茅ヶ崎市景気動向調査(6月)結果

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は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

プラス 0.9%の 年 金 額 改 定 が 行 われることで 何 円 になりますか また どのような 計 算 が 行 われているのですか A これまでの 年 金 額 は 過 去 に 物 価 が 下 落 したにもかかわらず 年 金 額 は 据 え 置 く 措 置 をと った 時 の 計 算 式 に 基


2000 年 12 月 輸 出 の 減 速 によりテンポはやや 鈍 化 しているものの 緩 やかな 回 復 を 続 けている 2001 年 1 月 緩 やかな 回 復 を 続 けているが そのテンポは 輸 出 の 減 速 により 鈍 化 している 2001 年 2 月 緩 やかな 回 復 を 続 け

2

I. 調 査 結 果 概 況 景 気 判 断 ( 現 状 判 断 DI)は 横 ばい 仕 入 原 価 DI の 上 昇 も 客 単 価 DI が 上 昇 を 示 す 9 月 スーパーマーケット 中 核 店 舗 における 景 気 判 断 48.2 とほぼ 横 ばいとなった 経 営 動 向 調 査 によ

No.7 アメリカ 合 衆 国 小 規 模 事 例 (そ4) 助 金 も 財 源 になっている しかし 小 規 模 事 業 体 では 連 邦 政 府 から 基 金 はもちろん 市 から 補 助 金 もまったくない が 実 状 である すなわち 給 人 口 が25 人 から100 人 規 模 小 規

Microsoft Word - ★HP版平成27年度検査の結果

1_ 報告書品目円グラフ 文書 (修復済み)

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Microsoft Word )40期決算公開用.doc

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

景況調査集計結果の概要

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

2016年夏のボーナス見通し

経 常 収 支 差 引 額 等 の 状 況 平 成 26 年 度 予 算 早 期 集 計 平 成 25 年 度 予 算 対 前 年 度 比 較 経 常 収 支 差 引 額 3,689 億 円 4,597 億 円 908 億 円 減 少 赤 字 組 合 数 1,114 組 合 1,180 組 合 66

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

1. 決 算 の 概 要 法 人 全 体 として 2,459 億 円 の 当 期 総 利 益 を 計 上 し 末 をもって 繰 越 欠 損 金 を 解 消 しています ( : 当 期 総 利 益 2,092 億 円 ) 中 期 計 画 における 収 支 改 善 項 目 に 関 して ( : 繰 越

業 種 別 業 況 は 製 造 業 が 46.2 で 前 期 より 12.3 ポイント 低 下 ( 前 期 33.9) し 建 設 業 が 48.1 で 13.1 ポイントの 低 下 商 業 サービス 業 が 65.1 で 3.4 ポイントの 低 下 となりました 製 造 業 のポイントの 低 下

平成24年度 業務概況書

第 3 四 半 期 運 用 状 況 の 概 要 第 3 四 半 期 末 の 運 用 資 産 額 は 2,976 億 円 となりました 第 3 四 半 期 の 修 正 総 合 収 益 率 ( 期 間 率 )は +1.79%となりました なお 実 現 収 益 率 は +0.67%です 第 3 四 半 期

Taro-H19退職金(修正版).jtd

経 常 収 支 差 引 額 の 状 況 平 成 22 年 度 平 成 21 年 度 対 前 年 度 比 較 経 常 収 支 差 引 額 4,154 億 円 5,234 億 円 1,080 億 円 改 善 赤 字 組 合 の 赤 字 総 額 4,836 億 円 5,636 億 円 800 億 円 減

1 予 算 の 姿 ( 平 成 25 当 初 予 算 ) 長 野 県 財 政 の 状 況 H 現 在 長 野 県 の 予 算 を 歳 入 面 から 見 ると 自 主 財 源 の 根 幹 である 県 税 が 全 体 の5 分 の1 程 度 しかなく 地 方 交 付 税 や 国 庫 支

3 圏 域 では 県 北 沿 岸 で2の 傾 向 を 強 く 見 てとることができます 4 近 年 は 分 配 及 び 人 口 が 減 少 している 市 町 村 が 多 くなっているため 所 得 の 増 加 要 因 を 考 える 場 合 は 人 口 減 少 による 影 響 についても 考 慮 する

検 討 検 討 の 進 め 方 検 討 状 況 簡 易 収 支 の 世 帯 からサンプリング 世 帯 名 作 成 事 務 の 廃 止 4 5 必 要 な 世 帯 数 の 確 保 が 可 能 か 簡 易 収 支 を 実 施 している 民 間 事 業 者 との 連 絡 等 に 伴 う 事 務 の 複 雑

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消 費 ~ 軽 減 率 消 費 の 軽 減 率 制 度 が 消 費 率 10% 時 に 導 入 することとされています 平 成 26 年 4 月 1 日 平 成 27 年 10 月 1 日 ( 予 定 ) 消 費 率 5% 消 費 率 8% 消 費 率 10% 軽 減 率 の 導 入 平 成 26

調査結果の概要

Economic Trends    マクロ経済分析レポート

Microsoft Word 運営方針(本編)

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平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

タイトル

第5回法人課税ディスカッショングループ 法D5-4

事 業 税 の 外 形 標 準 課 税 事 業 税 は 都 道 府 県 が 所 得 ( 利 益 )に 対 して 課 税 します 1. 個 人 事 業 税 業 種 区 分 税 率 ( 標 準 税 率 ) 第 1 種 事 業 ( 物 品 販 売 業 製 造 業 金 銭 貸 付 業 飲 食 店 業 不 動

事 業 概 要 利 用 時 間 休 館 日 使 用 方 法 使 用 料 施 設 を 取 り 巻 く 状 況 や 課 題 < 松 山 駅 前 駐 輪 場 > JR 松 山 駅 を 利 用 する 人 の 自 転 車 原 付 を 収 容 する 施 設 として 設 置 され 有 料 駐 輪 場 の 利 用

ほかに パート 従 業 員 らの 厚 生 年 金 加 入 の 拡 大 を 促 す 従 業 員 五 百 人 以 下 の 企 業 を 対 象 に 労 使 が 合 意 すれば 今 年 十 月 から 短 時 間 で 働 く 人 も 加 入 できる 対 象 は 約 五 十 万 人 五 百 人 超 の 企 業

(4) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている.

