主 な 施 策 (1) 日 向 地 域 のブランドの 確 立 に 努 めます 日 向 市 特 産 へべす など 地 域 の 特 性 に 応 じ た 農 畜 産 物 の 安 定 的 な 生 産 や 加 工 品 の 開 発 によ り 付 加 価 値 の 高 い 日 向 入 郷 地 域 のブランド 確 立

第 4 章 施 策 の 展 開 Ⅰ 農 業 の 振 興 安 全 な 食 を 生 み 出 す 豊 かな 農 業 の 振 興 1. 地 域 の 特 性 を 生 かしたブランド 化 の 推 進 農 産 物 のブランド 化 については 県 による 特 長 ある 商 品 づくり 信 頼 される 産 地 づくり 安 定 的 な 取 引 づくり を 目 指 しており 日 向 入 郷 地 域 においては 合 計 7 種 類 の 農 畜 産 物 が 宮 崎 ブランド 認 証 品 に 認 定 されています これらのブランド 商 品 のほか ミニトマトや 千 切 大 根 などについても 地 域 の 特 性 を 生 かし 生 産 量 の 拡 大 を 図 る 必 要 があります さらに 農 商 工 連 携 2 6 次 産 業 化 3 による 付 加 価 値 の 高 いブランドの 開 発 や 産 学 官 連 携 4 による 新 たなブランドの 研 究 確 立 を 図 っていく 必 要 があります 日 向 入 郷 地 域 における みやざきブランド 認 証 品 分 類 商 品 ブランド 名 産 地 名 畜 産 部 門 果 樹 部 門 宮 崎 牛 みやざき 地 頭 鶏 完 熟 マンゴー 太 陽 のタマゴ 完 熟 きんかん たまたま みやざきへべす 県 下 全 域 JA 日 向 美 郷 町 西 郷 区 JA 日 向 花 き 部 門 みやざきオリジナルスイートピー JA 日 向 その 他 みやざき 乾 しいたけ JA 日 向 1 農 商 工 連 携 : 農 林 水 産 業 者 と 商 工 業 者 がそれぞれの 有 する 経 営 資 源 を 互 いに 持 ち 寄 り 新 商 品 新 サービス の 開 発 等 に 取 り 組 むことです 2 6 次 産 業 化 : 第 一 次 産 業 である 農 林 水 産 業 が 農 林 水 産 物 の 生 産 だけにとどまらず それを 原 材 料 とした 加 工 食 品 の 製 造 販 売 や 農 園 のような 地 域 資 源 を 生 かしたサービスなど 第 二 次 産 業 や 第 三 次 産 業 にまで 踏 み 込 むことです 3 産 学 官 連 携 : 企 業 ( 産 )が 技 術 シーズや 高 度 な 専 門 知 識 を 持 つ 大 学 等 ( 学 )や 公 設 試 験 研 究 機 関 等 ( 官 ) と 連 携 して 新 製 品 開 発 や 新 事 業 創 出 を 図 ることです 23

主 な 施 策 (1) 日 向 地 域 のブランドの 確 立 に 努 めます 日 向 市 特 産 へべす など 地 域 の 特 性 に 応 じ た 農 畜 産 物 の 安 定 的 な 生 産 や 加 工 品 の 開 発 によ り 付 加 価 値 の 高 い 日 向 入 郷 地 域 のブランド 確 立 を 推 進 します また へべす については 平 成 25 年 8 月 に 策 定 された へべすビジョン に 基 づき 販 売 促 進 活 動 を 展 開 するとともに 作 付 面 積 及 び 生 産 量 の 拡 大 長 期 冷 凍 冷 蔵 貯 蔵 技 術 の 確 立 と ハウ スへべす の 早 期 出 荷 栽 培 技 術 の 確 立 による 周 年 出 荷 体 制 の 整 備 を 図 ります 日 向 特 産 へべす (2) 農 業 団 体 等 関 係 機 関 と 連 携 し 情 報 の 発 信 に 努 めます JA 日 向 をはじめとする 農 業 者 団 体 や 東 臼 杵 農 林 振 興 局 ( 農 業 改 良 普 及 センター)などの 農 業 行 政 機 関 との 連 携 を 図 り 日 向 地 域 のブランドの 情 報 発 信 に 努 めます へべすの 加 工 品 (3) 産 学 官 の 交 流 連 携 を 促 進 し 新 しいブランドの 研 究 開 発 を 推 進 します 産 学 官 の 交 流 連 携 を 推 進 し ブルーベリー 葉 や オリーブ へべす の 残 渣 を 給 餌 した へ べす 豚 など 新 たなブランドの 調 査 研 究 や 加 工 品 の 開 発 を 推 進 します ブルーベリー 葉 の 実 証 圃 (4) 農 商 工 連 携 や6 次 産 業 化 を 推 進 します 農 業 生 産 者 と 食 品 加 工 業 流 通 業 観 光 業 等 の 多 様 な 事 業 者 とのネットワークをや 宮 崎 県 が 推 進 している みやざきフードビジネス 振 興 構 想 1 と 連 携 した 農 商 工 連 携 によ る 地 産 地 消 や6 次 産 業 化 を 推 進 し 新 商 品 開 発 販 路 開 拓 等 の 取 組 みを 支 援 します 1 みやざきフードビジネス 振 興 構 想 : 県 は 総 合 的 な 食 関 連 産 業 の 成 長 産 業 化 を 目 指 して これまで 取 り 組 ん できた 産 地 や 食 品 加 工 企 業 の 育 成 6 次 産 業 化 農 商 工 連 携 などに 加 えて 飲 食 業 や 観 光 産 業 などにも 発 展 の 裾 野 を 広 げながら 総 合 的 一 元 的 に フードビジネス を 展 開 しています 24

2. 意 欲 のある 担 い 手 の 育 成 確 保 総 農 家 数 の 減 少 や 農 業 従 事 者 の 高 齢 化 が 進 み 遊 休 農 地 の 増 加 が 予 想 されるなど 担 い 手 の 育 成 確 保 は 重 要 な 課 題 となっています 平 成 26 年 度 から 県 に 設 置 される 農 地 中 間 管 理 機 構 1 との 連 携 を 図 り 人 農 地 プ ラン 2 に 位 置 づけられた 経 営 体 ( 担 い 手 )への 農 地 集 積 の 促 進 や 新 規 就 農 者 農 業 後 継 者 に 対 する 支 援 など 担 い 手 の 育 成 確 保 に 努 める 必 要 があります 主 な 施 策 (1) 新 規 就 農 者 の 育 成 確 保 に 努 めます 農 業 関 係 機 関 と 連 携 し 新 規 就 農 者 農 業 後 継 者 に 対 する 先 進 農 家 への 研 修 事 業 の 実 施 や 農 地 の 斡 旋 など 意 欲 のある 担 い 手 を 育 成 するための 支 援 に 努 めます また 家 族 経 営 協 定 3 の 締 結 などにより 労 働 環 境 の 改 善 を 図 り 就 農 しやすい 条 件 整 備 を 促 進 します (2) 認 定 農 業 者 の 育 成 支 援 に 努 めます 認 定 農 業 者 の 育 成 確 保 を 図 るため 経 営 改 善 計 画 に 対 する 指 導 や 経 営 内 容 の 分 析 などのサポートを 強 化 します また 新 規 の 認 定 農 業 者 育 成 のため 認 定 されることのメリットなど 情 報 提 供 に 努 めます (3) 集 落 営 農 組 織 の 育 成 に 努 め 集 落 営 農 を 支 援 します 集 落 におけるリーダーの 育 成 や 集 落 営 農 の 理 解 を 深 める 啓 発 活 動 などを 行 い 組 織 化 に 向 けた 活 動 を 支 援 します すでに 集 落 営 農 を 組 織 化 している 地 区 に 対 し ては 引 き 続 き 支 援 を 行 い 集 落 営 農 組 織 の 法 人 化 への 取 組 み 等 を 推 進 していきます また 人 農 地 プラン に 位 置 づけられた 集 落 の 経 営 体 ( 担 い 手 )に 対 し 経 営 の 拡 大 を 図 る 集 落 内 の 話 合 いの 様 子 ための 農 地 の 集 積 を 支 援 します さらに 農 作 業 の 労 働 力 の 負 担 軽 減 や 機 械 などの 設 備 投 資 に 係 る 経 済 的 な 負 担 を 軽 減 し 委 託 者 受 託 者 双 方 の 農 業 経 営 の 安 定 を 図 るため 農 作 業 の 受 委 託 を 促 進 します 1 農 地 中 間 管 理 機 構 : 担 い 手 への 農 地 集 積 と 集 約 化 により 農 業 構 造 の 改 革 と 生 産 コストの 削 減 を 強 力 に 推 進 する ため 農 地 の 中 間 受 け 皿 として 都 道 府 県 段 階 に 設 置 する 法 人 のことです 2 人 農 地 プラン: 農 業 従 事 者 の 高 齢 化 や 担 い 手 不 足 が 心 配 される 中 5 年 後 10 年 後 までに 誰 がどのように 農 地 を 使 って 農 業 を 進 めていくのかを 地 域 や 集 落 の 話 し 合 いに 基 づきとりまとめる 計 画 のことです 3 家 族 経 営 協 定 : 農 家 における 家 族 員 の 平 等 な 経 営 参 画 を 保 障 するため 家 族 員 相 互 間 での 話 し 合 いによって 合 意 されるルールのことです 25

