飯 能 市 社 会 保 障 税 番 号 制 度 ( マ イ ナ ン バ ー 制 度 ) 導 入 基 本 方 針 平 成 2 7 年 8 月 4 日 市 長 決 裁 行 政 手 続 に お け る 特 定 の 個 人 を 識 別 す る た め の 番 号 の 利 用 等 に 関 す る 法 律 ( 平 成 2 5 年 法 律 第 2 7 号 以 下 番 号 法 と い う ) 等 の 通 称 マ イ ナ ン バ ー 関 連 4 法 案 が 平 成 2 5 年 5 月 2 4 日 成 立 3 1 日 公 布 さ れ ました マ イ ナ ン バ ー 制 度 は 複 数 の 機 関 に 存 在 す る 個 人 の 情 報 を 同 一 人 の 情 報 で あ る と い う こ と の 確 認 を 行 う た め の 基 盤 で あ り 社 会 保 障 税 制 度 の 効 率 性 透 明 性 を 高 め 国 民 に と っ て 利 便 性 の 高 い 公 平 公 正 な 社 会 を 実 現 す る た め の 社 会 基 盤 ( イ ン フ ラ )で あ る と さ れ て い ま す 本 市 に お い て は マ イ ナ ン バ ー 制 度 の 趣 旨 に の っ と り 当 該 制 度 を 円 滑 に 導 入 するため 次 の と お り 基 本 方 針 を 定 め ま す 1 導 入 に 係 る 基 本 方 針 ⑴ 社 会 保 障 税 制 度 の 効 率 性 透 明 性 を 高 め 利 便 性 の 高 い 公 平 公 正 な 社 会 を 実 現 す る た め 個 人 番 号 の 積 極 的 な 活 用 に 努 め ます ⑵ 個 人 番 号 の 利 用 は 平 成 2 8 年 1 月 か ら と し 外 部 機 関 と の 情 報 連 携 は 平 成 2 9 年 7 月 か ら と します ⑶ 個 人 番 号 の 独 自 利 用 等 に つ い て は 個 人 番 号 カ ー ド の 普 及 の 状 況 等 に 応 じ て 段 階 的 に 範 囲 を 拡 大 し ま す ⑷ 個 人 番 号 の 利 用 に つ い て は 個 人 情 報 の 保 護 に 最 大 限 の 配 慮 を し ま す
2 導 入 に 係 る 各 課 の 役 割 部 署 名 危 機 管 理 室 主 な 事 務 番 号 法 に 規 定 さ れ た 事 務 へ の 個 人 番 号 の 導 入 に 関 す る こ と 制 度 導 入 に 向 け た 事 務 の 総 括 に 関 す る こ と 個 人 番 号 の 独 自 利 用 等 の 検 討 調 整 に 関 す る こ と 特 定 個 人 情 報 保 護 評 価 の 取 り ま と め に 関 す る こ と 制 度 に 係 る 啓 発 に 関 す る こ と 企 画 調 整 課 基 幹 系 シ ス テ ム の 改 修 及 び 各 種 シ ス テ ム 改 修 の 調 整 に 関 す る こと 企 画 総 務 部 各 種 システム 改 修 に 係 る 補 助 金 等 の 取 りまとめに 関 するこ と 情 報 セ キ ュ リ テ ィ 対 策 に 関 す る こ と 飯 能 市 個 人 情 報 保 護 条 例 の 改 正 に 関 す る こ と 庶 務 課 特 定 個 人 情 報 の 取 扱 い に 係 る 全 職 員 へ の 周 知 研 修 に 関 す る こと 職 員 課 事 業 者 と し て の 給 与 支 払 等 事 務 へ の 対 応 に 関 す る こ と 契 約 検 査 課 契 約 時 に お け る 個 人 情 報 保 護 に 関 す る 特 記 事 項 に 関 す る こと 財 政 課 制 度 導 入 に 向 け た 財 政 的 整 理 に 関 す る こ と 管 財 課 財 務 部 市 民 生 活 部 市 民 税 課 資 産 税 課 収 税 課 市 民 参 加 推 進 課 市 民 課 番 号 法 に 規 定 さ れ た 事 務 へ の 個 人 番 号 の 導 入 に 関 す る こ と 通 知 カ ー ド 送 付 時 等 の D V 等 被 害 者 の 支 援 に 関 す る こ と 個 人 番 号 の 付 番 通 知 カ ー ド 及 び 個 人 番 号 カ ー ド の 交 付 に 関 すること