( 別 途 調 査 様 式 1) 減 損 損 失 を 認 識 するに 至 った 経 緯 等 1 列 2 列 3 列 4 列 5 列 6 列 7 列 8 列 9 列 10 列 11 列 12 列 13 列 14 列 15 列 16 列 17 列 18 列 19 列 20 列 21 列 22 列 固 定

Microsoft Word - H25普通会計決算状況 .docx

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2 平 均 病 床 数 の 平 均 病 床 数 では 療 法 人 に 対 しそれ 以 外 の 開 設 主 体 自 治 体 社 会 保 険 関 係 団 体 その 他 公 的 の 規 模 が 2.5 倍 程 度 大 きく 療 法 人 に 比 べ 公 的 病 院 の 方 が 規 模 の 大 き いことが

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Microsoft Word 消費税HP(案)

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Microsoft Word - 07②-2 補足説明資料1.docx

別紙3

損 益 計 算 書 自. 平 成 26 年 4 月 1 日 至. 平 成 27 年 3 月 31 日 科 目 内 訳 金 額 千 円 千 円 営 業 収 益 6,167,402 委 託 者 報 酬 4,328,295 運 用 受 託 報 酬 1,839,106 営 業 費 用 3,911,389 一

Feature 平 成 24 年 度 事 業 報 告 並 びに 一 般 会 計 特 別 会 計 収 支 決 算 報 告 1. 知 的 資 産 経 営 と 企 業 間 連 携 の 推 進 による 地 域 産 業 の 活 性 化 ⑴ 経 営 革 新 への 取 り 組 み 支 援 による 地 域 産 業

目 次 初 任 給 賃 上 げ 別 平 均 賃 金 退 職 金 役 員 報 酬 諸 手 当 の 実 態 年 の 初 任 給 賃 上 げはどうなるか 1 (1) 2015 年 賃 上 げ( 定 昇 含 む) 平 均 額 予 定 1 (2) 2015 年 初 任 給 平 均 額 ( 予 定

Microsoft Word - 奨学金相談Q&A.rtf

Microsoft PowerPoint 神戸大学講義(前半)開示.ppt

m07 北見工業大学 様式①

市 の 人 口 密 度 は 5,000 人 を 超 え 図 4 人 口 密 度 ( 単 位 : 人 /k m2) に 次 いで 高 くなっている 0 5,000 10,000 15,000 首 都 圏 に 立 地 する 政 令 指 定 都 市 では 都 内 に 通 勤 通 学 する 人 口 が 多


注 記 事 項 (1) 当 四 半 期 連 結 累 計 期 間 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 : 無 (2) 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 : 有 ( 注 ) 詳 細 は 添 付 資 料 4ページ 2.サマリー 情 報 (

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

平成22年度

4. その 他 (1) 期 中 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 ( 連 結 範 囲 の 変 更 を 伴 う 特 定 子 会 社 の 異 動 ) 無 新 規 社 ( 社 名 ) 除 外 社 ( 社 名 ) (2) 簡 便 な 会 計 処 理 及 び 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の

職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 (5 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 区 類 団 府 分 似 体 平 均 年 齢

Microsoft Word - 佐野市生活排水処理構想(案).doc

ニュースリリース

2

整 備 業 界 については 整 備 技 術 の 高 度 化 人 材 の 確 保 育 成 事 業 の 継 承 存 続 問 題 等 を 抱 えながらも 27 年 度 並 の 検 査 台 数 は 確 保 できる ものと 見 込 まれる 当 会 議 所 の 28 年 度 の 収 益 事 業 は 県 内 自

記者発表資料

国立研究開発法人土木研究所の役職員の報酬・給与等について

Microsoft Word - H25年度の概要

回 答 Q3-1 土 地 下 落 の 傾 向 の 中 固 定 資 産 税 が 毎 年 あがるのはなぜですか? 質 問 : 土 地 下 落 の 傾 向 の 中 土 地 の 固 定 資 産 税 が 毎 年 あがるのはなぜですか? 答 : あなたの 土 地 は 過 去 の 評 価 替 えで 評 価 額 が

国 家 公 務 員 の 年 金 払 い 退 職 給 付 の 創 設 について 検 討 を 進 めるものとする 平 成 19 年 法 案 をベースに 一 元 化 の 具 体 的 内 容 について 検 討 する 関 係 省 庁 間 で 調 整 の 上 平 成 24 年 通 常 国 会 への 法 案 提

市況トレンド

Microsoft Word 短信.doc

4. 長 期 優 良 住 宅 に 係 る 特 例 の 延 長 長 期 優 良 住 宅 に 係 る 以 下 の 特 例 措 置 の 適 用 期 限 ( 平 成 28 年 3 月 31 日 )を 延 長 する 1 登 録 免 許 税 の 特 例 ( 所 有 権 の 保 存 登 記 : 本 則 0.4%

1_2013BS(0414)

一般競争入札について

Microsoft Word - 【QA】外貨MMF受付停止.doc

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スライド 1


厚 生 年 金 は 退 職 後 の 所 得 保 障 を 行 う 制 度 であり 制 度 発 足 時 は 在 職 中 は 年 金 を 支 給 しないこととされていた しかしながら 高 齢 者 は 低 賃 金 の 場 合 が 多 いと いう 実 態 に 鑑 み 在 職 者 にも 支 給 される 特 別

