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公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

m07 北見工業大学 様式①

預 金 を 確 保 しつつ 資 金 調 達 手 段 も 確 保 する 収 益 性 を 示 す 指 標 として 営 業 利 益 率 を 採 用 し 営 業 利 益 率 の 目 安 となる 数 値 を 公 表 する 株 主 の 皆 様 への 還 元 については 持 続 的 な 成 長 による 配 当 可

平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

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平 成 27 年 11 月 ~ 平 成 28 年 4 月 に 公 開 の 対 象 となった 専 門 協 議 等 における 各 専 門 委 員 等 の 寄 附 金 契 約 金 等 の 受 取 状 況 審 査 ( 別 紙 ) 専 門 協 議 等 の 件 数 専 門 委 員 数 500 万 円 超 の 受

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03 平成28年度文部科学省税制改正要望事項

通 知 カード と 個 人 番 号 カード の 違 い 2 通 知 カード ( 紙 )/H27.10 個 人 番 号 カード (ICカード)/H28.1 様 式 (おもて) (うら) 作 成 交 付 主 な 記 載 事 項 全 国 ( 外 国 人 含 む)に 郵 送 で 配 布 希 望 者 に 交

(2) 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 保 育 の 必 要 な 子 どものいる 家 庭 だけでなく 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 のために 利 用 者 支 援 事 業 や 地 域 子 育 て 支 援 事 業 な

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

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(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

16 日本学生支援機構

定款

新 行 財 政 改 革 推 進 大 綱 実 施 計 画 個 票 取 組 施 策 国 や 研 究 機 関 への 派 遣 研 修 による 資 質 向 上 の 推 進 鳥 インフルエンザ 等 新 たな 感 染 症 等 に 対 する 検 査 技 術 の 習 得 など 職 員 の 専 門

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(6) 事 務 局 職 場 積 立 NISAの 運 営 に 係 る 以 下 の 事 務 等 を 担 当 する 事 業 主 等 の 組 織 ( 当 該 事 務 を 代 行 する 組 織 を 含 む )をいう イ 利 用 者 からの 諸 届 出 受 付 事 務 ロ 利 用 者 への 諸 連 絡 事 務

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一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 (4 年 4 月 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 級 級 級 4 級 5 級 号 給 の 給 料 月 額 5, 85,,9,9 89, 最 高 号 給 の 給 料 月 額 4,7 7,8 54,7 88, 4, ( 注 ) 給 料 月 額 は 給 与

資料1-2 被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律案要綱

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異 議 申 立 人 が 主 張 する 異 議 申 立 ての 理 由 は 異 議 申 立 書 の 記 載 によると おおむね 次 のとおりである 1 処 分 庁 の 名 称 の 非 公 開 について 本 件 審 査 請 求 書 等 について 処 分 庁 を 非 公 開 とする 処 分 は 秋 田 県

学校法人日本医科大学利益相反マネジメント規程

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参 考 様 式 再 就 者 から 依 頼 等 を 受 けた 場 合 の 届 出 公 平 委 員 会 委 員 長 様 年 月 日 地 方 公 務 員 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 261 号 ) 第 38 条 の2 第 7 項 規 定 に 基 づき 下 記 のとおり 届 出 を します この


3 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与 月 額

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省 九 州 地 方 整 備 局 長 若 しくは 宮 崎 県 知 事 に 意 見 を 提 出 することができる ( 役 員 の 任 命 ) 第 8 条 理 事 長 及 び 監 事 は 宮 崎 県 知 事 が 任 命 する 2 理 事 は 理 事 長 が 任 命 する 3 副 理 事 長 は 理 事 長

資料6 国の行政機関等における法曹有資格者の採用状況についての調査結果報告(平成27年10月実施分)(法務省提出資料)

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 ( 単 位 : ) 6 級 7 級 8 級 135, , ,900 2

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 法 人 の 長 A 18,248 11,166 4, ,066 6,42