(4) 各 種 団 体 への 支 援 を 行 います 1 日 向 市 認 定 農 業 者 連 絡 協 議 会 への 活 動 支 援 本 市 農 業 の 中 核 を 担 っている 農 業 者 等 で 組 織 する 認 定 農 業 者 連 絡 協 議 会 への 加 入 を 促 進 するとともに 研 修 会 等 の 取 組 みに 対 する 支 援 を 行 います 協 議 会 主 催 によるパソコン 講 習 会 2 日 向 市 SAP 会 議 への 活 動 支 援 若 い 後 継 者 で 組 織 するSAP 会 議 に 対 し 関 係 機 関 と 連 携 して 自 主 活 動 や 学 習 活 動 の 支 援 を 行 います 日 向 市 SAP 会 議 の 会 員 数 ( 単 位 : 人 ) 年 度 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 会 員 数 11 7 6 7 8 ( 資 料 : 農 業 水 産 課 ) 3 日 向 市 農 業 青 年 会 議 への 活 動 支 援 45 歳 以 下 の 農 業 担 い 手 で 組 織 する 農 業 青 年 会 議 に 対 し 担 い 手 の 育 成 と 会 員 の 資 質 の 向 上 を 図 るための 活 動 を 支 援 します また 農 業 者 と 消 費 者 異 業 種 との 交 流 活 動 を 通 じて 農 畜 産 物 の 安 全 安 心 に 関 する 情 報 の 提 供 と 本 市 農 業 のPR 活 動 への 支 援 を 行 います 3. 経 営 安 定 対 策 の 推 進 農 畜 産 物 の 価 格 の 低 迷 や 燃 油 資 機 材 等 の 高 騰 は 安 定 的 な 農 業 経 営 を 図 る 上 で 大 きな 妨 げとなっています このため 園 芸 施 設 等 において 低 コスト 資 機 材 の 導 入 等 を 支 援 するとともに 農 畜 産 物 の 価 格 安 定 制 度 の 適 正 な 運 用 に 努 め 経 営 の 安 定 化 を 図 る 必 要 があります また 農 業 経 営 分 析 の 支 援 を 行 い 高 い 農 業 経 営 管 理 能 力 を 習 得 させながら 農 業 法 人 の 設 立 を 検 討 している 経 営 体 に 対 し 相 談 支 援 の 充 実 を 図 る 必 要 があります さらに 近 年 イノシシやシカ カラスなどの 有 害 鳥 獣 による 農 作 物 への 被 害 が 深 刻 な 問 題 となっており 鳥 獣 被 害 対 策 を 推 進 する 必 要 があります 26

主 な 施 策 (1) 制 度 資 金 の 活 用 と 法 人 設 立 を 支 援 します 担 い 手 農 家 による 施 設 の 規 模 拡 大 や 機 械 設 備 の 導 入 について 各 種 事 業 等 の 活 用 の 推 進 と 制 度 資 金 の 活 用 を 支 援 します また 法 人 設 立 を 目 指 している 認 定 農 業 者 や 集 落 営 農 組 織 に 対 し 関 係 機 関 と 連 携 して 相 談 支 援 を 充 実 するとともに 法 人 設 立 の 普 及 啓 発 活 動 を 推 進 します (2) 効 率 的 で 安 定 的 な 農 業 経 営 を 促 進 します 農 畜 産 物 の 価 格 が 低 迷 する 中 原 材 料 費 や 燃 油 費 は 増 加 傾 向 にあることから 各 農 業 者 が 安 定 した 農 業 経 営 を 行 えるよう 関 係 機 関 と 連 携 し 経 営 改 善 の 支 援 に 努 め ます 水 稲 については 良 質 の 米 作 りを 推 進 するとともに 経 営 所 得 安 定 対 策 において 推 進 している 焼 酎 等 の 原 料 になる 加 工 用 米 の 生 産 拡 大 を 推 進 します 野 菜 果 樹 花 きについては 計 画 的 な 生 産 体 制 の 確 立 と 産 地 化 を 図 るとともに 価 格 安 定 制 度 の 適 正 な 運 用 を 図 ります 畜 産 については 畜 種 ごとの 価 格 安 定 制 度 の 効 率 的 な 運 用 を 図 るとともに 制 度 の 普 及 に 努 めます (3) 経 営 管 理 能 力 の 向 上 による 農 業 経 営 の 体 質 強 化 に 努 めます 農 業 簿 記 パソコンを 活 用 した 経 営 管 理 やコスト 分 析 など 経 営 改 善 に 積 極 的 な 農 家 への 支 援 を 行 います また 認 定 農 業 者 の 農 業 経 営 改 善 計 画 家 族 経 営 協 定 に 基 づく 経 営 指 導 の 充 実 強 化 を 図 ります (4) 有 害 鳥 獣 による 農 作 物 の 被 害 対 策 に 努 めます 有 害 鳥 獣 対 策 協 議 会 との 連 携 により 被 害 防 止 に 関 する 研 修 会 等 を 開 催 するとと もに 侵 入 防 止 柵 等 の 設 置 を 計 画 的 に 推 進 し 農 作 物 の 被 害 防 止 に 努 めます 4. 優 良 農 地 の 確 保 と 生 産 基 盤 整 備 平 成 24 年 における 遊 休 農 地 は 140ha で 農 用 地 の 全 体 の 約 10%を 占 めていますが 農 業 従 事 者 の 高 齢 化 が 進 行 しており 今 後 離 農 などによる 優 良 農 地 についても 遊 休 化 が 進 む 可 能 性 は 否 定 できず 早 急 に 対 策 を 講 じる 必 要 があります このため 農 地 の 出 し 手 を 把 握 し 認 定 農 業 者 や 集 落 営 農 組 織 への 農 地 集 積 を 図 る 必 要 があります また ため 池 や 用 排 水 路 などの 農 業 用 施 設 及 び 農 地 の 基 盤 整 備 を 計 画 的 に 推 進 する 必 要 があります 27

主 な 施 策 (1) 農 地 の 集 積 等 による 優 良 農 地 の 確 保 と 農 業 用 水 の 維 持 管 理 に 努 めます 農 地 中 間 管 理 機 構 と 連 携 し 農 地 の 出 し 手 や 受 け 手 の 把 握 に 努 めるとともに 農 地 の 斡 旋 や 利 用 権 設 定 を 推 進 し 担 い 手 への 農 地 集 積 集 約 化 に よる 優 良 農 地 の 確 保 と 農 地 の 有 効 利 用 を 促 進 しま す また ため 池 頭 首 工 などの 整 備 を 計 画 的 に 進 め 農 業 用 水 の 確 保 と 維 持 管 理 に 努 めます 下 拂 1 号 ため 池 (2) 遊 休 農 地 の 解 消 に 努 めます 農 地 パトロールによる 遊 休 農 地 の 情 報 収 集 を 図 り へべすや 飼 料 作 物 など 栽 培 条 件 に 適 した 作 物 の 作 付 けを 推 進 し 遊 休 農 地 の 解 消 に 努 めます (3) 農 道 用 排 水 路 等 の 生 産 基 盤 の 整 備 充 実 に 努 めます 富 島 幹 線 用 水 路 の 整 備 を 計 画 的 に 進 め 農 業 用 水 の 確 保 を 図 るとともに 既 存 の 用 排 水 路 等 の 効 率 的 な 維 持 管 理 に 努 めます また 農 作 業 の 効 率 化 省 力 化 を 図 るとともに 遊 休 農 地 を 優 良 農 地 へ 転 換 するための 基 盤 整 備 事 業 を 計 画 的 に 推 進 します 富 島 幹 線 用 水 路 富 島 幹 線 用 水 路 の 整 備 計 画 事 業 年 度 事 業 概 要 3 期 計 画 平 成 25~27 年 度 取 水 口 改 修 ( 貯 水 槽 設 置 揚 水 ポンプ 設 置 ) 4 期 計 画 平 成 28~30 年 度 水 路 トンネル 補 修 ( 延 長 :640m) 頭 首 工 : 河 川 の 流 水 を 用 水 路 に 引 き 入 れるための 施 設 であり 一 般 的 には 取 水 位 を 調 節 するための 取 水 堰 取 り 入 れ 口 付 帯 施 設 及 び 管 理 施 設 から 構 成 されています 28

5. 畜 産 業 の 総 合 的 な 振 興 畜 産 業 の 各 分 野 におきましても 他 の 農 業 部 門 と 同 じく 農 家 の 高 齢 化 や 後 継 者 問 題 などの 構 造 的 な 課 題 配 合 飼 料 や 燃 油 など 経 費 増 加 による 経 営 環 境 の 悪 化 TPPをは じめ 経 済 情 勢 の 先 行 き 不 安 などの 問 題 があります 家 畜 伝 染 病 では 平 成 22 年 に 口 蹄 疫 23 年 に 鳥 インフルエンザが 発 生 し 本 市 を 含 む 広 範 囲 の 地 域 経 済 に 多 大 な 損 失 を 与 えたところであります また 最 近 では 一 般 家 畜 疾 病 の 豚 流 行 性 下 痢 の 感 染 が 拡 大 するなど 疾 病 に 対 する 衛 生 防 疫 対 策 を 強 化 する 必 要 があります ( 養 牛 ) 肉 用 牛 繁 殖 経 営 では 現 在 より 子 牛 頭 数 が 減 少 することは 産 地 間 競 争 力 や 子 牛 価 格 の 低 下 を 招 き 経 営 安 定 のマイナス 要 因 となりかねないため 母 牛 頭 数 並 びにセリ 上 場 子 牛 頭 数 の 維 持 拡 大 が 重 要 課 題 となっています 肉 用 牛 肥 育 経 営 では コスト 低 減 や 生 産 性 の 向 上 に 加 え 消 費 者 ニーズに 即 した 牛 肉 生 産 及 び 新 たな 地 域 ブランド 牛 の 確 立 に 取 組 む 必 要 があります 乳 用 牛 ( 酪 農 ) 経 営 では 牛 乳 消 費 の 伸 び 悩 みなどを 背 景 とした 乳 価 低 迷 により 厳 し い 経 営 環 境 にあるなかで 高 品 質 の 生 乳 生 産 が 求 められています また 養 牛 経 営 の 安 定 を 図 るためには 飼 料 自 給 率 の 向 上 に 取 り 組 むことが 重 要 とな っています ( 養 豚 ) 養 豚 経 営 では 口 蹄 疫 禍 により 途 絶 えた はまゆうポーク に 代 わる 品 種 改 良 生 産 性 を 確 保 するための 疾 病 予 防 対 策 環 境 対 策 への 投 資 消 費 者 の 食 品 に 対 する 低 価 格 志 向 による 長 期 の 豚 肉 価 格 低 迷 などが 課 題 となっています また 経 営 安 定 のためには 豚 肉 の 高 付 加 価 値 化 を 図 る 新 たなブランド 豚 の 確 立 に 取 組 む 必 要 があります ( 養 鶏 ) 本 市 の 養 鶏 は 主 にブロイラーが 飼 養 されており 県 内 でも 有 数 のブロイラー 飼 養 地 域 となっています 養 鶏 経 営 では 施 設 の 老 朽 化 や 経 営 効 率 改 善 のための 設 備 投 資 環 境 対 策 への 投 資 及 び 鳥 インフルエンザなどの 防 疫 疾 病 対 策 が 課 題 となっています 主 な 施 策 (1) 生 産 基 盤 の 整 備 や 経 営 技 術 改 善 により 生 産 性 向 上 を 図 ります ( 養 牛 ) 肉 用 牛 繁 殖 経 営 については 産 地 間 競 争 力 の 強 化 を 図 るため 関 係 機 関 と 連 携 し 畜 舎 機 材 など 生 産 基 盤 整 備 を 推 進 し 分 娩 間 隔 短 縮 や 事 故 率 の 軽 減 など 経 営 技 術 の 改 善 により 子 牛 生 産 頭 数 の 維 持 拡 大 を 図 るとともに 繁 殖 母 牛 頭 数 を 確 保 するため 多 頭 経 営 者 の 育 成 支 援 を 推 進 します 29

