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平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮

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18 国立高等専門学校機構

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介護保険制度改正にかかる事業所説明会

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

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Ⅶ 東 海 地 震 に 関 して 注 意 情 報 発 表 時 及 び 警 戒 宣 言 発 令 時 の 対 応 大 規 模 地 震 対 策 特 別 措 置 法 第 6 条 の 規 定 に 基 づき 本 県 の 東 海 地 震 に 係 る 地 震 防 災 対 策 強 化 地 域 において 東 海 地 震

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

目 次 1. 社 会 保 障 分 野 でできること 1 1 高 額 医 療 高 額 介 護 合 算 制 度 の 改 善 2 保 険 証 機 能 の 一 元 化 3 自 己 診 療 情 報 の 活 用 4 給 付 可 能 サービスの 行 政 側 からの 通 知 2. 年 金 分 野 でできること 5

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学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う文部科学省関係省令の整備に関する省令等について(通知)

定款

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資 格 給 付 関 係 ( 問 1) 外 国 人 Aさん(76 歳 )は 在 留 期 間 が3ヶ 月 であることから 長 寿 医 療 の 被 保 険 者 ではない が 在 留 資 格 の 変 更 又 は 在 留 期 間 の 伸 長 により 長 寿 医 療 の 適 用 対 象 となる 場 合 には 国

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(6) 事 務 局 職 場 積 立 NISAの 運 営 に 係 る 以 下 の 事 務 等 を 担 当 する 事 業 主 等 の 組 織 ( 当 該 事 務 を 代 行 する 組 織 を 含 む )をいう イ 利 用 者 からの 諸 届 出 受 付 事 務 ロ 利 用 者 への 諸 連 絡 事 務

平 成 34 年 4 月 1 日 から 平 成 37 年 3 月 31 日 まで 64 歳 第 2 章 労 働 契 約 ( 再 雇 用 希 望 の 申 出 ) 第 3 条 再 雇 用 職 員 として 継 続 して 雇 用 されることを 希 望 する 者 は 定 年 退 職 日 の3か 月 前 まで

2 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与

3 薬 局 サービス 等 (1) 健 康 サポート 薬 局 である 旨 の 表 示 健 康 サポート 薬 局 である 旨 を 表 示 している 場 合 健 康 サポート 薬 局 とは かかりつけ 薬 剤 師 薬 局 としての 基 本 的 な 機 能 に 加 えて 積 極 的 な 健 康 サポート 機

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老発第    第 号


国 家 公 務 員 の 年 金 払 い 退 職 給 付 の 創 設 について 検 討 を 進 めるものとする 平 成 19 年 法 案 をベースに 一 元 化 の 具 体 的 内 容 について 検 討 する 関 係 省 庁 間 で 調 整 の 上 平 成 24 年 通 常 国 会 への 法 案 提

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検 討 検 討 の 進 め 方 検 討 状 況 簡 易 収 支 の 世 帯 からサンプリング 世 帯 名 作 成 事 務 の 廃 止 4 5 必 要 な 世 帯 数 の 確 保 が 可 能 か 簡 易 収 支 を 実 施 している 民 間 事 業 者 との 連 絡 等 に 伴 う 事 務 の 複 雑

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( 補 助 金 等 交 付 決 定 通 知 に 加 える 条 件 ) 第 7 条 市 長 は 交 付 規 則 第 11 条 に 規 定 するところにより 補 助 金 の 交 付 決 定 に 際 し 次 に 掲 げる 条 件 を 付 するものとする (1) 事 業 完 了 後 に 消 費 税 及 び

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独立行政法人国立病院機構

接 支 払 制 度 を 活 用 するか 意 思 を 確 認 する 確 認 に 当 たっては 次 の 各 号 に 掲 げる 事 項 について 書 面 により 世 帯 主 の 合 意 を 得 て 代 理 契 約 を 締 結 するものとする (1) 医 療 機 関 等 が 本 市 に 対 し 世 帯 主

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(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 ( 各 年 4 月 1 日 現 在 ) (H25.4.1) (H25.4.1) (H25.7.1) (H25.7.1) (H25.4.1) (H25.7.1)

東京事務所BCP【実施要領】溶け込み版

(5 ) 当 該 指 定 居 宅 介 護 事 業 所 の 新 規 に 採 用 し た 全 て の 居 宅 介 護 従 業 者 に 対 し 熟 練 し た 居 宅 介 護 従 業 者 の 同 行 に よ る 研 修 を 実 施 し て い る こ と (6 ) 当 該 指 定 居 宅 介 護 事 業

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全設健発第     号

平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

平 均 賃 金 を 支 払 わなければならない この 予 告 日 数 は 平 均 賃 金 を 支 払 った 日 数 分 短 縮 される( 労 基 法 20 条 ) 3 試 用 期 間 中 の 労 働 者 であっても 14 日 を 超 えて 雇 用 された 場 合 は 上 記 2の 予 告 の 手 続

17 外 国 人 看 護 師 候 補 者 就 労 研 修 支 援 18 看 護 職 員 の 就 労 環 境 改 善 運 動 推 進 特 別 20 歯 科 医 療 安 全 管 理 体 制 推 進 特 別 21 在 宅 歯 科 医 療 連 携 室 整 備 22 地 域 災 害 拠 点 病

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公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

●電力自由化推進法案

3 職 員 の 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 ( ベース) 43.7 歳 32, , ,321

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 135,600 円 185,800 円 222,900 円 261,900 円

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

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参 考 様 式 再 就 者 から 依 頼 等 を 受 けた 場 合 の 届 出 公 平 委 員 会 委 員 長 様 年 月 日 地 方 公 務 員 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 261 号 ) 第 38 条 の2 第 7 項 規 定 に 基 づき 下 記 のとおり 届 出 を します この

5 民 間 事 業 者 における 取 扱 いについて( 概 要 資 料 P.17~19) 6 法 人 番 号 について( 概 要 資 料 P.4) (3) 社 会 保 障 税 番 号 制 度 のスケジュールについて( 概 要 資 料 P.20) 1 平 成 27 年 10 月 から( 施 行 日 は

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 ( 単 位 : ) 6 級 7 級 8 級 135, , ,900 2

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セルフメディケーション推進のための一般用医薬品等に関する所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

(4) 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 との 連 携 1 市 は 国 の 現 地 対 策 本 部 長 が 運 営 する 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 に 職 員 を 派 遣 するなど 同 協 議 会 と 必 要 な 連 携 を 図 る

公 営 企 業 職 員 の 状 況 1 水 道 事 業 1 職 員 給 与 費 の 状 況 ア 決 算 区 分 総 費 用 純 利 益 職 員 給 与 費 総 費 用 に 占 める ( 参 考 ) 職 員 給 与 費 比 率 22 年 度 の 総 費 用 に 占 A B B/A める 職 員 給 与

母 子 医 療 対 策 費 462 (313,289) 国 4,479 1 不 妊 治 療 助 成 事 業 8,600 不 妊 治 療 費 用 の 一 部 を 助 成 し 経 済 的 負 担 の 軽 減 を 図 る 230, ,608 不 妊 治 療 費 の 増 加 による 増 額 分

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( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

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(2) 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 保 育 の 必 要 な 子 どものいる 家 庭 だけでなく 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 のために 利 用 者 支 援 事 業 や 地 域 子 育 て 支 援 事 業 な

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(3) 職 員 の 初 任 給 の 状 況 ( 平 成 5 年 月 日 現 在 ) 決 定 初 任 給 採 用 年 経 過 後 給 料 月 額 大 学 卒 7, 8, 一 般 行 政 職 短 大 卒 9,8 6, 高 校 卒, 8,5 () 職 員 の 経 験 年 数 別 学 歴 別 平 均 給 料

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とする この 場 合 育 児 休 業 中 の 期 限 付 職 員 が 雇 用 契 約 を 更 新 するに 当 たり 引 き 続 き 育 児 休 業 を 希 望 する 場 合 には 更 新 された 雇 用 契 約 期 間 の 初 日 を 育 児 休 業 開 始 予 定 日 として 育 児 休 業 申

平成17年度高知県県産材利用推進事業費補助金交付要綱

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3 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 (23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与 月 額

第 7 条 職 員 の 給 与 に 関 する 規 程 ( 以 下 給 与 規 程 という ) 第 21 条 第 1 項 に 規 定 す るそれぞれの 基 準 日 に 育 児 休 業 している 職 員 のうち 基 準 日 以 前 6 月 以 内 の 期 間 にお いて 在 職 した 期 間 がある 職

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 135, , , , , ,600

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(2) 職 員 の 初 任 給 の 状 況 ( 平 成 17 年 4 月 1 日 現 在 ) 初 任 給 2 年 後 の 給 料 初 任 給 2 年 後 の 給 料 一 般 行 政 職 技 能 労 務 職 大 学 卒 171,1 151,5 19,2 164,7 17,7 184,4 中 学 卒 1

平成24年度税制改正要望 公募結果 153. 不動産取得税

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(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 (H20.4.1) 96.7 (H25.4.1) (H25.7.1) (H25.4.1), (H25.4.1) 参 考 値 98.3 (H25.7.1) (H20.4.1) (H25.4