2 1.ヒアリング 対 象 (1) 対 象 範 囲 分 類 年 金 医 療 保 険 雇 用 保 険 税 備 考 厚 生 年 金 の 資 格 喪 失 国 民 年 金 の 加 入 老 齢 給 付 裁 定 請 求 など 健 康 保 険 の 資 格 喪 失 国 民 健 康 保 険 の 加 入 健 康 保 険

国 家 公 務 員 の 年 金 払 い 退 職 給 付 の 創 設 について 検 討 を 進 めるものとする 平 成 19 年 法 案 をベースに 一 元 化 の 具 体 的 内 容 について 検 討 する 関 係 省 庁 間 で 調 整 の 上 平 成 24 年 通 常 国 会 への 法 案 提

根 本 確 根 本 確 民 主 率 運 民 主 率 運 確 施 保 障 確 施 保 障 自 治 本 旨 現 資 自 治 本 旨 現 資 挙 管 挙 管 代 表 監 査 教 育 代 表 監 査 教 育 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部 市 町 村 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部

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就 業 規 則 ( 福 利 厚 生 ) 第 章 福 利 厚 生 ( 死 亡 弔 慰 金 等 ) 第 条 法 人 が 群 馬 県 社 会 福 祉 協 議 会 民 間 社 会 福 祉 施 設 等 職 員 共 済 規 程 に 基 づき 群 馬 県 社 会 福 祉 協 議 会 との 間 において 締 結 す

国立研究開発法人土木研究所の役職員の報酬・給与等について

公表表紙

波佐見町の給与・定員管理等について

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

4 参 加 資 格 要 件 本 提 案 への 参 加 予 定 者 は 以 下 の 条 件 を 全 て 満 たすこと 1 地 方 自 治 法 施 行 令 ( 昭 和 22 年 政 令 第 16 号 ) 第 167 条 の4 第 1 項 各 号 の 規 定 に 該 当 しない 者 であること 2 会 社

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 135,600 円 185,800 円 222,900 円 261,900 円

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〔自 衛 隊〕

18 国立高等専門学校機構

1 特 別 会 計 財 務 書 類 の 検 査 特 別 会 計 に 関 する 法 律 ( 平 成 19 年 法 律 第 23 号 以 下 法 という ) 第 19 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づき 所 管 大 臣 は 毎 会 計 年 度 その 管 理 する 特 別 会 計 について 資 産

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【労働保険事務組合事務処理規約】

(4) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている.

別紙3

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第4回税制調査会 総4-1

一般競争入札について

●電力自由化推進法案

代 議 員 会 決 議 内 容 についてお 知 らせします さる3 月 4 日 当 基 金 の 代 議 員 会 を 開 催 し 次 の 議 案 が 審 議 され 可 決 承 認 されました 第 1 号 議 案 : 財 政 再 計 算 について ( 概 要 ) 確 定 給 付 企 業 年 金 法 第

( 減 免 の 根 拠 等 ) 第 1 条 こ の 要 綱 は, 地 方 税 法 第 条 の 規 定 に 基 づ く 市 税 条 例 第 6 9 条 の 2 の 規 定 を 根 拠 と す る 身 体 障 害 者 等 に 対 す る 軽 自 動 車 税 の 減 免 の 具 体 的 な 対

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 現 況 ( 平 成 22 1 号 給 の 給 料 月 額 137,9 188,9 226,7 266,4 294,3 最 高 号 給 の 給 料 月 額 247,9 314,9 362,8 399,9 415,1 ( 注 ) 給 料 月 額 は 給 与 抑 制

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(2)大学・学部・研究科等の理念・目的が、大学構成員(教職員および学生)に周知され、社会に公表されているか