また 母 牛 群 の 改 良 促 進 購 買 者 ニーズへの 対 処 に 取 組 み 日 向 市 和 牛 改 良 組 合 日 向 市 和 牛 ヘルパー 組 合 及 び 平 成 25 年 に 発 足 した 日 向 門 川 肉 用 牛 振 興 協 議 会 のなかで 具 体 的 な 振 興 方 策 を 協 議 検 討 します 肉 用 牛 肥 育 経 営 については JA 日 向 が 取 組 む 米 粉 を 利 用 した 牛 肉 ブランド 確 立 等 を 支 援 し ます また 将 来 的 な 肉 用 牛 経 営 安 定 を 目 指 し 東 臼 杵 郡 市 肥 育 組 合 や 関 係 機 関 と 連 携 し 牛 肉 生 産 の 地 域 内 一 貫 体 制 の 構 築 を 推 進 します 乳 用 牛 ( 酪 農 ) 経 営 については 県 JA 延 岡 酪 農 部 署 や 経 済 連 などの 関 係 機 関 と 連 携 し た 農 場 環 境 改 善 により 乳 牛 へのストレスを 緩 和 し 低 コストかつ 高 品 質 の 牛 乳 生 産 を 推 進 し ます 飼 料 作 物 については 飼 料 自 給 率 の 向 上 によ るコスト 低 減 地 域 集 落 の 農 地 の 適 正 保 全 及 び 有 効 利 用 を 目 指 して 作 付 拡 大 を 推 進 します 日 向 市 子 牛 品 評 会 ( 市 畜 産 センター) 酪 農 農 家 巡 回 ( 養 豚 ) 養 豚 経 営 については 県 経 済 連 など 関 係 機 関 と 連 携 し 衛 生 疾 病 対 策 の 強 化 により 事 故 率 を 低 減 し 生 産 性 の 向 上 を 図 ります また 販 売 収 益 向 上 の 取 組 みとして 平 成 25 年 に 発 足 した 生 産 者 部 会 関 係 機 関 及 び 有 識 者 からなる へべす 豚 プロジェクト 会 議 を 核 として へべす 豚 のブランド 確 立 を 推 進 します 消 費 拡 大 PR( 日 向 十 五 夜 祭 ) ( 養 鶏 ) 養 鶏 経 営 については 日 向 市 養 鶏 振 興 会 の 研 修 事 業 を 核 として ブロイラーのSP( 生 産 指 標 ) 経 営 管 理 技 術 の 向 上 を 図 ります また 国 県 事 業 等 を 活 用 し 鶏 舎 の 増 改 築 や 機 械 器 具 など 最 新 設 備 の 導 入 を 支 援 します 日 向 市 養 鶏 振 興 会 研 修 事 業 30

(2) 環 境 と 調 和 した 畜 産 経 営 を 推 進 します 畜 産 環 境 保 全 については 関 係 機 関 との 連 携 により 家 畜 排 せつ 物 の 管 理 の 適 正 化 及 び 利 用 の 促 進 に 関 する 法 律 に 基 づき 家 畜 排 せつ 物 の 適 正 処 理 と 生 産 される 堆 肥 の 資 源 循 環 型 農 業 へ の 有 効 活 用 を 図 り 環 境 と 調 和 した 畜 産 経 営 を 推 進 します 日 向 市 畜 産 資 源 リサイクルセンター (3) 農 場 衛 生 対 策 を 推 進 し 家 畜 伝 染 病 予 防 対 策 を 徹 底 します 家 畜 防 疫 は 国 際 空 港 港 湾 における 水 際 防 疫 ( 主 に 国 ) 県 域 地 域 における 地 域 防 疫 ( 主 に 県 ) 及 び 農 場 防 疫 ( 県 市 町 村 畜 産 農 家 )に 大 別 され 特 にウィルス 侵 入 を 防 ぐ 最 後 の 砦 ともい える 農 場 防 疫 が 重 要 とされています 本 市 では 日 向 市 自 衛 防 疫 推 進 協 議 会 を 核 と して 家 畜 防 疫 員 ( 県 知 事 が 任 命 ) 関 係 機 関 な どと 連 携 し 家 畜 の 飼 養 衛 生 管 理 基 準 の 遵 守 毎 月 20 日 の 県 下 一 斉 消 毒 など 畜 産 農 家 の 農 場 衛 生 対 策 の 意 識 高 揚 を 図 るとともに 消 毒 用 資 材 の 配 布 を 継 続 するなど 家 畜 伝 染 病 の 発 生 防 止 対 策 を 強 力 に 推 進 します また 万 が 一 の 事 態 を 想 定 し 関 係 機 関 などと 連 携 した 迅 速 な 対 応 ができるよう 日 向 市 特 定 家 畜 伝 染 病 防 疫 指 針 に 基 づく 防 疫 体 制 の 充 実 を 図 ります さらに 一 般 疾 病 についても 畜 産 経 営 における 経 済 的 損 失 を 防 止 するため 衛 生 対 策 及 び 適 切 な 予 防 接 種 を 実 施 します 鶏 舎 周 辺 の 石 灰 散 布 家 畜 防 疫 員 と 連 携 した 防 疫 巡 回 ノボリ 旗 による 啓 発 31

6. 安 全 安 心 な 農 畜 産 物 の 供 給 近 年 外 国 からの 輸 入 農 畜 産 物 について 基 準 を 超 える 残 留 農 薬 等 の 問 題 が 発 生 し ており 国 内 産 に 対 する 需 要 が 高 まっています このようなことから 生 産 者 に 対 しGAP 1 の 取 組 みを 推 進 し 低 化 学 肥 料 低 農 薬 栽 培 を 促 進 するとともに 生 産 された 農 産 物 についてはトレーサビリティ 2 の 定 着 を 図 り 消 費 者 に 安 全 で 安 心 な 農 畜 産 物 の 供 給 について 分 かりやすく 情 報 提 供 する ことが 重 要 となります また 生 産 者 と 消 費 者 を 結 びつける 農 産 物 直 売 所 や 学 校 給 食 において 地 場 産 品 の 活 用 を 積 極 的 に 推 進 していく 必 要 があります 主 な 施 策 (1) 安 全 安 心 な 農 畜 産 物 の 生 産 技 術 の 構 築 を 推 進 します 有 機 物 を 主 体 とした 土 づくりを 基 本 とし 減 農 薬 減 化 学 肥 料 による 環 境 にやさ しい 栽 培 方 法 の 構 築 を 推 進 します また 生 産 者 にGAPへの 取 組 みを 推 進 し 安 全 な 農 産 物 の 生 産 と 品 質 の 向 上 に 努 めます (2)トレーサビリティ( 履 歴 管 理 )の 定 着 を 支 援 します 水 稲 栽 培 における 生 産 管 理 記 録 簿 の 作 成 や その 他 の 農 畜 産 物 に 対 する 生 産 履 歴 の 提 供 について 研 修 会 を 開 催 するなど トレーサビリティシステム( 履 歴 管 理 )の 定 着 を 支 援 します (3) 化 学 肥 料 や 農 薬 等 の 低 減 化 適 正 使 用 を 促 進 します 耕 畜 連 携 による 有 機 肥 料 の 供 給 を 推 進 し 化 学 肥 料 の 使 用 を 抑 えるとともに 集 落 地 域 による 共 同 防 除 を 促 進 することにより 病 害 虫 の 適 期 防 除 に 努 め 農 薬 の 低 減 化 適 正 使 用 を 図 ります (4) 生 産 者 と 消 費 者 の 交 流 の 場 を 増 やし 地 場 産 品 の 活 用 を 促 進 します 行 政 や 農 業 団 体 などが 開 催 する 各 種 イベント 等 において 地 場 産 品 の 積 極 的 なPRに 努 めます また 道 の 駅 や 物 産 センターを 活 用 した 安 全 安 心 な 地 場 産 品 の 情 報 発 信 に 努 め 地 産 地 消 や 食 育 の 普 及 啓 発 に 努 めます へべす 餅 の 餅 つき 1 GAP: 農 業 生 産 活 動 を 行 う 上 で 必 要 な 関 係 法 令 等 の 内 容 に 則 して 定 められる 点 検 項 目 に 沿 って 農 業 生 産 活 動 の 各 工 程 の 正 確 な 実 施 記 録 点 検 及 び 評 価 を 行 うことによる 持 続 的 な 改 善 活 動 のことです 2 トレーサビリティ: 食 品 がいつ どこで どのように 生 産 流 通 されたかについて 消 費 者 が 把 握 できる 仕 組 みのことです 32