番 号 法 に 規 定 さ れ た 事 務 へ の 個 人 番 号 の 導 入 に 関 す る こ と 福 祉 部 全 ての 課 保 険 年 金 課 健 康 推 保 健 セ ン タ 進 部 ー 農 業 委 員 会 事 務 局 番 号 法 に 規 定 さ れ た 事 務 へ の 個 人 番 号 の 導 入 に 関 す る こ と 教 育 委 員 会 学 校 教 育 課 教 育 部 3 その 他 そ の 他 マ イ ナ ン バ ー 制 度 関 係 事 務 に つ い て は 別 紙 マ イ ナ ン バ ー 制 度 関 係 事 務 の 取 扱 い に つ い て に 基 づ き 取 り 扱 い ます
マイナンバー 制 度 関 係 事 務 の 取 扱 いについて 別 紙 個 人 番 号 の 独 自 利 用 について 番 号 法 第 9 条 第 2 項 において 福 祉 保 健 若 しくは 医 療 その 他 の 社 会 保 障 地 方 税 又 は 防 災 に 関 する 事 務 に 限 り 地 方 公 共 団 体 が 条 例 で 定 めることにより 個 人 番 号 を 独 自 に 利 用 すること ができるとされています 基 本 方 針 に 基 づき 各 所 管 課 において 市 民 の 利 便 性 への 影 響 システム 改 修 等 に 要 する 経 費 近 隣 市 の 状 況 等 を 勘 案 し 独 自 利 用 の 可 否 について 検 討 を 進 めることとします また 独 自 利 用 を 行 う 場 合 には 飯 能 市 個 人 番 号 の 利 用 に 関 する 条 例 ( 案 )( 仮 称 ) ( 平 成 27 年 9 月 定 例 会 に 提 案 予 定 )に 独 自 利 用 に 関 する 事 項 を 規 定 します 個 人 番 号 カードの 独 自 利 用 について 番 号 法 第 18 条 第 1 号 において 市 町 村 の 機 関 は 個 人 番 号 カードを 地 域 住 民 の 利 便 性 の 向 上 に 資 するものとして 条 例 で 定 める 事 務 に 利 用 することができるとされています 総 務 省 の 資 料 では 図 書 カード 印 鑑 登 録 カード 等 における 使 用 が 例 示 されています 本 市 における 導 入 に 係 る 費 用 としては システムの 開 発 費 用 等 として1 件 につき 約 700 万 円 の 経 費 が 発 生 すること カードの 交 付 枚 数 が 少 ないうちは 利 用 者 が 極 端 に 少 ないこと ( 住 基 カードの 交 付 枚 数 は 本 年 度 当 初 で5% 程 度 ) 現 時 点 で 個 人 番 号 カードの 独 自 利 用 を 決 定 している 自 治 体 が 非 常 に 少 ないこと 多 くの 自 治 体 が 導 入 に 動 けば 開 発 経 費 も 下 がるこ と 等 を 考 慮 し 近 隣 市 及 び 全 国 の 自 治 体 の 動 きを 注 視 しつつ 当 面 の 導 入 は 見 送 ることとし ます コンビニエンスストア 等 における 各 種 証 明 書 の 交 付 (コンビニ 交 付 )について( 資 料 1) 市 がコンビニ 交 付 に 参 加 すると 個 人 番 号 カードの 公 的 個 人 認 証 サービスを 利 用 することによ り 市 民 が 全 国 のコンビニエンスストア 等 で 住 民 票 等 の 各 種 証 明 書 を 発 行 できるようになりま す 現 在 本 市 における 導 入 に 係 る 費 用 は 約 4,000 万 円 と 見 積 もられていますが 自 治 体 クラウドの 推 進 に 資 するものである 場 合 上 限 5,000 万 円 として2 分 の1の 特 別 交 付 税 の 財 政 措 置 が 用 意 されています 本 市 において 当 該 特 別 交 付 税 措 置 を 受 けるためにはシス テムのクラウド 化 が 必 要 なことから 平 成 29 年 又 は 平 成 30 年 に 予 定 しているシステム 改 修 に 合 わせたコンビニ 交 付 の 導 入 を 検 討 します
