経 路 の 変 更 により 平 成 23 年 2 月 に 支 給 された30,000 円 は 券 面 上 の 期 間 である 平 成 23 年 4 月 から 平 成 23 年 9 月 に 配 賦 する 平 成 23 年 2 月 を 起 算 に した 随 時 改 定 の 場 合 2 月 3 月 の 通 勤 費 は 従 前 額 を 用 いる < 考 え 方 2> 通 勤 経 路 の 変 更 により 平 成 23 年 2 月 に 支 給 された30,000 円 は 支 給 月 より6ヵ 月 の 期 間 において 配 賦 する その 場 合 随 時 改 定 において 算 定 すべき 通 勤 費 は 変 更 後 の 金 額 のみとなる 通 勤 費 は 昭 和 27 年 12 月 4 日 保 文 発 第 7241 号 により 毎 月 の 通 勤 に 対 して 支 給 されているものですから 支 払 われた 通 勤 費 が 何 ヵ 月 分 の 定 期 券 ( 通 勤 費 )なのかによりその 月 数 で 除 した 額 を 算 定 月 の 報 酬 に 上 乗 せして 算 定 するので 額 面 金 額 30,000 円 の6ヵ 月 定 期 の 支 給 があるな らば 5,000 円 を 各 月 に 割 り 振 ることになります 平 成 23 年 2 月 に 平 成 23 年 4 月 からの6ヵ 月 分 の 通 勤 費 を 支 給 するならば この 通 勤 費 が 実 際 に 支 給 される 平 成 23 年 2 月 から7 月 までの6ヵ 月 にそれぞれ 割 り 振 ることに なるので< 考 え 方 2>により 取 り 扱 うことになります 23

疑 義 照 会 ( ) ( 案 件 ) 名 称 条 文 ) 額 変 更 届 5 病 気 休 業 中 の 随 時 改 定 について 法 第 23 条 疑 義 照 会 一 時 帰 休 及 び 休 職 給 との 関 係 において 固 定 的 賃 金 の 変 動 後 の 月 に 一 時 帰 休 などによる 低 額 の 休 職 給 が 支 払 われているような 場 合 であって も 随 時 改 定 の3 条 件 を 満 たしている 場 合 は 随 時 改 定 に 該 当 すると 示 されていま す 随 時 改 定 の3 条 件 の 一 つに 3ヵ 月 とも 支 払 基 礎 日 数 が17 日 以 上 あることの 条 件 がありますが 低 額 の 休 職 給 が 支 払 われた 月 の 支 払 基 礎 日 数 はどう 取 り 扱 うの でしょうか なお この 者 の 年 齢 は57 歳 であるため 嘱 託 として 再 雇 用 された 被 保 険 者 の 取 扱 いには 該 当 しません 本 件 に 関 しては 8 月 に 支 払 われた 給 与 において 職 位 定 年 により 給 与 額 が 変 更 となっています したがって これを 起 算 月 として 月 額 変 更 を 行 うことになります なお 昭 和 24 年 4 月 25 日 保 文 発 第 744 号 において は 月 額 変 更 は 報 酬 の 増 減 が 継 続 的 性 質 のものである 場 合 において 行 うものであり 傷 病 その 他 の 事 由 によって 減 少 する 場 合 においてはそ の 必 要 がない とされていますが 本 件 において 固 定 的 賃 金 の 変 動 は 職 位 定 年 によって 起 きたものですので 月 額 変 更 該 当 となります 額 変 更 届 6 休 職 中 の 被 保 険 者 報 酬 月 額 変 更 届 の 取 扱 いにつ いて 昭 和 24 年 4 月 25 日 保 文 発 第 744 号 昭 和 37 年 6 月 28 日 保 険 発 第 71 号 被 保 険 者 が 長 期 休 職 中 に 基 本 給 が100% 支 給 され 通 勤 手 当 が 支 給 停 止 さ れている 状 態 で 基 本 給 がベースダウンする 場 合 又 は 役 付 手 当 職 務 手 当 等 が 除 かれる 場 合 ( 休 職 規 程 等 に 定 めなし)の 取 扱 いについてご 教 示 願 います 1. 上 記 のケースで 降 給 からの3ヵ 月 平 均 が 従 前 より2 等 級 以 上 下 がり 休 職 から 復 帰 後 も 基 本 給 や 役 付 手 当 職 務 手 当 等 が 元 に 戻 らないことが 見 込 まれている のであれば 随 時 改 定 として 取 り 扱 ってよいでしょうか また 基 本 給 のベースダウン 又 は 役 付 手 当 職 務 手 当 等 が 除 かれる 理 由 が 休 職 によるものか 否 かで 取 扱 いが 異 なるかもご 教 示 願 います 2.1.が 随 時 改 定 となる 場 合 通 勤 手 当 が 除 かれた 額 で 改 定 されることになります しかしながら 復 帰 後 に 通 勤 手 当 が 支 給 されたとしても 通 勤 手 当 の 不 支 給 につ いては 手 当 自 体 が 解 消 された 訳 ではないので 賃 金 体 系 の 変 更 による 固 定 的 賃 金 の 増 額 又 は 減 額 による 昇 給 又 は 降 給 には 該 当 しないため 他 の 固 定 的 賃 金 に 変 動 がない 限 り 随 時 改 定 には 該 当 しないということになります 実 際 の 報 酬 と 標 準 報 酬 月 額 と 相 違 が 出 る 可 能 性 がありますが 他 に 固 定 的 賃 金 の 変 動 がない 限 り 復 帰 後 の 随 時 改 定 はできないという 取 扱 いでよいでしょうか 休 職 中 に 通 勤 手 当 を 除 くすべての 報 酬 が 支 給 されている 状 態 ならば これは 休 職 による 休 職 給 には 該 当 しないため 固 定 的 賃 金 の 変 動 や 賃 金 体 系 の 変 更 等 により 降 給 される 場 合 には 随 時 改 定 の 契 機 となりま す しかし この 固 定 的 賃 金 の 変 動 や 賃 金 体 系 の 変 更 等 が 休 職 という 事 由 に 対 して 設 定 された 報 酬 の 支 給 として 行 われる 場 合 には 休 職 に よる 休 職 給 が 支 給 されていることになるため 随 時 改 定 の 契 機 とはなり ません 休 職 給 とは 通 常 受 ける 報 酬 とは 別 個 に 休 職 という 事 由 に 対 して 設 定 された 給 与 として 支 給 されるもの ( 健 康 保 険 法 及 び 法 における 標 準 報 酬 の 定 時 決 定 及 び 随 時 改 定 の 取 扱 いについて 昭 和 37 年 6 月 28 日 保 険 発 第 71 号 )であり 休 職 規 程 等 に 定 めのない 固 定 的 賃 金 の 変 動 や 賃 金 体 系 の 変 更 等 があるならば その 理 由 によらず 休 職 による 休 職 給 の 支 給 とはならないため 随 時 改 定 の 契 機 となる 降 給 となります ただし 実 際 に 休 職 という 事 由 に 対 して 設 定 された 報 酬 とし てではなく 報 酬 の 変 更 が 行 われたことを 確 認 するために 休 職 規 程 や 休 職 期 間 中 の 給 与 支 払 状 況 を 賃 金 台 帳 等 で 確 認 することが 必 要 となり ます また 復 帰 後 に 随 時 改 定 時 の 契 機 となった 固 定 的 賃 金 の 変 動 や 賃 金 体 系 の 変 更 等 が 維 持 される 場 合 において 通 勤 手 当 が 支 給 されること になっても これは 昇 給 とは 考 えられないため 随 時 改 定 の 対 象 とはなり ません 24