(5) 地 産 地 消 を 積 極 的 に 推 進 します 日 向 市 食 育 地 産 地 消 推 進 計 画 に 基 づき 各 種 イベントにおいて 地 場 産 品 の 積 極 的 なPR を 行 うとともに 学 校 給 食 や 地 域 産 業 における 地 場 産 品 の 食 材 活 用 を 促 進 します また 集 落 営 農 組 織 や 財 光 寺 農 業 小 学 校 などに よる 農 業 体 験 を 通 じて 収 穫 の 喜 びや 感 謝 の 気 持 ちを 育 む 取 組 みを 推 進 します 財 光 寺 農 業 小 学 校 (6) 都 市 との 交 流 共 生 の 促 進 に 努 めます 本 市 の 自 然 豊 かな 農 山 漁 村 地 域 の 風 景 や 暮 ら し 歴 史 文 化 など 普 段 の 生 活 の 中 にある 地 域 の 資 源 を 最 大 限 に 活 用 し 自 然 体 験 や 農 業 体 験 加 工 体 験 地 元 の 旬 の 食 材 を 活 用 した 食 の 提 供 農 家 民 泊 など 体 験 交 流 滞 在 型 のグリーンツー リズムを 推 進 し 都 市 との 交 流 よる 農 村 地 域 の 活 性 化 を 図 ります 都 市 との 交 流 による 椎 茸 の 収 穫 7. 農 畜 産 物 の 流 通 体 制 の 整 備 本 市 は 関 東 関 西 などの 農 畜 産 物 の 大 消 費 地 から 遠 いこともあり 物 流 において 大 きなハンデを 背 負 っています また 近 年 の 原 油 の 高 騰 による 輸 送 コストの 増 大 は 農 家 所 得 の 低 下 につながるた め 新 たな 輸 送 手 段 の 確 保 が 重 要 な 課 題 となっています なお 日 向 青 果 地 方 卸 売 市 場 については 取 扱 量 の 大 幅 な 減 少 により 厳 しい 経 営 状 況 にあります 今 後 市 場 機 能 のあり 方 について 検 討 する 必 要 があります 主 な 施 策 (1) 農 畜 産 物 の 付 加 価 値 を 高 め 消 費 と 流 通 の 拡 大 を 図 ります 農 畜 産 物 については 産 地 間 競 争 の 激 化 により 価 格 が 低 迷 していますが 今 後 は 他 産 地 との 差 別 化 を 図 り 高 付 加 価 値 な 農 畜 産 物 の 流 通 の 拡 大 を 図 ります また 食 品 産 業 等 との 連 携 により 農 畜 産 物 の 新 たな 消 費 拡 大 を 図 ります (2) 農 産 物 流 通 体 制 の 整 備 を 促 進 します 東 九 州 自 動 車 道 の 全 線 開 通 を 見 据 え 大 都 市 圏 への 安 定 した 流 通 体 制 の 確 立 を 図 るため 海 上 輸 送 航 路 の 再 開 や 輸 送 コストの 低 減 対 策 等 について 県 及 びJA 日 向 など 関 係 機 関 との 調 整 に 努 めます 33

また 中 国 東 南 アジアを 視 野 に 入 れた 農 畜 産 物 の 海 外 輸 出 についても 県 及 び 関 係 機 関 と 連 携 し 取 組 みを 推 進 します (3) 日 向 青 果 地 方 卸 売 市 場 の 今 後 のあり 方 について 検 討 します 日 向 青 果 地 方 卸 売 市 場 に 対 する 第 三 セクター 経 営 検 討 委 員 会 の 経 営 診 断 では 整 理 清 算 との 方 向 性 が 示 されています しかしながら これまで 市 場 が 担 ってきた 公 平 性 や 公 益 性 の 確 保 市 場 を 利 用 す る 卸 売 業 者 出 荷 者 への 影 響 を 最 小 限 にとどめる 必 要 がありますので 完 全 民 営 化 や 民 間 売 却 などを 含 め 存 続 に 向 けた 可 能 性 について 改 めて 検 証 し 今 後 の 方 向 性 を 検 討 します 8. 環 境 保 全 型 農 業 1 の 推 進 平 成 13 年 度 から 旧 東 郷 町 において 環 境 にやさしい 農 産 物 づくりに 取 組 んでいま すが 近 年 の 認 証 農 家 数 は 横 ばい 状 況 です 有 機 物 を 主 体 とした 土 づくり 講 習 会 等 を 開 催 し 有 機 農 業 や 農 薬 化 学 肥 料 の 使 用 を 軽 減 する 環 境 保 全 型 農 業 の 取 組 みを 積 極 的 に 推 進 するとともに 消 費 者 に 安 全 安 心 な 食 の 提 供 と 情 報 発 信 に 努 める 必 要 があります 主 な 施 策 (1) 化 学 肥 料 や 農 薬 の 低 減 化 技 術 の 普 及 適 正 使 用 を 促 進 します 農 林 振 興 局 ( 農 業 改 良 普 及 センター)などの 技 術 員 と 連 携 しながら 有 機 物 を 主 体 とした 土 づくりを 基 本 とす る 環 境 にやさしい 栽 培 方 法 の 講 習 会 を 行 い 栽 培 技 術 の 習 得 を 推 進 します また 有 機 農 業 や 農 薬 化 学 肥 料 の 使 用 を 軽 減 し 生 産 された 農 産 物 については 環 境 保 全 型 農 業 の 認 証 シール を 貼 るなど 積 極 的 な 情 報 発 信 を 図 り 消 費 者 への 安 全 安 心 な 食 の 提 供 に 努 めます 環 境 保 全 型 農 業 の 認 証 シール 環 境 保 全 型 農 業 認 証 農 家 数 面 積 の 推 移 ( 単 位 : 戸 a) 年 度 平 成 20 年 度 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 認 証 農 家 44 38 36 36 36 栽 培 面 積 2,341 1,988 2,343 2,936 2,720 ( 資 料 : 農 業 水 産 課 ) 環 境 保 全 型 農 業 : 有 機 物 の 土 壌 還 元 等 による 土 づくりと 合 理 的 な 作 付 体 系 を 基 礎 として 化 学 肥 料 や 農 薬 等 を 効 率 的 に 利 用 することで 環 境 の 保 全 と 作 物 の 生 産 性 の 調 和 を 保 ちながら 実 践 する 持 続 的 な 農 業 のことです 34

(2) 家 畜 ふん 尿 等 の 適 正 処 理 の 促 進 とバイオマス 1 資 源 の 活 用 について 検 討 します 家 畜 排 せつ 物 について 堆 肥 舎 及 び 畜 産 資 源 リサイクルセンターの 活 用 による 適 正 な 処 理 管 理 を 推 進 するとともに 耕 畜 連 携 による 良 質 堆 肥 の 有 効 利 用 を 促 進 し ます また 農 作 物 の 残 渣 について バイオマス 資 源 としての 活 用 について 検 討 してい きます 9. 潤 いのある 農 村 地 域 の 形 成 本 市 では 現 在 8 地 区 において 農 地 水 環 境 保 全 対 策 に 取 組 んでおり 農 業 農 村 の 基 盤 を 支 え 環 境 の 保 全 を 図 っています また 市 内 3カ 所 に 農 業 集 落 排 水 施 設 が 設 置 されており 快 適 な 水 環 境 の 保 全 に 努 めています 今 後 農 村 地 域 においては 少 子 高 齢 化 による 人 口 減 少 が 予 想 されることから 潤 いのある 農 村 環 境 の 整 備 に 努 め 農 村 の 活 性 化 を 図 る 必 要 があります さらに 平 成 26 年 度 から 農 業 農 村 の 有 する 多 面 的 機 能 を 維 持 するために 創 設 される 日 本 型 直 接 支 払 制 度 2 を 積 極 的 に 活 用 し 農 業 農 村 の 環 境 保 全 に 取 組 む 必 要 があります 主 な 施 策 (1) 農 業 農 村 の 環 境 保 全 活 動 を 支 援 します 日 本 型 直 接 支 払 制 度 の 周 知 を 図 り 農 村 地 域 が 有 する 多 面 的 機 能 を 維 持 発 揮 するために 地 域 住 民 と 一 体 となって 取 り 組 む 共 同 活 動 を 支 援 します 農 地 水 環 境 保 全 活 動 の 実 践 風 景 (2) 農 村 の 地 域 住 民 の 交 流 促 進 や 健 康 増 進 のため 農 村 公 園 の 維 持 管 理 に 努 めます 農 業 従 事 者 の 憩 いの 場 はもとより 地 域 住 民 のレクリエーションなどの 健 康 づく り 活 動 やふれあい 広 場 としての 機 能 を 備 えた 農 村 公 園 の 維 持 管 理 に 努 めます (3) 地 域 の 農 業 にまつわる 伝 統 的 な 祭 りや 芸 能 等 の 地 域 活 動 を 支 援 します 農 村 地 域 における 豊 作 祈 願 などの 農 業 にまつわる 伝 統 芸 能 や 祭 りについて 地 域 の 活 動 を 支 援 します 1 バイオマス: 家 畜 排 せつ 物 や 生 ゴミ 木 くずなどの 動 植 物 から 生 まれた 再 生 可 能 な 有 機 性 資 源 のことをバイオ マスといいます 2 日 本 型 直 接 支 払 制 度 : 農 業 農 村 の 有 する 多 面 的 機 能 の 維 持 発 揮 を 図 るために 地 域 での 農 地 等 の 保 全 活 動 や 営 農 活 動 に 対 する 支 援 を 行 うものです 35