16 日本学生支援機構

財政再計算結果_色変更.indd

信用調査報告書(見本)

平 成 27 年 度 第 3 四 半 期 運 用 状 況 の 概 要 第 3 四 半 期 の 運 用 資 産 額 は 2 兆 4,339 億 円 となりました 第 3 四 半 期 の 修 正 総 合 収 益 率 ( 期 間 率 )は +2.05%となりました 実 現 収 益 率 は +1.19%です


文化政策情報システムの運用等

Microsoft Word - Łsfi®”YŠ¬™Ê‰Æ.doc

個人住民税徴収対策会議

小 売 電 気 の 登 録 数 の 推 移 昨 年 8 月 の 前 登 録 申 請 の 受 付 開 始 以 降 小 売 電 気 の 登 録 申 請 は 着 実 に 増 加 しており これまでに310 件 を 登 録 (6 月 30 日 時 点 ) 本 年 4 月 の 全 面 自 由 化 以 降 申

波佐見町の給与・定員管理等について

4. その 他 (1) 期 中 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 ( 連 結 範 囲 の 変 更 を 伴 う 特 定 子 会 社 の 異 動 ) 無 (2) 簡 便 な 会 計 処 理 及 び 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 有

Microsoft Word - J_ エンゲル.docx

Transcription:

茅 ヶ 崎 市 景 気 動 向 調 査 (3 月 ) 結 果 1. 調 査 期 間 平 成 27 年 3 月 現 在 2. 調 査 対 象 茅 ヶ 崎 商 工 会 議 所 会 員 より 無 作 為 抽 出 大 型 店 については 茅 ヶ 崎 市 大 型 店 連 絡 協 議 会 加 盟 店 舗 調 査 用 紙 を 郵 送 しファックスで 回 収 3. 回 収 状 況 業 種 調 査 対 象 数 回 答 数 回 収 率 商 業 119 31 26.1% 大 型 店 舗 12 8 66.7% 建 設 業 73 25 34.2% 製 造 業 50 21 42.0% サ ー ビ ス 業 71 20 28.2% 飲 食 業 56 8 14.3% 交 通 運 輸 業 19 7 36.8% 合 計 400 120 30.0% 4. 調 査 項 目 月 の 売 上 利 益 業 況 ( 総 合 的 な 判 断 ) 等 についての 状 況 (DI 値 を 集 計 ) DI 値 ( 景 気 判 断 指 数 )は 売 上 利 益 等 の 判 断 状 況 を 表 すもの であり ゼロを 基 準 として プラス 値 は 景 気 の 上 向 き 傾 向 を 表 す 回 答 の 割 合 が 多 いことを 示 し マイナスの 値 は 景 気 の 下 向 き 傾 向 を 示 す 回 答 の 割 合 が 多 いことを 示 す 5. 茅 ヶ 崎 市 経 済 の 業 況 (1) 業 況 ( 総 合 的 な 判 断 )~ 前 年 に 対 して 少 ない 落 ち 込 み~ 茅 ヶ 崎 市 全 国 前 年 3 月 比 26 年 12 月 比 先 行 き 見 通 し 前 年 3 月 比 先 行 き 見 通 し 全 産 業 2.7 10.7 10.7 24.7 18.4 商 業 17.8 21.5 32.0 41.9 25.2 大 型 店 舗 25.0 12.5 25.0 - - 建 設 業 12.0 24.0 16.7 6.8 10.1 製 造 業 10.0 15.0 0.0 15.6 14.0 サ ー ビ ス 業 29.5 5.8 18.7 17.7 15.5 そ の 他 25.0 22.5 0.7 - - 昨 年 4 月 に 消 費 税 が 増 税 されました 今 回 の 調 査 結 果 から 一 年 を 経 過 してどのよ うな 影 響 が 出 ているのかを 確 認 することができるでしょう 昨 年 の3 月 は 消 費 税 増 税 前 の 駆 け 込 み 需 要 があり 大 型 店 を 中 心 に 業 況 は 一 時 的 に 回 復 しました 今 回 の 調 査 はその3 月 と 比 較 するわけですから 前 年 対 比 は 通 常 よりもマイナスが 大 きくなりま す 全 国 の 調 査 結 果 が 示 すように 産 業 全 体 ではマイナス24.7 商 業 だけではマ イナス41.9という 大 きな 落 ち 込 みを 確 認 できます しかし 茅 ヶ 崎 市 では 産 業 全

体 ではマイナス2.7に 留 まっており 落 ち 込 みが 大 きくなかったことがわかります 落 ち 込 み 幅 が 大 きいはずの 大 型 店 舗 でもマイナス25.0に 留 まりました 茅 ヶ 崎 市 の 場 合 は 駆 け 込 み 需 要 がそれほど 大 きくはなかったとも 考 えることができます 全 国 と 逆 の 動 きを 示 しているのがサービス 業 です 全 国 ではDI 値 がマイナスですが 茅 ヶ 崎 市 では29.5の 数 値 となりました 経 営 実 態 調 査 の 回 答 では 飲 食 店 の 半 分 以 上 が 客 数 と 売 上 高 を 増 やしています 市 民 生 活 に 多 少 の 余 裕 が 出 てきたのかもしれま せん しかし 前 回 12 月 調 査 と 比 べると 元 気 なはずのサービス 業 でも 一 桁 のプラスを 示 すだけであり 他 の 業 種 は 全 てマイナスのDI 値 になっています 商 業 と 建 設 業 は マイナスの 値 が20を 越 えており 落 ち 込 みが 激 しいことを 示 しています 茅 ヶ 崎 市 の 景 気 回 復 は 未 だ 途 上 であると 考 えて 良 さそうです 政 府 は 平 成 27 年 5 月 27 日 に 発 表 した 月 例 経 済 報 告 で 次 のように 現 況 を 説 明 して います 景 気 は 緩 やかな 回 復 基 調 が 続 いている 個 人 消 費 は 持 ち 直 しの 兆 しがみられる 設 備 投 資 は おおむね 横 ばいとなっている 輸 出 は おおむね 横 ばいとなっている 生 産 は このところ 一 部 に 弱 さがみられるものの 持 ち 直 している 企 業 収 益 は 改 善 の 動 きがみられる 企 業 の 業 況 判 断 は おおむね 横 ばいとなって いるが 一 部 に 改 善 の 兆 しもみられる 雇 用 情 勢 は 改 善 傾 向 にある 消 費 者 物 価 は 緩 やかに 上 昇 している (2) 業 況 ~ 昨 年 9 月 から 業 況 は 回 復 基 調 ~