技 能 労 務 職 公 務 員 民 間 参 考 区 分 平 均 年 齢 職 員 数 平 均 給 与 月 額 平 均 給 与 月 額 平 均 給 料 月 額 (A) ( 国 ベース) 平 均 年 齢 平 均 給 与 月 額 対 応 する 民 間 の 類 似 職 種 東 庄 町 51.3 歳 18 77

社 会 保 障 税 一 体 改 革 ( 年 金 分 野 )の 経 緯 社 会 保 障 税 一 体 改 革 大 綱 (2 月 17 日 閣 議 決 定 ) 国 年 法 等 改 正 法 案 (2 月 10 日 提 出 ) 法 案 を 提 出 する または 法 案 提 出 を 検 討 する と された 事

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とする (1) 多 重 債 務 や 過 剰 債 務 を 抱 え 返 済 が 困 難 になっている 人 (2) 債 務 整 理 を 法 律 専 門 家 に 依 頼 した 直 後 や 債 務 整 理 途 上 の 人 (3) 収 入 よりも 生 活 費 が 多 くお 金 が 不 足 がちで 借 金 に 頼

2 条 例 の 概 要 (1) 趣 旨 この 条 例 は 番 号 利 用 法 第 9 条 第 2 項 に 基 づく 個 人 番 号 の 利 用 に 関 し 必 要 な 事 項 を 定 めます (2) 定 義 この 条 例 で 規 定 しようとする 用 語 の 意 義 は 次 のとおりです 1 個 人

Transcription:

病 院 及 び 介 護 保 険 施 設 における 栄 養 管 理 指 針 平 成 27 年 11 月 枚 方 市 保 健 所

給 食 施 設 を 管 理 運 営 されている 皆 様 へ 日 頃 か ら 給 食 施 設 の 管 理 運 営 及 び 利 用 者 の 健 康 管 理 に 御 尽 力 さ れ て い る 皆 様 方 に 心 か ら 敬 意 を 表 し ま す 近 年 急 速 な 高 齢 化 や 疾 病 構 造 の 変 化 に 伴 い が ん や 心 疾 患 脳 血 管 疾 患 等 に 代 表 さ れ る 生 活 習 慣 病 が 増 加 し て い ま す 特 に 最 近 で は 中 高 年 男 性 を 中 心 と し た 肥 満 者 の 増 加 が 問 題 と な っ て お り 医 療 制 度 改 革 に お け る 医 療 保 険 者 に 対 す る 特 定 健 診 特 定 保 健 指 導 の 実 施 義 務 づ け 等 メ タ ボ リ ッ ク シ ン ド ロ ー ム の 概 念 を 取 り 入 れ た 予 防 を よ り 重 視 し た 健 康 づ く り 対 策 が 進 め ら れ て い る と こ ろ で す こ の よ う な 背 景 も 踏 ま え 本 市 と し ま し て は 給 食 施 設 設 置 者 に は 栄 養 管 理 を 適 切 に 行 う こ と で 利 用 者 へ の 生 活 習 慣 病 予 防 や 健 康 増 進 を 担 う 役 割 を 栄 養 管 理 者 ( 管 理 栄 養 士 や 栄 養 士 )には 健 康 づくり 担 当 者 として ご 活 躍 い た だ く ことをお 願 い し た い と 考 え て い ま す この 病 院 及 び 介 護 保 険 施 設 に お け る 栄 養 管 理 指 針 は 病 院 及 び 介 護 保 険 施 設 に お け る 給 食 施 設 の 設 置 者 管 理 者 管 理 栄 養 士 栄 養 士 調 理 師 そ の 他 関 係 者 の 皆 様 に 給 食 の 持 つ 役 割 を 理 解 し 栄 養 管 理 を は じ め 衛 生 的 かつ 安 全 な 給 食 管 理 を 円 滑 に 実 践 していただくために 作 成 しま し た こ れ か ら も 給 食 施 設 に お け る 健 康 づ く り を 積 極 的 に 支 援 し 皆 様 と と も に 利 用 者 の 健 康 づ く り を 推 進 し た い と 考 え て い ま す 皆 様 の 日 常 業 務 に お い て 本 書 が 活 用 さ れ る こ と で 給 食 利 用 者 は も と よ り そ の 家 族 や 地 域 を 含 め た 市 民 の 健 康 づ く り の 推 進 に 役 立 つ こ と を 願 っ て お り ま す 平 成 27 年 11 月 枚 方 市 保 健 所 保 健 企 画 課

目 次 1. 食 事 療 養 の 意 義 (1) 入 院 時 食 事 療 養 及 び 介 護 保 険 施 設 の 食 事 提 供 の 意 義 1 (2) 栄 養 食 事 指 導 ( 介 護 保 険 施 設 では 栄 養 食 事 相 談 ) 1 (3) 地 域 医 療 ニーズへの 対 応 1 2. 食 事 療 養 の 組 織 (1) 食 事 療 養 部 門 の 組 織 化 2 (2)チーム 医 療 ( 多 職 種 協 働 ) による 栄 養 管 理 2 (3) 栄 養 管 理 委 員 会 の 設 置 2 (4) 業 務 委 託 2 3. 食 事 環 境 の 整 備 (1) 適 時 への 配 慮 3 (2) 適 温 への 配 慮 3 (3) 食 器 について 3 (4) 食 堂 での 食 事 3 (5) 献 立 の 掲 示 栄 養 情 報 の 提 供 3 4. 合 理 的 運 営 (1) 標 準 化 の 必 要 性 と 評 価 4 (2) 関 係 帳 票 類 の 管 理 4 (3)クリティカルパスの 活 用 4 5. 食 事 療 養 の 実 際 (1) 年 間 運 営 計 画 の 策 定 5 (2) 栄 養 管 理 の 流 れ(PDCAサイクルに 基 づく 栄 養 管 理 ) 5 (3) 食 事 の 種 類 6 (4) 栄 養 計 画 7 (5) 実 施 11 (6) 食 事 計 画 の 評 価 12 6. 栄 養 食 事 指 導 (1) 栄 養 食 事 指 導 のあり 方 13 (2) 栄 養 食 事 指 導 の 種 類 13 (3) 栄 養 食 事 指 導 マニュアルの 策 定 14 7. 衛 生 管 理 14 8. 危 機 管 理 体 制 の 整 備 ( 食 中 毒 感 染 症 自 然 災 害 ) 14 9. 食 事 療 養 関 係 帳 票 16 10. 栄 養 管 理 報 告 書 ( 病 院 用 介 護 保 険 施 設 用 ) 27 11. 特 定 給 食 施 設 開 始 届 出 書 等 41 12. 参 考 資 料 (1) 関 係 通 知 等 49 (2) 栄 養 ケア マネ ジメント 59 (3) 大 量 調 理 施 設 衛 生 管 理 マニュアル 62

1. 食 事 療 養 の 意 義 (1) 入 院 時 食 事 療 養 及 び 介 護 保 険 施 設 の 食 事 提 供 の 意 義 入 院 時 の 食 事 は 医 学 的 管 理 のもと 患 者 等 自 身 の 回 復 力 を 高 め 疾 病 治 療 に 資 することを 目 的 として 各 個 人 の 病 状 にあわせた 適 正 な 栄 養 量 を 提 供 するものである また おいしさや 見 た 目 なども 栄 養 素 の 給 与 や 食 品 衛 生 などと 同 様 に 食 事 療 養 における 重 要 な 要 素 である そのため 献 立 の 種 類 を 多 くし さらに 選 択 も 可 能 にすること 食 堂 で 食 事 ができることなど 環 境 を 向 上 させ 食 欲 を 増 すような 工 夫 が 必 要 である また 介 護 保 険 施 設 においては 入 所 者 の 栄 養 状 態 身 体 の 状 況 並 びに 病 状 及 び 嗜 好 を 定 期 的 に 把 握 し そ れに 基 づいた 計 画 的 な 食 事 ( 適 切 な 給 与 栄 養 目 標 量 )の 提 供 により 低 栄 養 を 予 防 し 要 介 護 状 態 の 軽 減 悪 化 防 止 さらに 経 口 栄 養 移 行 等 により 生 活 機 能 の 維 持 改 善 を 図 ること (2) 栄 養 食 事 指 導 ( 介 護 保 険 施 設 では 栄 養 食 事 相 談 ) 栄 養 食 事 指 導 については 医 師 や 看 護 師 等 との 緊 密 な 連 絡 のもとに 実 施 されることはもちろん より 効 果 あ るものとするために 日 頃 から 患 者 等 の 状 況 状 態 を 把 握 するように 努 めることが 大 切 である 外 来 患 者 で 疾 病 治 療 に 食 事 が 大 きく 関 わっている 場 合 食 事 のコントロールは 患 者 等 自 らが 行 わなければ ならない その 場 合 重 症 化 予 防 のためにも 患 者 等 に 対 して 適 切 なアドバイスを 行 うことが 栄 養 食 事 指 導 であ る 食 事 の 制 限 や 選 択 が 必 要 な 場 合 は 長 期 にわたることが 多 く 不 安 や 苦 痛 を 伴 うこともある よって 正 し い 知 識 や 情 報 を 提 供 するとともに 食 事 療 法 が 継 続 されるような 援 助 も 大 切 である また 入 院 患 者 においては 食 事 療 養 により 各 患 者 等 の 状 況 にあわせた 適 正 な 食 事 が 提 供 されるが これは 直 接 的 な 栄 養 補 給 であり 患 者 等 自 身 が 提 供 された 食 事 を 十 分 理 解 し 納 得 してこそ 栄 養 状 態 を 自 己 管 理 でき るようになる 栄 養 食 事 指 導 はそのための 手 助 けである 介 護 保 険 施 設 では 入 所 者 に 対 して 十 分 な 栄 養 食 事 相 談 を 行 うことが 必 要 である (3) 地 域 医 療 ニーズへの 対 応 在 宅 医 療 推 進 への 対 応 策 として 家 庭 での 療 養 生 活 を 支 援 することが 明 確 に 打 ち 出 されており 在 宅 患 者 訪 問 栄 養 食 事 指 導 料 が 設 定 され 在 宅 患 者 に 対 する 栄 養 食 事 指 導 が 重 要 視 されている このような 地 域 ニー ズの 増 大 に 伴 い 在 宅 療 養 における 栄 養 ケアの 推 進 など 医 療 機 関 の 役 割 分 担 や 機 能 分 担 を 明 確 にし 医 療 に 関 する 調 査 や 統 計 等 の 情 報 を 活 用 することが 重 要 である 地 域 住 民 の 保 健 医 療 ニーズの 把 握 は 保 険 医 療 機 関 が 社 会 資 源 としての 機 能 を 果 たすためには 必 須 といえる 常 に 保 健 所 や 保 健 福 祉 センター 近 隣 の 医 療 施 設 等 と 連 携 をとるように 心 がけ さらには 地 域 の 健 康 教 育 活 動 等 の 行 事 に 参 加 するなど 積 極 的 な 対 応 が 望 まれる また 居 宅 療 養 管 理 指 導 や 通 所 サービス( 介 護 保 険 施 設 )においての 栄 養 管 理 など 地 域 医 療 連 携 を 進 める ことが 必 要 である 1