Ⅱ 林 業 の 振 興 環 境 に 配 慮 した 豊 かなくらしを 生 み 出 す 林 業 木 材 産 業 の 振 興 1. 森 林 資 源 の 保 全 と 活 用 本 市 は 総 面 積 の 約 78%を 森 林 が 占 めており 豊 富 な 森 林 資 源 に 恵 まれています 森 林 は 木 材 生 産 はもとより 国 土 の 保 全 水 源 のかん 養 地 球 温 暖 化 の 防 止 な ど 多 面 的 な 機 能 を 有 し 私 たちの 生 活 や 河 川 海 洋 資 源 の 環 境 にも 密 接 に 結 びつい ており 森 林 資 源 の 循 環 利 用 を 図 りながら 適 正 な 管 理 保 全 を 行 う 必 要 がありま す 主 な 施 策 (1) 多 面 的 機 能 の 高 度 発 揮 に 向 けた 森 林 づくりに 努 めます 林 野 庁 の 水 源 の 森 百 選 に 選 定 された 寺 迫 地 区 の 庭 田 水 源 の 森 では 水 源 としての 機 能 維 持 に 配 慮 した 森 林 づくりが 行 われています 本 市 では スギを 主 体 とした 人 工 林 が 本 格 的 な 伐 採 時 期 を 迎 えていますが こうした 森 林 の 機 能 を 最 大 限 発 揮 させ 後 世 に 引 き 継 いでいく 取 り 組 みが 全 市 的 に 求 められています このため 伐 採 後 の 再 造 林 や 間 伐 等 の 保 育 を 推 進 し 再 生 可 能 な 資 源 である 森 林 を 将 来 にわたり 循 環 利 用 するとともに 森 林 の 持 つ 木 材 生 産 機 能 と 公 益 的 機 能 を 併 せた 多 面 的 機 能 の 高 度 発 揮 に 努 めます (2) 森 林 整 備 計 画 や 森 林 経 営 計 画 に 基 づく 森 林 の 適 正 な 管 理 保 全 を 推 進 します 本 市 における 森 林 づくりの 方 向 性 や 造 林 伐 採 等 の 森 林 整 備 の 指 針 等 を 示 した 日 向 市 森 林 整 備 計 画 や 森 林 所 有 者 等 自 らが 一 体 的 なまとまりを 持 った 森 林 を 対 象 として 定 める 森 林 経 営 計 画 に 基 づいた 計 画 的 かつ 効 率 的 な 森 林 施 業 を 推 進 するため 施 業 の 集 約 化 や 作 業 路 改 良 等 の 地 域 活 動 を 支 援 します (3) 市 民 参 加 の 森 林 づくりを 推 進 します 小 倉 ヶ 浜 や 伊 勢 ヶ 浜 の 海 岸 松 林 では 地 域 住 民 によるクロマツの 植 樹 や 下 刈 が 行 われています 今 後 とも 住 民 一 人 ひとりが 森 林 の 役 割 や 重 要 性 等 を 理 解 するとと もに みんなで 守 り 育 てていく 機 運 を 醸 成 するため 森 林 づくりボランティア 団 体 が 行 う 子 供 たちを 対 象 とした 森 林 環 境 教 育 や 市 民 が 主 体 となった 森 林 づくり 活 動 を 推 進 します (4) 治 山 事 業 による 森 林 の 保 全 を 図 ります 森 林 の 荒 廃 による 山 地 災 害 の 未 然 防 止 と 災 害 発 生 箇 所 での 早 期 復 旧 を 図 るため 治 山 事 業 を 推 進 し 森 林 の 保 全 に 努 めます 広 瀬 地 区 治 山 ダム 36

2. 生 産 基 盤 の 整 備 平 成 24 年 度 末 現 在 の 林 道 の 延 長 は 約 121 km 作 業 路 ( 道 ) 延 長 は 約 534 kmとなっ ています また 林 道 に 国 県 道 等 の 公 道 作 業 路 ( 道 ) 等 を 加 えた 林 内 路 網 密 度 は 1ha 当 たり 37.9m となっており 県 平 均 36.8m をやや 上 回 っているものの 先 進 地 で ある 諸 塚 村 や 美 郷 町 と 比 較 するとまだ 低 い 状 況 にあります 森 林 路 網 は 間 伐 などの 森 林 整 備 はもとより 木 材 などの 素 材 生 産 コストの 低 減 効 率 的 な 林 業 経 営 の 改 善 を 図 る 上 で 基 盤 となる 産 業 施 設 であることから さらに 整 備 を 進 めていく 必 要 があります また 適 切 な 路 網 配 置 に 加 えて 高 性 能 林 業 機 械 の 導 入 など 生 産 基 盤 を 充 実 させる ことにより 地 形 や 自 然 条 件 に 適 合 した 合 理 的 な 作 業 システムを 確 立 し 素 材 生 産 の 生 産 性 の 向 上 を 図 り 林 業 採 算 性 の 向 上 につなげていく 必 要 があります 主 な 施 策 (1) 環 境 に 配 慮 した 林 道 作 業 路 の 開 設 改 良 に 努 めます 東 臼 杵 管 内 平 均 の 林 内 路 網 密 度 (39.7m/ha)を 目 標 に 林 道 作 業 路 の 整 備 を 進 めます 整 備 にあ たっては 自 然 の 地 形 に 調 和 した 線 形 にするなど 工 種 工 法 の 検 討 を 行 い 自 然 環 境 に 配 慮 した 路 網 の 整 備 を 推 進 します 現 在 開 設 中 の 林 道 西 林 神 陰 線 (2) 林 道 や 作 業 路 の 維 持 管 理 に 努 めます 林 道 については 路 面 の 補 修 や 道 沿 いの 草 刈 等 による 適 正 な 維 持 管 理 を 行 うとともに 災 害 箇 所 については 補 助 事 業 を 積 極 的 に 活 用 して 復 旧 に 努 めます また 作 業 路 については 受 益 者 自 らが 行 うコ ンクリート 舗 装 等 の 維 持 管 理 について 支 援 に 努 めます 作 業 路 の 草 刈 状 況 (3) 高 性 能 林 業 機 械 の 導 入 促 進 に 努 めます 素 材 生 産 の 効 率 化 低 コスト 化 を 図 るため 補 助 事 業 を 活 用 し 高 性 能 林 業 機 械 の 導 入 促 進 に 努 めます 高 性 能 林 業 機 械 (スイングヤーダ) 37

3. 林 業 経 営 の 改 善 2010 年 の 世 界 農 林 業 センサスによると 本 市 における 保 有 山 林 面 積 が1ha 以 上 の 世 帯 である 総 林 家 戸 数 は 827 戸 で このうち3ha 未 満 が 半 数 以 上 を 占 めるなど 小 規 模 な 所 有 形 態 が 多 いことから 保 有 山 林 面 積 の 小 さい 林 家 の 経 営 安 定 が 課 題 となって います このため 伐 採 収 入 などの 林 業 所 得 の 確 保 に 加 え 特 用 林 産 物 等 を 取 り 入 れた 複 合 経 営 の 推 進 や 野 生 鳥 獣 の 被 害 防 止 等 により 安 定 した 所 得 の 確 保 を 図 るとともに 地 域 のリーダーとなる 意 欲 ある 林 家 など 林 業 経 営 体 の 育 成 に 努 める 必 要 があります また 平 成 22 年 の 国 勢 調 査 によると 本 市 における 林 業 就 業 者 数 は 297 人 で 木 材 価 格 の 長 期 低 迷 や 過 疎 化 高 齢 化 の 進 行 等 により 林 業 就 業 者 の 減 少 が 続 いていま す このことから 森 林 組 合 など 林 業 事 業 体 における 新 規 雇 用 者 など 新 たな 担 い 手 の 確 保 育 成 を 図 るため 就 労 条 件 等 の 整 備 改 善 を 進 める 必 要 があります 主 な 施 策 (1) 次 世 代 を 担 う 林 業 後 継 者 の 育 成 に 努 めます 林 業 研 究 グループ 等 が 行 う 先 導 的 活 動 や 各 種 林 業 技 術 研 修 を 支 援 し 次 世 代 を 担 う 経 営 感 覚 に 優 れた 林 業 後 継 者 の 育 成 に 努 めます (2) 林 業 担 い 手 の 確 保 育 成 に 努 めます 森 林 組 合 作 業 班 など 林 業 事 業 体 の 雇 用 者 の 社 会 保 険 加 入 等 を 促 進 し 就 労 条 件 等 を 整 備 改 善 することにより 新 たな 林 業 担 い 手 の 確 保 育 成 に 努 めます (3) 特 用 林 産 物 の 生 産 振 興 を 図 ります しいたけ のほだ 場 意 欲 的 な 林 家 の 経 営 安 定 を 図 るため 乾 しいたけを 中 心 とする 特 用 林 産 物 につい て 施 設 の 整 備 や 資 材 への 支 援 需 要 や 消 費 の 拡 大 等 による 生 産 振 興 を 図 ります (4) 有 害 鳥 獣 の 被 害 防 止 対 策 に 努 めます 近 年 野 生 鳥 獣 による 農 林 水 産 物 の 被 害 が 増 加 していることから 有 害 鳥 獣 対 策 協 議 会 等 と 連 携 し 集 落 単 位 の 研 修 会 等 で 被 害 防 止 に 関 する 普 及 啓 発 を 行 うとともに 侵 入 防 止 柵 等 の 設 置 や 有 害 鳥 獣 の 捕 獲 促 進 を 図 り 被 害 軽 減 に 努 めます また 野 生 鳥 獣 との 関 わり 方 等 について 市 民 を 対 象 とした 勉 強 会 等 を 開 催 し 市 街 地 を 含 む 生 活 環 境 被 害 の 防 止 に 努 めます 鳥 獣 被 害 防 止 研 修 会 の 様 子 38