< 茅 ヶ 崎 市 > 調 査 票 項 目 景 気 ( 業 況 ) の 集 計 値 を 表 示 H24.12 H25.3 H25.6 H25.9 H25.12 H26.3 H26.6 H26.9 H26.12 H27.3 全 産 業 月 57.7 月 23.0 月 17.5 月 11.2 月 8.9 月 1.6 月 13.6 月 29.4 月 10.2 月 2.7 商 業 59.2 25.0 18.1 16.7 10.0 10.8 13.8 36.7 9.5 17.8 大 型 店 舗 62.5 20.0 40.0 33.3 16.7 57.1 37.5 16.7 50.0 25.0 建 設 業 53.5 21.7 18.2 3.9 20.0 9.5 11.1 29.2 4.4 12.0 製 造 業 65.6 34.5 5.0 3.1 19.3 0.0 33.3 47.8 18.8 10.0 サーヒ ス 業 58.8 9.6 22.2 11.1 20.0 5.9 5.9 13.3 10.6 29.5 その 他 47.6 44.4 23.3 37.5 8.3 7.2 7.2 2.7 1.4 25.0 はマイナスを 表 す 表 中 商 業 欄 は 小 売 業 の 数 字 を 使 用 < 全 国 > H24.12 H25.3 H25.6 H25.9 H25.12 H26.3 H26.6 H26.9 H26.12 H27.3 全 産 業 34.1 月 19.7 月 17.3 月 15.1 月 7.4 月 4.4 月 20.3 月 24.2 月 29.7 月 24.7 月 商 業 40.4 20.6 20.6 22.9 17.4 6.0 34.7 36.3 44.6 41.9 大 型 店 舗 - - - - - - - - - - 建 設 業 22.6 6.4 0.8 4.1 14.0 11.0 0.0 10.4 9.4 6.8 製 造 業 35.9 27.4 19.6 16.2 2.4 0.6 11.7 13.1 23.6 15.6 サーヒ ス 業 30.9 17.2 13.5 14.7 9.1 17.3 17.1 17.1 26.0 17.7 その 他 - - - - - - - - - - 全 国 の 数 値 は 全 国 各 地 の 商 工 会 議 所 が その 管 内 に 所 在 する 各 業 種 組 合 等 にヒアリング 調 査 したものを 日 本 商 工 会 議 所 がまとめた LOBO 調 査 のものです 政 府 が 発 表 している 今 年 度 月 例 経 済 報 告 の 前 年 同 月 比 では 3 月 が 大 幅 に 落 ち 込 み 4 月 は 大 きく 伸 びています これが 一 般 的 な 消 費 税 増 税 の 影 響 ですが 茅 ヶ 崎 市 では かなり 異 なる 業 況 が 示 されています 前 回 の 調 査 (12 月 )より 落 ち 込 んだのは 建 設

業 と 商 業 であり 他 の 業 種 ではDI 値 が 上 昇 しています サービス 業 とその 他 では2 0を 越 えるDI 値 にまで 業 況 が 回 復 しています 駆 け 込 み 需 要 があった 大 型 店 でも 業 況 が 上 向 いていることから 茅 ヶ 崎 市 の 経 済 は 回 復 の 方 向 に 向 かっていることが 確 認 できます しかし サービス 業 が 大 幅 に 回 復 しているにもかかわらず 産 業 全 体 のD I 値 は 僅 かにマイナスであり 半 数 以 上 の 企 業 が 業 況 の 悪 い 状 況 から 抜 け 出 せており ません 日 本 全 体 では 大 企 業 を 中 心 に 業 況 が 回 復 しつつありますので 次 回 5 月 末 調 査 に 期 待 したいと 思 います (3) 茅 ヶ 崎 市 の 先 行 き 見 通 し ~ 製 造 業 に 復 活 の 兆 し~ 株 価 が2 万 円 を 超 えるなど 日 本 全 体 では 景 気 回 復 が 各 所 に 現 れています しかし 茅 ヶ 崎 市 の 産 業 全 体 では 先 行 き 見 通 しマイナス10.7という 結 果 です 全 国 平 均 よ りは 高 い 数 値 ですが プラスに 転 じるだけの 景 気 回 復 は 期 待 されていないことが 分 か ります 特 に 商 業 と 大 型 店 は 悲 観 的 であり マイナス32.0とマイナス25.0の 調 査 結 果 となりました 物 価 の 上 昇 に 比 べて 家 計 の 収 入 が 増 えていないことは 流 通 業 者 にとってマイナス 要 因 でしょう オリンピック 需 要 が 期 待 されている 建 設 業 でも 先 行 きはマイナスです 昨 年 3 月 までの 駆 け 込 み 需 要 後 に 業 況 は 下 降 し 前 回 調 査 で 一 時 回 復 したかに 見 えましたが 公 共 投 資 も 含 め 明 るい 材 料 は 少 ないのでしょう 茅 ヶ 崎 市 にとって 嬉 しいことは 製 造 業 の 変 化 です 昨 年 9 月 の 調 査 以 来 DI 値 が 上 がっています 今 回 は 先 行 き 見 通 しDI 値 がゼロとなりました 決 して 十 分 ではあ りませんが 市 内 製 造 業 の 受 注 は 確 実 に 増 えていると 考 えて 良 いでしょう サービス 業 は 飲 食 店 が 中 心 と 思 われますが 18.7の 先 行 き 見 通 しです 家 庭 も 企 業 も 収 入 が 増 えることを 期 待 する 数 値 でしょう 茅 ヶ 崎 市 経 済 を 牽 引 する 製 造 業 の 業 況 が 更 に 良 くなることを 期 待 致 します 政 府 は 月 例 経 済 報 告 のなかで 先 行 きを 次 のように 説 明 しています 雇 用 所 得 環 境 の 改 善 傾 向 が 続 くなかで 原 油 価 格 下 落 の 影 響 や 各 種 政 策 の 効 果 もあ って 緩 やかに 回 復 していくことが 期 待 される ただし 海 外 景 気 の 下 振 れなど 我 が 国 の 景 気 を 下 押 しするリスクに 留 意 する 必 要 がある