2. 食 事 療 養 の 組 織 (1) 食 事 療 養 部 門 の 組 織 化 食 事 療 養 を 効 果 的 効 率 的 に 実 施 運 用 するためには 独 立 した 組 織 をもち 指 示 命 令 系 統 を 明 確 にしておか なくてはならない また 栄 養 管 理 は 専 門 機 能 であり チーム 医 療 の 一 員 としてその 機 能 が 十 分 に 発 揮 できる ような 組 織 づくり スタッフ 体 制 が 重 要 である ( 組 織 名 例 : 栄 養 管 理 室 栄 養 部 食 事 療 養 科 など) (2)チーム 医 療 ( 多 職 種 協 働 )による 栄 養 管 理 病 院 における 食 事 療 養 の 範 囲 は 相 当 広 く しかもNST 体 制 にみられるような 他 部 門 との 患 者 情 報 等 の 共 有 化 をもとに 展 開 されることが 多 いので 各 部 門 との 密 接 な 連 携 を 図 るとともに 他 部 門 との 業 務 を 明 確 に 区 分 し それぞれが 役 割 を 果 たし 得 る 効 果 的 な 食 事 療 養 の 運 営 に 努 めることが 大 切 である 特 に 栄 養 障 害 を 生 じる リスクの 高 い 患 者 に 対 しては 医 師 看 護 師 薬 剤 師 及 び 管 理 栄 養 士 などからなるチームを 編 成 し 改 善 の 取 り 組 みを 行 うことが 望 まれる 介 護 保 険 施 設 における 栄 養 ケア マネジメント は ヘルスケアサービスの 一 環 として 個 々 人 に 最 適 な 栄 養 ケアを 行 い その 実 務 遂 行 上 の 機 能 や 方 法 手 順 を 効 率 的 に 行 うための 体 制 をいう 管 理 栄 養 士 は 実 施 に 際 して 利 用 者 に 適 切 な 栄 養 ケアを 効 率 的 に 提 供 できるよう 関 連 職 種 との 連 絡 調 整 等 を 行 うことが 求 められる (3) 栄 養 管 理 委 員 会 の 設 置 食 事 療 養 は 食 事 療 養 部 門 のみならず 各 部 門 の 協 力 理 解 のうえに 成 り 立 つものである そこで 食 事 療 養 の 計 画 的 合 理 的 運 営 と 食 事 の 質 的 向 上 各 部 門 との 連 絡 調 整 等 を 目 的 として 栄 養 管 理 委 員 会 を 設 置 運 営 する 委 員 会 は 定 期 的 に 開 催 ( 例 えば 月 1 回 隔 月 1 回 等 )し 検 討 された 内 容 について 記 録 をとることが 必 要 である メンバーとしては 医 師 看 護 師 管 理 栄 養 士 栄 養 士 調 理 師 事 務 担 当 者 等 から 構 成 することが 望 ましく 運 営 規 定 を 定 めることが 大 切 である なお 栄 養 管 理 上 必 要 な 会 議 が 行 われていれば 特 に 名 称 にこだわるものではない (4) 業 務 委 託 食 事 の 提 供 に 関 する 業 務 は 保 険 医 療 機 関 自 らが 行 うことが 望 ましいが 保 険 医 療 機 関 の 管 理 者 が 業 務 遂 行 上 必 要 な 注 意 を 果 たし 得 るような 体 制 と 契 約 内 容 により 食 事 療 養 の 質 が 確 保 される 場 合 には 保 険 医 療 機 関 の 最 終 的 責 任 のもとで 第 三 者 に 委 託 することができる その 場 合 においても 施 設 が 作 成 した 栄 養 管 理 基 準 及 び 献 立 の 作 成 基 準 を 委 託 業 者 に 明 示 する また 必 要 に 応 じて 委 託 業 者 の 職 員 を 栄 養 管 理 委 員 会 に 参 加 させる ことが 望 ましい 介 護 保 険 施 設 についても 同 様 の 考 え 方 である また 院 外 調 理 に 見 られるように 従 来 の 厨 房 内 での 調 理 でなく 食 事 の 外 注 化 が 認 められているが 患 者 等 個 々への 栄 養 管 理 はよりきめ 細 かく 実 施 することが 求 められる 2

3. 食 事 環 境 の 整 備 患 者 のニーズとして 快 適 な 入 院 生 活 環 境 の 向 上 が 望 まれている 人 的 サービスや 物 質 的 な 環 境 など 医 療 行 為 以 外 にも 患 者 サービスへの 質 の 高 さが 求 められている 食 事 療 養 部 門 においては 最 低 限 以 下 の 項 目 につ いて 検 討 がなされる 必 要 がある (1) 適 時 への 配 慮 適 切 な 時 刻 ( 夕 食 は 原 則 として 午 後 6 時 以 降 )に 食 事 を 提 供 することはもちろんのこと 食 事 間 隔 につい ても 考 慮 する 例 えば 朝 食 から 夕 食 までの 間 隔 は10 時 間 程 度 とることが 望 ましい 介 護 保 険 施 設 については 夕 食 は 午 後 6 時 以 降 が 望 ましいが 早 くても 午 後 5 時 以 降 とすること (2) 適 温 への 配 慮 適 温 の 食 事 を 実 現 するには 保 温 保 冷 ( 食 器 を 温 めておく ふたをするなども 有 効 )することや 盛 り 付 け から 食 事 提 供 までの 時 間 を 短 くするなどの 工 夫 が 望 まれる また 食 中 毒 につながる 恐 れもあるので 10 以 下 または65 以 上 で 管 理 するなど 衛 生 面 にも 配 慮 することが 望 ましい なお 介 護 保 険 施 設 は 介 助 する 際 に 火 傷 しないよう 配 慮 することは 必 要 であるが 配 膳 時 から 温 度 を 下 げ ることは 適 切 でない (3) 食 器 について 食 事 環 境 を 考 えるうえで 重 要 な 要 素 が 食 器 である 機 能 的 衛 生 的 経 済 的 であるとともに 食 事 の 楽 しさ が 演 出 できるものが 望 まれる 介 護 保 険 施 設 では 身 体 の 不 自 由 な 方 や 認 知 症 の 方 へのADL( 日 常 生 活 動 作 )に 配 慮 した 食 器 の 用 意 も 必 要 である (4) 食 堂 での 食 事 入 院 ( 入 所 ) 生 活 の 中 でも 生 活 感 があるよう 食 堂 については 面 積 や 清 潔 の 確 保 はもちろん 眺 望 採 光 換 気 インテリア BGM 等 に 配 慮 し 快 適 な 食 事 環 境 を 提 供 することが 望 まれる また 健 康 増 進 法 に 定 められている 受 動 喫 煙 の 防 止 ( 法 第 25 条 )に 努 めることも 必 要 である (5) 献 立 の 掲 示 栄 養 情 報 の 提 供 献 立 表 の 掲 示 及 び 主 な 栄 養 成 分 の 表 示 等 により 入 院 患 者 あるいは 入 所 者 等 に 対 して 栄 養 に 関 する 情 報 提 供 を 行 う 3