4. 森 林 資 源 の 需 要 拡 大 の 推 進 本 市 は 全 国 でも 有 数 の 林 業 地 帯 である 耳 川 流 域 の 玄 関 口 に 位 置 していることか ら 流 域 の 豊 富 な 森 林 資 源 や 林 内 路 網 など 充 実 した 生 産 基 盤 を 背 景 に 原 木 市 場 や 製 材 工 場 集 成 材 工 場 が 耳 川 木 工 団 地 に 集 積 するなど 木 材 加 工 流 通 の 拠 点 となっ ています しかしながら 長 引 く 木 材 価 格 の 低 迷 により 林 業 を 取 り 巻 く 環 境 は 非 常 に 厳 し い 状 況 が 続 いています このような 中 平 成 24 年 度 から 始 まった 再 生 可 能 エネルギーの 固 定 価 格 買 取 制 度 (FIT)による 木 質 バイオマス 発 電 所 の 建 設 計 画 や 細 島 工 業 団 地 における 国 内 有 数 の 大 型 製 材 工 場 等 の 稼 働 は 建 築 用 の 原 木 から 未 利 用 間 伐 材 などの 林 地 残 材 まで 森 林 資 源 の 総 合 的 な 活 用 が 期 待 され 木 材 の 加 工 流 通 システムのさらなる 充 実 が 求 められています また 市 産 材 をはじめとする 耳 川 産 材 の 出 口 対 策 として 住 宅 や 公 共 建 築 物 等 に おける 木 造 木 質 化 の 推 進 を 図 るとともに 耳 川 スギのブランド 化 などによる 需 要 の 拡 大 を 図 り 山 元 の 森 林 所 有 者 の 所 得 向 上 につなげていくことが 重 要 です 主 な 施 策 (1) 木 材 の 加 工 流 通 体 制 の 整 備 を 促 進 します 原 木 をストックする 中 間 土 場 の 整 備 外 材 に 対 抗 し 得 る 製 材 品 の 製 造 施 設 の 整 備 バイ オマス 燃 料 の 集 荷 製 造 等 に 必 要 な 施 設 の 整 備 など 補 助 事 業 を 活 用 した 支 援 を 積 極 的 に 行 い 木 材 加 工 流 通 体 制 の 整 備 に 努 めます 木 材 加 工 団 地 内 の 製 材 工 場 (2) 木 材 の 需 要 拡 大 の 推 進 を 図 ります 豊 富 な 木 材 資 源 の 有 効 活 用 を 図 るために 日 向 市 内 の 公 共 建 築 物 等 における 市 産 材 等 の 利 用 促 進 に 関 する 基 本 指 針 に 基 づき 公 共 建 築 物 等 の 木 造 木 質 化 を 推 進 します また 耳 川 産 材 の 差 別 化 を 図 り 木 材 の 付 加 価 値 を 高 めるため 圏 域 の 町 村 と 連 携 し 耳 川 スギのブランド 化 を 推 進 します (3) 木 質 バイオマスの 利 用 促 進 を 図 ります 石 並 公 民 館 ( 木 造 公 共 施 設 ) これまでは 利 用 が 進 んでいなかった 林 地 残 材 について 山 元 に 利 益 が 還 元 で きるよう 効 率 的 な 収 集 運 搬 方 法 の 確 立 や 多 様 な 分 野 での 木 質 バイオマスの 利 用 について 推 進 します 39

Ⅲ 水 産 業 の 振 興 自 然 の 恵 みを 活 かした 豊 かな 食 を 生 み 出 す 水 産 業 の 振 興 1.つくり 育 て 管 理 する 漁 業 の 推 進 本 市 の 沿 岸 域 は 魚 介 類 の 生 息 場 となる 岩 礁 が 少 ないことから これまで 魚 礁 の 設 置 や 魚 介 類 の 放 流 等 を 行 い 水 産 資 源 増 大 のための 取 組 みを 行 ってきました しかし ながら 台 風 や 集 中 豪 雨 等 による 土 砂 や 流 木 の 流 入 をはじめ 藻 場 の 消 失 など 漁 場 を 取 り 巻 く 環 境 は 厳 しく 水 揚 高 にも 大 きく 影 響 を 及 ぼしています このため 稚 魚 稚 貝 の 放 流 や 魚 介 類 の 成 育 の 場 となる 藻 場 の 造 成 漁 業 者 による 水 産 資 源 の 自 主 的 管 理 や 港 の 管 理 魚 礁 等 の 設 置 による 生 産 基 盤 の 整 備 が 必 要 となっ ています また 森 川 海 の 環 境 は 密 接 な 関 係 にあることから それぞれの 適 正 な 維 持 管 理 に 向 けた 取 組 みも 重 要 となっています 主 な 施 策 (1) 資 源 の 保 護 増 殖 に 努 めます ヒラメ マダイ 等 の 稚 貝 稚 魚 の 継 続 的 な 放 流 など 漁 業 者 の 自 主 的 管 理 による 資 源 の 安 定 した 持 続 的 利 用 を 推 進 します また 平 岩 港 で 取 組 んでいる 藻 場 の 造 成 を 図 る ための 環 境 生 態 系 保 全 活 動 支 援 事 業 を 継 続 して 支 援 するとともに 県 の 宮 崎 海 域 カサゴ 資 源 回 復 計 画 と 連 携 し カサゴ 資 源 の 回 復 を 図 ります さらに 平 成 23 年 度 から 細 島 商 業 港 付 近 で 取 組 んでいるイワガキ 養 殖 などの 拡 大 を 図 ります また 業 者 や 関 係 機 関 と 連 携 してハマグリの 保 護 増 殖 を 目 指 した 中 長 期 的 な 取 組 みを 推 進 します 水 産 資 源 の 保 護 について 宮 崎 県 が 作 成 した 宮 崎 海 域 カサゴ 資 源 回 復 計 画 に 遊 漁 者 の 皆 さんも 協 力 してください 宮 崎 県 においては カサゴ 資 源 の 回 復 を 図 るため 漁 獲 努 力 量 の 削 減 措 置 や 県 下 全 域 に おいてカサゴ 稚 魚 の 放 流 が 実 施 されています 漁 業 種 類 項 目 削 減 措 置 の 内 容 かさご 延 縄 漁 業 禁 漁 期 の 設 定 10~4 月 全 漁 業 漁 業 種 類 別 漁 獲 努 力 量 の 削 減 措 置 小 型 漁 の 再 放 流 全 長 18cm 以 下 禁 漁 区 の 設 定 稚 魚 放 流 区 域 を2 年 間 細 島 港 の 養 殖 イワガキ お 倉 ヶ 浜 に 成 育 するハマグリ 平 岩 港 の 造 成 した 藻 場 40

(2) 生 産 基 盤 の 整 備 を 推 進 します 水 産 資 源 の 維 持 管 理 や 天 候 に 左 右 されにくい 安 定 した 沿 岸 漁 業 を 行 うために 魚 礁 や 藻 場 礁 の 設 置 について 効 果 調 査 を 行 い 生 産 基 盤 の 整 備 を 支 援 します 魚 礁 設 置 地 点 で 水 揚 げされたイセエビ (3) 港 の 整 備 を 促 進 します 港 の 機 能 の 維 持 と 向 上 を 図 り 漁 業 生 産 基 盤 を 整 備 するため 港 の 整 備 促 進 について 国 県 に 継 続 して 要 望 していきます 種 別 重 要 港 湾 地 方 港 湾 名 称 細 島 港 平 岩 港 美 々 津 港 美 々 津 港 2. 漁 業 漁 協 の 経 営 基 盤 の 強 化 近 年 の 水 産 業 は 漁 獲 量 の 減 少 魚 価 の 低 迷 燃 油 の 高 騰 資 材 価 格 の 上 昇 等 により 漁 業 経 営 が 厳 しい 状 況 となっています また 漁 協 を 取 り 巻 く 環 境 も 高 齢 化 の 進 行 や 後 継 者 不 足 等 により 組 合 員 が 減 少 し 組 織 経 営 の 健 全 化 が 課 題 となっています このことから 機 材 の 導 入 や 水 産 物 の 付 加 価 値 向 上 の 取 組 み 等 による 漁 業 経 営 の 改 善 と 漁 協 の 組 織 事 業 基 盤 の 強 化 等 が 求 められています 主 な 施 策 (1) 安 定 した 漁 業 経 営 の 確 立 に 努 めます 安 定 した 漁 業 経 営 の 確 立 のため 国 県 等 の 制 度 を 活 用 し 燃 油 高 騰 資 材 価 格 の 上 昇 に 対 する 支 援 漁 船 や 機 器 購 入 に 対 する 助 成 に 努 めます また 水 産 物 の 価 格 向 上 につながる 漁 獲 物 のブ ランド 化 付 加 価 値 の 向 上 を 図 る 取 組 み 等 に 対 し 支 援 を 行 います 細 島 港 41

(2) 漁 協 の 経 営 基 盤 の 強 化 に 努 めます 漁 協 の 経 営 基 盤 強 化 に 対 しては 制 度 融 資 や 信 用 保 証 に 対 する 支 援 を 図 ります また 宮 崎 県 漁 業 協 同 組 合 連 合 会 が 推 進 してい る 漁 協 合 併 構 想 の 協 議 検 討 を 含 め 漁 協 の 経 営 基 盤 の 強 化 を 支 援 します 日 向 市 漁 業 協 同 組 合 (3) 漁 業 就 業 者 の 確 保 と 後 継 者 対 策 のための 支 援 に 努 めます 新 規 就 業 者 の 確 保 育 成 や 女 性 高 齢 者 の 活 動 促 進 による 多 様 な 担 い 手 づくりを 推 進 するため 関 係 機 関 と 連 携 して 相 談 や 情 報 の 提 供 に 努 めます (4) 水 産 物 の 販 売 促 進 の 取 組 みを 支 援 します 消 費 者 に 信 頼 される 安 全 な 水 産 物 の 供 給 とともに 地 域 の 特 色 を 生 かした 各 種 イ ベントの 開 催 やPR 活 動 による 販 売 の 強 化 を 支 援 します 細 島 みなと 祭 り 養 殖 イワガキ 試 食 会 3. 水 産 加 工 業 の 振 興 本 市 の 水 産 加 工 品 は チリメンやタチウオなどの 魚 の 干 物 が 主 となっています 漁 業 者 の 所 得 向 上 や 安 定 に 向 けて 地 元 で 水 揚 げされる 水 産 物 を 活 用 した 新 たな 加 工 品 の 開 発 が 求 められます 主 な 施 策 (1) 水 産 物 のブランド 化 水 産 加 工 品 の 特 産 品 化 を 促 進 し 販 路 拡 大 やPRの 強 化 に 努 めます 細 島 商 業 港 付 近 で 養 殖 されるイワガキの 生 産 拡 大 やブランド 化 に 努 め その 他 の 水 産 物 についても 新 たな 加 工 品 の 開 発 を 推 進 します また 国 県 等 の 補 助 制 度 を 活 用 し 水 産 加 工 施 設 の 養 殖 イワガキ 42