6. 主 要 業 種 の 経 営 課 題 今 後 の 対 策 (1) 小 売 業 1 経 営 課 題 ~ 客 足 が 鈍 い 上 にコストアップで 粗 利 減 少 ~ 前 回 の 調 査 では 顧 客 の 高 齢 化 が1 位 の 回 答 でしたが 今 回 は 客 足 が 伸 び 悩 ん でいることが5 割 以 上 の 回 答 を 集 めて1 位 の 回 答 に 上 がって 来 ました 消 費 税 増 税 から1 年 が 経 過 しましたが 客 数 が 減 少 していることは 小 売 業 の 経 営 実 態 でも5 割 を 超 える 回 答 を 集 めており 客 離 れは 小 売 店 にとって 切 実 な 経 営 課 題 となっていることが 分 かります 経 営 実 態 では 諸 経 費 の 増 加 にも 約 3 割 回 答 が あり その 結 果 総 利 益 は5 割 を 超 えるお 店 で 減 少 しています 消 費 税 増 税 は 仕 入 面 でのコストアップとして 小 売 店 の 経 営 を 圧 迫 していることが 確 認 できる 結 果 となりました 更 に 今 回 の 調 査 では 同 業 業 者 との 競 合 が 前 回 よりも 五 分 程 度 回 答 を 増 やしています 消 費 税 の 転 嫁 以 上 に 価 格 競 争 が 行 われていることが 示 されています しかし 資 金 繰 り 悪 化 は 僅 かに 伸 びていますが まだ1 割 にも 達 していませんので 日 常 の 経 営 には 問 題 は 無 さそうです 回 答 は1 割 5 分 程 度 ですが 前 回 よりも 回 答 が 増 えている 駐 車 場 不 足 とネッ ト 販 売 台 頭 に 注 目 してみましょう 競 合 している 同 業 者 は 大 きな 駐 車 場 を 持 っ ている 大 型 店 であることが 分 かります さらに 競 業 相 手 としてネット 販 売 の ウェイトが 高 まっていることも 確 認 ができました ネット 販 売 では 日 常 性 の 高 い 商 品 も 積 極 的 取 り 組 んでいますので 市 内 小 売 店 にとって 脅 威 は 大 きくなる ものと 思 われます

2 今 後 の 対 策 ~ 商 品 提 案 とネット 強 化 に 活 路 ~ 前 回 1 位 であった 接 客 サービスは 約 一 割 減 少 し 取 扱 商 品 充 実 が2 割 以 上 の 多 くの 回 答 を 集 めて1 位 になりました 接 客 サービスだけでは 消 費 税 値 上 がり 分 をカバーできず 新 たな 商 品 の 投 入 が 必 要 となっていることが 分 かります 前 回 よりも1 割 以 上 多 くの 回 答 を 集 めているのがネット 活 用 強 化 です 経 営 課 題 でもネット 販 売 の 脅 威 が 高 まっています 小 売 店 自 らもインターネットを 有 効 活 用 する 気 持 ちが 高 まってきたようです 前 回 2 位 であった 販 促 強 化 へ 期 待 がネット 活 用 に 移 ったと 考 えて 良 さそうです 総 利 益 が 減 少 していますから 諸 経 費 削 減 を 更 に 進 めることが 求 められるはず ですが 調 査 結 果 では 前 回 よりも1 割 程 度 低 い 回 答 になっています 経 費 削 減 は 限 界 近 くに 来 ているようです 消 費 税 の 価 格 転 嫁 も 図 りたいところですが 値 上 げは5 分 にも 満 たない 上 前 回 よりも 回 答 を 下 げています 今 回 特 別 に 設 定 した 特 にない への 回 答 は5 分 にも 達 していないので 小 売 店 は 今 後 何 ら かの 対 策 を 講 じることは 確 かでしょう その 反 面 自 ら 経 営 することを 諦 め 後 継 者 へのバトンタッチを 考 えているお 店 も 僅 かに 増 えています