4. 合 理 的 運 営 (1) 標 準 化 の 必 要 性 と 評 価 現 在 さまざまな 作 業 事 務 の 標 準 化 がなされているが その 一 つの 例 が 院 内 ( 所 内 ) 食 事 せん 規 約 である 標 準 化 することは 事 務 を 簡 素 化 明 確 化 するのに 役 立 つのはもちろんのこと 患 者 等 給 食 サービスの 継 続 性 や 均 一 性 を 保 つのに 有 効 である 標 準 化 をすすめるためには まず 現 状 の 業 務 分 析 と マニュアルの 整 備 等 が 必 要 である また 栄 養 管 理 基 準 の 概 念 である 品 質 管 理 ( 提 供 する 食 事 の 量 と 質 について 計 画 を 立 て その 計 画 どおり に 調 理 及 び 提 供 が 行 われたか 評 価 を 行 い その 評 価 に 基 づき 食 事 の 品 質 を 改 善 することをいう )の 実 施 に は 個 々の 業 務 のマニュアル 化 が 役 に 立 つ (2) 関 係 帳 票 類 の 管 理 食 事 療 養 業 務 は さまざまな 情 報 を 取 り 扱 い その 情 報 をもとにすすめられる 栄 養 管 理 栄 養 指 導 業 務 は 年 々 複 雑 かつ 高 度 化 されており コンピュータの 利 用 も 不 可 欠 なものになりつつある 単 なる 省 力 化 と 考 える のではなく コンピュータの 活 用 により 栄 養 指 導 等 の 充 実 を 図 ることが 肝 要 である なお 帳 票 類 は 逐 一 印 刷 をしなくてもよいが いつでも 印 刷 できる 状 態 にしておくこと バックアップをとっておく 等 の 措 置 が 必 要 である また 電 子 カルテによる 保 存 については 医 療 情 報 システムの 安 全 管 理 に 関 するガイドライン に 統 合 され ているので 留 意 すること ( 平 成 25 年 10 月 厚 生 労 働 省 ) http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/0000026088.html (3)クリティカルパスの 活 用 クリティカルパスは 診 療 計 画 実 施 プロセスの 標 準 化 により 医 療 の 質 の 向 上 と 効 率 化 等 を 図 るために 活 用 で きる また 医 療 従 事 者 の 立 場 だけでなく 糖 尿 病 の 教 育 入 院 プログラムなどのパスの 利 用 は 患 者 の 理 解 や 安 心 にもつながることから 食 事 療 養 部 門 においても 今 後 活 用 が 望 まれる 4

5. 食 事 療 養 の 実 際 (1) 年 間 運 営 計 画 の 策 定 食 事 療 養 栄 養 食 事 指 導 ( 栄 養 食 事 相 談 ) 等 の 業 務 を 計 画 的 かつ 適 切 にすすめるため 年 間 運 営 計 画 を 策 定 することが 望 ましい 策 定 項 目 としては 栄 養 食 事 指 導 ( 栄 養 食 事 相 談 )における 年 間 目 標 や 実 施 計 画 献 立 計 画 予 算 執 行 計 画 研 修 計 画 衛 生 状 態 保 持 のための 実 施 計 画 地 域 の 保 健 医 療 に 関 する 活 動 計 画 などがあ る (2) 栄 養 管 理 の 流 れ(PDCA サイクルに 基 づく 栄 養 管 理 ) 特 定 給 食 施 設 における 栄 養 管 理 基 準 の 概 念 図 ( 健 が 発 0329 号 平 成 25 年 3 月 29 日 付 け 厚 生 労 働 省 健 康 局 が ん 対 策 健 康 増 進 課 長 通 知 特 定 給 食 施 設 に お け る 栄 養 管 理 に 関 す る 指 導 及 び 支 援 に つ い て ) 病 院 等 は 栄 養 状 態 病 状 治 療 状 況 等 に 利 用 者 のアセスメント 配 慮 して 設 定 を 定 期 的 に 実 施 献 立 作 成 基 準 利 用 者 の 給 与 身 体 の 状 況 栄 養 状 態 生 活 習 慣 給 与 栄 養 目 標 量 の 決 定 定 期 的 見 直 し 一 定 期 間 (1 週 間 10 日 間 1か 月 間 ) 単 位 献 立 作 成 の 条 件 栄 養 量 の 確 保 複 数 献 立 選 択 食 料 理 の 組 み 合 わせ 季 節 感 地 域 の 特 色 行 事 食 品 質 改 善 の 努 力 見 直 し 品 質 管 理 された 食 事 の 提 供 食 事 量 熱 量 及 び 栄 養 素 の 量 温 度 形 状 評 価 ( 総 合 的 に 判 断 ) 利 用 者 の 食 事 量 ( 盛 りつけ 量 ) 摂 取 量 ( 残 食 量 )の 把 握 栄 養 教 育 ( 食 育 ) 関 連 項 目 ( 身 体 の 状 況 栄 養 状 態 生 活 習 慣 等 の 把 握 ) 食 事 摂 取 量 の 実 態 5

食 事 摂 取 基 準 を 特 定 給 食 施 設 等 に お い て 活 用 し て い く 場 合 に は PDCA サ イ ク ル に 基 づ く 活 用 を 基 本 とする (3) 食 事 の 種 類 図 1 患 者 等 を 対 象 とした 治 療 のための 食 事 は 各 患 者 等 の 病 状 性 年 齢 体 位 等 に 応 じて 個 々に 調 整 されるべ きであり その 特 徴 により 一 般 食 ( 特 別 食 以 外 の 患 者 食 で その 食 形 態 により 常 食 軟 食 流 動 食 等 に 区 分 す る)と 特 別 食 ( 患 者 の 病 状 等 により 医 師 の 発 行 する 食 事 せんに 基 づくもの)に 区 別 されている また 経 口 で 食 事 を 摂 取 できない 患 者 には 経 腸 栄 養 法 や 静 脈 栄 養 法 が 必 要 となる 一 般 食 特 別 食 常 食 軟 食 流 動 食 加 算 食 非 加 算 食 概 ね 普 通 の 社 会 生 活 を 営 むことができる 程 度 の 患 者 を 対 象 とする 食 事 全 粥 7 分 粥 5 分 粥 3 分 粥 食 等 がある 常 食 に 比 し 主 食 の 形 態 が 粥 であり しかも 副 食 は 消 化 器 系 統 に 機 械 的 刺 激 が 少 なく かつ 消 化 吸 収 の 容 易 なもの 流 動 体 のもので 構 成 され 残 渣 あるいは 不 消 化 物 刺 激 性 調 味 料 を 含 ま ず かつ 機 械 的 刺 激 の 存 するようなものであってはならない 入 院 時 食 事 療 養 (Ⅰ)において 特 別 食 加 算 算 定 対 象 の 治 療 食 検 査 食 等 入 院 時 食 事 療 養 (Ⅰ)を 届 け 出 ている 保 険 医 療 機 関 においては 特 別 食 加 算 ができる 上 記 以 外 の 治 療 食 検 査 食 および 調 乳 離 乳 食 等 入 院 患 者 以 外 にも 職 員 給 食 や 付 き 添 い 食 などで 食 事 を 提 供 することがある この 場 合 は 職 員 食 等 として 扱 うが 職 員 食 等 であっても 対 象 者 にあった 食 事 が 提 供 されることが 必 要 である 介 護 保 険 施 設 においては 入 所 者 の 栄 養 状 態 身 体 の 状 況 並 びに 病 状 及 び 嗜 好 を 把 握 し 計 画 的 な 食 事 の 提 供 を 行 うことが 必 要 であり 一 般 食 と 療 養 食 に 区 別 されている 一 般 食 形 態 と 固 さにより 各 施 設 において 区 分 すること 療 養 食 加 算 対 象 厚 生 労 働 大 臣 が 定 めるもの 等 ( 平 成 12 年 厚 生 省 告 示 第 23 号 )に 示 され た 療 養 食 上 記 以 外 の 疾 患 等 に 対 する 療 養 食 食 事 の 提 供 に 際 しては 入 所 者 の 自 立 の 支 援 に 配 慮 し できるだけ 離 床 して 食 堂 で 行 われるよう 努 めなけれ ばならない また 栄 養 ケア マネジメントを 実 施 している 施 設 では 個 別 の 栄 養 ケア 計 画 に 基 づいた 食 事 の 提 供 が 必 要 である 6