●労働基準法等の一部を改正する法律案

( 別 途 調 査 様 式 1) 減 損 損 失 を 認 識 するに 至 った 経 緯 等 1 列 2 列 3 列 4 列 5 列 6 列 7 列 8 列 9 列 10 列 11 列 12 列 13 列 14 列 15 列 16 列 17 列 18 列 19 列 20 列 21 列 22 列 固 定

社 会 保 障 税 一 体 改 革 ( 年 金 分 野 )の 経 緯 社 会 保 障 税 一 体 改 革 大 綱 (2 月 17 日 閣 議 決 定 ) 国 年 法 等 改 正 法 案 (2 月 10 日 提 出 ) 法 案 を 提 出 する または 法 案 提 出 を 検 討 する と された 事

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建設特別・資産運用の基本方針

ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の

3 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 (23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与 月 額


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技 能 労 務 職 公 務 員 民 間 参 考 区 分 平 均 年 齢 職 員 数 平 均 給 与 月 額 平 均 給 与 月 額 平 均 給 料 月 額 (A) ( 国 ベース) 平 均 年 齢 平 均 給 与 月 額 対 応 する 民 間 の 類 似 職 種 東 庄 町 51.3 歳 18 77

PowerPoint プレゼンテーション

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Transcription:

公 務 員 って 何!? 大 野 講 師 0 001112 132085 KL13208

公 務 員 って 何? LEC 東 京 リーガルマインド 専 任 講 師 : 大 野 純 一 まず 注 意 したいこと かつては 官 と 民 は 仕 事 の 上 でも 資 質 でも 大 きな 差 があった 今 はNPM( 新 しい 公 共 管 理 )やCSR( 企 業 の 社 会 的 責 任 )などで 両 者 は 接 近 資 質 に 大 きな 差 があるわけではない であれば 選 択 肢 は 多 く 持 っていたい

では 公 務 員 と 民 間 の 違 いは? 公 務 員 はかつてのような 親 方 日 の 丸 的 な 仕 事 ではなくなった パフォーマンスを 重 視 する 人 は 民 間 が 向 いているといえる 制 度 設 計 に 関 心 がある 人 は 公 務 員 が 向 い ているといえる 公 務 員 の 魅 力 は? 公 益 のために 働 く 充 実 感 安 定 性 と 充 実 した 勤 務 条 件 男 女 平 等 透 明 な 採 用 将 来 の 見 通 し

一 口 に 公 務 員 というけれど いわゆる 三 権 分 立 でいう 立 法 府 行 政 府 司 法 府 それぞれに 公 務 員 は 存 在 している 圧 倒 的 に 多 いのは 行 政 府 行 政 府 の 仕 事 は 国 家 公 務 員 と 地 方 公 務 員 に 分 けられる 非 常 にさまざまな 仕 事 があり 皆 さんの 資 質 にあった 仕 事 はほぼ 間 違 いなく 存 在 する 立 法 府 の 仕 事 衆 議 院 参 議 院 の 事 務 局 職 場 は 国 会 議 事 堂 一 般 的 な 事 務 仕 事 が 半 分 残 り 半 分 は 議 員 立 法 の 立 案 起 草 調 査 や 委 員 会 の 運 営 など

司 法 府 の 仕 事 裁 判 所 職 員 一 定 期 間 在 職 すると 試 験 を 受 けて 裁 判 所 書 記 官 に 進 む 道 もある さらに 退 官 後 には 簡 易 裁 判 所 の 判 事 にな る 道 もある 行 政 府 の 仕 事 (1) 国 家 公 務 員 一 般 的 には 立 法 府 で 作 られた 法 律 を 運 営 執 行 する 仕 事 だが 議 院 内 閣 制 の 日 本 で は 実 質 的 な 政 策 立 案 などにもかかわる 政 策 立 案 をメインに 行 うのが 総 合 職 公 務 員 立 案 された 政 策 を 練 り 上 げ 実 施 していく のが 一 般 職 公 務 員