(2) 建 設 業 1 経 営 課 題 ~ 人 手 不 足 は 続 くがコストアップは 一 段 落 ~ 経 営 実 態 調 査 では 売 上 が 横 ばいである 企 業 が 多 いにもかかわらず 従 業 員 は 増 加 しています 受 注 単 価 の 減 少 に5 割 近 い 回 答 が 集 まっていることから 現 場 の 数 は 増 えていることが 分 かります 忙 しくても 売 上 高 は 伸 びず 投 入 した 人 件 費 を 回 収 できず 粗 利 が 減 少 している 企 業 が 多 くなっていると 思 われます 経 営 課 題 には 大 きな 変 化 は 現 れていませんが 公 共 需 要 減 少 が 前 回 よりも1 割 5 分 以 上 回 答 を 増 やしていることからも 分 かるように 競 争 は 更 に 激 しくな っています 経 営 課 題 でも 人 件 費 負 担 増 大 は 回 答 を 僅 かですが 増 やしており 経 営 実 態 調 査 の 結 果 を 裏 付 けています 経 営 課 題 の1 位 は 前 回 同 様 に 技 術 者 不 足 ですが 回 答 は 僅 か 下 がっています 競 合 は 激 しくなっているとは 言 え 現 場 は 確 保 できていることが 分 かります 前 回 より 回 答 が 下 がっている 課 題 の 中 で 原 材 料 確 保 と 石 油 価 格 高 騰 を 確 認 します 原 材 料 確 保 は 僅 かに 下 がっていますが 1 割 以 上 の 回 答 を 集 めてみま す 前 回 よりも 原 材 料 の 流 通 量 が 多 くなっていることが 確 認 できます 石 油 価 格 高 騰 への 回 答 は5 分 に 達 しないレベルに 下 がりました 移 動 距 離 が 大 きな 建 設 業 者 にとってありがたいことです コストアップは 一 段 落 という 状 況 でしょ う

2 今 後 の 対 策 ~ 経 費 を 節 約 しながら 営 業 強 化 ~ 今 回 の 調 査 では 対 策 の 上 位 2つが 肩 を 並 べているのが 特 徴 です 前 回 は 人 材 確 保 育 成 が7 割 を 超 える 回 答 を 集 め1 位 でしたが 今 回 は 積 極 営 業 に1 割 5 分 程 度 の 回 答 が 移 動 しました 多 くの 現 場 を 抱 えながらも 次 の 仕 事 を 確 保 する する 活 動 に 対 策 を 移 している 企 業 が 増 えていることが 分 かります そして 回 答 は5 分 程 度 の 増 加 ですが 対 策 の 順 位 が3 位 に 上 がったのが 諸 経 費 の 削 減 で す 人 材 確 保 で 人 件 費 は 出 ていきますから 利 益 を 確 保 するためには 諸 経 費 削 減 が 必 須 となります 同 率 4 位 の 対 策 の 中 で 前 回 よりも 回 答 を 増 やしているは 後 継 者 へのバトンタッチです 前 回 よりも1 割 程 度 上 がっています 駆 け 込 み 需 要 の 工 事 が 一 段 落 したので 今 後 の 経 営 を 次 世 代 に 任 せる 気 持 ちになった 経 営 者 が 増 えているのかもしれません 今 回 値 上 げへの 回 答 が 僅 かに 増 えましたが1 割 には 達 しておらず 消 費 税 増 税 の 転 嫁 はやはり 難 しいことが 分 かります また 今 回 特 別 に 設 定 した 何 も 無 い への 回 答 も1 割 に 満 たないので 建 設 業 では 積 極 的 姿 勢 を 持 ち 続 ける 企 業 が 大 勢 を 占 めていることが 確 認 できました

(3) 製 造 業 1 経 営 課 題 ~ 受 注 は 確 保 しかし 設 備 更 新 の 余 裕 がない 粗 利 益 ~ 経 営 実 態 調 査 では 約 3 割 の 企 業 で 売 上 高 は 伸 びているものの 7 割 が 単 価 は 横 ばい そして5 割 近 くが 諸 経 費 が 増 加 している 状 況 です この 結 果 4 割 を 超 える 企 業 で 総 利 益 が 減 少 しているとの 回 答 を 示 しています 経 営 課 題 では 設 備 老 朽 化 が1 割 以 上 多 くの 回 答 を 集 め1 位 にとなったのが 唯 一 の 変 化 でした 経 営 実 態 調 査 でも7 割 の 企 業 が 売 上 高 増 又 は 横 ばいを 示 していますから 受 注 は 確 保 できていることが 分 かります しかし 競 合 は 激 しくなっていることに 加 えて 諸 経 費 が 上 がっていますから 利 益 が 出 にくい 状 況 です 老 朽 化 した 設 備 を 更 新 する 経 済 的 余 裕 が 無 い 企 業 が 多 くなっていると 思 われます 技 術 者 不 足 以 下 の 経 営 課 題 は 前 回 よりも 回 答 を 下 げていますが 下 げ 幅 は 僅 かなので 大 きな 状 況 変 化 は 無 いと 判 断 されます その 中 で 公 共 需 要 の 減 少 が 前 回 よりも5 分 程 度 回 答 が 下 がっています 前 回 より 僅 かですが 公 共 投 資 の 成 果 が 現 れていることが 確 認 できるでしょう 日 本 全 体 では 大 企 業 を 中 心 に 景 気 が 回 復 しつつありますが 市 内 製 造 業 では 受 注 の 伸 び 以 上 にコストが 膨 らんでおり 利 益 増 にまでは 繋 がっていないこと が 確 認 できました これからの 納 品 単 価 アップを 期 待 したいところです