(4) 栄 養 計 画 栄 養 計 画 を 作 成 するにあたっては 以 下 の 関 係 通 知 を 参 考 にすること 入 院 時 食 事 療 養 費 に 係 る 食 事 療 養 及 び 入 院 時 生 活 療 養 費 に 係 る 生 活 療 養 の 実 施 上 の 留 意 事 項 について ( 平 18.3.6 保 医 発 0306009 号 )( 最 終 改 正 : 平 成 24 年 3 月 26 日 保 医 発 第 0326 第 6 号 ) 指 定 居 宅 サービスに 要 する 費 用 の 額 の 算 定 に 関 する 基 準 ( 短 期 入 所 サービス 及 び 特 定 施 設 入 居 者 生 活 介 護 に 係 る 部 分 ) 及 び 指 定 施 設 サービス 等 に 要 する 費 用 の 額 の 算 定 に 関 する 基 準 の 制 定 に 伴 う 実 施 上 の 留 意 事 項 について ( 平 12.3.8 老 企 第 40 号 )( 最 終 改 正 平 成 27 年 3 月 27 日 老 介 発 第 0327 第 1 号 老 高 発 第 0327 第 1 号 老 振 発 0327 第 1 号 老 老 発 0327 第 2 号 ) 1 給 与 栄 養 目 標 の 設 定 入 院 患 者 の 食 事 摂 取 基 準 は 性 年 齢 体 位 身 体 活 動 レベル 病 状 等 により 患 者 等 個 々 人 に 適 正 量 が 算 定 されるべきであり 一 般 食 利 用 者 についても 患 者 等 個 々 人 に 算 定 された 医 師 の 食 事 せんによる 食 事 摂 取 基 準 を 用 いることとする なお これによらない 場 合 の 一 般 食 患 者 の 推 定 エネルギー 必 要 量 及 び 栄 養 素 ( 脂 質 たんぱく 質 ビタミン A ビタミン B1 ビタミン B2 ビタミン C カルシウム 鉄 ナトリウム( 食 塩 ) 及 び 食 物 繊 維 )の 食 事 摂 取 基 準 については 健 康 増 進 法 第 30 条 の 2 に 基 づき 定 められた 食 事 摂 取 基 準 の 数 値 を 適 切 に 用 いることとする 患 者 等 の 体 位 病 状 身 体 活 動 レベル 等 を 考 慮 することが 必 要 であり 推 定 エネルギー 必 要 量 は 治 療 方 針 に 沿 って 身 体 活 動 レベルや 体 重 の 増 減 等 を 考 慮 して 適 宜 増 減 することが 望 ましい また 定 期 的 に 患 者 等 の 体 位 病 状 身 体 活 動 レベル 栄 養 状 態 等 を 把 握 し 栄 養 計 画 食 事 計 画 ( 献 立 作 成 )を 見 直 し 給 与 栄 養 目 標 量 を 再 検 討 することが 必 要 である 高 齢 者 を 対 象 とした 介 護 老 人 福 祉 施 設 や 介 護 老 人 保 健 施 設 介 護 療 養 型 医 療 施 設 における 給 食 の 食 事 摂 取 基 準 は 施 設 利 用 者 の 健 康 を 維 持 増 進 し 疾 病 予 防 やQOLを 高 めるための 栄 養 管 理 の 基 本 となるものである これらの 施 設 においては 個 人 差 が 大 きいため 施 設 利 用 者 個 々 人 の 栄 養 状 態 身 体 の 状 況 病 状 身 体 活 動 レ ベル 嗜 好 を 定 期 的 に 把 握 し これらに 基 づいて 栄 養 計 画 食 事 計 画 ( 献 立 作 成 )を 行 うことが 必 要 である なお 栄 養 計 画 は 患 者 等 個 人 ごとに 設 定 することが 原 則 であるが 事 務 が 煩 雑 になる 等 の 理 由 により 無 理 が 生 じる 場 合 には 望 ましい 摂 取 栄 養 量 に 範 囲 ( 幅 )があることを 利 用 し 1 種 類 の 献 立 で 異 なる 栄 養 量 を 必 要 とする 複 数 の 患 者 等 に 対 応 することが 可 能 である この 場 合 には 求 められる 食 事 の 種 類 ( 性 年 齢 身 体 活 動 レベル 別 )を 適 切 に 集 約 して すべての 患 者 等 に 対 して 適 切 な 許 容 範 囲 ( 幅 )で 食 事 を 提 供 することが 必 要 である また 集 約 した 食 事 の 種 類 を 院 内 ( 所 内 ) 食 事 せん 規 約 として 明 確 にしておくこと エネルギーの 摂 取 量 及 び 消 費 量 のバランス(エネルギー 収 支 バランス)の 維 持 を 示 す 指 標 として 体 格 (BMI : body mass index) を 採 用 することとした BMI= 体 重 (kg) ( 身 長 (m)) 2 目 標 とするBMI の 範 囲 (18 歳 以 上 )1,2 1 男 女 共 通 あくまでも 参 考 として 使 用 すべきである 2 観 察 疫 学 研 究 において 報 告 された 総 死 亡 率 が 最 も 低 かった BMI を 基 に 疾 患 別 の 発 症 率 とBMI との 関 連 死 因 とBMI と の 関 連 日 本 人 のBMI の 実 態 に 配 慮 し 総 合 的 に 判 断 し 目 標 とする 範 囲 を 設 定 3 70 歳 以 上 では 総 死 亡 率 が 最 も 低 かったBMI と 実 態 との 乖 離 が 見 られるため 虚 弱 の 予 防 及 び 生 活 習 慣 病 の 予 防 の 両 者 に 配 慮 する 必 要 があることも 踏 まえ 当 面 目 標 とするBMI の 範 囲 を21.5~24.9 kg/m2 とした 7

(ア) 一 般 食 病 院 及 び 高 齢 者 を 対 象 とした 施 設 における 推 定 エネルギー 必 要 量 の 算 出 方 法 ( 個 人 ) 及 び 一 般 食 利 用 者 の 給 与 栄 養 目 標 量 の 設 定 について 例 示 する 推 定 エネルギー 必 要 量 の 算 出 方 法 ( 個 人 ) 病 院 成 人 の 場 合 推 定 エネルギー 必 要 量 = 基 礎 代 謝 量 (kcal/ 日 ) 身 体 活 動 レベル (ただし 肥 満 者 など 体 重 の 増 減 が 必 要 な 場 合 は 上 記 の 数 値 を 参 考 に 増 減 させる ) 基 礎 代 謝 量 = 性 年 齢 別 基 礎 代 謝 基 準 値 (kcal/kg/ 日 ) 標 準 体 重 (kg) 個 人 の 状 況 がわからない 場 合 は 基 準 体 重 を 使 用 乳 児 (0 歳 )の 場 合 母 乳 栄 養 児 : 推 定 エネルギー 必 要 量 =92.8 体 重 (kg)-152.0+エネルギー 蓄 積 量 (kcal/ 日 ) 人 工 乳 栄 養 児 : 推 定 エネルギー 必 要 量 =82.6 体 重 (kg)-29.00+エネルギー 蓄 積 量 (kcal/ 日 ) 小 児 (1~17 歳 )の 場 合 推 定 エネルギー 必 要 量 =( 基 礎 代 謝 量 (kcal/ 日 ) 身 体 活 動 レベル)+エネルギー 蓄 積 量 (kcal/ 日 ) 妊 婦 授 乳 婦 の 場 合 妊 婦 では 胎 児 と 母 体 の 組 織 変 化 に 必 要 な 妊 娠 期 別 の 必 要 なエネルギーを 追 加 し 授 乳 婦 では 非 妊 時 の 年 齢 階 級 別 食 事 摂 取 基 準 に 付 加 量 ( 泌 乳 のための 量 を 付 加 し 体 重 減 少 分 を 減 ずる)を 追 加 する 身 体 活 動 レベルの 設 定 については ベッド 上 安 静 ベッド 外 活 動 リハビリ 施 行 中 等 個 々 人 の 身 体 活 動 を 把 握 し 設 定 することが 必 要 である ( 個 々 人 の 身 体 活 動 の 調 査 及 び 算 出 方 法 については 一 般 食 利 用 者 の 給 与 栄 養 目 標 量 の 設 定 ( 例 示 )(P9) 参 照 ) 高 齢 者 を 対 象 とした 施 設 推 定 エネルギー 必 要 量 = 基 礎 代 謝 量 (kcal/ 日 ) 身 体 活 動 レベル 基 礎 代 謝 量 = 性 年 齢 別 基 礎 代 謝 基 準 値 (kcal/kg/ 日 ) 標 準 体 重 (kg) 標 準 体 重 (kg)= 身 長 (m) 2 22 ( 低 栄 養 状 態 の 予 防 回 復 のために 標 準 体 重 を 目 標 として 推 定 エネルギー 量 を 算 出 することが 望 ましい ) 身 体 活 動 レベルの 設 定 については 病 院 同 様 設 定 することが 必 要 である 性 年 齢 別 基 礎 代 謝 基 準 値 と 基 礎 代 謝 量 ( 参 考 : 日 本 人 の 食 事 摂 取 基 準 (2015 年 版 )による) 8