国 家 公 務 員 の 仕 事 国 レベルのプロジェクトを 扱 う 歴 史 に 残 るような 仕 事 にかかわることもで きる リニア 新 幹 線 をどうするか 義 務 教 育 は9 年 でいいのか 文 化 にかかわる 行 政 はこのままでいいの か 国 家 公 務 員 の 仕 事 (2) 非 常 に 大 きな 仕 事 に 関 わるが できる 仕 事 の 分 野 は 自 分 が 属 する 省 庁 機 関 に 限 定 さ れる 省 庁 間 をまたぐ 異 動 は 原 則 としてできない 今 後 大 きな 機 構 改 革 が 生 じ 国 のかたち が 変 わる 可 能 性 もある= 地 域 主 権 道 州 制

国 家 総 合 職 国 家 行 政 の 企 画 立 案 など 国 政 の 中 枢 を 担 う 仕 事 比 較 的 短 期 間 で 自 治 体 や 他 省 庁 への 出 向 海 外 赴 任 をしながら 責 任 のある 立 場 で 仕 事 をしていく 合 格 = 採 用 ではない 国 家 一 般 職 中 央 省 庁 地 方 出 先 機 関 の 中 堅 幹 部 地 方 出 先 機 関 では 企 画 された 政 策 を 実 行 に 移 す 業 務 が 多 い 中 央 省 庁 では 特 定 の 分 野 に 精 通 する 形 で 経 験 を 積 んでいくケースが 多 い 合 格 = 採 用 ではない

専 門 職 の 国 家 公 務 員 総 合 職 一 般 職 がゼネラリストとしての 性 格 が 強 いのに 対 し 国 家 公 務 員 には 特 定 の 分 野 に 特 化 した 専 門 職 職 員 が 存 在 外 務 専 門 職 労 働 基 準 監 督 官 国 税 専 門 官 財 務 専 門 官 など 外 務 専 門 職 特 定 の 国 や 地 域 の 専 門 家 として また 経 済 経 済 協 力 軍 縮 等 に 関 する 実 務 の 専 門 家 として 活 躍 する 外 交 官 専 門 とする 語 学 と 関 連 する 国 や 地 域 の 社 会 文 化 歴 史 にも 通 じた 専 門 家 として 勤 務 する 異 動 はおおむね3~5 年 ごと

労 働 基 準 監 督 官 労 働 者 の 労 働 条 件 と 安 全 を 守 る 仕 事 労 働 者 が 安 心 して 働 けるよう 関 係 法 令 に 基 づき 事 業 場 に 立 ち 入 り 事 業 主 に 法 に 定 める 基 準 を 遵 守 させ 労 働 条 件 の 向 上 を 図 ることを 任 務 とする 特 別 司 法 警 察 員 として 犯 罪 捜 査 を 行 ない 検 察 庁 に 送 検 するという 強 権 も 発 動 できる 国 税 専 門 官 国 税 局 や 税 務 署 において 適 正 な 課 税 を 維 持 し 租 税 収 入 を 確 保 するため 税 務 の スペシャリストとして 専 門 的 知 識 を 駆 使 して 活 躍 する 国 税 調 査 官 国 税 徴 収 官 国 税 査 察 官 に 区 分 される

財 務 専 門 官 主 に 国 の 予 算 や 決 算 国 有 財 産 の 管 理 や 活 用 処 分 金 融 機 関 などの 監 督 や 検 査 などの 業 務 に 従 事 する 財 務 省 の 職 員 財 務 事 務 所 等 に 配 属 され その 後 国 の 施 策 の 企 画 立 案 業 務 や 財 務 局 における 地 域 と 密 着 した 様 々な 業 務 に 携 わる 行 政 府 の 仕 事 (2) 地 方 公 務 員 都 道 府 県 市 町 村 の 枠 内 で 国 家 公 務 員 が やる 仕 事 とほぼ 同 様 の 業 務 を 行 う 仕 事 の 規 模 は 小 さくなる 国 家 公 務 員 と 異 なり 様 々な 領 域 の 業 務 を 行 う 可 能 性 がある 異 動 は 地 域 内 なので 転 居 を 伴 うことはあま りない