2 今 後 の 対 策 ~ 営 業 を 強 化 して 新 たな 分 野 で 利 益 確 保 ~ 状 況 はそれほど 変 化 していませんが 今 後 の 対 策 では 新 たな 傾 向 がいくつか 見 られます 1 位 である 積 極 営 業 は 前 回 とほぼ 同 様 です 新 分 野 開 拓 が 多 少 伸 びていますが 2 位 3 位 の 対 策 は 前 回 と 同 じと 考 えて 良 いでしょう 設 備 投 資 と 合 理 化 省 力 化 はともに1 割 ほど 回 答 が 下 がっています 必 要 ではあって も 資 金 の 余 裕 が 十 分 では 無 くなっていることがここからも 分 かります 1 割 以 上 多 くの 回 答 を 集 めたのが 諸 経 費 削 減 と 財 務 体 質 強 化 です 財 務 体 質 強 化 は 前 回 ゼロ 回 答 ですから 市 内 製 造 業 の 収 益 性 悪 化 が 急 速 に 広 がっていることが 心 配 されます 人 件 費 以 外 の 諸 経 費 削 減 によって 利 益 を 確 保 し 資 金 繰 りを 確 保 する 貯 めに 資 金 を 調 達 する 企 業 が 増 えていることが 示 されています 消 費 税 増 税 を 値 上 げによってカバーすることを 期 待 しましたが 前 回 よりも1 割 以 上 回 答 が 下 がり 今 回 は1 割 の 回 答 に 留 まりました 価 格 転 嫁 は 期 待 できそうにあ りません 今 回 特 別 に 設 定 した 特 にない への 回 答 はゼロでしたから 市 内 製 造 業 は 概 ね 前 向 きに 今 後 の 経 営 を 考 えていることが 分 かります

(4)サービス 業 1 経 営 課 題 ~ 収 益 は 確 保 競 合 が 激 しく 伸 びない 客 足 ~ 経 営 実 態 調 査 では 売 上 高 が 減 少 している 企 業 は2 割 に 留 まり 比 較 的 業 況 が 良 い 状 態 が 示 されています 単 価 が7 割 の 企 業 で 横 ばいですから 客 数 が 伸 び ています 諸 経 費 はも3 割 5 分 の 企 業 で 増 えていますが 4 割 の 企 業 で 売 上 高 が 伸 びているので 総 利 益 を 増 やした 企 業 は3 割 ありました その 一 方 で 総 利 益 が 減 少 した 企 業 も3 割 ありますので サービス 業 では 二 極 化 が 進 んでいると 思 われます 経 営 課 題 の1 位 と2 位 は 前 回 と 同 じ 同 業 者 との 競 合 と 客 足 伸 び 悩 み ですが 両 方 とも 回 答 を1 割 5 分 以 上 伸 ばしています 収 益 は 確 保 していても 消 費 税 増 税 による 落 ち 込 みをカバー 仕 切 れていない 状 況 であることが 分 かりま す 店 舗 設 備 や 駐 車 場 に 関 する 課 題 が 前 回 よりも 増 えているので 大 型 店 やチ ェーン 店 との 競 合 が 激 しくなっていると 思 われます アルバイト 等 の 時 給 アップは 顧 客 高 齢 化 はともに 回 答 が 下 がっているので 収 まりつつあることがわかります また 新 たに 設 定 したネット 販 売 台 頭 への 回 答 は5 分 程 度 ですから サービス 業 ではそれほど 大 きな 課 題 ではないようです 注 意 すべきは 資 金 繰 り 悪 化 が 前 回 よりも1 割 程 度 上 がっていることです 市 内 サービス 業 の 二 極 化 傾 向 を 指 摘 しましたが 一 部 の 企 業 では 資 金 繰 りに 影 響 が 出 ていることが 分 かります

2 今 後 の 対 策 ~ 値 下 げも 含 めネット 活 用 で 新 規 顧 客 開 拓 ~ 前 回 の 調 査 では 接 客 サービスや 販 促 強 化 という 既 存 個 客 に 対 する 対 策 が 中 心 でした 接 客 サービスは 僅 かに 回 答 を 下 げた 程 度 でしたが 販 促 強 化 は1 割 5 分 以 上 下 がりました 今 回 の 調 査 で1 位 になったのは 前 回 より1 割 以 上 多 くの 回 答 を 集 めた 顧 客 新 規 開 拓 です 既 存 個 客 だけでは 事 業 拡 大 を 見 込 むことがで きないとの 判 断 でしょう その 手 段 としての 人 材 確 保 インターネット 活 用 へ の 回 答 が 増 えています 前 回 5 分 程 度 であった 値 下 げにも2 割 の 回 答 が 集 まっ ています 競 合 対 策 や 新 規 顧 客 開 拓 のために 値 下 げを 打 ち 出 している 企 業 が 増 えていることが 分 かります 二 極 化 の 現 れとしては 諸 経 費 削 減 をあげることができます 前 回 より5 分 程 度 ですが 回 答 が 増 えています 資 金 繰 りが 悪 化 している 企 業 の 一 部 は 経 費 削 減 によって 事 態 を 乗 り 切 ろうとしているようです

(5) 飲 食 業 1 経 営 課 題 ~ 客 数 は 増 加 したが 人 手 不 足 が 新 たな 課 題 ~ 市 内 では 最 も 元 気 な 業 種 です 経 営 実 態 調 査 では 客 数 客 単 価 売 上 高 にお いて 減 少 している 企 業 がありませんでした 半 数 のお 店 が 売 上 高 を 増 やしまし た しかし 6 割 近 いお 店 で 諸 経 費 の 増 加 を 回 答 しており 売 上 高 の 増 加 が 利 益 の 増 加 に 必 ずしも 結 びついていないことを 示 しています 経 営 課 題 でも 業 況 が 良 くなっていることが 示 されています 前 回 同 率 で1 位 であった 店 舗 設 備 老 朽 化 と 顧 客 高 齢 化 ですが 店 舗 設 備 は4 割 以 上 回 答 を 落 とし 顧 客 高 齢 化 はゼ ロ 回 答 となりました 今 回 の 調 査 で1 位 となったのが 人 材 不 足 で7 割 5 分 の 回 答 を 集 めていますから 市 内 飲 食 店 への 客 足 が 急 に 伸 びたことが 分 かります アルバイト 賃 金 は 上 がっていることも 半 数 のお 店 で 経 営 課 題 となりました 前 回 4 位 の 経 営 課 題 であった 資 金 繰 り 悪 化 は 今 回 ゼロ 回 答 となっており 市 内 飲 食 店 の 経 営 は 全 体 的 に 改 善 されていることが 分 かります 今 回 特 別 に 設 定 した ネット 販 売 台 頭 への 回 答 はゼロであり 飲 食 店 においてもネット 販 売 が 競 合 す ることは 無 いことが 確 認 できました しかし 前 回 ゼロ 回 答 であった 客 足 伸 び 悩 みに 今 回 は1 割 を 超 える 回 答 がなされており 飲 食 店 の 一 部 では 苦 戦 してい ることが 示 されています まだ 二 極 化 まで 行 きませんが 今 後 差 が 開 くことは 心 配 されます