エネルギー 蓄 積 量 (kcal/ 日 )( 参 考 : 日 本 人 の 食 事 摂 取 基 準 (2015 年 版 )による) 一 般 食 利 用 者 の 給 与 栄 養 目 標 量 の 設 定 ( 例 示 ) 1) 一 般 食 利 用 者 の 身 体 活 動 レベルの 基 準 値 を 決 定 する 1 日 の 身 体 活 動 を 調 査 して 算 出 し 決 定 する 方 法 もある ア) 調 査 対 象 者 の1 日 の 身 体 活 動 を 調 査 する イ) 身 体 活 動 レベルの 内 容 (P10)を 参 考 に 対 象 者 の 身 体 活 動 レベルを 算 出 する ウ) 調 査 対 象 者 の 身 体 活 動 レベルの 算 出 結 果 より 施 設 の 身 体 活 動 レベル 基 準 値 を 決 定 する 身 体 活 動 レベルの 設 定 は 利 用 者 個 々 人 の 身 体 活 動 に 対 応 できるようにしておくことが 望 ましいが 利 用 者 の 身 体 活 動 レベルがほぼ 同 じである 施 設 では 基 準 値 の 身 体 活 動 レベルの 設 定 を1つとしてもよい なお その 場 合 基 準 値 の 身 体 活 動 レベルに 相 当 しない 利 用 者 に 対 応 できるようにしておかなければな らない 2) 性 年 齢 別 に 推 定 エネルギー 必 要 量 を 算 出 し これにより 推 定 エネルギー 必 要 量 の 暫 定 的 丸 め 値 を 決 定 する 3) 一 般 食 利 用 者 の 年 齢 構 成 を 算 出 する 4) 推 定 エネルギー 必 要 量 の 暫 定 的 丸 め 値 と 一 般 食 利 用 者 の 年 齢 構 成 の 人 数 を 用 いて 加 重 平 均 値 から 全 体 の 加 重 平 均 エネルギー 量 を 算 出 する 5) 4)をもとに 各 施 設 に 当 てはまるように 3 段 階 ~4 段 階 程 度 の 給 与 エネルギー 目 標 量 を 設 定 する ( 例 えば 200kcal 刻 みで4 段 階 の 給 与 エネルギー 目 標 量 を 設 定 した 場 合 利 用 者 個 々 人 については 1 日 当 たり 設 定 値 を 中 心 として±100kcal の 許 容 範 囲 ( 幅 )に 入 るように 設 定 することが 望 ましい ) 6) 小 児 に 関 しても 原 則 として 成 人 と 同 様 に 給 与 エネルギー 目 標 量 を 決 める 7) 5) 6)で 算 出 した 給 与 エネルギー 目 標 量 より 性 年 齢 別 のエネルギー 量 ( 丸 め 値 ) を 作 成 する 8) 性 年 齢 別 のエネルギー 量 ( 丸 め 値 ) より エネルギー 比 率 等 からたんぱく 質 脂 質 炭 水 化 物 の 給 与 栄 養 目 標 量 を 決 定 する 9) 献 立 作 成 後 同 一 食 種 内 におけるその 他 の 栄 養 素 量 については 関 連 するすべての 栄 養 素 量 の 範 囲 ( 幅 ) を 確 認 する 9

身 体 活 動 レベル 別 にみた 活 動 内 容 と 活 動 時 間 の 代 表 例 イ) 特 別 食 ( 介 護 保 険 施 設 では 療 養 食 ) 特 別 食 ( 療 養 食 )は 病 状 や 対 象 者 の 性 年 齢 栄 養 状 況 等 を 考 慮 し 医 師 との 十 分 な 連 携 のもと 各 疾 患 の ガイドラインや 指 針 に 沿 って その 基 準 を 設 定 する ガイドラインや 指 針 に 示 された 以 外 の 栄 養 素 については 日 本 人 の 食 事 摂 取 基 準 (2015 年 版 ) を 参 考 に 用 いること なお 各 疾 患 についてのガイドラインや 指 針 等 最 新 の 情 報 を 得 るように 心 がけ 適 宜 検 討 することも 必 要 である 2 院 内 食 事 せん 規 約 ( 介 護 保 険 施 設 では 所 内 食 事 せん 規 約 )の 作 成 院 内 ( 所 内 ) 食 事 せん 規 約 とは あらかじめ 必 要 となる 食 事 の 種 類 を 想 定 し 事 前 に 給 与 栄 養 基 準 値 を 設 定 しておくもので 疾 患 別 管 理 方 式 ( 病 態 別 )と 栄 養 成 分 別 管 理 方 式 ( 成 分 別 )が 考 えられる いずれの 場 合 も 必 ずしも 全 ての 患 者 等 にあてはまるわけではないので 患 者 等 個 々 人 に 対 応 できるような 配 慮 が 必 要 で ある 運 用 規 定 ( 例 えば 食 事 せんの 記 入 要 領 食 事 療 養 部 門 における 食 事 せんの 受 付 時 間 及 び 時 間 外 の 取 扱 い 等 ) や 作 成 ( 改 定 ) 年 月 日 を 明 記 し 各 病 棟 に 備 え 付 けることなどが 必 要 である 介 護 保 険 施 設 で 栄 養 ケア マネジメントを 実 施 している 施 設 については 個 々 人 に 対 応 した 食 事 の 提 供 とな るが 所 内 食 事 せん 規 約 として 給 与 栄 養 基 準 値 を 示 すことは 重 要 である 3 食 品 構 成 の 作 成 患 者 等 の 状 況 に 応 じた 食 事 の 種 類 とそれぞれにおける 給 与 栄 養 目 標 量 が 設 定 できれば それに 沿 って 具 体 的 な 食 事 計 画 を 立 てる 食 品 構 成 は 使 用 する 食 品 に 偏 りが 生 じないようにするために 作 成 する 10

1) 給 与 目 標 エネルギ- 量 及 び 炭 水 化 物 エネルギ- 比 率 から 穀 類 の 使 用 量 を 決 める 2) 総 たんぱく 質 から 動 物 性 食 品 の 使 用 量 を 決 める 3) 穀 類 以 外 の 植 物 性 たんぱく 質 として 豆 類 の 使 用 量 を 決 める 総 たんぱく 質 から2)で 算 出 した 動 物 性 たんぱく 質 を 引 いた 残 りが 植 物 性 たんぱく 質 となるが その うち1)で 算 出 される 穀 類 から 摂 取 するたんぱく 質 を 差 し 引 いた 残 りの 半 分 以 上 を 豆 類 で 補 うととも に カルシウム 補 給 源 として 決 める 4) 野 菜 類 の 使 用 量 は 1 日 350g をおおむねの 目 標 とし 施 設 の 特 徴 に 応 じて 決 める そのうち 1/3 程 度 を 緑 黄 色 野 菜 とする 5) 脂 質 は 過 剰 にならないように 油 脂 類 の 使 用 を 決 める 脂 肪 エネルギ- 比 率 が 適 正 な 範 囲 におさまるように 考 慮 する また 量 だけでなく 質 ( 飽 和 脂 肪 酸 と 不 飽 和 脂 肪 酸 の 比 等 )も 考 慮 する 6) 残 りの 食 品 は 総 エネルギ- 及 び 使 用 実 績 から 決 める 残 る 食 品 のうち エネルギ- 源 となる いも 類 果 実 類 砂 糖 及 び 甘 味 類 の 使 用 量 は 偏 りのない ように 注 意 する なお 豆 類 魚 介 類 肉 類 野 菜 類 調 味 料 類 調 理 加 工 食 品 それぞれの 分 類 の 中 で 食 塩 摂 取 量 に 関 連 の 深 い 食 品 群 については その 目 標 量 の 範 囲 内 におさまるよう 過 去 の 使 用 実 績 と 合 わせて 決 める 4 献 立 ( 食 事 計 画 )の 作 成 献 立 は 患 者 等 にふさわしい 内 容 ( 栄 養 量 提 供 量 等 )とし 患 者 等 の 嗜 好 も 考 慮 する また 各 地 域 の 特 色 や 季 節 感 行 事 食 等 を 取 り 入 れ 変 化 に 富 んだ 献 立 とするよう 努 めることが 必 要 である 作 成 時 の 注 意 点 として 食 事 内 容 では 主 食 主 菜 副 菜 のバランスを 考 慮 し 朝 昼 夕 3 食 の 栄 養 配 分 にも 十 分 配 慮 することが 必 要 である 特 に 朝 食 は パンと 牛 乳 とバタ- ジャムの 組 み 合 わせにとどまることのな いように 注 意 しなければならない 献 立 作 成 ( 食 事 計 画 )は 目 標 量 とする 食 品 構 成 に 従 って 作 成 する 予 定 献 立 の 栄 養 価 については 多 くの 施 設 が 電 算 化 により 確 認 できるようになっているが 電 算 化 されていない 施 設 では 検 討 表 等 を 活 用 し 適 正 な 栄 養 管 理 を 行 うこと 食 事 は 患 者 等 の 嗜 好 を 配 慮 したものでなければならないが 種 々の 制 約 条 件 がある 中 で 患 者 等 個 々 人 の 嗜 好 にあった 食 事 づくりは 容 易 ではないため 患 者 等 の 嗜 好 を 生 かす 一 つの 方 法 として 選 択 メニュー が 考 えられる 選 択 メニュ- は 患 者 等 自 らが 選 択 する というメリットがあり 患 者 等 自 身 が 病 気 回 復 に 意 欲 を 高 めるためにも 効 果 的 であると 思 われる しかしながら あくまでも 食 事 は 治 療 の 一 環 であり 選 択 メニュ-を 実 施 する 場 合 は 患 者 等 の 選 択 した 献 立 の 状 況 は 常 に 把 握 しておき 給 与 栄 養 に 注 意 を 払 うとともに 医 師 等 との 連 絡 を 密 にし その 趣 旨 を 十 分 生 かしたものにする 必 要 がある 5 給 与 食 品 検 討 表 給 与 食 品 検 討 表 は 食 事 計 画 の 際 常 食 予 定 献 立 表 の 給 与 量 (1 週 間 ~10 日 程 度 の 平 均 )と 院 内 ( 所 内 ) 食 事 せん 規 約 の 目 標 量 とを 食 品 群 別 に 比 較 し 適 切 な 内 容 の 献 立 が 作 成 できているかを 検 討 する 場 合 等 に 活 用 する 検 討 後 見 直 しや 改 善 が 必 要 な 場 合 は 内 容 を 変 更 し 実 施 献 立 表 を 作 成 する なお サイクルメニュ-を 導 入 する 場 合 には 事 前 に 食 種 ごとに 検 討 表 による 確 認 を 十 分 に 行 っておく 必 要 がある (5) 実 施 1 発 注 予 定 献 立 における1 人 当 たりの 食 品 数 量 に 予 定 食 数 を 乗 じて 食 品 量 を 計 算 し それに 廃 棄 量 を 含 めた 全 体 量 を 算 出 して 発 注 書 を 作 成 する 11