都 道 府 県 の 仕 事 都 道 府 県 では 市 町 村 間 の 調 整 を 行 うとと もに 市 町 村 単 位 では 難 しい 広 域 的 な 仕 事 を 行 う 国 家 よりは 狭 い 領 域 だが 市 町 村 よりは 広 い 領 域 の 仕 事 場 所 によっては 引 越 しを 伴 う 異 動 も 合 格 = 採 用 という 場 合 がほとんど 市 町 村 の 仕 事 住 民 生 活 に 密 着 した 仕 事 がほとんど 仕 事 の 規 模 は 小 さいが 基 本 的 に 国 家 レ ベル 都 道 府 県 レベルがやる 仕 事 と 関 連 性 がある 引 越 しを 伴 う 異 動 はまずないとみていい 合 格 = 採 用 ということがほとんど

政 令 指 定 都 市 の 仕 事 全 国 で20の 政 令 市 が 存 在 本 庁 舎 での 仕 事 は 県 レベルの 仕 事 各 区 役 所 での 仕 事 は 市 町 村 レベルの 仕 事 にな る 両 方 のレベルの 仕 事 がしたいという 人 には 向 いている 合 格 = 採 用 ということがほとんど LECの 戦 略 マスター 講 座 で 合 格 に 必 要 な 学 力 の 大 部 分 を 確 保 し そこに 志 望 先 にあわせたセレ クト 講 座 を 追 加 するカリキュラム 自 分 に 必 要 なだけの 勉 強 で 足 りるので 余 計 な 学 習 を 行 う 必 要 はない

技 術 系 公 務 員 の 仕 事 官 公 庁 には 理 系 の 公 務 員 の 仕 事 もある 国 家 総 合 職 一 般 職 のほか 地 方 公 務 員 にもそれぞれの 専 門 にあった 職 種 が 存 在 する 労 働 基 準 監 督 官 にも 理 系 からの 採 用 があ るほか 防 衛 省 にも 特 殊 な 分 野 での 独 自 採 用 がある 心 理 福 祉 系 公 務 員 の 仕 事 心 理 福 祉 それぞれのスペシャリストであ る 心 理 職 福 祉 職 の 仕 事 もある 心 理 職 は 国 家 公 務 員 では 総 合 職 法 務 省 専 門 職 員 裁 判 所 職 員 ( 家 裁 調 査 官 ) 地 方 公 務 員 の 採 用 もある 福 祉 職 は 主 に 地 方 公 務 員 での 採 用 が 多 い が 国 家 公 務 員 の 採 用 も 少 数 ながらある

公 務 員 試 験 の 流 れ 一 次 試 験 教 養 試 験 択 一 式 (マーク 式 ) 専 門 試 験 択 一 式 (マーク 式 ) 二 次 試 験 教 養 記 述 試 験 ( 一 次 で 課 されることも) 専 門 記 述 試 験 ( 実 施 がないことも) 人 物 試 験 試 験 のスケジュール 4 月 下 旬 ~5 月 初 旬 国 家 総 合 職 5 月 初 旬 東 京 都 特 別 区 北 海 道 5 月 中 旬 北 海 道 5 月 下 旬 裁 判 所 国 立 大 学 法 人 6 月 中 旬 専 門 職 系 6 月 中 旬 国 家 一 般 職 外 務 専 門 職 6 月 下 旬 府 県 庁 政 令 指 定 都 市 市 役 所 市 役 所 は9 月 中 旬 をピークに 続 く

試 験 概 要 への 補 足 国 家 公 務 員 は 一 般 に 教 養 専 門 の 試 験 が ある 市 役 所 試 験 では 教 養 試 験 のみというところ が 多 い(ほぼ 全 域 で 専 門 試 験 を 課 している 県 など 例 外 も) 一 般 的 な 学 習 をしていればさまざまな 職 種 を 受 験 可 能 試 験 の 科 目 ( 教 養 試 験 ) 知 能 系 科 目 比 重 が 高 い! 文 章 理 解 数 的 処 理 知 識 系 科 目 人 文 科 学 自 然 科 学 社 会 科 学 得 点 源 として 重 要!