2 今 後 の 対 策 ~ 人 材 確 保 が 最 優 先 課 題 ~ 人 手 不 足 を 解 消 することが 飲 食 業 の 当 面 の 対 策 であることが 示 されています 7 割 の 企 業 が 人 材 確 保 育 成 に 回 答 しています だれでも 良 いわけではありませ ん 人 材 確 保 と 平 行 して 接 客 サービス 向 上 も 重 要 な 対 策 として 今 回 も6 割 の 企 業 から 回 答 を 得 ています 必 要 性 が 大 きく 低 下 したのが 新 規 顧 客 開 拓 です 前 回 よりも3 割 以 上 低 くなっています 更 に 必 要 性 が 無 くなっているのが 値 下 げです 前 回 は1 割 5 分 弱 の 回 答 でしたが 今 回 はゼロ 回 答 です 経 営 に 関 しても 前 回 3 割 近 くの 回 答 を 集 めていた 諸 経 費 削 減 が 今 回 はゼロ 回 答 です 諸 経 費 は 消 費 税 や 円 安 で 増 加 していますが それを 上 回 る 売 上 を 確 保 できていることが 示 されています 前 回 ゼロ 回 答 であったインターネット 活 用 にも1 割 を 超 える 回 答 があり 前 向 きな 姿 勢 が 伺 われます 市 内 飲 食 店 の 今 後 の 対 策 をからは 市 内 景 気 は 回 復 に 向 かっていると 判 断 しても 良 さそうです 今 回 特 別 に 設 定 した 特 にない への 回 答 もゼロであり 市 内 飲 食 店 全 体 が 前 向 きに 動 き 始 めたことが 確 認 できます この 業 況 が 市 内 小 売 業 にも 伝 播 する ことを 期 待 します

(6) 交 通 運 輸 業 1 経 営 課 題 ~ 受 注 減 でも 人 手 不 足 と 人 件 費 負 担 が 増 加 ~ 経 営 実 態 調 査 では 売 上 高 総 利 益 客 数 において 増 加 しているとの 回 答 が 無 く 業 界 全 体 で 業 況 が 悪 化 していることが 分 かります 諸 経 費 は 約 6 割 の 企 業 で 増 加 し 総 利 益 の 減 少 が 現 れています 売 上 が 増 えていないにも 係 わらず 従 業 員 数 が 増 えており 人 件 費 負 担 が 増 大 していることが 分 かります 経 営 課 題 でも5 割 の 回 答 が 集 まっています 前 回 は3 割 強 の 回 答 ですから この3か 月 に 人 件 費 負 担 が 急 に 大 きくなっていることが 分 かります 人 手 不 足 は 日 本 全 体 の 課 題 ではありますが 運 送 業 であればドライバー 整 備 業 であれば 整 備 士 が 不 足 しており 人 材 を 確 保 できている 企 業 に 仕 事 が 移 っているのかもしれませ ん 交 通 運 輸 関 連 の 企 業 では 前 回 ゼロ 回 答 であった 競 合 激 化 に3 割 の 回 答 が 集 まっています 大 企 業 を 中 心 とする 景 気 回 復 で 物 流 量 は 増 えていますが 市 外 の 大 手 企 業 に 仕 事 が 流 れていることが 考 えられます 取 引 先 の 物 流 変 更 はゼロ 回 答 ですから 技 術 者 を 含 めた 人 材 確 保 が 受 注 する 為 の 最 重 要 事 項 であること が 分 かります 交 通 運 輸 関 連 企 業 では 燃 料 費 の 価 格 が 業 績 を 大 きく 左 右 します が 石 油 単 価 が 下 がったことと 円 安 が 相 殺 されて 燃 料 単 価 は 高 値 で 安 定 して しまいました 経 営 課 題 においても 前 回 と 同 様 の 回 答 でした

2 今 後 の 対 策 ~ 人 材 確 保 と 平 行 して 経 営 を 再 構 築 ~ 人 材 確 保 は 前 回 調 査 でも 最 重 要 対 策 でしたが 今 回 は 更 にその 比 重 が 高 まり 8 割 を 超 える 回 答 が 集 まりました 時 給 等 がアップしていますから 人 件 費 負 担 は 更 に 重 くのしかかることが 予 想 されます そして 前 回 ゼロ 回 答 であった 後 継 者 へのバトンタッチ 以 下 4つの 対 策 が2 位 から5 位 に 入 りました 後 継 者 へのバトンタッチは 半 数 の 企 業 が 実 施 するとの 回 答 です 取 引 先 を 見 直 して 合 理 化 省 力 化 を 実 施 します 営 業 活 動 も 活 発 になりそうです 新 分 野 開 拓 以 下 値 下 げまでも 前 回 のほぼ 半 分 の 回 答 で 残 っています 後 継 者 へのバトンタッ チを 契 機 に 経 営 全 体 を 見 直 す 姿 勢 が 強 くなっていることを 読 み 取 ることができ そうです 今 回 特 別 に 設 定 した 特 にない への 回 答 はゼロでした 業 況 は 厳 しいですが 諦 めずに 事 業 を 続 ける 姿 勢 が 現 れています