通 知 カード 及 び 個 人 番 号 カードの 再 交 付 に 係 る 手 数 料 の 設 定 について 通 知 カード 及 び 個 人 番 号 カードの 初 回 の 交 付 手 数 料 相 当 経 費 については 国 庫 補 助 の 対 象 とな る 予 定 ですが 通 知 カード 及 び 個 人 番 号 カードの 再 交 付 手 数 料 相 当 経 費 については 発 行 主 体 の ミスによる IC チップの 破 損 など 再 交 付 がやむを 得 ないと 認 められる 場 合 を 除 き 国 庫 補 助 の 対 象 としない 予 定 とされています 再 交 付 については 国 庫 補 助 の 対 象 とされない 予 定 であるため 手 数 料 を 設 定 しなければ 再 交 付 に 要 する 費 用 は 市 で 負 担 することになります つきましては 再 交 付 に 要 する 費 用 分 の 事 務 手 数 料 を 飯 能 市 手 数 料 条 例 に 定 め 本 人 に 負 担 していただくこととします 通 知 カードの 再 交 付 手 数 料 は500 円 個 人 番 号 カードの 再 交 付 手 数 料 は800 円 とし 飯 能 市 手 数 料 条 例 の 改 正 ( 案 )を 平 成 27 年 9 月 定 例 会 に 提 案 します 個 人 番 号 カードの 交 付 事 務 について 通 知 カードが 平 成 27 年 10 月 から 順 次 送 付 され 個 人 番 号 カードが 平 成 28 年 1 月 から 申 請 者 に 対 し 順 次 交 付 されます 通 知 カードに 関 する 問 合 せ 個 人 番 号 カードの 交 付 申 請 等 の 多 くの 事 務 が 発 生 します 通 知 カード 及 び 個 人 番 号 カードに 関 する 事 務 については 非 常 に 多 くの 事 務 により 市 民 課 のみでは 対 応 が 困 難 であるため 市 民 課 を 中 心 に マイナンバー 制 度 関 係 部 署 市 役 所 全 体 での 協 力 体 制 により 対 応 します 個 人 番 号 カードの 交 付 申 請 の 受 付 方 法 等 について( 資 料 2) 通 知 カードが 平 成 27 年 10 月 から 順 次 送 付 され 個 人 番 号 カードが 平 成 28 年 1 月 から 申 請 者 に 対 し 順 次 交 付 されます 個 人 番 号 カードの 交 付 の 申 請 方 式 は 現 時 点 で5パターンが 用 意 され ています 原 則 となる 交 付 時 来 庁 方 式 及 び 被 災 者 DV 等 被 害 者 に 関 する 方 式 について 対 応 するこ ととします その 他 の 交 付 方 式 については 近 隣 市 の 状 況 や 交 付 事 務 に 混 乱 を 生 じさせない ことに 配 慮 しながら 検 討 します
個 人 情 報 の 保 護 について マイナンバー 制 度 の 導 入 に 伴 い 個 人 情 報 の 漏 えい 他 人 のマイナンバーでの 成 りすまし 国 家 による 個 人 情 報 の 一 元 管 理 などの 懸 念 が 示 されています 対 応 1 特 定 個 人 情 報 保 護 委 員 会 が 特 定 個 人 情 報 の 適 正 な 取 扱 いを 確 保 するための 具 体 的 な 指 針 として 定 めた 特 定 個 人 情 報 の 適 正 な 取 扱 いに 関 するガイドライン( 行 政 機 関 等 地 方 公 共 団 体 等 編 ) にのっとり 庶 務 課 や 企 画 調 整 課 を 中 心 に 職 員 に 対 する 研 修 等 の 個 人 情 報 保 護 及 び 情 報 セキュリティに 関 する 対 策 を 行 います 対 応 2 特 定 個 人 情 報 ファイルを 保 有 しようとする 又 は 保 有 する 国 の 行 政 機 関 や 地 方 公 共 団 体 等 が 個 人 のプライバシー 等 の 権 利 利 益 に 与 える 影 響 を 予 測 した 上 で 特 定 個 人 情 報 の 漏 えいそ の 他 の 事 態 を 発 生 させるリスクを 分 析 し そのようなリスクを 軽 減 するための 適 切 な 措 置 を 講 ずることを 宣 言 するものとして 地 方 公 共 団 体 には 特 定 個 人 情 報 保 護 評 価 の 実 施 が 義 務 付 けられています ただし 対 象 人 数 が1,000 人 未 満 の 事 務 等 においては 当 該 評 価 の 実 施 義 務 は 免 除 されています 本 市 においては 個 人 情 報 の 保 護 に 配 慮 するため 対 象 人 数 が1,000 人 未 満 である 事 務 等 についても 任 意 で 特 定 個 人 情 報 保 護 評 価 を 行 うこととします