数 的 処 理 とは 判 断 推 理 (パズル) 数 的 推 理 ( 算 数 の 応 用 ) 資 料 解 釈 (グラフ 表 の 読 み 解 き)か らなる とにかく 日 々の 反 復 が 必 要 出 題 数 も 多 い ため 避 けて 通 ることはできない 漢 方 薬 筋 力 トレーニングと 似 たようなもの と 考 えるとよい 社 会 科 学 ( 政 治 経 済 ) 社 会 科 学 は 高 校 でいえば 政 治 経 済 1 科 目 なのでまとまった 得 点 が 期 待 できる もっとも 直 近 の 時 事 問 題 が 出 題 される ことに 加 え 政 治 分 野 では 大 学 レベルの 政 治 学 の 基 礎 憲 法 では 高 校 で 取 り 上 げない 判 例 経 済 ではミクロ 経 済 学 とマ クロ 経 済 学 の 基 礎 部 分 までは 出 題 があ る

人 文 科 学 自 然 科 学 人 文 科 学 は 日 本 史 世 界 史 地 理 思 想 文 芸 が 自 然 科 学 では 数 学 物 理 化 学 生 物 地 学 がそれぞれ 求 められる ので 各 科 目 ごとでは1~2 問 の 出 題 に なる すべての 分 野 を 満 遍 なく 学 習 するので はなく 分 野 を 絞 り 効 率 的 に 学 ぶ 必 要 がある 文 章 理 解 とは 現 代 文 英 文 古 文 ( 場 合 によって 漢 文 も) からなるが 古 文 は 国 家 系 では 気 にしなく てもよい 現 代 文 は 要 旨 把 握 に 慣 れればよい 英 語 は 各 人 の 素 養 によって 対 策 は 異 なっ てくる( 基 礎 から 学 ぶというのは 非 効 率 )

LECの 戦 略 数 的 処 理 社 会 科 学 ( 政 治 経 済 ) 文 章 理 解 をマスター 講 座 で 徹 底 的 に 理 解 し 合 格 に 必 要 な 基 礎 力 をつける 各 人 の 必 要 に 応 じて 人 文 科 学 自 然 科 学 系 の 科 目 をセレクト 講 座 から 追 加 していく LECの 戦 略 LECでは NHK G-mediaとコラボした 時 事 ステーションを 提 供 日 々の 重 要 ニュース(Daily 時 事 ) 講 師 が 選 ぶニュースなどのほか ふるさとニュー ス ( 自 分 の 志 望 先 の 地 域 のニュースを 配 信 ) 論 文 対 策 にも 使 える 素 材 を 提 供

試 験 の 科 目 ( 文 系 専 門 科 目 ) 赤 字 の 科 目 が 得 点 源 法 律 系 科 目 憲 法 行 政 法 民 法 刑 法 労 働 法 など 経 済 系 科 目 経 済 原 論 財 政 学 経 営 学 会 計 学 など 行 政 系 科 目 政 治 学 行 政 学 社 会 学 国 際 関 係 など 憲 法 条 文 そのものも 重 要 だが その 根 底 にある 原 理 原 則 の 理 解 が 不 可 欠 人 権 と 統 治 に 分 けることができ 人 権 は 重 要 判 例 を 中 心 に 統 治 は 各 機 構 の 役 割 を 関 連 する 法 令 の 条 文 とともに 理 解 していく ことが 必 要 多 くの 人 が 得 点 源 としている