整 備 について 支 援 します さらに チリメン 加 工 や 漁 協 加 工 グループ 等 の 活 動 を 支 援 し 農 商 工 連 携 や6 次 産 業 化 を 推 進 し 販 路 拡 大 やPR 強 化 に 努 めます シラスの 水 揚 作 業 4. 内 水 面 漁 業 の 振 興 本 市 の 内 水 面 漁 業 は 台 風 による 土 砂 崩 れや 河 川 の 氾 濫 樹 木 伐 採 による 雑 木 や 土 砂 の 流 入 等 により 河 川 環 境 が 悪 化 し 漁 業 魚 介 類 の 生 育 等 に 大 きな 影 響 を 及 ぼし ています このため 水 産 資 源 の 保 護 増 殖 や 河 川 環 境 の 保 護 が 重 要 な 課 題 となっています また 内 水 面 漁 業 は 河 川 環 境 の 保 全 に 大 きな 役 割 を 果 たしています 主 な 施 策 (1) 資 源 の 保 護 増 殖 を 図 ります 内 水 面 漁 協 等 と 連 携 し 稚 魚 稚 貝 の 放 流 や 禁 漁 区 禁 漁 期 間 の 設 定 漁 獲 規 制 などにより 資 源 の 保 護 増 殖 を 図 ります また 遊 漁 者 に 対 するマナーやルールの 周 知 徹 底 を 図 り 密 漁 や 密 放 流 の 防 止 に 努 めます 内 水 面 漁 協 名 富 島 河 川 漁 協 美 幸 内 水 面 漁 協 余 瀬 飯 谷 漁 協 耳 川 漁 協 関 係 河 川 名 塩 見 川 耳 川 石 並 川 耳 川 ウナギの 稚 魚 放 流 内 水 面 漁 協 による 講 習 会 43

(2) 河 川 環 境 の 保 全 を 図 ります 森 林 の 環 境 と 密 接 な 関 係 にある 河 川 の 水 質 は 海 産 魚 介 類 にも 大 きな 影 響 を 及 ぼすことから 林 業 関 係 者 等 との 連 携 を 図 りながら 河 川 環 境 の 保 全 を 推 進 します また 漁 協 市 民 関 係 機 関 と 連 携 しながら 河 川 の 浄 化 活 動 の 推 進 と 意 識 啓 発 に 努 めます アユの 産 卵 場 の 整 備 (3) 養 殖 業 の 振 興 を 推 進 します 養 殖 環 境 の 改 善 や 魚 類 防 疫 体 制 の 強 化 また 新 たな 養 殖 業 の 取 組 みの 支 援 に 努 めるなど 養 殖 業 の 支 援 を 図 ります アユの 養 殖 場 5. 水 産 業 に 理 解 と 関 心 を 高 める 施 策 の 展 開 肉 を 中 心 とした 欧 米 型 の 食 生 活 の 傾 向 により 魚 離 れが 進 んでいると 言 われていま す このことは 魚 価 の 向 上 や 水 産 業 の 振 興 を 図 る 上 でも 重 要 な 課 題 であり 幼 稚 園 や 小 中 学 校 の 教 育 現 場 などにおける 魚 に 関 する 食 育 や 魚 を 用 いた 料 理 教 室 の 開 催 な ど 水 産 業 に 関 心 を 高 める 取 組 みが 必 要 です また 漁 場 環 境 の 保 護 のため 遊 漁 者 等 への 情 報 提 供 や 啓 発 が 求 められています 主 な 施 策 (1) 水 産 業 に 理 解 と 関 心 を 高 めるための 啓 発 に 努 めます 地 元 の 水 産 物 情 報 の 提 供 に 努 めるとともに 日 向 市 食 育 地 産 地 消 推 進 計 画 の 推 進 等 により 水 産 物 の 消 費 拡 大 を 図 ります また 食 生 活 改 善 推 進 員 等 による 水 産 物 を 用 い た 料 理 教 室 の 開 催 等 を 支 援 します 漁 協 見 学 44

(2) 漁 業 者 と 遊 漁 者 の 秩 序 ある 漁 場 利 用 を 促 進 します 秩 序 ある 漁 場 利 用 を 図 るため 日 向 市 漁 場 利 用 調 整 協 議 会 をはじめ 関 係 機 関 と 連 携 し 水 産 資 源 保 護 の 協 力 遊 漁 船 係 留 場 の 適 正 な 利 用 等 につい て 遊 漁 者 に 対 するチラシの 配 布 や 看 板 等 の 設 置 による 啓 発 に 努 めます 遊 漁 船 係 留 場 ( 梶 木 ) (3) 環 境 保 全 への 取 組 みを 推 進 します 遊 漁 者 や 漁 業 者 をはじめ 市 民 との 協 働 による 海 浜 河 川 敷 等 の 清 掃 活 動 を 推 進 し 漁 場 環 境 の 保 全 を 図 ります 漁 業 者 による 漂 着 物 等 除 去 45

第 5 章 計 画 の 推 進 にあたって 1. 振 興 にあたっての 目 標 値 具 体 的 施 策 25 年 度 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 30 年 度 へべす 生 産 量 ( 単 位 :トン) 120 200 250 350 470 570 農 業 新 規 就 農 者 の 育 成 確 保 ( 新 規 就 農 者 数 単 位 : 経 営 体 ) 5 5 5 5 5 5 認 定 農 業 者 の 育 成 強 化 ( 認 定 農 業 者 数 単 位 : 経 営 体 ) 174 175 175 176 176 177 集 落 営 農 組 織 の 育 成 強 化 ( 集 落 営 農 組 織 数 単 位 : 地 区 ) 5 5 5 6 6 7 遊 休 農 地 の 解 消 ( 遊 休 農 地 面 積 単 位 :ha) 135 134 133 132 131 130 子 牛 セリ 出 荷 頭 数 ( 単 位 : 頭 数 ) 1,020 1,020 1,030 1,050 1,080 1,100 具 体 的 施 策 25 年 度 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 30 年 度 林 業 新 たな 林 業 担 い 手 の 確 保 ( 基 幹 労 働 者 単 位 : 人 ) 有 害 鳥 獣 の 捕 獲 頭 数 ( 単 位 : 頭 ) 上 段 :イノシシ 下 段 :シカ (H25 は H26.3.7 現 在 値 ) 生 産 基 盤 の 整 備 林 内 路 網 密 度 (m/ha) 2 2 2 3 3 3 415 450 450 450 450 450 665 700 700 700 700 700 37.9 38.3 38.6 39.0 39.3 39.7 具 体 的 施 策 25 年 度 26 年 度 27 年 度 28 年 度 29 年 度 30 年 度 水 産 業 栽 培 漁 業 の 拡 充 ( 放 流 種 苗 単 位 : 種 ) 養 殖 イワガキ 等 のブランド 化 の 確 立 ( 生 産 量 単 位 :t) 3 3 4 4 5 5 2 2 10 10 10 10 2. 計 画 の 進 行 管 理 計 画 の 推 進 にあたっては 施 策 を 効 果 的 効 率 的 に 推 進 する 観 点 から それぞれの 施 策 について 本 市 の 関 係 部 局 が 中 心 となり 進 捗 状 況 の 把 握 評 価 を 実 施 し 適 正 な 進 行 管 理 に 努 めます また 日 向 市 農 林 水 産 業 振 興 対 策 協 議 会 ( 仮 称 )を 設 置 し 計 画 の 進 捗 状 況 を 確 認 していきます 46

資 料 編 計 画 策 定 に 係 る 組 織 体 制 日 向 市 報 告 策 定 機 関 (20 人 程 度 ) 日 向 市 農 林 水 産 業 振 興 計 画 策 定 委 員 会 メンバー: 学 識 経 験 者 日 向 農 業 協 同 組 合 耳 川 広 域 森 林 組 合 日 向 市 漁 業 協 同 組 合 農 業 委 員 会 東 臼 杵 農 林 振 興 局 東 臼 杵 南 部 農 業 改 良 普 及 センター 一 般 公 募 財 光 寺 農 業 小 学 校 消 費 者 生 産 者 日 向 市 1 基 本 的 事 項 の 審 議 2 計 画 原 案 の 策 定 提 案 修 正 検 討 策 定 機 関 (40 人 程 度 ) 専 門 委 員 会 1 計 画 策 定 に 関 する 資 料 の 収 集 及 び 分 析 2 計 画 原 案 の 作 成 3 計 画 策 定 の 進 行 管 理 農 業 振 興 専 門 委 員 会 20 人 程 度 林 業 振 興 専 門 委 員 会 10 人 程 度 水 産 業 振 興 専 門 委 員 会 10 人 程 度 メンバー: 日 向 農 業 協 同 組 合 耳 川 広 域 森 林 組 合 市 内 3 漁 業 協 同 組 合 東 臼 杵 農 林 振 興 局 東 臼 杵 南 部 農 業 改 良 普 及 センター 日 向 市 農 業 委 員 会 生 産 者 団 体 日 向 市 47

策 定 経 過 年 月 日 事 項 平 成 25 年 9 月 25 日 第 1 回 農 林 水 産 業 振 興 計 画 策 定 委 員 会 平 成 25 年 10 月 9 日 第 1 回 農 業 振 興 専 門 委 員 会 平 成 25 年 10 月 9 日 第 1 回 林 業 振 興 専 門 委 員 会 平 成 25 年 10 月 9 日 第 1 回 水 産 業 振 興 専 門 委 員 会 平 成 25 年 10 月 31 日 第 2 回 水 産 業 振 興 専 門 委 員 会 平 成 25 年 11 月 5 日 第 2 回 農 業 振 興 専 門 委 員 会 平 成 25 年 11 月 7 日 第 2 回 林 業 振 興 専 門 委 員 会 平 成 25 年 11 月 18 日 第 3 回 水 産 業 振 興 専 門 委 員 会 平 成 25 年 11 月 22 日 第 3 回 農 業 振 興 専 門 委 員 会 平 成 25 年 11 月 27 日 第 2 回 農 林 水 産 業 振 興 計 画 策 定 委 員 会 平 成 25 年 12 月 19 日 第 4 回 水 産 業 振 興 専 門 委 員 会 平 成 26 年 1 月 27 日 第 3 回 林 業 振 興 専 門 委 員 会 平 成 26 年 1 月 31 日 第 4 回 農 業 振 興 専 門 委 員 会 平 成 26 年 2 月 10 日 第 3 回 農 林 水 産 業 振 興 計 画 策 定 委 員 会 48