発 注 は 必 ず 伝 票 等 の 書 面 をもって 行 う やむをえず 電 話 等 により 口 頭 で 注 文 する 場 合 も 発 注 根 拠 を 明 確 にしておく 必 要 がある 2 納 品 検 収 材 料 納 入 時 には 注 文 どおり 適 切 に 食 品 と 数 量 品 質 品 温 等 を 確 認 する また 食 材 として 不 適 切 なもの が 含 まれていないかを 確 認 し 異 常 がなければ 納 品 書 等 にサイン( 押 印 )する 3 在 庫 食 品 受 払 即 日 に 消 費 されない 食 材 は 在 庫 食 品 とし その 出 納 を 受 払 簿 により 管 理 する この 受 払 簿 は 在 庫 食 品 ごとに 毎 日 の 使 用 量 及 び 購 入 量 残 量 を 記 載 する 単 位 は 必 ずしも グラム でなくてもよく 容 器 単 位 など 管 理 しやすい 単 位 でかまわない なお 介 護 保 険 施 設 において 栄 養 ケア マネジメントを 実 施 している 場 合 は 削 減 することも 可 能 であるが 食 料 品 の 在 庫 管 理 のためには 記 録 が 必 要 である 4 食 数 集 計 食 種 ごとの 実 施 食 数 を 毎 食 記 録 する 5 調 理 盛 りつけ 配 膳 調 理 においては 衛 生 的 配 慮 はもちろんのこと 調 理 による 栄 養 の 損 失 を 最 小 限 にとどめる 工 夫 や 各 食 種 に 応 じた 適 正 量 食 欲 を 増 す 盛 り 付 け( 食 器 の 質 色 品 数 配 色 温 度 など) 等 に 配 慮 することが 必 要 であ る 配 膳 に 際 しては 配 膳 車 への 積 み 出 し 時 の 最 終 点 検 等 間 違 いのない 配 膳 に 努 めること ヒヤリハット 事 例 をもとにリスク 管 理 を 行 うなどの 対 策 をとることが 必 要 である 6 一 般 的 な 栄 養 教 育 給 食 の 提 供 に 際 し より 治 療 効 果 を 高 めるため 次 のような 情 報 等 を 正 しく 提 供 することが 必 要 である 1) 患 者 等 に 対 し あらかじめ 献 立 表 を 掲 示 することや 熱 量 たんぱく 質 脂 質 炭 水 化 物 食 塩 等 の 主 要 栄 養 成 分 の 表 示 を 行 うことなど 健 康 や 栄 養 に 関 する 情 報 の 提 供 を 行 うこと 2) 給 食 は 患 者 等 が 正 しい 食 習 慣 を 身 につけ より 健 康 的 な 生 活 を 送 るために 必 要 な 知 識 を 習 得 する 良 い 機 会 であることから 各 種 の 媒 体 を 活 用 することなどにより 知 識 の 普 及 に 努 めること (6) 食 事 計 画 の 評 価 1 検 食 検 食 とは 患 者 に 提 供 する 食 事 について 患 者 の 治 療 方 針 栄 養 的 観 点 からその 量 や 質 が 適 当 であるか 食 品 衛 生 の 見 地 から 衛 生 的 に 取 り 扱 われているか 否 かを 調 べるとともに 経 済 的 又 は 嗜 好 的 に 適 当 であるかどうか など 調 理 に 対 する 評 価 を 含 め 総 合 的 な 評 価 を 受 けるために 実 施 するものである 医 師 管 理 栄 養 士 又 は 栄 養 士 ( 介 護 保 険 施 設 においてはその 他 の 職 種 も 含 めて)が 毎 食 実 施 し その 結 果 を 検 食 簿 に 記 録 する 検 食 を 行 ったものは すべて 検 食 簿 に 意 見 を 記 録 の 上 院 長 に 報 告 すること 一 般 食 だけ でなく 特 別 食 の 検 食 も 適 宜 実 施 することが 望 まれる 検 食 の 時 刻 については 患 者 に 提 供 する 以 前 に 行 うこ とが 望 ましい 12

2 喫 食 調 査 患 者 等 の 食 事 の 満 足 度 や 摂 取 状 況 は 常 に 把 握 しておかなければならない アンケ-ト 等 により 料 理 の 分 量 や 味 付 け 温 度 嗜 好 患 者 等 の 食 歴 意 識 給 食 への 希 望 などの 項 目 を 調 査 し 嗜 好 状 況 等 を 把 握 する 摂 取 量 を 把 握 するためには 残 食 量 を 知 ることが 必 要 である そのため 看 護 師 等 医 療 スタッフと 協 力 して 個 々 人 の 残 食 量 を 把 握 し その 記 録 を 残 すとともに 提 供 した 食 事 とその 摂 取 実 態 から 給 与 栄 養 目 標 量 の 設 定 に 役 立 てるよう 総 合 的 に 判 断 し 栄 養 管 理 ( 提 供 する 食 事 量 熱 量 及 び 栄 養 素 の 量 形 状 等 )とその 評 価 に 努 めること また 必 要 に 応 じて 栄 養 管 理 委 員 会 等 で 検 討 し 院 内 食 事 せん 規 約 ( 介 護 保 険 施 設 にあっては 所 内 食 事 せ ん 規 約 )や 献 立 食 品 構 成 等 の 見 直 しを 図 ることが 望 ましい 6. 栄 養 食 事 指 導 (1) 栄 養 食 事 指 導 のあり 方 栄 養 食 事 指 導 を 実 施 するには 医 師 看 護 師 等 と 緊 密 な 連 絡 をとり より 効 果 的 効 率 的 に 実 施 できるよう 指 導 媒 体 の 充 実 や 環 境 ( 栄 養 指 導 室 等 )を 整 えるなどの 工 夫 を 図 ることが 望 まれる 食 事 療 養 は 患 者 等 自 身 が 行 うものであるので 栄 養 食 事 指 導 を 行 うにあたっては 患 者 等 の 行 動 変 容 につ ながり 栄 養 状 態 の 改 善 が 図 られるよう 一 般 的 な 指 導 のみにとどまらず 教 育 的 技 法 による 実 践 的 な 指 導 内 容 が 求 められる 介 護 保 険 施 設 では 入 所 者 に 対 して 十 分 な 栄 養 食 事 相 談 を 行 う 必 要 がある (2) 栄 養 食 事 指 導 の 種 類 1 個 別 指 導 個 別 指 導 により 患 者 等 個 々 人 の 食 事 の 摂 取 状 況 や 患 者 等 自 身 の 状 態 に 合 わせたきめ 細 かな 指 導 が 可 能 とな る また 病 棟 訪 問 や 栄 養 指 導 ( 相 談 ) 室 を 使 うことにより より 効 果 を 増 すことも 考 えられる 入 院 患 者 には 入 院 中 の 栄 養 補 給 の 状 況 必 要 性 などを 説 明 し 退 院 後 も 良 好 な 栄 養 状 態 を 保 つことができ るように 指 導 する この 場 合 入 院 中 の 食 事 そのものが 教 材 となり 退 院 後 も 適 切 な 栄 養 補 給 をすることが 可 能 となる また 外 来 患 者 に 対 しては 在 宅 療 養 を 効 果 的 に 行 えるよう 食 生 活 における 工 夫 や 注 意 点 再 発 防 止 のための 指 導 も 望 まれる 通 院 が 困 難 な 居 宅 で 療 養 を 行 っている 患 者 等 に 対 しては 実 技 を 通 して 必 要 な 栄 養 量 が 十 分 確 保 できるよう に 指 導 する この 場 合 多 くの 制 約 条 件 がある 中 で いかに 効 果 的 効 率 的 に 栄 養 改 善 が 図 れるかが 課 題 とな る 例 えば 摂 食 機 能 障 害 を 持 っている 患 者 等 への 対 応 などは 問 題 について 複 数 の 解 決 策 を 用 意 しておき 患 者 等 の 状 況 状 態 にあわせた 指 導 ができるようにしておく 必 要 がある 2 集 団 指 導 集 団 を 対 象 とした 栄 養 食 事 指 導 では 糖 尿 病 腎 臓 病 等 の 疾 病 に 統 一 して 効 率 的 に 対 応 できることや 対 象 者 同 士 の 連 帯 感 により 意 欲 を 増 すことができる 反 面 指 導 が 画 一 的 なものになりがちであるので 必 要 に 応 13