民 法 条 文 も 多 く 敬 遠 しがちであるが 出 題 数 もかなりあることから 全 部 を 理 解 するの が 難 しいようなら 範 囲 を 決 めて 理 解 して いくことを 考 えればよい 問 題 演 習 はある 程 度 理 解 してからがよい 行 政 法 行 政 にかかわる 諸 法 令 の 総 称 行 政 組 織 法 行 政 作 用 法 行 政 救 済 法 に 分 類 できる 憲 法 と 民 法 を 学 んでから 学 習 するのが 一 般 的

経 済 原 論 ミクロ 経 済 学 マクロ 経 済 学 に 分 けられる 地 方 上 級 試 験 ( 特 に 関 東 地 方 )では 出 題 数 もかなり 多 い 計 算 をすることもあるが 過 度 に 恐 れるこ となく 効 率 よく 学 習 を 進 めることで 対 応 で きるようになる 行 政 系 科 目 政 治 学 行 政 学 社 会 学 国 際 関 係 などが 該 当 する 暗 記 科 目 である それぞれの 科 目 でかぶ る 部 分 も 多 いので ある 程 度 他 の 科 目 の 学 習 が 進 んでから 対 策 を 考 えていけばよ い

その 他 の 科 目 財 政 学 は 経 済 原 論 との 関 係 で 学 習 してお きたい 科 目 経 営 学 は 行 政 系 科 目 との 重 なりも 多 い 社 会 政 策 は 白 書 対 策 をしておけば 対 応 で きる LECでは 心 理 学 や 教 育 学 専 門 用 の 英 語 も 用 意 している LECの 戦 略 憲 法 民 法 行 政 法 経 済 原 論 の4 科 目 を 骨 格 として 得 点 力 をつける さらに 政 治 学 財 政 学 でさらに 得 点 力 をア ップさせる それ 以 外 の 科 目 はそれぞれの 必 要 に 応 じ て 追 加 していけばよい

論 文 試 験 の 対 策 一 般 的 な 小 論 文 試 験 をイメージすればよ いが 公 務 員 特 有 の 論 点 が 出 題 される 国 家 公 務 員 では 資 料 を 読 み そこから 論 述 をすることが 求 められる 地 方 公 務 員 では 地 域 の 政 策 を 十 分 理 解 し た 上 での 論 文 執 筆 力 が 求 められる 時 事 ステーションはここでも 有 効 面 接 試 験 近 年 いずれの 試 験 においても 比 重 は 高 まってきている 面 接 試 験 の 比 重 は 一 般 的 に 受 験 先 の 規 模 が 小 さいほど 大 きくなるとみていい 個 別 面 接 以 外 にも 集 団 面 接 集 団 討 論 さらにはプレゼンテーションが 課 されること もある

面 接 試 験 の 実 際 コンピテンシー 評 価 が 主 流 になりつつある 結 果 はもちろん 結 果 にいたる 過 程 を 中 心 に 問 われる 志 望 動 機 で 求 められるのは 公 務 員 になる こと ではなく その 官 公 庁 への 志 望 理 由 LECの 戦 略 公 務 員 面 接 試 験 を 知 る ( 講 座 講 義 ) 面 接 試 験 に 向 けて 自 分 について 徹 底 的 に 考 える ( 個 別 カウンセリング) 本 番 に 向 けて 練 習 を 重 ねる (リアル 面 接 シミュレーション 等 ) これらの 内 容 を 電 子 カルテ で 有 機 的 に 連 動

2013 年 試 験 の 動 向 地 方 公 務 員 は 大 量 採 用 が 続 く 特 に 規 模 が 大 きい 自 治 体 はまだまだ 採 用 が 多 い 国 家 公 務 員 は 政 権 が 交 代 し 採 用 が 大 幅 に 増 加 した 公 務 員 を 目 指 すなら 今 がチャンス!

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