日 向 市 農 林 水 産 業 振 興 計 画 策 定 委 員 会 設 置 要 綱 日 向 市 告 示 第 166 号 平 成 25 年 8 月 23 日 ( 設 置 ) 第 1 条 日 向 市 の 農 林 水 産 業 の 総 合 的 かつ 計 画 的 な 振 興 を 図 ることを 目 的 とする 日 向 市 農 林 水 産 業 振 興 計 画 ( 以 下 計 画 という )を 策 定 するため 日 向 市 農 林 水 産 業 振 興 計 画 策 定 委 員 会 ( 以 下 策 定 委 員 会 という )を 設 置 する ( 所 管 事 務 ) 第 2 条 策 定 委 員 会 は 計 画 の 策 定 に 関 し 総 合 的 な 調 整 を 図 り 必 要 な 事 項 について 調 査 及 び 審 議 を 行 う 2 策 定 委 員 会 は 前 項 の 調 査 及 び 審 議 の 経 過 及 び 結 果 について 市 長 に 報 告 するもの とする ( 組 織 ) 第 3 条 策 定 委 員 会 は 委 員 20 名 以 内 をもって 組 織 する 2 委 員 は 次 に 掲 げる 者 のうちから 市 長 が 委 嘱 し 又 は 任 命 する (1) 学 識 経 験 を 有 する 者 (2) 関 係 行 政 機 関 の 職 員 (3) 農 林 水 産 業 団 体 関 係 者 (4) 生 産 者 の 代 表 (5) 消 費 者 の 代 表 (6) 公 募 による 市 民 (7) 市 の 職 員 ( 会 長 ) 第 4 条 策 定 委 員 会 に 会 長 及 び 副 会 長 を 置 き 委 員 の 互 選 によりこれを 定 める 2 会 長 は 委 員 会 を 代 表 し 会 務 を 総 括 する 3 副 会 長 は 会 長 を 補 佐 し 会 長 に 事 故 あるときは その 職 務 を 代 理 する ( 会 議 ) 第 5 条 策 定 委 員 会 の 会 議 は 必 要 に 応 じ 会 長 が 招 集 する 2 会 長 は 会 議 の 議 長 となる 3 会 長 が 必 要 があると 認 めるときは 会 議 に 委 員 以 外 の 者 の 出 席 を 求 め 説 明 又 は 意 見 を 聴 くことができる ( 専 門 委 員 会 ) 第 6 条 次 に 掲 げる 事 項 を 処 理 するために 策 定 委 員 会 に 農 業 振 興 専 門 委 員 会 林 業 振 興 専 門 委 員 会 及 び 水 産 業 振 興 専 門 委 員 会 ( 以 下 専 門 委 員 会 という )を 置 く (1) 計 画 策 定 に 関 する 資 料 の 収 集 及 び 分 析 (2) 計 画 の 具 体 的 な 原 案 の 作 成 49

(3) 計 画 の 進 行 管 理 2 専 門 委 員 会 の 委 員 は 次 に 掲 げる 者 の 内 からそれぞれ 20 名 以 内 をもって 組 織 する ものとし 市 長 が 委 嘱 し 又 は 任 命 する (1) 関 係 行 政 機 関 の 職 員 (2) 農 林 水 産 業 団 体 関 係 者 (3) 生 産 者 の 代 表 (4) 市 の 職 員 ( 専 門 委 員 会 の 委 員 長 等 ) 第 7 条 専 門 委 員 会 にそれぞれ 委 員 長 及 び 副 委 員 長 を 置 き 委 員 の 互 選 によりこれを 定 める 2 委 員 長 は 専 門 委 員 会 を 代 表 し 会 務 を 総 括 する 3 副 委 員 長 は 委 員 長 を 補 佐 し 委 員 長 に 事 故 あるときは その 職 務 を 代 理 する 4 委 員 長 は 策 定 委 員 会 の 会 議 への 出 席 を 求 められたときは 当 該 会 議 に 出 席 しなけ ればならない ( 専 門 委 員 会 の 会 議 ) 第 8 条 専 門 委 員 会 の 会 議 は 委 員 長 が 招 集 する 2 委 員 長 は 会 議 の 議 長 となる ( 任 期 ) 第 9 条 策 定 委 員 会 及 び 専 門 委 員 会 の 委 員 の 任 期 は 計 画 が 策 定 されるまでとする ( 事 務 局 ) 第 10 条 策 定 委 員 会 及 び 専 門 委 員 会 の 事 務 局 は 農 業 水 産 課 に 置 く ( 委 任 ) 第 11 条 この 告 示 に 定 めるもののほか 必 要 な 事 項 は 会 長 が 別 に 定 める 附 則 この 告 示 は 公 表 の 日 から 施 行 する 50

策 定 委 員 会 委 員 名 簿 敬 称 略 順 不 同 氏 名 所 属 職 名 備 考 西 脇 亜 也 学 識 経 験 者 宮 崎 大 学 農 学 部 教 授 会 長 蔵 座 良 一 日 向 農 業 協 同 組 合 常 務 副 会 長 遠 山 秀 樹 耳 川 広 域 森 林 組 合 参 事 石 井 強 日 向 市 漁 業 協 同 組 合 参 事 黒 木 鉄 夫 坂 本 龍 一 日 向 市 農 業 委 員 会 会 長 東 臼 杵 農 林 振 興 局 農 政 水 産 企 画 課 長 戸 髙 朗 東 臼 杵 農 林 振 興 局 農 畜 産 課 長 黒 木 哲 郎 東 臼 杵 農 林 振 興 局 林 務 課 長 川 越 博 東 臼 杵 南 部 農 業 改 良 普 及 センター 普 及 企 画 課 長 生 賴 由 喜 男 東 臼 杵 南 部 農 業 改 良 普 及 センター 農 業 経 営 課 長 中 野 進 一 般 公 募 者 二 見 順 雄 山 本 恵 子 若 藤 和 子 黒 木 廣 伸 財 光 寺 農 業 小 学 校 校 長 日 向 商 工 会 議 所 女 性 部 長 東 郷 町 商 工 会 女 性 部 長 宮 崎 県 飲 食 業 生 活 衛 生 協 同 組 合 日 向 支 部 長 白 川 哲 生 産 者 代 表 日 向 市 認 定 農 業 者 連 絡 協 議 会 会 長 黒 木 真 生 産 者 代 表 畜 産 業 黒 木 重 義 生 産 者 代 表 林 業 児 玉 勇 生 産 者 代 表 水 産 業 奈 須 典 夫 日 向 市 産 業 経 済 部 長 51

専 門 委 員 会 委 員 名 簿 敬 称 略 順 不 同 分 野 名 氏 名 所 属 ほか 備 考 田 中 甚 郷 日 向 市 養 鶏 振 興 会 会 長 黒 木 真 日 向 市 和 牛 改 良 組 合 組 合 長 黒 木 章 夫 日 向 農 協 肉 豚 部 会 部 会 長 黒 木 邦 彦 農 事 組 合 法 人 ひまわり 組 合 長 細 川 源 清 日 向 市 果 樹 園 芸 振 興 協 議 会 会 長 植 野 栄 二 日 向 市 蔬 菜 園 芸 振 興 会 会 長 奈 須 弥 則 日 向 市 農 業 青 年 会 議 会 長 農 業 振 興 専 門 委 員 会 白 川 哲 日 向 市 認 定 農 業 者 連 絡 協 議 会 会 長 白 石 浩 司 農 畜 産 課 副 主 幹 松 葉 賢 次 農 畜 産 課 副 主 幹 東 臼 杵 農 林 振 興 局 井 上 武 重 農 政 水 産 企 画 課 副 主 幹 松 元 里 香 農 政 水 産 企 画 課 主 任 技 師 黒 木 寿 東 臼 杵 南 部 農 業 経 営 課 主 幹 戸 髙 知 也 農 業 改 良 普 及 センター 普 及 企 画 課 副 主 幹 黒 木 博 営 農 部 営 農 指 導 課 長 日 向 農 業 協 同 組 合 安 田 元 信 営 農 部 畜 産 課 長 甲 斐 敏 男 農 政 部 会 長 日 向 市 農 業 委 員 会 赤 木 博 雄 農 地 部 会 長 中 島 克 彦 農 業 水 産 課 長 高 巣 浩 久 農 業 水 産 課 家 畜 防 疫 対 策 監 三 浦 浩 司 日 吉 知 博 長 友 正 博 長 山 尚 広 坪 井 敏 洋 野 別 浩 三 木 田 和 美 日 向 市 役 所 農 業 水 産 課 畜 産 振 興 係 長 農 業 水 産 課 農 村 整 備 係 長 商 工 港 湾 課 課 長 補 佐 観 光 振 興 課 観 光 振 興 係 長 農 業 委 員 会 事 務 局 農 政 係 長 農 業 委 員 会 事 務 局 農 地 係 長 農 業 水 産 課 農 業 振 興 係 長 52

敬 称 略 順 不 同 分 野 名 氏 名 所 属 ほか 備 考 鈴 木 裕 二 耳 川 広 域 森 林 組 合 本 所 事 業 部 長 黒 木 義 久 耳 川 広 域 森 林 組 合 日 向 支 所 長 林 業 振 興 専 門 委 員 会 川 野 茂 人 日 向 市 しいたけ 部 会 部 会 長 黒 木 重 義 日 向 市 東 郷 町 しいたけ 部 会 部 会 長 山 崎 竜 耶 日 向 市 林 業 研 究 グループ 連 会 長 浜 辺 靖 子 絡 協 議 会 女 性 部 長 小 田 光 信 耳 川 林 業 事 業 協 同 組 合 専 務 理 事 笹 山 寿 樹 東 臼 杵 農 林 振 興 局 林 務 課 副 主 幹 橘 木 秀 利 吉 田 健 二 川 越 康 幸 日 高 精 一 日 向 市 役 所 林 業 振 興 課 長 林 業 振 興 課 林 業 土 木 係 長 林 業 振 興 課 林 業 振 興 係 長 総 務 課 長 水 産 業 振 興 専 門 委 員 会 田 中 加 代 子 日 向 市 漁 業 協 同 組 合 漁 村 女 性 指 導 士 高 橋 和 範 漁 業 指 導 士 甲 斐 勝 康 富 島 河 川 漁 業 協 同 組 合 組 合 長 都 甲 哲 郎 耳 川 漁 業 協 同 組 合 組 合 長 清 水 博 農 政 水 産 企 画 課 副 主 幹 東 臼 杵 農 林 振 興 局 松 井 翔 農 政 水 産 企 画 課 技 師 多 田 好 太 郎 農 業 水 産 課 水 産 振 興 係 長 日 向 市 役 所 黒 木 信 介 農 業 水 産 課 水 産 振 興 係 53