じて 個 別 指 導 をするなど 患 者 等 の 状 態 に 応 じた 指 導 が 求 められる 常 に 患 者 等 の 状 況 を 把 握 し 定 期 的 継 続 的 な 指 導 をすることが 必 要 である (3) 栄 養 食 事 指 導 マニュアルの 策 定 栄 養 食 事 指 導 の 実 施 にあたっては 栄 養 食 事 指 導 マニュアルを 策 定 することが 望 ましい 内 容 としては 手 続 き 業 務 の 流 れ 指 導 場 所 必 要 な 書 類 や 記 録 の 方 法 守 秘 義 務 等 の 規 律 他 部 門 との 連 絡 調 整 をとるための 取 り 決 め 事 項 カリキュラム( 指 導 方 法 媒 体 等 ) 評 価 効 果 判 定 などがあげられる 7. 衛 生 管 理 食 事 療 養 を 円 滑 かつ 安 全 に 行 うためには 施 設 の 整 備 と 衛 生 的 な 管 理 食 品 及 び 器 具 の 衛 生 的 な 取 り 扱 い 並 びに 従 業 員 の 健 康 管 理 と 衛 生 教 育 が 必 要 である これらの 詳 細 については 大 量 調 理 施 設 衛 生 管 理 マニュアル (P62)を 参 照 するとともに 調 理 に 従 事 する 者 一 人 一 人 がそれぞれの 役 割 を 認 識 し 自 主 的 な 衛 生 管 理 の 視 点 にたって 業 務 を 遂 行 することが 重 要 であ る 8. 危 機 管 理 体 制 の 整 備 ( 食 中 毒 感 染 症 自 然 災 害 ) 特 定 給 食 施 設 における 危 機 管 理 の 対 応 として 万 一 発 生 した 場 合 に 対 応 できるよう 施 設 の 特 性 規 模 ス タッフ 等 を 考 慮 した 体 制 整 備 及 びマニュアルを 作 成 し 定 期 的 に 確 認 しながら 機 能 できるように 備 えておくこ とが 大 切 となる 定 期 的 に 模 擬 訓 練 を 行 うことでマニュアルの 実 効 性 を 確 保 することができ また 各 職 員 の 意 識 向 上 にもつながる 食 中 毒 または 感 染 症 が 発 生 した 場 合 には 発 生 時 から 終 息 までの 手 順 や 他 施 設 との 協 力 体 制 を 結 ぶなどの 代 替 施 設 の 対 策 をも 含 めた 体 制 の 整 備 を 図 ることが 重 要 である 地 震 や 台 風 等 の 自 然 災 害 の 対 応 としては 非 常 食 や 食 器 器 具 などの 備 蓄 内 容 保 管 場 所 食 材 の 配 送 方 法 な どを 十 分 に 検 討 し 体 制 を 確 立 しておく 必 要 がある (P15の 食 中 毒 発 生 時 災 害 発 生 時 に 備 えた 対 応 例 を 参 考 に 項 目 立 てをしてマニュアルを 作 成 する ) 大 規 模 災 害 発 生 に 備 え 平 常 時 から 相 互 支 援 関 係 にある 施 設 近 隣 施 設 行 政 機 関 等 の 連 絡 体 制 の 整 備 を 図 ることも 重 要 である 特 定 給 食 研 究 会 等 の 場 を 活 用 した 情 報 交 換 による 体 制 整 備 も 有 効 な 方 法 である また 地 震 や 台 風 等 の 自 然 災 害 発 生 時 には 施 設 利 用 者 以 外 の 被 災 している 地 域 住 民 への 支 援 拠 点 とし 大 量 調 理 ができる 施 設 の 役 割 を 果 たすことが 求 められる 14

15 食 中 毒 発 生 時 等 に 備 えた 対 応 例 災 害 発 生 時 に 備 えた 対 応 例 管 理 栄 養 士 栄 養 士 調 理 師 等 で 検 討 する 管 理 栄 養 士 栄 養 士 調 理 師 等 で 検 討 する 給 食 不 能 時 の 対 応 連 絡 網 や 連 絡 先 一 覧 を 整 備 する 食 中 毒 発 生 時 ~ 給 食 開 始 時 の 流 れを 考 える 給 食 栄 養 委 員 会 等 で 検 討 する 施 設 全 体 の 危 機 管 理 等 の 会 議 で 検 討 する 給 食 従 事 者 の 連 絡 先 等 一 覧 連 絡 網 を 作 成 する 職 員 の 連 絡 先 等 一 覧 連 絡 網 を 作 成 する 業 者 関 係 機 関 等 の 連 絡 先 等 一 覧 を 作 成 する 流 れのフロー 図 を 作 成 する 給 食 不 能 時 の 対 応 連 絡 網 や 連 絡 先 一 覧 を 整 備 する 給 食 栄 養 委 員 会 等 で 検 討 する 施 設 全 体 の 危 機 管 理 等 の 会 議 で 検 討 する 給 食 従 事 者 の 連 絡 先 等 一 覧 連 絡 網 を 作 成 する 職 員 の 連 絡 先 等 一 覧 連 絡 網 を 作 成 する 業 者 関 係 機 関 等 の 連 絡 先 等 一 覧 を 作 成 する 食 中 毒 発 生 時 の 状 況 を 把 握 する 患 者 などの 状 況 ( 腹 痛 下 痢 嘔 吐 など)を 把 握 する 用 紙 を 作 成 し ておく 食 品 納 入 から 調 理 喫 食 までの 時 間 的 経 過 などを 整 理 できる 用 紙 災 害 発 生 時 ~ 給 食 開 始 時 の 流 れを 考 える 流 れのフロー 図 を 作 成 する ( 発 生 時 に 記 入 )を 作 成 しておく 災 害 発 生 時 の 状 況 を 把 握 す 被 害 状 況 を 把 握 する 様 式 を 作 成 しておく 備 蓄 品 一 覧 を 作 成 する る ( 厨 房 内 の 電 気 ガス 水 蒸 気 器 具 エレベーターなど) 備 蓄 をする 備 蓄 食 品 を 使 用 した 予 定 献 立 表 を 作 成 する 備 蓄 食 品 の 賞 味 期 限 までの 使 用 計 画 を 作 成 する 備 蓄 品 は 調 理 場 以 外 に 備 蓄 する 備 蓄 をする 備 蓄 品 一 覧 を 作 成 する 備 蓄 食 品 を 使 用 した 予 定 献 立 表 を 作 成 する 例 食 品 業 者 に 非 常 食 等 搬 入 を 依 頼 しておく 備 蓄 食 品 の 賞 味 期 限 までの 使 用 計 画 を 作 成 する 代 替 食 の 提 供 について 考 え ておく 例 パン 屋 等 に 依 頼 しておく 例 弁 当 屋 等 に 依 頼 しておく 例 給 食 業 者 に 依 頼 しておく 例 食 品 業 者 に 非 常 食 等 搬 入 を 依 頼 し 搬 入 可 能 食 品 で 予 定 献 立 を 作 成 する 例 系 列 の 施 設 に 依 頼 しておく 例 パン 屋 等 に 依 頼 し 搬 入 可 能 食 品 で 予 定 献 立 を 作 成 する 上 記 に 関 して 例 地 域 の 施 設 に 依 頼 しておく 契 約 書 が 必 要 詳 細 についてのマニュアルが 必 要 代 替 食 の 提 供 について 考 え ておく 例 弁 当 屋 等 に 依 頼 しておく 例 給 食 業 者 に 依 頼 しておく 日 時 食 種 食 数 などを 依 頼 する 用 紙 を 作 成 しておく 例 系 列 の 施 設 に 依 頼 しておく 食 中 毒 発 生 時 上 記 配 膳 な どのスタッフを 確 保 しておく 給 食 従 事 者 以 外 の 従 事 スタッフ 配 置 計 画 を 作 成 しておく 例 地 域 の 施 設 に 依 頼 しておく 契 約 書 が 必 要 食 中 毒 発 生 時 盛 付 け 配 膳 調 理 場 等 を 確 保 しておく 例 職 員 食 堂 を 使 用 する 例 その 他 の 場 所 を 使 用 する 上 記 に 関 して 詳 細 についてのマニュアルが 必 要 日 時 食 種 食 数 などを 依 頼 する 用 紙 を 作 成 しておく 記 録 をとる いつ 誰 が 何 について どのようにしたのかを 記 録 する 用 紙 を 作 成 しておく 記 録 をとる いつ 誰 が 何 について どのようにしたのかを 記 録 する 用 紙 を 作 成 しておく